JP2015501466A - データ・エンティティの自動スコーピング - Google Patents

Abstract

スプレッドシートにおいてレポートを作成するシステムは、スプレッドシートと関連するデータ・アイテムのソースを識別するようプログラムされるデータ・ソース・モジュールと、スプレッドシートにおいて生成されるレポートと関連するデータ・アイテムを識別するようにプログラムされるアクティブ・モジュールと、アクティブ・タブとオール・タブをフィールド・ペインに表示するようプログラムされるディスプレイ・モジュールと、を含み、アクティブ・タブはスプレッドシートにおいて生成されているレポートと関連すると決定されるデータ・アイテムを表示し、オール・タブは、スプレッドシートと関連するデータ・アイテムの全てを表示する。

Description

[0001] スプレッドシートのデータ・サマリー・テーブルは、大量のデータを分析するために使用することができる。データ・サマリー・テーブルは、データベース・プログラムにより供給されるデータ又はスプレッドシートのデータ・リストにあるデータを、表示および要約するための有効な手段を提供する。ユーザーは、データ・サマリー・テーブルのフィルター領域、行、コラム、またはデータ領域内に含めるためのデータのフィールドを選択することができ、また、選択されたデータ・フィールドに関して表示されるように、合計、分散、カウント、および標準偏差などのような集計関数（aggregation function、統計機能）を選択することができる。スプレッドシート・プログラム内からのクエリの対象とされ得るデータベース内のデータ、またはリストを含むスプレッドシート・データは、データ・サマリー・テーブルにおいて分析することができる。

[0002] かなり多くのデータを含むスプレッドシートでは、ユーザーが、そのスプレッドシート上にデータ・サマリー・テーブルとしてレポートへ含ませるべきである望まれるデータを選択することは困難であり得る。例えば、１以上の大きくて体系的ではないスプレッドシートにわたって提供されるデータのボリュームはユーザーを圧倒し、それにより、特定のレポート・シナリオと関連するデータを捜すことを困難にする。

[0003] １つの構成では、スプレッドシートにおいてレポートを作成するシステムは、中央処理装置と、命令をエンコードするメモリとを含み、命令は、中央処理装置により実行されたときに、中央処理装置に、
スプレッドシートと関連するデータ・アイテムのソースを識別するようにプログラムされるデータ・ソース・モジュールと、
スプレッドシートにおいて生成されるレポートと関連するデータ・アイテムを識別するようにプログラムされるアクティブ・モジュールと、
スプレッドシートにおいて生成されているレポートと関連すると決定されたデータ・アイテムを表示するアクティブ・タブと、スプレッドシートと関連するデータ・アイテムの全てを表示するオール・タブとを、フィールド・ペイン（pane）で表示するようにプログラムされるディスプレイ・モジュールと
を作成させる。

[0004] 別の構成では、スプレッドシートのためのユーザー・インターフェースを生成する方法は、
計算デバイスにより、スプレッドシートと関連する全てのデータ・アイテムに対するソースを識別するステップと、
スプレッドシートにおいて生成されるレポートと関連するデータ・アイテムを識別するステップと、
スプレッドシートにおいて生成されているレポートと関連すると決定されたデータ・アイテムをリストするアクティブ・タブと、スプレッドシートと関連するデータ・アイテムの全てをリストするオール・タブとを、フィールド・ペインに表示するステップと
を含む。

[0005] 更に別の構成では、スプレッドシートにおけるデータ・サマリー・テーブルの生成において使用するためのフィールド・ペインを生成する方法は、
計算デバイスにより、スプレッドシートと関連するデータ・アイテムのそれぞれに対してのテーブルおよび関連するディメンション（dimension）を識別するステップであって、データ・アイテムは、スプレッドシート上のデータ領域と、外部データ・ストアからのデータとを含む、ステップと、
スプレッドシートにおけるデータ・サマリー・テーブルへ組み込まれるディメンションを識別するステップと、
データ・サマリー・テーブルに含まれる、ディメンションに関して、テーブルの全てをリストするアクティブ・タブおよび関連するディメンションを表示するステップであって、テーブルは、展開したフォーマットで表示されて、各テーブルと関連するディメンションの少なくとも一部を示す、ステップと、
ユーザーがオール・タブを選択することを可能にするステップと、
選択が行われた後に、スプレッドシートにおける全てのテーブルおよび関連するディメンションをリストするオール・タブを表示するステップであって、テーブルは、折りたたんだフォーマットで表示され、それによりコラムは隠される、ステップと
を含む。

[0006] この概要は、以下の詳細な説明で更に説明する概念のうちの選択したものを、簡素化した形で紹介するものである。この概要は、特許請求の範囲に記載の主題事項の鍵となる特徴や本質的な特徴を特定することを意図しておらず、また、特許請求の範囲に記載の主題事項の範囲を決定する際の支援として用いることを意図していない。

図１は、スプレッドシート・プログラムにおいてレポートを生成するための例示的なシステムを示す。 図２は、スプレッドシートにおける例示的なピボット・テーブルを示す。 図３は、スプレッドシートにおけるピボット・テーブルを生成するために使用する例示的なデータ領域を示す。 図４は、図１のはシステムのクライアント計算デバイスの例示的なモジュールを示す。 図５は、例示的なフィールド・ペインを示す。 図６は、図５のフィールド・ペインの別の図を示す。 図７は、別の例示的なフィールド・ペインを示す。 図８は、スプレッドシート・プログラムにおける例示的なテーブル間での関係を示す。 図９は、図８に示すテーブルに基づいた例示的なフィールド・ペインの一部を示す。 図１０は、別の例示的なフィールド・ペインの一部を示す。 図１１は、レポートへ含めるために使用可能なデータ・フィールドを表示するための例示的な方法を示す。 図１２は、図１に示す計算デバイスの例示的なコンポーネントを示す。

[0019] 本出願は、レポートを生成する際に、コンテキストに関して関連するデータをユーザーへ提供するためのシステムおよび方法に関する。ここで説明する例では、データ・ソースは、レポートが生成されているコンテキストに基づいてユーザーに呈示される。幾つかの例では、ユーザーとデータとのインタラクションが記録され、ユーザーへのデータの呈示は、そのインタラクションに応じて変更される。

[0020] 図１は、例であるシステム１００を示し、システム１００は、スプレッドシート・アプリケーションにおいて提供されるデータに基づいて１以上のレポートの生成をサポートする。システム１００は、クライアント・コンピューター１０２とサーバー・コンピューター１０６とを含む。クライアント・コンピューター１０２は、ネットワークを介してサーバー・コンピューター１０６と接続され、ネットワークは、典型的には、コーポレート・イントラネットやインターネットである。より多くの数または少ない数のクライアント・コンピューター、サーバー・コンピューター、または他の計算デバイスを用いることもできる。

[0021] 以下で更に説明するように、クライアント・コンピューター１０２は、サーバー・コンピューター１０６へ接続して、スプレッドシート・ファイルなどのようなデータを得ることができる。クライアント・コンピューター１０２は、クライアント・コンピューター１０２上でネイティブのスプレッドシート・アプリケーションを実行して、スプレッドシート・ファイルを操作することができる。別の例では、クライアント・コンピューター１０２は、サーバー・コンピューター１０６でホストされる１以上のアプリケーションを用いて、スプレッドシート・ファイルへアクセスして操作することができる。他の構成も可能である。

[0022] ここで図２を参照すると、例であるプログラム２００が示されている。この例では、プログラムは、上記のコンピューター・システム１００などのようなコンピューター・システムで実行されるマイクロソフト（登録商標）のＥＸＣＥＬ（登録商標）スプレッドシート・ソフトウェア・プログラムである。プログラム２００は、例示のデータ・リストを含むスプレッドシートを含む。

[0023] ユーザーは、スプレッドシート内のデータに基づいて１以上のレポートを生成することができる。ここで説明する幾つかの例では、レポートはデータ・サマリー・テーブルとすることができる。しかし、他の例では、レポートを、単に別の「標準の」テーブルとすることができる。例えば、ここで説明するシステムおよび方法は、ユーザーにより生成されるテーブルに対して、特定のコラムを、スプレッドシートにおける他のテーブルとの識別される関連に基づいて提案するために用いることができる。

[0024] 例えば、プログラム２００の例としてのユーザー・インターフェース３０２が示されている。ユーザー・インターフェース３０２は、初期データ・サマリー・テーブル３２０を含む（図２ではデータ・サマリー・テーブル３２０はブランクである）。データ・サマリー・テーブル３２０は、様々なソースからのデータから生成することができる。図２に示す１つの例では、データ・サマリー・テーブル３２０は、スプレッドシート・ファイル内で提供されるデータから、または１以上の外部データ・ストアから、生成することができる。

[0025] プログラム２００のユーザー・インターフェース３０２はまた、例としてのタスク・ペイン４５０を含み、タスク・ペイン４５０は、データ・サマリー・テーブル３２０の生成および変更を行うために用いることができる。例えば、タスク・ペイン４５０は、スプレッドシート・ファイルと関連するデータからのデータ・フィールドのリストを含む。ユーザーは、データ・サマリー・テーブル３２０を生成するために、タスク・ペイン４５０からフィールドの選択および検出を行うことができる。

[0026] タスク・ペイン４５０は、一般に、フィールド・ペイン４５２とレイアウト・ペイン４５４とを含む。フィールド・ペイン４５２は、スプレッドシートにおいて使用可能なデータ・フィールドのリストを含む。以下で説明するように、リストのデータ・フィールドがレイアウト・ペイン４５４へ付加されると、データ・フィールドと関連するチェック・ボックスにチェックが付される。

[0027] レイアウト・ペイン４５４は複数のゾーンを含み、複数のゾーンは、タスク・ペイン４５０を用いて生成されるデータ・サマリー・テーブル３２０の態様を表す。例えば、レイアウト・ペイン４５４は、行ゾーン、コラム・ゾーン、値ゾーン、およびフィルター・ゾーンを含む。行ゾーンは、結果として得られるデータ・サマリー・テーブル３２０の行ラベルを定める。コラム・ゾーンは、データ・サマリー・テーブル３２０のコラム・ラベルを定める。値ゾーンは、データ・サマリー・テーブル３２０において要約される（例えば、集計（合計、カウント、平均、標準偏差など）など）データを識別する。フィルター・ゾーンは、他のゾーンの他のフィールドの全てへ適用されるフィルタリングの選択を可能にする。

[0028] データ・サマリー・テーブル３２０の生成および変更を行うために、フィールド・ペイン４５２からの１以上のデータ・フィールドが、レイアウト・ペイン４５４の１以上のゾーンへ付加される。示される例では、ユーザーは、フィールド・ペイン４５２のリストから、データ・フィールドを、クリックし、レイアウト・ペイン４５４のゾーンの１つへとドラッグしてドロップし、フィールドをデータ・サマリー・テーブル３２０へ付加する。

[0029] ここで図３を参照すると、データ・サマリー・テーブル３２０などのようなレポートを生成するために用いるデータは、複数のソースからのものとすることができる。データのソースは、スプレッドシート内である場合も、外部である場合もある。

[0030] 例えば、図３に示すスプレッドシート５００は、２個の内部データ領域５０２および５０４を含む。データ領域は、行およびコラムなどのような少なくとも２個のディメンションを有する定められたデータ・セットである。例えば、データ領域５０２は、ＥｍｐｌｏｙｅｅＩＤ（従業員ＩＤ）とＮａｍｅ（名前）とのコラムと、行１〜３とを有する。同様に、データ領域５０４は、ＥｍｐｌｏｙｅｅＩＤ（従業員ＩＤ）とＳａｌｅｓ Ａｍｏｕｎｔ（売上高）とのコラムと、行１〜７とを有する。スプレッドシート内の領域間の関係を自動的に識別するために使用できるロジックは、本願と同日に出願され、「Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｒｅｌａｔｉｏｎｓｈｉｐ Ｄｅｔｅｃｔｉｏｎ Ｆｏｒ Ｒｅｐｏｒｔｉｎｇ Ｏｎ Ｓｐｒｅａｄｓｈｅｅｔ Ｄａｔａ（スプレッドシートのデータについての報告のための自動的な関連の検出）」と題された米国特許出願第１３／２５２４５０号、代理人ドケット第１４９１７．１９２４ＵＳ０１（３３３８３３．０１）に記載されている。この参照により、その出願の全体をここに組み込む。

[0031] 内部データ・ソースに加えて、レポートのためのデータを得るために外部データ・ストア５０６へアクセスが行われる。外部データ・ストアは、例えば、ＯＬＡＰおよび非ＯＰＡＰのデータ・ソースを含むことができる。他のタイプの外部データ・ソースも可能である。

[0032] スプレッドシート５００上のデータと外部データ・ストアとを用いて、スプレッドシート５００のレポート５１０を生成する。この例では、レポート５１０は、ピボット・テーブルなどのようなデータ・サマリー・テーブルであり、データ領域５０２および５０４からのデータを用いて生成される。レポート５１０を生成するために、ユーザーは、望まれるデータ・コラムを、データ領域５０２、５０４および外部データ・ストア５０６から、図２で説明した様式と同様の様式で選択する。

[0033] 幾つかの例では、データ領域および外部データ・ストアにおいて提供され且つユーザーが選択可能である使用可能なデータ・フィールドの数は、多数になる。そのようなシナリオでは、ユーザーが使用可能なデータ・フィールドを検討して、レポートへ含めることが望ましいフィールドを選択することは、困難であり得る。

[0034] 図４を参照すると、クライアント・コンピューター１０２の論理モジュールが示されている。それらのモジュールは、データ・ソース・モジュール５２２、アクティブ・モジュール５２４、およびインターフェース・モジュール５２６を含む。これらの例では、モジュール５２２、５２４、５２６は、スプレッドシート・ファイル内のデータをユーザーが操作することを可能にするスプレッドシート・アプリケーションと関連して、実行される。クライアント・コンピューター１０２のモジュール５２２、５２４、５２６は、ユーザーがレポートを生成する際に選択したいであろう関連するフィールドを識別でき得るようにするために、ユーザーへ呈示されるデータ・フィールドの数を低減させるように機能する。

[0035] データ・ソース・モジュール５２２は、スプレッドシート・ファイルなどのような特定のファイルと関連する全てのデータ・ソースを識別する。これは、スプレッドシート・ファイルの１以上のシートで定められる内部データ領域を含むことができる。これはまた、外部データ・ストアからのデータを含むことができる。そのような外部データ・ストアは、スプレッドシート内から参照されるデータ、例えば、スプレッドシート・ファイルへ組み込まれている外部データなどを、含むことができる。データ・ソース・モジュール５２２は、分析のために、全てのデータ・ソースをアクティブ・モジュール５２４へ提供する。

[0036] アクティブ・モジュール５２４は、ユーザーの現在のコンテキストに基づいて、ユーザーと関連する可能性のあるデータ・ソースを、存在する場合には、決定する。例えば、ユーザーが、ピボット・テーブルなどのようなレポートを生成しており、スプレッドシート内の２個のデータ領域からデータ・フィールドを選択している場合、アクティブ・モジュール５２４は、それら２個のデータ・フィールドと関連する全てのデータ・フィールドがユーザーと関連し得ると決定する。更に、ユーザーが、外部データ・ストアからのデータを組み込んでいる場合、アクティブ・モジュール５２４は、外部データ・ストアと関連するデータ・フィールドがユーザーと関連し得ると決定する。これは、関連および／またはシステムにより行われるヒューリスティックに基づいて、外部データ・ストアのサブセットを含むことができる。

[0037] 他方、スプレッドシート内の、まだスプレッドシートへ組み込まれていない他のデータは、ユーザーと関連しないものであり得る。このシナリオでは、アクティブ・モジュール５２４は、それらのデータ・ソースと関連するデータ・フィールドを除き、それにより、ユーザーに対して、選択のためのデータ・フィールドの量が溢れる（inundate）ほどにならないようにされる。

[0038] インターフェース・モジュール５２６は、レポートへ含めるために使用可能なデータ・フィールドをユーザーに呈示する。この例では、インターフェース・モジュール５２６は、アクティブ・モジュール５２４により行われる分析に基づいて、「アクティブ」なデータ・フィールドを、アクティブではないデータ・フィールドから分離する。

[0039] 例えば、レポートへ既に組み込まれているデータ領域と関連するデータ・フィールドに関して、インターフェース・モジュール５２６は、後に説明するように、ユーザーに対して、それらのデータ領域または外部データ・ストアと関連するそれらデータ・フィールドを、「アクティブ（Ａｃｔｉｖｅ）」タブで呈示する。逆に、既にレポートと関連付けされていないデータ領域または外部ストアと関連するデータ・フィールドに関して、インターフェース・モジュール５２６は、それらデータ・フィールドを「オール（Ａｌｌ）」タブで呈示する。

[0040] 例えば、ここで図５および図６を参照すると、別のフィールド・ペイン５４０が示されている。図５では、アクティブ・タブ５４２が選択されている。アクティブ・タブ５４２が選択されると、レポートにおける「アクティブ」なデータ・フィールドがフィールド・ペイン５４０にリストされる。上述のように、データ・フィールドは、そのフィールドが、レポートへ組み込まれた１以上のデータ領域または外部データ・ストアと関連する場合、アクティブであると考えられる。この例では、１つのデータ・フィールド「ＤｉｍＣｕｓｔｏｍｅｒ」がレポートと関連しており、従って、アクティブ・タブ５４２にリストされている。

[0041] ここで図６を参照すると、フィールド・ペイン５４０でオール・タブ５４４が選択されている。これが選択されると、スプレッドシートおよび関連する外部データ・ストアの中の使用可能な全てのフィールドがリストされる。この例では、データ・フィールド「ＤｉｍＣｕｓｔｏｍｅｒ」は、スプレッドシート内の使用可能なデータ・フィールドであるので、再度リストされている。更に、データ・フィールドＦａｃｔＩｎｔｅｒｎｅｔＳａｌｅｓもリストされている。このフィールドは、レポートへ組み込まれている何れのデータ領域や外部データ・ストアとも関連していない。しかし、データ・フィールドＦａｃｔＩｎｔｅｒｎｅｔＳａｌｅｓは、レポートが生成されているスプレッドシートと関連する何らかのデータ領域または外部データ・ストアと関連している。

[0042] 例では、限定された数のデータ・フィールドのみを提供しているが、使用可能なデータ・フィールドの数（および後に説明するサブフィールド）はかなり大きくなり得、ユーザーが、レポートへ含めるために関連するフィールドの位置を見つけて選択することを、困難にする。アクティブ・タブ５４２は、この問題に向けたものであり、ユーザーと最も関連性が高く且つユーザーにより望まれるであろうデータ・フィールドのみを提供する。

[0043] この例では、アクティブ・タブ５４２は、ユーザーがフィールド・ペイン５４０を選択するときのデフォールトのタブである。しかし、レポートへフィールドが全く付加されておらず、従って、アクティブ・タブ５４２がブランクである場合、オール・タブ５４４がデフォールトのタブとして用いられる。アクティブ・タブ５４２がブランクであるとき、「現在、アクティブ・タブに表示するフィールドはありません、オール・タブにおいてフィールドを選択すると、それらのフィールドはアクティブ・タブへ自動的に付加されます。」などのようなメッセージを、ユーザーに提供することができる。ユーザーは、マウス、キーボード、タッチなどのような入力デバイスによりタブを選択することにより、アクティブ・タブ５４２とオール・タブ５４４との間で移動することができる。

[0044] ユーザーがレポートに対してデータの付加および削除を行うと、アクティブ・タブ５４２において異なるデータ・フィールドが付加および削除され得る。例えば、ユーザーが、アクティブ・タブ５４２に以前はリストされていなかったデータ領域と関連するデータ・フィールドを付加した場合、そのデータ領域と関連するテーブル（即ち、後に説明するトップレベルのデータ・フィールド）が、アクティブ・タブ５４２へ付加され得る。幾つかの例では、テーブルがアクティブ・タブ５４２へ付加される前に遅延が設けられ、それにより、アクティブ・タブ５４２のテーブルのリストを大きく飛び回らせる(jump around)ことなく、ユーザーがレポートに対してのデータの付加および削除について実験することを可能にする。

[0045] 更に、幾つかの例では、ユーザーは、或るテーブルと関連するデータ・フィールドがレポートに全く含まれていない場合でも、そのテーブルをアクティブ・タブ５４２へ手動で付加することができる。例えば、ユーザーは、オール・タブ５４４にリストされているテーブルを選択することができ、参照および選択を容易にするために、メニュー・アイテム（例えば、「アクティブ・タブへ付加」）の選択を通じて、そのテーブルをアクティブ・タブ５４２へ含めることを希望することを、示すことができる。

[0046] ここで図７を参照すると、別の例示的なフィールド・ペイン５５０が示されている。この例では、オール・タブが選択されている。フィールド・ペイン５５０は、様々なタイプのデータ・フィールドをリストする。この例では、テーブルと呼ばれるトップレベルのデータ・フィールドは、Ｆｒｕｉｔｓ（果物）とＳａｌｅｓ（販売）とである。Ｓａｌｅｓテーブルに関しての、ディメンション（dimension）と呼ばれる低いレベルのフィールドが示されており、ディメンションは、ＳａｌｅＩＤ（販売ＩＤ）、Ｃｕｓｔｏｍｅｒ（顧客）、Ｆｒｕｉｔ（果物）、Ｐｒｉｃｅ（価格）、およびＱｔｙ（数量）を含む。リスト内の各テーブルと関連するディメンションは、ユーザーにより、望まれるように、展開することおよび折り畳むことができる。

[0047] デフォールトでは、フィールド・リストのアクティブ・タブにおいて全てのテーブルが展開される。この例では、ディメンションは、第１レベルのみ展開され、後続のレベルは折り畳まれた(collapsed) （すなわち、隠れている）状態である。オール・タブに関しては、デフォールトでは、全てのテーブルが折り畳まれた状態で示される。ユーザーは、オール・タブ内の望んでいるテーブルを手動で展開することができる。

[0048] 更に、フィールド・ペイン５５０はクエリ・ボックス５２２を含み、クエリ・ボックス５２２は、ユーザーが特定のテーブルやディメンションを捜すために１以上のキーワードをその中へ入れることを可能にする。例えば、示している実施形態では、キーワード「ｆｒｕｉｔ（果物）」がクエリ・ボックス５２２へ入れられ、クエリが完了すると、ユーザーのために、Ｆｒｕｉｔディメンションがハイライト化される。これは、ユーザーがフィールド・ペイン内の望んでいるフィールドを迅速に識別することを可能にする。

[0049] フィールド・ペイン内のテーブルおよび関連するディメンションは、様々な順にリストすることができる。１つの例では、テーブルは、アルファベット順にリストされ、ディメンションは、各テーブルの下でアルファベット順にネストされている。別の例では、テーブルは、関係性に従ってグループ化される。例えば、上述のように、レポートと関連するデータは、スプレッドシート内の様々なソースからアクセスすることができる。データが様々なソースからアクセスされる例では、それらのソースは、共通の関連に従って、グループ化またはクラスター化することができる。

[0050] 例えば、ここで図８を参照すると、モデル５６０は、レポートのためのデータ・ソースを視覚的に示す。データ・ソースの幾つかは関連付けされており、従って、クラスターで示されている。

[0051] ここで図９を参照すると、フィールド・ペイン５６２の一部が示されており、その一部は、図８に示すモデル５６０からのデータ・フィールドを含む。フィールド・ペイン５６２にリストされているテーブルはクラスターでリストされており、データ・フィールドＣｏｕｎｔｒｙ（国）とＦａｒｍｓ（農場）とＦｒｕｉｔｓ（果物）とが１つのクラスターとされており、データ・フィールドＣｕｓｔｏｍｅｒ（顧客）とＰｒｏｄｕｃｔｓ（製品）とＳａｌｅｓ（販売）とＳａｌｅｓ２（販売２）とが別の１つのクラスターとされている。各クラスターは分離されている。各クラスター内で、フィールドはＡからＺの順にリストされている。異なる構成も可能である。

[0052] ユーザーは、図１０に示すフィールド・ペイン５７０に関して示されているドロップダウン・メニュー５７２内のアイテムを選択することにより、フィールド・ペインにおいてデータ・フィールドをどのように配列するかを定義することができる。ドロップダウン・メニュー５７２は、以下のアイテム、（ｉ）全ての関連するテーブルを示す「オール（ａｌｌ）」、（ｉｉ）パースペクティブ（perspective）において使用可能なテーブルを示す「パースペクティブ（ｐｅｒｓｐｅｃｔｉｖｅ）」、および（ｉｉｉ）選択したテーブルと関連するテーブルのみを示す「テーブル（ｔａｂｌｅ）」を含むことができる。

[0053] 図１０に示す代替例では、テーブルは、関連するテーブル（ＲＥＬＡＴＥＤ ＴＡＢＬＥＳ）と全てのテーブル（ＡＬＬ ＴＡＢＬＥＳ）とにグループ化されている。この例では、レポートと関連するデータ・フィールドを含むテーブルは、関連するテーブルのグループにおいて、展開された配列でリストされており、関連していないテーブルは、全てのテーブルのグループにおいて、折り畳まれた形でリストされている。

[0054] 他の構成も可能である。例えば、別の実施形態では、データ領域のコンテンツを分析して、関連し得るデータを含むデータ領域を予測するヒューリスティックに基づいて、フィールド・ペインを、関連するテーブルをリストするように構成することができる。それらのデータ領域は、それらデータ領域からのデータ・フィールドがレポートへ付加されているか否かとは関係無く、クラスター化することができる。そのようなヒューリスティックの例は、本願と同日に出願され、「Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｒｅｌａｔｉｏｎｓｈｉｐ Ｄｅｔｅｃｔｉｏｎ Ｆｏｒ Ｒｅｐｏｒｔｉｎｇ Ｏｎ Ｓｐｒｅａｄｓｈｅｅｔ Ｄａｔａ（スプレッドシートのデータについての報告のための自動的な関連の検出）」と題された米国特許出願第１３／２５２４５０号、代理人ドケット第１４９１７．１９２４ＵＳ０１（３３３８３３．０１）に記載されている。

[0055] アルファベット順にテーブルをリストすることに加えて、リストを、例えば、データ・ソース順などのような、他の形式で提供することもできる。その他の構成も可能である。

[0056] ここで図１１を参照すると、レポートへ含めるために使用可能なデータ・フィールドを表示するための例示的な方法５８０が示されている。
[0057] 最初に、動作５８２において、スプレッドシートと関連するデータ・ソースが識別される。前述のように、それらのデータ・ソースは、スプレッドシート内のデータ領域と、スプレッドシートへ組み込まれている外部データ・ストアとを含み得る。

[0058] 次に、動作５８４において、アクティブなデータ・ソースが識別される。アクティブなデータ・ソースは、ユーザーのレポートと関連するデータ領域および／または外部データ・ストアと関連するデータ・フィールドである。

[0059] 次に、動作５８６において、アクティブなデータ・ソースは、ユーザーに対して、上述のアクティブ・タブ上などで、表示される。ユーザーは、それらのソースと関連するフィールドを、レポートへ含めるために、選択することができる。

[0060] 次に、動作５８８において、ユーザーが、全てのデータ・ソースを示すことを、上述のオール・タブを選択することなどにより選択したか否かに関する判定が、行われる。選択した場合、制御は動作５９０へ進み、スプレッドシートと関連する全てのデータ・ソースが示される。選択されなかった場合、制御は動作５８２へ戻される。

[0061] 図１２を参照すると、クライアント・コンピューター１０２およびサーバー・コンピューター１０６の例示的なコンポーネントが示されている。例示的な実施形態では、クライアント・コンピューター１０２およびサーバー・コンピューター１０６は計算デバイスである。クライアント・コンピューター１０２およびサーバー・コンピューター１０６は、入力／出力デバイス、中央処理装置（「ＣＰＵ」）、データ・ストレージ・デバイス、およびネットワーク・デバイスを含むことができる。クライアント・コンピューター１０２はまた、モバイル計算デバイス、例えば、ラップトップ、タブレット、コンバーチブル、またはスマートフォンやセルラー電話などのような他の手持ち型デバイスなどとすることもできる。サーバー・コンピューター１０６はまた、サーバーのネットワークにおける１以上のサーバー・コンピューターとして組み込むことができる。そのようなシナリオでは、ネットワークは、クラウド計算プラットフォームを提供することができ、クラウド計算プラットフォームでは、１以上のアプリケーションおよびデータが、クラウド計算プラットフォームへ接続するクライアントに対して、ホストされる。また、サーバー・コンピューター１０６に関する以下の記載は、クライアント・コンピューター１０２のコンポーネントにも適用される。

[0062] 基本的構成では、サーバー・コンピューター１０６は、典型的に、少なくとも１つの処理装置６０２およびシステム・メモリ６０４を含む。計算デバイスの正確な構成およびタイプに応じて、システム・メモリ６０４は、揮発性（ＲＡＭなど）、不揮発性（ＲＯＭ、フラッシュ・メモリなど）、またはこれら二種の何らかの組み合わせとすることができる。システム・メモリ６０４は、典型的には、サーバーの動作の制御に適したオペレーティング・システム６０６を含み、オペレーティング・システムは、例えば、ワシントン州レドモンドのマイクロソフト（登録商標）・コーポレーションからのマイクロソフト（登録商標）ＳｈａｒｅＰｏｉｎｔ（登録商標）Ｓｅｒｖｅｒ ２０１０コラボレーション・サーバーなどである。システム・メモリ６０４はまた、１以上のソフトウェア・アプリケーション６０８を含むことができ、また、プログラム・データを含むことができる。

[0063] サーバー・コンピューター１０６は、追加の構成または機能を有することができる。例えば、サーバー・コンピューター１０６は、コンピューター読取可能媒体も含むことができる。コンピューター読取可能媒体は、コンピューター読取可能ストレージ媒体と通信媒体との双方を含むことができる。

[0064] コンピューター読取可能ストレージ媒体は、データ・ストレージ・デバイス（取り外し可能および／または取り外し不可能）などのような物理的媒体であり、磁気ディスク、光ディスク、テープなどを含む。そのような追加のストレージは、図１２において、取り外し可能ストレージ６１０および取り外し不可能ストレージ６１２として示している。コンピューター読取可能ストレージ媒体は、揮発性および不揮発性、および取り外し可能および取り外し不可能である媒体を含むことができ、その媒体は、コンピュータ読取可能命令、データ構造、プログラム・モジュール、および他のデータなどのような情報を記憶するための任意の方法および技術で実現される。コンピュータ・ストレージ媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュ・メモリ、または他のメモリ技術、ＣＤ−ＲＯＭ、デジタル・バーサタイル・ディスク（ＤＶＤ）、または他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶装置、または望まれる情報を記憶するために使用でき且つサーバー・コンピューター１０６によりアクセスできる他の任意の媒体を含むが、これらには限定されない。これらのようなコンピューター読取可能ストレージ媒体の任意のものをサーバー・コンピューター１０６の一部とすることができる。サーバー・コンピューター１０６はまた、入力デバイス６１４（１以上）を含むことができ、入力デバイスは、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイスなどである。ディスプレイ、スピーカー、プリンターなどのような出力デバイス（１以上）６１６も含むことができる。

[0065] 本開示の実施形態と矛盾無く、入力デバイス６１４（１以上）は、ユーザーの動きやジェスチャーを検出できる任意の運動検出デバイスを含むことができる。例えば、入力デバイス６１４（１以上）は、マイクロソフト（登録商標）・コーポレーションからの、複数のカメラおよび複数のマイクロフォンを含むＫｉｎｅｃｔ（登録商標）モーション・キャプチャー・デバイスを含むことができる。

[0066] サーバー・コンピューター１０６はまた、通信接続６１８を含むことができ、通信接続６１８は、デバイスが、例えば、分散型の計算環境におけるネットワークなど、例えば、イントラネットやインターネットを介して、他の計算デバイス６２０と通信することを可能にする。通信接続６１８は、通信媒体の一例である。通信媒体は、典型的には、搬送波や他のトランスポート機構などのような変調されたデータ信号におけるコンピューター読取可能命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータにより実現することができ、任意の情報配送媒体を含む。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内において情報をエンコードするように、その信号の特性のうちの１以上の特性が設定または変更された信号を意味する。限定ではなく例として、通信媒体は、有線ネットワークや直接有線接続などのような有線媒体と、音響、ＲＦ、赤外線、および他の無線媒体などのようなワイヤレス媒体とを含む。

[0067] 本開示の実施形態は、システム・オン・ア・チップ（ＳＯＣ）を介して実施することができ、その場合、図１２に示す全てまたは多くのコンポーネントを１つの集積回路に組み込むことができる。そのようなＳＯＣデバイスは、１以上の処理装置、グラフィックス・ユニット、通信ユニット、システム仮想化ユニット、および様々なアプリケーション機能を含むことができ、それらの全ては、１つの集積回路としてチップ基板に組み込まれる（または「焼き付けされる」）。ＳＯＣを介して動作させる場合、上述の本開示に関する機能は、１つの集積回路（チップ）において計算デバイス１０２および１０６の他のコンポーネントと統合される特定用途向けロジックを介して、動作させることができる。

[0068] 上記の様々な実施形態は、単なる例として提供されており、限定と解釈すべきではない。上記の実施形態に対して、本開示の真の精神および範囲から離れること無く、様々な改造および変更を行うことができる。

Claims (10)

1. コンピューター・マウスであって、
   上側部分および下側部分を含み、シーリング面および光ポートを持つハウジングと、
   センサー、光源、および応答エレメントを含み、前記下側部分により支持されるマウス回路と、
   ワイヤを介して前記マウス回路と結合され、前記ハウジングを越えて延びるコネクターであって、嵌合されるコネクターを受けるように構成され、前記嵌合されるコネクターは前記コネクターから取り外し可能である、コネクターと、
   可撓性プラスチック材料から構成されるプラグであって、前記嵌合されるコネクターが前記コネクターから取り外されたときに、シールするように前記コネクターへ挿入されるように構成され、前記コネクターを環境に起因する損傷から保護するように構成されるプラグと、
   前記上側部分と結合されるものであり、個々のエレメントの上で押すように構成されるボタンと、
   シールするように前記シーリング面へ取り付けられるバリヤー層であって、前記ボタンと前記マウス回路との間に延び、前記バリヤー層と前記下側部分とが、シールされたポケットを形成する、バリヤー層と、
   前記バリヤー層に取り付けられるものであり、前記バリヤー層を前記ボタンとの接触から保護するウェア・プレートと
   を含むコンピューター・マウス。
2. 請求項１に記載のコンピューター・マウスであって、動作中に電源を保持するコンパートメントを更に含み、前記下側部分は、前記コンパートメントをシールするように覆うように構成される取り外し可能なドアを更に含む、コンピューター・マウス。
3. 請求項１に記載のコンピューター・マウスであって、前記ハウジングと結合される第１端と、前記プラグと結合される第２端とを有するテザーを更に含むコンピューター・マウス。
4. 請求項１に記載のコンピューター・マウスであって、前記下側部分は、光カバーを持つ少なくとも１つの通路を持つ分離したシールされた光ポートを含み、前記光源はレーザーである、コンピューター・マウス。
5. 請求項１に記載のコンピューター・マウスであって、前記バリヤー層は、開口を含み、前記ハウジングは、前記バリヤー層の前記開口を通って延びる部材を含み、前記部材は、ファスナーを受けるように構成され、それにより前記上側部分と前記下側部分とを共に保持し、前記部材は、前記バリヤー層の前記開口を囲む範囲と、シールするように結合される、コンピューター・マウス。
6. コンピューター・マウスであって、
   上側部分および下側部分を含むハウジングであって、前記下側部分は、底部と、前記底部から異なる高さで延びる２個の垂直方向の曲面とされた側部とを含み、前記上側部分は前記下側部分の前記垂直方向の曲面とされた側部の上にぴったりと取り付けられる、ハウジングと、
   前記ハウジングへシールするように取り付けられるものであり、第１側と第２側とを含む水分不浸透性層と、
   センサー、光源、および応答エレメントを含み、前記ハウジングにおいて前記水分不浸透性層の前記第１側に配されるマウス回路と、
   ワイヤを介して前記マウス回路と結合され、前記ハウジングを越えて延びるコネクターであって、ケーブルの嵌合されるコネクターを受けるように構成され、前記嵌合されるコネクターは前記コネクターから取り外し可能である、コネクターと、
   可撓性プラスチック材料から構成されるプラグであって、前記嵌合されるコネクターが前記コネクターから取り外されたときに、シールするように前記コネクターへ挿入されるように構成され、前記コネクターを環境に起因する損傷から保護するように構成されるプラグと、
   前記第２側により支持され且つ前記第２側上に位置する前記応答エレメントを作動させるボタンと、
   前記水分不浸透性層の前記第２側に取り付けられるウェア・プレートであって、前記ボタンが押されたときに前記ボタンが前記ウェア・プレートと接触する、ウェア・プレートと
   前記水分不浸透性層の前記第１側で前記ハウジングへ、シールするように結合される光ポートと
   を含むコンピューター・マウス。
7. 請求項６に記載のコンピューター・マウスであって、前記ハウジングは頂部と底部とを含み、前記水分不浸透性層は、前記頂部と前記底部との間で前記ハウジングへ、シールするように取り付けられる、コンピューター・マウス。
8. 請求項６に記載のコンピューター・マウスであって、前記水分不浸透性層の前記第２側に配されるシールされたタッチパッド・ユニットを更に含み、前記タッチパッド・ユニットは、前記水分不浸透性層の前記第１側の前記マウス回路と、シールされた通信を行うように構成される、コンピューター・マウス。
9. 請求項６に記載のコンピューター・マウスであって、前記水分不浸透性層は成形されたシリコンを含む、コンピューター・マウス。
10. コンピューター・マウスであって、
    水分不浸透性領域と水分浸透性領域とを含むハウジングと、
    センサー、光源、、第１応答エレメント、および第２応答エレメントを含み、前記水分不浸透性領域に配されるマウス回路と、
    ワイヤを介して前記マウス回路と結合され、前記ハウジングを越えて延びるコネクターであって、ケーブルの嵌合されるコネクターを受けるように構成され、前記嵌合されるコネクターは前記コネクターから取り外し可能である、コネクターと、
    可撓性プラスチック材料から構成されるプラグであって、前記嵌合されるコネクターが前記コネクターから取り外されたときに、シールするように前記コネクターへ挿入されるように構成され、前記コネクターを環境に起因する損傷から保護するように構成されるプラグと、
    前記水分浸透性領域に取り付けられ且つ前記第１応答エレメントおよび前記第２応答エレメントをそれぞれ作動させるように構成される第１ボタンおよび第２ボタンと、
    前記ハウジングへ、シールするように取り付けられ、前記水分不浸透性領域と前記水分浸透性領域とを分離する成形されたバリヤー層と、
    前記水分不浸透性領域の開口を通って延びる部材であって、ファスナーを受けるように構成され、それにより前記上側部分と前記下側部分とを共に保持する部材と、
    前記部材を前記バリヤー層に対してシールする分離シールと、
    接着剤、オーバーモールド、または溶接により前記バリヤー層へそれぞれ取り付けられる第１ウェア・プレートおよび第２ウェア・プレートであって、前記第１ウェア・プレートは前記第１ボタンの下に位置し、前記第２ウェア・プレートは前記第２ボタンの下に位置し、前記第１ウェア・プレートおよび前記第２ウェア・プレートは、前記第１ボタンおよび前記第２ボタンが前記バリヤー層と接触しないようにして、前記バリヤー層の摩損を最小にする、第１ウェア・プレートおよび第２ウェア・プレートと、
    前記水分浸透性領域に配されるシールされたタッチパッド・ユニットであって、実質的に前記第１ボタンと前記第２ボタンとの間に配される接触面を含むものであり、前記水分不浸透性領域の前記マウス回路と、シールされた通信を行う、タッチパッド・ユニットと
    を含むコンピューター・マウス。