JP2015233247A - 通信システム及び基地局 - Google Patents

通信システム及び基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP2015233247A
JP2015233247A JP2014119940A JP2014119940A JP2015233247A JP 2015233247 A JP2015233247 A JP 2015233247A JP 2014119940 A JP2014119940 A JP 2014119940A JP 2014119940 A JP2014119940 A JP 2014119940A JP 2015233247 A JP2015233247 A JP 2015233247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification number
communication
terminal
base station
identification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014119940A
Other languages
English (en)
Inventor
雅人 香取
Masahito Katori
雅人 香取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014119940A priority Critical patent/JP2015233247A/ja
Priority to US14/720,135 priority patent/US9497621B2/en
Publication of JP2015233247A publication Critical patent/JP2015233247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】CAの実行時に端末に払い出されるべきC−RNTI番号の枯渇を回避すること。【解決手段】通信システムは、基地局と、端末とを含む。基地局は、第1の払出部と、第2の払出部とを備える。第1の払出部は、端末との間で当該基地局の全セルのうちいずれか一つのセルを用いた第1の通信が行われる場合に、端末を識別するための所定数の識別番号から、全セルの各々に固有の識別番号である第1の識別番号を端末に払い出す。第2の払出部は、端末との間で全セルのうち2つ以上のセルを同時に用いた第2の通信が行われる場合に、第1の識別番号を除く所定数の識別番号から、2つ以上のセルに共通する識別番号である第2の識別番号を端末に払い出す。端末は、通信制御部を備える。通信制御部は、基地局から払い出される第1の識別番号又は第2の識別番号を用いて、第1の通信又は第2の通信を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム及び基地局に関する。
3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Radio Access Network Long Term Evolution)−Advancedでは、広帯域化を図るため、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)という技術が検討されている。CAは、互いに異なる複数の周波数帯域を利用可能にする通信技術である。ここで、1つの周波数帯域を利用して通信を行う通信エリアは、セル(Cell)と呼ばれる。このため、CAは、基地局の全セルのうち2つ以上のセルを同時に用いた通信技術であると言うこともできる。
CAが行われる場合、基地局の全セルに含まれる2つ以上のセルに1つの端末が所属する。この場合、基地局は、端末を識別するための所定数の識別番号から、2つ以上のセルに共通する識別番号を端末に払い出す。そして、端末は、基地局から払い出される識別番号を用いて、2つ以上のセルを用いた通信を行う。ここで、3GPPでは、端末を識別するための識別番号は、C−RNTI(Cell−Radio Network Temporary Identifier)番号と呼ばれる。3GPPにより定義されているC−RNTI番号の範囲は、1〜65535の範囲である。なお、CA時にC−RNTIを払い出す技術を提案する文献として、特許文献1がある。
特表2013−509055号公報
CA以外の通信が行われる場合、基地局の全セルのうちいずれか一つのセルに1つの端末が所属する。すると、基地局は、所定数のC−RNTI番号から任意のC−RNTI番号を端末に払い出す。この任意のC−RNTI番号は、セル毎に独立して払い出される。このため、CA以外の通信が行われた後にCAが行われる場合、端末に払い出されるべきC−RNTI番号どうしの競合が発生する可能性がある。
この点、C−RNTI番号が基地局の全セルの各々において重複しないように、所定数のC−RNTIをセル毎に分割し、分割により得られるC−RNTIの範囲をセル間でずらして、各セルに対応するC−RNTIの範囲を固定する手法が考えられる。しかしながら、この手法では、1セル当たりのC−RNTI番号の範囲が固定されるため、基地局の全セルの数に依っては、1セル当たりのC−RNTI番号が不足する恐れがある。結果として、端末に払い出されるべきC−RNTI番号が枯渇する恐れがある。各セルに対応するC−RNTIの範囲を固定する手法におけるC−RNTI番号の枯渇は、以下の前提が存在する場合に、発生すると言うこともできる。
・C−RNTI番号を払いだす機能部がセル毎にある。
・各セルの払い出し部が、分割されたC−RNTI番号の範囲でC−RNTI番号を払い出す。
・各セルで払い出されたC−RNTI番号は、CA実施時に他のセルを用いた通信が行われる場合も、同様に使用される。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、CAの実行時に端末に払い出されるべきC−RNTI番号の枯渇を回避することができる通信システム及び基地局を提供することを目的とする。
本願の開示する通信システムは、一つの態様において、基地局と、端末とを含む。基地局は、第1の払出部と、第2の払出部とを備える。第1の払出部は、前記端末との間で当該基地局の全セルのうちいずれか一つのセルを用いた第1の通信が行われる場合に、前記端末を識別するための所定数の識別番号から、前記全セルの各々に固有の識別番号である第1の識別番号を前記端末に払い出す。第2の払出部は、前記端末との間で前記全セルのうち2つ以上のセルを同時に用いた第2の通信が行われる場合に、前記第1の識別番号を除く前記所定数の識別番号から、前記2つ以上のセルに共通する識別番号である第2の識別番号を前記端末に払い出す。端末は、通信制御部を備える。通信制御部は、前記基地局から払い出される前記第1の識別番号又は前記第2の識別番号を用いて、前記第1の通信又は前記第2の通信を行う。
本願の開示する通信システムの一つの態様によれば、CAの実行時に端末に払い出されるべきC−RNTI番号の枯渇を回避することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施例1の前提となるC番号払出方法の説明を行うための図である。 図3は、実施例1のC番号払出方法の説明を行うための図である。 図4は、実施例1の非CA通信の実行時における非CA用C番号の払い出しの一例を示す図である。 図5は、実施例1のCA通信の実行時におけるCA用C番号の払い出しの一例を示す図である。 図6は、実施例1の基地局の構成例を示す機能ブロック図である。 図7は、非CA用C番号群を記憶するC番号記憶部の一例を示す図である。 図8は、CA用C番号群を記憶するC番号記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施例1の端末の構成例を示す機能ブロック図である。 図10は、実施例1の基地局及び端末の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図11は、実施例2のC番号払出方法の説明を行うための図である。 図12は、実施例2の基地局の構成例を示す機能ブロック図である。 図13は、実施例2の基地局及び端末の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図14は、実施例3のC番号払出方法の説明を行うための図である。 図15は、実施例3の基地局の構成例を示す機能ブロック図である。 図16は、実施例3のC番号記憶部の一例を示す図である。 図17は、実施例3の基地局及び端末の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図18は、実施例3の変形例のC番号払出方法の説明を行うための図である。 図19は、実施例1の変形例のC番号払出方法の説明を行うための図である。 図20は、基地局のハードウェア構成を示す図である。 図21は、端末のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する通信システム及び基地局の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。なお、以下では、特に断りのない限り、3GPPの通信規格であるLTE及びLTE−Advancedを採用する通信システムに従って、実施例1の通信システムのシステム構成を説明する。しかしながら、本願の開示する通信システムは、LTE及びLTE−Advancedを採用する通信システム以外の他の通信システムに対しても適用可能である。
図1に示すように、通信システム1は、基地局10と、端末30とを有する。端末30は、基地局10の全セルのうちいずれか一つのセルに所属する場合には、一つのセルを用いた通信を行う。一方で、端末30は、基地局10の全セルのうち2つ以上のセルを同時に用いた通信を行う。ここで、LTE−Advancedでは、2つ以上のセルを同時に用いた通信は、「キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)」と呼ばれる。したがって、以下では、2つ以上のセルを同時に用いた通信を「CA通信」と呼び、一つのセルを用いた通信を「非CA通信」と呼ぶ。非CA通信及びCA通信は、それぞれ、第1の通信及び第2の通信の一例である。また、「セル(Cell)」とは、1つの周波数帯域を利用して通信を行う通信エリアである。図1では、一例として、3つのセルが示されている。
基地局10は、端末30との間で通信が行われる場合に、端末30を識別するための識別番号である所定数のC−RNTI番号(以下適宜「C番号」という)から、いずれか一つのC番号を端末30に払い出す。3GPPにより定義されているC番号の範囲は、1〜65535の範囲である。
以下では、実施例1のC番号払出方法の説明を行う前に、その前提となるC番号払出方法の説明を行う。図2は、実施例1の前提となるC番号払出方法の説明を行うための図である。
実施例1の前提となるC番号払出方法では、払い出されるべきC番号が基地局の全セルの各々において重複しないように、1〜65535のC番号がセル毎に分割され、分割により得られるC番号の範囲がセル間でずらされている。つまり、実施例1の前提となるC番号払出方法では、各セルに対応するC番号の範囲が固定される。図2の例では、1〜65535のC番号がセルの総数n(nは2以上の整数)で分割され、n個のC番号の範囲がセル間でずらされることによって、セル#1〜セル#nの各々に対応するC番号の範囲が固定される。そして、実施例1の前提となるC番号払出方法では、基地局は、セル毎に固定されたC番号の範囲から任意のC番号を端末に払い出す。これにより、非CA通信が行われた後にCA通信が行われる場合であっても、端末に払い出されるべきC番号どうしの競合が回避される。
なお、実施例1の前提となるC番号払出方法においてセル毎にC番号を払い出す理由を以下に述べる。すなわち、標準化でMessage1の受信後にMessage2の応答を返す時間が決められており、装置内の処理性能の観点からBB機能部にC番号記憶部を置く場合があるためである。
図2に示すC番号払出方法の問題点を説明する。図2に示すC番号払出方法では、1セル当たりのC番号の範囲が固定されるため、基地局の全セルの数に依っては、1セル当たりのC番号が不足する恐れがある。結果として、CA通信が実行される場合に、端末に払い出されるべきC番号が枯渇する恐れがある。
これに対して、実施例1のC番号払出方法を説明する。図3は、実施例1のC番号払出方法の説明を行うための図である。実施例1のC番号払出方法では、所定数のC番号は、基地局10の全セルの各々に固有のC番号を含む非CA用C番号群と、基地局10の全セルのうち2つ以上のセルに共通するC番号を含むCA用C番号群とに予め区分される。図3の例では、1〜65535のC番号が、1〜N(Nは2以上の整数)のC番号を含む非CA用C番号群と、N+1〜65535のC番号を含むCA用C番号群とに予め区分される。なお、Nの値は、実際の運用に応じて適宜調整可能である。
そして、実施例1のC番号払出方法では、基地局10は、端末30との間で非CA通信が行われる場合に、所定数のC番号から、全セルの各々に固有のC番号(以下「非CA用C番号」という)を端末30に払い出す。非CA用C番号は、全セルの各々に固有であれば良い。したがって、あるセルに対応する非CA用C番号と、他のセルに対応する非CA用C番号とは、同一であっても、異なっても良い。図3の例では、基地局10は、非CA通信が行われる場合に、所定数のC番号のうち非CA用C番号群から、非CA用C番号を端末30に払い出す。
一方で、基地局10は、端末30との間でCA通信が行われる場合に、非CA用C番号を除く所定数のC番号から、2つ以上のセルに共通するC番号(以下「CA用C番号」という)を端末30に払い出す。CA用C番号は、2つ以上のセルに共通するC番号であるので、あるセルに対応するCA用C番号と、他のセルに対応する非CA用C番号とは、同一である。図3の例では、基地局10は、CA通信が行われる場合に、所定数のC番号のうちCA用C番号群から、CA用C番号を端末30に払い出す。
このように、実施例1のC番号払出方法では、基地局10は、CA通信が行われる場合に、非CA用C番号を除く所定数のC番号から、CA用C番号を端末30に払い出す。このため、実施例1によれば、1セル当たりのC番号の範囲が固定される前提技術と比較して、所定数のC番号を非CA用C番号とCA用C番号とに動的に区別することができ、1セル当たりのC番号の不足を効率よく回避することができる。結果として、実施例1によれば、CA通信が実行される場合に、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を回避することが可能となる。
図4は、実施例1の非CA通信の実行時における非CA用C番号の払い出しの一例を示す図であり、図5は、実施例1のCA通信の実行時におけるCA用C番号の払い出しの一例を示す図である。図4及び図5において、「基地局」は、図1に示した基地局10に対応し、「端末」は、図1に示した端末30に対応するものとする。
基地局は、端末との間で非CA通信が行われる場合には、図4に示すように、1〜NのC番号を含む非CA用C番号群から、非CA用C番号を端末に払い出す。例えば、セル#1〜セル#3の各々において100台の端末が非CA通信を行う場合を想定する。この場合、セル#1〜セル#3の各々において基地局から端末に払い出されるべきC番号は、100個である。言い換えると、非CA用C番号群から非CA用C番号として端末に払い出されるC番号は、100個(N=100)で足りる。
これに対して、基地局は、端末との間でCA通信が行われる場合には、図5に示すように、N+1〜65535のC番号を含むCA用C番号群から、CA用C番号を端末に払い出す。例えば、セル#1〜セル#3を同時に用いて100台の端末がCA通信を行う場合を想定する。この場合、セル#1〜セル#3に共通するC番号であって、基地局から端末に払い出されるべきC番号は、100個である。言い換えると、CA用C番号群からCA用番号として端末に払い出されるC番号は、100個(N=65435)で足りる。
次に、実施例1の基地局10の構成例を説明する。図6は、実施例1の基地局の構成例を示す機能ブロック図である。図6に示すように、基地局10は、無線IF(InterFace)部11と、C番号記憶部12と、第1の払出部13と、C番号記憶部14と、第2の払出部15と、RE(Radio Equipment)部16とを有する。ここで、無線IF部11と、C番号記憶部12と、第1の払出部13とを1つのベースバンド(BaseBand:BB)部とし、C番号記憶部14と、第2の払出部15とを呼処理制御(call processing CoNTroller:CNT)部としてもよい。
なお、CAの態様によっては、BB部の一部又は全てが複数備えられてもよい。図6の例では、n個のBB部として、BB部#1〜BB部#nが備えられている。また、例えば、少なくとも2つの異なるセルを同時に用いてCA通信が行われる場合には、同時に使用されるセルに対応する複数のBB部が備えられてもよい。また、基地局10が、図6に示すように、BB部を複数セット有し、かつ、各セットが各セルに対応していてもよい。
無線IF部11は、アンテナを介して受信した信号に対して所定の無線受信処理を施して、第1の払出部13及び第2の払出部15へ出力する。例えば、無線IF部11は、非CA通信が行われる場合に、ランダムアクセス手順により受信される各種のMessageに所定の無線受信処理を施して、第1の払出部13及び第2の払出部15へ出力する。ランダムアクセス手順により受信される各種のMessageには、例えば、端末30から基地局10へC番号を要求するためのC番号要求を含むMessage1が含まれる。
また、無線IF部11は、第1の払出部13及び第2の払出部15から受け取る信号に対して所定の無線送信処理を施して、アンテナを介して送信する。例えば、無線IF部11は、非CA通信が行われる場合に、ランダムアクセス手順により送信される各種のMessageに所定の無線送信処理を施して、アンテナを介して送信する。ランダムアクセス手順により送信される各種のMessageには、例えば、端末30からの要求に応じて基地局10から払い出されるC番号を含むMessage2が含まれる。
C番号記憶部12は、1〜Nの非CA用C番号を含む非CA用C番号群を記憶する。図7は、非CA用C番号群を記憶するC番号記憶部の一例を示す図である。図7に示すように、C番号記憶部12は、「C−RNTI番号」と、「払い出しステータス」とを対応付けて記憶する。
「C−RNTI番号」は、非CA用C番号群に含まれる1〜Nの非CA用C番号を示す。「払い出しステータス」は、各非CA用C番号が払い出し中であるか否かを示す。「払い出しステータス」の「使用中」は、非CA用C番号が払い出し中であることを示し、「空」は、非CA用C番号が未払出しであることを示し、「使用禁止」は、非CA用C番号の払い出しが禁止されていることを示す。なお、図7に示す例は、N=023401である場合の例である。
第1の払出部13は、非CA通信が行われる場合に、C番号記憶部12に記憶された非CA用C番号群から、任意の非CA用C番号を選択し、選択した非CA用C番号を無線IF部11を介して端末30に払い出す。
C番号記憶部14は、N+1〜65535のCA用C番号を含むCA用C番号群を記憶する。図8は、CA用C番号群を記憶するC番号記憶部の一例を示す図である。図8に示すように、「C−RNTI番号」と、「払い出しステータス」とを対応付けて記憶する。
「C−RNTI番号」は、CA用C番号群に含まれるN+1〜65535のCA用C番号を示す。「払い出しステータス」は、各CA用C番号が払い出し中であるか否かを示す。「払い出しステータス」の「使用中」は、CA用C番号が払い出し中であることを示し、「空」は、CA用C番号が未払い出しであることを示し、「使用禁止」は、CA用C番号の払い出しが禁止されていることを示す。なお、図8に示す例は、N=023401である場合の例である。
第2の払出部15は、CA通信が行われる場合に、C番号記憶部14に記憶されたCA用C番号群から、任意のCA用C番号を選択し、選択したCA用C番号を無線IF部11を介して端末30に払い出す。
RE部16は、無線信号の増幅、変調、復調及びフィルタリング等の所定の無線処理を行う。
次に、実施例1の端末30の構成例を説明する。図9は、実施例1の端末の構成例を示す機能ブロック図である。図9に示すように、端末30は、無線IF部31と、通信制御部32とを有する。
無線IF部31は、アンテナを介して受信した信号に対して所定の無線受信処理を施して、通信制御部32へ出力する。例えば、無線IF部31は、非CA通信が行われる場合に、ランダムアクセス手順により受信される各種のMessageに所定の無線受信処理を施して、通信制御部32へ出力する。ランダムアクセス手順により受信される各種のMessageには、例えば、端末30からの要求に応じて基地局10から払い出されるC番号を含むMessage2が含まれる。
また、無線IF部31は、通信制御部32から受け取る信号に対して所定の無線送信処理を施して、アンテナを介して送信する。例えば、無線IF部31は、非CA通信が行われる場合に、ランダムアクセス手順により送信される各種のMessageに所定の無線受信処理を施して、アンテナを介して送信する。ランダムアクセス手順により送信される各種のMessageには、例えば、端末30から基地局10へC番号を要求するためのC番号要求を含むMessage1が含まれる。
通信制御部32は、基地局10から払い出される非CA用C番号又はCA用C番号を用いて、非CA通信又はCA通信を行う。また、通信制御部32は、基地局10との間で非CA通信又はCA通信を行うための各種のMessageを無線IF部31を介して送受信する。
次に、実施例1の基地局10及び端末30の処理動作を説明する。図10は、実施例1の基地局及び端末の処理動作の一例を示すシーケンス図である。図10において、「端末」は、端末30に対応し、「基地局」は、基地局10に対応するものとする。
図10に示すように、端末は、基地局の全セルのうちいずれか一つのセルに所属すると、非CA通信を行うために、基地局へC番号を要求するためのC番号要求を基地局へ送信する(ステップS101)。このC番号要求の送信には、例えば、RACH(Random Access CHannel) Preambleを含むMessage1が用いられる。
基地局のBB部は、端末からのC番号要求を受信すると、C番号記憶部12に記憶された非CA用C番号群から、任意の非CA用C番号を選択する(ステップS102)。
そして、基地局のBB部は、選択した非CA用C番号を端末へ払い出す(ステップS103)。この非CA用C番号の払い出しには、例えば、Message1に対する応答(Random Access Response)を含むMessage2が用いられる。
続いて、端末は、ランダムアクセス手順における他のMessage等を基地局との間で送受信することにより、非CA用C番号を用いて、非CA通信を行う(ステップS104−S109)。
また、基地局のCNT部は、CA通信を行うためのトリガが発生した場合に(ステップS110)、C番号記憶部14に記憶されたCA用C番号群から、任意のCA用C番号を選択する(ステップS111)。CA通信を行うためのトリガは、例えば、動画の視聴等のイベントを含み、通信システムの設計者等により適宜設定される。
そして、基地局のCNT部は、選択したCA用C番号をBB部を介して端末へ払い出す(ステップS112−S113)。このCA用C番号の払い出しには、例えば、通信開始時に送受信されるRRC(Radio Resource Control) Reconfigurationが用いられる。
端末は、RRC Reconfigurationに対する応答としてRRC Recofiguration Completeを基地局へ返信することにより、CA用C番号を用いて、CA通信を行う(ステップS114−S115)。
上述したように、実施例1では、基地局10が、非CA通信が行われる場合に、所定数のC番号から全セルの各々に固有の非CA用C番号を払い出し、CA通信が行われる場合に、非CA用C番号を除くC番号から2つ以上のセルに共通するCA用C番号を払い出す。そして、端末30は、基地局10から払い出された非CA用C番号又はCA用C番号を用いて、非CA通信又はCA通信を行う。
このため、実施例1によれば、1セル当たりのC番号の範囲が固定される前提技術と比較して、所定数のC番号を非CA用番号とCA用番号とに動的に区別することができ、1セル当たりのC番号の不足を効率よく回避することができる。結果として、実施例1によれば、CA通信が実行される場合に、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を回避することが可能となる。
また、実施例1では、所定数のC番号が非CA用C番号群とCA用C番号群とに予め区分され、基地局10は、非CA通信又はCA通信が行われる場合に、非CA用C番号群又はCA用C番号群から非CA用C番号又はCA用C番号を端末30へ払い出す。
このため、実施例1によれば、端末30に払い出されるべき非CA用C番号の数とCA用C番号の数とを実際の運用に合わせて適宜調整することができ、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を効率的に回避することが可能となる。
実施例1では、基地局が、所定数のC番号が予め区分されて得られる非CA用C番号群及びCA用C番号群からそれぞれ非CA用C番号及びCA用C番号を端末に払い出す例を示した。これに対して、実施例2では、基地局が、所定数のC番号から昇順で非CA用C番号を端末に払い出し、非CA用C番号として払い出されていない所定数のC番号から降順でCA用C番号を払い出す。なお、以下では、実施例1との相違点を中心に説明し、実施例1の動作と共通する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。また、以下では、実施例1の基地局10を基地局210と呼ぶことがある。
図11は、実施例2のC番号払出方法の説明を行うための図である。実施例2のC番号払出方法では、所定数のC番号は、基地局210の全セルの各々に固有のC番号を含む非CA用C番号群と、基地局210の全セルのうち2つ以上のセルに共通するC番号を含むCA用C番号群とに動的に区分される。図11の例では、1〜65535のC番号が、1〜N(Nは2以上の整数)のC番号を含む非CA用C番号群と、N+1〜65535のC番号を含むCA用C番号群とに動的に区分される。なお、Nの値は、各セルに対応する非CA用C番号のうち最大の非CA用C番号として動的に設定される。
そして、実施例2のC番号払出方法では、基地局210は、端末30との間で非CA通信が行われる場合に、所定数のC番号から、昇順で非CA用C番号を端末30に払い出す。非CA用C番号は、全セルの各々に固有であれば良い。したがって、あるセルに対応する非CA用C番号と、他のセルに対応する非CA用C番号とは、同一であっても、異なっても良い。図11の例では、基地局210は、非CA通信が行われる場合に、所定数のC番号から、1から65535に向かう順序で非CA用C番号を端末30に払い出す。
一方で、基地局210は、端末30との間でCA通信が行われる場合に、所定数のC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号から、降順でCA用C番号を端末30に払い出す。CA用C番号は、2つ以上のセルに共通するC番号であるので、あるセルに対応するCA用C番号と、他のセルに対応するCA用C番号とは、同一である。図11の例では、基地局210は、CA通信が行われる場合に、所定数のC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号から、65535から1に向かう順序でCA用C番号を端末30に払い出す。
このように、実施例2のC番号払出方法では、基地局210は、CA通信が行われる場合に、所定数のC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号から、降順でCA用C番号を端末30へ払い出す。このため、実施例2によれば、1セル当たりのC番号の範囲が固定される前提技術と比較して、所定数のC番号を非CA用C番号とCA用C番号とに動的に区別することができ、1セル当たりのC番号の不足を効率よく回避することができる。結果として、実施例2によれば、CA通信が実行される場合に、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を回避することが可能となる。さらに、実施例2によれば、端末30に払い出されるべき非CA用C番号の数とCA用C番号の数とをCA通信を行う端末30の数に追従して適宜調整することができ、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を効率的に回避することが可能となる。
次に、実施例2の基地局210の構成例を説明する。図12は、実施例2の基地局の構成例を示す機能ブロック図である。図12に示すように、基地局210は、無線IF部11と、C番号記憶部12と、第1の払出部213と、C番号記憶部14と、第2の払出部215と、RE部16とを有する。ここで、無線IF部11と、C番号記憶部12と、第1の払出部213とを1つのBB部とし、C番号記憶部14と、第2の払出部215とをCNT部としてもよい。
なお、CAの態様によっては、BB部の一部又は全てが複数備えられてもよい。図12の例では、n個のBB部として、BB部#1〜BB部#nが備えられている。また、例えば、少なくとも2つの異なるセルを同時に用いてCA通信が行われる場合には、同時に使用されるセルに対応する複数のBB部が備えられてもよい。また、基地局10が、図12に示すように、BB部を複数セット有し、かつ、各セットが各セルに対応していてもよい。
C番号記憶部12及びC番号記憶部14は、1〜65535のC番号を記憶する。
第1の払出部213は、非CA通信が行われる場合に、C番号記憶部12に記憶された所定数のC番号から、昇順で非CA用C番号を選択し、選択した非CA用C番号を無線IF部11を介して端末30に払い出す。
第2の払出部215は、CA通信が行われる場合に、C番号記憶部14に記憶された所定数のC番号のうち第1の払出部213により非CA用C番号として払い出されていないC番号から、降順でCA用C番号を選択する。そして、第2の払出部215は、選択したCA用C番号を無線IF部11を介して端末30に払い出す。
また、第2の払出部215は、C番号記憶部14に記憶された所定数のC番号のうち非CA用C番号として払い出されていない識別番号が存在しない場合に、CA用C番号の払い出しを中止する。なお、端末30の通信制御部32は、CA用C番号の払い出しが中止された場合には、非CA用C番号を用いて非CA通信を継続する。
次に、実施例2の基地局210及び端末30の処理動作を説明する。図13は、実施例2の基地局及び端末の処理動作の一例を示すシーケンス図である。図13において、「端末」は、端末30に対応し、「基地局」は、基地局210に対応するものとする。
図13に示すように、端末は、基地局の全セルのうちいずれか一つのセルに所属すると、非CA通信を行うために、基地局へC番号を要求するためのC番号要求を基地局へ送信する(ステップS201)。このC番号要求の送信には、例えば、RACH Preambleを含むMessage1が用いられる。
基地局のBB部は、端末からのC番号要求を受信すると、C番号記憶部12に記憶された所定数のC番号から、昇順で非CA用C番号を選択する(ステップS202)。
そして、基地局のBB部は、選択した非CA用C番号を端末へ払い出す(ステップS203)。この非CA用C番号の払い出しには、例えば、Message1に対する応答(Random Access Response)を含むMessage2が用いられる。
続いて、端末は、ランダムアクセス手順における他のMessage等を基地局との間で送受信することにより、非CA用C番号を用いて、非CA通信を行う(ステップS204−S209)。
また、基地局のCNT部は、CA通信を行うためのトリガが発生した場合に(ステップS210)、C番号記憶部14に記憶された所定数のC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号から、降順でCA用C番号を選択する(ステップS211)。CA通信を行うためのトリガは、例えば、動画の視聴等のイベントを含み、通信システムの設計者等により適宜設定される。
続いて、基地局のCNT部は、降順で選択したCA用C番号の払い出しの許可を確認する払い出し確認をBB部へ送信する(ステップS212)。BB部は、払い出し確認に対する応答である払い出し応答をCNT部へ返信する(ステップS213)。具体的には、BB部は、C番号記憶部12を参照し、払い出し確認により払い出しの許可が求められているCA用C番号が非CA用C番号として既に払い出されているか否かを判定する。BB部は、払い出し確認により払い出しの許可が求められているCA用C番号が非CA用C番号として既に払い出されている場合には、CA用C番号の払い出しを許可しない旨を示すNG応答を払い出し応答としてCNT部へ返信する。一方、BB部は、払い出し確認により払い出しの許可が求められているCA用C番号が非CA用C番号として未だ払い出されていない場合には、CA用C番号の払い出しを許可する旨を示すOK応答を払い出し応答としてCNT部へ返信する。
基地局のCNT部は、全てのBB部から払い出し応答としてOK応答を受信したか否かを判定する(ステップS214)。
基地局のCNT部は、少なくとも1つのBB部から払い出し応答としてNG応答を受信した場合には(ステップS214;No)、選択したCA用C番号を払い出さない旨を決定する。そして、基地局のCNT部は、払い出さないと決定したCA用C番号の返却をOK応答を送信したBB部へ通知する(ステップS215)。そして、BB部は、返却通知を受信すると、返却通知に対する応答である返却応答を返信する(ステップS216)。そして、BB部は、C番号記憶部12を参照し、CNT部から返却されたCA用C番号を非CA用C番号として管理する。
基地局のCNT部は、CA用C番号の払い出しのリトライを実施する場合(ステップS217;Yes)、処理をステップS211に戻し、リトライを実施しない場合(ステップS217;No)、CA用C番号の払い出しを中止する(ステップS218)。CA用C番号の払い出しが中止された場合には、基地局と端末との間で非CA用通信が継続される(ステップS219)。
一方、基地局のCNT部は、全てのBB部から払い出し応答としてOK応答を受信した場合には(ステップS214;Yes)、選択したCA用C番号をBB部を介して端末へ払い出す(ステップS220−S221)。このCA用C番号の払い出しには、例えば、通信開始時に送受信されるRRC Reconfigurationが用いられる。
端末は、RRC Reconfigurationに対する応答としてRRC Recofiguration Completeを基地局へ返信することにより、CA用C番号を用いて、CA通信を行う(ステップS222−S223)。
上述したように、実施例2では、基地局210は、CA通信が行われる場合に、所定数のC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号から、降順でCA用C番号を端末30へ払い出す。
このため、実施例2によれば、1セル当たりのC番号の範囲が固定される前提技術と比較して、所定数のC番号を非CA用C番号とCA用C番号とに動的に区別することができ、1セル当たりのC番号の不足を効率よく回避することができる。結果として、実施例2によれば、CA通信が実行される場合に、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を回避することが可能となる。さらに、実施例2によれば、端末30に払い出されるべき非CA用C番号の数とCA用C番号の数とをCA通信を行う端末30の数に追従して適宜調整することができ、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を効率的に回避することが可能となる。
また、実施例2では、基地局210は、所定数のC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号が存在しない場合に、CA用C番号の払い出しを中止する。そして、端末30は、CA用C番号の払い出しが中止された場合に、非CA用C番号を用いて非CA通信を継続する。
このため、実施例2によれば、CA用C番号の払い出しが中止された場合に、非CA用C番号を用いて非CA通信を適切に継続することができる。
実施例1では、基地局が、所定数のC番号が予め区分されて得られる非CA用C番号群及びCA用C番号群からそれぞれ非CA用C番号及びCA用C番号を端末に払い出す例を示した。これに対して、実施例3では、基地局が、所定数のC番号が所定数のブロックに区分されて得られる複数のC番号ブロックを用いて非CA用C番号及びCA用C番号を端末に払い出す。なお、以下では、実施例1との相違点を中心に説明し、実施例1の動作と共通する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。また、以下では、実施例1の端末30を基地局310と呼ぶことがある。
図14は、実施例3のC番号払出方法の説明を行うための図である。実施例3のC番号払出方法では、所定数のC番号は、1〜M(Mは2以上の整数)のブロックに区分される。所定数のC番号が1〜Mのブロックに区分されて得られる複数のブロックの各々を、以下では「C番号ブロック」と呼ぶ。図14の例では、1〜MのC番号ブロックが、非CA用C番号を含む非CA用C番号ブロックと、CA用C番号を含むCA用C番号ブロックとに動的に区分される。なお、Mの値は、実際の運用に合わせて適宜調整される。
そして、実施例3のC番号払出方法では、基地局310は、端末30との間で非CA通信が行われる場合に、複数のC番号ブロックから、昇順でC番号ブロックを選択し、選択したC番号ブロックから非CA用C番号を端末30に払い出す。非CA用C番号は、全セルの各々に固有であれば良い。したがって、あるセルに対応する非CA用C番号と、他のセルに対応する非CA用C番号とは、同一であっても、異なっても良い。図14の例では、基地局310は、非CA通信が行われる場合に、複数の非CA用C番号ブロックから、1からMに向かう順序で非CA用C番号ブロックを選択し、選択した非CA用C番号ブロックから非CA用C番号を端末30へ払い出す。
一方で、基地局310は、端末30との間でCA通信が行われる場合に、複数のC番号ブロックのうち未選択のC番号ブロックから、CA用C番号を端末30に払い出す。CA用C番号は、2つ以上のセルに共通するC番号であるので、あるセルに対応するCA用C番号と、他のセルに対応するCA用C番号とは、同一である。図14の例では、基地局310は、CA通信が行われる場合に、複数のCA用C番号ブロックから、Mから1に向かう順序でCA用C番号ブロックを選択し、選択したCA用C番号ブロックからCA用C番号を端末30に払い出す。
このように、実施例3のC番号払出方法では、CA通信が行われる場合に、複数のC番号ブロックのうち非CA通信時に選択されていないC番号ブロックから、CA用C番号を端末30に払い出す。このため、実施例3によれば、1セル当たりのC番号の範囲が固定される前提技術と比較して、所定数のC番号を非CA用C番号とCA用C番号とに動的に区別することができ、1セル当たりのC番号の不足を効率よく回避することができる。結果として、実施例3によれば、CA通信が実行される場合に、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を回避することが可能となる。さらに、実施例3によれば、非CA用C番号とCA用C番号とをブロック単位で管理することが可能となり、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を効率的に回避することが可能となる。
次に、実施例3の基地局310の構成例を説明する。図15は、実施例3の基地局の構成例を示す機能ブロック図である。図15に示すように、基地局310は、無線IF部11と、C番号記憶部312と、第1の払出部313と、C番号記憶部314と、第2の払出部315と、RE部16とを有する。ここで、無線IF部11と、C番号記憶部312と、第1の払出部313とを1つのBB部とし、C番号記憶部314と、第2の払出部315とをCNT部としてもよい。
なお、CAの態様によっては、BB部の一部又は全てが複数備えられてもよい。図15の例では、n個のBB部として、BB部#1〜BB部#nが備えられている。また、例えば、少なくとも2つの異なるセルを同時に用いてCA通信が行われる場合には、同時に使用されるセルに対応する複数のBB部が備えられてもよい。また、基地局10が、図15に示すように、BB部を複数セット有し、かつ、各セットが各セルに対応していてもよい。
C番号記憶部312は、複数の非CA用C番号ブロックの各々に対応付けて、該複数の非CA用C番号ブロックの各々に属する非CA用C番号を記憶する。図16は、実施例3のC番号記憶部の一例を示す図である。図16に示すように、C番号記憶部312は、「C−RNTI番号」と、「ブロック番号」と、「ブロック使用状態」と、「払い出しステータス」とを対応付けて記憶する。
「C−RNTI番号」は、非CA用C番号ブロックに属する非CA用C番号を示す。「ブロック番号」は、非CA用C番号ブロックの識別番号を示す。「ブロック使用状態」は、非CA用C番号ブロックが払い出し中であるか否かを示す。「ブロック使用状態」の「使用中」は、非CA用C番号ブロックが払い出し中であることを示し、「未使用」は、非CA用C番号ブロックが未払出しであることを示す。「払い出しステータス」は、非CA用C番号ブロックに属する非CA用C番号が払い出し中であるか否かを示す。「払い出しステータス」の「使用中」は、非CA用C番号が払い出し中であることを示し、「空」は、非CA用C番号が未払出しであることを示し、「使用禁止」は、C番号の払い出しが禁止されていることを示す。
第1の払出部313は、非CA通信が行われる場合に、C番号記憶部312に記憶された複数の非CA用C番号ブロックから、昇順で非CA用C番号ブロックを選択する。そして、第1の払出部313は、選択した非CA用C番号ブロックから非CA用C番号を選択し、選択した非CA用C番号を無線IF部11を介して端末30に払い出す。
また、第1の払出部313は、非CA用C番号を払い出した後に、C番号記憶部312に記憶されたC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号の合計数が閾値以下となった場合には、以下の処理を行う。すなわち、第1の払出部313は、C番号記憶部314に記憶された複数のCA用C番号ブロックのうち未使用のC番号ブロックの提供を第2の払出部315に要求する。
また、第1の払出部313は、C番号記憶部312の複数のC番号ブロックの中に未払出しのC番号のみを含むC番号ブロックが存在し、かつ、他のC番号ブロックの各々に属する未払出しのC番号の合計数が閾値以上となった場合には、以下の処理を行う。すなわち、第1の払出部313は、未払出しのC番号のみを含むC番号ブロックを第2の払出部315に返却する。
C番号記憶部314は、複数のCA用C番号ブロックの各々に対応付けて、該複数のCA用C番号ブロックの各々に属するCA用C番号を記憶する。C番号記憶部314のデータ構造は、図16に示したC番号記憶部312のデータ構造と同様である。
第2の払出部315は、CA通信が行われる場合に、C番号記憶部314に記憶された複数のCA用C番号ブロックのうち第1の払出部313により選択されていないC番号ブロックから、CA用C番号を選択する。そして、第2の払出部315は、選択したCA用C番号を無線IF部11を介して端末30に払い出す。
また、第2の払出部315は、第1の払出部313からの要求に応じて、未使用のC番号ブロックを第1の払出部313に提供する。
次に、実施例3の基地局310及び端末30の処理動作を説明する。図17は、実施例3の基地局及び端末の処理動作の一例を示すシーケンス図である。図17において、「端末」は、端末30に対応し、「基地局」は、基地局310に対応するものとする。
図17に示すように、端末は、基地局の全セルのうちいずれか一つのセルに所属すると、非CA通信を行うために、基地局へC番号を要求するためのC番号要求を基地局へ送信する(ステップS301)。このC番号要求の送信には、例えば、RACH Preambleを含むMessage1が用いられる。
基地局のBB部は、端末からのC番号要求を受信すると、C番号記憶部312に記憶された複数の非CA用C番号ブロックから、昇順で非CA用C番号ブロックを選択する(ステップS302)。
そして、基地局のBB部は、選択した非CA用C番号ブロックから非CA用C番号を選択し、選択した非CA用C番号を端末へ払い出す(ステップS303)。この非CA用C番号の払い出しには、例えば、Message1に対する応答(Random Access Response)を含むMessage2が用いられる。
続いて、基地局のBB部は、C番号記憶部312に記憶された複数のC番号ブロックの各々に属するC番号のうち非CA用C番号として払い出されていないC番号の合計数が閾値Ta以下であるか否かを判定する(ステップS304)。基地局のBB部は、非CA用C番号として払い出されていないC番号の合計数が閾値Taよりも大きい場合には(ステップS304;No)、処理をステップS308に移行する。
一方、基地局のBB部は、非CA用C番号として払い出されていないC番号の合計数が閾値Ta以下である場合には(ステップS304;Yes)、以下の処理を行う。すなわち、基地局のBB部は、C番号記憶部314に記憶された複数のCA用C番号ブロックのうち未使用のC番号ブロックの提供をCNT部に要求する(ステップS305)。
基地局のCNT部は、未使用のC番号ブロックの提供の要求に応じて、未使用のC番号ブロックをC番号記憶部314から選択し(ステップS306)、選択した未使用のC番号ブロックをBB部に提供する(ステップS307)。
続いて、基地局のBB部は、C番号記憶部312の複数のC番号ブロックの中に未払出しのC番号のみを含むC番号ブロックが存在し、かつ他のC番号ブロックの各々に属する未払出しのC番号の合計数が閾値Tb以上であるか否かを判定する(ステップS308)。基地局のBB部は、未払出しのC番号のみを含むC番号ブロックが存在しない場合、又は他のC番号ブロックの各々に属する未払出しのC番号の合計数が閾値Tbよりも小さい場合(ステップS308;No)、処理をステップS311へ移行する。
一方、基地局のBB部は、複数のC番号ブロックの中に未払出しのC番号のみを含むC番号ブロックが存在し、かつ他のC番号ブロックの各々に属する未払出しのC番号の合計数が閾値Tb以上である場合(ステップS308;Yes)、以下の処理を行う。すなわち、基地局のBB部は、未払出しのC番号のみを含むC番号ブロックをCNT部に返却する(ステップS309)。
基地局のCNT部は、未払出しのC番号のみを含むC番号ブロックの返却を受け付けると、返却に対する応答をBB部へ送信する(ステップS310)。
続いて、端末は、ランダムアクセス手順における他のMessage等を基地局との間で送受信することにより、非CA用C番号を用いて、非CA通信を行う(ステップS311−S316)。
また、基地局のCNT部は、CA通信を行うためのトリガが発生した場合に(ステップS317)、C番号記憶部314に記憶された複数のC番号ブロックのうちBB部により選択されていないC番号ブロックから、CA用C番号を選択する(ステップS318)。CA通信を行うためのトリガは、例えば、動画の視聴等のイベントを含み、通信システムの設計者等により適宜設定される。
そして、基地局のCNT部は、選択したCA用C番号をBB部を介して端末へ払い出す(ステップS319−S320)。このCA用C番号の払い出しには、例えば、通信開始時に送受信されるRRC Reconfigurationが用いられる。
端末は、RRC Reconfigurationに対する応答としてRRC Recofiguration Completeを基地局へ返信することにより、CA用C番号を用いて、CA通信を行う(ステップS321−S322)。
上述したように、実施例3では、CA通信が行われる場合に、複数のC番号ブロックのうち非CA通信時に選択されていないC番号ブロックから、CA用C番号を端末30に払い出す。このため、実施例3によれば、1セル当たりのC番号の範囲が固定される前提技術と比較して、所定数のC番号を非CA用C番号とCA用C番号とに動的に区別することができ、1セル当たりのC番号の不足を効率よく回避することができる。結果として、実施例3によれば、CA通信が実行される場合に、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を回避することが可能となる。さらに、実施例3によれば、非CA用C番号とCA用C番号とをブロック単位で管理することが可能となり、端末30に払い出されるべきC番号の枯渇を効率的に回避することが可能となる。
さて、これまで本願の開示する通信システム及び基地局の実施例について説明したが、上述した実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてもよいものである。そこで、以下では実施例4として実施例の変形例を説明する。
上記実施例3では、非CA通信に用いられる非CA用C番号と、CA通信に用いられるCA用C番号との不一致が許容される場合を説明したが、開示の技術はこれには限られない。例えば、非CA通信に用いられる非CA用C番号と、CA通信に用いられるCA用C番号との不一致が許容されない旨が通信システムの管理者等により予め規定される場合も想定される。この場合には、以下のような処理が行われてもよい。
図18は、実施例3の変形例のC番号払出方法の説明を行うための図である。基地局310の第1の払出部313は、非CA通信が行われる場合に、C番号記憶部312の複数のC番号ブロックから、非CA通信に用いられる一つのセルと、他のセルとの間で異なるC番号ブロックを選択する。図18の例では、第1の払出部313によって選択されるC番号ブロックが黒塗りの矩形で示されている。そして、第1の払出部313は、選択したC番号ブロックから非CA用C番号を端末30に払い出す。第2の払出部315は、CA通信が行われる場合に、CA用C番号の払い出しを中止する。端末30の通信制御部32は、CA通信を行う場合に、非CA用C番号をCA用C番号として継続的に用いて、CA通信を行う。
また、上記実施例1〜3では、基地局が、CA通信が行われる場合に、全セルのうち2つ以上のセルに共通するC番号であるCA用C番号を端末に払い出す例を説明したが、開示の技術はこれには限られない。例えば、基地局の全セルが、CA通信に用いられる2つ以上のセルが属する複数のグループに予め区分される場合も想定される。例えば、地理的にセルどうしが離れている場合や、建物等の外的要因によりセル間の通信が困難である場合に、基地局の全セルが複数のグループに予め区分される。この場合には、以下のような処理が行われてもよい。
図19は、実施例1の変形例のC番号払出方法の説明を行うための図である。基地局10の第2の払出部15は、CA通信が行われる場合に、非CA用C番号を除く所定数のC番号から、複数のグループの各々に属する2つ以上のセルに共通するCA用C番号を端末30に払い出す。図19の例では、CA通信に用いられる2つ以上のセルが属する複数のグループとして、グループ#1〜#nが示されている。この例では、第2の払出部15は、グループ#1に属するセル#1,#2に共通するCA用C番号を端末30に払い出す。また、第2の払出部15は、グループ#2に属するセル#3〜#5に共通するCA用C番号を端末30に払い出す。また、第2の払出部15は、グループ#nに属するセル#6〜#nに共通するCA用C番号を端末30に払い出す。
(ハードウェア構成)
実施例1〜3の端末及び基地局は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図20は、基地局のハードウェア構成を示す図である。図20において基地局1000は、LSI1001と、プロセッサ1002と、メモリ1003,1004と、I/F(Inter/Face)1005とを有する。プロセッサ1002は、LSI1001、メモリ1004、及びI/F1005とバスを介して接続されている。また、LSI1001は、メモリ1003と接続されている。
LSI1001は、基地局1000における送受信に関わる処理を行う。すなわち、LSI1001は、無線受信処理及び無線送信処理等を行う。また、プロセッサ1002の一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ1003,1004の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1から実施例3の基地局で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを基地局が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、BB部(つまり、第1の払出部13及び無線IF部11等)によって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ1003に記録され、各プログラムがLSI1001で実行されてもよい。また、CNT部(つまり、第2の払出部15等)によって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ1004に記録され、各プログラムがプロセッサ1002で実行されてもよい。
図21は、端末のハードウェア構成例を示す図である。図21において端末3000は、LSI(Large Scale Integrated circuit)3001と、プロセッサ3003と、メモリ3002,3004と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部3005と、マイク3006と、拡声器3007とを有する。プロセッサ3003は、LSI3001と、メモリ3004と、表示部3005と、マイク3006と、拡声器3007とバスを介して接続されている。また、LSI3001は、メモリ3002と接続されている。
LSI3001は、端末3000における送受信に関わる処理を行う。すなわち、LSI3001は、無線受信処理及び無線送信処理等を行う。また、プロセッサ3003の一例としては、CPU、DSP、FPGA等が挙げられる。また、メモリ3002,3004の一例としては、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1から実施例3の端末で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを端末が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、無線IF部31によって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ3002に記録され、各プログラムがLSI3001で実行されてもよい。また、通信制御部32によって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ3004に記録され、各プログラムがプロセッサ3003で実行されてもよい。
1 通信システム
10、210、310 基地局
11 無線IF部
12、312 C番号記憶部
13、213、313 第1の払出部
14、314 C番号記憶部
15、215、315 第2の払出部
30 端末
31 無線IF部
32 通信制御部

Claims (10)

  1. 基地局と、端末とを含む通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記端末との間で当該基地局の全セルのうちいずれか一つのセルを用いた第1の通信が行われる場合に、前記端末を識別するための所定数の識別番号から、前記全セルの各々に固有の識別番号である第1の識別番号を前記端末に払い出す第1の払出部と、
    前記端末との間で前記全セルのうち2つ以上のセルを同時に用いた第2の通信が行われる場合に、前記第1の識別番号を除く前記所定数の識別番号から、前記2つ以上のセルに共通する識別番号である第2の識別番号を前記端末に払い出す第2の払出部と
    を備え、
    前記端末は、
    前記基地局から払い出される前記第1の識別番号又は前記第2の識別番号を用いて、前記第1の通信又は前記第2の通信を行う通信制御部を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記所定数の識別番号は、前記第1の識別番号を含む複数の識別番号である第1の識別番号群と、前記第2の識別番号を含む複数の識別番号である第2の識別番号群とに予め区分され、
    前記基地局は、前記第1の識別番号群を記憶する第1の記憶部と、前記第2の識別番号群を記憶する第2の記憶部とをさらに備え、
    前記第1の払出部は、前記第1の通信が行われる場合に、前記第1の記憶部に記憶された前記第1の識別番号群から、前記第1の識別番号を前記端末に払い出し、
    前記第2の払出部は、前記第2の通信が行われる場合に、前記第2の記憶部に記憶された前記第2の識別番号群から、前記第2の識別番号を前記端末に払い出すことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記基地局は、前記所定数の識別番号を記憶する第1及び第2の記憶部をさらに備え、
    前記第1の払出部は、前記第1の通信が行われる場合に、前記第1の記憶部に記憶された前記所定数の識別番号から、昇順で前記第1の識別番号を前記端末に払い出し、
    前記第2の払出部は、前記第2の通信が行われる場合に、前記第2の記憶部に記憶された前記所定数の識別番号のうち前記第1の払出部により前記第1の識別番号として払い出されていない識別番号から、降順で前記第2の識別番号を前記端末に払い出すことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記第2の払出部は、前記第2の記憶部に記憶された前記所定数の識別番号のうち前記第1の識別番号として払い出されていない前記所定数の識別番号が存在しない場合に、前記2の識別番号の払い出しを中止し、
    前記通信制御部は、前記第2の識別番号の払い出しが中止された場合に、前記第1の識別番号を用いて、前記第1の通信を継続することを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記基地局は、前記所定数の識別番号が所定数のブロックに区分されて得られる複数の識別番号ブロックの各々に対応付けて、該複数の識別番号ブロックの各々に属する識別番号を記憶する第1及び第2の記憶部をさらに備え、
    前記第1の払出部は、前記第1の通信が行われる場合に、前記第1の記憶部に記憶された前記複数の識別番号ブロックから、昇順で識別番号ブロックを選択し、選択した識別番号ブロックから前記第1の識別番号を前記端末に払い出し、
    前記第2の払出部は、前記第2の通信が行われる場合に、前記第2の記憶部に記憶された前記複数の識別番号ブロックのうち前記第1の払出部により選択されていない識別番号ブロックから、前記第2の識別番号を前記端末に払い出すことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記第1の払出部は、前記第1の識別番号を前記端末に払い出した後に、前記第1の記憶部に記憶された前記複数の識別番号ブロックの各々に属する識別番号のうち前記第1の識別番号として払い出されていない識別番号の合計数が閾値以下となった場合に、前記第2の記憶部に記憶された前記複数の識別番号ブロックのうち未使用の識別番号ブロックの提供を前記第2の払出部に要求し、
    前記第2の払出部は、前記第1の払出部からの要求に応じて、前記未使用の識別番号ブロックを前記第1の払出部に提供することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記第1の払出部は、前記第1の識別番号を前記端末に払い出した後に、前記第1の記憶部に記憶された前記複数の識別番号ブロックの中に、未払出しの識別番号のみを含む識別番号ブロックが存在し、かつ、他の識別番号ブロックの各々に属する識別番号のうち前記第1の識別番号として払い出されていない識別番号の合計数が閾値以上となった場合に、前記未払出しの識別番号のみを含む識別番号ブロックを前記第2の払出部に返却することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記第1の通信に用いられる前記第1の識別番号と、前記第2の通信に用いられる前記第2の識別番号との不一致が許容されない旨が予め規定され、
    前記第1の払出部は、前記第1の通信が行われる場合に、前記第1の記憶部に記憶された前記複数の識別番号ブロックから、前記第1の通信に用いられる前記一つのセルと、前記一つのセルとは異なる他のセルとの間で異なる識別番号ブロックを選択し、選択した識別番号ブロックから前記第1の識別番号を前記端末に払い出し、
    前記第2の払出部は、前記第2の通信が行われる場合に、前記第2の識別番号の払い出しを中止し、
    前記通信制御部は、前記第2の通信を行う場合に、前記第1の識別番号を前記第2の識別番号として継続的に用いて、前記第2の通信を行うことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の通信システム。
  9. 前記全セルは、前記第2の通信に用いられる前記2つ以上のセルが属する複数のグループに予め区分され、
    前記第2の払出部は、前記第2の通信が行われる場合に、前記第1の識別番号を除く前記所定数の識別番号から、前記複数のグループの各々に属する前記2つ以上のセルに共通する前記第2の識別番号を前記端末に払い出すことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の通信システム。
  10. 端末が当該基地局の全セルのうちいずれか一つのセルを用いた第1の通信を行う場合に、前記端末を識別するための所定数の識別番号から、前記全セルの各々に固有の識別番号である前記第1の識別番号を前記端末に払い出す第1の払出部と、
    前記端末が前記全セルのうち2つ以上のセルを同時に用いた第2の通信を行う場合に、前記第1の識別番号を除く前記所定数の識別番号から、前記2つ以上のセルに共通する識別番号である第2の識別番号を前記端末に払い出す第2の払出部と
    を備えたことを特徴とする基地局。
JP2014119940A 2014-06-10 2014-06-10 通信システム及び基地局 Pending JP2015233247A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119940A JP2015233247A (ja) 2014-06-10 2014-06-10 通信システム及び基地局
US14/720,135 US9497621B2 (en) 2014-06-10 2015-05-22 Communication system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119940A JP2015233247A (ja) 2014-06-10 2014-06-10 通信システム及び基地局

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015233247A true JP2015233247A (ja) 2015-12-24

Family

ID=54770655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014119940A Pending JP2015233247A (ja) 2014-06-10 2014-06-10 通信システム及び基地局

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9497621B2 (ja)
JP (1) JP2015233247A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3229539B1 (en) * 2014-12-29 2018-11-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and device for allocating cell-radio network temporary identifier (c-rnti)
CN108282902B (zh) * 2017-01-06 2023-11-07 北京三星通信技术研究有限公司 随机接入方法、基站和用户设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001177865A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Ntt Docomo Inc 移動通信におけるスロット割当て方法及びその方法を使用する基地局並びに移動局
WO2011121774A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 富士通株式会社 無線通信方法、無線通信システムおよび無線通信装置
WO2012132016A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 富士通株式会社 通信システム、基地局装置、端末装置、及び通信方法
JP2012244248A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Fujitsu Ltd 基地局装置、通信制御方法および無線通信システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102045862B (zh) 2009-10-22 2014-10-01 中国移动通信集团公司 一种载波聚合实现方法、装置与系统
KR101771257B1 (ko) * 2010-12-03 2017-08-25 엘지전자 주식회사 다중 노드 시스템에서 협력 전송 방법 및 장치
EP3297325B1 (en) * 2013-01-07 2019-11-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and apparatus for inter-enb carrier aggregation
US9628163B2 (en) * 2014-03-25 2017-04-18 Marvell International Ltd. Low-complexity communication terminal with enhanced receive diversity

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001177865A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Ntt Docomo Inc 移動通信におけるスロット割当て方法及びその方法を使用する基地局並びに移動局
WO2011121774A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 富士通株式会社 無線通信方法、無線通信システムおよび無線通信装置
WO2012132016A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 富士通株式会社 通信システム、基地局装置、端末装置、及び通信方法
JP2012244248A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Fujitsu Ltd 基地局装置、通信制御方法および無線通信システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
NOKIA CORPORATION: "Status Report to TSG", 3GPP TSG-RAN♯56 RP-120502, JPN6018001880, 5 June 2012 (2012-06-05), FR, pages 6 - 43, ISSN: 0003836807 *

Also Published As

Publication number Publication date
US20150358811A1 (en) 2015-12-10
US9497621B2 (en) 2016-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6733727B2 (ja) 無線通信システム、基地局側とユーザー機器側の装置及び方法
CN112203257B (zh) 用于执行车辆对外界通信的装置和方法
EP3273740B1 (en) Content publishing method and user equipment
US20180014174A1 (en) Transmission Method and Apparatus of Discovery Signal and Communication System
CN108632981B (zh) 一种下行同步信号发送方法和接收方法及设备
EP4149199A1 (en) Random access method and equipment
EP3644670B1 (en) Signal transmission method and related device
CN110786055A (zh) 一种数据传输方法以及相关设备
JP2022502942A (ja) 能力及びリソースの割り当て方法、端末機器及び制御機器
EP3993524A1 (en) Communication method and device
CN106612559B (zh) 时隙调度方法及装置
CN107548070B (zh) 数据传输方法、装置及系统
CN112566266B (zh) 通信方法、装置、设备、存储介质及程序产品
JP7199551B2 (ja) リソース予約方法および関連デバイス
JP2015233247A (ja) 通信システム及び基地局
CN104936187A (zh) 用于设备到设备信号传输的资源分配方法和装置
CN109644328B (zh) 车联网中传输资源的获取方法及终端
CN111918404A (zh) 一种分配资源的方法、基站及终端
CN113711676A (zh) 用于nb-iot的资源配置
US20130215867A1 (en) System and method for managing traffic in a mobile communication network
JP7509920B2 (ja) リソース構成方法と装置、端末デバイス及びネットワークデバイス
CN116156653A (zh) 一种通信方法及通信装置
CN105491671A (zh) 一种多终端上行调度方法及基于许可辅助访问的网络系统
CN109845168B (zh) 随机接入方法及相关装置
CN113973270A (zh) 消息发送、消息接收方法、装置及通信设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180717