JP2015232811A - 表示装置及びデジタルカメラ - Google Patents

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あみ 横山
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Abstract

【課題】アイコンが示す詳細情報の内容を明瞭に表示すること。
【解決手段】表示装置10は、表示画面20Aに被写体画像Iと各種の情報に関するアイコンとを表示する液晶ディスプレイ20と、表示画面20A上の操作者の視線位置を検出する視線検出部31と、視線検出部31によって視線位置が一つのアイコン上にあることが検出されると、そのアイコンが示す情報である第1の情報を表示させ、視線検出部31によって視線位置が第1の情報上にあることが検出されると、この第1の情報の詳細な情報である第2の情報を表示させる表示制御部34と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、視線検出機能を有する表示装置及びこの表示装置を備えるデジタルカメラに関する。
タッチタブレット上に左右2つの画面を設け、左画面には被写体画像と各種のアイコンを表示し、いずれかのアイコンをタッチすると、そのアイコンが示す情報、例えば被写体に関連する詳細な情報を表示し、右画面には被写体画像のサムネイル画像を表示する画像表示装置が知られている。このタッチタブレットの代わりに電子ファインダとした場合は、タッチの代わりに視線検出によって画面上の位置を指定することもできる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−160879号公報
ところが、特許文献1の画像表示装置では、左画面には被写体画像と各種のアイコンを表示し、右画面には被写体画像のサムネイル画像を表示するため、表示画面の大きさが限られている装置では、アイコンが示す情報の更に詳細な情報を表示してもその内容を識別し難いという問題がある。
請求項1の発明による表示装置は、表示画面に各種のアイコンを表示する表示手段と、前記表示画面上のユーザの視線位置を検出する視線検出手段と、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記アイコン上にあることが検出されると、前記アイコンが示す内容に関する第1の情報を前記表示画面の第1の所定領域に表示させ、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第1の所定領域内の第1の特定位置上にあることが検出されると、前記第1の情報に関する詳細な情報である第2の情報を前記表示画面の第2の所定領域に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明による表示装置によれば、視線検出によりアイコンが示す詳細情報を2段階で表示画面に表示させるので、詳細な情報の内容を明瞭に認識することができる。
本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの外観を模式的に示す背面図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの主要部の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面の内容を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面の内容を示す図である。 第3の実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面の内容を示す図である。 第4の実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面の内容を示す図である。 第5の実施の形態に係るデジタルカメラの表示画面の内容を示す図である。
以下、本発明の実施の形態によるデジタルカメラの構成について、図面を参照しながら説明する。
−第1の実施の形態−
<構成>
図1を参照すると、本実施の形態によるデジタルカメラ1は、直方体状のカメラボディの上面に電源ボタン11、レリーズボタン12が設けられ、カメラボディの背面にズームレバー13、再生ボタン14、消去ボタン15、マルチセレクタ16、視線検出用カメラ17(以下、カメラ17ともいう)及び液晶ディスプレイ20が設けられている。また、カメラボディの正面には、撮影レンズ(不図示)が設けられている。
ズームレバー13は、左右方向に傾動可能に構成され、右方に傾けると撮影レンズのズームアップ、左方に傾けると撮影レンズのズームダウンを指令するための部材である。再生ボタン14は、デジタルカメラ1の記憶部(不図示)に記憶された画像などを液晶ディスプレイ20に再生表示するための部材である。消去ボタン15は、後述するが、視線入力中に選択された指示をキャンセルするための部材である。マルチセレクタ16は、輪帯状の回転部材16aとその中央部に配置された押圧部材16bとを有し、回転部材16aを回転させてモードのメニューから所望のモードを選択し、押圧部材16bを押圧することでそのモードを決定するための部材である。
視線検出用カメラ17は、液晶ディスプレイ20の表示画面20Aを見つめて視線入力動作を行う操作者(ユーザ)の眼を撮影する。なお、視線検出用カメラ17の配設位置は、液晶ディスプレイ20の上側に限らず、液晶ディスプレイ20の右側、左側又は下側でもよい。また、視線検出用カメラ17の台数は複数でもよい。
液晶ディスプレイ20の表示画面20Aには、複数のアイコン21、22、23、24が表示され、操作者は、表示画面20Aを見つめることによって、操作者の視線位置(注視点)に合致したアイコンを選択することができる。また、表示画面20Aには、撮影画像のスルー画像(ライブビュー画像)や再生画像、メニューなどの文字情報なども表示される。
図2のブロック図を参照しながら、各ブロックの機能を説明する。デジタルカメラ1は、前述した視線検出用カメラ17及び液晶ディスプレイ20に加えて、撮影部18、記憶部19及び制御部30を備える。
撮影部18は、ズーミングレンズとフォーカシングレンズと絞りとを有する撮影レンズ及び撮像素子等を備え、被写体を撮影し、被写体画像データを生成する。
記憶部19は、例えばメモリカードであり、被写体画像データなどの画像データや、画像データとこれに関連付けられた属性データとを有する画像ファイル等を記憶する。
制御部30は、視線検出部31、判定部32、計時部33及び表示制御部34を有し、視線検出用カメラ17、撮影部18、記憶部19及び液晶ディスプレイ20の各ブロックとの間で電気信号或いはデータの授受を行うことにより、各種の演算や、不図示のROMに記憶されているプログラムを実行する。
図2のブロック図に示したデジタルカメラ1の構成において、表示装置10は、視線検出用カメラ17、液晶ディスプレイ20及び制御部30を含むものである。
図2の制御部30が有する各ブロックについて説明する。
視線検出部31は、視線検出用カメラ17と協働して表示画面20A上の操作者の視線位置を検出する。具体的には、視線検出部31は、カメラ17によって撮影された操作者の眼の画像データを画像処理し、解析することによって操作者の視線方向、すなわち、表示画面20A上の操作者の視線位置(注視点)を検出することができる。
判定部32は、視線検出部31の検出信号に基づき、視線位置が表示画面20A上の種々の所定の位置のいずれにあるかを判定し、判定信号を出力する。例えば、判定部32は、視線検出部31の検出信号に基づき、操作者の視線位置が表示画面20A上における複数のアイコン21〜24のうちのいずれか一つのアイコンに合致したことを判定し、その旨の判定信号を出力する。
判定部32が視線位置が表示画面20A上の種々の所定の位置にあると判定して判定信号を出力すると、計時部33は、この判定信号に応じて計時を開始し、判定信号が連続して発生している時間を計時して、所定の計時時間に達すると計時信号を出力する。
表示制御部34は、判定部32の判定信号及び計時部33の計時信号に基づき、表示画面20Aにアイコンに対応する詳細情報を表示したり、その詳細情報の表示態様を変更したり、その詳細情報を消去したりする。更に、表示制御部34は、操作者の視線位置がアイコン上又は上記の表示された詳細情報上にあると、そのアイコン又は詳細情報について表示態様を変更する。例えば、注視されているアイコン又は詳細情報を点滅表示したり、表示色を目立つ色に変更したり、背景色を反転表示するなど詳細情報を強調表示する。本明細書では、これらの強調表示を総称してハイライト表示と称する。これにより、操作者は、自分の視線位置がどのアイコン又は詳細情報にあるのかを知ることができる、換言すると、自分がアイコンや詳細情報を注視していることを視線検出用カメラ17及び視線検出部31が検出したことを、確認することができる。
図3を参照しながら、液晶ディスプレイ20の表示画面20Aに表示されたアイコン及び詳細情報について説明する。
図3(a)の表示画面20Aには、その中央部に被写体画像Iが表示され、その周辺部に複数のアイコン21、22、23、24が一例として表示されている。本実施の形態では、被写体画像Iは、本撮影の準備段階において撮影部18によって取得されたライブビュー画像(スルー画像)である。
電池アイコン21は、電池の形がデザインされており、電池残量に関するアイコンである。静止画アイコン22は、図中、「16M」と表されており、静止画の画像モード、画像サイズ、画質などに関するアイコンである。動画アイコン23は、図中、「1080」及び「30」と表されており、動画の画像サイズ、画質やフレームレートなどに関するアイコンである。ズームアイコン24は、ズームレンズのズーミングで決まる焦点距離に関するアイコンである。電池アイコン21、静止画アイコン22、動画アイコン23、ズームアイコン24は、それぞれ、表示画面20Aの所定領域、即ち所定の表示領域121、122、123、124内に表示される。なお、この所定領域121、122、123、124は、その所定領域を囲む表示枠によって表示されている。図2の判定部32は、視線検出部31の検出信号に基づき操作者の視線が所定領域内に存在すると判定すると、操作者がその所定領域内のアイコンを注視していると判断する。
図3(b)の表示画面20Aには、被写体画像I及びアイコン21〜24に加えて、詳細情報としての第1の情報21aが表示されている。第1の情報21aは、操作者が電池アイコン21の所定領域121a内を所定時間注視し続けた結果、表示画面20Aのほぼ中央部の所定領域121a内に被写体画像Iに重畳して表示される。なお、この所定領域121aも、その所定領域を囲む表示枠によって、表示されている。また、第1の情報21aは、電池残量アイコン21の電池残量情報のより詳細な情報である「電池残量 80%」という文字情報で表示されているので、操作者は、電池残量の詳しい情報を得ることができる。第1の情報21aは、その背後に被写体画像Iが見える程度に半透過状態で表示される。なお、第1の情報21aが表示されている時にも、アイコン21〜24は、表示状態のままである。
図2の判定部32は、視線検出部31の検出信号に基づき操作者の視線が所定領域121a内に存在すると判定すると、操作者が第1の情報21aを注視していると判断する。操作者がこの第1の情報21aの所定領域121a内を所定の時間注視し続けると、第1の情報21aの代わりに第1の情報21aよりも更に詳細な情報である第2の情報が表示される。
図3(c)の表示画面20Aには、被写体画像I及びアイコン21〜24に加えて、詳細情報としての第2の情報21bが表示されている。第2の情報21bは、表示画面20Aのほぼ中央部の所定領域121b内に表示される。なお、この所定領域121bも、その所定領域を囲む表示枠によって、表示されている。また、第2の情報21bは、第1の情報21aである「電池残量 80%」に加えて「静止画 120枚、動画 40分、再生 3時間」という文字情報を含み、現在の電池残量では、静止画ならば120枚の撮影が可能であり、動画ならば40分の撮影が可能であり、画像の再生ならば3時間の再生が可能であることを示す。従って、操作者は電池残量に関して一層詳しい情報或いは付加情報を得ることができる。第2の詳細情報21bも、その背後に被写体画像Iが見える程度に半透過状態で表示される。なお、第2の情報21bの表示に応じて、第1の情報21aは消去されるが、アイコン21〜24は、表示状態のままである。
一方、表示されている第1又は第2の情報21a、21bは、操作者の視線位置がその第1又は第2の情報21a、21bの所定領域121a、121b内から所定領域外に移動することによって非表示、つまり表示画面20A上から消去される。すなわち、判定部32は、操作者の視線位置が所定領域121a、121b内から所定領域外に移動すると、その旨の判定信号を出力し、計時部33は、当該判定信号に応じて計時を開始し、所定の計時時間に達すると計時信号を出力し、表示制御部34は、視線位置が所定領域121a、121b外に移動して所定の時間が経過したことにより、表示されている第1又は第2の情報21a、21bを非表示とする。
また、図3で説明したように、電池アイコン21が注視されると1段目の第1の情報21aが表示され、更に、第1の情報21aが注視されると2段目の第2の情報21bが表示される。すなわち、アイコンに対応する詳細な情報が2段階で表示されるのが本実施の形態のデジタルカメラ1の大きな特徴である。
<動作>
図4のフローチャートを参照しながら、電池アイコン21に関する詳細な情報の表示およびその消去について説明する。電源ボタン11を押下して電源を入れると、本撮影の準備段階である図3(a)の表示画面20Aが現れる。ステップS11で、操作者が表示画面20A上の電池アイコン21を注視すると、カメラ17は操作者の眼を撮影し、視線検出部31は、カメラ17によって撮影された操作者の眼の画像データを画像処理し、解析することによって表示画面20A上の操作者の視線位置(注視点)を検出し、判定部32は、操作者の視線位置が電池アイコン21の所定領域121に入っていると判定する。表示制御部34は、このような判定部32による判定を操作者に知らせるために、電池アイコンの表示態様を変更する、例えば、電池アイコンをハイライト表示する。
ステップS12で、計時部33は、操作者の視線位置が電池アイコン21の所定領域121に連続的に存在する時間を計時する、即ち、判定部32が視線位置が電池アイコン21の所定領域121に入っていると判定して、判定信号を出力し続ける時間を計時する。ステップS13では、計時部33は、連続的な時間が所定の時間T1に達すると計時信号を出力する。ステップS14では、時間T1が経過したことにより、表示制御部34は、表示画面20Aを図3(a)に示す画面から図3(b)に示す画面に変える。すなわち、表示制御部34は、図3(b)に示すように第1の情報21aを追加して表示する。なお、操作者がこの第1の情報21aを判読するためにそれを注視すると、判定部32が視線位置が第1の情報21aの所定領域121a内に存在すると判定して、この判定に応じて表示制御部34は、第1の情報21aの表示態様を変更する、例えば第1の情報21aをハイライト表示する。
ステップS15では、判定部32は、視線位置が第1の情報21aの所定領域121a内から所定領域外に移動したか否かを判定し、視線位置が所定領域外に移動したと判定した場合は、これに応じて表示制御部34が第1の情報21aのハイライト表示を中止すると共にステップS16へ移行する。判定部32が視線位置が所定領域121a外に移動しない、即ち、視線位置が所定領域121a内に留まっていると判定した場合はステップS19へ移行する。
ステップS16では、計時部33は、視線位置が第1の情報21aの所定領域121aからその外に移動すると計時を開始し、連続的な時間を計時する。ステップS17では、計時部33は、連続的な時間が所定の時間T2に達すると計時信号を出力する。ステップS18では、時間T2が経過したことにより、表示制御部34は、表示画面20Aから第1の情報21aを消去し、図3(a)に示す表示画面20Aの状態に戻す。この状態で、視線入力動作は終了し、本撮影動作に移行する。
ここで、所定の時間T1と所定の時間T2の長さの関係については、所定の時間T1は所定の時間T2よりも長く設定されている。
ステップS15から移行したステップS19では、計時部33は、操作者の視線位置が第1の情報21aの所定領域121aに連続的に存在する時間の計時を行う。ステップS20では、計時部33は、連続的な時間が所定の時間T3に達すると計時信号を出力する。ステップS21では、時間T3が経過したことにより、表示制御部34は、表示画面20Aを図3(b)に示す画面から図3(c)に示す画面に変える。すなわち、表示制御部34は、図3(c)に示すように第2の情報21bを表示する。操作者がこの第2の情報21bを判読するためにそれを注視すると、判定部32が視線位置が第2の情報21bの所定領域121b内に存在すると判定して、この判定に応じて表示制御部34は、第2の情報21bの表示態様を変更する、例えば第2の情報21bをハイライト表示する。
ステップS22では、判定部32は、視線位置が第2の情報21bの所定領域121b内から所定領域外に移動したか否かを判定し、視線位置が所定領域121b外に移動したと判定した場合は、これに応じて表示制御部34が第2の情報21bのハイライト表示を中止すると共にステップS23へ移行する。判定部32が視線位置が所定領域121b外に移動せずに所定領域121b内に留まっていると判定した場合には、ステップS22へ戻る。ステップS23では、計時部33は、視線位置が第2の情報21bの所定領域121b外に移動すると計時を開始し、連続的な時間を計時する。ステップS24では、計時部33は、連続的な時間が所定の時間T4に達すると計時信号を出力する。ステップS25では、時間T4が経過したことにより、表示制御部34は、表示画面20Aから第2の情報21bを消去し、図3(a)に示す表示画面20Aの状態に戻す。この状態で、視線入力動作は終了し、本撮影動作に移行する。
ここで、所定の時間T3と所定の時間T4の長さの関係については、所定の時間T3は所定の時間T4よりも長く設定されている。
第1の実施の形態のデジタルカメラ1によれば以下の作用効果を奏する。
(1)視線検出により電池アイコン21が選択されると、表示画面20A上に、被写体画像Iに重畳させて電池アイコン21に関する詳細情報である第1及び第2の情報を2段階で表示し、1段目の第1の情報21aを表示後に更に詳しい情報を知りたい場合は、2段目の第2の情報21bを表示するので、必要に応じてより一層詳しい情報を得ることができる。
(2)操作者が電池アイコン21を所定時間注視する、即ち、視線検出部31によって視線位置が電池アイコン21の所定領域121内に存在することが所定時間、検出されると、表示画面20A上に、1段目の第1の情報21aが表示され、視線が第1の情報21aの所定領域121aから所定時間外れると、第1の情報21aが消去され、視線が第1の情報21aの所定領域121a内に所定時間存在すると、第2の情報21bが表示され、視線が第2の情報21bの領域121bから所定時間外れると、第2の情報21bが消去されるので、視線のみによる表示変更/非表示(消去)を行うことができる。
(3)操作者がアイコン又は第1の情報を注視すると、そのアイコン又は第1の情報の表示態様を変更するので、操作者は、視線検出部31が視線位置を検出していることを、確認することができる。
(4)操作者の視線位置がいずれかのアイコン又は第1の情報の所定領域に入ると計時を開始し、所定の時間を計時すると計時信号を出力した後に、それぞれ第1の情報又は第2の情報を表示し、また、視線位置がアイコン又は第1、第2の情報の所定領域内から所定領域外に移動すると計時を開始し、所定の計時時間に達すると計時信号を出力する計時部33を設けたので、操作者の視線が不用意に一時的に所定領域内外に移動しても、それに応じて表示が切り替わったり消去されることを防止することができる。
(5)操作者の視線位置が電池アイコン21の表示領域121に連続的に存在する所定の時間T1が第1の情報21aの所定領域121aから視線位置が外れた後の連続的な所定の時間T2よりも長く設定され、操作者の視線位置が第1の情報21aの所定領域121aに連続的に存在する所定の時間T3が第2の詳細情報21bの所定領域121bから視線位置が外れた後の連続的な所定の時間T4よりも長く設定されているので、操作者がアイコン又は第1の情報を確実に注視していることを確認することができると共に、操作者が第1又は第2の情報を既に認識し次の操作に移りたい意思に応じて迅速に第1又は第2の情報の表示消去を達成することができる。
−第2の実施の形態−
第2の実施の形態によるデジタルカメラは、第1の実施の形態によるデジタルカメラ1と同一の構成であり、同様の機能を有するものである。
第1の実施の形態では、電池アイコン21に関する詳細情報である第1及び第2の情報の表示/非表示(消去)を説明したが、第2の実施の形態では、静止画アイコン22に関する詳細情報である第1及び第2の情報の表示/非表示(消去)を説明する。
図5を参照すると、図5(a)の表示画面20Aには、その中央部にライブビュー画像(スルー画像)である被写体画像I、その周辺部に複数のアイコン21、22、23、24が表示されており、図5(a)の表示画面20Aは図3(a)の表示画面20Aと同じである。
図5(b)の表示画面20Aには、被写体画像I及びアイコン21〜24に加えて、第1の情報22aが所定領域122a内に表示されている。第1の情報22aは、静止画アイコン22に関する詳細な情報であり、視線検出により静止画アイコン22が選択された結果、表示画面20Aのほぼ中央部に表示される。第1の情報22aは、「画像モード 16M」という文字情報で表示されているので、操作者は、本撮影しようとする静止画の画像モードが画素数16Mであるという詳しい情報を得ることができる。
図5(c)の表示画面20Aには、被写体画像I及びアイコン21〜24に加えて、第2の情報22bが所定領域122b内に表示されている。第2の情報22bは、第1の情報22aの「画像モード 16M」を含むそれよりも更に詳細な情報であり、視線検出により第1の情報22aが選択された結果、表示画面20Aのほぼ中央部に表示される。第2の情報22bは、「画像モード 16M」という文字情報に加えて「画像サイズ 4608×3456、画質 FINE」という文字情報が表示され、現在の画像モードは、画像サイズが画素数4608×3456、画質がFINEであるという一層詳しい情報或いは付加情報を得ることができる。
また、静止画アイコン22の選択や静止画アイコン22に関する第1の情報22a、第2の情報22bの表示/消去及びその表示態様の変更についても、電池アイコン21の選択や電池アイコン21に関する第1の情報21a、第2の情報21bの表示/非表示(消去)及びその表示態様の変更の動作を表す図4のフローチャートのとおりである。すなわち、静止画アイコン22の例では、図4のフローチャートにおいて、ステップS11では、「電池アイコン選択」を「静止画アイコン選択」に置き換え、以下同様に、ステップS14では、「第1の情報21aを表示」を「第1の情報22aを表示」に、ステップS18では、「第1の情報21aを消去」を「第1の情報22aを消去」に、ステップS21では、「第2の情報21bを表示」を「第2の情報22bを表示」に、ステップS25では、「第2の情報21bを消去」を「第2の情報22bを消去」に置き換える。
第2の実施の形態によるデジタルカメラも第1の実施の形態によるデジタルカメラ1と同様の作用効果を奏する。
−第3の実施の形態−
第3の実施の形態によるデジタルカメラも、第1の実施の形態によるデジタルカメラ1と同一の構成であり、同様の機能を有するものである。
第1の実施の形態では、電池アイコン21に関する詳細情報である第1及び第2の情報の表示/非表示(消去)を説明したが、第3の実施の形態では、動画アイコン23に関する詳細情報である第1及び第2の情報の表示/非表示(消去)を説明する。
図6を参照すると、図6(a)の表示画面20Aには、その中央部にライブビュー画像(スルー画像)である被写体画像I、その周辺部に複数のアイコン21、22、23、24が表示されており、図6(a)の表示画面20Aは図3(a)又は図5(a)の表示画面20Aと同じである。
図6(b)の表示画面20Aには、被写体画像I及びアイコン21〜24に加えて、第1の情報23aが所定領域123a内に表示されている。第1の情報23aは、動画アイコン23に関する詳細な情報であり、視線検出により動画アイコン23が選択された結果、表示画面20Aのほぼ中央部に表示される。第1の情報23aは、「動画設定 1080/30p」という文字情報で表示されているので、操作者は、本撮影しようとする現在の動画の設定では、縦方向の画素数1080、フレームレートが毎秒30コマであるという詳しい情報を得ることができる。
図6(c)の表示画面20Aには、被写体画像I及びアイコン21〜24に加えて、第2の情報23bが所定領域123b内に表示されている。第2の情報23bは、第1の情報23aの「動画設定 1080/30p」を含むそれよりも更に詳細な情報であり、視線検出により第1の情報23aが選択された結果、表示画面20Aのほぼ中央部に表示される。第2の情報23bは、「動画設定 1080/30p」という文字情報に加えて「サイズ 1920×1080、画質 NORMAL、フレームレート 30fps、走査方式 プログレッシブ」という文字情報が表示され、現在のサイズが画素数1920×1080、画質がNORMAL、フレームレートが毎秒30コマ、走査方式がプログレッシブであるという一層詳しい情報或いは付加情報を得ることができる。
また、動画アイコン23の選択や動画アイコン23に関する第1の情報23a、第2の情報23bの表示/消去及び表示態様の変更についても、電池アイコン21の選択や電池アイコン21に関する第1の情報21a、第2の情報21bの表示/非表示(消去)及び表示態様の変更の動作を表す図4のフローチャートのとおりである。すなわち、動画アイコン23の例では、図4のフローチャートにおいて、ステップS11では、「電池アイコン選択」を「動画アイコン選択」に置き換え、以下同様に、ステップS14では、「第1の情報21aを表示」を「第1の情報23aを表示」に、ステップS18では、「第1の情報21aを消去」を「第1の情報23aを消去」に、ステップS21では、「第2の情報21bを表示」を「第2の情報23bを表示」に、ステップS25では、「第2の情報21bを消去」を「第2の情報23bを消去」に置き換える。
第3の実施の形態によるデジタルカメラも第1の実施の形態によるデジタルカメラ1と同様の作用効果を奏する。
以下、第1〜第3の実施形態の変形例について説明する。
(1)上記の実施形態では、第1及び第2の情報を表示画面20Aのほぼ中央部に表示するものであったが、各アイコンの脇に第1及び第2の情報の内容を小さく表示してもよい。例えば、図3の電池アイコン21の場合は、電池のマークの近傍に「80%」と表示することができる。
(2)上記の実施形態では、各アイコンについて詳細な情報が、第1及び第2の情報のように2段階存在する場合を説明したが、詳細な情報が3段階以上存在する、例えば第3の情報まで存在する場合であっても本発明が適用できる。
第1及び第2の情報が存在する場合では、第1の情報の所定領域内に視線位置があることが検出されると、第2の情報の存在が存在することを示す為に第1の情報を点滅表示などのハイライト表示し、第2の情報の所定領域内に視線位置があることが検出されると、第2の情報を第3の情報が存在しないことを示す為に表示色の変更などのハイライト表示に変更する。また、第1、第2及び第3の情報が3段階に階層化されている場合は、第1又は第2の情報の所定領域内に視線位置があることが検出されると、第2又は第3の情報が存在することを示す為に第1又は第2の情報を点滅表示などのハイライト表示し、第3の情報の所定領域内に視線位置があることが検出されると、第3の情報を第4の情報が存在しないことを示す為に表示色の変更などのハイライト表示に変更する。このようにすることにより、操作者は、自身が注視いている第1、第2、第3の情報に、更なる詳細な情報が存在するか否かを、を簡単に知ることができる。
(3)同様に、第1及び第2の情報が存在するアイコンと、第1〜第3の情報などが3段階以上に階層化されているアイコンとの間でも、アイコンの表示態様を予め異ならせてもよい。
(4)上記の実施形態では、例えば、図3に示した第1又は第2の情報21a、21bの表示を消去するときは、第1又は第2の情報21a、21bの所定領域121a、121b内に存在した視線位置をその所定領域外に移動することで消去するものであったが、それの代わりに、第1又は第2の情報21a、21bの所定領域121a、121b内に消去マークを設定して、操作者がこの消去マークを注視した時にその第1又は第2の情報の表示を消去するようにしてもよい。また、図1に示す、デジタルカメラ1の背面に設けられた消去ボタン15を操作することで第1又は第2の情報の表示を消去するようにしてもよい。また、図1に示すレリーズボタン12が半押しと全押しの2段階で押下する構造である場合は、このレリーズボタン12を半押し操作することで第1又は第2の情報の表示を消去するようにしてもよい。
−第4の実施の形態−
図7(a)〜図7(d)に示した第4の実施の形態によるデジタルカメラは、図5(a)〜図(c)に示した第2の実施の形態によるデジタルカメラに類似しているが、相違点は、操作者が第1の情報の所定領域内を注視した場合に、その注視位置、即ち、視線位置が上記の所定領域内のうちの、第1の特定位置である時に第2の情報が表示され、第2の特定位置である時には第3の情報が表示される点である。
次に、第4の実施の形態によるデジタルカメラを第2の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図7(a)及び図7(c)は、それぞれ図5(a)及び図5(c)と同一である。図7(b)において、第1の情報22cが表示画面20Aの所定領域122c内に表示される。この第1の情報22cは、文字情報「画像モード 16M」に加えて、文字情報「変更」を含む点で、図5(b)の第1の情報22aと異なる。この文字情報「変更」は、表示枠で示された領域222c内に表示される。
図7(b)において、操作者が第1の情報22cの所定領域122c内のうちの、第1の特定位置、具体的には、文字情報「変更」以外の位置を所定の時間注視した場合に、換言すると、図2の判定部32が、視線位置が所定領域122c内のうちの文字情報「変更」以外の位置に所定の時間存在したと判定した場合に、図7(c)に示すように第2の情報22bが所定領域122b内に表示される。他方、操作者が第1の情報22cの所定領域122c内の第2の特定位置、具体的には、文字情報「変更」の領域222c内を所定の時間注視した場合に、換言すると、図2の判定部32が、視線位置が所定領域122c内の領域222c内に所定の時間存在したと判定した場合に、図7(d)に示すように第3の情報22dがその所定領域122d内に表示される。この第3の情報22dは、操作者が視線で選択した「画像モード 16M」と、「変更候補 12M」と、「変更候補 10M」と、「変更候補 8M」とを含む。
このように第3の情報22dは、静止画アイコン22に関する第1の情報22cよりも更に詳細な情報ではなく、画像モードについて操作者が視線検出によって選択した「画像モード 16M」と、視線検出によって選択可能な他の画像モード(変更候補の画像モード)として画素数12M、10M、及び8Mの画像モードとを示すものである。
操作者が図7(d)の第3の情報22dのうちの、「変更候補 12M」と「変更候補 10M」と「変更候補 8M」とのいずれかの所定領域を所定時間注視すると、その注視された画像モードが、図7(b)に示されたような第1の情報として表示される。例えば、「変更候補 12M」が所定時間注視されると、図7(b)の第1の情報「画像モード 16M 変更」の「16M」が「12M」に修正された第1の情報、即ち「画像モード 12M 変更」が表示される。この第1の情報「画像モード 12M 変更」の所定領域のうち、「変更」以外の特定位置が操作者によって所定時間注視されると、「画像モード12M」に関する第2の情報が、画像モード16Mに関する図7(c)の第2の情報と同様に、表示される。
また、第1の情報「画像モード 12M 変更」の所定領域の「変更」の領域内が操作者によって所定時間注視されると、図7(d)の第3の情報22dと同様な第3の情報が表示される。この第3の情報は、図7(d)の第3の情報22dの「画像モード 16M」が「画像モード 12M」に修正され、「変更候補 12M」が「変更候補 16M」に修正されたものである。
図7(d)において、第3の情報のうち「画像モード 16M」が所定時間注視された場合には、図7(c)の第2の情報22bが表示される。これと同様に、図7(d)の「変更候補 12M」と「変更候補 10M」と「変更候補 8M」とのいずれかが所定時間注視された場合に、注視された画像モード12M、10M、又は8Mに関する第1の情報を表示する代わりに、画像モード12M、10M、又は8Mに関する第2の情報を直接に表示するようにしてもよい。このように、変更候補12M、10M、又は8Mを視線選択した場合は、図7(b)、図7(c)の静止画アイコン22の表示は、「16M」から選択された「12M」、「10M」又は「8M」に変更され、画像モード12M、10M又は8Mが視線選択されていることが示される。
以上のように、第4の実施の形態にあっては、所定のアイコン22の注視によって表示される第1の情報22cは、その所定のアイコン22に関する詳細な情報であり、第1の情報22cの第1の特定位置の注視によって表示される第2の情報22bは、第1の情報22cよりも更に詳細な情報であるが、第1の情報22cの第2の特定位置、即ち「変更」位置222cの注視によって表示される第3の情報22dは、第1の情報22cの更なる詳細情報ではなく、第1の情報22cと同種の情報である。
−第5の実施の形態−
次に、本願発明の第5の実施の形態は、スマートフォンや、タブレット端末や、ウェアラブルコンピュータ又はウェアラブルディスプレイなどを含む電子機器に関するものである。この電子機器は、操作者の視線位置を検出する不図示の視線検出装置を有する。この不図示の視線検出装置は、例えば図2のデジタルカメラ1の視線検出用のカメラ17と視線検出部31と判定部32と計時部33などから構成される。更に、電子機器は、図2のディスプレイ20や表示制御部34や制御部30などと同様のディスプレイや表示制御部や制御部を有する。
図8(a)において、電子機器の表示画面20Bにはその周辺部分に矩形状のメールアイコン25が表示される。このメールアイコン25は、壁紙などの電子機器のディスプレイの背景画像又は待ち受け画面Pに重畳している。操作者の視線位置が矩形状のメールアイコン25の所定領域125に所定時間連続して存在していることを視線検出装置が判定すると、表示制御部は、メールアイコン25をハイライト表示する。視線位置の所定領域125内への存在が所定時間継続すると、表示制御部は、メールアイコン25に関する詳細な情報である第1の情報25aを表示画面20B内の所定領域125a内に表示する。この第1の情報25aは、新規に受信したメール受信件数を表す「メール受信3件」と、新規受信メールを一覧表示するための「一覧」26aと、新規受信メールの内容を表示するための「本文」27aと、を含む。
「一覧」26aは、表示枠で囲まれた所定の領域226a内に表示され、同様に、「本文」27aは、表示枠で囲まれた所定の領域227a内に表示される。操作者が第1の情報25aを判読するためにそれを注視していると、視線位置が所定領域125a内に存在することを視線検出装置が判定して、表示制御部は第1の情報25aの表示態様をハイライト表示する。
操作者が第1の情報25aの「一覧」26aの所定領域226a内を所定時間注視すると、表示制御部が第1の情報25aに代えて、図8(c)に示すように、第2の情報25bを所定領域125b内に表示する。この第2の情報25bは、新規受信メール3件の各々のタイトルの情報と送信日時の情報とを含む。操作者が第2の情報25bを判読するためにそれを注視していると、視線位置が所定領域125b内に存在することを視線検出装置が判定して、表示制御部は第2の情報25bの表示態様をハイライト表示する。
操作者が第1の情報25aの「本文」27aの所定領域227a内を所定時間注視すると、表示制御部が第1の情報25aに代えて、図8(d)に示すように、第3の情報25cを所定領域125c内に表示する。この第3の情報25cは、新規受信メール3件の各々の本文を含み、これらの本文は、操作者が第3の情報25cの文字情報「次へ」を注視することによって最新のメール順にスクロールされて表示される。また、操作者が第3の情報25cを判読するためにそれを注視していると、視線位置が所定領域125c内に存在することを視線検出装置が判定して、表示制御部は第3の情報25cの表示態様をハイライト表示する。
第3の情報であるメールの本文の表示は、操作者が図8(c)の第2の情報25bのメールタイトルや送信日時を所定時間注視した場合に、その注視されたメールに関する本文を図8(d)に第3の情報25cとして、表示しても良い。なお、第1の情報25aと第2の情報25bと第3の情報25cは、それぞれ表示画面の背景画像に重畳して表示される。
第1の情報の新規受信メールとは、前回に第1の情報25aが表示された後に新たに受信されたメールでもよく、前回に第2の情報25bが表示された後に新たに受信されたメールでもよく、前回に第3の情報25cが表示された後に新たに受信されたメールでもよい。また、第1の情報として、上述の新規受信メール件数の代わりに、操作者が受信メールのうち本文を未だ読んでいない未読メールの情報とすることもできる。
また、操作者の視線が、第1の情報25aの所定領域125a内から、または第2の情報25bの所定領域125b内から、または第3の情報25cの所定領域125c内から、それぞれの外に移動した場合には、それぞれの情報のハイライト表示を中止すると共に、上記の移動が所定時間継続した場合には、第1の情報25a、第2の情報25b又は第3の情報25cの表示を消去する。
本発明の表示装置10は、デジタルカメラに限らず、携帯電話機、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、グーグルグラス(Google glass)[登録商標]にも適用できる。また、デジタルカメラが電子ビューファインダーを備えている場合は、電子ビューファインダーを構成する液晶表示器にも本発明の表示装置が適用できる。
本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されるものではない。
1:デジタルカメラ 10:表示装置
17:視線検出用カメラ(カメラ) 20:液晶ディスプレイ
20A、20B:表示画面 21:電池アイコン
21a:第1の情報 21b:第2の情報
22:静止画アイコン 22a、22c:第1の情報
22b:第2の情報 22d:第3の情報
23:動画アイコン 23a:第1の情報
23b:第2の情報 25:メールアイコン
25a:第1の情報 25b:第2の情報
25c:第3の情報 30:制御部
31:視線検出部 32:判定部
33:計時部 34:表示制御部

Claims (15)

  1. 表示画面に各種のアイコンを表示する表示手段と、
    前記表示画面上のユーザの視線位置を検出する視線検出手段と、
    前記視線検出手段によって前記視線位置が前記アイコン上にあることが検出されると、前記アイコンが示す内容に関する第1の情報を前記表示画面の第1の所定領域に表示させ、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第1の所定領域内の第1の特定位置上にあることが検出されると、前記第1の情報に関する詳細な情報である第2の情報を前記表示画面の第2の所定領域に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記第1の特定位置は、前記第1の所定領域の全域であることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第1の所定領域内の第2の特定位置上にあることが検出されると、前記第2の情報とは異なる第3の情報を前記表示画面の第3の所定領域に表示させることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置において、
    前記第3の情報は、前記第1の情報と同種である複数の情報を含み、
    前記表示制御手段は、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第3の所定領域内の前記同種の複数の情報のうちの一つの情報上にあることが検出されると、当該一つの情報に関する詳細な情報を前記表示画面の第4の所定領域に表示させることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記アイコンが前記表示画面に表示された状態で前記第1の情報を前記表示画面の第1の所定領域に表示させると共に、前記第2の情報を前記表示画面の第2の所定領域に表示させるときに、前記第1の情報を消去させることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示手段は、被写体画像を前記表示画面に表示し、
    前記表示制御手段は、前記第1の情報を前記被写体画像に重畳させて前記表示画面の第1の所定領域に表示させ、前記第2の情報を前記被写体画像に重畳させて前記表示画面の第2の所定領域に表示させることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項3に記載の表示装置において、
    インターネット経由でメールを受信する受信部を更に備え、
    前記第1の情報は、前記メールの受信状況の情報を含み、
    前記表示制御手段は、前記第2の情報として前記受信したメールの一覧を表示させ、前記第3の情報として前記受信したメールの内容を表示させることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置において、
    前記メールの受信状況の情報は、新着メールの件数または未読メールの件数を含み、
    前記受信したメールの一覧表示は、メールのタイトルとメールの送信日時情報とを含むことを特徴とする表示装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記アイコンは前記表示画面の周辺領域に表示され、
    前記第1又は第2の所定領域は、前記表示画面の中央部であることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記アイコン上にあることが検出されると、当該アイコンの表示態様を変更し、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第1の特定位置上にあることが検出されると、前記第1の情報の表示態様を変更することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記第1の情報の表示後に、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第1の所定領域以外の領域にあることが検出されると、前記第1の情報を消去し、前記第2の情報の表示後に、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第2の所定領域以外の領域にあることが検出されると、前記第2の情報を消去することを特徴とする表示装置。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記第1の情報の表示後に、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第1の所定領域以外の領域にあることが検出されると、前記第1の情報の表示態様を変更し、前記第2の情報の表示後に、前記視線検出手段によって前記視線位置が前記第2の所定領域以外の領域にあることが検出されると、前記第2の情報の表示態様を変更することを特徴とする表示装置。
  13. 請求項11に記載の表示装置において、
    前記視線検出手段の出力に基づき、ユーザの視線位置が連続的に前記アイコン上にある時間を計時する第1の計時手段と、
    前記視線検出手段の出力に基づき、ユーザの視線位置が連続的に前記第1の所定領域以外の領域にある時間を計時する第2の計時手段と、
    前記視線検出手段の出力に基づき、ユーザの視線位置が前記第1の所定領域上にある連続時間を計時する第3の計時手段と、
    前記視線検出手段の出力に基づき、ユーザの視線位置が前記第2の所定領域以外の領域にある連続時間を計時する第4の計時手段と、を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記第1の計時手段によって第1の所定時間が計時された時に、前記第1の情報を前記表示画面に表示させ、前記第2の計時手段によって第2の所定時間が計時された時に、前記第1の情報の表示を消去し、前記第3の計時手段によって第3の所定時間が計時された時に、前記第2の情報を前記表示画面に表示させ、前記第4の計時手段によって第4の所定時間が計時された時に、前記第2の情報の表示を消去し、
    前記第1の所定時間は、前記第2の所定時間よりも長く設定すると共に、前記第3の所定時間は、前記第4の所定時間よりも長く設定することを特徴とする表示装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記アイコンには、アイコンに関する視線検出により前記第1の情報が表示され、前記第1の情報に関する視線検出により前記第2の情報が表示される第1のアイコンと、アイコンに関する視線検出により前記第1の情報が表示され、前記第1の情報に関する視線検出により前記第2の情報が表示され、前記第2の情報に関する視線検出により第4の情報が表示される第2のアイコンとが存在し、
    前記表示制御手段は、前記第1のアイコンについて前記第2の情報に関する前記第1の所定領域上に前記視線位置があることが検出されると、前記第2の情報を前記第4の情報が存在しないことを示す為の表示態様に変更し、前記第2のアイコンについて前記第2の情報に関する前記第1の所定領域上に前記視線位置があることが検出されると、前記第2の情報を前記第4の情報が存在することを示す為の表示態様に変更することを特徴とする表示装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の表示装置と、
    撮影手段とを有するデジタルカメラ。
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