JP2015231164A - 撮影画像に付加するgps情報の制御方法、及び制御装置 - Google Patents

撮影画像に付加するgps情報の制御方法、及び制御装置 Download PDF

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大士 鳥海
Hiroshi Chokai
大士 鳥海
信二 黒川
Shinji Kurokawa
信二 黒川
遠藤 庄蔵
Shozo Endo
庄蔵 遠藤
正一 中所
Shoichi Nakadokoro
正一 中所
森井 崇
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崇 森井
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Hideki Shiba
秀規 芝
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Osamu Koyama
理 湖山
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Keita Sonoda
啓太 園田
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Abstract

【課題】ペアリングしているGPS受信ユニットからGPS情報が取得できない場合に、ユーザの操作を伴うことなく、精度の高いGPS情報を撮影画像に付加することができる制御方法、及び制御装置を提供する。【解決手段】デジタルカメラが記憶している最新の時刻情報と周囲のGPS受信ユニットの時刻情報を比較し、時刻差が近い場合は、デジタルカメラが記憶している最新の位置情報に近い位置情報を持つGPS受信ユニットの位置情報を優先的に用いる。【選択図】図2

Description

本発明は、撮影画像に付加するGPS情報の制御方法、及び制御装置に関するものである。
近年、撮影画像にGPS情報を付加することができるデジタルカメラは広く一般的である。例えば、デジタルカメラとGPS受信ユニットをユーザが持ち歩くようなシーンにおいて、デジタルカメラは、ユーザの撮影動作のタイミングに同期して、GPS受信ユニットからGPS情報を取得し、撮影画像に添付する処理を行っている。デジタルカメラとGPS受信ユニットの通信はBluetooth(登録商標)などの無線技術などで実現している。
ここで、デジタルカメラの周囲に複数のGPS受信ユニットが存在するシーンにおけるGPS情報の取得方法に関する特許文献1を挙げる。
特許文献1についてであるが、デジタルカメラの周囲にある複数のGPS受信ユニットと通信が可能である場合、ユーザにハードキーを用いてGPS受信情報を選択させるものである。また、デジタルカメラの周囲にある複数のGPS受信ユニットからGPS情報が未測位、もしくは無線接続が切断された場合は、測位中であったGPS情報を保持し、そのGPS情報を撮影画像に付加するというものである。
特開2008−199356号公報
デジタルカメラとGPS受信ユニットをユーザが持ち歩くようなシーンにおいては、通常、デジタルカメラとGPS受信ユニットはペアリングなどの手段によって、一対一で使用することが多い。
しかしながら、GPS受信ユニットの内部電圧が低下した場合や、無線接続が切断された場合は、ペアリングしているGPS受信ユニットが使用できないため、周囲に存在するGPS受信ユニットからGPS情報を取得することになる。ところが、周囲にGPS受信ユニットが複数存在する場合、どのGPS受信ユニットの位置・時間情報を利用すればよいか、一意に選択できないという問題がある。
特許文献1は、GPS情報が未測位、もしくは無線接続が切断された場合は、測位中であったGPS情報を保持し、そのGPS情報を撮影画像に付加するものであるが、未測位、もしくは無線接続が切断された状態が長く続いたままであると、撮影時刻及び撮影場所と保持していたGPS情報に大きな誤差が生じるため、GPS情報の精度は低くなってしまう。また、周囲にある受信可能なGPS受信ユニットの中から、ユーザにGPS受信ユニットを選択させる場合においても、撮影時刻、場所に適したGPS情報の選択はユーザ任せとなってしまい、精度の高いGPS情報の選択が出来ない可能性がある。さらに、撮影時におけるユーザの操作が増えることで、撮影時における操作性の低下、シャッタチャンスの逸失につながってしまう。
本発明の制御装置は、被写体像を撮影するための撮影手段と、
周囲の外部機器と通信を行う通信手段と、
外部機器と一対一の通信を確立するためのペアリング手段と、
GPS機器から得た位置・時刻情報を記憶するための記憶手段と、
GPS機器から得た位置・時刻情報を比較するための比較手段と、
GPS機器から得た位置・時刻情報を演算するための演算手段と、
撮影画像に位置・時刻情報を付加するための付加手段と、を備え、
ペアリングしているGPS機器と通信が行えない場合、他の複数のGPS機器から位置・時刻情報を取得し、前記記憶手段に記憶されている位置・時刻情報との比較結果に応じた演算処理を行い、前記演算後の位置・時刻情報を撮影画像に付加することを特徴としている。
本発明によれば、ペアリングしているGPS受信ユニットからGPS情報が取得できない場合に、ユーザの操作を伴うことなく、精度の高いGPS情報を撮影画像に付加することができる。
本発明の実施例に係る全体構成図である。 本発明の実施例に係るフローチャートである。 本発明の実施例に係る図である。 本発明の実施例に係る図である。
[実施例]
図1は、本発明の実施の形態による携帯機器であるデジタルカメラの主要構成を示すブロック図である。この図1において、29は画像処理装置であり、31は撮影レンズ、33は絞り機能を備えるシャッター、35は光学像を電気信号に変換する撮像素子、37は撮像素子35のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
更に、39は撮像素子35、A/D変換器37、D/A変換器41にそれぞれクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路43及びメインCPU45により制御される。47は画像処理回路であり、A/D変換器37からのデータ或いはメモリ制御回路43からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路47は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてメインCPU45が露光制御手段49、測距制御手段51に対してAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行う。更に、画像処理回路47は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。また、GPS情報を撮影画像に付加する機能を持つ。
43はメモリ制御回路であり、A/D変換器37、タイミング発生回路39、画像処理回路47、画像表示メモリ53、D/A変換器41、メモリ55、圧縮・伸長回路57をそれぞれ制御する。画像表示メモリ53とメモリ55は、同じRAMで構成されるが、RAMのある領域を画像表示メモリ53、また、別のRAMの領域をメモリ55とする。A/D変換器37のデータが画像処理回路47、メモリ制御回路43を介して、或いはA/D変換器37のデータが直接メモリ制御回路43を介して、画像表示メモリ53或いはメモリ55に書き込まれる。
53は画像表示メモリ、41はD/A変換器、59はLCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ53に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器41を介して画像表示部59により表示される。画像表示部59を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。また、画像表示部59は、メインCPU45の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置29の電力消費を大幅に低減することができる。
55は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ55に対して行うことが可能となる。また、メモリ55はメインCPU45の作業領域としても使用することが可能であり、本発明におけるGPS情報(位置、時刻情報)はメモリ55に格納するものとする。
57は画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ55に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータがメモリ55に書き込まれる。また、画像処理回路47同様、GPS情報を撮影画像に付加する機能を持つ。
49は絞り機能を備えるシャッター33を制御する露光制御手段である。51は撮影レンズ31のフォーカシングを制御する測距制御手段、61は撮影レンズ31のズーミングを制御するズーム制御手段、63はバリアである保護手段65の動作を制御するバリア制御手段である。露光制御手段49、測距制御手段51は撮像した画像データを画像処理回路47によって演算した演算結果に基づき、メインCPU45が露光制御手段49、測距制御手段51に対して制御を行う。
45は画像処理装置29全体を制御するCPUであり、動作電源の制御、操作キー入力の検出等を行い、操作キーの入力によって画像処理装置29の動作を制御する。また、CPU45は、メモリ55に格納されているGPS情報、もしくは通信モジュール部101を介して取得したGPS情報の処理を行う。103は時刻比較回路であり、複数のGPS情報の時刻を比較する。105はGPS情報演算回路であり、複数のGPS情報の演算処理を行う。
67はメインCPU45でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する表示装置であり、スピーカー等の表示を行い、画像処理装置29の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部67は、その一部の機能が光学ファインダー69内に設置されている。
表示部67の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録メディア71の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示等がある。
また、表示部67の表示内容のうち、光学ファインダー69内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
73、75、77及び79は、画像処理装置29の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これら各部材の操作手段の具体的な説明を行う。73はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。
75はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
77はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子35から読み出した信号をA/D変換器37、メモリ制御回路43を介してメモリ55に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路47やメモリ制御回路43での演算を用いた現像処理、メモリ55から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路57で圧縮を行い、メディア71に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
79は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
81は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、メインCPU45の制御に基づいて、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。図1においては、メインCPU45、メディア検出回路85とRTC87に供給する電源ラインだけをしてあるが、もちろん、図示はしていないが各部へ電源を供給している。
83はコイン電池などのバックアップ用電源であり、電源89からの電源供給がない時に常時電源を供給しなくてはいけないメディア検出回路85とRTC87に電源制御手段81を通して電源を供給する。また、電源83が2次電池である場合には、電源89からの電源が供給されているときには、充電を行うこともある。
91、93はコネクタ、89はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の2次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
95はメモリカードやハードディスク等のメディアとのインタフェース、97はメモリカードやハードディスク等のメディアと接続を行うコネクタである。
なお、本実施例ではメディアを取り付けるインターフェース及びコネクタを1系統持つものとして説明している。もちろん、メディアを取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数及び複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
65は、画像処理装置29のレンズ31を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
69は光学ファインダであり、画像表示部59による電子ファインダ機能を使用することなしに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ69内には、表示部67の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
87は、計時を行うためのRTC(リアルタイムクロック)であり、画像処理装置29が電源オフ状態にも電源が供給されるように常に電源制御81から電源が供給されるように構成されている。また、メインCPU45は、シリアル通信を通してRTC87から時刻を読み出すことが可能な構成になっている。
RTC87には、RTC87を動作させるためのクロック13が接続されている。このクロック13を基準にRTC87は、時刻管理している。また、このクロック13はメインCPU45に接続されているクロック11よりも低周波数である。クロック11は、メインCPU45の基準クロックであり比較的高周波なものである。
85は、メディア検出回路であり、コネクタ97を通してメディア71の着脱検出信号が接続されており、この信号によってメディアの検出を行っている。また、メディア71の着脱検出信号は、メインCPU45にも接続されている。メディア検出回路85は、RTC87と同様に画像処理装置29が電源オフ状態にも電源が供給されるように常に電源制御81から電源が供給されるように構成されており、シリアル通信を通してメインCPU45からアクセスを行いメディアの着脱状態をメインCPU45が認識できるようになっている。
101は通信モジュール部であり、外部機器と通信するための有線、もしくは無線通信である。107はセキュリティ認証回路であり、画像処理装置29と外部の機器を一対一で通信させるための認証を行う。例えばBluetooth(登録商標)などの無線通信手段にて通信を行う際、双方の機器が接続相手を特定・認識するためのペアリング処理を行い、一対一通信を実現する。一般には、認証、暗号化などの設定を双方で合わせておき、認識できない機器との通信を許可しないようにする。
201は、画像処理装置29とペアリングしているGPSユニット1である。203は通信モジュール部であり、画像処理装置29の通信モジュール部101などとの通信を行う。また、通信は有線、もしくは無線によって行う。205はCPUであり、通信モジュール部203、ROM207、GPS部209の制御を行う。207はROMであり、GPS情報を格納するためのメモリである。209は図示していない複数の衛星からGPS情報を受信するGPS部であり、内部にRTC217、外部にRTC217を動作させるためのクロック215が接続されている。このクロック215を基準にRTC217は、時刻管理している。211はGPSユニット1 201のメイン電源である。213はRTC電源であり、RTC217に電源を供給している。219は107同様のセキュリティ認証回路である。
301は、画像処理装置29とペアリングしていない周囲に存在するGPSユニット2である。303は通信モジュール部であり、画像処理装置29の通信モジュール部101などとの通信を行う。また、通信は有線、もしくは無線によって行う。305はCPUであり、通信モジュール部303、ROM307、GPS部309の制御を行う。307はROMであり、GPS情報を格納するためのメモリである。309は図示していない複数の衛星からGPS情報を受信するGPS部であり、内部にRTC317、外部にRTC317を動作させるためのクロック315が接続されている。このクロック315を基準にRTC317は、時刻管理している。311はGPSユニット1 301のメイン電源である。313はRTC電源であり、RTC317に電源を供給している。319は107同様のセキュリティ認証回路である。
401は、画像処理装置29とペアリングしていない周囲に存在するGPSユニット3である。403は通信モジュール部であり、画像処理装置29の通信モジュール部101などとの通信を行う。また、通信は有線、もしくは無線によって行う。405はCPUであり、通信モジュール部403、ROM407、GPS部409の制御を行う。407はROMであり、GPS情報を格納するためのメモリである。409は図示していない複数の衛星からGPS情報を受信するGPS部であり、内部にRTC417、外部にRTC417を動作させるためのクロック415が接続されている。このクロック415を基準にRTC417は、時刻管理している。411はGPSユニット1 401のメイン電源である。413はRTC電源であり、RTC417に電源を供給している。419は107同様のセキュリティ認証回路である。
なお、本実施例において、GPSユニットは3つしか図示しないが、周囲に存在するGPSユニットはさらに複数備える構成でも構わない。
図2は本発明の実施例におけるフローチャートである。また、図3、図4は、図2のそれぞれS509、S510を示す図である。
S501にてユーザがシャッタースイッチSW1 75を押下し、撮影動作を開始する。
S502にて、CPU45は通信モジュール101を介して、ペアリングしているGPSユニット1 201と通信が可能か検索を行う。
通信可能である場合は、S506にて、ペアリングしているGPSユニット1 201から取得した位置・時刻情報をメモリ55に格納した後、画像処理回路47、もしくは圧縮・伸張回路57にて、撮影画像に付加する。ペアリングしているGPSユニットと通信可能な場合は、ペアリングしているGPSユニットから取得した最新の位置・時刻情報を撮影画像に付加する。
S502において、通信が不可能である場合は、S503に進み、CPU45は通信モジュール101を介して、周囲に存在する複数のGPSユニットと通信を行い、位置・時刻情報を取得する。S504にてCPU45は前回の撮影画像に付加した位置・時刻情報をメモリ55から読み出し、時刻比較回路103にて、前回の時刻情報とS503で取得した複数の時刻情報の時刻の差分を演算する。ここで、前回の時刻をt1、周囲に存在する複数のGPSユニットの時刻をtn(nは任意のGPSユニットを示す)とし、差分tn‐t1≦τ(τは所定の閾値)であれば、S507へ進み、差分tn‐t1≧τであれば、S511へ進む。
差分tn‐t1≦τ(τは所定の閾値)である場合は、S507にて、CPU45は前々回の撮影画像に付加した位置・時刻情報をメモリ55から読み出し、時刻比較回路103にて、前々回の時刻情報とS503で取得した複数の時刻情報の時刻の差分を演算する。ここで、前々回の時刻をt2、周囲に存在する複数のGPSユニットの時刻をtn(nは任意のGPSユニットを示す)とし、差分tn‐t2≦τ(τは所定の閾値)であれば、S509へ進み、差分tn‐t2≧τであれば、S510へ進む。
図3はS509のフロー処理を示す図である。S509へ進む条件は、差分tn‐t1≦τ、かつ、tn‐t2≦τであり、図3は今回の撮影動作(時刻)が前回、前々回の撮影時刻に近い条件におけるGPS情報の取得方法を示している。前回撮影画像に付加した位置を(X1、Y1)、前々回撮影画像に付加した位置を(X2、Y2)とし、前回の位置と前々回の位置の距離Rを R = √((X2-X1)2 + (Y2-Y1)2) によって求める。また、前回の位置と、周囲に存在する任意のGPSユニット位置の距離Rnを Rn = √((Xn-X1)2 + (Yn-Y1)2) によって求める。ここで、R ≧ Rnが成り立つGPS情報を今回の位置・時刻情報とし、メモリ55に格納した後、画像処理回路47、もしくは圧縮・伸張回路57にて、撮影画像に付加する。図3に示すように、GPSユニット2との距離R2はR ≧ R2が成り立たず、GPSユニット3との距離R3はR ≧ R3が成り立つため、今回の撮影画像に付加する位置・時刻情報として適切であるのは、GPSユニット3であることが分かる。すなわち、S509は、前回、前々回の撮影時刻が現在時刻に近いことを利用して、前回の位置と前々回の位置との距離Rを半径とした範囲にある位置情報を持つGPSユニットの位置・時刻情報を撮影画像に付加するものである。
図4はS510のフロー処理を示す図である。S510へ進む条件は、差分tn‐t1≦τ、かつ、tn‐t2≧τであり、図4は今回の撮影動作(時刻)は前回の撮影時刻に近く、前々回の撮影時刻とは遠い条件におけるGPS情報の取得方法を示している。ここで、前回の位置と、周囲に存在する任意のGPSユニット位置の距離Rnを Rn = √((Xn-X1)2 + (Yn-Y1)2) によって求める。
ここで、Rnが最も小さくなるGPS情報2つ(posi1、posi2とする)を平均化した、Ave(posi1、posi2)を今回の位置情報とし、メモリ55に格納した後、画像処理回路47、もしくは圧縮・伸張回路57にて、撮影画像に付加する。図4に示すように、GPSユニット3との距離R3が最も短く、GPSユニット4との距離R4が次に短いことが分かり、これら2つの位置情報を平均化したものを今回の撮影画像に付加する位置情報とする。すなわち、S510は、前回の撮影時刻のみ現在時刻に近いことを考慮して、前回の位置情報に最も近い位置情報を持つ複数のGPSユニットの位置・時刻情報を撮影画像に付加するものである。なお、S510では前回の位置情報に最も近い、2つのGPSユニットの位置・時刻情報を用いているが、2つに限定する必要はない。
差分tn‐t1≧τ(τは所定の閾値)である場合は、S511にて、周囲に存在する複数のGPSユニット位置情報(posi1、posi2、・・・、posi nとする)を平均化した、Ave(Σposi n)を今回の位置情報とし、メモリ55に格納した後、画像処理回路47、もしくは圧縮・伸張回路57にて、撮影画像に付加する。なお、時刻情報は周囲に存在する任意のGPSユニットの時刻情報を用いる。すなわち、S510は、前回の撮影時刻が現在時刻から遠く、デジタルカメラが記憶している位置・時刻情報を利用できないと判断し、周囲にある複数のGPSユニットの位置情報を平均化した位置情報と周囲にある任意の時刻情報を撮影画像に付加するものである。
以上が図2のフローチャートの説明であるが、S501における撮影動作の条件は、ユーザがシャッタースイッチSW2 77を押下するタイミングでもよい。また、位置情報は、平面座標(Xn、Yn)のみ用いたが、高さZnを含めた空間座標での演算も可能であり、S509、S510、S511同様、GPS情報演算回路105にて位置情報の演算が行われる。
以上が本発明における実施例である。
7:ROM、17:RAM、21:撮像部、29:画像処理装置、31:撮影レンズ、
33:シャッター、35:撮像素子、43:メモリ制御回路、45:メインCPU、
47:画像処理回路、55:メモリ、75:SW1、77:SW2、87:RTC、
95:I/F、101:通信モジュール部、201:GPSユニット1、
203:通信モジュール部、301:GPSユニット2、303:通信モジュール部、
401:GPSユニット1、403:通信モジュール部

Claims (6)

  1. 被写体像を撮影するための撮影手段と、
    周囲の外部機器と通信を行う通信手段と、
    外部機器と一対一の通信を確立するためのペアリング手段と、
    GPS機器から得た位置・時刻情報を記憶するための記憶手段と、
    GPS機器から得た位置・時刻情報を比較するための比較手段と、
    GPS機器から得た位置・時刻情報を演算するための演算手段と、
    撮影画像に位置・時刻情報を付加するための付加手段と、を備え、
    ペアリングしているGPS機器と通信が行えない場合、他の複数のGPS機器から位置・時刻情報を取得し、前記記憶手段に記憶されている位置・時刻情報との比較結果に応じた演算処理を行い、前記演算後の位置・時刻情報を撮影画像に付加することを特徴とする制御装置。
  2. 他のGPS機器から取得した位置・時刻情報と前記記憶手段に記憶されている位置・時刻情報との比較は、他のGPS機器から取得した時刻情報と前記記憶手段に記憶されている時刻情報のうち、直近に記憶された所定数の時刻情報との時刻の比較であることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 他のGPS機器から取得した位置・時刻情報の演算処理は、請求項2記載の時刻情報の比較結果に応じて、他のGPS機器から取得した時刻情報と前記記憶手段に記憶されている時刻情報の時刻差が所定閾値以内の場合は、前記記憶手段の位置情報に重み付けした位置情報の演算を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. 被写体像を撮影するための撮影手段と、
    周囲の外部機器と通信を行う通信手段と、
    外部機器と一対一の通信を確立するためのペアリング手段と、
    GPS機器から得た位置・時刻情報を記憶するための記憶手段と、
    GPS機器から得た位置・時刻情報を比較するための比較手段と、
    GPS機器から得た位置・時刻情報を演算するための演算手段と、
    撮影画像に位置・時刻情報を付加するための付加手段と、を備え、
    ペアリングしているGPS機器と通信が行えない場合、他の複数のGPS機器から位置・時刻情報を取得し、前記記憶手段に記憶されている位置・時刻情報との比較結果に応じた演算処理を行い、前記演算後の位置・時刻情報を撮影画像に付加することを特徴とする制御装置の制御方法。
  5. 他のGPS機器から取得した位置・時刻情報と前記記憶手段に記憶されている位置・時刻情報との比較は、他のGPS機器から取得した時刻情報と前記記憶手段に記憶されている時刻情報のうち、直近に記憶された所定数の時刻情報との時刻の比較であることを特徴とする請求項4に記載の制御装置の制御方法。
  6. 他のGPS機器から取得した位置・時刻情報の演算処理は、請求項2記載の時刻情報の比較結果に応じて、他のGPS機器から取得した時刻情報と前記記憶手段に記憶されている時刻情報の時刻差が所定閾値以内の場合は、前記記憶手段の位置情報に重み付けした位置情報の演算を行うことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の制御装置の制御方法。
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CN114582040A (zh) * 2022-05-05 2022-06-03 中国长江三峡集团有限公司 一种风力发电设备智能巡检系统及方法

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