JP2015231139A - ゲートウェイ装置、フェムトセル用基地局、通信システム、通信方法およびプログラム - Google Patents

ゲートウェイ装置、フェムトセル用基地局、通信システム、通信方法およびプログラム Download PDF

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貴之 城戸
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Abstract

【課題】VoLTE機能を用いて音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網から3Gフェムト網へ移動した際、その音声通話または呼び出しを引き継ぐ。
【解決手段】GW100が、LTE網におけるアクセス網に配置されたMME200と、IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとするFAP300とに接続され、音声通話中または呼び出し中の携帯端末がLTE網の通信エリアからIMS−フェムトセルエリアへ移動した際、その携帯端末の呼処理を、MME200からFAP300へ引き継がせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声通信を行うゲートウェイ装置、フェムトセル用基地局、通信システム、通信方法およびプログラムに関する。
近年、LTE(Long Term Evolution)が、携帯端末の新たな通信規格として、導入されてきている。このLTEにおいては、既存の回線交換機能(音声通話機能)を持っていない。そこで、IP(Internet Protocol)パケット通信で音声を運ぶ技術であるVoIP(Voice over IP)と同様に、LTE網上で音声通話を実現させる技術であるVoLTE(Voice over LTE)が考えられている。
このVoLTEを導入したシステムにおいて、携帯端末がLTE網から3G(3rd Generation)網へ移動した際、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)という音声を引き継ぐ技術が標準化されている(例えば、非特許文献1参照。)。
また、最近では、通信エリアが、一般的な3G網における無線基地局よりも狭い3Gフェムトセル(フェムトエリア)である3Gフェムト基地局が考えられている。この3Gフェムト基地局は、一般的に半径数十メートル程度の範囲を通信エリアとし、オフィス等の室内に設置されている小型の無線基地局である。
3GPP TS23.216 V11.9.0
上述したSRVCC機能は、LTE網から3G網へ音声を引き継ぐ技術である。そのため、VoLTE機能を用いて音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網から3Gフェムト網へ移動した際、その音声通話または呼び出しを引き継ぐことができないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決するゲートウェイ装置、フェムトセル用基地局、通信システム、通信方法およびプログラムを提供することである。
本発明のゲートウェイ装置は、
LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局とに接続され、音声通話中または呼び出し中の携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせる。
また、本発明のフェムトセル用基地局は、
IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとし、ゲートウェイ装置から、音声通話中または呼び出し中の携帯端末の呼処理を、LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する。
また、本発明の通信システムは、
音声通話を行う携帯端末と、
LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、
IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局と、
前記コントロールノードと、前記フェムトセル用基地局とに接続され、音声通話中または呼び出し中の前記携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせるゲートウェイ装置とを有し、
前記フェムトセル用基地局は、前記ゲートウェイ装置から、前記携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する。
また、本発明の通信方法は、
音声通話を行う携帯端末と、LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局と、前記コントロールノードと前記フェムトセル用基地局とに接続されたゲートウェイ装置とを有する通信システムにおける通信方法であって、
前記ゲートウェイ装置が、音声通話中または呼び出し中の前記携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせる処理と、
前記フェムトセル用基地局が、前記ゲートウェイ装置から、前記携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する処理とを行う。
また、本発明の他の通信方法は、
音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE(Long Term Evolution)網の通信エリアからIMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記LTE網におけるアクセス網に配置されたコントロールノードから前記IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局へ引き継がせる処理を行う。
また、本発明のプログラムは、
LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局とに接続されたゲートウェイ装置に実行させるためのプログラムであって、
音声通話中または呼び出し中の携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせる手順を実行させる。
以上説明したように、本発明においては、VoLTE機能を用いて音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網から3Gフェムト網へ移動した際、その音声通話または呼び出しを引き継ぐことができる。
本発明のゲートウェイ装置が設けられた通信システムの第1の実施の形態を示す図である。 図1に示したGWにおける通信方法のうち、音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網の通信エリアからIMS−フェムトセルエリアへ移動した際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明のゲートウェイ装置が設けられた通信システムの第2の実施の形態を示す図である。 図3に示したGWの内部構造の一例を示す図である。 図3に示した通信システムにおける通信方法を説明するためのシーケンス図である。 図3に示したUEがLTEエリアからIMS−フェムトセルエリアへ移動した際の一般音声呼の流れの一例を説明するための図である。 図3に示したUEがLTEエリアからIMS−フェムトセルエリアへ移動した際の緊急呼の流れの一例を説明するための図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEが音声発信した通話中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEが音声発信した通話中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEが音声発信した通話中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEに音声着信した通話中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEに音声着信した通話中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEに音声着信した通話中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEが音声発信した呼び出し中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEが音声発信した呼び出し中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEが音声発信した呼び出し中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEに音声着信した呼び出し中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEに音声着信した呼び出し中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。 図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UEに音声着信した呼び出し中に、UEがLTEエリアからIMS−フェムトエリアへ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のゲートウェイ装置が設けられた通信システムの第1の実施の形態を示す図である。
本形態における通信システムには図1に示すように、GW100と、MME200と、FAP300とが設けられている。
GW100は、MME200とFAP300とに接続されたゲートウェイ装置である。また、GW100は、音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、MME200が設けられているLTE網の通信エリアからFAP300の通信エリアであるIMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアへ移動した際、その携帯端末の呼処理を、MME200からFAP300へ引き継がせる。なお、携帯端末がLTE網の通信エリアで音声通話中または呼び出し中であることは、当該携帯端末がVoLTE機能を用いて音声通話中または呼び出し中であるということである。
MME200は、LTE網に配置されたコントロールノードであり、一般的にはMME(Mobility Management Entity)と呼ばれるものである。また、MME200は、LTE網の中のアクセス網に配置されている。MME200は、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)におけるSGSN(Serving GPRS Support Node)のユーザ制御機能であるC−Plane(Control−Plane)を独立させたものである。また、MME200は、LTE網に配置された無線基地局であるevolved NodeBおよび後述するS−GWとの間で制御信号の送受信を行う。また、MME200は、利用者の情報が格納されているサーバ(HSS:Home Subscriber Server)とのインタフェースを持ち、在圏利用者の管理を行う。また、MME200は、SGSNと同様、在圏網の設備を利用する。
FAP300は、IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局であり、一般的にはFAP(Femto Access Point)と呼ばれるものである。また、FAP300は、GW100から、携帯端末の呼処理を、MME200から引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTEの機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する。このメッセージは、SIP(Session Initiation Protocol)のプロトコルを用いたものである。
以下に、図1に示したGW100における通信方法について説明する。ここでは、GW100における通信方法のうち、音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網の通信エリアからIMS−フェムトセルエリアへ移動した際の処理について説明する。
図2は、図1に示したGW100における通信方法のうち、音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網の通信エリアからIMS−フェムトセルエリアへ移動した際の処理を説明するためのフローチャートである。
音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網の通信エリアからIMS−フェムトセルエリアへ移動したことをGW100が認識すると(ステップS1)、GW100は、その携帯端末の呼処理を、MME200からFAP300へ引き継がせる(ステップS2)。詳細な処理については、第2の実施の形態に記載する。
このように、MME200とFAP300との間に、SRVCC機能を持ったGW100を設けることで、VoLTE機能を用いて音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE網から3Gフェムト網へ移動した際、その音声通話または呼び出しを引き継ぐことができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明のゲートウェイ装置が設けられた通信システムの第2の実施の形態を示す図である。
本形態における通信システムには図3に示すように、GW100と、MME200と、eNB210と、DNS230と、FAP300と、IMS400とが設けられている。また、MME200およびFAP300が、IMS400と接続されている。
GW100、MME200およびFAP300は、第1の実施の形態におけるものと同じものである。なお、FAP300の通信エリアは、IMS−フェムトセルエリア310である。
eNB210は、LTEエリア220を通信エリアとする無線基地局(evolved NodeB)である。また、eNB210は、MME200と接続し、MME200から制御される。
DNS230は、一般的にDomain Name Systemと呼ばれるものであり、DNSサーバにて管理されているアドレス検索を行う。MME200からの要求に基づいて、GW100のアドレス解決を行う。
IMS400は、IP Multimedia Subsystemの通信ネットワークであり、特に、VoLTE機能を有するVoLTE IMSである。
UE500は、利用者が所持し、移動可能な携帯端末(User Equipment)である。
図4は、図3に示したGW100の内部構造の一例を示す図である。
図3に示したGW100には図4に示すように、MMEインタフェース部110と、FAPインタフェース部120と、引継処理部130と、FAPデータ管理部140とが設けられている。なお、図4には、図3に示したGW100に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
MMEインタフェース部110は、MME200との間のインタフェース機能を持つ。MMEインタフェース部110とMME200との間で使用されるプロトコルは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)標準のGTP(General Packet Radio System Tunneling Protocol)のプロトコルである。
FAPインタフェース部120は、FAP300との間のインタフェース機能を持つ。
引継処理部130は、MMEインタフェース部110が、MME200からSRVCCの要求を受けた場合、UE500の呼処理の引継ぎ(SRVCC)を要求する要求信号の送信先の検索をFAPデータ管理部140へ要求する。MME200からのSRVCCの要求には、所定の信号が用いられる。また、引継処理部130は、FAPデータ管理部140から通知された検索結果に基づいて、つまり、検索結果に示された送信先のフェムトセル用基地局へ、SRVCC機能を用いて要求信号を、FAPインタフェース部120を介して送信する。また、引継処理部130は、要求信号をFAP300へ送信した後、FAP300からその要求信号に対応する応答信号(第1の応答信号)が送信されてきた場合、MMEインタフェース部110が受信した所定の信号に対応する応答信号(第2の応答信号)を、MMEインタフェース部110を介してMME200へ送信する。
FAPデータ管理部140は、FAP300を含むフェムトセル用基地局を管理する。FAPデータ管理部140は、自身でフェムトセル用基地局の情報を格納するデータベースを持つものであっても良いし、外部に設けられたデータベースに記憶されているフェムトセル用基地局の情報を管理するものであっても良い。また、FAPデータ管理部140は、引継処理部130から要求信号の送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中から要求信号の送信先を検索する。また、FAPデータ管理部140は、検索の結果を引継処理部130へ通知する。
以下に、図3に示した形態における通信方法について説明する。
図5は、図3に示した通信システムにおける通信方法を説明するためのシーケンス図である。
まず、音声通話中または呼び出し中のUE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動することで、UE500からハンドオーバの要求があると、eNB210がMME200へUE500のハンドオーバの処理を要求する(ステップS11)。このとき、UE500は、音声通話や呼び出しにおいて、発信側であっても着信側であっても良い。
すると、MME200は、DNS230へGW100のアドレス検索を要求し、DNS230からGW100のIPアドレスを取得する(ステップS12)。GW100のIPアドレスを取得したMME200は、GTPのプロトコルを用いてGW100へSRVCCの要求を行う(ステップS13)。上述したように、この要求には、所定の信号が用いられる。
引継処理部130は、MMEインタフェース部110が、MME200からSRVCCの要求を受けた場合、UE500の呼処理の引継ぎ(SRVCC)を要求する要求信号の送信先の検索をFAPデータ管理部140へ要求する。FAPデータ管理部140は、引継処理部130から要求信号の送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中から要求信号の送信先となるフェムトセル用基地局を検索する(ステップS14)。また、FAPデータ管理部140は、検索の結果を引継処理部130へ通知する。引継処理部130は、FAPデータ管理部140から通知された検索結果に示された送信先のFAP300へ、FAPインタフェース部120を介してSRVCC要求を行う(ステップS15)。
続いて、FAP300は、IMS400に対してUE500の呼設定要求を行う(ステップS16)。この要求には、所定のSIPメッセージの送信が用いられる。
また、FAP300は、ステップS15の要求に対応する応答(SRVCC応答)をGW100に対して行う(ステップS17)。FAP300から行われた応答をFAPインタフェース部120が受信すると、引継処理部130がMMEインタフェース部110を介してMME200へステップS13の要求に対応する応答(SRVCC応答)を行う(ステップS18)。続いて、MME200がeNB210へステップS11のハンドオーバの要求に対応する応答を行う(ステップS19)。ここで、ステップS17〜S19の応答は、送信側と受信側とで、それぞれの応答がなされたことを認識できる所定の信号が送受信されることで実現される。
以下に、信号の流れについてさらに詳細に説明する。一般音声呼と緊急呼とに分けて説明する。
図6は、図3に示したUE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動した際の一般音声呼の流れの一例を説明するための図である。
図6に示した通信ネットワーク構成において、GW100、MME200、eNB210、LTEエリア220、FAP300、IMS−フェムトセルエリア310、IMS400およびUE500については、図3に示したものと同じである。
SPGW240は、S−GW(Serning Gate Way)とP−GW(Packet Data Network Gate Way)とを一括りとして示したものである。S−GWは、UE500との間で授受するIPパケットのルーティングの基点として、パケットの中継等を行うノードである。P−GWは、UE500のIPアドレスの管理、外部の通信ネットワークとやり取りされるIPパケットの中継等を行うノードである。
GMSC600は、Gateway Mobile−services Switching Centerである。また、HLR/HSS610は、Home Location Register/Home Subscriber Serverである。GMSC600およびHLR/HSS610は、既存のものと同じものである。
また、IMS400には、P−CSCF410と、ATCF420と、ATGW430と、AS440と、S−CSCF450と、MGCF460と、MGW470とが設けられている。
P−CSCF(Proxy Call Session Control Function)410は、SIP登録サーバとして、所定のサーバからダウンロードした加入者情報や利用者の現在位置情報を保持し、SIPのプロトコルを制御するSIPプロキシサーバである。
ATCF420は、C−PlaneであるSIP信号を在圏ネットワーク側でアンカーする機能を持つAccess Transfer Control Functionである。
ATGW430は、U−Plane(User−Plane)である音声メディア信号を在圏ネットワーク側でアンカーする機能を持つAccess Transfer Gate Wayである。
AS440は、サービス群をホスティングし実行するApplication Serverである。AS440は、S−CSCF450とのインタフェースにSIPを使う。
S−CSCF(Serving Call Session Control Function)450は、SIP登録サーバとして、所定のサーバからダウンロードした加入者情報や利用者の現在位置情報を保持し、セッション制御を実行するSIPサーバである。
MGCF(Media Gateway Control Function)460は、SIPとISUP(ISDN User Part)との間の呼制御プロトコルの変換を行い、S−CSCF450と上位装置であるGMSC600とを接続するゲートウェイ装置である。
MGW470は、U−Planeである音声メディア信号とのインタフェース機能を有し、RTP(Real Time Transport Protocol)とPCM(Pulse Code Modulation)との間の変換を行うMedia Gate Wayである。
また、IMS−Femto340のネットワークのコア内に、GW100と、FAP300と、P−CSCF320と、S−CSCF330とが設けられている。
GW100は、MME200とFAP300とに接続されている。また、GW100は、MME200との間のSv点を終端し、FAP300へSRVCCの要求を行う。このSv点は、SRVCC機能でReference Pointとして定義されているインタフェースである。
FAP300は、ATCF420との間で、SIPのI2インタフェースを持つ。また、FAP300は、ATGW430との間で、U−Planeを接続する。
P−CSCF320は、IMS−Femto340内でP−CSCF410と同様の機能を果たす。
S−CSCF330は、IMS−Femto340内でS−CSCF450と同様の機能を果たす。
図6に示した通信ネットワーク構成において、一般音声呼の通話中または呼び出し中のUE500がLTEエリア220内に存在する場合、U−Planeの信号は、RTPのプロトコルを用いて、UE500から、eNB210、MME200、SPGW240およびATGW430を介して、MGW470へ送信される。また、MGW470へ送信されたU−Planeの信号は、STM(Synchronous Transfer Mode)の転送モードを用いて、GMSC600へ転送され、さらにGMSC600から他の通信ネットワークへ転送される。
一方、C−Planeの信号については、SIPのプロトコルを用いて、eNB210、MME200、SPGW240、P−CSCF410、ATCF420、S−CSCF450およびAS440を介してMGCF460との間でやり取りが行われる。さらに、MGCF460とGMSC600との間、およびGMSC600と他のネットワークとの間では、ISUPの信号方式を用いてやり取りが行われている。
一般音声呼の通話中または呼び出し中のUE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動することで、MME200からGW100へSRVCC要求が行われると、GW100からFAP300へSRVCC要求が行われる。すると、FAP300からATCF420に対してINVITE接続が行われる。その後、FAP300とATGW430との間で、RTPのプロトコルを用いてU−Planeの信号が送受信される。
図7は、図3に示したUE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動した際の緊急呼の流れの一例を説明するための図である。
図7では、図6に示した通信ネットワーク構成におけるAS440が図示されず、E−CSCF480およびEATF490が図示されている。
E−CSCF(Emargency−Call Session Control Function)480は、P−CSCF410が送信する緊急呼の要求を受信するノードである。
EATF(Emargency Access Transfer Function)490は、E−CSCF480からのセッションを他の通信ネットワークへ転送するノードである。
その他の構成要素は、図6に示したものと同じである。
図7に示した通信ネットワーク構成において、緊急呼の通話中または呼び出し中のUE500がLTEエリア220内に存在する場合、U−Planeの信号は、RTPのプロトコルを用いて、UE500から、eNB210、MME200およびSPGW240を介して、MGW470へ送信される。また、MGW470へ送信されたU−Planeの信号は、STMの転送モードを用いて、GMSC600へ転送され、さらにGMSC600から他の通信ネットワークへ転送される。
一方、C−Planeの信号については、SIPのプロトコルを用いて、eNB210、MME200、SPGW240、P−CSCF410、E−CSCF480およびEATF490を介してMGCF460との間でやり取りが行われる。さらに、MGCF460とGMSC600との間、およびGMSC600と他のネットワークとの間では、ISUPの信号方式を用いてやり取りが行われている。
緊急呼の通話中または呼び出し中のUE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動することで、MME200からGW100へSRVCC要求が行われると、GW100からFAP300へSRVCC要求が行われる。すると、FAP300からEATF490に対してINVITE接続が行われる。その後、FAP300とMGW470との間で、RTPのプロトコルを用いてU−Planeの信号が送受信される。
以下に、図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法について説明する。
図8A〜8Cは、図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UE500が音声発信した通話中に、UE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。図8A〜8Cにおいて、UEは図6および図7に示したUE500を指す。また、FAPは図6および図7に示したFAP300を指す。また、FemtoPSコア/AAAは、図6および図7に示したIMS−Femto340内に設けられた、加入者の位置情報を登録し、その加入者を認証するノードである。また、P−CSCFは、図6および図7に示したP−CSCF320を指す。また、S−CSCFは、図6および図7に示したS−CSCF330を指す。また、HSS(VLR)は、図6および図7に示したIMS−Femto340内に設けられた、加入者情報を格納するサーバである。また、GWは、図6および図7に示したGW100を指す。また、MMEは、図6および図7に示したMME200を指す。また、VoLTE IMSは、図6および図7に示したIMS400を指す。また、HLR/HSSは、図6および図7に示したHLR/HSS610を指す。また、GMSCは、図6および図7に示したGMSC600を指す。図9A〜9C、図10A〜10Cおよび図11A〜11Cにおいても、同様である。
UE500が、音声発信を行い、通話中である場合に、LTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動すると、UE500がeNB210を介してMME200へハンドオーバの処理を要求する(ステップS21)。すると、MME200は、GW100へSRVCC reqを送信してSRVCCの要求を行う(ステップS22)。UE500が行っている通話が一般音声呼である場合、SRVCC reqにはSTN−SR(Session Transfer Number for Single Radio Voice Call Continuity)が含まれている。一般音声呼では、音声発信前のVoLTE IMS側での位置登録の際に、STN−SRがHLR/HSSに保持されており、そのSTN−SRがSRVCC reqに付与されてくる。また、UE500が行っている通話が緊急呼である場合、SRVCC reqにはSTN−SRは含まれていない。
MME200から送信されたSRVCC reqをGW100のMMEインタフェース部110が受信すると、引継処理部130は、UE500の呼処理の引継ぎ(SRVCC)を要求する要求信号であるSRVCC reqの送信先の検索をFAPデータ管理部140へ要求する。FAPデータ管理部140は、引継処理部130からSRVCC reqの送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中からSRVCC reqの送信先となるフェムトセル用基地局を検索する。続いて、FAPデータ管理部140は、検索の結果を引継処理部130へ通知する。引継処理部130は、FAPデータ管理部140から通知された検索結果に示された送信先のFAP300へ、FAPインタフェース部120を介してSRVCC reqを送信する(ステップS23)。UE500が行っている通話が一般音声呼である場合、GW100からFAP300へ送信するSRVCC reqにもSTN−SRが含まれている。
続いて、FAP300は、VoLTE IMSに対して、SIPのプロトコルを用いてUE500の呼設定要求を行う。まずは、FAP300は、INVITEにSTN−SRを含めて、VoLTE IMSのATCF420に対して当該INVITEを送信する(ステップS24)。このとき、UE500が行っている通話が一般音声呼である場合、FAP300は、GW100から送信されてきたSRVCC reqに含まれているSTN−SRを参照することで、INVITEの送信先となるATCF420を識別することができる。また、UE500が行っている通話が緊急呼である場合は、GW100から送信されてきたSRVCC reqにSTN−SRが含まれていないため、FAP300は、E−STN−SRをINVITEに含めて、VoLTE IMSのEATF490に対して当該INVITEを送信する。このE−STN−SRは、呼を生起する発信側でアサインする番号であるため、IMS−Femto340にて付与される。ここでは、FAP300がE−STN−SRを付与する。
INVITEに対して、VoLTE IMSは、試行中であることを示す暫定応答100 TryingをFAP300へ送信する(ステップS25)。また、VoLTE IMSは、セッションが進行したことを示す183 Session ProgressをFAP300へ送信する(ステップS26)。すると、FAP300は、ステップS25,S26の暫定的なレスポンスに対する確認を要求するためのPRACKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS27)。
その後、VoLTE IMSは、ステップS27に対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS28)。また、VoLTE IMSは、ステップS24のINVITEに対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS29)。すると、FAP300は、VoLTE IMSへINVITEメッセージの成功応答であるACKを送信する(ステップS30)。
続いて、FAP300は、SRVCC Respを送信することで、ステップS23の要求に対応する応答(SRVCC応答)をGW100に対して行う(ステップS31)。FAP300から送信されたSRVCC RespをFAPインタフェース部120が受信すると、引継処理部130がMMEインタフェース部110を介してMME200へSRVCC Respを送信することで、ステップS22の要求に対応する応答(SRVCC応答)を行う(ステップS32)。
続いて、MME200がeNB210を介してUE500へステップS21のハンドオーバの処理の要求に対応する応答を行う(ステップS33)。すると、UE500はFAP300と接続する(ステップS34)。
すると、FAP300は、SRVCC機能を用いた音声引継が完了した旨を示すSRVCC Comp NotificationをGW100へ送信する(ステップS35)。続いて、GW100の引継処理部130は、SRVCC Comp Notificationを、MMEインタフェース部110を介してMME200へ送信する(ステップS36)。SRVCC Comp Notificationを受信したMME200は、その応答であるSRVCC Comp AckをGW100へ送信する(ステップS37)。続いて、GW100の引継処理部130は、ステップS35の応答であるSRVCC Comp Ackを、FAPインタフェース部120を介してFAP300へ送信する(ステップS38)。
その後、UE500、FAP300、PS/AAA、HSS(VLR)、MME200およびHLR/HSSの間で通常のInter−RAT(Radio Access Technology) RA(Routing Areas) Update手順が実行される(ステップS39)。
続いて、VoLTE IMSがUE500へBYEを送信し(ステップS40)、UE500は、その応答としてVoLTE IMSへ200 OKを送信する(ステップS41)。これにより、音声引継前の呼が切断される。
そして、UE500は、MM(Mobility Management)/CC(Call Control)を生起する(ステップS42)。このMMは、UE500の位置登録や認証等の移動管理を行う処理である。また、CCは、呼設定や呼解放等の制御を行う処理である。このときのTI(Transaction Identification)の値は「1000」である。また、同様にFAP300は、MM/CCを生起する(ステップS43)。このときのTIの値は「0000」である。
すると、UE500、FAP300、P−CSCF320、S−CSCF330、HSS(VLR)、HLR/HSS610の間で、UE500の位置登録手順が実行される(ステップS44)。このとき、UE500の認証手順も実行される。そして、SRVCC後の通話が行われる。
その後、UE500が通話を終了すると(ステップS45)、UE500は、CCの処理でリンク切断要求(DISC)をFAP300に対して行う(ステップS46)。このときのTIの値は「1000」である。すると、FAP300はVoLTE IMSに対して、呼を切断するためにBYEを送信する(ステップS47)。VoLTE IMSはGMSC600に対して、呼の解放を要求するREL(RELEASE)を送信する(ステップS48)。また、VoLTE IMSは、ステップS47の応答として、200 OKをFAP300へ送信する(ステップS49)。また、GMSC600は、呼の解放を完了させると、VoLTE IMSに対して、RLC(Release Complete)を送信する(ステップS50)。このRELおよびRLCは、ISUPで定義されている信号である。以下の説明について、同様である。
VoLTE IMSから200 OKを受信したFAP300は、CCの処理でリンク解放(REL)をUE500に対して送信する(ステップS51)。このときのTIの値は「0000」である。すると、UE500は、RELCOMPをFAP300に対して送信する(ステップS52)。このときのTIの値は「1000」である。
図9A〜9Cは、図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UE500に音声着信した通話中に、UE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。
UE500に音声着信があり、UE500が通話中である場合に、UE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動すると、UE500がeNB210を介してMME200へハンドオーバの処理を要求する(ステップS61)。すると、MME200は、GW100へSRVCC reqを送信してSRVCCの要求を行う(ステップS62)。このSRVCC reqにはSTN−SRが含まれている。一般音声呼では、音声発信前のVoLTE IMS側での位置登録の際に、STN−SRがHLR/HSSに保持されており、そのSTN−SRがSRVCC reqに付与されてくる。
MME200から送信されたSRVCC reqをGW100のMMEインタフェース部110が受信すると、引継処理部130は、UE500の呼処理の引継ぎ(SRVCC)を要求する要求信号であるSRVCC reqの送信先の検索をFAPデータ管理部140へ要求する。FAPデータ管理部140は、引継処理部130からSRVCC reqの送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中からSRVCC reqの送信先となるフェムトセル用基地局を検索する。続いて、FAPデータ管理部140は、検索の結果を引継処理部130へ通知する。引継処理部130は、FAPデータ管理部140から通知された検索結果に示された送信先のFAP300へ、FAPインタフェース部120を介してSRVCC reqを送信する(ステップS63)。GW100からFAP300へ送信されるSRVCC reqにもSTN−SRが含まれている。
続いて、FAP300は、VoLTE IMSに対して、SIPのプロトコルを用いてUE500の呼設定要求を行う。まずは、FAP300は、INVITEにSTN−SRを含めて、VoLTE IMSのATCF420に対して当該INVITEを送信する(ステップS64)。このとき、FAP300は、GW100から送信されてきたSRVCC reqに含まれているSTN−SRを参照することで、INVITEの送信先となるATCF420を識別することができる。
INVITEに対して、VoLTE IMSは、試行中であることを示す暫定応答100 TryingをFAP300へ送信する(ステップS65)。また、VoLTE IMSは、セッションが進行したことを示す183 Session ProgressをFAP300へ送信する(ステップS66)。すると、FAP300は、ステップS65,S66の暫定的なレスポンスに対する確認を要求するためのPRACKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS67)。
その後、VoLTE IMSは、ステップS67に対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS68)。また、VoLTE IMSは、ステップS64のINVITEに対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS69)。すると、FAP300は、VoLTE IMSへINVITEメッセージの成功応答であるACKを送信する(ステップS70)。
続いて、FAP300は、SRVCC Respを送信することで、ステップS63の要求に対応する応答(SRVCC応答)をGW100に対して行う(ステップS71)。FAP300から送信されたSRVCC RespをFAPインタフェース部120が受信すると、引継処理部130がMMEインタフェース部110を介してMME200へSRVCC Respを送信することで、ステップS62の要求に対応する応答(SRVCC応答)を行う(ステップS72)。
続いて、MME200がeNB210を介してUE500へステップS61のハンドオーバの処理の要求に対応する応答を行う(ステップS73)。すると、UE500はFAP300と接続する(ステップS74)。
すると、FAP300は、SRVCC機能を用いた音声引継が完了した旨を示すSRVCC Comp NotificationをGW100へ送信する(ステップS75)。続いて、GW100の引継処理部130は、SRVCC Comp Notificationを、MMEインタフェース部110を介してMME200へ送信する(ステップS76)。SRVCC Comp Notificationを受信したMME200は、その応答であるSRVCC Comp AckをGW100へ送信する(ステップS77)。続いて、GW100の引継処理部130は、ステップS75の応答であるSRVCC Comp Ackを、FAPインタフェース部120を介してFAP300へ送信する(ステップS78)。
その後、UE500、FAP300、PS/AAA、HSS(VLR)、MME200およびHLR/HSSの間で通常のInter−RAT RA Update手順が実行される(ステップS79)。
続いて、VoLTE IMSがUE500へBYEを送信し(ステップS80)、UE500は、その応答としてVoLTE IMSへ200 OKを送信する(ステップS81)。これにより、音声引継前の呼が切断される。
そして、UE500は、MM/CCを生起する(ステップS82)。このときのTIの値は「1000」である。また、同様にFAP300は、MM/CCを生起する(ステップS83)。このときのTIの値は「0000」である。
すると、UE500、FAP300、P−CSCF320、S−CSCF330、HSS(VLR)、HLR/HSS610の間で、UE500の位置登録手順が実行される(ステップS84)。このとき、UE500の認証手順も実行される。そして、SRVCC後の通話が行われる。
その後、UE500が通話を終了すると(ステップS85)、UE500は、CCの処理でリンク切断要求(DISC)をFAP300に対して行う(ステップS86)。このときのTIの値は「1000」である。すると、FAP300はVoLTE IMSに対して、呼を切断するためにBYEを送信する(ステップS87)。VoLTE IMSはGMSC600に対して、呼の解放を要求するREL(RELEASE)を送信する(ステップS88)。また、VoLTE IMSは、ステップS87の応答として、200 OKをFAP300へ送信する(ステップS89)。また、GMSC600は、呼の解放を完了させると、VoLTE IMSに対して、RLCを送信する(ステップS90)。
VoLTE IMSから200 OKを受信したFAP300は、CCの処理でリンク解放(REL)をUE500に対して送信する(ステップS91)。このときのTIの値は「0000」である。すると、UE500は、RELCOMPをFAP300に対して送信する(ステップS92)。このときのTIの値は「1000」である。
図10A〜10Cは、図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UE500が音声発信した呼び出し中に、UE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。
UE500が他の通信装置を呼び出し中、つまり発呼処理中に、UE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動すると、UE500がeNB210を介してMME200へハンドオーバの処理を要求する(ステップS101)。すると、MME200は、GW100へSRVCC reqを送信してSRVCCの要求を行う(ステップS102)。UE500が行っている呼び出しが一般音声呼である場合、SRVCC reqにはSTN−SRが含まれている。一般音声呼では、音声発信前のVoLTE IMS側での位置登録の際に、STN−SRがHLR/HSSに保持されており、そのSTN−SRがSRVCC reqに付与されてくる。また、UE500が行っている呼び出しが緊急呼である場合、SRVCC reqにはSTN−SRは含まれていない。
MME200から送信されたSRVCC reqをGW100のMMEインタフェース部110が受信すると、引継処理部130は、UE500の呼処理の引継ぎ(SRVCC)を要求する要求信号であるSRVCC reqの送信先の検索をFAPデータ管理部140へ要求する。FAPデータ管理部140は、引継処理部130からSRVCC reqの送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中からSRVCC reqの送信先となるフェムトセル用基地局を検索する。続いて、FAPデータ管理部140は、検索の結果を引継処理部130へ通知する。引継処理部130は、FAPデータ管理部140から通知された検索結果に示された送信先のFAP300へ、FAPインタフェース部120を介してSRVCC reqを送信する(ステップS103)。UE500が行っている呼び出しが一般音声呼である場合、GW100からFAP300へ送信するSRVCC reqにもSTN−SRが含まれている。
続いて、FAP300は、VoLTE IMSに対して、SIPのプロトコルを用いてUE500の呼設定要求を行う。まずは、FAP300は、INVITEにSTN−SRを含めて、VoLTE IMSのATCF420に対して当該INVITEを送信する(ステップS104)。このとき、UE500が行っている呼び出しが一般音声呼である場合、FAP300は、GW100から送信されてきたSRVCC reqに含まれているSTN−SRを参照することで、INVITEの送信先となるATCF420を識別することができる。また、UE500が行っている呼び出しが緊急呼である場合は、GW100から送信されてきたSRVCC reqにSTN−SRが含まれていないため、FAP300は、E−STN−SRをINVITEに含めて、VoLTE IMSのEATF490に対して当該INVITEを送信する。このE−STN−SRは、呼を生起する発信側でアサインする番号であるため、IMS−Femto340にて付与される。ここでは、FAP300がE−STN−SRを付与する。
INVITEに対して、VoLTE IMSは、試行中であることを示す暫定応答100 TryingをFAP300へ送信する(ステップS105)。また、VoLTE IMSは、セッションが進行したことを示す183 Session ProgressをFAP300へ送信する(ステップS106)。すると、FAP300は、ステップS105,S106の暫定的なレスポンスに対する確認を要求するためのPRACKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS107)。
その後、VoLTE IMSは、ステップS107に対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS108)。また、VoLTE IMSは、状態が呼び出し中であること、および、発呼側からの呼設定要求であることを示す情報の通知を、INFOメッセージを用いてFAP300へ行う(ステップS109)。すると、FAP300は、その応答として200 OKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS110)。
続いて、FAP300は、SRVCC Respを送信することで、ステップS103の要求に対応する応答(SRVCC応答)をGW100に対して行う(ステップS111)。FAP300から送信されたSRVCC RespをFAPインタフェース部120が受信すると、引継処理部130がMMEインタフェース部110を介してMME200へSRVCC Respを送信することで、ステップS102の要求に対応する応答(SRVCC応答)を行う(ステップS112)。
続いて、MME200がeNB210を介してUE500へステップS101のハンドオーバの処理の要求に対応する応答を行う(ステップS113)。すると、UE500はFAP300と接続する(ステップS114)。
すると、FAP300は、SRVCC機能を用いた音声引継が完了した旨を示すSRVCC Comp NotificationをGW100へ送信する(ステップS115)。続いて、GW100の引継処理部130は、SRVCC Comp Notificationを、MMEインタフェース部110を介してMME200へ送信する(ステップS116)。SRVCC Comp Notificationを受信したMME200は、その応答であるSRVCC Comp AckをGW100へ送信する(ステップS117)。続いて、GW100の引継処理部130は、ステップS115の応答であるSRVCC Comp Ackを、FAPインタフェース部120を介してFAP300へ送信する(ステップS118)。
その後、UE500、FAP300、PS/AAA、HSS(VLR)、MME200およびHLR/HSSの間で通常のInter−RAT RA Update手順が実行される(ステップS119)。
続いて、UE500は、MM/CCを生起する(ステップS120)。このときのTIの値は「0000」である。また、同様にFAP300は、MM/CCを生起する(ステップS121)。このときのTIの値は「1000」である。
すると、UE500、FAP300、P−CSCF320、S−CSCF330、HSS(VLR)、HLR/HSS610の間で、UE500の位置登録手順が実行される(ステップS122)。このとき、UE500の認証手順も実行される。
その後、UE500が呼び出しを行っている着側が応答すると(ステップS123)、GMSC600は、応答メッセージであるANMをVoLTE IMSへ送信する(ステップS124)。このANMは、ISUPで定義されている信号である。以下の説明について、同様である。すると、VoLTE IMSは、ステップS104のINVITEに対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS125)。
VoLTE IMSから200 OKを受信したFAP300は、CCの処理でリンク接続(CONN)をUE500に対して送信する(ステップS126)。このときのTIの値は「1000」である。すると、UE500は、CONNACKをFAP300に対して送信する(ステップS127)。このときのTIの値は「0000」である。
続いて、FAP300は、ステップS125に対する応答であるACKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS128)。VoLTE IMSは、音声引継前の呼を発見できないことを示す404 Not FoundをUE500へ送信し(ステップS129)、UE500は、その応答としてVoLTE IMSへACKを送信する(ステップS130)。そして、SRVCC後の通話が行われる。
その後、UE500が通話を終了すると(ステップS131)、UE500は、CCの処理でリンク切断要求(DISC)をFAP300に対して行う(ステップS132)。このときのTIの値は「0000」である。すると、FAP300はVoLTE IMSに対して、呼を切断するためにBYEを送信する(ステップS133)。VoLTE IMSはGMSC600に対して、呼の解放を要求するREL(RELEASE)を送信する(ステップS134)。また、VoLTE IMSは、ステップS133の応答として、200 OKをFAP300へ送信する(ステップS135)。また、GMSC600は、呼の解放を完了させると、VoLTE IMSに対して、RLCを送信する(ステップS136)。
VoLTE IMSから200 OKを受信したFAP300は、CCの処理でリンク解放(REL)をUE500に対して送信する(ステップS137)。このときのTIの値は「1000」である。すると、UE500は、RELCOMPをFAP300に対して送信する(ステップS138)。このときのTIの値は「0000」である。
図11A〜11Cは、図6および図7に示した通信ネットワーク構成における通信方法のうち、UE500に音声着信した呼び出し中に、UE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動したときの処理を説明するためのシーケンス図である。
他の通信装置がUE500を呼び出し中、つまりUE500が着呼処理中に、UE500がLTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動すると、UE500がeNB210を介してMME200へハンドオーバの処理を要求する(ステップS151)。すると、MME200は、GW100へSRVCC reqを送信してSRVCCの要求を行う(ステップS152)。このSRVCC reqにはSTN−SRが含まれている。一般音声呼では、音声発信前のVoLTE IMS側での位置登録の際に、STN−SRがHLR/HSSに保持されており、そのSTN−SRがSRVCC reqに付与されてくる。
MME200から送信されたSRVCC reqをGW100のMMEインタフェース部110が受信すると、引継処理部130は、UE500の呼処理の引継ぎ(SRVCC)を要求する要求信号であるSRVCC reqの送信先の検索をFAPデータ管理部140へ要求する。FAPデータ管理部140は、引継処理部130からSRVCC reqの送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中からSRVCC reqの送信先となるフェムトセル用基地局を検索する。続いて、FAPデータ管理部140は、検索の結果を引継処理部130へ通知する。引継処理部130は、FAPデータ管理部140から通知された検索結果に示された送信先のFAP300へ、FAPインタフェース部120を介してSRVCC reqを送信する(ステップS153)。GW100からFAP300へ送信されるSRVCC reqにもSTN−SRが含まれている。
続いて、FAP300は、VoLTE IMSに対して、SIPのプロトコルを用いてUE500の呼設定要求を行う。まずは、FAP300は、INVITEにSTN−SRを含めて、VoLTE IMSのATCF420に対して当該INVITEを送信する(ステップS154)。このとき、FAP300は、GW100から送信されてきたSRVCC reqに含まれているSTN−SRを参照することで、INVITEの送信先となるATCF420を識別することができる。
INVITEに対して、VoLTE IMSは、試行中であることを示す暫定応答100 TryingをFAP300へ送信する(ステップS155)。また、VoLTE IMSは、セッションが進行したことを示す183 Session ProgressをFAP300へ送信する(ステップS156)。すると、FAP300は、ステップS155,S156の暫定的なレスポンスに対する確認を要求するためのPRACKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS157)。
その後、VoLTE IMSは、ステップS157に対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS158)。また、VoLTE IMSは、状態が呼び出し中であること、および、着呼側からの呼設定要求であることを示す情報の通知を、INFOメッセージを用いてFAP300へ行う(ステップS159)。すると、FAP300は、その応答として200 OKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS160)。
続いて、FAP300は、SRVCC Respを送信することで、ステップS153の要求に対応する応答(SRVCC応答)をGW100に対して行う(ステップS161)。FAP300から送信されたSRVCC RespをFAPインタフェース部120が受信すると、引継処理部130がMMEインタフェース部110を介してMME200へSRVCC Respを送信することで、ステップS152の要求に対応する応答(SRVCC応答)を行う(ステップS162)。
続いて、MME200がeNB210を介してUE500へステップS151のハンドオーバの処理の要求に対応する応答を行う(ステップS163)。すると、UE500はFAP300と接続する(ステップS164)。
すると、FAP300は、SRVCC機能を用いた音声引継が完了した旨を示すSRVCC Comp NotificationをGW100へ送信する(ステップS165)。続いて、GW100の引継処理部130は、SRVCC Comp Notificationを、MMEインタフェース部110を介してMME200へ送信する(ステップS166)。SRVCC Comp Notificationを受信したMME200は、その応答であるSRVCC Comp AckをGW100へ送信する(ステップS167)。続いて、GW100の引継処理部130は、ステップS165の応答であるSRVCC Comp Ackを、FAPインタフェース部120を介してFAP300へ送信する(ステップS168)。
その後、UE500、FAP300、PS/AAA、HSS(VLR)、MME200およびHLR/HSSの間で通常のInter−RAT RA Update手順が実行される(ステップS169)。
続いて、UE500は、MM/CCを生起する(ステップS170)。このときのTIの値は「1000」である。また、同様にFAP300は、MM/CCを生起する(ステップS171)。このときのTIの値は「0000」である。
すると、UE500、FAP300、P−CSCF320、S−CSCF330、HSS(VLR)、HLR/HSS610の間で、UE500の位置登録手順が実行される(ステップS172)。このとき、UE500の認証手順も実行される。
その後、呼び出しの着側であるUE500が応答すると(ステップS173)、UE500は、CCの処理でリンク接続(CONN)をFAP300に対して送信する(ステップS174)。このときのTIの値は「1000」である。すると、FAP300は、VoLTE IMSに対して、呼が受け入れられたことを示す通知を、INFOメッセージを用いて行う(ステップS175)。VoLTE IMSはFAP300に対して、このINFOメッセージへの応答である200 OKを送信する(ステップS176)。また、VoLTE IMSは、GMSC600へANMを送信する(ステップS177)。すると、VoLTE IMSは、ステップS154のINVITEに対する応答である200 OKをFAP300へ送信する(ステップS178)。
VoLTE IMSから200 OKを受信したFAP300は、ステップS174の応答であるCONNACKをUE500に対して送信する(ステップS179)。このときのTIの値は「0000」である。
続いて、FAP300は、ステップS178に対する応答であるACKをVoLTE IMSへ送信する(ステップS180)。すると、VoLTE IMSは、着呼処理中にUE500へ送信したINVITEメッセージをキャンセルするために、CANCELをUE500へ送信し(ステップS181)、UE500は、その応答としてVoLTE IMSへ200 OKを送信する(ステップS182)。また、UE500は、ステップS181にてVoLTE IMSから送信されたCANCELを受信したことで、INVITEメッセージによる要求が終了したことを示す487 Request TerminatedをVoLTE IMSへ送信する(ステップS183)。VoLTE IMSは、その応答としてUE500へACKを送信する(ステップS184)。そして、SRVCC後の通話が行われる。
その後、UE500が通話を終了すると(ステップS185)、UE500は、CCの処理でリンク切断要求(DISC)をFAP300に対して行う(ステップS186)。このときのTIの値は「1000」である。すると、FAP300はVoLTE IMSに対して、呼を切断するためにBYEを送信する(ステップS187)。VoLTE IMSはGMSC600に対して、呼の解放を要求するREL(RELEASE)を送信する(ステップS188)。また、VoLTE IMSは、ステップS187の応答として、200 OKをFAP300へ送信する(ステップS189)。また、GMSC600は、呼の解放を完了させると、VoLTE IMSに対して、RLC(Release Complete)を送信する(ステップS190)。
VoLTE IMSから200 OKを受信したFAP300は、CCの処理でリンク解放(REL)をUE500に対して送信する(ステップS191)。このときのTIの値は「0000」である。すると、UE500は、RELCOMPをFAP300に対して送信する(ステップS192)。このときのTIの値は「1000」である。
このように、本形態においては、MME200とFAP300との間に、MME200との間のインタフェース機能、FAP300との間のインタフェース機能、およびSRVCC機能を持ったGW100を設ける。そして、GW100がMME200から呼の引継の要求を受けた場合、GW100はFAP300に対して呼の引継を要求する。これにより、VoLTE機能を用いて音声通話中または呼び出し中のUE500が、LTEエリア220からIMS−フェムトセルエリア310へ移動した際、その音声通話または呼び出しを引き継ぐことができる。
また、変形例として、上述したGW100の機能をFAP300が具備する形態も考えられる。
上述したGW100に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)をGW100にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをGW100に読み込ませ、実行するものであっても良い。GW100にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)などの移設可能な記録媒体の他、GW100に内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、GW100に設けられたCPU(Central Processing Unit)(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局とに接続され、音声通話中または呼び出し中の携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせるゲートウェイ装置。
(付記2)前記コントロールノードとの間のインタフェース機能を持つMMEインタフェース部と、
前記フェムトセル用基地局との間のインタフェース機能を持つFAPインタフェース部と、
前記MMEインタフェース部が、前記コントロールノードから送信された所定の信号を受信した場合、前記呼処理の引継ぎを要求する要求信号を、前記FAPインタフェース部を介して前記フェムトセル用基地局へ送信する引継処理部とを有する、付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記3)前記フェムトセル用基地局を管理するFAPデータ管理部を有し、
前記引継処理部は、前記MMEインタフェース部が、前記コントロールノードから送信された所定の信号を受信した場合、前記要求信号の送信先の検索を前記FAPデータ管理部へ要求し、前記FAPデータ管理部から通知された検索結果に基づいて、前記要求信号を送信し、
前記FAPデータ管理部は、前記引継処理部から前記要求信号の送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中から前記要求信号の送信先を検索し、該検索の結果を前記引継処理部へ通知する、付記2に記載のゲートウェイ装置。
(付記4)前記引継処理部は、前記要求信号を前記フェムトセル用基地局へ送信した後、該フェムトセル用基地局から該要求信号に対応する第1の応答信号が送信されてきた場合、前記MMEインタフェース部が受信した前記所定の信号に対応する第2の応答信号を、前記MMEインタフェース部を介して前記コントロールノードへ送信する、付記2または付記3に記載のゲートウェイ装置。
(付記5)前記引継処理部は、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)機能を用いて前記携帯端末の呼処理を引き継がせる、付記2から4のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
(付記6)IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとし、ゲートウェイ装置から、音声通話中または呼び出し中の携帯端末の呼処理を、LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信するフェムトセル用基地局。
(付記7)音声通話を行う携帯端末と、
LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、
IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局と、
前記コントロールノードと、前記フェムトセル用基地局とに接続され、音声通話中または呼び出し中の前記携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせるゲートウェイ装置とを有し、
前記フェムトセル用基地局は、前記ゲートウェイ装置から、前記携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する通信システム。
(付記8)音声通話を行う携帯端末と、LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局と、前記コントロールノードと前記フェムトセル用基地局とに接続されたゲートウェイ装置とを有する通信システムにおける通信方法であって、
前記ゲートウェイ装置が、音声通話中または呼び出し中の前記携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせる処理と、
前記フェムトセル用基地局が、前記ゲートウェイ装置から、前記携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する処理とを行う通信方法。
(付記9)音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE(Long Term Evolution)網の通信エリアからIMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記LTE網におけるアクセス網に配置されたコントロールノードから前記IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局へ引き継がせる処理を行う通信方法。
(付記10)LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局とに接続されたゲートウェイ装置に、
音声通話中または呼び出し中の携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせる手順を実行させるためのプログラム。
100 GW
110 MMEインタフェース部
120 FAPインタフェース部
130 引継処理部
140 FAPデータ管理部
200 MME
210 eNB
220 LTEエリア
230 DNS
240 SPGW
300 FAP
310 IMS−フェムトセルエリア
320,410 P−CSCF
330,450 S−CSCF
340 IMS−Femto
400 IMS
420 ATCF
430 ATGW
440 AS
460 MGCF
470 MGW
480 E−CSCF
490 EATF
500 UE
600 GMSC
610 HLR/HSS

Claims (10)

  1. LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局とに接続され、音声通話中または呼び出し中の携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせるゲートウェイ装置。
  2. 請求項1に記載のゲートウェイ装置において、
    前記コントロールノードとの間のインタフェース機能を持つMMEインタフェース部と、
    前記フェムトセル用基地局との間のインタフェース機能を持つFAPインタフェース部と、
    前記MMEインタフェース部が、前記コントロールノードから送信された所定の信号を受信した場合、前記呼処理の引継ぎを要求する要求信号を、前記FAPインタフェース部を介して前記フェムトセル用基地局へ送信する引継処理部とを有するゲートウェイ装置。
  3. 請求項2に記載のゲートウェイ装置において、
    前記フェムトセル用基地局を管理するFAPデータ管理部を有し、
    前記引継処理部は、前記MMEインタフェース部が、前記コントロールノードから送信された所定の信号を受信した場合、前記要求信号の送信先の検索を前記FAPデータ管理部へ要求し、前記FAPデータ管理部から通知された検索結果に基づいて、前記要求信号を送信し、
    前記FAPデータ管理部は、前記引継処理部から前記要求信号の送信先の検索を要求された場合、管理しているフェムトセル用基地局の中から前記要求信号の送信先を検索し、該検索の結果を前記引継処理部へ通知するゲートウェイ装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載のゲートウェイ装置において、
    前記引継処理部は、前記要求信号を前記フェムトセル用基地局へ送信した後、該フェムトセル用基地局から該要求信号に対応する第1の応答信号が送信されてきた場合、前記MMEインタフェース部が受信した前記所定の信号に対応する第2の応答信号を、前記MMEインタフェース部を介して前記コントロールノードへ送信するゲートウェイ装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置において、
    前記引継処理部は、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)機能を用いて前記携帯端末の呼処理を引き継がせるゲートウェイ装置。
  6. IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとし、ゲートウェイ装置から、音声通話中または呼び出し中の携帯端末の呼処理を、LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信するフェムトセル用基地局。
  7. 音声通話を行う携帯端末と、
    LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、
    IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局と、
    前記コントロールノードと、前記フェムトセル用基地局とに接続され、音声通話中または呼び出し中の前記携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせるゲートウェイ装置とを有し、
    前記フェムトセル用基地局は、前記ゲートウェイ装置から、前記携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する通信システム。
  8. 音声通話を行う携帯端末と、LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局と、前記コントロールノードと前記フェムトセル用基地局とに接続されたゲートウェイ装置とを有する通信システムにおける通信方法であって、
    前記ゲートウェイ装置が、音声通話中または呼び出し中の前記携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせる処理と、
    前記フェムトセル用基地局が、前記ゲートウェイ装置から、前記携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから引き継ぐ要求を受けた場合、VoLTE(Voice over LTE)の機能を有する所定のサーバに対して呼の設定要求を行うためのメッセージを送信する処理とを行う通信方法。
  9. 音声通話中または呼び出し中の携帯端末が、LTE(Long Term Evolution)網の通信エリアからIMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記LTE網におけるアクセス網に配置されたコントロールノードから前記IMS−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局へ引き継がせる処理を行う通信方法。
  10. LTE(Long Term Evolution)網に配置されたコントロールノードと、IMS(IP Multimedia Subsystem)−フェムトセルエリアを通信エリアとするフェムトセル用基地局とに接続されたゲートウェイ装置に、
    音声通話中または呼び出し中の携帯端末が前記LTE網の通信エリアから前記IMS−フェムトセルエリアへ移動した際、該携帯端末の呼処理を、前記コントロールノードから前記フェムトセル用基地局へ引き継がせる手順を実行させるためのプログラム。
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