JP2015231113A - 無線モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナのインピーダンスが変動した場合においても、正常にフィードバックをかけることができる無線モジュールを提供する。【解決手段】送信信号を発生させる送信信号処理部11と、送信信号処理部11からの送信信号を増幅する増幅器20と、増幅器20により増幅された送信信号を分配する分配器30と、分配器30により分配された送信信号を入力し、分配器30とアンテナ80、または分配器30と終端抵抗60のいずれか一方を接続する第1のスイッチ50と、分配器30により分配された送信信号の他方を入力する検波回路40と、を有し、アンテナ80より送信信号を送信する場合には、第1のスイッチ50により分配器30とアンテナ80とが接続され、フィードバックをかける場合には、第1のスイッチ50により分配器30と終端抵抗60とが接続される。【選択図】図2

Description

本発明は、無線モジュールに関する。
無線装置は、アンテナとアンテナに接続された無線モジュールにより形成されており、信号を送信する機能を有する無線モジュールからの送信信号の出力を安定化させる方法として、アンテナに入力される前の送信信号を検出し、フィードバックをかける方法がある。この方法は、一般的には、アンテナから信号を送信しながら行われている。
特開平4−348618号公報 特開2008−211827号公報 実公平5−22993号公報
しかしながら、このようにフィードバックをかける方法では、アンテナに導体や人体等が近づいた場合に、アンテナのインピーダンスが変動し、フィードバックが正常に働かず、所望とする出力の値とは異なる値で信号が出力される場合がある。また、送信信号が、所望の出力よりも低い場合には、信号がうまく送信されず、一方、所望の出力よりも高い場合には、無線モジュールを形成している素子に、過入力となり高出力の信号が入力され、破壊等を招く場合がある。
よって、アンテナのインピーダンスが変動した場合においても、正常にフィードバックをかけることができ、送信される信号を所望の出力にすることのできる無線モジュールが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、送信信号を発生させる送信信号処理部と、前記送信信号処理部において発生した送信信号を増幅する増幅器と、前記増幅器により増幅された送信信号を分配する分配器と、前記分配器により分配された送信信号の一方が入力し、前記分配器とアンテナ、または、前記分配器と終端抵抗のうちのいずれか一方を接続する第1のスイッチと、前記分配器により分配された送信信号の他方が入力する検波回路と、を有し、前記検波回路を介して得られた送信信号のパワーをフィードバックして、前記増幅器における増幅率を変化させて前記増幅器より出力される送信信号のパワーを制御するものであって、前記アンテナより送信信号を送信する場合には、前記第1のスイッチにより前記分配器と前記アンテナとが接続され、前記フィードバックをかける場合には、前記第1のスイッチにより前記分配器と前記終端抵抗とが接続されることを特徴とする。
開示の無線モジュールによれば、アンテナのインピーダンスが変動した場合においても、正常にフィードバックをかけることができ、送信される信号を所望の出力にすることができる。
無線モジュールの構成図 第1の実施の形態における無線モジュールの説明図(1) 第1の実施の形態における無線モジュールの説明図(2) 第2の実施の形態における無線モジュールの説明図(1) 第2の実施の形態における無線モジュールの説明図(2) 第3の実施の形態における無線モジュールの説明図(1) 第3の実施の形態における無線モジュールの説明図(2)
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
(無線モジュール)
最初に、図1に基づき無線モジュールについて説明する。図1の無線モジュールは、送受信部910、増幅回路920、分配器930、検波回路940、送受信切替スイッチ950等を有している。送受信部910は、送信信号処理部911、送信信号処理部911に接続されたプリアンプ912、受信信号処理部913、受信信号処理部913に接続されたプリアンプ914等を有している。
この無線モジュールには、アンテナ960が接続されており、無線モジュールからの信号は、アンテナ960を介し送信され、また、アンテナ960において受信された信号は、アンテナ960を介し無線モジュールに入力する。
この無線モジュールを用いて信号を送信する際には、送受信部910の送信信号処理部911において信号を発生させ、送信信号処理部911において発生した信号をプリアンプ912において増幅し、送受信部910より出力する。送受信部910より出力された信号は、増幅回路920において更に増幅され、分配器930に入力される。分配器930に入力した信号は、検波回路940に入力する信号と送受信切替スイッチ950に入力する信号とに分配される。送受信切替スイッチ950においては、無線モジュールに設けられた不図示の制御部等による制御により、送信と受信とを切り替えることができる。具体的には、送受信切替スイッチ950において、信号を送信する際には、アンテナ960と分配器930とを接続し、信号を受信する際には、アンテナ960と送受信部910における受信信号処理部913に接続されているプリアンプ914とを接続するように、アンテナの接続先を切り替える。
信号を送信する際には、送受信切替スイッチ950においてアンテナ960と分配器930とが接続されるため、分配器930において分配され送受信切替スイッチ950に入力した信号は、アンテナ960より電波として送信される。また、分配器930において分配され検波回路940に入力した信号は、RF出力からDC出力に変換された後、送信信号処理部911に入力される。このように、送信信号処理部911に入力されたDC出力のパワーに基づき、送信信号が所望の出力となるように、プリアンプ912において、送信信号を増幅するフィードバックがかけられる。
ところで、アンテナ960に導体や人体が近づいた場合に、アンテナ960のインピーダンスが変化してしまう。図1の無線モジュールでは、信号を送信する際には、送受信切替スイッチ950においてアンテナ960と分配器930とが接続されているため、アンテナ960のインピーダンスが変化すると、検波回路940の特性が変化してしまう。このように、検波回路940の特性が変化してしまうと、フィードバックに影響を与え、送信される信号が、所望の出力には増幅されない場合がある。増幅器の増幅率が低すぎる場合には、信号の出力が低すぎ十分に信号を送信することができず、また、増幅率が高すぎる場合には、信号の出力が高くなり過入力が生じてしまう。
信号を受信する際には、送受信切替スイッチ950において、アンテナ960と送受信部910における受信信号処理部913に接続されているプリアンプ914と接続される。これにより、アンテナ960において受信された電波は、信号として送受信切替スイッチ950を介し、プリアンプ914に入力して増幅され、受信信号処理部913において受信信号として処理される。
〔第1の実施の形態〕
次に、本実施の形態における無線モジュールについて図2及び図3に基づき説明する。本実施の形態における無線モジュールにおいては、信号を送信する場合と、検波回路を用いてフィードバックを行う(以下「検波を行う」と称す)検波を行う場合とで分配器の接続先を切り替えるスイッチが設けられている。本実施の形態における無線モジュールは、送受信部10、増幅回路20、分配器30、検波回路40、第1のスイッチ50、終端抵抗60、第2のスイッチ70等を有している。送受信部10には、送信信号処理部11、送信信号処理部11に接続されたプリアンプ12、受信信号処理部13、受信信号処理部13に接続されたプリアンプ14、制御部15等を有している。尚、本実施の形態においては、プリアンプ12を増幅器と記載する場合がある。
第1のスイッチ50としては、ダイオードを含む半導体スイッチやリレー等を用いることができ、送受信部10における制御部15による制御により、分配器30と第2のスイッチ70との接続と、分配器30と終端抵抗60との接続とを切り替えることができる。第2のスイッチ70は、送受信切替スイッチであり、SPDT(Single Pole Double Throw:単極双投)スイッチが用いられており、例えば、送受信部10における制御部15による制御により、送信と受信とを切り替えることができる。具体的には、第2のスイッチ70においては、信号を送信する際には、アンテナ80と第1のスイッチ50とを接続し、信号を受信する際には、アンテナ80と送受信部10における受信信号処理部13に接続されたプリアンプ14とを接続するように、アンテナの接続先を切り替えることができる。
本実施の形態における無線モジュールには、アンテナ80が接続されており、無線モジュールからの信号は、アンテナ80を介し送信され、また、アンテナ80において受信された信号は、アンテナ80を介して無線モジュールに入力する。
本実施の形態における無線モジュールにより信号を送信する場合には、図2に示されるように、第1のスイッチ50において分配器30と第2のスイッチ70とを接続し、第2のスイッチ70においてアンテナ80と第1のスイッチ50とを接続する。
この場合は、送受信部10の送信信号処理部11において信号を発生させ、送信信号処理部11において発生した信号をプリアンプ12において増幅し、送受信部10より出力する。送受信部10より出力された信号は、増幅回路20に入力し、更に増幅された後、分配器30に入力し、分配器30において、検波回路40に入力する信号と第1のスイッチ50に入力する信号とに分配される。
前述したように、信号を送信する際には、第2のスイッチ70においてアンテナ80は分配器30と接続されるため、分配器30において分配された一方の送信信号は、第1のスイッチ50及び第2のスイッチ70を介し、アンテナ80より電波として送信される。
尚、分配器30において分配された他方の送信信号は、検波回路40においてRF出力からDC出力に変換された後、送信信号処理部11に入力される。しかしながら、信号を送信する際には、送信信号処理部11において、検波回路40からの信号を受け付けない制御がなされているため、送信信号にフィードバックがかけられることはない。
本実施の形態における無線モジュールにおいて検波する場合には、図3に示されるように、第1のスイッチ50において分配器30と終端抵抗60とを接続する。終端抵抗60は、例えば、接地されている50Ωの終端抵抗である。
無線モジュールでの検波時には、送受信部10の送信信号処理部11において信号を発生させ、送信信号処理部11において発生した信号をプリアンプ12において増幅し、送受信部10より出力する。送受信部10より出力された信号は、増幅回路20に入力し、更に増幅された後、分配器30に入力し、分配器30において、検波回路40に入力する信号と第1のスイッチ50に入力する信号とに分配される。
本実施の形態においては、第1のスイッチ50において分配器30は終端抵抗60と接続されているため、第1のスイッチ50に入力した信号はアンテナ80に送信されることがなく、終端抵抗60に入力する。よって、インピーダンスを一定にすることができる。
分配器30において分配され検波回路40に入力した信号は、検波回路40においてRF出力からDC出力に変換された後、送信信号処理部11に入力される。検波の場合は、送信信号処理部11では、検波回路40からの信号を受け付ける制御がなされている。よって、送信信号処理部11に入力されたDC出力のパワーに基づき、送信信号が所望の出力となるようにプリアンプ12での増幅を制御することにより、送信信号にフィードバックをかけることができる。
尚、信号を受信する際には、第2のスイッチ70においてアンテナ80と送受信部10における受信信号処理部13に接続されているプリアンプ14とが接続される。これにより、アンテナ80において受信した信号は、第2のスイッチ70を介してプリアンプ14に入力し増幅され、受信信号処理部13において受信信号として処理される。
本実施の形態においては、図3に示される検波は、無線モジュールの電源投入時に行ってもよく、また、周期的に行ってもよい。周期的に行う場合には、例えば、1分〜10分程度の周期で行う。また、送信信号に送信に寄与しないダミー信号を周期的に含ませ、送信信号がダミー信号となるタイミングに対応して、検波の動作を行ってもよい。即ち、信号を送信する際には、送信と検波とを切替ながら、信号を送信してもよい。
本実施の形態においては、検波の際には、図3に示すように、第1のスイッチ50において、送信信号の出力が終端抵抗60に向かうように切り替えることにより、アンテナ80のインピーダンス変動の影響を受けることなく、理想の状態で送信信号のフィードバックをかけることができる。即ち、検波の際には、第1のスイッチ50において分配器30とアンテナ80との接続は切断され、分配器30は終端抵抗60と接続される。従って、アンテナ80の周辺に導体等が近づき、外的要因によりアンテナ80のインピーダンスが変化した場合においても、検波回路40等の特性が変動することはなく、所望の出力となるように送信信号にフィードバックをかけることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態における無線モジュールについて図4及び図5に基づき説明する。本実施の形態における無線モジュールにおいては、第1の実施の形態と同様に、信号を送信する場合と、検波を行う場合とを切り替えるスイッチが設けられている。本実施の形態における無線モジュールは、送受信部10、増幅回路20、分配器30、検波回路40、第1のスイッチ50、終端抵抗60、第2のスイッチ70等を有している。送受信部10には、送信信号処理部11、送信信号処理部11に接続されたプリアンプ12、受信信号処理部13、受信信号処理部13に接続されたプリアンプ14、制御部15等を有している。尚、本実施の形態においては、プリアンプ12を増幅器と記載する場合がある。
本実施の形態においては、第1のスイッチ50は、送受信部10における制御部15による制御により、増幅回路20の接続先を、第2のスイッチ70と分配器30とに切り替えることができる。第2のスイッチ70は送受信切替スイッチであり、SPDTスイッチが用いられており、例えば、送受信部10における制御部15による制御により、送信と受信とを切り替えることができる。具体的には、第2のスイッチ70において、信号を送信する際には、アンテナ80と第1のスイッチ50とを接続し、信号を受信する際には、アンテナ80と送受信部10における受信信号処理部13に接続されたプリアンプ14とを接続するように、切り替えることができる。
本実施の形態における無線モジュールには、アンテナ80が接続されており、無線モジュールからの信号は、アンテナ80を介し送信され、また、アンテナ80において受信された信号は、アンテナ80を介して無線モジュールに入力する。
本実施の形態における無線モジュールにおいて信号を送信する場合には、図4に示されるように、第1のスイッチ50において増幅回路20と第2のスイッチ70とを接続し、第2のスイッチ70においてアンテナ80と第1のスイッチ50とを接続する。
この場合には、送受信部10の送信信号処理部11において信号を発生させ、送信信号処理部11において発生した信号をプリアンプ12において増幅し、送受信部10より出力する。送受信部10より出力された信号は、増幅回路20に入力し、更に増幅された後、第1のスイッチ50及び第2のスイッチ70を介し、アンテナ80より電波として送信される。
本実施の形態における無線モジュールにおいて検波する場合には、図5に示されるように、第1のスイッチ50において増幅回路20と分配器30とを接続する。分配器30には、検波回路40と終端抵抗60が接続されている。終端抵抗60は、例えば、接地されている50Ωの終端抵抗である。
この場合には、送受信部10の送信信号処理部11において信号を発生させ、送信信号処理部11において発生した信号をプリアンプ12において増幅し、送受信部10より出力する。送受信部10より出力された信号は、増幅回路20に入力し、増幅回路20において更に増幅された後、第1のスイッチ50を介し分配器30に入力する。分配器30に入力した信号は、分配器30において、検波回路40に入力する信号と終端抵抗60に入力する信号とに分配される。
本実施の形態においては、第1のスイッチ50において増幅回路20と分配器30とが接続されているため、増幅回路20から出力された送信信号は、分配器30において検波回路40に入力する信号と終端抵抗60に入力する信号とに分配される。分配器30において分配された一方の送信信号は、アンテナ80に送信されることなく、終端抵抗60に入力するため、終端のインピーダンスを一定にすることができる。
分配器30において分配された他方の送信信号は、検波回路40においてRF出力からDC出力に変換された後、送信信号処理部11に入力される。送信信号処理部11に入力されたDC出力のパワーに基づき、送信信号が所望の出力となるように、プリアンプ12の増幅率を制御して出力信号を増幅することにより、送信信号にフィードバックをかけることができる。
尚、本実施の形態においては、送信信号の出力の調整だけでなく、送信信号をキャリブレーションする場合にも用いることができる。通常の無線モジュールのキャリブレーションにおいては、アンテナ80から送信された電波を受信する別のアンテナを設置し、別のアンテナにおいて受信された信号に基づき行われる。しかしながら、この方法では、信号を送信するアンテナ80と受信する別のアンテナとの距離や周囲の環境によりインピーダンスが不安定となり、安定したキャリブレーションを行うことができない。
しかしながら、本実施の形態における無線モジュールにおいては、検波の状態、即ち、第1のスイッチ50において増幅回路20と分配器30とを接続した状態でキャリブレーションを行うことにより、安定したキャリブレーションを行うことができる。具体的には、第1のスイッチ50において増幅回路20と分配器30とを接続した状態では、信号は、アンテナ80に入力することなく、分配器30を介し終端抵抗60に入力する。これにより、インピーダンスは安定し、安定したキャリブレーションを行うことができる。また、パワーメータ等の外部計測器を使用する必要がないため、容易に送受信精度の高いキャリブレーションを行うことができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態における無線モジュールについて図6及び図7に基づき説明する。本実施の形態における無線モジュールは、一つの切替スイッチにより、第1の実施の形態と同様の機能を有するものである。本実施の形態における無線モジュールは、送受信部10、増幅回路20、分配器30、検波回路40、終端抵抗60、スイッチ170等を有している。送受信部10には、送信信号処理部11、送信信号処理部11に接続されたプリアンプ12、受信信号処理部13、受信信号処理部13に接続されたプリアンプ14、制御部15等を有している。尚、本実施の形態においては、プリアンプ12を増幅器と記載する場合がある。
本実施の形態においては、スイッチ170は送受信切替スイッチであり、DPDT(Double Pole Double Throw:双極双投)スイッチが用いられており、送受信部10における制御部15による制御により、送信と受信とを切り替えることができる。具体的には、信号を送信する際には、分配器30とアンテナ80とを接続し、プリアンプ14と終端抵抗60とを接続する。また、信号を受信する際には、プリアンプ14とアンテナ80とを接続し、分配器30と終端抵抗60とを接続する。このように切り替えることにより、送信と受信とを切り替えることができる。
本実施の形態における無線モジュールには、アンテナ80が接続されており、無線モジュールからの信号は、アンテナ80を介し送信され、また、アンテナ80において受信された信号は、アンテナ80を介し無線モジュールに入力する。
本実施の形態における無線モジュールから信号を送信する場合には、図6に示されるように、スイッチ170において分配器30とアンテナ80とを接続し、受信信号処理部13と終端抵抗60とを接続する。
この場合、送受信部10の送信信号処理部11において信号を発生させ、送信信号処理部11において発生した信号をプリアンプ12において増幅し、送受信部10より出力する。送受信部10より出力された信号は、増幅回路20に入力して更に増幅された後、分配器30に入力し、分配器30において、検波回路40に入力する信号とスイッチ170に入力する信号とに分配される。
前述したように、信号を送信する際には、スイッチ170においてアンテナ80は分配器30と接続されるため、分配器30において分配された一方の送信信号は、スイッチ170を介しアンテナ80より電波として送信される。
尚、分配器30において分配された他方の送信信号は、検波回路40においてRF出力からDC出力に変換された後、送信信号処理部11に入力される。しかしながら、信号を送信する際には、送信信号処理部11において、検波回路40からの信号を受け付けない制御がなされているため、送信信号にフィードバックがかけられることはない。
本実施の形態における無線モジュールにおいて検波する場合には、図7に示されるように、スイッチ170において分配器30と終端抵抗60とを接続し、受信信号処理部13とアンテナ80とを接続する。尚、本実施の形態においては、この状態において信号を受信することも可能である。また、終端抵抗60は、例えば、接地されている50Ωの終端抵抗である。
この場合、送受信部10の送信信号処理部11において信号を発生させ、送信信号処理部11において発生した信号をプリアンプ12において増幅し、送受信部10より出力する。送受信部10より出力された信号は、増幅回路20に入力し、更に増幅された後、分配器30に入力し、分配器30において、検波回路40に入力する信号とスイッチ170に入力する信号とに分配される。
本実施の形態においては、スイッチ170において分配器30と終端抵抗60とが接続されているため、スイッチ170に入力した信号は、終端抵抗60に入力する。よって、インピーダンスを一定にすることができる。
分配器30において分配され検波回路40に入力した信号は、RF出力からDC出力に変換された後、送信信号処理部11に入力される。検波の場合においては、送信信号処理部11では、検波回路40からの信号を受け付ける制御がなされている。従って、送信信号処理部11に入力されたDC出力に基づき、送信信号が所望の出力となるようにプリアンプ12の増幅率を制御することにより、送信信号にフィードバックをかけることができる。
尚、外部から信号を受信する際には、図7に示されるように、スイッチ170においてアンテナ80が送受信部10における受信信号処理部13に接続されたプリアンプ14と接続される。これにより、アンテナ80において受信した信号は、スイッチ170を介し、プリアンプ14に入力し増幅され、受信信号処理部13において受信信号として処理される。
本実施の形態においては、検波の際には、図7に示すように、送信信号の出力をスイッチ170において、終端抵抗60に切り替えることにより、アンテナ80のインピーダンス変動の影響を受けることなく、理想の状態でフィードバックをかけることができる。即ち、検波の際には、スイッチ170において、分配器30とアンテナ80との接続は切断され、分配器30は終端抵抗60と接続される。従って、アンテナ80の周辺に導体等が近づき、外的要因によりアンテナ80のインピーダンスが変化した場合においても、検波回路40の特性が変動することはなく、所望の出力となるように、送信信号にフィードバックをかけることができる。尚、図7に示す状態において、信号の受信を行うこともできる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 送受信部
11 送信信号処理部
12 プリアンプ
13 受信信号処理部
14 プリアンプ
15 制御部
20 増幅回路
30 分配器
40 検波回路
50 第1のスイッチ
60 終端抵抗
70 第2のスイッチ
80 アンテナ

Claims (6)

  1. 送信信号を発生させる送信信号処理部と、
    前記送信信号処理部において発生した送信信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器により増幅された送信信号を分配する分配器と、
    前記分配器により分配された送信信号の一方が入力し、前記分配器とアンテナ、または、前記分配器と終端抵抗のうちのいずれか一方を接続する第1のスイッチと、
    前記分配器により分配された送信信号の他方が入力する検波回路と、
    を有し、
    前記検波回路を介して得られた送信信号のパワーをフィードバックして、前記増幅器における増幅率を変化させて前記増幅器より出力される送信信号のパワーを制御するものであって、
    前記アンテナより送信信号を送信する場合には、前記第1のスイッチにより前記分配器と前記アンテナとが接続され、
    前記フィードバックをかける場合には、前記第1のスイッチにより前記分配器と前記終端抵抗とが接続されることを特徴とする無線モジュール。
  2. アンテナと、
    送信信号を発生させる送信信号処理部と、
    前記送信信号処理部において発生した送信信号を増幅する増幅器と、
    送信信号を分配する分配器と、
    前記増幅器、前記アンテナ及び前記分配器に接続し、前記増幅器により増幅された送信信号が入力し、前記増幅器を前記アンテナと前記分配器とのうちのいずれか一方に接続する第1のスイッチと、
    前記分配器により分配された送信信号の一方が入力する終端抵抗と、
    前記分配器により分配された送信信号の他方が入力する検波回路と、
    を有し、
    前記検波回路を介して得られた送信信号のパワーをフィードバックして、前記増幅器の増幅率を変化させて前記増幅器より出力される送信信号のパワーを制御するものであって、
    前記アンテナより送信信号を送信する場合には、前記第1のスイッチにより前記増幅器と前記アンテナとが接続され、
    前記フィードバックをかける場合には、前記第1のスイッチにより前記増幅器と前記分配器とが接続されることを特徴とする無線モジュール。
  3. 前記アンテナより受信した信号を処理する受信信号処理部をさらに有し、
    前記第1のスイッチは双極双投スイッチであって、前記分配器と前記アンテナとを接続するとともに前記受信信号処理部と前記終端抵抗とを接続する場合と、前記受信信号処理部と前記アンテナとを接続するとともに前記分配器と前記終端抵抗とを接続する場合とに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の無線モジュール。
  4. 前記アンテナより受信した信号を処理する受信信号処理部をさらに有し、
    前記アンテナと前記第1のスイッチの間に、前記アンテナの接続先を切り替える第2のスイッチが設けられており、
    前記第2のスイッチは、前記アンテナの接続先を、前記第1のスイッチと、前記受信信号処理部ととに切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の無線モジュール。
  5. 前記第1のスイッチにおける接続を制御する制御部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の無線モジュール。
  6. 前記フィードバックは、前記アンテナより送信信号を送信している間に、周期的に行われることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の無線モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023157346A1 (ja) * 2022-02-16 2023-08-24 株式会社フジクラ 無線通信モジュールの出力調整方法、無線通信モジュールの製造方法および無線通信モジュールの出力調整装置

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