JP2015230862A - 組電池 - Google Patents

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晋 石崎
Susumu Ishizaki
晋 石崎
俊介 天貝
Shunsuke Amagai
俊介 天貝
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Abstract

【課題】組電池本体を安定的に保持することができる組電池を提供する。【解決手段】組電池1は、複数の電池モジュール111が積層されて固定された組電池本体11と、一端部の第1の固定部132fで組電池本体11の前方端部11fに固定された第1のフレーム13と、一端部の第2の固定部142fで組電池本体11の後方端部11rに固定された第2のフレーム14と、を備えており、第2の固定部142fは、組電池本体11の重心位置Gと実質的に同じ高さに位置している。【選択図】 図4

Description

本発明は、組電池に関するものである。
車両の幅方向に延在する中空部を有するフロントフレーム及びリアフレームに、ブラケットを介して電池モジュールが固定された電池モジュール搭載用構造体が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−120642号公報
上記の電池モジュール搭載用構造体では、電池モジュールとフロントフレームとを固定するためのブラケットが当該電池モジュールの下部に取り付けられていると共に、電池モジュールとリアフレームとを固定するためのブラケットも当該電池モジュールの下部に取り付けられている。このため、車両が急停車等をした際は、慣性力によるモーメントが電池モジュールの重心で発生するので、当該電池モジュールを安定的に保持することができない場合があるという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、組電池本体を安定的に保持することができる組電池を提供することである。
本発明は、組電池本体の前方端部を第1の固定部で第1のフレームと固定すると共に、当該組電池本体の後方端部を第2の固定部で第2のフレームと固定する。そして、第1の固定部又は第2の固定部の少なくとも一方を組電池本体の重心位置と実質的に同じ高さとすることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、第1の固定部又は第2の固定部の少なくとも一方が組電池本体の重心位置と実質的に同じ高さに位置しているため、揺れや振動等によって組電池本体の重心にモーメントが発生した場合においても、当該モーメントを吸収して組電池本体を安定的に保持することができる。
図1は、本発明の実施形態における組電池の車両への搭載状態を示す断面図である。 図2は、本発明の実施形態における組電池の上部筐体を省略した斜視図である。 図3は、本発明の実施形態における組電池が備える電池モジュールを示す分解斜視図である。 図4は、本発明の実施形態における組電池を示す断面図(図2のIV−IV線に沿った断面相当図)である。 図5は、本発明の実施形態における組電池が備える第1及び第2のフレームの第1変形例を示す断面図である。 図6は、本発明の実施形態における組電池が備える第1及び第2のフレームの第2変形例を示す断面図である。 図7は、本発明の実施形態における組電池が備える冷却ユニット及び送風ダクトを示す斜視図である。 図8は、本発明の実施形態における組電池において上部筐体を省略した斜視図である。 図9は、図4のIX部の拡大図である。 図10は、本発明の実施形態における組電池を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態における組電池を搭載した車両後部を示す断面図であり、図2は本実施形態における組電池の上部筐体を省略した斜視図であり、図3は本実施形態における組電池が備える電池モジュールを示す分解斜視図であり、図4は本実施形態における組電池を示す断面図である。
本実施形態における組電池1は、図1に示すように、車両のリアシートRSの後方(R方向)におけるフロアパネルFPの下方(D方向)に設置されており、この組電池1の下方にはマフラ10が搭載されている。このマフラ10は、楕円形状の断面を有しており、車幅方向(W方向)に長い筒形状である。
組電池1は、組電池本体11と、支持パネル12と、第1のフレーム13と、第2のフレーム14と、冷却ユニット15と、送風ダクト16と、筐体17と、を備えている。
組電池本体11は、図2に示すように、積層された複数(本例では24個)の電池モジュール111から構成されている。なお、組電池本体11を構成する電池モジュール111の数は、特に限定されない。
電池モジュール111は、図3に示すように、例えば相互に積層された単電池112と、単電池112の間に介装されたスペーサ113と、これら単電池112及びスペーサ113を収容するケース114と、を備えている。
単電池112は、例えば、リチウムイオン二次電池等のラミネート電池である。この単電池112は、特に図示しないが、セパレータを介して正極板と負極板を交互に積層してなる積層体と、当該積層体を電解液と共に封止するラミネートフィルムと、を有しており、正極板に接続された正極タブがラミネートフィルムの一端から導出していると共に、負極板に接続された負極タブがラミネートフィルムの反対側の端部から導出している。なお、単電池112は、ニッケル水素電池、鉛電池等で構成してもよい。
本実施形態では、隣り合う単電池112の正極タブと負極タブの向きを交互に反転させて単電池112を積層した後、当該正極タブと負極タブを直接接合することで各単電池112を直列に接続している。そして、接続された複数の当該単電池112の一端は、正極側、負極側それぞれの出力端子112a、112bと電気的に接続されている。なお、単電池112の電気的な接続関係は、特にこれに限定されない。
こうした複数の単電池112は、図3に示すように、隣接する単電池112同士の絶縁性を保つためのスペーサ113が介装された状態でケース114内に収められている。
ケース114は、箱形状を有するロアケース114a及び蓋形状を有するアッパーケース114bから構成され、これらロアケース114a及びアッパーケース114bは、例えばアルミニウム板から形成される。
なお、本実施形態では、8個の単電池112が積層されてケース114内に収められているが、積層される単電池112の数は特に限定されない。例えば、1個の単電池112をケース114内に収めてもよい。また、ケースの構造は特に上記のものに限定されず、ロアケースとアッパーケースをいずれも箱形状とし、それらの開口を合わせた構造としてもよい。
本実施形態において複数(本例において24個)の電池モジュール111は、隣り合う電池モジュール111の正極端子112aと負極端子112bとがそれぞれ互い違いに並ぶように、車幅方向に沿って積層されている。すなわち、複数の電池モジュール2は、交互に向きを反転して積層されている。それら複数の電池モジュール111は、組電池本体11の幅方向(W方向)の長さを有する通しボルト115がそれぞれ挿通されることにより相互に固定されている。この電池モジュール111は、不図示の充電ポートやインバータ等に接続されている。なお、電池モジュール111同士の電気的接続関係は特に限定されない。また、複数の電池モジュール111が、車両の前後方向に沿って積層されていてもよい。また、組電池本体11が、電池モジュール111の積層状態を補強するための補強材等を有していてもよい。
支持パネル12は、第1及び第2のフレーム13、14を介して組電池本体11を支持するための部材であり、図4に示すように、組電池本体11の下方に配置されている。この支持パネル12は、組電池本体11全体の底面よりも大きな矩形状であり、当該支持パネル12には、第1のフレーム13及び第2のフレーム14が取り付けられている。
第1のフレーム13は、メンバ部131と、フランジ部132と、を有しており、例えば金属材料等から構成されている。メンバ部131は、支持パネル12における組電池本体11の前方に配置されており、不図示のボルト等で当該支持パネル12に固定されている。このメンバ部131は、略矩形の断面形状を有しており、当該メンバ部131の上辺にはフランジ部132が取り付けられている。
フランジ部132は、図4に示すように、略L字の断面形状を有している。当該略L字の一辺はメンバ部131の上辺に不図示のボルト等で固定されていると共に、略L字の他辺は組電池本体11の前方端部11fに不図示のボルト等で固定されている。なお、メンバ部131と支持パネル12との間、メンバ部131とフランジ部132との間、及びフランジ部132と組電池本体11との間を固定する方法は特に限定されず、例えば溶接等によって固定してもよい。また、例えば、メンバ部131とフランジ部132とを一体的に形成してもよい。
第2のフレーム14も、上述した第1のフレーム13と同様の構成であり、メンバ部141と、フランジ部142と、を有している。メンバ部141は、支持パネル12における組電池本体11の後方に配置されており、不図示のボルト等で当該支持パネル12に固定されている。このメンバ部141は、縦長台形の断面形状を有しており、当該メンバ部141の上辺にはフランジ部142が取り付けられている。なお、第2のフレーム14の上端部は、車両のサイドメンバ(不図示)やバンパー20の取付部21の上端部よりも上方に位置していることが好ましい(図1参照)。本実施形態では、メンバ部141の後方(R方向)端部に、後述する連結部材173の第1のフランジ部173aが取り付けられている(図9参照)。
フランジ部142は、第1のフレーム13のフランジ部132と同様、略L字の断面形状を有している。当該略L字の一辺はメンバ部141の上辺に不図示のボルト等で固定されていると共に、略L字の他辺は組電池本体11の後方端部11rに不図示のボルト等で固定されている。なお、メンバ部141と支持パネル12との間、メンバ部141とフランジ部142との間、及びフランジ部142と組電池本体11との間を固定する方法は特に限定されず、例えば溶接等によって固定してもよい。また、例えば、メンバ部141とフランジ部142とを一体的に形成してもよい。
本実施形態において第1及び第2のフレーム13、14は、組電池本体11の幅方向(W方向)の全域と対応する長さを有しているが、特にこれに限定されない。例えば、第1及び第2のフレーム13、14が、組電池本体11の幅方向(W方向)の全域よりも短い長さであってもよい。また、例えば、1つのメンバ部131、141の上に複数のフランジ部132、142が幅方向(W方向)に沿ってそれぞれ配置されていてもよい。
本実施形態では、図4に示すように、第1のフレーム13のフランジ部132と組電池本体11との固定部132fは、組電池本体11の重心位置Gよりも低い高さに位置している。一方、第2のフレーム14のフランジ部142と組電池本体11との固定部142fは、組電池本体11の重心位置と実質的に同じ高さに位置している。なお、組電池本体11を構成する電池モジュール111は、スペーサ113を介装して積層された複数の単電池112をケース114の中央に配置して構成されているため(図3参照)、当該組電池本体11の重心位置Gは、組電池本体11の高さ方向における中心に通常位置している。本実施形態における第1のフレーム13のフランジ部132と組電池本体11との固定部132fが、本発明の第1の固定部の一例に相当し、第2のフレーム14のフランジ部142と組電池本体11との固定部142fが、本発明の第2の固定部の一例に相当する。
なお、第1のフレーム13と組電池本体11との固定部132f又は第2のフレーム14と組電池11との固定部142fの少なくとも一方が、組電池本体11の重心位置Gと実質的に同じ高さに位置していればよく、固定部132f、142fの位置関係は特に上記に限定されない。
例えば、図5に示すように、第1のフレーム13と組電池本体11との固定部132fが組電池11の重心位置Gと実質的に同じ高さに位置している一方、第2のフレーム14と組電池11との固定部142fが組電池11の重心位置Gよりも低い高さに位置していてもよい。また、例えば、図6に示すように、第1のフレーム13と組電池本体11との固定部132f及び第2のフレーム14と組電池本体11との固定部142fの両方が、組電池11の重心位置Gと実質的に同じ高さに位置していてもよい。
本実施形態において、支持パネル12の下方には、図4に示すように、冷却ユニット15が設けられている。この冷却ユニット15は、冷媒が循環するエバポレータや送風機を内蔵しており、送風ダクト16を介して組電池本体11に冷却風を供給する機能を有している。
送風ダクト16は、図4又は図7に示すように、送風導入部161と、水平ダクト部162と、立上ダクト部163と、を有しており、樹脂材料や金属材料で構成されている。図7は、本実施形態における組電池が備える冷却ユニット15及び送風ダクト16を示す斜視図である。
送風導入部161は、冷却ユニット15から供給される冷却風を水平ダクト部162に送るための部位であり、水平ダクト部162に向かうに従って薄板状に形状が変化している。水平ダクト部162は、送風導入部161から供給される冷却風を立上ダクト部に送るための部位であり、組電池本体11とマフラ10との間で延在している。この水平ダクト部162は、図7に示すように、車両の後方に向かうに従って幅方向(W方向)に拡がる略扇形状に形成されている。
なお、水平ダクト部162を構成する組電池本体11側のパネルの材料の熱伝導率は、マフラ10の熱を遮蔽する効果の観点から、水平ダクト部162を構成するマフラ10側のパネルの材料の熱伝導率よりも低いことが好ましい。このような熱伝導率の調整は、水平ダクト部162を構成するパネルの材料を変更したり、当該パネルの表面形状を変更したりすることにより行うことができる。
立上ダクト部163は、水平ダクト部162から供給される冷却風を、組電池本体11の後方上部から吐出する機能を有している。この立上ダクト部163は、水平ダクト部162の後端部から車両上方に立ち上げられており、その上端部は組電池本体11よりも僅かに上方位置に配置されていると共に、当該上端部は車両前方に向かって折り曲げられている。立上ダクト部163の上端部の幅(W方向の幅)は、図8に示すように、組電池本体11の幅と略等しくなっており、当該上端部の先端には、全幅に亘って送風口163aが形成されている。図8は、本実施形態における組電池において上部筐体を省略した斜視図である。
水平ダクト部162及び立上ダクト部163には、図7に示すように、貫通孔164が形成されている。この貫通孔164と冷却風の流路との間は隔壁されており、送風ダクト16の内部を通る冷却風が当該貫通孔164から漏洩しないようになっている。貫通孔164において水平ダクト部162に形成された部分は、前方向(F方向)に向かって縦長の楕円弧状となっており、水平ダクト部162における車幅方向(W方向)の略中央部に形成されている。一方、貫通孔164において立上ダクト部163に形成された部分は、図7又は図2に示すように、上方に向かって先細りとなる形状となっている。
筐体17は、上述した組電池本体11、支持パネル、第1及び第2のフレーム13、14、冷却ユニット15及び送風ダクトを収容しており、下部筐体171及び上部筐体172から構成されている。下部筐体171は、図4に示すように、前方側に形成された深底部171aと、後方側に形成された浅底部171bと、を有しており、深底部171aには冷却ユニット15及び送風ダクト16の送風導入部161が収容されている。下部筐体171の浅底部171bの底面近傍には、送風ダクト16の水平ダクト部162が当該底面に沿って配置されている。
下部筐体171の浅底部171bの淵部171eは、図9に示すように、第2のフレーム14のメンバ部141と連結部材173によって連結されている。図9は、図4のIX部の拡大図である。連結部材173は、断面L字状の第1のフランジ部173a及び第2のフランジ部173bから構成されている。
第1のフランジ部173aは第2のフレーム14のメンバ部141の後方側部に取り付けられている。第2のフランジ部173bは、下部筐体171の浅底部171bの淵部171eに取り付けられており、それら第1及び第2のフランジ部173a、173bは不図示のボルト等によって互いに固定されている。なお、第1のフランジ部173aとメンバ部141との固定、及び第2のフランジ部173bと淵部171eとの固定の方法は特に限定されず、それらがそれぞれ一体的に形成されていてもよい。
本実施形態では、図2に示すように、車幅方向(W方向)の両端部付近及び中央部の合計3か所において、淵部171eとメンバ部141とが連結部材173によって連結されている。このうち、中央部における連結部材173cは、送風ダクト16の立上ダクト部163に形成された貫通孔164内に配置されている。本実施形態における第2のフレーム14及び連結部材173が本発明の「第2のフレーム」の一例に相当し、本実施形態における第2のフランジ部173bが本発明の「前記第1の固定部若しくは前記第2の固定部の一方を有する前記第1のフレーム若しくは前記第2のフレームの他端部」の一例に相当する。
上部筐体172は、図4又は図10に示すように、組電池本体11や送風ダクト16の立上ダクト部163等を覆うように、下部筐体171の上方に取り付けられている。図10は、本実施形態における組電池を示す斜視図である。下部筐体171及び上部筐体172を構成する材料としては、樹脂材料や金属材料等を例示することができる。
次に、本実施形態における組電池1の作用について説明する。
本実施形態における組電池1が備える組電池本体11は、図4に示すように、第1のフレーム13のフランジ部132と固定されていると共に、第2のフレーム14のフランジ部142と固定されている。そして、第2のフレーム14のフランジ部142と組電池本体11との固定部142fは、組電池本体11の重心位置と実質的に同じ高さに位置している。このため、組電池1を搭載した車両が急発進や急停車等をすることにより、当該車両の前後方向に沿って組電池本体11に慣性力が働き、組電池本体11の重心にモーメントが発生した場合においても、当該モーメントを吸収して組電池本体11を安定的に保持することができる。なお、図5に示した実施形態においても同様の効果を奏することができる。また、図6に示した実施形態では、組電池本体11をより安定的に保持することができる。
また、本実施形態では、車幅方向(W方向)の両端部付近及び中央部の合計3か所において、淵部171eとメンバ部141とが連結部材173によって連結されている。これにより、第2のフレーム14の剛性を向上することができるため、組電池本体11をより一層安定的に保持することができる。
さらに、組電池本体11の中央部における連結部材173cは、送風ダクト16の立上ダクト部163に形成された貫通孔164内に配置されている。これにより、第2のフレーム14の剛性を向上しつつ、立上ダクト部163により組電池本体11の上方から冷却風を供給し、組電池本体11を効果的に冷却することができる。
また、本実施形態では、貫通孔164において送風ダクト16の立上ダクト部163に形成された部分は、上方に向かって先細りとなる形状となっている。これにより、貫通孔164の存在が送風ダクト16内を通る冷却風の流れの妨げとなることを抑制でき、冷却風を効率的に送風口163aから組電池本体11の上方に供給することができるため、組電池本体11をより効果的に冷却することができる。また、この効果を用い、冷却風の流れを妨げることなく貫通孔164を大型化すると共に、当該貫通孔164内に配置される連結部材173cを大型化して第2のフレーム14の剛性をさらに向上することにより、組電池本体11をより一層安定的に保持することができる。
さらに、本実施形態では、第1のフレーム13のフランジ部132と組電池本体11との固定部132fは、組電池本体11の重心位置Gよりも低い高さに位置している。このため、組電池本体11にハーネス116等の電子機器を取り付けるための十分なスペースを当該組電池本体11の前方に確保することができると共に、外部から加わる衝撃等によって当該電子機器が損傷することを抑制できる。なお、図5に示す実施形態では、電子機器を取り付けるための十分なスペースを組電池本体11の後方に確保することができる。
また、本実施形態では、図1に示すように、第2のフレーム14の上端部が車両のバンパー20の取付部21の上端部よりも上方に位置している。このため、車両の後方から強い衝撃等が加わった場合においても、第2のフレーム14の存在によって当該衝撃が直接組電池本体11等に伝達することを抑制し、組電池本体11等が受ける損傷を最小限に抑えることができる。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
1・・・組電池
11・・・組電池本体
11f・・・前方端部
11r・・・後方端部
111・・・電池モジュール
116・・・ハーネス
12・・・支持パネル
13・・・第1のフレーム
131・・・メンバ部
132・・・フランジ部
132f・・・固定部
14・・・第2のフレーム
141・・・メンバ部
142・・・フランジ部
142f・・・固定部
15・・・冷却ユニット
16・・・送風ダクト
161・・・送風導入部
162・・・水平ダクト部
163・・・立上ダクト部
164・・・貫通孔
17・・・筐体
171・・・下部筐体
173・・・連結部材
172・・・上部筐体

Claims (4)

  1. 複数の電池モジュールが積層されて固定された組電池本体と、
    一端部の第1の固定部で前記組電池本体の前方端部に固定された第1のフレームと、
    一端部の第2の固定部で前記組電池本体の後方端部に固定された第2のフレームと、を備え、
    前記第1の固定部又は前記第2の固定部の少なくとも一方は、前記組電池本体の重心位置と実質的に同じ高さに位置していることを特徴とする組電池。
  2. 請求項1に記載された組電池であって、
    前記第1の固定部又は前記第2の固定部の一方は、前記組電池本体の重心位置と実質的に同じ高さに位置しており、
    前記第1の固定部又は前記第2の固定部の他方は、前記組電池本体の重心位置よりも低い高さに位置していることを特徴とする組電池。
  3. 請求項2に記載の組電池であって、
    前記組電池本体に冷却風を供給するための送風ダクトと、
    前記組電池本体、前記第1及び第2のフレーム及び前記送風ダクトを収容する筐体と、をさらに備え、
    前記送風ダクトは、前記組電池本体及び前記第1の固定部若しくは前記第2の固定部の一方を有する前記第1のフレーム若しくは前記第2のフレームと、前記筐体と、の間に配置されており、
    前記送風ダクトは、前記第1の固定部若しくは前記第2の固定部の一方を有する前記第1のフレーム若しくは前記第2のフレームと、前記筐体と、の間に形成された貫通孔を有し、
    前記第1の固定部若しくは前記第2の固定部の一方を有する前記第1のフレーム若しくは前記第2のフレームの他端部は、前記貫通孔に配置され、前記第1の固定部若しくは前記第2の固定部の一方を有する前記第1のフレーム若しくは前記第2のフレームと前記筐体とを連結する連結部材を含むことを特徴とする組電池。
  4. 請求項3に記載の組電池であって、
    前記貫通孔は、上方に向かって先細りとなる形状であることを特徴とする組電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7428079B2 (ja) 2018-10-15 2024-02-06 大日本印刷株式会社 蓄電デバイス、蓄電デバイス用外装部材、蓄電デバイス集合体、電動自動車及び蓄電デバイスの製造方法

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JP7428079B2 (ja) 2018-10-15 2024-02-06 大日本印刷株式会社 蓄電デバイス、蓄電デバイス用外装部材、蓄電デバイス集合体、電動自動車及び蓄電デバイスの製造方法

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