JP2015230557A - 情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置 - Google Patents

情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015230557A
JP2015230557A JP2014116157A JP2014116157A JP2015230557A JP 2015230557 A JP2015230557 A JP 2015230557A JP 2014116157 A JP2014116157 A JP 2014116157A JP 2014116157 A JP2014116157 A JP 2014116157A JP 2015230557 A JP2015230557 A JP 2015230557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
sharing service
terminal
message
community
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014116157A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6311460B2 (ja
Inventor
陽 千明
Yo Chigira
陽 千明
孝之 小島
Takayuki Kojima
孝之 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014116157A priority Critical patent/JP6311460B2/ja
Publication of JP2015230557A publication Critical patent/JP2015230557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6311460B2 publication Critical patent/JP6311460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】コミュニティにおける情報の信頼性を向上する。
【解決手段】情報共有サービス提供装置50は、特定のエリア内の端末30に対して通知する必要のあるイベントが発生した場合に、イベントの識別子(メッセージID)と特定のエリアに対応したコミュニティを作成し、メッセージ通知装置10は、コミュニティにアクセスするための情報共有サービスURLと、メッセージIDと、を付加したメッセージを特定のエリア内の端末に対して送信する。そして、情報共有サービス提供装置50は、メッセージを受信した端末から情報共有サービスURLを利用したコミュニティへのアクセスがあった場合に、該端末が受信したメッセージに付加されているメッセージIDと端末の位置情報とを取得し、取得した情報に基づいて、コミュニティの利用可否を決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置に関する。
従来、緊急地震速報や津波警報などのように、特定の地域やグループに対して情報を配信し、ユーザ間で情報を共有する技術が知られている(例えば、特許文献1〜3等参照)。
また、情報を共有するためのシステムとして、最近では、Twitter(登録商標)や掲示板、各種情報サイトなどがユーザによって頻繁に利用されている。
特開2000−201377号公報 特開平9−261169号公報 特開2010−263562号公報
しかしながら、緊急地震速報や津波警報などの技術では、災害などのイベント(事象)が発生したことについての情報は特定の地域やグループに対して配信されるものの、災害などに関連する特定の地域やグループ内の細かな情報まではリアルタイム配信されない。このため、本技術では、ユーザ間において細かな情報をリアルタイムに共有することはできない。
一方、Twitter(登録商標)や、掲示板などのサービスにおいては、ユーザによる書き込みや閲覧が可能であるため、細かな情報をユーザ間でリアルタイムに共有することができる。しかるに、これらのサービスでは、災害発生地域外からの書き込みも可能であるため、災害発生地域以外のユーザによるなりすまし等により、誤情報が拡散されるおそれがある。
1つの側面では、本発明は、情報共有サービスにおける情報の信頼性を向上することが可能な情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、情報共有サービス提供方法は、特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させ、前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを前記特定の地域内の端末に対して送信し、前記メッセージを受信した端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得し、取得した前記事象の識別子と、前記端末の位置情報と、に基づいて、前記情報共有サービスの利用可否を決定する、処理を1又は複数のコンピュータが実行する情報共有サービス提供方法である。
一つの態様では、情報共有サービス提供システムは、特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させる稼動部と、前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを前記特定の地域内の端末に対して送信する送信部と、前記メッセージを受信した端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて、情報共有サービスの利用可否を決定する決定部と、を備えている。
一つの態様では、特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させる稼動部と、前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを受信した前記特定の地域内の端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて、情報共有サービスの利用可否を決定する決定部と、を備えている。
情報共有サービスにおける情報の信頼性を向上することができる。
一実施形態に係る情報共有サービス提供システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、メッセージ通知装置のハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、情報共有サービス提供装置のハードウェア構成を示す図である。 端末のハードウェア構成を示す図である。 メッセージ通知装置、情報共有サービス提供装置及び端末の機能ブロック図である。 送信メッセージの概要を示す図である。 図6(a)はコミュニティ管理DBの一例を示す図であり、図6(b)は、エリア情報テーブルの一例を示す図である。 情報共有サービス提供システムの処理のシーケンス図である。 メッセージ通知装置の処理を示すフローチャートである。 情報共有サービス提供装置によるコミュニティ作成処理を示すフローチャートである。 図10(a)〜図10(d)は、図9のステップS34〜S42の具体例を説明するための図である。 情報共有サービス提供装置によるコミュニティ削除処理を示すフローチャートである。 図12(a)、図12(b)は、図11の処理を説明するための図である。 情報共有サービス提供装置による端末アクセス時の処理を示すフローチャートである。 図13の認証処理の具体的処理を示すフローチャートである。 図15(a)〜図15(c)は、図14の処理の具体例を説明するための図である。 端末の処理を示すフローチャートである。
以下、情報共有サービス提供システムの一実施形態について、図1〜図16に基づいて詳細に説明する。図1は、一実施形態に係る情報共有サービス提供システム100の構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、情報共有サービス提供システム100は、メッセージ通知装置10と、情報共有サービス提供装置50と、複数の中継設備70と、を備える。中継設備70は、街中などの各所に設置され、所定範囲内に存在する端末30との間で通信する基地局装置であり、メッセージ通知装置10と端末30との間、端末30と情報共有サービス提供装置50との間の情報のやり取りを中継する。なお、図1では、各中継設備70の通信可能範囲をエリアa、b、c…としている。
メッセージ通知装置10は、例えば地震や津波など、特定のエリア内の端末30に対して通知する必要のあるイベント(事象)が発生した場合に、当該イベントの情報を特定のエリア内の端末30に通知する装置である。
図2(a)には、メッセージ通知装置10のハードウェア構成が示されている。図2(a)に示すように、メッセージ通知装置10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これらメッセージ通知装置10の構成各部は、バス98に接続されている。メッセージ通知装置10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラムをCPU90が実行することにより、図4に示す、イベント発生情報受信部11、送信メッセージ生成部12、送信部としてのメッセージ送信部13、メッセージ蓄積部14、コミュニティ作成依頼送信部15としての機能が実現される。
イベント発生情報受信部11は、外部装置(例えば、政府機関や地方公共団体が保有するサーバ等)から、地震や津波などのイベント(事象)が発生したという情報を受信し、送信メッセージ生成部12に送信する。なお、メッセージ通知装置10が外部装置としての機能を有している場合には、イベント発生情報受信部11は、イベントが発生したことを検出した場合に、送信メッセージ生成部12に通知するようにすればよい。
送信メッセージ生成部12は、受信したイベントの情報に基づいて、送信メッセージを生成する。ここで、送信メッセージは、図5に示すように、ヘッダ、必須パラメータ、メッセージ本文、メッセージID、エリア情報を含んでいる。メッセージ本文には、図5に示すような「○○で地震発生 強い揺れに備えてください。」などの文と、情報共有サービス提供装置50にアクセスするためのアクセス情報としての情報共有サービスURLと、が含まれる。メッセージIDは、例えば、0001や0002などのメッセージごとに付与される識別情報である。なお、メッセージIDは、発生したイベントを一意に特定可能な識別情報(識別子)であるともいえる。また、エリア情報は、a,b,cなどのメッセージを送信する対象エリアを示す情報である。
メッセージ送信部13は、送信メッセージ生成部12が生成した送信メッセージを、特定のエリアの中継設備70を介して、特定のエリア内に存在する端末30に対して送信する。この場合、メッセージ送信部13は、ブロードキャストSMS(short message service)により、送信メッセージを送信する。メッセージ蓄積部14は、送信メッセージ生成部12が生成した送信メッセージを蓄積する。
コミュニティ作成依頼送信部15は、送信メッセージに関連するコミュニティの作成を情報共有サービス提供装置50に対して依頼するコミュニティ作成依頼を作成し、情報共有サービス提供装置50に送信する。コミュニティ作成依頼には、図10(a)、図10(c)に示すように、送信メッセージのメッセージIDと、送信メッセージを送信したエリアを特定するエリア情報と、が含まれる。
図1に戻り、情報共有サービス提供装置50は、メッセージ通知装置10から受信したコミュニティ作成依頼(メッセージIDとエリア情報)に基づいて、メッセージIDとエリア情報の組み合わせに対応した情報共有サイト(コミュニティ)を作成(稼働)する。コミュニティとしては、掲示板やチャットルームなどが想定される。また、情報共有サービス提供装置50は、各端末30からアクセスがあった場合に、端末30から送信されてくる認証情報に基づいて、端末30によるコミュニティの利用可否を決定する。そして、情報共有サービス提供装置50は、利用可能とされたコミュニティの端末30からの利用を可能にする。
図2(b)には、情報共有サービス提供装置50のハードウェア構成が示されている。図2(b)に示すように、情報共有サービス提供装置50は、メッセージ通知装置10と同様、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(ここではHDD)196、ネットワークインタフェース197、及び可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備える。これら情報共有サービス提供装置50の構成各部は、バス198に接続されている。情報共有サービス提供装置50では、ROM192あるいはHDD196に格納されているプログラム(情報共有サービス提供プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ199が可搬型記憶媒体191から読み取ったプログラム(情報共有サービス提供プログラムを含む)をCPU190が実行することにより、図4に示す、コミュニティ作成依頼受信部51、取得部としての認証情報取得部52、稼動部、決定部及び中止部としてのコミュニティ情報管理部53、の各機能が実現される。なお、図4には、HDD196等に格納されているコミュニティ管理DB57、及びエリア情報テーブル59も図示されている。
コミュニティ作成依頼受信部51は、メッセージ通知装置10のコミュニティ作成依頼送信部15から送信されてくるコミュニティ作成依頼(メッセージIDとエリア情報)を受信し、コミュニティ情報管理部53に送信する。
認証情報取得部52は、端末30からコミュニティへのアクセスがあった場合に、端末30から認証情報を取得し、コミュニティ情報管理部53に送信する。なお、認証情報の詳細については、後述する。
コミュニティ情報管理部53は、コミュニティ作成依頼に基づいて、コミュニティを作成したり、既存のコミュニティを更新したりする。また、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティに有効期限を設定し、有効期限を超過したコミュニティを削除する。また、コミュニティ情報管理部53は、認証情報取得部52から認証情報を受信した場合に、該認証情報に基づいて端末30に適したコミュニティの利用を可能にする。ここで、コミュニティ情報管理部53は、図6(a)に示すコミュニティ管理DB57を用いてコミュニティを管理する。また、コミュニティ情報管理部53は、端末30に適したコミュニティを決定する際に、図6(b)に示すエリア情報テーブル59を用いる。
コミュニティ管理DB57は、図6(a)に示すように、「コミュニティ」、「メッセージID」、「エリア情報」、「有効期限」の各フィールドを有する。「コミュニティ」のフィールドには、コミュニティの名称が格納される。「メッセージID」、「エリア情報」のフィールドには、メッセージ通知装置10から受信したコミュニティ作成依頼に含まれていたメッセージIDとエリア情報が格納される。「有効期限」のフィールドには、コミュニティの有効期限(あと何日で削除するかを定める期限)が格納される。
エリア情報テーブル59は、図6(b)に示すように、各エリア情報(a,b,c…)が具体的にどのような範囲(カバー範囲)であるのかを定義するテーブルである。図6(b)では、各エリアのカバー範囲が、緯度及び軽度の範囲として定義されており、端末30から送信されてくる緯度経度情報がどのエリア内であるかを判定するために用いられる。なお、エリア情報テーブル59では、あらゆるエリアでイベントが発生した場合を想定し、想定されるすべてのエリアの情報を保持しておくことが好ましい。
図1に戻り、端末30は、携帯電話やスマートフォン、タブレット型の端末などである。端末30は、中継設備70からメッセージを受信し、表示する。また、端末30からは、受信したメッセージに含まれる情報共有サービスURLをユーザが選択することにより、情報共有サービス提供装置50へのアクセスが可能となっている。
端末30は、図3に示すようなハードウェア構成を有する。図3に示すように、端末30は、CPU290、ROM292、RAM294、記憶部(ここではHDD)296、ネットワークインタフェース297、表示部293、入力部295、GPS(Global Positioning System)モジュール289及び可搬型記憶媒体用ドライブ299等を備える。これら端末30の構成各部は、バス298に接続されている。表示部293は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部295は、タッチパネルやキーボード等を含む。端末30では、ROM292あるいはHDD296に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ299が可搬型記憶媒体291から読み取ったプログラムをCPU290が実行することにより、図4に示す、メッセージ受信部31、メッセージ蓄積部32、位置情報取得部33、コミュニティアクセス情報生成部34、コミュニティアクセス部35の各機能が実現される。
メッセージ受信部31は、メッセージ通知装置10のメッセージ送信部13から送信され、中継設備70から配信されたメッセージを受信し、表示部293上に表示する。この場合、メッセージ受信部31は、図5に示すようなメッセージ本文を表示部293上に表示する。メッセージ蓄積部32は、メッセージ受信部31が受信したメッセージを蓄積する。
位置情報取得部33は、GPSモジュール289から、端末30の現在位置(緯度経度情報)を取得する。
コミュニティアクセス情報生成部34は、ユーザが表示部293上に表示されているメッセージ本文の中から情報共有サービスURLを選択した場合に、コミュニティへのアクセスに必要な認証情報を生成する。認証情報には、ユーザが情報共有サービスURLを選択したメッセージに含まれるメッセージID及びエリア情報と、位置情報取得部33において取得される端末30が情報共有サービス提供装置50にアクセスしたときの位置情報(緯度経度情報)と、が含まれる(図15(a)参照)。なお、認証情報に含まれるエリア情報は、端末がメッセージを受信したときの位置情報であるといえる。
コミュニティアクセス部35は、コミュニティアクセス情報生成部34が生成した認証情報を、情報共有サービス提供装置50の認証情報取得部52に対して送信する。また、コミュニティアクセス部35は、情報共有サービス提供装置50において利用可能とされたコミュニティにおける各種処理(情報の表示や書き込み処理)を実行する。
次に、本実施形態の情報共有サービス提供システム100における処理について、詳細に説明する。なお、図7には、情報共有サービス提供システム100のシーケンス図が示されている。以下の説明においては、図7のシーケンス図を適宜参照するものとする。
(メッセージ通知装置10の処理)
以下、メッセージ通知装置10の処理について、図8のフローチャートに沿って説明する。
図8の処理では、まず、ステップS10において、イベント発生情報受信部11が、外部装置からイベント情報を受信するまで待機する。例えば、地震や津波などが発生し、外部装置からイベント情報が送信されてくると、イベント発生情報受信部11は当該イベント情報を受信し、ステップS12に移行する。なお、イベント発生情報受信部11は、受信したイベント情報を送信メッセージ生成部12に送信する。
ステップS12に移行すると、送信メッセージ生成部12は、送信メッセージを生成する。具体的には、送信メッセージ生成部12は、図5に示すような送信メッセージを生成する。なお、送信メッセージ生成部12は、生成した送信メッセージをメッセージ蓄積部14に蓄積する。
次いで、ステップS14では、コミュニティ作成依頼送信部15が、コミュニティ作成依頼を作成する。コミュニティ作成依頼は、図10(a)や図10(c)に示すように、ステップS12で生成した送信メッセージのメッセージIDとエリア情報とを含んでいる。
次いで、ステップS16では、メッセージ送信部13は、ブロードキャストSMSを利用して、ステップS12において生成された送信メッセージのエリア情報に対応するエリアの中継設備70を介して、エリア内に存在する端末30に送信メッセージを配信する。
次いで、ステップS18では、コミュニティ作成依頼送信部15は、コミュニティ作成依頼を情報共有サービス提供装置50のコミュニティ作成依頼受信部51に対して送信する。
なお、ステップS16とステップS18の処理順は、逆であってもよい。図7には、図示の便宜上、ステップS16とS18の処理順が図8とは逆の例が図示されている。
(コミュニティ作成処理)
次に、図9のフローチャートに沿って、情報共有サービス提供装置50によるコミュニティ作成処理について説明する。
図9の処理では、まず、ステップS30において、コミュニティ作成依頼受信部51が、コミュニティ作成依頼を受信するまで待機する。すなわち、メッセージ通知装置10において、ステップS18の処理が実行されたタイミングで、コミュニティ作成依頼受信部51は、ステップS32に移行する。なお、コミュニティ作成依頼には、図10(a)や図10(c)に示すように、メッセージIDとエリア情報とが含まれる。
ステップS32に移行すると、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティ管理DB57を確認する。この場合、コミュニティ情報管理部53は、図6(a)のコミュニティ管理DB57の中に、エリア情報が、受信したコミュニティ作成依頼に含まれるエリア情報と一致するレコードが存在しているか否かを確認する。
次いで、ステップS34では、コミュニティ情報管理部53が、エリア情報が一致するレコード、すなわち同一のエリアのコミュニティがコミュニティ管理DB57に存在するか否かを判断する。このステップS34の判断が否定された場合には、ステップS36に移行する。一方、ステップS34の判断が肯定された場合には、ステップS40に移行する。なお、図10(a)のコミュニティ作成依頼の場合、図6(a)のコミュニティ管理DB57に同一のエリア情報のレコードが存在していないので、ステップS34の判断は否定される。一方、図10(c)のコミュニティ作成依頼の場合、図6(c)のコミュニティ管理DB57に同一のエリア情報のレコードが存在していないので、ステップS34の判断は肯定される。
ステップS36に移行すると、コミュニティ情報管理部53は、新規コミュニティを作成する。例えば、図10(a)のコミュニティ作成依頼(メッセージID=0000、エリア情報=a)を受信した場合、コミュニティ情報管理部53は、図10(b)に示すように、コミュニティA(メッセージID=0000、エリア情報=a)を作成する。なお、ステップS36の時点では、有効期限のフィールドは空であるものとする。
次いで、ステップS38では、コミュニティ情報管理部53は、新規コミュニティに対して、有効期限を設定する。ここで有効期限とは、コミュニティを利用できる期限であり、例えば、予め定められている日数が有効期限として設定される。なお、メッセージIDからメッセージの種別(イベントが地震であるか、津波であるかなど)が分かる場合には、コミュニティ情報管理部53は、イベントの種別に応じて有効期限を設定するようにしてもよい。これにより、より適切な有効期限の設定が可能であり、ユーザの利便性が向上する。ステップS38の後は、ステップS30に戻る。
一方、ステップS34の判断が肯定され、ステップS40に移行すると、コミュニティ情報管理部53は、メッセージIDを更新する処理を実行する。具体的には、図10(c)に示すようなコミュニティ作成依頼(メッセージID=0002、エリア情報=b)を受信した場合、コミュニティ管理DB57のうち同一のエリア情報(b)のレコードのメッセージIDにコミュニティ作成依頼のメッセージID(=0002)を追加する(図10(d)参照)。なお、ステップS34の判断が肯定された場合に、ステップS40の処理を実行するのは、異なるイベントであってもエリア情報が同じであれば、同じエリアに存在する端末が新たに発生したイベントの影響下にある可能性が高いためである。
次いで、ステップS42では、コミュニティ情報管理部53は、有効期限を更新する。この場合、コミュニティ情報管理部53は、メッセージIDを追加したレコードの有効期限を予め定められている日数に変更する。その後は、ステップS30に戻る。なお、図9のステップS36〜S42の処理は、図7の「コミュニティ作成」に対応している。
以上のように、図9の処理を実行することで、イベントが発生するたびに、メッセージに対応したコミュニティを作成したり、既存のコミュニティをメッセージに対応して更新することができる。
(コミュニティ削除処理)
次に、図11のフローチャートに沿って、情報共有サービス提供装置50によるコミュニティ削除処理について説明する。
図11の処理では、まず、ステップS46において、コミュニティ情報管理部53は、有効期限を超過したコミュニティが出現するまで待機する。ここで、コミュニティ情報管理部53は、図6(a)のコミュニティ管理DB57の有効期限を1日に1回更新する処理(1日減じる処理)を行う。したがって、コミュニティ情報管理部53は、有効期限の更新により、図12(a)に示すように、有効期限が「超過」となったコミュニティが出現した場合に、ステップS48に移行する。
次いで、ステップS48では、コミュニティ情報管理部53は、有効期限を超過したコミュニティをコミュニティ管理DB57から削除する。例えば、図12(a)のコミュニティCの有効期限が超過した場合、図12(b)に示すように、コミュニティ管理DB57からコミュニティCを削除する。なお、図11の処理は、コミュニティ管理DB57が更新されるタイミング(1日1回)でのみ、実行することとしてもよい。なお、ステップS48の処理は、有効期限を過ぎたコミュニティの稼動を中止する処理であるといえる。したがって、上記のようにコミュニティCをコミュニティ管理DB57から削除した後は、コミュニティCへの端末30からのアクセスはできなくなる。
(情報共有サービス提供装置による端末アクセス時の処理)
次に、図13,図14のフローチャートに沿って、情報共有サービス提供装置50による端末アクセス時の処理について説明する。
図13の処理では、まず、ステップS50において、認証情報取得部52が、端末30からのアクセスがあるまで待機する。この場合、端末30において、ユーザがメッセージ本文に含まれる情報共有サービスURLを選択し、コミュニティアクセス部35から認証情報が送信されてきたタイミングで、認証情報取得部52は、ステップS52に移行する。
ステップS52に移行すると、認証情報取得部52は、認証情報を取得する。なお、認証情報取得部52が取得する認証情報は、図15(a)に示すような情報である。
なお、ステップS50,S52では、認証情報取得部52は、端末30からのコミュニティへのアクセスがあった場合に、認証情報を送信するよう端末30に対して要求することとしてもよい。
次いで、ステップS53では、コミュニティ情報管理部53が、認証処理のサブルーチンを実行する。このステップS53では、図14のフローチャートに沿った処理が実行される。
図14の処理では、まず、ステップS70において、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティ管理DB57のレコードの中に、取得した認証情報のメッセージID及びエリア情報と一致する、メッセージID及びエリア情報を有するレコードがあるか否かを判断する。このステップS70の判断が否定された場合には、端末30が利用可能なコミュニティが存在しないので、コミュニティ情報管理部53は、ステップS78において、認証NGと判定し、図13のステップS54に移行する。一方、ステップS70の判断が肯定された場合には、ステップS72に移行する。
ステップS72に移行すると、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティ管理DB57のレコードの中に、メッセージIDが認証情報のメッセージIDと一致し、エリア情報が認証情報の緯度経度情報を含んでいるレコードがあるか否かを判断する。なお、コミュニティ情報管理部53は、レコードのエリア情報に、認証情報の緯度経度情報が含まれるか否かを判断する際には、図6(b)のエリア情報テーブル59を利用するものとする。このステップS72の判断が肯定された場合には、ステップS74において、コミュニティ情報管理部53は、メッセージIDが認証情報のメッセージIDと一致し、エリア情報が認証情報の緯度経度情報を含むコミュニティの認証をOKと判定する。その後は、図13のステップS54に移行する。
一方、ステップS72の判断が否定された場合には、ステップS76に移行し、コミュニティ情報管理部53は、認証NGと判定する。その後は、図13のステップS54に移行する。
ここで、図14のステップS72〜S76の処理について、具体例を挙げて説明する。例えば、コミュニティ管理DB57には、図15(b)に示すようなコミュニティA〜Dが格納されているものとする。この場合に、図15(c)のNo.1に示すような認証情報(メッセージID=0000、エリア情報=a、緯度経度情報=aの範囲)を取得したとする。なお、図15(b)の緯度経度情報は、端末30から取得した緯度経度情報をエリア情報テーブル59を用いて変換したものである。かかる場合には、メッセージID=0000、エリア情報=aは、図15(b)のコミュニティAと対応するので、ステップS70の判断は肯定される。また、メッセージID=0000、緯度経度情報=aの範囲は、図15(b)のコミュニティAと対応するので、ステップS72の判断は肯定される。したがって、この場合には、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティAの認証をOKと判定する(S74)。
別例として、図15(c)のNo.2に示すような認証情報(メッセージID=0001、エリア情報=b、緯度経度情報=cの範囲)を取得したとする。かかる場合には、メッセージID=0001、エリア情報=bは、図15(b)のコミュニティBと対応するので、ステップS70の判断は肯定される。また、メッセージID=0001、緯度経度情報=cの範囲は、図15(b)のコミュニティCと対応するので、ステップS72の判断は肯定される。この場合、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティCの認証をOKと判定する(S74)。
更に別例として、図15(c)のNo.3に示すような認証情報(メッセージID=0001、エリア情報=b、緯度経度情報=dの範囲)を取得したとする。かかる場合には、メッセージID=0001、エリア情報=bは、図15(b)のコミュニティBと対応するので、ステップS70の判断は肯定される。一方、メッセージID=0001、緯度経度情報=dの範囲は、図15(b)のいずれのコミュニティとも対応しないので、ステップS72の判断は否定される。したがって、この場合には、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティの認証をNGと判定する(S76)。なお、本例のように、ステップS76において認証NGになる場合とは、メッセージを受信した端末を利用するユーザが、イベント(地震等)とは関係のないエリアに移動したような場合である。
更に別例として、図15(c)のNo.4に示すような認証情報(メッセージID=0002、エリア情報=c、緯度経度情報=cの範囲)を取得したとする。かかる場合には、メッセージID=0002、エリア情報=cは、図15(b)のいずれのコミュニティとも対応しないので、ステップS70の判断は否定される。したがって、この場合には、コミュニティ情報管理部53は、コミュニティの認証をNGと判定する(S78)。なお、本例のように、ステップS78において認証NGになる場合とは、メッセージID=0002、エリア情報=cに対応するコミュニティの有効期限が切れて、コミュニティ管理DB57から削除されたような場合である。
図13に戻り、ステップS54に移行すると、コミュニティ情報管理部53は、ステップS53の結果、認証がOKであったか否かを判断する。このステップS54の判断が肯定された場合には、ステップS56に移行し、コミュニティ情報管理部53は、アクセスしてきた端末による、認証OKとされたコミュニティの利用を可能にする。一方、ステップS54の判断が否定されて、ステップS58に移行した場合、コミュニティ情報管理部53は、アクセスしてきた端末による全てのコミュニティへのアクセスを拒否する(コミュニティの利用を不可とする)。ステップS56又はS58の後は、ステップS50に戻り、コミュニティ情報管理部53は、上記処理を繰り返す。
以上のように、情報共有サービス提供装置50において図13,図14の処理を実行することで、端末30のユーザに、適切なコミュニティを利用させることが可能となる。なお、図13のステップS52〜S58の処理は、図7の認証処理と対応している。
なお、図14の処理では、ステップS70を省略してもよい。
(端末30の処理)
次に、端末30の処理について、図16のフローチャートに沿って説明する。
図16の処理では、まず、ステップS100において、メッセージ受信部31が、メッセージを受信したか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS102に移行し、メッセージ受信部31はメッセージを表示部293に表示する。なお、受信したメッセージは、メッセージ蓄積部32に蓄積される。一方、ステップS100の判断が否定された場合には、ステップS104に移行し、ユーザからメッセージ蓄積部32に蓄積されているメッセージの表示要求があったか否かを判断する。表示要求は、例えば、入力部295から入力される。このステップS104の判断が否定された場合には、ステップS100に戻るが、肯定された場合には、ステップS102に移行し、メッセージ受信部31は、上述したステップS102の処理を実行する。
ステップS102の後は、ステップS106に移行し、コミュニティアクセス情報生成部34は、ユーザによって、メッセージ本文中の情報共有サービスURLが選択されたか否かを判断する。このステップS106の判断が否定された場合には、ステップS107に移行し、ユーザから表示終了要求があったか否かを判断する。このステップS107の判断が肯定された場合には、ステップS100に戻るが、否定された場合には、ステップS106に戻る。
その後、ステップS106の判断が肯定された場合、すなわち、情報共有サービスURLがユーザによって選択された場合には、ステップS108に移行し、コミュニティアクセス情報生成部34は、認証情報(図15(a)参照)を生成する。次いで、ステップS110では、コミュニティアクセス部35は、認証情報を情報共有サービス提供装置50の認証情報取得部52に送信する。
次いで、ステップS112では、コミュニティアクセス部35が、コミュニティの利用が可能か否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS114において、コミュニティアクセス部35は、コミュニティ利用処理(例えば、情報の書き込み処理や閲覧処理)を実行する。一方、ステップS112の判断が否定された場合には、ステップS116において、コミュニティアクセス部35は、表示部293を用いてコミュニティ利用が不可であることをユーザに通知する。
上述したステップS114又はS116の後は、ステップS100に戻る。なお、図7においては、図16の処理内容を簡略化して示しているが、図7のうち図16の処理と対応する処理には同一のステップ番号を付している。
本実施形態では、情報共有サービス提供システム100において、上述したような処理が実行されることにより、イベントが発生した特定のエリアに配信されたメッセージを受信した端末が、同一のメッセージが配信されたエリアに存在する限りは、メッセージに対応するコミュニティを利用することができるようになっている。その一方で、メッセージを受信していない端末や、メッセージを受信したが、同一のメッセージが配信されていないエリアに移動した端末は、コミュニティの利用ができないようになっているので、イベントが発生したエリアと関連の無い情報や誤情報の発信を抑制することができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、情報共有サービス提供装置50(コミュニティ情報管理部53)は、特定のエリア内の端末30に対して通知する必要のあるイベントが発生した場合に、イベントの識別子(メッセージID)と特定のエリアに対応したコミュニティを作成し、メッセージ通知装置10(メッセージ送信部13)は、コミュニティにアクセスするための情報共有サービスURLと、メッセージIDと、を付加したメッセージ(図5)を特定のエリア内の端末30に対して送信する。そして、情報共有サービス提供装置50(コミュニティ情報管理部53)は、メッセージを受信した端末から情報共有サービスURLを利用したコミュニティへのアクセスがあった場合に、該端末が受信したメッセージに付加されているメッセージIDと、端末の位置情報(エリア情報、緯度経度情報)と、を取得し、取得した情報に基づいて、コミュニティの利用可否を決定する。これにより、本実施形態では、メッセージを受信した端末の位置情報に基づいて、該端末に適したコミュニティ(メッセージに対応するコミュニティ)の利用を許可することができる。これにより、本実施形態では、コミュニティを利用できる端末を、メッセージの受信有無及び位置に応じて制限することができるため、コミュニティにおける情報の信頼性を向上することができる。
また、本実施形態では、コミュニティにアクセスするための認証情報に、端末がメッセージを受信したときの位置情報(エリア情報)と、端末がコミュニティにアクセスしたときの位置情報(緯度経度情報)とが含まれる。これにより、イベントが発生した特定のエリアに配信されたメッセージを受信した端末に対してコミュニティの利用を許可することができるとともに、メッセージを受信した端末が別のエリアに移動した場合でも、同一のメッセージが配信されたエリアにいる限りは、端末が存在するエリアのコミュニティの利用を許可するようにすることができる。これにより、端末を利用するユーザの利便性を向上することができる。
また、本実施形態では、コミュニティには有効期限が設定されており、コミュニティ情報管理部53は、有効期限を過ぎたコミュニティを、コミュニティ管理DB57から削除する。これにより、不要なコミュニティを随時削除することができるため、情報共有サービス提供装置50におけるシステムリソースの有効活用が期待できる。
なお、上記実施形態では、コミュニティにアクセスするための認証情報に、端末がメッセージを受信したときの位置情報(エリア情報)と、端末がコミュニティにアクセスしたときの位置情報(緯度経度情報)とが含まれる場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、認証情報としては、少なくとも一方の情報が含まれていればよい。この場合、認証情報に含まれる情報に応じて、図14の処理を適宜変更してもよい。
なお、上記実施形態では、図11で説明したように、有効期限を過ぎたコミュニティを削除する場合について説明したが、これに限らず、その他の基準に基づいてコミュニティを削除するようにしてもよい。例えば、コミュニティに対する時間あたりのアクセス数が所定の閾値よりも小さくなった場合に、コミュニティを削除するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、メッセージ通知装置10と情報共有サービス提供装置50とにより上記処理を実現する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図4のメッセージ通知装置10と情報共有サービス提供装置50の各機能を備えた1つの装置により、上記処理を実現することとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させ、
前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを前記特定の地域内の端末に対して送信し、
前記メッセージを受信した端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得し、
取得した前記事象の識別子と、前記端末の位置情報と、に基づいて、前記情報共有サービスの利用可否を決定する、処理を1又は複数のコンピュータが実行する情報共有サービス提供方法。
(付記2) 前記端末の位置情報は、前記端末がメッセージを受信したときの位置情報及び/又は前記端末が前記情報共有サービスにアクセスしたときの位置情報であることを特徴とする付記1に記載の情報共有サービス提供方法。
(付記3) 前記情報共有サービスには有効期限が設定され、
前記有効期限を過ぎた情報共有サービスの稼動を中止する処理を前記1又は複数のコンピュータが更に実行することを特徴とする付記1又は2に記載の情報共有サービス提供方法。
(付記4) 特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させる稼動部と、
前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを前記特定の地域内の端末に対して送信する送信部と、
前記メッセージを受信した端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に基づいて、情報共有サービスの利用可否を決定する決定部と、を備える情報共有サービス提供システム。
(付記5) 前記取得部が取得する前記端末の位置情報は、前記端末がメッセージを受信したときの位置情報及び/又は前記端末が前記情報共有サービスにアクセスしたときの位置情報であることを特徴とする付記4に記載の情報共有サービス提供システム。
(付記6) 前記情報共有サービスには有効期限が設定され、
前記有効期限を過ぎた情報共有サービスの稼動を中止する中止部を更に備える付記4又は5に記載の情報共有サービス提供システム。
(付記7) 特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させる稼動部と、
前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを受信した前記特定の地域内の端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に基づいて、情報共有サービスの利用可否を決定する決定部と、を備える情報共有サービス提供装置。
(付記8) 前記取得部が取得する前記端末の位置情報は、前記端末がメッセージを受信したときの位置情報及び/又は前記端末が前記情報共有サービスにアクセスしたときの位置情報であることを特徴とする付記7に記載の情報共有サービス提供装置。
(付記9) 前記情報共有サービスには有効期限が設定され、
前記有効期限を過ぎた情報共有サービスの稼動を中止する中止部を更に備える付記7又は8に記載の情報共有サービス提供装置。
13 メッセージ送信部(送信部)
50 情報共有サービス提供装置
52 認証情報取得部(取得部)
53 コミュニティ情報管理部(稼動部、決定部、中止部)
100 情報共有サービス提供システム

Claims (5)

  1. 特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させ、
    前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを前記特定の地域内の端末に対して送信し、
    前記メッセージを受信した端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得し、
    取得した前記事象の識別子と、前記端末の位置情報と、に基づいて、前記情報共有サービスの利用可否を決定する、処理を1又は複数のコンピュータが実行する情報共有サービス提供方法。
  2. 前記端末の位置情報は、前記端末がメッセージを受信したときの位置情報及び/又は前記端末が前記情報共有サービスにアクセスしたときの位置情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報共有サービス提供方法。
  3. 前記情報共有サービスには有効期限が設定され、
    前記有効期限を過ぎた情報共有サービスの稼動を中止する処理を前記1又は複数のコンピュータが更に実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報共有サービス提供方法。
  4. 特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させる稼動部と、
    前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを前記特定の地域内の端末に対して送信する送信部と、
    前記メッセージを受信した端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した情報に基づいて、情報共有サービスの利用可否を決定する決定部と、を備える情報共有サービス提供システム。
  5. 特定の地域内の端末に対して通知する必要のある事象が発生した場合に、該事象の識別子と前記特定の地域とに対応した情報共有サービスを稼動させる稼動部と、
    前記情報共有サービスにアクセスするためのアクセス情報と、前記事象の識別子と、を付加したメッセージを受信した前記特定の地域内の端末から前記アクセス情報を利用した前記情報共有サービスへのアクセスがあった場合に、該端末が受信した前記メッセージに付加されている前記事象の識別子と、該端末の位置情報と、を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した情報に基づいて、情報共有サービスの利用可否を決定する決定部と、を備える情報共有サービス提供装置。
JP2014116157A 2014-06-04 2014-06-04 情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置 Active JP6311460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014116157A JP6311460B2 (ja) 2014-06-04 2014-06-04 情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014116157A JP6311460B2 (ja) 2014-06-04 2014-06-04 情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015230557A true JP2015230557A (ja) 2015-12-21
JP6311460B2 JP6311460B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=54887305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014116157A Active JP6311460B2 (ja) 2014-06-04 2014-06-04 情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6311460B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004639A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Ntt Comware Corp チャット処理装置及びチャット処理方法並びにそのプログラム
JP2005184686A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Ntt Docomo Inc 通信システムおよび通信端末
JP2008140066A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Fujitsu Ltd 災害通知システム、災害通知方法、およびコンピュータプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004639A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Ntt Comware Corp チャット処理装置及びチャット処理方法並びにそのプログラム
JP2005184686A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Ntt Docomo Inc 通信システムおよび通信端末
JP2008140066A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Fujitsu Ltd 災害通知システム、災害通知方法、およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6311460B2 (ja) 2018-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9247387B2 (en) Proximity based reminders
US8655960B2 (en) Location-aware instant messaging
US10592695B1 (en) Staggered secure data receipt
KR101577920B1 (ko) 위치-기반 그룹 생성 방법, 장치 및 시스템
KR20120036831A (ko) 갱신들의 소셜 네트워킹 서비스 내로의 통합
JP5729300B2 (ja) 情報管理装置、情報管理方法、及び情報管理プログラム
JP2015507295A (ja) ソーシャルネットワークにおけるユーザ検索方法、ユーザ検索システム、およびユーザ検索装置
JP2015518204A (ja) オンラインq&aの方法、デバイス及びシステム
CN103596145A (zh) 一种自动回复消息的方法、装置和终端设备
KR20130005452A (ko) 통신 시스템에서 사용자 단말기의 정보 획득 방법 및 장치
US10911548B2 (en) Information processing apparatus and method, terminal apparatus, and information processing system
JP2017503371A (ja) 環境コンテキストを共有するための方法及び装置
JP6565607B2 (ja) 通信システム、コンテンツ取得方法、およびプログラム
US10798047B2 (en) Systems, devices and methods for text message communication
US20140297843A1 (en) Apparatus and method for managing presence information
CN113784277A (zh) 用于存储位置信息的系统、方法和装置
KR102041849B1 (ko) 다중 id를 이용한 공간 정보 공유 서비스 시스템 및 그 방법
US10856147B2 (en) Identification information providing system, identification information providing apparatus, identification information providing method, and non-transitory recording medium
JP6311460B2 (ja) 情報共有サービス提供方法、情報共有サービス提供システム及び情報共有サービス提供装置
US11805560B2 (en) Peer to peer communication system
US11206201B2 (en) Detection of a network issue with a single device
KR102439777B1 (ko) 메시징 서비스 제공 장치 및 방법
JP6121673B2 (ja) 位置情報収集システム、携帯端末および位置情報収集方法
US20130137461A1 (en) Method and apparatus for inserting location data into messages at a communication gateway
JP2015125596A (ja) 安否確認システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6311460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150