JP2015230145A - 空気清浄機 - Google Patents

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喜内 一彰
Kazuaki Kinai
一彰 喜内
健太郎 永吉
Kentaro Nagayoshi
健太郎 永吉
克弘 大野
Katsuhiro Ono
克弘 大野
浩貴 村田
Hiroki Murata
浩貴 村田
裕二 中矢
Yuji Nakaya
裕二 中矢
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Abstract

【課題】集塵能力や脱臭能力を損なうことなく騒音を抑制した空気清浄機を提供する。【解決手段】空気清浄機1は、空気抵抗が小さい2台の電気集塵機からなる集塵ユニット22と、2枚の放熱板23cが脱臭フィルタ23aの一部のみを覆うよう構成したことによって空気抵抗を小さくした脱臭ユニット23と、騒音の少ないターボファン25aを有する送風機25とを有する。そして、本体部内部において、上面吸込口13a、右側面吸込口および左側面吸込口13cから上面吹出口14a、右側面吹出口および左側面吹出口14cに向かう方向に、集塵ユニット22、脱臭ユニット23、送風機25の順に配置される。このとき、ファンモータ25bの中心の高さを、集塵ユニット22の第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとの間の空間の高さに合せるように、集塵ユニット22および送風機25を配置するのが望ましい。【選択図】図3

Description

本発明は、集塵ユニットおよび脱臭ユニットを備えた空気清浄機に関する。
従来、空気清浄機として、本体筐体内に設けられた送風機の駆動によって本体筐体内に吸い込んだ空気を、集塵フィルタと加湿ユニットと脱臭ユニットとに順次通過させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の空気清浄機は、空気吸込口から本体筐体内に吸い込んだ空気を空気吹出口へ導く送風路を有し、空気吸込口から空気吹出口へ向かう方向に順に、プレフィルタ、集塵フィルタ、脱臭ユニット、加湿ユニット、送風機が配置されている。
プレフィルタは、例えば糸状のPET材を編み込んで網目構造に形成されている。集塵フィルタは、例えば不織布をプリーツ形状に形成してなる。加湿ユニットは、プリーツ形状を有する加湿フィルタと加湿フィルタに水を供給する貯水タンクとで構成される。脱臭ユニットは、臭気成分を吸着して分解する触媒フィルタと、この触媒フィルタ全体を覆う加熱部とで構成され、加熱部で触媒フィルタを加熱して触媒フィルタの脱臭能力を再生する。送風機は、回転数可変のファンモータと、ファンモータの出力軸に接続されたシロッコファンとで構成される。
送風機の駆動により空気吸込口から送風路に吸い込まれた空気は、プレフィルタおよび集塵フィルタを通過する際に空気に含まれる塵埃が除去され、加湿ユニットを通過する際に加湿され、脱臭ユニットを通過する際に空気に含まれる臭気成分が除去される。このようにして浄化された空気は、送風機の駆動により空気吹出口から室内に吹き出される。
特開2014−52084号公報
特許文献1に記載の空気清浄機では、静圧が高いシロッコファンを採用しているので、空気抵抗の大きい集塵フィルタや脱臭ユニットを用いても空気の浄化に必要な風量を確保できる。しかし、上述したように、シロッコファンは静圧が高いため、空気清浄機の静粛性を高めるには限界があった。一方、静圧が低いファンでは集塵フィルタや脱臭ユニットの空気抵抗によって、空気の浄化に必要な風量を確保できず、必要な集塵能力や脱臭能力が得られない虞があった。
本発明は以上述べた問題点を解決し、必要な集塵能力や脱臭能力を得るとともに騒音を抑制した空気清浄機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するものであって、本発明の空気清浄機は、筐体内に空気を吸い込む空気吸込口と、筐体内から外部へ空気を吹き出す空気吹出口と、空気吸込口と空気吹出口とを連通させる通風路を備える本体部とを有する。本体部内には、取り込んだ空気を除塵する集塵ユニットと、取り込んだ空気を脱臭する脱臭ユニットと、送風機とを備えている。そして、集塵ユニットは、電気集塵機で構成され、脱臭ユニットは、多孔構造を有する基材に臭気成分を分解および/または吸着する脱臭層が設けられている脱臭フィルタを有し、脱臭フィルタが本体部内に露出するように配置され、送風機は、ターボファンとこのターボファンを回転させるファンモータとを有する。
本発明の空気清浄機は、空気抵抗の小さい電気集塵機からなる集塵ユニットと、多孔構造とすることで空気抵抗を小さくした脱臭ユニットと、ターボファンを有する送風機とを備えている。このため、シロッコファンより静圧が低い、つまり、同じ空気抵抗がある場合においてシロッコファンより風量が小さいターボファンを用いても、空気清浄機内部での空気流量を十分確保できるので、必要な集塵能力や脱臭能力を得ることができる。また、ターボファンを用いることによって、シロッコファンを用いる場合と比べて騒音を抑制でき、空気清浄機の静粛性を改善できる。
本発明の実施形態における、空気清浄機の外観斜視図である。 本発明の実施形態における、空気清浄機の上面図である。 図1におけるX−X断面図である。 図1におけるY−Y断面図である。 本発明の実施形態における要部斜視図であり、集塵ユニットの配置説明図である。 本発明の実施形態における要部斜視図であり、脱臭ユニットおよび加湿ユニットの配置説明図である。 本発明の実施形態における要部斜視図であり、送風機の配置説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態である空気清浄機1は、各々合成樹脂材で成形された天面パネル11a、右側面パネル11b、左側面パネル11c、底部11dで略直方体状に形成された本体部11を有し、本体部11の一方の面に合成樹脂材で成形された前面パネル12が配置され、他方の面に合成樹脂材で成形されたリアパネル14が配置されている。尚、以降の説明において、必要に応じ本体部11の前面パネル12配置側を本体部前面側、本体部11のリアパネル14配置側を本体部背面側と称する。
前面パネル12の前方には、合成樹脂材で成形されたフロントパネル13が配置され、このフロントパネル13と前面パネル12との間に、本発明の空気吸込口である上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cが形成される。また、本体部11とリアパネル14との間に、本発明の空気吹出口である上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cが形成される。空気清浄機1では、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cから本体部11に吸い込んだ空気を、上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cから室内に吹き出す間に、空気の除塵・加湿および脱臭処理が行われるようになっている。
尚、図3および図4に示すように、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cと、上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cとを連通する本体部11内部の空間が、本発明の空気清浄機1における通風路10となる。
空気清浄機1の上面部には、上面吸込口13aの一部を覆うように操作部15が設けられている。操作部15は、電源ボタンや運転モード切り換えボタン等の空気清浄機1を操作するボタンが配置されるとともに、空気清浄機1の運転状態や図示しない塵埃センサ等の検出器における検出結果を表示する表示部が配置されている。
図3に示すように、空気清浄機1の本体部11内部の通風路10には、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cから上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cに向かって順に、プレフィルタ21、集塵ユニット22、脱臭ユニット23、加湿ユニット24、送風機25が配置されている。
プレフィルタ21は、例えば糸状のPET材を編みこんで網目構造としたものであり、本体部11内部に吸い込まれる空気に含まれる塵埃を捕集する。図4に示すように、プレフィルタ21は、本体部前面側に向かって凸となるようなアーチ形状に形成されているので、プレフィルタ21を平坦な形状とする場合と比べて、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cから本体部11内部に吸い込まれた空気がプレフィルタ21を通過する面積が大きくなるので、より多くの塵埃を捕集することができる。
図3および図5に示すように、集塵ユニット22は、第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとで構成されており、第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとは上下方向に並べて配置されている。第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22bは、図示しない放電電極と集塵電極とを有し、放電電極によるコロナ放電によりプレフィルタ21で捕集できなかった細かな塵埃や花粉等を帯電させ、帯電した塵埃や花粉等を集塵電極で捕集する。第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22bは、主に上述した放電電極や集塵電極、および、これらを保持する筐体で形成されているので、集塵ユニット22は、背景技術で説明した不織布をプリーツ形状に形成した集塵フィルタに比べて空気抵抗が小さい。尚、図5においては、集塵ユニット22(第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22b)が視認しやすいようにするために、フロントパネル13の描画を省略している。
図3、図4および図6に示すように、脱臭ユニット23は、脱臭フィルタ23aと加熱手段である加熱部23fとを有する。図6に示すように、脱臭フィルタ23aは、例えば、平板材と波形に連続屈曲した屈曲材とを交互に積層してなる波形構造やハニカム構造のような多孔構造の基材を円板形状に形成してなり、その基材23aaに臭気成分を吸着して分解する触媒層23abを設けたものである。図3および図4に示すように、加熱部23fは、PTCヒータ23bと、2枚の放熱板23cと、2個の断熱材23dと、2個のケース23eとで構成される。PTCヒータ23bは、2枚の放熱板23cのうち本体部前面側に配置された放熱板23cに取り付けられて、2枚の放熱板23cを加熱する。2枚の放熱板23cは、各々が略三角形状に形成された金属板であり、図3および図4に示すように、脱臭フィルタ23aの一部を覆うように配置される。2枚の放熱板23cは、脱臭フィルタ23aの中央部に位置する箇所や脱臭フィルタ23aの外径側で接触するように構成されているので、PTCヒータ23bにより本体前面側に配置された放熱板23cだけではなく、本体背面側の放熱板23cも加熱される。断熱材23dは、PTCヒータ23bや放熱板23cを覆うように配置されてPTCヒータ23bや放熱板23cからの熱が外部に逃げることを抑制する。ケース23eは、PTCヒータ23bや放熱板23cや断熱材23dを保持できる形状に形成されている。
このように、脱臭フィルタ23aは多孔構造を有しており、また、加熱部23fが脱臭フィルタ23aの一部のみ覆う構造となっているので、脱臭フィルタ23aの空気抵抗は小さい。
脱臭フィルタ23aの脱臭能力を再生するときは、PTCヒータ23bにより2枚の放熱板23cを加熱し、2枚の放熱板23cにより覆われた脱臭フィルタ23aの一部を加熱する。図示しないモータによって脱臭フィルタ23aを回転させながら脱臭フィルタ23aを加熱することによって、脱臭フィルタ23aの触媒層23abに吸着されていた臭気成分の分解が促進され、脱臭フィルタ23aの脱臭能力が再生される。尚、脱臭フィルタ23aが回転するのではなく、放熱板23cが移動することによって脱臭フィルタ23aを加熱してもよい。また、脱臭ユニット23は上記に限らず、加熱手段(PTCヒータ23bおよび放熱板23c)を設けず、触媒層の代わりに活性炭のような臭気成分の吸着材を基材に添加した脱臭フィルタで脱臭ユニットを構成し、吸着能力が低下すれば新しい脱臭フィルタに交換するようにしてもよい。
図3、図4および図6に示すように、加湿ユニット24は、加湿フィルタ24aと水を貯留する貯水タンク24bとを有する。加湿フィルタ24aは、円板形状に形成されてその一部が貯水タンク24bに溜められた水に浸った状態で回転軸により回転可能に支持されており、図示しないモータにより回転するようになっている。尚、加湿ユニット24は上記に限らず、回転によって水分を吸い上げる加湿フィルタ24aに代えて、毛細管現象によって水分を吸い上げる加湿フィルタであってもよい。また、図6においては、脱臭ユニット23や加湿ユニット24が視認しやすいようにするために、フロントパネル13や底部11d以外の本体部11を構成する部材、集塵ユニット22等の描画を適宜省略している。
図3、図4および図7に示すように、送風機25は、ターボファン25aとファンモータ25bとを有する。ターボファン25aは、合成樹脂材で形成されており、ファンモータ25bの出力軸に接続されている。ファンモータ25bは回転数可変であり、ファンモータ25bが回転することでターボファン25aも回転し、ターボファン25aの回転によって、空気清浄機1内部へ空気が流入あるいは空気清浄機1内部から空気が流出する。尚、図7においては、送風機25が視認しやすいようにするために、フロントパネル13や底部11d以外の本体部11を構成する部材、集塵ユニット22、脱臭機集ユニット23、加湿ユニット24等の描画を適宜省略している。
以上説明した構成を有する空気清浄機1において、使用者が操作部15を操作して空気清浄機1の運転を開始すると、送風機25が駆動するとともに、集塵ユニット22の第1電気集塵機22aおよび第2電気集塵機22bに通電が開始され、加湿ユニット24の加湿フィルタ24aが回転を開始する。送風機25が駆動すると、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cから本体部11内部に空気が吸い込まれる。
本体部11内部に吸い込まれた空気は、1)通風路10における脱臭ユニット23の下部と加湿ユニット24の上部とが前後方向に重なって配置される箇所では、プレフィルタ21→集塵ユニット22→脱臭ユニット23→加湿ユニット24の順に、2)通風路10における脱臭ユニット23の下部と加湿ユニット24の上部とが前後方向に重なって配置されていない箇所では、プレフィルタ21→集塵ユニット22→脱臭ユニット23の順に、または、プレフィルタ21→集塵ユニット22→加湿ユニット24の順に、それぞれ流れて、上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cから空気清浄機1が設置された室内に吹き出される。
上記のように空気清浄機1内部の通風路10を空気が通過する際に、プレフィルタ21および通電されている集塵ユニット22で塵埃や花粉が除去される。また、脱臭ユニット23で臭気成分が除去されるとともに、加湿ユニット24で加湿される。尚、上述したように、脱臭ユニット23より各空気吸込口側に集塵ユニット22が配置されているので、脱臭ユニット23に流入する空気は塵埃や花粉等が除去されており、塵埃や花粉等によって脱臭ユニット23の脱臭フィルタ23aが目詰まりすることがない。
以上説明したように、本実施形態の空気清浄機1は、2台の電気集塵機からなる集塵ユニット22と、2枚の放熱板23cが脱臭フィルタ23aの一部のみを覆うよう構成された脱臭ユニット23と、ターボファン25aを有する送風機25とを有する。そして、前述したように、集塵ユニット22は、背景技術で説明した不織布をプリーツ形状に形成した集塵フィルタに比べて空気抵抗が小さく、また、脱臭ユニット23も、背景技術で説明した触媒フィルタとほぼ同面積となるよう形成された板形状の加熱部を有する脱臭ユニットに比べて空気抵抗が小さい。これにより、シロッコファンと比べて静圧が低い、つまり、同じ空気抵抗がある場合においてシロッコファンより風量が小さいが、シロッコファンと比べて効率が高く騒音が小さいターボファン25aを送風機25に用いることができるので、必要な集塵能力や脱臭能力を確保しつつ騒音を抑制した空気清浄機1を実現できる。尚、ターボファン25aは、シロッコファンが備えるスクロールハウジングが不要なことから、シロッコファンより小型化と薄型化ができる。このため、上述した距離Lを確保しつつ、必要以上に空気清浄機1の筐体寸法が大きくなることを防ぐことができる。
また、集塵ユニット22や脱臭ユニット23の空気抵抗が小さいので、図3乃至図7に示したように、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cから上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cに向かって、集塵ユニット22、脱臭ユニット23、加湿ユニット24、送風機25の順に並べて配置しても空気抵抗がさほど大きくならないので、送風機25の駆動によって本体部11内部の通風路10を流れる空気量が低下しない。そして、上記のように各構成を並べて配置することによって、本体部11が前後(奥行き)方向の寸法が長くなり、かつ、本体部11の前面側に各空気吸込口を配置し本体部11の背面側に各空気吹出口を配置しているので、図4に示す各空気吸込口と各空気吹出口との距離Lを大きくすることができる。これにより、各空気吹出口から室内に吹き出された空気がすぐに各空気吸込口から空気清浄機1内部に吸い込まれる、所謂空気吸込口と空気吹出口との間のショートサーキットの発生が抑制される。
上述したショートサーキットが発生しづらい距離Lを実現できるので、本体部11前方の上端部、右側端部、左側端部の3方向から空気清浄機1内部に空気を吸込むための上面吸込口13a、右側面吸込口13b、および左側面吸込口13cを備えることができ、また、本体部11後方の上端部、右側端部、左側端部から3方向へ空気を吹き出すための上面吹出口14a、右側面吹出口14b、および左側面吹出口14cを備えることができる。従って、空気吸込口および空気吹出口の面積を大きくでき、空気の吸い込み量や吹き出し量を十分に確保できるとともに、3方向からの空気の吸い込みおよび吹き出しを行うことで、空気清浄機1が設置された室内の空気をまんべんなく吸い込んで集塵・加湿および脱臭し、浄化した空気を吹き出して室内に行き渡らせることができる。
尚、図3の線分Pに示すように、ファンモータ25bの中心の高さを、集塵ユニット22の第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとの間の空間の高さに合せるように、集塵ユニット22および送風機25を配置することが望ましい。ファンモータ25bの中心付近には、ターボファン25aの回転による空気の流れが少ないため、本体部11内部におけるファンモータ25bの中心付近の空間での空気の流れは少ない。そこで、集塵ユニット22のうち空気が通過しても集塵能力のない第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとの間の空間の高さを、ファンモータ25bの中心の高さに合わせることによって、空気の流れが多いターボファン25aの羽根が存在する空間に第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとを配置することとなるので、効率的に集塵ユニット22での除塵が行える。
以上説明した通り、本発明の空気清浄機は、空気抵抗の小さい電気集塵機からなる集塵ユニットと、多孔構造の基材に触媒層を設けた脱臭フィルタ23aを送風路内に露出させることで空気抵抗を小さくした脱臭ユニットと、ターボファンを有する送風機とを備えている。このため、シロッコファンより静圧が低い、つまり、同じ空気抵抗がある場合においてシロッコファンより風量が小さいターボファンを用いても、空気清浄機内部での空気流量を十分確保できるので、必要な集塵能力や脱臭能力を得ることができる。また、ターボファンを用いることによって、シロッコファンを用いる場合と比べて騒音を抑制でき、空気清浄機の静粛性を改善できる。
1 空気清浄機
10 通風路
11 本体部
12 前面パネル
13 フロントパネル
13a 上面吸込口
13b 右側面吸込口
13c 左側面吸込口
14 リアパネル
14a 上面吹出口
14b 右側面吹出口
14c 左側面吹出口
15 操作部
21 プレフィルタ
22 集塵ユニット
22a 第1電気集塵機
22b 第2電気集塵機
23 脱臭ユニット
23a 脱臭フィルタ
23aa 基材
23ab 触媒層
23b PTCヒータ
23c 放熱板
23f 加熱部
24 加湿ユニット
24a 加湿フィルタ
24b 貯水タンク
25 送風機
25a ターボファン
25b ファンモータ

Claims (5)

  1. 筐体内に空気を吸い込む空気吸込口と、筐体内から外部へ空気を吹き出す空気吹出口と、前記空気吸込口と前記空気吹出口とを連通させる通風路を備える本体部とを有し、
    前記本体部内に、取り込んだ空気を除塵する集塵ユニットと、取り込んだ空気を脱臭する脱臭ユニットと、送風機とを備えた空気清浄機であって、
    前記集塵ユニットは電気集塵機で構成され、
    前記脱臭ユニットは、多孔構造を有する基材に臭気成分を分解および/または吸着する脱臭層が設けられている脱臭フィルタを有し、同脱臭フィルタが前記本体部内に露出するように配置され、
    前記送風機は、ターボファンと、同ターボファンを回転させるファンモータとを有する、
    ことを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記本体部内において、前記空気吸込口から前記空気吹出口に向かう方向に、前記集塵ユニット、前記脱臭ユニット、前記送風機の順に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 前記脱臭層は、加熱により臭気成分の分解が促進される触媒層であり、
    前記脱臭ユニットは、前記脱臭フィルタの一部を覆うように形成され同脱臭フィルタを加熱する加熱手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気清浄機。
  4. 前記脱臭フィルタは、円板形状に形成されて前記本体部内に回転可能に支持されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の空気清浄機。
  5. 前記空気吸込口は、本体部前面側に配置される上面吸込口、右側面吸込口、および、左側面吸込口とで構成され、
    前記空気吹出口は、本体部背面側に配置される上面吹出口、右側面吹出口、および、左側面吹出口とで構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の空気清浄機。
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