JP2015229951A - ディーゼルエンジンの燃焼室 - Google Patents

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浩高 鈴木
Hirotaka Suzuki
浩高 鈴木
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Abstract

【課題】ディーゼルエンジンの燃焼室を提供する。【解決手段】ディーゼルエンジン1におけるピストン4の頂面に凹設されたキャビティ6からなる燃焼室2において、ピストン4の頂面5及び/又はキャビティ6の表面の少なくとも一部に、底面12の一部に凹部13を有する窪み14を複数形成する。【選択図】図1

Description

本発明はディーゼルエンジンの燃焼室に関し、更に詳しくは、ピストンの耐久性を低下させることなく、従来よりも熱効率を向上したディーゼルエンジンの燃焼室に関する。
一般に、ディーゼルエンジンは高い熱効率を有しているが、それでも投入熱量の20%程度が仕事として利用されることなく、気筒内での熱損失により失われているのが現状である。このような熱損失を低減するために、気筒内のピストンに、低熱伝導率の素材をコーティングすることが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、コーティングした素材は高温下で剥離しやすいため、ピストンの耐久性が低下してしまうおそれがある。
特開2012−047134号公報
本発明の目的は、ピストンの耐久性を低下させることなく、従来よりも熱効率を向上することができるディーゼルエンジンの燃焼室を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のディーゼルエンジンの燃焼室は、ピストンの頂面に凹設されたキャビティからなるディーゼルエンジンの燃焼室において、前記ピストンの頂面及び/又は前記キャビティの表面の少なくとも一部に、底面の一部に凹部を有する窪みを複数形成したことを特徴とするものである。
上記のディーゼルエンジンの燃焼室においては、窪みの開口径を100〜3000μmとし、かつ凹部の開口径を100〜100000nmとすることが望ましい。
また、複数の窪みは、キャビティの側壁面、及びその側壁面の下方に連続する湾曲面の上部に形成するのがよい。
本発明のディーゼルエンジンの燃焼室によれば、ピストンの頂面及び/又はキャビティの表面の少なくとも一部に、底面の一部に凹部を有する窪みを複数形成するので、燃焼中に発生した煤が窪みに侵入することなく凹部に堆積して、ピストン表面の熱伝導率が低下するので、気筒内での熱損失が抑制されるため、燃焼室の熱効率を向上することができる。また、ピストンの表面に素材をコーティングしないので、ピストンの耐久性が低下することはない。
本発明の実施形態からなるディーゼルエンジンの燃焼室の構成図である。 窪みの形状を示す断面図である。 高熱流速部の位置を示すピストン上部の半断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態からなるディーゼルエンジンの燃焼室を示す。
このディーゼルエンジン1の燃焼室2は、気筒3内を往復動するピストン4の頂面5の中央部に凹設されたキャビティ6から構成されている。このキャビティ6としては、リエントラント型が好ましく用いられる。
軽油燃料は、図示しないコモンレール内で蓄圧され、インジェクタ7を通じて適切なタイミングでキャビティ6内の圧縮空気中に噴射されて燃焼・膨張することでピストン4を押し下げる。燃焼後のガスは、排気弁8の開放時に排気管9を通じて気筒3から排出される。その一方で、吸入空気は、吸気弁10の開放時に吸気管11を通じて気筒3内へ導入される。
このような燃焼室2において、ピストン4の頂面及び/又はキャビティ6の表面の少なくとも一部には、図2に示すような、底面12の一部に凹部13を有する窪み14が複数形成されている。
複数の窪み14の配置方法は特に限定するものではないが、互いに等間隔になるように格子状に形成することが望ましい。
このように窪み14を複数形成することにより、燃焼中に発生したカーボン(煤)が凹部13に侵入することなく窪み14内に堆積するので、ピストン4表面の熱伝導率が低下して、気筒3内での熱損失が抑制されるため、燃焼室2の熱効率を向上することができるのである。また、ピストン4の表面に素材をコーティングすることはないので、ピストン4の耐久性が低下することはない。
窪み14内への煤の堆積と、凹部13内への煤の侵入防止とを確実にするためには、窪み14の開口径Xを100〜3000μmとし、かつ凹部13の開口径Yを100〜100000nmの大きさにすることが望ましい。
また、窪み14を形成する部分は、図3に示すように、燃焼時における噴霧火災が接触するキャビティ6の側壁面15、及びその側壁面15の下方に連続する湾曲面16の上部からなる高熱流速部17(太線)を含むようにすることが望ましい。
このようにすることで、ピストン4において熱流束が高くなる部分の熱伝導率が低下するため、ピストン4からの熱損失を効果的に抑制することができる。
1 ディーゼルエンジン
2 燃焼室
3 気筒
4 ピストン
5 頂面
6 キャビティ
12 底面
13 凹部
14 窪み
15 側壁面
16 湾曲面
17 高熱流速部

Claims (3)

  1. ピストンの頂面に凹設されたキャビティからなるディーゼルエンジンの燃焼室において、
    前記ピストンの頂面及び/又は前記キャビティの表面の少なくとも一部に、底面の一部に凹部を有する窪みを複数形成したことを特徴とするディーゼルエンジンの燃焼室。
  2. 前記窪みの開口径が100〜3000μmであって、かつ前記凹部の開口径が100〜100000nmである請求項1に記載のディーゼルエンジンの燃焼室。
  3. 前記窪みを、前記キャビティの側壁面、及びその側壁面の下方に連続する湾曲面の上部に形成した請求項1又は2に記載のディーゼルエンジンの燃焼室。
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