JP2015229148A - 吐出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の技術では、安定的に細胞を吐出することができない。【解決手段】インクジェットヘッドを備えた吐出装置とコラーゲンゲル溶液とを用いて、細胞をインクジェット方式で吐出させる吐出方法であって、前記コラーゲンゲル溶液は、所定温度において、ゲル状態から溶液状態となり、前記細胞を前記コラーゲンゲル溶液中に分散させた細胞インク溶液を、前記インクジェットヘッドに導入する導入工程と、前記インクジェットヘッドを冷却し、前記インクジェットヘッドに導入された前記細胞インク溶液を前記所定温度にまで冷却することで、前記細胞インク溶液を溶液状態とする冷却工程と、溶液状態である前記細胞インク溶液を前記インクジェットヘッドから吐出する吐出工程と、を包含する、吐出方法。【選択図】図8

Description

本発明は細胞をインクジェット方式で吐出する方法に関するものである。
従来の細胞をインクジェット方式で長時間安定して吐出する方法としては、細胞を含む緩衝液に密度調製剤を添加した溶液をインクとしてインクジェット方式で細胞を吐出させる方法があった(例えば、非特許文献1、2参照)。
また、他にも細胞をインクジェット方式で吐出する方法としては、細胞が懸濁された緩衝液をヘッド部分に灌流させながらインクジェット方式によって細胞を吐出する方法が開示されている(例えば非特許文献3参照)。
Daljeet Chahal, Ali Ahmadi, Karen C. Cheung, (2012) Biotech. Bioeng., 109,2932 Cameron J. Ferris, Kerry J. Gilmore, Stephen Beirne, Donald McCallum, Gordon G. Wallace, Marc in het Panhuis, (2013) Biomater. Sci., 1, 224 Shabnam Parsa, Madhuja Gupta, Frederic Loizeau, Karen C Cheung (2010) Biofabrication, 2,025003
従来の技術では、安定的に細胞を吐出することができない。
インクジェットヘッドを備えた吐出装置とコラーゲンゲル溶液とを用いて、細胞をインクジェット方式で吐出させる吐出方法であって、前記コラーゲンゲル溶液は、所定温度において、ゲル状態から溶液状態となり、前記細胞を前記コラーゲンゲル溶液中に分散させた細胞インク溶液を、前記インクジェットヘッドに導入する導入工程と、前記インクジェットヘッドを冷却し、前記インクジェットヘッドに導入された前記細胞インク溶液を前記所定温度にまで冷却することで、前記細胞インク溶液を溶液状態とする冷却工程と、溶液状態である前記細胞インク溶液を前記インクジェットヘッドから吐出する吐出工程と、を包含する、吐出方法。
本発明によれば、安定的に細胞を吐出することができる。
実施形態1における吐出方法の概略図。 従来のインクジェット方式で細胞を吐出する方法の概略図。 従来のインクジェット方式で細胞を吐出する方法の概略図。 インクジェットヘッドから細胞を含む液滴が吐出される連続写真を示す図。 インクジェットヘッドから吐出された液滴の拡大写真を示す図。 実施例と比較例における吐出された基板上の細胞の蛍光顕微鏡写真を示す図。 実施例と比較例における吐出された基板上の細胞の個数を示す図。 実施形態における吐出方法を示す図。
以下本発明の実施の形態について、図面を用いながら説明する。
まず、本発明の発明者の着眼点について説明する。
図2は、前記非特許文献1に記載されているような、細胞をインクジェット方式で吐出する方法を図示したものである。細胞懸濁液201と密度調整剤202が混合された細胞インク溶液203がインクジェットヘッド204へ導入される。密度調整剤202の作用によってインクジェットヘッド204内で細胞が沈降せずに、細胞を含む液滴205の吐出が達成されてきた。
しかしながら、前記非特許文献1、2のような構成では、細胞をヘッド内で分散状態に存在させるために、細胞の遠心分離の際などに用いられる密度調整剤を細胞懸濁液へ添加させる。ヘッド部から吐出された液滴内には細胞と高濃度の密度調整剤が存在することになり、吐出後の細胞の成長を阻害させる可能性があるという課題を有していた。
図3は、前記非特許文献3に記載されているような、細胞をインクジェット方式で吐出する方法を図示したものである。細胞懸濁液301を有する容器302内において、回転子303の作用によって細胞懸濁液が穏やかに攪拌され細胞の沈降が抑制される。この細胞懸濁液が送液用のチューブ304を伝ってインクジェットヘッド305へ充填される。穏やかに攪拌された細胞懸濁液301がインクジェットヘッド305に供給されるため、細胞は沈降することなく、細胞を含む液滴306の吐出が達成されてきた。
しかしながら、前記非特許文献3に記載のような構成では、細胞懸濁液を攪拌させながらヘッド部に細胞懸濁液を供給させる構成であり、攪拌時に細胞が損傷してしまい、吐出後の細胞が死んでしまう可能性があるという課題を有していた。
実施の形態のある一様態の吐出方法は、上述の課題を解決するもので、細胞へダメージを与えることなく長時間吐出液中に含まれる細胞量を変化させずに安定的な細胞の吐出を可能とした方法を提供する。
すなわち、実施の形態のある一様態の吐出方法は、インクジェットヘッドを備えた吐出装置とコラーゲンゲル溶液とを用いて、細胞をインクジェット方式で吐出させる吐出方法である。
ここで、コラーゲンゲル溶液は、所定温度において、ゲル状態から溶液状態となる。
図8に示されるように、実施の形態のある一様態の吐出方法は、導入工程と、冷却工程と、吐出工程と、を包含する。
導入工程は、細胞をコラーゲンゲル溶液中に分散させた細胞インク溶液を、インクジェットヘッドに導入する工程である。
冷却工程は、インクジェットヘッドを冷却し、インクジェットヘッドに導入された細胞インク溶液を所定温度にまで冷却することで、細胞インク溶液を溶液状態とする工程である。
吐出工程は、溶液状態である細胞インク溶液をインクジェットヘッドから吐出する工程である。
本発明の発明者は、冷却されたコラーゲンゲル溶液に分散された細胞は、緩衝液や細胞培養用の培地に分散された細胞と比較して、10分程度の静置ではほとんど沈降しないことを見出した。すわなち、細胞をコラーゲンゲル溶液に分散させ、冷却機能を有するインクジェットヘッドを用いて、溶液状態のまま細胞を吐出させることにより、細胞が沈降しにくくなり、コラーゲンゲルも溶液状態のままなので、インクジェットヘッド内で細胞が沈降することなく長時間吐出することが可能となる。これにより、長時間、吐出液に含まれる細胞数を変化させることなく安定的な細胞の吐出が達成される。すなわち、吐出液に含まれる細胞数を変動させることなく、細胞の吐出を行うことができる。
ここで、コラーゲンは細胞の成長に必須な細胞外マトリクスであり、吐出後の細胞は一緒に吐出されたコラーゲンゲルを足場にして成長することができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態におけるインクジェット方式によって細胞を吐出させる方法を示す。
まず、細胞101が懸濁された溶液が準備される。
細胞が接着性の細胞の場合、細胞を培養基材から剥離させ細胞を分散状態にさせる。細胞を剥離させる方法に特に制限は無く、周知されているトリプシン、パパイン、コラゲナーゼなど酵素的な方法、セルスクレイパーを用いた物理的に剥離させる方法などが用いられる。
本発明において細胞種は特に限定されず、どのような細胞を用いてもよい。哺乳細胞であれば株化された細胞、初代培養細胞、種々の組織から単離された細胞、人為的に作られた細胞(iPS細胞、Muse細胞)などがある。また、哺乳細胞以外の昆虫細胞、酵母細胞なども用いることができる。
次いでコラーゲンゲル溶液が準備される。コラーゲンゲル溶液は4℃で溶液状態、室温(25℃)以上でゲル化するコラーゲンゲル溶液が用いられる。
上記の細胞懸濁液とコラーゲンゲル溶液を混合させることにより細胞インク溶液102が調製される。
細胞インク溶液は室温以上でゲル化してしまうため、4℃に保持可能な装置103で保存されることが望ましい。
調製された細胞インク溶液102がインクジェットヘッド104へ導入され基板へ吐出される。
インクジェットヘッド104内で細胞インク溶液102のゲル化を防ぐためにインクジェットヘッド104は恒常的に冷却される必要がある。
吐出された細胞インク溶液102は吐出後に速やかにゲル化するほうが細胞の培養上好ましく、そのため細胞が吐出される基板の周囲は室温以上であることが好ましい。そのため、細胞吐出装置全体を冷却することは好ましくなく、インクジェットヘッド104のみを冷却することが好ましい。
インクジェットヘッド104のみを恒常的に冷却することができればその方法は限定されない。例えば、インクジェットヘッド104を取り囲むように冷媒を循環させ冷却する方法やインクジェットヘッド104にペルチェ素子を取り付けて冷却させる方法などがある。
図1は冷却水が潅流可能なアルミブロック105を用いてインクジェットヘッド104を冷却する方法を示している。
サーキュレーター106(冷却水循環装置)を用いてシリコーンチューブ107を介して冷却水をアルミブロック105へ潅流させることによりインクジェットヘッド104が冷却される。
インクジェットヘッドを被覆する材料は熱伝導率が高ければアルミニウムではなくてもよいが、材料コストと加工の容易性よりアルミニウムを使用することが最も好ましい。
インクジェットヘッド104から細胞インク102を吐出させる方法は、細胞を含む液滴108を吐出させることができればその方式は限定されない。しかしサーマル方式の場合、インクジェットヘッド内を加熱する必要があり、インクジェットヘッド104の冷却と相容れないため採用することができない。そのためピエゾ方式、静電誘引方式などの吐出方法が考えられる。
インクジェットヘッド104のノズル109の直径は細胞の直径より大きければ吐出することができ、直径40μm以上であることが好ましい。
本発明では細胞インク溶液が吐出される基板は特に制限されない。
以下の実施例は、本発明をより詳細に説明する。
(細胞インクの調製)
吐出させる細胞としてHEK293T細胞を用いた。HEK293T細胞の培養は10% FBS (fetal bovine serum)、ストレプトマイシンを含むDMEM(Sigma−Aldrich社より入手)培養液を用い、5%CO、37℃の環境下でφ100mmの培養ディッシュ(BD Falcon社より入手)を用いてコンフルエントの状態まで培養した。吐出後の細胞の観察を容易にするために、蛍光試薬Calcein−AM(同仁化学社より入手)で細胞の染色を行った。コンフルエントまで培養されたディッシュから培養液を除去しPBS(−)(Sigma−Aldrich社より入手)で2回洗浄した。洗浄後、1μM Calcein−AM を含むPBS(−)溶液に置換し、5%CO、37℃で30分インキュベートした。インキュベート後、染色液を除去しPBS(−)で2回洗浄後、3mLのTrypLE(Life Technologies社より入手)を加え5%CO、37℃で5分インキュベートし細胞を浮遊化させた。この溶液に7mLの培養液を加えた後1000rpm、5minで遠心分離を行い、上清を除去し新たに1mLの培養液を加え、全量をセルストレーナー(BDファルコン社から入手、35マイクロメートルメッシュ)に通し細胞を分散化させた。この溶液の細胞濃度をセルカウンター(Life technologies社より入手、商品名:Countess)によって計測し、2〜4×10 cells/mLの濃度であることを確認し、この溶液を細胞懸濁液とした。この濃度域より上回る場合は培地を添加しこの濃度内に収まるように調整し、この濃度域より下回った場合は再度遠心分離を行い濃縮した。細胞懸濁液は使用する直前まで氷上で保存した。
一方、コラーゲンゲルTypeI溶液は新田ゼラチンより購入し、同社記載のマニュアルに従いコラーゲンゲル溶液を調製した。1.6mLのコラーゲン溶液(3.0mg/mL、pH3、TypeI−AもしくはTypeI−Pいずれも使用可能)と0.2mLの10倍濃縮培地(新田ゼラチン社より入手)を氷上で十分混合させ、次いで0.2mLの濃縮緩衝液(260mM NaHCO、200mM HEPES、50mM NaOH)を上記の混合溶液に加え、溶液が均一になるように氷上で攪拌し、この溶液をコラーゲンゲル溶液とした。
細胞懸濁液とコラーゲンゲル溶液を1:1の割合で氷上で混合させ、細胞の終濃度が1〜2×10 cells/mL、コラーゲンの終濃度が1.35mg/mLで構成される溶液を細胞インク溶液とした。細胞インク溶液はインクジェットのヘッドに充填される直前まで氷上で保管された。
細胞が吐出される培養基板は、液滴の蒸発を抑制させるためにコラーゲンゲルで被覆させた。コラーゲンゲルでコートされた培養基板(4ウエルタイプ、ラブテックチェンバースライドシステム、Thermo Scientific社より入手)は、前述の方法で調製したコラーゲンゲル溶液を1ウエルあたり250μL加え、5%CO、37℃で30分間静置することで調製した。
(インクジェット方式による細胞の吐出)
ピエゾ駆動によるインクジェットヘッド(クラスターテクノロジー社より入手、ヘッドのノズル直径:40μm)に冷却水の導入が可能なアルミブロックをとりつけ、冷却水の潅流によって冷却されたアルミブロックによりインクジェットヘッド全体が冷却されるようにした。この冷却機能つきのインクジェットヘッドをXY電動マニピュレータに取り付け、XY座標をパソコンで制御することでインクジェットヘッドの位置を任意な場所に配置できるようにした。サーキュレーターを用いて、4℃に冷却した70%エタノール溶液を潅流させ、インクジェットヘッドが十分に冷却されたことを確認した後に、細胞インク溶液が充填されたシリンジを用いて、細胞インク溶液を1mLインクジェットヘッドへ導入させた。吐出方向に対して垂直の位置に配置させたCCDカメラを用いてインクジェットヘッドから吐出される液滴の形状をモニターした。CCDカメラの画像からピエゾ素子へ印加させる電圧パターンをパソコン上で制御し、1滴当たり200pLで安定的に吐出される電圧印加パターンを設定した。
コラーゲンゲルでコートされた培養基板を手動Z軸マニピュレータ上に設置し、インクジェットヘッドから1mm下方に配置させた。この状態でY軸方向に500μm間隔で3箇所に500滴ずつ細胞インク溶液を吐出させた。その後10分間静置させた後、初めの吐出位置から1mmX軸方向にインクジェットヘッドを動かし再度Y軸方向に500μm間隔で3箇所に500滴ずつ細胞インクを吐出させた。細胞が吐出された培養基板に培養液を加え、基板上に存在する細胞数を倒立型蛍光顕微鏡(Olympus社より入手、商品名:IX−81)によって観察した。
(比較例の説明)
比較例として、細胞懸濁液とPBS(−)を等量混合させた溶液を細胞インク溶液として同様の実験を行った。インクジェットヘッドに充填されるインク溶液がコラーゲンゲル溶液からPBS溶液に変更した以外は上記の実施例と同様の実験が行われた。
(比較例との比較)
図4は実施例におけるCCDカメラによって撮影されたインクジェットヘッドから吐出された細胞インク溶液の連続写真を示す。インクジェットヘッドより1つの液滴が吐出される様子が確認された。インクジェットヘッドを冷却させながら吐出させても、細胞インクが吐出されることが確認された。
図5は実施例におけるCCDカメラによって撮影されたインクジェットヘッドから吐出された細胞インク溶液の液滴の拡大写真である。矢印の領域に細胞の存在を確認することができ、吐出された液滴中に細胞が含まれることが観察された。
表1はCCDカメラによって観察した20個の液滴中に含まれる平均細胞数を示す。実施例の場合、インクジェットヘッドに充填した直後と10分後で液滴に含まれる細胞数の割合にほとんど変化がなかったのに対して、比較例では10分後にはほとんどの液滴に細胞が含まれないことが判明した。
図6は実施例と比較例における、細胞吐出後のコラーゲンゲル基板上の細胞の蛍光顕微鏡写真を示す。実施例では充填直後、10分後でほぼ同数の細胞が配置されている。一方、比較例では10分後ではほとんど基板に細胞が観察されず、CCDカメラでの観察結果とあわせると、比較例では10分静置しただけでインクジェットヘッド内においてほとんどの細胞が沈殿してしまい細胞が吐出できなくなることが明らかとなった。
表2は図6の細胞数を計測した結果を示し、図7は表2を基に作成したグラフを示す。実施例では10分後においても充填直後と比較して吐出された細胞数が15%程度しか減少していないのに対して、比較例では94%減少し、ほとんど細胞が吐出されていないことが明確になった。
以上の実施例と比較例の比較から本発明の構成、すなわちコラーゲンゲル溶液に分散された細胞インクを用いた場合にのみ、時間に依存しない安定した細胞吐出が実現されることを表している。
本発明は、インクジェット方式によって長時間細胞を吐出させることに有用である。本発明によって、多種類の細胞の2次元、3次元的な任意な配置が実現され、このような細胞構造物を利用した、薬効スクリーニング、毒性スクリーニング、細胞間コミュニケーションの解明、等の用途にも応用できる。
101 細胞
102 細胞インク溶液
103 冷却装置
104 インクジェットヘッド
105 冷却用アルミブロック
106 サーキュレーター
107 シリコーンチューブ
108 細胞を含む液滴
201 細胞懸濁液
202 密度調整剤
203 細胞インク溶液
204 インクジェットヘッド
205 細胞を含む液滴
301 細胞懸濁液
302 攪拌容器
303 回転子
304 送液チューブ
305 インクジェットヘッド
306 細胞を含む液滴

Claims (1)

  1. インクジェットヘッドを備えた吐出装置とコラーゲンゲル溶液とを用いて、細胞をインクジェット方式で吐出させる吐出方法であって、
    前記コラーゲンゲル溶液は、所定温度において、ゲル状態から溶液状態となり、
    前記細胞を前記コラーゲンゲル溶液中に分散させた細胞インク溶液を、前記インクジェットヘッドに導入する導入工程と、
    前記インクジェットヘッドを冷却し、前記インクジェットヘッドに導入された前記細胞インク溶液を前記所定温度にまで冷却することで、前記細胞インク溶液を溶液状態とする冷却工程と、
    溶液状態である前記細胞インク溶液を前記インクジェットヘッドから吐出する吐出工程と、
    を包含する、
    吐出方法。
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WO2020179929A1 (ja) 2019-03-06 2020-09-10 国立大学法人大阪大学 細胞組織の作製方法、細胞組織作製セット、および該作製方法により作製された細胞組織を含む培養容器

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