JP2015226779A - イベント追跡型精密真空調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精密な温度制御が可能に構成され、水中で食品を適切に調理できる流体温度制御装置を提供する。【解決手段】流体温度制御装置105はプロセッサー、バックアップバッテリー、温度センサーを備え、電源断時でも実温度を安全範囲と比較して判断を行い、適切な対処法をユーザーにアドバイスする。流体温度制御装置の動作をモニタして時間、温度、イベントを含むデータ配列を得、これを安全点および推奨温度設定と比較する。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は2014年5月30日に出願された米国特許仮出願第62/005,844号および2014年9月19日に出願された米国特許出願第14/491,961号に基づいて優先権を主張するものであり、その全内容を参照により包含する。
本開示は概して食品調理装置に関し、特に水中で食品を調理するための、精密な温度制御が可能に構成された、水漕ヒーターおよび送水ポンプを備えた加熱サーキュレーター型調理装置に関する。
真空調理法は、温度が非常に精密に管理された環境の下、食品を水槽中で通常の調理時間よりも長い時間をかけて調理する調理法である。厳密に管理される温度は通常の調理温度よりはるかに低く、典型的には肉類であれば55°C〜85°C(113°F〜185°F)程度、野菜類であればより高めの温度である。
真空調理法について、最大の懸念事項は食品の安全性である。食品が沸点以上の温度で調理されることがなく、それ以下の温度で調理されるため、食品を適切に調理しないと食中毒を引き起こしかねないからである。
以下に本開示の技術的特徴の実現方法を、添付の図面に示された具体的な実施形態を参照して説明する。だたし、図示の実施形態は例示を目的としたものであって、開示範囲の何ら限定を意図するものではないと理解されたい。本開示の技術思想を以下に説明する。
以下に本開示の技術的特徴の実現方法を、添付の図面に示された具体的な実施形態を参照して説明する。だたし、図示の実施形態は例示を目的としたものであって、開示範囲の何ら限定を意図するものではないと理解されたい。以下に説明する本開示の技術思想は、下に挙げる添付の各図面を参照することにより、より具体的、より詳細に理解されよう:
一実施形態による流体温度制御装置を示す。
一実施形態による流体温度制御装置を示す。
一実施形態による流体温度制御装置を示す。
一実施形態による流体温度制御装置を示す断面図である。
一実施形態による流体温度制御装置におけるクランプ機構を示す。 一実施形態による流体温度制御装置におけるクランプ機構を示す。
一実施形態による流体温度制御装置を示す断面図である。
一実施形態による一例の流体温度制御装置のブロック図である。
詳細な説明
本開示の様々な実施形態を以下に詳細に説明する。以下に説明する具体的な実現形態はいずれも単に例示を目的としたものである。当業者であれば開示の趣旨から外れることなく他の部品や構成を用いることができることが理解できよう。
本開示で用いるいくつかの用語をここで定義しておく。「サーキュレート」(循環させる)とは1種類以上の流体を撹拌、混和、または混合することである。したがって「サーキュレーター」(循環装置)とは流体を撹拌、混和、または混合する装置のことである。「流体」は液体を含むものとする。「結合」は2部分間の直接の、または1以上の介在部分を介した間接の、接続を指し、この接続は必ずしも物理的なものに限られない。互いに接続された装置とは、信号による通信が相互に可能な状態にある装置のことである。「接続」は2部分間の直接の、または間接の、接続を指す。「プロセッサー」は1以上の総合情報処理系統を指す。
本開示は概して家庭での真空調理用のサーキュレーター型真空調理装置および調理レンジに関する。本開示の装置は一般家庭のキッチンにおける使用に特に適しているが、これに限らず、業務用として用いることができる。
本開示を通して、用語「真空調理装置」「サーキュレーター」「サーキュレーター型調理装置」「流体温度制御装置」「調理装置」は相互交換可能に用いられており、いずれも、温度が制御された水槽内で食品を調理するように構成された装置を意味する。
一実施形態によれば、流体温度制御装置に1以上の回動可能または回転可能な情報表示器を設ける。表示器は調理装置の上部に設け、その内部に収容された電子部品が蒸気や水や熱に曝されないように、また複数の異なる角度から容易に視認できるように構成する。
一実施形態によれば、流体温度制御装置に取り外し可能な裾部を設けて、裾部自体ならびにそれに覆われるヒーター、空気ポンプ、および/または送水ポンプのクリーニングを可能とする。一実施形態によれば、取り外し可能な裾部は送水ポンプのインペラーも露出させるようにして、食品や残り屑をユーザーが除去できるようにする。一実施形態によれば、裾部は工具を用いずに取り外し可能である。一実施形態によれば、裾部はステンレス鋼、アルミニウム、および/またはプラスチック製である。
一実施形態によれば、流体温度制御装置に水密な水中ポンプを設ける。このポンプはモーターが水中、水面、または水上に配置可能で、流入経路と流出経路を有する。一実施形態によれば、水中ポンプはクリーニング時には工具を用いずに開けたり内部に触れたりできる。一実施形態によれば、流体温度制御装置はそれが備える1以上のモーターがクリーニング時または交換時に取り外し容易に構成する。
他の一実施形態によれば、サーキュレーターのシステム全体を密閉して、意図的であれ不意であれ水浸させてもサーキュレーターの構成部品を損なうことがないようにする。
一実施形態によれば、流体温度制御装置はハウジングを備え、これが装置の外形を決める。ハウジングはその内部に様々な電気部品(例えば、モーター、ファン、および/または電子部品)を包み込み、支持する。一実施形態によれば、ハウジングは円筒状である。他の一実施形態によれば、ハウシングは円筒状以外の、例えば直方体状、球状、立方体状、または楕円体状でる。
一実施形態によれば、真空調理用の流体温度制御装置に以下のものを設ける:コントローラーと、コントローラーに結合された表示装置および入力装置とを含む上部;上部に接続され、コントローラーに結合されたモーターが収容された中間部;および、中間部に接続され、モーターに結合された流体撹拌装置とコントローラーに結合された加熱素子とが収容され、流体中に少なくとも部分的に水浸可能な下部。一実施形態によれば、コントローラーは調理レンジに設ける。他の一実施形態によれば、加熱素子は調理レンジに設ける。
一実施形態によれば、流体温度制御装置にクランプを設けて、操作者により流体温度制御装置を容器に固定可能とする。一実施形態によれば、クランプまたは他の固定装置は、水槽またはそれを含む領域(例えば調理鍋:cooking pot)に対する調理装置の高さを調節可能に構成する。一実施形態によれば、真空調理装置にはリングクランプを設けて、操作者によりシステム全体を回動させてポンプ出力の向きを設定したり、表示の良く見える角度を調節したりできるようにする。
一実施形態によれば、流体温度制御装置の諸部品は外部装置からの制御が可能とする。外部装置として例えば、電話機、サーバー、タブレット、パーソナルコンピューター(PC)、そのほかの電子機器が挙げられる。外部装置は調理装置と無線通信可能に結合される。その手段として例えば、Wifi、Bluetooth(登録商標)、近距離無線通信(NFC)、短距離無線、またはデータの送受信が可能な他の同様なシステムが挙げられる。一実施形態によれば、流体温度制御装置またはそれを制御する外部装置は調理操作に関する情報を無線で送信可能に構成する。情報として例えば、食品を調理中の領域に水を足す必要があるとの通知や、調理が完了したとの通報が含まれる。一実施形態によれば、流体温度制御装置は外部装置からレシピ情報を受信可能とする。情報に基づいて調理装置の調理時間、送水ポンプ速度、調理温度を設定することができる。
一実施形態によれば、流体温度制御装置にメモリ/記憶装置を設ける。メモリ/記憶装置にはお気に入りのレシピや特定の食品に対する調理設定などの情報を記憶させておく。一実施形態によれば、流体温度制御装置はレシピ情報やユーザー作成データファイルを複数記憶する。装置のユーザーは内蔵のレシピ本からレシピ情報を呼び出せる。一実施形態によれば、真空調理用サーキュレーター型調理装置は記憶されているレシピ情報や作成されたデータファイルを分類して、検索可能とする。
一実施形態によれば、流体温度制御装置を無線温度センサーと通信可能に構成して、その無線温度センサーを、調理装置によって調理中の食品が入った袋またはそのほか適切な容器の中の、食品の近くに配置する。温度センサーを食品の近くに配置することによって、調理中の食品の温度についての極めて正確な情報を調理装置は得ることができる。食品の温度の正確な情報を得ることによって、調理食品の品質を高めることができ、また確実に食品を適切かつ完全に調理する(それによって食品の安全性を確保する)ことができる。一実施形態によれば、無線温度センサーは電磁誘導によって充電される。
一実施形態によれば、流体温度制御装置は、調理に伴う環境要因、例えば高温や水や水蒸気、から装置の電子部品を保護するような構造とする。一実施形態によれば、流体温度制御装置の動作状態に応じて装置の1以上の部分の色が動的に変化するようにする。一実施形態によれば、密閉されたハウジングの一部の色が変化することで、装置の動作状態についての情報を伝えるようにする。
一実施形態によれば、流体温度制御装置の上部を、装置使用時に蒸気からコントローラー、表示装置、および入力装置を保護するように構成する。一実施形態によれば、撹拌装置はインペラー、プロペラ、回転羽根、送水ポンプ、または空気ポンプからなる。
一実施形態によれば、流体温度制御装置またはそのハウジングの下部は少なくともステンレス鋼、アルミニウム、またはプラスチックからなり、工具を用いずに取り外し可能とする。一実施形態によれば、下部に下部の長さの少なくとも一部に亘るスリットまたは開孔を設ける。一実施形態によれば、下部は中間部から取り外し可能とし、中間部を取り外すと撹拌装置が露出するようにする。一実施形態によれば、流体温度制御装置の上部は中間部に対して回転可能とする。
一実施形態によれば、加熱素子は撹拌装置の近傍に配置する。さらには、加熱素子を実質的に撹拌装置内に収容してもよい。一実施形態によれば、加熱素子は調理レンジ内に設ける。一実施形態によれば、コントローラーは加熱素子の温度を制御可能に構成する。一実施形態によれば、コントローラーは入力装置を介して入力されるデータを受信可能に構成し、データは加熱素子の温度を制御するための制御指令からなるものとする。一実施形態によれば、コントローラーは流体温度制御装置内に配置する。一実施形態によれば、コントローラーは調理レンジ内に配置する。真空調理用の流体温度制御装置の一実施形態によれば、装置に以下のものを設ける:マイクロプロセッサーからなるコントローラーに結合された回動可能な表示器と入力装置とを含む上部;上部に接続され、マイクロプロセッサーに制御される温度制御部が収容される中間部;および中間部に接続された下部。下部にはインペラーとモーターとを含む水浸可能な撹拌装置および温度制御部に結合された加熱素子を収容し、下部を少なくとも部分的に流体に水浸可能に構成する。
一実施形態によれば、上部および中間部は密閉構造とする。そうすれば水の浸入が防げ、流体温度制御装置内の電子回路や表示器その他の電子部品を保護することができる。一実施形態によれば、撹拌装置は全体的に、または部分的に、水浸可能とする。撹拌装置は、モーターとインペラーとを有するポンプシステムであってよい。撹拌装置を回転可能なインペラー羽根としてもよい。一実施形態によれば、撹拌装置は水中ポンプとする。
一実施形態によれば、下部を中間部から取り外し可能に構成し、下部を取り外すと撹拌装置とヒーターが露出するようにする。一実施形態によれば、中間部に、水位を検出するための2つの調節可能な電極を設ける。一実施形態によれば、電極の長さ(位置)の調節により、異なる水位を検出可能とする。一実施形態によれば、電極にアタッチメントを設け、これによって電極の長さ(位置)を調節可能に構成する。
一実施形態によれば、コントローラーは入力装置を介して入力されるデータを受信可能に構成し、データは加熱素子の温度を制御するための制御指令からなるものとする。一実施形態によれば、温度制御部は加熱素子の温度を制御可能に構成する。一実施形態によれば、加熱素子は撹拌装置の近傍に配置する。一実施形態によれば、加熱素子は調理レンジ内に配置する。
流体温度制御装置の一実施形態によれば、装置に次のものを設ける:密閉されたハウジングに収容されたコントローラー;封入されたコントローラーに接続された水中ポンプ;水位を検出するための、調節可能な電極;および装置の回動を可能にするリングクランプ。
一実施形態によれば、装置全体を水浸してもシステムの動作に悪影響が出ない。一実施形態によれば、水中ポンプは工具を用いずに中を開けてインペラー羽根を露出可能である。一実施形態によれば、水中ポンプはチューブ受けを有するポンプ出口部に脱落防止凸部を備える。
一実施形態によれば、真空調理用の流体温度制御装置は1以上のデータの配列を記憶可能である。データ配列はインデックスを付けられ、装置イベントからなる。装置イベントには例えば、温度、オン・オフイベント、電源断イベント、エラーイベントが含まれる。
一実施形態によれば、真空調理用の流体温度制御装置はデータを解釈でき、および/またはデータを外部情報処理装置に送信して解釈させることができる。データの解釈とは例えば、データをデータ群またはデータ配列と比較/照合して、取り得る修正処置を判断することである。流体温度制御装置はさらに装置の設定とデータ配列とに基づいて修正処置を行うようにするとよい。修正処置は自動的に行われてもいいし、ユーザーによって開始または承認されるようにしてもよい。
一実施形態によれば、流体温度制御装置に無線送受信部を設けて、電話機、タブレット、PCその他の無線信号を送受信できる装置に対して、短距離無線アンテナ、WiFi、Bluetooth(登録商標)、近距離無線通信(NFC)またはその他の任意の無線通信方法によって通知および/または通報を送受信可能とする。
一実施形態によれば、流体温度制御装置は装置イベントに基づいて自動的に自己再起動する。例えば、装置が所定の温度に達することができないという温度イベントが発生したときに、装置は再起動する。一実施形態によれば、プリセットされた、またはユーザーが設定した危険防止パラメーターに到達した、および/またはそれを超過したときに、装置が自己再起動する。
一実施形態によれば、真空調理用流体温度制御装置は、電源断時にも装置の動作可能に構成されたバッテリーと、電源断に反応してイベントを発生可能に構成されたプロセッサーと、イベントを外部装置に送信可能に構成された通信モジュールとを備える。通信モジュールは外部装置から適切な処置を受信可能に構成される。プロセッサーは処置を装置に適用可能に構成されてる。
一実施形態によれば、プロセッサーは装置の1以上のイベントをモニタしてメモリに記憶する。プロセッサーはイベントをユーザーに報知するために、装置の表示部にメッセージを表示するか、音声による警告を発生させるか、または通信モジュールを介してメッセージを送信する。
一実施形態によれば、プロセッサーには、食品ごとにプリセット安全温度範囲をプログラム可能である。一実施形態によれば、プロセッサーは、装置における実際の温度がプリセット安全温度範囲(閾値)外か否か判断し、範囲外であればイベントを発生させる。一実施形態によれば、プロセッサーは、装置が危険温度で動作するに至るまでの予想時間を算出し、該予想時間を報知する。一実施形態によれば、予想時間は、装置の実際の温度と、熱容量に基づく推定昇温時間と、熱容量に基づく推定降温時間とに基づいて算出される。
一実施形態によれば、流体温度制御装置は、1以上の温度別調理時間のデータ配列を格納したメモリをさらに備える。プロセッサーは、温度別調理時間のデータ配列と実際の調理時間データを比較し、温度別調理時間のデータ配列が該実際の調理時間データと異なっていれば、その旨の通報を発する。
一実施形態によれば、真空調理用流体温度制御装置は、該装置の設定に対するアクセスをロックするための、ユーザーによって起動可能ないたずら防止機能をさらに備える。
一実施形態によれば、プロセッサーは、電源断イベント後あらかじめプログラムされた安全範囲を超過したら、装置を再起動する。一実施形態によれば、プロセッサーは、電源断イベント後1以上の内部イベント配列が設定されたら、装置を再起動する。
一実施形態によれば、プロセッサーは、1以上の内部イベント配列を外部装置から受信した1以上のイベント配列と比較し、適切な処置を判断する。
一実施形態によれば、流体温度制御装置は電源断イベント後の調理完了時間を算出する。一実施形態によれば、流体温度制御装置はサーキュレーター型調理装置である。一実施形態によれば、流体温度制御装置は水槽型の調理装置である。一実施形態によれば、流体温度制御装置はスチームオーブン型および/または複合オーブン型および/またはホットプレート型調理装置である。
図1および図2に一実施形態による流体温度制御装置105を示す。流体温度制御装置105は上部130、中間部120、および下部110からなる。一実施形態によれば、流体温度制御装置は上部および下部の2つの部分からなる。一実施形態によれば、流体温度制御装置は1つの部分からなる。一実施形態によれば、流体温度制御装置は1以上の部分からなる。上部130は表示装置132を備える。表示装置132には例えば次のような情報が表示される:下部110の少なくとも一部が浸される流体の温度;導入口および排出口における通過総量;下部に収容されているインペラーの回転速度。上部130にはさらに入力装置(図示せず)を設けてもよい。入力装置は例えば1以上のボタンその他の操作部材からなり、ユーザーはこれを利用して下部の少なくとも一部が浸される水の温度を選択することができる。一実施形態によれば、入力装置は物理的なボタンおよび/または表示装置132に表示されるバーチャルなボタンを含む。ボタンその他の入力操作部材は容量センサーパッドを含んでいてもよい。中間部120はリングクランプ112を備える。リングクランプ112を介して、制御装置105を容器などに取り付けることができる。中間部120はまたハウシング124を備え、ここにモーターおよびヒーター基部(図示せず)が収容される。下部110は、1以上の開口102を有するキャップ100を備える。下部110には、1以上の液体導入口107と1以上の液体排出口108とを有する水中ポンプ109が包み込まれている。排出口108は流体排出口であってよく、導入口107は流体導入口であってよい。下部110には液体導入(流入)開口118が形成されている。下部110内に収容された水中ポンプ109、インペラー、その他の撹拌装置によって、熱せられた水が液体導入開口118から下部110内に導入され、液体排出(流出)開口102から下部110外へ排出される。開口118を液体排出(流出)開口とし、開口102を液体導入(流入)開口としてもよい。下部110に、それが浸される流体の温度を計測するための温度センサーを設けてもよい。他の一実施形態によれば、温度センサーを装置105とは別体として、装置105と無線通信を行わせる。
図3に一実施形態による流体温度制御装置105の構成部品を示す。装置は下部110を備える。下部110は工具を必要としない捩じ込み式または嵌め込み式の取り外し可能なハウジングで、その中にサーキュレーターポンプその他の撹拌装置が収容される。下部110にはヒーター125、駆動軸101、およびインペラー104を設ける。下部110はステンレス鋼または他の適切な素材からなる。一実施形態によれば、下部110は取り外し可能な嵌め込み式裾部である。下部110には1以上の液体導入(流入)開口118が形成される。開口118は液体排出(流出)開口であってよい。装置105はまた液体排出(流出)キャップ100を備え、キャップ100の側部または底部には液体が通過可能な(液体の導入(流入)または排出(流出)が可能な)1以上の開口102が形成される。中間部120にはモーターとヒーター基部123とが包み込まれており、後者は電気ヒーター125に接続される。中間部120には、蒸気の発生時にこれを排出するためのファンをさらに設けてもよい。中間部120は襟部124を含み、ここに1以上の孔を形成することでモーターおよびヒーター基部123に対する通気を確保している。装置105は上部130を備える。上部130にはタッチ操作が可能な液晶表示器132を設ける。装置105は水密/気密に密閉され、装置によって熱せられる流体の入った調理容器内に長時間に亘って全体を浸しても問題ない。
図4は一実施形態による、クランプ112を備えた流体温度制御装置105の断面図である。クランプ112は流体温度制御装置105を鍋など、流体を入れた容器に取り外し可能に固定できるように構成される。クランプ112はその最上部に襟部117と取り付け部111とを備える。襟部117は取り付け部111によって装置105に、これの全周に亘って当接させられる。取り付け部111を、バネの働きによってクランプ112を流体温度制御装置105に取り付ける構成とすることができる。クランプ112はさらに固定当接部113を備え、これが鍋の内面と当接する。クランプ112はさらに可動当接部116を備え、これが鍋の外面と当接することにより流体温度制御装置105が鍋に固定される。襟部117は流体温度制御装置105沿いの任意の位置へ移動させることができ、これによって容器114内の流体に浸す下部110の長さを調節することができる。
図5および図6はそれぞれクランプ112の一例の分解図および組立図である。クランプ112は襟部117を有し、これが温度制御装置(図示せず)に当接する。襟部117の当接は取り付け部111の操作により得られる。取り付け部111はバネによって付勢されている。取り付け部111が操作されると襟部117が温度制御装置と当接して動かなくなる。クランプ112は固定当接部113を有する。固定当接部113は容器の内壁と当接する。クランプ112はさらに可動当接部116を有する。可動当接部116は容器の外壁と当接する。可動当接部116はネジ機構によって操作可能である。他の一実施形態によれば、可動当接部116はバネによって付勢されている。
図7に、無線温度センサーと通信する流体温度制御装置の例を示す。装置105は、流体150(例えば水)を入れた容器114に調節可能に取り付けられる。先述のように、流体150の温度は装置105によって制御可能である。無線温度センサー156は密閉容器152(例えば樹脂製の袋そのほか樹脂製の包装材)内に収めた食品154に接近して(またはその中に)設置することができる。他の一実施形態によれば、温度センサーは有線接続されて流体温度制御装置105自体に設けられる。
図8は真空調理用の流体温度制御装置の一例のブロック図である。流体温度制御装置800はプロセッサー802と、1以上の書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ804と、電源断時の内部クロックおよびプロセッサー動作の維持のための、プロセッサーに接続された1以上のバッテリー806と、例えば無線または有線で通信を行うための、該プロセッサーに接続された通信モジュール808とを備える。
一実施形態によれば、プロセッサー802によって、流体温度制御装置800の起動時、動作中および停止時に発生する1以上の装置イベントをモニタし、記憶することができる。一実施形態によれば、イベントの種類には操作イベント、警告イベント、エラーイベント、通知イベント、電源オンイベント、電源オフイベントがある。例えば、電源オフイベントには電源断またはユーザー指示による電源オフが含まれる。電源オンイベントにはユーザー指示による電源投入、自己再起動または電源投入が含まれる。警告イベントまたはエラーイベントには範囲(閾値)外の温度低下または上昇、温度範囲外となる特定の時間、範囲外水量低下、過熱が含まれる。操作イベントには心拍、現在の動作状態、または動作状態の履歴が含まれる。通知イベントにはソフトウェアアップデート、新たに利用可能になったレシピ、利用可能になったダウンロードが含まれる。ユーザーが定義あるいは開始するイベントがあってもよい。
一実施形態によれば、装置800におけるイベントが通報または通知の発生の契機となる。一実施形態によれば、プロセッサー802はユーザーに電源断の発生を装置800から音声によりまたは視覚的に通報を発することにより通知する。一実施形態によれば、プロセッサー802はユーザーに電源断の発生を通信モジュール808を介して通知または通報を送信することによって通知する。一実施形態によればプロセッサーは通信モジュール808を介して1以上のイベントを送信/受信して、外部装置に格納されている1以上の外部データ配列と比較し、流体温度制御装置800において実行すべき適切な処置を判断する。例えば、電源断時に通信モジュールはあるイベントを外部装置に送信して比較させ、外部装置から自己再起動の指示を受信する。一実施形態によれば、プロセッサーはあるイベントを送信して、それに対する応答として1以上の外部データ配列を受信する。プロセッサーはそのイベントと受信したデータ配列とを比較して、流体温度制御装置800にて実行すべき適切な処置を判断するように構成する。一実施形態によれば、プロセッサーはあるイベントを1以上の局所データ配列と比較して、実行すべき適切な処置を判断する。
一実施形態によれば、通信モジュール808は要求を外部装置に送信して、利用可能なアップデートを要求する。外部装置は利用可能なアップデートがあるかどうか判断し、あればそれを送信する。例えば、定期的に通知イベントを発生させてソフトウェアアップデートの有無をチェックする。利用可能なアップデートを受信したら、通知イベントを発生させてユーザーに装置の表示装置にメッセージを表示して通知する。一実施形態によれば、エラーイベントは例えば温度が範囲外の時に発生する。プロセッサーはイベントに固有のエラーコードを外部装置に送信する。イベントに固有のエラーコードは例えば、加熱ユニットにおける動作不良やエラーを示す。外部装置は、受信した情報、エラーイベントおよび/またはエラーコード、に基づいて、適切な処置を判断する。装置は、適切な処置を受信すると、イベントを発生させて表示装置にメッセージを表示したり、表示装置から音声によって通報を発したり、ユーザーの外部装置にメッセージを送信したりしてユーザーに通知または通報する。
一実施形態によれば、プロセッサー802、メモリ804および通信モジュール808は電源断時でもバッテリー806によって動作可能である。例えば、プロセッサー802および通信モジュール808はバッテリー806から電力の供給を受けながら、1以上のイベントを記憶し、1以上のイベントを送信し、1以上のイベントの送信に対する応答として適切な処置を受信する。
一実施形態によれば、プロセッサー802をプログラムして、1以上の安全温度範囲を食品別にプリセットしておく。プリセットした温度を実際の調理温度のデータと比較して、何らかの処置、例えば流体温度制御装置800のリセット、が必要かどうかを判断する。一実施形態によれば、プロセッサー802は、電源断イベントや異常停止イベントなどのイベント後に電源が回復したときに流体温度制御装置800の再起動を判断する。プロセッサー802は、装置イベントと、格納されているデータ配列と、プログラムされた安全範囲との比較に基づいて流体温度制御装置800の再起動を判断する。一実施形態によれば、流体温度制御装置は電源断イベントや異常停止イベント後に、食品の調理を完了するのに必要な時間を再計算する。
一実施形態によれば、プロセッサー802は装置800の推定昇温時間と推定降温時間を算出する。熱容量と算出された昇温時間またはユーザーが決めた危険温度とに基づいて算出された時間と現在のまたは予想される測定値とを比較して、警告イベントまたはエラーイベントを発生させる。現在のまたは予想される測定値が、算出された時間の範囲外であれば、プロセッサー802は表示装置または流体温度制御装置上のメッセージ、音声による通報、またはプッシュ型通知によってユーザーに通知または報知する。一実施形態によれば、フラッシュメモリ804は1以上の温度別調理時間のデータ配列を保持しており、これと実際の調理時間データを比較して、範囲(閾値)外への逸脱をユーザーに通知するイベントを発生させる。
一実施形態によれば流体温度制御装置800はユーザーによって起動可能ないたずら/不意操作防止機能を備える。この機能により流体温度制御装置800をロックすることができ、装置の諸設定を変更するにはロック解除が必要となる。
本開示の範囲内で様々な実施形態が、多様な動作環境において実施可能である。1台以上のユーザーコンピューター、演算装置、処理装置を用いて任意の数のアプリケーションを実行することができる。ユーザー/クライアント側装置には任意の数の汎用パーソナルコンピューターが含まれていてよく、これには例えば一般的なオペレーティングシステムが稼働するデスクトップまたはラップトップコンピューターや、モバイルソフトウェアが稼働し複数のネットワーキングおよびメッセージングプロトコルをサポートする携帯電話装置、無線装置、ハンドヘルド装置が含まれる。システムには複数のワークステーションが含まれていてもよく、これらにおいては市販の様々なオペレーティングシステムのいずれかに加えて、例えば開発およびデータベース管理のための公知のアプリケーションが稼働する。諸装置の中には以上のほかの電子機器が含まれていてもよく、例としてダミー端末、小型軽量クライアント(thin-client)、ゲーム装置、そのほかネットワーク経由の通信が可能な装置が挙げられる。
様々な実施形態は少なくとも1つのサービスまたはWebサービスの一部として実施可能であり、例えばサービス指向型アーキテクチャーの一部として実施できる。Webサービスなどのサービスにおいては、適切な種類のメッセージングによって通信が可能であり、例えば拡張マークアップ言語(XML)で記述されたメッセージをSOAP(Simple Object Access Protocol)などの適切なプロトコルを用いて交換することができる。このようなサービスにおいて提供あるいは実行されるプロセスの記述には、WSDL(Web Services Description Language)など任意のプログラム言語を用いてよい。WSDLなどの言語を用いることにより、様々なSOAPフレームワークの中でクライアント側コードを自動発生する機能が実現できる。
ほとんどの実施形態において、TCP/IP、OSI、FTP、UPnP、NFS、CIFS、AppleTalk(商標)などの市販の各種プロトコルのうちの任意のものを用いた通信を支援するために、当業者に知られたネットワークのうちの少なくとも1つが利用されている。ネットワークとしては、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット、公衆交換電話網(PSTN)、赤外線ネットワーク、無線ネットワーク、およびこれらの適切な任意の組み合わせが考えられる。
Webサーバーを利用する実施形態においては、Webサーバー上で様々なサーバーアプリケーションまたは中間層アプリケーションのうちの任意のものが稼働する。例として、HTTPサーバー、FTPサーバー、CGIサーバー、データサーバー、Javaサーバー、ビジネスアプリケーションサーバーが挙げられる。サーバーはまたユーザー装置からの要求に応えてプログラムまたはスクリプトを実行できるものであってもよい。その場合Java(登録商標)、C、C#、C++などの任意のプログラム言語、またはPerl、Python、TCLなどの任意のスクリプト言語、さらにはそれらの組み合わせで記述された1以上のスクリプトまたはプログラムとして実装可能な1以上のWebアプリケーションが実行可能である。サーバーはまたデータベースサーバーを含んでいてもよく、例として、これらに限定しないが、Oracle(登録商標)、Microsoft(登録商標)、Sybase(登録商標)、IBM(登録商標)から市販されているものが挙げられる。
運用環境には、上に述べた様々なデータ格納装置、メモリ、記憶媒体などが含まれる。これらの配置場所は様々であって、1以上のコンピューターに対して局所に(および/または内蔵して)設けた、またはいずれかあるいは全てのコンピューターから遠隔にネットワークを介して設けた記憶媒体上であってよい。実施形態によっては情報を、当業者に知られたストレージエリアネットワーク(SAN)に置いてもよい。同様に、コンピューター、サーバー、そのほかのネットワーク装置に帰属する機能を実行するのに必要なファイルは、必要に応じて局所に格納しても、遠隔に格納してもよい。システムにコンピューター化された装置が含まれる場合、そのような装置それぞれに、バスを介して電気的に接続が可能なハードウェア要素が含まれていてよい。そのようなハードウェア要素とは例えば、少なくとも1つの中央演算処理装置(CPU)、少なくとも1つの入力装置(例えばマウス、キーボード、コントローラー、タッチパネル、キーパッド)、および少なくとも1つの出力装置(例えば、表示装置、プリンター、スピーカ)である。そのようなシステムにはさらに1以上の記憶装置が含まれていてもよく、例としてディスクドライブ、光学記憶装置、ランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリーメモリ(ROM)などの固体記憶装置、さらには取り外し可能な媒体装置、メモリカード、フラッシュカードなどが挙げられる。
そのような装置としてさらにコンピューター可読な記憶媒体の読取装置、通信装置(例えばモデム、ネットワークカード(無線または有線)、赤外線通信装置など)、および上述のような作業メモリが含まれていてもよい。コンピューター可読な記憶媒体の読取装置はコンピューター可読な記憶媒体と接続されるか、またはそれを装着可能に構成される。そのような記憶媒体には遠隔の、局所の、固定の、および/または取り外し可能な記憶装置、さらにはコンピューター可読な情報の一時的および/または恒久的な保持、格納、送信、取り出しのための記憶媒体が含まれる。システムおよび諸装置は通常複数のソフトウェアアプリケーション、モジュール、サービス、その他の要素を含んでいて、これらが少なくとも1つの作業メモリ装置に、オペレーティングシステムおよびクライアントアプリケーションやWebブラウザなどのアプリケーションプログラムと共に収められている。上に述べた実施形態は様々な変形が可能であると理解されたい。例えば、専用ハードウエアを用いてもよいし、および/または特定の要素をハードウェア、ソフトウェア(アプレットなどの高移植性ソフトウェアを含む)、またはその両方で実現してもよい。さらにネットワーク入出力装置など、他の情報処理装置との接続があってもよい。
コード、またはその一部、を保持するための記憶媒体やコンピューター可読な媒体は当該技術分野で知られ、用いられる適切な任意の媒体、例えば記憶媒体や通信媒体、を含む。これには例えば、以下に限定しないが、コンピューター可読な指令、データ構造、プログラムモジュール、その他のデータなどの情報の記憶および/または送信のための任意の方法または技術を利用した媒体であって、揮発性および不揮発性のもの、取り外し可能および取り外し不可能なものが含まれる。例としてRAM、ROM、EEPROM、フラシュメモリ、その他のメモリ類;CD−ROM、DVD、その他の光学記憶装置;磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク装置、またはその他の磁気記憶装置;そのほか、所望の情報が格納でき、システムの装置によってアクセス可能な他の任意の媒体を挙げることができる。
本開示の実施形態は、本開示に記載の工程または方法をコンピューター(または他の電子機器)に実行させるためのプログラムとなる一連の指令(圧縮された、または非圧縮の)が格納された、非過渡的で機械可読な記憶媒体を含んだコンピュータープログラム製品として提供することができる。機械可読な記憶媒体とは例えば、以下に限定しないが、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、光学ディスク、CD−ROM、DVD、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、磁気あるいは光学カード、固体メモリ装置、その他、電子的な指令の格納に適した機械可読な任意の記憶媒体である。本開示の実施形態はまた、過渡的で機械可読な信号(圧縮された、または非圧縮の)を含んだコンピュータープログラム製品として提供することもできる。機械可読な信号とは、搬送波を用いて変調されているか否かを問わず、例えば、以下に限定しないが、コンピュータープログラムをホストしているまたはそれが稼働しているコンピューターシステムまたは装置によってアクセス可能な信号を含み、インターネットや他のネットワークを介してダウンロードされる信号を含む。たとえば、ソフトウェアの頒布はインターネットを介したダウンロードにより可能である。
本開示に記載の様々な実施形態は全て例示を意図したものであって、本開示の範囲のいかなる限定をも意図したものではない。例えば、本開示に記載の諸原理はスマートフォン装置のみならず、ラップトップコンピューターなど、通信が受信可能な他の任意の装置に適用可能である。当業者であれば本開示に記載の諸原理に基づいて本開示および添付の請求項の範囲を逸脱することなくどのような変形が可能であるか理解できよう。

Claims (13)

  1. 真空調理用の流体温度制御装置において、
    電源断時に前記装置の動作を維持可能に構成されたバッテリーと、
    前記電源断に反応してイベントを発生可能に構成されたプロセッサーと、
    前記イベントに対応する情報を外部装置に送信可能に構成された通信モジュールと
    を備え、
    前記通信モジュールは前記外部装置から適切な処置を受信可能に構成され、
    前記プロセッサーは前記装置を制御して、受信した前記適切な処置を実行可能に構成されている
    流体温度制御装置。
  2. 前記プロセッサーは前記装置の1以上のイベントをモニタしてメモリに記憶する
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  3. 前記プロセッサーは前記装置を制御して、
    前記装置の表示部にメッセージを表示するか、
    前記装置に音声による警告を発生させるか、
    前記通信モジュールを介してメッセージを送信するか
    のうちの少なくとも1つを実行可能に構成されている
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  4. 前記プロセッサーには、食品ごとにプリセット安全温度範囲をプログラム可能である
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  5. 前記プロセッサーは、前記装置における実際の温度が前記プリセット安全温度範囲外か否か判断し、範囲外であればイベントを発生可能に構成されている
    請求項4に記載の流体温度制御装置。
  6. 前記プロセッサーは、前記装置が危険温度で動作するに至るまでの予想時間を算出し、該予想時間を報知する
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  7. 前記予想時間は、前記装置の実際の温度と、熱容量に基づいて推定された昇温時間と、熱容量に基づいて算出された降温時間とに基づいて算出される
    請求項6に記載の流体温度制御装置。
  8. 1以上の温度別調理時間のデータ配列を格納したメモリをさらにを備え、
    前記プロセッサーは、前記温度別調理時間のデータ配列と実際の調理時間データとを比較し、前記温度別調理時間のデータ配列が該実際の調理時間データと異なっていれば、その旨をユーザーに通知可能に構成されている
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  9. 前記流体温度制御装置の設定へのアクセスをロックするための、ユーザーによって起動可能ないたずら防止機能をさらに備える
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  10. 前記プロセッサーは、電源断イベント後あらかじめプログラムされた安全範囲を超過したら、前記装置を再起動する
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  11. 前記プロセッサーは、電源断イベント後1以上の内部イベント配列が設定されたら、前記装置を再起動可能に構成されている
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
  12. 前記プロセッサーは、前記1以上の内部イベント配列を前記外部装置から受信した1以上のイベント配列と比較し、適切な処置を判断する
    請求項11に記載の流体温度制御装置。
  13. 前記流体温度制御装置は電源断イベント後の調理完了時間を算出する
    請求項1に記載の流体温度制御装置。
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