JP2015226551A - 血友病aにおけるインヒビターの発達と関連する遺伝因子 - Google Patents

血友病aにおけるインヒビターの発達と関連する遺伝因子 Download PDF

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Abstract

【課題】血友病Aにおけるインヒビターの発達と関連している遺伝因子の提供。
【解決手段】本発明は、免疫応答または免疫修飾遺伝子の単一ヌクレオチド多型を特定することによって、第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測するための方法を提供する。本発明はさらに、免疫応答または免疫修飾遺伝子の単一ヌクレオチド多型を含む、オリゴヌクレオチド、診断キット、マイクロアレイ、および単離された核酸を提供する。
【選択図】なし

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、全ての目的のためにその全体が参照によって本明細書に明確に援用される、2010年4月21日出願の米国特許仮出願第61/326,602号の恩典を請求する。
発明の背景
血液凝固は、一連の相互依存性の生化学的反応に依存する、複雑かつ動的な生物学的プロセスである。凝固因子第VIII因子(FVIII)は、血液凝固カスケードの重要な成分である。
出血が生じる場合、FVIIIは、出血部位に関連し、活性化された第IX因子(FIXa)および第X因子(FX)とXase複合体を形成する。Xase複合体は、FXを活性化し、これが次に、プロトロンビンをトロンビンに活性化し、これが凝固カスケードにおける他の成分を活性化して、安定な凝血塊を生成する(非特許文献1;非特許文献2に概説される)。
血友病Aでは、機能的なFVIIIの欠失である、FVIIIの欠損によって特徴づけられる先天性のX連鎖の出血性障害が、この正のフィードバックループを邪魔して、不完全な凝固を生じ、これは強度の増大ではなく期間の増大という出血のエピソードとして現れる(特許文献3)。
血友病Aの重症度は、FVIIIの任意の変異の性質、および形成される任意の内因性のFVIIIの機能の程度に基づいて変化する。患者の約三分の二は、1%未満という機能的なFVIIIとして特徴づけられる、「重症の」血友病を有する。「中等症の」血友病を有する患者は、約1〜5%の機能的なFVIIIを有し、かつ「軽症」血友病を有する患者は、約5〜50%の正常なFVIII機能を有する(非特許文献3)。血友病の現在の処置は典型的には、第VIII因子補充療法からなり、ここでは、患者は、出血のエピソードを予防または処置するために組み換えまたは血漿由来の第VIII因子を投与される。しかし、重症血友病Aを有する患者のうちの約25〜30%、および軽症から中等度の血友病Aを有する患者のうち約5%では、阻害性の同種抗体が、FVIIIに対して生成され、この処置の有効性が廃される(非特許文献4)。
インヒビターの発達は、血友病の処置における最も重大な合併症であると考えられる。インヒビターを有する患者は、高い死亡率を有する。なぜなら、彼らの出血のエピソードは、さらに困難になり、かつ処置に費用がかかり、そしてこれらの患者では予防的な予知は一般には不可能であるからである。高い力価のインヒビターを有する患者では、特定の関節で再発性の出血を発症するリスクが増大しており、これは、最終的にクオリティー・オブ・ライフ(生活の質)の低下、身体障害または過剰な失血による死亡につながる場合がある(非特許文献3;非特許文献5)。ある場合には、免疫寛容の誘導は、血友病A患者でFVIIIインヒビターを根絶し得るが、再発の可能性があり、かつ全ての患者が免疫寛容に達するわけではない(非特許文献6)。
Saenkoら、Trends Cardiovasc.Med.,9:185−192(1999) Lentingら、Blood,92:3983−3996(1998) Zhangら、Clinic.Rev.Allerg.Immunol.,37:114−124(2009) OldenburgおよびPavlova,Haemophilia,12(補遺.6):15〜22(2006) Gouw and van den Berg,Semin.Thromb.Hemost.,35:723−734(2009) Wightら、Haemophilia,9:436−463(2003)
従って、FVIIIに対する阻害性の抗体を発現する確率の増大に関連する遺伝子マーカーを特定すること、および血友病の患者におけるこれらの遺伝子マーカーの存在を特定する対応する方法が当該分野では必要である。このような遺伝子マーカーの事前または早期の特定によって、用量および/またはタイミングの調節、ならびにFVIIIに対する抗体の発達を回避するための別の両方の使用がもたらされ得る。
発明の要旨
一態様では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、以下の工程:(a)個体由来の生物学的サンプルにおいて、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を検出する工程と;
(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程と、を包含する方法を提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
第二の態様では、本発明は、重症血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、以下の工程:(a)個体由来の生物学的サンプルにおいて、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を検出する工程と;(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程と、を包含する方法を提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表4に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
第三の態様では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)の投与を包含する、処置を割り当てるための方法であって、以下の工程:(a)個体由来の生物学的サンプルにおいて、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を検出する工程と;(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程と、(c)個体に対して第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てる工程と、を包含する方法を提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
第四の態様では、本発明は、重症血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)の投与を包含する処置を割り当てるための方法であって、以下の工程:(a)個体由来の生物学的サンプルにおいて、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を検出する工程と;(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程と、(c)個体に対して第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てる工程とを包含する方法を提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表4に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
第五の態様では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子バイバス療法の投与を包含する、処置を割り当てるための方法であって、以下の工程:(a)個体由来の生物学的サンプルにおいて、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を検出する工程と;(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程と、(c)個体に対して第VIII因子バイパス療法の投与を包含する治療を割り当てる工程と、を包含する方法を提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
第六の態様では、本発明は、重症血友病と診断された個体に対する第VIII因子バイバス療法の投与を包含する処置を割り当てるための方法であって、以下の工程:(a)個体由来の生物学的サンプルにおいて、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を検出する工程と;(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程と、(c)個体に対して第VIII因子バイパス療法の投与を包含する治療を割り当てる工程と、を包含する方法を提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表4に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
第七の態様では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子に対する抗体の発達のリスクを予測するための診断キットであって、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含むキットを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
第八の態様では、本発明は、重症血友病と診断された個体において第VIII因子に対する抗体の発達のリスクを予測するための診断キットであって、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含むキットを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表4に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
第九の態様では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体の発達のリスクを予測するためのマイクロアレイであって、複数の別個の領域を有する支持体を備え、この各々の別個の領域は、その上にスポットされた核酸フラグメントを有し、この支持体上にスポットされた少なくとも1つの核酸フラグメントが、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含むマイクロアレイを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
第十の態様では、本発明は、重症血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体の発達のリスクを予測するためのマイクロアレイであって、複数の別個の領域を有する支持体を備え、この各々の別個の領域は、その上にスポットされた核酸フラグメントを有し、この支持体上にスポットされた少なくとも1つの核酸フラグメントが、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含むマイクロアレイを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表4に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
血友病と診断された個体における第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、前記方法は以下の工程:
(a)個体由来の生物学的サンプルにおいて、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を検出する工程と;
(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程と、
を包含する、方法。
(項目2)
1未満のオッズ比と関連するSNPの検出が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの低下の予測因子であり、かつ1.0を超えるオッズ比と関連するSNPの検出が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大の予測因子である、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記個体が、FVIIIの投与を包含する治療を受けていない、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記個体が、FVIIIの投与を包含する治療を受けた、項目1または2に記載の方法。
(項目5)
前記個体が、軽度の血友病と診断された、項目1〜4のいずれか1項に記載の方法。
(項目6)
前記個体が、中等度の血友病と診断された、項目1〜4のいずれか1項に記載の方法。
(項目7)
前記個体が、重症の血友病と診断された、項目1〜4のいずれか1項に記載の方法。
(項目8)
前記少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)が表2に列挙されるSNPまたは表4に列挙されるSNPである、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記少なくとも1つのSNPの存在を検出する前記工程が、前記生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する、項目1〜8のいずれか1項に記載の方法。
(項目10)
少なくとも1つのSNPの存在を検出する前記工程が、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、および固相配列決定からなる群より選択される技術を含む、項目1〜9のいずれか1項に記載の項目の方法。
(項目11)
少なくとも1つのSNPの存在を検出する前記工程が、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される方法を包含する、項目1〜10のいずれか1項に記載の項目の方法。
(項目12)
少なくとも1つのSNPの存在を検出する前記工程が、マイクロアレイハイブリダイゼーションを含む、項目1〜11のいずれか1項に記載の項目の方法。
(項目13)
前記SNPが、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される、項目1〜12のいずれか1項に記載の方法。
(項目14)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs12368829である、項目1〜13のいずれか1項に記載の方法。
(項目15)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs11744216である、項目1〜14のいずれか1項に記載の方法。
(項目16)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs1863993である、項目1〜15のいずれか1項に記載の方法。
(項目17)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs4147385である、項目1〜16のいずれか1項に記載の方法。
(項目18)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs12546235である、項目1〜17のいずれか1項に記載の方法。
(項目19)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs4242389である、項目1〜18のいずれか1項に記載の方法。
(項目20)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs10054825である、項目1〜19のいずれか1項に記載の方法。
(項目21)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs17535213である、項目1〜20のいずれか1項に記載の方法。
(項目22)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs10072056である、項目1〜21のいずれか1項に記載の方法。
(項目23)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs17725712である、項目1〜22のいずれか1項に記載の方法。
(項目24)
前記SNPが、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される、項目8〜12のいずれか1項に記載の方法。
(項目25)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs12368829である、項目24に記載の方法。
(項目26)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs4147385である、項目24または25に記載の方法。
(項目27)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs11744216である、項目24〜26のいずれか1項に記載の方法。
(項目28)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs1863993である、項目24〜27のいずれか1項に記載の方法。
(項目29)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs17535213である、項目24〜28のいずれか1項に記載の方法。
(項目30)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs10072056である、項目24〜29のいずれか1項に記載の方法。
(項目31)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs10054825である、項目24〜30のいずれか1項に記載の方法。
(項目32)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs12546235である、項目24〜31のいずれか1項に記載の方法。
(項目33)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs4242389である、項目24〜32のいずれか1項に記載の方法。
(項目34)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs2071336である、項目24〜33のいずれか1項に記載の方法。
(項目35)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs414634である、項目24〜34のいずれか1項に記載の方法。
(項目36)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs17725712である、項目24〜35のいずれか1項に記載の方法。
(項目37)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs11773821である、項目24〜36のいずれか1項に記載の方法。
(項目38)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs8005905である、項目24〜37のいずれか1項に記載の方法。
(項目39)
検出されたSNPの少なくとも1つが、rs9482888である、項目24〜38のいずれか1項に記載の方法。
(項目40)
前記方法がさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて、前記個体に対して処置を割り当てることを包含する、項目1〜39のいずれか1項に記載の方法。
(項目41)
前記処置が、第VIII因子の投与を包含する、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記処置が、非第VIII因子止血剤の投与を包含する、項目40に記載の方法。
(項目43)
前記処置が、第VIII因子および非第VIII因子止血剤の投与を包含する、項目40に記載の方法。
(項目44)
第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下が予想される個体に対して割り当てられる、項目40に記載の方法。
(項目45)
第VIII因子バイパス療法を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して割り当てられる、項目40に記載の方法。
(項目46)
処置を割り当てることが、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を調節することを包含する、項目40に記載の方法。
(項目47)
第VIII因子の投薬量を調節することが、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を増大することを包含する、項目46に記載の方法。
(項目48)
第VIII因子の投薬量を調節することが、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を減少することを包含する、項目46に記載の方法。
(項目49)
前記処置を割り当てることが、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて、非第VIII因子止血剤投与の投薬量および/または頻度を調節することを包含する、項目40に記載の方法。
(項目50)
非第VIII因子止血剤の投薬量を調節することが、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される非第VIII因子止血剤の投薬量および/または頻度を減少することを包含する、項目46に記載の方法。
(項目51)
非第VIII因子止血剤の投薬量を調節することが、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される非第VIII因子止血剤の投薬量および/または頻度を増大することを包含する、項目46に記載の方法。
(項目52)
表1に列挙されるSNPからなる群より選択される、少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)と接触する10〜60ヌクレオチド長のオリゴヌクレオチド。
(項目53)
血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための診断キットであって、前記キットは、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含む、診断キット。
(項目54)
前記SNPが、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される、項目53に記載の診断キット。
(項目55)
前記キットが、SNPrs12368829を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53または54に記載の診断キット。
(項目56)
前記キットが、SNPrs11744216を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜55のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目57)
前記キットが、SNPrs1863993を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜56のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目58)
前記キットが、SNPrs4147385を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜57のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目59)
前記キットが、SNPrs12546235を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜58のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目60)
前記キットが、SNPrs4242389を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜59のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目61)
前記キットが、SNPrs10054825を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜60のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目62)
前記キットが、SNPrs17535213を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜61のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目63)
前記キットが、SNPrs10072056を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜62のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目64)
前記キットが、SNPrs17725712を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目53〜63のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目65)
重症血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための診断キットであって、前記キットは、表2に列挙されるSNPおよび表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含む、診断キット。
(項目66)
前記SNPが、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される、項目65に記載の診断キット。
(項目67)
前記キットが、SNPrs12368829を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65または66に記載の診断キット。
(項目68)
前記キットが、SNPrs4147385を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜67のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目69)
前記キットが、SNPrs11744216を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜68のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目70)
前記キットが、SNPrs1863993を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜69のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目71)
前記キットが、SNPrs17535213を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜70のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目72)
前記キットが、SNPrs10072056を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜71のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目73)
前記キットが、SNPrs10054825を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜72のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目74)
前記キットが、SNPrs12546235を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜73のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目75)
前記キットが、SNPrs4242389を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜74のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目76)
前記キットが、SNPrs2071336を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜75のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目77)
前記キットが、SNPrs414634を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜76のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目78)
前記キットが、SNPrs17725712を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜77のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目79)
前記キットが、SNPrs11773821を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜78のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目80)
前記キットが、SNPrs8005905を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜79のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目81)
前記キットが、SNPrs9482888を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む、項目65〜80のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目82)
前記オリゴヌクレオチドが、ゲノム中のSNPの位置に隣接する、項目53〜81のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目83)
前記オリゴヌクレオチドが、ゲノム中のSNPの位置と重複する、項目53〜81のいずれか1項に記載の診断キット。
(項目84)
血友病と診断された個体における第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するためのマイクロアレイであって、前記マイクロアレイは、複数の別個の領域を有する支持体を備え、前記各々の別個の領域は、その上にスポットされる核酸フラグメントを有し、ここで前記支持体上にスポットされる少なくとも1つの核酸フラグメントは、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む、マイクロアレイ。
(項目85)
前記SNPが、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される、項目84に記載のマイクロアレイ。
(項目86)
重症血友病と診断された個体における第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するためのマイクロアレイであって、前記マイクロアレイは、複数の別個の領域を有する支持体を備え、前記各々の別個の領域は、その上にスポットされる核酸フラグメントを有し、ここで前記支持体上にスポットされる少なくとも1つの核酸フラグメントは、表2に列挙されるSNPおよび表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む、マイクロアレイ。
(項目87)
前記SNPが、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される、項目86に記載のマイクロアレイ。
(項目88)
単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である前記配列が、ゲノム中のSNPの位置に対応するヌクレオチドを含む、項目84〜87のいずれか1項に記載のマイクロアレイ。
図面の簡単な説明
表1 実施例1に記載の研究で決定したとおりの、血友病インヒビター遺伝学的研究(Hemophilia Inhibitor Genetics Study)(HIGS)統合コホート(Combined Cohort)におけるインヒビターの状況と関連するSNP。

表2 実施例1に記載の研究で決定したとおりの、重症血友病を有する個体のサブグループにおけるインヒビターの状況と関連するSNP。

表3 実施例2に記載の研究で決定したとおりの、血友病インヒビター遺伝学的研究(HIGS)統合コホートにおけるインヒビターの状況と関連するSNP。

表4 実施例2に記載の研究で決定したとおりの、重症血友病を有する個体のサブグループにおけるインヒビターの状況と関連するSNP。
発明の詳細な説明
I.序
第VIII因子に対する阻害性同種抗体の発達は、FVIIIに対する個体の免疫応答と複雑に関係する。この理由で、インヒビターの発達と関連するリスクファクターとしては、免疫および炎症性応答と関連する遺伝子型または多形性を挙げることができる。FVIIIに対する免疫応答は、外側抗原に対する免疫応答として発達すると考えられ:この抗原は、抗原提示細胞(APC)によって認識されて、より小さいフラグメントへ処理され、次いで、主要組織適合性複合体(MHC)クラスII分子と関連してAPCの表面上に提示され、ここでFVIIIに特異的なCD4+T細胞によって認識され得、この細胞が次に、同時刺激シグナルの存在下で、B細胞がFVIIIに対する抗体を生成するように指示する(Reding,Haemophilia,12(補遺6):30−36(2006)に概説される)。
いくつかの研究によって、MLC/ヒト白血球抗原(HLA)クラスI対立遺伝子A3、B7、およびC7、ならびにMLC/HLAクラスII対立遺伝子DQA0102、DQB0602、DR15と、インヒビターの発達のリスクが高いこととの間には関連が弱いが、HLAクラスI対立遺伝子C2、ならびにHLAクラスII対立遺伝子DQA0103、DQB0603、およびDR13は、インヒビター発達に対する防御的な効果とは関連が弱かったことが見出された(Oldenburgら、Thromb Haemost,77:238−242(1997);Hayら、Thromb Haemost,77:234−237(1997))。しかし、さらに最近のメルメー国際兄弟研究(Malmoe International Brother Study)(MIBS)を含む他の研究では、HLA遺伝子型とインヒビター発達との間にはなんら関係は見いだされなかった(Lippertら、Thromb Haemost,64:564−568(1990);Astermarkら、Blood,108:3739−3745(2006))。他の研究によって、インヒビター発達と、TNFAのプロモーター領域における単一ヌクレオチド多型(SNP)(免疫刺激性かつ炎症促進性のサイトカイン腫瘍壊死因子αをコードする)(Astermarkら、Blood,108:3739−3745(2006));IL10のプロモーター領域におけるCAリピートマイクロサテライトの134bpの長改変体(抗炎症性サイトカインインターロイキン−10をコードする)(Astermarkら、Blood,107:3167−3172(2006));ならびにCTLA4のプロモーター領域におけるSNP(活性化T細胞上で主に提示されるレセプターである、細胞傷害性Tリンパ球関連タンパク質−4をコードする)(Astermarkら、J.Thromb.Haemost.,5:263−265(2007))との間の関連が見出された。しかし、サイトカインをコードしており、かつ他の自己免疫障害を発現するリスクに両方ともが関連していたIL1βおよびIL4においては、インヒビターの発達と多形性との間には関連は見いだされなかった(Astermarkら、Blood,107:3167−3172(2006))。FVIIIに対する免疫応答に影響する他の遺伝子マーカーは特定されないままであることが明らかである。近年、Pavlovaら、(Pavlova Aら、Haemophilia 2010 May;16(102):107−12)は、有意に高頻度のDRB1*16[オッズ比(OR)10.2,95%CI:5.32−19.57,P<0.0001]およびDQB1*0502(OR2.2、95%CI:1.12−4.54,P<0.05)HLAクラスII対立遺伝子は、後天性の血友病A(AH)の患者で観察されたことを確認した。対照的に、DRB1*15およびDQB1*0602対立遺伝子の頻度は、両方のHLA遺伝子座について0.4というORに対応してAHを有する患者で減少されることが見出された。
本発明は、複数の他の免疫応答、免疫調節因子および炎症性応答遺伝子におけるSNPが、血友病患者におけるインヒビター発達と関連するという発見に関する。本発明では、3つの研究集団である、血友病インヒビター遺伝学研究(Hemophilia インヒビター Genetics Study)(HIGS)、メルメー国際兄弟研究(Malmoe International Brother Study)(MIBS)ならびに血友病成長および発達研究(Hemophilia Growth and Development Study)(HGDS)の統合コホートを形成して、関連研究を行って、FVIIIに対する抗体発達が、免疫応答および免疫修飾遺伝子によって媒介されるという仮説を試験した。1,081個の遺伝子(サイトカインおよびそれらのレセプター、ケモカインおよびそれらのレセプター、炎症および免疫応答に関与する経路の遺伝子、ならびにHLA遺伝子を含む)由来の14,626個のSNPのうちの329個のSNPがFVIIIインヒビター状況と関連していることが発見された。本発明の329個のSNPは、本明細書において、例えば、表1,2,3、および4に記載される。本明細書に記載されるSNPは、FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測するために用いられ得る。ある個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクにあるか否かを予測することは、その個体がFVIII療法を受ける前、またはその個体がFVIII療法を受け始めた後のいずれでも、重要である。なぜなら、このような予測によって、この個体に対して提供されたFVIII療法の投薬量および/またはタイミングを調節できるようになるか、またはバイパス療法のような代替療法を提供もしくは調節して、個体がFVIIIに対する抗体を発現することを回避することができるようになるからである。
本発明はまた、インヒビター発達と5つの遺伝子の中の6つのマーカーとの間の強力なSNPの関連の発見に関する。統合コホートにおいて、全群についてFVIIIインヒビター状況との強力なSNPの関連が、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRの遺伝子で観察されることが発見された。強力なSNPの関連は、SNPrs11744216、DOCK2遺伝子のイントロン領域のC>G改変体(0.28というオッズ比または「OR」、および0.00004というp値または「p」)について;SNPrs1863993、DOCK2遺伝子のイントロン領域におけるC>T改変体(OR3.9、p=0.0002)について;SNPrs4147385、MAPK9遺伝子のイントロン領域におけるC>T改変体(OR2.0、p=0.0003)について;SNPrs13206518、F13A1遺伝子のイントロン領域におけるT>C改変体(OR0.32、p=0.00007)について;SNPrs3211834、CD36遺伝子のイントロン領域におけるA>C改変体(OR0.56、p=0.0002)について;およびSNPrs1567748、PTPRR遺伝子のイントロン領域におけるA>C改変体(OR0.51、p=0.0003)について見いだされた。
インヒビターの状況と強力に関連することが発見された6つのSNPは、重要である。なぜなら、それらのSNPは、免疫および/または炎症性の応答および/または調節のプロセスに関係がある遺伝子に位置するからである。ある場合には本発明の遺伝子は、T細胞の発達および/またはT細胞の応答性に関係がある。DOCK2、すなわち、デディケーター・オブ・サイトキネシス2(Dedicator of cytokinesis
2)は、造血細胞で特異的に発現される。DOCK2は、免疫学的シナプス形成を通じてT細胞応答性を調節すること、およびDOCK2は、ナチュラルキラーT細胞(免疫調節および病原体に対する宿主の防御のために重要である)の発達のためにT細胞前駆体に必要であることが示された(Kunisakiら、J.Immunol.,176:4640−4645(2006))。MAPK9はまた、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ9、Junキナーゼ2またはストレス活性化プロテインキナーゼとしても公知であり、T細胞分化に重要な役割を果たすと考えられる。例えば、Mapk9が欠損したマウスは、CD4+T細胞分化の破壊を示し、これはCD4+T細胞のTh2表現型への選択的分極を生じる(Jaeschkeら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA,102:6931−6935(2005);RinconおよびDavis,Immunol.Rev.,228:212−224(2009))。Th1細胞(細胞性免疫応答を誘導する、IL−1およびIFN−γ分泌性細胞)とTh2細胞(Th1の炎症性活性を下方制御するIL−4、IL−5、およびIL−10分泌性細胞)との間のバランスは適切な免疫応答に重要であり、いくつかの自己免疫疾患では、Th1/Th2のバランスの破壊がある。PTPRR、またはタンパク質チロシンホスファターゼレセプター型Rは、MAPキナーゼ活性を調節することが見出されたシグナル伝達分子であり、従って、またMAPK9活性を調節することによってT細胞分化を調節することにも関与し得る。
ある場合には、本明細書に記載される遺伝子は、炎症性応答に関与する。CD36(すなわち分化クラスター36)は、炎症性シグナル伝達を調節することが示されたクラスBスカベンジャーレセプターである。例えば、β−アミロイド(アルツハイマー病に関連するペプチド)は、単核球においてCD36−依存性炎症促進性シグナル伝達カスケードを開始し(Mooreら、J.Biol.Chem.,277:47373−47379(2002))、そしてCD36は、炎症性サイトカインIL−1βのβ−アミロイド−誘発性CD36上方制御を必要とする(El Khouryら、J.Exp.Med.,197:1657−1666(2003))。
ある場合には、本明細書に記載される遺伝子は、血液凝固カスケードに関与する。F13A1は、凝固因子XIII(FXIII)Aサブユニットをコードする。トロンビンによるFXIII活性化の際、活性化されたFXIIIは、フィブリンに作用して、血餅形成の最終段階としてフィブリン分子の間の架橋を形成する。F13A1中のSNPは、他の態様の血液凝固、特に血漿フィブリノーゲン濃度およびフィブリン凝血塊空隙率と関連することが報告された(Mannilaら、Thromb.Haemost.,95:420−427(2006))。
本発明はまた、重症血友病を有する患者でのインヒビター発達と3つの遺伝子内の4つのマーカーとの間の強力なSNP関連の発見に関する。統合コホートでは、重症血友病のサブグループについてのFVIIIインヒビター状況との強力なSNPの関連が、DOCK2、MAPK9、およびCD36遺伝子で観察されることが発見された。このサブグループに関しては、インヒビター発達との強力な関連が、SNPrs4147385、MAPK9遺伝子のイントロン領域におけるC>T改変体(ORは2.3、p=0.00003)について;SNPrs11744216、DOCK2遺伝子のイントロン領域におけるC>G改変体について(ORは0.30、p=0.00008);SNPrs1863993、DOCK2遺伝子のイントロン領域におけるC>T改変体(ORは4.4、p=0.0009)について;SNPrs3211834、CD36遺伝子のイントロン領域におけるA>C改変体(ORは0.59、p=0.0008)について見いだされた。
一態様では、本発明は、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する方法であって、表1に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を特定する工程と、FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程とを包含する方法を提供する。
一実施形態では、SNPは、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRからなる群より選択される遺伝子に位置する。一実施形態では、SNPは、rs11744216、rs13206518、rs3211834、rs1863993、rs4147385、およびrs1567748からなる群より選択される。
一実施形態では、上記方法はさらに、表1に列挙されるSNPSからなる群より選択されるSNPを増幅するオリゴヌクレオチドプライマーを用いて個体のゲノムDNAを増幅する工程と、このSNPに存在するヌクレオチドを特定する工程とを包含する。
一実施形態では、この個体はまだ、FVIII療法を受けていない。一実施形態では、この個体は、FVIII療法を受けた。一実施形態では、この予測によって、個体が受けたFVIII療法の投薬量を調節することが可能になる。一実施形態では、この予測によって、個体が受けるバイパス療法の投薬量を提供または調節することが可能になる。
一実施形態では、この個体は、重症血友病を有する。一実施形態では、この個体は、重症血友病を有し、かつSNPは、DOCK2、MAPK9、およびCD36からなる群より選択される遺伝子に意図する。一実施形態では、この個体は、重症血友病を有し、かつSNPは、rs11744216、rs1863993、rs4147385、およびrs3211834からなる群より選択される。
一実施形態では、この方法はさらに、表1に列挙されるSNPからなる群より選択されるSNPを特異的に検出するアッセイによって個体由来のサンプルを分析する工程と、このSNPに存在するヌクレオチドを特定する工程とを包含する。一実施形態では、特定のアッセイまたは工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、および固相配列決定からなる群より選択される技術を包含する。一実施形態では、このアッセイは、マイクロアレイハイブリダイゼーションを包含する。
別の態様では、本発明は、表1に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)に接触する10〜60ヌクレオチド長のオリゴヌクレオチドを提供する。一実施形態では、このオリゴヌクレオチドは、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRからなる群より選択される遺伝子に位置するSNPに接触する。一実施形態では、このオリゴヌクレオチドは、rs11744216、rs13206518、rs3211834、rs1863993、rs4147385、およびrs1567748からなる群より選択されるSNPに接触する。一実施形態では、このオリゴヌクレオチドを用いて、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現する個体のリスクを予測し、そしてこの個体に与えられるFVIII療法の投薬量を調節する。一実施形態では、このオリゴヌクレオチドを用いて、個体が投与されるバイパス療法の投薬量を提供するかまたは調節する。
別の態様では、本発明は、表1に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するためのオリゴヌクレオチドを含む診断キットを提供する。一実施形態では、このキットは、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRからなる群より選択される遺伝子に位置するSNPを検出するオリゴヌクレオチドを含む。一実施形態では、このキットは、rs11744216、rs13206518、rs3211834、rs1863993、rs4147385、およびrs1567748からなる群より選択されるSNPを検出するオリゴヌクレオチドを含む。一実施形態では、このキットを用いて、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現する個体のリスクを予測して、この個体が投与されるFVIII療法の投薬量を調節する。一実施形態では、このキットを用いて、この個体に与えられるバイパス療法の投薬量を与えるかまたは調節する。
さらに別の態様では、本発明は、複数の別個の領域を有する支持体を備えるマイクロアレイであって、各々の別個の領域は、その上にスポットされた核酸フラグメントを有し、ここでこの核酸フラグメントは、表1に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)に対して相補性である配列を含む、マイクロアレイを提供する。一実施形態では、このマイクロアレイを用いて、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現する個体のリスクを予測して、この個体に与えられるFVIII療法の投薬量を調節する。一実施形態では、このマイクロアレイを用いて、この個体に与えられるバイパス療法の投薬量を提供するか、または調節する。
さらに別の態様では、本発明は、表1に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)を含む単離された核酸を提供する。一実施形態では、SNPは、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRからなる群より選択される遺伝子に位置する。一実施形態では、SNPは、rs11744216、rs13206518、rs3211834、rs1863993、rs4147385、およびrs1567748からなる群より選択される。
本発明は、本明細書に含まれる特定の実施形態および実施例の以下の詳細な説明を参照すれば容易に理解され得る。
II.定義
本明細書において用いる場合、以下の用語は、別段に特定しない限り、それらに帰せられる意味を有する。
本明細書において用いる場合、「第VIII因子」または「FVIII」という用語は、血液凝固因子VIIIの典型的な特徴を有する任意の形態の第VIII因子の分子を指し、血漿由来であるかまたは組み換えDNA技術の使用を通じて生成されるかにかかわらず、全ての改変型の第VIII因子を含む。第VIII因子(FVIII)は、天然、そして治療的な調製物では、単一の遺伝子生成物から生じるポリペプチドの不均一な分布として存在する(例えば、Anderssonら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA,83:2979−2983(1986)を参照のこと)。第VIII因子を含む治療用調製物の市販の例としては、HEMOFIL M、ADVATE、およびRECOMBINATE(Baxter Healthcare Corporation、Deerfield,Ill.,U.S.A.から入手可能)という商品名で販売されているものが挙げられる。
本明細書において用いる場合、「第VIII因子に対する阻害性抗体」という用語は、第VIII因子の凝固促進機能を低減または中和する抗体を指す。第VIII因子に対する阻害性抗体は、血友病でない個体で発達する場合もあり、またはそれらは、軽症、中等度もしくは重症の血友病で発達する場合もある。ある個体は、第VIII因子に対する阻害性抗体を、任意の第VIII因子療法を受ける前に発現する場合もあるし、またはある個体は、第VIII因子に対する阻害性抗体を、第VIII因子療法の開始の後に発現する場合もある。第VIII因子療法を投与されている個体では、第VIII因子に対する阻害性抗体は、治療の経過において早期に、典型的には暴露の約9日〜11日後に出現する場合もあるが、時には、暴露日より9または11日前または後に、暴露の約100日内に、出現する場合もあり、第VIII因子療法の開始後任意の時点で発達する場合もある。
本明細書において用いる場合、「単一ヌクレオチド多型」または「SNP」という用語は、ある集団における2つ以上の遺伝的に決定された代替的な遺伝子型の出現を指す。SNPは、プロモーター領域、非翻訳5’および3’領域、イントロン、ならびにmRNAで見出されるコード領域を含む、ゲノムのコード(すなわち、遺伝子)領域で生じる場合もあるし、あるいは、ゲノムの非コード領域で生じる場合もある。いくつかの実施形態では、本発明の遺伝子配列に関連するSNPは、その遺伝子配列から300,000;200,000;100,000;75,000;50,000;または10,000塩基対内に位置し得る。SNP分析は、FVIIIに対する阻害性抗体を発現するような、疾患または状態を発症するリスクの増大に関連する、表1に特定される配列のようなポリヌクレオチド配列の間の相違を検出するために有用である。これらのポリヌクレオチド配列は、例えば、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRを含む、表1に列挙される遺伝子のいずれかの中に存在しても、または近くに存在してもよい。本発明のSNPは、例えば、FVIIIに対する阻害性抗体を発現するリスクを予測するために有用である。例えば、ある個体が、本発明の遺伝子配列の疾患関連の対立遺伝子に連結された少なくとも1つのSNPを担持する場合、この個体は、FVIIIに対する阻害性抗体を発現するリスクを増大する可能性が高い。
SNPは、単独で用いられてもよいし、または任意の用途のために、例えば、本明細書に開示される、FVIIIに対する阻害性抗体を発現するリスクを予測するために、他のSNPと組み合わせて用いられてもよいことが当業者には理解される。
本明細書において用いる場合、「遺伝子」という用語は、ポリペプチド鎖を生成することに関与するDNAのセグメントを指し;これは、先行する領域および続くコード領域、例えば、それぞれプロモーターおよび3’−非翻訳領域、ならびに介在配列(イントロン)を個々のコードセグメント(エキソン)の間に含む。
本明細書において用いる場合、「オリゴヌクレオチド」という用語は、約5ヌクレオチド長以上、および最大約100ヌクレオチド長程度までの核酸配列であって、プライマー、プローブまたはアンプライマーとして用いられ得る核酸配列を指す。オリゴヌクレオチドは、約10〜約50ヌクレオチド長である場合が多く、約10〜約40ヌクレオチドである場合がさらに多く、約15〜約30ヌクレオチドである場合が極めて多く、そしてオリゴヌクレオチドまたはオリゴマーという用語は、合成および/または天然には存在しない核酸を指す場合もある(すなわち、核酸アナログ、または修飾された骨格残基もしくは連結を含む)。
本明細書において用いる場合、「核酸」という用語は、デオキシリボヌクレオチドまたはリボヌクレオチド、およびそれらのポリマーの、一本鎖型または二本鎖型のいずれか、ならびにそれらの相補体を指す。この用語は、公知のヌクレオチドアナログまたは修飾された骨格残基または連結を含む核酸であって、合成、天然に存在するおよび天然に存在しない核酸、参照核酸と同様の結合特性を有する核酸、参照ヌクレオチドと同様の方式で代謝される核酸を包含する。このようなアナログの例としては、限定するものではないが、ホスホロチオエート、ホスホラミデート、メチルホスホネート、キラル−メチルホスホネート、2−O−メチルリボヌクレオチド、およびペプチド−核酸(PNA)が挙げられる。
PCRのために、約36℃という温度が、低ストリンジェンシー増幅には典型的であるが、アニーリング温度は、プライマー長次第で約32℃〜48℃の間で変化し得る。高ストリンジェンシーのPCR増幅のためには、約62℃の温度が典型的であるが、高ストリンジェンシーのアニーリング温度は、プライマー長および特異性に依存して、約50℃〜約65℃におよび得る。高ストリンジェンシーおよび低ストリンジェンシー増幅のための代表的なサイクル条件は、30秒〜2分にわたる、90℃〜95℃の変性段階、30秒〜2分にわたるアニーリング段階、および約72℃で1〜2分にわたる伸長段階を含む。低ストリンジェンシーおよび高ストリンジェンシーの増幅反応のためのプロトコールおよびガイドラインは、例えば、Innisら、(1990)PCR Protocols,A
Guide to Methods and Applications,Academic Press,Inc.N.Y.)に示され、同様のストリンジェンシーの条件を得るには、同様の条件が利用され得る。
本明細書において用いる場合、「サンプル」という用語は、DNAのような核酸の抽出物、生検および解剖検体のような組織の切片、ならびに組織学的目的で採取された凍結切片を包含する。このようなサンプルとしては、血液および血液の画分または生成物(例えば、血清、バフィーコート、血漿、血小板、赤血球、など)、喀痰、口腔細胞組織、培養細胞(例えば、初代培養物、移植片、および形質転換細胞)、便、尿、他の体液(例えば、前立腺液、胃液、腸液、腎液、肺液、脳脊髄液など)などが挙げられる。サンプルは典型的には、「被験体」例えば、真核生物、最も好ましくは、霊長類のような哺乳動物、例えば、チンパンジーまたはヒト;ウシ;イヌ;ネコ;げっ歯類、例えば、モルモット、ラット、マウス;ウサギ;または鳥類;爬虫類;または魚類から得られる。
本明細書において用いる場合、「血友病(hemophiliaまたはhaemophilia)」という用語は、血液凝血または凝固の減少によって広く特徴づけられる一群の疾患状態を指す。血友病とは、A型、B型もしくはC形の血友病を指してもよいし、または3つの疾患型全ての複合を指してもよい。A型血友病(血友病A)は、第VIII因子(FVIII)活性の低減または喪失によって生じ、最も顕著な血友病のサブタイプである。B型血友病(血友病B)は、第IX因子(FIX)の凝血機能の消失または低減から生じる。C形血友病(血友病C)は、第XI因子(FXI)凝血活性の損失または低減の結果である。血友病Aおよび血友病Bは、X連鎖疾患であるが、血友病Cは、常染色体性である。血友病の一般的な処理としては、FVIII、FIX、例としては、Bebulin(登録商標)−VH、およびFXI、ならびにFEIBA−VH、デスモプレシンおよび血漿注入のような凝固因子の予防的および要時使用の投与の両方が挙げられる。
本明細書において用いる場合、「FVIII療法」という用語は、患者に対して第VIII因子を提供して、血友病に関連する1つ以上の症状(すなわち、臨床的要因)の再発を救済、低減または予防するという任意の治療アプローチを包含する。この用語は、血友病を有する個体の健康を維持または改善するために有用であり、本明細書に記載される任意の治療剤を含む、第VIII因子の任意の改変型を含めて第VIII因子を含む任意の化合物を投与すること、薬物、手順または投与計画を包含する。当業者は、例えば、本発明によって得られる結果に基づいて、FVIII療法の経過、またはFVIII療法の用量のいずれかが変化されてもよいことを理解する。
本明細書において用いる場合、「バイパス療法」という用語は、血友病に関連する1つ以上の症状(すなわち、臨床要因)の再発を救済、軽減または予防するために、患者に対して、非第VIII因子止血剤、化合物または凝固因子を提供するという任意の治療アプローチを包含する。提供され得る非FVIII化合物および凝固因子としては、限定するものではないが、第VIII因子インヒビターバイパス活性(Factor VIII Inhibitor Bypass Activity)(FEIBA)、組み換え活性化第VII因子(FVIIa)、プロトロンビン複合体濃縮物、および活性化プロトロンビン複合体濃縮物が挙げられる。これらの非FVIII化合物および凝固因子は、組み換え由来であってもまたは血漿由来であってもよい。当業者は、バイパス療法の経過またはバイパス療法の用量のいずれかが、例えば、本発明によって得られる結果に基づいて変化されてもよいことが理解される。
本明細書において用いる場合、「FVIIIおよびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法(combination therapy comprising administration of FVIII and a FVIII bypass agent)」とは、血友病に関連する1つ以上の症状(すなわち、臨床要因)の再発を救済、軽減または予防するために患者に対して第VIII因子および非第VIII因子止血剤の両方を提供するという任意の治療アプローチを包含する。この用語は、血友病を有する個体の健康を維持または改善するために有用であり、本明細書に記載される任意の治療剤を含む、第VIII因子の任意の改変型を含めて第VIII因子を含む任意の化合物を投与すること、薬物、手順または投与計画を包含する。提供され得る非FVIII化合物および凝固因子としては、限定するものではないが、第VIII因子インヒビターバイパス活性(Factor VIII Inhibitor Bypass Activity)(FEIBA)、組み換え活性化第VII因子(FVIIa)、プロトロンビン複合体濃縮物、および活性化プロトロンビン複合体濃縮物が挙げられる。この第VIII化合物および非VIII化合物ならびに凝固因子は、組み換え由来であってもまたは血漿由来であってもよい。
一実施形態では、併用療法とは、単一の治療用量での第VIII因子および非FVIII止血剤の投与を指す場合がある。別の実施形態では、併用療法とは、別々の治療用量での第VIII因子および非FVIII止血剤の投与を指す場合がある。例えば、第VIII因子および非FVIII止血剤は、単回投与スケジュールによって投与される別々の用量で投与されても、あるいは、別々の投薬スケジュールによって投与される別々の用量で投与されてもよい。一実施形態では、第VIII因子および非FVIII止血剤のための投薬スケジュールは、同時であってもまたは交互(すなわち、重複)であってもよい。別の実施形態では、投薬スケジュールは、非重複性であってもよい(すなわち、ここではある投与計画が、別の治療による第二の投薬計画の開始の前に完了される)。当業者は、FVIII療法および/または非FVIII止血剤(すなわち、FVIIIバイパス剤)の経過および/または用量のいずれかが、例えば、本発明によって得られる結果に基づいて、変化され得ることを理解する。一実施形態では、血友病と診断された患者由来のサンプルにおける表1〜4に見いだされる1つ以上のSNPに対応するSNPの特定によって、第VIII因子インヒビターを発現する個体のリスクに基づいて、当業者は個体に対して併用療法を仕立てる(すなわち、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の一方または両方の投与計画および/または用量を増大または減少する)ことが可能になる。
「治療上有効な量または用量」または「治療上十分な量または用量」または「有効なまたは十分な量または用量」という用語は、投与されて治療効果を生じる用量を指す。例えば、血友病を処置するために有用な薬物の治療上有効な量とは、血友病に関連する1つ以上の症状を予防または救済し得る量であり得る。正確な用量は、処置の目的に依存し、公知の技術を用いて当業者によって獲得される(例えば、Lieberman,Pharmaceutical Dosage Forms(第1−3巻,1992);Lloyd,The Art,Science and Technology of Pharmaceutical Compounding(1999);Pickar,Dosage Calculations(1999);およびRemington:The Science and Practice of Pharmacy,第20版,2003,Gennaro,編,Lippincott,Williams & Wilkinsを参照のこと)。
本明細書において用いる場合、第VIII因子に対する抗体を発現する「リスクの増大」とは、個体が第VIII因子に対する抗体を、例えば、第VIII因子の投与を含む処置に応答して、発現する可能性の増大または確率の増大を指す。一実施形態では、増大したリスクとは、所定の血友病A集団において第VIII因子インヒビターを発現する平均リスク(例えば、SNP遺伝子型決定が行われていない個体に帰せられる平均リスク)との比較である。特定の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも5%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも10%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも25%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも50%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも75%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも100%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも150%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも200%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも250%のリスクの増大に相当する。別の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも300%のリスクの増大に相当する。さらに他の実施形態では、リスクの増大とは、少なくとも5%のリスクの増大、または少なくとも10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、310%、320%、330%、340%、350%、360%、370%、380%、390%、400%、410%、420%、430%、440%、450%、460%、470%、480%、490%、500%、525%、550%、575%、600%、625%、650%、675%、700%、750%、800%、850%、900%、950%、1000%もしくはそれ以上大きいリスクの増大に相当する。
本明細書において用いる場合、第VIII因子に対する抗体を発現する「リスクの減少」とは、例えば、第VIII因子の投与を含む処置に応答して、個体が第FVIII因子に対する抗体を発現する可能性の減少または確率の減少を指す。一実施形態では、リスクの減少とは、所定の血友病Aの集団において第VIII因子インヒビターを発現する平均リスク(例えば、SNP遺伝子型決定が行われていない個体に帰せられる平均リスク)との比較である。特定の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも5%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも10%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも25%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも50%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも75%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも100%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも150%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも200%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも250%のリスクの減少に相当する。別の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも300%のリスクの減少に相当する。さらに他の実施形態では、リスクの減少とは、少なくとも5%のリスクの減少、または少なくとも10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、210%、220%、230%、240%、250%、260%、270%、280%、290%、300%、310%、320%、330%、340%、350%、360%、370%、380%、390%、400%、410%、420%、430%、440%、450%、460%、470%、480%、490%、500%、525%、550%、575%、600%、625%、650%、675%、700%、750%、800%、850%、900%、950%、1000%もしくはそれ以上大きいリスクの減少に相当する。
III.予測の方法およびアッセイ
特定の態様では、本発明は、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する方法を提供する。リスク予測は、表1に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を特定することと、およびそのSNPに存在するヌクレオチドに基づいて、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現する可能性がより高いかそうでないかを決定することとを包含する。SNP分析は、本発明のポリヌクレオチド(例えば、遺伝子)の対立遺伝子の間の相違を決定するために有用である。例えば、本発明の遺伝子配列の疾患または状態関連の対立遺伝子に関連する少なくとも1つのSNPをある個体が担持する場合、この個体は、FVIIIに対する抗体を発現するリスクが増大する可能性が高い。いくつかの実施形態では、本発明の遺伝子配列に関連するSNPは、その遺伝子配列から300,000;200,000;100,000;75,000;50,000;または10,000塩基対内に位置する。
FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測することは、この個体がなんらFVIII療法を受けなかった場合に行われ得る。あるいは、リスクの予測は、その個体がFVIII療法を受け始めたすぐ後に行われてもよい。あるいは、リスクの予測は、個体におけるFVIII抗体発達の症状が疑われる任意の時点で行ってもよい。当業者は、個体におけるFVIII抗体発達の症状を特定できる。
いくつかの実施形態では、本発明は、FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する方法であって、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRからなる群より選択される遺伝子に位置するSNPを特定することを包含する方法を提供する。一実施形態では、この方法は、SNPrs11744216を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するC>G多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この方法は、SNPrs13206518を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するT>C多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この方法は、SNPrs3211834を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するA>C多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この方法は、SNPrs1863993を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するC>T多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この方法は、SNPrs4147385を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するC>T多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この方法は、SNPrs1567748を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するA>C多形性を有するか否かを決定することとを包含する。
本発明の予測方法はまた、個体に与えられる治療の投薬量を提供または調節する方法を決定するために用いられ得る。いくつかの実施形態では、表1に列挙されるSNPから選択されるSNPについて改変体または状態関連の遺伝子型の特定によって、個体に与えられるFVIII療法の投薬量を調節することが可能になる。いくつかの実施形態では、表1に列挙されるSNPから選択されるSNPについて改変体または状態関連の遺伝子型の特定によって、個体に与えられるバイパス療法の投薬量を提供または調節することが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態では、リスクの予測が望ましい個体とは、重症血友病を有する個体であり得る。リスク予測が望ましい個体が重症血友病を有するいくつかの実施形態では、特定されるべきSNPは、DOCK2、MAPK9、およびCD36(表2)からなる群より選択される遺伝子に位置してもよい。一実施形態では、この個体は、重症血友病を有し、かつこの方法は、SNPrs11744216を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するC>G多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この個体は、重症血友病を有し、この方法は、SNPrs1863993を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するC>T多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この個体は、重症血友病を有し、この方法は、SNPrs4147385を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するC>T多形性を有するか否かを決定することとを包含する。一実施形態では、この個体は重症血友病を有し、この方法は、SNPrs3211834を特定することと、この個体が、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大に関連するA>C多形性を有するか否かを決定することとを包含する。
個体における目的のSNPの遺伝子型は、個体から核酸、例えば、DNAを含有する血液、唾液、尿または他の組織サンプルを採取すること、およびこのサンプルを目的のSNPの存在を特異的に検出するアッセイで分析することによって測定され得る。あるいは、個体における目的のSNPの遺伝子型は、個体から血液、唾液、尿または他の組織サンプルを採取すること、およびこのサンプルのゲノムDNAを、目的のSNPを増幅するオリゴヌクレオチドプライマーを用いて増幅することによって測定され得る。
A.血友病患者におけるリスク予測のための方法
一態様では、本発明は、血友病Aと診断された個体における第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを、本明細書に特定される1つ以上のSNPの存在を検出することによって予測するための方法を提供する。一実施形態では、この方法は、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を個体由来の生物学的サンプル中で検出する工程と;FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程とを包含する。
一般には、各々のSNPに関連して予測されたリスクは、特定のSNPについて算出されるオッズ比(OR)に関する。従って、1未満のORを有するSNPの検出は一般には、第VIII因子に対する抗体を発現する個体の確率の低下(すなわち、リスクの低下)と一般に関連する。同様に、1より大きいORを有するSNPの検出は一般に、第VIII因子に対する抗体を発現する個体の確率の増大(すなわち、リスクの減少)に関連する。従って、処置は次に、第VIII因子に対する抗体を発現する個体の相対的リスクに適切に基づいて血友病Aと診断された個体に対して割り当てられるか、および/または与えられてもよい。
1.血友病Aと診断された個体
一実施形態では、本発明は、血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、その個体由来の生物学的サンプルにおいて検出する工程と;FVIIIに対する抗体を発現するその個体のリスクを予測する工程とを包含する方法を提供する。
この方法の一実施形態では、この個体は、軽症血友病と診断された。別の実施形態では、この個体は、中等度血友病と診断された。さらに別の実施形態では、この個体は、重症血友病と診断された。
この方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する。別の実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、固相配列決定、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される技術を含む。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて、個体に対して処置を割り当てるかおよび/または与えることを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子の投与を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
さらに別の特定の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に割り当てる。1つの特定の実施形態では、併用療法を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に割り当てる。別の特定の実施形態では、併用療法を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てる。
一実施形態では、第VIII因子の投与を含む処置を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に提供する。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に提供する。
さらに別の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法を、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて提供する。1つの特定の実施形態では、併用療法を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供する。別の特定の実施形態では、併用療法を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供する。
一実施形態では、この方法はさらに、この個体に対する第VIII因子の投与を含む処置の投薬量を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて調節することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は、増大される。別の特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は減少される。
別の実施形態では、この方法はさらに、併用療法における第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて、調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて、併用療法で投与される非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法で投与される第VIII因子および非FVIII止血剤の両方の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。この方式では、併用療法は、FVIIIに対する抗体を発現する特異的なリスクが予測される個体に対して最適化され得る。併用療法における第VIII因子および非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度の最適化は、FVIII投与の頻度の増大と、FVIII投与の頻度の減少と、FVIIIの投薬量の増大と、FVIIIの投薬量の減少と、非FVIII止血剤投与の頻度の増大と、非FVIII止血剤投与の頻度の減少と、非FVIII止血剤の投薬量の増大と、非FVIII止血剤の投薬量の減少との任意の組み合わせによって達成され得る。
特定の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるFVIIIの頻度および/または投薬量の増大、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量の減少を包含する。
別の特定の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与されるFVIIIの頻度および/または投薬量の減少、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量の増大を包含する。
好ましい実施形態では、この方法は、表3に列挙されるSNPから選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。特定の実施形態では、この方法は、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。
a)第VIII因子療法以前
一実施形態では、本発明は、以前に第VIII因子療法を受けていない(すなわち、第VIII因子の投与の投与を含む処置を受けていない)血友病Aと診断された個体または個体の群に対して特に関連する。
一実施形態では、FVIIIの投与を含む処置を以前に受けていない、血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、その個体由来の生物学的サンプル中で検出することと;FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測することとを包含する方法が提供される。
この方法の一実施形態では、この個体は、軽症血友病と診断された。別の実施形態では、この個体は、中等度血友病と診断された。さらに別の実施形態では、この個体は、重症血友病と診断された。
この方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する。別の実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、固相配列決定、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される技術を含む。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対して処置を割り当てるかおよび/または投与することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して割り当てられる。
さらに別の特定の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて、個体に対して割り当てられる。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して割り当てられる。
一実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
さらに別の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて提供される。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対する第VIII因子の投与を含む処置の投薬量を調節することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は増大される。別の特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は減少される。
別の実施形態では、この方法はさらに、併用療法における第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、併用療法において投与される第VIII因子および非FVIII止血剤の両方の投薬量および/または頻度を、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて調節することを包含する。この方式では、併用療法は、FVIIIに対する抗体を発現する特異的なリスクが予測される個体について最適化され得る。併用療法における第VIII因子および非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度の最適化は、FVIII投与の頻度を増大すること、FVIII投与の頻度を減少すること、FVIIIの投薬量を増大すること、FVIIIの投薬量を減少すること、非FVIII止血剤投与の頻度を増大すること、非FVIII止血剤投与の頻度を減少すること、非FVIII止血剤の投薬量を増大すること、および非FVIII止血剤の投薬量を減少することの任意の組み合わせによって達成され得る。
ある特定の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を増大すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を減少することを包含する。
別の特異的な実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を減少すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を増大することを包含する。
好ましい実施形態では、この方法は、表3に列挙されるSNPから選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。特定の実施形態では、この方法は、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。
b)最初の第VIII因子治療後
一実施形態では、本発明は、以前に第VIII因子療法を投与された(すなわち、第VIII因子の投与を包含する処置を与えられた)血友病Aと診断された個体または個体の群に対して特に関連する。
一実施形態では、FVIIIの投与を含む処置を以前に与えられた、血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、この個体由来の生物学的サンプルにおいて検出すること;およびFVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測することを包含する方法が提供される。
この方法の一実施形態では、この個体は軽症血友病と診断された。別の実施形態では、この個体は、中等度血友病と診断された。さらに別の実施形態では、この個体は重症血友病と診断された。
この方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する。別の実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、固相配列決定、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される技術を包含する。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対して処置を割り当てるかおよび/または投与することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して割り当てられる。
さらに別の特定の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて割り当てられる。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して割り当てられる。
一実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
さらに別の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて提供される。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて、個体に対する第VIII因子の投与を含む処置の投薬量を調節することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は増大される。別の特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は減少される。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法における第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて、併用療法において投与される第VIII因子および非FVIII止血剤の両方の投薬量および/または頻度を調節する工程を包含する。この方式では、併用療法は、FVIIIに対する抗体を発現する特異的なリスクが予測される個体のために最適化してもよい。併用療法における第VIII因子および非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度の最適化は、FVIII投与の頻度を増大すること、FVIII投与の頻度を減少すること、FVIIIの投薬量を増大すること、FVIIIの投薬量を減少すること、非FVIII止血剤投与の頻度を増大すること、非FVIII止血剤投与の頻度を減少すること、非FVIII止血剤の投薬量を増大すること、および非FVIII止血剤の投薬量を減少することの任意の組み合わせによって達成され得る。
ある特定の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を増大すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を減少することを包含する。
別の特異的な実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を減少すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を増大することを包含する。
好ましい実施形態では、この方法は、表3に列挙されるSNPから選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。特定の実施形態では、この方法は、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。
2.重症血友病Aと診断された個体
一実施形態では、本発明は、重症血友病Aと診断された個体において、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、表2に列挙されるSNPおよび表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、この個体由来の生物学的サンプルにおいて検出する工程と;FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程とを包含する方法を提供する。
この方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する。別の実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、固相配列決定、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造(conformational)法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される技術を含む。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対して処置を割り当てこと、および/または投与することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に割り当てられる。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
さらに別の特定の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて割り当てられる。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
一実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
さらに別の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて提供される。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対して第VIII因子の投与を含む処置の投薬量を調節することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は増大される。別の特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は減少される。
別の実施形態では、この方法はさらに、併用療法における第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、併用療法において投与される第VIII因子および非FVIII止血剤の両方の投薬量および/または頻度を、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて調節することを包含する。この方式では、併用療法が、FVIIIに対する抗体を発現する特異的なリスクが予測される個体のために最適化され得る。併用療法における第VIII因子および非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度の最適化は、FVIII投与の頻度を増大すること、FVIII投与の頻度を減少すること、FVIIIの投薬量を増大すること、FVIIIの投薬量を減少すること、非FVIII止血剤投与の頻度を増大すること、非FVIII止血剤投与の頻度を減少すること、非FVIII止血剤の投薬量を増大すること、および非FVIII止血剤の投薬量を減少することの任意の組み合わせによって達成され得る。
ある特定の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を増大すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を減少することを包含する。
別の特異的な実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を減少すること、および非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を増大することを包含する。
好ましい実施形態では、この方法は、表4に列挙されるSNPから選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。特定の実施形態では、この方法は、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs2071336である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs414634である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11773821である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs8005905である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs9482888である。
a)第VIII因子療法以前
一実施形態では、本発明は、以前に第VIII因子療法を受けていない(すなわち、第VIII因子の投与を包含する処置を受けていない)重症血友病と診断された個体または個体の群に対して特に関連する。
一実施形態では、FVIIIの投与を含む処置を以前に与えられていない、重症血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、表2に列挙されるSNPおよび表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、この個体由来の生物学的サンプルにおいて検出すること;およびFVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測することを包含する方法が提供される。
この方法の一実施形態では、この個体は、軽症血友病と診断された。別の実施形態では、この個体は、中等度血友病と診断された。さらに別の実施形態では、この個体は、重症血友病と診断された。
この方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する。別の実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、固相配列決定、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される技術を包含する。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対して処置を割り当てることおよび/または与えることを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
さらに別の特定の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて割り当てられる。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
一実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
さらに別の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて提供される。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対する第VIII因子の投与を含む処置の投薬量を調節することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は増大される。別の特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は減少される。
別の実施形態では、この方法はさらに、併用療法における第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて、併用療法において投与される第VIII因子および非FVIII止血剤の両方の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。この方式では、併用療法は、FVIIIに対する抗体を発現する特異的なリスクが予測される個体のために最適化され得る。併用療法における第VIII因子および非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度の最適化は、FVIII投与の頻度を増大すること、FVIII投与の頻度を減少すること、FVIIIの投薬量を増大すること、FVIIIの投薬量を減少すること、非FVIII止血剤投与の頻度を増大すること、非FVIII止血剤投与の頻度を減少すること、非FVIII止血剤の投薬量を増大すること、および非FVIII止血剤の投薬量を減少することの任意の組み合わせによって達成され得る。
ある特定の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるFVIIIの頻度および/または投薬量を増大すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を減少することを包含する。
別の特異的な実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を減少すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を増大することを包含する。
好ましい実施形態では、この方法は、表4に列挙されるSNPから選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。特定の実施形態では、この方法は、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs2071336である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs414634である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11773821である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs8005905である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs9482888である。
b)最初の第VIII因子療法後
一実施形態では、本発明は、以前に第VIII因子療法を投与された(すなわち、第VIII因子の投与を包含する処置を与えられた)重症血友病Aと診断された個体または個体の群に特に関連する。
一実施形態では、FVIIIの投与を含む処置を以前に与えられた、重症血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、表2に列挙されるSNPおよび表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、この個体由来の生物学的サンプルにおいて検出すること;ならびにFVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測することを包含する、方法が提供される。
この方法の一実施形態では、この個体は、軽症血友病と診断された。別の実施形態では、この個体は中等度血友病と診断された。さらに別の実施形態では、この個体は、重症血友病と診断された。
この方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する。別の実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、固相配列決定、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される技術を包含する。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対して処置を割り当てるかおよび/または与えることを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に割り当てられる。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
さらに別の特定の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて割り当てられる。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して割り当てられる。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
一実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
さらに別の実施形態では、第VIII因子およびFVIIIバイパス剤の投与を含む併用療法が、ある個体に対して、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて提供される。1つの特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して提供される。別の特定の実施形態では、併用療法が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して提供される。
一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対する第VIII因子の投与を含む処置の投薬量を調節することを包含する。特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は増大される。別の特定の実施形態では、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与されるべき第VIII因子の投薬量は減少される。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法における第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対する併用療法において投与される第VIII因子の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。一実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予測される個体に対する併用療法において投与される非FVIII止血剤の投薬量または頻度を減少することを包含する。
別の実施形態では、この方法はさらに、併用療法において投与される第VIII因子および非FVIII止血剤の両方の投薬量および/または頻度を、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの予測に基づいて調節することを包含する。この方式では、併用療法は、FVIIIに対する抗体を発現する特異的なリスクが予測される個体のために最適化され得る。併用療法における第VIII因子および非FVIII止血剤の投薬量および/または頻度の最適化は、FVIII投与の頻度を増大すること、FVIII投与の頻度を減少すること、FVIIIの投薬量を増大すること、FVIIIの投薬量を減少すること、非FVIII止血剤投与の頻度を増大すること、非FVIII止血剤投与の頻度を減少すること、非FVIII止血剤の投薬量を増大すること、および非FVIII止血剤の投薬量を減少することの任意の組み合わせによって達成され得る。
ある特定の実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を増大すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を減少することを包含する。
別の特異的な実施形態では、この方法は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される、FVIIIの頻度および/または投薬量を減少すること、ならびに非FVIII止血剤の頻度および/または投薬量を増大することを包含する。
好ましい実施形態では、この方法は、表4に列挙されるSNPから選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。特定の実施形態では、この方法は、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される少なくとも1つのSNPの検出を包含する。一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs2071336である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs414634である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11773821である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs8005905である。別の実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs9482888である。
B.予測マーカー
他の態様のうちでも、本発明は、血友病Aと診断された個体において、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するために、SNPからなる新規なマーカーを提供する。表1〜4に提供される任意の個体のSNPは、血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクについて、本明細書で提供される方法において表1〜4に提供される任意の他の個体のSNPと組み合わせて用いられてもよい。
というわけで、本発明は、表1〜4に列挙される任意の単一のSNPのゲノム位置に相当するヌクレオチドの同一性を、血友病Aと診断された個体由来の生物学的サンプル中で検出するための方法を考慮する。別の実施形態では、この方法は、表1〜4に列挙される少なくとも2つのSNPのゲノム位置に相当するヌクレオチドの同一性を、血友病Aと診断された個体由来の生物学的サンプル中で検出することを包含する。さらに他の実施形態では、表1〜4に列挙されるSNPのうち少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、201、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220以上、または全てのゲノム位置に相当するヌクレオチドの同一性を検出するための方法が提供される。
関連の実施形態では、本発明は、表1〜4に列挙される任意のSNPの存在を、血友病Aと診断された個体由来の生物学的サンプル中で検出するための方法を考慮する。別の実施形態では、この方法は、表1〜4に列挙される少なくとも2つのSNPの存在を、血友病Aと診断された個体由来の生物学的サンプル中で検出することを包含する。さらに他の実施形態では、表1〜4に列挙されるSNPのうち少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、201、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220以上、または全ての存在を検出するための方法が提供される。一般には、血友病Aと診断された個体由来の生物学的サンプルにおいて少なくとも1つのSNPの存在を検出することは、表1〜4に列挙される複数のSNPのゲノム位置に相当するヌクレオチドの同一性を検出することを包含し得る。
特定の実施形態では、これらのSNPは、血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測することを補助するために有用であると当該分野で公知の他のマーカーと組み合わせて用いられてもよい。他のマーカーの非限定的な例としては、第VIII因子遺伝子および遺伝子生成物の種々のエピトープおよび対立遺伝子のバリエーションが挙げられる(Millar DSら、Hum Genet.1990 Dec;86(2):219−27;Kazazian HH Jrら、Nature 1988 Mar 10;332(6160):164−6;およびOstertag EMら、Annu Rev Genet.2001;35:501−38(その開示は全ての目的のためにその全体が参照によって本明細書に援用される)を参照のこと)。
表1〜4に列挙されるSNPに関するゲノム情報は、National Center
for Biotechnology Information(NCBI)のウェブサイトを介してアクセス可能なENTREZ SNPデータベースから入手できる。例えば、上述のサーバーで見出され得るとおり、SNPrs12368829は、Celeraの全ゲノム配列のビルド(build)37.1によればヒト染色体12の94,473,201の位置のA/G単一ヌクレオチド多型(SNP)に相当する。SNPに隣接する配列は、以下の配列を含み、ここではSNP位置は、カッコ内で下線を付している:
TTGCCACTACTTGTCTCCAAAGAAAC[A/G]TAAGAATGCTTTATCATACAACAGT(配列番号1)。NCBIサーバーに提供される配列情報に基づいて、当業者は、表1〜4に列挙されるSNPのいずれか1つに対応する位置のヌクレオチドの同一性を、血友病Aと診断された個体由来の生物学的サンプルにおいて容易に決定できる。従って、出願人らはここで、表1〜4に列挙されるSNPの各々についてNCBIデータベースに提供される情報を、本出願中に、全ての目的のためにその全体を援用する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1003854からなる、血友病Aと診断された個体においてFVIIIに対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1003854の存在を検出する工程;およびFVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体においてFVIIIに対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1003854の存在は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対して第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべきFVIIIの投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべきFVIIIの投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10054825からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10054825の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10054825の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10072056からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10072056の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10072056の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1007212からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1007212の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1007212の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10074391からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10074391の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10074391の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1007822からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1007822の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1007822の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10104302からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10104302の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10104302の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10165797からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10165797の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10165797の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10261447からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10261447の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10261447の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10406354からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10406354の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10406354の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1041067からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1041067の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1041067の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1044141からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1044141の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1044141の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1046780からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1046780の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1046780の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10497208からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10497208の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10497208の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1050382からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1050382の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1050382の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10514071からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10514071の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10514071の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1058240からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1058240の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1058240の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1062069からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1062069の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1062069の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1075846からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1075846の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1075846の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10772120からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10772120の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10772120の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10789841からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10789841の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10789841の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10797666からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10797666の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10797666の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10807350からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10807350の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10807350の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10836342からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10836342の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10836342の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10854166からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10854166の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10854166の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10972149からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10972149の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10972149の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs10977434からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs10977434の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs10977434の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11015985からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11015985の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11015985の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11032349からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11032349の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11032349の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1105238からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1105238の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1105238の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11168267からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11168267の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11168267の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11214108からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11214108の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11214108の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11237451からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11237451の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11237451の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11265416からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11265416の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11265416の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1131510からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1131510の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1131510の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11574113からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11574113の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11574113の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11740298からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11740298の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11740298の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11744216からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11744216の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11744216の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11773821からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11773821の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11773821の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11780679からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11780679の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11780679の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11833550からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11833550の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11833550の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11852361からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11852361の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11852361の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs11952962からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs11952962の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs11952962の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12001295からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12001295の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12001295の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12034383からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12034383の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12034383の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12039194からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12039194の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12039194の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12051769からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12051769の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12051769の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1206486からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1206486の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1206486の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12185980からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12185980の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12185980の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12310405からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12310405の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12310405の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12325842からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12325842の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12325842の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12368829からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12368829の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12368829の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12451415からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12451415の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12451415の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12506181からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12506181の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12506181の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12546235からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12546235の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12546235の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12546235からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12546235の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12546235の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12625871からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12625871の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12625871の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1264456からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1264456の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1264456の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12667537からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12667537の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12667537の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1267843からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1267843の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1267843の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12692566からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12692566の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12692566の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12810163からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12810163の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12810163の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12814009からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12814009の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12814009の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12831813からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12831813の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12831813の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12881815からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12881815の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12881815の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12959952からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12959952の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12959952の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs12969613からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs12969613の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs12969613の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs13042473からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs13042473の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs13042473の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs13096099からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs13096099の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs13096099の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs13172280からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs13172280の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs13172280の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs13173943からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs13173943の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs13173943の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs13206518からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs13206518の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs13206518の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1378796からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1378796の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1378796の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1411479からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1411479の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1411479の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1436522からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1436522の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1436522の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1457238からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1457238の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1457238の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1465073からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1465073の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1465073の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1519602からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1519602の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1519602の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1523474からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1523474の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1523474の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1552323からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1552323の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1552323の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1567748からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1567748の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1567748の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1573706からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1573706の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1573706の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs161021からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs161021の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs161021の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs161042からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs161042の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs161042の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1638006からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1638006の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1638006の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs169142からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs169142の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs169142の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17110948からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17110948の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17110948の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17113227からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17113227の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17113227の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17141840からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17141840の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17141840の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17201075からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17201075の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17201075の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17228097からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17228097の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17228097の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1724120からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1724120の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1724120の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17283264からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17283264の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17283264の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17317153からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17317153の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17317153の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17419586からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17419586の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17419586の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17535213からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17535213の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17535213の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17652304からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17652304の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17652304の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17671456からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17671456の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17671456の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17725712からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17725712の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17725712の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17748322からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17748322の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17748322の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17763453からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17763453の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17763453の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17811425からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17811425の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17811425の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17815972からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17815972の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17815972の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1781795からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1781795の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1781795の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17834679からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17834679の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17834679の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs17875513からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs17875513の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs17875513の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1797646からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1797646の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1797646の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1797647からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1797647の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1797647の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1838065からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1838065の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1838065の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1863993からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1863993の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1863993の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1865462からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1865462の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1865462の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1877563からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1877563の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1877563の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1882019からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1882019の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1882019の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1884564からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1884564の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1884564の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1885831からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1885831の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1885831の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1892803からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1892803の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1892803の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1918309からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1918309の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1918309の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1983165からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1983165の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1983165の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs1984399からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs1984399の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs1984399の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2010452からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2010452の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2010452の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2020902からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2020902の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2020902の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2069933からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2069933の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2069933の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2070123からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2070123の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2070123の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2070783からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2070783の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2070783の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2071081からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2071081の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2071081の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2071336からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2071336の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2071336の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2076620からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2076620の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2076620の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2076846からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2076846の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2076846の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs208250からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs208250の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs208250の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs210431からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs210431の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs210431の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2157605からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2157605の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2157605の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2163057からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2163057の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2163057の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2179694からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2179694の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2179694の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2227562からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2227562の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2227562の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2227827からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2227827の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2227827の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2231375からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2231375の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2231375の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2238337からなる、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2238337の存在を検出する工程;および第VIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第VIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2238337の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第VIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2242660からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2242660の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2242660の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2255364からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2255364の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2255364の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2267908からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2267908の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2267908の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2268890からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2268890の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2268890の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2275603からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2275603の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2275603の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2278324からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2278324の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2278324の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2279590からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2279590の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2279590の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2283539からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2283539の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2283539の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2286414からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2286414の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2286414の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2287768からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2287768の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2287768の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2288522からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2288522の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2288522の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2295616からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2295616の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2295616の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2296449からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2296449の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2296449の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2298877からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2298877の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2298877の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2302267からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2302267の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2302267の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2302759からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2302759の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2302759の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2302821からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2302821の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2302821の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2305340からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2305340の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2305340の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2335478からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2335478の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2335478の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs241430からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs241430の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs241430の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs244076からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs244076の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs244076の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs244090からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs244090の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs244090の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs244091からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs244091の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs244091の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs244656からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs244656の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs244656の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs246390からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs246390の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs246390の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs246392からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs246392の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs246392の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs246394からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs246394の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs246394の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs246395からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs246395の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs246395の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2569190からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2569190の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2569190の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2575674からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2575674の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2575674の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2584019からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2584019の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2584019の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2595204からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2595204の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2595204の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2596606からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2596606の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2596606の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2838733からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2838733の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2838733の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2844463からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2844463の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2844463の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2853884からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2853884の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2853884の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2869460からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2869460の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2869460の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2869461からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2869461の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2869461の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs2879097からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs2879097の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs2879097の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3024486からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3024486の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3024486の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3024498からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3024498の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3024498の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs304839からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs304839の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs304839の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs310247からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs310247の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs310247の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs31519からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs31519の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs31519の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3181096からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3181096の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3181096の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3211821からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3211821の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3211821の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3211834からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3211834の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3211834の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3733236からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3733236の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3733236の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3733678からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3733678の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3733678の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3736101からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3736101の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3736101の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3736395からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3736395の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3736395の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3788151からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3788151の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3788151の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3795326からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3795326の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3795326の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3797390からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3797390の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3797390の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3815003からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3815003の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3815003の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3816724からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3816724の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3816724の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3819496からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3819496の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3819496の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3826392からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3826392の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3826392の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3828016からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3828016の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3828016の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs3845422からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs3845422の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs3845422の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs390406からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs390406の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs390406の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4027402からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4027402の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4027402の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4077341からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4077341の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4077341の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4094864からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4094864の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4094864の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4104からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4104の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4104の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs414634からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs414634の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs414634の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4147385からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4147385の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4147385の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs424051からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs424051の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs424051の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4242389からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4242389の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4242389の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4245886からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4245886の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4245886の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4251520からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4251520の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4251520の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4253655からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4253655の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4253655の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs440238からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs440238の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs440238の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4462251からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4462251の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4462251の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4472605からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4472605の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4472605の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4485556からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4485556の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4485556の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4498385からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4498385の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4498385の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4572808からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4572808の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4572808の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4639174からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4639174の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4639174の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4646077からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4646077の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4646077の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4698806からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4698806の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4698806の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4724231からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4724231の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4724231の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4752894からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4752894の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4752894の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4752896からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4752896の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4752896の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4752904からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4752904の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4752904の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4756331からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4756331の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4756331の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4798598からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4798598の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4798598の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4820059からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4820059の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4820059の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4902264からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4902264の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4902264の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4953292からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4953292の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4953292の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4955104からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4955104の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4955104の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4955272からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4955272の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4955272の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs4966019からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs4966019の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs4966019の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs496888からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs496888の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs496888の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs499205からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs499205の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs499205の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs509749からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs509749の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs509749の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs5743220からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs5743220の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs5743220の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs5743740からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs5743740の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs5743740の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs5746154からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs5746154の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs5746154の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs599563からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs599563の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs599563の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs5996577からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs5996577の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs5996577の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6016685からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6016685の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6016685の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6021183からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6021183の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6021183の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6058391からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6058391の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6058391の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6060855からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6060855の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6060855の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6065460からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6065460の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6065460の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6065467からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6065467の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6065467の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6093584からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6093584の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6093584の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs613613からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs613613の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs613613の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6214からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6214の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6214の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs638251からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs638251の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs638251の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6476985からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6476985の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6476985の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6482644からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6482644の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6482644の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6482647からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6482647の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6482647の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6544865からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6544865の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6544865の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6580942からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6580942の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6580942の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs660597からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs660597の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs660597存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6621980からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6621980の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6621980の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6670616からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6670616の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6670616の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6742576からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6742576の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6742576の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6751395からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6751395の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6751395の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6769530からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6769530の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6769530の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6780432からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6780432の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6780432の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6782288からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6782288の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6782288の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6829390からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6829390の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6829390の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6837303からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6837303の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6837303の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6850557からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6850557の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6850557の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6863088からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6863088の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6863088の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs6917187からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs6917187の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs6917187の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs704697からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs704697の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs704697の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs704853からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs704853の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs704853の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs706121からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs706121の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs706121の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7072398からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7072398の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7072398の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7099752からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7099752の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7099752の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7124275からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7124275の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7124275の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7130876からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7130876の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7130876の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7170919からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7170919の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7170919の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs717176からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs717176の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs717176の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7246376からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7246376の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7246376の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs728373からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs728373の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs728373の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7289754からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs728
9754の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7289754の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7290696からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7290696の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7290696の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs731305からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs731305の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs731305の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7348444からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7348444の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7348444の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7359387からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7359387の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7359387の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7541717からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7541717の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7541717の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7559522からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7559522の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7559522の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs763361からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs763361の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs763361の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7641625からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7641625の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7641625の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7647903からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7647903の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7647903の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs766502からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs766502の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs766502の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7690305からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7690305の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7690305の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7692976からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7692976の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7692976の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs146106438からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs146106438の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs146106438の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7732671からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7732671の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7732671の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7851161からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7851161の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7851161の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs791587からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs791587の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs791587の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs793816からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs793816の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs793816の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs7987909からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs7987909の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs7987909の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs8005905からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs8005905の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs8005905の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs805274からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs805274の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs805274の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs805287からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs805287の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs805287の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs8064821からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs8064821の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs8064821の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs8078439からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs8078439の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs8078439の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs8086815からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs8086815の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs8086815の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs831603からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs831603の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs831603の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs832517からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs832517の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs832517の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs866484からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs866484の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs866484の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs872071からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs872071の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs872071の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs875258からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs875258の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs875258の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs878081からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs878081の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs878081の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs896769からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs896769の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs896769の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs910682からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs910682の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs910682の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs926479からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs926479の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs926479の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs927010からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs927010の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs927010の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs927335からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs927335の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs927335の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9310940からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9310940の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9310940の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9313487からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9313487の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9313487の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs933226からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs933226の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs933226の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9426315からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9426315の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9426315の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9482888からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9482888の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9482888の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9487735からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9487735の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9487735の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs949664からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs949664の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs949664の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs970283からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs970283の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs970283の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs976881からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs976881の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs976881の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9817149からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9817149の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9817149の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9826296からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9826296の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9826296の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9831803からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9831803の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9831803の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9862163からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9862163の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9862163の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9867325からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9867325の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9867325の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9892152からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9892152の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9892152の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの増加を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
一実施形態では、本発明は、SNPrs9991904からなる、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するのに有用なマーカーを提供する。一実施形態では、個体由来の生物学的サンプル中のSNPrs9991904の存在を検出する工程;および第FVIII因子に対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程を包含する、血友病Aと診断された個体において第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法が提供される。一実施形態では、SNPrs9991904の存在は、第FVIII因子に対する抗体を発現するリスクの低下を予測するものである。一実施形態では、この方法は、個体に対する第VIII因子の投与を包含する治療を割り当てることをさらに包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して第VIII因子バイパス療法を含む治療を割り当てることを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を増大することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、個体に対して投与されるべき第FVIII因子の投与を包含する治療の投薬量を減少することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも第二のSNPの存在を検出することを包含する。別の実施形態では、この方法はさらに、表1、2、3および4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、30、40、50、60、70、80、90、100、125、150、175、200またはそれ以上のSNPの存在を検出することを包含する。
C.SNPを検出するための方法
本発明は、組み換え遺伝子の分野における慣用的な技術に依拠する。本発明における使用の一般的方法を開示する基本的なテキストとしては、Sambrookら、Molecular Cloning,A Laboratory Manual (第3版、2001);Kriegler,Gene Transfer and Expression: A Laboratory Manual(1990);およびCurrent Protocols in Molecular Biology(Ausubelら、編集,1994))が挙げられる。市販されていないオリゴヌクレオチドは、Van Devanterら、Nucleic Acids Res.12:6159−6168(1984)に記載されるように、自動シンセサイザーを用いて、Beaucage & Caruthers,Tetrahedron Letts.22:1859−1862(1981)が最初に記載した固相ホスホラミダイトトリエステル法によって化学的に合成され得る。オリゴヌクレオチドの生成は、Pearson & Reanier,J.Chrom.255:137−149(1983)に記載のように、天然のアクリルアミドゲル電気泳動、または陰イオン交換HPLCのいずれかによる。
任意の適切な方法を用いて、SNPを検出(すなわち、スクリーニングするか、または特定する)、例えば、制限フラグメント長多形性および電気泳動ゲル分析もしくは質量分析、またはPCR分析。種々のリアルタイムPCR法を用いて、SNPを検出してもよく、例としては、例えば、Taqmanまたは分子指標(molecular beacon)ベースのアッセイ(例えば、米国特許第号5,210,015号;同第5,487,972号;Tyagiら、Nature Biotechnology 14:303(1996);およびPCT WO 95/13399)は、SNPの有無についてモニターするために有用である。追加のSNP検出方法としては、例えば、DNA配列決定、ハイブリダイゼーションによる配列決定、ドットブロッティング、オリゴヌクレオチドアレイ(DNAチップまたはビーズチップ)ハイブリダイゼーション分析が挙げられ、または例えば、米国特許第6,177,249号;Landegrenら、Genome Research,8:769−776(1998);Botsteinら、Am J Human Genetics 32:314−331(1980);Meyersら、Methods in Enzymology 155:501−527(1987);Keenら、Trends in Genetics 7:5(1991);Myersら、Science 230:1242−1246(1985);およびKwokら、Genomics 23:138−144(1994)に記載される。
核酸マーカーの遺伝子型の分析は、当該分野で公知の技術を用いて行ってもよく、この技術としては、限定するものではないが、マイクロアレイ、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)ベースの分析、配列分析、および電気泳動分析が挙げられる。PCRベースの分析の非限定的な例としては、Applied Biosystemsから入手可能なTaqman(登録商標)対立遺伝子識別アッセイが挙げられる。配列分析の非限定的な列としては、マキサム・ギルバート・シークエンシング(Maxam−Gilbert sequencing)、サンガー・シークエンシング(Sanger sequencing)、キャピラリーアレイDNA配列決定、サーマルサイクルシークエンシング(Searsら、Biotechniques,13:626−633(1992))、固相配列決定(Zimmermanら、Methods Mol.Cell Biol.,3:39−42(1992))、マトリクス支援レーザー脱離/イオン化飛行時間質量分析のような質量分析による配列決定(MALDI−TOF/MS;Fuら、Nature Biotech.,16:381−384(1998))、およびハイブリダイゼーションによる配列決定(Cheeら、Science,274:610−614(1996);Drmanacら、Science,260:1649−1652(1993);Drmanacら、Nature Biotech.,16:54−58(1998))が挙げられる。電気泳動分析の非限定的な例としては、スラブゲル電気泳動、例えば、アガロースまたはポリアクリルアミドゲル電気泳動、キャピラリー電気泳動、および変性勾配ゲル電気泳動が挙げられる。多形性部位で被験物を遺伝子型決定するための他の方法としては、例えば、Third Wave Technologies,Inc.のINVADERE(登録商標)アッセイ、制限フラグメント長多形性(RFLP)分析、対立遺伝子特異的オリゴヌクレオチドハイブリダイゼーション、ヘテロ二本鎖移動度アッセイ、一本鎖高次構造多形性(SSCP)分析、単一ヌクレオチドプライマー伸長(SNUPE)およびパイロシークエンシングが挙げられる。
検出可能部分は、本明細書に記載されるアッセイで用いられ得る。広範な種々の検出可能部分を用いてもよく、ここでは、必要な感度、抗体との結合体化の容易さ、安定性要件、ならびに利用可能な装置および使い捨ての設備に依存した標識の選択がある。適切な検出可能な部分としては、限定するものではないが、放射性核種、蛍光色素(例えば、フルオレセイン、フルオレセインイソチオシアネート(FITC)、Oregon Green(商標)、ローダミン、テキサスレッド、テトラローダミンイソチオシアネート(TRITC)、Cy3、Cy5、など)、蛍光マーカー(例えば、緑色蛍光タンパク質(GFP)、フィコエリトリン、など)、腫瘍関連プロテアーゼによって活性化される自己消光蛍光化合物、酵素(例えば、ルシフェラーゼ、西洋ワサビペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼなど)、ナノ粒子、ビオチン、ジオキシゲニンなどが挙げられる。
プローブは典型的には、直接的に、同位体、発色団、ルミフォア(lumiphores)、色素原で、または間接的に、ビオチンなどで標識され、ここにストレプトアビジン複合体が後に結合されてもよい。従って、本発明のアッセイで用いられる検出可能標識は、一次標識(ここでは標識は、直接検出される要素を含むか、または直接検出可能な要素を生じる)であっても、または二次標識(ここでは検出される標識は、例えば、免疫学的標識で一般的であるように、一次標識に結合する)であってもよい。典型的には、標識されるシグナル核酸を用いてハイブリダイゼーションを検出する。相補的な核酸またはシグナル核酸を、ハイブリダイズされるポリヌクレオチドの存在を検出するために典型的に用いられるいくつかの方法のうちのいずれか1つによって標識してもよい。検出の最も一般的な方法は、H、125I、35S、14C、または32P−標識したプローブなどによるオートラジオグラフィーの使用である。
他の標識としては、例えば、標識された抗体に結合するリガンド、フルオロフォア、化学発光剤、酵素、および標識リガンドに対する特異的な結合対のメンバーとして機能し得る抗体が挙げられる。標識への導入、標識手順および標識の検出は、PolakおよびVan Noorden Introduction to Immunocytochemistry,第2版,Springer Verlag,NY(1997)に;ならびにHaugland Handbook of Fluorescent Probes
and Research Chemicals,合併ハンドブックおよびカタログ(Molecular Probes,Inc.発行)(1996)に見出される。
一般には、特定のプローブまたはプローブの組み合わせをモニターする検出器を用いて、検出試薬標識を検出する。典型的な検出器としては、分光光度計、光電管およびフォトダイオード、顕微鏡、シンチレーションカウンター、カメラ、フィルムなど、ならびにそれらの組み合わせが挙げられる。適切な検出器の例は、当業者に公知の種々の商業的供給源から広く入手可能である。一般には、結合標識部分を含む基板の光学画像を、引き続くコンピューター分析のためにデジタル化する。
種々の自動固相アッセイ技術もまた適切である。例えば、Affymetrix,Inc.(Santa Clara,CA)から入手可能な、極めて大規模の固定ポリマーアレイ(VLSIPS(商標))を用いて、同時に同じ調節経路に関与する複数の遺伝子の発現レベルの変化を検出してもよい。Tijssen(前出),Fodorら、(1991)Science,251:767−777;Sheldonら、(1993)Clinical Chemistry 39(4):718−719、およびKozalら、(1996)Nature Medicine 2(7):753−759を参照のこと。
本発明で用いられる核酸は、陽性プローブであってもまたは陰性プローブであってもよい。陽性のプローブは、それらの標的に結合し、そして二重鎖形成の存在は、その標的の存在の証拠である。陰性のプローブは、疑わしい標的に結合できず、二重鎖形成が存在しないことは、標的の存在の証拠である。例えば、野性型特異的核酸プローブまたはPCRプライマーの使用は、目的のヌクレオチド配列のみが存在するアッセイサンプルにおいて負のプローブとして機能し得る。
ハイブリダイゼーションアッセイの感度は、検出される標的核酸を増加させる核酸増幅系の使用を通じて増強され得る。このようなシステムの例としては、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)システム、特にRT−PCR、またはリアルタイムPCR、およびリガーゼ連鎖反応(LCR)システムが挙げられる。当該分野で近年記載される他の方法は、核酸配列ベースの増幅(NASBA,Cangene,Mississauga,Ontario)、およびQβレプリカーゼ(Beta Replicase)システムである。これらのシステムを用いて、PCRもしくはLCRプライマーが、選択配列が存在する場合にのみ伸長されるかまたは連結されるように設計されている、変異体を直接特定してもよい。あるいは、選択された配列を一般には、例えば、非特異的なPCRプライマーを用いて増幅し、そして増幅された標的領域を後に、変異体の指標である特異的な配列についてプローブしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、標的核酸またはプローブを、固体支持体上に固定する。本発明のアッセイでの使用に適切な固体支持体は、当業者に公知である。本明細書において用いる場合、固体支持体とは、実質的に固定された配列での材料のマトリクスである。1つの好ましい例は、Illumina(登録商標)BeadChipアレイである。このアレイは、秩序的なマイクロウェルに自己アセンブルされる、シリカビーズを含む。各々の3μmのシリカビーズは、複数の50マーの、ビーズ上に固定された転写物特異的なオリゴヌクレオチドプローブを含む。BeadChipを生成するために、数千個から数万個の固有のオリゴヌクレオチド(各々が異なる標的配列に相補的)を合成する。次いで、これらのオリゴを、ビーズに対して別々の反応中で固定して、対応する数の固有のビーズタイプを生成する。ビーズを一緒にプールし、次いで、自己アセンブルプロセスによって、BeadChipの表面にエッチングされたマイクロウェルにロードする。各々のビーズタイプは、平均で30倍を超えてアレイ表面上に示される。
いくつかの実施形態では、本発明の単一ヌクレオチド多型の特定は、全ゲノム増幅方法の使用を通じて達成される。1つの好ましい例は、Illumina(登録商標)Infinium(登録商標)アッセイである。要するに、750ngのヒトゲノムDNAを、一晩、等温増幅する。次いで、増幅された生成物を、制御された酵素消化によって断片化する。次いでDNAを沈殿させ、再懸濁して、ハイブリダイゼーションのために準備したBeadChipに加える。DNAサンプルをBeadChipに加えて、一晩インキュベートする。この増幅され、断片化されたDNAサンプルは、遺伝子座特異的な50マー(ビーズ上)にアニーリングする。各々のビーズタイプは、1つのSNP遺伝子座に対して各々の対立遺伝子に対応する。ハイブリダイゼーション後、対立遺伝子特異性を、酵素ベースの伸長によって比較し、蛍光染色によって明らかにする。
組成物、キットおよびアレイ
本発明はまた、本発明のポリヌクレオチドを用いて、本明細書に記載される方法を行うための組成物、キット、およびアレイも提供する。
いくつかの実施形態では、本発明のオリゴヌクレオチド、キット、およびアレイを用いて、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現する個体のリスクを予測し、かつこの個体に与えられるFVIII療法の投薬量を調節してもよい。いくつかの実施形態では、本発明のオリゴヌクレオチド、キット、およびアレイを用いて、FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測し、かつこの個体に与えられるバイパス療法の投薬量を調節してもよい。
A.プローブ
例示的な実施形態では、本明細書に記載されるキットは、捕獲プローブ、または捕獲プローブセットを含む。捕獲プローブセットは、複数の「捕獲プローブ」を含み、これは、標的種または標的配列の有無を検出するか、または相対的もしくは絶対的に定量するために用いられる化合物である。一般には、捕獲プローブによって、本明細書にさらに記載されるように検出の目的のための固体支持体に対する標的配列の結合が可能になる。捕獲結合リガンドに対する標的種の結合は、直接であっても間接的であってもよく、共有結合であってもまたは非共有結合であってもよい。標的種に直接結合する捕獲プローブは、それらの標的に対して「選択的」、「特異的に結合する」または「選択的に結合する」ということができる。捕獲プローブは、遺伝子のような二本鎖ポリヌクレオチドのいずれかの鎖(例えば、センス鎖またはアンチセンス鎖のいずれか)に対して完全にまたは実質的に相補的であるように設計されることが注目されるべきである。従って、ある場合には、本明細書に記載される捕獲プローブは、センス鎖に対して、完全にまたは実質的に相補的であり;すなわち、センス鎖が、「ワトソン」と呼ばれると仮定すれば、捕獲プローブは、「クリック」である。ある場合には、本明細書に記載される捕獲プローブは、アンチセンス鎖に対して完全にまたは実質的に相補的である。SNPを検出するために、遺伝子の対立遺伝子に対して選択性の捕獲プローブは典型的には、ある遺伝子の異なる対立遺伝子における対応する核酸とは異なる1つ以上の核酸にまたがる。挿入を検出するためには、遺伝子の対立遺伝子に選択性の捕獲プローブは典型的には、核酸が存在しない遺伝子の異なる対立遺伝子における対応する部位に比べて存在する1つ以上の核酸にまたがる。欠失を検出するためには、遺伝子の対立遺伝子に選択性の捕獲プローブは典型的には、核酸が存在する遺伝子の異なる対立遺伝子における対応する部位に比べて1つ以上の核酸が存在しない部位にまたがる。
標的核酸に対して「選択的に結合する」か、または「選択性」である(すなわち、「相補的」または「実質的に相補的」である)捕獲プローブは、本発明において用途を見出す。「相補的」または「実質的に相補的」とは、例えば、二本鎖DNA分子の二本鎖の間、または一本鎖核酸上のオリゴヌクレオチドプライマーとプライマー結合部位との間のような、ヌクレオチドまたは核酸の間のハイブリダイゼーションまたは塩基対合または二重鎖の形成を指す。相補的なヌクレオチドは一般には、AおよびT(またはAおよびU)、またはCおよびGである。2つの一本鎖のRNAまたはDNA分子は、一方の鎖のヌクレオチドが適切なヌクレオチド挿入または欠失と最適に配列され比較されて、他方の鎖のヌクレオチドの少なくとも約80%、通常は少なくとも約90%〜95%、そしてさらに好ましくは約98%〜100%と、そしていくつかの実施形態では、少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%および99%から選択される割合で対合する場合、実質的に相補的であるといってもよい。1つの一本鎖のRNAまたはDNA分子が別の分子より短い場合、2つの一本鎖のRNAまたはDNA分子は、長い方の鎖のヌクレオチドが、適切なヌクレオチド挿入または欠失と最適に配列され比較されて、短い方の鎖のヌクレオチドの少なくとも約80%、通常は少なくとも約90%〜95%、そしてさらに好ましくは約98%〜100%と、そしていくつかの実施形態では、少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%および99%から選択される割合で対合する場合、実質的に相補的であるといってもよい。あるいは、実質的な相補性は、RNAまたはDNAの鎖が選択的なハイブリダイゼーション条件下で(例えば、ストリンジェントな条件または当該分野で公知のような高ストリンジェンシー条件)でその相補体に対してハイブリダイズする場合、存在する(すなわち、一方の配列が別の配列に対して選択的である)。典型的には、選択的なハイブリダイゼーションは、少なくとも14〜25ヌクレオチドのストレッチにまたがって少なくとも約65%の相補性、好ましくは少なくとも約75%、さらに好ましくは少なくとも約90%(または91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%もしくは99%)の相補性がある場合に生じる。(M.Kanehisa、Nucleic Acids Res.、2004、12:203を参照のこと)。いくつかの実施形態では、「結合する」という用語は、高ストリンジェンシーの条件下での結合を指す。いくつかの実施形態では、標的に対して選択的に結合するか、または選択性的である捕獲プローブは、その標的に対して完全に相補的である。いくつかの実施形態では、標的に対して選択的に結合するか、または選択的である捕獲プローブは、その標的に対して実質的に相補的である。
「二重鎖」とは、少なくとも2つのオリゴヌクレオチドおよび/またはポリヌクレオチドであって、それらのヌクレオチドの全てまたはほとんどのなかで完全にまたは部分的に相補的なワトソン・クリック型の塩基対合を受け、結果として、安定な複合体が形成されるものを意味する。「アニーリング」および「ハイブリダイゼーション」という用語は、相互交換可能に用いて、安定な二重鎖の形成を意味する。一実施形態では、安定な二重鎖とは、二重鎖構造がストリンジェントな洗浄、例えば、二重鎖の鎖のTよりも約5℃低い温度、および低い一価の塩濃度、例えば、0.2M未満もしくは0.1M未満を含む条件で破壊されないことを意味する。二重鎖に関して「完全に適合する、パーフェクトにマッチする(Perfectly matched)」とは、その二重鎖を形成するポリヌクレオチド鎖またはオリゴヌクレオチド鎖が、お互いと二重鎖構造を形成し、その結果各々の鎖のあらゆるヌクレオチドが、他方の鎖のヌクレオチドとワトソン・クリック塩基対合を受けることを意味する。「二重鎖」という用語は、デオキシイノシン、ヌクレオシドのようなヌクレオシドアナログと2−アミノプリン塩基、PNAなど(使用され得る)との対合を包含する。2つのオリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの間の二重鎖における「ミスマッチ」とは、この二重鎖のヌクレオチドの対が、ワトソン・クリック結合を受けることができないことを意味する。
例示的な実施形態では、捕獲プローブセットの各々のプローブは、所定の遺伝子の少なくとも2つの異なる対立遺伝子を識別するために適切である(例えば、血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクと関連するSNP)。本明細書に記載されるプローブまたは捕獲プローブセットを用いてある遺伝子座で多形性を決定してもよい。当該分野で理解されるように、「対立遺伝子」とは、ある遺伝子の特定の別の形態を指す。便宜上、「対立遺伝子」という用語はまた、本明細書において用いる場合、同じ染色体上に一緒に伝達される、複数の遺伝子座での対立遺伝子の組み合わせを指す場合もある。すなわち、対立遺伝子は、ハプロタイプを指す場合もある。対立遺伝子は、例えば、異なる対立遺伝子に対する1つ以上の塩基の置換、挿入または欠失によって特徴づけられ得る。従って、捕獲プローブは、種々の実施例では、遺伝子の多形性部位にまたがるか、1つ以上の挿入にまたがるか、または欠失に隣接する核酸にまたがる。
ある対立遺伝子は、種々の方法で言及され得る。例えば、対立遺伝子とは、親のポリヌクレオチド鎖におけるあるヌクレオチドの別のヌクレオチドでの置換によって言及されてもよいし(例えば、ゲノムDNA、mRNA、そのフラグメント、その増幅生成物および本明細書に開示される他のポリヌクレオチド)、または親のポリペプチド鎖におけるあるアミノ酸の別のアミノ酸での置換によって言及されてもよい(例えば、ポリヌクレオチドの翻訳から生じるポリペプチド)。いくつかの場合には、アミノ酸置換に対する言及は、当該分野で理解されるように、遺伝子の発現から生じるポリペプチド中のそのアミノ酸置換を生じる、遺伝子中のヌクレオチドのバリエーションに対応する。置換に対して言及する場合、親分子(例えば、遺伝子)および親に対して置換を含む分子の両方ともが考えられ、いずれかの対立遺伝子がプローブされても、または両方の対立遺伝子がプローブされてもよい。挿入に対して言及する場合、親分子(例えば、遺伝子)および親に対して挿入を含む分子の両方とも、考えられ、いずれかの対立遺伝子がプローブされても、または両方の対立遺伝子がプローブされてもよい。欠失に対して言及する場合、親分子(例えば、遺伝子)および親に対して欠失を含む分子の両方ともが考えられ、いずれかの対立遺伝子がプローブされても、または両方の対立遺伝子がプローブされてもよい。
一実施形態では、捕獲プローブセットは、ある遺伝子(表1〜4のいずれか1つに列挙されるSNPと関連する遺伝子)の対立遺伝子に選択的であるプローブを含む。一実施形態では、捕獲プローブセットは、一対のプローブを含み、その1つは、ある遺伝子の第一の対立遺伝子に対して選択的である、その1つは、その遺伝子の第二の対立遺伝子に対して選択的である。いくつかの実施形態では、捕獲プローブセットは、一対のプローブを含み、その1つは、その遺伝子の野性型の対立遺伝子に対して選択的であり、その1つは、その遺伝子の変異体(または「改変体」)対立遺伝子に対して選択的である。「野性型」という用語は、いくつかの実施形態では、主要な対立遺伝子、または最も頻繁に存在する対立遺伝子である対立遺伝子を指す場合がある。「改変体」という用語は、いくつかの実施形態では、マイナーな対立遺伝子、または最も頻繁に存在する対立遺伝子ではない対立遺伝子を指す場合がある。例示的な実施形態では、捕獲プローブセットは、一対のプローブを含み、その1つは、その遺伝子の主要な対立遺伝子に対して選択的であり、その1つは、その遺伝子のマイナーな対立遺伝子に対して選択的である。いくつかの実施形態では、捕獲プローブセットは、3つ以上のプローブを含み、その各々が、その遺伝子の異なる対立遺伝子に対して選択的である。例示的な実施形態では、捕獲プローブセットは、1つ以上の遺伝子の1つ以上の対立遺伝子に対して選択性である1つ以上のプローブを含む。
いくつかの実施形態では、1つ以上の捕獲プローブを用いて、検出位置で塩基を特定する。これらの実施形態では、各々の異なるプローブが、「問い合わせ位置(interrogation position)」で、標的配列の検出位置である塩基と示差的にハイブリダイズする、異なる塩基を含む。問い合わせ位置で異なる塩基をそれぞれ有する、異なるプローブを用いることによって、検出位置での塩基の同一性が解明される。
一実施形態では、2つ以上のプローブ中の問い合わせ位置の外の全てのヌクレオチドは、プローブの間で比較した場合同じであり;すなわち、いくつかの実施形態では、問い合わせ位置以外の等しい全ての成分(例えば、プローブの長さおよび非問い合わせ塩基の両方)を有するプローブを用いて良好な識別を可能にすることが好ましい。いくつかの実施形態では、検出位置で識別を最大にするために、他の成分を変更することが所望される場合がある。例えば、2つのプローブにおける問い合わせ位置の外側の全てのヌクレオチドは、唯一のプローブの末端に加えられた1つまたは2つの核酸を除いて同じである場合がある。
B.オリゴヌクレオチド
本発明は、本発明の検出および予測方法を行うためのオリゴヌクレオチドを含む組成物を提供する。オリゴヌクレオチドは典型的には、10〜60ヌクレオチド長である。いくつかの実施形態では、オリゴヌクレオチドは、約45〜60ヌクレオチド長である。各々のオリゴヌクレオチドは、目的の標的配列に相補的である。いくつかの実施形態では、このオリゴヌクレオチドは、表1に列挙されるSNPからなる群より選択されるSNPを含む目的の標的配列に対して相補的である。いくつかの実施形態では、このオリゴヌクレオチドは、DOCK2、MAPK9、F13A1、CD36、およびPTPRRからなる群より選択される遺伝子に位置するSNPを含む目的の標的配列に対して相補的である。いくつかの実施形態では、このオリゴヌクレオチドは、rs11744216、rs13206518、rs3211834、rs1863993、rs4147385、およびrs1567748からなる群より選択されるSNPを含む目的の標的配列に対して相補的である。
C.診断キット
本発明はまた、本発明の検出および予測の方法を行うためのキットを提供する。このキットは、表1に記載されるSNPに対する少なくとも1つ以上の対立遺伝子特異的なオリゴヌクレオチドを含む。SNPについての診断キットは一般的には、SNPを特定する手段、例えば、SNPを増幅するために適切なオリゴヌクレオチドおよび検出のための指示書を包含する。プライマーは、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、50またはそれ以上のヌクレオチド長であってもよい。このキットは、本発明の少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するためのいくつかのオリゴヌクレオチド配列、例えば、第一のオリゴヌクレオチド配列および/または第二および/または第三および/またはさらなるオリゴヌクレオチド(表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つのSNPを検出する)を含んでもよい。このキットの任意の追加の成分としては、例えば、陽性および陰性のコントロール、制限酵素、逆転写酵素またはポリメラーゼ、基質ヌクレオシド三リン酸塩、標識するために用いられる手段(例えば、アビジン酵素コンジュゲート、および酵素基質およびクロモゲン(標識がビオチンの場合))、ならびに逆転写、PCR、またはハイブリダイゼーション反応のために適切な緩衝液が挙げられる。
いくつかの実施形態では、キットは、rs11744216、rs13206518、rs3211834、rs1863993、rs4147385、およびrs1567748からなる群より選択される少なくとも1つのSNPを検出するための1つ以上のオリゴヌクレオチド配列を含んでもよい。
一実施形態では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための診断キットであって、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含むキットを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。一実施形態では、少なくとも1つのSNPを検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドは、そのSNPに隣接するゲノム配列に相補的な配列を含む。特定の実施形態では、あるSNPに隣接するゲノム配列に対して相補的であるオリゴヌクレオチド配列は、そのゲノムにおけるSNPの位置に対応するヌクレオチドを含む。一実施形態では、このゲノム中のSNPの位置に相当するヌクレオチドは、まれなヌクレオチド(すなわち、SNP)である。別の実施形態では、このゲノム中のSNPの位置に相当するヌクレオチドは、野性型ヌクレオチドである。
別の実施形態では、本発明は、重症血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための診断キットであって、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含むキットを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表4に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。一実施形態では、少なくとも1つのSNPを検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドは、そのSNPに隣接するゲノム配列に相補的な配列を含む。特定の実施形態では、あるSNPに隣接するゲノム配列に対して相補的であるオリゴヌクレオチド配列は、そのゲノムにおけるSNPの位置に対応するヌクレオチドを含む。一実施形態では、このゲノム中のSNPの位置に相当するヌクレオチドは、まれなヌクレオチド(すなわち、SNP)である。別の実施形態では、このゲノム中のSNPの位置に相当するヌクレオチドは、野性型ヌクレオチドである。
D.オリゴヌクレオチドアレイ
本発明はまた、固相アッセイにおける使用のためのアッセイ組成物を提供し;このような組成物としては、例えば、固体支持体上に固定された本発明の1つ以上のポリヌクレオチド、および標的試薬を挙げることができる。各々の場合に、アッセイ組成物はまた、ハイブリダイゼーションのために所望される追加の試薬を含む。好ましい実施形態では、固相アッセイは、複数の別個の領域を有する支持体を備えるマイクロアレイであり、ここで各々の別個の領域は、その上にスポットされる1つ以上の核酸フラグメントを含む。いくつかの実施形態では、マイクロアレイ支持体上にスポットされた1つ以上の核酸フラグメントは、表1に列挙されるSNPからなる群より選択されるSNPに対して相補的である配列を含む。
一実施形態では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するためのマイクロアレイであって、複数の別個の領域を有する支持体を備え、各々の別個の領域は、その上にスポットされる核酸フラグメントを含み、ここでこの支持体上にスポットされる少なくとも1つの核酸フラグメントは、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む、マイクロアレイを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。一実施形態では、少なくとも1つのSNPを検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドは、このSNPに隣接するゲノム配列に対して相補的な配列を含む。特定の実施形態では、SNPに隣接するゲノム配列に対して相補的であるオリゴヌクレオチド配列は、このゲノム中のSNPの位置に対応するヌクレオチドを含む。一実施形態では、ゲノム中のSNPの位置に相当するヌクレオチドは、まれなヌクレオチド(すなわち、SNP)である。別の実施形態では、ゲノム中のSNPの位置に対応するヌクレオチドは、野性型ヌクレオチドである。
特定の実施形態では、このマイクロアレイは、表1〜4に列挙される単一ヌクレオチド多型(SNP)、あるいは表1〜4に列挙されるSNPのうち少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、201、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220以上、または全てのSNPに隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む少なくとも2つの核酸フラグメントを含む。好ましい実施形態では、このSNPは、表1〜3に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、SNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。
一実施形態では、本発明は、血友病と診断された個体において、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するためのマイクロアレイであって、複数の別個の領域を有する支持体を備え、各々の別個の領域は、その上にスポットされる核酸フラグメントを有し、ここでこの支持体上にスポットされる少なくとも1つの核酸フラグメントは、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む、マイクロアレイを提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1つのSNPは、表4に列挙されるSNPから選択される。別の好ましい実施形態では、この少なくとも1つのSNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。一実施形態では、少なくとも1つのSNPを検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドは、このSNPに隣接するゲノム配列に対して相補的な配列を含む。特定の実施形態では、SNPに隣接するゲノム配列に対して相補的であるオリゴヌクレオチド配列は、このゲノム中のSNPの位置に対応するヌクレオチドを含む。一実施形態では、ゲノム中のSNPの位置に相当するヌクレオチドは、まれなヌクレオチド(すなわち、SNP)である。別の実施形態では、ゲノム中のSNPの位置に対応するヌクレオチドは、野性型ヌクレオチドである。
特定の実施形態では、このマイクロアレイは、表2および4に列挙される単一ヌクレオチド多型(SNP)、あるいは表1〜4に列挙されるSNPのうち少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、185、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、201、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220以上、または全てのSNPに隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む少なくとも2つの核酸フラグメントを含む。好ましい実施形態では、このSNPは、表3に列挙されるSNPから選択される。
V.特異的な実施形態
一実施形態では、本発明は、血友病と診断された個体において、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、以下の工程:(a)表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、この個体由来の生物学的サンプルにおいて検出する工程と;(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程とを包含する方法を提供する。
一実施形態では、本発明は、血友病と診断された個体において、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための方法であって、以下の工程:(a)表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)の存在を、この個体由来の生物学的サンプルにおいて検出する工程と;(b)FVIIIに対する抗体を発現する個体のリスクを予測する工程とを包含し、ここで1未満というオッズ比に関連するSNPの検出は、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少の予測因子であり、かつ1.0を超えるオッズ比に関連するSNPの検出は、FVIIIに対する抗体を発現するリスクの増大の予測因子である方法を提供する。
上記で示される方法の一実施形態では、この個体は、FVIIIの投与を含む治療を受けていない。
上記で示される方法の一実施形態では、この個体は、FVIIIの投与を含む治療を受けた。
上記で示される方法の一実施形態では、この個体は、軽症血友病と診断された。
上記で示される方法の一実施形態では、この個体は中等度血友病と診断された。
上記で示される方法の一実施形態では、この個体は、重症血友病と診断された。
上記で示される方法の一実施形態では、少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)は、表2に列挙されるSNPまたは表4に列挙されるSNPである。
上記で示される方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、生物学的サンプル中に存在する核酸を増幅することを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、質量分析法、RT−PCR、マイクロアレイハイブリダイゼーション、パイロシークエンシング、サーマルサイクルシークエンシング、キャピラリーアレイシークエンシング、および固相配列決定からなる群より選択される技術を包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、ハイブリダイゼーションベースの方法、酵素ベースの方法、PCRベースの方法、配列決定法、ssDNA高次構造法、およびDNA融解温度アッセイからなる群より選択される方法を包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、少なくとも1つのSNPの存在を検出する工程は、マイクロアレイハイブリダイゼーションを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、SNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。
上記で示される方法の一実施形態では、SNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12368829である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4147385である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11744216である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs1863993である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17535213である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10072056である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs10054825である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs12546235である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs4242389である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs2071336である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs414634である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs17725712である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs11773821である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs8005905である。
上記で示される方法の一実施形態では、検出されたSNPの少なくとも1つは、rs9482888である。
上記で示される方法の一実施形態では、この方法はさらに、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて個体に対して処置を割り当てることを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、この処置は、第VIII因子の投与を包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、この処置は、非第VIII因子止血剤の投与を包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、この処置は、第VIII因子の投与および非第VIII因子止血剤の投与を包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、第VIII因子の投与を包含する処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に割り当てられる。
上記で示される方法の一実施形態では、第VIII因子バイパス療法を含む処置が、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に割り当てられる。
上記で示される方法の一実施形態では、処置を割り当てることは、第VIII因子投与の投薬量および/または頻度を、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて調節することを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、第VIII因子の投薬量を調節することは、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を増大することを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、第VIII因子の投薬量を調節することは、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される第VIII因子の投薬量および/または頻度を減少することを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、処置を割り当てることは、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの予想に基づいて非第VIII因子止血剤投与の投薬量および/または頻度を調節することを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、非第VIII因子止血剤の投薬量を調節することは、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの減少が予想される個体に対して投与される非第VIII因子止血剤の投薬量および/または頻度を減少することを包含する。
上記で示される方法の一実施形態では、非第VIII因子止血剤の投薬量を調節することは、第VIII因子に対する抗体を発現するリスクの増大が予想される個体に対して投与される非第VIII因子止血剤の投薬量および/または頻度を増大することを包含する。
一実施形態では、本発明は、表1に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)と接触する10〜60ヌクレオチド長のオリゴヌクレオチドを提供する。
一実施形態では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための診断キットであって、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含むキットを提供する。
上記の診断キットの一実施形態では、SNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs12368829を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs11744216を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs1863993を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs4147385を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs12546235を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs4242389を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs10054825を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs17535213を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs10072056を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs17725712を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
一実施形態では、本発明は、重症血友病と診断された個体において、第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するための診断キットであって、表2に列挙されるSNPおよび表4に列挙されるSNPからなる群より選択される少なくとも1つの単一ヌクレオチド多型(SNP)を検出するために用いられ得る少なくとも1つのオリゴヌクレオチドを含むキットを提供する。
上記の診断キットの一実施形態では、SNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs12368829を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs4147385を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs11744216を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs1863993を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。 である。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs17535213を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs10072056を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs10054825を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs12546235を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs4242389を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs2071336を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs414634を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs17725712を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs11773821を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs8005905を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記キットは、SNPrs9482888を検出するために用いられ得るオリゴヌクレオチドを含む。
上記の診断キットの一実施形態では、上記オリゴヌクレオチドは、ゲノム中でSNPの位置に隣接する。
上記の診断キットの一実施形態では、上記オリゴヌクレオチドは、ゲノム中のSNPの位置に重複する。
一実施形態では、本発明は、血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するためのマイクロアレイであって、複数の別個の領域を有する支持体を備え、各々の別個の領域は、その上にスポットされた核酸フラグメントを有し、ここでこの支持体上にスポットされた少なくとも1つの核酸フラグメントが、表1に列挙されるSNP、表2に列挙されるSNP、表3に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む、マイクロアレイを提供する。
上記のマイクロアレイの一実施形態では、上記SNPは、rs12368829、rs11744216、rs1863993、rs4147385、rs12546235、rs4242389、rs10054825、rs17535213、rs10072056、およびrs17725712からなる群より選択される。
一実施形態では、本発明は、重症血友病と診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクを予測するためのマイクロアレイであって、複数の別個の領域を有する支持体を備え、各々の別個の領域は、その上にスポットされた核酸フラグメントを有し、ここでこの支持体上にスポットされた少なくとも1つの核酸フラグメントが、表2に列挙されるSNP、および表4に列挙されるSNPからなる群より選択される単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列を含む、マイクロアレイを提供する。
上記のマイクロアレイの一実施形態では、SNPは、rs12368829、rs4147385、rs11744216、rs1863993、rs17535213、rs10072056、rs10054825、rs12546235、rs4242389、rs2071336、rs414634、rs17725712、rs11773821、rs8005905、およびrs9482888からなる群より選択される。
上記のマイクロアレイの一実施形態では、ある単一ヌクレオチド多型(SNP)に隣接するゲノム配列に対して相補的である配列は、そのゲノムのSNPの位置に相当するヌクレオチドを含む。
VI.実施例
以下の実施例は、例示として示すものであって、特許請求される本発明を限定するものではない。
実施例1
3つの多施設研究:血友病インヒビター遺伝学的研究(Hemophilia Inhibitor Genetics Study)(HIGS)、メルメー国際兄弟研究(Malmoe International Brother Study)(MIBS)ならびに血友病成長および発達研究(Hemophilia Growth and Development Study)(HGDS)の間の共同研究を通じて、統合コホートを形成して、関連研究を行って、FVIIIに対する抗体発達が、免疫応答および免疫修飾遺伝子によって媒介されるという仮説を試験した。HIGS研究集団(N=295)は、インヒビターの履歴に関して調和した、または調和しない兄弟の対(一方はインヒビターを有し、他方は有さない);およびインヒビターを有する群の単独物から構成された。欧州および北米からの参加者は、それぞれHIGS集団のうち43%および57%を占めた。MIBS研究集団(N=120)は、主に欧州の施設から採用した、インヒビターが有無であって、血友病を有する兄弟の対から構成された。HGDS(N=265)は、14の米国の血友病処置施設で行った集団ベースの長期の検討である。まとめると、これらの研究は、HIGS統合コホートを構成し、血友病Aを有する680例に関する臨床データおよび検査データを含んだ。
Illumina iSelect(登録商標)プラットフォームを用いて、1,081個の遺伝子由来の14,626個の単一ヌクレオチド多型(SNP)を分類した。これらの遺伝子は、免疫応答および免疫修飾遺伝子、例としては、サイトカインおよびそれらのレセプター、ケモカインおよびそれらのレセプター、炎症および免疫応答に関与する経路の遺伝子、ならびにヒト白血球抗原(HLA)遺伝子複合体遺伝子を含んだ。SNPは、情報の内容を最大にして、遺伝子あたりのSNPの数を最小にするようなアルゴリズムを用いて選択した。ある遺伝子内の全ての調節性および非同義的(コドン変化)SNPを選択し、同様にハプロタイプ標的SNPを、ストリンジェントな基準を用いて選択して、独立していないSNPを回避した。
統計的分析を全群の間で完結した(N=680)。モデルは、集団の基礎構造、血友病の重篤度、第VIII因子遺伝子変異の種類(高リスク対低リスク)、生年、および地理的領域(欧州/北米)について調節した。メタ分析を用いて、単一のオッズ比(OR)およびp値を3つのコホートについて得た。
HIGS統合コホートのうち85%が重症(<0.01IU/mL)血友病であり;10%が中等度(0.01−0.05IU/mL)血友病であり;そして4.4%が軽症(>0.05−0.4IU/mL)血友病であった。コホートは主に、欧州系(81.0%)であり、6.2%がアフリカ系、8.8%がヒスパニックで、残りの4%が他の人種および民族であった。このコホートの49%が、1BU≧のインヒビターを有したか、またはその履歴を有した。
14,626のSNPのうち全部で13,952(95.4%)が首尾よく遺伝子型特定された。114例が、インヒビター状況と、p<0.01のレベルで関連した(表1)。全群について強力なSNP関連が、DOCK2(rs11744216、ORは0.28、p=0.00004;およびrs1863993、ORは3.9、p=0.0002)、MAPK9(rs4147385、ORは2.0、p=0.0003)、F13A1(rs13206518、ORは0.32、p=0.00007)、CD36(rs3211834、ORは0.56、p=0.0002)、およびPTPRR(rs1567748、ORは0.51、p=0.0003)の遺伝子で観察された(表1)。MAPK9(rs4147385)、DOCK2(rs11744216およびrs1863993)、およびCD36(rs3211834)の遺伝子内に位置する4つのマーカーについて、重症血友病を有するサブグループについて、関連は同様であるか、または強力であった(表2)。重症血友病を有するサブグループについて、インヒビター発達との強力な関係が、SNPrs4147385、MAPK9遺伝子のイントロン領域におけるC>T改変体(ORは2.3、p=0.00003)について;SNPrs11744216、DOCK2遺伝子のイントロン領域におけるC>G改変体(ORは0.30、p=0.00008)について;SNPrs1863993、DOCK2遺伝子のイントロン領域におけるC>T改変体(ORは4.4、p=0.0009)について;およびSNPrs3211834、CD36遺伝子のイントロン領域におけるA>C改変体(ORは0.59、p=0.0008)について見出された。
実施例2
実施例1の治験をさらに確証するために、さらにサンプルを収集して、軽症、中等度、および重症の血友病を有する患者における第VIII自己抗体インヒビターの形成に関連するSNPの存在について分析した。上記のように、統合コホートを、3つの多施設研究:血友病インヒビター遺伝学的研究(Hemophilia Inhibitor Genetics Study)(HIGS)、メルメー国際兄弟研究(Malmoe International Brother Study)(MIBS)ならびに血友病成長および発達研究(Hemophilia Growth and Development Study)(HGDS)から形成して、関連研究を行って、FVIIIに対する抗体発達が、免疫応答および免疫修飾遺伝子によって媒介されるという仮説を試験した。全体として、774例の患者由来のサンプルが血友病と診断され、そのうち674例は、重症血友病と診断され、メタ分析に用いられた。
Illumina iSelect(登録商標)プラットフォームを用いて、1,081個の遺伝子から14,626個の単一ヌクレオチド多型(SNP)を分類した。これらの遺伝子は、免疫応答および免疫修飾遺伝子、例としては、サイトカインおよびそれらのレセプター、ケモカインおよびそれらのレセプター、炎症および免疫応答に関与する経路の遺伝子、ならびにヒト白血球抗原(HLA)遺伝子複合体遺伝子を含んだ。SNPは、情報の内容を最大にして、遺伝子あたりのSNPの数を最小にするようなアルゴリズムを用いて選択した。ある遺伝子内の全ての調節性および非同義的(コドン変化)SNPを選択し、同様にハプロタイプ標的SNPを、ストリンジェントな基準を用いて選択して、独立していないSNPを回避した。
遺伝子型データは、全体の、統合コホートについて、14,626個の多形性マーカーから構成されるIllumina iSelect(登録商標)のパネルで得た。喪失性(20%を超える喪失)、低い対立遺伝子頻度(<0.01)およびハーディ・ワインベルク(Hardy Weinburg)平衡からの逸脱(p<0.001)についての試験で、分析のために13,394個のマーカーを残した。分析は、3つの研究のコホート;HGDS、MIBSおよびHIGSの各々について別々に行った。QCをパスしたマーカーを用いて、主成分を構築して、集団の混合を明らかにした。各々のコホートにおける関連の個体の種々の分布という理由で、異なるモデルを用いてデータを分析した。HGDS個体を、ロジスティック回帰で、MBSをGEEで、およびHIGSを交互ロジスティック回帰で分析した。共変量は、血友病の重篤度、生年、混合について説明する最初の3つの主成分、ならびにMIBSおよびHIGSの場合には変異リスク、ならびにHGDSについては第VIII因子遺伝子インバージョンの存在の指標を含んだ。主な仮説の試験は、各々のSNPについての予測因子(これは、相加的としてモデリングした)、または特に各々の個体におけるマイナー対立遺伝子の数に対して行った。さらにこのモデルは、重症血友病の個体でのみ再試行した。一旦各々の推定量および標準誤差が、各々のSNPで各々のコホートについて得られれば、それらを、標準誤差によって秤量した推定量を合計するメタ分析技術で組み合わせた。新規な標準誤差も算出して、これによって、Z統計値を構築すること、および全ての合わせたコホートについて試験することが可能になった。
統計的分析を、全群の間で(N=774)、同様に患者のうち重症血友病と診断された患者の間で(N=674)完結した。モデルは、集団の基礎構造、血友病の重篤度、第VIII因子遺伝子変異の種類(高リスク対低リスク)、生年、および地理的領域(欧州/北米)について調節した。メタ分析を用いて、単一のオッズ比(OR)およびp値を3つのコホートについて得た。
14,626のSNPのうち全部で13,394(91.6%)が首尾よく遺伝子型特定された。216例が、インヒビター状況と、p<0.01のレベルで関連した(表3)。全群について強力なSNP関連が、CCDC41(rs12368829、ORは0.27、p=5.08E−07);DOCK2(rs11744216、ORは0.31、p=3.56E−06;およびrs1863993、ORは3.89、p=8.36E−05);MAPK9(rs4147385、ORは2.14、p=9.22E−06);TNFRSF10C(rs12546235、ORは0.43、p=1.11E−05;およびrs4242389、ORは0.50、p=0.000113642);IQGAP2(rs10054825、ORは0.37、p=2.21E−05);PUS7L(rs17535213、ORは0.57、p=4.02E−05);PDGFRB(rs10072056、ORは0.61、p=5.84E−05);ならびにCSF1R(rs17725712、ORは2.51、p=0.000165351)の遺伝子で観察された。
重症血友病群について強力なSNP関連が、CCDC41(rs12368829、ORは0.25、p=1.81E−07);MAPK9(rs4147385、ORは2.44、p=1.08E−06);DOCK2(rs11744216、ORは0.32、p=5.86E−06;およびrs1863993、ORは4.33、p=0.000159);PUS7L(rs17535213、ORは0.54、p=1.04E−05);PDGFRB(rs10072056、ORは0.57、p=1.05E−05);IQGAP2(rs10054825、ORは0.37、p=1.10E−05);TNFRSF10C(rs12546235、ORは0.44、p=1.64E−05;and
rs4242389、ORは0.50、p=0.000128788);TNFRSF17(rs2071336、ORは0.27、p=0.000106);BLM(rs414634、ORは1.72、p=0.000124);CSF1R(rs17725712、ORは3.00、p=0.000124);PTPRN2(rs11773821、ORは0.51、p=0.000130);HSP90AA1(rs8005905、ORは0.48;p=0.000132);ならびにPTPRK(rs9482888、ORは10.75、p=0.000182)の遺伝子で観察された。
実施例3
血友病Aと診断された個体において第VIII因子(FVIII)に対する抗体を発現するリスクは、本明細書に開示される1つ以上のSNPを検出することによって決定され得る。決定するためには、SNP位置に存在するヌクレオチドを識別できるオリゴヌクレオチドを含む捕獲プローブセットは、オリゴヌクレオチドアレイを創出するために固体支持体上に結合されてもよい。例えば、表5に列挙されるSNPのセットを検出できるプローブを用いて、マイクロアレイを創出する。核酸(すなわち、ゲノムcDNA、cDNA、mRNA、など)を、個体から採取した生物学的サンプルから単離し、および/または増幅し、引き続き、当該分野で周知のハイブリダイゼーション技術を用いてアレイにハイブリダイズする。表5に示される24SNPのゲノム位置に存在するヌクレオチドの同一性を次に、これも当該分野で周知の検出/分析技術を用いて決定してもよい。あるいは、目的のSNPの有無は、同じ周知の技術を用いて決定してもよい。
次いで、上記のSNP検出の結果によって、個体中で第VIII因子インヒビター抗体の発達のリスクを予測することができる。例えば、サンプル中のrs12368829の検出は、第VIII因子インヒビターを発現するリスクの有意な低下の予測因子である。同様に、rs4147385およびrs927335の両方の検出は、第VIII因子インヒビターを発現するリスクの有意な増大の予測因子である。
同様に、表5に列挙される1つ以上のSNPの検出は、1つ以上のRT−qPCR反応を行うことによって達成され得る。この場合、個体のRT−qPCR反応またはマルチプレックスRT−qPCR反応を行って、当該分野で周知の技術を用いて、表5に列挙されるSNPのゲノム位置に存在するヌクレオチドを特定しても、または表5に列挙されるSNPの有無を検出してもよい。次いで、これらのアッセイによって提供されるデータを用いて、個体における第VIII因子インヒビター抗体の発達についてのリスクを提供してもよい。
表1〜4に列挙されるSNPの1つと全てとの間を検出できる捕獲プローブを含む、任意のプローブセットを用いてもよい。このプローブセットはさらに、内部コントロール、さらに予測力をもたらすために有用な追加のプローブ、および/または関連しないプローブセットを含んでもよい。
実施例4
次いで、前の実施例で得られた結果を用いて、個体における治療の経過を指示しても改変してもよい。例えば、第VIII因子治療に応答する第VIII因子インヒビターの発達の可能性の低下の予測因子である、SNPrs12368829の検出によって、医師は、その個体に対してFVIIIの投与を含むある経過の処置を割り当てることができるようになる。逆に、第VIII因子治療に応答する第VIII因子インヒビター抗体の発達のリスクの増大の予測因子である、SNPであるrs4147385およびrs927335の検出によって、医師は、非FVIII止血剤の投与(すなわち、FVIIIバイパス療法)を含むある経過の処置を割り当ててもよい。あるいは、rs4147385およびrs927335の両方の検出後、医師は、第VIII因子および非FVIII止血剤の両方の投与を含むある経過の処置を割り当ててもよい。この方式では、併用療法は、第VIII因子および非FVIII止血剤の単独のいずれかの投与よりも有効であり得る。例えば、抗FVIII阻害性抗体の発達は、FVIII投与の有効性の低下を生じ、この時点で、非FVIII止血剤が、この欠損を補充し得る。
前述の発明は、理解を明確にする目的のために例示および実施例によってある程度詳細に記載してきたが、当業者は、特定の変化および改変が、添付の特許請求の範囲内で行われ得ることを理解する。さらに、本明細書に示される各々の引用文献は、あたかも各々の引用文献が個々に参照によって援用されるのと同程度までその全体が参照によって援用される。本出願と、本明細書に提供される引用文献との間に矛盾が存在する場合、本出願が優先するものとする。





















Claims (1)

  1. 明細書に記載された発明。
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