JP2015225434A - 入退室管理システムおよび入退室管理方法 - Google Patents

入退室管理システムおよび入退室管理方法 Download PDF

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嘉昭 小原
隆寛 長坂
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隆寛 長坂
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Abstract

【課題】決められたレベルの清浄度に管理された管理エリア内に微粒子や微生物が混入することを防ぐ。【解決手段】入退室管理装置1は、人感センサ41から検知情報を受信すると、一般エリア側ゲート21を起動させ、人感センサ42から検知情報を受信すると、管理エリア側ゲート22を起動させる。一般エリア側ゲート21は、一般エリア側の受信範囲に存在する管理エリア用着用物(帽子31、衣服32、靴33)から受信した識別情報を入退室管理装置1に送信する。管理エリア側ゲート22は、着替えエリア側の受信範囲に存在する管理エリア用着用物から受信した識別情報を入退室管理装置1に送信する。入退室管理装置1は、一般エリア側ゲート21から受信した識別情報を入室禁止リストとして記憶する。入退室管理装置1は、管理エリア側ゲート22から受信した識別情報が入室禁止リストに含まれる場合には、警報装置6の警報を鳴らす。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの入退室を管理する入退室管理システムおよび入退室管理方法に関する。
一般的に、塵や埃といった微粒子が製品に混入することを嫌う半導体工場、液晶工場、精密機器工場や、細菌類などの排除が必要な手術室や滅菌室、医薬品や化粧品の製造所、細菌を含め、異物、虫などの混入が許されない環境である調理場、食品製造ラインなどでは、空気中における浮遊微粒子や浮遊微生物を排除し、決められたレベルの清浄度に管理されたクリーンルーム内で作業を行い、クリーンルーム内で作業するユーザは当人からの微粒子放出を防止するため、クリーンルーム用の帽子、衣類、靴などをクリーンルーム入室時に着用する。
特許文献1には、試着室に持ち込まれた商品に取り付けられたタグから放射される電波を受信し、電波から商品固有の識別情報を検出し、その検出した識別情報及び試着室内人物検知センサからの情報に基づいて、客が商品又は商品に取り付けられたタグを残して試着室を退出したとき、報知又は警告を行う盗難防止装置が開示されている。
特許文献2には、侵入者は、第1識別情報を示す第1の無線信号を発信する第1発信機が搭載される携行品を携行し、第2識別情報を示す第2の無線信号を発信する第2発信機が搭載される装着品を装着し、第1の無線信号および第2の無線信号の双方を受信して第1識別情報と第2識別情報とを相互に対応付けた対応付情報を参照して、第2の無線信号を受信した場合に進入者を特定する入退室管理システムが開示されている。
特許文献3には、電子タグに書込まれるデータを、非接触で書込み、スキャナに読出させ、この読出しデータによって電子タグを具備した衣服を着用した者の入退室管理、滞在時間管理、着用回数管理、洗濯回数管理など、複数の管理項目の管理用データとして利用するようにした電子タグを具備する衣服が開示されている。
特許文献4には、送信アンテナと受信アンテナとを自動ドアの近傍に配置して、設定周波数帯をスキャンする電波を発信し、自動ドアの前に位置した人間が装着しているLC共振回路の反射波を受信し、反射波波形に該当するIDデータが通行許可登録されているものであれば、自動ドアを開く自動ドア制御システムが開示されている。
特開平11−175857号公報 特開2010−238119号公報 特開平11−312224号公報 特開平11−345288号公報
しかし、クリーンルームへ入室する際はクリーンルーム用の帽子、衣類、靴を着用するというルールの遵守はユーザの意識にゆだねられており、ルール徹底は完全ではない。
特許文献1〜4の技術は、特定エリア内または特定エリアへの進入時のみを対象としており、管理対象物を特定エリア外へ持ち出した記録を行う機能がない。したがって、管理対象物を特定エリア外へ一旦持ち出した後に、特定エリア内へ持ち込んだ場合の検出ができない。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、ユーザが管理対象物を着用または携行し、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリア内に出入りする場合において、清浄度が管理されていない一般エリアへ一旦持ち出されたことで汚染された管理対象物が管理エリアに持ち込まれることを防止し、管理エリア内に微粒子や微生物が混入することを防ぐことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る入退室管理システムは、清浄度が管理されていない一般エリアと、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリアと、管理エリア用の管理対象物をユーザが着脱する着替えエリアとが存在する場所で、管理対象物が一般エリアへ持ち出された記録を行う入退室管理システムである。入退室管理システムは、着替えエリアから一般エリアに出るユーザを検知する第1人感センサと、着替えエリアから管理エリアに入るユーザを検知する第2人感センサと、一般エリアと着替えエリアとの間に設置される一般エリア側ゲートと、管理エリアと着替えエリアとの間に設置される管理エリア側ゲートと、ユーザに警告する警告装置と、第1人感センサ、第2人感センサ、一般エリア側ゲート、管理エリア側ゲートおよび警告装置と接続される入退室管理装置と、を備える。第1人感センサおよび第2人感センサは、ユーザの存在を検知すると、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を入退室管理装置に送信する。管理対象物には、それぞれを識別する識別情報を無線で発信する電子タグが取り付けられている。一般エリア側ゲートは、入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、一般エリア側の受信範囲に存在する管理対象物から識別情報を受信して、入退室管理装置に送信する。管理エリア側ゲートは、入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、着替えエリア側の受信範囲に存在する管理対象物から識別情報を受信して、入退室管理装置に送信する。警告装置は、入退室管理装置から警告指示を受信するとユーザに警告する。入退室管理装置は、検知情報受信部、起動指示送信部、識別情報受信部、リスト生成部、判定部および警告指示送信部を備える。検知情報受信部は、第1人感センサおよび第2人感センサから検知情報を受信する。起動指示送信部は、検知情報受信部が、第1人感センサから検知情報を受信すると、一般エリア側ゲートに起動指示を送信し、検知情報受信部が、第2人感センサから検知情報を受信すると、管理エリア側ゲートに起動指示を送信する。識別情報受信部は、一般エリア側ゲートおよび管理エリア側ゲートから識別情報を受信する。リスト生成部は、識別情報受信部が一般エリア側ゲートから受け取った識別情報を入室禁止リストとして記憶する。判定部は、識別情報受信部が管理エリア側ゲートから受け取った識別情報が、入室禁止リストに含まれるか否かを判定する。警告指示送信部は、判定部が入室禁止リストに含まれると判定すると、警告装置に警告指示を送信する。
本発明によれば、ユーザが、決められたレベルの清浄度に管理された管理対象物を着用または携行し、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリア内に出入りする場合において、清浄度が管理されていない一般エリアへ管理対象物が持ち出されたことを記録するので、一般エリアへ一旦持ち出されたことで汚染された管理対象物が管理エリアに持ち込まれることを防止し、管理エリア内に微粒子や微生物が混入することを防ぐことができる。
本発明の実施の形態1に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態1に係る退室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る入室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。 実施の形態2に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態2に係る入室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。 実施の形態3に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態3に係る退室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。 実施の形態4に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態4に係る入室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る入退室管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。本実施の形態では、管理対象物は、決められたレベルの清浄度に保たれた衣服、帽子、靴などの管理エリア用着用物である。本実施の形態では、清浄度が管理されている管理エリアと、清浄度が管理されていない一般エリアがあり、管理エリアと一般エリアとの間に、ユーザが管理エリア用着用物に着替える着替えエリアがある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。入退室管理システム100は、一般エリアと着替えエリアとを仕切る一般エリア側ゲート21と、管理エリアと着替えエリアとを仕切る管理エリア側ゲート22と、着替えエリアから一般エリアに出るユーザを検知する人感センサ41と、着替えエリアから管理エリアに入るユーザを検知する人感センサ42と、ユーザが着替えエリアで着替える管理エリア用着用物(帽子31、衣服32および靴33)と、警報を鳴らす警報装置6と、一般エリア側ゲート21、管理エリア側ゲート22、人感センサ41、人感センサ42、および警報装置6と接続される入退室管理装置1と、で構成される。
人感センサ41および人感センサ42は、ユーザの存在を検知すると、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を入退室管理装置1に送信する。入退室管理装置1は、人感センサ41から検知情報を受信すると、一般エリア側ゲート21に起動指示を送信する。入退室管理装置1は、人感センサ42から検知情報を受信すると、管理エリア側ゲート22に起動指示を送信する。
一般エリア側ゲート21および管理エリア側ゲート22は、入退室管理装置1から起動指示を受信すると起動し、起動してから所定の起動時間経過後に停止する。
帽子31、衣服32および靴33には、それぞれを識別する識別情報を無線で発信する電子タグが取り付けられている。ユーザは、一般エリアから着替えエリアに入ると、ロッカー5に収納されている帽子31、衣服32および靴33を着用して、着替えエリアから管理エリアに入るルールに基づいて行動する。また、ユーザは、管理エリアから着替えエリアに入ると、帽子31、衣服32および靴33を脱いで、着替えエリアから一般エリアに出るルールに基づいて行動する。
一般エリア側ゲート21は、一般エリア側の受信範囲に存在する帽子31、衣服32および靴33から識別情報を受信する。つまり、ユーザがルールを遵守せず、帽子31、衣服32および靴33を着用したまま、一般エリア側ゲート21を通過して着替えエリアから一般エリアに出ると、一般エリア側ゲート21は、帽子31、衣服32および靴33から発信される識別情報を受信する。一般エリア側ゲート21は、受信した識別情報を入退室管理装置1に送信する。
管理エリア側ゲート22は、着替えエリア側の受信範囲に存在する帽子31、衣服32および靴33から識別情報を受信する。つまり、帽子31、衣服32および靴33を着用したユーザが着替えエリア内で管理エリア側ゲート22に接近すると、管理エリア側ゲート22は、帽子31、衣服32および靴33から発信される識別情報を受信する。管理エリア側ゲート22は、受信した識別情報を入退室管理装置1に送信する。
入退室管理装置1は、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信すると、受信した識別情報が示す帽子31、衣服32および靴33は一般エリアに出て汚染されたと判断し、入室禁止リストとして当該識別情報を記憶する。
入退室管理装置1は、管理エリア側ゲート22から識別情報を受信すると、受信した識別情報が入室禁止リストに含まれるか否かを判定し、含まれる場合には、警報装置6に警報指示を送信する。警報装置6は、入退室管理装置1から警報指示を受信すると警報を鳴らす。警報は音声やランプの点灯など、ユーザに警告できるものであれば、なんでもよい。
図2は、実施の形態1に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。入退室管理装置1は、検知情報受信部11、起動指示送信部12、識別情報受信部13、リスト生成部14、記憶部15、判定部16および警報指示送信部17を備える。
検知情報受信部11は、人感センサ41および人感センサ42から検知情報を受信し、起動指示送信部12に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ41からの検知情報を受け取ると、起動指示を一般エリア側ゲート21に送信する。起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ42からの検知情報を受け取ると、起動指示を管理エリア側ゲート22に送信する。
一般エリア側ゲート21および管理エリア側ゲート22は、起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、識別情報の受信を待機する。
識別情報受信部13は、一般エリア側ゲート21および管理エリア側ゲート22から識別情報を受信する。識別情報受信部13は、一般エリア側ゲート21から受信した識別情報をリスト生成部14に送る。識別情報受信部13は、管理エリア側ゲート22から受信した識別情報を判定部16に送る。
リスト生成部14は、識別情報受信部13から受け取った識別情報を記憶部15が記憶する入室禁止リストに追加する。
判定部16は、識別情報受信部13から受け取った識別情報が、記憶部15が記憶する入室禁止リストに含まれるか否かを判定する。判定部16は、識別情報が入室禁止リストに含まれると判定すると、警報指示送信部17に警報指示を送る。
警報指示送信部17は、警報装置6に警報指示を送信する。警報装置6は警報指示を受信すると、警報を鳴らす。
図3は、実施の形態1に係る退室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。退室管理処理1は、入退室管理装置1に電源が投入されると開始する。
入退室管理装置1の検知情報受信部11が、人感センサ41から検知情報を受信しない場合(ステップS11;NO)、ステップS11を繰り返して、人感センサ41からの検知情報の受信を待機する。
人感センサ41から検知情報を受信した場合(ステップS11;YES)、検知情報受信部11は、人感センサ41からの検知情報を起動指示送信部12に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ41からの検知情報を受け取ると、起動指示を一般エリア側ゲート21に送信し、起動させる(ステップS12)。
識別情報受信部13が、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信しない場合(ステップS13;NO)、ステップS13を繰り返して、一般エリア側ゲート21からの識別情報の受信を待機する。
一般エリア側ゲート21から識別情報を受信した場合(ステップS13;YES)、識別情報受信部13は、一般エリア側ゲート21からの識別情報をリスト生成部14に送る。リスト生成部14は、識別情報受信部13から受け取った識別情報を記憶部15が記憶する入室禁止リストに追加する(ステップS14)。
入退室管理装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS15;NO)、ステップS11に戻り、ステップS11〜ステップS15を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS15;YES)、処理を終了する。
図4は、実施の形態1に係る入室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。入室管理処理1は、入退室管理装置1に電源が投入されると開始する。
入退室管理装置1の検知情報受信部11が、人感センサ42から検知情報を受信しない場合(ステップS21;NO)、ステップS21を繰り返して、人感センサ42からの検知情報の受信を待機する。
人感センサ42から検知情報を受信した場合(ステップS21;YES)、検知情報受信部11は、人感センサ42からの検知情報を起動指示送信部12に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ42からの検知情報を受け取ると、起動指示を管理エリア側ゲート22に送信し、起動させる(ステップS22)。
識別情報受信部13が、管理エリア側ゲート22から識別情報を受信しない場合(ステップS23;NO)、ステップS23を繰り返して、管理エリア側ゲート22からの識別情報の受信を待機する。
管理エリア側ゲート22から識別情報を受信した場合(ステップS23;YES)、識別情報受信部13は、管理エリア側ゲート22からの識別情報を判定部16に送る。判定部16は、識別情報受信部13から受け取った識別情報が、記憶部15が記憶する入室禁止リストに含まれるか否かを判定する(ステップS24)。
入室禁止リストに含まれない場合(ステップS24;NO)、処理はステップS26に移行する。入室禁止リストに含まれる場合(ステップS24;YES)、判定部16は、警報指示送信部17に警報指示を送る。警報指示送信部17は、警報装置6に警報指示を送信する(ステップS25)。
入退室管理装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS26;NO)、ステップS21に戻り、ステップS21〜ステップS26を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS26;YES)、処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態1の入退室管理装置1によれば、ユーザが、決められたレベルの清浄度に管理された管理対象物を着用または携行し、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリア内に出入りする場合において、清浄度が管理されていない一般エリアへ管理対象物が持ち出されたことを記録するので、一般エリアへ一旦持ち出されたことで汚染された管理対象物が管理エリアに持ち込まれることを防止し、管理エリア内に微粒子や微生物が混入することを防ぐことができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。入退室管理システム200では、実施の形態1の入退室管理システム100の警報装置6に代えて、管理エリア側ゲート22が自動ドア220を備える。
入退室管理装置1は、管理エリア側ゲート22から受信した識別情報が入室禁止リストに含まれる場合には、管理エリア側ゲート22に自動ドア220を閉じる制御指示を送信する。管理エリア側ゲート22は、入退室管理装置1から自動ドア220を閉じる制御指示を受信すると自動ドア220を閉じる。
その他の構成は、入退室管理システム100と同様である。
図6は、実施の形態2に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。実施の形態2の入退室管理装置1は、実施の形態1の入退室管理装置1の警報指示送信部17に代えて、制御指示送信部18を備える。
判定部16は、識別情報受信部13から受け取った識別情報が、記憶部15が記憶する入室禁止リストに含まれると判定すると、制御指示送信部18に自動ドア220を閉じる制御指示を送る。
制御指示送信部18は、管理エリア側ゲート22に自動ドア220を閉じる制御指示を送信する。管理エリア側ゲート22は自動ドア220を閉じる制御指示を受信すると、自動ドア220を閉じる。
その他の構成は、実施の形態1の入退室管理装置1と同様である。
図7は、実施の形態2に係る入室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。入室管理処理2は、入退室管理装置1に電源が投入されると開始する。
入退室管理装置1の検知情報受信部11が、人感センサ42から検知情報を受信しない場合(ステップS31;NO)、ステップS31を繰り返して、人感センサ42からの検知情報の受信を待機する。
人感センサ42から検知情報を受信した場合(ステップS31;YES)、検知情報受信部11は、人感センサ42からの検知情報を起動指示送信部12に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ42からの検知情報を受け取ると、起動指示を管理エリア側ゲート22に送信し、起動させる(ステップS32)。
識別情報受信部13が、管理エリア側ゲート22から識別情報を受信しない場合(ステップS33;NO)、ステップS33を繰り返して、管理エリア側ゲート22からの識別情報の受信を待機する。
管理エリア側ゲート22から識別情報を受信した場合(ステップS33;YES)、識別情報受信部13は、管理エリア側ゲート22からの識別情報を判定部16に送る。判定部16は、識別情報受信部13から受け取った識別情報が、記憶部15が記憶する入室禁止リストに含まれるか否かを判定する(ステップS34)。
入室禁止リストに含まれない場合(ステップS34;NO)、処理はステップS36に移行する。入室禁止リストに含まれる場合(ステップS34;YES)、判定部16は、制御指示送信部18に自動ドア220を閉じる制御指示を送る。制御指示送信部18は、管理エリア側ゲート22に自動ドア220を閉じる制御指示を送信する(ステップS35)。
入退室管理装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS36;NO)、ステップS31に戻り、ステップS31〜ステップS36を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS36;YES)、処理を終了する。
実施の形態2における退室管理処理は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、実施の形態2の入退室管理システム200によれば、一般エリアへ一旦持ち出されたことで汚染された管理対象物が管理エリアに持ち込まれないように、自動ドアを閉じるので、より確実に管理エリア内に微粒子や微生物が混入することを防ぐことができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。入退室管理システム300は、実施の形態1の入退室管理システム100の構成に加えて、管理エリアから着替えエリアに入るユーザを検知する人感センサ43と、ユーザが着用済の管理エリア用着用物を返却する返却箱8とを備える。
ユーザは、着替えエリアから一般エリアに出るときは、着用済の管理エリア用着用物を返却箱8に返却するルールに基づいて行動する。返却箱8は、管理エリア用着用物の識別情報を受信する機能を有する。返却箱8は、受信した識別情報を入退室管理装置1に送信する。
入退室管理装置1は、人感センサ43から検知情報を受信した後に、管理エリア側ゲート22から識別情報を受信すると、ユーザが管理エリア側ゲート22を通過して着替えエリアに入ったと判断する。
入退室管理装置1は、一般エリアゲート21から識別情報を受信した場合に加え、ユーザが管理エリア側ゲート22を通過して着替えエリアに入ったと判断してから所定の時間以内に、管理エリア側ゲート22および返却箱8のどちらからも当該識別情報を受信しない場合も、当該識別情報が示す帽子31、衣服32および靴33は一般エリアに出て汚染されたと判断し、入室禁止リストとして当該識別情報を記憶する。
つまり、管理エリアから着替えエリアに入ったユーザが着用済の管理エリア用着用物を返却箱8に返却せず(返却箱8から当該識別情報を受信しない)、かつ、管理エリアに戻っていない(一般エリア側ゲート21から当該識別情報を受信しない)場合は、ユーザが管理エリア用着用物を着用したまま一般エリアに出たと判断する。
その他の構成は、入退室管理システム100と同様である。
図9は、実施の形態3に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。実施の形態3の入退室管理装置1の検知情報受信部11は、人感センサ41、人感センサ42および人感センサ43から検知情報を受信し、起動指示送信部12および識別情報受信部13に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ42および人感センサ43からの検知情報を受け取ると、起動指示を管理エリア側ゲート22に送信する。
識別情報受信部13は、検知情報受信部11から、人感センサ43からの検知情報を受け取った後に、管理エリア側ゲート22から識別情報を受信すると、受信した識別情報を記憶部15に退室情報として一時記憶する。また、識別情報受信部13は、記憶部15に退室情報を記憶したことをリスト生成部14に通知する。
識別情報受信部13は、人感センサ42からの検知情報を受け取った後に、管理エリア側ゲート22から受け取った識別情報を判定部16およびリスト生成部14に送る。また、識別情報受信部13は、返却箱8から識別情報を受信すると、リスト生成部14に送る。
リスト生成部14は、識別情報受信部13から記憶部15に退室情報を記憶したことを通知されると、通知後の経過時間を計測する。
リスト生成部14は、通知後、所定の時間が経過するまでに、退室情報と同一の識別情報を識別情報受信部13から受け取らない場合、記憶部15に退室情報として一時記憶されている識別情報を、入室禁止リストに追加する。
リスト生成部14は、通知後、所定の時間が経過すると、退室情報として一時記憶されている識別情報を記憶部15から消去する。
その他の構成は、実施の形態1の入退室管理装置1と同様である。
図10は、実施の形態3に係る退室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。退室管理処理2は、入退室管理装置1に電源が投入されると開始する。
入退室管理装置1の検知情報受信部11が、人感センサ43から検知情報を受信しない場合(ステップS41;NO)、ステップS41を繰り返して、人感センサ43からの検知情報の受信を待機する。
人感センサ43から検知情報を受信した場合(ステップS41;YES)、検知情報受信部11は、人感センサ43からの検知情報を起動指示送信部12に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ43からの検知情報を受け取ると、起動指示を管理エリア側ゲート22に送信し、起動させる(ステップS42)。
識別情報受信部13が、管理エリア側ゲート22から識別情報を受信しない場合(ステップS43;NO)、ステップS43を繰り返して、管理エリア側ゲート22からの識別情報の受信を待機する。
管理エリア側ゲート22から識別情報を受信した場合(ステップS43;YES)、識別情報受信部13は、受信した識別情報を記憶部15に退室情報として一時記憶する(ステップS44)。このとき、識別情報受信部13は、記憶部15に退室情報を記憶したことをリスト生成部14に通知する。
識別情報受信部13が一般エリア側ゲート21から識別情報を受信した場合(ステップS45;YES)、識別情報受信部13は、一般エリア側ゲート21からの識別情報をリスト生成部14に送る。リスト生成部14は、識別情報受信部13から受け取った識別情報を記憶部15が記憶する入室禁止リストに追加する(ステップS49)。
識別情報受信部13が一般エリア側ゲート21から識別情報を受信せず(ステップS45;NO)、管理エリア側ゲート22から識別情報を受信した場合(ステップS46;YES)、処理はステップS50に移行する。
識別情報受信部13が管理エリア側ゲート22から識別情報を受信せず(ステップS46;NO)、返却箱8から識別情報を受信した場合(ステップS47;YES)、処理はステップS50に移行する。
識別情報受信部13が返却箱8から識別情報を受信しない場合(ステップS47;NO)、リスト生成部14は、記憶部15に退室情報を記憶したことを通知されてから所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS48)。
所定の時間が経過していない場合(ステップS48;NO)、ステップS45に戻り、ステップS45〜ステップS48を繰り返す。所定の時間が経過した場合(ステップS48;YES)、リスト生成部14は、記憶部15に退室情報として一時記憶されている識別情報を、入室禁止リストに追加し(ステップS49)、退室情報として一時記憶されている識別情報を記憶部15から消去する。(ステップS50)。
入退室管理装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS51;NO)、ステップS41に戻り、ステップS41〜ステップS51を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS51;YES)、処理を終了する。
実施の形態3における入室管理処理は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、実施の形態3の入退室管理システム300によれば、一般エリア側ゲート21が正しく作動しない場合であっても、ユーザが着用済の管理エリア用着用物を返却箱8に返却せず、かつ、管理エリアに戻っていない場合は、ユーザが管理エリア用着用物を着用したまま一般エリアに出たと判断することができるので、一般エリアへ一旦持ち出されたことで汚染された管理対象物が管理エリアに持ち込まれることを、より確実に防止し、管理エリア内に微粒子や微生物が混入することを防ぐことができる。
(実施の形態4)
図11は、本発明の実施の形態4に係る入退室管理システムの構成例を示す図である。入退室管理システム400は、管理エリア側ゲート22を備えず、一般エリア側ゲート21が管理エリア側ゲート22と同様の機能を兼ね備える。入退室管理システム400では、一般エリアから着替えエリアに入るユーザを検知する人感センサ44を備える。
人感センサ44は、ユーザの存在を検知すると、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を入退室管理装置1に送信する。入退室管理装置1は、人感センサ44から検知情報を受信すると、一般エリア側ゲート21に起動指示を送信する。
一般エリア側ゲート21は、一般エリア側の受信範囲に存在する帽子31、衣服32および靴33から識別情報を受信する。つまり、ユーザがルールを遵守せず、帽子31、衣服32および靴33を着用したまま、一般エリア側ゲート21を通過して着替えエリアから一般エリアに出るときだけでなく、帽子31、衣服32および靴33を着用したユーザが一般エリア内で一般エリア側ゲート21に接近したときも、一般エリア側ゲート21は、帽子31、衣服32および靴33から発信される識別情報を受信する。一般エリア側ゲート21は、受信した識別情報を入退室管理装置1に送信する。
入退室管理装置1は、人感センサ41から検知情報を受信した後に、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信すると、受信した識別情報が示す帽子31、衣服32および靴33は一般エリアに出て汚染されたと判断し、入室禁止リストとして当該識別情報を記憶する。
入退室管理装置1は、人感センサ44から検知情報を受信した後に、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信すると、受信した識別情報が入室禁止リストに含まれるか否かを判定する。含まれる場合には、入退室管理装置1は、警報装置6に警報指示を送信する。
その他の構成は、入退室管理システム100と同様である。
図12は、実施の形態4に係る入退室管理装置の機能構成例を示す図である。実施の形態4の入退室管理装置1の検知情報受信部11は、人感センサ41および人感センサ44から検知情報を受信し、起動指示送信部12および識別情報受信部13に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ41および人感センサ44からの検知情報を受け取ると、起動指示を一般エリア側ゲート21に送信する。
識別情報受信部13は、検知情報受信部11から、人感センサ41からの検知情報を受け取った後に、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信すると、識別情報をリスト生成部14に送る。識別情報受信部13は、検知情報受信部11から、人感センサ44からの検知情報を受け取った後に、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信すると、識別情報を判定部16に送る。
その他の構成は、実施の形態1の入退室管理装置1と同様である。
図13は、実施の形態4に係る入室管理処理の動作の一例を示すフローチャートである。入室管理処理3は、入退室管理装置1に電源が投入されると開始する。
入退室管理装置1の検知情報受信部11が、人感センサ44から検知情報を受信しない場合(ステップS61;NO)、ステップS61を繰り返して、人感センサ44からの検知情報の受信を待機する。
人感センサ44から検知情報を受信した場合(ステップS61;YES)、検知情報受信部11は、人感センサ44からの検知情報を起動指示送信部12および識別情報受信部13に送る。
起動指示送信部12は、検知情報受信部11から、人感センサ44からの検知情報を受け取ると、起動指示を一般エリア側ゲート21に送信し、起動させる(ステップS62)。
識別情報受信部13が、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信しない場合(ステップS63;NO)、ステップS63を繰り返して、一般エリア側ゲート21からの識別情報の受信を待機する。
人感センサ44からの検知情報を受け取った後に、一般エリア側ゲート21から識別情報を受信した場合(ステップS63;YES)、識別情報受信部13は、一般エリア側ゲート21から識別情報を判定部16に送る。判定部16は、識別情報受信部13から受け取った識別情報が、記憶部15が記憶する入室禁止リストに含まれるか否かを判定する(ステップS64)。
入室禁止リストに含まれない場合(ステップS64;NO)、処理はステップS66に移行する。入室禁止リストに含まれる場合(ステップS64;YES)、判定部16は、警報指示送信部17に警報指示を送る。警報指示送信部17は、警報装置6に警報指示を送信する(ステップS65)。
入退室管理装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS66;NO)、ステップS61に戻り、ステップS61〜ステップS66を繰り返す。電源がOFFになった場合(ステップS66;YES)、処理を終了する。
実施の形態4における退室管理処理は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、実施の形態4の入退室管理システム400によれば、識別情報を受信し、入退室管理装置1に送信する機能を備えるゲートが1つでよいので、より低コストで、一般エリアへ一旦持ち出されたことで汚染された管理対象物が管理エリアに持ち込まれることを防止し、管理エリア内に微粒子や微生物が混入することを防ぐことができる。
上記の実施の形態1〜3は、別々に説明したが、これらを組み合わせてもよい。また、実施の形態4の入退室管理システム400の警報装置6に代えて、実施の形態2に係る自動ドア220を一般エリア側ゲート21が備える構成にしてもよい。
図14は、実施の形態に係る入退室管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。入退室管理装置1は、図14に示すように、制御部51、主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、表示部55および送受信部56を備える。主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、表示部55および送受信部56はいずれも内部バス50を介して制御部51に接続されている。
制御部51はCPU(Central Processing Unit)などから構成され、外部記憶部53に記憶されている制御プログラム59に従って、入退室管理装置1の識別情報受信13、リスト生成部14および判定部16の各処理を実行する。
主記憶部52はRAM(Random-Access Memory)などから構成され、外部記憶部53に記憶されている制御プログラム59をロードし、制御部51の作業領域として用いられる。
外部記憶部53は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM、DVD−RWなどの不揮発性メモリから構成され、入退室管理装置1の処理を制御部51に行わせるためのプログラムをあらかじめ記憶し、また、制御部51の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部51に供給し、制御部51から供給されたデータを記憶する。記憶部15は外部記憶部53に構成される。
操作部54はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイスなどと、キーボードおよびポインティングデバイスなどを内部バス50に接続するインタフェース装置から構成されている。操作部54を介して、入力された情報が制御部51に供給される。システム管理者が入退室管理装置1に情報を入力する場合は、操作部54を介して、入力された情報が制御部51に供給される。
表示部55は、CRTまたはLCDなどから構成されている。システム管理者が入退室管理装置1に情報を入力する場合は、操作画面を表示する。
送受信部56は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部56は、検知情報受信部11、起動指示送信部12、識別情報受信部13、警報指示送信部17、および、制御指示送信部18として機能する。
図2、図6、図9および図12に示す入退室管理装置1の検知情報受信部11、起動指示送信部12、識別情報受信部13、リスト生成部14、記憶部15、判定部16、警報指示送信部17、および、制御指示送信部18の処理は、制御プログラム59が、制御部51、主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、表示部55および送受信部56などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部51、主記憶部52、外部記憶部53、操作部54、表示部55、送受信部56、内部バス50などから構成される入退室管理装置1の処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROMなど)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する入退室管理装置1を構成してもよい。また、インターネットなどの通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロードなどすることで入退室管理装置1を構成してもよい。
また、入退室管理装置1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して提供することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを提供してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 入退室管理装置、5 ロッカー、6 警報装置、8 返却箱、41,42,43,44 人感センサ、11 検知情報受信部、12 起動指示送信部、13 識別情報受信部、14 リスト生成部、15 記憶部、16 判定部、17 警報指示送信部、18 制御指示送信部、21 一般エリア側ゲート、22 管理エリア側ゲート、31 帽子、32 衣服、33 靴、50 内部バス、51 制御部、52 主記憶部、53 外部記憶部、54 操作部、55 表示部、56 送受信部、59 制御プログラム、100,200,300,400 入退室管理システム、220 自動ドア。

Claims (6)

  1. 清浄度が管理されていない一般エリアと、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリアと、前記管理エリア用の管理対象物をユーザが着脱する着替えエリアとが存在する場所で、前記管理対象物が前記一般エリアへ持ち出された記録を行う入退室管理システムであって、
    前記着替えエリアから前記一般エリアに出るユーザを検知する第1人感センサと、
    前記着替えエリアから前記管理エリアに入るユーザを検知する第2人感センサと、
    前記一般エリアと前記着替えエリアとの間に設置される一般エリア側ゲートと、
    前記管理エリアと前記着替えエリアとの間に設置される管理エリア側ゲートと、
    前記ユーザに警告する警告装置と、
    前記第1人感センサ、前記第2人感センサ、前記一般エリア側ゲート、前記管理エリア側ゲートおよび前記警告装置と接続される入退室管理装置と、
    を備え、
    前記第1人感センサおよび前記第2人感センサは、ユーザの存在を検知すると、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を前記入退室管理装置に送信し、
    前記管理対象物には、それぞれを識別する識別情報を無線で発信する電子タグが取り付けられており、
    前記一般エリア側ゲートは、前記入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、前記一般エリア側の受信範囲に存在する前記管理対象物から前記識別情報を受信して、前記入退室管理装置に送信し、
    前記管理エリア側ゲートは、前記入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、前記着替えエリア側の受信範囲に存在する前記管理対象物から前記識別情報を受信して、前記入退室管理装置に送信し、
    前記警告装置は、前記入退室管理装置から警告指示を受信すると前記ユーザに警告し、
    前記入退室管理装置は、
    前記第1人感センサおよび前記第2人感センサから前記検知情報を受信する検知情報受信部、
    前記検知情報受信部が、前記第1人感センサから前記検知情報を受信すると、前記一般エリア側ゲートに起動指示を送信し、前記検知情報受信部が、前記第2人感センサから前記検知情報を受信すると、前記管理エリア側ゲートに起動指示を送信する起動指示送信部、
    前記一般エリア側ゲートおよび前記管理エリア側ゲートから前記識別情報を受信する識別情報受信部、
    前記識別情報受信部が前記一般エリア側ゲートから受け取った前記識別情報を入室禁止リストとして記憶するリスト生成部、
    前記識別情報受信部が前記管理エリア側ゲートから受け取った前記識別情報が、前記入室禁止リストに含まれるか否かを判定する判定部、および、
    前記判定部が前記入室禁止リストに含まれると判定すると、前記警告装置に警告指示を送信する警告指示送信部、
    を有する入退室管理システム。
  2. 前記警告装置は、前記管理エリア側ゲートが備える自動ドアであって、
    前記警告指示送信部は、前記判定部が前記入室禁止リストに含まれると判定すると、前記管理エリア側ゲートに自動ドアを閉める制御指示を送信する請求項1に記載の入退室管理システム。
  3. 前記管理エリアから前記着替えエリアに入るユーザを検知する第3人感センサと、
    ユーザが着用済の管理エリア用着用物を返却する返却箱と、
    をさらに備え、
    前記第3人感センサは、ユーザの存在を検知すると、前記検知情報を前記入退室管理装置に送信し、
    前記返却箱は、管理エリア用着用物の識別情報を受信して、前記識別情報を前記入退室管理装置に送信し、
    前記検知情報受信部は、前記第3人感センサから前記検知情報をさらに受信し、
    前記識別情報受信部は、前記返却箱から前記識別情報をさらに受信し、
    前記起動指示送信部は、前記検知情報受信部が前記第2人感センサおよび前記第3人感センサから前記検知情報を受信すると、前記管理エリア側ゲートに起動指示を送信し、
    前記識別情報受信部は、前記検知情報受信部が前記第3人感センサから前記検知情報を受信した後に、前記管理エリア側ゲートから前記識別情報を受信すると、受信した前記識別情報を退室情報として一時記憶し、
    前記リスト生成部は、前記検知情報受信部が前記第1人感センサから前記検知情報を受信した後に、前記識別情報受信部が前記一般エリア側ゲートから受け取った前記識別情報を入室禁止リストとして記憶し、前記識別情報受信部が前記退室情報を記憶してから、所定の時間が経過するまでに、前記識別情報受信部が前記退室情報と同一の前記識別情報を受信しない場合も、前記退室情報として一時記憶されている前記識別情報を前記入室禁止リストとして記憶し、
    前記判定部は、前記検知情報受信部が前記第2人感センサから前記検知情報を受信した後に、前記識別情報受信部が前記管理エリア側ゲートから受信した前記識別情報が、前記入室禁止リストに含まれるか否かを判定する請求項1または2に記載の入退室管理システム。
  4. 清浄度が管理されていない一般エリアと、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリアと、前記管理エリア用の管理対象物をユーザが着脱する着替えエリアとが存在する場所で、前記管理対象物が前記一般エリアへ持ち出された記録を行う入退室管理システムであって、
    前記着替えエリアから前記一般エリアに出るユーザを検知する第1人感センサと、
    前記一般エリアから前記着替えエリアに入るユーザを検知する第4人感センサと、
    前記一般エリアと前記着替えエリアとの間に設置される一般エリア側ゲートと、
    前記ユーザに警告する警告装置と、
    前記第1人感センサ、前記第4人感センサ、前記一般エリア側ゲートおよび前記警告装置と接続される入退室管理装置と、
    を備え、
    前記第1人感センサおよび前記第4人感センサは、ユーザの存在を検知すると、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を前記入退室管理装置に送信し、
    前記管理対象物には、それぞれを識別する識別情報を無線で発信する電子タグが取り付けられており、
    前記一般エリア側ゲートは、前記入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、前記一般エリア側の受信範囲に存在する前記管理対象物から前記識別情報を受信して、前記入退室管理装置に送信し、
    前記警告装置は、前記入退室管理装置から警告指示を受信すると前記ユーザに警告し、
    前記入退室管理装置は、
    前記第1人感センサおよび前記第4人感センサから前記検知情報を受信する検知情報受信部、
    前記検知情報受信部が、前記第1人感センサおよび前記第4人感センサから前記検知情報を受信すると、前記一般エリア側ゲートに起動指示を送信する起動指示送信部、
    前記一般エリア側ゲートから前記識別情報を受信する識別情報受信部、
    前記検知情報受信部が、前記第1人感センサから前記検知情報を受信した後に、前記識別情報受信部が前記一般エリア側ゲートから受け取った前記識別情報を入室禁止リストとして記憶するリスト生成部、
    前記検知情報受信部が、前記第4人感センサから前記検知情報を受信した後に、前記識別情報受信部が前記一般エリア側ゲートから受け取った前記識別情報が、前記入室禁止リストに含まれるか否かを判定する判定部、および、
    前記判定部が前記入室禁止リストに含まれると判定すると、前記警告装置に警告指示を送信する警告指示送信部、
    を有する入退室管理システム。
  5. 清浄度が管理されていない一般エリアと、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリアと、前記管理エリア用の管理対象物をユーザが着脱する着替えエリアとが存在する場所で、前記管理対象物が前記一般エリアへ持ち出された記録を行う入退室管理方法であって、
    第1人感センサが実行する
    前記着替えエリアから前記一般エリアに出るユーザを検知し、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を入退室管理装置に送信する第1検知ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記第1人感センサから前記検知情報を受信する第1検知情報受信ステップと、
    前記第1検知情報受信ステップで、前記第1人感センサから前記検知情報を受信すると、前記一般エリアと前記着替えエリアとの間に設置される一般エリア側ゲートに起動指示を送信する第1起動指示送信ステップと、
    前記一般エリア側ゲートが実行する
    前記入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、前記一般エリア側の受信範囲に存在する前記管理対象物から前記識別情報を受信して、前記入退室管理装置に送信する第1識別情報送信ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記一般エリア側ゲートから前記識別情報を受信する第1識別情報受信ステップと、
    前記第1識別情報受信ステップで、前記一般エリア側ゲートから受け取った前記識別情報を入室禁止リストとして記憶するリスト生成ステップと、
    第2人感センサが実行する
    前記着替えエリアから前記管理エリアに入るユーザを検知し、前記検知情報を前記入退室管理装置に送信する第2検知ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記第2人感センサから前記検知情報を受信する第2検知情報受信ステップと、
    前記第2検知情報受信ステップで、前記第2人感センサから前記検知情報を受信すると、前記管理エリアと前記着替えエリアとの間に設置される管理エリア側ゲートに起動指示を送信する第2起動指示送信ステップと、
    前記管理エリア側ゲートが実行する
    前記入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、前記着替えエリア側の受信範囲に存在する前記管理対象物から前記識別情報を受信して、前記入退室管理装置に送信する第2識別情報送信ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記管理エリア側ゲートから前記識別情報を受信する第2識別情報受信ステップと、
    前記第2識別情報受信ステップで、前記管理エリア側ゲートから受け取った前記識別情報が、前記入室禁止リストに含まれるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで、前記入室禁止リストに含まれると判定すると、警告装置に警告指示を送信する警告指示送信ステップと、
    前記警告装置が実行する
    前記入退室管理装置から警告指示を受信し、ユーザに警告する警告ステップと、
    を備える入退室管理方法。
  6. 清浄度が管理されていない一般エリアと、決められたレベルの清浄度に管理された管理エリアと、前記管理エリア用の管理対象物をユーザが着脱する着替えエリアとが存在する場所で、前記管理対象物が前記一般エリアへ持ち出された記録を行う入退室管理方法であって、
    第1人感センサが実行する
    前記着替えエリアから前記一般エリアに出るユーザを検知し、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を入退室管理装置に送信する第1検知ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記第1人感センサから前記検知情報を受信する第1検知情報受信ステップと、
    前記第1検知情報受信ステップで、前記第1人感センサから前記検知情報を受信すると、前記一般エリアと前記着替えエリアとの間に設置される一般エリア側ゲートに起動指示を送信する第1起動指示送信ステップと、
    前記一般エリア側ゲートが実行する
    前記入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、前記一般エリア側の受信範囲に存在する前記管理対象物から前記識別情報を受信して、前記入退室管理装置に送信する第1識別情報送信ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記一般エリア側ゲートから前記識別情報を受信する第1識別情報受信ステップと、
    前記第1検知情報受信ステップで、前記第1人感センサから前記検知情報を受信した後に、前記第1識別情報受信ステップで、前記一般エリア側ゲートから受け取った前記識別情報を入室禁止リストとして記憶するリスト生成ステップと、
    第4人感センサが実行する
    前記一般エリアから前記着替えエリアに入るユーザを検知し、ユーザの存在を検知したことを示す検知情報を入退室管理装置に送信する第3検知ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記第4人感センサから前記検知情報を受信する第3検知情報受信ステップと、
    前記第3検知情報受信ステップで、前記第4人感センサから前記検知情報を受信すると、前記一般エリア側ゲートに起動指示を送信する第3起動指示送信ステップと、
    前記一般エリア側ゲートが実行する
    前記入退室管理装置から起動指示を受信すると所定の起動時間起動し、前記一般エリア側の受信範囲に存在する前記管理対象物から前記識別情報を受信して、前記入退室管理装置に送信する第3識別情報送信ステップと、
    前記入退室管理装置が実行する
    前記一般エリア側ゲートから前記識別情報を受信する第3識別情報受信ステップと、
    前記第3検知情報受信ステップで、前記第4人感センサから前記検知情報を受信した後に、前記第3識別情報受信ステップで、前記一般エリア側ゲートから受け取った前記識別情報が、前記入室禁止リストに含まれるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで、前記入室禁止リストに含まれると判定すると、警告装置に警告指示を送信する警告指示送信ステップと、
    前記警告装置が実行する
    前記入退室管理装置から警告指示を受信し、ユーザに警告する警告ステップと、
    を備える入退室管理方法。
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