JP2015225214A - シミュレーションシステム - Google Patents

シミュレーションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2015225214A
JP2015225214A JP2014109932A JP2014109932A JP2015225214A JP 2015225214 A JP2015225214 A JP 2015225214A JP 2014109932 A JP2014109932 A JP 2014109932A JP 2014109932 A JP2014109932 A JP 2014109932A JP 2015225214 A JP2015225214 A JP 2015225214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
dimensional
welding
tip
simulation system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014109932A
Other languages
English (en)
Inventor
光宏 深町
Mitsuhiro Fukamachi
光宏 深町
多実男 升岡
Tamio Masuoka
多実男 升岡
修 熊本
Osamu Kumamoto
修 熊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Asahi Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Electronics Co Ltd filed Critical Asahi Electronics Co Ltd
Priority to JP2014109932A priority Critical patent/JP2015225214A/ja
Publication of JP2015225214A publication Critical patent/JP2015225214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arc Welding Control (AREA)

Abstract

【課題】作業経過の良し悪しを作業中における複数条件の見掛けを含めて判断することを要求される複雑な作業に対して有用なシミュレーションシステムを提供すること。
【解決手段】3次元の被溶接物W1,W2の溶接部位Wに対する溶接作業をシミュレートする3次元表示装置と、作業内容と作業条件とを設定するコンピュータ装置と、作業者が握持操作する溶接トーチ40の3次元表示装置に対する先端の位置と姿勢と移動軌跡とをリアルタイムで3次元で検出するトラッキングコントローラと、を備え、コンピュータ装置で設定した作業内容と作業条件及びトラッキングコントローラで検出した溶接トーチ40の先端の位置と姿勢と移動軌跡とに基づいて、作業者が溶接トーチ40を用いて作業対象物に対する作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況を、溶接トーチ40の先端の位置を基準としてリアルタイムで疑似表示する。
【選択図】図12

Description

本発明は、シミュレーションシステムに関する。
従来、使用者がモニタに表示した疑似の溶接対象に溶接トーチを当てるようにして溶接作業をシミュレートした場合に、カメラセンサにより検出された溶接トーチの位置及び姿勢(角度)に応じた作業結果としてビードを表示するシミュレーションシステムが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2012−218058号公報 特開2013−156428号公報
しかしながら、このような従来のシミュレーションシステムにあっては、単に作業結果としてビードを表示させるだけであった。このため、作業初心者が利用した場合に、例えば、シミュレート結果が良かったのか悪かったのかといった結果を知ることはできたとしても、原因やタイミング等の具体的な理由を知るには不十分であるという問題があった。
例えば、アーク溶接の場合、溶接トーチの姿勢や移動速度のみならず、その設定条件等も適正でないと溶接結果も適正とはならない。
一方、作業者は、例えば、アーク光の色や大きさ(長さ)或いは火花の散り具合といった様々な作業前や作業中における見掛けが適正であるかで実際のアーク溶接作業における作業結果の良し悪しを判断することができる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、特に、作業結果の良し悪しを作業中における複数条件の見掛けを含めて判断することを要求される複雑な作業に適合したシミュレーションシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るシミュレーションシステムは、上記目的達成のため、3次元の作業対象物に対する作業をシミュレートする再現装置と、作業内容と作業条件とを設定する設定部と、作業者が握持操作する作業工具の前記再現装置に対する先端の位置と姿勢と移動軌跡とをリアルタイムで3次元で検出する3次元検出部と、を備え、前記再現装置は、前記設定部で設定した作業内容と作業条件及び前記3次元検出部で検出した前記作業工具の先端の位置と姿勢と移動軌跡とに基づいて、作業者が前記作業工具を用いて作業対象物に対する作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況を、前記作業工具の先端の位置を基準としてリアルタイムで疑似表示するよう構成されている。
この構成により、本発明に係るシミュレーションシステムは、特に、作業結果の良し悪しを作業中における複数条件の見掛けを含めて判断することを要求される複雑な作業に適合することができる。
本発明によれば、特に、作業結果の良し悪しを作業中における複数条件の見掛けを含めて判断することを要求される複雑な作業に適合したシミュレーションシステムを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るシミュレートシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るシミュレートシステムを構成する再現装置のハードウェア構成図である。 本発明の一実施の形態に係るシミュレートシステムを構成する再現装置の機能ブロック図である。 本発明の他の実施の形態に係るシミュレーションシステムにおける利用形態の一例を示し、(A)は作業者に対して被溶接物が水平面上にある場合の説明図、(B)は作業者に対して被溶接物が垂直面上にある場合の説明図である。 アーク溶接時の溶接トーチとワークとの状態を示す説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムの表示装置における初期設定画面の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムの表示装置における作業姿勢設定画面の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムの表示装置における継手種類設定画面の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムの表示装置におけるワーク条件設定画面の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムの表示装置における溶接条件設定画面の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムにおける作業前の作業者の目視状態の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムにおけるシミュレートアーク溶接作業中の表示例を示し、(A)は表示状態の説明図、(B)は作業者による目視状態の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムにおける作業者の斜視状態の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムを示し、(A)は作業結果グラフの説明図、(B)は作業結果グラフの表示例の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムを示し、(A)は作業開始前の作業者の視認状態の説明図、(B)は作業中の作業者の視認状態の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムを示し、(A)はリプレイ表示画面の一例の説明図、(B)はリプレイ表示画面の他例の説明図である。 本発明の他実施の形態に係るシミュレーションシステムを示し、リプレイ表示画面の斜視の説明図である。
以下に、本発明の実施の形態おけるシミュレーションシステム1について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、シミュレーションシステム1は、3次元画像を表示するための3次元表示装置10と、3次元画像が表す作業対象物としての被溶接物(母材)を3次元に視認するために利用者に装着される3次元視認装置20と、3次元視認装置20の位置及び姿勢から見た被溶接物を表す3次元画像を表示させるように3次元表示装置10を制御するコンピュータ装置30と、被溶接物に対してアーク溶接を行うための溶接トーチ40と、トラッキングコントローラ50と、を備えている。
3次元表示装置10は、3次元の被溶接物に対してアーク溶接作業をシミュレートする再現装置として機能し、左目用及び右目用の映像をそれぞれ照射するためのプロジェクタ11,12と、透過性スクリーン13と、スピーカ14と、超音波を発する超音波発生源をそれぞれ有する3つの超音波発生器15〜17と、を備えている。なお、コンピュータ装置30とトラッキングコントローラ50とは、3次元の被溶接物に対してアーク溶接作業をシミュレートする再現装置としても機能する。
プロジェクタ11,12の投影レンズ11a,12aには、互いに異なる周りに円偏光させるための円偏光フィルタ(図示せず)がそれぞれ装着されている。ここで、プロジェクタ11,12及び透過性スクリーン13の位置及び姿勢は、シミュレーションシステム1において既知とする。
超音波発生器15〜17は、透過性スクリーン13の3方、例えば、左端、右端、上端にそれぞれ設けられているものとするが、これらの設置位置は、シミュレーションシステム1において既知であれば、任意である。なお、各超音波発生器15〜17は、少なくとも1つの超音波発生源を有していればよいが、上述した3つの他、それ以上の超音波発生器を備えるようにしてもよい。
3次元視認装置20は、円偏光フィルタ(図示せず)が設けられた偏光メガネ21と、偏光メガネ21の位置及び姿勢を検出する検出センサ22と、を備えている。
偏光メガネ21は、作業者が装着するもので、3次元表示装置10によって円偏光された左目用の映像と右目用の映像とを作業者の左右の目(肉眼)でそれぞれ見られるようになっている。
検出センサ22は、超音波センサ及びジャイロを有している。このため、本実施の形態において、シミュレーションシステム1では、超音波を発する3つの超音波発生源をそれぞれ有する3つの超音波発生器15〜17を備えている。
コンピュータ装置30は、例えば、図2に示すように、CPU31と、RAM32と、ROM33と、ハードディスクドライブ(HDD)34と、キーボード装置やポインティングデバイス等よりなる入力装置35と、表示装置36と、3次元表示装置10やトラッキングコントローラ50などの外部装置及び各種センサと通信するための入出力ポート37と、スピーカ38と、を備えた汎用のコンピュータ装置によって構成されている。
ROM33やHDD34には、コンピュータ装置30を用いて3次元表示装置10を再現装置として機能させるためのシミュレートプログラムが格納されている。すなわち、コンピュータ装置30は、CPU31がRAM32を作業領域としてROM33やHDD34に格納したシミュレートプログラムを実行することにより、3次元表示装置10を再現装置として機能させる。
溶接トーチ40は、例えば、実際にアーク溶接に用いられる溶接トーチと同じものを疑似的に用いるよう構成されている。したがって、溶接トーチ40は、実際に溶接を行わないよう、例えば、溶接用としての電源供給されない状態で使用される。
溶接トーチ40は、その先端の位置及び姿勢(傾き)を検出するトーチセンサ41を備える。このトーチセンサ41は、超音波センサ及びジャイロ機能を有している。トーチセンサ41の先端の位置及び姿勢はトラッキングコントローラ50により超音波発生器15〜17を制御することによって算出され、コンピュータ装置30に伝達されるようになっている。すなわち、トラッキングコントローラ50は、作業者が握持操作する溶接トーチ40の3次元表示装置10に対する先端の位置と姿勢とをリアルタイムで3次元で検出する3次元検出部として機能し、溶接トーチ40の先端の位置及び姿勢をコンピュータ装置30に伝達するようになっている。これにより、溶接トーチ40の位置検出結果を連続させることで溶接トーチ40の移動軌跡とすることができる。
また、溶接トーチ40には、シミュレートアーク溶接作業の開始及び終了を検出する開始終了検出センサ42が設けられている。開始終了検出センサ42は、シミュレートアーク溶接作業の開始及び終了を表す信号をコンピュータ装置30に出力するようになっている。なお、開始終了検出センサ42によるシミュレートアーク溶接作業の開始及び終了検出は、例えば、作業者によるスイッチのオン・オフ操作で足りる。
トラッキングコントローラ50は、超音波発生器15〜17を制御することによって検出センサ22の位置を算出するとともに検出センサ22の姿勢を取得し、その位置及び姿勢をコンピュータ装置30に伝達するようになっている。すなわち、トラッキングコントローラ50は、3次元視認装置20の位置及び姿勢をコンピュータ装置30に伝達するようになっている。
次に、本実施の形態に係るコンピュータ装置30のCPU31が実行する機能を説明する。図3に示すように、コンピュータ装置30は、例えば、ROM33又はHDD34の一部に、溶接トーチ40を用いて被溶接物を溶接しているときの再現情報を格納する再現情報格納部34aと、被溶接物を3次元表示するための被溶接物情報を格納する被溶接物情報格納部34bと、を有する。
一方、CPU31は、再現情報格納部34aから取得した情報に基づいて再現映像を生成する再現映像生成部31aと、被溶接物を表す3次元画像を生成する3次元画像生成部31bと、を有している。
再現情報格納部34aは、溶接トーチ40の先端の位置及び姿勢と、溶接トーチ40の移動軌跡と、溶接トーチ40を用いてシミュレートアーク溶接を行う際に設定される溶接条件と、に基づいて実際のアーク溶接を行った際と視覚的及び聴覚的に同一の作業状況を再現するパターン情報を格納している。
被溶接物情報格納部34bは、例えば、図4(A)に示すように、作業者に対して被溶接物が水平面上にあるのか、図4(B)に示すように、作業者に対して被溶接物が垂直面上にあるのか、に応じて3次元表示するための被溶接物情報を溶接条件の一部として格納している。
なお、被溶接物情報には、この水平面上又は垂直面上にある場合において、溶接トーチ40の移動方向が作業者を基準として縦又は横の場合を含んでいる。また、被溶接物情報には、被溶接物の継手形状として、突き合わせ継ぎ手、開先継ぎ手(両開先)、重ね継ぎ手、隅肉継ぎ手、といった母材の継手情報を含んでいる。このように、本実施の形態において、被溶接物情報格納部34bに格納した被溶接物情報には、被溶接物を再現するための3次元座標の集合を含んでいる。
これにより、3次元画像生成部31bは、再現映像生成部31aから出力したパターン情報と、トラッキングコントローラ50から出力したトーチセンサ41の検出結果及び検出センサ22の検出結果と、被溶接物情報格納部34bに格納した溶接条件と、に基づいて3次元合成画像を生成してコンピュータ装置30に出力する。
これにより、コンピュータ装置30は、作業者が溶接トーチを用いてアーク溶接を行っている際と視覚的に同一の作業状況を溶接トーチ40の先端の位置を基準として透過性スクリーン13にリアルタイムで疑似表示させる。また、コンピュータ装置30は、溶接トーチ40の移動軌跡に応じたビードの軌跡を透過性スクリーン13にリアルタイムで疑似表示させる。
なお、コンピュータ装置30は、被溶接物情報格納部34bに格納した被溶接物情報を表す画像の一覧を表示装置36に表示させ、表示装置36に表示させた画像の一覧から入力装置35を介して1つの被溶接物情報に対応する画像を選択させるようにしてもよい。
また、コンピュータ装置30は、被溶接物情報格納部34bに格納した被溶接物情報を表す画像の一覧を3次元表示装置10に表示させ、3次元表示装置10に表示させた画像の一覧から溶接トーチ40を入力装置として用いて1つの被溶接物情報に対応する画像を選択させるようにしてもよい。
このように、コンピュータ装置30は、溶接トーチ40の移動軌跡に応じたビードの軌跡のみを疑似表示するのではなく、作業者がアーク溶接作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況であるアーク光の色や大きさ(長さ)或いは火花の散り具合等を含む3次元合成画像を透過性スクリーン13にリアルタイムで疑似表示させる。
一般に、アーク溶接では、電力により溶接棒又は溶接ワイヤを溶融させるため、適性な溶け込み及びビード状態を得るためには、電流と電圧の設定が重要となる。
例えば、定電圧特性電源では、図5に示すように、アーク光H1の状態の変化、すなわち、溶接トーチTとワーク100との距離が変化したとき、電圧は設定電圧に対してほとんど変化しない一方、電流は設定電流の間で大きく変化する。
また、溶接トーチTとワーク100との距離が遠くなればアーク光H1の長さが長くなり、アーク光H1の長さが長くなれば電流が下がる。また、電流が下がれば熱量が減少するため、ワイヤtが溶け難くなりなり、ワイヤtが長くのびてワーク100に接近する。さらに、ワーク100に近づくとアーク光H1の長さが短くなり電流が上昇し、熱量が上がってワイヤtが大量に溶融して短くなる。
このようなプロセスにおいて、適性な溶け込み及びビードBの状態を得るために、電圧・電流を設定することによって、溶接装置側でアーク光H1の長さの調整を自動的に行うようになっている。
したがって、実際の溶接作業において、作業者は、アーク光H1の広がり(長さ)や火花H2の散り具合を視覚的に確認することによって、例えば、アーク光H1の長さが狙った長さに対して安定していれば電圧及び電流の設定が適正であり、アーク光H1の長さが狙った長さに対して不安定であれば電圧及び電流の設定が不適切か、或いは、溶接トーチTとワーク100との距離が不適切であることを認識することができる。
また、火花H2の散り具合が少なく一定であれば電圧及び電流の設定が適正であり、火花H2の散り具合が多かったり不安定であれば電圧及び電流の設定が不適切か、或いは、溶接トーチTとワーク100との距離が不適切であることを認識することができる。
ここで、3次元合成画像は、左目用の画像と右目用の画像とによって構成され、3次元画像生成部31bは、各画像をプロジェクタ11,12に入出力ポート37を介してそれぞれ出力するようになっている。
また、3次元画像生成部31bは、溶接トーチ40によってアーク溶接作業が行われていることが開始終了検出センサ42よって検出されている間、アーク溶接作業が行われている時間と、溶接トーチ40に対応して再現情報格納部34aに格納されている溶接パターンと、トーチセンサ41によって検出された溶接トーチ40の先端の位置及び姿勢とに基づいて、被溶接物を擬似的にアーク溶接するようになっている。
具体的には、3次元画像生成部31bは、トーチセンサ41によって検出された溶接トーチ40の先端の位置及び姿勢から、基準位置にある溶接パターンを被溶接物に射影する形で被溶接物を擬似的にアーク溶接するようになっている。
例えば、3次元画像生成部31bは、溶接トーチ40の先端の位置と基準位置との間の距離Dと、溶接トーチ40の先端の位置と溶接パターンが射影される被溶接物の各画素の位置との間の距離dと、に基づいて溶接パターンのサイズをd/D倍拡大する。さらに、3次元画像生成部31bは、その拡大した溶接パターンの画素に対して溶接されたビードの厚みを算出し、算出したビードの厚みを画素毎に累積していくことにより、被溶接物を擬似的にアーク溶接するようになっている。
なお、3次元画像生成部31bは、ビードの厚みを、その分布に応じた濃さで着色或いは陰影を施して表現するようにしてもよい。
このように、3次元画像生成部31bは、擬似的にアーク溶接された被溶接物におけるビードを3次元視認装置20から見た3次元合成画像で生成するようになっている。
次に、本実施の形態に係るシミュレーションシステム1における作業内容と作業条件とを設定する設定部としてのコンピュータ装置30を用いた条件設定について説明する。
まず、利用者(作業者に限らない)は、コンピュータ装置30を用い、図6に示すように、表示装置36に初期設定として作業者と作業日とを入力する初期設定画面を表示させる。なお、以降の各種設定においては単に設定画面の表示のみで説明する。
利用者は、この初期入力画面を用いて、新規作業者であれば直接入力により、登録済み作業者であれば選択入力により作業者を入力する。また、作業日に関しては、コンピュータ装置30に内蔵のタイマー機能を用いて現在日時が入力される。
なお、この初期設定画面には、過去に行ったシミュレーションを再現するための作業者及び日時を入力する再現設定画面を兼用している。
次に、利用者は、図7に示すように、作業姿勢設定画面を用いて、表示装置36に作業姿勢として水平溶接作業(図4(A)参照)か垂直溶接作業か(図4(B)参照)を設定する。
また、利用者は、図8に示すように、継手種類設定画面を用いて、継手の種類、例えば、開先継ぎ手(両開先)を選択したうえで、図9に示すように、ワーク条件設定画面を用いて、母材の厚さ(図の丸付数字の1,2)、開き角(図の丸付数字の3)、母材の開き幅(図の丸付数字の4)を設定する。なお、設定は、テンキー等を用いた数値入力であり、継手の種類によって入力する数値は異なる。この際、母材の金属材料を選択入力可能としてもよい。
さらに、利用者は、図10に示すように、溶接条件設定画面を用いて、電流値、電圧値、ワイヤ径、送り速度、ガス流量、の各設定値を設定する。なお、設定は、テンキー等を用いた数値入力であり、継手の種類や母材の厚さ等によって入力する数値は異なる。この際、ガスの種類を選択入力可能としてもよい。
以上が溶接条件を含む各種設定であるが、上述したように、継手種類等に応じてこれら以外の設定が必要に応じて実行される。
これら各種設定が終了すると、作業者は、溶接トーチ40を握持してシミュレートアーク溶接作業を実行する。
作業者は、3次元視認装置20を装着し、透過性スクリーン13を見ると、図11に示すように、2つの被溶接物W1,W2及びその間の一直線上の溶接部位Wを視認することができる。
また、透過性スクリーン13には、トーチセンサ41の検出結果から、溶接部位Wを基準とする溶接トーチ40の挙動として、左右の傾き、移動速度、上下の傾き、ワーク距離、が許容範囲内か範囲外かを確認することができるガイド表示部13aを視認することができる。このガイド表示部は、溶接トーチ40の先端の位置及び傾きからトラッキングコントローラ50により算出される。
作業者が溶接トーチ40を用いてシミュレートアーク溶接作業を行うと、溶接トーチ40の現在位置に応じて、例えば、図12(A)に示すように、透過性スクリーン13には、実際のアーク溶接作業を行っている場合と同様の再現要素として、トラッキングコントローラ50又はCPU31で生成した視覚的表示データに基づくアーク光H1と火花H2とビードH3とが3次元合成画像としてリアルタイムで疑似表示される。同様に、スピーカ14からは、溶接条件設定及び溶接トーチ40の現在位置に応じてトラッキングコントローラ50又はCPU31で生成した聴覚的出力データに基づく溶接音が疑似出力される。
これにより、作業者は、図12(B)に示すように、自身が操作する溶接トーチ40を含み、あたかも実際にアーク溶接作業を行っているかのような作業状態及びビード状態を視認することができる。
したがって、作業者は、例えば、アーク光H1の色や大きさ(長さ)或いは火花H2の散り具合を比較的に確認することにより、電流・電圧値等の各種設定が正しかったのかを認識することができ、ビードH3のビード状態により溶接トーチ40の先端の距離、角度、送り速度等の作業行為が正しく行われているのかを確認することができる。また、これと同様に、ガイド表示部13aの表示状態を確認することで作業行為の修正を行うことができる。
ところで、作業者が姿勢を傾けた場合、検出センサ22の位置及び姿勢の検出により、図13に示すように、透過性スクリーン13には、その位置及び姿勢に応じた斜視の3次元合成画像を表示することができる。
一方、CPU31は、例えば、HDD34に初期設定画面で設定した作業者及び日時に関連付けするとともに、その他の設定画面で設定した条件の他、図14(A)に示すような基準線wに対する作業経過グラフを記憶するようになっている。
この作業経過グラフは、リアルタイムでガイド表示部13aに表示した溶接トーチ40の挙動をグラフ化したものである。作業者は、基準線wからズレの無いグラフ結果となるほど適正と判断することができる。
なお、基準線wに加えて図の上下(+−)に許容範囲を示す線分を追加し、その許容線から外れた方向、例えば、移動速度であれば速い(+)か遅い(−)かの速度ブレが許容範囲内であるか否かを含めた進行・変化の具合から作業経過の良し悪しとして認識することができる。
また、グラフでは図示していないが、溶接トーチ40の移動軌跡をグラフ化し、溶接部位Wからどれだけずれているかの確認を可能とすることも可能である。この際、基準線wは溶接部位Wに一致しているのが望ましい。
そして、この作業経過グラフは、図14(B)に示すように、初期設定画面(再現設定画面)において結果表示指定することにより、平均値としての数値とともに、表示装置36或いは透過性スクリーン13に表示することができる。
また、この作業経過グラフは、図15(A),(B)に示すように、シミュレートアーク溶接作業中において偏光メガネ21にリアルタイムで表示してもよい。
さらに、この作業経過グラフは、上述した初期設定画面(再現設定画面)においてリプレイ指定することにより、図16(A)に示すように、溶接トーチ40がない3次元合成画像、或いは、溶接トーチ画像40'を含む3次元合成画像として表示装置36或いは透過性スクリーン13に表示することができる。なお、この場合においても、図17に示すように、斜視の3次元合成画像を表示装置36或いは透過性スクリーン13に表示することができる。
このように、本発明に係るシミュレーションシステム1にあっては、3次元の被溶接物W1,W2の溶接部位Wに対する溶接作業をシミュレートする3次元表示装置10と、作業内容と作業条件とを設定するコンピュータ装置30と、作業者が握持操作する溶接トーチ40の3次元表示装置10に対する先端の位置と姿勢と移動軌跡とをリアルタイムで3次元で検出するトラッキングコントローラ50と、を備え、3次元表示装置10は、コンピュータ装置30で設定した作業内容と作業条件及びトラッキングコントローラ50で検出した溶接トーチ40の先端の位置と姿勢と移動軌跡とに基づいて、作業者が溶接トーチ40を用いて作業対象物に対する作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況を、溶接トーチ40の先端の位置を基準としてリアルタイムで疑似表示することにより、特に、作業経過の良し悪しを作業中における複数条件の見掛けを含めて判断することを要求される複雑な作業に対するシミュレーションシステム1に有用である。
(その他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲の技術的範囲には、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々、設計変更した形態が含まれる。
上記実施の形態では、溶接を例にして説明したが、例えば、建築用木材(角材)の継手作業等において、継手作業の蟻継手を作業内容とし、角材寸法や作業工具としての鋸やノミの種類、木槌の大きさや重さ等を作業条件として設定することができる。
この際、継手形成においては、鋸やノミの種類の選定、女木側及び男木側の凹凸形成手順とするとともに、例えば、刃の無い疑似の鋸を作業工具とし、鋸引き方向を3次元検出するとともに、鋸引きの作業の作業圧力を疑似の木材に設けた圧力センサで検出する。なお、疑似の木材にゴム等の摩擦抵抗力の高いものとすれば、実際の鋸を用いた場合の抵抗と同様の抵抗力を作業者に与えることができる。
これにより、鋸引きの際に同時に発生する木くずの多少や切れ目方向及び深さ等のように、作業対象物に対する作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況をリアルタイムで疑似表示することができる。
また、継手の組み付け作用においては、作業工具としての木槌の振り下ろし速度や角度を検出するとともに、その圧力を疑似の角材に設けた圧力センサで検出(必須ではない)する。
これにより、凹凸の嵌め合い具合、凹凸形成時の寸法違いや振り下ろし角度の不適正による亀裂の発生等のように、作業適正・不適正に応じた作業対象物に対する作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況をリアルタイムで疑似表示することができる。
なお、圧力センサを設けたことにより、例えば、鋸引音や木槌音を、作業工具の種類、作業速度、圧力センサの検出値、等の各条件に応じた音調でスピーカから出力することができ、作業対象物に対する作業を行っている際と聴覚的に同一の作業経過をリアルタイムで疑似出力することができる。
なお、本実施の形態において、3次元表示装置10は、プロジェクタ11,12と透過性スクリーン13とによって3次元合成画像を表示する構成について説明したが、3次元合成画像の表示が可能なものであれば特に限定されるものではない。例えば、3次元表示装置10は、3次元画面を有する大型のディスプレイ装置によって構成してもよい。この場合には、3次元視認装置20は、3次元表示装置10の構成により、その構成が適宜変更される。
また、本実施の形態においては、3次元視認装置20の位置及び姿勢を検出する検出センサ22を超音波センサ及びジャイロによって構成した例について説明したが、本発明のシミュレートシステムは、モーションキャプチャ等の他の態様で3次元視認装置20の位置及び姿勢を検出するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、溶接トーチ40の先端の位置及び姿勢を検出するトーチセンサ41を超音波センサ及びジャイロによって構成した例について説明したが、本発明のシミュレートシステムは、モーションキャプチャ等の他の態様で溶接トーチ40の先端の位置及び姿勢を検出するようにしてもよい。
このように、本発明に係るシミュレーションシステムにあっては、3次元の作業対象物に対する作業をシミュレートする再現装置と、作業内容と作業条件とを設定する設定部と、作業者が握持操作する作業工具の前記再現装置に対する先端の位置と姿勢と移動軌跡とをリアルタイムで3次元で検出する3次元検出部と、を備え、前記再現装置は、前記設定部で設定した作業内容と作業条件及び前記3次元検出部で検出した前記作業工具の先端の位置と姿勢と移動軌跡とに基づいて、作業者が前記作業工具を用いて作業対象物に対する作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況を、前記作業工具の先端の位置を基準としてリアルタイムで疑似表示することにより、特に、作業経過の良し悪しを作業中における複数条件の見掛けを含めて判断することを要求される複雑な作業に対するシミュレーションシステムに有用である。
以上説明したように、本発明に係るシミュレーションシステムは、特に、作業経過の良し悪しを作業中における複数条件の見掛けを含めて判断することを要求される複雑な作業に対するシミュレーションシステムの全般に有用である。
1 シミュレーションシステム
10 3次元表示装置(再現装置)
30 コンピュータ装置(設定部)
40 溶接トーチ(作業工具)
50 トラッキングコントローラ(3次元検出部)
W1,W2 被溶接物(作業対象物)

Claims (3)

  1. 3次元の作業対象物に対する作業をシミュレートする再現装置と、
    作業内容と作業条件とを設定する設定部と、
    作業者が握持操作する作業工具の前記再現装置に対する先端の位置と姿勢と移動軌跡とをリアルタイムで3次元で検出する3次元検出部と、
    を備え、
    前記再現装置は、
    前記設定部で設定した作業内容と作業条件及び前記3次元検出部で検出した前記作業工具の先端の位置と姿勢と移動軌跡とに基づいて、作業者が前記作業工具を用いて作業対象物に対する作業を行っている際と視覚的に同一の作業状況を、前記作業工具の先端の位置を基準としてリアルタイムで疑似表示する
    ことを特徴とするシミュレーションシステム。
  2. 前記再現装置は、
    前記設定部で設定した作業内容と作業条件及び前記3次元検出部で検出した前記作業工具の先端の位置と姿勢と移動軌跡とに基づいて、作業者が前記作業工具を用いて作業対象物に対する作業を行っている際と聴覚的に同一の作業状況を、前記作業工具の先端の位置を基準としてリアルタイムで疑似出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシミュレーションシステム。
  3. 3次元の作業対象物に対する溶接作業をシミュレートする再現装置と、
    作業内容と作業条件とを設定する設定部と、
    作業者が握持操作する溶接トーチの前記再現装置に対する先端の位置と姿勢と移動軌跡とをリアルタイムで3次元で検出する3次元検出部と、
    を備え、
    前記再現装置は、
    前記設定部で設定した作業内容と作業条件及び前記3次元検出部で検出した前記溶接トーチの先端の位置と姿勢と移動軌跡とに基づく再現要素として、作業者が前記溶接トーチを用いて作業対象物に対する溶接作業を行っている際のアーク光と火花とビード状態とを視覚的表示データとして生成すると同時に、溶接音を聴覚的出力データとして生成し、前記溶接トーチの先端の位置を基準としてリアルタイムで疑似表示及び疑似出力する
    ことを特徴とするシミュレーションシステム。
JP2014109932A 2014-05-28 2014-05-28 シミュレーションシステム Pending JP2015225214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109932A JP2015225214A (ja) 2014-05-28 2014-05-28 シミュレーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109932A JP2015225214A (ja) 2014-05-28 2014-05-28 シミュレーションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015225214A true JP2015225214A (ja) 2015-12-14

Family

ID=54841988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014109932A Pending JP2015225214A (ja) 2014-05-28 2014-05-28 シミュレーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015225214A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017134116A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2018225519A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 株式会社アマダホールディングス 溶接条件設定装置及び溶接条件設定方法
WO2019163977A1 (ja) * 2018-02-26 2019-08-29 株式会社日立製作所 溶接動作計測システム
WO2020012701A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 株式会社日立製作所 技能訓練装置、および、技能訓練方法
WO2020246080A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 株式会社日立製作所 溶接作業計測システム
CN112638594A (zh) * 2018-09-10 2021-04-09 发纳科美国公司 机器人的连续路径的零示教
CN116430795A (zh) * 2023-06-12 2023-07-14 威海海洋职业学院 基于plc的可视化工业控制器及方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218058A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Sumitomo Heavy Industries Marine & Engineering Co Ltd 溶接シミュレータ
WO2013114189A1 (en) * 2012-02-02 2013-08-08 Lincoln Global, Inc. Virtual welding system

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218058A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Sumitomo Heavy Industries Marine & Engineering Co Ltd 溶接シミュレータ
WO2013114189A1 (en) * 2012-02-02 2013-08-08 Lincoln Global, Inc. Virtual welding system
JP2015513115A (ja) * 2012-02-02 2015-04-30 リンカーン グローバル,インコーポレイテッド 仮想溶接システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017134116A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2018225519A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 株式会社アマダホールディングス 溶接条件設定装置及び溶接条件設定方法
JP2018202466A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 株式会社アマダホールディングス 溶接条件設定装置及び溶接条件設定方法
WO2019163977A1 (ja) * 2018-02-26 2019-08-29 株式会社日立製作所 溶接動作計測システム
US11393360B2 (en) 2018-07-13 2022-07-19 Hitachi, Ltd. Skill training device and skill training method
WO2020012701A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 株式会社日立製作所 技能訓練装置、および、技能訓練方法
CN112638594B (zh) * 2018-09-10 2024-05-24 发纳科美国公司 机器人的连续路径的零示教
CN112638594A (zh) * 2018-09-10 2021-04-09 发纳科美国公司 机器人的连续路径的零示教
JP2020199510A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 株式会社日立製作所 溶接作業計測システム
JP7198729B2 (ja) 2019-06-06 2023-01-04 株式会社日立製作所 溶接作業計測システム
WO2020246080A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 株式会社日立製作所 溶接作業計測システム
CN116430795A (zh) * 2023-06-12 2023-07-14 威海海洋职业学院 基于plc的可视化工业控制器及方法
CN116430795B (zh) * 2023-06-12 2023-09-15 威海海洋职业学院 基于plc的可视化工业控制器及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015225214A (ja) シミュレーションシステム
US20180130377A1 (en) Communication between a welding machine and a live welding training device
US11715388B2 (en) Importing and analyzing external data using a virtual reality welding system
JP6723399B2 (ja) リアルタイムシミュレーション仮想現実溶接環境で向上したユーザーエキスペリエンスを提供するシステム及び方法
CN107016893B (zh) 使用虚拟现实焊接系统导入和分析外部数据
CN107316544B (zh) 虚拟焊接系统
US8992226B1 (en) Unicoupon for virtual reality welding simulator
US20150248845A1 (en) Portable virtual welding system
CN107891215A (zh) 具有对参数设置的实时象形文字表示的用户界面
JP2012218058A (ja) 溶接シミュレータ
ES2904274T3 (es) Sistema y método que proporcionan una combinación de soldadura por arco de realidad virtual y visualización tridimensional (3D)
MX2011001224A (es) Sistema y metodo que proporciona capacitacion de soldadura de arco en un ambiente de realidad virtual simulado en tiempo real que utiliza retroalimentacion de poza de soldadura en tiempo real.
JP2016511443A (ja) 仮想現実gtaw及びパイプ溶接シミュレータ及びセットアップ
KR101649807B1 (ko) 용접 기능 교육 지원 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180605