JP2015223196A - 検眼装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検眼装置は、光学素子適用手段と、視標呈示手段と、応答入力手段と、判定手段と、制御手段とを含む。光学素子適用手段は、複数の光学素子を選択的に被検眼に適用する。視標呈示手段は、視標を被検眼に呈示する。応答入力手段は、光学素子適用手段により光学素子が適用されている被検眼に対し視標呈示手段により呈示された視標に対する被検者の応答の内容を入力するために用いられる。判定手段は、応答入力手段により入力された応答の内容の正誤を判定する。制御手段は、判定手段による複数の判定結果に基づく応答の内容の正答率に基づいて光学素子適用手段および視標呈示手段の少なくとも一方を制御する。
【選択図】図4
Description
また、請求項2に記載の検眼装置は、複数の光学素子を選択的に被検眼に適用する光学素子適用手段と、視標を被検眼に呈示する視標呈示手段と、前記光学素子適用手段により光学素子が適用されている被検眼に対し前記視標呈示手段により呈示された視標に対する被検者の応答の内容の正誤を入力するための正誤入力手段と、前記被検眼に呈示された複数の視標に対する複数の前記応答の内容の正答率に基づいて、前記光学素子適用手段および前記視標呈示手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、を含む。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の検眼装置であって、前記視標は、被検眼の視力値を測定するための視力測定用視標を含み、前記制御手段は、前記視力測定用視標に対する前記正答率に基づいて次に適用される視力値を決定する視力値決定手段を含む。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の検眼装置であって、前記制御手段は、前記視力値決定手段により決定された視力値に対応する視力測定用視標を呈示するように前記視標呈示手段を制御する。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載の検眼装置であって、前記制御手段は、前記視力値決定手段により決定された視力値に対応する光学素子を適用するように前記光学素子適用手段を制御する。
また、請求項6に記載の検眼装置は、複数の光学素子を選択的に被検眼に適用する光学素子適用手段と、視標を被検眼に呈示する視標呈示手段と、前記光学素子適用手段により光学素子が適用されている被検眼に対し前記視標呈示手段により呈示された視標に対する被検者の応答の内容を入力するための応答入力手段と、前記応答入力手段により入力された前記応答の内容の正誤を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を表示する判定結果表示部と、前記光学素子適用手段および前記視標呈示手段の少なくとも一方を制御するための指示を入力するための指示入力部とを含むユーザインターフェイスと、前記判定結果表示部に判定結果が表示されたことを受けて前記指示入力部により入力された指示に基づいて、前記光学素子適用手段および前記視標呈示手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、を含む。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の検眼装置であって、前記被検眼に呈示されている視標を検者に向けて表示する表示手段を含む。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の検眼装置であって、前記応答の内容の正誤を示す正誤情報を記憶する記憶手段を含み、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記正誤情報を出力手段に出力させる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の検眼装置であって、前記正誤情報は、前記応答の内容およびその正誤を含み、前記制御手段は、視力値ごとに応答の内容およびその正誤を前記出力手段に出力させる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8または請求項9に記載の検眼装置であって、前記正誤情報は、前記被検眼に呈示された複数の視標と、当該複数の視標に対する前記複数の応答の内容およびその正誤とを対応付けた情報であり、前記制御手段は、前記正誤情報に基づいて、前記応答の内容が正答である視標、前記応答の内容が誤答である視標、または視標の種別ごとの前記応答の内容の正誤を集計する集計手段を含み、前記集計手段による集計結果を前記出力手段に出力させる。
[システム構成]
図1に、第1実施形態に係る検眼装置の外観構成を概略的に示す。なお、図1では、検眼装置の操作手段として1つのタブレット端末およびコントローラが図示されているが、第1実施形態に係る検眼装置の操作手段は、タブレット端末またはコントローラのいずれか1つであればよい。
測定ヘッド10は、被検眼に複数の光学素子を選択的に配置可能である。測定ヘッド10は、左眼用検眼ユニット10Lと右眼用検眼ユニット10Rとを有する。左眼用検眼ユニット10Lおよび右眼用検眼ユニット10Rのそれぞれは、被検眼に選択的に適用する複数の光学素子を内蔵する。左眼用検眼ユニット10Lは、複数の光学素子の中から選択された光学素子を被検者の左眼(左被検眼)に適用する。右眼用検眼ユニット10Rは、複数の光学素子の中から選択された光学素子を被検者の右眼(右被検眼)に適用する。左眼用検眼ユニット10Lおよび右眼用検眼ユニット10Rには、それぞれ検眼窓11L、11Rが形成されている。タブレット端末100やコントローラ50に対する操作を受け、複数の光学素子が検眼窓11L、11Rに選択的に配置される。左被検眼は、視標呈示装置20により呈示された視標を検眼窓11Lを通じて視認する。右被検眼は、視標呈示装置20により呈示された視標を検眼窓11Rを通じて視認する。
視標呈示装置20は、測定ヘッド10の前方の所定距離の位置に配置される。視標呈示装置20は、1または複数の切り替え可能な視標を表示することによって、被検眼に視標を呈示する。視標呈示装置20は、メイン制御装置40からの制御信号を受け、視力検査視標、赤緑検査視標、乱視検査視標などの視標を表示することが可能である。視標呈示装置20は、メイン制御装置40からの制御信号により、あらかじめ決められた順序で視標を表示したり、当該制御信号により指定された視標を表示したりすることが可能である。
メイン制御装置40は、検眼装置1の各部を制御する。メイン制御装置40は、コントローラ50に対する操作に対応した操作情報をコントローラ50から受けて、検眼装置1の各部を制御する。具体的には、メイン制御装置40は、ケーブルを介して、コントローラ50との有線の通信の接続を確立する。メイン制御装置40は、コントローラ50との通信の接続が確立された状態において、コントローラ50によって受け付けられた操作に対応した操作情報をコントローラ50から受信する。メイン制御装置40は、受信された操作情報に基づいて、測定ヘッド10と視標呈示装置20の一方または双方を制御する。
図2に、図1のコントローラ50の外観構成を概略的に示す。コントローラ50は、操作部51と、表示部52とを有する。操作部51は、図2に示すように、複数のスイッチと1つのダイヤルとを有し、スイッチの押下やダイヤルの回転などの操作を受け付ける。複数のスイッチには、検査パラメータを切り替えるためのスイッチ、検査パラメータの切り替え方向を変更するためのスイッチ、検査対象眼を切り替えるためのスイッチ、切り替え対象を移動させるためのスイッチ、検査種別を切り替えるためのスイッチなどがある。切り替え方向には、検査パラメータを所定の方向に変更する+側と、検査パラメータを+側とは反対方向に変更する−側とがある。ダイヤルは、回転操作量に応じた分だけ、検眼パラメータの値や検眼パラメータの種別を変更する。このような操作部51に対する操作者による操作を受けて、コントローラ50は、操作内容に対応した操作情報をメイン制御装置40に送る。メイン制御装置40は、コントローラ50に対する操作に対応した操作情報をコントローラ50から受けて、測定ヘッド10や視標呈示装置20を制御する。
図3に、図1のタブレット端末100の外観構成を概略的に示す。タブレット端末100は、タッチパネル機能を有する表示パネル101を有する。表示パネル101は、操作画面を表示する表示部101aとして機能するとともに、表示パネル101に対する操作者によるジェスチャー操作(タッチ操作)を受け付ける操作部101bとして機能する。以下では、タッチ操作は、操作面に触れることにより行われる操作として説明するが、操作面に触れることなく操作面の近傍で行われる操作を含んでもよい。表示部101aとしての表示パネル101に表示された操作画面は、コントローラ50の操作部51に設けられた複数のスイッチのうちの少なくとも一部の機能を実現するための操作画面である。以下、この実施形態では、タップ操作や長押し操作などの静的なタッチ操作についても「ジェスチャー操作」と表記する場合がある。また、記号の入力操作もジェスチャー操作の一種として、「ジェスチャー操作」と表記する場合がある。
図4に、第1実施形態に係る検眼装置1の基本構成例のブロック図を示す。図4において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図5および図6に、図4の検眼装置1の各部の構成例の機能ブロック図を示す。図5および図6において、図4と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図7に、検眼装置1を用いた検査フローの一例を概略的に示す。図7は、検眼装置1を用いた遠用屈折測定における検査フローの一例を表す。なお、図7は、事前に行われた他覚測定によって得られたデータを用いて自覚測定を行う場合の検査フローを表す。
制御部47は、事前に行われたS1における測定値に基づいて、光学素子を切り替えるように測定ヘッド10を制御する。なお、制御部47は、検者により指定された光学素子に切り替えるように測定ヘッド10を制御するようにしてもよい。
制御部47は、S1における測定値に基づいて、視標を切り替えるように視標呈示装置20を制御する。
検者がタブレット端末100に対し被検者の応答の内容を入力すると、制御部47は、当該応答の内容の入力を受け付ける。被検者の応答の内容の入力は、たとえば、タブレット端末100に対するジェスチャー操作やタブレット端末100の表示部101aに表示された操作画面内のアイコンに対するタッチ操作などにより可能になっている。制御部47は、通信制御部44において、タブレット端末100からの被検者の応答の内容の入力操作に対応した操作情報が受信されるまで待機する。
制御部47によって当該応答の内容の入力が受け付けられると、正誤判定部471は、当該応答の内容の正誤を判定する。
制御部47は、S22で切り替えられた同一視力値に対応する複数の視標に対する所定回数以上の応答の内容が入力されたか否かを判別する。所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されたとき(S25:Y)、制御部47による処理は、S26に移行する。所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されなかったとき(S25:N)、制御部47による処理は、S23に移行する。
同一視力値に対応する複数の視標に対する所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されたとき(S25:Y)、正答率算出部472は、複数の視標に対する被検者の複数の応答の内容の正答率を算出する。
正答率判定部473は、S26において算出された正答率が基準正答率以上であるか否かを判定する。S26において算出された正答率が基準正答率以上であると判定されたとき(S27:Y)、制御部47による処理は、S28に移行する。S26において算出された正答率が基準正答率未満であると判定されたとき(S27:N)、制御部47による処理は、S29に移行する。
S27において正答率が基準正答率以上であると判定されたとき(S27:Y)、制御部47は、所定のアルゴリズムに従って次の視標に切り替えるか否かを判断する。次の視標に切り替えると判断されたとき(S28:Y)、制御部47による処理は、S22に移行する。S22では、制御部47は、視力値決定部474により決定された視力値の視標に切り替えるように視標呈示装置20を制御する。一方、次の視標に切り替えると判断されなかったとき(S28:N)、制御部47による処理は、S29に移行する。
S28において次の視標に切り替えると判断されなかったとき(S28:N)、制御部47は、所定のアルゴリズムに従って次の光学素子に切り替えるか否かを判断する。次の光学素子に切り替えると判断されたとき(S29:Y)、制御部47による処理は、S30に移行する。一方、次の光学素子に切り替えると判断されなかったとき(S29:N)、制御部47による処理は終了する(エンド)。
S29において次の光学素子に切り替えると判断されたとき(S29:Y)、制御部47は、検者により指定された光学素子、またはあらかじめ決められた順序に従って次の光学素子に切り替えるように測定ヘッド10を制御する。制御部47による処理は、S23に移行する。
第1実施形態に係る検眼装置の作用および効果について説明する。
第1実施形態では、タブレット端末100に対し、検者が被検者の応答の内容の入力操作を行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。第2実施形態では、タブレット端末100に対し、検者が被検者の応答の正誤の入力操作を行う。
制御部47aは、事前に行われたS1における測定値に基づいて、光学素子を切り替えるように測定ヘッド10を制御する。なお、制御部47は、検者により指定された光学素子に切り替えるように測定ヘッド10を制御するようにしてもよい。
制御部47aは、S1における測定値に基づいて、視標を切り替えるように視標呈示装置20を制御する。
検者は、タブレット端末100の表示部101aに表示された視標を確認しながら、当該視標に対する被検者の応答の内容の正誤を判別し、タブレット端末100に対し、判別された応答の内容の正誤の入力操作を行う。検者がタブレット端末100に対し被検者の応答の内容の正誤を入力すると、制御部47aは、当該応答の内容の正誤の入力を受け付ける。被検者の応答の内容の正誤の入力は、たとえば、タブレット端末100に対するジェスチャー操作やタブレット端末100の表示部101aに表示された操作画面内のアイコンに対するタッチ操作などにより可能になっている。制御部47aは、通信制御部44において、タブレット端末100からの被検者の複数の応答の内容の正誤の入力操作に対応した操作情報が受信されるまで待機する。
同一視力値に対応する複数の視標に対する所定回数以上の被検者の応答の内容の正誤が入力されたか否かを判別する。所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されたとき(S34:Y)、制御部47aによる処理は、S35に移行する。所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されなかったとき(S34:N)、制御部47による処理は、S33に移行する。
同一視力値に対応する複数の視標に対する被検者のすべての応答の内容の入力がされたと判別されたとき(S34:Y)、正答率算出部472は、複数の視標に対する被検者の複数の応答の内容の正答率を算出する。
正答率判定部473は、S35において算出された正答率が基準正答率以上であるか否かを判定する。S35において算出された正答率が基準正答率以上であると判定されたとき(S36:Y)、制御部47aによる処理は、S37に移行する。S35において算出された正答率が基準正答率未満であると判定されたとき(S36:N)、制御部47aによる処理は、S38に移行する。
S36において正答率が基準正答率以上であると判定されたとき(S36:Y)、制御部47aは、所定のアルゴリズムに従って次の視標に切り替えるか否かを判断する。次の視標に切り替えると判断されたとき(S37:Y)、制御部47aによる処理は、S32に移行する。S32では、制御部47aは、視力値決定部474により決定された視力値の視標に切り替えるように視標呈示装置20を制御する。一方、次の視標に切り替えると判断されなかったとき(S37:N)、制御部47aによる処理は、S38に移行する。
S37において次の視標に切り替えると判断されなかったとき(S37:N)、制御部47aは、所定のアルゴリズムに従って次の光学素子に切り替えるか否かを判断する。次の光学素子に切り替えると判断されたとき(S38:Y)、制御部47aによる処理は、S39に移行する。一方、次の光学素子に切り替えると判断されなかったとき(S38:N)、制御部47aによる処理は終了する(エンド)。
S38において次の光学素子に切り替えると判断されたとき(S38:Y)、制御部47aは、検者により指定された光学素子、またはあらかじめ決められた順序に従って次の光学素子に切り替えるように測定ヘッド10を制御する。制御部47aによる処理は、S33に移行する。
第2実施形態に係る検眼装置の作用および効果について説明する。
第1実施形態または第2実施形態では、タブレット端末100に対し、検者が被検者の応答または応答の内容の正誤の入力操作を行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。第3実施形態では、タブレット端末100に対し、被検者自身が視標に対する応答の内容の入力操作を行う。
制御部47は、コントローラ50からの光学素子または視標の切り替えの指示の受信を待機する(S41:N)。コントローラ50から光学素子または視標の切り替えの指示が受信されたとき(S41:Y)、制御部47による処理は、S42に移行する。
コントローラ50から光学素子または視標の切り替えの指示が受信されたとき(S41:Y)、制御部47は、S41において受信されたコントローラ50からの切り替え指示に基づいて光学素子を切り替えるように測定ヘッド10を制御する。
制御部47は、S41において受信されたコントローラ50からの切り替え指示に基づいて視標を切り替えるように視標呈示装置20を制御する。
S43にて切り替えられた視標が呈示されS42にて切り替えられた光学素子が被検眼に適用されている被検者が、タブレット端末100に対して自身の応答の内容を入力すると、制御部47は、当該応答の内容の入力を受け付ける。被検者の応答の内容の入力は、たとえば、タブレット端末100に対するジェスチャー操作やタブレット端末100の表示部101aに表示された操作画面内のアイコンに対するタッチ操作などにより可能になっている。制御部47は、通信制御部44において、タブレット端末100からの被検者の応答の内容の入力操作に対応した操作情報が受信されるまで待機する。
制御部47によって当該応答の内容の入力が受け付けられると、正誤判定部471は、当該応答の内容の正誤を判定する。
制御部47は、S43で切り替えられた同一視力値に対応する複数の視標に対する所定回数以上の応答の内容が入力されたか否かを判別する。所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されたとき(S46:Y)、制御部47による処理は、S47に移行する。所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されなかったとき(S46:N)、制御部47による処理は、S44に移行する。
所定回数以上の応答の内容が入力されたと判別されたとき(S46:Y)、正答率算出部472は、複数の視標に対する被検者の複数の応答の内容の正答率を算出する。
正答率判定部473は、S47において算出された正答率が基準正答率以上であるか否かを判定する。
制御部47は、S48における判定結果を通信制御部44によりコントローラ50に送信させる。その後、制御部47による処理は、S41に移行する(リターン)。
第3実施形態に係る検眼装置の作用および効果について説明する。
3 検眼用テーブル
4、7 支持部
5 支柱
6 横アーム
8 操作アーム
9 格納部
10 測定ヘッド
10L 左眼用検眼ユニット
10R 右眼用検眼ユニット
11L、11R 検眼窓
12、21、41、42、43、44、53、102 通信制御部
13、22、47、47a、54、103 制御部
20 視標呈示装置
23、55、104 表示制御部
24、52、101a 表示部
40 メイン制御装置
45 電源部
46 視標画像生成部
48 記憶部
50 コントローラ
51、101b 操作部
60 出力装置
100 タブレット端末
101 表示パネル
471 正誤判定部
472 正答率算出部
473 正答率判定部
474 視力値決定部
475 集計部
Claims (10)
- 複数の光学素子を選択的に被検眼に適用する光学素子適用手段と、
視標を被検眼に呈示する視標呈示手段と、
前記光学素子適用手段により光学素子が適用されている被検眼に対し前記視標呈示手段により呈示された視標に対する被検者の応答の内容を入力するための応答入力手段と、
前記応答入力手段により入力された前記応答の内容の正誤を判定する判定手段と、
前記判定手段による複数の判定結果に基づく前記応答の内容の正答率に基づいて前記光学素子適用手段および前記視標呈示手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を含む検眼装置。 - 複数の光学素子を選択的に被検眼に適用する光学素子適用手段と、
視標を被検眼に呈示する視標呈示手段と、
前記光学素子適用手段により光学素子が適用されている被検眼に対し前記視標呈示手段により呈示された視標に対する被検者の応答の内容の正誤を入力するための正誤入力手段と、
前記被検眼に呈示された複数の視標に対する複数の前記応答の内容の正答率に基づいて、前記光学素子適用手段および前記視標呈示手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を含む検眼装置。 - 前記視標は、被検眼の視力値を測定するための視力測定用視標を含み、
前記制御手段は、
前記視力測定用視標に対する前記正答率に基づいて次に適用される視力値を決定する視力値決定手段を含む
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検眼装置。 - 前記制御手段は、前記視力値決定手段により決定された視力値に対応する視力測定用視標を呈示するように前記視標呈示手段を制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の検眼装置。 - 前記制御手段は、前記視力値決定手段により決定された視力値に対応する光学素子を適用するように前記光学素子適用手段を制御する
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の検眼装置。 - 複数の光学素子を選択的に被検眼に適用する光学素子適用手段と、
視標を被検眼に呈示する視標呈示手段と、
前記光学素子適用手段により光学素子が適用されている被検眼に対し前記視標呈示手段により呈示された視標に対する被検者の応答の内容を入力するための応答入力手段と、
前記応答入力手段により入力された前記応答の内容の正誤を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を表示する判定結果表示部と、前記光学素子適用手段および前記視標呈示手段の少なくとも一方を制御するための指示を入力するための指示入力部とを含むユーザインターフェイスと、
前記判定結果表示部に判定結果が表示されたことを受けて前記指示入力部により入力された指示に基づいて、前記光学素子適用手段および前記視標呈示手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、
を含む検眼装置。 - 前記被検眼に呈示されている視標を検者に向けて表示する表示手段を含む
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の検眼装置。 - 前記応答の内容の正誤を示す正誤情報を記憶する記憶手段を含み、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記正誤情報を出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の検眼装置。 - 前記正誤情報は、前記応答の内容およびその正誤を含み、
前記制御手段は、視力値ごとに応答の内容およびその正誤を前記出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項8に記載の検眼装置。 - 前記正誤情報は、前記被検眼に呈示された複数の視標と、当該複数の視標に対する前記複数の応答の内容およびその正誤とを対応付けた情報であり、
前記制御手段は、
前記正誤情報に基づいて、前記応答の内容が正答である視標、前記応答の内容が誤答である視標、または視標の種別ごとの前記応答の内容の正誤を集計する集計手段を含み、
前記集計手段による集計結果を前記出力手段に出力させる
ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の検眼装置。
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