JP2015222799A - 発光モジュール及び照明装置 - Google Patents

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和也 近藤
Kazuya Kondo
和也 近藤
高原 雄一郎
Yuichiro Takahara
雄一郎 高原
倫宏 松尾
Michihiro Matsuo
倫宏 松尾
優 佐々木
Masaru Sasaki
優 佐々木
絵梨果 竹中
Erika Takenaka
絵梨果 竹中
壮一 渋沢
Soichi Shibusawa
壮一 渋沢
真 叶内
Makoto Kanouchi
真 叶内
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Abstract

【課題】色ムラの発生を抑制すること。
【解決手段】実施形態の発光モジュールは、基板上の所定の領域内に設けられ、第1の色温度の光を発する複数の第1の発光部と、前記所定の領域内に設けられ、第2の色温度の光を発する複数の第2の発光部とを具備する。そして、実施形態の発光モジュールでは、前記所定の領域の中央部に、前記複数の第1の発光部のうちいずれかの前記第1の発光部が設けられる。また、実施形態の発光モジュールでは、前記中央部に設けられた前記第1の発光部に隣接するように前記第2の発光部が設けられる。また、実施形態の発光モジュールでは、前記第1の発光部に隣接するように設けられた前記第2の発光部に対して、前記中央部に設けられた前記第1の発光部が位置する側とは逆側に、更に第1の発光部以外の第1の発光部が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、発光モジュール及び照明装置に関する。
近年、照明装置として、LED(Light Emitting Diode)等の省電力の発光素子を備える照明装置が用いられている。このような発光素子を備える照明装置は、例えば、従来の白熱電球と比較して、より少ない消費電力でより高い輝度または照度を得ることができる。
また、複数の青色LEDチップを基板上に配置し、異なる色温度の発光部群に分ける発光モジュールがある。
しかしながら、このような発光モジュールでは、例えば、発光部が配置される基板上の領域の中央部に配置された第1の色温度の光を発する発光部の発光量は、その領域の周辺部に配置された第2の色温度の光を発する発光部の発光量よりも小さくなる場合がある。これは、中央部は周辺部よりも温度が高くなり、LEDは温度が高くなると発光量が少なくなるという温度特性があり、また、発光部に含まれる蛍光体も、温度が高くなると、同様に、発光効率が低下するという温度特性があるからである。そのため、発光モジュールが発する光が照射される照射面に色ムラが発生する場合がある。
特開2008−218485号公報
本発明が解決しようとする課題は、色ムラの発生を抑制することである。
実施形態の発光モジュールは、基板上の所定の領域内に設けられ、第1の色温度の光を発する複数の第1の発光部と、前記所定の領域内に設けられ、第2の色温度の光を発する複数の第2の発光部とを具備する。そして、実施形態の発光モジュールでは、前記所定の領域の中央部に、前記複数の第1の発光部のうちいずれかの前記第1の発光部が設けられる。また、実施形態の発光モジュールでは、前記中央部に設けられた前記第1の発光部に隣接するように前記第2の発光部が設けられる。また、実施形態の発光モジュールでは、前記第1の発光部に隣接するように設けられた前記第2の発光部に対して、前記中央部に設けられた前記第1の発光部が位置する側とは逆側に、更に第1の発光部が設けられる。
実施形態の発光モジュールによれば、色ムラの発生を抑制することができるという効果が期待できる。
図1は、実施形態に係る照明装置1の外観例を示す斜視図である。 図2は、図1において、矢印Aの方向から見た場合の発光モジュールの構成の一例を示す図である。 図3は、図2の例に示す発光モジュールのLEDなどの発光素子の配置を説明するための図である。 図4は、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。 図5は、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。 図6は、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。 図7は、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。 図8は、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。 図9は、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。 図10Aは、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。 図10Bは、実施形態に係る発光モジュールの変形例を説明するための図である。
以下で説明する実施形態に係る発光モジュールは、基板上の所定の領域内に設けられ、第1の色温度の光を発する複数の第1の発光部と、所定の領域内に設けられ、第2の色温度の光を発する複数の第2の発光部とを具備する。そして、以下で説明する実施形態に係る発光モジュールでは、所定の領域の中央部に、複数の第1の発光部のうちいずれかの第1の発光部が設けられる。また、以下で説明する実施形態に係る発光モジュールでは、中央部に設けられた第1の発光部に隣接するように第2の発光部が設けられる。また、以下で説明する実施形態の発光モジュールでは、第1の発光部に隣接するように設けられた第2の発光部に対して、中央部に設けられた第1の発光部が位置する側とは逆側に、更に第1の発光部が設けられる。
また、以下で説明する実施形態に係る発光モジュールにおいて、第1の色温度のほうが第2の色温度よりも高い。
また、以下で説明する実施形態に係る発光モジュールにおいて、第1の発光部は、第3の色温度の光を発する発光素子と、発光素子が発する第3の色温度の光を赤色の色温度の光に変換する赤色蛍光体とを含む。そして、第2の発光部は、発光素子と、赤色蛍光体とを含み、第2の発光部に赤色蛍光体が含まれる割合のほうが、第1の発光部に赤色蛍光体が含まれる割合よりも大きい。
また、以下で説明する実施形態に係る発光モジュールにおいて、第1の発光部に電力を供給する電源系統における発光素子の数と、第2の発光部に電力を供給する電源系統における発光素子の数とが同一である。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置は、発光モジュールと、発光モジュールに供給する電力を制御する電源部と、発光モジュールが発する光を反射する反射板とを具備する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る発光モジュールおよび照明装置を説明する。なお、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下の実施形態で説明する発光モジュールおよび照明装置は、一例を示すに過ぎず、本発明を限定するものではない。
[実施形態]
図1を参照して、実施形態の発光モジュールを備えた照明装置について説明する。実施形態では、発光モジュールを備えた照明装置として、ダウンライトを例に挙げて説明する。
[照明装置1の構成]
図1は、実施形態に係る照明装置1の外観例を示す斜視図である。図1では、照明装置1を斜め下方向から見た例を示す。
図1に示した照明装置1は、例えば、屋内の天井に埋め込み設置されるダウンライト型の照明器具である。図1に示した照明装置1は、例えば、内部に実装された発光モジュール10の青色LED121を発光させることにより、図1に示した下方向に位置する室内等を照明する。かかる照明装置1は、放熱器2と、化粧枠3とを具備する。
放熱器2は、熱伝導性の高い金属製である。例えば、放熱器2は、アルミダイカストにより成型される。かかる放熱器2は、平面部材である複数の放熱フィン2aにより形成される。また、放熱器2の内部には、青色LED121を有する発光モジュール10が設けられる(図2、3を参照)。放熱器2は、青色LED121から発生する熱を外部に放出する。これにより、放熱器2は、照明装置1の温度上昇を抑制することができる。また、放熱器2は、化粧枠3に取り付けられる。
化粧枠3は、例えば、ABS樹脂などの合成樹脂製である。かかる化粧枠3は、上下両端がそれぞれ略円形に開口された円筒形状に形成され、下端部から外向きに突出した環状フランジ3aを有する。具体的には、化粧枠3には、図1に示すように、投光開口3bが形成される。また、化粧枠3には、反射体4が設けられている。化粧枠3は、青色LED121により放射される光の配光を調整する。具体的には、青色LED121から放射された光は、そのまま化粧枠3の投光開口3bを通過したり、反射体4により反射されて化粧枠3の投光開口3bを通過したりするので、化粧枠3の円筒形状の内径や、青色LED121から化粧枠3の円筒形状の下端部までの長さなどによって、青色LED121から放射された光の照射方向が調整される。
また、化粧枠3の外壁3cには、3つの固定部5が設けられている。なお、図1の例では、3つの固定部5のうち1つの固定部5のみ図示されている。3つの固定部5のそれぞれには、3つの取り付け金具6のそれぞれが嵌め込まれて固定される。なお、図1の例では、3つの取り付け金具6のうち1つの取り付け金具6のみ図示されている。また、化粧枠3の外壁3cには、取付け枠天板7が取り付けられる。取付け枠天板7には、図示しない端子台が取り付けられる。端子台は、電気ケーブル8を介して、電源装置である電源ユニット9に接続されている。また、端子台は、接続線(ハーネス)を介して、放熱器2の平面部に接着された発光モジュール10の基板110のコネクタ201a〜201dと接続される。電源ユニット9は、発光モジュール10に供給する電力を制御する。例えば、電源ユニット9は、図示しない商用交流電源と接続され、商用交流電源からの交流の電力を直列の電力に変換して、端子台やコネクタ201a〜201dを介して、青色LED121に供給する。これにより、青色LED121は、点灯する。
取り付け金具6は、金属板の弾性部材であり、化粧枠3の取付部材5に取り付けられた状態で外部から上方向に押圧されることにより、化粧枠3の外壁3cと略平行となる位置まで折れ曲がることが可能である。照明装置1は、天井に埋め込み設置される場合に、取り付け金具6が化粧枠3の外壁3cと略平行となる位置まで折り曲げられた状態で天井壁の埋め込み孔に挿入され、環状フランジ3aが天井に接触するまで押し上げられる。そして、取り付け金具6は、外部から押圧されなくなることで元の状態に復元し、環状フランジ3aとの間で天井壁を挟持する。これにより、照明装置1は、天井に埋め込み設置される。
[発光モジュール10の構成]
図2は、図1において、矢印Aの方向から見た場合の発光モジュール10の構成の一例を示す図である。図3は、図2の例に示す発光モジュールのLEDなどの発光素子の配置を説明するための図である。図2に示すように、発光モジュール10は、基板110を有する。基板110は、例えば、セラミック基板、絶縁性の樹脂基板、金属ベース基板である。基板110の配置面110aには、後述する第1の発光部120a〜120c及び第2の発光部125a,125bを区画する枠材(樹脂バンク)130が設けられている。なお、第1の発光部120a〜120cを区別なく説明する場合には、第1の発光部120と表記し、第2の発光部125a,125bを区別なく説明する場合には、第2の発光部125と表記し、第1の発光部120及び第2の発光部125を区別なく説明する場合には、単に、発光部12と表記する場合がある。枠材130によって、矢印Bの方向に複数(5個の奇数個)の領域131a〜131eが形成される。また、枠材130の外縁によって、領域131a〜131eを含む領域131が形成される。すなわち、領域131を矢印Bの方向に5個に分割した結果得られた領域が、領域131a〜131eといえる。領域131は、後述する発光部12が設けられる領域である。なお、領域131の中央部の領域と、矢印Bの方向において領域131の最も外側の領域とに同一の種類の発光部12を設けるために、領域131を奇数個に分割する必要があり、本実施形態では、この奇数個の一例として5個の例を示す。
図3の例に示すように、基板110の配置面110a上には、配線パターン150a〜150dが形成されている。配線パターン150a〜150dは、基板110上にプリントされた電気導電体である。配線パターン150aの一端は、基板110に設けられたコネクタ201aに接続されている。また、配線パターン150bの一端は、基板110に設けられたコネクタ201bに接続されている。また、配線パターン150cの一端は、基板110に設けられたコネクタ201cに接続されている。また、配線パターン150dの一端は、基板110に設けられたコネクタ201dに接続されている。なお、図3の例では、枠材130のうち、外縁の部分のみ示し、領域131a〜131eを区画する部分については図示を省略した。
また、図3に示すように、配線パターン150aの他端と配線パターン150bの他端とは、ほぼ平行となるように、配置面110a上に形成されている。また、配線パターン150cの他端と配線パターン150dの他端とも、ほぼ平行となるように、配置面110a上に形成されている。
領域131a〜131eのうち、領域131cは、領域131の中央部である。領域131a〜131eのそれぞれに発光部12が設けられ、発光部12が点灯した場合には、領域131a〜131eのうち、領域131の中央部である領域131cの温度が最も高くなる。また、領域131b,131dは、領域131cよりも温度が低くなり、領域131a,131eよりも温度が高くなる。また、領域131a,131dは、領域131a〜131eの中で最も温度が低くなる。すなわち、発光部12が設けられる領域の中で、中央部が温度が最も高くなり、周辺にいくほど温度が低くなる。
領域131cには、第1の発光部120aが設けられる。図3に示すように、第1の発光部120aは、青色の色温度の光を発する複数の青色LED121と、複数の青色LED121を覆うように設けられ、青色LED121を封止する封止部材140とを有する。封止部材140は、枠材130と基板110によって形成された空間に充填される。封止部材140には、青色LED121が発する青色の色温度の光を黄色の色温度の光に変換する黄色蛍光体と、青色LED121が発する青色の色温度の光を赤色の色温度の光に変換する赤色蛍光体とが添加された、例えば、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、シリコン樹脂などの拡散性の高い熱可塑性を有する透明樹脂である。封止部材140には、黄色蛍光体のほうが赤色蛍光体よりも多く含まれている。すなわち、封止部材140では、全ての蛍光体に対する黄色蛍光体の割合のほうが、全ての蛍光体に対する赤色蛍光体の割合よりも大きい。第1の発光部120aが発する光の色は、青色LED121が発する青色の色温度の光と、黄色蛍光体や赤色蛍光体によって変換された黄色の色温度の光や赤色の色温度の光とが混ざる結果、例えば、昼白色(5000K,Ra70)となる。
図3の例に示す第1の発光部120aでは、10個の青色LED121がボンディングワイヤにより直列に接続されている。そして、直列に接続された10個の青色LED121(以下、第1の青色LED群と称する場合がある)が8個並列に接続されている。
領域131b,131dには、第2の発光部125a,125bが設けられる。すなわち、第2の発光部125a,125bは、第1の発光部120aに隣接するように設けられる。なお、第2の発光部125a,125bが第1の発光部120aに隣接するとは、第2の発光部125a,125bと第1の発光部120aとの間に、他の発光部が設けられていないことを意味する。第2の発光部125は、青色LED121と、青色LED121を覆うように設けられ、青色LED121を封止する封止部材141とを有する。封止部材141は、枠材130と基板110によって形成された空間に設けられる。封止部材141は、黄色蛍光体と、青色LED121が発する青色の色温度の光を緑色の色温度の光に変換する緑色蛍光体と、赤色蛍光体とが添加された、例えば、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、シリコン樹脂などの拡散性の高い熱可塑性を有する透明樹脂である。封止部材141には、赤色蛍光体のほうが黄色蛍光体や緑色蛍光体よりも多く含まれている。すなわち、封止部材141では、全ての蛍光体に対する赤色蛍光体の割合のほうが、全ての蛍光体に対する黄色蛍光体や緑色蛍光体の割合よりも大きい。第2の発光部125が発する光の色は、青色LED121が発する青色の色温度の光と、黄色蛍光体、緑色蛍光体や赤色蛍光体によって変換された黄色の色温度の光、緑色の色温度の光や赤色の色温度の光とが混ざる結果、例えば、電球色(2700K,Ra85)となる。
図3の例に示す第2の発光部125aでは、15個の青色LED121がボンディングワイヤにより直列に接続されている。そして、直列に接続された15個の青色LED121(以下、第2の青色LED群と称する場合がある)が8個並列に接続されている。8個の第2の青色LED群のそれぞれの一端は、配線パターン150dの他端と接続されている。
また、図3の例に示す第2の発光部125bでは、15個の青色LED121がボンディングワイヤにより直列に接続されている。そして、直列に接続された15個の青色LED121(以下、第3の青色LED群と称する場合がある)が8個並列に接続されている。8個の第3の青色LED群のそれぞれの一端は、配線パターン150cの他端と接続されている。
また、8個の第2の青色LED群のそれぞれの他端と、8個の第3の青色LED群のそれぞれの他端とが接続されている。すなわち、電球色の色温度の光を発する第2の発光部125(第2の発光部125a及び第2の発光部125b)では、全体で、30個の青色LED121が直列に接続されたものが、並列に8個接続されている。
領域131a,131eには、第1の発光部120b,120cが設けられる。すなわち、第1の発光部120b,120cは、第2の発光部125に対して、第1の発光部120aが位置する側とは逆側に設けられる。第1の発光部120b,120cの構成は、第1の発光部120aの構成とほぼ同様である。例えば、第1の発光部120b,120cは、複数の青色LED121と、複数の青色LED121を封止する封止部材140とを有する。第1の発光部120bが発する光の色は、青色LED121が発する青色の色温度の光と、黄色蛍光体や赤色蛍光体によって変換された黄色の色温度の光や赤色の色温度の光とが混ざる結果、例えば、昼白色(5000K,Ra70)となる。
また、第1の発光部120bでは、第1の発光部120aと同様に、10個の青色LED121がボンディングワイヤにより直列に接続されている。そして、直列に接続された10個の青色LED121(以下、第4の青色LED群と称する場合がある)が8個並列に接続されている。8個の第4の青色LED群のそれぞれの一端は、配線パターン150aの他端と接続されている。また、8個の第4の青色LED群のそれぞれの他端は、8個の第1の青色LED群のそれぞれの一端と接続されている。
また、第1の発光部120cでは、第1の発光部120aと同様に、10個の青色LED121がボンディングワイヤにより直列に接続されている。そして、直列に接続された10個の青色LED121(以下、第5の青色LED群と称する場合がある)が8個並列に接続されている。8個の第5の青色LED群のそれぞれの一端は、配線パターン150bの他端と接続されている。また、8個の第5の青色LED群のそれぞれの他端は、8個の第1の青色LED群のそれぞれの他端と接続されている。すなわち、昼白色の色温度の光を発する第1の発光部120(第1の発光部120a、第1の発光部120b及び第1の発光部120c)では、全体で、30個の青色LED121が直列に接続されたものが、並列に8個接続されている。
したがって、本実施形態の発光モジュール10は、電源系統が2系統であるが、それぞれの電源系統における青色LED121の数(240個)が等しいので、共通の電源を用いることができるため、設計コストを抑えることができる。
コネクタ201a〜201dは、上述の端子台を介して、電気的に電源ユニット9に接続されている。コネクタ201a及びコネクタ201bを介して第1の発光部120に電源ユニット9から電力が供給されることで、第1の発光部120が点灯する。また、コネクタ201c及びコネクタ201dを介して第2の発光部125に電源ユニット9から電力が供給されることで、第2の発光部125が点灯する。
ここで、領域131の中央部に配置された昼白色の色温度の光を発する第1の発光部120aの発光量は、第1の発光部120aに隣接して設けられた電球色の色温度の光を発する第2の発光部125a,125bの発光量よりも小さくなる場合がある。これは、中央部は周辺部よりも温度が高くなり、青色LED121は温度が高くなると発光量が少なくなる(すなわち、温度が高くなると発光効率が低下する)という温度特性があるからであり、また、発光部12に含まれる蛍光体も、温度が高くなると、同様に、発光効率が低下するという温度特性があるからである。そこで、本実施形態では、第2の発光部125a,125bに対して、中央部に設けられた第1の発光部120aが位置する側とは逆側に、第1の発光部120b,120cを設けた。第1の発光部120b,120cが発する昼白色の色温度の光により、第1の発光部120aの昼白色の色温度の光の発光量の低下を補っている。したがって、本実施形態に係る発光モジュール10によれば、色ムラの発生を抑制することができる。
特に、基板110が、セラミック基板や絶縁性の樹脂基板などの熱伝導性が低い基板である場合には、中央部の温度が高くなりやすい。このため、このような場合には、特に、第1の発光部120aの発光効率も悪くなりやすい。しかしながら、このような場合であっても、本実施形態によれば、第1の発光部120b,120cが発する昼白色の色温度の光により、第1の発光部120aの昼白色の色温度の光の発光量の低下を補うため、色ムラの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、発光モジュール10が、光源として、反射板4が設けられた照明装置1に用いられている。一般的に、異なる色温度の光を発する複数の発光部からの光を反射板により反射させて、反射光が所定の面(照射面)に照射されると、反射光における光量の損失が大きいため、照射面に色ムラが発生しやすい。また、反射板に近い発光部ほど、発した光のうち反射板により反射される光の量が多くなる。仮に、領域131a〜131eのうち反射板4に最も近い領域131a,131eに、発光効率が良好でない発光部12を設けた場合には、この発光部12から発せられる光の多くが反射板4により反射され、発光効率が良好でない発光部12から発されるただでさえ暗い光がますます暗くなってしまう。そこで、本実施形態では、反射板4に最も近い領域131a,131eに、第2の発光部125と比較して、発する光の色温度が高く、発光効率が良好な第1の発光部120を設けた。これにより、反射板4に最も近い領域131a,131eに設けられた発光部12から照射面に照射される光の明るさの低下が目立つことによる色ムラの発生を抑制することができる。なお、第2の発光部125が、第1の発光部120と比較して、発光効率が良好でないのは、黄色蛍光体や緑色蛍光体と比較して、発光効率が良好でない赤蛍光体の割合が多いからである。
以上、実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の発光モジュール10によれば、色ムラの発生を抑制することが期待できる。
なお、上述の実施形態では、図2に示すように、枠材130の外縁の形状が略四角形の形状であり、発光部12が設けられる領域131の形状が略四角形の形状である場合について説明したが、枠材130の外縁の形状や領域131の形状は、これに限られない。例えば、図4に示すように、枠材130の外縁の形状が略円形の形状であり、発光部12が設けられる領域131の形状が略円形の形状であってもよい。
また、図2及び図4を用いて、枠材130が、領域131a〜131eを区画する部分を有する場合について説明したが、図5及び図6に示すように、枠材130が、領域131a〜131eを区画する部分を有さなくともよい。この場合には、発光部120及び発光部125は、基板110の配置面110aに、ライン状に形成される。なお、図5及び図6の例では、ライン状に形成された3つの発光部120a−1〜120a−3は、第1の発光部120aと同様の構成である。3つの発光部120a−1〜120a−3を1つの第1の発光部120aとみなす。同様に、ライン状に形成された3つの発光部120b−1〜120b−3は、第1の発光部120bと同様の構成であり、ライン状に形成された3つの発光部120c−1〜120c−3は、第1の発光部120cと同様の構成である。また、3つの発光部120b−1〜120b−3を1つの第1の発光部120bとみなす。また、3つの発光部120c−1〜120c−3を1つの第1の発光部120cとみなす。
また、図5及び図6の例では、ライン状に形成された3つの発光部125a−1〜125a−3は、第2の発光部125aと同様の構成である。3つの発光部125a−1〜125a−3を1つの第2の発光部125aとみなす。同様に、ライン状に形成された3つの発光部125b−1〜125b−3は、第2の発光部125bと同様の構成である。3つの発光部125b−1〜125b−3を1つの第2の発光部125bとみなす。
また、実施形態では、領域131を矢印Bの方向に5個に分割した結果得られた領域のそれぞれに、発光部12を設けた場合について説明したが、分割の個数はこれに限られない。例えば、5より大きい奇数N個に領域131を分割した結果得られた領域のそれぞれに、発光部12を設けてもよい。図7及び図8の例は、領域131を奇数17個に分割した結果得られた領域のそれぞれに、矢印Bの方向において、第1の発光部120と第2の発光部125とを交互に設けた場合を示す。この場合において、領域131の中央部の領域には、第1の発光部120が設けられている。
また、実施形態では、矢印Bの方向に、第1の発光部120と第2の発光部125とを交互に設けた場合について説明したが、第1の発光部120と第2の発光部125とを交互に設けられる方向はこれに限られない。例えば、図9の例に示すように、全方向において、第1の発光部120と第2の発光部125とを交互に設けることができる。この場合において、領域131の中央部の領域には、第1の発光部120が設けられている。
また、実施形態では、第1の発光部120及び第2の発光部125に含まれる発光素子が、同一の青色LED121であり、第1の発光部120に含まれる蛍光体の混合率と第2の発光部125に含まれる蛍光体の混合率とが異なる場合について説明した。しかしながら、第1の発光部120に含まれる発光素子を青色LED121とし、第2の発光部120に含まれる発光素子を、青色LED121、及び、赤色の色温度の光を発する赤色LEDとし、第1の発光部120に含まれる蛍光体の混合率と第2の発光部125に含まれる蛍光体の混合率とを同一にすることもできる。これにより、発光モジュールを製造する際に、蛍光体の混合率が異なる2種類の封止部材を用意することなく、蛍光体の混合率が単一の封止部材を用意すればよいので、製造工程におけるロスが大幅に減少する。この結果、安価な発光モジュールを提供することができる。
また、実施形態では、2つの電源系統のうち、第1の発光部120の電源系統において、図3に示すように、領域131aで直列に接続される青色LED121の数、領域131cで直列に接続される青色LED121の数、及び、領域131eで直列に接続される青色LED121の数が、ともに10個である場合について説明した。しかしながら、第1の発光部120の電源系統において、図10Aに示すように、領域131aで直列に接続される青色LED121の数を9個とし、領域131cで直列に接続される青色LED121の数を12個とし、領域131eで直列に接続される青色LED121の数を9個とすることもできる。なお、並列数は「8」である。ここで、1つの「発光部」を1つの「ブロック」と表現すると、図10Aに示すように、第1の発光部120の電源系統では、3つのブロックに分かれる。また、図10Bに示すように、第2の発光部125の電源系統では、2つのブロックに分かれる。上述の2つの電源系統では、直列に接続された青色LED121の数はともに「30」であり、この「30」は、第1の発光部120の電源系統のブロック数「3」と、第2の発光部125の電源系統のブロック数「2」との公倍数である。このため、全てのブロックにおけるLED回路の電気特性を均等にすることができるので様々な調色割合においても安定した点灯が可能となる。また、基板110上における2つの電気系統各々のブロックの空間的な対称性を得るのが容易になるため、発光部12の色ムラの低減や、混色性能の向上が可能となる。また、製造工程におけるロスが大幅に減少するので、安価な発光モジュールを提供することができる。なお、本発光モジュールで用いられる青色LED121のうち、少なくとも一部の青色LEDを赤色LEDに変更することもできる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 発光モジュール
110 基板
131 領域
120 第1の発光部
125 第2の発光部

Claims (5)

  1. 基板上の所定の領域内に設けられ、第1の色温度の光を発する複数の第1の発光部と;
    前記所定の領域内に設けられ、第2の色温度の光を発する複数の第2の発光部と;
    を具備し、
    前記所定の領域の中央部に、前記複数の第1の発光部のうちいずれかの前記第1の発光部が設けられ、
    前記中央部に設けられた前記第1の発光部に隣接するように前記第2の発光部が設けられ、
    前記第1の発光部に隣接するように設けられた前記第2の発光部に対して、前記中央部に設けられた前記第1の発光部が位置する側とは逆側に、更に第1の発光部が設けられたことを特徴とする発光モジュール。
  2. 前記第1の色温度のほうが前記第2の色温度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記第1の発光部は、第3の色温度の光を発する発光素子と、前記発光素子が発する第3の色温度の光を赤色の色温度の光に変換する赤色蛍光体とを含み、
    前記第2の発光部は、前記発光素子と、前記赤色蛍光体とを含み、
    前記第2の発光部に赤色蛍光体が含まれる割合のほうが、前記第1の発光部に赤色蛍光体が含まれる割合よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の発光モジュール。
  4. 前記第1の発光部に電力を供給する電源系統における前記発光素子の数と、前記第2の発光部に電力を供給する電源系統における前記発光素子の数とが同一であることを特徴とする請求項3に記載の発光モジュール。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光モジュールと;
    前記発光モジュールに供給する電力を制御する電源部と;
    前記発光モジュールが発する光を反射する反射板と;
    を具備する照明装置。
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