JP2015220629A - 電子機器および通信方法 - Google Patents

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高木 淳
Atsushi Takagi
淳 高木
龍彦 長野
Tatsuhiko Nagano
龍彦 長野
雄一 ▲高▼宮
雄一 ▲高▼宮
Yuichi Takamiya
素久 池田
Motohisa Ikeda
素久 池田
壮史 長尾
Masafumi Nagao
壮史 長尾
寛之 久保田
Hiroyuki Kubota
寛之 久保田
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Abstract

【課題】同一の識別子を用いる他の基地局が存在する場合であっても、端末装置と確実に接続することができる。【解決手段】無線通信の基地局である電子機器であって、端末装置と無線通信をする無線通信部と、電子機器を識別する識別子を用いて、端末装置との間の無線通信を介したデータの送受信を制御する通信制御部と、無線通信可能な範囲に存在する他の基地局の識別子を探索する探索部と、探索して得られた識別子が、通信制御部に予め設定された初期の識別子と一致する場合、臨時の識別子を通信制御部に設定する設定部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器および通信方法に関する。
無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントの機能を有するプロジェクタが知られている。
ところで、無線LANでは、SSID(Service Set Identifier)と呼ばれる識別子によりアクセスポイントが識別される。しかしながら、複数台のプロジェクタが同時に映像を投影している環境下では、SSIDが重複してしまう可能性がある。SSIDが重複している場合、ユーザは、端末装置をいずれのプロジェクタと接続させればよいかが分からなくなり、接続操作に手間取ってしまう。
特許文献1には、ネットワーク機器にアドレスを自動で割り当てて、ネットワークに関する知識が少ないユーザであっても簡単な操作で設定をすることができる装置が記載されている。しかしながら、このような装置でも、同一のSSIDが複数個検出された場合には、ユーザは接続操作をすることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、同一の識別子を用いる他の基地局が存在する場合であっても、端末装置と確実に接続することができる電子機器および通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、無線通信の基地局である電子機器であって、端末装置と無線通信をする無線通信部と、前記電子機器を識別する識別子を用いて、前記端末装置との間の前記無線通信を介したデータの送受信を制御する通信制御部と、無線通信可能な範囲に存在する他の基地局の識別子を探索する探索部と、探索して得られた識別子が、前記通信制御部に予め設定された初期の識別子と一致する場合、臨時の識別子を前記通信制御部に設定する設定部と、を備える。
本発明によれば、同一の識別子を用いる他の基地局が存在する場合であっても、端末装置と確実に接続することができる。
図1は、実施形態に係る投影システムを示す図である。 図2は、実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置のハードウェア構成を示す図である。 図4は、実施形態に係るプロジェクタの機能構成を示す図である。 図5は、実施形態に係るプロジェクタの処理順序を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係るプロジェクタにより投影される画面の第1例を示す図である。 図7は、実施形態に係るプロジェクタにより投影される画面の第2例を示す図である。
以下、本発明の通信システムの実施の形態として、投影システム10を説明する。
図1は、実施形態に係る投影システム10を示す図である。投影システム10は、複数のプロジェクタ21(画像投影装置)と、端末装置22と、複数のスクリーン23とを備える。
それぞれのプロジェクタ21は、画像データを入力して、画像データに応じた映像をスクリーン23に投影する。それぞれのスクリーン23は、何れかのプロジェクタ21に対応して設けられる。スクリーン23は、プロジェクタ21により投影された光を反射できればどのような部材であってもよい。
端末装置22は、画像データを出力して、プロジェクタ21に与える。端末装置22は、例えば、ノート型のコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等の情報処理を実行するコンピュータであってよい。また、端末装置22は、画像データを再生する映像再生装置であってもよい。また、端末装置22は、放送信号または通信信号を受信して、映像データを再生する受信装置であってもよい。
プロジェクタ21と端末装置22とは、無線通信により接続される。プロジェクタ21と端末装置22とは、一例として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格の無線LANに従った方式で接続される。また、プロジェクタ21は、無線通信の基地局(アクセスポイント:親機)である電子機器として機能する。端末装置22は、無線通信のクライアント(子機)として機能する。プロジェクタ21と端末装置22とは、このような無線通信により接続されて、画像データ等を送受信する。なお、プロジェクタ21は、アクセスポイントの機能が、例えばUSB(Universal Serial Bus)のソケットに機器を接続することにより付加されてもよい。
ここで、無線LANにおけるアクセスポイントとクライアントとの接続について説明する。無線LANのアクセスポイントは、所定の時間間隔でビーコンと呼ばれる制御信号をブロードキャストする。ビーコンには、例えば、SSID、利用可能な伝送速度、無線チャネル番号等の情報が含まれる。
アクセスポイントが送信する電波の到達範囲にあるクライアントは、このビーコンを受信することによってアクセスポイントへの接続に必要な情報を取得することができる。または、クライアントは、ビーコンの受信に応じてプローブ要求と呼ばれるアクセスポイントに対する問い合わせを送信し、アクセスポイントからプローブ要求に対して返信されたプローブ応答により、アクセスポイントへの接続に必要な情報を取得することもできる。
クライアントは、このように取得した情報に基づいて、設定されたアクセスポイントを選択し、選択したアクセスポイントとの間で無線接続の認証をする。そして、クライアントは、アクセスポイントとの間で認証が成功すると、以後、データの送受信が可能となる。
図2は、実施形態に係るプロジェクタ21のハードウェア構成を示す図である。プロジェクタ21は、システム制御部41と、投影部42と、記憶部43と、外部接続部44と、有線通信部45と、無線通信部46と、表示入力部47と、操作信号受信部48と、ファン制御部49と、ファン50とを有する。
システム制御部41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等の周辺回路等を含む。システム制御部41は、例えば、記憶部43等に記憶されたプログラムを実行することにより、プロジェクタ21の全体を制御する。
記憶部43は、例えば、RAM、ROMおよびフラッシュメモリ等を含む。記憶部43は、プロジェクタ21が実行する各種プログラム、投影する画像データ、および各種設定データ等を記憶する。
外部接続部44は、外部からの映像(画像)データ、例えば、コンピュータからの画像出力信号、映像機器等からのHDMI(登録商標)信号、ビデオ信号等を入力するためのインタフェースである。有線通信部45は、有線LANのインタフェースおよびその通信制御部を含む。
無線通信部46は、無線LANのインタフェースおよびその通信制御部を含む。無線通信部46は、無線LANのアクセスポイントの機能を有する。
表示入力部47は、操作ボタンまたはタッチパネル等を含み、各種情報を表示する。また、表示入力部47は、操作ボタンまたはタッチパネル等に対するユーザの操作を入力する。操作信号受信部48は、リモートコントローラからの操作信号を受信して、ユーザの操作を入力する。
ファン制御部49は、投影部42およびプロジェクタ21の全体の温度が所定の温度となるように、ファン50を制御する。ファン50は、投影部42に対して空気を送風して投影部42およびプロジェクタ21全体を冷却する。
投影部42は、光源51と、光源制御部52と、カラーホイール53と、回転検出部54と、カラーホイール制御部55と、DMD56(Digital Mirror Device)と、DMD制御部57と、投射レンズ58とを含む。
光源51は、ランプ、LED(Light Emitting Diode)または半導体レーザー等の固体光源等の画像投影用の光源である。光源制御部52は、光源51の明るさ、点灯/消灯の制御等を行う。
カラーホイール53は、例えば、赤、青、緑の3色に色分けされた円板等を高速で回転させ、光源51からの光を透過させることにより色づけを行う。回転検出部54は、カラーホイール53の回転状態を検出する。カラーホイール制御部55は、カラーホイール53の回転を制御する。
DMD56は、多数の微小鏡面(マイクロミラー)を平面に配置した表示素子である。DMD制御部57は、投影対象の画像データに応じて画素毎にDMD56のマイクロミラーの向きを制御する。投射レンズ58は、DMD56を通過した光をスクリーンへと投射する。なお、DMD56およびカラーホイール53は、画像投影用の表示素子の一例であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の他の表示素子であってもよい。
光源51から出た光は、カラーホイール53で色づけされ、画像データによって画素毎に向きが制御されるDMD56で反射し、投射レンズ58を介してスクリーン23に照射されて像を結ぶ。
図3は、実施形態に係る端末装置22のハードウェア構成を示す図である。端末装置22は、表示部61と、入力部62と、CPU63と、ROM64と、RAM65と、記憶装置66と、有線通信部67と、無線通信部68とを有する。各部は、バスにより接続される。
表示部61は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。表示部61は、CPU63からの表示信号に基づいて情報を表示する。入力部62は、キーボードおよびマウス等のユーザの操作情報を入力する。入力部62は、入力した操作情報をCPU63に供給する。なお、表示部61および入力部62は、タッチパネルのような一体的な構成であってもよい。
CPU63は、プログラムを実行してデータ処理および制御等をするプロセッサの一例である。CPU63は、RAM65の所定領域を作業領域として、ROM64または記憶装置66に予め記憶された各種プログラムとの協働により各種処理を実行し、端末装置22を構成する各部の動作を統括的に制御する。また、CPU63は、ROM64または記憶装置66に予め記憶されたプログラムとの協働により、表示部61、入力部62、有線通信部67および無線通信部68等を制御する。
ROM64は、不揮発性メモリであって、端末装置22の制御に用いられるプログラムおよび各種情報を記憶する。RAM65は、揮発性のメモリであって、CPU63の作業領域として機能する。
記憶装置66は、フラッシュメモリ等の半導体による記憶媒体、磁気的または光学的に記録可能な記憶媒体等の書き換え可能な記録装置である。記憶装置66は、端末装置22の制御に用いられるプログラムおよび各種情報等を記憶する。
有線通信部67は、有線LANのインタフェースおよびその通信制御部を含む。無線通信部68は、無線LANのインタフェースおよびその通信制御部を含む。無線通信部68は、無線LANのクライアントの機能を有する。
本実施形態の端末装置22で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の端末装置22で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の端末装置22で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施形態の端末装置22で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
図4は、実施形態に係るプロジェクタ21の機能構成を示す図である。
プロジェクタ21のシステム制御部41は、電源が投入されて、所定のプログラムを起動すると、第1の通信制御部81と、第1の画像処理部82と、探索部83と、設定部84として機能する。なお、第1の通信制御部81、第1の画像処理部82、探索部83および設定部84は、一部または全部がハードウェアで構成されていてもよい。
さらに、プロジェクタ21は、電源が投入されると、投影部42および第1の無線通信部85の機能が有効となる。第1の無線通信部85は、図2に示す無線通信部46により実現される機能である。すなわち、第1の無線通信部85は、IEEE802.11規格の無線LANの方式で端末装置22と無線通信をする。
第1の通信制御部81は、プロジェクタ21を識別する識別子であるSSIDを用いて、端末装置22との間の無線通信を介したデータの送受信を制御する。第1の通信制御部81は、設定されたSSIDをビーコン信号に含めて周囲の装置にブロードキャストする。なお、第1の通信制御部81には、予め設定された初期のSSIDが設定されている。
第1の画像処理部82は、端末装置22から無線通信により受信した画像データに対して画像処理を実行する。第1の画像処理部82は、一例として、受信したデータを投影部42により投影可能な形式の画像データに変換する。
投影部42は、端末装置22から無線通信を介して送信された画像データを、第1の画像処理部82から入力し、入力した画像データに応じた映像をスクリーン23に投影する。
探索部83は、無線通信可能な範囲に存在する他の基地局(アクセスポイント)のSSIDを探索する。具体的には、探索部83は、無線通信可能な範囲に存在する基地局がビーコン信号に含めて送信したSSIDを探索する。
設定部84は、探索部83が探索して得られたSSIDが、第1の通信制御部81に予め設定された初期のSSIDと一致する場合、臨時のSSIDを第1の通信制御部81に設定する。第1の通信制御部81は、臨時のSSIDが設定されると、設定された臨時のSSIDをビーコン信号に含めて周囲の装置にブロードキャストする。
設定部84は、一例として、初期のSSIDを削除して、臨時のSSIDを第1の通信制御部81に設定する。これに代えて、設定部84は、初期のSSIDに加えて、臨時のSSIDを第1の通信制御部81に設定してもよい。
また、設定部84は、端末装置22による臨時のSSIDを用いたデータの送受信が終了した後、臨時のSSIDに代えて初期のSSIDを第1の通信制御部81に設定する。なお、この場合、設定部84は、初期のSSIDに加えて、臨時のSSIDを第1の通信制御部81に設定していた場合には、臨時のSSIDを削除する。
端末装置22のCPU63は、画像処理プログラムを実行することにより、第2の画像処理部91として機能する。さらに、CPU63は、無線通信を実行するためのドライバプログラムを実行することにより、第2の通信制御部92として機能する。なお、第2の画像処理部91および第2の通信制御部92の一部または全部がハードウェアにより構成されていてもよい。
端末装置22は、電源が投入されて無線通信の機能がオンとされると、第2の無線通信部93の機能が有効となる。第2の無線通信部93は、図3に示す無線通信部68により実現される機能である。すなわち、第2の無線通信部93は、IEEE802.11規格の無線LANの方式でプロジェクタ21と無線通信をする。
第2の画像処理部91は、プロジェクタ21へと送信すべき画像データを生成して、第2の通信制御部92へと出力する。第2の画像処理部91は、一例として、画像データを伝送可能な形式に変換して第2の通信制御部92へと出力する。
第2の通信制御部92は、プロジェクタ21を識別するSSIDを用いて、プロジェクタ21との間の無線通信を介したデータの送受信を制御する。この場合において、第2の通信制御部92は、無線通信可能な範囲の基地局からのビーコン信号に含まれるSSIDのうちユーザにより選択されたSSIDを用いてプロジェクタ21との間で無線通信をする。
図5は、実施形態に係るプロジェクタ21の処理順序を示すフローチャートである。プロジェクタ21は、端末装置22と無線通信により接続して映像を投影する場合、図5に示す処理を実行する。
まず、ステップS11において、探索部83は、無線通信可能な範囲に存在する他の基地局のSSIDを探索する。続いて、ステップS12において、設定部84は、探索して得られたSSIDが、第1の通信制御部81に予め設定された初期のSSIDと一致するか否かを判断する。一致しない場合(ステップS12のNo)、設定部84は、処理をステップS16に進める。一致する場合(ステップS12のYes)、設定部84は、処理をステップS13に進める。
ステップS13において、設定部84は、臨時のSSIDを生成する。臨時のSSIDは、少なくとも初期のSSIDとは異なる値のSSIDである。続いて、ステップS14において、設定部84は、生成した臨時のSSIDを第1の通信制御部81に設定する。続いて、ステップS15において、第1の通信制御部81は、設定された臨時のSSIDを公開する。ここで、公開とは、例えば、臨時のSSIDをビーコン信号に含めてブロードキャストし、無線通信可能な範囲に存在する端末装置22に臨時のSSIDを通知する処理である。
続いて、ステップS16において、第1の通信制御部81は、端末装置22との間で設定されたSSIDを用いて無線通信を接続する。すなわち、第1の通信制御部81は、探索して得られたSSIDが、初期のSSIDと一致する場合には、臨時のSSIDを用いて無線通信を接続する。第1の通信制御部81は、探索して得られたSSIDが初期のSSIDと一致しない場合には、初期のSSIDを用いて無線通信を接続する。これにより、プロジェクタ21と端末装置22との間でネットワーク接続がされ、データの送受信が可能となる。
続いて、ステップS17において、第1の画像処理部82は、端末装置22から無線通信を介して送信された画像データの受信を開始する。続いて、ステップS18において、投影部42は、端末装置22から送信された画像データに応じた映像のスクリーン23への投影を開始する。
続いて、ステップS19において、設定部84は、端末装置22との間のSSIDを用いたデータの送受信が終了したか否かを判断する。データの送受信が終了していない場合には(ステップS19のNo)、設定部84は、SSIDの設定を変更せずに、ステップS19で処理を待機する。
端末装置22との間のSSIDを用いたデータの送受信が終了した場合(ステップS19のYes)、設定部84は、処理をステップS20に進める。そして、ステップS20において、設定部84は、第1の通信制御部81のSSIDを元に戻す。すなわち、設定部84は、第1の通信制御部81に臨時のSSIDを設定していた場合には、元々設定されている初期のSSIDを設定する。そして、ステップS20の処理を終えると、設定部84は、本フローを終了する。
なお、設定部84は、プロジェクタ21がシャットダウン操作された場合に、臨時のSSIDに代えて初期のSSIDを第1の通信制御部81に設定してもよい。この場合、設定部84は、初期のSSIDを設定した後、シャットダウンさせる。
図6は、実施形態に係るプロジェクタ21により投影される画面の第1例を示す図である。第1の通信制御部81は、SSIDおよびパスワードを用いて、端末装置22との間の無線通信を介したデータの送受信を制御してもよい。この場合、設定部84は、臨時のSSIDおよびパスワードを第1の通信制御部81に設定するとともに、図6に示すように、パスワードを投影部42により投影させる。これにより、プロジェクタ21は、他者の機器からのアクセスを拒絶することができる。
図7は、実施形態に係るプロジェクタ21により投影される画面の第2例を示す図である。第1の通信制御部81は、WPS(ワイファイ・プロテクテッド・セットアップ)と呼ばれる、無線通信を介したデータの送受信を可能とするための設定動作を、端末装置22に自動実行させる機能を有していてもよい。
この場合、設定部84は、臨時のSSIDおよびパスワードを第1の通信制御部81に設定するとともに、図7に示されるように、投影部42に自動設定用の操作をユーザに促す指示情報を投影させる。本例の場合であれば、リターンキーの押下を促す指示情報を投影させる。
そして、第1の通信制御部81は、自動設定用の操作がされた場合(本例の場合、リターンキーが押された場合)、無線通信を介したデータの送受信を可能とするための設定動作を端末装置22に自動実行させるための情報を、無線通信によりブロードキャストさせる。これにより、プロジェクタ21は、端末装置22のユーザに複雑な操作をさせることなく、端末装置22に無線通信を介したデータの送受信のための設定をさせることができる。
以上のように本実施形態に係る投影システム10は、プロジェクタ21において、周囲の基地局が使用しているSSIDの探索を行い、自身が用いているSSIDが周囲の基地局が使用しているSSIDと一致する場合には、臨時のSSIDを用いて無線通信を接続する。従って、本実施形態に係る投影システム10によれば、例えば、プロジェクタ21の無線通信可能な範囲に、同一のSSIDを発信する他の基地局が存在する場合であっても、端末装置22を確実に目的のプロジェクタ21へと接続させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
10 投影システム
21 プロジェクタ
22 端末装置
23 スクリーン
41 システム制御部
42 投影部
43 記憶部
44 外部接続部
45 有線通信部
46 無線通信部
47 表示入力部
48 操作信号受信部
49 ファン制御部
50 ファン
51 光源
52 光源制御部
53 カラーホイール
54 回転検出部
55 カラーホイール制御部
56 DMD
57 DMD制御部
58 投射レンズ
61 表示部
62 入力部
63 CPU
64 ROM
65 RAM
66 記憶装置
67 有線通信部
68 無線通信部
81 第1の通信制御部
82 第1の画像処理部
83 探索部
84 設定部
85 第1の無線通信部
91 第2の画像処理部
92 第2の通信制御部
93 第2の無線通信部
特開2003−348116号公報

Claims (11)

  1. 無線通信の基地局である電子機器であって、
    端末装置と無線通信をする無線通信部と、
    前記電子機器を識別する識別子を用いて、前記端末装置との間の前記無線通信を介したデータの送受信を制御する通信制御部と、
    無線通信可能な範囲に存在する他の基地局の識別子を探索する探索部と、
    探索して得られた識別子が、前記通信制御部に予め設定された初期の識別子と一致する場合、臨時の識別子を前記通信制御部に設定する設定部と、
    を備える電子機器。
  2. 前記設定部は、前記初期の識別子を削除して、前記臨時の識別子を前記通信制御部に設定する
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記設定部は、前記初期の識別子に加えて、前記臨時の識別子を前記通信制御部に設定する
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記設定部は、前記端末装置による前記臨時の識別子を用いたデータの送受信が終了した後、前記初期の識別子を前記通信制御部に設定する
    請求項1から3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記設定部は、前記電子機器がシャットダウン操作された場合に、前記初期の識別子を前記通信制御部に設定した後、前記電子機器をシャットダウンさせる
    請求項1から3の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記通信制御部は、前記臨時の識別子を前記無線通信によりブロードキャストさせる
    請求項1から5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 前記端末装置から前記無線通信を介して送信された画像データを入力し、入力した画像データに応じた映像を投影する投影部をさらに備える
    請求項1から6の何れか1項に記載の電子機器。
  8. 前記通信制御部は、識別子およびパスワードを用いて、前記端末装置との間の前記無線通信を介したデータの送受信を制御し、
    前記設定部は、前記臨時の識別子およびパスワードを設定するとともに、前記パスワードを前記投影部により投影させる
    請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記設定部は、前記臨時の識別子およびパスワードを設定するとともに、前記投影部に自動設定用の操作をユーザに促す指示情報を投影させ、
    前記通信制御部は、前記自動設定用の操作がされた場合、前記無線通信を介した前記データの送受信を可能とするための設定動作を、前記端末装置に自動実行させるための情報を、前記無線通信によりブロードキャストさせる
    請求項7に記載の電子機器。
  10. 前記識別子は、IEEE802.11規格におけるSSIDである
    請求項1から9の何れか1項に記載の電子機器。
  11. 無線通信の基地局である電子機器における通信方法であって、
    前記電子機器は、
    端末装置と無線通信をする無線通信部と、
    前記電子機器を識別する識別子を用いて、前記端末装置との間の前記無線通信を介したデータの送受信を制御する通信制御部と、
    を備え、
    無線通信可能な範囲に存在する他の基地局の識別子を探索する探索ステップと、
    探索して得られた識別子が、前記通信制御部に予め設定された初期の識別子と一致する場合、臨時の識別子を前記通信制御部に設定する設定ステップと、
    を実行する通信方法。
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