JP2015218899A - 車両用無段変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングおよびケースの質量を増やすことなく、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤに生じる衝撃荷重が作用してもハウジングとケースとの合わせ面が開くことを抑制する。
【解決手段】動力伝達装置16によれば、出力軸30のエンジン12側の端部において、パーキングギヤ35はハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1からオフセットされた位置に配置されたリダクションギヤ32を基準として合わせ面P1とは反対側に間隔L1離れて配置されているため、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤ35に生じる衝撃荷重のうち合わせ面P1に作用される荷重は小さい。このため、ハウジング40および第1ケース41の質量を増やすことなく、パーキングギヤ35に生じる衝撃荷重が作用してもハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1が開くことを抑制し得る。
【選択図】図3

Description

本発明は、無段変速機と動力伝動機構とを並列に備えた車両用無段変速装置に関し、ハウジングおよびケースの質量を増やすことなく、パーキングギヤに生じる衝撃荷重によってハウジングとケースとの合わせ面が開くことを抑制する技術に関する。
たとえば特許文献1の車両のように、内燃機関から出力されたトルクが入力される入力軸と駆動輪に動力伝達可能に連結されている出力軸とを有する無段変速機と並列に、動力伝動機構を備えた車両用無段変速装置が知られている。車両の走行状態に応じて無段変速機または動力伝動機構による動力伝達状態を選択し、燃費性能、走行性能を向上させることが可能となる。
上記車両用無段変速装置においては、無段変速機の出力軸には、動力伝動機構からの動力が入力されるギヤと駆動輪へ動力を出力するギヤと、パーキングギヤとを配置することが望まれる。
実開平6−78660号公報
たとえば、図5は、動力伝動機構からの動力が入力されるギヤと、駆動輪へ動力を出力するギヤと、パーキングギヤとが出力軸に設けられた車両用無段変速装置において、パーキングギヤの出力軸に配置される位置の一例をハウジングとケースとの合わせ面とともに示す図である。車両用無段変速機装置110は、動力伝動機構からの動力が入力される図示しないギヤと、駆動輪をロックするパーキングギヤ112と、図示しないカウンタ軸に設けられたカウンタードリブンギヤ114と噛み合うことで一対の減速ギヤ対を構成し、駆動輪へ動力を出力するリダクションギヤ116とを出力軸118に備えている。また、車両用無段変速装置110は、ケース120に固定され、出力軸118を回転可能に支持するボールベアリング122およびローラベアリング124を備えている。車両用無段変速装置110は、ハウジングとケース120とが一体に合わされることにより覆われており、ハウジングとケース120との合わせ面P0は出力軸118と直交し、且つボールベアリング122を通るように構成されている。また、車両用無段変速装置110は、出力軸118上において、ハウジングとケース120との合わせ面P0から順番に、パーキングギヤ112、リダクションギヤ116およびローラベアリング124を備えている。したがって、パーキングギヤ112はリダクションギヤ116よりも合わせ面P0側に設けられており、合わせ面P0から軸方向にL0しか離れていない。
ここで、たとえば、車両走行中にシフトレバーがパーキングポジション(P位置)へ誤って操作されて、図示しないパーキングポールがパーキングギヤ112に噛み合うと、パーキングギヤ112に生じる衝撃荷重が、ハウジングまたはケース120に支持されたボールベアリング122およびローラベアリング124を通じてハウジングおよびケース120に反力として作用される。車両用無段変速装置110においては、合わせ面P0から軸方向にL0しか離れていない位置にパーキングギヤ112が配置されているため、ボールベアリング122を介してハウジングおよびケース120に入力される大きな反力により、或いはパーキングギヤ112と噛み合うパーキングポールに入力される大きな反力により、ハウジングとケース120の合わせ面P0が開いてしまう恐れがあった。ハウジングとケース120との合わせ面P0が開かないようにするために、ハウジングおよびケース120の剛性を高めると、ハウジングおよびケース120の質量が増加するという問題が生じる。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、無段変速機と動力伝動機構とを並列に備えた車両用無段変速装置において、ハウジングおよびケースの質量を増やすことなく、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤに生じる衝撃荷重が作用してもハウジングとケースとの合わせ面が開くことを抑制する車両用無段変速装置を提供することにある。
すなわち、本発明の要旨とするところは、内燃機関から出力されたトルクが伝達される入力軸と駆動輪に動力伝達可能に連結されている出力軸とを有する無段変速機と並列に、動力伝動機構を備えた車両用無段変速装置であって、前記出力軸の前記内燃機関側の端部には、前記無段変速装置のケースとハウジングとの合わせ面からオフセットされた位置に配置されたリダクションギヤと、該リダクションギヤを基準として、前記合わせ面とは反対側にパーキングギヤが配置されていることを特徴とする車両用無段変速装置にある。
本発明の車両用無段変速装置によれば、前記出力軸の前記内燃機関側の端部において、前記パーキングギヤは前記無段変速装置のケースとハウジングとの合わせ面からオフセットされた位置に配置されたリダクションギヤを基準として、前記合わせ面とは反対側に配置されている。そのため、少なくともリダクションギヤの分だけパーキングギヤから離れた位置に合わせ面が位置されることから、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤに生じる衝撃荷重のうちの合わせ面付近に作用される荷重は小さい。これにより、ハウジングおよびケースの質量を増やすことなく、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤに生じる衝撃荷重が作用してもケースとハウジングとの合わせ面が開くことを抑制する車両用無段変速装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記出力軸の前記内燃機関側の端部は、前記合わせ面よりも前記無段変速機側に位置する第1ベアリングと、前記パーキングギヤよりも前記内燃機関側に位置する第2ベアリングを介して、前記ケースと前記ハウジングとにより回転可能に支持され、前記パーキングギヤは、前記リダクションギヤと前記第2ベアリングとの間に隣接して配置されている。このため、合わせ面から少なくともリダクションギヤの分だけ離れた第2ベアリング側にパーキングギヤが配置されることから、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤに生じる衝撃荷重のうちの合わせ面付近に作用される荷重は小さい。これにより、ハウジングおよびケースの質量を増やすことなく、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤに生じる衝撃荷重が作用してもケースとハウジングとの合わせ面が開くことを抑制する車両用無段変速装置を提供することができる。
本発明が適用される車両用動力伝達装置の概略構成を説明する図である。 図1の動力伝達装置の係合要素の作動と走行パターンの切り換わりとの関係を説明する図である。 図1の無段変速機の出力軸のエンジン側端部におけるパーキングギヤおよびハウジングとケースとの合わせ面の位置関係を説明する拡大図である。 図3のパーキングギヤに作用される衝撃荷重とそのパーキングギヤが設けられた出力軸を支持するベアリングを介してハウジングおよびケースに入力される反力とを説明する図である。 パーキングギヤの出力軸に配置される位置の一例をハウジングとケースとの合わせ面とともに示す図3に相当する拡大図である。
以下、本発明の車両用無段変速装置の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態において、好適には、前記無段変速機は、公知のベルト式無段変速機であるが、公知のトラクション型無段変速機等の他の形式の無段変速機を採用することもできる。又、前記動力伝動機構は、1つ乃至ギヤ比が異なる複数のギヤ段が形成される噛合式の歯車機構である。前記動力伝動機構により形成されるギヤ比は、前記無段変速機により形成される最も低車速側のギヤ比よりも低車速側のギヤ比、及び/又は、前記無段変速機により形成される最も高車速側のギヤ比よりも高車速側のギヤ比である。又、前記内燃機関はガソリンエンジンやディーゼルエンジン等が用いられる。又、前記内燃機関の動力は、流体式伝動装置を介して、前記無段変速機及び前記動力伝動機構へ伝達される。又、前記車両は、前記入力軸と前記出力軸との間で前記無段変速機と並列に且つ前記動力伝動機構と直列に設けられた、公知の前後進切換装置を備えている。
図1は、本発明が適用される車両10の概略構成を説明する図である。図1において、車両10は、本発明の内燃機関に対応し、走行用の駆動力源として機能するエンジン12と、駆動輪14と、エンジン12と駆動輪14との間に設けられた本発明の車両用無段変速装置として機能する動力伝達装置16とを備えている。動力伝達装置16は、エンジン12に連結された流体式伝動装置としての公知のトルクコンバータ20、トルクコンバータ20の出力回転部材であるタービン軸と一体的に設けられた入力軸22、入力軸22に連結された本発明の無段変速機としての公知のベルト式無段変速機24(以下、無段変速機24)、同じく入力軸22に連結された前後進切換装置26、前後進切換装置26を介して入力軸22に連結されて無段変速機24と並列に設けられた本発明の動力伝動機構としてのギヤ機構28、無段変速機24及びギヤ機構28の共通の出力回転部材である出力軸30、カウンタ軸31、出力軸30及びカウンタ軸31に各々相対回転不能に設けられて互いに噛み合う一対のギヤすなわち、リダクションギヤ32およびカウンタードリブンギヤ33から成る減速歯車装置34、出力軸30に相体回転不能に設けられて駆動輪をロックするパーキングギヤ35、カウンタ軸31に相対回転不能に設けられたカウンタードライブギヤ36に作動的に連結された差動歯車装置38、差動歯車装置38に作動的に連結された1対の車軸39等を備えている。
また、動力伝達装置16は、エンジン12側から順番に配置された非回転部材としてのハウジング40、第1ケース41および第2ケース42がハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1および第1ケース41と第2ケース42との合わせ面で連結されたトランスアクスルケースにより、その全体が覆われている。なお、第1ケース41は本発明のケースに対応する。
このように構成された動力伝達装置16において、エンジン12の動力は、トルクコンバータ20、無段変速機24(或いは前後進切換装置26及びギヤ機構28)、減速歯車装置34、差動歯車装置38、及び車軸39等を順次介して1対の駆動輪14へ伝達される。
このように、動力伝達装置16は、エンジン12と駆動輪14との間に並列に設けられた、無段変速機24及びギヤ機構28を備えている。動力伝達装置16は、エンジン12の動力を入力軸22から無段変速機24を介して出力軸30へ伝達する第1動力伝達経路と、エンジン12の動力を入力軸22からギヤ機構28を介して出力軸30へ伝達する第2動力伝達経路と、を並列に備え、車両10の走行状態に応じてその第1動力伝達経路とその第2動力伝達経路とが切り換えられるように構成されている。動力伝達装置16は、上記第1動力伝達経路と上記第2動力伝達経路とを選択的に切り換えるクラッチ機構として、上記第1動力伝達経路における動力伝達を断続する第1クラッチ機構としてのCVT走行用クラッチC2と、上記第2動力伝達経路における動力伝達を断続する第2クラッチ機構としての前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1とを備えている。CVT走行用クラッチC2、前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1は、断接装置に相当するものであり、何れも油圧アクチュエータによって摩擦係合させられる公知の油圧式摩擦係合装置である。又、前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1は、後述の前後進切換装置26を構成する要素の1つである。
前後進切換装置26は、入力軸22に対して同軸心に設けられたダブルピニオン型の遊星歯車装置26pと前進用クラッチC1と後進用ブレーキB1とを備えている。遊星歯車装置26pのキャリヤ26cは入力軸22に一体的に連結され、遊星歯車装置26pのリングギヤ26rは後進用ブレーキB1を介して非回転部材としての第1ケース41に選択的に連結され、遊星歯車装置26pのサンギヤ26sは入力軸22回りにその入力軸22に対して同軸心に相対回転可能に設けられた小径ギヤ43に連結されている。又、キャリヤ26cとサンギヤ26sとは、前進用クラッチC1を介して選択的に相互に連結される。このように構成された前後進切換装置26では、前進用クラッチC1が係合されると共に後進用ブレーキB1が解放されると、入力軸22が小径ギヤ43に直結され、前記第2動力伝達経路において前進時動力伝達経路が成立(達成)させられる。又、後進用ブレーキB1が係合されると共に前進用クラッチC1が解放されると、小径ギヤ43は入力軸22に対して逆方向へ回転させられ、前記第2動力伝達経路において後進時動力伝達経路が成立させられる。又、前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1が共に解放されると、前記第2動力伝達経路は動力伝達遮断状態とされる。
ギヤ機構28は、サンギヤ26sに連結された小径ギヤ43と、ギヤ機構カウンタ軸44に固設されてその小径ギヤ43と噛み合う大径ギヤ46とを備えている。ギヤ機構28は、1つギヤ段(ギヤ比)が形成される減速機構である。ギヤ機構カウンタ軸44回りには、アイドラギヤ48がギヤ機構カウンタ軸44に対して同軸心に相対回転可能に設けられている。ギヤ機構カウンタ軸44回りには、更に、ギヤ機構カウンタ軸44とアイドラギヤ48との間に、これらの間を選択的に断接する噛合式クラッチ(ドグクラッチ)D1が設けられている。従って、噛合式クラッチD1は、動力伝達装置16に備えられた、上記第2動力伝達経路における動力伝達を断続する第3クラッチ機構として機能する。噛合式クラッチD1は、ギヤ機構カウンタ軸44に固設された第1ギヤ50と、アイドラギヤ48に設けられた第2ギヤ52と、これら第1ギヤ50及び第2ギヤ52と嵌合可能(係合可能、噛合可能)な内周歯が形成されたハブスリーブ54とを含んで構成されている。このように構成された噛合式クラッチD1では、ハブスリーブ54がこれら第1ギヤ50及び第2ギヤ52と嵌合することで、ギヤ機構カウンタ軸44とアイドラギヤ48とが接続される。又、噛合式クラッチD1は、第1ギヤ50と第2ギヤ52とを嵌合する際に回転を同期させる、同期機構としての公知のシンクロメッシュ機構S1を更に備えている。アイドラギヤ48は、そのアイドラギヤ48よりも大径の出力ギヤ56と噛み合っている。出力ギヤ56は、出力軸30と同じ回転軸心回りにその出力軸30に対して相対回転不能に設けられている。前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1の一方が係合され且つ噛合式クラッチD1が係合されると、エンジン12の動力が入力軸22から前後進切換装置26、ギヤ機構28、アイドラギヤ48、及び出力ギヤ56を順次経由して出力軸30に伝達される、第2動力伝達経路が成立(接続)させられる。
無段変速機24は、入力軸22と出力軸30との間の動力伝達経路上に設けられている。無段変速機24は、入力軸22に設けられた有効径が可変のプライマリプーリ58と、出力軸30と同軸心の回転軸60に設けられた有効径が可変のセカンダリプーリ62と、その一対の可変プーリ58,62の間に巻き掛けられた伝動ベルト64とを備え、一対の可変プーリ58,62と伝動ベルト64との間の摩擦力を介して動力伝達が行われる。無段変速機24では、一対の可変プーリ58,62のV溝幅が変化して伝動ベルト64の掛かり径(有効径)が変更されることで、変速比(ギヤ比)γ(=入力軸回転速度Ni/出力軸回転速度No)が連続的に変化させられる。例えば、プライマリプーリ58のV溝幅が狭くされると、ギヤ比γが小さくされる(すなわち無段変速機24がアップシフトされる)。又、プライマリプーリ58のV溝幅が広くされると、ギヤ比γが大きくされる(すなわち無段変速機24がダウンシフトされる)。出力軸30は、回転軸60回りにその回転軸60に対して同軸心に相対回転可能に配置されている。CVT走行用クラッチC2は、無段変速機24よりも駆動輪14側に設けられており(すなわちセカンダリプーリ62と出力軸30との間に設けられており)、セカンダリプーリ62と出力軸30との間を選択的に断接する。このCVT走行用クラッチC2が係合されると、エンジン12の動力が入力軸22から無段変速機24を経由して出力軸30に伝達される、第1動力伝達経路が成立(接続)させられる。
動力伝達装置16の作動について、以下に説明する。図2は、動力伝達装置16の各走行パターン毎の係合要素の係合表を用いて、その走行パターンの切り換わりを説明する為の図である。図2において、C1は前進用クラッチC1の作動状態に対応し、C2はCVT走行用クラッチC2の作動状態に対応し、B1は後進用ブレーキB1の作動状態に対応し、D1は噛合式クラッチD1の作動状態に対応し、「○」は係合(接続)を示し、「×」は解放(遮断)を示している。
先ず、ギヤ機構28を介してエンジン12の動力が出力軸30に伝達される走行パターン(すなわち第2動力伝達経路を通って動力が伝達される走行パターン)であるギヤ走行について説明する。このギヤ走行では、図2に示すように、例えば前進用クラッチC1及び噛合式クラッチD1が係合される一方、CVT走行用クラッチC2及び後進用ブレーキB1が解放される。
具体的には、前進用クラッチC1が係合されると、前後進切換装置26を構成する遊星歯車装置26pが一体回転させられるので、小径ギヤ43が入力軸22と同回転速度で回転させられる。又、小径ギヤ43はギヤ機構カウンタ軸44に設けられている大径ギヤ46と噛み合わされているので、ギヤ機構カウンタ軸44も同様に回転させられる。更に、噛合式クラッチD1が係合されているので、ギヤ機構カウンタ軸44とアイドラギヤ48とが接続される。このアイドラギヤ48は出力ギヤ56と噛み合わされているので、出力ギヤ56と一体的に設けられている出力軸30が回転させられる。このように、前進用クラッチC1及び噛合式クラッチD1が係合されると、エンジン12の動力は、トルクコンバータ20、前後進切換装置26、ギヤ機構28、及びアイドラギヤ48等を順次介して出力軸30に伝達される。尚、このギヤ走行では、例えば後進用ブレーキB1及び噛合式クラッチD1が係合される一方、CVT走行用クラッチC2及び前進用クラッチC1が解放されると、後進走行が可能となる。
次いで、無段変速機24を介してエンジン12の動力が出力軸30に伝達される走行パターン(すなわち第1動力伝達経路を通って動力が伝達される走行パターン)であるCVT走行について説明する。このCVT走行では、図2のCVT走行(高車速)に示すように、例えばCVT走行用クラッチC2が係合される一方、前進用クラッチC1、後進用ブレーキB1、及び噛合式クラッチD1が解放される。
具体的には、CVT走行用クラッチC2が係合されると、セカンダリプーリ62と出力軸30とが接続されるので、セカンダリプーリ62と出力軸30とが一体回転させられる。このように、CVT走行用クラッチC2が係合されると、エンジン12の動力は、トルクコンバータ20及び無段変速機24等を順次介して出力軸30に伝達される。このCVT走行(高車速)中に噛合式クラッチD1が解放されるのは、例えばCVT走行中のギヤ機構28等の引き摺りをなくすと共に、高車速においてギヤ機構28等が高回転化するのを防止する為である。
前記ギヤ走行は、例えば車両停止中を含む低車速領域において選択される。この第2動力伝達経路におけるギヤ比γ1(すなわちギヤ機構28により形成されるギヤ比EL)は、無段変速機24により形成される最大ギヤ比(すなわち最も低車速側のギヤ比である最ローギヤ比)γmaxよりも大きな値(すなわちロー側のギヤ比)に設定されている。例えばギヤ比γ1は、動力伝達装置16における第1速ギヤ段のギヤ比である第1速ギヤ比γ1に相当し、無段変速機24の最ローギヤ比γmaxは、動力伝達装置16における第2速ギヤ段のギヤ比である第2速ギヤ比γ2に相当する。その為、例えばギヤ走行とCVT走行とは、公知の有段変速機の変速マップにおける第1速ギヤ段と第2速ギヤ段とを切り換える為の変速線に従って切り換えられる。又、例えばCVT走行においては、公知の手法を用いて、アクセル開度θacc、車速Vなどの走行状態に基づいてギヤ比γが変化させられる変速(例えばCVT変速、無段変速)が実行される。ここで、ギヤ走行からCVT走行(高車速)、或いはCVT走行(高車速)からギヤ走行へ切り換える際には、図2に示すように、CVT走行(中車速)を過渡的に経由して切り換えられる。
例えばギヤ走行からCVT走行(高車速)へ切り換えられる場合、ギヤ走行に対応する前進用クラッチC1及び噛合式クラッチD1が係合された状態から、CVT走行用クラッチC2及び噛合式クラッチD1が係合された状態であるCVT走行(中車速)に過渡的に切り換えられる。すなわち、前進用クラッチC1を解放してCVT走行用クラッチC2を係合するようにクラッチを掛け替える変速(例えばクラッチツゥクラッチ変速(以下、CtoC変速という))が実行される。このとき、動力伝達経路は第2動力伝達経路から第1動力伝達経路へ変更され、動力伝達装置16においては実質的にアップシフトさせられる。そして、動力伝達経路が切り換えられた後、不要な引き摺りやギヤ機構28等の高回転化を防止する為に噛合式クラッチD1が解放される(図2の被駆動入力遮断参照)。このように噛合式クラッチD1は、駆動輪14側からの入力を遮断する被駆動入力遮断クラッチとして機能する。
又、例えばCVT走行(高車速)からギヤ走行へ切り換えられる場合、CVT走行用クラッチC2が係合された状態から、ギヤ走行への切換準備として更に噛合式クラッチD1が係合される状態であるCVT走行(中車速)に過渡的に切り換えられる(図2のダウンシフト準備参照)。このCVT走行(中車速)では、ギヤ機構28を介して遊星歯車装置26pのサンギヤ26sにも回転が伝達された状態となる。このCVT走行(中車速)の状態からCVT走行用クラッチC2を解放して前進用クラッチC1を係合するようにクラッチを掛け替える変速(例えばCtoC変速)が実行されると、ギヤ走行へ切り換えられる。このとき、動力伝達経路は第1動力伝達経路から第2動力伝達経路へ変更され、動力伝達装置16においては実質的にダウンシフトさせられる。
図3は、車両10の出力軸30のエンジン12側の端部におけるパーキングギヤ35およびハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1の位置関係を説明する拡大図である。出力軸30のエンジン12側の端部において、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1からエンジン12側にオフセットされた位置に、カウンタ軸31のカウンタードリブンギヤ33と噛み合うリダクションギヤ32が配置され、リダクションギヤ32を基準としてハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1とは反対側にリダクションギヤ32に隣接してパーキングギヤ35が配置されている。また、出力軸30のエンジン12側の端部においては、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1よりも無段変速機24側に位置し、出力軸30を回転可能に支持するローラベアリング66および軸方向の荷重を受けるスラストベアリング68と、パーキングギヤ35に隣接してパーキングギヤ35よりもエンジン12側に位置し、出力軸30を回転可能に支持するボールベアリング70とが設けられている。要するに、パーキングギヤ35は、リダクションギヤ32とボールベアリング70との間に隣接して、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1から距離L1の間隔を隔てて配置されている。なお、ローラベアリング66は、本発明の第1ベアリングに、ボールベアリング70は、本発明の第2ベアリングに対応する。
ここで、たとえば、車両走行中にシフトレバーがシフト操作位置Pに位置するように誤って操作されて、図示しないパーキングポールがパーキングギヤ35に係止されると、パーキングギヤ35に生じる衝撃荷重が、第1ケース41に固定されたローラベアリング66、およびハウジング40に固定されたボールベアリング70を通じてハウジング40および第1ケース41に反力として作用される。ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1に作用される反力が大きい程、合わせ面P1においてハウジング40と第1ケース41を開かせる力が大きくなる。
図4は、パーキングギヤに作用される衝撃荷重Fと出力軸を支持するベアリングを介してハウジングおよびケースに入力される反力F1および反力F2との関係を説明する図である。横軸は出力軸を示す。また、衝撃荷重Fの矢印が示す出力軸上のO点は衝撃荷重Fの生じる地点であり、パーキングギヤが配置されている地点を、A点およびB点は、衝撃荷重F由来の反力F1およびF2がハウジングおよびケースに入力される、出力軸を支持するベアリングが配置されている地点を、それぞれ示す。A点はO点から距離d1、B点はO点に対しA点の反対側にO点から距離d2の間隔を有しており、A点とB点とは距離Dの間隔だけ離れている。A点とO点との間隔d1は、B点とO点との間隔d2よりも短くされている。この場合、パーキングギヤが位置するO点において生じた衝撃荷重Fにより、A点およびB点の各地点において衝撃荷重Fを受けた出力軸を支持することによりベアリングを介してハウジングおよびケースに入力される反力F1および反力F2に関して、O点との間隔d1がB点のO点との間隔d2よりも短いA点に入力される反力F1の方が、B点に入力される反力F2よりも大きくなる。
動力伝達装置16において、リダクションギヤ32を基準としてハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1とは反対側にパーキングギヤ35が配置されており、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1は、衝撃荷重が生じるパーキングギヤ35との間に間隔L1を有している。このことから、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1に作用される荷重は小さく、合わせ面P1においてハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1を開かせる力は小さい。
上述のように、本実施例の動力伝達装置16によれば、出力軸30のエンジン12側の端部において、パーキングギヤ35は動力伝達装置16のハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1からオフセットされた位置に配置されたリダクションギヤ32を基準として合わせ面P1とは反対側に配置されている。そのため、少なくともパーキングギヤ35からリダクションギヤ32の分の間隔L1離れた位置に合わせ面P1が配置されることから、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤ35に生じる衝撃荷重のうちのハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1付近に作用される荷重は小さい。これにより、ハウジング40および第1ケース41の質量を増やすことなく、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤ35に生じる衝撃荷重が作用してもハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1が開くことを抑制することができる。
また、本実施例の動力伝達装置16によれば、出力軸30のエンジン12側の端部は、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1よりも無段変速機24側に位置するローラベアリング66およびスラストベアリング68と、パーキングギヤ35よりもエンジン12側に位置するボールベアリング70とを介して、第1ケース41とハウジング40とにより回転可能に支持され、パーキングギヤ35は、リダクションギヤ32とボールベアリング70との間に隣接して配置されている。このため、少なくとも合わせ面P1から間隔L1離れたボールベアリング70側にパーキングギヤ35が配置されることから、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤ35に生じる衝撃荷重のうちの合わせ面P1付近に作用される荷重は小さい。これにより、ハウジング40および第1ケース41の質量を増やすことなく、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤ35に生じる衝撃荷重が作用してもハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1が開くことを抑制することができる。
また、本実施例の動力伝達装置16によれば、シフトレバーがパーキングポジションにシフト操作されたときにパーキングギヤ35と噛み合うハウジング40または第1ケース41に支持されたパーキングポールは、リダクションギヤ32の分の間隔L1だけ合わせ面P1から離れている。このため、パーキングギヤ35に生じた衝撃荷重のうちパーキングポールを介してハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1に作用される荷重は小さい。このことから、ハウジング40および第1ケース41の質量を増やすことなく、シフトレバーの誤操作によりパーキングギヤ35に生じる衝撃荷重が作用してもハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1が開くことを抑制することができる。
以上、本発明を表及び図面を参照して詳細に説明したが、本発明は更に別の態様でも実施でき、その主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものである。
たとえば、前述の実施例の動力伝達装置16においては、パーキングギヤ35はリダクションギヤ32とボールベアリング70との間に隣接して配置されていたが、これに限定されるものではなく、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1が開かないようにパーキングギヤ35に生じる衝撃荷重による合わせ面P1に作用される荷重が小さくなるように、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1とパーキングギヤ35との間隔が十分に確保される限りにおいて、リダクションギヤ32とボールベアリング70との間にパーキングギヤ以外の他の部品が介在させられてもよい。
また、前述の実施例の動力伝達装置16においては、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1に対しエンジン12側にオフセットされた位置に配置されたリダクションギヤ32に隣接してリダクションギヤ32よりもエンジン12側にパーキングギヤ35が配置されていたが、これに限定されるものでなく、たとえば、ハウジング40と第1ケース41との合わせ面P1に対し無段変速機24側にオフセットされた位置にリダクションギヤが配置され、リダクションギヤ32に隣接してリダクションギヤ32よりも無段変速機24側にパーキングギヤが配置されてもよい。
12:エンジン(内燃機関)
14:駆動輪
16:動力伝達装置(車両用無段変速装置)
22:入力軸
24:無段変速機
28:ギヤ機構(動力伝動機構)
30:出力軸
32:リダクションギヤ
35:パーキングギヤ
40:ハウジング
41:第1ケース(ケース)
66:ローラベアリング(第1ベアリング)
68:スラストベアリング
70:ボールベアリング(第2ベアリング)
P1:合わせ面

Claims (2)

  1. 内燃機関から出力されたトルクが伝達される入力軸と駆動輪に動力伝達可能に連結されている出力軸とを有する無段変速機と並列に、動力伝動機構を備えた車両用無段変速装置であって、
    前記出力軸の前記内燃機関側の端部には、前記無段変速装置のケースとハウジングとの合わせ面からオフセットされた位置に配置されたリダクションギヤと、該リダクションギヤを基準として、前記合わせ面とは反対側にパーキングギヤが配置されていることを特徴とする車両用無段変速装置。
  2. 前記出力軸の前記内燃機関側の端部は、前記合わせ面よりも前記無段変速機側に位置する第1ベアリングと、前記パーキングギヤよりも前記内燃機関側に位置する第2ベアリングを介して、前記ケースと前記ハウジングとにより回転可能に支持され、
    前記パーキングギヤは、前記リダクションギヤと前記第2ベアリングとの間に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1の車両用無段変速装置。
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