JP2015218662A - エンジンのegr装置 - Google Patents

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忠文 横田
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Abstract

【課題】この発明は、EGRガス温度を任意の温度に調整する機能をコンパクトな構造で実現するとともに耐久性が向上する構造を提供することを目的とする。
【解決手段】この発明は、シリンダブロックとシリンダヘッドとを有するエンジンであって、エンジンの排気通路から取り出された排気ガスをEGRガスとして吸気通路に還流させるEGR通路を備えるエンジンのEGR装置において、EGR通路として、シリンダヘッドの内部に、シリンダヘッドの排気ポートから排気ガスを取り入れるEGR導入通路を形成し、シリンダブロックの内部に、EGR導入通路に連通するとともに、シリンダボアを囲むウォータジャケットの側面に隣接するようにEGR冷却通路を形成し、シリンダヘッドの内部に、EGR冷却通路と連通するとともに、EGRバルブを介して吸気通路にEGRガスを送出するEGR送出通路を形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明はエンジンのEGR装置に係り、特に、新たな装置を設けることなくEGRガスを冷却可能なエンジンのEGR装置に関する。
エンジンのEGR装置においては、一般的に、排気マニホルドから排気ガスの一部をEGR通路を形成するEGRパイプに取り出し、取り出したEGRガスの流量をEGRバルブで調整して吸気マニホルドに還流させることで、燃焼温度を低下させ、排気ガス中の窒素酸化物低減や燃費の向上を図っている。
また、EGR装置には、高温のEGRガスが吸気通路に還流されることで、吸気効率が低下することを防止するために、EGR通路の途中にエンジンの冷却水でEGRガスを冷却するEGRクーラを備えたものがある。しかし、EGRクーラを備えたEGR装置は、エンジン周辺に隙間を取ってEGRパイプやEGRクーラを配置する必要があるため、エンジンが大型化する問題がある。
このような問題に対して、特開2008−82307号公報には、シリンダブロックのウォータジャケットの底面の近傍にEGR通路を構成する内部通路を形成し、排気マニホルド下流の排気管と内部通路のシリンダブロックの排気側側面に開口する排気導入孔とを取出管で接続し、内部通路のシリンダブロックの吸気側側面に開口する排気導出孔と吸気マニホルドとを取入管で接続することで、EGRガスをウォータジャケットの冷却水で冷却し、配管系を簡素化した技術が開示されている。
特開2008−82307号公報
ところが、前記特許文献1に記載のEGR装置は、EGR通路を構成する内部通路と排気マニホルド及び吸気マニホルドとを、それぞれ取出管や取入管で接続しているため、配管系の簡素化を充分に達成できない問題があった。
また、前記特許文献1に記載のEGR装置は、シリンダブロックのウォータジャケットの面積の大きい側面でなく、面積の小さい底面の近傍に内部通路を形成しているため、冷却水とEGRガスとの熱交換効率が低く、EGRガスを充分に冷却することができない問題があった。
さらに、前記特許文献1に記載のEGR装置は、EGRクーラを配置する場合、EGRパイプの内部にEGRガスの凝縮水が発生するため、腐食により、耐久性が低下するおそれがあった。
この発明は、EGRガス温度を任意の温度に調整する機能をコンパクトな構造で実現するとともに耐久性が向上する構造を提供することを目的とする。
この発明は、シリンダブロックとシリンダヘッドとを有するエンジンであって、前記エンジンの排気通路から取り出された排気ガスをEGRガスとして吸気通路に還流させるEGR通路を備えるエンジンのEGR装置において、前記EGR通路として、前記シリンダヘッドの内部に、前記シリンダヘッドの排気ポートから排気ガスを取り入れるEGR導入通路を形成し、前記シリンダブロックの内部に、前記EGR導入通路に連通するとともに、シリンダボアを囲むウォータジャケットの側面に隣接するようにEGR冷却通路を形成し、前記シリンダヘッドの内部に、前記EGR冷却通路と連通するとともに、EGRバルブを介して前記吸気通路にEGRガスを送出するEGR送出通路を形成したことを特徴とする。
この発明は、シリンダブロックとシリンダヘッドの内部にEGR通路を形成することにより、エンジンの外部にEGR通路を形成するEGRパイプを配置する必要が無くなり、EGRパイプを削減できる。また、この発明は、EGRパイプを削減できるため、腐食のおそれがある部品が減り、耐久性が向上する。
この発明は、シリンダブロックの内部に形成したEGR冷却通路がウォータジャケットと隣接しているため、冷却水によってEGRガスを冷却することができ、別体のEGRクーラを配置する必要が無くなり、EGRクーラを削減できる。
これにより、この発明は、EGRパイプとEGRクーラとを削減できるため、エンジンをコンパクトにできる。
図1はエンジンの平面図である。(実施例1) 図2は排気マニホルドを省略したエンジンの正面図である。(実施例1) 図3はシリンダブロックを断面としてエンジンの側面図である。(実施例1) 図4はシリンダブロックの平面図である。(実施例1) 図5は図1のA−A線による断面図である。(実施例1) 図6はエンジンの平面図である。(実施例2) 図7は排気マニホルドを省略したエンジンの正面図である。(実施例2) 図8はバイパス通路を閉鎖した状態の図7のB−B線による断面図である。(実施例2) 図9はEGR冷却通路を閉鎖した状態の図7のB−B線による断面図である。(実施例2)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例1を示すものである。図1〜図3において、エンジン1は、シリンダブロック2とシリンダヘッド3とシリンダヘッドカバー4とオイルパン5とを有している。
シリンダブロック2には、複数(実施例では3つ)のシリンダボア6が列状に並べて形成される。シリンダヘッド2には、列状に並べたシリンダボア6を囲むウォータジャケット7が形成される(図4参照)。各シリンダボア6には、ピストン8が内蔵される。ピストン8は、コンロッド9によりクランクシャフト10に連結される。エンジン1は、シリンダボア6とピストン8とシリンダヘッド3とにより囲まれる3つの燃焼室11を備える。
シリンダヘッド3には、各燃焼室11に連通する吸気ポート12及び排気ポート13が形成される。吸気ポート12は、シリンダボア6が列状に並べられた方向(以下「シリンダボア列方向C」と記す。)と直交する方向の一側(以下「吸気側」と記す。)に形成される。排気ポート13は、シリンダボア列方向Cと直交する方向の他側(以下「排気側」と記す。)に形成される。
各吸気ポート12は、上流側をシリンダヘッド3の吸気側側面14にそれぞれ開口され、下流側をそれぞれ2つに分岐して各燃焼室11に連通される。各排気ポート13は、上流側をそれぞれ2つに分岐して各燃焼室11に連通され、下流側を1つに集合してシリンダヘッド3の排気側側面15に開口される。シリンダヘッド3は、燃焼室11毎に、吸気ポート12を開閉する2つの吸気弁16と、排気ポート13を開閉する2つの排気弁17とを備える。
エンジン1は、燃焼室11に吸気を導入する吸気マニホルド18を備える。吸気マニホルド18は、吸気が導入されるサージタンク19と、サージタンク19に接続され吸気を各吸気ポート12に供給する吸気分岐管20とを備える。サージタンク19は、上流側に、図示しないエアクリーナと、吸気管と、スロットルボディとを順次に接続される。吸気分岐管20は、上流側をサージタンク19に接続され、下流側をシリンダヘッド3の吸気側側面14に取り付けられ、吸気ポート12に連通される。エンジン1は、エアクリーナと、吸気管と、スロットルボディと、吸気マニホルド18のサージタンク19及び吸気分岐管20と、シリンダヘッド3の吸気ポート12とによって形成される吸気通路21を備える。
エンジン1は、燃焼室11の排気ガスが導入される排気マニホルド22を備える。排気マニホルド22は、上流側をシリンダヘッド3の排気側側面15に取り付けられて排気ポート13に連通され、下流側に触媒コンバータ23が接続される。触媒コンバータ23には、図示しない排気管が接続される。エンジン1は、排気ポート13と、排気マニホルド22と、触媒コンバータ23と、排気管とによって形成される排気通路24を備える。
エンジン1は、EGR装置25を備える。EGR装置25は、排気通路24から取り出された排気ガスをEGRガスとして吸気通路21に還流させるEGR通路26を備える。EGR装置25は、EGR通路26として、シリンダブロック2とシリンダヘッド3の内部に、EGR導入通路27と、EGR冷却通路28と、EGR送出通路29とを形成する。
EGR導入通路27は、図1、図2に示すように、シリンダヘッド3の排気側の内部に形成され、排気ポート13から排気ガスを取り入れる。
EGR導入通路27は、上流部を、シリンダボア列方向C一側に形成した排気ポート13の排気通路24に連通する。また、EGR投入通路27は、上流部に連続する中間部を、シリンダヘッド3のシリンダボア列方向C一側に向かって延ばす。そして、EGR投入通路27は、中間部に連続する下流部を、シリンダブロック2側に向かって折り曲げて、ヘッド側デッキ面30に開口する。
EGR冷却通路28は、図2、図3に示すように、シリンダブロック2の排気側の内部に形成され、EGR導入通路27に連通するとともに、シリンダボア6を囲むウォータジャケット7の側面に隣接するように形成される。
EGR冷却通路28は、上流部を、シリンダブロック2のシリンダボア列方向C一側のブロック側デッキ面31に開口する。EGR冷却通路28は、上流部を、シリンダヘッド3のシリンダボア列方向C一側のヘッド側デッキ面30に開口したEGR導入通路27の下流側と連通する。また、EGR冷却通路28は、上流部に連続する中間部を、ウォータジャケット7に沿ってシリシダブロック2のシリンダボア列方向C他側に向かって延びた後、折り返してシリンダボア列方向C一側に戻す。そして、EGR冷却通路28は、中間部に連続する下流部を、シリンダヘッド3側に折り曲げて、シリンダブロック2のシリンダボア列方向C一側のブロック側デッキ面31に開口する。
EGR送出通路29は、図1〜図3に示すように、シリンダヘッド3のシリンダボア列方向C一側の内部に形成され、EGR冷却通路28と連通するとともに、EGRバルブ32を介して吸気マニホルド18のサージタンク19の吸気通路21にEGRガスを送出する。
EGR送出通路29は、上流部を、シリンダブロック2側に向かって折り曲げて、シリングヘッド3の排気側のヘッド側デッキ面30に開口する。EGR送出通路29は、上流部を、シリンダブロック2のブロック側デッキ面31に開口したEGR冷却通路28の下流側と連通する。また、EGR送出通路29は、上流部に連続する中間部を、シリンダヘッド3の排気側から吸気側に向かって延ばす。そして、EGR送出通路29は、中間部に連続する下流部を、シリンダヘッド3の吸気側側面14に開口する。EGR送出通路29は、下流部を、吸気マニホルド18のサージタンク19の吸気通路21に連通する。
EGRバルブ32は、図1、図2に示すように、シリンダヘッド3のシリンダボア列方向C一側の一側端壁33に取り付けられる。EGRバルブ32は、EGR送出通路29の中間部に弁体34を配置している。EGRバルブ32は、弁体34によりEGR送出通路29を開閉自在に仕切ることで、EGRガスの流量を調整する。
図5に示すように、EGR送出通路29は、シリンダヘッド3の吸気側側面14に開口する下流部にEGR排出パイプ35の一端側を接続している。EGR排出パイプ35は、他端側をサージタンク19に挿通し、吸気通路21に連通する。サージタンク19は、EGR排出パイプ35を覆う環状支持部材36によりシリンダヘッド3の吸気側側面14に支持される。
エンジン1のEGR装置27は、シリンダヘッド3の内部の排気ポート13からEGR導入通路27に排気ガスをEGRガスとして導入し、シリンダブロック2の内部のEGR冷却通路28に導く。EGR冷却通路28を流れるEGRガスは、ウォータジャケット7を流れる冷却水により冷却される。EGR冷却通路28で冷却されたEGRガスは、シリンダヘッド3の内部のEGR送出通路29に導入される。EGR送出通路29のEGRガスは、EGRバルブ32で流量を調節されて、吸気マニホルド18のサージタンク19の吸気通路21に送出される。サージタンク19の吸気通路21に送出されたEGRガスは、吸気ポート12から燃焼室11に供給される。
これにより、EGR装置27は、燃焼室11内の混合気の燃焼温度を低下させ、排気ガス中の窒素酸化物低減や燃費の向上を図ることができる。
このように、エンジン1のEGR装置25は、シリンダブロック2とシリンダヘッド3の内部に、EGR通路26としてEGR導入通路27とEGR冷却通路28とEGR送出通路29とを形成する。
これにより、EGR装置25は、エンジン1の外部にEGR通路を形成するEGRパイプを配置する必要が無くなり、EGRパイプを削減できる。また、EGR装置25は、EGRパイプを削減できるため、腐食のおそれがある部品が減り、耐久性が向上する。
エンジン1のEGR装置25は、シリンダブロック2の内部に形成したEGR冷却通路28がウォータジャケット7と隣接しているため、エンジン1の冷却水によってEGRガスを冷却することができ、別体のEGRクーラを配置する必要が無くなり、EGRクーラを削減できる。
これにより、EGR装置25は、EGRパイプとEGRクーラとを削減できるため、エンジン1をコンパクトにできる。
さらに、EGR装置25は、EGR冷却通路28を中間で折り返すUターン形状に形成することにより、シリンダブロック2の狭い範囲でも通路長さを確保でき、冷却効果を高めることができる。
図6〜図9は、この発明の実施例2を示すものである。実施例2のEGR装置25は、図6、図7に示すように、EGR通路26として、シリンダブロック2とシリンダヘッド3の内部に、EGR導入通路27と、EGR冷却通路28と、EGR送出通路29とを形成する。
EGR導入通路27は、実施例1と同様に、上流部を、シリンダボア列方向C一側に形成した排気ポート13の排気通路24に連通する。また、EGR投入通路27は、上流部に連続する中間部を、シリンダヘッド3のシリンダボア列方向C一側に向かって延ばす。そして、EGR投入通路27は、中間部に連続する下流部を、シリンダブロック2側に向かって折り曲げて、ヘッド側デッキ面30に開口する。
EGR導入通路27は、図8、図9に示すように、EGR冷却通路28を迂回してEGR送出通路29に連通するバイパス通路37を有している。バイパス通路37は、EGR導入通路27からシリンダボア列方向C一側に向かって延びる。バイパス通路37は、EGR送出通路29の中間部の、通路径方向においてシリンダボア列方向C他側に連通する。EGR送出通路29は、中間部のバイパス通路37が連通する部分にバイパス用弁座38を備える。
EGR冷却通路28は、実施例1と同様に、上流部を、シリンダブロック2のシリンダボア列方向C一側のブロック側デッキ面31に開口する。EGR冷却通路28は、上流部を、シリンダヘッド3のシリンダボア列方向C一側のヘッド側デッキ面30に開口したEGR導入通路27の下流側と連通する。また、EGR冷却通路28は、上流部に連続する中間部を、ウォータジャケット7に沿ってシリシダブロック2のシリンダボア列方向C他側に向かって延びた後、折り返してシリンダボア列方向C一側に戻す。そして、EGR冷却通路28は、中間部に連続する下流部を、シリンダヘッド3側に折り曲げて、シリンダブロック2のシリンダボア列方向C一側のブロック側デッキ面31に開口する。
EGR送出通路29は、上流部を、シリンダブロック2側に向かって折り曲げて、シリングヘッド3の排気側のヘッド側デッキ面30に開口する。EGR送出通路29は、上流部を、シリンダブロック2のブロック側デッキ面31に開口したEGR冷却通路28の下流側と連通する。また、EGR送出通路29は、上流部に連続する中間部を、シリンダヘッド3の排気側から吸気側に向かって延ばす。そして、EGR送出通路29は、中間部に連続する下流部を、シリンダヘッド3の吸気側側面14に開口する。EGR送出通路29は、下流部を、吸気マニホルド18のサージタンク19の吸気通路21に連通する。
EGR送出通路29は、中間部のバイパス通路37が連通する部分と通路径方向において反対側の、シリンダボア列方向C一側に上流部を連続する。EGR送出通路29は、上流部を、シリンダボア列方向C一側に延びた後にシリンダブロック2側に向かって折り曲げて、シリンダヘッド3のヘッド側デッキ面30に開口する。EGR送出通路29は、中間部の通路径方向においてバイパス用弁座38と対向し、上流部が連続する部分に冷却通路用弁座39を備える。バイパス用弁座38と冷却通路用弁座39とは、シリンダボア列方向Cにおいて同軸上に配置される。
EGR装置25は、EGR送出通路29に対して、EGR冷却通路28とバイパス通路37とを開閉自在に仕切る流量調整バルブ40を備える。
流量調整バルブ40は、シリンダヘッド3のシリンダボア列方向C一側の一側端壁33に取り付けられる。流量調整バルブ40は、EGR送出通路29のバイパス用弁座38と冷却通路用弁座39との間に弁体41を配置している。流量調整バルブ40は、弁体41によりバイパス用弁座38と冷却通路用弁座39とを開閉自在に仕切ることで、EGR導入通路27に導入されたEGRガスとEGR冷却通路28を流れたEGRガスとの流量を調整して、EGR送出通路29に流す。
これにより、EGR装置25は、排気ポート13からEGR導入通路27に導入された冷却前のEGRガスと、EGR冷却通路28で冷却されたEGRガスとの各流量を調整して、吸気通路21に流すことができる。
このため、EGR装置25は、吸気通路21に還流させるEGRガスの温度調整を簡易な構造で実施することができ、運転状況に合わせたEGRガス温度の最適化を図ることができる。
この発明は、EGRガス温度を任意の温度に調整する機能をコンパクトな構造で実現するとともに耐久性が向上する構造を提供することができるものであり、ウォータジャケットを有するエンジンに適用することができる。
1 エンジン
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
6 シリンダボア
7 ウォータジャケット
11 燃焼室
12 吸気ポート
13 排気ポート
18 吸気マニホルド
19 サージタンク
20 吸気分岐管
21 吸気通路
22 排気マニホルド
23 触媒コンバータ
24 排気通路
25 EGR装置
26 EGR通路
27 EGR導入通路
28 EGR冷却通路
29 EGR送出通路
32 EGRバルブ

Claims (3)

  1. シリンダブロックとシリンダヘッドとを有するエンジンであって、前記エンジンの排気通路から取り出された排気ガスをEGRガスとして吸気通路に還流させるEGR通路を備えるエンジンのEGR装置において、前記EGR通路として、前記シリンダヘッドの内部に、前記シリンダヘッドの排気ポートから排気ガスを取り入れるEGR導入通路を形成し、前記シリンダブロックの内部に、前記EGR導入通路に連通するとともに、シリンダボアを囲むウォータジャケットの側面に隣接するようにEGR冷却通路を形成し、前記シリンダヘッドの内部に、前記EGR冷却通路と連通するとともに、EGRバルブを介して前記吸気通路にEGRガスを送出するEGR送出通路を形成したことを特徴とするエンジンのEGR装置。
  2. 前記EGR冷却通路は、前記シリンダブロックのシリンダボア列方向一側で前記シリンダヘッドのEGR導入通路と連通し、前記シリシダブロックのシリンダボア列方向他側に向かって延びた後、折り返してシリンダ列方向一側に戻り、前記シリンダブロックのシリンダボア列方向一側で前記シリングヘッドのEGR送出通路と連通することを特徴とする請求項1に記載のエンジンのEGR装置。
  3. 前記EGR導入通路は、前記EGR冷却通路を迂回して前記EGR送出通路に連通するバイパス通路を有し、前記EGR送出通路に対して前記EGR冷却通路と前記バイパス通路とを開閉自在に仕切る流量調整バルブを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンのEGR装置。



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