JP2015217916A - Vehicular air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車室内の空調を行う車両用空調装置の構造に関するものである。 The present invention relates to a structure of a vehicle air conditioner that performs air conditioning in a vehicle interior.
従来、この種の車両用空調装置として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された車両用空調装置は、車室内へ吹き出される空調空気を冷却する冷却用熱交換器を空調ケース内に備えている。そして、その空調ケースには、冷却用熱交換器で凝縮した凝縮水を車室外へ排水するドレインパイプが接続されている。
Conventionally, as this type of vehicle air conditioner, there is one described in
このドレインパイプを用いた凝縮水の排水構造では、ドレインパイプは空調ケースから車室外へ突き出ており、ドレインパイプには、車両下方側に開口した排水穴が形成されている。また、ドレインパイプの車両前方側の先端は塞がれている。更に、排水穴よりも低い位置まで下向きに突き出た突出部が、その排水穴よりも車両前方側に設けられている。これにより、特許文献1の車両用空調装置では、凝縮水の排水性を向上させることができるとされている。
In the condensate drainage structure using this drain pipe, the drain pipe protrudes out of the passenger compartment from the air conditioning case, and the drain pipe is formed with a drain hole that opens to the vehicle lower side. Further, the front end of the drain pipe on the vehicle front side is closed. Furthermore, the protrusion part which protruded below to the position lower than a drainage hole is provided in the vehicle forward side rather than the drainage hole. Thereby, in the vehicle air conditioner of
しかし、特許文献1の車両用空調装置のような凝縮水の排水構造では、排水穴からの排水が少量である場合に、排水穴近傍に留まった水滴が走行風によってドレインパイプの外周下側部分を伝わって排水穴から車両後方側へ流れ、車室内へ浸入してしまうことがある。
However, in the condensed water drainage structure such as the vehicle air conditioner disclosed in
本発明は上記点に鑑みて、ドレインパイプの排水口から出た凝縮水が走行風に流されドレインパイプの外面を伝わって車室内へ浸入することを防止できる車両用空調装置を提供することを目的とする。 In view of the above points, the present invention provides a vehicle air conditioner that can prevent condensed water from a drain outlet of a drain pipe from flowing into a traveling wind and entering the vehicle interior through the outer surface of the drain pipe. Objective.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の車両用空調装置の発明では、車室内へ吹き出される空調空気を冷却する冷却用熱交換器(12)と、
車室内に設置され、冷却用熱交換器を収容する空調ケース(14)と、
空調ケースから車両前方側へ突き出ることにより車室外へ突き出るように設けられ、冷却用熱交換器で凝縮した凝縮水(Wc)を車両前方側に向かって流下させるドレインパイプ(16)とを備え、
ドレインパイプには、車室外において車両下方側へ開口しドレインパイプ内を流下した凝縮水を排水する排水口(163)が形成され、
ドレインパイプは、そのドレインパイプの車両下方側を構成する下方側側部(162)と、排水口よりも車両後方側で且つ車室外において下方側側部から車両下方側へ突き出る突起(164)とを有していることを特徴とする。
In order to achieve the above object, in the invention of the vehicle air conditioner according to
An air conditioning case (14) installed in the passenger compartment and containing a heat exchanger for cooling;
A drain pipe (16) provided so as to protrude out of the passenger compartment by protruding from the air conditioning case to the front side of the vehicle, and allowing the condensed water (Wc) condensed by the cooling heat exchanger to flow down toward the front side of the vehicle;
The drain pipe is formed with a drain outlet (163) that opens to the vehicle lower side outside the passenger compartment and drains the condensed water flowing down the drain pipe.
The drain pipe includes a lower side portion (162) that constitutes the vehicle lower side of the drain pipe, and a protrusion (164) that protrudes from the lower side portion to the vehicle lower side on the vehicle rear side and outside the passenger compartment from the drain port. It is characterized by having.
上述の発明によれば、ドレインパイプは突起を有し、その突起は、排水口よりも車両後方側で且つ車室外において下方側側部から車両下方側へ突き出るので、凝縮水が排水口から滴下せずに下方側側部の外側を車両後方側へ伝わっても、凝縮水が走行風により突起よりも車両後方側へ流されることが抑えられる。従って、ドレインパイプの排水口から出た凝縮水が走行風に流されドレインパイプの外面を伝わって車室内へ浸入することを防止することができる。 According to the above-described invention, the drain pipe has the protrusion, and the protrusion protrudes from the lower side portion to the vehicle lower side outside the passenger compartment and out of the passenger compartment. Even if the outside of the lower side portion is transmitted to the rear side of the vehicle without running, it is possible to prevent the condensed water from flowing toward the rear side of the vehicle by the traveling wind. Therefore, it is possible to prevent the condensed water from the drain outlet of the drain pipe from flowing into the traveling wind and entering the vehicle interior along the outer surface of the drain pipe.
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した括弧内の各符号は、後述する実施形態に記載の具体的内容との対応関係を示す一例である。 In addition, each code | symbol in the bracket | parenthesis described in a claim and this column is an example which shows a corresponding relationship with the specific content as described in embodiment mentioned later.
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following embodiments, the same or equivalent parts are denoted by the same reference numerals in the drawings.
(第1実施形態)
図1は、本実施形態における車両用空調装置10の冷却用熱交換器12近傍の構成を示した断面図である。図1の各矢印DR1、DR2は、車両用空調装置10が車両に搭載された車両搭載状態での向きを示す。すなわち、図1の両端矢印DR1は車両前後方向DR1を示し、両端矢印DR2は車両上下方向DR2を示している。
(First embodiment)
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration in the vicinity of a
この車両用空調装置10は、車室内の空調を行う空調装置であり、図1に示すように、冷却用熱交換器12と空調ケース14とドレインパイプ16とを備えている。そして、車両用空調装置10は、冷却用熱交換器12、空調ケース14、およびドレインパイプ16のほか、引用文献1の車両用空調装置と同様に、不図示の送風機、および空気流れを制御するための複数のドア等を備えている。これらの送風機およびドア等は一般的な車両用空調装置に設けられているものと同様のものである。
The
図1に示す空調ケース14は、その内部に空調空気を流通させる空気通路18を形成しており、車室内前部の計器盤内側に配置されている。詳細には図1に示すように、空調ケース14は、車室内と車室外であるエンジンルームとを隔てる隔壁板20に対して車両後方側に配置されている。要するに、隔壁板20に対する車両前方側がエンジンルームであって隔壁板20に対する車両後方側が車室内であるので、空調ケース14は、隔壁板20に隣接して車室内に設置されている。空調ケース14は、射出成形によって成形された樹脂で構成されている。
The
また、空調ケース14は、冷却用熱交換器12を収容している。その冷却用熱交換器12は、空気通路18内において、その空気通路18へ空気を流す送風機の下流側に配置されている。
The
冷却用熱交換器12は、冷媒が循環する冷凍サイクルの一部を構成しており、その冷媒を蒸発させる蒸発器である。冷却用熱交換器12は、その冷却用熱交換器12の内部を流通する冷媒と、空気通路18を通って車室内へ吹き出される空調空気とを熱交換させ、その熱交換により冷媒を蒸発させると共に空調空気を冷却する。
The
図1では、空調ケース14内において冷却用熱交換器12の直下に、下部空間22が形成されている。この下部空間22はほぼ水平な底面221を備え、空気通路18の一部を構成している。下部空間22は、空気通路18の空気流れにおいて送風機よりも下流側であって冷却用熱交換器12よりも上流側に位置している。すなわち、送風機から吹き出された空調空気は、車両幅方向(言い換えれば車両左右方向)から下部空間22へ流入し、矢印ARfのように冷却用熱交換器12を車両下方側から車両上方側に向かって通過する。
In FIG. 1, a
ドレインパイプ16は、冷却用熱交換器12の表面で凝縮した凝縮水Wcを車室外へ排出する管状の部材であり、ゴム製である。図2は、ドレインパイプ16を拡大した詳細図であって、図1におけるII部詳細図である。図1および図2に示すように、ドレインパイプ16は、空調ケース14の下部空間22の底面221に溜まった凝縮水Wcがドレインパイプ16内へ矢印AR1(図1参照)のように流れ込むように、その下部空間22に接続されている。ドレインパイプ16は、空調ケース14との接合部分から水漏れしないように空調ケース14へ接合されている。
The
具体的には、ドレインパイプ16は、空調ケース14から車両前方側へ突き出ることにより車室外へ突き出るように設けられている。そのようにドレインパイプ16を配置するために隔壁板20には貫通孔20aが形成されており、ドレインパイプ16はその貫通孔20aを通って車室外へ突き出ている。この貫通孔20aを通って車室外から車室内へ水等が浸入することを防止するために、発泡ウレタン等の弾性材料で構成されたシール材24が設けられている。このシール材24は、空調ケース14と隔壁板20との間でそれらに押圧されており、貫通孔20a周りの全周にわたって配設されている。
Specifically, the
また、ドレインパイプ16は、車両後方側よりも車両前方側が低くなるように水平に対して若干傾いて設けられている。そのため、ドレインパイプ16は、空調ケース14の下部空間22から流入した凝縮水Wcを車両前方側に向かって流下させる。
The
ドレインパイプ16の軸方向先端は閉塞されている。すなわち、ドレインパイプ16は、その軸方向先端に閉塞壁161を有しており、その閉塞壁161は、車両前方側から車両後方側へ流れる走行風Fairがドレインパイプ16内へその軸方向先端から直接侵入することを防止している。
The axial end of the
また、図2および図3に示すように、ドレインパイプ16は、その軸方向先端が閉塞壁161で塞がれた円筒形状を成している。従って、ドレインパイプ16の車両下方側を構成する下方側側部162は、車両前後方向DR1から見て車両下方側へ膨らむように湾曲し、その下方側側部162の外側を構成する外側面162aも、それと同様に、車両下方側へ膨らむように湾曲している。なお、図3は、図2のIII−III断面図である。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
また、ドレインパイプ16には、車室外において車両下方側へ開口した排水口163が形成されている。この排水口163は、詳細にはドレインパイプ16の下方側側部162に形成されており、ドレインパイプ16の軸方向先端の近傍すなわち軸方向先端寄りに配置されている。そして、排水口163は、ドレインパイプ16内を流下した凝縮水Wc(図1参照)を車室外へ排水する。この排水口163の開口形状は、図2におけるIV方向矢視図である図4に示すように、例えば略長方形状である。
Further, the
ドレインパイプ16は、図2〜図4に示すように突起164を備えている。その突起164は、車室外であって且つ排水口163よりも車両後方側に配置されている。そして、突起164は、下方側側部162から車両下方側へ突き出ている。
The
突起164は、ドレインパイプ16の軸方向を厚み方向としたリブで構成されている。突起164は、ドレインパイプ16の軸方向に直交する断面たとえば図3の断面において、車両下方側へ膨らんだ下方側側部162の外側面162aのうち最も車両下方側に位置する部位162bに設けられている。
The
また、突起164はその突起164の中で最も車両下方側に位置する最下端部164aを有している。そして、その突起164の最下端部164aは、ドレインパイプ16のうち突起164よりも車両前方側(具体的には、図2の軸方向範囲WDf)を構成する何れの部位と比較しても車両下方側に位置している。本実施形態では、図2に示すように、突起164の最下端部164aは、ドレインパイプ16のうち突起164よりも車両前方側で最も車両下方側に位置する部位165に対して寸法L1だけ車両下方側に位置している。なお、突起164の最下端部164aが図2の軸方向範囲WDfの何れの部位と比較しても車両下方側に位置しているとは、仮にその軸方向範囲WDfに車両下方側へ突き出た突出部位があるとすれば、その突出部位よりも車両下方側に位置しているということである。
Further, the
また図3に示すように、突起164は、その突起164の下縁164bが水平方向に対して傾斜するように形成されている。そして、突起164の最下端部164aはその下縁164bのうち最も車両下方側の部位を構成している。
As shown in FIG. 3, the
次に、冷却用熱交換器12で発生した凝縮水Wcの流れについて説明する。不図示の送風機から空調ケース14の下部空間22に流入した空調空気は、冷却用熱交換器12を図1にて下方から上方に向かって通過して冷却される。このとき、空調空気の冷却に伴い凝縮水Wcが冷却用熱交換器12表面で発生し、その凝縮水Wcは、自重により冷却用熱交換器12から滴下して、下部空間22の底面221上に溜められる。
Next, the flow of the condensed water Wc generated in the
そして、凝縮水Wcは底面221上に或る程度溜められるとドレインパイプ16側に流出する。ドレインパイプ16側に流出した凝縮水Wcは、ドレインパイプ16内を車両前方側に向かって流下し、ドレインパイプ16の車両前方側の先端近傍にて下向きに開口した排水口163(図2参照)を介して外部すなわち車室外へ排出される。
When the condensed water Wc is accumulated to some extent on the
ここで、排水口163から流出する凝縮水Wcが或る程度以上の量であれば、車両の前進走行に伴って走行風Fairが排水口163近傍で車両前方側から後方側へと流れていても、凝縮水Wcは、排水口163から車両下方側へ滴下または流下する。しかしながら、排水口163から流出する凝縮水Wcが少量である場合には、排水口163の周縁ないしは排水口163周りに留まった凝縮水Wcが、矢印AR2のように、下方側側部162の外側面162a(図2参照)を伝わって排水口163から車両後方側へ流れることがある。その場合、図5のように仮に突起164が設けられていなかったとすれば、外側面162aを伝わった凝縮水Wcはシール材24にまで至ってそのシール材24を劣化させ、その結果、最終的にはシール材24を通過して車室内へ浸入する。なお、図5は、本実施形態にて解決された課題を説明するための図であって、突起164が無いと仮定した図1に相当する図である。
Here, if the amount of condensed water Wc flowing out from the
これに対し、本実施形態によれば、図2に示すように、ドレインパイプ16は突起164を有し、その突起164は車室外に設けられ、排水口163よりも車両後方側において下方側側部162から車両下方側へ突き出ている。従って、図1に示す凝縮水Wcが例えば少量であることに起因して排水口163から滴下せずに下方側側部162の外側面162aを車両後方側へ伝わったとしても、外側面162a上の凝縮水Wcが走行風Fairにより突起164よりも車両後方側へ流されることがない。例えば図1に示すように、突起164に付着した凝縮水Wcはその突起164の位置にて滴下する。そのため、排水口163から流出した凝縮水Wcが下方側側部162の外側面162aを伝わって車室内へ浸入することを突起164によって防止することができる。
On the other hand, according to the present embodiment, as shown in FIG. 2, the
また、突起164は図3に示すように下向きに尖った形状を成しているので、突起164において車両前方側を向いた面の面積が車両下方側ほど狭くなり、突起164に付着した凝縮水Wcが滴下しやすくなっている。すなわち、突起164は、凝縮水Wcの滴下を促進することができる。
Further, as shown in FIG. 3, the
また、本実施形態によれば、突起164の最下端部164aは、ドレインパイプ16のうち突起164よりも車両前方側を構成する何れの部位と比較しても車両下方側に位置しているので、突起164は走行風Fairを受け易くなる。そして、その走行風Fairが吹いている場合に、凝縮水Wcは下方側側部162の外側面162aを車両後方側へ伝わることになる。従って、突起164から凝縮水Wcが滴下することを促進し易くなる。
Further, according to the present embodiment, the
また、本実施形態によれば、ドレインパイプ16が有する下方側側部162の外側面162aは、車両前後方向DR1から見て車両下方側へ膨らむように湾曲し、突起164は、車両前後方向DR1に直交する断面において上記外側面162aのうち最も車両下方側に位置する部位162b(図3参照)に設けられている。従って、走行風Fairによって外側面162a上を伝わらされる凝縮水Wcがドレインパイプ16の周方向において突起164に集まりやすい。そのため、突起164を迂回して突起164よりも車両後方側へ凝縮水Wcが流れることを阻止する確実性を向上させることが可能である。
Further, according to the present embodiment, the
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明し、第1実施形態と同一または均等な部分については省略または簡略化して説明する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described, and the same or equivalent parts as those in the first embodiment will be omitted or simplified.
図6は、本実施形態の車両用空調装置10においてドレインパイプ16を拡大した図2に相当する詳細図であって、図1におけるII部詳細図である。前述の第1実施形態では、図2のようにドレインパイプ16の突起164は、排水口163から車両後方側へ或る程度離れて配設されているが、本実施形態の車両用空調装置10ではそうはなっていない。具体的には図6に示すように、突起164は、排水口163に隣接して配置されている。言い換えれば、突起164は、排水口163の車両後方側の周縁163aの一部を構成している。
FIG. 6 is a detailed view corresponding to FIG. 2 in which the
本実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施形態によれば、ドレインパイプ16の突起164は排水口163に隣接して配置されているので、排水口163から流出した凝縮水Wcが下方側側部162の外側面162aを伝わり始める前に凝縮水Wcを滴下させることができる。すなわち、第1実施形態の図2のような構成と比較して、より確実に凝縮水Wcを滴下させることができる。
According to this embodiment, the same effects as those of the first embodiment described above can be obtained. Furthermore, according to the present embodiment, since the
(他の実施形態)
(1)上述の各実施形態において、ドレインパイプ16が有する突起164の最下端部164aは、ドレインパイプ16のうち突起164よりも車両前方側を構成する何れの部位と比較しても車両下方側に位置しているが、そのように上記何れの部位と比較しても車両下方側に位置しているということはなくてもよい。たとえば、ドレインパイプ16のうち突起164よりも車両前方側において、車両下方側へ突き出た突出部位が設けられ、その突出部位が突起164の最下端部164aよりも更に車両下方側にまで延びていても差し支えない。
(Other embodiments)
(1) In each of the above-described embodiments, the
(2)上述の各実施形態において、ドレインパイプ16は真っ直ぐに延びた形状を成しているが、真っ直ぐである必要はなく、ドレインパイプ16は例えば湾曲した形状を成していても差し支えない。
(2) In each of the above-described embodiments, the
(3)上述の第1実施形態において、ドレインパイプ16の突起164は、図2および図3に示すように下方側側部162に部分的に設けられているが、下方側側部162から車両下方側へ突き出ていれば、下方側側部162以外の部分にまで延設されていても差し支えない。例えば、突起164は、ドレインパイプ16の外周に鍔状に張り出し周方向に延びる環状のリブであっても差し支えない。このことは、第2実施形態でも同様である。
(3) In the first embodiment described above, the
(4)上述の各実施形態において、ドレインパイプ16は円筒形状を成すパイプであるが、円筒形状である必要はなく、例えば特許文献1の車両用空調装置と同様に角形断面のパイプであっても差し支えない。
(4) In each of the above-described embodiments, the
(5)上述の各実施形態において、車両用空調装置10は、冷却用熱交換器12から流出した空調空気を加熱するヒータコアを備えてはいないが、例えば空調ケース14内において冷却用熱交換器12の空気流れ下流側にそのヒータコアを備えていても差し支えない。
(5) In each of the embodiments described above, the
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。 In addition, this invention is not limited to above-described embodiment, In the range described in the claim, it can change suitably. In each of the above-described embodiments, it is needless to say that elements constituting the embodiment are not necessarily essential unless explicitly stated as essential and clearly considered essential in principle. Yes. Further, in each of the above embodiments, when numerical values such as the number, numerical value, quantity, range, etc. of the constituent elements of the embodiment are mentioned, it is clearly limited to a specific number when clearly indicated as essential and in principle. The number is not limited to the specific number except for the case. In each of the above embodiments, when referring to the material, shape, positional relationship, etc. of the constituent elements, etc., unless otherwise specified, or in principle limited to a specific material, shape, positional relationship, etc. The material, shape, positional relationship, etc. are not limited.
10 車両用空調装置
12 冷却用熱交換器
14 空調ケース
16 ドレインパイプ
162 下方側側部
163 排水口
164 突起
Wc 凝縮水
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記車室内に設置され、前記冷却用熱交換器を収容する空調ケース(14)と、
前記空調ケースから車両前方側へ突き出ることにより車室外へ突き出るように設けられ、前記冷却用熱交換器で凝縮した凝縮水(Wc)を車両前方側に向かって流下させるドレインパイプ(16)とを備え、
前記ドレインパイプには、前記車室外において車両下方側へ開口し前記ドレインパイプ内を流下した凝縮水を排水する排水口(163)が形成され、
前記ドレインパイプは、該ドレインパイプの車両下方側を構成する下方側側部(162)と、前記排水口よりも車両後方側で且つ前記車室外において前記下方側側部から車両下方側へ突き出る突起(164)とを有していることを特徴とする車両用空調装置。 A cooling heat exchanger (12) for cooling the conditioned air blown into the passenger compartment;
An air-conditioning case (14) installed in the passenger compartment and containing the cooling heat exchanger;
A drain pipe (16) provided so as to protrude out of the passenger compartment by protruding from the air conditioning case to the front side of the vehicle, and flowing down the condensed water (Wc) condensed by the cooling heat exchanger toward the front side of the vehicle; Prepared,
The drain pipe is formed with a drain outlet (163) that opens to the vehicle lower side outside the passenger compartment and drains the condensed water that has flowed down the drain pipe.
The drain pipe includes a lower side portion (162) that constitutes the vehicle lower side of the drain pipe, and a protrusion that protrudes from the lower side portion to the vehicle lower side outside the passenger compartment and outside the passenger compartment. (164). The vehicle air conditioner characterized by the above-mentioned.
該最下端部は、前記ドレインパイプのうち前記突起よりも車両前方側を構成する何れの部位と比較しても車両下方側に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 The protrusion has a lowermost end portion (164a) positioned on the vehicle lower side among the protrusions,
2. The vehicle air conditioner according to claim 1, wherein the lowermost end portion is located on the vehicle lower side compared to any portion of the drain pipe that constitutes the vehicle front side of the protrusion. .
前記突起は、車両前後方向に直交する断面において該外側面のうち最も車両下方側に位置する部位(162b)に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
The lower side portion of the drain pipe has an outer surface (162a) that swells toward the vehicle lower side when viewed from the vehicle longitudinal direction (DR1).
The said protrusion is provided in the site | part (162b) located in the vehicle lower side among this outer surface in the cross section orthogonal to a vehicle front-back direction, The one of Claim 1 thru | or 3 characterized by the above-mentioned. Vehicle air conditioner.
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