JP2015216078A - ケーブルアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタピンに過度な力を加えることなく様々なコネクタ寸法に対応でき、かつ、伝送効率の向上を図ることのできるケーブルアセンブリを得る。【解決手段】一対のケーブル100a,100b間に絶縁体3を設けると共に、一対のケーブル100a,100bの外側に、接地した導体4a,4bを設ける。また、これら一対のケーブル100a,100bと絶縁体3と導体4a,4bとをテープ5で囲み、一体に固定する。【選択図】図1

Description

本発明は、差動伝送を行うツイストペアケーブルをコネクタに接続する際の特性インピーダンスの整合を行うケーブルアセンブリに関するものである。
産業分野におけるケーブル伝送において、システムの高速化と高拡張性を目的として、高速かつ長距離の伝送技術が必要とされている。長距離伝送ではケーブルを使った差動信号による伝送が用いられる。
図5に、従来の伝送ケーブルとコネクタとを示す。差動伝送ケーブルでは、ツイストペア信号線100によって特性インピーダンスの平坦化を図っている。また、コネクタ200との接続箇所は、ツイスト(ツイスト部101参照)をほぐすことによってコネクタ200との接続作業効率を向上させるが、このほぐした部分(アセンブリ部102参照)で信号線間の距離が離れるため、特性インピーダンスが上昇し、信号の反射等がおき、通過性能が劣化するという問題があった。図6に図5に対応する従来の特性インピーダンスの例を示す。急激に上がっている部分(アセンブリ部102に対応した部分)が問題の箇所となる。
このほぐした部分のインピーダンス不整合を改善するために、電線保持部材により、信号線間の距離を近接させて、インピーダンス整合を図る方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−71404号公報
しかしながら、従来のアセンブリ構造ではツイストペアケーブルをほぐすことによって、信号線−GND間の距離が大きくなり、寄生容量が小さくなるため、特性インピーダンスが上がることになる。特性インピーダンスが上がると、反射が起こるため、伝送特性の劣化が起きるという問題点があった。
また、特許文献1に記載されているように、撚り戻し部の信号線の間隔を近接保持させることで、特性インピーダンスをある程度下げることができるが、この場合は、コネクタピンに過度の力がかかり、コネクタピンが曲がってしまうといった問題や、様々なコネクタ寸法に対応できないという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、コネクタピンに過度な力を加えることなく様々なコネクタ寸法に対応でき、かつ、伝送効率の向上を図ることのできるケーブルアセンブリを得ることを目的とする。
この発明に係るケーブルアセンブリは、ツイストペアケーブルをコネクタに接続するケーブルアセンブリにおいて、ツイストペアケーブルを構成する一対のケーブル間に絶縁体を設け、かつ、一対のケーブルの絶縁体を設けた側とは反対側に、それぞれ接地した導体を設けたものである。
この発明のケーブルアセンブリは、一対のケーブル間に絶縁体を設け、かつ、一対のケーブルの絶縁体を設けた側とは反対側に、接地した導体を設けたので、コネクタピンに過度な力を加えることなく様々なコネクタ寸法に対応でき、また、伝送効率の向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるケーブルアセンブリを示す断面図である。 この発明の実施の形態1によるケーブルアセンブリとコネクタとの接続状態を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるケーブルアセンブリを示す断面図である。 この発明の実施の形態3によるケーブルアセンブリを示す断面図である。 従来のケーブルとコネクタとの接続状態を示す構成図である。 従来のケーブルの特性インピーダンスを示す説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるケーブルアセンブリを示す断面図である。また、図2は、ツイストペア信号線100とコネクタ200との接続状態を示す構成図である。
ツイストペア信号線100は、図2に示すように、信号線1a,1bに誘電体2a,2bが被覆された一対のケーブル100a,100bがツイスト構造となった差動伝送用のケーブルであり、その端部に、コネクタ200に接続するためのケーブルアセンブリが形成されている。ケーブルアセンブリは、一対のケーブル100a,100b間に絶縁体3を設け、かつ、これら一対のケーブル100a,100bの絶縁体3を設けた側とは反対側(ケーブル外側)にそれぞれ接地した導体4a,4bを設けている。また、テープ5を周囲に巻くことによってこれら一対のケーブル100a,100b、絶縁体3、導体4a,4bを一体に固定している。さらに、信号線1a,1bの先端部がコネクタ200に設けられたコネクタピン201に挿入されることで、ツイストペア信号線100とコネクタ200とが接続されるよう構成されている。
ツイストペア信号線100は、ツイスト部においては、信号間の距離が近く特性インピーダンスが安定しているが、コネクタ200と接続する際には、工作性向上のためツイストをほぐして接続するため、何も対策しない状況では、信号線間の距離が離れて、容量結合が小さくなり、特性インピーダンスが上がってしまう。そこで、本実施の形態では、導体4a,4bと絶縁体3でカプラを構成して、アセンブリ部に装着する。
容量結合が小さくなるほど特性インピーダンスは大きくなるが、容量結合の大きさは信号線1a,1bとGND間の距離や、信号線1a,1b間の物質の誘電率などが影響する。また、仮想GNDは差動信号では2つの信号線1a,1bの中間地点に位置するように見える。
図1のように一対のケーブル100a,100b間に絶縁体3を設置し、一対のケーブル100a,100bの外側に接地した導体4a,4bを設けることにより、特性インピーダンスを所望の値に調整することができる。また、絶縁体3は、取り換え可能としてもよく、そのサイズを変化させることで、様々なコネクタ200(のコネクタピン201間隔)に対応し、また、絶縁体3の誘電率も多数の種類を用意しておくことで、状況に合わせて特性インピーダンスを所望の値に調整して装着することが可能となる。さらに、導体4a,4bと絶縁体3の周囲はテープ5で覆い、これら部材の保持を行う。
以上説明したように、実施の形態1のケーブルアセンブリによれば、ツイストペアケーブルをコネクタに接続するケーブルアセンブリにおいて、ツイストペアケーブルを構成する一対のケーブル間に絶縁体を設け、かつ、一対のケーブルの絶縁体を設けた側とは反対側に、それぞれ接地した導体を設けたので、コネクタピンに過度な力を加えることなく様々なコネクタ寸法に対応でき、また、伝送効率の向上を図ることができる。
また、実施の形態1のケーブルアセンブリによれば、絶縁体は、大きさと誘電率のうち少なくともいずれかを選択可能であるようにしたので、特性インピーダンスを所望の値に調整することができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、絶縁体3の位置する部分にスペーサ6を設けて一対のケーブル100a,100b間の距離を調節するようにしたものである。
図3は、実施の形態2のケーブルアセンブリを示す断面図である。図示のように、実施の形態2では、分割した絶縁体3a,3b間に絶縁体からなるスペーサ6を設けている。その他の構成は図1に示した実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
このように構成された実施の形態2のケーブルアセンブリでは、種々のスペーサ6を用意することで、絶縁体3a,3bのサイズを一定とした場合でも信号線1a,1b間の距離を任意に選択することが可能であり、様々なコネクタ200に対応することが可能となり、また、誘電率の異なるスペーサ6を用意することで、スペーサ6の誘電率変更による特性インピーダンス調整も可能となる。
なお、上記例では、絶縁体を2分割し、その間にスペーサ6を設置したが、絶縁体とスペーサ6との関係はこれに限定されるものではなく、更に絶縁体の分割数を増やす構成や、絶縁体3を分割せず、絶縁体3とケーブル100a(またはケーブル100b)との間にスペーサ6を設ける構成であってもよい。
以上説明したように、実施の形態2のケーブルアセンブリによれば、絶縁体が位置する部分にスペーサを設けたので、スペーサの大きさを選択することで様々なコネクタに対応可能となり、また、スペーサの誘電率を選択することで特性インピーダンスの調整も容易に行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、実施の形態1におけるテープ5を導体テープ7としたものである。
図4は、実施の形態3のケーブルアセンブリを示す断面図である。実施の形態3では、導電性を有する導体テープ7によって、導体4a,4b、絶縁体3、一対のケーブル100a,100bを囲むことでこれら部材を一体に保持するよう構成されている。また、導体テープ7は接地されているものとする。これ以外の構成は図1に示した実施の形態1と同様である。
このように構成されたケーブルアセンブリでは、導体テープ7が導電性を有するため、この導体テープ7による特性インピーダンス調整も可能となる。
なお、上記例では、導体テープ7を実施の形態1の構成に適用したが、実施の形態2の構成に適用してもよい。すなわち、本実施の形態においてスペーサ6を備えた構成であってもよい。このような構成とすることにより、種々のコネクタ200に対応可能となると共に、さらに特性インピーダンス調整も容易となる。
以上説明したように、実施の形態3のケーブルアセンブリによれば、一対のケーブルと絶縁体と導体とを導体テープで一体に囲み、かつ、導体テープを接地したので、更に特性インピーダンスの調整を容易に行うことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1a,1b 信号線、2a,2b 誘電体、3 絶縁体、4a,4b 導体、5 テープ、6 スペーサ、7 導体テープ、100 ツイストペア信号線、100a,100b 一対のケーブル、200 コネクタ、201 コネクタピン。

Claims (4)

  1. ツイストペアケーブルをコネクタに接続するケーブルアセンブリにおいて、
    前記ツイストペアケーブルを構成する一対のケーブル間に絶縁体を設け、
    かつ、
    前記一対のケーブルの前記絶縁体を設けた側とは反対側に、それぞれ接地した導体を設けたことを特徴とするケーブルアセンブリ。
  2. 前記絶縁体が位置する部分にスペーサを設けたことを特徴とする請求項1記載のケーブルアセンブリ。
  3. 前記絶縁体は、大きさと誘電率のうち少なくともいずれかを選択可能であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のケーブルアセンブリ。
  4. 前記一対のケーブルと前記絶縁体と前記導体とを導体テープで一体に囲み、かつ、当該導体テープを接地したことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のケーブルアセンブリ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012018898A (ja) * 2010-06-08 2012-01-26 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ、およびツイストペアケーブルと電気コネクタとの接続方法
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