JP2015215239A - 携帯式の測色システム、およびマスク部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯式の測色システムにおいて測色対象物の視認が容易となり得る技術を提供する。【解決手段】携帯式の測色システムは、測色装置とマスク部材とを備えている。ここで、測色装置は、第1窓部と、該第1窓部を介して対象物に光を照射する光源部と、対象物からの光を、第1窓部を介して受光するセンサー部とを有している。また、マスク部材は、測色装置に対して着脱可能であり且つ測色装置に装着された装着状態において第1窓部と光学的に連通する第2窓部を有する。そして、第2窓部の法線に沿った方向にマスク部材を平面視した場合に、第1方向におけるマスク部材の第1の幅が、第1方向と交差する第2方向におけるマスク部材の第2の幅よりも短くなっている。【選択図】図4
Description
本発明は、携帯式の測色システム、およびマスク部材に関する。
各種の工業製品等については、製品間で表面の色彩が同一に保持されるように、製造から出荷までの何れかの段階において、測色計等によって表面の色彩が測定されることで表面の色彩が管理される。この測色計には、例えば、測色の対象となる物体(測色対象物とも言う)の表面を照明する光源と、該表面から発せられる反射光等の光を受光するセンサーとを有する照明受光部が設けられている。
ところで、測色対象物の表面のうちの色彩の管理の対象となる部位、すなわち測色の対象となる部位(測色対象部位とも言う)のサイズおよび形状は、測色対象物の形状およびサイズ、顧客の要求ならびに製造方法等の各種の条件に応じて異なり得る。但し、条件毎に異なる測色計を準備することは、製造者にとって経済的に大きな負担となる。
このため、条件に応じて、測色対象物と測色計の本体部との間に交換可能なノーズコーンを配することで、測色の対象となる領域(測色対象領域とも言う)のサイズ等が変更され得る携帯用色彩測定装置が提案されている(例えば、特許文献1等)。このノーズコーンは、測色対象領域のサイズ等を規定する窓部を有し、照明受光部を覆うように測色計に装着され、測色対象物の測色が行われる際に測色対象物に接触する部材(マスク部材とも言う)として機能し得る。
ところで、上記特許文献1の技術では、マスク部材には、該マスク部材の交換を行うためにユーザーが指で把持するための部分(把持部とも言う)が必要である。そして、該把持部については、マスク部材を交換する際における操作性の向上と言った観点から、厚さおよび外径等のある程度の増大が必要となる。
しかしながら、把持部の増大によるマスク部材の大型化によって、測色計による測色が行われる際に、測色対象物ならびに該測色対象物のうちの測色計を接触させる部位が視認し難くなると言った問題がある。そして、このような問題により、所望の測色対象部位と、測色計による実際の測色の対象となる測色対象領域とが一致し難い。上記問題は、測色対象物の表面のうちの所望の小領域に接触させた状態で測色が実行され得る携帯式の測色システム一般に共通する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、携帯式の測色システムにおいて測色対象物の視認が容易となり得る技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の態様に係る携帯式の測色システムは、第1窓部と、前記第1窓部を介して対象物に光を照射する光源部と、前記対象物からの光を、前記第1窓部を介して受光するセンサー部とを有している測色装置と、前記測色装置に対して着脱可能であり且つ前記測色装置に装着された装着状態において前記第1窓部と光学的に連通する第2窓部を有するマスク部材と、を備え、前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材を平面視した場合に、第1方向における前記マスク部材の第1の幅が、前記第1方向と交差する第2方向における前記マスク部材の第2の幅よりも短い。
第2の態様に係る携帯式の測色システムは、第1の態様に係る携帯式の測色システムであって、前記第1窓部の法線に沿った方向に前記測色装置を平面視した場合に、第3方向における前記測色装置の第3の幅が、前記第3方向と交差する第4方向における前記測色装置の第4の幅よりも短く、前記装着状態において、前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材および前記測色装置を平面視した場合に、前記第1方向と前記第3方向とが一致している。
第3の態様に係る携帯式の測色システムは、第2の態様に係る携帯式の測色システムであって、前記測色装置が、前記マスク部材が装着される一端部と、該一端部に隣接する前記第1窓部の法線の延伸方向に沿って設けられた側面部とを有しており、前記側面部が、少なくとも前記一端部と接続する部分において前記第3方向に凹んでいる凹部を有する。
第4の態様に係る携帯式の測色システムは、第3の態様に係る携帯式の測色システムであって、前記測色装置および前記マスク部材が、前記一端部に対して前記マスク部材をスライドさせることで該マスク部材を前記測色装置に装着させる装着機構を有しており、前記マスク部材が前記測色装置に装着されている途中の装着途中状態において、前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材および前記測色装置を平面視した場合に、前記マスク部材の外縁部に位置する凸部が、前記測色装置のうちの前記凹部側に配される。
第5の態様に係る携帯式の測色システムは、第4の態様に係る携帯式の測色システムであって、前記装着機構が、前記測色装置の前記一端部に対して前記マスク部材を接触させつつ前記マスク部材を一方向に回転させることで、予め決められた位置および姿勢で前記マスク部材を前記測色装置に装着させる機構を含む。
第6の態様に係る携帯式の測色システムは、第5の態様に係る携帯式の測色システムであって、前記凹部が、前記一端部から前記延伸方向に沿って延在している。
第7の態様に係る携帯式の測色システムは、第1から第6の何れか1つの態様に係る携帯式の測色システムであって、前記マスク部材が、前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材を平面視した場合に、前記第1方向において円の一部が欠けたような外縁の形状を有する。
第8の態様に係る携帯式の測色システムは、第7の態様に係る携帯式の測色システムであって、前記マスク部材が、前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材を平面視した場合に、前記第1方向において円の一部に凹部が形成されたような外縁の形状を有する。
第9の態様に係るマスク部材は、窓部と、測色装置の一端部に装着されるための装着部と、を備えており、前記窓部の法線に沿った方向に平面視した場合に、第1方向における幅が、前記第1方向に交差する第2方向における幅よりも短い。
第10の態様に係るマスク部材は、第9の態様に係るマスク部材であって、前記法線に沿った方向に平面視した場合に、前記第1方向において円の一部が欠けたような外縁の形状を有する。
第11の態様に係るマスク部材は、第10の態様に係るマスク部材であって、前記法線に沿った方向に平面視した場合に、前記第1方向において円の一部に凹部が形成されたような外縁の形状を有する。
第1から第8の何れの態様に係る携帯式の測色システムによっても、携帯式の測色システムにおいて測色対象物の視認が容易となり得る。
第2から第6の何れの態様に係る携帯式の測色システムによっても、測色対象物の視認がより容易となり得る。
第3から第6の何れの態様に係る携帯式の測色システムによっても、測色対象物の視認がさらに容易となり得る。
第4および第5の何れの態様に係る携帯式の測色システムによっても、マスク部材が測色装置に容易に装着され得る。
第5の態様に係る携帯式の測色システムによれば、測色対象物の視認が容易となる状態がより確実に実現され得る。
第7および第8の何れの態様に係る携帯式の測色システムによっても、測色対象物の視認が容易な構成が実現され得る。
第9から第11の何れの態様に係るマスク部材によっても、携帯式の測色システムにおいて測色対象物の視認が容易となり得る。
第10および第11の何れの態様に係る携帯式のマスク部材によっても、測色対象物の視認が容易な構成が実現され得る。
以下、本発明の一実施形態ならびに各種変形例について図面を用いて説明する。図面においては同様な構成および機能を有する部分については同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。図面は模式的に示されたものであり、各図における各種構造のサイズおよび位置関係等は適宜変更され得る。図1および図3から図8には、測色システム1の長手方向(図1の図面視上方向)を+Z方向とする右手系のXYZ座標系が付されている。
<(1)一実施形態>
<(1−1)測色システムの構成>
図1は、一実施形態に係る測色システム1の外観を例示する斜視図である。測色システム1は、比較的小型であって手で容易に持ち運び可能な測色システム(携帯式の測色システムとも言う)である。測色システム1では、例えば、測色対象物に光が照射され、その際に該測色対象物の表面で反射する光が分光された後に受光されることで、各波長について反射率が算出され、該各波長に係る反射率から測色対象物の色が算出され得る。
<(1−1)測色システムの構成>
図1は、一実施形態に係る測色システム1の外観を例示する斜視図である。測色システム1は、比較的小型であって手で容易に持ち運び可能な測色システム(携帯式の測色システムとも言う)である。測色システム1では、例えば、測色対象物に光が照射され、その際に該測色対象物の表面で反射する光が分光された後に受光されることで、各波長について反射率が算出され、該各波長に係る反射率から測色対象物の色が算出され得る。
図1で示されるように、測色システム1は、本体部である測色計として機能する携帯式の測色装置2とマスク部材3とを備えている。
測色装置2は、筐体部2BD、該筐体部2BDの表面において外部に露出している操作部24および表示部25を有している。筐体部2BDは、測色システム1の略直方体状の形状を有する外装部分を構成している。該筐体部2BDの素材として、例えば、プラスチックス等が採用されることで、筐体部2BDについての設計の自由度、軽量化および製造コストの低減等が図られ得る。
図2は、測色装置2の機能的な構成を例示するブロック図である。また、図3は、測色システム1の先端部1Tpの近傍における一構成例のYZ断面を模式的に示す図である。
図2で示されるように、測色装置2は、制御部21、記憶部22、照明受光部23、操作部24および表示部25を備えている。
記憶部22は、不揮発性の記憶媒体等によって構成され、例えば、プログラムP1および校正データ群D1を記憶する。校正データ群D1には、例えば、マスク部材3の種類に応じた複数の校正データが含まれている。各校正データは、照明受光部23のセンサー部232で得られるデータから、測色結果のデータ(測色結果データとも言う)としての測色対象物の色に係るデータを算出する演算(測色演算とも言う)で用いられる。プログラムP1および校正データ群D1は、例えば、測色装置2の製造段階から出荷段階における何れかのタイミングにおいて、記憶部22に記憶され得る。
照明受光部23は、積分球230、光源部231およびセンサー部232を有している。本実施形態では、図3で示されるように、測色装置2は、該測色装置2の−Z方向の一端部としての先端部2Tpの近傍において、積分球230を含む照明受光部23を内蔵している。
積分球230は、光をほぼ完全に拡散反射(乱反射)する硫酸バリウム等の白色塗料が内面に塗布された中空の球状体である。また、積分球230は、例えば、3つの窓部2WD,WD1,WD2を有している。
窓部2WDは、積分球230の内部空間230Sを外部空間に光学的に露出させる。なお、内部空間230Sを外部空間に光学的に露出させる態様には、例えば、窓部2WDを貫通孔とする態様、および窓部2WDが光を透過させる透明な部分で構成される態様等が含まれ得る。
窓部WD1は、光源部231からの光を積分球230の内部空間230Sを介して測色対象物に照射させる小窓である。
窓部WD2は、測色対象物からの光を、内部空間230Sを介してセンサー部232まで導く小窓である。ここで、センサー部232は、光源部231から発せられる光が直接入射されず、且つ窓部WD2を介して積分球230の内部に露出するように配されている。
光源部231は、制御部21の発光制御部211の制御に応じて発光する。ここでは、光源部231で発せられる光は、第1窓部としての窓部2WDを介して測色対象物の表面に照射される。なお、窓部2WDとしては、例えば、XY断面が略円形のものが採用され得る。
センサー部232は、測色対象物からの光を第1窓部としての窓部2WD等を介して受光する。具体的には、センサー部232では、光源部231で照明される測色対象物の表面で発せられて積分球230内に入射される光が受光される。ここで、測色対象物の表面では、例えば、反射および蛍光の何れか一方の現象によって光が発せられ得る。また、センサー部232は、例えば、受光した光を分光する分光部と、該分光部から出射される各波長の光をそれぞれ受光する複数の光電変換素子とを有している。このため、センサー部232では、受光した光における各波長の光の強度に応じたデータが取得される。該データは、例えば、アナログ信号からデジタル信号へ変換され、読出部212によって読み出される。
操作部24は、ユーザーによる各種操作に応じた信号を制御部21に出力する。例えば、操作部24は、測色の開始等を指示するボタン等を備えている。操作部24の機能は、例えば、表示部25と一体的に構成されたタッチパネルによって実現されても良い。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイ等を備えて構成されており、各種情報を可視的に出力する。
制御部21は、中央演算部(CPU)および揮発性のメモリー等を有しており、記憶部22に記憶されているプログラムP1を読み込んで実行することで、各種機能を実現する。ここで、制御部21において機能的に実現される構成には、例えば、発光制御部211、読出部212、演算部213および出力制御部214が含まれる。
発光制御部211は、例えば、ユーザーによる操作部24の操作等に応答して、光源部231の発光を制御する。
読出部212は、センサー部232において受光に応じて得られるデータを適切なタイミングで読み出して、演算部213に出力する。
演算部213は、読出部212から入力されるデータに基づいて、測色結果データとしての測色対象物の色に係るデータを算出する測色演算を行う。該測色演算では、記憶部22内の校正データ群D1のうちのマスク部材3の種類に応じた校正データが用いられる。マスク部材3の種類に応じた校正データは、例えば、ユーザーによる操作部24の操作、あるいはマスク部材3に予め設けられた被検出部の検出結果に基づいて選択され得る。なお、演算部213で算出される測色対象物の色に係るデータには、例えば、測色対象物の物体色を示すデータが含まれ得る。この場合、センサー部232の複数の光電変換素子で得られるデータから、測色対象物の物体色を示すデータが算出され得る。
出力制御部214は、表示部25における各種情報の可視的な出力を制御する。例えば、出力制御部214によって、演算部213で算出された測色結果データが、表示部25に可視的に出力され得る。
また、図3で示されるように、測色システム1では、測色装置2の先端部2Tpに対して、照明受光部23を覆うようにマスク部材3が装着される。
マスク部材3は、測色装置2の先端部2Tpに装着される部材である。具体的には、マスク部材3は、測色対象物の測色が行われる際に、測色装置2の先端部2Tpに装着されており、例えば、測色対象物に接触させられる。また、マスク部材3は、本体部3BDおよび装着部3ATを有している。
本体部3BDには、測色対象物のうちの測色の対象となる領域(測色対象領域とも言う)のサイズを規定する第2窓部としての窓部3WDが設けられている。なお、マスク部材3は、例えば、ターゲットマスク等とも称される。窓部3WDとしては、例えば、XY断面が略円形のものが採用され得る。窓部3WDは、例えば、貫通孔であっても良いし、光を透過させる透明部分であっても良い。そして、窓部3WDは、マスク部材3が測色装置2に装着された状態(装着状態とも言う)において窓部2WDと光学的に連通する。ここで、窓部3WDと窓部2WDとが光学的に連通する態様には、例えば、貫通孔が物理的に連通する態様、および貫通孔と透明部分とが対向することで光を通過させる態様、透明部分どうしが対向することで光を通過させる態様等が含まれ得る。
装着部3ATは、マスク部材3を測色装置2の一端部としての先端部2Tpに装着するための部分である。そして、マスク部材3は、測色装置2に対する装着および脱着(着脱とも言う)が可能な構成を有している。
図4は、測色システム1の先端部1Tpの近傍における一構成例を模式的に示す平面図である。図5は、測色装置2の先端部2Tpの近傍における一構成例を模式的に示す平面図である。図6は、マスク部材3の一構成例を模式的に示す平面図である。
図4および図6で示されるように、窓部3WDの法線に沿った方向にマスク部材3を平面視した場合に、第1方向におけるマスク部材3の幅(第1の幅とも言う)W31が、第2方向におけるマスク部材3の幅(第2の幅とも言う)W32よりも短い。ここで、窓部3WDの法線に沿った方向は、窓部3WDの略中央を通る仮想的な軸(中心軸とも言う)Ax3が延伸する方向(延伸方向とも言う)であり、第2方向は、第1方向に交差する方向である。例えば、第1方向は、中心軸Ax3に直交する方向であり、第2方向は、中心軸Ax3に直交し且つ第1方向と交差する方向である。そして、本実施形態では、中心軸Ax3の延伸方向は、±Z方向であり、第1方向は、X方向であり、第2方向は、X方向に直交するY方向である。
また、別の観点から言えば、中心軸Ax3の延伸方向としての+Z方向にマスク部材3を平面視した場合に、窓部3WDの中心軸Ax3からマスク部材3の外縁部までの距離が、±Y方向よりも±X方向において短い。
このように、マスク部材3において第1の幅W31が第2の幅W32よりも短ければ、測色システム1を用いた測色が行われる際に、測色対象物ならびに該測色対象物のうちのマスク部材3を接触させる部位が、マスク部材3の短手方向において視認し易くなる。すなわち、測色システム1において測色対象物の視認が容易となり得る。
ここで、マスク部材3の具体的な形状については、例えば、窓部3WDの法線に沿った方向としての+Z方向にマスク部材3を平面視した場合に、マスク部材3が、第1方向としてのX方向において円の一部が欠けたような外縁の形状を有する態様が採用され得る。このような形状をマスク部材3が有していれば、測色システム1を用いて測色が行われる際に、測色対象物ならびに該測色対象物のうちのマスク部材3を接触させる部位が、マスク部材3の短手方向において視認し易い。すなわち、測色システム1において測色対象物の視認が容易となる。なお、円には真円および楕円が含まれるが、本実施形態では、マスク部材3が、真円の一部が欠けたような形状を有している。
また、本実施形態では、マスク部材3が、マスク部材3の+X側の外縁部および−X側の外縁部が欠けたような形状を有する。なお、マスク部材3が、マスク部材3の+X側の外縁部および−X側の外縁部のうちの何れか一方の部分が欠けたような外縁の形状を有していても良い。
さらに、例えば、図4および図6で示されるように、窓部3WDの法線に沿った方向にマスク部材3を平面視した場合に、マスク部材3が、第1方向としてのX方向において円の一部に凹部3Dpが形成されたような外縁の形状を有していても良い。本実施形態では、マスク部材3の−X側の外縁部に凹部3Dpaが形成され、マスク部材3の+X側の外縁部に凹部3Dpbが形成されている。このとき、マスク部材3を中心軸Ax3の延伸方向に平面視した場合に、マスク部材3の外縁部における各凹部3Dpa,3Dpbの両端部に凸部3Cvが形成されている。
このような形状をマスク部材3が有していれば、マスク部材3を延伸方向としての+Z方向に平面視した場合に、窓部3WDの中心軸Ax3からマスク部材3の外縁部までの距離が、±X方向において短くなっている。これにより、測色システム1を用いた測色が行われる際に、測色対象物ならびに該測色対象物のうちのマスク部材3を接触させる部位が、マスク部材3の短手方向においてさらに視認し易くなる。すなわち、測色システム1において測色対象物の視認が容易な構成が実現され得る。なお、マスク部材3が、マスク部材3の+X側の外縁部および−X側の外縁部のうちの少なくとも一方に凹部3Dpが形成されたような形状を有していても良い。
また、図4および図5で示されるように、窓部2WDの法線に沿った方向に測色装置2を平面視した場合に、第3方向における測色装置2の幅(第3の幅とも言う)W21が、第4方向における測色装置2の幅(第4の幅とも言う)W22よりも短い。ここでは、例えば、測色装置2における照明受光部23の構成および配置の関係上、第3の幅W21が第4の幅W22よりも短くなり得る。ここで、窓部2WDの法線に沿った方向は、窓部2WDの略中央を通る仮想的な軸(中心軸とも言う)Ax2が延伸する方向(延伸方向とも言う)であり、第4方向は、第3方向に交差する方向である。例えば、第3方向は、中心軸Ax2に直交する方向であり、第4方向は、中心軸Ax2に直交し且つ第3方向と交差する方向である。そして、本実施形態では、中心軸Ax2の延伸方向は、±Z方向であり、第3方向は、X方向であり、第4方向は、X方向に直交するY方向である。
また、別の観点から言えば、中心軸Ax2の延伸方向としての+Z方向に測色装置2を平面視した場合に、窓部2WDの中心軸Ax2から測色装置2の外縁部までの距離が、±Y方向よりも±X方向において短い。
ここで、測色装置2の具体的な形状については、例えば、測色装置2が、マスク部材3が装着される一端部としての先端部2Tpと、該先端部2Tpに隣接する中心軸Ax2の延伸方向に沿って設けられた側面部2Spとを有する態様が採用され得る。そして、側面部2Spには、先端部2Tpから中心軸Ax2の延伸方向に沿って延在し且つ第3方向に凹んでいる凹部2Dpが設けられている。
本実施形態では、測色装置2の−X側の側面部2Spaに、+X方向に凹んでいる凹部2Dpaが設けられており、測色装置2の+X側の側面部2Spbに、−X方向に凹んでいる凹部2Dpbが設けられている。なお、測色装置2が、測色装置2の−X側の側面部2Spaおよび測色装置2の+X側の側面部2Spbのうちの何れか一方の部分に凹部2Dpが設けられたような形状を有していても良い。また、凹部2Dpは、先端部2Tpから中心軸Ax2の延伸方向に沿って延在している必要はない。例えば、側面部2Spのうちの少なくとも先端部2Tpと接続する部分において第3方向としての+X方向および−X方向の少なくとも一方の方向に凹んでいる凹部2Dpが設けられている態様が採用されても良い。
そして、装着状態においては、窓部2WDの法線に沿った方向にマスク部材3を平面視した場合に、第1方向と第3方向とが一致している。本実施形態では、図4で示されるように、例えば、マスク部材3の短手方向としての第1方向と測色装置2の短手方向としての第3方向とが一致している。
これにより、測色システム1を用いて測色が行われる際に、測色対象物ならびに該測色対象物のうちのマスク部材3を接触させる部位が、測色装置2およびマスク部材3の短手方向においてさらに視認し易くなる。すなわち、測色システム1において測色対象物の視認がさらに容易となり得る。なお、本実施形態では、第2方向と第4方向とが一致し、第1方向および第3方向としてのX方向と、第2方向および第4方向としてのY方向とが直交している。
<(1−2)測色装置に対するマスク部材の着脱>
図5で示されるように、測色装置2の先端部2Tpには、窓部3WDと窓部2WDとを光学的に連通させるようにマスク部材3を装着させるための被装着部2AWが設けられている。該被装着部2AWには、例えば、マスク部材3が測色装置2における窓部2WDの近傍の部分を覆うように装着される。
図5で示されるように、測色装置2の先端部2Tpには、窓部3WDと窓部2WDとを光学的に連通させるようにマスク部材3を装着させるための被装着部2AWが設けられている。該被装着部2AWには、例えば、マスク部材3が測色装置2における窓部2WDの近傍の部分を覆うように装着される。
被装着部2AWは、例えば、筐体部2BDの一部を構成しており、該被装着部2AWに、装着部3ATが装着されることで、測色装置2にマスク部材3が装着される。本実施形態では、被装着部2AWと装着部3ATとが、測色装置2の先端部2Tpに対してマスク部材3をスライドさせることで該マスク部材3を測色装置2に装着させる機構(装着機構とも言う)を構成している。該装着機構としては、例えば、測色装置2の先端部2Tpに対してマスク部材3を接触させつつ該マスク部材3を一方向に回転させることで、予め決められた位置および姿勢でマスク部材3を測色装置2に装着させる機構が採用され得る。
具体的には、被装着部2AWに対して装着部3ATを回転させることで該装着部3ATが被装着部2AWに装着されるバヨネット式等と称される装着機構等が採用され得る。当該機構では、例えば、装着部3ATのストッパー部が、被装着部2AWの複数の爪部に引っ掛けられた状態で、窓部2WD,3WDの略中心を通る仮想的な軸(中心軸とも言う)Ax1を中心としてマスク部材3が一方向に回転されることで、被装着部2AWに装着部3ATが固定される。本実施形態では、一方向として、マスク部材3を+Z方向に平面視した場合の時計回りの回転方向が採用される。また、爪部の数は、例えば、3つ等に設定され得る。
図7および図8は、測色装置2に対してマスク部材3が着脱可能である様子を示す図である。図7では、被装着部2AWに装着部3ATが装着され始める状態が示されており、図8では、被装着部2AWに対する装着部3ATの装着が完了された装着状態が示されている。つまり、図7で示される状態ならびに図7で示される状態から図8で示される状態に至るまで期間が、マスク部材3が測色装置2に装着されている途中の状態(装着途中状態とも言う)に設定されている期間である。
図7および図8で示されるように、太線の矢印で描かれる方向にマスク部材3が回転されることで、該マスク部材3は、被装着部2AWのうちの測色を実行するために予め設定された位置(装着位置とも言う)に、予め設定された姿勢で装着される。
ここでは、まず、図7で示されるように、マスク部材3の外周部に設けられたマークMk3が、先端部2Tpに描かれたマークMk1に合わされた状態となるように、マスク部材3が先端部2Tpに押し当てられる。そして、マスク部材3が、先端部2Tpに押し当てられつつ、先端部2Tpに対して一方向に沿った時計回りに予め設定された所定角度(例えば、約40度)回転される。このとき、例えば、図8で示されるように、マークMk3が、先端部2Tpに描かれたマークMk2に合わされた状態となる。これにより、マスク部材3の装着部3ATが測色装置2の被装着部2AWに装着された装着状態となる。なお、例えば、装着部3ATをある程度以上の力で時計回りに回転させて、被装着部2AWと装着部3ATとが嵌合あるいは係止される態様で相互に固定されることで、マスク部材3が予め設定された装着位置に装着されている装着状態が実現されても良い。
一方、測色装置2にマスク部材3が装着される際とは逆方向に沿った反時計回りにマスク部材3が所定角度回転されることで、測色装置2からマスク部材3が脱着され得る。ここで言う反時計回りは、マスク部材3を+Z方向に平面視した場合の反時計回りである。なお、このとき、例えば、装着部3ATをある程度以上の力で反時計回りに回転させることで、被装着部2AWと装着部3ATとの間における嵌合あるいは係止が解除される態様が採用されても良い。
また、図7で示されるように、マスク部材3が測色装置2に装着されている途中の装着途中状態において、窓部3WDの法線に沿った方向にマスク部材3および測色装置2を平面視すると、マスク部材3の凸部3Cvが、測色装置2のうちの凹部2Dp側に配される。これにより、装着途中状態において、マスク部材3に指を掛けて該マスク部材3を容易に回すことが可能である。すなわち、マスク部材3が測色装置2に容易に装着され得る。
さらに、本実施形態では、図7で示されるように、装着途中状態において、測色装置2およびマスク部材3を該マスク部材3側から平面視すると、マスク部材3の外縁部に位置する凸部3Cvの少なくとも一部が、測色装置2の凹部2Dpから突出する。これにより、装着途中状態において、マスク部材3に指を掛けて該マスク部材3をさらに容易に回すことが可能である。すなわち、マスク部材3が測色装置2にさらに容易に装着され得る。
そして、バヨネット式等と言った装着機構によって、マスク部材3が予め設定された装着位置に容易に装着されることで、測色対象物の視認が容易となる状態がより確実に実現され得る。
<(1−3)まとめ>
以上のように、一実施形態に係る携帯式の測色システム1では、マスク部材3において第1方向に係る第1の幅W31が第2方向に係る第2の幅W32よりも短い。このため、測色システム1を用いた測色が行われる際に、測色対象物ならびに該測色対象物のうちのマスク部材3を接触させる部位が、マスク部材3の短手方向において視認し易くなる。すなわち、測色対象物の視認が容易となり得る。
以上のように、一実施形態に係る携帯式の測色システム1では、マスク部材3において第1方向に係る第1の幅W31が第2方向に係る第2の幅W32よりも短い。このため、測色システム1を用いた測色が行われる際に、測色対象物ならびに該測色対象物のうちのマスク部材3を接触させる部位が、マスク部材3の短手方向において視認し易くなる。すなわち、測色対象物の視認が容易となり得る。
<(2)変形例>
なお、本発明は上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
なお、本発明は上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上記一実施形態では、マスク部材3に凹部3Dpが設けられることで、マスク部材3において第1方向に係る第1の幅W31が第2方向に係る第2の幅W32よりも短くなっていたが、これに限られない。例えば、窓部3WDの法線方向としての+Z方向に平面視した場合におけるマスク部材3の形状として、例えば、楕円形状、あるいは円の一部が欠けて弦が形成されている形状等が採用されることで、第1の幅W31が第2の幅W32よりも短くなっていても良い。つまり、マスク部材3の外形として種々の形態が採用されることで、第1方向がマスク部材3の短手方向とされ、第2方向がマスク部材3の長手方向とされる態様が採用され得る。
また、上記一実施形態では、測色装置2に凹部3Dpが設けられていたが、これに限られない。例えば、測色装置2に凹部3Dpが設けられることなく、マスク部材3において第1方向に係る第1の幅W31が第2方向に係る第2の幅W32よりも短くなっていても良い。例えば、先端部2Tpに対するマスク部材3のサイズが比較的大きな場合等では、マスク部材3において第1方向に係る第1の幅W31が第2方向に係る第2の幅W32よりも短ければ、マスク部材3の短手方向において、測色対象物が容易に視認され得る。
また、上記一実施形態では、バヨネット式等と称される装着機構によって測色装置2にマスク部材3が装着されたが、これに限られない。例えば、測色装置2の被装着部2AWに対する、装着部3ATの螺合、嵌合、係合および嵌め込み等によって、測色装置2にマスク部材3が装着される種々の装着機構が採用されても良い。
また、上記一実施形態では、測色装置2の先端部2Tpに対して、マスク部材3を、窓部3WDの中心軸Ax3を中心とする周方向にスライドさせることで、該マスク部材3が測色装置2に装着される装着機構が採用されたが、これに限られない。例えば、測色装置2の先端部2Tpに対して、マスク部材3を、他の方向にスライドさせることで、該マスク部材3が測色装置2に装着される装着機構が採用されても良い。例えば、測色装置2の先端部2Tpに対して、マスク部材3が、窓部3WDの中心軸Ax3に沿ったスライドによって嵌合されるような、その他の装着機構が採用されても良い。
また、上記一実施形態では、マスク部材3を+Z方向に平面視した場合に、第1方向としてのX方向におけるマスク部材3の第1の幅W31が、マスク部材3の最小の幅であったが、これに限られない。例えば、マスク部材3を+Z方向に平面視した場合に、第1方向としてのX方向におけるマスク部材3の第1の幅W31が、第2方向としてのY方向におけるマスク部材3の第2の幅W32よりも相対的に短い態様が採用されても良い。
また、上記一実施形態では、測色装置2を+Z方向に平面視した場合に、第3方向としてのX方向における測色装置2の第3の幅W21が、測色装置2の最小の幅であったが、これに限られない。例えば、測色装置2を+Z方向に平面視した場合に、第3方向としてのX方向における測色装置2の第3の幅W21が、第4方向としてのY方向における測色装置2の第4の幅W22よりも相対的に短い態様が採用されても良い。
また、上記一実施形態では、第1方向と第2方向とが直交し、第3方向と第4方向とが直交したが、これに限られない。例えば、第1方向と第2方向とが直交することなく交差しても良いし、第3方向と第4方向とが直交することなく交差しても良い。
また、上記一実施形態では、測色装置2が、測色計としての機能を有していたが、これに限られない。測色装置2は、例えば、色彩計としての機能等、その他の物体の色に関する測定を行う機能を有する装置であっても良い。色彩計では、例えば、三刺激値にそれぞれ対応するセンサーで主に色差が計測される。
なお、上記一実施形態および各種変形例をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1 測色システム
1Tp,2Tp 先端部
2 測色装置
2AW 被装着部
2BD 筐体部
2Dp,2Dpa,2Dpb 凹部
2Sx,2Sxa,2Sxb 側面部
2WD,3WD,WD1,WD2 窓部
3 マスク部材
3AT 装着部
3BD 本体部
3Cv 凸部
3Dp,3Dpa,3Dpb 凹部
21 制御部
22 記憶部
23 照明受光部
24 操作部
25 表示部
230 積分球
231 光源部
232 センサー部
Ax1〜Ax3 中心軸
1Tp,2Tp 先端部
2 測色装置
2AW 被装着部
2BD 筐体部
2Dp,2Dpa,2Dpb 凹部
2Sx,2Sxa,2Sxb 側面部
2WD,3WD,WD1,WD2 窓部
3 マスク部材
3AT 装着部
3BD 本体部
3Cv 凸部
3Dp,3Dpa,3Dpb 凹部
21 制御部
22 記憶部
23 照明受光部
24 操作部
25 表示部
230 積分球
231 光源部
232 センサー部
Ax1〜Ax3 中心軸
Claims (11)
- 第1窓部と、前記第1窓部を介して対象物に光を照射する光源部と、前記対象物からの光を、前記第1窓部を介して受光するセンサー部とを有している測色装置と、
前記測色装置に対して着脱可能であり且つ前記測色装置に装着された装着状態において前記第1窓部と光学的に連通する第2窓部を有するマスク部材と、
を備え、
前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材を平面視した場合に、第1方向における前記マスク部材の第1の幅が、前記第1方向と交差する第2方向における前記マスク部材の第2の幅よりも短いことを特徴とする携帯式の測色システム。 - 請求項1に記載の携帯式の測色システムであって、
前記第1窓部の法線に沿った方向に前記測色装置を平面視した場合に、第3方向における前記測色装置の第3の幅が、前記第3方向と交差する第4方向における前記測色装置の第4の幅よりも短く、
前記装着状態において、前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材および前記測色装置を平面視した場合に、前記第1方向と前記第3方向とが一致していることを特徴とする携帯式の測色システム。 - 請求項2に記載の携帯式の測色システムであって、
前記測色装置が、
前記マスク部材が装着される一端部と、該一端部に隣接する前記第1窓部の法線の延伸方向に沿って設けられた側面部とを有しており、
前記側面部が、
少なくとも前記一端部と接続する部分において前記第3方向に凹んでいる凹部を有することを特徴とする携帯式の測色システム。 - 請求項3に記載の携帯式の測色システムであって、
前記測色装置および前記マスク部材が、
前記一端部に対して前記マスク部材をスライドさせることで該マスク部材を前記測色装置に装着させる装着機構を有しており、
前記マスク部材が前記測色装置に装着されている途中の装着途中状態において、前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材および前記測色装置を平面視した場合に、前記マスク部材の外縁部に位置する凸部が、前記測色装置のうちの前記凹部側に配されることを特徴とする携帯式の測色システム。 - 請求項4に記載の携帯式の測色システムであって、
前記装着機構が、
前記測色装置の前記一端部に対して前記マスク部材を接触させつつ前記マスク部材を一方向に回転させることで、予め決められた位置および姿勢で前記マスク部材を前記測色装置に装着させる機構を含むことを特徴とする携帯式の測色システム。 - 請求項5に記載の携帯式の測色システムであって、
前記凹部が、
前記一端部から前記延伸方向に沿って延在していることを特徴とする携帯式の測色システム。 - 請求項1から請求項6の何れか1つの請求項に記載の携帯式の測色システムであって、
前記マスク部材が、
前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材を平面視した場合に、前記第1方向において円の一部が欠けたような外縁の形状を有することを特徴とする携帯式の測色システム。 - 請求項7に記載の携帯式の測色システムであって、
前記マスク部材が、
前記第2窓部の法線に沿った方向に前記マスク部材を平面視した場合に、前記第1方向において円の一部に凹部が形成されたような外縁の形状を有することを特徴とする携帯式の測色システム。 - 窓部と、
測色装置の一端部に装着されるための装着部と、
を備えており、
前記窓部の法線に沿った方向に平面視した場合に、第1方向における幅が、前記第1方向に交差する第2方向における幅よりも短いことを特徴とするマスク部材。 - 請求項9に記載のマスク部材であって、
前記法線に沿った方向に平面視した場合に、前記第1方向において円の一部が欠けたような外縁の形状を有することを特徴とするマスク部材。 - 請求項10に記載のマスク部材であって、
前記法線に沿った方向に平面視した場合に、前記第1方向において円の一部に凹部が形成されたような外縁の形状を有することを特徴とするマスク部材。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022050055A1 (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-10 | 大日精化工業株式会社 | 測色装置用のマスク部材、測色装置、及び測色方法 |
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JP2022043634A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 大日精化工業株式会社 | 測色装置用のマスク部材、測色装置、及び測色方法 |
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