JP2015215125A - ガス貯蔵・供給システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガス貯蔵・供給システム10は、ガスの吸蔵及び放出を可逆的に行うことが可能なガス貯蔵材料と、前記ガス貯蔵材料を封入したガス貯蔵タンク12と、作動媒体との反応及び逆反応を可逆的に行うことが可能な化学蓄熱材と、前記化学蓄熱材を封入した化学蓄熱タンク14と、ガス貯蔵タンク12と化学蓄熱タンク14との間で熱の授受を行う熱交換機構16と、前記ガス貯蔵材料に前記ガスを吸蔵させる際に放出されるガス吸蔵熱が前記化学蓄熱タンク14で蓄熱され、かつ、前記ガス貯蔵材料から前記ガスを放出させる際に必要なガス放出熱が前記化学蓄熱タンク14から供給されるように、ガス貯蔵・供給システム10を制御する制御機構とを備えている。
【選択図】図1
Description
ガス吸蔵時に放出される熱量(ガス吸蔵熱)は、通常、熱交換器等を介して外気に廃棄され、ガス放出時に必要な熱量(ガス放出熱)は、外部熱源から供給されている。そのため、従来のガス貯蔵・供給システムは、エネルギー利用効率が低いという問題がある。
例えば、特許文献1には、
水素吸蔵合金と、
上記水素吸蔵合金が水素ガスを吸収する時に発生する熱を蓄えるとともに上記水素吸蔵合金がガスを放出する時に必要な熱を与える潜熱蓄熱材(例えば、CaCl2・6H2O)と、
上記水素吸蔵合金と熱交換を行う熱交換器と、
上記水素吸蔵合金、上記潜熱蓄熱材及び上記熱交換器を収める圧力容器とを備え、
上記潜熱蓄熱材が複数の密閉容器に収められて上記水素吸蔵合金の中に混入されている水素貯蔵・供給装置が開示されている。
同文献には、このような装置により、水素ガスの吸収、放出特性を低下させることなく、外部からの冷却や加熱のためのエネルギーを小さくできる点が記載されている。
同文献には、蓄熱媒質を備えたシステムは、蓄熱媒質のないシステムに比べて、長時間にわたって多量の水素を放出し続けることができる点が記載されている。
しかしながら、潜熱蓄熱材は蓄熱密度が低いため、必要な熱量を確保するためには、大きな蓄熱タンクが必要となる。また、蓄熱できる時間が短いため、任意のタイミングで熱を供給できない。
さらに、従来の蓄熱システムは、顕熱ロスが大きいため、水素吸蔵合金から放出されるガス放出熱のすべてを潜熱蓄熱材で蓄熱することができず、熱交換速度にも限界がある。
また、本発明が解決しようとする他の課題は、ガス吸蔵熱の蓄熱密度が高く、かつ、長時間の蓄熱が可能なガス貯蔵・供給システムを提供することにある。
また、本発明が解決しようとする他の課題は、蓄熱手段の小型化と、任意のタイミングでの熱供給が可能なガス貯蔵・供給システムを提供することにある。
さらに、本発明が解決しようとする他の課題は、ガス貯蔵材料と蓄熱材料との間の熱交換時の顕熱ロスを低減し、かつ、熱交換速度も大きいガス貯蔵・供給システムを提供することにある。
ガスの吸蔵及び放出を可逆的に行うことが可能なガス貯蔵材料と、
前記ガス貯蔵材料を封入したガス貯蔵タンクと、
作動媒体との反応及び逆反応を可逆的に行うことが可能な化学蓄熱材と、
前記化学蓄熱材を封入した化学蓄熱タンクと、
前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの間で熱の授受を行う熱交換機構と、
前記ガス貯蔵材料に前記ガスを吸蔵させる際に放出されるガス吸蔵熱が前記化学蓄熱タンクで蓄熱され、かつ、前記ガス貯蔵材料から前記ガスを放出させる際に必要なガス放出熱が前記化学蓄熱タンクから供給されるように、前記ガス貯蔵・供給システムを制御する制御機構と、
を備えていることを要旨とする。
(a)前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの間で熱交換媒体を循環させる熱媒流路、及び/又は、
(b)前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの境界に設けられた伝熱壁
が好ましい。
本発明に係るガス貯蔵・供給システムは、
ガスの吸蔵及び放出を可逆的に行うことが可能なガス貯蔵材料と、
前記ガス貯蔵材料を封入したガス貯蔵タンクと、
作動媒体との反応及び逆反応を可逆的に行うことが可能な化学蓄熱材と、
前記化学蓄熱材を封入した化学蓄熱タンクと、
前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの間で熱の授受を行う熱交換機構と、
前記ガス貯蔵材料に前記ガスを吸蔵させる際に放出されるガス吸蔵熱が前記化学蓄熱タンクで蓄熱され、かつ、前記ガス貯蔵材料から前記ガスを放出させる際に必要なガス放出熱が前記化学蓄熱タンクから供給されるように、前記ガス貯蔵・供給システムを制御する制御機構と、
を備えている。
ガス貯蔵・供給システムは、前記化学蓄熱材及び/又は前記ガス貯蔵材料を加熱するための補助加熱機構をさらに備えていても良い。
「ガス貯蔵タンク」とは、ガス貯蔵材料を封入するためのタンクをいう。
「ガス貯蔵材料」とは、ガスの吸蔵及び放出を可逆的に行うことが可能な材料をいう。ガス貯蔵材料は、一般に、ガス吸蔵時に発熱を伴い、ガス放出時に吸熱を伴う。
そのため、ガス貯蔵タンクは、
(a)ガス貯蔵材料を封入することができ、
(b)ガスの供給、排出、及び保持が可能であり、かつ、
(c)ガスの吸蔵・放出時に生ずる圧力変化及び温度変化に耐えるもの、
であればよい。
このような条件を満たす限りにおいて、ガス貯蔵タンクの材料、形状、大きさ、ガス貯蔵材料の充填方法等は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適なものを選択することができる。
(a)ガス貯蔵材料に吸蔵させるためのガスを、ガス供給源(例えば、ガスボンベ)からガス貯蔵タンクに供給するためのガス供給機構、及び、
(b)ガス貯蔵材料から放出されたガスを、ガス貯蔵タンクからガス消費装置(例えば、燃料電池)に供給するためのガス排出機構
を備えている。
あるいは、ガス貯蔵タンクは、単一の経路を用いてガスの供給と排出とを行うもの、すなわち、経路をガス供給源側とガス消費装置側に切替可能な単一のガス供給・排出機構を備えているものでも良い。
ガス供給機構及び/又はガス排出機構は、具体的には、ガス供給源及び/又はガス消費装置とガス貯蔵タンクとを繋ぐ配管、配管を開閉するためのバルブ、圧力調整器、ガス流量調整器などにより構成される。
「化学蓄熱タンク」とは、化学蓄熱材を封入するためのタンクをいう。
「化学蓄熱材」とは、作動媒体との反応及び逆反応を可逆的に行うことが可能な材料をいう。化学蓄熱材は、一般に、作動媒体と反応(結合)する際に発熱を伴い、作動媒体と逆反応(脱離)する際に吸熱を伴う。
そのため、化学蓄熱タンクは、
(a)化学蓄熱材を封入することができ、
(b)作動媒体の供給、排出、及び保持が可能であり、かつ、
(c)化学蓄熱材と作動媒体との反応・逆反応時に生ずる圧力変化及び温度変化に耐えるもの
であれば良い。
このような条件を満たす限りにおいて、化学蓄熱タンクの材料、形状、大きさ、化学蓄熱材の充填方法等は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適なものを選択することができる。
(a)化学蓄熱材と反応させるための作動媒体を、作動媒体供給源(例えば、作動媒体が水であるときは水槽)から化学蓄熱タンクに供給するための作動媒体供給機構、及び、
(b)化学蓄熱材から脱離した作動媒体を、化学蓄熱タンクから排出する作動媒体排出機構
を備えている。
例えば、作動媒体が水である場合、化学蓄熱材を封入した化学蓄熱タンクに、水の蒸発凝縮器を接続するのが好ましい。
また、作動媒体がアンモニアである場合、化学蓄熱材を封入した化学蓄熱タンクに、アンモニアを吸着する多孔性材料(例えば、活性炭など)を封入した容器を接続するのが好ましい。
また、作動媒体が水素である場合(すなわち、化学蓄熱材が水素貯蔵材料である場合)、化学蓄熱材を封入した化学蓄熱タンクに、化学蓄熱材より低温で水素を放出する水素貯蔵材料を封入した容器を接続するのが好ましい。
あるいは、化学蓄熱タンクは、単一の経路を用いて作動媒体の供給と排出とを行うもの、すなわち、化学蓄熱タンクと作動媒体供給源との間で作動媒体を循環させる単一の作動媒体供給・排出機構を備えているものでも良い。
作動媒体供給機構及び/又は作動媒体排出機構は、具体的には、作動媒体源及び/又は外気と化学蓄熱タンクとを繋ぐ配管、配管を開閉するためのバルブ、作動媒体流量調整器などにより構成される。
「熱交換機構」とは、前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの間で熱の授受を行うための機構をいう。熱交換機構としては、例えば、
(a)ガス貯蔵タンクと化学蓄熱タンクとの間で熱交換媒体を循環させる熱媒流路(図1参照)、
(b)ガス貯蔵タンクと化学蓄熱タンクとの境界に設けられた1又は2以上の伝熱壁(図2、図3参照)、
(c)(a)と(b)の組み合わせ、
などがある。
さらに、熱媒流路と伝熱壁とを併用すると、顕熱ロスをさらに低減できる。
「制御機構」とは、前記ガス貯蔵材料に前記ガスを吸蔵させる際に放出されるガス吸蔵熱が前記化学蓄熱タンクで蓄熱され、かつ、前記ガス貯蔵材料から前記ガスを放出させる際に必要なガス放出熱が前記化学蓄熱タンクから供給されるように、前記ガス貯蔵・供給システムを制御するための機構をいう。
制御機構は、具体的には、ガス貯蔵タンクの温度及び圧力を監視するセンサ、化学蓄熱タンクの温度及び圧力を監視するセンサ、センサからの出力に基づき各種バルブの開閉タイミングやガス流量及び/又は作動媒体流量を制御するコンピューターなどにより構成される。
すなわち、ガス貯蔵タンク内の圧力が低下したときには、ガス供給機構のバルブを開き、ガス貯蔵タンクにガスを供給する。ガス貯蔵材料は、供給されたガスを吸蔵すると同時に、ガス吸蔵熱を放出する。
ガス放出熱は、熱交換機構を介して化学蓄熱タンクに伝達される。化学蓄熱タンクには、通常、作動媒体と結合した化学蓄熱材が封入されているので、熱伝達に伴い化学蓄熱材から作動媒体が脱離する。さらに、化学蓄熱タンク内の温度及び圧力を監視しながら、作動媒体排出機構のバルブを開き、作動媒体を化学蓄熱タンクから排出する。
反応熱は、熱交換機構を介してガス貯蔵タンクに伝達される。ガス貯蔵タンクには、通常、ガスを吸蔵したガス貯蔵材料が封入されているので、熱伝達に伴いガス貯蔵材料からガスが放出される。さらに、ガス貯蔵タンク内の温度及び圧力を監視しながら、ガス排出機構のバルブを開き、必要量のガスをガス貯蔵タンクから排出する。
「補助加熱機構」とは、化学蓄熱材及び/又はガス貯蔵材料を外部熱源を用いて加熱するための機構をいう。
熱交換機構を介してガス貯蔵タンクと化学蓄熱タンクとの間で交換される熱量が相対的に少ない場合、ガス吸蔵熱のみによって化学蓄熱材と結合している作動媒体の全量を脱離させ、あるいは、化学蓄熱材から放出される熱量のみによってガス放出熱の全量を賄うことはできない。このような場合、化学蓄熱タンク及び/又はガス貯蔵タンクに補助加熱機構を設けても良い。
また、補助加熱機構を用いてガス貯蔵材料を加熱すると、吸蔵されているガスの全量を放出することができる。
[1.6.1. ガス]
ガス貯蔵材料で吸蔵・放出するガスは、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適なガスを選択することができる。
ガスとしては、例えば、水素、アンモニア、メタンなどがある。
ガス貯蔵材料の組成は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適な組成を選択することができる。ガス貯蔵材料としては、例えば、
(a)水素を吸蔵・放出する金属、水素吸蔵合金、錯体水素化物、吸着系水素貯蔵材料、及び、有機系水素化物からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、
(b)アンモニアを吸蔵・放出する金属ハロゲン化物、金属硫酸塩、多孔性酸化物、及び、活性炭からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、又は、
(c)メタンを吸蔵・放出する金属有機構造体、及び、多孔性配位高分子からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料
などがある。
ガス貯蔵タンクへのガス貯蔵材料の封入形態は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適な形態を選択することができる。
例えば、ガス貯蔵材料は、粉末の形態で封入されていても良く、あるいは、塊の形態で封入されていても良い。
ガス貯蔵タンクへのガス貯蔵材料の封入量は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適な量を選択することができる。
[1.7.1. 作動媒体]
化学蓄熱材と反応・逆反応する作動媒体は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適な作動媒体を選択することができる。
作動媒体としては、例えば、水素、アンモニア、水などがある。
化学蓄熱材の組成は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適な組成を選択することができる。化学蓄熱材としては、例えば、
(a)水を前記作動媒体とする金属酸化物(例えば、CaO、MgOなど)、金属ハロゲン化物(例えば、CaCl2、MgCl2など)、及び金属硫酸塩(例えば、CaSO4など)からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、
(b)アンモニアを前記作動媒体とする金属ハロゲン化物、及び金属硫酸塩からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、
(c)水素を前記作動媒体とする金属(例えば、Mg、Vなど)、水素吸蔵合金(例えば、LaNi5、TiMn1.5、TiCrVなど)、錯体水素化物(例えば、NaAlH4など)、及び有機系水素化物(例えば、トルエンなど)からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、
などがある。
化学蓄熱タンクへの化学蓄熱材の封入形態は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適な形態を選択することができる。
例えば、化学蓄熱材は、粉末の形態で封入されていても良く、あるいは、塊の形態で封入されていても良い。
化学蓄熱タンクへの化学蓄熱材の封入量は、特に限定されるものではなく、目的に応じて最適な量を選択することができる。
例えば、化学蓄熱材の蓄熱量が、ガス貯蔵材料のガス放出熱より多くなるように、化学蓄熱タンクに化学蓄熱材を封入しても良い。この場合、ガス貯蔵材料のガス吸蔵熱のみによって、化学蓄熱材から作動媒体を全量脱離させることは困難である。作動媒体を全量脱離させるためには、化学蓄熱材を加熱する補助加熱機構を併用するのが好ましい。
[1.7.1. 熱交換の条件]
ガス貯蔵材料と化学蓄熱材との間で効率よく熱交換を行うためには、ガス貯蔵材料と化学蓄熱材との間に、以下の(1)式〜(5)式の関係が成り立つのが好ましい。
ΔHGA/(RlnPGA+ΔSGA)≧ΔHCD/(RlnPCD+ΔSCD) ・・・(1)
ΔHGD/(RlnPGD+ΔSGD)≦ΔHCA/(RlnPCA+ΔSCA) ・・・(2)
1.5≦PGA≦250 ・・・(3)
1.5≦PGD≦250 ・・・(4)
PGD≦PGA ・・・(5)
但し、
ΔH(kJ/mol of gas molecule)は反応のエンタルピー変化、
ΔS(J/K/mol of gas molecule)は反応のエントロピー変化、
P(atm)はタンク圧力、
Rはガス定数、
添え字Gは前記ガス貯蔵材料、添え字Cは前記化学蓄熱材、
添え字Aは吸蔵過程、添え字Dは放出過程。
PGAが低すぎると、ガス貯蔵材料にガスが吸蔵されない、又は、ガス貯蔵量が低下する。従って、PGAは、1.5(atm)以上が好ましい。PGAは、さらに好ましくは、3(atm)以上、さらに好ましくは、5(atm)以上である。
一方、PGAが高すぎると、ガス貯蔵タンクや熱交換機構の耐圧性確保が困難になり、顕熱ロスが大きくなる。従って、PGAは、250(atm)以下が好ましい。PGAは、さらに好ましくは、200(atm)以下、さらに好ましくは、100(atm)以下である。
PGDが低すぎると、ガス消費装置へのガス供給が困難になる。従って、PGDは、1.5(atm)以上が好ましい。PGDは、さらに好ましくは、2(atm)以上、さらに好ましくは、3(atm)以上である。
一方、PGDが高すぎると、ガス貯蔵タンクや熱交換機構の耐圧性確保が困難になり、顕熱ロスが大きくなる。従って、PGDは、250(atm)以下が好ましい。PGDは、さらに好ましくは、200(atm)以下、さらに好ましくは、100(atm)以下である。
上記のような条件を満たすガス貯蔵材料と化学蓄熱材との組み合わせとしては、例えば、ガス貯蔵材料が水素を吸蔵・放出するTi0.3Zr0.05Mn0.45V0.15Fe0.05からなり、化学蓄熱材がアンモニアを作動媒体とするCaCl2からなる場合などがある。
[2.1. 第1の具体例]
図1に、本発明の第1の実施の形態に係るガス貯蔵・供給システムの模式図を示す。図1において、ガス貯蔵・供給システム10は、ガス貯蔵タンク12と、化学蓄熱タンク14と、熱媒流路16とを備えている。ガス貯蔵タンク12と化学蓄熱タンク14は、互いに独立しており、両者の内部には、それぞれ、熱交換を行うための熱媒流路16が設けられている。
ガス貯蔵タンク12は、配管18aを介してガス供給装置(例えば、ガスボンベ)に接続されている。また、ガス貯蔵タンク12は、配管18bを介してガス消費装置(例えば、燃料電池)に接続されている。
化学蓄熱タンク14には、さらに作動媒体の供給・排出機構(図示せず)が接続されている。供給・排出機構は、蓄熱時には作動媒体を化学蓄熱材から隔離し、放熱時には作動媒体を化学蓄熱材に接触させるためのものである。
図2に、本発明の第2の実施の形態に係るガス貯蔵・供給システムの模式図を示す。図2において、ガス貯蔵・供給システム20は、ガス貯蔵タンク22と、化学蓄熱タンク24と、伝熱壁26とを備えている。ガス貯蔵タンク22と化学蓄熱タンク24は、両者の境界に設けられた伝熱壁26を介して一体化されている。
ガス貯蔵タンク22は、配管28aを介してガス供給装置(例えば、ガスボンベ)に接続されている。また、ガス貯蔵タンク22は、配管28bを介してガス消費装置(例えば、燃料電池)に接続されている。
化学蓄熱タンク24には、さらに作動媒体の供給・排出機構(図示せず)が接続されている。供給・排出機構は、蓄熱時には作動媒体を化学蓄熱材から隔離し、放熱時には作動媒体を化学蓄熱材に接触させるためのものである。
図3に、本発明の第3の実施の形態に係るガス貯蔵・供給システムの模式図を示す。図3において、ガス貯蔵・供給システム30は、ガス貯蔵タンク32a〜32cと、化学蓄熱タンク34a〜34d、と、伝熱壁36a〜36fとを備えている。各ガス貯蔵タンク32a〜32cと各化学蓄熱タンク34a〜34dは、交互に積層されている。また、交互に積層されたガス貯蔵タンク32a〜32cと化学蓄熱タンク34a〜34dは、両者の境界に設けられた伝熱壁36a〜36fを介して一体化されている。
ガス貯蔵タンク32a〜32cは、それぞれ、配管38aを介してガス供給装置(例えば、ガスボンベ)に接続されている。また、ガス貯蔵タンク32a〜32cは、それぞれ、配管38bを介してガス消費装置(例えば、燃料電池)に接続されている。
化学蓄熱タンク34a〜34dには、さらに作動媒体の供給・排出機構(図示せず)が接続されている。供給・排出機構は、蓄熱時には作動媒体を化学蓄熱材から隔離し、放熱時には作動媒体を化学蓄熱材に接触させるためのものである。
本発明に係るガス貯蔵・供給システムは、ガス吸蔵熱を蓄熱し、かつ、これをガス放出熱として再利用するための化学蓄熱タンクを備えている。そのため、ガス放出時における外部からの熱投入量を低減することができ、エネルギー利用効率が向上する。また、蓄熱手段として化学蓄熱材を用いているので、蓄熱密度が高く、かつ、任意のタイミングで化学蓄熱タンクからガス貯蔵タンクに熱を供給することができる。
図1に示すガス貯蔵・供給システムを作製した。ガス貯蔵材料には、水素吸蔵合金であるTi0.3Zr0.05Mn0.45V0.15Fe0.05を用いた。また、化学蓄熱材には、アンモニアを作動媒体とするCaCl2を用いた。
Ca(NH3)8Cl2 → Ca(NH3)4Cl2 + 4NH3 ・・・(a)
12 ガス貯蔵タンク
14 化学蓄熱タンク
16 熱媒流路(熱交換機構)
Claims (6)
- ガスの吸蔵及び放出を可逆的に行うことが可能なガス貯蔵材料と、
前記ガス貯蔵材料を封入したガス貯蔵タンクと、
作動媒体との反応及び逆反応を可逆的に行うことが可能な化学蓄熱材と、
前記化学蓄熱材を封入した化学蓄熱タンクと、
前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの間で熱の授受を行う熱交換機構と、
前記ガス貯蔵材料に前記ガスを吸蔵させる際に放出されるガス吸蔵熱が前記化学蓄熱タンクで蓄熱され、かつ、前記ガス貯蔵材料から前記ガスを放出させる際に必要なガス放出熱が前記化学蓄熱タンクから供給されるように、前記ガス貯蔵・供給システムを制御する制御機構と、
を備えたガス貯蔵・供給システム。 - 前記ガス貯蔵材料と前記化学蓄熱材との間に、以下の(1)式〜(5)式の関係が成り立つ請求項1に記載のガス貯蔵・供給システム。
ΔHGA/(RlnPGA+ΔSGA)≧ΔHCD/(RlnPCD+ΔSCD) ・・・(1)
ΔHGD/(RlnPGD+ΔSGD)≦ΔHCA/(RlnPCA+ΔSCA) ・・・(2)
1.5≦PGA≦250 ・・・(3)
1.5≦PGD≦250 ・・・(4)
PGD≦PGA ・・・(5)
但し、
ΔH(kJ/mol of gas molecule)は反応のエンタルピー変化、
ΔS(J/K/mol of gas molecule)は反応のエントロピー変化、
P(atm)はタンク圧力、
Rはガス定数、
添え字Gは前記ガス貯蔵材料、添え字Cは前記化学蓄熱材、
添え字Aは吸蔵過程、添え字Dは放出過程。 - 前記熱交換機構は、
(a)前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの間で熱交換媒体を循環させる熱媒流路、及び/又は、
(b)前記ガス貯蔵タンクと前記化学蓄熱タンクとの境界に設けられた1個又は2個以上の伝熱壁
である請求項1又は2に記載のガス貯蔵・供給システム。 - 前記ガス貯蔵材料は、
(a)水素を吸蔵・放出する金属、水素吸蔵合金、錯体水素化物、吸着系水素貯蔵材料、及び、有機系水素化物からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、
(b)アンモニアを吸蔵・放出する金属ハロゲン化物、金属硫酸塩、多孔性酸化物、及び、活性炭からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、又は、
(c)メタンを吸蔵・放出する金属有機構造体、及び、多孔性配位高分子からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料
からなり、
前記化学蓄熱材は、
(a)水を前記作動媒体とする金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び金属硫酸塩からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、
(b)アンモニアを前記作動媒体とする金属ハロゲン化物、及び金属硫酸塩からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、又は、
(c)水素を前記作動媒体とする金属、水素吸蔵合金、錯体水素化物、及び有機系水素化物からなる群から選ばれるいずれか1以上の材料、
からなる請求項1から3までのいずれか1項に記載のガス貯蔵・供給システム。 - 前記化学蓄熱材及び/又は前記ガス貯蔵材料を加熱するための補助加熱機構をさらに備えた請求項1から4までのいずれか1項に記載のガス貯蔵・供給システム。
- 前記化学蓄熱材の蓄熱量が、前記ガス貯蔵材料のガス吸蔵熱から前記ガス貯蔵タンク及び前記化学蓄熱タンクの顕熱ロスを差し引いた熱量となるように、前記化学蓄熱タンクに前記化学蓄熱材が封入されている請求項1から5までのいずれか1項に記載のガス貯蔵・供給システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014098114A JP6036747B2 (ja) | 2014-05-09 | 2014-05-09 | ガス貯蔵・供給システム |
US14/697,225 US9845918B2 (en) | 2014-05-09 | 2015-04-27 | Gas storage/supply system |
Applications Claiming Priority (1)
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