JP2015214346A - 飲料の提供方法、及び、これに用いられる保護容器 - Google Patents
飲料の提供方法、及び、これに用いられる保護容器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】店舗で提供された飲料を容易に持ち帰ることができる飲料の提供方法及びこれに用いられる保護容器を提供する。
【解決手段】本発明に係る飲料の提供方法は、店舗にて、上部に開口するカップ状の容器本体と、当該容器本体の上部の開口を閉じる蓋部と、を備えた紙または樹脂製の飲料用容器を準備するステップと、店舗にて、飲料用容器の容器本体に飲料を供給し、当該容器本体に蓋部を取り付けるステップと、上部に開口するカップ状の硬質容器本体と、当該容器本体の上部の開口を開閉自在に閉じる硬質蓋部と、を備えた硬質の保護容器の容器本体に、飲料用容器を収容した後、硬質容器本体の開口を硬質蓋部によって閉じるステップと、を備えている。
【選択図】図10
【解決手段】本発明に係る飲料の提供方法は、店舗にて、上部に開口するカップ状の容器本体と、当該容器本体の上部の開口を閉じる蓋部と、を備えた紙または樹脂製の飲料用容器を準備するステップと、店舗にて、飲料用容器の容器本体に飲料を供給し、当該容器本体に蓋部を取り付けるステップと、上部に開口するカップ状の硬質容器本体と、当該容器本体の上部の開口を開閉自在に閉じる硬質蓋部と、を備えた硬質の保護容器の容器本体に、飲料用容器を収容した後、硬質容器本体の開口を硬質蓋部によって閉じるステップと、を備えている。
【選択図】図10
Description
本発明は、飲料の提供方法、及び、これに用いられる保護容器に関する。
近年、コンビニエンスストアでは、コーヒーメーカーにより、ドリップしたコーヒーを提供するサービスが行われている。具体的には、店舗にて、ユーザーが紙や樹脂製の飲料用容器を受け取り、例えば、特許文献1に示すようなコーヒーメーカーを操作することでドリップされたコーヒーが飲料用容器に供給される。このサービスは、飲料用容器を受け取ったユーザーが自らコーヒーメーカーを操作してコーヒーの供給を受けるため、入れ立てのコーヒーを安価に提供することができる。
ところで、このようにコーヒーを提供されたユーザーは、このコーヒーをその場で飲むことは少なく、ほとんどの場合、自宅や仕事場などに持ち帰って飲む。そのため、飲料用容器は、手に持って持ち帰ることになる。しかしながら、このような飲料用容器には蓋が取り付けられることがあるものの、液密に取り付けられているわけではないので、少し傾いただけでコーヒーが流れ出るおそれがあり、鞄に入れることはできない。そのため、飲料用容器を持ち帰るには、少なくとも片手を使う必要があり、面倒であった。そして、例えば、片手に鞄を持っている場合には、もう片方の手で飲料用容器を持つことになるが、この場合、ユーザは両手を塞がれた状態で歩行しなければならず、安全性にも問題があった。なお、このような問題は、コーヒー以外の飲料を提供する場合にも起こり得る問題である。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、店舗で提供された飲料を容易に持ち帰ることができる飲料の提供方法及びこれに用いられる保護容器を提供することを目的とする。
本発明に係る飲料の提供方法は、店舗にて、上部に開口するカップ状の容器本体と、当該容器本体の上部の開口を閉じる蓋部と、を備えた紙または樹脂製の飲料用容器を準備するステップと、前記店舗にて、前記飲料用容器の容器本体に飲料を供給し、当該容器本体に蓋部を取り付けるステップと、上部に開口するカップ状の硬質容器本体と、当該容器本体の上部の開口を開閉自在に閉じる硬質蓋部と、を備えた硬質の保護容器の前記容器本体に、前記飲料用容器を収容した後、前記硬質容器本体の開口を前記硬質蓋部によって閉じるステップと、を備えている。
この構成によれば、飲料を提供するに際して、飲料が収容された飲料用容器を、硬質の保護容器に収容する。そのため、飲料は飲料用容器と保護容器との2つの容器で二重にカバーされるため、飲料が容易に流れ出るのを防止することができる。そのため、保護容器を鞄などに入れて運ぶことができる。したがって、従来のように、飲料用容器を手で持って運ぶ必要がなく、店舗から容易に持ち帰ることができる。また、少なくとも片手が自由になるため、持ち運びにおいて、安全に歩行することができる。
上記飲料の提供方法においては、ユーザが前記店舗にて前記飲料容器を受け取った後、前記飲料の提供を受け、ユーザが、前記飲料用容器を前記保護容器に収容することができる。
上記飲料の提供方法において、前記飲料用容器の蓋部には、前記飲料を飲むための飲み口が形成されており、前記飲料用容器を前記硬質容器本体に収容した状態では、前記飲み口が前記硬質容器本体の上部開口周縁よりも上方に位置するように構成することかできる。これにより、硬質容器の蓋部を取り外した後、飲料用容器を保護容器の硬質容器本体に収容した状態で、飲料を飲むことができる。そのため、例えば、飲料が熱いコーヒーである場合には、熱い飲料用容器を直接持たず、硬質容器本体を介して持つことができるため、熱い飲料でも快適に飲料を飲むことができる。
上記飲料の提供方法において、前記硬質蓋部は、ネジ嵌合により前記硬質容器本体に取り付けることができる。これにより、硬質容器本体に対し、硬質蓋部を容易に且つ強固に取り付けることができる。
上記ネジ嵌合の例としては、例えば、前記硬質蓋部は、筒状の基部と、当該基部の上部を覆うカバー部と、を備え、前記周縁部の内面には雌ねじが形成されており、前記硬質容器本体の開口の外周面に、前記雌ねじに螺合可能な雄ねじが形成されたものとすることができる。
上記飲料の提供方法において、前記硬質蓋部には取っ手を設けることができる。これにより、保護容器の取り扱いが容易になる。例えば、保護容器を運ぶとき、保護容器の外周面を把持することなく、硬質蓋部を上から把持できるため、仮に飲料用容器から保護容器の外周面に熱が伝達していたとしても、熱で熱い部分を持つことなく、持ち運びを行うことができる。また、鞄などの深さのある容器に硬質容器を収容する場合、取っ手により硬質容器を上から支持できるため、硬質容器の出し入れを簡単に行うことができる。
上記飲料の提供方法において、前記硬質容器本体は、底面部と、当該底面部に連結される周壁部と、前記周壁部の内壁面に設けられ、前記飲料用容器の外周面を支持可能な複数の突起部と、を備えることができる。これにより、飲料用容器と周壁部との間に隙間を形成することができるため、飲料用容器の熱が周壁部に伝達するのを抑制することができる。
上記飲料の提供方法において、前記飲料は、前記店舗にてドリップされたコーヒーとすることができる。
本発明に係る保護容器は、上述したいずれかに記載の前記飲料の提供方法で用いられる保護容器である。
本発明によれば、店舗で提供された飲料を容易に持ち帰ることかできる。
以下、本発明に係る飲料の提供方法の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ここでは、コンビニエンストアなどの店舗でコーヒーを提供するサービスの一実施形態として説明する。
このサービスでは、店舗に設置されたコーヒーメーカーからドリップされたコーヒーを提供する。このサービスに当たっては、まず、コーヒーメーカーから飲料用容器にコーヒーを供給し、その後、この飲料用容器を保護容器に収容する。以下、各部材について、詳細に説明する。
<1.飲料用容器>
図1は飲料容器の正面図である。同図に示すように、この飲料用容器1は、紙やプラスチックなどの軟質な樹脂材料で形成されており、カップ状の容器本体11と、この容器本体11の上部の開口111を開閉自在に閉じる蓋部12と、を備えている。容器本体11は、円形状に形成された底面部112と、この底面部112の外周縁から上方に立ち上がる円筒状の周壁部113を備えており、これらは一体的に形成されている。周壁部113は、底面部112から上方にいくにしたがって径が大きくなるようなテーパ状に形成されている。また、周壁部113の開口111の周縁部には、径方向外方に突出する突部114が形成されている。
図1は飲料容器の正面図である。同図に示すように、この飲料用容器1は、紙やプラスチックなどの軟質な樹脂材料で形成されており、カップ状の容器本体11と、この容器本体11の上部の開口111を開閉自在に閉じる蓋部12と、を備えている。容器本体11は、円形状に形成された底面部112と、この底面部112の外周縁から上方に立ち上がる円筒状の周壁部113を備えており、これらは一体的に形成されている。周壁部113は、底面部112から上方にいくにしたがって径が大きくなるようなテーパ状に形成されている。また、周壁部113の開口111の周縁部には、径方向外方に突出する突部114が形成されている。
蓋部12は、筒状に形成された側壁部121と、この側壁部121の上端を覆うようにカップ状に形成された閉鎖部122と、を備え、これらが一体的に形成されている。側壁部121の内壁面には、上述した突部114と係合する径方向外方に凹状の係合部123が形成されており、これによって蓋部12は容器本体11に対して固定される。また、閉鎖部122には、ユーザが飲料を飲むための飲み口(図示省略)が形成されている。
<2.保護容器>
図2は保護容器の正面図、図3は図2の平面図である。図2及び図3に示すように、この保護容器2は、硬質材料で形成されており、カップ状の硬質容器本体21と、この硬質容器本体21の上部の開口を開閉自在に閉じる硬質蓋部22と、を備えている。
図2は保護容器の正面図、図3は図2の平面図である。図2及び図3に示すように、この保護容器2は、硬質材料で形成されており、カップ状の硬質容器本体21と、この硬質容器本体21の上部の開口を開閉自在に閉じる硬質蓋部22と、を備えている。
次に、硬質容器本体について、図4〜図6を参照しつつ説明する。図4は硬質容器本体の正面図、図5は図4の断面図、図6は図4の平面図である。図4〜図6に示すように、硬質容器本体21は、円形状に形成された底面部211と、この底面部211の外周縁から上方に立ち上がる円筒状の周壁部212と、この周壁部212の上端部において径方向外方に突出する円筒状の開口突出部213と、を備え、これらは一体的に形成されている。周壁部212は、底面部211から上方にいくにしたがって径が大きくなるようなテーパ状に形成されている。
そして、周壁部212の上端から段部を介して径方向外方に突出する開口突出部213が形成されており、その上端が、硬質容器本体21の開口を構成している。開口突出部213の外周面には、軸線Xを中心に対象に形成された一対の係合部214が形成されている。これら係合部214は、開口突出部213の周方向に沿って延び、線状に突出するように形成されているが、後述する硬質蓋部22の被係合部と螺合する雄ねじを構成している。すなわち、これら係合部214は開口突出部213の外周面全体に亘って形成されているのではないが、連続するらせんの一部を構成している。図6に示すように、本実施形態では、各係合部の中心角を60度とし、量刑郷部の間の領域の中心角を120度としているが、これに限定されず、例えば、1つの係合部214が、周方向に約30〜120度の中心角で延びるように形成することができる。
また、周壁部212の内径は、概ね上述した飲料用容器1が収容されるような大きさに形成されている。そして、周壁部212の内壁面には、複数箇所(本実施形態では3箇所)において上下方向に延びる突起部215が形成されている。これら突起部215は、周壁部212の内壁面において、軸線回りに120度おきに形成されており、硬質容器本体21の内部空間に突出している。そして、上述した飲料用容器1の外周面を支持する役割を果たす。また、周壁部212の高さは、概ね上述した飲料用容器1の蓋部12、特に飲み口が周壁部212の上端よりも上方に位置するように形成されている。
次に、硬質蓋部22について、図7〜図9を参照しつつ説明する。図7は硬質蓋部の正面図、図8は図7のA−A線断面図、図9は図7を下方から見た平面図である。硬質蓋部22は、筒状に形成された基部221と、この基部221の上端を閉じるように円錐台状に形成されたカバー部222と、を備え、これらは一体的に形成されている。また、カバー部222の平坦な上面には、カバー部222と一体的に取っ手223が形成されている。そして、基部221の内壁面には、軸線Xを介して対象に形成された一対の被係合部224が形成されている。各被係合部224は、上下方向に並ぶ2本の凸条227の間に形成される溝により構成されている。これらの溝(被係合部224)は、基部221の内周面全体に亘って形成されているのではないが、連続するらせんの一部を構成しており、硬質容器本体21の係合部214が螺合する雌ねじを形成している。本実施形態では、図9に示すように、各被係合部224の中心角が60度、両被係合部の間の領域の中心角がそれぞれ120度となっているが、これに限定されるものではなく、例えば、1つの被係合部224が、周方向に約30〜120度の中心角で延びるように形成することができる。
但し、係合部214と被係合部224とは、互いに嵌め込むことができるようする必要がある。すなわち、両係合部214の間(周方向において係合部が形成されていない2箇所)に、両被係合部224が同時に上下方向に挿通できるようにする構成する必要がある。
また、取っ手223はカバー部222の上面の径方向の両端部を結ぶようにアーチ状に形成されており、取っ手223とカバー部222の上面との間に空間を形成し、この空間にユーザが手を入れることができるようになっている。
上述した硬質容器本体21、及び硬質蓋部22は、ともに熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂、例えばポリプロピレンなどにより形成され、押圧しても容易に変形しないような硬質の樹脂材料で形成されている。したがって、その厚みは例えば、1〜3mm程度にすることが好ましい。
<3.飲料の提供方法>
次に、上述した飲料用容器及び保護容器を用いた飲料の提供方法について、図10〜図12を参照しつつ説明する。図10は飲料の提供方法の概略図、図11は硬質容器本体に飲料用容器を収容した状態を示す側面図、図12は保護容器に飲料用容器を収容した状態を示す断面図である。まず、店舗では、コーヒーを購入したユーザが店員から上述した飲料用容器1を受け取る。このとき、保護容器2も同時に店舗から購入してもよいし、ユーザが店舗から予め購入した保護容器2を準備してもよい。また、保護容器2は、無料のサービスとして店舗で配布することもできる。
次に、上述した飲料用容器及び保護容器を用いた飲料の提供方法について、図10〜図12を参照しつつ説明する。図10は飲料の提供方法の概略図、図11は硬質容器本体に飲料用容器を収容した状態を示す側面図、図12は保護容器に飲料用容器を収容した状態を示す断面図である。まず、店舗では、コーヒーを購入したユーザが店員から上述した飲料用容器1を受け取る。このとき、保護容器2も同時に店舗から購入してもよいし、ユーザが店舗から予め購入した保護容器2を準備してもよい。また、保護容器2は、無料のサービスとして店舗で配布することもできる。
続いて、飲料用容器1を受け取ったユーザは、図10に示すように、公知のコーヒーメーカー50の受け台51に、飲料用容器1の容器本体11を配置する。次に、ユーザの希望する飲料を選択し、コーヒーメーカー50の正面パネルに配置されたいずれかのボタン(図示省略)を押下する。このようなコーヒーメーカー50では、ユーザが選択できるように種々のコーヒーを準備することができるが、例えば、ホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェラテなどから選択でき、またサイズもスモール、レギュラー、ラージなどから選択することができる。
こうして、コーヒーの選択を行った後、容器本体11にコーヒーが注がれると(図10(a))、ユーザは、容器本体11に蓋部12を取り付ける(図10(b))。続いて、この飲料用容器1を保護容器2に収容する(図10(c)(d))。まず、図11に示すように、飲料用容器1を硬質容器本体21の上部開口から収容する。このとき、飲料用容器1の容器本体11の外周面は、保護容器2の複数の突起部215に当接し、容器本体11が保護容器2の中で径方向にずれないように支持される。次に、図12に示すように、硬質蓋部22を硬質容器本体21の上端部に取り付ける。具体的には、硬質蓋部22の被係合部224を、硬質容器本体21の係合部214にねじ込むように、硬質蓋部22を回転させて取り付ける。このとき、被係合部224及び係合部214は、周方向の一部にしか設けられていないため、硬質蓋部22を約60度回転させるだけで、硬質蓋部22を取り付けることができる。こうして、飲料用容器1が保護容器2に収容されると、ユーザはこれを自宅、仕事場などに持ち帰る。このとき、保護容器2を鞄に入れてもよいし、取っ手223を持って運ぶこともできる。
<4.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、コーヒーが収容された飲料用容器1が、硬質の保護容器2に収容されることで提供される。そのため、コーヒーは飲料用容器1と保護容器2との2つの容器で二重にカバーされるため、コーヒーが容易に流れ出るのを防止することができる。そのため、保護容器2を鞄などに入れて運ぶことができる。したがって、従来のように、飲料用容器1を手で持って運ぶ必要がなく、店舗から容易に持ち帰ることができる。また、少なくとも片手が自由になるため、持ち運びにおいて、安全に歩行することができる。
以上のように、本実施形態によれば、コーヒーが収容された飲料用容器1が、硬質の保護容器2に収容されることで提供される。そのため、コーヒーは飲料用容器1と保護容器2との2つの容器で二重にカバーされるため、コーヒーが容易に流れ出るのを防止することができる。そのため、保護容器2を鞄などに入れて運ぶことができる。したがって、従来のように、飲料用容器1を手で持って運ぶ必要がなく、店舗から容易に持ち帰ることができる。また、少なくとも片手が自由になるため、持ち運びにおいて、安全に歩行することができる。
また、上記保護容器2では、ネジ嵌合により硬質蓋部22を硬質容器本体21に取り付けているため、両者を強固に固定することができる。そのため、コーヒーが漏れるのを防止することができ、上記のように、鞄の中に保護容器2を収容することができる。但し、硬質蓋部22は、硬質容器本体21に完全な液密状態で固定されているわけではないため、例えば、保護容器2が横に倒れたままの状態になると、コーヒーが漏れる可能性はある。しかしながら、飲料用容器1及び保護容器2で二重に覆われていること、及びネジ嵌合により硬質蓋部22と硬質容器本体21とが固定されているため、短時間であれば、横に倒れても漏れ出すことはない。特に、コーヒーなどは購入後、すぐに飲むものであるため、店舗から自宅や職場までの搬送時間も短いことが多い。したがって、硬質蓋部22と硬質容器本体21とが完全な液密状態で固定されていなくても問題にはならない。
<5.変形例>
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。また、後述する変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。また、後述する変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
上記保護容器2では、ネジ嵌合により硬質蓋部22を硬質容器本体21に取り付けているが、必要に応じて液密にすることもできる。この場合、ネジを全周に亘って形成したり、さらに長くしたり、あるいはゴムなどのガスケットを取り付けることもできる。
硬質蓋部22及び硬質容器本体21の構造については特には限定されず、両者が着脱自在に強固に固定することができればよい。したがって、ネジ嵌合以外のスナップ式の固定方法など、適宜採用することができる。また、形状については、円筒状でなくてもよく、多角筒状でもよい。
上記実施形態では、コーヒーの提供について説明したが、飲料であれば、特には限定されない。
1 :飲料用容器
11 :容器本体
12 :蓋部
2 :保護容器
21 :硬質容器本体
211 :底面部
212 :周壁部
214 :被係合部(雄ねじ)
22 :硬質蓋部
223 :取っ手
224 :被係合部(雌ねじ)
11 :容器本体
12 :蓋部
2 :保護容器
21 :硬質容器本体
211 :底面部
212 :周壁部
214 :被係合部(雄ねじ)
22 :硬質蓋部
223 :取っ手
224 :被係合部(雌ねじ)
Claims (8)
- 店舗にて、上部に開口するカップ状の容器本体と、当該容器本体の上部の開口を閉じる蓋部と、を備えた紙または樹脂製の飲料用容器を準備するステップと、
前記店舗にて、前記飲料用容器の容器本体に飲料を供給し、当該容器本体に前記蓋部を取り付けるステップと、
上部に開口するカップ状の硬質容器本体と、当該容器本体の上部の開口を開閉自在に閉じる硬質蓋部と、を備えた硬質の保護容器の前記容器本体に、前記飲料用容器を収容した後、前記硬質容器本体の開口を前記硬質蓋部によって閉じるステップと、
を備えている、飲料の提供方法。 - 前記飲料用容器の蓋部には、前記飲料を飲むための飲み口が形成されており、
前記飲料用容器を前記硬質容器本体に収容した状態では、前記飲み口が前記硬質容器本体の上部開口よりも上方に位置している、請求項1に記載の飲料の提供方法。 - 前記硬質蓋部は、ネジ嵌合により前記硬質容器本体に取り付けられる、請求項1または2に記載の飲料の提供方法。
- 前記硬質蓋部は、筒状の基部と、当該基部の上部を覆うカバー部と、を備え、
前記基部の内面には雌ねじが形成されており、
前記硬質容器本体の開口の外周面には、前記雌ねじに螺合可能な雄ねじが形成されている、請求項3に記載の飲料の提供方法。 - 前記硬質蓋部には取っ手が設けられている、請求項1から4のいずれかに記載の飲料の提供方法。
- 前記硬質容器本体は、
底面部と、
当該底面部に連結される周壁部と、
前記周壁部の内壁面に設けられ、前記飲料用容器の外周面を支持可能な複数の突起部と、
を備えている、請求項1から5のいずれかに記載の飲料の提供方法。 - 前記飲料は、前記店舗にてドリップされたコーヒーである、請求項1から6のいずれかに記載の飲料の提供方法。
- 請求項1から7のいずれかに記載の前記飲料の提供方法で用いられる保護容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014097140A JP2015214346A (ja) | 2014-05-08 | 2014-05-08 | 飲料の提供方法、及び、これに用いられる保護容器 |
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