JP2015213741A - 絶縁ギャレーカート用ｃｏ２換気バルブシール - Google Patents

Abstract

【課題】客室内にＣＯ２が蓄積するという望ましくない事態を避けるために、ギャレーカートからのＣＯ２ガスの放出を制限することが可能なギャレーカートを提供する。【解決手段】ギャレーカートには、空洞を画定するハウジング１０２、ハウジング１０２に連結されたドア１１２、及びハウジング１０２とドア１１２との間に連結されたシールアセンブリが含まれる。ドア１１２は、閉鎖位置と開放位置との間を移動するように構成される。シールアセンブリには、ドアが開放位置にあるときにガスを吸引し、ドア１１２が閉鎖位置にあるときにガスを排出するように構成された少なくとも一のバルブシールが含まれる。【選択図】図１Ｂ

Description

本開示の実施形態は、概して運搬用ビークルのためのギャレーカートシステムに関し、具体的には、折り畳まれた位置から拡張された位置に拡張するときにＣＯ_２を収集し、拡張された位置から折り畳まれた位置に折り畳まれるときにＣＯ_２を排出するための一又は複数のオリフィスを有する、折り畳み式バルブシールに関する。

航空機及び列車といった運搬用ビークル内での飲食物提供サービスに利用されるギャレーカートは、多くの場合、食品及び飲料をビークルの客室より低温に維持するための冷却を必要とする。少なくともいくつかの既知のカートには、食品／飲料を冷却するためにカートの内部容積に冷気を供給する冷蔵システム（冷却機）が含まれるか、又は接続される。しかしながら、冷却機は、ビークルのシステムによって給電され、駆動、推進などのためにビークルが利用できる電力量を減少させる。したがって、冷却機は、ビークルの給電システムにとって非効率的な付属品である。さらに、このような冷却機システムは、ビークルの重量及び複雑性を増大させる。したがって、いくつかのギャレーカートは、昇華する際に食物／飲料を冷却するドライアイスを含むように構成されている。ドライアイスを使用することの一の欠点は、放出される二酸化炭素ガス（ＣＯ_２）昇華物である。少なくとも航空機においては、連邦航空局により、航空機の客室内における最大ＣＯ_２濃度の要件が定められている。ドライアイスの昇華物により、客室内のＣＯ_２濃度の最大ｐｐｍが超過する可能性がある。例えば、ＣＯ_２ガスは、食物／飲料が提供される際にギャレーエリア又は通路内でカートのドアが開放されたとき（移行状態）、カートから客室内へ漏れ出る可能性がある。さらに、ＣＯ_２ガスは、ドライアイスが昇華する際にカート内部の圧力が最大しきい値を超えないことを保証するように設けられたリークパスを通って（定常状態）カートから漏れ出す場合がある。冷却剤としてＣＯ_２昇華物を提供するドライアイスは広く利用可能であり、安価で、且つ容積の観点からこのような用途にとって効率のよい冷媒である。しかしながら、客室内にＣＯ_２が蓄積するという望ましくない事態を避けるために、ギャレーカートからのＣＯ_２ガスの放出を制限することが好ましい。

したがって、ギャレーカート内のＣＯ_２昇華の制御を目的とした構造的に単純で安価な構造が望まれている。

例示的実施形態により、空洞を画定するハウジングを有するギャレーカートが提供される。ドアがハウジングに連結され、このドアは、閉鎖位置と開放位置との間を移動するように構成される。シールアセンブリには、ハウジングとドアとの間に連結され、ドアが開放位置にあるときにガスを吸引し、ドアが閉鎖位置にあるときにガスを排出するように構成された少なくとも一のバルブシールを含む。

実施形態により、ギャレーカートのドアとハウジングとの間で少なくとも一の孔を有するバルブシールを圧縮することにより、ギャレーカート内のＣＯ_２昇華物を収集するための方法が提供される。ドアを開放すると、バルブシールが拡張し、孔を通してバルブシール中にＣＯ_２昇華物が吸引される。ドアを閉鎖すると、バルブシールが圧縮されてＣＯ_２が排出される。

上述のフィーチャ、機能および利点は、本発明の様々な実施形態において独立して達成可能であるか、又は他の実施形態において組み合わせることができる。これらの実施形態について、後述の説明及び添付図面を参照してさらに詳細に説明する。

記載される実施形態を利用できる例示的ギャレーカートの斜視図である。 第１のドアが部分的開放位置にある図１Ａのギャレーカートの第２の斜視図である。 ドアが閉鎖位置にあってバルブシールが圧縮された状態を示す、ギャレーカート下部の部分断面図である。 ドアが閉鎖位置にあってバルブシールが圧縮された状態を示す、ギャレーカート下部の詳細な部分断面図である。 バルブシールがドアに取り付けられており、圧縮されたバルブシールが拡張した状態にある第１の実施形態の、ドアが部分的開放位置にある様子を示す、ギャレーカート下部の詳細な部分断面図である。 バルブシールがドアシールの逃がしに取り付けられており、圧縮されたバルブシールが拡張した状態にある第２の実施形態の、ドアが部分的開放位置にある様子を示す、ギャレーカート下部の詳細部分断面図である。 例示的バルブシールの斜視図である。 圧縮されたシールとオリフィスを示す、バルブシールの下方部分斜視図である。 圧縮されたシールの内部容積を示す図５Ａのバルブシールの断面図である。 部分的に圧縮されたシールとオリフィスを示す、バルブシールの下方部分斜視図である。 部分的に圧縮されたシールの内部容積を示す、図６Ａのバルブシールの断面図である。 完全に拡張されたシールとオリフィスとを示す、バルブシールの下方部分斜視図である。 完全に拡張されたシールの内部容積を示す、図７Ａのバルブシールの断面図である。 底部バルブシールを有するドアの内部斜視図である。 周囲バルブシールを有するドアの内部斜視図である。 第１の例示的取付タブを有するバルブシールの断面である。 第２の例示的取付タブを有するバルブシールの断面である。 別の形状及び取付タブを有するバルブシールの断面である。 開示される実施形態によって可能となるＣＯ_２捕獲方法のフロー図である。

本明細書に記載の実施形態により、カートハウジングとカートのドアとの間に位置決めされる中空のバルブシールを有するシールアセンブリを含む、運搬用ビークル内での使用のためのギャレーカートが提供される。バルブシールはハウジング又はドアの任意の適切な位置に連結される。一実施形態では、バルブシールは、ドアの、ドアヒンジの反対側の縁に沿って垂直に位置決めされる。バルブシールは中空の空洞を画定し、シールに連結される二つのエンドキャップはさらに空洞を包含する。エンドキャップの少なくとも一方は少なくとも一の孔を含み、しかしこのエンドキャップは任意の適切な数及び／又は構成の孔を含むことができる。

カートのドアが開くとき、バルブシールは拡張して孔からシール空洞へとガスを吸引する。したがって、カートのドアが開くとき、拡張するバルブシールは、ＣＯ_２ガスと、場合によっては他のガスを空洞内へ吸引することにより、ＣＯ_２ガスの客室中への漏出の防止を助ける（ＣＯ_２は比較的重いためにカートの底部近くにあると考えられる）。カートのドアが閉じるとき、バルブシールは圧縮されてシール空洞からガスを排出する。この例示的実施形態では、ガス（ＣＯ_２）が客室内の空気より重く、乗員の呼吸の高さより低い位置にあるであろうことから、ガスがカートの底部から排出されるように、下部エンドキャップが孔を含む。代替的実施形態では、バルブシールのオリフィスが、ギャレーカート内部にガスを排出して戻すように位置決めされる。したがって、本明細書に記載される実施形態は、移行状態の間に客室内のＣＯ_２を減らし、乗員による吸引を回避するような方式でＣＯ_２ガスを排出する。用語「ＣＯ_２ガス」、「ＣＯ_２昇華物」、及び「昇華物」は、本明細書では交換可能に使用される。

ここで図面を参照する。図１Ａは、本明細書に開示される実施形態に用いることができるギャレーカート１００の等角図である。本実施形態の一態様では、ギャレーカート１００はハウジング１０２を含む。図示の実施形態では、ハウジング１０２は、第１の側面１０４、第２の側面１０６、上面１０８、及び底面１１０を有する。ギャレーカート１００は、さらに、ハウジング１０２の一端に位置決めされた第１のドア１１２と、特定の実施形態についてはケース１０２の反対端に位置決めされた第２のドア（図示しない）とをさらに含む。ドア１１２の各々は、一又は複数のヒンジ１１４及び一のラッチ１１６をさらに含むことができる。ヒンジ１１４は、ハウジング１０２に対してドア１１２を枢動可能に取り付けている。ラッチ１１６は、ドア１１２が図１Ａに示すような閉鎖位置にあるとき、ハウジング１０２に取り付けられた対応するレシーバ１１８に解除可能に係合するように構成できる。

対応するレシーバ１１８からラッチ１１６を係合解除することによりドア１１２を外側に向かって開放することができ、図１Ｂに示すようにハウジング１０２の内部空洞１２０にアクセス可能になる。ハウジング１０２のそれぞれの端にドア１１２を位置決めすることにより、客室乗務員は、ギャレーカート１００のいずれかの端からもハウジング１０２内部に貯蔵された食品に便利にアクセスすることができる。他の実施形態では、必要に応じて第２のドアを省くことができる。加えて、ハウジング１０２は凹部１２２でドア１１２を受ける。これについては後でさらに詳細に記載する。車輪又はキャスタ１２４により、航空機のサービスエリア及び通路内部でギャレーカートを容易に扱うことが可能になる。

ドライアイスは、ギャレーカート内に貯蔵されて、カート内の食品又は飲料の冷却剤として内部空洞にＣＯ_２昇華物を供給する。ＣＯ_２昇華物は、カート内の内部空洞１２０の底部近傍に貯まり易い。図２Ａ、２Ｂ、及び３Ａ、又は３Ｂに示すように、中空のバルブシール１２６が、ドア１１２を受ける凹所１２２内に装着される。図示の実施形態では、バルブシール１２６は凹所１２２内のヒンジ取付部の反対側に装着されている。ドア１１２が閉鎖位置にあるとき、図２Ａ及び２Ｂに示すようにバルブシールは圧縮されている。図３Ａ又は３Ｂに示すようにドアが開いているとき、バルブシールは拡張されている。バルブシール１２６は、図３Ａのように凹所１２２に取り付けることができるか、又は図３Ｂのようにドア１１２に取り付けることができる。図４に詳細に示されるバルブシール１２６の底部キャップ１３０に配置された孔１２８は、カート内のＣＯ_２ガスなどのガスを、ドア１１２が開いている間に吸引するポートとなる。

ドア１１２が開放されると、バルブシール１２６が圧縮された状態から拡張した状態へと移行することにより内部容積が増大し、バルブシール内部の圧力が低下する。このような移行は図５Ａ，５Ｂ，６Ａ，６Ｂ，７Ａ、及び７Ｂに示されている。図５Ａではバルブシール１２６は圧縮された状態にあり、図５Ｂに示すような断面積１３０を有している。ドア１１２が開放されると、図６Ａに示すようにバルブシールが拡張し始める結果、図６Ｂに示すように断面積１３２が増大する。このように断面積が増大することにより、バルブ内部の容積が増大する。図７Ａ及び７Ｂに示すように完全に拡張すると、最大断面積１３２が得られる。システム内の圧縮を除去すると、シールの周長は同じままでありながら、内部容積（及び真空）は増大する。

ドア１１２が閉鎖されると、バルブシール１２６は再圧縮されて蓄積したＣＯ_２ガスを放出する。逃がしチャネル１３６（図１Ｂに示す）を設けることにより、バルブシールを下方に向かって圧縮することによりカートの底部１１０からＣＯ_２ガスを排気することができる。このように基本的に床の高さでＣＯ_２ガスが放出されることにより、ＣＯ_２が分散してビークル内の乗客がそれを吸い込んでしまうという望ましくない事態が回避される。

図４に示すように、バルブシールの長さに沿って追加的な孔１３８を設けることにより、カートの内部空洞から拡張するシール内へとＣＯ_２ガスを吸引する部分を広げることができる。

代替的な一実施形態では、バルブシール１２６は、図８に示すようにドア１１２及びカートハウジング１０２の下端に沿って配置され、孔１３８は図４に示す孔１３８はドアの底部に沿って方向付けられる。別の代替的実施形態では、バルブシール１２６は、図９に示すようにドア１１２の周りの完全な周囲シールとしてドア１１２の周りに延びる。複数の孔１３８は、ドア１１２が開放されてシールを拡張させると内部空洞の下部からＣＯ_２ガスを収集し、ドアが閉鎖されてシールを圧縮するとＣＯ_２ガスを下方に向かって排出するために、下方に向かって方向付けられる。内部空洞内からＣＯ_２を収集するために、周囲に沿って追加的孔を設けてもよい。

他の代替的実施形態では、バルブシールは、ドア１１２の閉鎖時に、収集したＣＯ２ガスを内部容積中に戻すように排出するために、内部空洞１２０と連通する孔に位置決めしてもよい。

図４及び図１０に示すように、シールアセンブリには、ギャレーカートのドア又は凹部にバルブシール１２６を取り付けるためのＴ字型リブ１４０を組み込むことができる。図３Ａ及び３Ｂに示すように、Ｔ字型リブ１４０は、凹部１２２又はドア１１２のＴ字型スロット１４２内部に入ってバルブシール１２６を拘束する。バルブシールの代替的取付部は、図１１に示すような平坦なフランジ１４４によって実現されてもよい。図１２に示す長方形シール１４６など、バルブシールには別の断面形状も利用可能である。

図１３に示すように、本明細書の実施形態は、ギャレーカートのドアの開放中にＣＯ_２ガスを捕獲し、ギャレーカートのドアが閉鎖されると収集したＣＯ_２ガスを排出することを目的としている。バルブシールはギャレーカートのドアとハウジングとの間で圧縮される（ステップ１３０２）。ドアが開放され（ステップ１３０４）、バルブシールが拡張されてＣＯ_２ガスが一又は複数の孔を通って吸引される（ステップ１３０６）。ドアが閉鎖されると（ステップ１３０８）、バルブシールが圧縮されてＣＯ_２が排出される（ステップ１３１０）。特定の実施形態では、排出されるＣＯ_２ガスは、ギャレーカートから下方に向かって方向付けられる（ステップ１３１２）。代替的な実施形態では、ＣＯ_２ガスはカートの内部空洞中に排出される（ステップ１３１４）。

さらに、本発明は以下の条項による実施形態を含む。
条項１． 空洞を画定するハウジング；ハウジングに連結されたドア；閉鎖位置と開放位置との間を移動するように構成されたドア；及びハウジングとドアとの間に連結されたシールアセンブリであって、ドアが開放位置にあるときガスを吸引し、ドアが閉鎖位置にあるときガスを排出するように構成された少なくとも一のバルブシールを含むシールアセンブリを備えたギャレーカート。
条項２． ドアが、ドアの第１の側面に沿って装着された少なくとも一のヒンジによりハウジングに連結されており、バルブシールがドアのヒンジとは反対側の第２の側面に沿って垂直に方向付けられている、条項１に記載のギャレーカート。
条項３． バルブシールが二のエンドキャップを含み、エンドキャップの一方が、ガスを吸引及び排出するための少なくとも一の孔を有する、条項２に記載のギャレーカート。
条項４． 少なくとも一の孔が、カートの底部の近傍に位置し、排出されるガスを下方に向かって方向付ける、条項３に記載のギャレーカート。
条項５． カートの底部に逃がしチャネルをさらに含む、条項４に記載のギャレーカート。
条項６． シールアセンブリがハウジングに連結されている、条項１に記載のギャレーカート。
条項７． シールアセンブリがドアに連結されている、条項１に記載のギャレーカート。
条項８． シールアセンブリがドアの底縁に沿って水平に装着されている、条項１に記載のギャレーカート。
条項９． バルブシールが、ハウジングの底部近傍に少なくとも一の孔を有し、ガスの排出を下方に向かって方向付ける、条項１に記載のギャレーカート。
条項１０． バルブシールが、空洞と連通する少なくとも一の孔を含み、前記バルブシールが、ドアが閉鎖している圧縮位置と、ドアが開放されている拡張位置とを有し、前記バルブシールが圧縮位置から拡張位置へ移行することにより、少なくとも一の孔を通して空洞内部からバルブシール中へとガスが吸引される、条項１に記載のギャレーカート。
条項１１． バルブシールが拡張位置から圧縮位置へ移行することにより、少なくとも一の孔を通してバルブシール内部からガスが排出される、条項１０に記載のギャレーカート。
条項１２． 少なくとも一の孔が、ハウジングの底部から下方へ向かってガスを排出するように位置決めされている、条項１１に記載のギャレーカート。
条項１３． 少なくとも一の孔が、空洞中へガスを排出するように位置決めされている、条項１１に記載のギャレーカート。
条項１４． バルブシールから延びるＴ字型リブがシールアセンブリに組み込まれており、Ｔ字型リブを受けるＴ字型スロットがハウジングに組み込まれていることにより、バルブシールが拘束される、条項１に記載のギャレーカート。
条項１５． バルブシールから延びるＴ字型リブがシールアセンブリに組み込まれており、Ｔ字型リブを受けるＴ字型スロットがドアに組み込まれていることにより、バルブシールが拘束される、条項１に記載のギャレーカート。
条項１６． シールアセンブリに、Ｔ字型リブ又は平坦なフランジの組から選択される取付要素が組み込まれている、条項１に記載のギャレーカート。
条項１７． ギャレーカート内のＣＯ_２昇華物を収集するための方法であって、ギャレーカートのドアとハウジングとの間で、少なくとも一の孔を有するバルブシールを圧縮すること；ドアを開放すること；及びバルブシールを拡張させて、少なくとも一の孔を通してＣＯ_２昇華物をバルブシール中へと吸引することを含む方法。
条項１８． ドアを閉鎖すること；及びバルブシールを圧縮してＣＯ_２昇華物を排出することをさらに含む、条項１７に記載の方法。
条項１９． 排出されるＣＯ_２昇華物をギャレーカートの下方に向かって方向付けることをさらに含む、条項１８に記載の方法。
条項２０． ＣＯ_２昇華物をカートの内部空洞中に排出することをさらに含む、条項１８に記載の方法。

上記に、特許法の要件に従って本発明の様々な実施形態を詳細に記載したことにより、当業者であれば、本明細書に開示される特定の実施形態に対する修正例及び代替例を認識するだろう。このような修正例は、特許請求の範囲において規定される本発明の範囲及び意図に含まれる。

１００ ギャレーカート
１０２ ハウジング
１１０ 底部
１１２ ドア
１１４ ヒンジ
１２０ 空洞
１２６ バルブシール
１２８、１３８ 孔
１３０ エンドキャップ
１３６ 逃がしチャネル
１４０ Ｔ字型リブ
１４２ Ｔ字型スロット
１４４ フランジ

Claims (12)

1. 空洞（１２０）を画定するハウジング（１０２）；
   前記ハウジングに連結され、閉鎖位置と開放位置との間を移動するように構成されたドア（１１２）；及び
   前記ハウジングと前記ドアとの間に連結されたシールアセンブリであって、前記ドアが前記開放位置にあるときにガスを吸引し、前記ドアが前記閉鎖位置にあるときにガスを排出するように構成された少なくとも一のバルブシール（１２６）を含む前記シールアセンブリ
   を備えたギャレーカート（１００）。
2. 前記ドア（１１２）は、前記ドアの第１の側面に沿って装着された少なくとも一のヒンジ（１１４）により前記ハウジング（１０２）に連結されており、前記少なくとも一のバルブシール（１２６）は、前記ドアの前記ヒンジとは反対側の第２の側面に沿って垂直に方向付けられている、請求項１に記載のギャレーカート（１００）。
3. 前記少なくとも一のバルブシール（１２６）は二のエンドキャップ（１３０）を含み、前記エンドキャップの一方は、ガスを吸引及び排出するための少なくとも一の孔（１２８）を有し、前記少なくとも一の孔は、前記ギャレーカートの底部（１１０）の近傍に位置し、排出ガスを下方に向かって方向付ける、請求項２に記載のギャレーカート（１００）。
4. 前記底部（１１０）に逃がしチャネル（１３６）をさらに含む、請求項３に記載のギャレーカート（１００）。
5. 前記シールアセンブリは、前記ハウジング（１０２）に連結されているか、前記ドア（１１２）に連結されているかのどちらか一方であり、前記ドアの底縁に沿って水平に装着されている、請求項１に記載のギャレーカート（１００）。
6. 前記少なくとも一のバルブシール（１２６）は、前記ハウジング（１０２）の底部近傍に少なくとも一の孔（１２８、１３８）を有し、前記ガスの排出を下方に向かって方向付ける、請求項１に記載のギャレーカート（１００）。
7. 前記少なくとも一のバルブシール（１２６）は、前記空洞（１２０）と連通する少なくとも一の孔（１２８、１３８）を含み、前記少なくとも一のバルブシールは、前記ドア（１１２）が閉鎖している圧縮位置と、前記ドアが開放されている拡張位置とを有し、前記少なくとも一のバルブシールが前記圧縮位置から前記拡張位置へ移行することにより、前記少なくとも一の孔を通して前記空洞内部から前記少なくとも一のバルブシール中へとガスが吸引される、請求項１に記載のギャレーカート（１００）。
8. 前記少なくとも一のバルブシール（１２６）が前記拡張位置から前記圧縮位置へ移行することにより、少なくとも一の孔（１２８、１３８）を通して前記少なくとも一のバルブシール内部からガスが排出される、請求項７に記載のギャレーカート（１００）。
9. 前記少なくとも一の孔（１２８、１３８）が、前記ハウジング（１０２）の底部から下方へ向かって、又は前記空洞（１２０）中へ、ガスを排出するように位置決めされている、請求項８に記載のギャレーカート（１００）。
10. 前記少なくとも一のバルブシール（１２６）から延びるＴ字型リブ（１４０）が前記シールアセンブリに組み込まれており、前記Ｔ字型リブを受けるＴ字型スロット（１４２）が前記ハウジング（１０２）に組み込まれていることにより、前記少なくとも一のバルブシールが拘束される、請求項１に記載のギャレーカート（１００）。
11. 前記少なくとも一のバルブシール（１２６）から延びるＴ字型リブ（１４０）が前記シールアセンブリに組み込まれており、前記Ｔ字型リブを受けるＴ字型スロット（１４２）が前記ドア（１１２）に組み込まれていることにより、前記少なくとも一のバルブシールが拘束される、請求項１に記載のギャレーカート（１００）。
12. 前記シールアセンブリに、Ｔ字型リブ（１４０）又は平坦なフランジ（１４４）の組から選択される取付要素が組み込まれている、請求項１に記載のギャレーカート（１００）。

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