JP2015212975A - Data processing device and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、売上データ処理装置及びプログラムに関する。 The present invention relates to a sales data processing apparatus and a program.
従来より、デパートやスーパー等の小売店では、販売員は、顧客と対面しながら、商品の代金を計算して、計算結果を店の売上として記録する、といった一連の作業をしている。このような作業を電子化すべく、近年、ECR(Electronic Cash Resister)、POS(Point of Sales)端末等の売上データ処理装置が普及している。即ち、販売員は、オペレータとして、売上データ処理装置を操作しながら、接客する。 Conventionally, in a retail store such as a department store or a supermarket, a salesperson performs a series of operations such as calculating the price of a product while meeting a customer and recording the calculation result as the sales of the store. In recent years, sales data processing apparatuses such as ECR (Electronic Cash Resistor) and POS (Point of Sales) terminals have become widespread in order to digitize such work. That is, the salesperson serves as an operator while operating the sales data processing apparatus.
売上データ処理装置には、売上金を保管するためのドロアと呼ばれる引き出しが設けられている。ドロアは、通常閉じられており、オペレータによる所定の操作がなされたときのみ、売上データ処理装置の制御により開けられる。なお、一度開けられたドロアは、オペレータの手動操作により閉じられる。 The sales data processing apparatus is provided with a drawer called a drawer for storing sales. The drawer is normally closed and can be opened under the control of the sales data processing apparatus only when a predetermined operation is performed by the operator. Note that the drawer once opened is closed by manual operation of the operator.
ドロアは、一般的には、オペレータによる所定の作業に伴い開閉される。具体的には、顧客から受け取った代金をドロアに収納する作業や、顧客に渡す釣銭をドロアから引き出す作業に伴い、ドロアは開閉される。従って、このような所定の作業に伴うドロアの開閉は短時間であることから、長時間ドロアが開放されていた場合には、ドロアから不正に現金が引き出された疑いがある。
そこで、ドロアの開放時間が基準値を超えると警告を発する技術が、特許文献1や特許文献2に開示されている。
The drawer is generally opened and closed with a predetermined operation by an operator. Specifically, the drawer is opened and closed in accordance with the operation of storing the price received from the customer in the drawer and the operation of drawing out the change to be delivered to the customer from the drawer. Therefore, since the opening and closing of the drawer accompanying such a predetermined operation is a short time, if the drawer has been opened for a long time, there is a suspicion that cash has been illegally withdrawn from the drawer.
Therefore,
しかしながら、特許文献1や特許文献2の技術のように単にドロアの開放時間だけに着目しても、ドロアから不正に現金が引き出された疑いがある売上データ処理装置の各種操作を、異常なドロア操作として適切に検出することは困難である。
However, even if attention is paid only to the opening time of the drawer as in the techniques of
本発明の課題は、ドロアから不正に現金が引き出された疑いのある操作を、異常なドロア操作として検出することである。 An object of the present invention is to detect an operation with a suspicion that cash has been illegally withdrawn from a drawer as an abnormal drawer operation.
本発明の売上データ処理装置は、
オペレータによる操作を受けてドロアを開放させる売上データ処理装置であって、
オペレータによるドロアを開放させる複数種の操作毎に各操作の操作時間の履歴を取得する履歴取得手段と、
前記ドロアを開放させる複数種の操作毎に予め設定された標準的操作時間のうち、前記履歴から特定される前記複数種の操作に対応する前記標準的操作時間を取得する基準情報取得手段と、
前記履歴から特定される前記複数種の操作毎に、前記各操作の操作時間と、前記基準情報取得手段により取得された前記標準的操作時間との差異を求め、前記履歴から特定される各操作の中に、前記操作時間が前記標準的操作時間より一定以上長い時間を要した操作が存在する場合、異常なドロア操作として検出する異常検出手段と、
を備える。
The sales data processing apparatus of the present invention
A sales data processing device that opens a drawer in response to an operation by an operator,
A history acquisition means for acquiring a history of operation times of each operation for each of a plurality of types of operations for releasing a drawer by an operator;
Reference information acquisition means for acquiring the standard operation time corresponding to the plurality of types of operations specified from the history among the standard operation times preset for each of the plurality of types of operations for opening the drawer;
For each of the plurality of types of operations specified from the history, each operation specified from the history is obtained by obtaining a difference between the operation time of each operation and the standard operation time acquired by the reference information acquisition unit. Among these, when there is an operation that requires a certain time longer than the standard operation time, the abnormality detection means for detecting as an abnormal drawer operation,
Is provided.
本発明によれば、ドロアから不正に現金が引き出された疑いのある操作を、異常なドロア操作として適切に検出することができる。 According to the present invention, it is possible to appropriately detect an operation with a suspicion that cash has been illegally withdrawn from a drawer as an abnormal drawer operation.
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施形態に係る売上データ処理装置の外観構成を示す斜視図である。 FIG. 1 is a perspective view showing an external configuration of a sales data processing apparatus according to an embodiment of the present invention.
図1に示すように、売上データ処理装置10は、数字キー21と、ファンクションキー22と、表示部23と、印刷部24と、ドロア25と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the sales
数字キー21は、図示はしないが各種数字がそれぞれ印字された複数のキーから構成されている。これらの複数のキーの各々には、印字された数字を売上データ処理装置10の本体に入力する機能が割り当てられている。即ち、オペレータは、数字キー21のうち、所望の数字が印字されたキーを押下操作することで、当該所望の数字を売上データ処理装置10に対して入力することができる。
Although not shown, the
ファンクションキー22は、図示はしないが各種ファンクション名称がそれぞれ印字された複数のキーから構成されている。これらの複数のキーの各々には、印字された名称のファンクションを売上データ処理装置10の本体に対して通知する機能が割り当てられている。
ここで、ファンクションとは、オペレータが売上データ処理装置10を操作して行う作業を意味している。実行可能なファンクションはオペレータ毎に決定されており、オペレータは、ファンクションキー22のうち、現在行う又は直近で行ったファンクション名称が印字されたキーを押下操作する。売上データ処理装置10は、押下操作された当該キーに印字されたファンクションを、オペレータが現在行う又は直近で行ったファンクションとして認識する。
なお、ファンクションの詳細については、図2を参照して後述する。
Although not shown, the
Here, the function means an operation performed by the operator operating the sales
Details of the function will be described later with reference to FIG.
表示部23は、液晶ディスプレイ等で構成され、オペレータの作業にとって必要な各種情報を画像として表示する。
印刷部24は、オペレータの作業にとって必要な各種情報や、客に手渡すレシート等を紙媒体に印字して出力する。
ドロア25は、売上金を保管するための引き出しであり、通常閉じられているが、オペレータによる所定の操作がなされると、売上データ処理装置10の制御により開けられる。なお、一度開けられたドロア25は、オペレータの手動操作により閉じられる。
The
The
The
ここで、オペレータによる売上データ処理装置10の操作(以下、適宜「売上データ処理用操作」と呼ぶ)の概略について説明する。
Here, an outline of the operation of the sales
オペレータは、先ず、売上データ処理用操作を開始するために、数字キー21等を押下操作して、オペレータ番号を入力することで、ログイン操作をする。
売上データ処理装置10は、入力されたオペレータ番号が登録されているか否かを確認し、登録されている場合にはログイン処理を実行し、登録されていない場合にはログイン処理を禁止する。売上データ処理装置10は、ログイン中のオペレータ番号を内部のメモリ(後述する図3の記憶部40等)に記憶する。
First, in order to start an operation for processing sales data, the operator performs a login operation by pressing the
The sales
ログイン処理が実行されると、オペレータは、予め設定されている1以上のファンクションを使用できるようになる。即ち、オペレータは、これらのファンクションに伴い、売上データ処理装置10に対する各種キー操作を実行できるようになる。
When the login process is executed, the operator can use one or more preset functions. That is, the operator can perform various key operations on the sales
図2は、ファンクションの一例を表形式で示す図である。
図2の表においては、所定の行は、所定の1のファンクションに対応している。即ち、所定の行において、第1列の項目には、当該行に対応付けられたファンクションを一意に示すコード(以下、「ファンクションコード」と呼ぶ)が記載されている。当該行の第2列の項目には、当該行に対応付けられたファンクションの名称(以下、「ファンクション名称」と呼ぶ)が記載されている。当該行の第3列の項目には、当該行に対応付けられたファンクションの具体的な内容(以下、「ファンクション内容」と呼ぶ)が記載されている。
例えば、1行目のファンクションは、「0001」のファンクションコードを有し、「釣銭準備」というファンクション名称を有していることがわかる。また、当該「釣銭準備」についてのファンクション内容は、「開店前に売上データ処理装置10に釣銭を入れるときに使用する。用意した釣銭の合計金額を数字キー21で入力してファンクションキー22の釣銭準備キーを押すと、ドロア25が自動で開くので、釣銭をドロア25に入れてからドロア25を手で閉める。」であることがわかる。
なお、釣銭準備キーとは、ファンクションキー22のうち、「釣銭準備」というファンクション名称が印字されたキーをいう。以下、ファンクションキー22の他のキーについても、印字されたファンクション名称を頭に冠して表現することにする。
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a function in a table format.
In the table of FIG. 2, the predetermined row corresponds to a predetermined one function. That is, in a predetermined row, an item in the first column describes a code (hereinafter referred to as “function code”) that uniquely indicates the function associated with the row. In the item in the second column of the row, the name of the function associated with the row (hereinafter referred to as “function name”) is described. In the item of the third column of the row, the specific content of the function associated with the row (hereinafter referred to as “function content”) is described.
For example, it can be seen that the function in the first line has a function code of “0001” and a function name of “preparation for change”. Further, the function content regarding the “change preparation” is “used when changing the sales
The change preparation key is a key on which the function name “change preparation” is printed out of the
ここで、ファンクションを伴う各種キー操作の具体例として、代金が500円の第1商品と、代金が250円の第2商品とを客が購入する場合に、客の支払額が店舗の売上額として登録されるまでに行われる一連のキー操作について説明する。 Here, as a specific example of various key operations involving functions, when a customer purchases a first product with a price of 500 yen and a second product with a price of 250 yen, the payment amount of the customer is the sales amount of the store. A series of key operations that are performed before being registered as will be described.
この場合、オペレータは、数字キー21等を押下操作して、第1商品の代金として500の数字を入力する。同様に、オペレータは、数字キー21等を押下操作して、第2商品の代金として250の数字を入力する。すると、売上データ処理装置10は、第1商品の代金500円と第2商品の代金250円とを内部のメモリに記憶する。
In this case, the operator depresses the
なお、図示はしないが、売上データ処理装置10は、各キーに各商品をそれぞれ割り当てて、各商品の代金を内部又は外部から取得する構成を取ることもできる。このような構成を取る売上データ処理装置10に対して、オペレータは、数字キー21の代わりに、第1商品が割り当てられたキーを押下操作する。同様に、オペレータは、第2商品が割り当てられたキーを押下操作する。すると、売上データ処理装置10は、第1商品の代金500円と第2商品の代金250円とを取得して内部のメモリに記憶する。
Although not shown, the sales
この段階で、オペレータが、第1商品と第2商品の各代金の合計額から、50円の値引をするものとする。この場合、図2の2行目のファンクション、即ち「値引」のファンクションがオペレータにより実行されることになる。
具体的には、2行目の「値引」についてのファンクション内容によれば、売上する商品の入力中(各商品の代金の入力中)に、オペレータは、数字キー21等を押下操作して、値引額として50の数字を入力する。すると、売上データ処理装置10は、商品の代金(本例では第1商品の代金500円と第2商品の代金250円)とともに、値引額(本例では−50円)を内部のメモリに記憶する。
そして、オペレータは、ファンクションキー22の値引キーを押下操作する。これにより、売上データ処理装置10は、「値引」のファンクションが実行されたと認識し、これまでに入力された合計額から値引額を減算し、減算結果を表示部23に表示させる。具体的には本例では、売上データ処理装置10は、500円(第1商品の代金)+250円(第2商品の代金)−50円(値引額)を演算し、その演算結果、即ち700円を示す画像(700の数値の画像)を表示部23に表示させる。
At this stage, the operator shall discount 50 yen from the total amount of the first product and the second product. In this case, the function in the second row in FIG. 2, that is, the “discount” function is executed by the operator.
Specifically, according to the function contents of “discount” on the second line, the operator presses the numeric key 21 or the like while inputting the product to be sold (while inputting the price of each product). Enter a number of 50 as the discount amount. Then, the sales
Then, the operator depresses the discount key of the
第1商品と第2商品を購買しようとしている客は、売上データ処理装置10の表示部23の表示から、支払額を視認することができる。例えば、支払額として上述の700円が表示部23に表示されており、客が、現金で1000円をオペレータに受け渡したものとする。即ち、オペレータは、客からの預かり金として1000円を受け取ったものとする。
この場合、図2の3行目のファンクション、即ち「現金」のファンクションがオペレータにより実行されることになる。
具体的には、3行目の「現金」についてのファンクション内容によれば、オペレータは、数字キー21等を押下操作して、客からの預かり金額として1000の数字を入力し、ファンクションキー22の現金キーを押下操作する。
すると、売上データ処理装置10は、「現金」のファンクションが実行されたと認識し、預かり金額から支払額を減算し、減算結果を釣銭額として表示部23に表示させる。具体的には本例では、売上データ処理装置10は、1000円(預かり金額)から、700円(支払額=第1商品の代金+第2商品の代金−値引額)を演算し、その演算結果、即ち釣銭額が300円であることを示す画像(300の数値の画像)を表示部23に表示させる。
そして、売上データ処理装置10は、ドロア25を自動で開放させる。オペレータは、1000円の預かり金をドロア25に納め、300円の釣銭をドロア25から取り出して客に渡す。オペレータは、客に釣銭を渡したことをもって、「現金」のファンクションを完了させ、ドロア25を手で閉める。
A customer who wants to purchase the first product and the second product can view the payment amount from the display on the
In this case, the function of the third line in FIG. 2, that is, the “cash” function is executed by the operator.
Specifically, according to the function content for “cash” on the third line, the operator depresses the
Then, the sales
Then, the sales
この間、売上データ処理装置10は、店舗の売上金として700円を内部のメモリに登録(記憶)する。また、売上データ処理装置10は、上述の売上データ処理用操作の履歴(以下、「操作履歴」と呼ぶ)を保存する。なお、操作履歴の保存場所は、特に限定されず、売上データ処理装置10の外部の装置(図示せぬサーバ等)でもよいが、本実施形態では内部のメモリ(後述する図3の記憶部40等)が採用されている。
During this time, the sales
ここで、ファンクションは、上述した「値引」のようにドロア25の開放が伴わないファンクションと、上述した「現金」のようにドロア25の開放が伴うファンクションとに大別できる。そこで、本実施形態では、これらの2種類のファンクションを明確に区別すべく、ドロア25の開放が伴わないファンクションに対しては「0」が設定され、ドロア25の開放が伴うファンクションに対しては「1」が設定されるフラグが採用されている。このようなフラグを、以下、「ドロア自動オープンフラグ」と呼ぶ。
Here, functions can be broadly classified into functions that do not involve the opening of the
ドロア自動オープンフラグが「1」であるファンクションは、オペレータにとって定型操作の組み合わせにより実行される。例えば、ドロア25の開閉に直目すれば、ドロア25を開放するためにファンクションキー22の押下という定型操作が行われ、その後、開放されたドロア25を手で締めるという定型操作が行われる。このような所定のファンクションにおける一の定型操作又は複数の定型操作の組み合わせは、当該所定のファンクションの標準的な操作であるといえる。そこで、以下、所定のファンクションにおける一の定型操作又は複数の定型操作の組み合わせを、「所定のファンクションの標準操作」と呼ぶ。
A function whose drawer automatic open flag is “1” is executed by a combination of routine operations for the operator. For example, when the opening / closing of the
所定のファンクションの標準操作が正常に行われる限り、当該所定のファンクションに伴うドロア25の開閉時間は、ある程度のオペレータの個人差が存在するにしても、一定時間よりも短くなるはずである。換言すると、所定のファンクションの標準操作であるにも関わらず、ドロア25の開閉時間が一定時間以上ならば、ドロア25から不正に現金が引き出された疑いがある操作、即ち異常なドロア操作が行われたことになる。
また、所定のファンクションの標準操作が正常に行われる限り、当該所定のファンクションに伴うドロア25の開閉回数は、ある程度のオペレータの個人差が存在するにしても、一定回数よりも少なくなるはずである。換言すると、所定のファンクションの標準操作であるにも関わらず、ドロア25の開閉回数が一定回数以上ならば、ドロア25から不正に現金が引き出された疑いがある操作、即ち異常なドロア操作が行われたことになる。
As long as the standard operation of a predetermined function is normally performed, the opening / closing time of the
Further, as long as the standard operation of the predetermined function is normally performed, the opening / closing frequency of the
このように、所定のファンクションの標準操作に対して、ドロア25の開閉時間についての一定時間や、ドロア25の開閉回数についての一定回数といった、異常なドロア操作が行われたか否かを判定するための基準を予め設定しておくことが可能である。
なお、所定のファンクションは、当該所定のファンクションキーが押下操作なされた場合に実行可能になる。従って、ドロア自動オープンフラグが「1」となる所定のファンクションキーの押下操作は、ドロア25を開放させる操作であると把握することができる。
このように把握した場合には、ドロア25を開放させる操作毎に、当該操作により実行される所定のファンクションの標準操作の基準を予め設定しておくことが可能である。
In this way, in order to determine whether or not an abnormal drawer operation has been performed, such as a certain time for the opening / closing time of the
The predetermined function can be executed when the predetermined function key is pressed. Accordingly, it can be understood that the operation of pressing a predetermined function key with the drawer automatic open flag set to “1” is an operation of opening the
When grasped in this way, it is possible to set in advance a standard operation standard of a predetermined function executed by the operation for each operation of opening the
この場合、売上データ処理装置10は、次のような一連の処理を実行することができる。
即ち、売上データ処理装置10は、オペレータによる各操作の履歴を取得する。
また、売上データ処理装置10は、ドロア25を開放させる操作毎に予め設定された標準操作の基準のうち、履歴から特定される操作についての標準操作の基準を取得する。
そして、売上データ処理装置10は、履歴から特定される操作毎に、取得された標準操作の基準との差異を求め、所定以上の差異がある場合には異常なドロア操作として検出する。
なお、このような一連の処理を以下、「ドロア異常検出処理」と呼ぶ。
In this case, the sales
That is, the sales
Further, the sales
The sales
Such a series of processes is hereinafter referred to as “drawer abnormality detection process”.
ここで、複数のオペレータが売上データ処理装置10に対して操作をする可能性がある場合、全オペレータに対して一律に標準操作の基準が設定されるようにしてもよいが、オペレータの個人差に伴い、誤検出が発生したり、逆に精度よい検出が困難になったりする。
そこで、本実施形態では、オペレータ毎に標準操作の基準が個別にそれぞれ設定されている。これにより、誤検出を低減し、かつ精度よい検出が実現可能になる。
Here, when there is a possibility that a plurality of operators may operate the sales
Therefore, in this embodiment, the standard operation standard is individually set for each operator. Thereby, erroneous detection can be reduced and detection with high accuracy can be realized.
図3は、ドロア異常検出処理を実行可能な売上データ処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a hardware configuration of the sales
売上データ処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)31と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33と、バス34と、入出力インターフェース35と、入力部36と、出力部37と、ドロア制御部38と、センサ部39と、記憶部40と、通信部41と、ドライブ42と、を備えている。
The sales
CPU31は、ROM32に記録されているプログラム、又は、記憶部40からRAM33にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM33には、CPU31が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
The
The
CPU31、ROM32、及びRAM33は、バス34を介して相互に接続されている。このバス34にはまた、入出力インターフェース35も接続されている。入出力インターフェース35には、入力部36、出力部37、ドロア制御部38、センサ部39、記憶部40、通信部41、及びドライブ42が接続されている。
The
入力部36は、上述した数字キー21及びファンクションキー22を含む各種キー及び各種スイッチ等で構成され、オペレータの押下操作に応じて各種情報を入力する。
出力部37は、上述した表示部23及び印刷部24を含み、各種情報を出力する。
ドロア制御部38は、CPU31の指示に従って、ドロア25を開放する制御を実行する。なお、一度開放されたドロア25は、オペレータの手動操作で閉められる。
センサ部39は、赤外線センサ等によって構成され、ドロア25の開閉状態を検出する。
記憶部40は、ハードディスク、或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部41は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する。
The
The
The
The
The
The
ドライブ42には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア71が適宜装着される。ドライブ42によってリムーバブルメディア71から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部40にインストールされる。
A
図4は、このような各構成要素を含む売上データ処理装置10の機能的構成のうち、履歴生成処理及び上述のドロア異常検出処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
なお、履歴生成処理とは、オペレータによるレジ操作の履歴(ドロア26の開閉の履歴含む)を示す履歴情報を生成して記録するまでの一連の処理をいう。
FIG. 4 is a functional block diagram showing a functional configuration for executing the history generation processing and the above-described drawer abnormality detection processing, among the functional configurations of the sales
The history generation processing refers to a series of processing until generation and recording of history information indicating a history of cash register operation by the operator (including history of opening and closing of the drawer 26).
CPU31においては、主制御部101と、履歴情報生成部102と、ドロア異常検出部103と、異常情報出力制御部104と、が機能する。
記憶部40の一領域として、基準情報記憶部131と、操作履歴情報記憶部132と、開閉履歴情報記憶部133と、統合履歴情報記憶部134と、が設けられている。
In the
As one area of the
主制御部101は、履歴生成処理及び上述のドロア異常検出処理を実行する際に、売上データ処理装置10全体の動作を制御する。
The
履歴情報生成部102は、履歴生成処理を実行すべく、操作履歴情報生成部111と、開閉履歴情報生成部112と、を備えている。
The history
操作履歴情報生成部111は、オペレータによりファンクションキー22のうちの任意のキーが押下操作される毎に、押下操作されたキーに対応するファンクションに関する操作の履歴を示す操作履歴情報を生成して、図5に示す操作履歴ファイルに格納する。
The operation history
図5は、操作履歴ファイルの構造例を示す図である。
図5において、所定の行は、ファンクションキー22のうちの任意のキーが押下操作された際に操作履歴情報生成部111により生成された操作履歴情報に対応している。
操作履歴情報は、「日付」、「時刻」、「ファンクションコード」、「ファンクション名称」、「ドロア自動オープンフラグ」、「オペレータ」、及び「金額」のデータの集合体として構成される。
「日付」及び「時刻」は、ファンクションキー22のうちの任意のキーが押下操作された日時を示すデータである。「ファンクションコード」及び「ファンクション名称」は、押下操作されたキーに対応付けられたファンクションについての、ファンクションコード及びファンクション名称を示すデータであり、上述の図2の表に対応しているものである。「ドロア自動オープンフラグ」は、押下操作されたキーに対応付けられたファンクションの種類が、ドロア25の開放を伴う種類である場合には「1」が設定され、ドロア25の開放を伴わない種類である場合には「0」が設定されるフラグである。「オペレータ」は、ファンクションキー22のうちの任意のキーを押下操作したオペレータの氏を示すデータである。「金額」は、押下操作されたキーに対応付けられたファンクションの最中又は前後において、数字キー21等で入力された金額を示すデータである。
FIG. 5 is a diagram illustrating a structure example of the operation history file.
In FIG. 5, the predetermined line corresponds to the operation history information generated by the operation history
The operation history information is configured as a collection of data of “date”, “time”, “function code”, “function name”, “drawer automatic open flag”, “operator”, and “money amount”.
“Date” and “Time” are data indicating the date and time when any of the
図4に戻り、開閉履歴情報生成部112は、センサ部39の検出結果に基づいて、ドロア25が開かれたとき及び閉じられたときの履歴を示すドロア開閉履歴情報を生成して、図6に示すドロア開閉履歴ファイルに格納する。
Returning to FIG. 4, the opening / closing history
図6は、ドロア開閉履歴ファイルの構造例を示す図である。
図6において、所定の行は、ドロア25が開かれたとき又は閉じられたときに開閉履歴情報生成部112により生成されたドロア開閉履歴情報に対応している。
ドロア開閉履歴情報は、「日付」、「時刻」、及び「開閉」のデータの集合体として構成される。
「日付」及び「時刻」は、ドロア25が開かれた又は閉じられたことがセンサ部39により検出された日時を示すデータである。「開閉」は、ドロア25が開かれたのか或いは閉じられたのかを示すデータである。具体的には、ドロア25が開かれたときには「オープン」が「開閉」のデータとして採用され、ドロア25が閉められたときには「クローズ」が「開閉」のデータとして採用される。
FIG. 6 is a diagram illustrating a structure example of a drawer opening / closing history file.
In FIG. 6, a predetermined line corresponds to the drawer opening / closing history information generated by the opening / closing history
The drawer opening / closing history information is configured as a collection of “date”, “time”, and “opening / closing” data.
“Date” and “Time” are data indicating the date and time when the
図4に戻り、ドロア異常検出部103は、ドロア異常検出処理を実行すべく、履歴情報取得部121と、基準情報取得部122と、異常検出部123と、を備えている。
即ち、主制御部101は、ログインしているオペレータが、例えば店長等の、ドロアオープン異常検出処理を実行する権限がある者であると認識した場合に、ドロアオープン異常検出処理を実行すべく、履歴情報取得部121と、基準情報取得部122と、異常検出部123と、を機能させる。
Returning to FIG. 4, the drawer
That is, when the
履歴情報取得部121は、操作履歴情報記憶部132に記憶された操作履歴ファイル(図5参照)における各操作履歴情報のうち、ドロア25の開放を伴うファンクションについての操作履歴情報、即ち「ドロア自動オープンフラグ」が「1」である操作履歴情報を取得する。
また、履歴情報取得部121は、開閉履歴情報記憶部133に記憶されたドロア開閉履歴ファイル(図6参照)における各ドロア開閉履歴情報の全てを取得する。
そして、履歴情報取得部121は、取得した各操作履歴情報及び各ドロア開閉履歴情報の各々を時系列に並べて統合し、新たに生成したファイルに含める。このように新たに生成されるファイルを、以下、「中間マージファイル」と呼ぶ。
また、履歴情報取得部121は、操作履歴情報記憶部132に記憶された操作履歴ファイルから、オペレータ毎かつファンクション毎に、ファンクションの発生回数をそれぞれ集計し、新たに生成したファイルに含める。このように新たに生成されるファイルを、以下、「回数集計ファイル」と呼ぶ。
これらの中間マージファイル及び回数集計ファイルは、本実施形態では、統合履歴情報記憶部134に記憶される。そこで、以下、中間マージファイル及び回数集計ファイルをまとめて、統合履歴ファイルと呼ぶ。
The history
The history
Then, the history
The history
In the present embodiment, the intermediate merge file and the count total file are stored in the integrated history
図7は、統合履歴ファイルの構造例を示す図である。具体的には、図7(a)は、中間マージファイルの構造例を示す図である。図7(b)は、回数集計ファイルの構造例を示す図である。 FIG. 7 is a diagram illustrating a structure example of the integrated history file. Specifically, FIG. 7A is a diagram illustrating a structure example of an intermediate merge file. FIG. 7B is a diagram showing an example of the structure of the number counting file.
図7(a)において、中間マージファイルの所定の行は、履歴情報取得部121によって取得された各操作履歴情報又は各ドロア開閉履歴情報に対応している。
従って、所定の行の各項目のデータは、操作履歴情報(図5参照)又はドロア開閉履歴情報(図6参照)の対応する項目のデータに対応しており、これらのデータは上述しているため、ここではその説明は省略する。
In FIG. 7A, a predetermined line of the intermediate merge file corresponds to each operation history information or each drawer opening / closing history information acquired by the history
Therefore, the data of each item in a predetermined line corresponds to the data of the corresponding item in the operation history information (see FIG. 5) or the drawer opening / closing history information (see FIG. 6), and these data are described above. Therefore, the description is omitted here.
図7(b)において、回数集計ファイルの所定の行は、所定のオペレータの所定のファンクションが対応しており、「日付」、「オペレータ」、「ファンクション名称」、及び、「発生回数」のデータの集合体として構成される。
所定行の「日付」は、集計対象となった操作履歴ファイルが生成された日付を示すデータである。当該行の「オペレータ」及び「ファンクション名称」は、当該行に対応付けられたオペレータの氏及びファンクション名称を示すデータである。「発生回数」は、当該行に対応付けられたオペレータ及びファンクションの組み合わせで、当該ファンクションの発生回数を示すデータである。
In FIG. 7B, a predetermined line of the count total file corresponds to a predetermined function of a predetermined operator, and data of “date”, “operator”, “function name”, and “number of occurrences” It is configured as a collection of
The “date” in the predetermined line is data indicating the date when the operation history file to be counted is generated. The “operator” and “function name” in the row are data indicating the name and function name of the operator associated with the row. “Number of occurrences” is data indicating the number of occurrences of the function in a combination of an operator and a function associated with the row.
図4に戻り、基準情報取得部122は、ドロア25を開放させる操作毎に予め設定された標準操作の基準のうち、統合履歴ファイル(図7)から特定される操作(ファンクション)についての標準操作の基準を取得する。
本実施形態では、標準操作の基準として、オペレータ毎及びファンクション毎に設定された標準的操作時間及び標準的操作回数が採用されている。より具体的には本実施形態では、標準的操作時間としては、ドロア25の開放を継続する時間として許可された時間(以下、「ドロアオープン許可時間」と呼ぶ)が採用されている。また、本実施形態では、標準的操作回数としては、ドロア25の開閉を繰り返す回数として許可された回数(以下、「ドロアオープン許可回数」と呼ぶ)が採用されている。
このような標準操作の基準、即ち、本実施形態では、オペレータ毎及びファンクション毎の、ドロアオープン許可時間及びドロアオープン許可回数は、所定のテーブルに格納されて基準情報記憶部131に予め記憶されている。なお、以下、このような所定のテーブルを、「ドロア開閉管理テーブル」と呼ぶ。
Returning to FIG. 4, the reference
In this embodiment, a standard operation time and a standard number of operations set for each operator and each function are adopted as the standard operation standard. More specifically, in the present embodiment, as the standard operation time, a time permitted as a time for continuing to open the drawer 25 (hereinafter referred to as “drawer open permission time”) is adopted. In the present embodiment, the standard number of operations is the number of times permitted as the number of times the
Such standard operation criteria, that is, in this embodiment, the drawer open permission time and the drawer open permission count for each operator and each function are stored in a predetermined table and stored in the reference
図8は、ドロア開閉管理テーブルの構造例を示す図である。
図8において、所定の行は、所定のオペレータの所定のファンクションが対応しており、「オペレータ」、「ファンクション名称」、「ドロアオープン許可時間」、及び「ドロアオープン許可回数」のデータの集合体として構成される。
所定の行の「オペレータ」及び「ファンクション名称」は、当該行に対応付けられたオペレータの氏及びファンクション名称を示すデータである。「ドロアオープン許可時間」は、当該行に対応付けられたオペレータ及びファンクションの組み合わせについての、ドロアオープン許可時間を示すデータである。「ドロアオープン許可回数」は、当該行に対応付けられたオペレータ及びファンクションの組み合わせについての、ドロアオープン許可回数を示すデータである。
FIG. 8 is a diagram illustrating a structure example of the drawer opening / closing management table.
In FIG. 8, a predetermined line corresponds to a predetermined function of a predetermined operator, and a collection of data of “operator”, “function name”, “drawer open permission time”, and “drawer open permission count” Configured as
“Operator” and “function name” in a predetermined line are data indicating the name and function name of the operator associated with the line. “Drawer open permission time” is data indicating a drawer open permission time for a combination of an operator and a function associated with the row. “Drawer open permission count” is data indicating the drawer open permission count for the combination of the operator and the function associated with the row.
なお、図8の一番上の行の「伊藤」及び「現金」の組み合わせ、及び上から10行目の「吉田」及び「現金」の組み合わせについては、ドロアオープン許可回数が最大値である「9999」が設定されている。このように、ドロアオープン許可回数として最大値が設定されていることは、ドロア25の開閉の繰り返し回数に制限がないこと(何回開閉しても異常なドロア操作と判定されないこと)を意味する。同様に、図示はしないが、ドロアオープン許可時間として最大値が設定されていることは、ドロア25の開放の継続時間に制限がないこと(何時間開放しっ放しでも異常なドロア操作と判定されないこと)を意味する。
逆に、所定の行のドロアオープン許可時間又はドロアオープン許可回数として0が設定されている場合は、当該行に対応するオペレータに対して、当該行に対応するファンクションの実行が許可されていないことを意味する。
For the combination of “Ito” and “cash” in the top row of FIG. 8 and the combination of “Yoshida” and “cash” in the tenth row from the top, the drawer open permission count is the maximum value. 9999 "is set. Thus, setting the maximum value as the number of drawer open permits means that there is no limit to the number of times the
Conversely, if 0 is set as the drawer open permission time or drawer open permission count for a given line, the operator corresponding to that line is not permitted to execute the function corresponding to that line. Means.
なお、本実施形態では、オペレータは、ログイン操作として、自己に設定されたオペレータコードを入力する。
このオペレータコードをオペレータ毎に管理するファイルもまた、基準情報記憶部131に予め記憶されている。なお、以下、このようなファイルを、「オペレータマスターファイル」と呼ぶ。
In the present embodiment, the operator inputs an operator code set for the operator as a login operation.
A file for managing the operator code for each operator is also stored in the reference
図9は、オペレータマスターファイルの構造例を示す図である。
図9において、所定の行は、所定のオペレータに対応しており、「オペレータコード」、及び「オペレータ」のデータの集合体として構成される。
所定の行の「オペレータコード」及び「オペレータ」の各々は、当該行に対応付けられたオペレータについての、オペレータコード及び氏の各々を示すデータである。
FIG. 9 is a diagram illustrating a structure example of an operator master file.
In FIG. 9, a predetermined line corresponds to a predetermined operator, and is configured as a collection of “operator code” and “operator” data.
Each of the “operator code” and “operator” in a predetermined line is data indicating the operator code and the name of the operator associated with the line.
また、本実施形態では、売上データ処理装置10を用いて実行可能なファンクションについての情報が含まれるファイルもまた、基準情報記憶部131に予め記憶されている。なお、以下、このようなファイルを、「ファンクションマスターファイル」と呼ぶ。
In the present embodiment, a file including information on functions that can be executed using the sales
図10は、ファンクションマスターファイルの構造例を示す図である。
図10において、所定の行は、所定のファンクションに対応しており、「ファンクションコード」、「ファンクション名称」、「ドロア自動オープンフラグ」等のデータの集合体として構成される。
所定の行の「ファンクションコード」及び「ファンクション名称」の各々は、当該行に対応付けられたファンクションについての、ファンクションコード及びファンクション名称の各々を示すデータである。「ドロア自動オープンフラグ」は、当該行に対応付けられたファンクションについて、ドロア25の開放を伴う場合には「1」が設定され、ドロア25の開放を伴わない場合には「0」が設定されるフラグである。
FIG. 10 is a diagram illustrating a structure example of a function master file.
In FIG. 10, a predetermined line corresponds to a predetermined function, and is configured as a collection of data such as “function code”, “function name”, “drawer automatic open flag”, and the like.
Each of “function code” and “function name” in a predetermined line is data indicating each of the function code and the function name for the function associated with the line. The “drawer automatic open flag” is set to “1” when the function associated with the row is associated with the opening of the
図4に戻り、異常検出部123は、操作履歴ファイル(図7参照)から特定されるオペレータ及びファンクションの組み合わせ毎に、取得された標準操作の基準(図8のドロア開閉管理テーブルのドロアオープン許可時間及びドロアオープン許可回数)との差異を求め、所定以上の差異がある場合には、異常なドロア操作として検出する。
なお、異常検出部123による異常なドロア操作の検出の詳細については、図15乃至図19を参照して後述する。
Returning to FIG. 4, the
Details of detection of an abnormal drawer operation by the
異常情報出力制御部104は、異常検出部123により検出された異常なドロア操作を報知するための情報(以下、「異常情報」と呼ぶ)を生成し、出力部37から出力させるように制御する。
例えば、異常情報出力制御部104は、出力部37のうち印刷部24を制御して、図11に示すような異常情報を紙媒体に印刷する。なお、紙媒体に印刷された異常情報を、以下、「ドロアオープン異常レポート」と呼ぶ。
The abnormality information
For example, the abnormality information
図11は、ドロアオープン異常レポートの一例を示す図である。具体的には、図11(a)は、ドロアオープン時間異常レポートの一例を示す図である。図11(b)は、ドロアオープン回数異常レポートの一例を示す図である。 FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a drawer open abnormality report. Specifically, FIG. 11A is a diagram illustrating an example of a drawer open time abnormality report. FIG. 11B is a diagram showing an example of a drawer open frequency abnormality report.
図11(a)に示すように、ドロアオープン時間異常レポートには、異常なドロア操作を示すものとしてドロア25の開放時間の異常が検出された場合の各種情報が印字される。具体的には、当該異常が検出された日付及び時刻、当該異常を起こしたオペレータの氏、当該異常の対象となったファンクション名称、当該異常時に入力された金額、及び、当該異常時のドロア25の開放時間(異常時間)が印字される。
As shown in FIG. 11 (a), in the drawer open time abnormality report, various information when an abnormality in the opening time of the
図11(b)に示すように、ドロアオープン回数異常レポートには、異常なドロア操作を示すものとしてドロア25の開閉回数の異常が検出された場合の各種情報が印字される。具体的には、当該異常が検出された日付及び時刻、当該異常を起こしたオペレータの氏、当該異常の対象となったファンクション名称、及び、当該異常時のドロア25の開閉回数(異常回数)が印字される。
As shown in FIG. 11B, in the drawer open frequency abnormality report, various information when an abnormality in the opening / closing frequency of the
次に、図12乃至図19のフローチャートを参照して、図4の機能的構成を有する売上データ処理装置10の各種処理について説明する。
Next, various processes of the sales
図12は、売上データ処理装置10が実行する履歴生成処理のうち、操作履歴ファイルを生成する処理(以下、「操作履歴ファイル生成処理」と呼ぶ)の流れの一例を説明するフローチャートである。
操作履歴ファイル生成処理が実行されると、CPU31において図4の各機能ブロックが機能して、次のような処理が実行される。即ち、以下の各ステップの処理の動作主体は、ハードウェアではCPU31が該当する。ただし、本発明の理解を容易なものとすべく、CPU31において機能する各機能ブロックが動作主体であるものとして、以下の各ステップの処理の説明をする。
FIG. 12 is a flowchart for explaining an example of a flow of processing for generating an operation history file (hereinafter referred to as “operation history file generation processing”) among the history generation processing executed by the sales
When the operation history file generation process is executed, each functional block in FIG. 4 functions in the
ステップS1において、主制御部101は、オペレータによるログイン操作がなされたか否かを判定する。
オペレータによるログイン操作がなされていない場合、ステップS1においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻される。即ち、オペレータによるログイン操作がなされるまでの間、ステップS1の判定処理が繰り返し実行される。
その後、オペレータによるログイン操作がなされると、ステップS1においてYESであると判定されて、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、主制御部101は、ログイン処理を実行する。
例えば、ログイン操作により入力されたオペレータコードが「0001」であった場合、主制御部101は、「有森」という氏で登録されたオペレータであると認識し(図9参照)、当該オペレータのログインを許可する。
In step S1, the
When the login operation by the operator is not performed, it is determined as NO in Step S1, and the process returns to Step S1. That is, the determination process of step S1 is repeatedly executed until the login operation by the operator is performed.
Thereafter, when the operator performs a login operation, it is determined as YES in Step S1, and the process proceeds to Step S2.
In step S2, the
For example, when the operator code input by the login operation is “0001”, the
ステップS3において、操作履歴情報生成部111は、ファンクションキー22が押下操作されたか否かを判定する。
ファンクションキー22が押下操作されていない場合、ステップS3においてNOであると判定されて、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、主制御部101は、売上データ処理装置10の電源がオフ状態であるか否かを判定する。
電源がオン状態の場合には、ステップS6においてNOであると判定されて、処理はステップS3に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、電源がオン状態の場合であって、ファンクションキー22が押下操作されていない場合には、ステップS3(NO)及びステップS6(NO)のループ処理が繰り返され、操作履歴ファイル生成処理は待機状態となる。
この間に、電源がオフ状態になると、ステップS6においてYESであると判定されて、操作履歴ファイル生成処理は終了となる。
一方で、この間に、電源がオン状態を維持したまま、ファンクションキー22が押下操作された場合には、ステップS3においてYESであると判定されて、処理はステップS4に進む。
In step S3, the operation history
If the
In step S <b> 6, the
If the power is on, it is determined as NO in step S6, the process returns to step S3, and the subsequent processes are repeated. That is, when the power is on and the
If the power is turned off during this time, it is determined as YES in step S6, and the operation history file generation process is ended.
On the other hand, if the
ステップS4において、操作履歴情報生成部111は、操作履歴情報を取得して、操作履歴情報ファイル(図5参照)に記憶する。
具体的には、操作履歴情報生成部111は、オペレータがファンクションキー22を押下操作した日時、ファンクションキー22のうち押下操作されたキーに対応するファンクションについてのファンクションコード及び名称、ドロア自動オープンフラグ、オペレータの氏、並びに入力された金額を、操作履歴情報として取得して操作履歴情報ファイルに記憶する。
In step S4, the operation history
Specifically, the operation history
ステップS5において、主制御部101は、ファンクションキー22のうち押下操作に対応するファンクションの処理を実行する。なお、主制御部101は、当該ファンクションがドロア25の開放を伴う種類の場合、即ちドロア自動オープンフラグが「1」の場合、ドロア制御部38を介してドロア25を開ける。
なお、一旦開けられたドロア25は、オペレータの手動操作により閉められる。
その後、処理はステップS3に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
即ち、オペレータによりファンクションキー22の押下操作がなされる毎に、ステップS3(YES)、ステップS4、及びS5のループ処理が繰り返し実行され、その都度取得された操作履歴情報が、操作履歴情報ファイルに追記(記憶)されていく。
その後、電源がオフ状態になると、操作履歴ファイルが終了となる。
In step S <b> 5, the
The
Thereafter, the process returns to step S3, and the subsequent processes are repeated.
That is, every time the operator presses the
Thereafter, when the power is turned off, the operation history file is terminated.
なお、この間、開閉履歴情報生成部112は、センサ部39によりドロア25の開閉が検出される毎に、ドロア開閉履歴情報を生成してドロア開閉履歴ファイルに記憶する(図6参照)。
During this time, the opening / closing history
次に、図13を参照して、ドロア異常検出処理について説明する。
図13は、ドロア異常検出処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
ドロア異常検出処理は、例えば、一日の営業が終了し、店長等がオペレータとして売上データ処理装置10にログインした後、売上データ処理装置10による精算処理の実行中に開始される。
ドロア異常検出処理が実行されると、CPU31において図4の各機能ブロックが機能して、次のような処理が実行される。即ち、以下の各ステップの処理の動作主体は、ハードウェアではCPU31が該当する。ただし、本発明の理解を容易なものとすべく、CPU31において機能する各機能ブロックが動作主体であるものとして、以下の各ステップの処理の説明をする。
Next, the drawer abnormality detection process will be described with reference to FIG.
FIG. 13 is a flowchart for explaining an example of the flow of a drawer abnormality detection process.
The drawer abnormality detection process is started, for example, when the sales
When the drawer abnormality detection process is executed, each function block of FIG. 4 functions in the
ステップS21において、基準情報取得部122は、ドロア開閉管理テーブル(図8参照)を基準情報記憶部131から読み込む。
In step S <b> 21, the reference
ステップS22において、履歴情報取得部121は、中間マージファイルを作成する処理(以下、「中間マージファイル作成処理」と呼ぶ)を実行する。中間マージファイル作成処理の詳細については、図14を参照して後述する。
In step S <b> 22, the history
ステップS23において、異常検出部123は、ドロアオープン異常時間を検出する処理(以下、「ドロアオープン異常時間検出処理」と呼ぶ)を実行する。ドロアオープン異常時間検出処理の詳細については、図15乃至図17を参照して後述する。
In step S <b> 23, the
ステップS24において、異常検出部123は、ドロアオープン異常回数を検出する処理(以下、「ドロアオープン異常回数検出処理」と呼ぶ)を実行する。ドロアオープン異常回数検出処理の詳細については、図18及び図19を参照して後述する。
In step S <b> 24, the
ステップS25において、主制御部101は、操作履歴情報及びドロア開閉履歴情報を消去する。
これにより、ドロア異常検出処理は終了する。
In step S25, the
Thereby, the drawer abnormality detection process ends.
次に、図14を参照して、中間マージファイル作成処理について説明する。
図14は、図13のドロア異常検出処理のうちステップS22の中間マージファイル作成処理の詳細な流れの一例を説明するフローチャートである。
Next, the intermediate merge file creation process will be described with reference to FIG.
FIG. 14 is a flowchart for explaining an example of a detailed flow of the intermediate merge file creation process of step S22 in the drawer abnormality detection process of FIG.
ステップS41において、履歴情報取得部121は、操作履歴情報記憶部132に記憶されている操作履歴ファイルから、ドロア25の開放を伴うファンクションのレコード(操作履歴情報)のみを読み込む。
具体的には、履歴情報取得部121は、操作履歴ファイルに含まれる操作履歴情報の中から、ドロア自動オープンフラグが「1」の操作履歴情報(レコード)のみを読み込む。
図5の例を参照すると、「釣銭準備」、「現金」、「両替」のファンクションのそれぞれの操作履歴情報(レコード)が読み込まれる。
In step S <b> 41, the history
Specifically, the history
Referring to the example of FIG. 5, operation history information (records) of the functions “change preparation”, “cash”, and “exchange” is read.
ステップS42において、履歴情報取得部121は、読み込んだレコード(操作履歴情報)を統合履歴情報記憶部134の中間マージファイルに取り込む。
In step S <b> 42, the history
ステップS43において、履歴情報取得部121は、開閉履歴情報記憶部133に記憶されたドロア開閉履歴ファイルのレコード(ドロア開閉履歴情報)を全件読み込む。図6の例を参照すると、8行分の全てのドロア開閉履歴情報(レコード)が読み込まれる。
In step S43, the history
ステップS44において、履歴情報取得部121は、取得したレコードを統合履歴情報記憶部134の中間マージファイルに取り込む。
In step S <b> 44, the history
ステップS45において、履歴情報取得部121は、統合履歴情報記憶部134の中間マージファイルのレコード(ドロア25の開放を伴う操作履歴情報及びドロア開閉履歴情報)を時系列に並び替える。これにより、例えば図7(a)に示す中間マージファイルが作成される。
In step S45, the history
ステップS46において、統合履歴情報生成部135は、ステップS45の処理で並び替えた中間マージファイル(図7(a)参照)を統合履歴情報記憶部134に記憶する。
これにより、中間マージファイル作成処理は終了する。その後、処理は図13のステップS23のドロアオープン異常検出処理に進む。
In step S46, the integrated history information generation unit 135 stores the intermediate merge file (see FIG. 7A) rearranged in the process of step S45 in the integrated history
Thus, the intermediate merge file creation process ends. Thereafter, the process proceeds to a drawer open abnormality detection process in step S23 of FIG.
そこで、図15及び図16を参照して、ドロアオープン異常時間検出処理について説明する。
図15及び図16は、図13のドロア異常検出処理のうちステップS23のドロアオープン異常時間検出処理の詳細な流れの一例を説明するフローチャートである。
Accordingly, the drawer open abnormal time detection process will be described with reference to FIGS. 15 and 16.
15 and 16 are flowcharts for explaining an example of a detailed flow of the drawer open abnormality time detection process of step S23 in the drawer abnormality detection process of FIG.
ステップS60において、異常検出部123は、中間マージファイルの先頭の行にポインタを配置する。ポインタは、読み込み対象の行(レコード)を示すものであるものとする。
ステップS61において、異常検出部123は、異常時間検出回数iを0に初期設定する。異常時間検出回数iについては、後述する。
In step S60, the
In step S61, the
ステップS62において、異常検出部123は、中間マージファイルにおいてポインタの示す位置にレコードが存在するか否かを判定する。
レコードが存在しない場合には、ステップS62においてNOであると判定されて、処理はステップS76に進む。ただし、ステップS76以降の処理については後述する。
これに対して、レコードが存在する場合には、ステップS62においてYESであると判定されて、処理はステップS63に進む。
ステップS63において、異常検出部123は、ポインタが指し示すレコードを中間マージファイルから読み込む。
具体的には例えば、図7(a)の中間マージファイルにおいて、上から4行目の位置にポイントが配置されているものとする。この場合、異常検出部123は、4行目のレコード、即ち、「現金」のファンクションでオペレータが「伊藤」の組み合わせのレコードを読み込む。
In step S62, the
If the record does not exist, NO is determined in step S62, and the process proceeds to step S76. However, the processing after step S76 will be described later.
On the other hand, if a record exists, it is determined as YES in step S62, and the process proceeds to step S63.
In step S63, the
Specifically, for example, in the intermediate merge file in FIG. 7A, it is assumed that a point is arranged at the position of the fourth line from the top. In this case, the
図16のステップS64において、異常検出部123は、読み込んだレコードがファンクションのレコードか否かを判定する。
読み込んだレコードが、元々ドロア開閉履歴ファイルのレコードであった場合には、ドロア25の開閉を示すレコード(オープン又はクローズのレコード)であるため、ステップS64においてNOであると判定されて、処理はステップS75に進む。ただし、ステップS75以降の処理については後述する。
これに対して、読み込んだレコードが、元々操作履歴ファイルのレコードであった場合には、ファンクションのレコードであるため、ステップS64においてYESであると判定されて、処理はステップS65に進む。上述の例、即ち図7(a)の中間マージファイルの4行目のレコードが読み込まれた例では、「現金」のファンクションのレコードであるため、ステップS64においてYESであると判定されて、処理はステップS65に進む。
In step S64 in FIG. 16, the
When the read record is originally a record of the drawer opening / closing history file, it is a record indicating opening / closing of the drawer 25 (open or closed record), so it is determined as NO in step S64, and the processing is performed. Proceed to step S75. However, the processing after step S75 will be described later.
On the other hand, if the read record is originally a record of the operation history file, it is a function record, so that it is determined as YES in Step S64, and the process proceeds to Step S65. In the above example, that is, in the example in which the record in the fourth line of the intermediate merge file in FIG. 7A is read, since it is a record of the function of “cash”, it is determined as YES in step S64, Advances to step S65.
ステップS65において、異常検出部123は、ステップS63の処理で読み込んだレコードに対応するオペレータ及びファンクションについての、ドロアオープン許可時間をドロア開閉管理テーブルから探索する。
なお、このようなステップS65の一連の処理を、以下、「許可時間探索処理」と呼ぶ。許可時間探索処理の詳細については、図17を参照して後述する。
例えば上述の例、即ち図7(a)の中間マージファイルの4行目のレコードが読み込まれた例では、「現金」のファンクションとオペレータが「伊藤」という組み合わせのため、図8のドロア開閉管理テーブルの1行目から、ドロアオープン許可時間が30秒であることが探索される。
In step S65, the
Such a series of processes in step S65 is hereinafter referred to as “permitted time search process”. Details of the permission time search process will be described later with reference to FIG.
For example, in the above example, that is, the record in the fourth line of the intermediate merge file in FIG. 7A is read, the drawer opening / closing management of FIG. 8 is performed because the “cash” function and the operator are “Ito”. From the first row of the table, it is searched that the drawer open permission time is 30 seconds.
ステップS66において、異常検出部123は、ドロアオープン許可時間が最大値か否かを判定する。
ドロアオープン許可時間が最大値であることは、ステップS63の処理で読み込んだレコードに対応するオペレータ及びファンクションの組み合わせについては、ドロア25の開放時間に制限がないことを意味する。このような場合には、ステップS66においてYESであると判定されて、処理は図15のステップS75に進む。ただし、ステップS75以降の処理については後述する。
これに対して、ドロアオープン許可時間が最大値でない場合には、ステップS66においてNOであると判定されて、処理はステップS67に進む。例えば上述の例、即ち図8のドロア開閉管理テーブルの1行目から、ドロアオープン許可時間が30秒であることが探索された例では、ステップS66においてNOであると判定されて、処理はステップS67に進む。
In step S66, the
The drawer open permission time being the maximum value means that there is no restriction on the opening time of the
On the other hand, when the drawer open permission time is not the maximum value, it is determined as NO in Step S66, and the process proceeds to Step S67. For example, in the above example, that is, in the example in which the drawer opening permission time is searched for from the first row of the drawer opening / closing management table of FIG. 8 to be 30 seconds, it is determined as NO in step S66, and the processing is step. Proceed to S67.
ステップS67において、異常検出部123は、中間マージファイルにおけるポインタを1レコード分進める。上述の例では、即ち図7(a)の中間マージファイルの4行目にポインタが設定されていた例では、5行目にポインタが移行する。
In step S67, the
ステップS68において、異常検出部123は、中間マージファイルにおいてポインタの示す位置にレコードが存在するか否かを判定する。
レコードが存在しない場合には、ステップS68においてNOであると判定されて、処理は図15のステップS76に進む。ただし、ステップS76以降の処理については後述する。
これに対して、レコードが存在する場合には、ステップS68においてYESであると判定されて、処理はステップS69に進む。
ステップS69において、異常検出部123は、読み込んだレコードがクローズのレコードか否かを判定する。
読み込んだレコードが、元々ドロア開閉履歴ファイルのオープンのレコード(ドロア25の開を示すレコード)であるか又は元々操作履歴ファイルのレコードであった場合には、ステップS69においてNOであると判定されて、処理はステップS77に進む。上述の例では、即ち図7(a)の中間マージファイルの5行目にポインタが移行した例では、5行目のレコードはオープンのレコードであるので、ステップS69においてNOであると判定されて、処理はステップS77に進む。
In step S68, the
If the record does not exist, it is determined as NO in Step S68, and the process proceeds to Step S76 in FIG. However, the processing after step S76 will be described later.
On the other hand, if a record exists, it is determined as YES in step S68, and the process proceeds to step S69.
In step S69, the
If the read record is originally an open record of the drawer opening / closing history file (record indicating opening of the drawer 25) or an original operation history file record, it is determined as NO in step S69. The process proceeds to step S77. In the above example, that is, in the example in which the pointer moves to the fifth line of the intermediate merge file in FIG. 7A, the record on the fifth line is an open record, so it is determined as NO in step S69. The process proceeds to step S77.
ステップS77において、異常検出部123は、読み込んだレコードがファンクションのレコードか否かを判定する。
読み込んだレコードが、ファンクションのレコードであった場合には、ステップS77においてYESであると判定されて、処理はステップS78に進む。ただし、ステップS78以降の処理は後述する。
これに対して、読み込んだレコードが、クローズのレコードでもなく(ステップS69においてNOであると判定済み)、ファンクションのレコードでもなかった場合には、即ちオープンのレコードであった場合には、ステップS77においてNOであると判定されて、処理はステップS67に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
上述の例では、即ち図7(a)の中間マージファイルの5行目にポインタが移行した例では、5行目のレコードはオープンのレコードであるので、ステップS77においてNOであると判定されて、処理はステップS67に戻される。この場合、図7(a)の中間マージファイルの6行目にポインタが移行し(ステップS67)、レコードが存在するが(ステップS68YES)、「現金」のファンクションのレコードであるので、ステップS77においてYESであると判定されて、処理はステップS78に進む。
In step S77, the
If the read record is a function record, it is determined as YES in step S77, and the process proceeds to step S78. However, the processing after step S78 will be described later.
On the other hand, if the read record is not a closed record (NO in step S69) and is not a function record, that is, if it is an open record, step S77 is executed. In step S67, the process returns to step S67, and the subsequent processes are repeated.
In the above example, that is, in the example in which the pointer moves to the fifth line of the intermediate merge file in FIG. 7A, the record on the fifth line is an open record, so it is determined as NO in step S77. The processing is returned to step S67. In this case, the pointer moves to the sixth line of the intermediate merge file in FIG. 7A (step S67), and there is a record (YES in step S68). If it is determined as YES, the process proceeds to step S78.
ステップS78において、異常検出部123は、前ファンクションと現ファンクションとの各レコードの時刻の差が、ドロアオープン許可時間を超えているか否かを判定する。
即ち、ステップS78の判定処理は、前ファンクションから、ドロア25が閉まらずに(ステップS69NO参照)開放状態を維持したまま、現ファンクションが実行されたものと把握することできる。従って、前ファンクションと現ファンクションとの各レコードの時刻の差が、ドロア25の開放状態の維持時間を示している。このドロア25の開放状態の維持時間が、ドロアオープン許可時間を超えているか否かが判定される。
In step S78, the
That is, the determination process in step S78 can be understood from the previous function that the current function has been executed while the
ドロア25の開放状態の維持時間がドロアオープン許可時間を超えていない場合、ドロアオープン異常時間が発生していないので、ステップS78においてNOであると判定されて、処理はステップS65に戻され、それ以降の処理が繰り返される。即ち、現ファンクションについてのドロアオープン許可時間が探索され、当該ドロアオープン許可時間に基づいて、ドロアオープン異常時間の有無が検出される。
If the maintenance time of the
これに対して、ドロア25の開放状態の維持時間がドロアオープン許可時間を超えている場合、ドロアオープン異常時間が発生していることになるので、ステップS78においてYESであると判定されて、処理はステップS79に進む。
ステップS79において、異常検出部123は、異常時間検出回数iを1だけインクリメントする(i=i+1)。
ステップS80において、異常検出部123は、異常時間検出回数iが1であるか否かを判定する。
異常時間検出回数iが1である場合とは、ドロアオープン異常時間の検出が初回であることを意味する。このように異常時間検出回数iが1である場合には、ステップS80においてYESであると判定されて、処理はステップS81に進む。ステップS81において、異常情報出力制御部104は、印刷部24を制御して、検出されたドロアオープン異常時間をヘッダとともに印字する。即ち、ドロアオープン異常時間の検出が初回の場合には、初回に検出されたドロアオープン異常時間のみならず、ヘッダも印字される。
On the other hand, if the maintenance time of the
In step S79, the
In step S80, the
The case where the abnormal time detection count i is 1 means that the drawer open abnormal time is detected for the first time. Thus, when the abnormal time detection count i is 1, it is determined as YES in Step S80, and the process proceeds to Step S81. In step S81, the abnormality information
上述の例では、即ち図7(a)の中間マージファイルの4行目から6行目にポインタが移行した例では、前ファンクションと現ファンクションのレコードの時刻差は1分(09:22:02.11−209:21:02.112)になる。一方で、ドロアオープン許可時間は30秒である。従って、ドロアオープン異常時間が発生していることになるので、それが検出されて、ステップS78においてYESであると判定されて、処理はステップS79に進む。
そして、ステップS79において異常時間検出回数iが0から1に更新され、ステップS80においてYESであると判定されて、ステップS81の処理で、図11(a)に示すように、「ドロアオープン時間異常レポート」というヘッダとともに、「2011/3/12 09:21 伊藤 現金 ・・・60秒」というドロアオープン異常時間が印字される。
In the above example, that is, in the example in which the pointer moves from the 4th line to the 6th line of the intermediate merge file in FIG. 7A, the time difference between the previous function record and the current function record is 1 minute (09:22:02). 11-209: 21: 02.112). On the other hand, the drawer open permission time is 30 seconds. Therefore, since the drawer open abnormal time has occurred, it is detected, and it is determined as YES in Step S78, and the process proceeds to Step S79.
Then, the abnormal time detection count i is updated from 0 to 1 in step S79, and it is determined as YES in step S80. In the process of step S81, as shown in FIG. Along with the header “Report”, the drawer open abnormal time “2011/3/12 09:21 Ito Cash ... 60 seconds” is printed.
これに対して、異常時間検出回数iが1でない場合には、ドロアオープン異常時間の検出が2回目以降であることを意味する。従って、このような場合には、ステップS80においてNOであると判定されて、処理はステップS82に進む。ステップS82において、異常情報出力制御部104は、印刷部24を制御して、検出されたドロアオープン異常時間を印字する。即ち、ドロアオープン異常時間の検出が2回目以降の場合には、ヘッダの印字は不要であるので、検出されたドロアオープン異常時間のみが印字される。
On the other hand, when the abnormal time detection count i is not 1, it means that the drawer open abnormal time is detected for the second time or later. Therefore, in such a case, it is determined as NO in Step S80, and the process proceeds to Step S82. In step S82, the abnormality information
以上、中間マージファイルの時系列に並ぶレコードが、2つのファンクションの間に、クローズのレコードを挟まないパターンについての一連の処理について説明した。
次に、中間マージファイルの時系列に並ぶレコードが、2つのファンクションの間に、クローズのレコードを挟むパターンについての一連の処理について説明する。ただし、ステップS69に進むまでの処理は同様であるので、それらの説明は省略する。
In the foregoing, a series of processes for a pattern in which records arranged in a time series of an intermediate merge file do not sandwich a close record between two functions has been described.
Next, a series of processes for a pattern in which records arranged in a time series of an intermediate merge file sandwich a closed record between two functions will be described. However, since the process up to step S69 is the same, the description thereof is omitted.
ポインタが進んでクローズのレコードを指し示すようになると、ステップS69においてYESであると判定されて、処理はステップS70に進む。 When the pointer advances to point to a closed record, it is determined as YES in step S69, and the process proceeds to step S70.
ステップS70において、異常検出部123は、ファンクションとクローズとの各レコードの時刻の差が、ドロアオープン許可時間を超えているか否かを判定する。
即ち、ファンクションとクローズの時刻の差とは、ドロア25の開放状態の維持時間を示している。ステップS70の判定処理では、このドロア25の開放状態の維持時間が、ドロアオープン許可時間を超えているか否かが判定される。
In step S <b> 70, the
That is, the difference between the function and the closing time indicates the maintenance time of the
ドロア25の開放状態の維持時間がドロアオープン許可時間を超えていない場合、ドロアオープン異常時間が発生していないので、ステップS70においてNOであると判定されて、処理は図15のステップS75に進む。
ステップS75において、異常検出部123は、中間マージファイルにおけるポインタを1レコード分進め、処理をステップS62に戻し、それ以降の処理を繰り返す。
If the maintenance time of the
In step S75, the
これに対して、ドロア25の開放状態の維持時間がドロアオープン許可時間を超えている場合、ドロアオープン異常時間が発生していることになるので、ステップS70においてYESであると判定されて、処理はステップS71に進む。
なお、ステップS71乃至S74の各々の処理は、上述したステップS79乃至S82の各々の処理と同様であるため、ここではその説明は省略する。
On the other hand, when the maintenance time of the open state of the
Note that the processes of steps S71 to S74 are the same as the processes of steps S79 to S82 described above, and thus the description thereof is omitted here.
以上の処理が繰り返し実行されると、ポインタが進んでいき、中間マージファイルにおける最後のレコードの次(最後尾)に移行する。このような場合には、図15のステップS62においてNOであると判定されて、処理はステップS76に進む。
ステップS76において、主制御部101は、中間マージファイルを削除する。
これにより、ドロアオープン異常時間検出処理は終了となる。
When the above processing is repeatedly executed, the pointer advances and moves to the next (last) of the last record in the intermediate merge file. In such a case, it is determined as NO in Step S62 of FIG. 15, and the process proceeds to Step S76.
In step S76, the
Thereby, the drawer open abnormal time detection process is completed.
ここで、図17を参照して、図16のステップS65の許可時間探索処理について説明する。
図17は、図16のステップS65の許可時間探索処理の詳細な流れを説明するフローチャートである。
許可時間探索処理は、中間マージファイルからファンクションのレコードが読み込まれた場合に実行される(図15のステップS63及び図16のステップS64でYES)。
Here, with reference to FIG. 17, the permission time search process of step S65 of FIG. 16 will be described.
FIG. 17 is a flowchart illustrating a detailed flow of the permission time search process in step S65 of FIG.
The permission time search process is executed when a function record is read from the intermediate merge file (YES in step S63 in FIG. 15 and step S64 in FIG. 16).
ステップS101において、異常検出部123は、最大値をドロアオープン許可時間に設定する。即ち、最大値が初期設定値になる。
ステップS102において、異常検出部123は、基準情報記憶部131に記憶されたドロア開閉管理テーブルの先頭にポインタを配置する。
In step S101, the
In step S <b> 102, the
ステップS103において、異常検出部123は、ポインタの指し示す位置にレコードが存在するか否か判定する。
レコードが存在する場合は、ステップS103においてYESであると判定されて、処理はステップS104に進む。ステップS104において、異常検出部123は、ドロア開閉管理テーブルにおけるポインタが指し示す位置のレコードを読み込む。
In step S103, the
If a record exists, it is determined as YES in step S103, and the process proceeds to step S104. In step S104, the
ステップS105において、異常検出部123は、ステップS63の処理で中間マージンファイルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせと、ステップS104の処理でドロア開閉管理テーブルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせが一致するか否かを判定する。
In step S105, the
一致しない場合には、ステップS104の処理で読み込まれたレコードには、目的のドロアオープン許可時間が含まれていないので、ステップS105においてNOであると判定されて、処理はステップS106に進む。
ステップS106において、異常検出部123は、ポインタの位置を1レコード分進める。その後、処理はステップS103に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
即ち、ステップS103(YES),S104,S105(NO),S106のループ処理が繰り返され、ポインタが順次移行していく。
そして、ステップS63の処理で中間マージンファイルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせと、ステップS104の処理でドロア開閉管理テーブルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせが一致した場合には、ステップS105においてYESであると判定されて、処理はステップS107に進む。
If they do not match, the record read in the process of step S104 does not include the target drawer open permission time, so it is determined as NO in step S105, and the process proceeds to step S106.
In step S106, the
That is, the loop processing of steps S103 (YES), S104, S105 (NO), and S106 is repeated, and the pointers are shifted sequentially.
If the combination of the operator and the function in the record read from the intermediate margin file in step S63 matches the combination of the operator and the function in the record read from the drawer open / close management table in step S104, In step S105, it is determined as YES, and the process proceeds to step S107.
ステップS107において、異常検出部123は、ステップS104の処理でドロア開閉管理テーブルから読み込んだレコードにおいて、オペレータに割り当てられたドロアオープン許可時間を設定する。これにより許可時間探索処理は終了となる。
なお、上述のループ処理が繰り返している最中に、ポインタが最後まで移行して、読み出し可能なレコードが存在しなくなった場合にも、ステップS103においてNOであると判定されて、許可時間探索処理は終了となる。
許可時間探索処理が終了すると、即ち、図16のドロアオープン異常時間検出処理のステップS65の処理が終了すると、処理はステップS66に進む。
In step S107, the
Even when the above-described loop processing is repeated and the pointer moves to the end and there is no record that can be read, it is determined as NO in step S103, and the permitted time search processing is performed. Ends.
When the permission time search process ends, that is, when the process of step S65 of the drawer open abnormal time detection process of FIG. 16 ends, the process proceeds to step S66.
以上、図13のドロア異常検出処理のうち、ステップS23のドロアオープン異常時間検出処理について説明した。
このようなドロアオープン異常回数検出処理が終了すると、処理は図13のステップS24のドロアオープン異常回数検出処理に進む。
In the above, the drawer open abnormality time detection process of step S23 was demonstrated among the drawer abnormality detection processes of FIG.
When such a drawer open abnormality number detection process is completed, the process proceeds to a drawer open abnormality number detection process in step S24 of FIG.
そこで、図18を参照して、ドロアオープン異常回数検出処理について説明する。
図18は、図13のドロア異常検出処理のうちステップS24のドロアオープン異常回数検出処理の詳細な流れの一例を説明するフローチャートである。
Accordingly, with reference to FIG. 18, the drawer open abnormality frequency detection process will be described.
FIG. 18 is a flowchart for explaining an example of a detailed flow of the drawer open abnormality frequency detection process of step S24 in the drawer abnormality detection process of FIG.
ステップS121において、履歴情報取得部121は、操作履歴情報記憶部132に記憶された操作履歴ファイルのレコード(操作履歴情報)をオペレータ別に読み込む。
ステップS122において、履歴情報取得部121は、ファンクション別にレコード件数を集計する。
ステップS123において、履歴情報取得部121は、集計したオペレータ別ファンクション別レコード件数を、回数集計ファイル(図7(b)参照)として統合履歴情報記憶部134に保存する。
In step S <b> 121, the history
In step S122, the history
In step S123, the history
ステップS124において、異常検出部123は、回収集計ファイルの先頭にポインタを配置する。
ステップS125において、異常検出部123は、異常回数検出回数jを0に設定する。
In step S124, the
In step S125, the
ステップS126において、異常検出部123は、回数集計ファイルにおいてポインタの示す位置にレコードが存在するか否かを判定する。
レコードが存在しない場合には、ステップS126においてNOであると判定されて、処理はステップS136に進む。ただし、ステップS136以降の処理については後述する。
これに対して、レコードが存在する場合には、ステップS126においてYESであると判定されて、処理はステップS127に進む。
ステップS127において、異常検出部123は、ポインタが指し示すレコードを回数集計ファイルから読み込む。
具体的には例えば、図7(b)の回数集計ファイルにおいて、上から1行目の位置にポイントが配置されているものとする。この場合、異常検出部123は、1行目のレコード、即ち、「両替」のファンクションでオペレータが「伊藤」についての、ドロア25の開閉の発生回数は「15回」であることを示すレコードを読み込む。
In step S126, the
If the record does not exist, NO is determined in step S126, and the process proceeds to step S136. However, the processing after step S136 will be described later.
On the other hand, if a record exists, it is determined as YES in step S126, and the process proceeds to step S127.
In step S127, the
Specifically, for example, it is assumed that a point is arranged at the position of the first line from the top in the number counting file of FIG. In this case, the
ステップS128において、異常検出部123は、ステップS127の処理で読み込んだレコードに対応するオペレータ及びファンクションについての、ドロアオープン許可回数をドロア開閉管理テーブルから探索する。
なお、このようなステップS128の一連の処理を、以下、「許可回数探索処理」と呼ぶ。許可回数探索処理の詳細については、図19を参照して後述する。
例えば上述の例、即ち図7(b)の集計回数ファイルの1行目のレコードが読み込まれた例では、「両替」のファンクションとオペレータが「伊藤」という組み合わせのため、図8のドロア開閉管理テーブルの3行目から、ドロアオープン許可回数が10回であることが探索される。
In step S128, the
Such a series of processing in step S128 is hereinafter referred to as “permission count search processing”. Details of the permitted number search process will be described later with reference to FIG.
For example, in the above-described example, that is, in the example in which the record in the first line of the counting number file in FIG. 7B is read, the drawer change management in FIG. 8 is performed because the “exchange” function and the operator are “Ito”. It is searched from the third row of the table that the drawer open permission count is 10 times.
ステップS129において、異常検出部123は、ドロアオープン許可回数が最大値か否かを判定する。
In step S129, the
ドロアオープン許可回数が最大値であることは、ステップS127の処理で読み込んだレコードに対応するオペレータ及びファンクションの組み合わせについては、ドロア25の開閉回数に制限がないことを意味する。このような場合には、ステップS129においてYESであると判定されて、処理はステップS135に進む。
ステップS135において、異常検出部123は、ポインタを1レコード分進める。その後、処理はステップS126に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
That the drawer open permission count is the maximum value means that there is no limit to the number of times the
In step S135, the
これに対して、ドロアオープン許可時間が最大値でない場合には、ステップS129においてNOであると判定されて、処理はステップS130に進む。 On the other hand, when the drawer open permission time is not the maximum value, it is determined as NO in Step S129, and the process proceeds to Step S130.
ステップS130において、異常検出部123は、レコードの発生回数がドロアオープン許可回数を超えているか否かを判定する。
レコードの発生回数がドロアオープン許可回数を超えていない場合、ドロアオープン異常回数が発生していないので、ステップS130においてNOであると判定されて、処理はステップS135に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
In step S130, the
If the number of occurrences of the record does not exceed the number of times that the drawer is permitted to open, since the number of times when the drawer is open is not occurring, it is determined NO in step S130, and the process returns to step S135. Repeated.
これに対して、レコードの発生回数がドロアオープン許可回数を超えている場合、ドロアオープン異常回数が発生していることになるので、ステップS130においてYESであると判定されて、処理はステップS131に進む。
ステップS131において、異常検出部123は、異常回数検出回数jを1だけインクリメントする(j=j+1)。
ステップS132において、異常検出部123は、異常回数検出回数jが1であるか否かを判定する。
異常回数検出回数jが1である場合とは、ドロアオープン異常回数の検出が初回であることを意味する。このように異常回数検出回数jが1である場合には、ステップS132においてYESであると判定されて、処理はステップS133に進む。
ステップS133において、異常情報出力制御部104は、印刷部24を制御して、検出されたドロアオープン異常回数をヘッダとともに印字する。即ち、ドロアオープン異常回数の検出が初回の場合には、初回に検出されたドロアオープン異常回数のみならず、ヘッダも印字される。
On the other hand, if the number of occurrences of the record exceeds the number of permitted drawer opens, the number of abnormal drawer opens has occurred, so it is determined as YES in step S130, and the process proceeds to step S131. move on.
In step S131, the
In step S <b> 132, the
The case where the number of abnormal times detection j is 1 means that the detection of the number of drawer open abnormal times is the first time. As described above, when the abnormality frequency detection count j is 1, it is determined as YES in Step S132, and the process proceeds to Step S133.
In step S133, the abnormality information
上述の例では、即ち図7(b)の集計回数ファイルの1行目にポインタがある例では、レコードの発生回数は15回になる。一方で、ドロアオープン許可回数は10回である。従って、ドロアオープン異常回数が発生していることになるので、それが検出されて、ステップS130においてYESであると判定されて、処理はステップS131に進む。
そして、ステップS131において異常回数検出回数jが0から1に更新され、ステップS132においてYESであると判定されて、ステップS133の処理で、図11(b)に示すように、「ドロアオープン回数異常レポート」というヘッダとともに、「2011/3/12 伊藤 両替 15」というドロアオープン異常回数が印字される。
In the above example, that is, in the example in which the pointer is on the first line of the total number file in FIG. On the other hand, the drawer open permission count is 10 times. Therefore, since the number of drawer open abnormalities has occurred, it is detected, and it is determined as YES in Step S130, and the process proceeds to Step S131.
In step S131, the number of abnormal times detection j is updated from 0 to 1, and in step S132, it is determined to be YES. In the process of step S133, as shown in FIG. Along with the header “Report”, the number of drawer open abnormal times “2011/3/12
これに対して、異常回数検出回数jが1でない場合には、ドロアオープン異常回数の検出が2回目以降であることを意味する。従って、このような場合には、ステップS132においてNOであると判定されて、処理はステップS134に進む。ステップS134において、異常情報出力制御部104は、印刷部24を制御して、検出されたドロアオープン異常回数を印字する。即ち、ドロアオープン異常回数の検出が2回目以降の場合には、ヘッダの印字は不要であるので、検出されたドロアオープン異常回数のみが印字される。
On the other hand, when the number of times of abnormality detection j is not 1, it means that the detection of the number of times of drawer open abnormality is the second time or later. Therefore, in such a case, it is determined as NO in Step S132, and the process proceeds to Step S134. In step S134, the abnormality information
以上の処理が繰り返し実行されると、ポインタが進んでいき、回数集計ファイルにおける最後のレコードの次(最後尾)に移行する。このような場合には、ステップS126においてNOであると判定されて、処理はステップS136に進む。
ステップS136において、主制御部101は、回数集計ファイルを削除する。
これにより、ドロアオープン異常回数検出処理は終了となる。
When the above processing is repeatedly executed, the pointer advances and moves to the next (last) of the last record in the number counting file. In such a case, it is determined as NO in Step S126, and the process proceeds to Step S136.
In step S136, the
As a result, the drawer open abnormality number detection process is completed.
ここで、図19を参照して、図18のステップS128の許可回数探索処理について説明する。
図19は、図18のステップS128の許可回数探索処理の詳細な流れを説明するフローチャートである。
許可回数探索処理は、回数集計ファイルからレコードが読み込まれた場合に実行される(ステップS127参照)。
Here, with reference to FIG. 19, the permitted number searching process in step S128 of FIG. 18 will be described.
FIG. 19 is a flowchart for explaining the detailed flow of the permitted number search process in step S128 of FIG.
The permitted number searching process is executed when a record is read from the number counting file (see step S127).
ステップS151において、異常検出部123は、最大値をドロアオープン許可回数に設定する。即ち、最大値が初期設定値になる。
ステップS152において、異常検出部123は、基準情報記憶部131に記憶されたドロア開閉管理テーブルの先頭にポインタを配置する。
In step S151, the
In step S152, the
ステップS153において、異常検出部123は、ポインタの指し示す位置にレコードが存在するか否か判定する。
レコードが存在する場合は、ステップS153においてYESであると判定されて、処理はステップS154に進む。ステップS154において、異常検出部123は、ドロア開閉管理テーブルにおけるポインタが指し示す位置のレコードを読み込む。
In step S153, the
If the record exists, it is determined as YES in Step S153, and the process proceeds to Step S154. In step S154, the
ステップS155において、異常検出部123は、ステップS127の処理で回数集計ファイルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせと、ステップS154の処理でドロア開閉管理テーブルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせが一致するか否かを判定する。
In step S155, the
一致しない場合には、ステップS154の処理で読み込まれたレコードには、目的のドロアオープン許可回数が含まれていないので、ステップS155においてNOであると判定されて、処理はステップS156に進む。
ステップS156において、異常検出部123は、ポインタの位置を1レコード分進める。その後、処理はステップS153に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
即ち、ステップS153(YES),S154,S155(NO),S156のループ処理が繰り返され、ポインタが順次移行していく。
そして、ステップS155の処理で集計回数ファイルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせと、ステップS154の処理でドロア開閉管理テーブルから読み込んだレコードにおけるオペレータとファンクションとの組み合わせが一致した場合には、ステップS155においてYESであると判定されて、処理はステップS157に進む。
If they do not match, the record read in the process of step S154 does not include the target drawer open permission count, so it is determined NO in step S155, and the process proceeds to step S156.
In step S156, the
That is, the loop processing of steps S153 (YES), S154, S155 (NO), and S156 is repeated, and the pointers are sequentially shifted.
If the combination of the operator and the function in the record read from the count number file in the process of step S155 matches the combination of the operator and the function in the record read from the drawer open / close management table in the process of step S154, In step S155, it is determined as YES, and the process proceeds to step S157.
ステップS157において、異常検出部123は、ステップS154の処理でドロア開閉管理テーブルから読み込んだレコードにおいて、オペレータに割り当てられたドロアオープン許可回数を設定する。これにより許可回数探索処理は終了となる。
なお、上述のループ処理が繰り返している最中に、ポインタが最後まで移行して、読み出し可能なレコードが存在しなくなった場合にも、ステップS153においてNOであると判定されて、許可回数探索処理は終了となる。
許可回数探索処理が終了すると、即ち、図18のドロアオープン異常回数検出処理のステップS128の処理が終了すると、処理はステップS129に進む。
In step S157, the
Even when the pointer moves to the end while the above loop processing is being repeated and there is no record that can be read, it is determined as NO in step S153, and the permitted number search processing is performed. Ends.
When the permitted number search process ends, that is, when the process of step S128 of the drawer open abnormality number detection process of FIG. 18 ends, the process proceeds to step S129.
以上説明したように、売上データ処理装置10は、「現金」、「釣銭準備」、「両替」等、客から受け取った代金をドロア25に収納したり、客に渡す釣銭をドロア25から引き出す必要のあるファンクションが実行されると、ドロア25を自動的に開放する。ただし、開放されたドロア25は、自動的に閉じずに、オペレータの手動操作により閉じられる。
As described above, the sales
このようなファンクションに伴うドロア25の開閉は短時間であり、開閉回数も頻繁でないことから、ドロア25の開放時間が長時間であった場合や、ドロア25の開閉回数が多数回であった場合には、ドロア25から不正に現金が引き出された疑いがある。
そこで、オペレータ毎かつファンクション毎に要する、ドロア25の標準的開放時間(ドロアオープン許可時間)及び標準的開閉回数(ドロアオープン許可回数)が予め設定されている。売上データ処理装置10は、このドロア25の標準的な開放時間及び標準的な開閉回数の各々と、オペレータが実際にファンクションを実行した場合の操作履歴である開放時間及び開閉回数の各々とを比較して、その比較の結果に基づいて、ドロア25から不正に現金が引き出された疑いがある操作履歴を、異常なドロア操作として検出する。
Since the opening and closing of the
Therefore, the standard opening time (drawer open permission time) and standard opening / closing frequency (drawer open permission times) of the
具体的には、オペレータによる操作を受けてドロア25を開放させる売上データ処理装置10に対して、ドロア25から不正に現金が引き出された疑いがある操作を、異常なドロア操作として検出するドロア異常検出装置が、売上データ処理装置10に内蔵されている。
このドロア異常検出装置は、履歴情報取得部121と、基準情報取得部122と、異常検出部123と、を備えている。
履歴情報取得部121は、売上データ処理装置10に対する各操作(各ファンクション)の履歴を取得する。
基準情報取得部122は、ドロア25を開放させる操作毎(ファンクション毎)に予め設定された標準操作の基準(ドロアオープン許可時間及びドロアオープン許可回数)のうち、履歴から特定される操作についての標準操作の基準を取得する。
異常検出部123は、履歴から特定される操作毎に、基準情報取得部122により取得された標準操作の基準との差異を求め、所定以上の差異がある場合には異常なドロア操作として検出する。
このようにして、ドロア25から不正に現金が引き出された疑いのある売上データ処理装置10の操作履歴を、ドロア25の異常操作として適切に、かつ高精度で、効率的に検出することが可能になる。
Specifically, a drawer abnormality that detects, as an abnormal drawer operation, an operation that is suspected of illegally withdrawing cash from the
This drawer abnormality detection device includes a history
The history
The reference
The
In this way, the operation history of the sales
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。 In addition, this invention is not limited to the above-mentioned embodiment, The deformation | transformation in the range which can achieve the objective of this invention, improvement, etc. are included in this invention.
例えば本実施形態では、売上データ処理装置の各機能は、本実施形態では1の筺体に収められていたが、特にこの必要はなく、分散させてもよい。
特に、基準情報記憶部131乃至統合履歴情報記憶部134の少なくとも一部は、売上データ処理装置10の記憶部40に設ける必要は特になく、売上データ処理装置10の外部の装置(サーバ等)に設けるようにしてもよい。
For example, in the present embodiment, each function of the sales data processing apparatus is housed in one housing in the present embodiment, but this is not particularly necessary and may be distributed.
In particular, at least a part of the reference
また、基準情報記憶部131にドロアオープン許可時間、ドロアオープン許可回数が存在しない場合は、基準情報記憶部131のオペレータ毎、ファンクション毎の操作履歴情報から、過去の平均的なドロア25の開放時間及びドロア25の開閉回数を算出し、ドロアオープン許可時間、ドロアオープン許可回数として取得するようにしてもよい。
上述の実施形態では、本発明が適用される売上データ処理装置10を例として説明したが、特にこれに限定されない。例えば、本発明は、ドロア25を有する電子機器一般に適用することができる。
In addition, when the drawer open permission time and the number of drawer open permission times do not exist in the reference
In the above-described embodiment, the sales
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
The series of processes described above can be executed by hardware or can be executed by software.
In other words, the functional configuration of FIG. 3 is merely an example, and is not particularly limited. That is, it is sufficient if a function capable of executing the above-described series of processes as a whole is provided, and what functional block is used to realize this function is not particularly limited to the example of FIG.
In addition, one functional block may be constituted by hardware alone, software alone, or a combination thereof.
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
When a series of processing is executed by software, a program constituting the software is installed on a computer or the like from a network or a recording medium.
The computer may be a computer incorporated in dedicated hardware. The computer may be a computer capable of executing various functions by installing various programs, for example, a general-purpose personal computer.
このようなプログラムを含む記録媒体は、オペレータにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図3のリムーバブルメディア71により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でオペレータに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア71は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でオペレータに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM32や、記憶部40に含まれるハードディスク等で構成される。
The recording medium containing such a program is not only constituted by the
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
In the present specification, the step of describing the program recorded on the recording medium is not limited to the processing performed in time series along the order, but is not necessarily performed in time series, either in parallel or individually. The process to be executed is also included.
Further, in the present specification, the term “system” means an overall apparatus configured by a plurality of devices, a plurality of means, and the like.
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 As mentioned above, although several embodiment of this invention was described, these embodiment is only an illustration and does not limit the technical scope of this invention. The present invention can take other various embodiments, and various modifications such as omission and replacement can be made without departing from the gist of the present invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention described in this specification and the like, and are included in the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
オペレータによる操作を受けてドロアを開放させる売上データ処理装置であって、
オペレータによる操作の履歴を取得する履歴取得手段と、
前記ドロアを開放させる操作毎に予め設定された標準操作の基準のうち、前記履歴から特定される操作についての前記標準操作の基準を取得する基準情報取得手段と、
前記履歴から特定される前記操作毎に、前記基準情報取得手段により取得された前記標準操作の基準との差異を求め、所定以上の差異がある場合には異常なドロア操作として検出する異常検出手段と、
を備えることを特徴とする売上データ処理装置。
[付記2]
前記履歴には、前記売上データ処理装置に対する操作の操作時間を含み、
前記標準操作の基準は、操作毎に設定された標準的操作時間を含み、
前記異常検出手段は、前記履歴から特定される各操作の中に、前記操作時間が前記標準的操作時間より一定以上長い時間を要した操作が存在する場合、異常なドロア操作として検出する、
ことを特徴とする付記1に記載の売上データ処理装置。
[付記3]
前記履歴には、前記オペレータによる操作の操作回数を含み、
前記標準操作の基準は、操作毎に設定された標準的操作回数を含み、
前記異常検出手段は、前記履歴から特定される各操作の中に、前記操作回数が前記標準的操作回数より一定以上多い操作が存在する場合、異常なドロア操作として検出する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の売上データ処理装置。
[付記4]
複数のオペレータのうち所定のオペレータによるログイン操作を受け付け、
前記操作毎に予め設定された前記標準操作の基準は、前記複数のオペレータ毎にそれぞれ設定されており、
前記履歴取得手段は、前記ログイン操作をした前記所定のオペレータによる操作の履歴を取得し、
前記基準情報取得手段は、前記ログイン操作をした前記所定のオペレータについての、前記標準操作の基準を取得し、
前記異常検出手段は、前記ログイン操作をした前記所定のオペレータについて、前記履歴から特定される前記操作毎に前記標準操作の基準との差異を求め、所定以上の差異がある場合には前記ドロアの異常として検出する、
ことを特徴とする付記1乃至3のうち何れか1つに記載の売上データ処理装置。
[付記6]
コンピュータを、
オペレータによる操作を受けてドロアを開放させる売上データ処理装置に対する、オペレータによる操作の履歴を取得する履歴取得手段、
前記ドロアを開放させる操作毎に予め設定された標準操作の基準のうち、前記履歴から特定される操作についての前記標準操作の基準を取得する基準情報取得手段、
前記履歴から特定される前記操作毎に、前記基準情報取得手段により取得された前記標準操作の基準との差異を求め、所定以上の差異がある場合には異常なドロア操作として検出する異常検出手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
The invention described in the scope of claims at the beginning of the filing of the present application will be appended.
[Appendix 1]
A sales data processing device that opens a drawer in response to an operation by an operator,
A history acquisition means for acquiring a history of operations by the operator;
Reference information acquisition means for acquiring the standard operation standard for the operation specified from the history among the standard operation standards preset for each operation for opening the drawer;
Abnormality detection means for obtaining a difference from the standard operation reference acquired by the reference information acquisition means for each operation specified from the history, and detecting an abnormal drawer operation when there is a difference greater than or equal to a predetermined value When,
A sales data processing apparatus comprising:
[Appendix 2]
The history includes an operation time of an operation on the sales data processing device,
The standard operation standard includes a standard operation time set for each operation,
The abnormality detection means detects an abnormal drawer operation when there is an operation requiring a certain time longer than the standard operation time in each operation specified from the history.
The sales data processing apparatus according to
[Appendix 3]
The history includes the number of operations performed by the operator,
The standard operation standard includes a standard operation frequency set for each operation,
The abnormality detection means detects an abnormal drawer operation when there is an operation in which the number of operations is greater than or equal to the standard number of operations in each operation identified from the history.
The sales data processing device according to
[Appendix 4]
Accept login operation by a predetermined operator among multiple operators,
The standard operation standard set in advance for each operation is set for each of the plurality of operators,
The history acquisition means acquires a history of operations by the predetermined operator who performed the login operation,
The reference information acquisition means acquires the standard operation reference for the predetermined operator who performed the login operation,
The abnormality detection means obtains a difference from the standard operation standard for each of the operations specified from the history for the predetermined operator who has performed the login operation. Detect as abnormal,
The sales data processing device according to any one of
[Appendix 6]
Computer
A history acquisition means for acquiring a history of operation by the operator for the sales data processing device that opens the drawer in response to the operation by the operator,
Reference information acquisition means for acquiring the standard operation standard for the operation specified from the history among the standard operation standards set in advance for each operation for opening the drawer;
Abnormality detection means for obtaining a difference from the standard operation reference acquired by the reference information acquisition means for each operation specified from the history, and detecting an abnormal drawer operation when there is a difference greater than or equal to a predetermined value ,
A program characterized by functioning as
10・・・売上データ処理装置、21・・・数字キー、22・・・ファンクションキー、23・・・表示部、24・・・印刷部、25・・・ドロア、31・・・CPU、32・・・ROM、33・・・RAM、34・・・バス、35・・・入出力インターフェース、36・・・入力部、37・・・出力部、38・・・ドロア制御部、39・・・センサ部、40・・・記憶部、41・・・通信部、42・・・ドライブ、71・・・リムーバブルメディア、101・・・主制御部、102・・・履歴情報生成部、103・・・ドロア異常検出部、104・・・異常情報出力制御部、111・・・操作履歴情報取得部、112・・・開閉履歴情報生成部、121・・・開閉履歴情報取得部、122・・・基準情報取得部、123・・・異常検出部、131・・・基準情報記憶部、132・・・操作履歴情報記憶部、133・・・開閉履歴情報記憶部、134・・・統合履歴情報取得部
DESCRIPTION OF
本発明は、データ処理装置及びプログラムに関する。 The present invention relates to data processing apparatus and program.
本発明の課題は、操作者による個別操作に付随する特定動作の動作状態を判定できるようにすることである。 An object of the present invention is to make it possible to determine an operation state of a specific operation accompanying an individual operation by an operator .
請求項1は、操作者による操作に応じて操作対応のデータ処理を行うデータ処理装置であって、複数の操作種の内での何れかの操作種による個別操作を行う際に、当該個別操作に付随する所定の特定動作の動作状態情報を取得する第1取得手段と、複数の操作種毎にその操作種の操作を行う際に付随する前記特定動作の動作状態の判定基準情報が予め対応付けて記憶される記憶手段を参照することで、前記個別操作の操作種に対応する前記特定動作の判定基準情報を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段で取得した前記特定動作の動作状態情報と、前記第2取得手段で取得した前記個別操作の操作種対応の前記特定動作の判定基準情報と、を比較する比較手段と、前記比較手段での比較結果に応じた出力を行う出力手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項3は、操作者による操作に応じて操作対応のデータ処理を行うデータ処理装置であって、複数の操作者の内での何れかの操作者による個別操作を行われた場合には、当該操作者による当該個別操作に付随する特定動作の動作状態情報を取得する第1取得手段と、複数の操作者毎であって前記個別操作に付随する特定動作の動作状態の判定基準情報が予め対応付けて記憶される記憶手段を参照することで、前記操作者に対応する前記特定動作の判定基準情報を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段で取得した前記特定動作の動作状態情報と、前記第2取得手段で取得した前記操作者対応の前記特定動作の判定基準情報と、を比較する比較手段と、前記比較手段での比較結果に応じた出力を行う出力手段と、を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
本発明によれば、操作者による個別操作に付随する特定動作の動作状態を判定することができる。
According to the present invention, it is possible to determine an operation state of a specific operation accompanying an individual operation by an operator .
Claims (4)
オペレータによるドロアを開放させる複数種の操作毎に各操作の操作時間の履歴を取得する履歴取得手段と、
前記ドロアを開放させる複数種の操作毎に予め設定された標準的操作時間のうち、前記履歴から特定される前記複数種の操作に対応する前記標準的操作時間を取得する基準情報取得手段と、
前記履歴から特定される前記複数種の操作毎に、前記各操作の操作時間と、前記基準情報取得手段により取得された前記標準的操作時間との差異を求め、前記履歴から特定される各操作の中に、前記操作時間が前記標準的操作時間より一定以上長い時間を要した操作が存在する場合、異常なドロア操作として検出する異常検出手段と、
を備える売上データ処理装置。 A sales data processing device that opens a drawer in response to an operation by an operator,
A history acquisition means for acquiring a history of operation times of each operation for each of a plurality of types of operations for releasing a drawer by an operator;
Reference information acquisition means for acquiring the standard operation time corresponding to the plurality of types of operations specified from the history among the standard operation times preset for each of the plurality of types of operations for opening the drawer;
For each of the plurality of types of operations specified from the history, each operation specified from the history is obtained by obtaining a difference between the operation time of each operation and the standard operation time acquired by the reference information acquisition unit. Among these, when there is an operation that requires a certain time longer than the standard operation time, the abnormality detection means for detecting as an abnormal drawer operation,
A sales data processing apparatus.
前記ドロアを開放させる操作毎に予め設定された標準操作の基準は、操作毎に設定された標準的操作回数を含み、
前記異常検出手段は、前記履歴から特定される各操作の中に、前記操作回数が前記標準的操作回数より一定以上多い操作が存在する場合、異常なドロア操作として検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。 The history includes the number of operations performed by the operator,
The standard operation standard preset for each operation for opening the drawer includes the standard operation times set for each operation,
The abnormality detection means detects an abnormal drawer operation when there is an operation in which the number of operations is greater than or equal to the standard number of operations in each operation identified from the history.
The sales data processing apparatus according to claim 1, wherein:
前記ドロアを開放させる操作毎に予め設定された標準操作の基準は、前記複数のオペレータ毎にそれぞれ設定されており、
前記履歴取得手段は、前記ログイン操作をした前記所定のオペレータによる操作の履歴を取得し、
前記基準情報取得手段は、前記ログイン操作をした前記所定のオペレータについての、前記標準操作の基準を取得し、
前記異常検出手段は、前記ログイン操作をした前記所定のオペレータについて、前記履歴から特定される前記操作毎に前記標準操作の基準との差異を求め、所定以上の差異がある場合には前記ドロアの異常として検出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。 Accept login operation by a predetermined operator among multiple operators,
The standard operation standard set in advance for each operation for opening the drawer is set for each of the plurality of operators.
The history acquisition means acquires a history of operations by the predetermined operator who performed the login operation,
The reference information acquisition means acquires the standard operation reference for the predetermined operator who performed the login operation,
The abnormality detection means obtains a difference from the standard operation standard for each of the operations specified from the history for the predetermined operator who has performed the login operation. Detect as abnormal,
The sales data processing apparatus according to claim 1 or 2, characterized in that
前記コンピュータを、
前記オペレータによるドロアを開放させる複数種の操作毎に各操作の操作時間の履歴を取得する履歴取得手段、
前記ドロアを開放させる複数種の操作毎に予め設定された標準的操作時間のうち、前記履歴から特定される前記複数種の操作に対応する前記標準的操作時間を取得する基準情報取得手段、
前記履歴から特定される前記複数種の操作毎に、前記各操作の操作時間と、前記基準情報取得手段により取得された前記標準的操作時間との差異を求め、前記履歴から特定される各操作の中に、前記操作時間が前記標準的操作時間より一定以上長い時間を要した操作が存在する場合、異常なドロア操作として検出する異常検出手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。 A program for controlling a computer of a sales data processing apparatus that opens a drawer in response to an operation by an operator,
The computer,
History acquisition means for acquiring a history of operation times of each operation for each of a plurality of types of operations for opening the drawer by the operator;
Reference information acquisition means for acquiring the standard operation time corresponding to the plurality of types of operations specified from the history among the standard operation times set in advance for each of the plurality of types of operations for opening the drawer.
For each of the plurality of types of operations specified from the history, each operation specified from the history is obtained by obtaining a difference between the operation time of each operation and the standard operation time acquired by the reference information acquisition unit. An abnormality detecting means for detecting as an abnormal drawer operation when there is an operation that requires a certain time longer than the standard operation time.
A computer-readable program designed to function as a computer.
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