JP2015212198A - シートの搬送巻取り機構、画像記録装置、シート先端の固定機構、及びシートの搬送巻取り方法 - Google Patents

シートの搬送巻取り機構、画像記録装置、シート先端の固定機構、及びシートの搬送巻取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成でシートの斜行を補正する。
【解決手段】シートの搬送巻取り機構13は、シート1をニップしながら搬送する搬送ローラ対8と、シート1を巻き取る巻取り装置12と、巻取り装置12に取り付けられ、シート1の搬送方向における両側縁部の先端を挟持して巻取り装置12に保持させる一対のグリップ部材31と、搬送ローラ対8と巻取り装置12を制御する制御部と、を有している。一対のグリップ部材31を結ぶ直線は搬送ローラ対8の軸線と平行である。搬送ローラ対8は一対のグリップ部材31よりも大きなニップ力を有している。制御部は搬送ローラ対8がシート1をニップし一対のグリップ部材31がシート1の両側縁部1cの先端1dを挟持した後、搬送ローラ対8と一対のグリップ部材31の間にあるシート1に張力が掛かるように、搬送ローラ対8及び巻き取り装置12を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロール状のシートの搬送巻取り機構とこれを備えた画像記録装置、ロール状のシートの搬送巻取り機構におけるシート先端の固定機構、及びにロール状のシートの搬送巻取り方法に関する。
従来、ロール状の被記録媒体を取り扱うプリンタやプロッタなどの画像記録装置において、記録された被記録媒体の折れや、画像の汚損等を回避するために、排出された被記録媒体を巻き取る巻取り装置が用いられている。この巻取り装置では、例えば被記録媒体の巻き取りを行う巻取り軸に、被記録媒体の先端を粘着テープで固定してから、巻き取りが行われている。
ロール状の被記録媒体の先端を粘着テープで固定する作業は、被記録媒体のカール癖などのために操作性が良好とはいえず、被記録媒体の前縁を巻取り軸と平行に固定することが難しい場合がある。被記録媒体の前縁が巻取り軸と平行に固定されないと、被記録媒体を巻き取る際に、被記録媒体が斜行し、被記録媒体の折れや、画像の汚損等を招くおそれがある。被記録媒体が粘着テープで固定された場合は、被記録媒体のカール癖や何らかの原因によって粘着テープが外れてしまうことがある。
この問題を解決するために、特許文献1には搬送ローラ対と斜行補正部を有する画像記録装置が開示されている。搬送ローラ対は巻取回転体の手前に設けられ、斜行補正部は搬送ローラ対の手前に設けられている。斜行補正部は第2の搬送ローラ対とその下流側にある一対の補正ローラを有している。一対の補正ローラは被記録媒体を幅方向に挟んだ両側に位置している。被記録媒体は停止している搬送ローラ対に到達しそこで進行が止まる。斜行補正部の第2の搬送ローラ対が被記録媒体を搬送し、搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対の間にシートのループが生じる。その後停止していた搬送ローラが回転を開始し、被記録媒体はループ形状を保ったまま巻取回転体に巻きとられる。被記録媒体は一対の補正ローラの間を通過する際に斜行が補正される。
特開2011−177947号公報
特許文献1に開示された画像記録装置では、シートの斜行を補正するために複雑な機構が必要であり、コストアップが避けられない。本発明は、簡易な構成でシートの斜行を補正することができるシートの搬送巻取り機構を提供することを目的とする。
本発明のシートの搬送巻取り機構は、シートをニップしながら搬送する搬送ローラ対と、シートを巻き取る巻取り装置と、巻取り装置に取り付けられ、シートの搬送方向における両側縁部の先端を挟持して巻取り装置に保持させる一対のグリップ部材と、搬送ローラ対と巻取り装置を制御する制御部と、を有している。一対のグリップ部材を結ぶ直線は搬送ローラ対の軸線と平行である。搬送ローラ対は一対のグリップ部材よりも大きなニップ力を有している。制御部は搬送ローラ対がシートをニップし一対のグリップ部材がシートの両側縁部の先端を挟持した後、搬送ローラ対と一対のグリップ部材の間にあるシートに張力が掛かるように、搬送ローラ対及び巻き取り装置を制御する。
本発明では、搬送ローラ対がシートをニップし一対のグリップ部材がシートの両側縁部の先端を挟持した後、搬送ローラ対と一対のグリップ部材の間にあるシートに張力が掛けられる。一対のグリップ部材を結ぶ直線が搬送ローラの軸線と平行であるため、シートが斜行していると、搬送ローラ対の軸線から各グリップ部材までの距離が異なり、シートに掛かる張力が幅方向に不均一となる。しかし搬送ローラはグリップ部材よりも大きなニップ力を有しているため、シートがグリップ部材に挟持されながらグリップ部材に対して滑り、シートに掛かる張力がシートの幅方向に均一化される。この過程でシートの向きが搬送方向に平行になり、シートの斜行が補正される。
本発明によれば、グリップ部材を設け、新規な制御方法を用いるという簡易な構成でシートの斜行を補正することができる。
本発明に係る画像記録装置の一実施形態を示す模式的断面図である。 図1に示す画像記録装置の制御構成を示す概略ブロック図である。 本発明に係る巻取り装置の全体斜視図である。 図3に示す巻取り装置の外側から見た部分斜視図である。 図3に示す巻取り装置の内側から見た部分斜視図である。 グリップ部材が退避している巻取り装置の部分断面図である。 グリップ部材がシートを挟持している巻取り装置の部分断面図である。 グリップ部材とガイド部材が切り離された巻取り装置の部分断面図である。 第1の実施形態における巻取り動作を示すフローチャート図である。 斜行が発生している巻取り装置の部分断面図である。 第1の実施形態で斜行が補正された巻取り装置の部分断面図である。 シートが1周巻き取られる前の巻取り装置の部分断面図である。 シートが1周巻き取られた後の巻取り装置の部分断面図である。 第2の実施形態における巻取り動作を示すフローチャート図である。 第2の実施形態で斜行が補正された巻取り装置の部分断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。各図面を通して、同一の符号は同一のまたは対応する部分を示す。
(第1の実施形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置の概略構成について説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置の模式的断面図である。画像記録装置100は被記録媒体であるシート1に画像を記録する記録手段7と、シート1の搬送巻取り機構9と、を有している。
搬送巻取り機構9は、上ガイド6aと下ガイド6bからなるシート搬送路6と、搬送ローラ8aとピンチローラ8bからなる搬送ローラ対8と、排紙ガイド11と、シート1の巻取り装置12と、を有している。画像記録装置100に保持されたロール状のシート1は、シート搬送路6を通り下流に送られる。シート1の先端が搬送ローラ対8に到達すると、シート1は搬送ローラ対8にニップされながら(すなわち、搬送ローラ8aとピンチローラ8bとで挟持されながら)記録手段7に送られる。記録手段7は、インクジェット方式の液体吐出ヘッド2と、液体吐出ヘッド2を搭載するキャリッジ3と、液体吐出ヘッド2と対向配置されたプラテン10と、によって構成されている。シート1はプラテン10上へ搬送され、液体吐出ヘッド2からインク等の液体が吐出され、シート1に画像が記録される。キャリッジ3は、互いに平行に配置されたキャリッジシャフト4と不図示のガイドレールとに沿って摺動可能に画像記録装置100に支持されている。キャリッジ3の往動または復動による1ライン分のスキャンにより画像が記録されると、シート1は搬送ローラ対8によって搬送方向Fに所定ピッチだけ送られ、キャリッジ3が再び移動して次のラインの画像記録が行われる。シート1の記録が済んだ部分は排紙ガイド11に向けて搬送される。以上の操作を繰り返して全体の画像が記録される。シート1の記録が済んだ部分は排紙ガイド11の下流側に配置された巻取り装置12によって順次ロール状に巻き取られる。記録動作の終了後は、シート1の記録が済んだ部分の後端がカッター5の位置まで搬送され、後端が切断され、記録が済んだ部分が巻き取られて巻取り装置12に収容される。
次に図2を参照して、本発明の画像記録装置100の制御構成について概略を説明する。図2は本発明に係る制御構成の一実施形態を示す概略ブロック図である。画像記録装置100は制御部400を有している。制御部400は搬送モータ51、カッターモータ52、キャリッジモータ53、液体吐出ヘッド2、巻取りモータ54を制御する。制御部400は不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、モータドライバ等を具備している。制御部400は主制御部410、搬送制御部420、及び画像形成制御部430から構成されている。主制御部410は搬送制御部420と画像形成制御部430に指令を与える。搬送制御部420は主制御部410の判断のもとで搬送モータ51を駆動してシート1を搬送し、巻取りモータ54を駆動してシート1を巻き取る。搬送制御部420はまた、記録が完了したときにカッターモータ52を駆動してシート1を切断する。画像形成制御部430はキャリッジモータ53と液体吐出ヘッド2の連携によってシート1の所定の位置に画像を形成する。搬送制御部420はさらに搬送ローラ対8と巻取り装置12を制御し、シート1の搬送巻取り機構9の一部を構成する。
次に、図3,4を参照して、巻取り装置12の構成について説明する。図3は本発明に係る巻取り装置12の全体斜視図である。図4は本発明に係る巻取り装置12の外側から見た部分斜視図である。
巻取り装置12は、記録済みのシート1を巻き付けるための巻取り管27が取り付けられるようにされた回転軸24と、回転軸24の両側に配置され、回転軸24の両端を回転自在に保持する回転支持部材21,22と、を備えている。回転軸24は回転支持部材21,22に保持された状態で巻取りモータ54と連結されており、巻取りモータ54によって回転駆動される。回転軸24は、搬送ローラ対8の軸線(すなわち、搬送ローラ8a及びピンチローラ8bの互いに平行な軸線8c,8d)と平行に配置されている。シート1の巻取り管27はシート1の幅と同じ全長の中空の円管であり、シート1が元々巻かれている紙管など、単純な円筒状の形状をしたものが用いられる。
巻取り装置12の幅方向中央近傍には中央ガイド部材23が設けられている。中央ガイド部材23の先端部には回転可能なローラ状の回転部材23aが備えられている。中央ガイド部材23は、回転部材23aがシート1を巻取り装置12に対して押圧するセット位置と、回転部材23aがシート1から離間する退避位置との間を制御部400の制御によって移動可能である。シート1を初期セットする際には、中央ガイド部材23がセット位置に動かされ、シート1の先端縁部の幅方向中央部が回転部材23aで押圧されてガイドされる。中央ガイド部材23は、不図示のモータにより自動で、または手動で、シート1の幅方向中央に移動させることができる。
巻取り装置12は、巻取り管27の両側端面27a,27bに当接して回転軸24に取り付けられる一対の側方ガイド部材25,26を有している。一対の側方ガイド部材25,26はフランジ状の基準ガイド部材25とフランジ状の非基準ガイド部材26とから構成され、協働してシート1の両側縁部1cを規制する。すなわち、基準ガイド部材25と非基準ガイド部材26は、記録済みのシート1の両側縁部1cに接触してシート1を幅方向にガイドする。これにより、シート1が螺旋状または斜めに巻かれることが抑制される。基準ガイド部材25は一端が円形で(円形部25c)残りが概ね長方形の形状の(長方形部25d)スリット状のガイド穴25bを備えている(図6参照)。ガイド穴25bは後述する切替レバー33を回動可能かつ軸方向Aに移動可能に支持する。
巻取り装置12を組み立てるときは、まず基準ガイド部材25が回転軸24に挿入される。次に巻取り管27が、端部27aが基準ガイド部材25の側面に当接するまで回転軸24に挿入される。基準ガイド部材25が巻取り管27の中空部分に係合して、巻取り管27の一方の端部27aが基準ガイド部材25に保持される。次に非基準ガイド部材26が、巻取り管27の他方の端部27bが非基準ガイド部材26の側面に当接するまで回転軸24に挿入される。非基準ガイド部材26が巻取り管27の中空部分に係合して、巻取り管27の他方の端部27bが非基準ガイド部材26に保持される。このようにして組み立てられた回転軸24、巻取り管27及び一対の側方ガイド部材25,26は回転支持部材21,22に載置される。回転軸24の表面には軸方向Aに延びるスライド溝24cが全長に渡って設けられており、基準ガイド部材25と非基準ガイド部材26は不図示の係合部がスライド溝24cに係合するように回転軸24に挿入される。これによって基準ガイド部材25と非基準ガイド部材26の回転位相角が所定の位置関係に合わせられる。シート1の幅に応じて異なる長さの巻取り管27が使用されるときは、基準ガイド部材25の回転軸24に対する位置が固定され、非基準ガイド部材26の回転軸24に対する位置が調整される。非基準ガイド部材26は回転軸24のスライド溝24cに沿ってスライド可能であるため、巻取り管27の長さ(シート1の幅)に応じた異なる位置で巻取り管27を保持することができる。
回転軸24の端部には回転位置検知フラグ24aが、回転軸24の端部の近傍には回転軸24すなわち巻取り装置12の回転位相角を検知する位置検知センサ28が設けられている。回転位置検知フラグ24aは回転軸24から径方向に突き出た突起24dを有しており、位置検知センサ28は突起24dを受け入れるスリット28aを有している。回転軸24の回転中に突起24dが位置検知センサ28のスリット28aを通過すると位置検知センサ28が突起24dを検知し、これにより回転軸24、基準ガイド部材25及び非基準ガイド部材26の回転位相角が求められる。
次に、図5〜8を参照して、基準ガイド部材25及び非基準ガイド部材26の構成について説明する。図5は巻取り装置12の内側から見た巻取り装置12の部分斜視図である。図6はシート1の先端が保持されていない状態を示す、Z方向から見た基準ガイド部材25の近傍の部分断面図である。図7はシート1の先端が保持された状態を示す、Z方向から見た基準ガイド部材25の近傍の部分断面図である。図8はグリップ部材31の基準ガイド部材25との連結が解除された状態を示す、Z方向から見た基準ガイド部材25の近傍の部分断面図である。Z方向は図3に図示されている。以下、基準ガイド部材25について説明するが、非基準ガイド部材26も基準ガイド部材25と同じ構成を備えており、同様の説明が非基準ガイド部材26にも適用される。
基準ガイド部材25には、シート1の先端近傍を巻取り管27に保持するためのグリップ手段30が取り付けられている。グリップ手段30はグリップ部材31と、グリップホルダ32とにより構成されている。非基準ガイド部材26も同じ構成のグリップ手段30を備えており、2つのグリップ手段30のそれぞれが有するグリップ部材を総称して一対のグリップ部材31という。巻取り装置12は一対のグリップ部材31とともにシート先端の固定機構13を構成する。一対のグリップ部材31を結ぶ直線31aは搬送ローラ対8の軸線8c,8dと平行である。グリップ部材31は、板バネなどの弾性変形可能な薄い部材、具体的には互いに概ね平行に延びる2つの小片31b、31cと小片31b、31c同士を連結する連結部31dとから構成されている。2つの小片31b、31cと連結部31dとで画定される空間31eにシート1と巻取り管27が挟持される。この結果、一対のグリップ部材31はシート1の搬送方向Fにおける両側縁部1cの先端1dと巻取り管27を挟持し、シート1を巻取り管27に保持させる。ここで、両側縁部1cの先端1dとは、シート1の両側縁部1cに沿った領域であって、シート1の両側縁部1cとシート1の先端縁部1aの交点(すなわち、シート1の角部)の近傍の領域を意味している。グリップ部材31の、シート1を挟持したときにシート1の外側に位置する小片31bの中央部には、巻取り管27の径方向内側に突き出しシート1と当接する突起31fが形成されている。小片31bの突起31fの周囲は、巻取り装置12ないし巻取り管27の径方向内側に弾性変形可能な弾性変形部3gとなっている。
グリップホルダ32はグリップ部材31と連結され、グリップ部材31と一体化されている。基準ガイド部材25はグリップホルダ32を回転軸24の長軸方向Aに案内するガイド溝25aを有し、グリップホルダ32はガイド溝25aに係合する係合部32b(図10参照)を有する。従って、グリップホルダ32は基準ガイド部材25のガイド溝25aに沿って回転軸24の長軸方向Aへ移動し、案内されることができる。グリップホルダ32には外縁まで延びるスリット状の連結溝32aが設けられている。
巻取り装置12は、シート1及び基準ガイド部材25に対するグリップ部材31の位置関係を切り替える切り替え手段(切替レバー33)を有している。切替レバー33は一端に連結軸33bを備えており、連結軸33bは基準ガイド部材25のガイド穴25bの円形部25cに挿入されている。従って、切替レバー33は連結軸33bを中心に回動することができる。切替レバー33の他端の近傍には切替レバー33から直角に突き出した突出部33cが設けられており、その先端に連結軸33aが形成されている。連結軸33aはグリップホルダ32の連結溝32aと係合しており、切替レバー33の回動に連動してグリップホルダ32をガイド溝25aに沿って矢印方向Aへ動かすことができる。この結果、グリップ部材31も回転軸24の長軸方向Aへ移動し、シート1を挟持することができる。このように、切替レバー33を基準ガイド部材25のガイド穴25bの円形部25cを中心に回動させることで、シート1がグリップ部材31で挟持される位置と、シート1がグリップ部材31で挟持されない位置と、を切り替えることができる。切替レバー33の連結軸33aをガイド穴25bの長方形部25dに沿って移動させることによって、切替レバー33を矢印方向Bに動かすことができる。切替レバー33の連結軸33aをガイド穴25bの円形部25cから遠くなる方向に移動させると連結軸33aがグリップホルダ32の連結溝32aから外れ、グリップホルダ32の切替レバー33との連結が解除される。このように、切替レバー33を基準ガイド部材25のガイド穴25bに沿って矢印方向Bに動かすことで、グリップ部材31の基準ガイド部材25との連結と連結解除を切り替えることができる。
ここで、図6〜8を参照して、シート1とグリップ部材31と基準ガイド部材25の関係を説明する。図6は、グリップ部材31がシート1の縁部1cの先端1d及び巻取り管27を挟持することなく基準ガイド部材25の内部に収容され、グリップ部材31が基準ガイド部材25に保持された第1の位置を示している。図7は、グリップ部材31が基準ガイド部材25の外部でシート1の縁部1cの先端1dと巻取り管27を挟持し、グリップ部材31が基準ガイド部材25に保持された第2の位置を示している。図8は、グリップ部材31が基準ガイド部材25の外部でシート1の縁部1cの先端1dと巻取り管27を挟持し、グリップ部材31が基準ガイド部材25から解放された第3の位置を示している。
図6を参照すると、切替レバー33は斜めに回動し、一部が基準ガイド部材25の外部にある。グリップホルダ32の連結溝32aは切替レバー33の連結軸33aと連結されており、グリップ部材31は基準ガイド部材25に保持されている。グリップホルダ32とグリップ部材31は、基準ガイド部材25の内部に位置している。グリップ部材31はシート1から退避しており、シート1を巻取り管27から取り外すことが可能である。図7を参照すると、切替レバー33は、図6の状態から連結軸33bを中心に矢印方向Cへ回動しており、基準ガイド部材25の内部に位置している。グリップホルダ32の連結溝32aは切替レバー33の連結軸33aと連結されており、グリップ部材31が基準ガイド部材25に保持されている。グリップ部材31は切替レバー33に連動して矢印方向Dへ移動し、基準ガイド部材25の外部へ移動する。これにより、グリップ部材31はシート1の面上へ移動し、シート1と巻取り管27を挟持し、シート1を巻取り管27に保持させることができる。巻き取り終了後は、図6に示すように切替レバー33を基準ガイド部材25の外側へ回動させることができる。これによりシート1はグリップ部材31の挟持から解放され、シート1が巻かれた巻取り管27を巻取り装置12から取り外すことができる。このように、切替レバー33は、第1の位置と第2の位置との間で、グリップ部材31を回転軸24の長軸方向Aに案内する。
図8を参照すると、切替レバー33は図7の状態から矢印方向Eにスライド移動され、グリップホルダ32の連結溝32aと切替レバー33の連結軸33aとの連結が解除される。これにより、巻き取り終了後に、グリップ部材31が基準ガイド部材25から離脱し、シート1がグリップ部材31によって挟持された状態で巻取り管27を取り外すことができる。このように、切替レバー33は、グリップ部材31が第2の位置にあるときに、グリップ部材31が基準ガイド部材25に保持された第2の位置とグリップ部材31が基準ガイド部材25から解放された第3の位置との間を移動可能である。
次に、図9〜13を参照して、巻取りの一連の動作について説明する。図9は、本発明の第1の実施形態における巻取りの一連の動作を示すフローチャート図である。図10〜13は主要なステップにおける、X方向から見た巻取り装置12の部分断面図である。X方向は図3に図示されている。以下に示す一連の動作は特記ない限り制御部400によって制御される。
巻取り装置12を使用する際は、画像記録装置100本体のオペレーションパネルより巻取り装置12の使用を選択する(ステップS101)。巻取り装置12を使用しない場合は、通常の記録動作が開始され、記録終了後にシート1をカットして動作を終了する(ステップS102〜ステップS104)。
巻取り装置12を使用する場合は、巻取りモータ54を駆動し、巻取り装置12の回転軸24を回転させる(ステップS105)。回転軸24はどちらの方向に回転しても構わない。回転軸24の回転とともに回転位置検知フラグ24aが同時に回転する。回転軸24は位置検知センサ28が回転位置検知フラグ24aを検知するまで回転させられる(ステップS106)。回転位置検知フラグ24aが検知されると、巻取りモータ54の駆動が停止され、巻取り装置12の回転が停止される(ステップS107)。
次に、巻取り装置12の回転がロックされ(ステップS108)、図10に示すように、シート1が搬送ローラ対8により搬送方向Fへ搬送される(ステップS109)。巻取り装置12の回転位相角は位置検知センサ28で検知された回転位相角に基づき制御される。具体的には、ステップS107で巻取り装置12の回転が停止したとき、一対のグリップ部材31は搬送ローラ対8から搬送されてくるシート1が巻取り管27と接触する位置にある。シート1は巻取り管27の側方を自由落下し鉛直に搬送されるため、シート1は画像記録装置100の本体正面側、図10において時計の9時の位置で巻取り管27と接触する。シート1は先端がグリップ部材31を越えるまで搬送され、搬送ローラ対8は停止する。その後、図7に示すように、切替レバー33を矢印方向Cに回動させて、グリップ部材31を矢印方向Dへ移動し、シート1の両側縁部1cの先端1dを挟持し巻取り管27に保持させる(ステップS110)。切替レバー33が手動操作の場合は、操作者が切替レバー33を図6から図7の状態に回動させる。グリップ部材31は時計の9時の位置で停止しているため、時計の9時の位置で巻取り装置12に接触するシート1を挟持することができる。
次に、図11に示すように、搬送ローラ対8でシート1をニップした状態で搬送ローラ対8を反転させ、シート1を巻取り装置12から搬送ローラ対8を向く方向Gに逆送する(ステップS111)。逆送される長さはシート1の先端縁部1aがグリップ部材31から外れることがないように調整される。巻取り装置12の回転がロックされているため、シート1は搬送ローラ対8とグリップ部材31との間で張力を受ける。搬送ローラ対8は一対のグリップ部材31よりも大きなニップ力を有する。すなわち、一対のグリップ部材31のグリップ力Fbと搬送ローラ対8のニップ力Faは、Fa>Fbの関係となるように設定されている。ここで、Fbは一対のグリップ部材31のグリップ力の合計を意味し、搬送ローラ対8が複数個設けられているときは、Faは複数の搬送ローラ対8のニップ力の合計を意味する。上述の関係の結果、搬送ローラ対8ではシート1の滑りは発生せず、グリップ部材31ではシート1の滑りが発生する。張力をかけ続けるとシート1の張力が幅方向に徐々に均一化される。これによってシート1が徐々に搬送方向Fに沿い、斜行を補正することができる。
次に、図12に示すように中央ガイド部材23をセット位置に移動し(ステップS112)、中央ガイド部材23の回転部材23aを巻取り管27上のシート1に接触させる。シート1の幅方向両端部はグリップ部材31により巻取り管27に保持されているため、カール癖などの影響によるシート1の巻取り管27からの浮きは発生しない。しかし、シート1の先端縁部1aの幅方向中央部は、グリップ部材31で保持されていないため、巻取り管27から浮く場合がある。この状態で1周目の巻き取りを行うと、シート1の先端縁部1aがシート1の裏面1bに引掛り、先端縁部1aに折れ等が発生するおそれがある。中央ガイド部材23の回転部材23aにより先端縁部1aの幅方向中央部の浮きを抑制することで、1周目の巻き取り動作を安定に行なうことができる。次いで搬送ローラ対8を正転させ、巻取りモータ54を駆動し、巻取り装置12を巻取り方向Hへ回転させる。この結果、シート1が搬送方向Fへ搬送されながら巻取り装置12に巻きとられる。搬送ローラ対8と巻取り装置12の回転速度は、搬送ローラ対8とグリップ部材31との間に張力が掛からないように設定される。これによって、斜行が補正されたシート1に外力に起因するずれなどが発生することが防止される。
図13に示すように、シート1が1周を超えて巻き取られたとき、搬送ローラ対8と巻取り装置12の回転が止められる。このとき、グリップ部材31の弾性変形部3gが、上から巻き付けられたシート1の巻き締めにより、巻取り管27側へ弾性変形させられる。弾性変形したグリップ部材31の弾性力により、シート1を巻取り管27に押し付けるグリップ力Fcはグリップ力Fbより大きくなる。これにより、巻き取り動作時にシート1に張力や外力が掛かっても、シート1がグリップ部材31から簡単にずれることはない。
その後、中央ガイド部材23を退避位置に移動させ(ステップS114)、巻取り装置12の初期セットが完了する。引き続き記録が開始され(ステップS115)、巻き取り動作が開始される(ステップS116)。記録が終了すると(ステップS117)、シート1がカットされ(ステップS118)、シート1が後端部分まで巻き取られ、巻取り装置12に収容される(ステップS119)。
巻き取り動作の終了後、巻き取られたシート1を巻取り装置12から取り出す際、グリップ部材31を巻取り管27に残すか、巻取り管27から外すかをユーザーが選択することができる(ステップS120)。グリップ部材31を巻取り管27に残さない場合は、切替レバー33を図7の位置から図6の位置に回動させる。切替レバー33が基準ガイド部材25の外側へ動かされ、シート1及び巻取り管27の挟持が解除される。この状態で巻取り管27を基準ガイド部材25から離すと、グリップ部材31は基準ガイド部材25と共に取り外され、グリップ部材31を巻取り管27に残さずに巻き取られたシート1を取り出すことができる(ステップS122)。
グリップ部材31を巻取り管27に残す場合は、切替レバー33を図7の位置から図8の位置に移動させる。切替レバー33は矢印方向Eにスライド移動し、グリップホルダ32の連結溝32aと切替レバー33の連結軸33aとの連結が解除される(ステップS121)。この状態で巻取り管27を基準ガイド部材25から離すと、グリップ部材31は基準ガイド部材25から離脱することができ、グリップ部材31が巻取り管27に保持された状態で巻き取られたシート1を取り出すことができる(ステップS122)。
以上説明したように、本実施形態によれば、グリップ部材31を設けシート1の搬送、逆送動作を行うだけの簡易な構成でシート1の斜行を補正することができる。また本実施形態によれば、グリップ部材31によってシート1を巻取り管27に容易に保持させることが可能であり、初期セット時の操作性を向上することができる。
シートの巻き取り終了後、巻き取られたシートを巻取り管と一体で巻取り装置から取り外し、巻取り装置に別の巻取り管を設けて次の記録、巻取りを行うことがある。この場合、記録、巻き取りの回数分だけ巻取り管を用意する必要がある。従来技術のようにシートの先端を保持するための複雑な巻取り管を備えた巻取り装置では、巻き取りを行う回数分だけ複雑な巻取り管を準備する必要があり、ユーザーのコスト負担が大きい。本実施形態によれば、巻取り管27には、シート1が元々巻かれている紙管などの単純な円筒状の形状をしたものを用いることができるため、ユーザーが複数回の記録、巻取りを行う際に、複数本の巻取り管27を安価に準備することができる。
(第2の実施形態)
図14,15を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は斜行を補正する手順が第1の実施形態と異なるほかは、第1の実施の形態と同じである。個々の構成要素に関しては、同一符号を用い、その説明は割愛する。図14は本発明の第2の実施形態における巻取りの一連の動作を示すフローチャート図である。図15は斜行が補正されている様子を示す、X方向から見た巻取り装置12の部分断面図である。ステップS101からステップS110までの動作は、ステップS108の巻取り装置12の回転のロックが行われない点を除き、第1の実施形態と同じであるため、第1の実施形態の説明を参照されたい。搬送ローラ対8はステップS109で停止しており、グリップ部材31はステップS110でシート1の両側縁部1cの先端1dと巻取り装置12を挟持している。ステップS110が終了したとき、巻取り装置12は図10に示す状態となっている。
次に、図15に示すように、巻取りモータ54を駆動し、シート1が巻取り装置12に巻き付けられる方向Hに巻取り装置12を正転させる(ステップS211)。第1の実施形態と同様、グリップ部材31のグリップ力Faと搬送ローラ対8のニップ力Fbは、Fa<Fbの関係となるように設定されている。このため、シート1はステップS109で停止した搬送ローラ対8で固定され、搬送されない。一方、巻取り装置12はグリップ部材31とともに巻取り方向Hへ回転するため、搬送ローラ対8でシート1の滑りが発生せず、グリップ部材31でシート1の滑りが発生し、搬送ローラ対8とグリップ部材31の間に張力が掛かる。第1の実施形態ではグリップ部材31が固定されシート1が移動し、本実施形態ではシート1が固定されグリップ部材31が回転するが、シート1とグリップ部材31の間に滑りが発生する点で第1、第2の実施形態は同じである。従って同様の原理により、搬送ローラ対8とグリップ部材31との間のシート1の斜行が補正される。巻取り装置12の回転量は、シート1の先端縁部1aがグリップ部材31から外れることがないように設定される。その後のステップS112からステップS122までは第1の実施形態と同じ動作であるため、第1の実施形態の説明を参照されたい。第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
1 シート
8 搬送ローラ対
12 巻取り装置
31 グリップ部材
400 制御部

Claims (12)

  1. シートをニップしながら搬送する搬送ローラ対と、前記シートを巻き取る巻取り装置と、前記巻取り装置に取り付けられ、前記シートの搬送方向における両側縁部の先端を挟持して前記巻取り装置に保持させる一対のグリップ部材と、前記搬送ローラ対と前記巻取り装置を制御する制御部と、を有し、
    前記一対のグリップ部材を結ぶ直線は前記搬送ローラ対の軸線と平行であり、前記搬送ローラ対は前記一対のグリップ部材よりも大きなニップ力を有し、前記制御部は前記搬送ローラ対が前記シートをニップし前記一対のグリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端を挟持した後、前記搬送ローラ対と前記一対のグリップ部材の間にある前記シートに張力が掛かるように、前記搬送ローラ対及び前記巻き取り装置を制御する、シートの搬送巻取り機構。
  2. 前記搬送ローラ対は、前記シートを前記巻取り装置から前記搬送ローラ対を向く方向に逆送する反転が可能であり、前記制御部は、前記巻取り装置の回転がロックされた後前記一対のグリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端を挟持し前記搬送ローラ対が前記シートをニップして反転するように、前記搬送ローラ対及び前記巻き取り装置を制御する、請求項1に記載のシートの搬送巻取り機構。
  3. 前記巻き取り装置は、前記シートを前記巻取り装置に巻き付ける方向に正転が可能であり、前記制御部は、前記搬送ローラ対の回転が停止した後前記一対のグリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端を挟持し前記巻取り装置が正転するように、前記搬送ローラ対及び前記巻き取り装置を制御する、請求項1に記載のシートの搬送巻取り機構。
  4. 前記一対のグリップ部材の、前記シートを挟持したときに前記シートの外側に位置する部分は、前記巻取り装置に向けて弾性変形可能な弾性変形部を有している、請求項1から3のいずれか1項に記載のシートの搬送巻取り機構。
  5. 前記シートの幅方向中央に位置することができ、回転可能な回転部材を備える中央ガイド部材を有し、前記中央ガイド部材は、前記回転部材が前記シートを前記巻取り装置に対して押圧する位置と前記シートから離間する位置との間を切り替えることができる、請求項1から4のいずれか1項に記載のシートの搬送巻取り機構。
  6. 前記巻取り装置の回転位相角を検知するセンサを有し、前記制御部は、前記搬送ローラ対から搬送された前記シートが前記巻取り装置と接触する位置に前記一対のグリップ部材がくるように、前記センサで検知された前記回転位相角に基づき前記巻取り装置の回転位相角を制御する、請求項1から5のいずれか1項に記載のシートの搬送巻取り機構。
  7. 前記巻き取り装置は、前記シートの巻取り管が取り付けられるようにされた回転軸と、前記巻取り管の両側端面に当接して前記回転軸に取り付けられ、前記シートの前記両側縁部を規制する一対の側方ガイド部材と、を有し、前記一対のグリップ部材は前記シートの両側縁部の先端と前記巻取り管とを挟持し、
    前記一対の側方ガイド部材は、前記一対のグリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端及び前記巻取り管を挟持しない第1の位置と、前記グリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端及び前記巻取り管を挟持する第2の位置との間で、前記一対のグリップ部材を前記回転軸の長軸方向に案内する切り替え手段を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載のシートの搬送巻取り機構。
  8. 前記一対の側方ガイド部材は前記グリップ部材を前記回転軸の長軸方向に案内するガイド溝を有する、請求項7に記載のシートの搬送巻取り機構。
  9. 前記切り替え手段は、前記グリップ部材が前記第2の位置にあるときに、前記一対のグリップ部材が前記一対の側方ガイド部材に保持された位置と前記一対の側方ガイド部材から解放された位置との間を移動可能である、請求項7または8に記載のシートの搬送巻取り機構。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のシートの搬送巻取り機構と、前記シートに画像を記録する記録手段と、を有する画像記録装置。
  11. シートの巻取り管が取り付けられるようにされた回転軸と、前記巻取り管の両側端面に当接して前記回転軸に取り付けられ、前記シートの搬送方向に沿った両側縁部を規制する一対の側方ガイド部材と、前記シートの搬送方向における両側縁部の先端と前記巻取り管とを挟持する一対のグリップ部材と、を有し、
    前記一対の側方ガイド部材は、前記グリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端及び前記巻取り管を挟持しない第1の位置と、前記グリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端と前記巻取り管とを挟持する第2の位置との間で、前記グリップ部材を前記回転軸の長軸方向に案内する切り替え手段を有する、シート先端の固定機構。
  12. シートをニップしながら搬送する搬送ローラ対と、前記シートを巻き取る巻取り装置と、前記巻取り装置に取り付けられ、前記シートの搬送方向における両側縁部の先端を挟持して前記巻取り装置に保持させる一対のグリップ部材と、を有し、前記一対のグリップ部材を結ぶ直線は前記搬送ローラ対の軸線と平行であり、前記搬送ローラ対は前記一対のグリップ部材よりも大きなニップ力を有するシートの搬送巻取り機構におけるシートの搬送巻取り方法であって、
    前記搬送ローラ対が前記シートをニップし前記一対のグリップ部材が前記シートの前記両側縁部の先端を挟持した後、前記搬送ローラ対と前記一対のグリップ部材の間にある前記シートに張力が掛かるように、前記搬送ローラ対及び前記巻き取り装置を制御することを含む、シートの搬送巻取り方法。
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