JP2015210620A - データ入力システム、アクティブスタイラスペンおよびアクティブスタイラスペンの制御方法 - Google Patents

データ入力システム、アクティブスタイラスペンおよびアクティブスタイラスペンの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクティブスタイラスペンがスリープ状態にあってもホバリング機能を有効に機能させることのできるデータ入力システムを提供することである。
【解決手段】実施形態によれば、データ入力システムは、アクティブスタイラスペンと、アクティブスタイラスペンの信号を検知するセンサを有する装置とからなる。アクティブスタイラスペンは、出力手段、圧力センサおよび制御手段を具備する。圧力センサは、手書き入力操作時の筆圧を検出する。制御手段は、圧力センサにより第1期間を超えて圧力が検出されない場合、出力手段が無線信号を第1送信間隔で出力する第1モードから出力手段が無線信号を第1送信間隔よりも長い第2送信間隔で出力する第2モードに切り替える。本体装置は、表示手段を具備する。表示手段は、アクティブスタイラスペンからの無線信号に基づき、そのペン先が指し示す位置を表すオブジェクトをタッチパネルに表示する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、データ入力システム、アクティブスタイラスペンおよびアクティブスタイラスペンの制御方法に関する。
近年、タブレットやファブレットなどと称される、バッテリ駆動可能で携行容易なデバイスが広く普及している。この種のデバイスは、ユーザによる入力操作を容易にするために、手書き入力機能を備えている。また、最近では、タッチパネル上での指による入力操作のみならず、当該タッチパネル上でのペン(スタイラスペン)による入力操作を受け付け可能な手書き入力機能を備えるものも少なくない。
静電容量方式のタッチパネル上でペンにより文字を入力する場合、ペン先が太く、デジタイザと比較して、小さな文字が書けないといった問題があった。しかし、タッチパネルの精度向上や、電源(電池)を備えたアクティブスタイラスペンを使用することで、ペン先を細くし、細かい文字も書けるようになっている。このため、アクティブスタイラスペンを使用した文字入力は、新たな入力インタフェースとして注目を集めている。
アクティブスタイラスペンには、常時オンにして筆記可能な状態にしていると、電池が短期間に消耗してしまうという問題があった。その対策として、例えば、サイドスイッチにより、電源のオン/オフを切り替える等、節電のための工夫が種々なされている。
特開2004−78496号公報
アクティブスタイラスペンによる入力操作が可能なデバイスの中には、アクティブスタイラスペンから出力される送信信号に基づき、タッチパネルに非接触状態にあるアクティブスタイラスペンのペン先が指し示すタッチパネル上の位置にマークをガイド表示する機能を備えるものも存在する。このマークは、例えばホバーなどと称され、このマークをガイド表示する機能は、例えばホバリング機能などと称される。
ここで、アクティブスタイラスペンが、節電のために、例えば未使用期間(一定期間以上筆記が行われなかった場合)に送信信号を出力しないスリープ状態へ移行して送信信号の出力を停止することを考える。しかしながら、そうすると、アクティブスタイラスペンがスリープ状態から復帰して送信信号の出力が再開されるまで、ホバーをタッチパネル上にガイド表示するホバリング機能が有効に機能しないという問題が生じる。
本発明が解決しようとする課題は、アクティブスタイラスペンがスリープ状態にあってもホバリング機能を有効に機能させることのできるデータ入力システム、アクティブスタイラスペンおよびアクティブスタイラスペンの制御方法を提供することである。
実施形態によれば、データ入力システムは、アクティブスタイラスペンと、前記アクティブスタイラスペンの信号を検知するセンサを有する装置とからなる。前記アクティブスタイラスペンは、出力手段、圧力センサおよび制御手段を具備する。出力手段は、無線信号を出力する。圧力センサは、手書き入力操作時の筆圧を検出する。制御手段は、前記圧力センサにより第1期間を超えて圧力が検出されない場合、前記アクティブスタイラスペンを前記出力手段が無線信号を第1送信間隔で出力する第1モードから前記出力手段が無線信号を前記第1送信間隔よりも長い第2送信間隔で出力する第2モードに切り替える。前記装置は、表示手段を具備する。表示手段は、前記アクティブスタイラスペンから出力される無線信号に基づき、操作面に非接触状態の前記アクティブスタイラスペンが指し示す位置を表すオブジェクトを前記操作面に表示する。前記表示手段は、前記アクティブスタイラスペンが第2モードの場合、第1タイミングで出力された無線信号に基づき前記操作面に表示した前記オブジェクトの表示状態を前記第1タイミングに後続する第2タイミングで無線信号が出力されるまで維持する。
実施形態のデータ入力システムを構成するタブレットおよびアクティブスタイラスペンの外観を示す図。 実施形態のタブレットのシステム構成を示す図。 実施形態のアクティブスタイラスペンのシステム構成を示す図。 実施形態のデータ入力システムのホバー表示に関する動作原理を説明するための概略図。 実施形態のアクティブスタイラスペンの動作手順を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のデータ入力システムを構成するタブレット1およびアクティブスタイラスペン2の外観を示す図である。
図1に示すように、タブレット1は、本体11とタッチスクリーンディスプレイ12とを備える。タッチスクリーンディスプレイ12は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ12には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイ上でのアクティブスタイラスペン2の接触位置を検出するセンサとが組み込まれている。センサは、静電容量方式のタッチパネルであり、アクティブスタイラスペン2をサポートする機能を有している。フラットパネルディスプレイは、例えばLCDである。タッチパネルは、フラットパネルディスプレイの画面を覆うように設けられる。
タブレット1は、アクティブスタイラスペン2から出力される送信信号に基づき、タッチスクリーンディスプレイ12に非接触状態にあるアクティブスタイラスペン2のペン先が指し示すタッチスクリーンディスプレイ12上の位置にマーク(ホバー)a1をガイド表示する機能(ホバリング機能)を備えている。本データ入力システムは、アクティブスタイラスペン2がスリープ状態にあってもタブレット1のホバリング機能を有効に機能させることができるようにしたものであり、以下、この点について詳述する。
図2は、タブレット1のシステム構成を示す図である。
図2に示すように、タブレット1は、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、BIOS−ROM104、タッチパネルコントローラ105、グラフィクスコントローラ106、RAM107およびEC(Embedded controller)108を備えている。
CPU101は、タブレット1内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、RAM107から主メモリ103に各種ソフトウェアをロードして実行する。各種ソフトウェアの中には、前述のホバリング機能を提供するためのホバー表示プログラム301が含まれている。また、CPU101は、BIOS−ROM104に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラが内蔵されている。また、システムコントローラ102は、例えばシリアルバスなどを介して、タッチパネルコントローラ105およびグラフィクスコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
タッチパネルコントローラ105は、タッチパネル12Aが検出したタッチスクリーンディスプレイ12上でのアクティブスタイラスペン2の接触位置を入力するデバイスである。タッチパネル12Aは、また、アクティブスタイラスペン2から出力される送信信号(搬送波)を受信し、該信号のタッチスクリーンディスプレイ12上での受信位置を検出可能であり、タッチパネルコントローラ105は、この位置情報も入力する。ホバー表示プログラム301は、この位置情報を取得して、タッチスクリーンディスプレイ12上の対応する位置にホバーを表示する。なお、タッチパネル12Aは、アクティブスタイラスペン2とタッチパネル12Aとの距離が例えば20mm以内の場合に送信信号を検出するが、この距離はタッチパネル12Aの検出精度や送信信号の送信強度により異なる。また本実施形態では、アクティブスタイラスペン2とタッチパネル12Aとの間では、双方向通信ではなく、ペンからパネルへの一方向のみの信号送信を実行することを想定しているが、双方向通信しても良い。
グラフィクスコントローラ106は、LCD12Bを制御するデバイスであり、LCD12Bは、グラフィクスコントローラ106によって生成される表示信号に基づき画面イメージを表示する。
EC108は、電力管理を司るコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレット1を電源オン/オフする機能を有している。
図3は、アクティブスタイラスペン2のシステム構成を示す図である。
図3に示すように、アクティブスタイラスペン2は、電源(電池)201、電源供給回路202、サイドスイッチ203、送信制御回路204、筆圧検出器205、送信信号生成回路206、導電性素材ペン先207、周波数変換部208および送信信号出力部209を備えている。
アクティブスタイラスペン2内の各種モジュールは、電源(電池)201からの電力により動作する。電源供給回路202は、電源(電池)201の電力をアクティブスタイラスペン2内の各種モジュールに供給制御する回路である。サイドスイッチ203は、アクティブスタイラスペン2を電源オン/オフするための操作ユニットである。
いま、アクティブスタイラスペン2は、サイドスイッチ203の操作により、電源オンされた状態にあるものと想定する。電源オン中、アクティブスタイラスペン2は、基本的に、ウェイク状態(ウェイクモード)にあり、送信制御回路204の制御下で、送信信号生成回路206により送信信号を生成し、周波数変換部208経由で送信信号出力部209から継続的に出力する。なお、ウェイクモードでの送信信号は、例えばアナログ方式の場合はペンの位置を通知するためのキャリア周波数信号、デジタル方式の場合は同期検出用のためのあらかじめ決められた直交符号パターン、ペン識別番号および筆圧情報などのペン情報を含む。周波数変換部208は、送信信号を所定のキャリア周波数の信号へ変換するモジュールである。キャリア周波数については後述する。
タッチスクリーンディスプレイ12上でアクティブスタイラスペン2による入力操作が行われると、導電性素材ペン先207がタッチスクリーンディスプレイ12に接触し、筆圧検出器205により、入力操作時の筆圧が検出される。筆圧検出器205から出力される筆圧値が0の状態(筆圧が検出されない状態)が一定期間継続した場合、アクティブスタイラスペン2は、節電のために、スリープ状態(スリープモード)に移行する。アクティブスタイラスペン2は、導電性素材ペン先207がタッチスクリーンディスプレイ12に接触して、筆圧検出器205により筆圧が検出された場合に、スリープ状態からウェイク状態に復帰する。
通常、スリープ状態にある時、アクティブスタイラスペン2は、送信信号の出力を停止する。しかしながら、そうすると、タブレット1側におけるホバー表示プログラム301によるホバーの表示も行われなくなってしまう。そこで、本データ入力システムのアクティブスタイラスペン2は、送信信号生成回路206が、ウェイク時の送信信号を生成するアクティブ信号生成回路206Aと、スリープ時の送信信号を生成するビーコン信号生成回路206Bとの2つの信号生成回路を備え、スリープ時には、ビーコン信号生成回路206Bが生成する送信信号(ビーコン信号)を出力する。なお、スリープモードでの送信信号は、例えば同期検出用の直交符号である。この直交符号のパターンは、ウェイク時とスリープ時とで異なるパターンを使い分けることが好ましい。
図4は、本データ入力システムのホバー表示に関する動作原理を説明するための概略図である。
図4中、(A)は、従来のアクティブスタイラスペンによるウェイク時およびスリープ時における送信信号の出力状況を示している。図示のように、ウェイク状態からスリープ状態に移行すると、従来のアクティブスタイラスペンは、送信信号の出力を停止する。これに伴い、タブレット側におけるホバーの表示は行われなくなる。
一方、(B)は、本データ入力システムのアクティブスタイラスペン2によるウェイク時およびスリープ時における送信信号の出力状況を示している。図示のように、ウェイク状態からスリープ状態に移行した場合、本データ入力システムのアクティブスタイラスペン2は、送信信号の出力動作を、継続的な送信から(ビーコン信号の)間欠的な送信へと切り替える。前述したように、ウェイク時の送信信号は、アクティブ信号生成回路206Aにより生成され、スリープ時の送信信号(ビーコン信号)は、ビーコン信号生成回路206Bにより生成される。アクティブスタイラスペン2は、ビーコン信号に乗せて、自身がスリープ状態であることをタブレット1に通知する。
アクティブスタイラスペン2がスリープ状態に移行すると、タブレット1は、間欠的に出力される送信信号(ビーコン信号)に基づき、タッチスクリーンディスプレイ12へのホバーの表示を実行する。より具体的には、送信信号(ビーコン信号)を受信してホバーを例えば座標(X1,Y1)に表示した後、送信信号が途絶えても、タブレット1は、この座標(X1,Y1)でのホバーの表示を維持する。その後、アクティブスタイラスペン2から間欠的に出力される送信信号(ビーコン信号)を受信した際に、タブレット1は、この受信した送信信号(ビーコン信号)に基づき、ホバーを改めて例えば座標(X2,Y2)に表示する。
アクティブスタイラスペン2は、スリープ状態に移行した場合、送信信号の出力動作が継続的な送信から(ビーコン信号の)間欠的な送信へと切り替わるので、節電という所期の目的は達成される。また、タブレット1は、アクティブスタイラスペン2がスリープ状態にあっても、間欠的に出力される送信信号(ビーコン信号)に基づき、タッチスクリーンディスプレイ12にホバーを表示することが可能となる。
なお、タブレット1は、送信信号が途絶えた期間が、送信信号(ビーコン信号)の間欠送信間隔を大幅に上回った場合、ホバーの表示の維持を終了してもよい。送信信号(ビーコン信号)の間欠送信間隔は、例えば数十msec程度のユーザに違和感を与えることのない範囲で設計することが好ましい。
さらに、アクティブスタイラスペン2は、ウェイク状態からスリープ状態に移行した場合、送信信号(ビーコン信号)のキャリア周波数をウェイク時のキャリア周波数よりも低周波数とすることで、消費電力を低減し、より一層の省電力化を図る。ウェイク時のキャリア周波数は、ノイズの影響を受けにくくするために、高周波数(数百KHz〜数MHz)とすることが一般的である。アクティブスタイラスペン2がスリープ状態にある場合におけるホバー表示のための送信信号(ビーコン信号)の送受信に関しては、ノイズの多少の影響は許容されるので、キャリア周波数を低周波数に変更しても問題はない。キャリア周波数の切替えは、周波数変換部208により実行される。
前述したように、アクティブスタイラスペン2は、ビーコン信号に乗せて、自身がスリープ状態であることをタブレット1に通知する。タブレット1は、この通知を受けて、キャリア周波数の切替えに対応する。
従来、スリープ状態のアクティブスタイラスペンのペン先をタッチスクリーンディスプレイに近づけたとしても、ペン先をタッチスクリーンディスプレイに接触させるまで、ホバーがタッチスクリーンディスプレイに表示されず、ウェイク状態の場合と動作が異なるという不便な点が存在した。これに対して、本データ入力システムでは、アクティブスタイラスペン2のペン先をタッチスクリーンディスプレイ12に近づけた場合、スリープ状態であっても、ウェイク状態の場合と同様、ホバーがタッチスクリーンディスプレイ12に表示されるので、アクティブスタイラスペン2がスリープ状態にあることをユーザに意識させることが無くなる。
図5は、アクティブスタイラスペン2の動作手順を示すフローチャートである。
アクティブスタイラスペン2は、筆圧の検出有無を調べ(ブロックA1)、筆圧が検出されない場合(ブロックA1のNO)、続いて、一定期間以上筆圧が検出されていないかどうかを調べる(ブロックA2)。
一定期間以上筆圧が検出されていない場合(ブロックA2のYES)、アクティブスタイラスペン2は、ウェイク状態であれば(ブロックA3のYES)、キャリア周波数を低周波数にしてビーコン信号を間欠送信するスリープ状態に移行する(ブロックA4)。
一方、筆圧が検出された場合(ブロックA1のYES)、アクティブスタイラスペン2は、スリープ状態であれば(ブロックA5のYES)、通常のキャリア周波数で送信信号を継続送信するウェイク状態に復帰する(ブロックA6)。
以上のように、本データ入力システムによれば、アクティブスタイラスペンがスリープ状態にあってもホバリング機能を有効に機能させることを実現する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…タブレット、2…アクティブスタイラスペン、11…本体、12…タッチスクリーンディスプレイ、12A…タッチパネル、12B…LCD、101…CPU、102…システムコントローラ、103…主メモリ、104…BIOS−ROM、105…タッチパネルコントローラ、106…グラフィクスコントローラ、107…RAM、108…EC、201…電源(電池)、202…電源供給回路、203…サイドスイッチ、204…送信制御回路、205…筆圧検出器、206…送信信号生成回路、206A…アクティブ信号生成回路、206B…ビーコン信号生成回路、207…導電性素材ペン先、208…周波数変換部、209…送信信号出力部、301…ホバー表示プログラム

Claims (15)

  1. アクティブスタイラスペンと、前記アクティブスタイラスペンの信号を検知するセンサを有する装置とからなるデータ入力システムであって、
    前記アクティブスタイラスペンは、
    無線信号を出力する出力手段と、
    手書き入力操作時の筆圧を検出するための圧力センサと、
    前記圧力センサにより第1期間を超えて圧力が検出されない場合、前記アクティブスタイラスペンを前記出力手段が無線信号を第1送信間隔で出力する第1モードから前記出力手段が無線信号を前記第1送信間隔よりも長い第2送信間隔で出力する第2モードに切り替える制御手段と、
    を具備し、
    前記装置は、前記アクティブスタイラスペンから出力される無線信号に基づき、操作面に非接触状態の前記アクティブスタイラスペンが指し示す位置を表すオブジェクトを前記操作面に表示する表示手段を具備し、
    前記表示手段は、前記アクティブスタイラスペンが第2モードの場合、第1タイミングで出力された無線信号に基づき前記操作面に表示した前記オブジェクトの表示状態を前記第1タイミングに後続する第2タイミングで無線信号が出力されるまで維持する、
    データ入力システム。
  2. 前記第2モード時に出力される前記無線信号は、ビーコン信号である請求項1に記載のデータ入力システム。
  3. 前記第2モード時における前記無線信号の搬送波の周波数は、前記第1モード時の周波数よりも低い周波数である請求項1または2に記載のデータ入力システム。
  4. 前記制御手段は、前記アクティブスタイラスペンが前記第1モードまたは前記第2モードのいずれの状態にあるのかを前記ビーコン信号によって前記本体装置に通知する請求項2に記載のデータ入力システム。
  5. 前記制御手段は、前記第2モード時、前記圧力センサにより圧力が検出された場合、前記アクティブスタイラスペンを前記第2モードから前記第1モードに切り替える請求項1、2、3または4に記載のデータ入力システム。
  6. 手書き入力操作を行うためのアクティブスタイラスペンであって、
    無線信号を出力する出力手段と、
    手書き入力操作時の筆圧を検出するための圧力センサと、
    前記圧力センサにより第1期間を超えて圧力が検出されない場合、前記アクティブスタイラスペンを前記出力手段が無線信号を第1送信間隔で出力する第1モードから前記出力手段が無線信号を前記第1送信間隔よりも長い第2送信間隔で出力する第2モードに切り替える制御手段と、
    を具備するアクティブスタイラスペン。
  7. 前記第2モード時に出力される前記無線信号は、ビーコン信号である請求項6に記載のアクティブスタイラスペン。
  8. 前記第2モード時における前記無線信号の搬送波の周波数は、前記第1モード時の周波数よりも低い周波数である請求項6または7に記載のアクティブスタイラスペン。
  9. 前記制御手段は、前記アクティブスタイラスペンが前記第1モードまたは前記第2モードのいずれの状態にあるのかを前記ビーコン信号によって前記本体装置に通知する請求項7に記載のアクティブスタイラスペン。
  10. 前記制御手段は、前記第2モード時、前記圧力センサにより圧力が検出された場合、前記アクティブスタイラスペンを前記第2モードから前記第1モードに切り替える請求項6、7、8または9に記載のアクティブスタイラスペン。
  11. 手書き入力操作を行うためのアクティブスタイラスペンの制御方法であって、
    手書き入力操作時の筆圧を検出することと、
    第1期間を超えて筆圧が検出されない場合、前記アクティブスタイラスペンを、無線信号を第1送信間隔で出力する第1モードから無線信号を前記第1送信間隔よりも長い第2送信間隔で出力する第2モードに切り替えることと、
    を具備するアクティブスタイラスペンの制御方法。
  12. 前記第2モード時、前記無線信号としてビーコン信号を出力する請求項11に記載のアクティブスタイラスペンの制御方法。
  13. 前記第2モード時、前記無線信号の搬送波の周波数を、前記第1モード時の周波数よりも低い周波数とすることを具備する請求項11または12に記載のアクティブスタイラスペンの制御方法。
  14. 前記アクティブスタイラスペンが前記第1モードまたは前記第2モードのいずれの状態にあるのかを前記ビーコン信号によって前記本体装置に通知することを具備する請求項12に記載のアクティブスタイラスペンの制御方法。
  15. 前記第2モード時、筆圧が検出された場合、前記アクティブスタイラスペンを前記第2モードから前記第1モードに切り替えることを具備する請求項11、12、13または14に記載のアクティブスタイラスペンの制御方法。
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