JP2015210126A - 変位計測装置及び変位計測方法 - Google Patents

変位計測装置及び変位計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センサ端末の送信電力を大きくすることなく、雨量や地下水位などを示すセンサデータを伝送することができるとともに、センサ端末が設置される計測点の変位を計測することができるようにする。
【解決手段】基地局アンテナ3−1〜3−4により受信された変位計測用信号を用いて、変位計測対象のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)の変位を計測する一方、変位計測点の状態を監視するセンサが接続されているセンサ端末2がマルチホップネットワークを構築して、センサの監視結果を示すセンサデータをマルチホップ通信で基地局アンテナ3に伝送するように構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、地滑りの恐れのある斜面の変位を計測する変位計測装置及び変位計測方法に関するものである。
以下の特許文献1に開示されている変位計測装置では、固定点に設置している複数の受信機が、計測点に設置されている発信機から発信された電波を受信し、複数の受信機の受信信号間の位相差から発信機の位置を算出することで、その発信機の設置位置(計測点)の変位を計測するようにしている。
変位計測装置は、発信機の設置位置の変位を計測するものであるが、地盤が変位する際には地下水位が上昇するなどの前兆現象があり、さらには集中豪雨がきっかけになって地盤が変位することも多いとされる。
そのため、計測点の変位を計測するだけでなく、雨量や地下水位などを計測することは重要であるが、発信機や複数の受信機などからなる変位計測装置とは別個に、雨量計や地下水位計などのセンサにより計測されたセンサデータを伝送する伝送装置を別途設置して、センサネットなどの無線ネットワークを構築することは不経済になる。
そこで、変位計測装置の発信機が、雨量計や地下水位計などのセンサにより計測されたセンサデータを伝送するセンサ端末を兼ねるように構成して、発信する電波にセンサデータを重畳する方法が考えられる。
しかし、複数の受信機が発信機から発信された微弱な電波を受信することが可能であれば、計測点の変位を計測することができる変位計測装置と比べて、より高いSN比(信号対雑音比)のデータ伝送を実現する必要がある。また、地滑りの監視対象の計測範囲は比較的広域(〜100m)である。
そのため、センサ端末を兼ねる発信機の送信電力を大きくする必要があり、発信機の大型化や高コスト化のほか、電池寿命の短命化などの弊害をもたらす問題がある。
以下の特許文献2には、広範囲のデータ収集を可能にしている無線通信システムが開示されている。
この無線通信システムは、広域用の通信方式(例えば、無線LANなど)と狭域用の通信方式(例えば、Zigbee(登録商標)など)の双方を実装している第1の端末と、狭域用の通信方式(例えば、Zigbee(登録商標)など)だけを実装しているセンシング用の第2の端末とから構成されている。
複数の第2の端末で収集されたセンサデータについては、狭域用の通信方式を用いて、近隣の第2の端末がマルチホップ通信を行うことで第1の端末に集められ、第1の端末が、広域用の通信方式を用いて、集められたセンサデータを遠距離(〜100m)に位置する中央局に伝送するようにしている。
特開2006−349515号公報(図1) 特開2005−184727号公報(図1)
従来の変位計測装置は以上のように構成されているので、広域用の通信方式と狭域用の通信方式の双方を実装している第1の端末と、狭域用の通信方式だけを実装しているセンシング用の第2の端末とを用意すれば、センサ端末を兼ねる発信機の送信電力を小さくすることができるが、2種類の端末を必要とする分だけ高コストになることが考えられる。
また、センシング用の第2の端末から発信された電波は、直接、中央局に伝送されないため、中央局では、第2の端末から発信された電波の受信位相を算出することができず、第2の端末が設置されている位置の変位を計測することができない課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、発信機であるセンサ端末の送信電力を大きくすることなく、雨量や地下水位などを示すセンサデータを伝送することができるとともに、センサ端末が設置される計測点の変位を計測することができる変位計測装置及び変位計測方法を得ることを目的とする。
この発明に係る変位計測装置は、変位計測点に設置されており、変位計測対象に指定されると、設置位置の目印となる変位計測用信号を発信する複数のセンサ端末と、変位計測対象のセンサ端末から発信された変位計測用信号を受信する複数の基地局アンテナと、複数の基地局アンテナにより受信された変位計測用信号を用いて、変位計測対象のセンサ端末が設置されている位置の変位を計測する変位計測手段とを備え、複数のセンサ端末には変位計測点の状態を監視するセンサが接続されており、複数のセンサ端末がマルチホップネットワークを構築して、センサの監視結果を示すセンサデータをマルチホップ通信で基地局アンテナに伝送するようにしたものである。
この発明によれば、複数の基地局アンテナが変位計測対象のセンサ端末から発信された変位計測用信号を受信すると、変位計測手段が複数の基地局アンテナにより受信された変位計測用信号を用いて、変位計測対象のセンサ端末が設置されている位置の変位を計測する一方、変位計測点の状態を監視するセンサが接続されている複数のセンサ端末がマルチホップネットワークを構築して、センサの監視結果を示すセンサデータをマルチホップ通信で基地局アンテナに伝送するように構成したので、センサ端末の送信電力を大きくすることなく、センサの監視結果を示すセンサデータを伝送することができるとともに、センサ端末が設置される計測点の変位を計測することができる効果がある。
この発明の実施の形態1による変位計測装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による変位計測装置の処理内容(変位計測方法)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による変位計測装置を示す構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による変位計測装置を示す構成図である。
図1では、変位計測点の状態を監視するセンサとして、変位計測点における雨量を計測する雨量計1aと、変位計測点における地下水位を計測する地下水位計1bとが設置されている例を示しているが、センサは、雨量計1aや地下水位計1bに限るものではなく、例えば、傾斜計、歪計、加速度計、温度計、湿度計や照度計などのセンサであってもよい。
また、図1では、1台のセンサ端末2に対して、1台のセンサが接続されている例を示しているが、1台のセンサ端末2に対して、2台以上のセンサが接続されていてもよい。
図1において、センサ端末2は変位計測点に設置されており、基地局4から変位計測対象に指定されると、設置位置の目印となる変位計測用信号を発信する。
また、センサ端末2は基地局4の指示の下、近隣のセンサ端末2とマルチホップネットワークを構築し、雨量計1aや地下水位計1bの監視結果を示すセンサデータ信号をマルチホップ通信で、いずれかの基地局アンテナ3に伝送する。
基地局アンテナ3−1〜3−4は変位計測対象のセンサ端末2から発信された変位計測用信号を受信するとともに、センサ端末2からマルチホップ通信で伝送されたセンサデータ信号を受信する。
センサ端末2が設置されている3次元の位置(x,y,z)の変位を計測する場合、4基以上の基地局アンテナ3を設置する必要があるため、この実施の形態1では、4基の基地局アンテナ3−1〜3−4が設置されている例を説明するが、5基以上の基地局アンテナ3が設置されていてもよい。
基地局4の受信機5−1〜5−4は基地局アンテナ3−1〜3−4と有線で接続されており、基地局アンテナ3−1〜3−4の受信信号(変位計測用信号、または、センサデータ信号)に対する所定の受信処理(例えば、信号検波処理、周波数変換処理、A/D変換処理など)を実施して、ディジタルの受信データ(変位計測用信号又はセンサデータ信号のディジタルデータ)を出力する。
復調処理部6は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、受信機5−1〜5−4から出力されたセンサデータ信号のディジタルデータを復調し、復調後のディジタルデータであるセンサデータが示す雨量や地下水位の情報などを出力する処理を実施する。
積分処理部7は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、変位計測対象のセンサ端末2から発信される既知の送信信号を用いて、基地局アンテナ3−1〜3−4により受信された変位計測用信号のディジタルデータを積分して、積分後の変位計測用信号のディジタルデータの位相を算出する処理を実施する。
測位計算部8は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、積分処理部7により算出された位相から変位計測対象のセンサ端末が設置されている位置の変位を計測する処理を実施する。
なお、積分処理部7及び測位計算部8から変位計測手段が構成されている。
端末制御部9は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、複数のセンサ端末2の中から、変位計測対象のセンサ端末2を選択し、例えば、内蔵の送信機を用いて、変位計測対象であるセンサ端末2を示す端末ID(端末識別情報)をマルチホップ通信で変位計測対象のセンサ端末2に伝送する処理を実施する。
また、端末制御部9はマルチホップ通信を行う通信経路(マルチホップネットワーク)を決定し、その通信経路の構築を指示する制御信号を複数のセンサ端末2に伝送する処理を実施する。なお、端末制御部9は端末制御手段を構成している。
図1の例では、基地局4の構成要素である受信機5−1〜5−4、復調処理部6、積分処理部7、測位計算部8及び端末制御部9のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、基地局4の一部がコンピュータで構成されていてもよい。
基地局4の一部(例えば、受信機5−1〜5−4以外の構成要素)をコンピュータで構成する場合、復調処理部6、積分処理部7、測位計算部8及び端末制御部9の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図2はこの発明の実施の形態1による変位計測装置の処理内容(変位計測方法)を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
各センサ端末2は、少なくとも1機の他のセンサ端末2と狭域用の通信方式(例えば、Zigbee(登録商標)など)で通信可能な距離の範囲内に配置されており、全てのセンサ端末2がマルチホップ通信を実施することが可能であるとする。
また、少なくとも1機のセンサ端末2は、いずれかの基地局アンテナ3と狭域用の通信方式で通信可能な距離の範囲内に配置されており、全てのセンサ端末2が基地局4とマルチホップ通信を実施することが可能であるとする。
これにより、基地局アンテナ3が地滑り等を監視する区域から離れた位置に設置される場合でも、地滑り等を監視する区域と基地局アンテナ3との間に中継用のセンサ端末2を設置することで、監視区域の変位を観測することができる。
なお、各センサ端末2は、基地局アンテナ3との距離が、狭域用の通信方式を用いるデータ通信が困難な距離である場合でも、4基の基地局アンテナ3−1〜3−4と見通しがあり、微弱な電波が4基の基地局アンテナ3−1〜3−4に届くものとする。
まず、基地局4の端末制御部9は、例えば、各センサ端末2が設置されている位置の情報(例えば、センサ端末2が設置された当初の位置は既知であるものとする)を参照して、各々のセンサ端末2からいずれかの基地局アンテナ3に至る最短経路を探索し、各センサ端末2と最短経路上に存在するセンサ端末2に対して、通信経路の構築を指示する制御信号を送信する(ステップST1)。
例えば、図中、破線で囲まれているセンサ端末2については、当該センサ端末2の紙面右下に位置しているセンサ端末2(以下、「通信経路上端末」と称する)を介して、基地局アンテナ3−4に至る経路が最短経路であると判断し、破線で囲まれているセンサ端末2と通信経路上端末に対して、通信経路の構築を指示する制御信号を送信する。
即ち、端末制御部9は、基地局アンテナ3−4から制御信号を通信経路上端末に送信し、通信経路上端末は、端末制御部9から送信された制御信号を破線で囲まれているセンサ端末2に送信する。
破線で囲まれているセンサ端末2と通信経路上端末は、端末制御部9から制御信号を受けると、破線で囲まれているセンサ端末2から、通信経路上端末を通って、基地局アンテナ3−4に至る通信経路を構築する。
これにより、破線で囲まれているセンサ端末2は、地下水位計1bの監視結果を示すセンサデータ信号をマルチホップ通信で基地局4に送信することが可能になる。
ここでは、各センサ端末2が設置されている位置の情報を参照して、通信経路を決定する例を示しているが、既存のセンサネットシステムの制御方法を用いて、通信経路を決定すればよく、例えば、各センサ端末2から発信された電波の受信電力を比較して、通信経路を決定するようにしてもよい。
基地局4の端末制御部9は、全てのセンサ端末2とマルチホップ通信を実施するための通信経路を構築すると、全てのセンサ端末2の中から、変位計測対象のセンサ端末2を選択し、変位計測対象であるセンサ端末2を示す端末IDと、変位計測対象であるセンサ端末2が発信する変位計測用信号の信号内容を示す信号情報とを含む制御信号をマルチホップ通信で変位計測対象のセンサ端末2に伝送する。
例えば、変位計測対象のセンサ端末2が、破線で囲まれているセンサ端末2であれば、上記の通信経路上端末を介して、その端末IDと信号情報を含む制御信号を破線で囲まれているセンサ端末2に送信する。なお、この制御信号の中に、変位計測用信号の送信時刻などが含まれていてもよい。
全てのセンサ端末2は、基地局4とマルチホップ通信を実施するための通信経路が構築されると、接続されているセンサの監視結果を示すセンサデータ信号をマルチホップ通信で、いずれかの基地局アンテナ3に伝送する。
基地局4の受信機5−1〜5−4は、基地局アンテナ3−1〜3−4のうち、自己が接続されている基地局アンテナ3がセンサデータ信号を受信すると(ステップST2)、そのセンサデータ信号に対する所定の受信処理(例えば、信号検波処理、周波数変換処理、A/D変換処理など)を実施して、センサデータ信号のディジタルデータを復調処理部6に出力する。
復調処理部6は、いずれかの受信機5からセンサデータ信号のディジタルデータを受けると、そのディジタルデータの復調処理を実施し、復調処理後のディジタルデータであるセンサデータが示す雨量や地下水位等の情報を出力する(ステップST3)。
変位計測対象のセンサ端末2は、端末IDと信号情報を含む制御信号を受信すると、その信号情報が示す信号内容に対応している変位計測用信号として、送信信号s(k)を発信する。
基地局アンテナ3−1〜3−4は、変位計測対象のセンサ端末2から発信された変位計測用信号を受信する。以下、基地局アンテナ3−1〜3−4により受信された変位計測用信号をu(k)で表記する。
基地局4の受信機5−1〜5−4は、基地局アンテナ3−1〜3−4が変位計測用信号u(k)を受信すると(ステップST4)、その変位計測用信号u(k)に対する所定の受信処理(例えば、信号検波処理、周波数変換処理、A/D変換処理など)を実施して、変位計測用信号u(k)のディジタルデータを積分処理部7に出力する。
基地局4の積分処理部7は、受信機5−1〜5−4から変位計測用信号u(k)のディジタルデータを受けると、下記の式(1)に示すように、変位計測対象のセンサ端末2から発信される既知の送信信号s(k)を用いて、変位計測用信号u(k)のディジタルデータを積分する(ステップST5)。

Figure 2015210126
式(1)において、s(k)は変位計測対象であるl番目のセンサ端末2の送信信号、u(k)はm番目の基地局アンテナ3−m(m=1,2,・・・,M)の受信信号である。
また、Mは基地局アンテナ3の数(図1の例では、M=4)、kは信号の時間を表すインデックス、Kは積分サンプル数、nは受信信号の時間シフト量である。
次に、積分処理部7は、積分後の変位計測用信号vl,m(n)の振幅(絶対値)が最大になるnを特定し、下記の式(2)に示すように、振幅が最大になるnに対応する変位計測用信号vl,m(n)の位相角を、受信信号である変位計測用信号vl,m(n)の位相φl,mとして求める(ステップST6)。

Figure 2015210126
基地局4の測位計算部8は、積分処理部7が4つの基地局アンテナ3−1〜3−4により受信された変位計測用信号u(k)〜u(k)の位相φl,1〜φl,4を求めると、下記の式(3)に示すように、各位相φl,mと変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)との関係を示す方程式を立てる。図1の例では、4つの基地局アンテナ3−1〜3−4が設置されているため、4つの方程式が立てられる。

Figure 2015210126
式(3)において、(X,Y,Z)はm番目の基地局アンテナ3−mが設置されている位置(既知)である。例えば、基地局アンテナ3−mの設置時にトータルステーション等で計測されているものとする。
また、Nl,mは既知の位相整数値(位相整数値は、例えば、l番目のセンサ端末2の設置当初の位置と、基地局アンテナ3−mの設置位置との距離から求まる)、ξはl番目のセンサ端末2の送信位相である。
測位計算部8は、4つの方程式を立てると、それらの方程式を解くことで、変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)を算出する(ステップST7)。
測位計算部8は、変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)を算出すると、その位置(x,y,z)と、そのセンサ端末2が変位計測点に設置された当初の位置(x,y,z)との差分(x−x,y−y,z−z)を、そのセンサ端末2が設置されている位置の変位として計測する(ステップST8)。
ここでは、今回算出したセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)と、そのセンサ端末2が変位計測点に設置された当初の位置(x,y,z)との差分(x−x,y−y,z−z)を求めているが、例えば、今回算出したセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)と、前回算出したセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)との差分を、センサ端末2が設置されている位置の変位として計測するようにしてもよい。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、基地局アンテナ3−1〜3−4が変位計測対象のセンサ端末2から発信された変位計測用信号を受信すると、基地局アンテナ3−1〜3−4により受信された変位計測用信号を用いて、変位計測対象のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)の変位を計測する一方、変位計測点の状態を監視するセンサが接続されているセンサ端末2がマルチホップネットワークを構築して、センサの監視結果を示すセンサデータをマルチホップ通信で基地局アンテナ3に伝送するように構成したので、センサ端末2の送信電力を大きくすることなく、センサの監視結果を示すセンサデータを伝送することができるとともに、センサ端末2が設置される計測点の変位を計測することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、変位計測対象のセンサ端末2から発信される既知の送信信号s(k)を用いて、変位計測用信号u(k)のディジタルデータを積分するように構成しているので、基地局アンテナ3−1〜3−4における変位計測用信号u(k)のSN比が改善されるようになり、その結果、変位計測対象のセンサ端末2と基地局アンテナ3−1〜3−4間の距離が長くて、基地局アンテナ3−1〜3−4における変位計測用信号u(k)の受信電力が弱い場合でも、その変位計測用信号u(k)の位相を正しく求めて、高精度の変位を計測することができる効果を奏する。
なお、積分後の変位計測用信号u(k)のSN比は、積分時間(積分サンプル数K)を大きくするほど改善することができるので、送信電力が微弱な通信方式(例えば、Zigbee(登録商標)など)を用いても、変位の計測を行うことができる。そのため、狭域用の1種類の通信方式のみをセンサ端末2に実装すればよいので、センサ端末2の低コスト化を実現することができる。
また、センサ端末2の送信電力が小さくて済むので、センサ端末2の電池の長寿命化を実現することもできる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2による変位計測装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
相関処理部11は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、基地局アンテナ3−1〜3−4により受信された変位計測用信号間の相関を演算して、相関処理後の信号から基地局アンテナ3−1〜3−4により受信された変位計測用信号間の位相差を算出する処理を実施する。
測位計算部12は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、相関処理部11により算出された変位計測用信号間の位相差から変位計測対象のセンサ端末2が設置されている位置の変位を計測する処理を実施する。
なお、相関処理部11及び測位計算部12から変位計測手段が構成されている。
図3の例では、基地局4の構成要素である受信機5−1〜5−4、復調処理部6、相関処理部11、測位計算部12及び端末制御部9のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、基地局4の一部がコンピュータで構成されていてもよい。
基地局4の一部(例えば、受信機5−1〜5−4以外の構成要素)をコンピュータで構成する場合、復調処理部6、相関処理部11、測位計算部12及び端末制御部9の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
次に動作について説明する。
相関処理部11及び測位計算部12以外は、上記実施の形態1と同様であるため、ここでは、相関処理部11及び測位計算部12の処理内容を説明する。
ただし、この実施の形態2では、既知の送信信号s(k)を用いて、変位計測用信号u(k)のディジタルデータを積分する処理を実施しないので、制御信号には変位計測用信号の信号内容を示す信号情報が含められず、端末制御部9から端末IDを含む制御信号が変位計測対象のセンサ端末2に送信される。
相関処理部11は、基地局アンテナ3−1〜3−4が変位計測対象のセンサ端末2から発信された変位計測用信号um1(k)〜um4(k)を受信することで、受信機5−1〜5−4から変位計測用信号um1(k)〜um4(k)のディジタルデータを受けると、下記の式(4)に示すように、基地局アンテナ3−1により受信された変位計測用信号um1(k)と、基地局アンテナ3−2により受信された変位計測用信号um2(k)との相関を演算する。

Figure 2015210126
次に、相関処理部11は、相関処理後の信号wm1,m2(n)の振幅(絶対値)が最大になるnを求め、下記の式(5)に示すように、振幅が最大になるnに対応する信号wm1,m2(n)の位相角を、基地局アンテナ3−1により受信された変位計測用信号um1(k)と、基地局アンテナ3−2により受信された変位計測用信号um2(k)との位相差φl,m1−φl,m2として求める。

Figure 2015210126
相関処理部11は、位相差φm1−φm2を求める場合と同様の方法で、基地局アンテナ3−2により受信された変位計測用信号um2(k)と、基地局アンテナ3−3により受信された変位計測用信号um3(k)との相関を演算することで、基地局アンテナ3−2により受信された変位計測用信号um2(k)と、基地局アンテナ3−3により受信された変位計測用信号um3(k)との位相差φl,m2−φl,m3を求める。
また、相関処理部11は、位相差φm1−φm2を求める場合と同様の方法で、基地局アンテナ3−3により受信された変位計測用信号um3(k)と、基地局アンテナ3−4により受信された変位計測用信号um4(k)との相関を演算することで、基地局アンテナ3−3により受信された変位計測用信号um3(k)と、基地局アンテナ3−4により受信された変位計測用信号um4(k)との位相差φl,m3−φl,m4を求める。
測位計算部12は、相関処理部11が基地局アンテナ3−1により受信された変位計測用信号um1(k)と、基地局アンテナ3−2により受信された変位計測用信号um2(k)との位相差φl,m1l,φm2を求めると、下記の式(6)に示すように、その位相差φl,m1−φl,m2と変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)との関係を示す方程式を立てる。

Figure 2015210126
式(6)において、(Xm1,Ym1,Zm1)は基地局アンテナ3−1が設置されている位置(既知)、(Xm2,Ym2,Zm2)は基地局アンテナ3−2が設置されている位置(既知)である。
また、λは波長、Nl,m1,m2は基地局アンテナ3−1と基地局アンテナ3−2の間の位相整数値(既知)である。
また、測位計算部12は、相関処理部11が基地局アンテナ3−2により受信された変位計測用信号um2(k)と、基地局アンテナ3−3により受信された変位計測用信号um3(k)との位相差φl,m2−φl,m3を求めると、下記の式(7)に示すように、その位相差φl,m2−φl,m3と変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)との関係を示す方程式を立てる。

Figure 2015210126
式(7)において、(Xm3,Ym3,Zm3)は基地局アンテナ3−3が設置されている位置(既知)である。
また、Nl,m2,m3は基地局アンテナ3−2と基地局アンテナ3−3の間の位相整数値(既知)である。
また、測位計算部12は、相関処理部11が基地局アンテナ3−3により受信された変位計測用信号um3(k)と、基地局アンテナ3−4により受信された変位計測用信号um4(k)との位相差φl,m3−φl,m4を求めると、下記の式(8)に示すように、その位相差φl,m3−φl,m4と変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)との関係を示す方程式を立てる。

Figure 2015210126
式(8)において、(Xm4,Ym4,Zm4)は基地局アンテナ3−4が設置されている位置(既知)である。
また、Nl,m3,m4は基地局アンテナ3−3と基地局アンテナ3−4の間の位相整数値(既知)である。
測位計算部12は、式(6)〜(8)に示す方程式を立てると、それらの方程式を解くことで、変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)を算出する。
測位計算部12は、変位計測対象であるl番目のセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)を算出すると、その位置(x,y,z)と、そのセンサ端末2が変位計測点に設置された当初の位置(x,y,z)との差分(x−x,y−y,z−z)を、そのセンサ端末2が設置されている位置の変位として計測する。
ここでは、今回算出したセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)と、そのセンサ端末2が変位計測点に設置された当初の位置(x,y,z)との差分(x−x,y−y,z−z)を求めているが、例えば、今回算出したセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)と、前回算出したセンサ端末2が設置されている位置(x,y,z)との差分を、センサ端末2が設置されている位置の変位として計測するようにしてもよい。
この実施の形態2によれば、相関処理部11が複数の基地局アンテナ3により受信された変位計測用信号間の相関を演算することで、SN比の改善を図っているが、変位計測対象であるl番目のセンサ端末2の送信信号s(k)が既知である場合の積分処理(図1の積分処理部7での積分処理)によるSN比の改善度より悪いため、より長い積分時間(積分サンプル数K)を必要とするが、センサ端末2の送信信号s(k)が既知である必要がなく、センサ端末2に対する制御を簡略化を図ることができる利点がある。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1a 雨量計(センサ)、1b 地下水位計(センサ)、2 センサ端末、3−1〜3−4 基地局アンテナ、4 基地局、5−1〜5−4 受信機、6 復調処理部、7 積分処理部(変位計測手段)、8 測位計算部(変位計測手段)、9 端末制御部(端末制御手段)、11 相関処理部(変位計測手段)、12 測位計算部(変位計測手段)。

Claims (5)

  1. 変位計測点に設置されており、変位計測対象に指定されると、設置位置の目印となる変位計測用信号を発信する複数のセンサ端末と、
    前記変位計測対象のセンサ端末から発信された変位計測用信号を受信する複数の基地局アンテナと、
    前記複数の基地局アンテナにより受信された変位計測用信号を用いて、前記変位計測対象のセンサ端末が設置されている位置の変位を計測する変位計測手段とを備え、
    前記複数のセンサ端末には前記変位計測点の状態を監視するセンサが接続されており、
    前記複数のセンサ端末がマルチホップネットワークを構築して、前記センサの監視結果を示すセンサデータをマルチホップ通信で前記基地局アンテナに伝送することを特徴とする変位計測装置。
  2. 前記複数のセンサ端末の中から、前記変位計測対象のセンサ端末を選択し、前記変位計測対象であるセンサ端末を示す端末識別情報をマルチホップ通信で前記変位計測対象のセンサ端末に伝送する端末制御手段を備え、
    前記端末識別情報が示すセンサ端末が変位計測用信号を発信することを特徴とする請求項1記載の変位計測装置。
  3. 前記端末制御手段は、前記端末識別情報をマルチホップ通信で前記変位計測対象のセンサ端末に伝送する際、前記変位計測用信号の信号内容を指示する信号情報を前記変位計測対象のセンサ端末に伝送し、
    前記端末識別情報が示すセンサ端末は、前記信号情報が示す信号内容に対応している変位計測用信号を発信し、
    前記変位計測手段は、前記信号内容を用いて、前記複数の基地局アンテナにより受信された変位計測用信号を積分して、積分後の変位計測用信号の位相を求め、前記位相から前記変位計測対象のセンサ端末が設置されている位置の変位を計測することを特徴とする請求項2記載の変位計測装置。
  4. 前記変位計測手段は、前記複数の基地局アンテナにより受信された変位計測用信号間の相関を演算することで、前記変位計測用信号間の位相差を算出し、前記位相差から前記変位計測対象のセンサ端末が設置されている位置の変位を計測することを特徴とする請求項1または請求項2記載の変位計測装置。
  5. 変位計測点に設置されている複数のセンサ端末のうち、変位計測対象に指定されたセンサ端末が、設置位置の目印となる計測用信号を発信する計測用信号発信ステップと、
    複数の基地局アンテナが、前記変位計測対象のセンサ端末から発信された変位計測用信号を受信する変位計測用信号受信ステップと、
    変位計測手段が、前記複数の基地局アンテナにより受信された変位計測用信号を用いて、前記変位計測対象のセンサ端末が設置されている位置の変位を計測する変位計測ステップとを備えた変位計測方法において、
    前記複数のセンサ端末には前記変位計測点の状態を監視するセンサが接続されており、
    前記複数のセンサ端末がマルチホップネットワークを構築して、前記センサの監視結果を示すセンサデータをマルチホップ通信で前記基地局アンテナに伝送するセンサデータ伝送ステップを備えたことを特徴とする変位計測方法。
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