JP2015208210A - コンバータ及びその電圧クランプ回路 - Google Patents

コンバータ及びその電圧クランプ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】コンバータを提供する。
【解決手段】出力端子に直列連結される第1のスイッチユニットと第2のスイッチユニットを含む第1のブリッジアームと、中性点端子に直列連結される2つの電圧源を含む第2のブリッジアームと、中性点端子と出力端子との間に電気的に結合されるスイッチ回路と、出力端子、中性点端子及び正入力端子又は負入力端子を電気的に結合し、またスイッチ回路における電圧をクランプするための電圧クランプ回路と、を備えるコンバータ。
【選択図】図1A

Description

本発明は、コンバータに関し、特にコンバータにおける電圧クランプ回路に関する。
一般的には、マルチレベル出力を有するコンバータは、例えば、ソーラー・インバーター(solar inverter)、無停電電源システム(uninterruptible power supply system;UPS)、電力変換システム(power conversion system;PCS)等の関連分野に広く応用されている。
上記コンバータには、通常、スイッチなどの素子を含み、電流転流(commutation)経路に位置するスイッチが電流転流の動作を行うようにスイッチングする。
しかしながら、電流経路には、通常、寄生インダクタンスが存在するため、前記スイッチが切り換わる瞬間に、寄生インダクタンスの存在により前記スイッチが高圧を受けることがあり、更に、前記スイッチがオフになる時、電圧スパイク(voltage spike)が発生して前記スイッチに影響を与える。例として、コンバータの入力電圧が380Vである場合、前記スイッチがオフになる瞬間に、電圧スパイクは、スイッチに耐える定格電圧よりもはかるに高い600Vとなる可能性がある。このように、スイッチが壊れて、更にコンバータが正常に動作できなくなる。
本発明は、コンバータ及びその電圧クランプ回路に関し、これによって、電圧スパイクによるスイッチ損害が発生し、更にコンバータが正常に動作できない問題が解決される。
本発明の一態様は、第1のブリッジアームと、第2のブリッジアームと、スイッチ回路と、電圧クランプ回路と、を備えるコンバータに関する。第1のブリッジアームは、出力端子に電気的に直列に結合される第1のスイッチユニット及び第2のスイッチユニットを含む。第2のブリッジアームは、中性点端子に電気的に直列に結合される第1の電圧源及び第2の電圧源を含む。スイッチ回路は、中性点端子と出力端子との間に電気的に結合される。電圧クランプ回路は、出力端子、中性点端子及び正入力端子又は負入力端子を電気的に結合し、また、スイッチ回路における電圧をクランプすることに用いられる。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、充電回路と、放電回路と、を含む。充電回路とスイッチ回路は、出力端子と中性点端子との間に並列に結合される。放電回路は、充電回路及び正入力端子又は負入力端子を電気的に結合する。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、コンデンサーと、抵抗器と、ダイオードと、を含む。コンデンサーとダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、また出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。抵抗器は、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される第2のダイオードを更に含む。
本発明の実施例において、第1のスイッチユニットは、逆並列に接続されたスイッチ素子と第3のダイオードを含む。第2のダイオードと抵抗器との何れもノードと正入力端子との間に電気的に結合される場合、スイッチ素子がオフになる時、第2のダイオード、コンデンサー及びスイッチ回路が充電回路を構成し、コンデンサーは、スイッチ素子における電圧スパイクを吸収してから、吸収された電気エネルギーを抵抗器によって第1の電圧源へ放出する。
本発明の実施例において、第2のスイッチユニットは、逆並列に接続されたスイッチ素子と第3のダイオードを含む。第2のダイオードと抵抗器との何れもノードと負入力端子との間に電気的に結合される場合、スイッチ素子がオフになる時、第2のダイオード、コンデンサー及びスイッチ回路が充電回路を構成し、コンデンサーは、スイッチ素子における電圧スパイクを吸収してから、吸収された電気エネルギーを抵抗器によって第2の電圧源へ放出する。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のダイオード、第2のダイオード、コンデンサー及び抵抗器を含む。第1のダイオードとコンデンサーは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のダイオードと抵抗器は、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、コンデンサー、インダクタ及びダイオードを含む。コンデンサーとダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。インダクタは、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のダイオード、第2のダイオード、コンデンサー及びインダクタを含む。第1のダイオードとコンデンサーは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のダイオードとインダクタは、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、コンデンサー及びダイオードを含む。コンデンサーとダイオードは、正入力端子又は負入力端子に電気的に直列に結合される。コンデンサーとダイオードは、出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のダイオード、第2のダイオード及びコンデンサーを含む。第1のダイオードとコンデンサーは、ノードに電気的に直列に結合される。第2のダイオードは、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1の抵抗器と第2の抵抗器及び第1のダイオードと第2のダイオードを含む。第1のコンデンサーと第1のダイオードは、第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第1の抵抗器は、第1のノードと正入力端子との間に電気的に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2の抵抗器は、第2のノードと負入力端子との間に電気的に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第3のダイオード及び第4のダイオードを更に含む。第3のダイオードは、第1のノードと正入力端子との間に電気的に結合され、第4のダイオードは、第2のノードと負入力端子との間に電気的に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1のインダクタと第2のインダクタ及び第1のダイオードと第2のダイオードを含む。第1のコンデンサーと前記第1のダイオードは、第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第1のインダクタは、第1のノードと正入力端子との間に電気的に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。前記第2のインダクタは、第2のノードと負入力端子との間に電気的に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサー、第2のコンデンサー、第1のダイオード及び第2のダイオードを含む。第1のコンデンサーと前記第1のダイオードは、正入力端子に電気的に直列に結合され、第1のコンデンサーと第1のダイオードは、出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、負入力端子に電気的に直列に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1の抵抗器と第2の抵抗器及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含む。第1のコンデンサーと第1のダイオードは、第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第1の抵抗器は、第1のノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2の抵抗器と第3のダイオードは、第2のノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1のインダクタと第2のインダクタ及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含む。第1のコンデンサーと第1のダイオードは、第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第1のインダクタは、第1のノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のインダクタと第3のダイオードは、第2のノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含む。第1のコンデンサーと前記第1のダイオードは、正入力端子又は負入力端子に電気的に直列に結合される。第1のコンデンサーと第1のダイオードは、出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第3のダイオードは、正入力端子又は負入力端子に電気的に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、抵抗器及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含む。第1のコンデンサーと第1のダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。抵抗器と第3のダイオードは、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、インダクタ及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含む。第1のコンデンサーと第1のダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。インダクタと第3のダイオードは、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される。
本発明の実施例において、電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含む。第1のコンデンサーと第1のダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第2のコンデンサーと第2のダイオードは、ノードに電気的に直列に結合され、且つ出力端子と中性点端子との間に電気的に直列に結合される。第3のダイオードは、ノードと正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される。
本発明の実施例において、スイッチ回路は、逆直列又は逆並列に出力端子と中性点端子との間に電気的に結合される2つのスイッチユニットを含む。
本発明の実施例において、2つのスイッチユニットは、逆直列に電気的に結合され、それぞれ、互いに逆並列に結合されるスイッチ素子及びダイオードを含む。
本発明の実施例において、スイッチ素子は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ又は金属酸化物半導体電界効果トランジスタである。
本発明の実施例において、2つのスイッチユニットは、逆直列に電気的に結合され、それぞれ、互いに電気的に直列又は並列にされる複数のスイッチ素子を含む。
本発明の実施例において、2つのスイッチユニットは、逆並列に電気的に結合され、それぞれ、互いに電気的に直列に結合されるスイッチ素子及びダイオードを含む。
本発明の実施例において、スイッチ素子は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ又は金属酸化物半導体電界効果トランジスタである。
本発明の別の態様は、第1のブリッジアーム、第2のブリッジアーム、スイッチ回路及び電圧クランプ回路を備えるコンバータに関する。第1のブリッジアームは、出力端子に電気的に直列に結合される第1のスイッチユニット及び第2のスイッチユニットを含む。第2のブリッジアームは、中性点端子に電気的に直列に結合される第1の電圧源及び第2の電圧源を含む。スイッチ回路は、中性点端子と出力端子との間に電気的に結合される。電圧クランプ回路は、スイッチ回路における電圧をクランプすることに用いられ、充電回路及び能動回路を含む。充電回路とスイッチ回路は、出力端子と中性点端子との間に並列に結合され、スイッチ回路における電圧による充電操作に用いられる。能動回路は、充電回路を電気的に結合し、充電回路の操作によって操作電圧を正入力端子又は負入力端子、出力端子或いは駆動回路に出力することに用いられ、駆動回路が第1のスイッチユニット、第2のスイッチユニット又はスイッチ回路の駆動に用いられる。
本発明の実施例において、充電回路は、中性点端子と出力端子との間に電気的に直列に結合されるダイオード及びコンデンサーを含み、能動回路は、入力端子がコンデンサーの両端を電気的に結合し、出力端子が正入力端子又は負入力端子を電気的に結合するDC−DCコンバータを含む。
本発明の実施例において、充電回路は、中性点端子と出力端子との間に電気的に直列に結合されるコンデンサー及びダイオードを含み、能動回路は、入力端子がコンデンサーの両端を電気的に結合し、出力端子が駆動回路を電気的に結合するDC−DCコンバータを含む。
本発明の技術的内容によると、前記実施例を適用すれば、電圧スパイクが効率的に抑制され、且つ電圧スパイクからの影響を受けたいかなるのスイッチ回路構造の何れも上記電圧クランプ回路によって保護されることができ、このように、上記電圧クランプ回路が柔軟に異なるスイッチ回路構造に適用され、更に回路の信頼性を向上することができる。
本発明の説明は、読者に本開示内容を基本的に理解させるように、本開示内容の簡略化された概要を提供する。この発明の内容は、本開示内容の完全な記述ではなく、また本発明実施例の重要な(又は肝心な)素子を指摘し、又は本発明の範囲を限定するものではない。
本発明の第1の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第2の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第3の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第4の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の実施例による図2Bに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の実施例による図2Bに示すコンバータを示す操作模式図である。 従来技術に電圧クランプ操作がない場合のスイッチと相応する電圧変化模式図である。 本発明の実施例による図2Bに示すコンバータにおける電圧変化模式図である。 本発明の第5の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の実施例による図4Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の実施例による図4Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の第6の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の実施例による図5Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の実施例による図5Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の第7の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の実施例による図6Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の実施例による図6Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の第8の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第9の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第10の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の実施例による図9Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の実施例による図9Aに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の実施例による図9Aに示すコンバータにおける電圧変化模式図である。 本発明の第11の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。 本発明の第11の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。 本発明の第12の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。 本発明の第12の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。 本発明の第13の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。 本発明の第13の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。 本発明の第14の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。 本発明の第15の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第16の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第17の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第18の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第19の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第20の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第21の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第22の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第23の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第24の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の実施例による図16Bに示すコンバータを示す操作模式図である。 本発明の第25の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第26の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第27の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第28の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第29の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第30の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の第31の実施例によるコンバータを示す模式図である。 本発明の実施例によるコンバータを示す基本的なトポロジ図である。 本発明の実施例による別のコンバータを示す基本的なトポロジ図である。 本発明の実施例によるさらに他のコンバータを示す基本的なトポロジ図である。 本発明の実施例によるさらに1つのコンバータを示す基本的なトポロジ図である。
下記は、図面を参照して実施例を挙げて詳しく説明するが、提供された実施例は、本発明に含まれる範囲を限定するものではなく、構造や動作についての記述は、その実行の手順を限定するためのものではなく、素子から新たに組み合わせられた構造、それにより生じる等価な効果を持つ装置であれば、いずれも本発明の範囲に含まれる。なお、図面は説明のみを目的とし、原寸で図面を作るものではない。理解しやすくするために、下記説明において、同一の素子に同一の符号を付けて説明する。
全体の明細書と特許請求範囲に用いられる用語(terms)は、特に明記される以外、通常、用語ごとにこの分野、この開示の内容と特殊内容に使用される一般的な意味を持つ。当業者に本開示に関する記述における規定外の案内を提供するように、本開示を記述するためのある用語について、以下又はこの明細書の別所で検討する。
本文に使用される「約」、「大体」又は「おおよそ」とは、一般的に、数値の誤差又は範囲が20%以内であり、好ましくは10%以内であり、より好ましくは5%以内である。文中、明確に説明しない限り、言及された数値を、全て、例えば「約」、「大体」又は「おおよそ」に表す誤差、範囲又は他のもののような近似値と見なす。
本文に使用される「第1の」、「第2の」等については、順序又は順位を特定する意味ではなく、本発明を限定するためのものでもなく、同一の技術用語で記述される素子又は操作を区別するためのものだけである。
次に、本文に使用される「含む」、「備える」、「有する」、「含有」等は、何れも非限定的な用語であり、つまり、含むがそれに限定されないことを指す。
また、本文に使用される「結合」又は「接続」とは、2つ又は複数の素子が互いに直接的に実体又は電気的に接触し、又は互いに間接的に実体又は電気的に接触してもよく、2つ又は複数の素子が互いに操作し又は動作してもよい。
図1Aは、本発明の第1の実施例によるコンバータを示す模式図である。図1Aに示すように、コンバータ100aは、第1のブリッジアーム110、第2のブリッジアーム120、スイッチ回路130及び電圧クランプ(clamp)回路140aを含む。
第1のブリッジアーム110は、出力端子ACに電気的に直列連結され、また正入力端子Pと負入力端子Nとの間に電気的に直列に結合されるスイッチユニット112、スイッチユニット114を含む。第2のブリッジアーム120は、中性点(neutral point)端子Oに電気的に直列連結され、正入力端子Pと負入力端子Nとの間に電気的に直列に結合される電圧源122、電圧源124を含む。次に、スイッチ回路130は、中性点端子Oと出力端子ACとの間に電気的に結合される。一実施例において、中性点端子Oは、接地端子に電気的に結合される。
それ以外、電圧クランプ回路140aは、出力端子AC、中性点端子O及び正入力端子Pを電気的に結合し、スイッチ回路130における電圧をクランプすることに用いられる。一実施例において、電圧クランプ回路140aは、中性点端子Oに電気的に結合される端点A、出力端子ACを電気的に結合する端点B、正入力端子Pに電気的に結合される端点Cを含んでもよい。
説明すべきなのは、ある実施例において、本文で「電圧クランプ回路」と呼ばれたものは、単独で充放電回路としてスイッチ回路130における電圧をクランプしてもよい。他の実施例において、本文に言われる「電圧クランプ回路」の内部に充放電回路が配置してあり、スイッチ回路130がオフになる場合、充放電回路は、スイッチ回路130における電圧によって相応の充電と放電を行うことに用いられる。言い換えれば、下記の実施例における電圧クランプ回路に関する説明は、併せて上記に言及された充放電回路を指してもよい。
図1Bは、本発明の第2の実施例によるコンバータを示す模式図である。図1Aに示す実施例に比べて、図1Bのコンバータ100bにおいて、電圧クランプ回路140bは、出力端子AC、中性点端子O及び負入力端子Nを電気的に結合し、スイッチ回路130における電圧をクランプすることに用いられる。実際には、前記コンバータ100a、100bは、T型中性点クランプ(T−type neutral−point−clamped、TNPC)コンバータであってもよい。
同様に、一実施例において、電圧クランプ回路140bは、中性点端子Oに電気的に結合される端点Aと、出力端子ACを電気的に結合する端点Bと、負入力端子Nに電気的に結合される端点Cとを含んでもよい。
実際には、前記端点A、端点Bとスイッチ回路130との距離が近ければ近いほどよく、また正入力端子P又は負入力端子Nに結合される端点Cが放電端点とみなされてもよい。
ある実施例において、スイッチユニット112は、互いに逆並列に結合されるスイッチ素子S1及びダイオードD1を含み、スイッチユニット114は、互いに逆並列に結合されるスイッチ素子S2及びダイオードD2を含む。実際には、前記スイッチ素子S1、S2は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(insulated gate bipolar transistor;IGBT)、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(metal−oxide semiconductor field effect transistor;MOSFET)、他の種類のトランジスタ又はそれらの組合せであってもよい。前記電圧源122、電圧源124は、コンデンサー、電池…などの素子によって実現してもよい。
操作上、スイッチ回路130がオンになる時、出力端子ACの電圧が中性点端子Oの電圧(例えば:接地電圧)まで低下し、スイッチ回路130がオフになる時、オフになる瞬間にスイッチ回路130と相応する電圧スパイク(voltage spike)が生じ、この時、前記電圧クランプ回路140a又は140bがスイッチ回路130における電圧をクランプし、電圧スパイクによるスイッチ回路130への影響を避ける。
図2Aは、本発明の第3の実施例によるコンバータを示す模式図である。図1Aに示す実施例に比べて、図2Aに示す電圧クランプ回路240は、コンデンサーC1、抵抗器r1及びダイオードd1を含む。コンデンサーC1とダイオードd1は、ノードNAに電気的に直列に結合され、また出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に直列に結合される。抵抗器r1は、ノードNAと正入力端子Pとの間に電気的に結合される。具体的に、図2Aに示すように、コンデンサーC1の両端がそれぞれ中性点端子OとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd1のカソードとアノードがそれぞれノードNAと出力端子ACを電気的に結合する。
説明すべきなのは、本願で「ダイオード」と呼ばれるものは、実際のダイオード素子を指してもよく、スイッチによって実現されるダイオードを指してもよく、例えば金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、バイポーラジャンクショントランジスタ(Bipolar Junction Transistor;BJT)又は他の種類のトランジスタによって実現される。言い換えれば、本願中に言われる「ダイオード」の何れも、スイッチ(能動又は受動スイッチを含む)で交換されてもよい。このため、本願は、図式に示す実施例に限定されない。
回路構成について、コンデンサーC1とダイオードd1は、スイッチ回路130に並列に接続されまた共同で操作される充電回路とされてもよく、抵抗器r1は、この充電回路と共同で操作される放電回路とされてもよい。
図2Bは、本発明の第4の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2Aに示す実施例に比べて、図2Bにおけるスイッチ回路130aは、逆直列に出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に結合されるスイッチユニット232、スイッチユニット234を含む。一実施例において、スイッチユニット232は、互いに逆並列に結合されるスイッチ素子S3及びダイオードD3を含み、スイッチユニット234は、互いに逆並列に結合されるスイッチ素子S4及びダイオードD4を含み、スイッチ素子S3とスイッチ素子S4とが逆直列に中性点端子Oと出力端子ACとの間に電気的に結合される。ここで、スイッチS3とスイッチS4とが逆直列に電気的に結合する方式は、以下のことを指してもよい。スイッチS3とスイッチS4が例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(insulated gate bipolar transistor;IGBT)である場合、スイッチS3のコレクター電極がスイッチS4のコレクター電極に電気的に結合され、スイッチS3のエミッター電極が中性点端子Oに電気的に結合され、スイッチS4のエミッター電極が出力端子ACに電気的に結合される。
実際には、前記スイッチ素子S3、スイッチ素子S4は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(insulated gate bipolar transistor;IGBT)、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(metal−oxide semiconductor field effect transistor;MOSFET)、他の種類のトランジスタ又はそれらの組合せであってもよい。
一実施例において、図2Bに示すように、前記スイッチ素子S3、スイッチ素子S4が絶縁ゲートバイポーラトランジスタである場合、2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタのコレクター電極は互いに電気的に結合される。別の実施例において、前記スイッチ素子S3、スイッチ素子S4が金属酸化物半導体電界効果トランジスタである場合、2つの金属酸化物半導体電界効果トランジスタのドレイン電極は互いに電気的に結合される。
図3A及び図3Bは、本発明の実施例による図2Bに示すコンバータを示す操作模式図である。図3Aに示すように、スイッチ素子S4がオンになる場合、スイッチ素子S3がオフになる時、スイッチ素子S3と相応する電圧スパイク(voltage spike)が生じ、この時、コンデンサーC1とダイオードd1が充電回路を構成し、電圧スパイクが点線に示す充電回路に沿ってダイオードd1を介してコンデンサーC1に吸収され、コンデンサーC1が電圧スパイクと相応する電気エネルギーを備蓄する。次に、図3Bに示すように、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが点線に示す放電回路に沿って、抵抗器r1と正入力端子Pを介して放電する。このように、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われ、電圧スパイクの影響による損害を避けることができる。スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似するため、ここに贅言しない。
図3Cは、従来技術における電圧クランプ操作がない場合のスイッチと相応する電圧変化模式図である。図3Cに示すように、入力電圧Vinが380Vである場合、電圧スパイクVSは、600Vでもあり、はるかにスイッチに耐える定格電圧よりも高く、更にスイッチの損害をもたらす。
図3Dは、本発明の実施例による図2Bに示すコンバータにおける電圧変化模式図である。図3Cに比べて、コンデンサーC1の備蓄電圧VC1が電圧スパイクを吸収するためわずかに向上し、電圧クランプ操作がコンデンサーC1を介して効果的に行われ、このため、大幅に電圧スパイクによるスイッチ素子S3における電圧VS3への影響を減少することができる。
図4Aは、本発明の第5の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2Bに示す実施例に比べて、図4Aにおけるコンバータ400のスイッチ素子S3、スイッチ素子S4は、異なる方式で互いに逆直列に結合される。具体的に、一実施例において、前記スイッチ素子S3、スイッチ素子S4が絶縁ゲートバイポーラトランジスタである場合、図4Aに示すように、2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタのエミッター電極は、互いに電気的に結合される。別の実施例において、前記スイッチ素子S3、スイッチ素子S4が金属酸化物半導体電界効果トランジスタである場合、2つの金属酸化物半導体電界効果トランジスタのソース電極は、互いに電気的に結合される。
図4B及び図4Cは、本発明の実施例による図4Aに示すコンバータを示す操作模式図である。図4Bに示すように、スイッチ素子S3がオンになる場合、スイッチ素子S4がオフになる時、スイッチ素子S4と相応する電圧スパイクが生じ、この時に電圧スパイクが点線に示す充電回路に沿ってダイオードd1を介してコンデンサーC1に吸収され、コンデンサーC1が電圧スパイクと相応する電気エネルギーを備蓄する。次に、図4Cに示すように、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが点線に示す放電回路に沿って、抵抗器r1と正入力端子Pを介して放電する。このように、スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われ、電圧スパイクの影響による損害を避けることができる。スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似するため、ここに贅言しない。それ以外、図4Aに示すコンバータ400における電圧変化は、図3Dに示すようなものと類似するため、ここに贅言しない。
図5Aは、本発明の第6の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2Bに示す実施例に比べて、図5Aにおけるスイッチユニット532、スイッチユニット534は、逆並列に出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に結合される。一実施例において、スイッチユニット532は、互いに電気的に直列に結合されるスイッチ素子S3及びダイオードD3を含み、スイッチユニット534は、互いに電気的に直列に結合されるスイッチ素子S4及びダイオードD4を含む。ここで、スイッチユニット532、スイッチユニット534が逆並列に電気的に結合する方式は、以下のことを指してもよい。スイッチS3とスイッチS4が例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)である場合、スイッチS3のコレクター電極がダイオードD3とスイッチS4のエミッター電極を通して共同で出力端子ACに電気的に結合され、スイッチS4のコレクター電極がダイオードD4とスイッチS3のエミッター電極を通して共同で中性点端子Oに電気的に結合される。
図5B及び図5Cは、本発明の実施例による図5Aに示すコンバータを示す操作模式図である。図5Bに示すように、スイッチ素子S4がオンになる場合、スイッチ素子S3がオフになる時、スイッチ素子S3と相応する電圧スパイクが生じ、この時にダイオードD3がオンになる状態にあり、電圧スパイクが点線に示す充電回路に沿ってダイオードD3とダイオードd1を介してコンデンサーC1に吸収され、コンデンサーC1が電圧スパイクと相応する電気エネルギーを備蓄する。次に、図5Cに示すように、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが点線に示す放電回路に沿って、抵抗器r1と正入力端子Pを介して放電する。このように、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われ、電圧スパイクの影響による損害を避けることができる。一方、スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似するため、ここに贅言しない。
図6Aは、本発明の第7の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2Bに示す実施例に比べて、図6Aにおけるスイッチユニット632、スイッチユニット634が逆並列に出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に結合される。一実施例において、スイッチユニット632は、互いに電気的に直列に結合されるスイッチ素子S3及びダイオードD3を含み、スイッチユニット634は、互いに電気的に直列に結合されるスイッチ素子S4及びダイオードD4を含む。
図6B及び図6Cは、本発明の実施例による図6Aに示すコンバータを示す操作模式図である。図6Bに示すように、スイッチ素子S3がオンになる場合、スイッチ素子S4がオフになる時、スイッチ素子S4と相応する電圧スパイクが生じ、この時にダイオードD4がオンになる状態にあり、電圧スパイクが点線に示す充電回路に沿ってダイオードD4とダイオードd1を介してコンデンサーC1に吸収され、コンデンサーC1が電圧スパイクと相応する電気エネルギーを備蓄する。次に、図6Cに示すように、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが点線に示す放電回路に沿って、抵抗器r1と正入力端子Pを介して放電する。このように、スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われ、電圧スパイクの影響による損害を避けることができる。一方、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似するため、ここに贅言しない。
図7は、本発明の第8の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2Aに比べて、図7に示すコンバータ700において、電圧クランプ回路740におけるコンデンサーC1とダイオードd1とがノードNAに電気的に直列に結合され、また出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に直列に結合され、抵抗器r1がノードNAと負入力端子Nとの間に電気的に結合される。具体的に、図7に示すように、コンデンサーC1の両端がそれぞれ中性点端子OとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd1のカソードとアノードがそれぞれ出力端子ACとノードNAを電気的に結合する。
操作上、コンバータ700の電圧クランプ操作が上記と類似し、違いは、コンデンサーC1の備蓄した電圧スパイクと相応する電気エネルギーが負入力端子Nと抵抗器r1を介して放電することにある。
説明すべきなのは、コンバータ700におけるスイッチ回路130の具体的な回路構造は前記実施例のように配置されてもよく、またスイッチ回路130におけるスイッチ素子とダイオードにおける電圧の何れも電圧クランプ回路740を介してクランプし、電圧スパイクの影響による損害を避けるため、ここに贅言しない。
図8は、本発明の第9の実施例によるコンバータを示す模式図である。図7に比べて、図8に示すコンバータ800において、電圧クランプ回路840は、コンデンサーC1、抵抗器r1及びダイオードd1、ダイオードd2を含む。ダイオードd1とコンデンサーC1は、ノードNAに電気的に直列に結合され、また出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に直列に結合される。ダイオードd2と抵抗器r1は、ノードNAと負入力端子Nとの間に電気的に直列に結合される。具体的に、図8に示すように、コンデンサーC1の両端がそれぞれノードNAと出力端子ACを電気的に結合し、ダイオードd1のカソードとアノードがそれぞれ中性点端子OとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd2のカソードとアノードがそれぞれノードNAと抵抗器r1を電気的に結合し、抵抗器r1の両端がそれぞれダイオードd2と負入力端子Nを電気的に結合する。
図9Aは、本発明の第10の実施例によるコンバータを示す模式図である。図8に比べて、図9Aのコンバータ900において、スイッチ回路は、互いに逆並列に結合されるスイッチ素子S3とダイオードD3、及び互いに逆並列に結合されるスイッチ素子S4とダイオードD4を含んでもよい。次に、図9Aに示すコンバータ900と図2Bに示すコンバータ200bは大体類似し、両者の区別が電圧クランプ回路の配置が異なることにある。
図9B及び図9Cは、本発明の実施例による図9Aに示すコンバータを示す操作模式図である。図9Bに示すように、スイッチ素子S4がオンになる場合、スイッチ素子S3がオフになる時、スイッチ素子S3と相応する電圧スパイクが生じ、電圧スパイクが点線に示す充電回路に沿ってダイオードd1を介してコンデンサーC1に吸収され、コンデンサーC1が電圧スパイクと相応する電気エネルギーを備蓄する。次に、図9Cに示すように、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが点線に示す放電回路に沿って、ダイオードD4、オンになるスイッチ素子S3、負入力端子N、抵抗器r1とダイオードd2を介して放電する。このように、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われる。一方、スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似するため、ここに贅言しない。
図9Dは、本発明の実施例による図9Aに示すコンバータにおける電圧変化模式図である。図9Dに示すように、コンデンサーC1の備蓄電圧VC1が電圧スパイクを吸収するためわずかに向上し、電圧クランプ操作がコンデンサーC1を介して効果的に行われ、このため、大幅に電圧スパイクによるスイッチ素子S3における電圧VS3への影響を減少することができる。
図10A及び図10Bは、本発明の第11の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。図9Aに比べて、図10A又は図10Bにおけるコンバータ1000のスイッチ素子S3、スイッチ素子S4及びダイオードD3、ダイオードD4は、図4Aと類似する方式で互いに結合される。
同様に、図10A及び図10Bに示すように、スイッチ素子S3がオンになる場合、スイッチ素子S4が切り換わる時、スイッチ素子S4と相応する電圧スパイクがコンデンサーC1に吸収され、そしてコンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが負入力端子N、抵抗器r1とダイオードd2を介して放電する。このように、スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われる。一方、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似するため、ここに贅言しない。
図11A及び図11Bは、本発明の第12の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。図9Aに比べて、図11A又は図11Bにおけるコンバータ1100のスイッチ素子S3、スイッチ素子S4及びダイオードD3、ダイオードD4は、図5Aと類似する方式で互いに結合される。
同様に、図11A及び図11Bに示すように、スイッチ素子S3が切り換わる時、スイッチ素子S3と相応する電圧スパイクがコンデンサーC1に吸収され、そしてコンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが負入力端子N、抵抗器r1とダイオードd2を介して放電する。このように、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われる。一方、スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似し、ここに贅言しない。
図12A及び図12Bは、本発明の第13の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。図9Aに比べて、図12A又は図12Bにおけるコンバータ1200のスイッチ素子S3、スイッチ素子S4及びダイオードD3、ダイオードD4は、図6Aと類似する方式で互いに結合される。
同様に、図12A及び図12Bに示すように、スイッチ素子S4が切り換わる時、スイッチ素子S4と相応する電圧スパイクがコンデンサーC1に吸収され、そしてコンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーが負入力端子N、抵抗器r1とダイオードd2を介して放電する。このように、スイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作が効果的に行われる。一方、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)と相応する電圧クランプ操作は上記と類似するため、ここに贅言しない。
図13は、本発明の第14の実施例によるコンバータ及びその操作を示す模式図である。図2Aに比べて、図13に示すコンバータ1300において、電圧クランプ回路1340は、コンデンサーC1、抵抗器r1及びダイオードd1、ダイオードd2を含む。ダイオードd1とコンデンサーC1は、ノードNAに電気的に直列に結合され、また出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に直列に結合される。ダイオードd2と抵抗器r1は、ノードNAと正入力端子Pとの間に電気的に直列に結合される。具体的に、コンデンサーC1の両端がそれぞれ出力端子ACとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd1のカソードとアノードがそれぞれノードNAと中性点端子Oを電気的に結合し、ダイオードd2のカソードとアノードがそれぞれ抵抗器r1とノードNAを電気的に結合し、抵抗器r1の両端がそれぞれダイオードd2と正入力端子Pを電気的に結合する。
操作上、コンバータ1300の電圧クランプ操作が上記と類似し、違いは、コンデンサーC1の備蓄した電圧スパイクと相応する電気エネルギーが抵抗器r1、ダイオードd2と正入力端子Pを介して放電することにある。
電圧クランプ操作の放電過程における損耗を減少するために、前記抵抗器r1はインダクタを代わりにしてもよい。図14A〜図14Dは、それぞれ本発明の第15の実施例〜第18の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2A、図7、図8及び図13の各々に比べて、図14A〜図14Dにおける電圧クランプ回路は、抵抗器r1ではなくインダクタL1を含む。インダクタL1は、一端が正入力端子P又は負入力端子Nを電気的に結合し、また放電回路の一部とされる。
図14A〜図14Dにおける電圧クランプ回路の構造は、前記実施例と類似するため、ここに贅言しない。それ以外、図14A〜図14Dにおける電圧クランプ回路の操作は、基本的に前記実施例と類似するため、ここに贅言しない。
一方、前記インダクタL1又は抵抗器r1は省略してもよいため、電圧クランプ回路の回路構造をより簡単にする。図15A〜図15Dは、本発明の第19の実施例〜第22の実施例によるコンバータを示す模式図である。図15A〜図15Dに示すコンバータの各々は、図14A〜図14Dに示すコンバータと類似するが、図14A〜図14Dに示すコンバータに比べて、インダクタL1を含まず、このように、電圧クランプ回路の回路構造をより簡単にすることができる。
図15A〜図15Dにおける電圧クランプ回路の構造は、前記実施例と類似するため、ここに贅言しない。しかしながら、説明すべきなのは、例えば図15A又は図15Bにおいて、コンデンサーC1とダイオードd1が正入力端子P又は負入力端子Nに電気的に直列に結合されるが、図15C又は図15Dにおいて、ダイオードd2がノードNAと正入力端子P又は負入力端子Nとの間に電気的に結合される。それ以外、図15A〜図15Dにおける電圧クランプ回路の操作は、基本的に前記実施例と類似するため、ここに贅言しない。
一方、前記実施例における電圧クランプ回路は、単独で配置されてもよく、組合せの方式で共同で配置されてもよい。図16Aは、本発明の第23の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2Bと図7に比べて、図16Aにおけるコンバータ1600aは、2つの電圧クランプ回路1640、電圧クランプ回路1645を含み、電圧クランプ回路1640が図2Bにおける電圧クランプ回路130aと類似し、電圧クランプ回路1645が図7における電圧クランプ回路740と類似する。
それ以外、コンバータは、異なる電圧クランプ回路の組合せを含んでもよく、例えば、図8における電圧クランプ回路840と図13における電圧クランプ回路1340との両者の組合せと類似するものを含んでもよく、その構造が図16Aに示すようなものと類似するため、ここに贅言しない。
なお、上記電圧クランプ回路の組合せにおいて、抵抗器をインダクタに置換してもよく、或いは前記インダクタと抵抗器とを省略してもよい。例として、図16Aにおいて、電圧クランプ回路1640、電圧クランプ回路1645の抵抗器をインダクタに置換してもよく、或いは電圧クランプ回路1640、電圧クランプ回路1645の抵抗器を省略してもよい。言い換えれば、図14A〜図14D及び図15A〜図15Dに示す電圧クランプ回路は、同様に図16Aの実施例と類似して自由に組合せ配置されてもよい。
図16Bは、本発明の第24の実施例によるコンバータを示す模式図である。図16Aに比べて、コンバータ1600bにおいて、電圧クランプ回路1650は、ノードNAと正入力端子Pとの間に電気的に結合されるダイオードd3を更に含み、また電圧クランプ回路1655は、ノードNBと負入力端子Nとの間に電気的に結合されるダイオードd4を更に含む。具体的に、ダイオードd3のアノードが正入力端子Pに電気的に結合され、ダイオードd3のカソードがノードNAに電気的に結合され、ダイオードd4のアノードがノードNBに電気的に結合され、ダイオードd4のカソードが負入力端子Nに電気的に結合される。
図16Cは、本発明の実施例による図16Bに示すコンバータを示す操作模式図である。図16Cに示すように、操作上、スイッチ素子S1がオフになる時、ダイオードd3、コンデンサーC11、ダイオードD3、スイッチ素子S4が充電回路を構成し、コンデンサーC11がスイッチ素子S1における電圧スパイクを吸収してから、抵抗器r11によって吸収された電気エネルギーを正入力端子Pを介して電圧源122へ放出する。
同様に、スイッチ素子S2がオフになる時、ダイオードd4、コンデンサーC21、ダイオードD4、スイッチ素子S3が充電回路を構成し、コンデンサーC21がスイッチ素子S2における電圧スパイクを吸収してから、抵抗器r21によって吸収された電気エネルギーを負入力端子Nを介して電圧源124へ放出する。
このように、スイッチ素子S3(又はダイオードD3)及びスイッチ素子S4(又はダイオードD4)と相応する電圧クランプ操作は効果的に行われるだけでなく、スイッチ素子S1(又はダイオードD1)及びスイッチ素子S2(又はダイオードD2)と相応する電圧クランプ操作も効果的に行われ、電圧スパイクの影響による損害を避けることができる。
ある実施例において、前記電圧クランプ回路1650及び1655は、それぞれ独立に配置されてもよく、具体的な説明は以下の通りである。図16Dは、本発明の第25の実施例によるコンバータを示す模式図である。図2Aに比べて、コンバータ1600cにおいて、電圧クランプ回路1650は、ノードNAと正入力端子Pとの間に電気的に結合されるダイオードd3を更に含む。具体的に、ダイオードd3のアノードが正入力端子Pに電気的に結合され、ダイオードd3のカソードがノードNAに電気的に結合される。操作上、コンバータ1600cにおける各スイッチ素子に関する電圧クランプ操作は前記と類似するため、ここに贅言しない。
図16Eは、本発明の第26の実施例によるコンバータを示す模式図である。図7に比べて、コンバータ1600dにおいて、電圧クランプ回路1655は、ノードNBと負入力端子Nとの間に電気的に結合されるダイオードd4を更に含む。具体的に、ダイオードd4のアノードがノードNBに電気的に結合され、ダイオードd4のカソードが負入力端子Nに電気的に結合される。操作上、コンバータ1600dにおける各スイッチ素子に関する電圧クランプ操作は前記と類似するため、ここに贅言しない。
図17は、本発明の第27の実施例によるコンバータを示す模式図である。図16Aから図16Eに比べて、図17におけるコンバータ1700は、何れも正入力端子Pに電気的に結合される2つの電圧クランプ回路1740、電圧クランプ回路1745を含む。次に、図2Bと図13に比べて、コンバータ1700における電圧クランプ回路1740が図2Bにおける電圧クランプ回路130aと類似し、電圧クランプ回路1745が図13における電圧クランプ回路1340と類似する。
それ以外、コンバータは、異なる電圧クランプ回路の組合せを含んでもよく、例えば、図7における電圧クランプ回路740と図8における電圧クランプ回路840との両者の組合せと類似するものを含んでもよく、その構造が図17に示すようなものと類似するため、ここに贅言しない。
なお、上記電圧クランプ回路の組合せにおいて、抵抗器をインダクタに置換してもよく、或いは前記インダクタと抵抗器とを省略してもよい。例として、図17において、電圧クランプ回路1740、電圧クランプ回路1745の抵抗器をインダクタに置換してもよく、或いは電圧クランプ回路1740、電圧クランプ回路1745の抵抗器を省略してもよい。言い換えれば、図14A〜図14D及び図15A〜図15Dに示す電圧クランプ回路は、同様に図17の実施例と類似して自由に組合せ配置されてもよい。
図18は、本発明の第28の実施例によるコンバータを示す模式図である。図17に比べて、図18のコンバータ1800において、電圧クランプ回路1840は、コンデンサーC11とコンデンサーC21、ダイオードd11、ダイオードd21とダイオードDcom及び抵抗器Rcomを含む。
コンデンサーC11とダイオードd11とは、ノードNAに電気的に直列に結合され、また出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に直列に結合される。コンデンサーC11の両端がそれぞれ中性点端子OとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd11のカソードとアノードがそれぞれノードNAと出力端子ACを電気的に結合する。コンデンサーC21とダイオードd21とは、ノードNAに電気的に直列に結合され、また出力端子ACと中性点端子Oとの間に電気的に直列に結合される。コンデンサーC21の両端がそれぞれ出力端子ACとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd21のカソードとアノードがそれぞれノードNAと中性点端子Oを電気的に結合する。ダイオードDcomのカソードとアノードがそれぞれノードNAと抵抗器Rcomを電気的に結合し、抵抗器Rcomの両端がそれぞれダイオードDcomと正入力端子Pを電気的に結合する。
図17に比べて、コンバータ1800におけるスイッチ素子S3とスイッチ素子S4は、抵抗器RcomとダイオードDcomを共有する。操作上、スイッチ素子S3と相応する電圧スパイクはコンデンサーC11に吸収されてもよく、スイッチ素子S4と相応する電圧スパイクはコンデンサーC21に吸収されてもよく、またコンデンサーC11とコンデンサーC21に備蓄される電気エネルギーが共同で抵抗器Rcom、ダイオードDcomと正入力端子Pを介して放電してもよい。
図19は、本発明の第29の実施例によるコンバータを示す模式図である。図18に比べて、図19のコンバータ1900において、電圧クランプ回路1940は、同様にコンデンサーC11とコンデンサーC21、ダイオードd11、ダイオードd21とダイオードDcom及び抵抗器Rcomを含むが、電圧クランプ回路1940が負入力端子N、中性点端子Oと出力端子ACを電気的に結合する。
更に、コンデンサーC11の両端がそれぞれ中性点端子OとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd11のカソードとアノードがそれぞれ出力端子ACとノードNAを電気的に結合する。コンデンサーC21の両端がそれぞれ出力端子ACとノードNAを電気的に結合し、ダイオードd21のカソードとアノードがそれぞれ中性点端子OとノードNAを電気的に結合する。ダイオードDcomのカソードとアノードがそれぞれノードNAと抵抗器Rcomを電気的に結合し、抵抗器Rcomの両端がそれぞれダイオードDcomと負入力端子Nを電気的に結合する。
操作上、電圧クランプ回路1940の操作は、図18に示す実施例と類似するが、コンデンサーC11とコンデンサーC21に備蓄される電気エネルギーが共同で抵抗器Rcom、ダイオードDcomと負入力端子Nを介して放電する。
同様に、上記電圧クランプ回路の組合せにおいて、抵抗器をインダクタに置換してもよく、或いは前記インダクタと抵抗器を省略してもよい。例として、図18及び図19において、電圧クランプ回路1840、電圧クランプ回路1940の抵抗器をインダクタに置換してもよく、或いは電圧クランプ回路1840、電圧クランプ回路1940の抵抗器を省略してもよい。言い換えれば、図14A〜図14D及び図15A〜図15Dに示す電圧クランプ回路は、同様に図18及び図19の実施例と類似して組合せ配置されてもよい。
図20Aは、本発明の第30の実施例によるコンバータを示す模式図である。図20Aに示すように、電圧クランプ回路は、充電回路2010aと能動回路2020aを含み、能動回路2020aが充電回路2010aを電気的に結合する。充電回路2010aとスイッチ回路130は、出力端子ACと中性点端子Oとの間に並列に結合され、スイッチ回路130における電圧によって充電操作を行うことに用いられる。能動回路2020aは、充電回路2010aの操作によって操作電圧を正入力端子Pに出力することに用いられる。
本実施例において、充電回路2010aは、出力端子ACと中性点端子Oとの間に直列に結合されるコンデンサーC1とダイオードd1を含み、能動回路2020aは、直流電圧変換(DC/DC)コンバータ2025a、例えば、バックコンバータ(buck converter)を含み、DC−DCコンバータ2025aの入力端子がコンデンサーC1の両端を電気的に結合し、DC−DCコンバータ2025aの出力端子が正入力端子Pを電気的に結合する。
電圧クランプ操作において、コンデンサーC1が電圧スパイクと相応する電気エネルギーを備蓄してから、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーがDC−DCコンバータ2025aを介して変換されて正入力端子Pに出力される。
ある実施例において、前記能動回路2020a(又はDC−DCコンバータ2025a)の出力端子が負入力端子N或いは出力端子ACを電気的に結合してもよく、これによって、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーがDC−DCコンバータ2025aを介して変換されて負入力端子N或いは出力端子ACに出力される。
図20Bは、本発明の第31の実施例によるコンバータを示す模式図である。図20Bに示すように、電圧クランプ回路は、充電回路2010bと能動回路2020bを含み、能動回路2020bが充電回路2010bを電気的に結合する。充電回路2010bとスイッチ回路130は、出力端子ACと中性点端子Oとの間に並列に結合され、スイッチ回路130における電圧によって充電操作を行うことに用いられる。能動回路2020bは、充電回路2010bの操作によって操作電圧を駆動回路2030に出力し、またこの駆動回路2030がスイッチ素子S2を駆動することに用いられる。
本実施例において、充電回路2010bは、出力端子ACと中性点端子Oとの間に直列に結合されるコンデンサーC1とダイオードd1を含み、能動回路2020bは、DC−DCコンバータ2025b、例えば、バックコンバータ(buck converter)を含み、DC−DCコンバータ2025bの入力端子がコンデンサーC1の両端を電気的に結合し、DC−DCコンバータ2025bの出力端子が駆動回路2030を電気的に結合する。
電圧クランプ操作において、コンデンサーC1が電圧スパイクと相応する電気エネルギーを備蓄してから、コンデンサーC1に備蓄される電気エネルギーがDC−DCコンバータ2025bを介して変換されて帰還し、更に駆動回路2030に電気を供給する。
ある実施例において、前記能動回路2020bは、操作電圧をスイッチ素子S1或いはスイッチ回路130を駆動する駆動回路に出力することに用いられてもよく、ここに上記に限定されない。
一方、前記スイッチ回路における逆直列に結合されるスイッチユニットは、それぞれ複数のスイッチ素子を含んでもよく、またこれらスイッチ素子が互いに電気的に直列又は並列にされる。例として、図21Aは、本発明の実施例によるコンバータを示す基本的なトポロジ図である。図21Aに示すように、スイッチ回路におけるスイッチユニット2130aとスイッチユニット2135aは、互いに逆直列に結合され、またスイッチユニット2130aが互いに電気的に直列にされるスイッチ素子S31、…、S3nを含み、スイッチユニット2135aが互いに電気的に直列にされるスイッチ素子S41、…、S4nを含む。それ以外、図21Bは、本発明の実施例による別のコンバータを示す基本的なトポロジ図である。図21Bに示すように、スイッチ回路におけるスイッチユニット2130bとスイッチユニット2135bは、互いに逆直列に結合され、またスイッチユニット2130bが互いに電気的に並列にされるスイッチ素子S31、…、S3nを含み、スイッチユニット2135bが互いに電気的に並列にされるスイッチ素子S41、…、S4nを含む。
なお、図1A又は図1Bに示すスイッチユニット112、スイッチユニット114は、それぞれ複数のスイッチ素子を含んでもよく、またこれらスイッチ素子が互いに電気的に直列又は並列にされる。例として、図22Aは、本発明の実施例によるさらに他のコンバータを示す基本的なトポロジ図である。図22Aに示すように、スイッチ回路におけるスイッチユニット2212aは、互いに電気的に直列にされるスイッチ素子S11、…、S1nを含み、スイッチユニット2214aは、互いに電気的に直列にされるスイッチ素子S21、…、S2nを含む。それ以外、図22Bは、本発明の実施例によるさらに1つのコンバータを示す基本的なトポロジ図である。図22Bに示すように、スイッチユニット2212bは、互いに電気的に並列にされるスイッチ素子S11、…、S1nを含み、スイッチユニット2214bは、互いに電気的に並列にされるスイッチ素子S21、…、S2nを含む。
図21A、図21B、図22Aと図22Bに示すコンバータの基本的なトポロジに基づいて、実際の要求に満たすように、当業者であれば前記異なる実施例における電圧クランプ回路を図21A、図21B、図22Aと図22Bに示すコンバータに適用してもよい。
実際には、上記実施例に示すダイオードの何れも、例えば、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、バイポーラジャンクショントランジスタ(BJT)又は他の種類のトランジスタのようなスイッチによって実現されてもよい。なお、上記実施例は、単相出力に適用される例のみを説明したが、単なる例示だけであり、本発明を限定するものではなく、即ち、当業者であれば、類似する回路構造を多相(例えば:三相)の出力を有するコンバータに適用してもよい。
要するに、前記実施例を適用すると、電圧スパイクが効果的に抑制され、また電圧スパイク影響を受けたいかなるスイッチ回路構造の何れも上記電圧クランプ回路によって保護され、したがって、上記電圧クランプ回路が柔軟的に異なるスイッチ回路構造に適用され、更に回路の信頼性を向上することができる。
本発明を実施形態で前述の通り開示したが、これは本発明を限定するためのものではなく、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
100a、100b、400、700、800、900、1000、1100、1200、1300、1600a、1600b、1600c、1600d、1700、1800、1900 コンバータ
110 第1のブリッジアーム
120 第2のブリッジアーム
130、130a スイッチ回路
140a、140b、240、740、840、1340、1640、1645、1650、1655、1740、1745、1840、1940 電圧クランプ回路
112、114、232、234、532、534、632、634、2130a、2135a、2130b、2135b、2212a、2214a、2212b、2214b スイッチユニット
122、124 電圧源
2010a、2010b 充電回路
2020a、2020b 能動回路
2025a、2025b DC−DCコンバータ
2030 駆動回路

Claims (30)

  1. 出力端子に電気的に直列に結合される第1のスイッチユニット及び第2のスイッチユニットを含む第1のブリッジアームと、
    中性点端子に電気的に直列に結合される第1の電圧源及び第2の電圧源を含む第2のブリッジアームと、
    前記中性点端子と前記出力端子との間に電気的に結合されるスイッチ回路と、
    前記出力端子、前記中性点端子及び正入力端子又は負入力端子を電気的に結合し、また前記スイッチ回路における電圧をクランプするための電圧クランプ回路と、
    を備えるコンバータ。
  2. 前記電圧クランプ回路は、
    前記スイッチ回路とが前記出力端子と前記中性点端子との間に並列に結合される充電回路と、
    前記充電回路及び前記正入力端子又は負入力端子を電気的に結合する放電回路と、
    を含む請求項1に記載のコンバータ。
  3. 前記電圧クランプ回路は、
    コンデンサー、抵抗器及び第1のダイオードを含み、
    前記コンデンサーと前記第1のダイオードとがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記抵抗器が前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  4. 前記電圧クランプ回路は、前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される第2のダイオードを更に含む請求項3に記載のコンバータ。
  5. 前記第1のスイッチユニットは、逆並列に接続されたスイッチ素子と第3のダイオードを含み、
    前記第2のダイオードと前記抵抗器との何れも前記ノードと前記正入力端子との間に電気的に結合される場合、前記スイッチ素子がオフになる時、前記第2のダイオード、前記コンデンサー及び前記スイッチ回路が充電回路を構成し、前記コンデンサーが前記スイッチ素子における電圧スパイクを吸収してから、前記コンデンサーが吸収された電気エネルギーを前記抵抗器によって前記第1の電圧源へ放出する請求項4に記載のコンバータ。
  6. 前記第2のスイッチユニットは、逆並列に接続されたスイッチ素子と第3のダイオードを含み、
    前記第2のダイオードと前記抵抗器との何れも前記ノードと前記負入力端子との間に電気的に結合される場合、前記スイッチ素子がオフになる時、前記第2のダイオード、前記コンデンサー及び前記スイッチ回路が充電回路を構成し、前記コンデンサーが前記スイッチ素子における電圧スパイクを吸収してから、前記コンデンサーが吸収された電気エネルギーを前記抵抗器によって前記第2の電圧源へ放出する請求項4に記載のコンバータ。
  7. 前記電圧クランプ回路は、第1のダイオード、第2のダイオード、コンデンサー及び抵抗器を含み、
    前記第1のダイオードと前記コンデンサーがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2のダイオードと前記抵抗器が前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  8. 前記電圧クランプ回路は、コンデンサー、インダクタ及びダイオードを含み、
    前記コンデンサーと前記ダイオードがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記インダクタが前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  9. 前記電圧クランプ回路は、第1のダイオード、第2のダイオード、コンデンサー及びインダクタを含み、
    前記第1のダイオードと前記コンデンサーがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2のダイオードと前記インダクタが前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  10. 前記電圧クランプ回路は、コンデンサー及びダイオードを含み、
    前記コンデンサーと前記ダイオードが前記正入力端子又は負入力端子に電気的に直列に結合され、前記コンデンサーと前記ダイオードが前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  11. 前記電圧クランプ回路は、第1のダイオード、第2のダイオード及びコンデンサーを含み、
    前記第1のダイオードと前記コンデンサーがノードに電気的に直列に結合され、前記第2のダイオードが前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  12. 前記電圧クランプ回路は、
    第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1の抵抗器と第2の抵抗器及び第1のダイオードと第2のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第1の抵抗器が前記第1のノードと前記正入力端子との間に電気的に結合され、
    前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2の抵抗器が前記第2のノードと前記負入力端子との間に電気的に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  13. 前記電圧クランプ回路は、第3のダイオード及び第4のダイオードを更に含み、
    前記第3のダイオードが前記第1のノードと前記正入力端子との間に電気的に結合され、前記第4のダイオードが前記第2のノードと前記負入力端子との間に電気的に結合される請求項12に記載のコンバータ。
  14. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1のインダクタと第2のインダクタ及び第1のダイオードと第2のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第1のインダクタが前記第1のノードと前記正入力端子との間に電気的に結合され、
    前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2のインダクタが前記第2のノードと前記負入力端子との間に電気的に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  15. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサー、第2のコンデンサー、第1のダイオード及び第2のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが前記正入力端子に電気的に直列に結合され、前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、
    前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが前記負入力端子に電気的に直列に結合され、前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  16. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1の抵抗器と第2の抵抗器及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第1の抵抗器が前記第1のノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合され、
    前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2の抵抗器と前記第3のダイオードが前記第2のノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  17. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、第1のインダクタと第2のインダクタ及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが第1のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第1のインダクタが前記第1のノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合され、
    前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが第2のノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2のインダクタと前記第3のダイオードが前記第2のノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  18. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが前記正入力端子又は負入力端子に電気的に直列に結合され、前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードが前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、
    前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第3のダイオードが前記正入力端子又は負入力端子に電気的に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  19. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、抵抗器及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが前記ノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記抵抗器と前記第3のダイオードが前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  20. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー、インダクタ及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが前記ノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記インダクタと前記第3のダイオードが前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に直列に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  21. 前記電圧クランプ回路は、第1のコンデンサーと第2のコンデンサー及び第1のダイオード、第2のダイオードと第3のダイオードを含み、
    前記第1のコンデンサーと前記第1のダイオードがノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第2のコンデンサーと前記第2のダイオードが前記ノードに電気的に直列に結合され、且つ前記出力端子と前記中性点端子との間に電気的に直列に結合され、前記第3のダイオードが前記ノードと前記正入力端子又は負入力端子との間に電気的に結合される請求項1に記載のコンバータ。
  22. 前記スイッチ回路は、前記出力端子と前記中性点端子との間に逆直列又は逆並列に電気的に結合される2つのスイッチユニットを含む請求項1から21のいずれか1項に記載のコンバータ。
  23. 前記2つのスイッチユニットは、逆直列に電気的に結合され、それぞれ、互いに逆並列に結合されるスイッチ素子及びダイオードを含む請求項22に記載のコンバータ。
  24. 前記スイッチ素子は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ又は金属酸化物半導体電界効果トランジスタである請求項23に記載のコンバータ。
  25. 前記2つのスイッチユニットは、逆直列に電気的に結合され、それぞれ、互いに電気的に直列又は並列にされる複数のスイッチ素子を含む請求項22に記載のコンバータ。
  26. 前記2つのスイッチユニットは、逆並列に電気的に結合され、それぞれ、互いに電気的に直列に結合されるスイッチ素子及びダイオードを含む請求項22に記載のコンバータ。
  27. 前記スイッチ素子は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ又は金属酸化物半導体電界効果トランジスタである請求項26に記載のコンバータ。
  28. 出力端子に電気的に直列に結合される第1のスイッチユニット及び第2のスイッチユニットを含む第1のブリッジアームと、
    中性点端子に電気的に直列に結合される第1の電圧源及び第2の電圧源を含む第2のブリッジアームと、
    前記中性点端子と前記出力端子との間に電気的に結合されるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路における電圧をクランプするための電圧クランプ回路と、を備え、
    前記電圧クランプ回路は、前記スイッチ回路とが前記出力端子と前記中性点端子との間に並列に結合され、前記スイッチ回路における電圧によって充電操作を行うための充電回路と、前記充電回路を電気的に結合し、前記充電回路の操作によって操作電圧を正入力端子又は負入力端子、前記出力端子或いは駆動回路に出力するための能動回路と、を含み、また、前記駆動回路が前記第1のスイッチユニット、前記第2のスイッチユニット又は前記スイッチ回路を駆動することに用いられるコンバータ。
  29. 前記充電回路は、前記中性点端子と前記出力端子との間に電気的に直列に結合されるダイオード及びコンデンサーを含み、前記能動回路は、入力端子が前記コンデンサーの両端を電気的に結合し、出力端子が前記正入力端子又は負入力端子を電気的に結合するDC−DCコンバータを含む請求項28に記載のコンバータ。
  30. 前記充電回路は、前記中性点端子と前記出力端子との間に電気的に直列に結合されるコンデンサー及びダイオードを含み、前記能動回路は、入力端子が前記コンデンサーの両端を電気的に結合し、出力端子が前記駆動回路を電気的に結合するDC−DCコンバータを含む請求項28に記載のコンバータ。
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