JP2015207807A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ印刷を実行させる印刷装置および印刷方法を提供する。
【解決手段】表示部および印刷部を備える印刷装置であって、表示部は印刷を指定する印刷メニュー77を表示し、印刷メニュー77には、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示するプレビュー画像表示領域771と、生成された複数の異なるプレビュー画像の中から表示する対象を切り替えて選択するプレビュー切替部773と、プレビュー画像に対応するレイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて印刷部に印刷を指示する印刷指示775と、を有する。
【選択図】図5
【解決手段】表示部および印刷部を備える印刷装置であって、表示部は印刷を指定する印刷メニュー77を表示し、印刷メニュー77には、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示するプレビュー画像表示領域771と、生成された複数の異なるプレビュー画像の中から表示する対象を切り替えて選択するプレビュー切替部773と、プレビュー画像に対応するレイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて印刷部に印刷を指示する印刷指示775と、を有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、印刷装置および印刷方法に関する。
パソコン等の処理装置を介さずに年賀状や招待状などを作製するスタンドアロン型の印刷装置が知られている。これらの印刷装置では、写真、文字、背景画像などを好みのレイアウトにデザインして、はがき等の用紙に一括印刷する。特許文献1では、レイアウトが異なるデザインの一覧をユーザーに提示し、ユーザーが選択したデザインで一括印刷する方法を採用することで、容易にデザインを決定し印刷できる装置が開示されていた。
しかしながら、特許文献1に記載の装置によれば、デザインの一覧を用紙に印刷し、ユーザーは印刷された一覧用紙にペン等でチェックを記入するという手作業が必要であった。また、チェックした用紙をスキャナーでスキャンする操作も必要であった。このような方法では、デザインが選択されるまでに、印刷装置以外の道具と複数の手作業が必要であり、ユーザーにとって煩雑な作業になっていた。
また、選択されたデザインで印刷する直前に、別のデザインに変更したい場合などでは、用紙に印刷されたデザイン一覧用紙にチェックを記入する作業からやり直さなければならなかった。
また、選択されたデザインで印刷する直前に、別のデザインに変更したい場合などでは、用紙に印刷されたデザイン一覧用紙にチェックを記入する作業からやり直さなければならなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ、印刷を実行させることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係わる印刷装置は、印刷に関する各種情報を表示する表示部および前記各種情報に基づいて印刷する印刷部を備える印刷装置であって、前記表示部は印刷を指定する指定部を表示し、前記指定部は、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示するプレビュー表示部と、生成された複数の異なる前記プレビュー画像の中から表示する対象を切り替えて選択するプレビュー切替部と、前記プレビュー画像に対応する前記レイアウト情報および前記コンテンツの少なくとも1つに基づいて前記印刷部に印刷を指示する印刷指示部と、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、指定部は、プレビュー表示部、プレビュー切替部、および印刷指示部を有し、表示部に表示される。表示された指定部において、複数の異なるプレビュー画像を切り替えて表示し、表示されているプレビュー画像に対応するレイアウト情報とコンテンツに基づいた印刷を指示することができる。従来技術では、デザインの選択の際に必要であったペンやスキャナー等の他の道具や装置がなくても、表示された指定部における操作のみでデザインを選択し印刷することが可能である。また、従来技術のように、印刷する直前にデザインを変更する場合に作業手順を遡って繰り返す必要がなく、表示された指定部の操作のみでデザインの変更を実現することができる。
従って、簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ、印刷を実行させることが可能となる。
従って、簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ、印刷を実行させることが可能となる。
[適用例2]前記印刷指示部は、前記印刷部が印刷する数量を指定する数量指定部と、前記印刷部に印刷の実行を指示する印刷実行指示部と、を含むことが好ましい。
本適用例によれば、印刷数量の指定と印刷実行を指示する簡単な操作により、同じデザインの印刷物を一括して複数枚印刷することができる。例えば、複数枚のデザインの年賀状や招待状を印刷する場合などに好適である。
[適用例3]前記レイアウト情報および前記コンテンツの少なくとも1つに基づいて前記プレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部を更に備え、前記プレビュー画像は、前記プレビュー切替部が選択される前に前記プレビュー画像生成部により生成されることが好ましい。
本適用例によれば、プレビュー切替部が選択された場合に、プレビュー画像生成の処理時間を要しないため、対象のプレビュー画像を速やかに表示することができる。
[適用例4]前記レイアウト情報は、背景画像、写真枠、イラスト文字画像、挨拶文文字列、および差出人文字列の内の少なくとも1つを含む構成データと、前記構成データの配置位置を決める配置情報とを含むことが好ましい。
本適用例によれば、複数の構成データを配置する配置情報の組み合わせにより、多様なデザインをユーザーに提示することが可能となる。
[適用例5]前記コンテンツは、前記レイアウト情報に含まれる前記写真枠に挿し込み配置される写真画像を含むことが好ましい。
本適用例によれば、写真画像を写真枠に配置することができるため、固有のデザインを提示することができる。例えば、年賀状や招待状において、ユーザー固有のイメージを伝える場合に好適である。
[適用例6]前記表示部は前記レイアウト情報および前記コンテンツを選択する選択部を表示し、前記選択部は、所定のカテゴリーを選択するカテゴリー選択部と、前記写真画像を挿入する枚数を選択する写真枚数選択部と、前記写真画像に対応する写真画像名を選択する写真画像選択部と、前記指定部に遷移する遷移指示部と、を有することが好ましい。
所定のカテゴリーと写真挿入枚数が選択できるため、ユーザーは所望のレイアウト情報の候補数を絞ることができる。また、挿入する写真画像を選択し、指定部に遷移するため、指定部においてレイアウト情報と写真画像の適合状態をプレビュー画像で確認することができる。従って、選択部を経由して指定部に遷移することで、ユーザーのデザインの選択を更に容易にしている。
[適用例7]前記所定のカテゴリーおよび前記写真画像を挿入する枚数に基づいて前記レイアウト情報を仕分けする仕分け情報と、前記仕分け情報を管理する仕分け管理部とを更に備えることが好ましい。
レイアウト情報を仕分け管理することができるため、レイアウト情報量が大量になっても所定のカテゴリーと枚数を指定することで、目的のレイアウト情報の検索を容易にすることができる。
[適用例8]前記遷移指示部は、前記仕分け情報から前記カテゴリー選択部および前記写真枚数選択部により選択された前記レイアウト情報と、前記写真画像選択部により選択された前記写真画像と、に基づいて前記プレビュー画像生成部に少なくとも1つの前記プレビュー画像の生成を指示することが好ましい。
遷移指示部の指示により少なくとも1つのプレビュー画像が予め生成されているため、指定部に遷移後、指定部は速やかにプレビュー画像を表示することができる。
[適用例9]本適用例に係わる印刷方法は、印刷に関する各種情報を表示し、前記各種情報に基づいて印刷する印刷方法であって、前記印刷方法は、印刷を指定する指定部を表示し、前記指定部において、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示し、生成された複数の異なる前記プレビュー画像の中から表示する対象を切り替えて選択し、前記プレビュー画像に対応する前記レイアウト情報および前記コンテンツに基づいて印刷を指示することを特徴とする。
本適用例によれば、指定部は、複数の異なるプレビュー画像を切り替えて表示し、表示されているプレビュー画像に対応するレイアウト情報とコンテンツに基づいた印刷を指示することができる。従来技術では、デザインの選択の際に必要であったペンやスキャナー等の他の道具や装置がなくても、ユーザーは、表示された指定部における操作のみでデザインを選択し印刷することが可能である。また、ユーザーは、従来技術のように、印刷する直前にデザインを変更する場合に作業手順を遡って繰り返す必要がなく、表示された指定部の操作のみでデザインの変更を実現することができる。
従って、簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ、印刷を実行させることが可能となる。
従って、簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ、印刷を実行させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。但し、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
(実施形態1)
(プリンターの概要)
図1は、実施形態1におけるプリンター1の外観を示す図である。印刷装置としてのプリンター1は、ホストコンピューターなどを用いることなく写真やイラストなどをレイアウトして印刷することができるスタンドアロン型のインクジェット式カラープリンターである。プリンター1は、主にはがきやフォトカードなどの用紙を用いて、年賀状、クリスマスカード、招待状などの印刷物の作成に好適である。
(プリンターの概要)
図1は、実施形態1におけるプリンター1の外観を示す図である。印刷装置としてのプリンター1は、ホストコンピューターなどを用いることなく写真やイラストなどをレイアウトして印刷することができるスタンドアロン型のインクジェット式カラープリンターである。プリンター1は、主にはがきやフォトカードなどの用紙を用いて、年賀状、クリスマスカード、招待状などの印刷物の作成に好適である。
プリンター1のプリンター本体1aは、図1に示すように略箱形状を成しており、印刷用紙の挿入口である用紙セット口5、印刷された印刷物を排紙する排紙トレイ6、デジタルカメラ等の写真データ等を読み込むカードスロット3、印刷に関する各種情報を表示する表示ユニット11と液晶パネル13、ユーザーの各種操作を受け付けるタッチパネル33とホームボタン35、電源を投入する電源スイッチ31などを有して構成されている。また、プリンター本体1aとキーボード37とは、赤外線通信7によりキー入力データなどの各種データを双方向で通信可能に無線接続されている。キーボード37には、ホームボタン35と同等の機能を有するホームボタン39が備えられている。
この構成により、プリンター1では、カードスロット3から読み込まれた写真データを、内蔵するレイアウト情報(後述する)に適用して、プレビュー画像を生成し液晶パネル13に表示する。プレビュー画像は、写真データとレイアウト情報に基づいて生成された画像データが印刷用紙に印刷される結果をシミュレートして生成された画像である。タッチパネル33またはキーボード37を介して、ユーザーにより選択されたプレビュー画像に対応する画像データが印刷用紙に印刷され、排紙トレイ6より排出される。尚、ホームボタン35およびホームボタン39は、液晶パネル13に表示されているメニューを後述するトップメニュー73(電源投入後最初に表示される画面)にダイレクトに移行させるボタンである。
(プリンターの機能構成)
図2は、プリンター1の主要な機能構成の一例を示すブロック図である。
プリンター1は、表示部10、印刷部20、操作部30、通信部40、制御部50、および記憶部70などから構成されている。
図2は、プリンター1の主要な機能構成の一例を示すブロック図である。
プリンター1は、表示部10、印刷部20、操作部30、通信部40、制御部50、および記憶部70などから構成されている。
表示部10は、表示ユニット11に含まれる液晶パネル13(図1)、表示駆動回路および表示用プロファイル(図示は省略)などから構成される表示装置であり、制御部50から出力される表示信号に基づいて各種表示処理を行う。液晶パネル13は、例えば、RGB色空間においてフルカラー表示が可能な液晶表示パネルである。表示用プロファイルは、後述する印刷部20が備えるインクなどの記録材の色空間と、液晶パネル13におけるRGB色空間との間で同系色の色が異なる色に視認される現象を抑えることを目的として備えられている。表示用プロファイルを公知の方法により適切な値に調整することで、表示部10に表示されるRGB色空間の画像と、印刷用紙に印刷される記録材の色空間の画像とのカラーマッチングを実現している。
印刷部20は、プリンターASIC(Application Specific Integrated Circuit)、プリンターエンジン(いずれも図示は省略)などから構成される。プリンターASICは、プリンターエンジンを制御する集積回路であり、制御部50から印刷指示を受けると、その印刷指示の対象となる画像データ、テキストデータ、写真画像データ等の印刷オブジェクトやそれらの配置情報等に基づいて印刷データを生成し、印刷用紙に出力するようプリンターエンジンを制御する。プリンターエンジンは、印刷ヘッドから印刷用紙へインクを吐出することにより印刷を行う周知のインクジェットプリンター機構を有して構成されている。また、プリンターエンジンには、印刷用紙をセットする用紙セット口5(図1)、印刷用紙を印刷ヘッド位置まで精密に搬送する搬送ローラー(図示は省略)、印刷物を排出する排出ローラー(図示は省略)、印刷物が排紙される排紙トレイ6(図1)なども含まれる。
操作部30は、表示ユニット11を構成するタッチパネル33およびホームボタン35(図1)、キーボード37(図1)などから構成され、ユーザーによる操作を検出し操作信号を制御部50へ出力する。タッチパネル33は、液晶パネル13の各画素に対応する位置を検出し、位置情報を制御部50へ出力する。位置情報を入力した制御部50では、液晶パネル13に表示された情報とタッチパネル33から取得した位置情報に基づいて、操作に対するイベント処理部60(後述する)が実行される。キーボード37では、文字入力などが可能であり、入力された文字に対応する文字コードが制御部50に出力される。また、プリンター本体1aに備えられるホームボタン35、およびキーボード37に備えられるホームボタン39(図1)が押下されると、その操作信号が制御部50に出力される。制御部50では、その操作信号を入力すると、液晶パネル13に表示されている画面構成をトップメニュー73(図3において後述する)にダイレクトに移行させる。
通信部40は、赤外線通信アダプターなどで構成され、キーボード37との間で赤外線通信7(図1)を確立し入力されたデータなどの送受信を行う。また、通信部40は、近距離無線アダプターや無線LANアダプターを備える構成であっても良く、その場合は、デジタルカメラやビデオ、スマートフォン、携帯電話、パソコンなどの外部の機器と通信や、IP(Internet Protocol)を用いてインターネット接続を行うことができる。
また、通信部40は、物理的な通信端子を含み、前述の外部の機器とケーブルを介して接続し、各種データを送受信する構成であっても良い。
また、通信部40は、物理的な通信端子を含み、前述の外部の機器とケーブルを介して接続し、各種データを送受信する構成であっても良い。
記憶部70は、ROM(Read Only Memory)やフラッシュROM、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置であり、表示画面データ72、レイアウト情報データ80、コンテンツデータ90、プレビュー画像データ93などを有して構成される。また、制御部50により読み出され各種機能を実現するために実行されるプログラム、制御部50により実行される各処理の処理中データと処理結果などを一時的に記憶するワークエリア(図示は省略)なども有して構成される。
次に、図3〜図5を用いて、記憶部70に格納される表示画面データ72について説明する。図3は、トップメニュー73の表示画面の一例を示す図、図4は、設定メニュー75の表示画面の一例を示す図、図5は、印刷メニュー77の表示画面の一例を示す図である。
記憶部70に格納されている表示画面データ72は、表示部10に表示されるトップメニュー73、設定メニュー75、印刷メニュー77の表示画面を構成するGUI(Graphical User Interface)ウィジェットとそれらの配置情報などのデータであり、表示画面毎に格納されている。GUIウィジェットには、タッチパネル33からの入力により選択される各種ボタンウィジェット、画像等を表示する描画領域ウィジェット、テキスト入力や表示をするテキスト領域ウィジェットなどがある。尚、これらの表示画面およびGUIウィジェットは一実施例として記載したものに過ぎず、必ずしもこれらすべてを必須構成要素としなければならないわけではない。また、これら以外の表示画面およびGUIウィジェットを必須構成要素としても良い。
図3に示すようにトップメニュー73は、かんたんボタン731、こだわりボタン733、読み込みボタン735などのボタンウィジェットを有して構成される。
かんたんボタン731は、ボタンウィジェットであり、選択されると、「簡単な操作手順」をユーザーに提供する。詳しくは、後述する設定メニュー75と印刷メニュー77の2つの画面に遷移させることで、印刷対象のデザインの選択と印刷実行が実現される。かんたんボタン731が選択された場合の画面遷移については、図8を用いて後述する。
かんたんボタン731は、ボタンウィジェットであり、選択されると、「簡単な操作手順」をユーザーに提供する。詳しくは、後述する設定メニュー75と印刷メニュー77の2つの画面に遷移させることで、印刷対象のデザインの選択と印刷実行が実現される。かんたんボタン731が選択された場合の画面遷移については、図8を用いて後述する。
こだわりボタン733は、選択されると、「こだわったデザインの編集」をユーザーに提供する。詳しくは、こだわりボタン733が選択されると、多様な種類のデザインの選択、印刷オブジェクトの配置位置の微調整、印刷物の仕上がり色調補正などを可能としている。
読み込みボタン735は、選択されると、保存したデザインを読み込む機能をユーザーに提供する。詳しくは、読み込みボタン735が選択されると、ユーザーにより作製され、記憶部70に記憶されているデザインを読み込むことができる。以降、読み込んだデザインの再編集、または印刷実行などを可能としている。
図4は、設定メニュー75の表示画面の一例を示す画面であり、年賀状のタイプ751、写真枚数指定753、写真画像選択755、戻るボタン767、OKボタン769などから構成される。尚、設定メニュー75は、選択部に相当する。
年賀状のタイプ751は、カテゴリー選択部に相当し、年賀状のデザインを所定のカテゴリー毎に選択するラジオボタンウィジェットを有して構成されている。所定のカテゴリーとしては、「オーソドックス」、「シック」、「モダン」、「にぎやか」、「キャラクター」のカテゴリーが定義されている。ユーザーは、作製する年賀状に対するデザインの印象と合致するカテゴリーをタッチパネル33を介して選択する。ユーザーによりカテゴリーの一つが選択されると、制御部50では、後述するテンプレート管理テーブル81を参照して選択されたカテゴリーに対応するデザインイメージを有するテンプレート群を抽出する。テンプレートには、背景画像、写真枠、イラスト文字画像、挨拶文文字列、差出人文字列などとそれらの配置情報が含まれている。テンプレートの詳細については後述する。
写真枚数指定753は、写真数量選択部に相当し、年賀状に写真を挿し込み印刷しない場合と、差し込み印刷する場合は写真枚数を選択するラジオボタンウィジェットを有して構成されている。選択可能な写真枚数としては、「しない」、「1枚挿入」、「2枚挿入」が定義されている。ユーザーは、作製する年賀状に、挿し込み印刷したい写真データの枚数をタッチパネル33を介して選択する。ユーザーにより枚数が選択されると、制御部50では、後述するテンプレート管理テーブル81を参照して、デザインのテンプレート群を更に絞り込む。
写真画像選択755は、写真画像選択部に相当し、写真1ファイル名表示757、写真1ファイル選択切り替え758、写真1ミニプレビュー759、写真2ファイル名表示760、写真2ファイル選択切り替え761、写真2ミニプレビュー762などから構成される。
写真1ファイル名表示757は、差し込み印刷する写真の1枚目の写真画像ファイル名が文字列で表示されるテキスト表示領域ウィジェットである。写真1ファイル選択切り替え758は、スピンボタンウィジェットであり、選択されると、記憶部70に格納されたコンテンツデータ90に含まれる写真画像ファイル91を1つずつ選択して、写真1ファイル名表示757に表示する。
写真1ミニプレビュー759は、描画領域ウィジェットであり、選択されている写真1のサムネイル画像が表示される。選択されている写真1の写真画像ファイルに内包されているサムネイル画像が表示される。サムネイル画像が存在しない場合は、制御部50によりサムネイル画像が生成され、生成されたサムネイル画像が表示される。
写真2ファイル名表示760、写真2ファイル選択切り替え761、写真2ミニプレビュー762は、それぞれが、挿し込み印刷する2枚目の写真画像ファイルに対する写真画像ファイル名、選択切り替えのスピンボタン、サムネイル画像表示領域である。
戻るボタン767は、ボタンウィジェットであり、選択されると表示画面をトップメニュー73に切り替える。
OKボタン769は、ボタンウィジェットであり、選択されると設定メニュー75において設定された情報を引き継いで印刷メニュー77に遷移する。
OKボタン769は、ボタンウィジェットであり、選択されると設定メニュー75において設定された情報を引き継いで印刷メニュー77に遷移する。
尚、設定メニュー75を構成する各ウィジェットは、あくまでも一実施例として記載したものに過ぎず、必ずしもこれらの構成に限定されない。所定のカテゴリーと、写真を挿入する枚数、写真の特定と、次の処理に遷移する機能が組み込まれていれば他の構成であっても良い。
図5は、印刷メニュー77の表示画面の一例を示す画面であり、プレビュー画像表示領域771、プレビュー切替773、印刷指示775、戻るボタン781、保存ボタン783などから構成される。尚、印刷メニュー77は、指定部に相当する。
プレビュー画像表示領域771は、描画領域ウィジェットであり、プレビュー画像が表示される表示領域である。詳しくは、設定メニュー75において設定された情報に基づいて、最初に表示するテンプレートと写真画像が決定され、後述するプレビュー画像生成部57によりプレビュー画像が生成される。生成されたプレビュー画像がプレビュー画像表示領域771内に表示される。尚、プレビュー画像表示領域771は、プレビュー表示部に相当する。
図5に示すプレビュー画像表示領域771には、用紙範囲771aの範囲内に、背景画像771b、イラスト文字画像771c、写真1枠771d、写真2枠771eが配置されている。用紙範囲771aは、印刷される用紙の縦横比を略同一にして、プレビュー画像表示771の範囲内に収まるように縮小または拡大して表示された印刷用紙のイメージである。背景画像771bは、用紙範囲771aの全体に配置された背景画像であり、この例では「花柄」で表示されている範囲である。イラスト文字画像771cは、文字列やイラストが画像データに変換されたイラスト文字画像である。写真1枠771d、写真2枠771eはそれぞれ写真1ファイル名表示757と写真2ファイル名表示760(図4)において選択されていた写真画像ファイル名の写真画像が挿し込まれる写真枠である。図5に示す表示例では、写真1枠771dおよび写真2枠771eのそれぞれに写真画像が挿し込まれ表示されている。
プレビュー切替773は、前ボタン773pおよび次ボタン773nから構成されるボタンウィジェットであり、選択されると、プレビュー画像表示領域771に表示されるプレビュー画像の対象が切り替えられ表示される。前ボタン773pでは、プレビュー画像の対象を、後述するテンプレート管理テーブル81に順番付けされて格納されているテンプレート群から、1つ前の順番のテンプレートに対応するプレビュー画像が取得され、プレビュー画像表示領域771に表示される。次ボタン773nでは、同様に1つ後の順番のテンプレートが選択され表示される。尚、プレビュー切替773は、プレビュー切替部に相当する。
印刷指示775は、枚数表示777、枚数指定ボタン778、印刷実行ボタン779、および印刷に関する説明文を表示する領域などから構成される。
枚数表示777は、テキスト領域ウィジェットであり、印刷される年賀状の枚数が表示される。
枚数指定ボタン778は、スピンボタンウィジェットであり、印刷される年賀状の枚数が0枚から999枚の間で設定される。
印刷実行ボタン779は、ボタンウィジェットであり、選択されると、印刷が実行される。詳しくは、後述するテンプレート管理テーブル81を参照して、プレビュー画像表示領域771において選択されているテンプレートと写真画像を、印刷指示コマンドと共に印刷部20に出力する。尚、印刷指示775は、印刷指示部に相当する。
枚数表示777は、テキスト領域ウィジェットであり、印刷される年賀状の枚数が表示される。
枚数指定ボタン778は、スピンボタンウィジェットであり、印刷される年賀状の枚数が0枚から999枚の間で設定される。
印刷実行ボタン779は、ボタンウィジェットであり、選択されると、印刷が実行される。詳しくは、後述するテンプレート管理テーブル81を参照して、プレビュー画像表示領域771において選択されているテンプレートと写真画像を、印刷指示コマンドと共に印刷部20に出力する。尚、印刷指示775は、印刷指示部に相当する。
戻るボタン781は、ボタンウィジェットであり、選択されると、表示画面を設定メニュー75に切り替える。
保存ボタン783は、ボタンウィジェットであり、選択されると、プレビュー画像表示領域771に表示されているプレビュー画像に対応するテンプレートと写真画像を記憶部70に記憶する。ここで記憶されたテンプレートと写真画像は、プリンター1の電源スイッチ31が一旦オフにされたとしても、トップメニュー73において読み込みボタン735を選択することにより、再度編集または印刷をすることができる。
保存ボタン783は、ボタンウィジェットであり、選択されると、プレビュー画像表示領域771に表示されているプレビュー画像に対応するテンプレートと写真画像を記憶部70に記憶する。ここで記憶されたテンプレートと写真画像は、プリンター1の電源スイッチ31が一旦オフにされたとしても、トップメニュー73において読み込みボタン735を選択することにより、再度編集または印刷をすることができる。
図2に戻る。
レイアウト情報データ80は、テンプレート管理テーブル81、背景画像データ83、写真枠データ85、イラスト文字データ87、および挨拶文文字列データ89などから構成される。
図6は、テンプレート管理テーブル81の一例を示す図、図7は、レイアウト情報データ80の参照関係を表す図である。
レイアウト情報データ80は、テンプレート管理テーブル81、背景画像データ83、写真枠データ85、イラスト文字データ87、および挨拶文文字列データ89などから構成される。
図6は、テンプレート管理テーブル81の一例を示す図、図7は、レイアウト情報データ80の参照関係を表す図である。
図6に示すテンプレート管理テーブル81は、タイプ811、写真なし812、写真1枚813、写真2枚814の項目毎にテンプレートが管理されているテーブルである。タイプ811には、設定メニュー75(図4)の年賀状のタイプ751の選択肢であるカテゴリーが定義されている。図6では、一例として「オーソドックス」、「シック」が示されている。
写真枠なし812、写真1枚813、写真2枚814は、それぞれ写真枠がないデザインのテンプレート、写真枠が1つのデザインのテンプレート、写真枠が2つのデザインのテンプレートが、カテゴリー毎に仕分けされて格納されている。デザインのテンプレートは、テンプレートデータ815の形態で管理される。
テンプレートデータ815は、スタイル情報816および構造情報817の情報を有し、1つのデザインを定義する。例えば、図6の例では、タイプ811が「オーソドックス」であり、かつ写真2枚814に格納されている「a2_1.css」がスタイル情報816であり、「a2_1.xhtml」が構造情報817である。テンプレートデータ815は、「a2_1.css」と「a2_1.xhtml」の2つのファイルで構成されている。
図7を用いて、更に詳細にテンプレートデータ815について説明する。
テンプレートデータ815は、前述したようにスタイル情報816および構造情報817などから構成されている。スタイル情報816は、例えば、CSS(Cascading Style Sheets)であり、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)などのマークアップ言語ファイルの各構成要素を印刷用紙上に配置する位置情報などを定義する。構造情報817は、XHTMLファイルであり、CSS参照817a、背景画像データ参照817b、イラスト文字データ参照817c、写真1枠データ参照817d、写真2枠データ参照817eなどを含むタグ情報で構成されている。
テンプレートデータ815は、前述したようにスタイル情報816および構造情報817などから構成されている。スタイル情報816は、例えば、CSS(Cascading Style Sheets)であり、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)などのマークアップ言語ファイルの各構成要素を印刷用紙上に配置する位置情報などを定義する。構造情報817は、XHTMLファイルであり、CSS参照817a、背景画像データ参照817b、イラスト文字データ参照817c、写真1枠データ参照817d、写真2枠データ参照817eなどを含むタグ情報で構成されている。
CSS参照817aは、構造情報817に対応するスタイル情報816のcssファイル「a2_1.css」を参照するタグ情報である。
背景画像データ参照817bは、背景画像データ83(図2)群の中からデザインに使用される背景画像データファイル「bg.jpg」を参照するタグ情報である。図7に示す「bg.jpg」831は、背景画像データ83として記憶部70に格納されている。
イラスト文字データ参照817cは、イラスト文字データ87(図2)群の中からデザインに使用されるイラスト文字データファイル「char.jpg」を参照するタグ情報である。図7に示す「char.jpg」891は、イラスト文字データ87として記憶部70に格納されている。
背景画像データ参照817bは、背景画像データ83(図2)群の中からデザインに使用される背景画像データファイル「bg.jpg」を参照するタグ情報である。図7に示す「bg.jpg」831は、背景画像データ83として記憶部70に格納されている。
イラスト文字データ参照817cは、イラスト文字データ87(図2)群の中からデザインに使用されるイラスト文字データファイル「char.jpg」を参照するタグ情報である。図7に示す「char.jpg」891は、イラスト文字データ87として記憶部70に格納されている。
写真1枠データ参照817dおよび写真2枠データ参照817eは、写真枠データ85(図2)群の中からデザインに使用される写真枠ファイル「photo1.png」851および「photo2.png」852を参照するタグ情報である。図7に示す「photo1.png」851および「photo2.png」852は、写真枠データ85として記憶部70に格納されている。
尚、記憶部70に格納される挨拶文文字列データ89に関しては、図7に例示していないが、上述に示すタグ情報の形式で、挨拶文文字列データのファイルが参照される。
尚、記憶部70に格納される挨拶文文字列データ89に関しては、図7に例示していないが、上述に示すタグ情報の形式で、挨拶文文字列データのファイルが参照される。
尚、テンプレートデータ815は、レイアウト情報に相当し、スタイル情報816は、配置情報に相当する。構造情報817および構造情報817から参照される背景画像データ83、写真枠データ85、イラスト文字データ87、挨拶文文字列データ89は、構成データに相当する。
また、図7に示す「photo1.png」851は、「家族写真1.jpg」911を、「photo2.png」852は、「家族写真2.jpg」912を参照している。「家族写真1.jpg」911および「家族写真2.jpg」912は、設定メニュー75(図4)の写真画像選択755において指定された写真画像ファイルであり、コンテンツデータ90(図2)に含まれる写真画像ファイル91として格納されている。
図2に戻る。
コンテンツデータ90は、写真画像ファイル91を含み構成される。写真画像ファイル91は、記憶部70に含まれるカードスロット3に接続されたメモリーカード、および制御部50により通信部40等を介してRAM領域等に格納されている。写真画像ファイル91は、例えば、ユーザーによりデジタルカメラ等で撮像された写真画像データのファイルである。
尚、コンテンツデータ90は、コンテンツに相当する。
コンテンツデータ90は、写真画像ファイル91を含み構成される。写真画像ファイル91は、記憶部70に含まれるカードスロット3に接続されたメモリーカード、および制御部50により通信部40等を介してRAM領域等に格納されている。写真画像ファイル91は、例えば、ユーザーによりデジタルカメラ等で撮像された写真画像データのファイルである。
尚、コンテンツデータ90は、コンテンツに相当する。
プレビュー画像データ93は、後述する制御部50のプレビュー画像生成部57により生成されたプレビュー画像データファイルである。尚、生成されたプレビュー画像データはファイル形式でなくてもよく、記憶部70のメモリー上の所定領域に格納される構成であっても良い。このような構成において、プレビュー画像データは、制御部50によりメモリー領域のアドレスを指定する方法によりアクセスされる。
次に、制御部50の説明に移る。
制御部50は、記憶部70に記憶されているプログラム(図示は省略)に従って、プリンター1を構成する表示部10、印刷部20、操作部30、通信部40、記憶部70などの各部を統括的に制御する制御装置であり、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーを有して構成される。
制御部50は、記憶部70に記憶されているプログラム(図示は省略)に従って、プリンター1を構成する表示部10、印刷部20、操作部30、通信部40、記憶部70などの各部を統括的に制御する制御装置であり、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーを有して構成される。
制御部50は、画面表示制御部51、印刷メニュー表示制御部53、プレビュー画像表示制御部55、プレビュー画像生成部57、仕分け管理部59、およびイベント処理部60などを機能部として有している。但し、これらの機能部は一実施例として記載したものに過ぎず、必ずしもこれらすべての機能部を必須構成要素としなければならないわけではない。また、これら以外の機能部を必須構成要素としても良い。
画面表示制御部51について、図8を用いて説明する。
図8は、主要画面の画面遷移の一例を概略的に示す図である。表示部10に表示される主要な画面であるトップメニュー73、設定メニュー75、印刷メニュー77において、「簡単な操作手順」を実現する画面遷移を表している。
図8は、主要画面の画面遷移の一例を概略的に示す図である。表示部10に表示される主要な画面であるトップメニュー73、設定メニュー75、印刷メニュー77において、「簡単な操作手順」を実現する画面遷移を表している。
トップメニュー73では、かんたんボタン731が選択されると、設定メニュー75に表示が切り替わる。設定メニュー75では、戻るボタン767が選択されるとトップメニュー73に遷移し、OKボタン769が選択されると印刷メニュー77に表示が切り替わる。印刷メニュー77では、戻るボタン781が選択されると設定メニュー75に遷移し、印刷実行ボタン779が選択されると印刷部に印刷を指示する。このように、かんたんボタン731が選択されたあとは、主要な3つの画面のみの画面遷移で印刷実行に移行する「簡単な操作手順」が実現される。尚、ホームボタン35(39)(図1)の押下により、いずれの画面が表示されていてもトップメニュー73に遷移する。
図2に戻る。
画面表示制御部51は、画面の表示切り替えを制御する。詳しくは、表示画面上に配置されているボタンウィジェットなどが選択された場合に、画面表示を切り替えるイベント処理部60(後述する)を当該ボタンウィジェットの機能として登録する。例えば、トップメニュー73上に表示されるかんたんボタン731が選択された場合に、設定メニュー75が表示されるようにボタンイベント処理プログラム(図示は省略)を登録する。ユーザー操作により、かんたんボタン731を覆うタッチパネル33の部分が選択されると、登録されたボタンイベント処理プログラムが制御部50により実行されることになる。
同様に他のボタンウィジェットに対しても、対応するボタンイベント処理プログラムが登録される。
画面表示制御部51は、画面の表示切り替えを制御する。詳しくは、表示画面上に配置されているボタンウィジェットなどが選択された場合に、画面表示を切り替えるイベント処理部60(後述する)を当該ボタンウィジェットの機能として登録する。例えば、トップメニュー73上に表示されるかんたんボタン731が選択された場合に、設定メニュー75が表示されるようにボタンイベント処理プログラム(図示は省略)を登録する。ユーザー操作により、かんたんボタン731を覆うタッチパネル33の部分が選択されると、登録されたボタンイベント処理プログラムが制御部50により実行されることになる。
同様に他のボタンウィジェットに対しても、対応するボタンイベント処理プログラムが登録される。
印刷メニュー表示制御部53は、設定メニュー75のOKボタン769が選択された場合に実行されるボタンイベント処理プログラムから呼び出され、印刷メニュー77のGUIウィジェットを表示部10に表示する。また、印刷メニュー77の画面内に表示されるGUIウィジェットに対応するボタンイベント処理プログラムを登録する。印刷メニュー表示制御部53の詳細については図9を用いて後述する。
尚、詳細な説明および図示は省略するが、印刷メニュー表示制御部53と同様に、画面表示制御部51から呼び出されてトップメニュー73を表示する機能部、および設定メニュー75を表示する機能部についても、制御部50に備えられている。
尚、詳細な説明および図示は省略するが、印刷メニュー表示制御部53と同様に、画面表示制御部51から呼び出されてトップメニュー73を表示する機能部、および設定メニュー75を表示する機能部についても、制御部50に備えられている。
プレビュー画像表示制御部55は、印刷メニュー表示制御部53から呼び出され、印刷メニュー77上にプレビュー画像を表示する。詳しくは、ユーザーにより選択されたレイアウト情報と、ユーザーが指定した写真画像を挿入して生成されたプレビュー画像を表示部10の印刷メニュー77のプレビュー画像表示領域771(図5)に表示する。具体的なフローについては、図10を用いて後述する。
プレビュー画像生成部57は、プレビュー画像を生成する。詳しくは、プレビュー画像生成部57は、最初に、生成するプレビュー画像のサイズ(画素数)と縦横比を算出する。プレビュー画像の画素数は、液晶パネル13上のプレビュー画像表示領域771が表示される領域の画素数を参照して算出する。プレビュー画像の縦横比は、印刷用紙の縦横比を参照し、略一致する縦横比を算出する。プレビュー画像の画素数と縦横比が算出されると、各画素に対してRGBの階調値を保有するデータ量(例えば、3バイト分)を乗じた容量の領域を、記憶部70にプレビュー画像生成用の画像編集領域(図示は省略)として確保する。
次に、プレビュー画像生成部57は、画像編集領域に、テンプレートデータ815とテンプレートデータ815から参照される背景画像データ83、写真枠データ85、イラスト文字データ87、挨拶文文字列データ89、写真画像ファイル91のそれぞれを拡大または縮小して、スタイル情報816が示す配置情報に基づいて配置する。配置されたそれぞれの構成要素を合成し、画像データを生成し、プレビュー画像データ93として記憶部70に格納する。尚、画像データの拡大、縮小、合成における画素補間などの手法については、公知のバイリニア法やバイキュービック法、アルファチャンネルを用いたマスク合成法が用いられても良い。
このようなプレビュー画像を生成し表示することで、印刷用紙に印刷された印刷物の印刷イメージを、液晶パネル13のプレビュー画像表示領域771の領域内に精細に表現することができる。
仕分け管理部59は、テンプレート管理テーブル81(図6)および参照されるテンプレートデータ815(図7)に示したファイルなどを管理する。詳しくは、テンプレート管理テーブル81には、予め、カテゴリー毎に仕分けられてテンプレートデータ815が格納されている。仕分け管理部59は、プレビュー画像表示制御部55、プレビュー画像生成部57などからの要求を受けて指定されたテンプレートデータ815の参照先を返し参照可能にする。また、プレビュー画像生成部57により作成されたプレビュー画像データ93をテンプレートデータ815と対応付けて管理し、プレビュー画像表示制御部55からの要求を受けて指定されたプレビュー画像データ93を参照可能にする。
また、仕分け管理部59は、格納されている複数のテンプレートデータ815がプレビュー表示される順番を管理する。図6に示すテンプレート管理テーブル81の例では、順番をテンプレートデータ815のファイル名の一部に対応させて管理している。仕分け管理部59の順番の管理により、印刷メニュー77(図5)の前ボタン773pおよび次ボタン773nが選択された場合に表示されるテンプレートデータ815とプレビュー画像データ93が参照可能にされる。
イベント処理部60は、GUIウィジェット毎に定義され、GUIウィジェットが選択された場合等に記憶部70に記憶されるイベント処理プログラム(図示は省略)が制御部50により実行され機能する機能部である。イベント処理部60は、設定_OK部61、印刷_前部63、印刷_次部65、印刷_実行部67、印刷_保存部69などから構成される。但し、これらは一実施例として記載したものに過ぎず、必ずしもこれらをすべて必須構成要素としなければならないわけではない。また、これら以外の処理部を必須構成要素としても良い。
設定_OK部61は、設定メニュー75におけるOKボタン769が選択された場合のボタンイベント処理部である。設定_OK部61では、設定メニュー75における年賀状のタイプ751、写真枚数指定753、写真画像選択755の選択結果に基づいて、テンプレート管理テーブル81から対応するプレビュー画像データ93を取得する。印刷メニュー77を表示部10に表示し、プレビュー画像表示領域771に取得したプレビュー画像データ93を表示する。
印刷_前部63および印刷_次部65は、印刷メニュー77におけるプレビュー切替773が選択された場合のボタンイベント処理部である。印刷_前部63および印刷_次部65では、テンプレート管理テーブル81に順番付けされて格納されているテンプレートから一つ前または一つ後の順番のテンプレートデータ815に対応するプレビュー画像データ93を、印刷メニュー77のプレビュー画像表示領域771に表示する。尚、印刷_前部63および印刷_次部65の処理の詳細についてはフローチャート図を用いて後述する。
印刷_実行部67は、印刷メニュー77における印刷実行ボタン779が選択された場合のボタンイベント処理部である。印刷_実行部67では、プレビュー画像表示領域771に表示されているプレビュー画像データ93に対応するテンプレートデータ815、選択されている写真画像ファイル91、枚数表示777に表示されている印刷枚数などの印刷データを印刷部20に出力し印刷を指示する。尚、印刷_実行部67による印刷指示方法は、「プレビュー画像に対応するレイアウト情報およびコンテンツに基づいて印刷を指示すること」、に相当する。
印刷_保存部69は、印刷メニュー77における保存ボタン783が選択された場合のボタンイベント処理部である。印刷_保存部69では、プレビュー画像表示領域771に表示されているプレビュー画像データ93に対応するテンプレートデータ815のファイル名を記憶部70に記憶する。記憶されたテンプレートデータ815のファイル名は、トップメニュー73における読み込みボタン735が選択された場合に参照される。
(印刷メニューの表示処理)
次に印刷メニュー表示制御部53による印刷メニュー77を表示する処理について説明する。図9は、印刷メニューの表示処理の流れを表すフローチャート図である。以下のフローは、記憶部70に記憶されているボタンイベント処理プログラムから呼び出される表示制御用プログラム(図示は省略)に基づいて制御部50が表示部10を含む各部を制御することにより実行される。また、制御部50に含まれる印刷メニュー表示制御部53の機能が主に実現される。尚、本フローは、印刷を指定する指定部を表示する印刷方法に相当する。また、本フローには、プレビュー画像の印刷を指示する方法についても含まれている。
次に印刷メニュー表示制御部53による印刷メニュー77を表示する処理について説明する。図9は、印刷メニューの表示処理の流れを表すフローチャート図である。以下のフローは、記憶部70に記憶されているボタンイベント処理プログラムから呼び出される表示制御用プログラム(図示は省略)に基づいて制御部50が表示部10を含む各部を制御することにより実行される。また、制御部50に含まれる印刷メニュー表示制御部53の機能が主に実現される。尚、本フローは、印刷を指定する指定部を表示する印刷方法に相当する。また、本フローには、プレビュー画像の印刷を指示する方法についても含まれている。
処理が開始されると、プレビュー画像を表示する(ステップS10)。詳しくは、設定メニュー75(図4)において選択された情報に基づいて、仕分け管理部59から表示順番が1番目のプレビュー画像データ93の参照先を取得する。当該プレビュー画像データ93を、印刷メニュー77(図5)のプレビュー画像表示領域771に表示する。
次に、前ボタン773pを表示し(ステップS20)、前ボタン773pが選択された場合に実行されるイベント処理プログラムが登録される(ステップS25)。登録されたイベント処理プログラムが実行されると、印刷_前部63の機能が実現されることになる。
次に、次ボタン773nボタンを表示し(ステップS30)、次ボタン773nが選択された場合に実行されるイベント処理プログラムが登録される(ステップS35)。登録されたイベント処理プログラムが実行されると印刷_次部65の機能部が実現されることになる。
次に、印刷指示775の説明文を含む領域を表示し(ステップS40)、印刷枚数として枚数表示777と枚数指定ボタン778を表示する(ステップS43)。印刷実行ボタン779を表示し(ステップS45)、印刷実行ボタン779が選択された場合に実行されるイベント処理プログラムが登録される(ステップS47)。登録されたイベント処理プログラムが実行されると、印刷_実行部67の機能部が実現されることになる。
次に、戻るボタン781および保存ボタン783を表示し(ステップS50、ステップS60)、それぞれが選択された場合に実行されるイベント処理プログラムが登録される。保存ボタン783に登録された(ステップS65)イベント処理プログラムが実行されると、印刷_保存部69の機能部が実現されることになる。
以上のフローが実行されることにより、印刷メニュー77のGUIウィジェットが表示部10に表示され、各GUIウィジェットにはイベント処理プログラムが登録される。尚、ステップS40〜ステップS47がプレビュー画像の印刷を指示する方法に相当する。
(プレビュー画像の表示処理)
プレビュー画像の表示処理について、図10を用いて詳細に説明する。図10は、プレビュー画像表示領域771の表示処理の流れを表すフローチャート図である。本フローは、ステップS10から呼び出されたサブルーチンプログラム(図示は省略)に基づいて制御部50により実行され、制御部50に含まれるプレビュー画像表示制御部55および仕分け管理部59の機能が実現される。尚、本フローは、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示する方法に相当する。
プレビュー画像の表示処理について、図10を用いて詳細に説明する。図10は、プレビュー画像表示領域771の表示処理の流れを表すフローチャート図である。本フローは、ステップS10から呼び出されたサブルーチンプログラム(図示は省略)に基づいて制御部50により実行され、制御部50に含まれるプレビュー画像表示制御部55および仕分け管理部59の機能が実現される。尚、本フローは、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示する方法に相当する。
最初に、年賀状のタイプと挿し込み写真の枚数を取得する(ステップS120、S130)。詳しくは、設定メニュー75(図4)の年賀状のタイプ751と写真枚数指定753で設定された内容を取得する。
次に、テンプレート管理テーブル81(図6)からテンプレート群を選択する(ステップS140)。例えば、図6において、タイプ811が「オーソドックス」で写真2枚814では、3つのテンプレートデータ815が選択される。
次に、選択された挿し込み写真をテンプレートの写真枠に割り当てる(ステップS150)。具体的には、写真枠データ85から写真画像ファイル91を参照する。例えば、図7におけるテンプレートデータ815において、「photo1.png」851から「家族写真1.jpg」911を参照可能に設定する。
次に、テンプレート群から表示順番1番目および順番が前後のテンプレートを合わせて3つ選択する。例えば図6の例では、「a2_1.css」と「a2_1.xhtml」が表示順番1番目であり、後の順番が「a2_2.css」と「a2_2.xhtml」、前の順番は、表示順番1番目から最終の順番に切り替わるため「a2_3.css」と「a2_3.xhtml」となる。
次に、選択したテンプレートおよび写真のプレビュー画像を生成し記憶する(ステップS170)。詳しくは、表示順番1番目のテンプレートデータ815と写真枠に割り当てられた写真画像ファイル91を指定して、プレビュー画像生成部57にプレビュー画像の生成を指示する。表示順番1番目のテンプレートデータ815のプレビュー画像データ93が生成されるとプレビュー画像表示領域771に表示する(ステップS180)。順番が前後のテンプレートデータ815は、制御部50による並列処理または擬似並列処理において、表示順番1番目のプレビュー画像データ93の表示処理のバックグラウンドでプレビュー画像生成部57においてプレビュー画像データ93が生成される。生成された前後の順番のプレビュー画像データ93は、記憶部70に格納され、仕分け管理部59(図2)によりテンプレート管理テーブル81のテンプレートデータ815と対応付けられて管理される。
以上のフローが実行されることにより、設定メニュー75において設定されたレイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を印刷メニュー77のプレビュー画像表示領域771に表示することができる。また、印刷メニュー77の前ボタン773pおよび次ボタン773nが選択されたときに表示されるプレビュー画像データ93を予め生成しておくことができる。
(プレビューの切り替え処理)
次にプレビューの切り替え処理について、図11、図12および図13を用いて説明する。図11は、前ボタン773pによるプレビュー切替処理の流れを表すフローチャート図、図12は、次ボタン773nによるプレビュー切替処理の流れを表すフローチャート図、図13は、プレビュー切替処理の一例を説明するイメージ図である。
次にプレビューの切り替え処理について、図11、図12および図13を用いて説明する。図11は、前ボタン773pによるプレビュー切替処理の流れを表すフローチャート図、図12は、次ボタン773nによるプレビュー切替処理の流れを表すフローチャート図、図13は、プレビュー切替処理の一例を説明するイメージ図である。
以下のフローは、記憶部70に記憶されているイベント処理プログラム(図示は省略)に基づいて、制御部50が制御することにより実行され、印刷_前部63および仕分け管理部59の一部の機能が実現される。尚、本フローは、「生成された複数の異なるプレビュー画像の中から表示する対象を切り替えて選択し」、に相当する。
本フローが開始される前に、印刷メニュー77においてプレビュー画像表示領域771にプレビュー画像データ93が表示されており、前ボタン773p、次ボタン773nが選択されたときに表示されるプレビュー画像データ93は、プレビュー画像生成部57により生成され、記憶部70に記憶されている。
最初に、前ボタン773pが選択されると、準備としてプレビュー画像データ93のファイルを参照する変数Pre、変数Cur、変数Nexの領域を記憶部70に確保する。それぞれ順番に、表示順番より一つ前のプレビュー画像、表示順番のプレビュー画像、表示順番より一つ後のプレビュー画像に対応するプレビュー画像データ93のファイルを参照先をテンプレート管理テーブル81から取得し、それぞれの変数に格納する(ステップS220)。
次に、変数Preのプレビュー画像をプレビュー表示部(プレビュー画像表示領域771)に表示する(ステップS230)。
次に、変数Preの一つ前の順番のプレビュー画像データ93が生成済みか否か判定する(ステップS240)。詳しくは、変数Preに格納されたプレビュー画像データ93よりも一つ前の順番のテンプレートデータ815に対応するプレビュー画像データ93が存在するか否か判定する。変数Preの一つ前の順番のプレビュー画像データ93が生成済みである場合は(ステップS240;Yes)、ステップS250に進む。生成されていない場合は(ステップS240;No)、ステップS260に進む。
ステップS260では、変数Preの一つ前の順番のプレビュー画像データ93を生成する。詳しくは、変数Preの一つ前の順番のテンプレートデータ815のプレビュー画像データ93の生成をプレビュー画像生成部57に指示する。プレビュー画像生成部57は、制御部50による並列処理または擬似並列処理において、本フローであるステップS220〜S250のバックグラウンドでプレビュー画像データ93を生成する。生成されたプレビュー画像データ93は、仕分け管理部59によりテンプレート管理テーブル81の対応するテンプレートデータ815に対応付けられて格納される。
ステップS250では、変数Preに変数Preの一つ前の順番のプレビュー画像データ93のファイルポインターを設定し、変数Curには変数Preの内容を、変数Nexには変数Curの内容を設定する。
次に、図12および図13を用いて、次ボタン773nが選択された場合のフローについて説明する。次ボタン773nが選択された場合のフローについては、上述の前ボタン773pが選択された場合のフローにおける前ボタン773pを次ボタン773nに対応して置き換えたフローであり、以降の説明では更に図13を用いて切り替え処理時の表示の一例を加えて説明する。
ステップS320における準備は、ステップS220(図11)と同様な処理であり、変数Pre、変数Cur、変数Nexが設定される。図13に示すプレビュー画像931cは、ステップS320の状態におけるプレビュー画像表示領域771に表示されているイメージの一例である。プレビュー画像931cでは、写真画像ファイル91として「家族写真1.jpg」911および「家族写真2.jpg」912が挿入されている。
ステップS330では、変数Nexのプレビュー画像をプレビュー画像表示領域771に表示する。図13に示すプレビュー画像931nは、ステップS330の状態におけるプレビュー画像表示領域771に表示されているイメージの一例である。プレビュー画像931nでは、プレビュー画像931cにおいて挿入されていた「家族写真1.jpg」911と「家族写真2.jpg」912が同じく挿入されている。
ステップS340では、変数Nexの一つ後の順番のプレビュー画像データ93が生成済みであるか否か判定する。生成済みである場合は(ステップS340;Yes)、ステップS350に進み、生成されていない場合は(ステップS340;No)にステップS360に進む。ステップS360では、制御部50のバックグラウンド処理によって、変数Nexの一つ後の順番のプレビュー画像データが生成される。ステップS350では、変数NexにNexの一つ後の順番のプレビュー画像データ93のファイルポインターを設定し、変数Curには、変数Nexの内容を、変数Preには、変数Curの内容を設定する。
以上のような方法によって、プレビュー切替773(前ボタン773pおよび次ボタン773n)の選択によって、同じ写真画像ファイル91が挿入された様々なデザインのテンプレートデータ815のプレビュー画像が切り替わり表示される。
また、表示が切り替えられるテンプレートデータ815は、テンプレート管理テーブル81で管理される同一カテゴリー内に限られている。つまり、設定メニュー75においてユーザーにより選択された年賀状のタイプ751の印象のデザインだけがプレビュー画像として切り替わり表示される。
また、表示が切り替えられるテンプレートデータ815は、テンプレート管理テーブル81で管理される同一カテゴリー内に限られている。つまり、設定メニュー75においてユーザーにより選択された年賀状のタイプ751の印象のデザインだけがプレビュー画像として切り替わり表示される。
以上述べたように、本実施形態に係わるプリンター1によれば、以下の効果を得ることができる。
プリンター1によれば、印刷メニュー77に、プレビュー画像表示領域771と、プレビュー切替773と、印刷指示775が備えられている。印刷メニュー77の表示画面内で、印刷結果のイメージであるプレビュー画像を表示し、異なるデザインのプレビュー画像を切り替えて表示することができ、表示されているプレビュー画像に対応するデザインで印刷実行することができる。従って、従来は、デザインの選択に必要であったペンやスキャナーなどの他の道具がなくても、表示部10に表示される1面の画面における操作のみで、異なるデザインの表示、選択、印刷の実行をすることができる。
プリンター1によれば、印刷メニュー77に、プレビュー画像表示領域771と、プレビュー切替773と、印刷指示775が備えられている。印刷メニュー77の表示画面内で、印刷結果のイメージであるプレビュー画像を表示し、異なるデザインのプレビュー画像を切り替えて表示することができ、表示されているプレビュー画像に対応するデザインで印刷実行することができる。従って、従来は、デザインの選択に必要であったペンやスキャナーなどの他の道具がなくても、表示部10に表示される1面の画面における操作のみで、異なるデザインの表示、選択、印刷の実行をすることができる。
また、プリンター1によれば、印刷メニュー77の表示画面内で、異なるデザインのプレビュー画像を切り替えて表示し、印刷実行を指示することができるため、従来のような印刷直前にデザインを変更したい場合にデザインを選択する操作に戻ってやり直す必要がなくなる。更に、印刷メニュー77のプレビュー切替773により表示されるデザイン群は、設定メニュー75の年賀状のタイプ751において選択されたカテゴリーに仕分けされたデザインであるため、どのデザインもユーザーが作製したい年賀状のデザインの印象と合致している可能性が高い。ユーザーは、絞り込まれた好みのデザインの中から所望のデザインを選択することができる。
従って、プリンター1によれば、簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ、印刷を実行させることが可能となる。
従って、プリンター1によれば、簡易な操作手順によりユーザーに所望のデザインを選択させ、印刷を実行させることが可能となる。
(変形例1)
図2を用いて説明する。
上述の実施形態では、テンプレート管理テーブル81には、予めカテゴリー毎に仕分けされたテンプレートデータ815が格納されているとして説明したが、この構成に限定するものではなく、テンプレート管理テーブル81に新たなテンプレートデータ815を追加または更新する構成であっても良い。詳しくは、仕分け管理部59は、通信部40またはカードスロット3などを介して新たなテンプレートデータ815とカテゴリー情報を読み込み、カテゴリー情報に基づいて所定のカテゴリー毎に仕分けし、テンプレート管理テーブル81に追加または更新する。このような構成によれば、デザインの候補が増えるため、ユーザーに更に多くのデザインを提供することができる。
図2を用いて説明する。
上述の実施形態では、テンプレート管理テーブル81には、予めカテゴリー毎に仕分けされたテンプレートデータ815が格納されているとして説明したが、この構成に限定するものではなく、テンプレート管理テーブル81に新たなテンプレートデータ815を追加または更新する構成であっても良い。詳しくは、仕分け管理部59は、通信部40またはカードスロット3などを介して新たなテンプレートデータ815とカテゴリー情報を読み込み、カテゴリー情報に基づいて所定のカテゴリー毎に仕分けし、テンプレート管理テーブル81に追加または更新する。このような構成によれば、デザインの候補が増えるため、ユーザーに更に多くのデザインを提供することができる。
(変形例2)
図2、図6、および図7を用いて説明する。
上述の実施形態および変形例では、テンプレート管理テーブル81(図2、図6)において所定のカテゴリー毎に仕分けされてテンプレートデータ815(図7)が格納されているとしたが、この構成に限定するものではなく、1つのテンプレートデータ815から複数のカテゴリー用のテンプレートデータ815が生成される構成であっても良い。詳しくは、テンプレート管理テーブル81を管理する仕分け管理部59(図2)に画像処理機能を備え、その画像処理機能により格納されているプレビュー画像データ93または構造情報817(図7)から参照される画像データに対して所定のカテゴリーに合わせるように色変換処理を適用する。
例えば、元画像データにおける各画素のRGB色空間における階調値をグレースケールまたはセピア調などのような単色傾向に変換することで、画像データの印象として「シック」のカテゴリーに仕分けされる。また、例えば、同じ元画像データのRGB色空間における階調値を調整し、彩度を強調して変換することで、画像データの印象としては「にぎやか」のカテゴリーに仕分けされる。このような構成にすることにより、同一の元画像データを記憶する記憶部70の記憶容量から、複数のカテゴリーのテンプレートデータ815を創出することができるため、記憶容量に対して更に多くのデザインをユーザーに提供することができる。
図2、図6、および図7を用いて説明する。
上述の実施形態および変形例では、テンプレート管理テーブル81(図2、図6)において所定のカテゴリー毎に仕分けされてテンプレートデータ815(図7)が格納されているとしたが、この構成に限定するものではなく、1つのテンプレートデータ815から複数のカテゴリー用のテンプレートデータ815が生成される構成であっても良い。詳しくは、テンプレート管理テーブル81を管理する仕分け管理部59(図2)に画像処理機能を備え、その画像処理機能により格納されているプレビュー画像データ93または構造情報817(図7)から参照される画像データに対して所定のカテゴリーに合わせるように色変換処理を適用する。
例えば、元画像データにおける各画素のRGB色空間における階調値をグレースケールまたはセピア調などのような単色傾向に変換することで、画像データの印象として「シック」のカテゴリーに仕分けされる。また、例えば、同じ元画像データのRGB色空間における階調値を調整し、彩度を強調して変換することで、画像データの印象としては「にぎやか」のカテゴリーに仕分けされる。このような構成にすることにより、同一の元画像データを記憶する記憶部70の記憶容量から、複数のカテゴリーのテンプレートデータ815を創出することができるため、記憶容量に対して更に多くのデザインをユーザーに提供することができる。
(変形例3)
図4を中心に図2および図5を交えて説明する。
上述の実施形態および変形例では、年賀状のタイプ751(図4)における所定のカテゴリーの種類は予め設定される構成としていたが、この構成に限定するものではなく、ユーザーにより新たなカテゴリーを追加できる構成であっても良い。詳しくは、ユーザーがプリンター1を利用中に気になったデザインなどを記憶部70(図2)に記憶する構成を備え、記憶されたデザイン群を新たなカテゴリーとして年賀状のタイプ751に追加して表示する。例えば、印刷メニュー77(図5)の保存783が選択されると新たなカテゴリー(例えば、「お気に入り」など)に登録することができる。次に、設定メニュー75を表示すると、年賀状のタイプ751に「お気に入り」を選択するラジオボタンウィジェットが追加され表示される。「お気に入り」のラジオボタンが選択されて印刷メニュー77に遷移すると、プレビュー画像表示領域771に表示されるプレビュー画像は「お気に入り」に登録したデザインが表示される。
このような構成にすることにより、ユーザーは一度確認して気になったデザイン等を再度最初の手順から検索する必要がなくなるため、更に容易に所望のデザインを選択して印刷実行を実現することが可能になる。
図4を中心に図2および図5を交えて説明する。
上述の実施形態および変形例では、年賀状のタイプ751(図4)における所定のカテゴリーの種類は予め設定される構成としていたが、この構成に限定するものではなく、ユーザーにより新たなカテゴリーを追加できる構成であっても良い。詳しくは、ユーザーがプリンター1を利用中に気になったデザインなどを記憶部70(図2)に記憶する構成を備え、記憶されたデザイン群を新たなカテゴリーとして年賀状のタイプ751に追加して表示する。例えば、印刷メニュー77(図5)の保存783が選択されると新たなカテゴリー(例えば、「お気に入り」など)に登録することができる。次に、設定メニュー75を表示すると、年賀状のタイプ751に「お気に入り」を選択するラジオボタンウィジェットが追加され表示される。「お気に入り」のラジオボタンが選択されて印刷メニュー77に遷移すると、プレビュー画像表示領域771に表示されるプレビュー画像は「お気に入り」に登録したデザインが表示される。
このような構成にすることにより、ユーザーは一度確認して気になったデザイン等を再度最初の手順から検索する必要がなくなるため、更に容易に所望のデザインを選択して印刷実行を実現することが可能になる。
1…プリンター、3…カードスロット、5…用紙セット、6…排紙トレイ、7…赤外線通信、10…表示部、11…表示ユニット、13…液晶パネル、20…印刷部、30…操作部、31…電源スイッチ、33…タッチパネル、35、39…ホームボタン、37…キーボード、40…通信部、50…制御部、51…画面表示制御部、53…印刷メニュー表示制御部、55…プレビュー画像表示制御部、57…プレビュー画像生成部、59…仕分け管理部、60…イベント処理部、61…設定_OK部、63…印刷_前部、65…印刷_次部、67…印刷_実行部、69…印刷_保存部、70…記憶部、72…表示画面データ、73…トップメニュー、75…設定メニュー、77…印刷メニュー、80…レイアウト情報データ、81…テンプレート管理テーブル、83…背景画像データ、85…写真枠データ、87…イラスト文字データ、89…挨拶文文字列データ、90…コンテンツデータ、91…写真画像ファイル、93…プレビュー画像データ、731…かんたんボタン、733…こだわりボタン、735…読み込みボタン、751…年賀状のタイプ、753…写真枚数指定、755…写真画像選択、767…戻るボタン、769…OKボタン、771…プレビュー画像表示領域、773…プレビュー切替、775…印刷指示、777…枚数表示、778…枚数指定ボタン、779…印刷実行ボタン、781…戻るボタン、783…保存ボタン、815…テンプレートデータ、816…スタイル情報、817…構造情報。
Claims (9)
- 印刷に関する各種情報を表示する表示部および前記各種情報に基づいて印刷する印刷部を備える印刷装置であって、
前記表示部は印刷を指定する指定部を表示し、
前記指定部は、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示するプレビュー表示部と、生成された複数の異なる前記プレビュー画像の中から表示する対象を切り替えて選択するプレビュー切替部と、前記プレビュー画像に対応する前記レイアウト情報および前記コンテンツの少なくとも1つに基づいて前記印刷部に印刷を指示する印刷指示部と、を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷指示部は、前記印刷部が印刷する数量を指定する数量指定部と、前記印刷部に印刷の実行を指示する印刷実行指示部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記レイアウト情報および前記コンテンツの少なくとも1つに基づいて前記プレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部を更に備え、
前記プレビュー画像は、前記プレビュー切替部が選択される前に前記プレビュー画像生成部により生成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。 - 前記レイアウト情報は、背景画像、写真枠、イラスト文字画像、挨拶文文字列、および差出人文字列の内の少なくとも1つを含む構成データと、前記構成データの配置位置を決める配置情報とを含むことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
- 前記コンテンツは、前記レイアウト情報に含まれる前記写真枠に挿し込み配置される写真画像を含むことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
- 前記表示部は前記レイアウト情報および前記コンテンツを選択する選択部を表示し、
前記選択部は、所定のカテゴリーを選択するカテゴリー選択部と、前記写真画像を挿入する枚数を選択する写真枚数選択部と、前記写真画像に対応する写真画像名を選択する写真画像選択部と、前記指定部に遷移する遷移指示部と、を有することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。 - 前記所定のカテゴリーおよび前記写真画像を挿入する枚数に基づいて前記レイアウト情報を仕分けする仕分け情報と、前記仕分け情報を管理する仕分け管理部とを更に備えることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
- 前記遷移指示部は、前記仕分け情報から前記カテゴリー選択部および前記写真枚数選択部により選択された前記レイアウト情報と、前記写真画像選択部により選択された前記写真画像と、に基づいて前記プレビュー画像生成部に少なくとも1つの前記プレビュー画像の生成を指示することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
- 印刷に関する各種情報を表示し、前記各種情報に基づいて印刷する印刷方法であって、
前記印刷方法は、印刷を指定する指定部を表示し、
前記指定部において、レイアウト情報およびコンテンツの少なくとも1つに基づいて生成されたプレビュー画像を表示し、生成された複数の異なる前記プレビュー画像の中から表示する対象を切り替えて選択し、前記プレビュー画像に対応する前記レイアウト情報および前記コンテンツに基づいて印刷を指示することを特徴とする印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014085292A JP2015207807A (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | 印刷装置および印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015207807A true JP2015207807A (ja) | 2015-11-19 |
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JP2014085292A Pending JP2015207807A (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | 印刷装置および印刷方法 |
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JP (1) | JP2015207807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017200127A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社Pfu | 画像処理装置、画像処理方法、および、プログラム |
-
2014
- 2014-04-17 JP JP2014085292A patent/JP2015207807A/ja active Pending
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US9955028B2 (en) | 2016-04-28 | 2018-04-24 | Pfu Limited | Image-processing apparatus and image-processing method |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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