JP2015207607A - 太陽電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールおよびその製造方法 Download PDF

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信介 由良
知弘 池田
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知弘 池田
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Abstract

【課題】発電量を増加させることができるとともに、負荷を接続したときに発電量の少ないセルに電圧が集中し、このセルに不具合が発生するのを抑制できる太陽電池モジュールを得ること。【解決手段】透光性基板201と、透光性基板201上に順次形成された、透光性電極202と光電変換層203と裏面電極204の積層膜から構成された短冊状領域に分割され、太陽電池セル102が、透光性電極202と隣接する太陽電池セルの裏面電極204が接続部をもつことで、対向する2辺の一方向に直列接続するように配列された、太陽電池モジュールである。そして短冊状の太陽電池セル102は光電変換層203と裏面電極204を部分的に除去することにより、透光性領域を形成している。そして、この太陽電池セル102は、透光性領域の面積に応じたセル幅P0,P1を有し、太陽電池セルの光電変換層の実効面積が等しいことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュールおよびその製造方法に係り、特に情報の表示や装飾等のパターンを表示できる可視光透過性のある集積型薄膜太陽電池モジュールに関する。
従来、ガラス基板などの透光性の基板上に電極、光電変換層などの薄膜を積層した集積型薄膜太陽電池モジュール(以下薄膜太陽電池、太陽電池モジュールということもある)が製造されている。このような太陽電池モジュールは、ガラス基板上にZnOやSnO2などからなる透光性電極、Si薄膜等の半導体薄膜、AgやAl等からなる裏面電極膜を積層することにより太陽電池セルを構成し、この太陽電池セルを充填材と合わせガラスなどで封止したもので、ガラス基板側から太陽光を取り込む構造となっている。通常は基板上の太陽電池を構成する積層膜はレーザスクライブにより、基板の辺に平行な短冊状の多数の太陽電池セルに分離され、この分離された太陽電池セルを直列接続して太陽電池モジュールを構成している。このような構造の太陽電池セルは光電変換層や裏面電極膜が可視光を透過しない。しかし、窓等に使用する目的で、ある程度可視光を透過するものも求められている。そのため、透光性を上げるためにセルに開口が設けられた太陽電池モジュールが製造されている。開口の形成にはレーザ光を照射することにより、光電変換層や裏面電極膜を除去する方法が一般的である。
更に、このような透光性の部分を備えた薄膜太陽電池において、透光性の部分を文字や模様等のパターン形状として、薄膜太陽電池に情報を表示するあるいは、装飾のためのパターンを表示することも提案されている。透光性の部分の形状をそのまま視認するもの、裏にLED等の照明を置いて、透光性の部分を表示するもの、カバーシートに色を付けて受光面側から色を表示するもの等の様々な形態が提案されている。
例えば特許文献1においては、透光性基板上に透光性電極層、光電変換層、裏面電極層から構成され、透光性基板上でセルに分離され、直列接続された、集積型薄膜太陽電池モジュールが示されている。このような太陽電池モジュールにおいて、レーザにより光電変換層、裏面電極層を除去することにより、任意のパターン形状を形成し、モジュール全体としての意匠性、色彩性および透光性を付与する技術が開示されている。
また特許文献2においては、太陽電池セルに開口を設けて透光性とするも、裏面側に不透明な着色をした封止材を設け、受光面側から見て着色パターンを表示する技術が開示されている。
特開2001−168357号公報 特開2002−343998号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、透光性のある部分では開口が形成されているため、実効的なセル面積は少なくなっている。即ち透過率Trsは開口の割合に等しいため透光性のある部分では発電に寄与する実効的なセル面積Srは開口を設けていないときの面積Sから、
r=Sx(1-Trs
に減少する。特許文献1および2の太陽電池モジュールは多数の同一面積の太陽電池セルが直列接続で配列された構成となっているが、出来上がったセルに対して、レーザで開口を形成して、透光性の任意パターンを形成すると、構成するセル毎にセルの実効面積が異なることになる。一方、構成するセルは直列に接続されているため、発電電流は最もセル実効面積が少ないセルで制限される。従って、透過するパターンの形状が例えば特定のセルにおいて透光性のパターン面積が大きいものであると、モジュール全体での透光性パターンの面積割合以上に発電電流が減少する。
また、太陽電池モジュールにおいて、セルの実効面積の違いがあるセルが直列接続されている場合、負荷を接続したときにセルの実効面積の大きいセルでの起電力が高くなるため、実効面積の小さいセルに電圧が集中して印加され、この高い電圧のために実効面積の小さいセルには不具合を生じる可能性もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、発電量を増加させることができるとともに、負荷を接続したときに発電量の少ないセルに電圧が集中し、このセルに不具合が発生するのを抑制できる太陽電池モジュールを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の太陽電池モジュールは、透光性基板と、透光性基板上に順次形成された、透光性電極と光電変換層と裏面電極の積層膜から構成された短冊状領域に分割され、透光性電極と隣接セルの裏面電極が当接接続部をもつことで、直列接続されている。そして太陽電池セルは光電変換層と裏面電極を部分的に除去することにより、透光性領域を形成している。そして、この太陽電池セルは、透光性領域の面積に応じたセル幅を有し、太陽電池セルの光電変換層の実効面積が等しいことを特徴とする。
本発明によれば、透光性領域のパターンの形状と透過率に応じて、セル幅を変更することにより、構成する直列接続のセルの段数は変更せずに、モジュールを構成するセルの実効面積を等しくしたもので、透光性領域のパターン形状と透過率に依存して、太陽電池モジュールを構成するセル個々のセル幅を決定することにより、構成するセルの実効面積をすべて等しくすることができる。従って、発電量を増加させることができるとともに、負荷を接続したときに発電量の少ないセルに電圧が集中し、このセルに不具合が発生する可能性をなくすことができる。
図1は、実施の形態1による太陽電池モジュールを示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB1−B1断面図、(c)は(a)のB2−B2断面図である。 図2は、太陽電池モジュールの断面図であり、図1(a)のA−A断面図である。 図3(a)〜(e)は、実施の形態1による太陽電池モジュールの製造方法を示す工程断面図である。 図4は、実施の形態1による太陽電池モジュールの製造方法の概念を示す説明図である。 図5は、実施の形態1による太陽電池モジュールの透光部の構造を示す平面図である。 図6は、実施の形態1の製造方法の一部(加工装置およびこれを用いた加工方法)を説明する図である。 図7は、実施の形態1のセル幅の設定例を示すグラフである。 図8は、実施の形態1の設計方法で得られた太陽電池モジュールの概念図である。 図9は、実施の形態2においてX方向の電流値の変化を説明する図である。 図10は、実施の形態2の透光性パターン例を説明する図である。 図11は、実施の形態2の透光性パターンの位置と隣接セル間実効面積差分G(y)との関係を説明する図である。 図12は、実施の形態2の透光性パターン例を説明する図である。 図13は、実施の形態2の透光性パターン例を説明する図である。 図14は、実施の形態3の構造を示す、膜面からセルを見た平面図である。 図15は、実施の形態3の構造の断面を示す図である。
以下に、本発明にかかる集積型薄膜太陽電池モジュール(以下太陽電池モジュールともいう)およびその製造方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため各層あるいは各部材の縮尺が現実と異なる場合があり、各図面間においても同様である。また、平面図であっても、図面を見易くするためにハッチングを付す場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による太陽電池モジュールを示す図であり、(a)は太陽電池モジュールをガラス基板側から見た平面図、(b)は(a)のB1−B1断面図、(c)は(a)のB2−B2断面図すなわち、セル間の分離部208のスクライブ線(207)に沿った断面を示す図である。図2は、太陽電池モジュールの断面図であり、図1(a)のA−A断面図である。図3(a)〜(e)は、実施の形態1による太陽電池モジュールの製造方法を示す工程断面図、図4は、本実施の形態のモジュールの製造方法の概念を示す説明図である。
外形Ly(図1(a)における横方向の長さ)は1.4m、Lx(図1(a)における縦方向の長さ)は1.1mであり、この領域に、長手方向に細長い短冊状の太陽電池セル102が多数形成され、これがセルの分離境界の部分である分離部208で分断され、直列に接続されている。本実施の形態では1つのモジュール内で直列接続されたセルの数は109個である。セルの数については、適宜仕様に応じて選択可能である。この短冊状の太陽電池セルは光電変換層203と裏面電極204を部分的に除去することにより、任意のパターンを構成する透光性領域(透光性パターン104)を形成している。そして、この太陽電池モジュール上にセル境界を跨いで、電池部分103で囲まれた菱形の透光性パターン104が形成されている。透光性パターン104は幅Lpy=0.9m、高さLpx=0.8mである。Rcellはセル領域、Rtrは透光部を示す。この太陽電池セルは、透光性領域の面積に応じたセル幅P0,P1を有し、太陽電池セルの光電変換層203の実効面積が等しい。つまり、透光性パターン104を含む中心部のセルC1のセル幅はP1であり、たとえば透光性パターン104を含まない端部のセルC0のセル幅P0よりも幅広となっており、電池部分の実効面積が互いに等しくなっている。ここで光電変換層部の実効面積とは、光電変換部を構成するように透光性電極202と裏面電極204とで挟まれた光電変換層203の面積をいうものとする。
なお、図1(b)の透光性パターンの透光部Rtrは、後述するように、すべての領域が除去されているわけではなく、開口部31を形成することで、透光性領域を形成している。この構成については図5の説明において後述する。また、図1(c)においては透光部Rtrでも透光性電極202は除去することなく、残されている。
図2にセルとその境界部のA−A断面を示す。図2について太陽電池モジュールの構造を説明する。透光性電極202、光電変換層203、裏面電極204からなるセルが分離部208によりセル分割されて互いに直列接続された構造となっている。透光性基板としてのガラス基板201側から入射した太陽光は透光性電極202を透過して光電変換層203に吸収され、発生した電荷が透光性電極202と裏面電極204に向かい、これらの電極間に電圧を生じさせる。透光性電極202としてはCVDにより成膜されるSnO2やスパッタにより成膜されるZnOなどが用いられる。光電変換層203はCVD法により成膜されるアモルファスシリコン層或いはアモルファスシリコン層と微結晶シリコン層の積層膜等から構成される。裏面電極204としてはスパッタリング法により成膜されるAgやAlなどの金属薄膜が用いられることが多い。更にここには図示されていないがこの薄膜構造は太陽電池セル102の上部に光透過性のある充填材を充填し、耐候性フィルムやガラスで封止されている。
太陽電池セル102はガラス基板201上で分離部208によって多数に分割されている。分割は透光性電極202がスクライブ線205で、裏面電極204がスクライブ線207で分離され、スクライブ線206で裏面電極204が隣接するセルの透光性電極202に接続し、太陽電池セル102は隣接セルに直列に接続される。スクライブ線205〜207はレーザを膜に照射して、膜を除去することにより形成される。ライン幅は50〜100μmである。
この薄膜太陽電池に、光が透過する透光性パターン104を形成する場合には、太陽電池セル102の光電変換層203と裏面電極204に開口を形成する必要がある。ガラス基板201表面から入射した太陽光は光電変換層203で吸収されるか、光電変換層203で吸収されなかった光は裏面電極204で反射又は吸収されるため、太陽電池を透過しない。このため、開口を形成しなければ、裏面まで透過する光の通路はスクライブ線207のみである。スクライブ線207に入射した光はそのまま裏面側に透過するが、セルの幅数mmに対して、スクライブ線207の幅は50〜100μmであり、全体の透過率はその開口率で決まり1〜2%以下である。
光を透過させるための開口は図2の太陽電池セル102のガラス基板201面側からレーザ光を照射することによって形成した。レーザはNd:YVO4レーザの第2高調波からなる波長532nmのパルスグリーンレーザを用いた。ガラス基板201面側から光電変換層203に集光させることにより、光電変換層203と裏面電極204をレーザ光の円形のスポット形状で除去する。
波長532nmのレーザ光はガラス基板201と透光性電極203を透過し、光電変換層203と裏面電極204で吸収され、照射部のこれらの膜が熱により除去される。スポットのサイズはレーザを集光する光学系や1パルスのパワーで決定される。パルスレーザはレーザパルスが一定時間毎に放出されるため、レーザを照射しながら、直列接続の方向に基板を移動させることにより、円形の開口がつながった直線状の開口を形成することができる。
ここで、レーザで形成した開口31によって形成される透光性パターンの例を図5に示す。断続した直線状の開口31が直列接続と垂直の方向に等ピッチで配列している。ここで、この透光性パターンの透過率Trsは開口幅Wとスクライブピッチpとライン中の開口31ととぎれ部すなわち非開口部32の割合で決定される。1ラインにおける開口31の割合をαとするとセル境界の開口であるスクライブ線205を無視すれば、透過率Trsは、
rs=Wα/p
で与えられる。例えば、α=0.8、W=0.125mm、p=0.2mmとして、Trs=0.5とすることができる。
図6に開口31の加工装置およびこれを用いた加工方法を示す。この加工装置は、図6に示すように、レーザパルスを発信する、レーザ発振器41と、レーザ発振器41で発信され他レーザ光を減衰させる減衰器42と、ビーム形状調整手段43と、ミラー44と、ビーム集光手段45とを備えている。加工に際しては、パネルをXYの移動が可能なステージ47にガラス基板201面を上に設置する。ステージ47は図では示していないが、パネルの外周部とパネル内部の限られた領域のみで支持し、膜面が下方に位置するように設置するが、レーザで加工される膜面がステージ47と接触しない構造となっている。レーザ発振器41は波長1064nm或いは532nmのパルスレーザ発振器であり、YAG或いはNd:VYO4等の基本波或いは第2高調波を用いている。レーザ光46は減衰器42、ビーム形状調整手段43、ミラー44、ビーム集光手段45を通って、パネル膜面に円形のビームスポットを集光させる。減衰器42はレーザパワーを所定の値に設定する。ビーム形状調整手段43はビーム形状の修正やビーム径の調整を行う。ここではビームエキスパンダを用いてビーム径を拡大している。開口31のY座標はステージの移動で決定される。また、本装置ではステージのエンコーダからの信号を読み込み、任意のX座標でレーザ発振器のQスイッチのON/OFF制御ができる。この機能を利用して、図5の直線のとぎれ部32を形成するなど、図1のパターン形状領域のみでレーザをONさせることにより、任意の透光性パターンを形成することが可能である。
スクライブ線205〜207を形成する装置も加工の際、ステージが走る方向は基板のY方向ではあるが、同様の装置で加工する。そのため、加工するラインの位置はステージの位置設定により任意に決定することができる。
また、ステージが90°垂直方向を軸に回転する装置であれば、スクライブ線と開口の両方を形成することができる。更にレーザと光路を複数個設けて、スクライブ線に対して開口の幅を大きくする、あるいは、複数本のレーザで同時に開口やスクライブ線を加工して加工時間を短縮することもできる。
次に、本実施の形態1の太陽電池モジュールの製造方法を説明する。図3(a)に示すように、ガラス基板201上に透光性電極202をスパッタリング、熱CVD等の方法で形成する。次に上記で説明したレーザスクライブ装置を用いて波長1064nmのYAG、YVO4の基本波のレーザで透光性電極膜の分離溝であるスクライブ線205を形成する。次にプラズマCVD等の方法で例えばアモルファスシリコンをp型、i型、n型の順に積層し図3(b)に示すように、光電変換層203を形成する。次にレーザスクライブ装置を用いて、光電変換層203の分離溝であるスクライブ線206を形成する。この時レーザは通常はガラス面側から、ガラス基板と透光性電極膜を透過し、アモルファスシリコン層に吸収される波長532nmのYAG、YVO4等の第2高調波のレーザ光を用いる。この様にすることにより、透光性電極202に損傷を与えることなくアモルファスシリコン層からなる光電変換層203を除去することができる。
次に、図3(c)に示すように、裏面電極204をスパッタリング法等の薄膜形成方法で形成する。この時、光電変換層の分離溝であるスクライブ線206の部分で裏面電極204と透光性電極202は電気的に接続される。
次に、図3(d)に示すように、次にレーザスクライブ装置により光電変換層203と裏面電極204の分離溝であるスクライブ線207を形成する。この場合も分離溝であるスクライブ線206の形成と同様にガラス面側から透光性電極202を透過して、光電変換層203を加熱し、裏面電極204と一緒に吹き飛ばすことにより、分離溝であるスクライブ線207は形成される。
この後、透光性パターン104を設けるための開口31を図6に示した加工装置を用いて形成する。最後に透光性基板であるガラス基板201は封止材とバックフィルムで封止される。
さて、薄膜太陽電池モジュール101は直列接続セル数109個から構成されている。透光性パターン104の部分は、図5に示すように例えば透過率0.3の開口31が形成されている。開口31は発電に寄与しないため、セルピッチを等ピッチとしセル幅を均等にするとセル毎に実効面積が異なってしまう。そこで、本実施の形態では与えられた直列接続のセル数Ncell=109に対して、セル幅を変えて実効的なセル面積が全セルで等しくなる様に調整している。
具体的には、図4に説明図を示すように、以下の方法でセル境界位置を決定する。セルの外形I1,セル数(分割数)I2,セル間スクライブライン幅I3、透光性パターン情報(位置、形状)I4に基づいて、セル幅すなわちセル境界位置を決定する(D)。具体的には、X=x1のライン105を引き、X=x1でのパターンの長さをLp、セルの全長をLtとし、x1におけるx単位長あたりの実効面積f(x1)を以下の様に定義する。セルの全長Ltは基板の外形Lyから基板の端部でセルが形成されていない領域の長さ10mmを除いた値である。パターン内の透過率が場所によって異なるとするとそのx1における平均値をtrs(x1)と置く。
Figure 2015207607
この積分値F(x)は、
Figure 2015207607
はx=0〜x1でのセルの実効面積を表す。そこで、セル領域のX方向の最大幅をLxとすると、1セルの有効面積Scellの設定値は、
Figure 2015207607
で与えられる。これからn番目のセルの境界位置xb(n)は、
Figure 2015207607
を満足するxb(n)で与えられる。実際図1のパターンの場合、Lpx=900mm、Lpy=800mmで、透光性パターンの透過率0.3がパターン内一定として計算すると、式(4)から求めたセル幅の分布は図7の様になり、透光性パターンの無い部分ではセル幅は9.3mmになるが、透光性パターンの幅が最も大きい中央部ではセル幅は11.5mmと広くなる。
このとき、セルの実効面積は等分した場合の最大面積と比較して93%になっている。しかしセルを同じセル数109で等分した場合、セルの実効面積はパターンの無い部分に比べパターンのある部分は最低81%に減少する。このとき、太陽光が均一と仮定するとモジュール内のセルは直列接続されているため、モジュール全体を流れる電流値はこの実効面積が最低のセルによって決まり、パターンの形成していない場合の81%に減少する。一方、セルの実効面積を等しくした場合は93%になる。したがって発電電流はセル幅を最適化することにより、15%増加する。
この様なセル幅の設計で個々のセルを作成するためには、セル境界を形成するスクライブ線205〜207のピッチを、図7に示す値を満足する様に設定しセル幅を決定する。スクライブ線205、206,207を構成する溝の位置の変更は、レーザスクライブ装置のステージの加工レシピを変更することにより容易に実現できる。
このようにして作成した太陽電池モジュールの概念図を図8に示す。最もパターン幅の広い位置が最大のセル幅Waとなり、パターンの内位置は最小のセル幅Wbとなっている。
上記の例ではパターンは菱形の単純なパターンであったが、パターンについては特に制限はなく、複雑な模様や文字等のパターンでもパターンの形状に応じて上述の様なセル設計が可能である。
このようにして、与えられた透光性パターンの形状、パターンの透過率から、セル境界位置(分離部208)を決定する。そして、太陽電池モジュールの製造の際の分離溝であるスクライブ線205〜207の位置を決定して、上述の方法で製造すれば、構成するすべてのセルの実効面積が等しい太陽電池モジュールを作成することができる。本実施の形態の太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池セルが透光性領域の面積に応じたセル幅を有し、太陽電池セルの光電変換層の実効面積が等しくなるようにセル幅を設計することを特徴とするものである。
本実施の形態によれば、パターン形状、透過率にかかわらず、セルの実効面積を等しくし、同一セル段数で発電量を増加させるとともに、太陽電池モジュールに負荷を接続したときの個々のセルに加わる電圧を均一にすることができ、長寿命化が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2では、各セルにおける電流特性を、さらに均一化した太陽電池モジュールについて説明する。実施の形態1で作成した図8に示す太陽電池モジュールの不等間隔ピッチのセル構成において、パターンの存在する隣接するセルを601,602とすると、セル601で発生する電流値のY方向の分布とセル602で発生する電流のY方向の分布は異なる。分布が異なることによりセル601の電極上でy方向に電流iyが流れる。図9のグラフにセル601、602で発生するY方向の単位長さ当たりの発電電流のY方向の分布をそれぞれi1,i2として示す。yl3,yl2,yl1,yr1,yr2,yr3は位置を示す。セル601,602の全発電電流は等しいので、i1およびi2のLt長での積分値は等しくなる。図8に示すように領域Ia,Ic,Ieでは602のセル幅がセル601のセル幅より大きいためi2がi1より大きく、IbおよびIdでは透光性パターンがあり実効面積が小さくなる。このため、図9に示すように、i2がi1より小さい。セル601、602が直列に接続されているので、セル601の電極および直列に接続されたセル602の電極上でy方向に電流iyが領域IbおよびIdからIa,Ic,Ieに向かって流れることになる。実際にはセル601の裏面電極に比較して直列に接続されたセル602の透光性電極はシート抵抗が2ケタ大きいのでほとんどがセル601の裏面電極上でiyが流れる。
このとき、iyによる電圧降下が1セルの開放電圧Vocに比べて無視できない大きさになると発電特性に影響を与えるため、iyにより発生する電圧がVocに比較して無視できる大きさである必要がある。以下、そのために必要な条件を説明する。
j番目のセルにおいてY方向を流れる電流iyj(y)はこの電流の増分が、位置yでのjセルとj+1セルの発電電流の差に等しいことから以下の式で与えられる。
Figure 2015207607
j+1(y),ij(y)はそれぞれ、j、j+1番目のセルのyの位置での発電電流密度で、Wj,Wj+1はそれぞれ、j、j+1番目のセルの幅である。
この電流により発生する電圧Vyj(y)は以下の式で与えられる。
Figure 2015207607
ここでρelはjセルの裏面電極のシート抵抗値である。発電電流はセル面積に比例すると考えると、ij(y)はj番目のセルのyの位置での透光性パターンの密度cj(y)と透光性パターンの透過率trs(透光性パターン内で一定とする)と透光性パターンが無い時の発電電流密度αを用いて以下の様にあらわせる。
Figure 2015207607
この式を用いれば、式(6)は次の様にあらわされる。
Figure 2015207607
ここで隣接セル間実効面積差分Gj(y)を、
Figure 2015207607
とするとiyの電圧降下が発電特性に影響を与えない条件は、式(8)で計算される電圧が開放電圧Vocに比べ無視できる大きさであればよく、モジュール内のすべての場所での隣接セル間実効面積差分Gj(y)の絶対値の最大値Gmaxが以下の式を満足することになる。
Figure 2015207607
アモルファスシリコン薄膜を用いた薄膜太陽電池ではVoc〜1(V),ρel〜50mΩ/sq、α〜10mA/cm2とすると右辺は2x104(mm2)になる。したがってGmaxとしてはこの1/10の2x103以下が望ましい。Gmaxはパターンのサイズと透過率が小さい程小さくなるが、パターンの形状に大きく依存する。
例えば図10に示す様なセル601とセル602の境界とセル603とセル604の境界とがパターンの境界y1で一致した矩形のパターンにおいて実施の形態1のセル幅が不等(セルピッチが不等)のセルを採用した場合はGmaxは上記の限界を超えてしまう。パターンの幅Lpy=690mm、透過率trs=0.4として、セル601の隣接セル間実効面積差分G(y)を計算すると図11の様になり、Gmaxは1.2x105と大きくなってしまう。
このような場合には、以下の様にすればよい。図12にパターン例を示す様にパターンの短辺を含み集積型薄膜太陽電池モジュールを透光性電極と裏面電極の両方を分割する分断線としてのスクライブ線1201で太陽電池モジュールを2つの領域に分割する。そして、スクライブ線1201から左の透光性パターンの存在しない領域ではセルを等間隔のセル幅とし、スクライブ線1201から右の透光性パターンが存在する領域では、実施の形態1の方法で個々のセルが等しい面積になるように左の第1領域R1と同じ数のセルに不等間隔に分割する。そして、左の第1領域R1の直列接続されたセルと右の第2領域R2の直列接続されたセルを並列に接続する。このようにすれば、右の第2領域R2、左の第1領域R1のそれぞれの中ではiyは流れないため、y方向の電圧を生じない。
スクライブ線1201についてはスクライブ線207を実施する前後に形成すれば良い。実施の形態1で説明したレーザスクライブ装置を用いて、波長1064nmのレーザをガラス面側から照射して、透光性電極202、光電変換層203、裏面電極204を一度に除去すれば良い。
なお、上述の例では、分割した左の第1領域R1では、セルを等間隔としたが、図13の様なパターンの場合には、分割した左の第1領域R1Sも等しい実効面積の不等間隔のセルで構成してもよい。また、これらの例では太陽電池モジュールを2つの直列接続領域に分割したが、2つ以上の直列接続領域に分割することもできる。
このように式(9)で計算されるGmaxが限界値を超えた場合には、透光性電極と裏面電極の両方を分断するスクライブラインにより、太陽電池モジュールを分割すれば、それぞれの領域でGmaxを低減でき、実効面積の等しいセルで直列接続させることが可能である。
このようにすれば、iyによる特性の劣化を回避することができるとともに、表示できる透光性パターンの形状や透過率の自由度を上げることも可能になる。
以上のように、本実施の形態によれば、ガラス板上に形成された、同一基板上で透光性電極と裏面電極を分断して複数の領域に分割し、それぞれの領域において、配列する方向のセル幅がセルの光電変換層の実効面積を等しくする様に設定されている。このように、透光性電極と裏面電極を電気的分断した領域に分けることにより、直列接続と垂直方向の電流値を抑制して、この電流による発電効率の低下を抑制する効果がある。
つまり、透光性のパターン形状と透過率に依存して、複数の透光性電極と裏面電極が分断された領域に分割することにより、直列接続と垂直方向に流れる電流量を抑制することができ、表示できる透光性のパターンの自由度を上げることができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2においてセル幅を設定した場合、セル幅が等ピッチの場合より大きくなる。セル幅が広くなると、X方向に電流が流れる際の電極の電気抵抗値が増加し、セルの直列抵抗値が増加する。モジュール内の全セルは直列に接続されているので、流れる電流値は等しいため、直列抵抗値の大きいセルは発電時の発熱が大きい。このため、温度上昇によりモジュールの封止材の劣化や電極の腐食を生じやすい。したがって、直列抵抗値を大きくしないことが望ましい。
薄膜太陽電池の場合は裏面電極204に比較して、表面側の透光性電極202は2ケタ程度シート抵抗値が大きいため、この直列抵抗値に寄与するのは透光性電極202の電気抵抗である。本実施の形態では透光性電極202にバイパスを設けて透光性電極202での電気抵抗を低減させた例について説明する。
図14はバイパスを設けた薄膜太陽電池セルを膜面から見た平面図で、スクライブ線205〜207によって分離された1つの太陽電池セル102を表示している。透光性パターンを形成するための開口301に加えて、裏面電極204と光電変換層203が除去されたスクライブ溝802、803と、光電変換層203のみが除去されたスクライブ溝301によって構成されるバイバス構造がX方向に最小セル幅と同程度の等ピッチで配列されている。ここでは最小セル幅8mmに対して、6mmピッチで配列している。
スクライブ溝803と802はスクライブ溝801を取り囲み、囲まれた領域804の裏面電極204は周囲の裏面電極から電気的に分離されている。領域804を除けば、セル領域102の裏面電極204は電気的につながった構造になっている。
図14のC-C断面を図15に示す。スクライブ溝801の部分は光電変換層が除去されて、裏面電極204が透光性電極202と接触している。接触部では裏面電極204に電流が流れるため、接触部の抵抗は透光性電極の抵抗に比べて2〜3ケタ低くなり、電位差を生じない。このため、太陽電池セル102内での透光性電極202のY方向の電位差を少なくすることができる。
スクライブ溝801〜803から構成されるバイパス構造の作成は実施の形態1で説明したX,Yの両方向の加工ができるスクライブ装置があれば、スクライブパターンのレシピを変更するだけで、実施の形態1で説明した工程で作成することができ、特に新たな工程を必要としない。
すなわち、光電変換層203を形成した後、レーザスクライブにより光電変換層の分離溝であるスクライブ線206を作成するが、その後にY方向の加工モードにして、レーザスクライブによりスクライブ溝801を作成する。
裏面電極204を形成した後にレーザスクライブにより分離溝であるスクライブ線207を作成するが、その際にスクライブ溝803も作成し、次にY方向の加工モードにしてスクライブ溝802を作成すればよい。
以上のように、一部のセルにおいて透光性電極の一部にバイパスを設けて直列接続方向の電気抵抗を小さくしているため、発電時のセルの発熱を低減する。そして、温度上昇による封止材や電極材料の劣化を抑制する。
すなわち前記実施の形態3によれば、透光性電極と裏面電極の短絡部を設けることにより広いセル幅のセルにおける直列抵抗の増加が低減され、モジュールの発電特性が向上する効果がある。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101 太陽電池モジュール、102 セル、103 電池部分、104 透光性パターン、105 f(x)を計算する位置を示すライン、Lp x=x1でのパターン幅、Lpx x方向のパターン最大幅、Lpy y方向のパターン最大幅、Lx 太陽電池モジュールの縦幅、Ly 太陽電池モジュールの横幅、C0 パターンが形成されていないセル、C1 パターンが形成された端部のセル、P00セルのセル幅、P11セルのセル幅、201 ガラス基板、202 透光性電極、203 光電変換層、204 裏面電極(Al, Ag)、205 スクライブ線、206 スクライブ線、207 スクライブ線、208 分離部、31 開口、32 非開口(とぎれ)部、W スクライブ開口の幅、p スクライブ開口のピッチ、41 レーザ発振器、42 減衰器、43 ビーム形状調整手段、44 ミラー、45 ビーム集光手段、46 レーザ光、47 ステージ、601 セル、602 セル、i1 透光性パターンのあるセルの透光性パターン上のY方向の電流分布、i2 透光性パターン以外の部分のY方向の電流分布、801 スクライブ溝、802 スクライブ溝、803 スクライブ溝、804 (バイパス構造の)領域、1201 分断線(スクライブ線)。

Claims (5)

  1. 透光性基板と、
    前記透光性基板上に順次形成された、透光性電極と光電変換層と裏面電極の積層膜から構成され、短冊状領域に分割され、前記透光性電極と隣接太陽電池セルの前記裏面電極が接続部をもつことで、直列接続された複数の太陽電池セルとを有し、
    前記太陽電池セルは前記光電変換層と前記裏面電極を部分的に除去することにより、透光性領域が形成された太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池セルは、前記透光性領域の面積に応じたセル幅を有し、前記太陽電池セルの光電変換層の実効面積が等しい太陽電池モジュール。
  2. 前記透光性電極および前記裏面電極は、分断線で複数の領域に分断されており、
    前記領域毎に、前記太陽電池セルの光電変換層の実効面積が等しい請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記分断線は、
    前記太陽電池セルの配列方向に対して直交する請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記太陽電池セルの少なくとも一つが、当該太陽電池セル内で、前記透光性電極と前記裏面電極とが当接する短絡領域を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 透光性基板上に、透光性電極層を形成しレーザスクライブにより透光性電極のパターンを形成する工程と、
    前記透光性電極上に、光電変換層を形成しレーザスクライブにより光電変換層のパターンを形成する工程と、
    前記光電変換層のパターン上に裏面電極層を形成しレーザスクライブにより裏面電極のパターンを形成する工程とを含み、
    前記透光性電極と、前記光電変換層と、前記裏面電極との積層膜から構成され、短冊状領域に分割された複数の太陽電池セルが、前記透光性電極と隣接セルの前記裏面電極が接続部をもつことで、直列接続されており、
    前記短冊状の太陽電池セルは前記光電変換層と前記裏面電極とが部分的に除去されて、透光性領域を形成し、
    前記太陽電池セルは、前記透光性領域の面積に応じたセル幅を有し、前記太陽電池セルの光電変換層の実効面積が等しい太陽電池モジュールの製造方法。
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