JP2015206871A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着ベルト43の耐久性確保を図ると共に復帰時間の短縮化も可能な定着装置5を提供する。【解決手段】本願発明の定着装置5は、記録材P上の未定着トナー像を定着させるものであり、無端状のベルト体43と、ベルト体43を内側から押圧する押圧体42と、押圧体42にベルト体43を介して接離動可能な回転部材32と、ベルト体43及び回転部材32のうちいずれか一方を加熱する加熱源60と、ベルト体43を通紙幅方向にスライド移動させるベルト体スライド機構45とを備える。ベルト体43と回転部材32との間に形成した定着ニップ部33のニップ圧を定着時ニップ圧よりも低くし、回転部材32を回転させ、且つ、加熱源60を作動させた状態で、ベルト体スライド機構50がベルト体40のスライド移動を実行する。【選択図】図3

Description

本願発明は、記録材上の未定着トナー像を定着させる定着装置と、これを備えた画像形成装置とに関する。画像形成装置には、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの機能を複合的に備えた複合機といった各種のものが含まれる。
近年、電子写真方式を採用した画像形成装置では、記録材上の未定着トナー像を加熱する定着ローラーとこれに圧接する加圧ローラーとの間の定着ニップ部に、未定着トナー像を転写した記録材を搬送し加熱及び加圧することによって、トナー像を記録材に定着させることが広く行われている。この種の定着装置としては、例えば特許文献1に示すように、定着ローラーの外周部に無端状の定着ベルトを巻き掛けたものがある。
この種のベルト式定着装置において、定着ニップ部に同サイズの記録材を繰り返し通紙させると、記録材端部との繰り返し接触によって定着ベルト表面が局部的に摩耗して傷付き、当該傷に起因した画像不良を引き起こすことが知られている。この点、特許文献1では、定着ベルトを巻き掛けたステアリングローラーを加圧ローラーの軸線と非平行になるように傾斜させて定着ベルトを周回させ、当該定着ベルトを通紙幅方向にスライド移動させることによって、定着ベルト表面の局部的な摩耗を抑制している。
特開2011−158493号公報
しかし、特許文献1の構成では、定着ニップ部を形成したままで(定着ベルトと加圧ローラーとを押圧当接させたままで)定着ベルトをスライド移動させるため、定着ベルトのスライド移動時の摩擦抵抗が大きく、定着ベルトがスムーズにスライドし難くて定着ベルトの位置決め精度が低いという問題があった。
定着ベルトと加圧ローラーとを完全に離間させた状態で定着ベルトをスライド移動させれば、定着ベルトのスライド移動時の摩擦抵抗は格段に小さくできると解される。しかし、この種のベルト式定着装置では、定着ベルト側に加熱源があれば加圧ローラー側が回転駆動し(定着ベルトが加圧ローラーの回転に従動して周回し)、加圧ローラー側に加熱源があれば定着ベルト側が周回駆動する(加圧ローラーは定着ベルトの周回に従動して回転する)構造にしている。
前者の構造では、定着ベルトと加圧ローラーとを完全に離間させれば、定着ベルトが周回せず停止する。このような状態下では、定着ベルトの局部加熱防止のため、定着ベルト側にある加熱源を作動停止せざるを得ない。そうすると、加熱源を作動停止させた間、定着ベルトから熱が逃げてしまい、熱が逃げた分だけ定着ベルトの昇温効率が悪化する。その結果、例えば省電力状態から印刷可能状態までに復帰する復帰時間(ウォームアップ時間)が長くなると解される。また、後者の構造では、定着ベルトと加圧ローラーとを完全に離間させた間、定着ベルトを加熱できず定着ベルトから熱が逃げてしまい、熱が逃げた分だけ定着ベルトの昇温効率が悪化する。その結果、前者の場合と同様に、復帰時間が長くなると解される。
本願発明は上記のような問題に鑑み成されたものであり、定着ベルトの耐久性確保を図ると共に復帰時間の短縮化も可能な定着装置、並びに、これを備えた画像形成装置を提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、記録材上の未定着トナー像を定着させる定着装置であって、無端状のベルト体と、前記ベルト体を内側から押圧する押圧体と、前記押圧体に前記ベルト体を介して接離動可能な回転部材と、前記ベルト体及び前記回転部材のうちいずれか一方を加熱する加熱源と、前記ベルト体を通紙幅方向にスライド移動させるベルト体スライド機構とを備え、前記ベルト体と前記回転部材との間に形成した定着ニップ部のニップ圧を定着時ニップ圧よりも低くし、前記回転部材を回転させ、且つ、前記加熱源を作動させた状態で、前記ベルト体スライド機構が前記ベルト体のスライド移動を実行するというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記加熱源は前記ベルト体側に位置して前記ベルト体を加熱するというものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の定着装置において、前記ベルト体スライド機構は、回転力をスライド力に変換するカム部材と、前記ベルト体の通紙幅方向両端側に位置して前記ベルト体のスライド位置を規制する規制部材とを備えているというものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載の定着装置において、前記ベルト体の寄り力よりも大きい外力を前記規制部材に付与する付勢部材を更に備えているというものである。
請求項5の発明は、請求項2に記載の定着装置において、同サイズの記録材の搬送枚数が所定枚数以上になると、前記ベルト体スライド機構による前記ベルト体のスライド移動を実行するというものである。
請求項6の発明は、請求項2に記載の定着装置において、前記ベルト体スライド機構による前記ベルト体のスライド移動を実行するにあたり、定着時の回転速度よりも遅い速度で前記回転部材を回転させるというものである。
請求項7の発明は画像形成装置に係り、請求項1〜6のうちいずれかに記載の定着装置を備えているというものである。
本願発明によると、ベルト体と回転部材との間に形成した定着ニップ部のニップ圧を定着時ニップ圧よりも低くした状態で、ベルト体スライド機構がベルト体のスライド移動を実行するから、前記従来の場合(定着ニップ部を形成したままで定着ベルトをスライド移動させる場合)よりも、前記定着ベルトのスライド移動時の摩擦抵抗を小さくでき、前記定着ベルト表面の局部的な摩耗を抑制する(前記定着ベルトの耐久性を向上させる)ものでありながら、前記定着ベルトを軽い力でスムーズにスライド移動させられる。
しかも、前記回転部材を回転させ且つ加熱源を作動させた状態で、前記ベルト体スライド機構が前記ベルト体のスライド移動を実行するから、前記ベルト体のスライド移動中であっても、前記加熱源によって前記ベルト体を周回方向(回転方向)に沿って均一に加熱でき、前記ベルト体の温度を全体的にほぼ均一な状態で維持し易くなる。従って、前記ベルト体の昇温効率を向上でき、例えば省電力状態から印刷可能状態までに復帰する復帰時間(ウォームアップ時間)の短縮化を図れる。
プリンターの概略説明図である。 第1実施形態における定着装置の側面断面図である。 ベルト体スライド機構と定着装置との関係を説明する概略斜視図である。 コントローラーの機能ブロック図である。 ベルト体スライド移動制御のフローチャートである。 第2実施形態における定着装置の側面断面図である。 ベルト体スライド機構と定着装置との関係を説明する正面断面図である。
以下に、本願発明を具現化した実施形態を、画像形成装置の一例であるタンデム方式のカラーデジタルプリンター(以下、プリンターと称する)に適用した場合の図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、図1において紙面に直交した方向を正面視とし、これを基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1).プリンターの概要
まず、図1を参照しながら、プリンター1の概要を説明する。図1に示すように、プリンター1は、その筐体2内に、画像プロセス装置3、給紙装置4、及び定着装置5等を備えている。詳細は図示していないが、プリンター1は、例えばLANといったネットワークに接続されていて、外部端末(図示省略)からの印刷指令を受け付けると、当該指令に基づいて印刷を実行するように構成されている。
筐体2内の下部に位置する給紙装置4は、記録材Pを収容する給紙カセット21、給紙カセット21内の記録材Pを最上層から繰り出すピックアップローラ22、繰り出された記録材Pを1枚ずつに分離する一対の分離ローラー23、及び、1枚に分離された記録材Pを所定のタイミングにて画像プロセス装置3に搬送する一対のタイミングローラー24等を備えている。各給紙カセット21内の記録材Pは、ピックアップローラ22及び分離ローラー23の回転にて、最上層のものから1枚ずつ搬送経路30に送り出される。搬送経路30は、給紙装置4の給紙カセット21から、タイミングローラー対24のニップ部、画像プロセス装置3の二次転写ニップ部、及び定着装置5の定着ニップ部33を経て、筐体2上部にある排出ローラー対26に至る。
給紙カセット21内の記録材Pは、通紙幅(搬送方向Sと直交する幅寸法)の中央を基準にして、搬送経路30に向けて搬送方向Sに搬送するセンター基準にセットされる。図示は省略するが、給紙カセット21内には、給紙前の記録材Pをセンター基準に幅寄せする一対の側部規制板を備えている。一対の側部規制板は、通紙幅方向(搬送方向Sと直交する方向)に互いに連動して遠近移動するように構成されている。給紙カセット21内の記録材Pを一対の側部規制板にて通紙幅方向両側から挟持することによって、給紙カセット21内の記録材Pがその規格に拘らずセンター基準にセットされる。従って、画像プロセス装置3での転写処理や、定着装置5での定着処理もセンター基準で実行される。
給紙装置4の上方に位置する画像プロセス装置3は、像担持体の一例である感光体ドラム13上に形成されたトナー像を記録材Pに転写する役割を担うものであり、中間転写体としての中間転写ベルト6、並びに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像部7等を備えている。
中間転写ベルト6は導電性を有する素材からなる無端状のものであり、像担持体の一例でもある。中間転写ベルト6は、筐体2内の中央部右側に位置する駆動ローラー8と、同
じく中央部左側に位置する従動ローラー9とに巻き掛けられている。中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外側に二次転写ローラー10が配置されている。主モーター(図示省略)の動力伝達にて駆動ローラー8を図1の反時計方向に回転させることにより、中間転写ベルト6は図1の反時計方向に周回する。
中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外周側には、二次転写ローラー10が配置されている。二次転写ローラー10は中間転写ベルト6に当接していて、中間転写ベルト6と二次転写ローラー10との間(当接部分)が二次転写領域としての二次転写ニップ部になっている。二次転写ローラー10は、中間転写ベルト6の回転に伴って、又は二次転写ニップ部に挟持搬送される記録材Pの移動に伴って、図1の時計方向に回転する。中間転写ベルト6のうち従動ローラー9に巻き掛けられた部分の外周側には、中間転写ベルト6上の未転写トナーを除去する転写ベルトクリーナー12が配置されている。転写ベルトクリーナー12は中間転写ベルト6に当接している。
4つの作像部7は、中間転写ベルト6の下方において、図1の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、中間転写ベルト6に沿って並べて配置されている。図1では説明の便宜上、各作像部7に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。各作像部7は図1の時計方向に回転する像担持体の一例としての感光体ドラム13を備えている。感光体ドラム13の周囲には、図1における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電装置14、露光装置19、現像装置15、一次転写ローラー16及び感光体クリーナー17が配置されている。
感光体ドラム13は負帯電性のものであり、主モーターからの動力伝達によって図1の時計方向に回転するように構成されている。帯電装置14は、感光体ドラムの表面を一様に帯電させるものである。現像装置15は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体ドラム13上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させるものである。
一次転写ローラー16は中間転写ベルト6の内周側に位置していて、中間転写ベルト6を挟んで、対応する作像部7の感光体ドラム13に対峙している。一次転写ローラー16も、中間転写ベルト6の回転に伴って図1の反時計方向に回転する。中間転写ベルト6と一次転写ローラー16との間(当接部分)は一次転写領域としての一次転写ニップ部になっている。感光体クリーナー17は、感光体ドラム13上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、感光体ドラム13に当接している。4つの作像部7の下方には露光装置19が配置されている。露光装置19は、外部端末等からの画像情報に基づき、レーザー光によって各感光体ドラム13に静電潜像を形成するものである。
各作像部7は、感光体ドラム13、帯電装置14、露光装置19、現像装置15及び感光体クリーナー17をひとまとまりにハウジング20内に収容してカートリッジ化(一体構造化)されていて、いわゆるプロセスカートリッジとして筐体2に交換可能(着脱可能)に装着されている。なお、中間転写ベルト6の上方には、各現像装置15に供給されるトナーを収容するホッパー(図示省略)が配置されている。
各作像部7において、帯電装置14にて帯電される感光体ドラム13に、露光装置19から画像信号に対応したレーザー光が投射されると、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置15から供給されるトナーにて反転現像されて各色のトナー像となる。各感光体ドラム13上のトナー像は、それぞれ対応した一次転写ニップ部において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体ドラム13から中間転写ベルト6の外周面に一次転写されて重ねられる。感光体ドラム13に残った未転写トナーは感光体クリーナー17にて掻き取られ、感光体ドラム13上から取り除かれる。そして、記録材Pが二次転写ニップ部を通過する際に、重ね合わせられた4色のトナー像が記録材Pに一括して二次
転写される。中間転写ベルト6に残った未転写トナーは転写ベルトクリーナー12にて掻き取られ、中間転写ベルト6上から取り除かれる。
二次転写ローラー10の上方に位置する定着装置5は、定着回転部材31とこれに圧接する加圧回転部材32とを備えている。定着回転部材31と加圧回転部材32との当接部分が定着領域である定着ニップ部33になっている。二次転写ニップ部を通過して未定着トナー像を載せた記録材Pは、定着回転部材31と加圧回転部材32との間の定着ニップ部33を通過する際に加熱・加圧され、記録材P上にトナー像が定着される。その後、記録材Pは、排出ローラー対26の回転にて排紙トレイ27上に排出される。
筐体2内部のうち画像プロセス装置3と給紙装置4との間には、プリンター1の制御全般を司る制御部28が配置されている。制御部28には、各種演算処理、記憶及び制御を実行するコントローラー(図示省略)が内蔵されている。
(2).第1実施形態の定着装置の構造
次に、図2及び図3を参照しながら、第1実施形態の定着装置5の構造について説明する。前述の通り、定着装置5は、互いに通紙幅方向に延びて圧接した状態で回転可能な定着回転部材31及び加圧回転部材32を備えている。
定着回転部材31は、後述する加熱ユニット60(加熱源)と対峙する加熱ローラー41と、押圧体である定着ローラー42と、定着ローラー42の外周側に位置するベルト体としての定着ベルト43とを備えている。加熱ローラー41及び定着ローラー42は、いずれも通紙幅方向に長い円柱状に形成している。定着ローラー42は、定着ニップ部33形成のために、定着ベルト43を内側から押圧するものである。定着ローラー42の通紙幅方向両端側は、筐体2内のフレームに回転可能に軸支している。
定着ベルト43は、定着回転部材31の外周部を構成する無端状のものである。定着ベルト43は通紙幅方向に長い筒形状のものであり、基本的に自身の張力によって筒形状を保持している。第1実施形態の定着ベルト43は複数層構造に構成していて、定着ベルト43の複数層構造の中には磁性金属層を含んでいる。定着ベルト43は、外側から順に、離型層、弾性を有する弾性層、発熱層である磁性金属層を有する構成である。各層の構成の一例としては、離型層はフッ素樹脂層などで構成され、弾性層はシリコーンゴムなどで構成される。磁性金属層(発熱層)は、Ni、SUS、Fe等の導電性材料を含むものである。
加熱ローラー41は、通紙幅方向に対する軸線の傾斜角度を角度変更用の駆動部45によって変更可能に構成している。加熱ローラー41の通紙幅方向一端側に角度変更用の駆動部45を配置している。加熱ローラー41の通紙幅方向他端側は、筐体2内のフレームに設けた支持プレート44に回転可能に軸支している。角度変更用の駆動部45は、加熱ローラー41の通紙幅方向一端側を支持する回動プレート46と、回動プレート46をその軸部46a回りに回動させる角度変更用モーター47とを備えている。回動プレート46の先端側に形成したU字状溝部46bに、加熱ローラー41の通紙幅方向一端側を嵌め込んでいる。回動プレート46の基端側には、通紙幅方向に沿って延びる軸部46aを設けている。当該軸部46aは筐体2内のフレームに回動可能に軸支している。回動プレート46の基端外周側に回動ギヤ46cを形成している。角度変更用モーター47のモーター軸47aに固着したモーターギヤ47bに回動ギヤ46cを噛み合わせている。なお、角度変更用モーター47には、モーター軸47aを停止させひいては加熱ローラー41の通紙幅方向一端側の位置を固定するための電磁ブレーキ(図示省略)を内蔵している。
角度変更用モーター47の回転動力で回動プレート46を回動させることによって、加
熱ローラー41は、通紙幅方向他端側を支点とする首振り回動をして、通紙幅方向に対する軸線の傾斜角度を変更し、定着ローラー42に対して非平行な姿勢になる(加熱ローラー41と定着ローラー42との平行度が低下する)。加熱ローラー41と定着ローラー42とが非平行な状態下で定着ベルト43を周回させることによって、定着ベルト43は通紙幅方向にスライド移動する。第1実施形態では角度変更用の駆動部45がベルト体スライド機構に相当する。なお、定着ベルト43の通紙幅方向外側には、定着ベルト43の通紙幅方向の端部位置を検出する端部検出センサー48(図4参照)を配置している。
定着ベルト43を挟んで加圧回転部材32の反対側には、定着ベルト43を加熱する加熱源の一例として、誘導加熱部材である加熱ユニット60を、定着ベルト43とは非接触の状態で配置している。加熱ユニット60は、電磁誘導作用によって定着ベルト43の磁性金属層を発熱させるものである。加熱ユニット60は、定着ベルト43の外周面に対峙して定着ベルト43内の磁性金属層に渦電流を発生させる電磁誘導コイル62と、電磁誘導コイル62を収容するコイル収容ケース63とを備えている。電磁誘導コイル62への電力供給によって電磁誘導コイル62が磁束を発生させ、当該磁束が定着ベルト43の磁性金属層を貫いて磁性金属層に渦電流を発生させる。その結果、磁性金属層自体が発熱し定着ベルト43が加熱される。なお、定着ベルト43の外周側には温度センサー65(図4参照)を接触又は近接配置している。温度センサー65の検出結果に応じて加熱ユニット60の電磁誘導コイル62をオンオフ制御し、定着ベルト43を所定の定着温度に維持するように構成している。
定着回転部材31を挟んで加熱ユニット60の反対側には、加圧回転部材32を配置している。加圧回転部材32はローラー形状のものである(従って、加圧ローラーといってもよい)。加圧回転部材32の軸線は定着ローラー42の軸線と平行状に延びている。加圧回転部材32は定着ベルト43を介して定着ローラー42に圧接する(加圧回転部材32と定着ローラー42とによって定着ベルト43を挟持する)。定着ベルト43と加圧回転部材32との間(当接部分)が定着領域となる定着ニップ部33である。
駆動源である駆動モーター56(図4参照)から歯車やベルト等の動力伝達系を経由して加圧回転部材32に回転動力を伝達することによって、加圧回転部材32が図2の時計方向に回転する。加圧回転部材32の回転又は定着ニップ部33を通過する記録材Pに伴って、定着ベルト43が加圧回転部材32の回転方向と逆向き(図2の反時計方向)に周回する。
加圧回転部材32の近傍には、定着ローラー42及び加圧回転部材32の軸線と平行状に延びるニップ調節軸50を配置している。ニップ調節軸50の通紙幅方向両端側は、筐体2内のフレームに回転可能に軸支している。ニップ調節軸50の通紙幅方向両端側には、加圧回転部材32の通紙幅方向各端部を支持する軸支プレート51を固着している。一対の軸支プレート51の先端側は互いに同じ向きに突出していて、各軸支プレート51の先端側に形成したU字状溝部51aに、加圧回転部材32の通紙幅方向各端部を嵌め込んでいる。ニップ調節軸50の長手方向中途部に固着した伝動ギヤ52に、ニップ調節用モーター53のモーター軸53aに固着したモーターギヤ53bを噛み合わせている。なお、ニップ調節用モーター53には、モーター軸53aを停止させひいては加圧回転部材32の位置を固定する電磁ブレーキ(図示省略)を内蔵している。
ニップ調節用モーター53の回転動力で両軸支プレート51を回動させることによって、加圧回転部材32を定着ベルト43の外周面に対して接離する方向に移動させ、定着ベルト43に加圧回転部材32を圧接したり、定着ベルト43と加圧回転部材32とを例えば線接触のような状態にして、定着ニップ部33のニップ圧を定着時ニップ圧(定着ベルト43に加圧回転部材32を圧接したときのニップ圧)よりも低くしたりできる。すなわ
ち、加圧回転部材32は定着ベルト43の外周面に対して接離動可能になっている。
(3).制御部の構造及び定着制御の態様
次に、図4及び図5を参照しながら、制御部28の構造と、制御部28による定着ベルトスライド制御の一例とについて説明する。制御部28は基本的に、外部端末(図示省略)等から送信された画像信号を受信して、これをデジタル化したY−K色用の画像データに変換し、画像プロセス装置3や給紙装置4等を制御して印刷動作を実行するものである。
図4に示すように、制御部28は、プリンター1の制御全般を統括するコントローラー90、加圧回転部材32を回転させる駆動モーター56の起動、停止及び増減速等の速度制御を司る駆動モーター制御部85、並びに、ニップ調節軸50を回動させるニップ調節用モーター53の起動及び停止等の作動制御を司るニップ調節用モーター制御部86、並びに、駆動部45の回動プレート46を回動させる角度変更用モーター47の起動及び停止等の作動制御を司る角度変更用ニップ調節用モーター制御部87等を備えている。コントローラー90は、各種演算処理や制御を実行するCPU91のほか、外部端末との接続用の通信インターフェイス(I/F)部92、EEPROMやフラッシュメモリ等の記憶手段93、制御プログラムやデータを一時的に記憶させるRAM94、記録材Pの搬送枚数等を計測するカウンター95、及び、時間を計測するタイマー96等を有している。
コントローラー90には、定着ベルト43を加熱する加熱源である加熱ユニット60と、加熱ユニット60の電磁誘導コイル62への供給電流を検出する電流検出部97と、同じく供給電圧を検出する電圧検出部98と、電磁誘導コイル62に高周波電力を供給する高周波インバーター99と、定着ベルト43の温度を測定する温度センサー65と、定着ベルト43の通紙幅方向の端部位置を検出する端部検出センサー48とを電気的に接続している。電流検出部97及び電圧検出部98の検出結果は制御部28に伝送される。制御部28では、電流検出部97及び電圧検出部98の検出結果に基づき、電磁誘導コイル62への供給電力値を得る。制御部28は、高周波インバーター99を制御して電磁誘導コイル62への供給電力の大きさを調節し、定着ベルト43の温度が所定の定着温度域内に入るように定着制御を実行する。
図4には、制御部28による定着ベルトスライド制御の一例を示している。以下に開示のフローチャートに示すアルゴリズムは、コントローラー90の記憶手段93にプログラムとして予め記憶されていて、RAM94に読み出されてからCPU91で実行される。
図4に示すように定着ベルトスライド制御では、外部端末等からの印刷要求があると(S01:YES)、外部機器からの印刷指令に含まれる記録材Pのサイズ情報を取得し(S02)、当該サイズの記録材Pの累積印刷枚数の情報を記憶手段から読み込む(S03)。次いで、印刷動作を実行してから(S04)、次の印刷要求を待つ待機状態(省電力状態)に移行する(S05)。この段階の待機状態(省電力状態)では、ステップS03で読み込んだ累積印刷枚数が所定枚数(例えば10万枚)以上に達していれば(S06:YES)、高周波インバーター99から加熱ユニット60への電力供給を継続すると共に、駆動モーター56の駆動による加圧回転部材32の回転を継続し(S07)、加圧回転部材32の回転力を定着ベルト43に伝達して、定着ベルト43をそのまま周回させる。従って、この段階の待機状態では、加熱ユニット60によって定着ベルト43は周方向に沿って均一に加熱される。
なお、この段階の待機状態では、定着ベルト43を通紙時(定着時)の定着温度よりも低い温度に維持するように加熱ユニット60を作動させる。また、加圧回転部材32の回転速度は通紙時(定着時)の回転速度よりも遅い速度で回転するように設定している。
そして、ニップ調節用モーター53の駆動によって定着ベルト43と加圧回転部材32とを線接触のような状態にして、定着ニップ部33のニップ圧を定着時ニップ圧(定着ベルト43に加圧回転部材32を圧接したときのニップ圧)よりも低くし(S08)、角度変更用モーター47の駆動によって加熱ローラー41を定着ローラー42に対して非平行な姿勢とし(S09)、定着ベルト43を通紙幅方向にスライド移動させる。次いで、端部検出センサー48の検出結果を読み込み(S10)、端部検出センサー48の検出結果から定着ベルト43が所定量(例えば数mm程度)だけスライド移動していれば(S11:YES)、角度変更用モーター47の駆動によって加熱ローラー41を定着ローラー42に対して平行な姿勢に戻すのである(S12)。
上記の記載並びに図2〜図5から明らかなように、記録材P上の未定着トナー像を定着させる定着装置5であって、無端状のベルト体43と、前記ベルト体43を内側から押圧する押圧体42と、前記押圧体42に前記ベルト体43を介して接離動可能な回転部材32と、前記ベルト体43及び前記回転部材32のうちいずれか一方を加熱する加熱源60と、前記ベルト体43を通紙幅方向にスライド移動させるベルト体スライド機構45とを備え、前記ベルト体43と前記回転部材32との間に形成した定着ニップ部33のニップ圧を定着時ニップ圧よりも低くし、前記回転部材32を回転させ、且つ、前記加熱源60を作動させた状態で、前記ベルト体スライド機構50が前記ベルト体40のスライド移動を実行するから、前記従来の場合(定着ニップ部を形成したままで定着ベルトをスライド移動させる場合)よりも、前記定着ベルト43のスライド移動時の摩擦抵抗を小さくでき、前記定着ベルト43表面(外周面)の局部的な摩耗を抑制する(前記定着ベルト43の耐久性を向上させる)ものでありながら、前記定着ベルト43を軽い力でスムーズにスライド移動させられる。
しかも、前記回転部材32を回転させ且つ加熱源60を作動させた状態で、前記ベルト体スライド機構45が前記ベルト体43のスライド移動を実行するから、前記ベルト体43のスライド移動中であっても、前記加熱源60によって前記ベルト体43を周回方向(回転方向)に沿って均一に加熱でき、前記ベルト体43の温度を全体的にほぼ均一な状態で維持し易くなる。従って、前記ベルト体43の昇温効率を向上でき、例えば省電力状態から印刷可能状態までに復帰する復帰時間(ウォームアップ時間)の短縮化を図れる。
また、第1実施形態の構成によると、前記定着ベルト43表面(外周面)の局部的な摩耗を抑制できるから、前記定着ベルト43外周面の離型層を薄くできる。このため、記録材P上の未定着トナー像への熱伝達性を向上でき、定着温度を低く抑えて前記加熱源60による消費電力の低減を図れる。
更に、前記ベルト体スライド機構45による前記ベルト体43のスライド移動を実行するにあたり、定着時の回転速度よりも遅い速度で前記回転部材32を回転させるから、前記ベルト体43のスライド移動時に前記ベルト体43に掛かる負荷を少なくすることが可能になる。
(4).第2実施形態の定着装置の構造
次に、図6及び図7を参照しながら、第2実施形態の定着装置5の構造について説明する。第1実施形態の定着装置5において、定着回転部材31は加熱ローラー41及び定着ローラー42を有する2軸タイプのものであったが、第2実施形態では、加熱ローラー41をなくした1軸タイプの定着回転部材31に構成している。また、加熱ローラー41がないため、駆動部45に代えて、回転力をスライド力に変換するカム部材である円筒カム70をベルト体スライド機構として採用している。
第2実施形態では、定着ローラー42に対する定着ベルト43の被嵌位置を規定する規制部材としての一対のベルトホルダー71を備えている。各ベルトホルダー71は、定着ベルト43の通紙幅方向外端側に位置して定着ベルト43のスライド位置を規制するものである。各ベルトホルダー71には定着ローラー42の通紙幅方向各端部を貫通させている。各ベルトホルダー71は定着ローラー42の軸線に沿ってスライド可能に構成している。
各ベルトホルダー71と筐体2内のフレームとの間には、付勢部材としての複数の圧縮バネ72を装架している。圧縮バネ72の一端側はベルトホルダー71に連結し、圧縮バネ72の他端側は筐体2内のフレームに固定している。圧縮バネ71は各ベルトホルダー71を定着ベルト43に向けて常時押圧付勢している。定着ベルト43のスライド移動は圧縮バネ72の弾性に抗して行われる。圧縮バネ72群の付勢力は、定着ローラーと加圧回転部材との平行度等に起因する寄り力よりも大きくなるように設定している。このため、通紙時(定着時)における定着ベルト43の周回動作で定着ベルト43が通紙幅方向のいずれか一方に片寄ろうとする寄り力に対して、圧縮バネ72群の付勢力が打ち勝ち、定着ベルト43の片寄りを防止することが可能になっている。
定着ベルト43の近傍には、定着ローラー42の軸線と平行状に延びるカム軸73を配置している。カム軸73の通紙幅方向両端側は、筐体2内のフレームに回転可能に軸支している。カム軸73の長手方向中途部に円筒カム70を設けている。円筒カム70の外周面には、略螺旋状のカム溝70aを形成している。一方、両ベルトホルダー71を連結する連結バー74の長手中途部に、円筒カム70のカム溝70aに嵌る摺動ピン75を設けている。カム軸73の通紙幅方向一端側に固着した伝達ギヤ76に、カム用モーター77のモーター軸77aに固着したモーターギヤ77bを噛み合わせている。
カム用モーター77の回転動力でカム軸73ひいては円筒カム70を回転させ、円筒カム70のカム溝70a沿いに摺動ピン75を移動させることによって、両ベルトホルダーが定着ローラー42の軸線に沿ってスライド移動し、両ベルトホルダー71に挟まれた定着ベルト43が各圧縮バネ72の弾性に抗して通紙幅方向にスライド移動する。その他の構成は第1実施形態と同様である。なお、第2実施形態の構造は、1軸タイプの定着回転部材31において定着ローラー42に代えて定着パッドを採用したものにも適用できるし、第1実施形態のような2軸タイプの定着回転部材31にも適用できる。
上記の記載並びに図6及び図7から明らかなように、前記ベルト体スライド機構は、回転力をスライド力に変換するカム部材70と、前記ベルト体43の通紙幅方向両端側に位置して前記ベルト体43のスライド位置を規制する規制部材71とを備えているから、前記ベルト体43のスライド位置を高精度に制御できる。また、前記ベルト体43の寄り力よりも大きい外力を前記規制部材71に付与する付勢部材72を更に備えているから、前記ベルト体43のスライド位置をより精度よく設定できると共に、押圧体42に対する前記定着ベルト43の片寄りを抑制できる。
(5).その他
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば、画像形成装置としてプリンターを例に説明したが、これに限らず、複写機、ファクシミリ又はこれらの機能を複合的に備えた複合機等でもよい。その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
P 記録材
1 プリンター(画像形成装置)
5 定着装置
31 定着回転部材
32 加圧回転部材
33 定着ニップ部
41 加熱ローラー
42 定着ローラー
43 定着ベルト
45 駆動部
47 角度変更用モーター
60 加熱ユニット
70 円筒カム
71 ベルトホルダー
72 圧縮バネ

Claims (7)

  1. 記録材上の未定着トナー像を定着させる定着装置であって、
    無端状のベルト体と、前記ベルト体を内側から押圧する押圧体と、前記押圧体に前記ベルト体を介して接離動可能な回転部材と、前記ベルト体及び前記回転部材のうちいずれか一方を加熱する加熱源と、前記ベルト体を通紙幅方向にスライド移動させるベルト体スライド機構とを備え、
    前記ベルト体と前記回転部材との間に形成した定着ニップ部のニップ圧を定着時ニップ圧よりも低くし、前記回転部材を回転させ、且つ、前記加熱源を作動させた状態で、前記ベルト体スライド機構が前記ベルト体のスライド移動を実行する、
    定着装置。
  2. 前記加熱源は前記ベルト体側に位置して前記ベルト体を加熱する、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ベルト体スライド機構は、回転力をスライド力に変換するカム部材と、前記ベルト体の通紙幅方向両端側に位置して前記ベルト体のスライド位置を規制する規制部材とを備えている、
    請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記ベルト体の寄り力よりも大きい外力を前記規制部材に付与する付勢部材を更に備えている、
    請求項3に記載の定着装置。
  5. 同サイズの記録材の搬送枚数が所定枚数以上になると、前記ベルト体スライド機構による前記ベルト体のスライド移動を実行する、
    請求項2に記載の定着装置。
  6. 前記ベルト体スライド機構による前記ベルト体のスライド移動を実行するにあたり、定着時の回転速度よりも遅い速度で前記回転部材を回転させる、
    請求項2に記載の定着装置。
  7. 請求項1〜6のうちいずれかに記載の定着装置を備えている、
    画像形成装置。

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