JP2015204243A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】強度アップのための専用部材を用いることなく基板の交換を容易に行える構造を可能とした電子機器を提供すること。
【解決手段】メインベースと、撮像素子と、撮像素子背面に平行に配置される第一の基板34と、第一の基板34と平行に接続され外部機器と通信可能なコネクタ21、22、23が実装された第二の基板35と、第二の基板35を保持するための保持金具36と、保持金具36によって前記第二の基板35が取り付けられるコネクタ21、22、23の開口部7a、7b、7cを有するターミナルカバー7とを備えることを特徴とする構成とした。
【選択図】図3
【解決手段】メインベースと、撮像素子と、撮像素子背面に平行に配置される第一の基板34と、第一の基板34と平行に接続され外部機器と通信可能なコネクタ21、22、23が実装された第二の基板35と、第二の基板35を保持するための保持金具36と、保持金具36によって前記第二の基板35が取り付けられるコネクタ21、22、23の開口部7a、7b、7cを有するターミナルカバー7とを備えることを特徴とする構成とした。
【選択図】図3
Description
本発明は、外部機器との通信可能なコネクタを有する電子機器に関し、特に前記コネクタが表面実装されたプリント基板の取り付け構造に関する。
従来よりデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの電子機器には、パソコンやプリンタなどの外部機器と撮影した静止画や動画画像の送受信を行ったりするためのUSBコネクタや、撮影した静止画や動画画像をTVなどのモニターで見るためのHDMI(登録商標)コネクタが多く使われている。
これらUSBコネクタ・HDMIコネクタはUSBプラグコード・HDMIプラグコードを取り付けた状態で使用される。そのため撮影中カメラの姿勢を振った時や、誤ってプラグコードを足で引っ掛けた場合などにはUSBコネクタ・HDMIコネクタ部に過度の負荷がかかってしまう。
USBコネクタ・HDMIコネクタの固定はプリント基板上に表面実装され固定されている。しかしながら、プリント基板に対するこれらUSBコネクタ・HDMIコネクタの保持強度はプリント基板のパターンピル強度に依存しているため、上記のようにUSBコネクタ・HDMIコネクタに過度の負荷がかかってしまった場合には強度的には不十分で、プリント基板からUSBコネクタ・HDMIコネクタが剥がれてしまい通信できなくなることがある。
そこで、これらUSBコネクタ・HDMIコネクタの強度アップを図る提案が種々されている。特許文献1ではUSBコネクタ・HDMIコネクタを本体とコネクタカバーとで挟み込むことによりUSBコネクタ・HDMIコネクタにかかる外的応力を軽減する提案が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術においても、プラグコードに過度の負荷がかかった場合にはUSBコネクタ・HDMIコネクタが破損してしまう。
USBコネクタ・HDMIコネクタが破損した場合にはプリント基板の交換が必要となってしまう。プリント基板の交換にあたっては、上述の特許文献に開示された従来技術では外装カバーを外す必要があり、その場合カメラの各種調整値が変化してしまうため再調整が必要となる。そのため修理にかかる作業工数が増大し、ユーザーにかかるコスト負荷が大きくなってしまうといった問題があった。また、強度アップのための専用部材を用いており部品点数およびコスト増加といった問題があった。
そこで、本発明の目的は、強度アップのための専用部材を用いることなく基板の交換を容易に行える構造を可能とした電子機器を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る電子機器の構成は、メインベース(32)と、撮像素子(33)と、前記撮像素子(33)背面に平行に配置される第一の基板(34)と、前記第一の基板(34)と平行に接続され外部機器と通信可能なコネクタ(21、22、23)が実装された第二の基板(35)と、前記第二の基板(35)を保持するための保持金具(36)と、前記保持金具(36)によって前記第二の基板(35)が取り付けられる前記コネクタ(21、22、23)の開口部(7a、7b、7c)を有するターミナルカバー(7)とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、USBコネクタ・HDMIコネクタが実装されたIF基板とターミナカバーをユニット化し、メイン基板との接続をBtoBコネクタで接続することにより、ターミナルカバーを外すだけでIF基板の着脱が可能な構造の電子機器を提案することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。まず、本発明の実施例に係るカメラ全体の概略構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施例に係るカメラの外観図であり、撮影レンズユニット(不図示)を外した状態を示している。図1(a)は、カメラを前面側(被写体側)から見た斜視図であり、図1(b)は、カメラを背面側(撮影者側)から見た斜視図である。
1はカメラ本体で、カメラ本体1の外装はトップカバー2、フロントカバー3、バックカバー4、ボトムカバー5、メディアカバー6、ターミナルカバー7で構成されている。尚、ターミナルカバー7は導電フィラーが含有された成形材料からなり、導電性を有している。また、後述するヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23に対応した開口部7a、7b、7cを有している。
カメラ本体1の内部には、撮影レンズユニットを通過した撮影光束が導かれるミラーボック8が設けられている。ミラーボックス8内には、撮影光束を所定の方向に反射させるメインミラー(クイックリターンミラー)9が配設されている。メインミラー9は撮影光束を後述するファインダ接眼窓17へ導くように撮影光軸に対して45°の角度に保持される状態と、後述する固体撮像素子33(以下、撮像素子という)の方向に導くように撮影光束から退避した位置に保持される状態とに変化する。
また、ミラーボックス8には撮影レンズユニットを着脱可能に固定するレンズマウント10と、カメラ本体1と撮影レンズユニットとの間で制御信号、状態信号およびデータ信号等の通信を可能にするとともに撮影レンズユニット側に電力を供給するマウント接点11が設けられている。
12は撮影レンズユニットロック解除ボタンで、該解除ボタンを押下することで装着された撮影レンズユニットを取り外し可能とするボタンである。13は撮影者が撮影を指示するためのSW1及びSW2機能を有する公知のレリーズボタンである。14はプログラム撮影・シャッター優先撮影など各種撮影モードを選択するためのモードダイヤル、15、19はシャッタースピードや絞り値など撮影条件の設定値や撮影後の画像などを選択するための第1の選択ダイヤルおよび第2の選択ダイヤルである。該選択ダイヤルの機能割り振りは撮影者によって任意に設定可能となっている。
16はモードダイヤル14や第1の選択ダイヤル15および第2の選択ダイヤル19で設定された撮影条件などを表示するための第1の表示パネルである。17は被写体を観察するためのファインダ接眼窓、18は撮影した画像などを表示するための第2の表示パネル、20は撮影者がカメラ本体1を保持するためのグリップで、グリップ20の内部にはカメラを駆動するための電池を収納する電池室が形成されている。21は動画撮影時の音声録音の状態確認や、動画再生時の音声を確認するためのヘッドホン端子でピンジャックタイプのコネクタである。22は外部機器との各種データ通信を行うためのUSBコネクタ、23は記録画像を再生するためのHDMIコネクタで、それぞれ規格に準拠したコネクタである。
次に図2を用いてカメラ本体1の要部内部構造を説明する。31はファインダ接眼窓17へ撮影光束を導くためのペンタプリズムである。32は本カメラの本体となるメインベースで、メインベース32には後述説明する基板ガイド32aおよび32bが一体的に形成されている。メインベース32の背面には撮像素子33が取り付けられている。34は本カメラの機能を司る主要電気回路部品34aが実装されたメイン基板である(請求項1記載の第一の基板に相当)。35は前述したヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23が実装されたIF基板で、後述説明するBtoBコネクタによってMAIN基板34に接続される。36はIF基板35をターミナルカバー7に取り付け固定するための導電部材からなる保持金具である。
図3はIF基板35とターミナルカバー7の構成詳細図で、(a)はヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23側から見た斜視図、(b)はヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23の反対面側から見た斜視図である。
IF基板35はビス36aおよび36bによって保持金具36に固定され、保持金具36はビス36cおよび36dによってターミナルカバー7に固定される。保持金具36にはヘッドホン端子21の天面に当接する第一の支持部36e、USBコネクタ22の天面に当接する第一の支持部36f、HDMIコネクタ23の天面に当接する第一の支持部36gが形成されている。また、ターミナルカバー7にはヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23の裏面に対応する位置にそれぞれ第二の支持部7a、第二の支持部7b、第二の支持部7cがそれぞれ一体で形成されている。保持金具36が取り付けられたIF基板35をターミナルカバー7に取り付けると、ヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23は上下方向から押さえつけられることになる。これによりヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23に不示図のプラグコードが取り付けられ、該コードに外的応力が加わった場合でもIF基板7からの剥離防止(所謂こじり対策)が可能となり、通信不良などの問題を回避できる。
また、保持金具36およびターミナルカバー7は導電性を有しているため、ターミナルカバー7の外部からヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23に静電気が印加されても保持金具36およびターミナルカバー7を通してカメラ本体に逃げる。これによりIF基板7およびメイン基板34への静電気流入が防止出来るため、該基板に実装されている電気回路素子破壊が回避できる。
IF基板35は上下辺が本体に形成された基板ガイド32aおよび32bにガイドされ、メイン基板34に実装されたBtoBコネクタ34bとIF基板35に実装されたtoBコネクタ34bとが嵌合し電気的接続がなされる。尚、BtoBコネクタ34bおよびBtoBコネクタ34bはフローティング構造を有しており、メイン基板34の取り付け誤差、IF基板7の取り付け誤差などで位置ズレが発生してもズレ吸収可能となっている。
コネクタ嵌合後はIF基板35の上下辺は基板ガイド32aおよび32bに係合状態となっている。よってヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23に不示図のプラグコードが取り付けられ、該コードに外的応力が加わった場合でもBtoBコネクタ34bおよび35aに負荷がかかることがないためコネクタの破損を防止できる。
以上のように、IF基板35は保持金具36によってターミナルカバー7に固定されることによりユニット化される。これにより、該ユニットはトップカバー2、フロントカバー3、バックカバー4、ボトムカバー5、メディアカバー6の各外装が取り付けられた状態でも着脱が可能となり、万が一ヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23が破損した場合でも容易にIF基板35の交換が可能な構成となっている。また、ターミナルカバー7とIF基板34との位置ずれ公差を最小限で抑えることが可能となるため、ターミナルカバー7の開口部7a、7b、7cとヘッドホン端子21、USBコネクタ22、HDMIコネクタ23との隙間を最小限に抑えることが可能となるため外観上の見栄えを向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
7 ターミナルカバー、7a、7b、7c 開口部、21、22、23 コネクタ、
32 メインベース、33 撮像素子、34 第一の基板、35 第二の基板、
36 保持金具
32 メインベース、33 撮像素子、34 第一の基板、35 第二の基板、
36 保持金具
Claims (5)
- メインベース(32)と、撮像素子(33)と、前記撮像素子(33)背面に平行に配置される第一の基板(34)と、前記第一の基板(34)と平行に接続され外部機器と通信可能なコネクタ(21、22、23)が実装された第二の基板(35)と、前記第二の基板(35)を保持するための保持金具(36)と、前記保持金具(36)によって前記第二の基板(35)が取り付けられる前記コネクタ(21、22、23)の開口部(7a、7b、7c)を有するターミナルカバー(7)とを備えることを特徴とする撮像装置。
- 前記保持金具(36)は導電部材からなり、前記コネクタ(21、22、23)天面に当接する第一の支持部(36a、36b、36c)を有することを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
- 前記ターミナルカバー(7)は前記第二の基板(35)の前記コネクタ(21、22、23)実装面と対向する側に第二の支持部(7a、7b、7c)を有することを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
- 前記本体(1)は前記第二の基板(35)の上下辺と係合する基板ガイド(32a、32b)を有することを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第一の基板(34)と前記第二の基板(35)はフローティング機構を有するBtoBコネクタで接続されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014084144A JP2015204243A (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014084144A JP2015204243A (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015204243A true JP2015204243A (ja) | 2015-11-16 |
Family
ID=54597580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014084144A Pending JP2015204243A (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015204243A (ja) |
-
2014
- 2014-04-16 JP JP2014084144A patent/JP2015204243A/ja active Pending
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