JP2015201517A - 静止電磁機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】変圧器やリアクトルなどの静止電磁機器の鉄損を減少させ、同容量でありながら寸法を小さくする。【解決手段】静止電磁機器は、薄帯状磁性材料を巻いた複数の環状巻鉄心と、この環状巻鉄心に巻回した1つ以上のコイルとを有する。コイルは、この環状巻鉄心の全周に巻回された主コイルと、この環状巻鉄心の内周部または外周部に巻回された副コイルとが電気的に直列接続されて構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、薄帯状磁性材料を巻いた複数の環状巻鉄心に、1以上のコイルを巻回して構成される静止電磁機器に関する。
変圧器やリアクトルなどの静止電磁機器は、例えば薄帯状の磁性材料を略円形または略矩形に多数回巻回させた環状鉄心と、この環状鉄心に単相または多相のコイルを巻回させることで構成される。この磁性材料は、極薄電磁鋼板、アモルファス、ナノ結晶合金などの低損失磁性材料であり、材料内に流れる渦電流による損失を抑制するため、その厚さが100um以下の薄帯状である。
上記した構成を持つ静止電磁機器の例として、例えば特許文献1に記載された多相変圧器鉄心がある。特許文献1の段落0005には、「アモルファス磁性薄帯を巻回した鉄心を並列に密着してなる内鉄心と、前記内鉄心の外周を囲み、少なくともケイ素鋼板を最外周側に巻回、若しくは積層した外鉄心とにより構成したことを特徴とする多相変圧器鉄心」と記載されている。同段落には、「鉄損特性と鉄心の機械的強度及び剛性の向上の両立を図り、組立作業時の加工性を確保しようとするものである。」と記載されている。特許文献1の段落0006には、「多相変圧器鉄心の外周に配設したケイ素鋼板は、それ自体でも鉄心を構成すると共に、鉄心全体の外面を被覆し、鉄損低減に優れているアモルファス巻鉄心を保護して、機械的強度及び剛性を確保することができ、総合的に鉄心としての鉄損特性が優れ、かつ、組立作業の容易化に効果的な多相変圧器鉄心が得られる。」と記載されている。
特開平8−88128号公報
薄帯状磁性材料を巻回した巻鉄心を組み合わせて構成された静止電磁機器の鉄心は、特に大形鉄心において、その外周部と内周部で発生する磁気損失(鉄損)の差が大きい。よって、鉄損が最も大きく発生する箇所の磁束密度や温度上昇が、設計許容値を超えないように鉄心全体を設計する必要がある。このように設計すると、鉄心の寸法が大きくなり、静止電磁機器の設置面積・重量・コストなどが増大する虞がある。
そこで、本発明は、静止電磁機器の鉄損を減少させ、同容量でありながら寸法を小さくすることを課題とする。
前記した課題を解決するため、第1の発明の静止電磁機器は、薄帯状磁性材料を巻いた複数の環状巻鉄心と、これら環状巻鉄心に巻回した1つ以上のコイルとを有する。このコイルは、これら環状巻鉄心の全周に巻回された主コイルと、これら環状巻鉄心の内周部または外周部に巻回された副コイルとが電気的に直列接続されて構成される。
第1の発明によれば、環状巻鉄心内で発生する鉄損の分布が平準化され、鉄損の総量が減少する。併せて、極端に大きな鉄損が発生する箇所を減らせるので、同容量における静止電磁機器用鉄心の寸法を小さくすることが可能になる。
第2の発明の三相の静止電磁機器は、薄帯状磁性材料を巻いた複数の環状巻鉄心から構成される三相鉄心と、前記三相鉄心の磁脚部に巻回した少なくとも3つのコイルとを備える。このコイルのうち左端と右端の磁脚部に巻回した2つのコイルは、これら環状巻鉄心の全周に巻回された主コイルと、これら環状巻鉄心の内周部または外周部に巻回された副コイルとが電気的に直列接続されて構成される。
第2の発明によれば、三相鉄心内で発生する鉄損の分布が平準化され、鉄損の総量が減少する。併せて、極端に大きな鉄損が発生する箇所を減らせるので、同容量における三相の静止電磁機器用鉄心の寸法を小さくすることが可能になる。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、静止電磁機器の鉄損を減少させ、同容量でありながら寸法を小さくすることが可能である。
第1の実施形態における単相変圧器の正面図である。 第1の実施形態における単相変圧器の第1断面図である。 第1の実施形態における単相変圧器の第2断面図である。 第2の実施形態における単相変圧器の正面図である。 第2の実施形態における単相変圧器の第1断面図である。 第2の実施形態における単相変圧器の第2断面図である。 第3の実施形態における単相変圧器の正面図である。 第3の実施形態における単相変圧器の断面図である。 第4の実施形態における単相変圧器の正面図である。 第4の実施形態における単相変圧器の断面図である。 第5の実施形態における単相変圧器の正面図である。 第5の実施形態における単相変圧器の断面図である。 第6の実施形態における三相変圧器の正面図である。 第6の実施形態における三相変圧器の断面図である。 第7の実施形態における三相変圧器の正面図である。 第7の実施形態における三相変圧器の断面図である。 第8の実施形態における単相インダクタの正面図である。 第8の実施形態における単相インダクタの第1断面図である。 第8の実施形態における単相インダクタの第2断面図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における単相変圧器5の正面図である。
図1に示すように、第1の実施形態の単相変圧器5の環状巻鉄心は、薄帯状磁性材料を環状に巻いた外側巻鉄心3と内側巻鉄心4とを含んで構成される。薄帯状磁性材料とは、例えば電磁鋼板、珪素鋼板、アモルファス、ナノ結晶合金などである。
この環状巻鉄心は、左右の磁脚部に1つ以上のコイルが巻回されている。静止電磁機器である単相変圧器5は、外側巻鉄心3と、内側巻鉄心4と、これらに巻回した1つ以上のコイルとを有する。このコイルは、導電性材料からなる平角線、リッツ線、または薄板を含んで構成される。
第1の実施形態の単相変圧器5は、図1の左側の磁脚部に、一次コイル1が巻回されている。右側の磁脚部に、二次コイル2が巻回されている。一次コイル1は、主コイル1aと、この主コイル1aの上部に隣接して配置された副コイル1bとから構成される。主コイル1aと副コイル1bとは電気的に直列接続される。
図2は、第1の実施形態における単相変圧器5の第1断面図である。図2は、図1の単相変圧器5をII-II線で切断したときの断面を示している。
図2に示すように、一次コイル1の副コイル1bは、図左側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の間隙を通して、内側巻鉄心4のみの外周に巻回される。外側巻鉄心3と内側巻鉄心4とは、その断面が矩形に構成される。これにより、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4とは、所定の物理強度を持たせることができ、かつ容易に作成可能である。
二次コイル2は、図右側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。
図3は、第1の実施形態における単相変圧器5の第2断面図である。図3は、図1の単相変圧器5をIII-III線で切断したときの断面を示している。
一次コイル1の主コイル1aは、図左側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。二次コイル2は、図右側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。
第1の実施形態の単相変圧器5のように、内側巻鉄心4に副コイル1bを巻回したことで、副コイル1bを有さない従来の単相変圧器に比べて、鉄心の内周部を通る磁束密度が増加し、外周部を通る磁束密度が減少する。
環状巻鉄心における鉄心材料の量は、その磁気回路長(磁路長)が長い外周部の方が内周部よりも多い。環状巻鉄心の外周部の磁気損失(鉄損)の総量は、内周部の磁気損失の総量よりも多くなる。第1の実施形態の構成は、鉄心の外周部と内周部の磁路長の差が大きい、換言すれば、薄帯状磁性材料の積層厚さが大きい構成の鉄心を用いた静止電磁機器において、外周部で発生する鉄損を効果的に減少させることができる。これにより、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態における単相変圧器5Aの正面図である。図1に示す第1の実施形態の単相変圧器5と同一の要素には同一の符号を付与している。
図4に示すように、単相変圧器5Aの環状巻鉄心は、第1の実施形態と同様な外側巻鉄心3と、内側巻鉄心4とを含んで構成される。この環状巻鉄心は、左右の磁脚部に1つ以上のコイルが巻回されている。静止電磁機器である単相変圧器5Aは、第1の実施形態と同様に、外側巻鉄心3と、内側巻鉄心4と、これら環状巻鉄心に巻回した1つ以上のコイルとを有する。
第2の実施形態の単相変圧器5Aは、図4の左側の磁脚部に一次コイル1を、右側の磁脚部に二次コイル2が巻回されている。一次コイル1は、主コイル1aと、この主コイル1aの上部に隣接して配置された副コイル1bとから構成される。主コイル1aと副コイル1bとは電気的に直列接続される。
図5は、第2の実施形態における単相変圧器5Aの第1断面図である。図5は、図4の単相変圧器5AをV-V線で切断したときの断面を示している。
図5に示すように、一次コイル1の副コイル1bは、図左側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の間隙を通して、外側巻鉄心3のみの外周に巻回される。
二次コイル2は、図右側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。
図6は、第2の実施形態における単相変圧器5Aの第2断面図である。図6は、図4の単相変圧器5AをVI-VI線で切断したときの断面を示している。
一次コイル1の主コイル1aは、図左側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。二次コイル2は、図右側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。
第2の実施形態では、一次コイル1を構成する副コイル1bが主コイル1aの上部に隣接して配置されており、両者は電気的に直列接続される。図5および図6の断面図に示すように、主コイル1aは、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回されるのに対し、副コイル1bは、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4との間隙を通して、外側巻鉄心3のみの外周に巻回される。
第2の実施形態の単相変圧器5Aのように、外側巻鉄心3に副コイル1bを巻回したことで、副コイル1bを有さない従来の単相変圧器に比べて、鉄心の外周部を通る磁束密度が増加し、内周部を通る磁束密度が減少する。
一般に環状巻鉄心では、その磁路長が最も短い最内周部に磁束が集中し、特に図4に示すような矩形の環状巻鉄心では、4箇所の折れ曲がり部において、最も大きな磁束密度が発生して鉄損も最大となる。
第2の実施形態の単相変圧器5Aは、鉄心内の磁束密度の分布を変えて、内周の磁束密度を減少させることにより、内周部で発生する鉄損を減少させることができる。結果的に、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。第2の実施形態の構成は、鉄心の外周部と内周部の磁路長の差が小さい、換言すれば、薄帯状磁性材料の積層厚さが小さい構成の鉄心を用いた静止電磁機器において、内周部で発生する鉄損を効果的に減少させることができる。
第1の実施形態と第2の実施形態のうちどちらが、鉄心全体の鉄損量の減少効果を大きく得られるかは、鉄心を構成する薄帯状磁性材料の積層厚さ・寸法、磁性材料の種類などに依存する。本発明の適用にあたっては、電磁界解析などにより、予め副コイル1bを設ける箇所、主コイル1aと副コイル1bとの巻き数の比率などの最適値を求めるとよい。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態における単相変圧器5Bの正面図である。図1に示す第1の実施形態の単相変圧器5と同一の要素には同一の符号を付与している。
図7に示すように、第3の実施形態の単相変圧器5では、一次コイル1を構成する副コイル1bが主コイル1aの内側に配置され、副コイル1bと主コイル1aとは一体で構成される。これにより、副コイル1bと主コイル1aの巻き数を増やすと共に、副コイル1bと主コイル1aに所望の機械的強度を付与することができる。
この副コイル1bと主コイル1aとは、電気的に直列接続される。
図8は、第3の実施形態における単相変圧器5Bの断面図である。図8は、図7の単相変圧器5BをVIII-VIII線で切断したときの断面を示している。
主コイル1aは、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。それに対して副コイル1bは、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の間隙を通して、内側巻鉄心4のみの外周に巻回される。
第3の実施形態の構成は、第1の実施形態と同様に、薄帯状磁性材料の積層厚さが大きい構成の鉄心を用いた静止電磁機器において、外周部で発生する鉄損を効果的に減少させることができ、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
なお、薄帯状磁性材料の積層厚さが小さい構成の鉄心を用いた静止電磁機器においては、第3の実施形態の変形例として、副コイル1bを、外側巻鉄心3のみの外周に巻回した構成としてもよい。これにより、第2の実施形態と同様な効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態における単相変圧器5Cの正面図である。図1に示す第1の実施形態の単相変圧器5と同一の要素には同一の符号を付与している。
第4の実施形態は、断面形状が薄帯状磁性材料の幅を超える鉄心からなる、大容量の単相変圧器5Cに好適である。単相変圧器5Cの環状巻鉄心31は、4周分の単位巻鉄心35a〜35dが巻かれている。以下、単位巻鉄心35a〜35dを特に区別しないときには、単に単位巻鉄心35と記載する。
最外周の単位巻鉄心35aと最内周の単位巻鉄心35dは、奥行き方向に1列だけである。単位巻鉄心35b,35cは、奥行き方向に2列存在する。これら6組の単位巻鉄心35を組み合わせて、1つの環状巻鉄心31が構成される。
図10は、第4の実施形態における単相変圧器5Cの断面図である。図10は、図9の単相変圧器5CをX-X線で切断したときの断面を示している。
図10に示すように、単相変圧器5Cの環状巻鉄心31は、単位巻鉄心35a〜35dの組み合わせにより構成され、その断面に複数の矩形の単位巻鉄心35が、略円形に配列する。二次コイル2は、単相変圧器5Cの環状巻鉄心31の外周に巻回され、略円形である。これにより、最短の導線で所望の巻き数を得ることができるので、二次コイル2の導通損を減らすことができる。
一次コイル1は、主コイル1aと、その内側に配置された副コイル1bから構成される。主コイル1aと副コイル1bとは、電気的に直列接続される。
主コイル1aは、単位巻鉄心35a〜35dをすべて含む外周に巻回され、略円形である。これにより、最短の導線で所望の巻き数を得ることができるので、主コイル1aの導通損を減らすことができる。これに対して副コイル1bは、単位巻鉄心35b,35cの間隙を通して、内側の3組の単位巻鉄心35c,35dのみの外周に、略半円形(蒲鉾形)に巻回される。副コイル1bは、主コイル1aよりも巻き数が少ないため、断面形状が円形でなくとも、その導通損は比較的小さく、問題にはならない。
第4の実施形態の構成は、第1の実施形態と同様に、薄帯状磁性材料の積層厚さが大きい構成の鉄心を用いた静止電磁機器において、外周部で発生する鉄損を効果的に減少させることができ、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
なお、薄帯状磁性材料の積層厚さが小さい構成の鉄心を用いた静止電磁機器においては、第4の実施形態の変形例として、副コイル1bを、外側の3組の単位巻鉄心35a,35bのみの外周に、略半円形(蒲鉾形)に巻回した構成としてもよい。これにより、第2の実施形態と同様な効果を得ることができる。
更に、3組の単位巻鉄心35a,35bではなく、任意の数の単位巻鉄心の外周に巻回した構成としてもよい。これにより、磁束密度の分布の微調整が可能となり、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
(第5の実施形態)
図11は、第5の実施形態における単相変圧器5Dの正面図である。図9に示す第4の実施形態の単相変圧器5Cと同一の要素には同一の符号を付与している。
第5の実施形態は、第4の実施形態と同様に、断面形状が薄帯状磁性材料の幅を超える鉄心からなる大容量の単相変圧器5Dに好適である。単相変圧器5Dの環状巻鉄心31は、第4の実施形態と同様に、単位巻鉄心35a〜35dが4周分が巻かれている。これら4周分の単位巻鉄心35a〜35dを組み合わせて、1つの環状巻鉄心31が構成される。
単相変圧器5Dの環状巻鉄心31の左の磁脚には、一次コイル1lの主コイル1alと副コイル1blとを巻回している。一次コイル1lの外側には、二次コイル2lを巻回している。環状巻鉄心31の右の磁脚には、一次コイル1rの主コイル1arと副コイル1brとを巻回している。一次コイル1rの外側には二次コイル2rを巻回している。これにより、副コイル1bl,1brと主コイル1al,1arと二次コイル2l,2rの巻き数を、第4の実施形態よりも増やすことができる。
副コイル1blは、主コイル1alの内側に配置されている。副コイル1brは、主コイル1arの内側に配置されている。これら副コイル1bl,1brと主コイル1al,1arとは、電気的に直列接続されて一次側を構成する。二次コイル2l,2rは、電気的に直列接続されて、二次側を構成する。
図12は、第5の実施形態における単相変圧器5Dの断面図である。図12は、図11の単相変圧器5DをXII-XII線で切断したときの断面を示している。
主コイル1alは、単位巻鉄心35a〜35dをすべて含む外周に、略円形に巻回される。それに対して副コイル1blは、単位巻鉄心35b,35cの間隙を通して、内側の単位巻鉄心35c,35dのみの外周に、略半円形(蒲鉾形)に巻回される。
左右の磁脚に巻回された一次コイル1l,1rは、電気的に直列接続されて全体でそれぞれ1つのコイルとして機能する。左右の磁脚に巻回された二次コイル2l,2rも、電気的に直列接続されて、全体でそれぞれ1つのコイルとして機能する。
第5の実施形態の構成は、第1の実施形態と同様に、薄帯状磁性材料の積層厚さが大きい構成の鉄心を用いた静止電磁機器において、外周部で発生する鉄損を効果的に減少させることができ、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
なお、薄帯状磁性材料の積層厚さが小さい構成の鉄心を用いた静止電磁機器においては、第5の実施形態の変形例として、副コイル1bl,1brを、外側の単位巻鉄心35a,35bのみの外周に、略半円形(蒲鉾形)に巻回した構成としてもよい。
更に、3組の単位巻鉄心35a,35bではなく、任意の数の単位巻鉄心35の外周に巻回した構成としてもよい。これにより、磁束密度の分布の微調整が可能となり、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
(第6の実施形態)
図13は、第6の実施形態における三相変圧器5Eの正面図である。
第6の実施形態は、第4・第5の実施形態と同様に、断面形状が薄帯状磁性材料の幅を超える鉄心からなる大容量の静止電磁機器に好適である。
鉄心は、単位巻鉄心36a〜36cからなる外側巻鉄心32と、単位巻鉄心36d〜36fからなる内側巻鉄心33lと、単位巻鉄心36g〜36iからなる内側巻鉄心33rとを含んで構成される。三相変圧器5Eの鉄心は、外側巻鉄心32の内周に、内側巻鉄心33l,33rを左右に並列に組み合わせることにより構成される。以下、単位巻鉄心36a〜36iを特に区別しないときには、単に単位巻鉄心36と記載する。
最外周の単位巻鉄心36aと最内周の単位巻鉄心36f,36iとは、奥行き方向に1列だけである。単位巻鉄心36b,36e,36hは、奥行き方向に2列存在する。単位巻鉄心36c,36d,36gは、奥行き方向に3列存在する。
以下、一次側の相をUVWとし、二次側の相をRSTとする。
左側の磁脚部には、R相の二次コイル2Rが巻回され、その内側にはU相の一次コイル1Uの主コイル1aが巻回され、更に内側には副コイル1bが巻回される。一次コイル1Uの副コイル1bは、単位巻鉄心36d〜36fからなる内側巻鉄心33lに巻回される。
中央の磁脚部には、S相の二次コイル2Sが巻回され、その内側にはV相の一次コイル1Vが巻回されている。
右側の磁脚部には、T相の二次コイル2Tが巻回され、その内側にはW相の一次コイル1Wの主コイル1aが巻回され、更に内側には副コイル1bが巻回される。一次コイル1Wの副コイル1bは、単位巻鉄心36g〜36iからなる内側巻鉄心33rに巻回される。
図14は、第6の実施形態における三相変圧器5Eの断面図である。図14は、図13の三相変圧器5EをXIV-XIV線で切断したときの断面を示している。
左側の磁脚部は、外側巻鉄心32と内側巻鉄心33lとの組み合わせにより構成される。その断面に複数の矩形の単位巻鉄心36が、略円形に配列する。
二次コイル2Rは、三相変圧器5Eの鉄心の左側の磁脚部の外周に巻回され、略円形である。これにより、最短の導線で所望の巻き数を得ることができるので、二次コイル2Rの導通損を減らすことができる。
一次コイル1Uは、主コイル1aと、その内側に配置された副コイル1bから構成される。主コイル1aと副コイル1bとは、電気的に直列接続される。
主コイル1aは、外側巻鉄心32と内側巻鉄心33lをすべて含む外周に巻回され、略円形である。これにより、最短の導線で所望の巻き数を得ることができるので、主コイル1aの導通損を減らすことができる。
これに対して副コイル1bは、外側巻鉄心32と内側巻鉄心33lの間隙を通して、内側巻鉄心33lのみの外周に、略半円形(蒲鉾形)に巻回される。副コイル1bは、主コイル1aよりも巻き数が少ないため、断面形状が円形でなくとも、その導通損は比較的小さく、問題にはならない。
中央の磁脚部は、内側巻鉄心33l,33rの組み合わせにより構成される。その断面は複数の矩形の単位巻鉄心36が、略円形に配列する。
二次コイル2Sは、三相変圧器5Eの鉄心の中央の磁脚部の外周に巻回され、略円形である。一次コイル1Vは、内側巻鉄心33l,33rをすべて含む外周に巻回され、略円形である。これにより、最短の導線で所望の巻き数を得ることができるので、導通損を減らすことができる。
右側の磁脚部は、内側巻鉄心33rと外側巻鉄心32との組み合わせにより構成される。その断面は、複数の矩形の単位巻鉄心36が、略円形に配列する。
二次コイル2Tは、三相変圧器5Eの鉄心の右側の磁脚部の外周に巻回され、略円形である。これにより、最短の導線で所望の巻き数を得ることができるので、二次コイル2Tの導通損を減らすことができる。
一次コイル1Wは、主コイル1aと、その内側に配置された副コイル1bから構成される。主コイル1aと副コイル1bとは、電気的に直列接続される。
主コイル1aは、内側巻鉄心33rと外側巻鉄心32とをすべて含む外周に巻回され、略円形である。これにより、最短の導線で所望の巻き数を得ることができるので、主コイル1aの導通損を減らすことができる。
これに対して副コイル1bは、内側巻鉄心33rと外側巻鉄心32の間隙を通して、内側巻鉄心33rのみの外周に、略半円形(蒲鉾形)に巻回される。副コイル1bは、主コイル1aよりも巻き数が少ないため、断面形状が円形でなくとも、その導通損は比較的小さく、問題にはならない。
第6の実施形態の静止電磁機器は、鉄心内の磁束密度の分布を変えて、外周の磁束密度を減少させることにより、外周部で発生する鉄損を減少させることができる。第6の実施形態の構成は、鉄心の外周部と内周部の磁路長の差が大きい、換言すれば、薄帯状磁性材料の積層厚さが大きい構成の鉄心を用いた静止電磁機器において、外周部で発生する鉄損を効果的に減少させることができる。これにより、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
右側の磁脚部と左側の磁脚部とは、線対称である。一次コイル1Uの主コイル1aの巻き数は、一次コイル1Wの主コイル1aの巻き数と等しい。一次コイル1Uの副コイル1bの巻き数は、一次コイル1Wの副コイル1bの巻き数と等しい。
一次コイル1Uの副コイル1bにより、内側巻鉄心33lを通る磁束密度が増加する。一次コイル1Wの副コイル1bにより、内側巻鉄心33rを通る磁束密度が増加する。これを調整するため、中央の磁脚部の一次コイル1Vは、一次コイル1Uの主コイル1aの巻き数や一次コイル1Wの主コイル1aの巻き数よりも少なく巻回されている。これにより、三相の相互の特性を均一にすることができる。
(第7の実施形態)
図15は、第7の実施形態における三相変圧器5Fの正面図である。図13に示す第6の実施形態の三相変圧器5Eと同一の要素には同一の符号を付与している。
第7の実施形態の三相変圧器5Fは、第6の実施形態の三相変圧器5Eとは異なり、一次コイル1Uの副コイル1bが、単位巻鉄心36a〜36cからなる外側巻鉄心32に巻回される。更に一次コイル1Wの副コイル1bは、単位巻鉄心36a〜36cからなる外側巻鉄心32に巻回される。三相変圧器5Fは、それ以外において第6の実施形態の三相変圧器5Eと同様に構成されている。
図16は、第7の実施形態における三相変圧器5Fの断面図である。図16は、図15の三相変圧器5FをXVI-XVI線で切断したときの断面を示している。
第7の実施形態の一次コイル1Uの副コイル1bは、第6の実施形態とは異なり、外側巻鉄心32と内側巻鉄心33lの間隙を通して、外側巻鉄心32のみの外周に巻回される。第7の実施形態の一次コイル1Wの副コイル1bは、第6の実施形態とは異なり、外側巻鉄心32と内側巻鉄心33rの間隙を通して、外側巻鉄心32のみの外周に巻回される。三相変圧器5Fは、それ以外において第6の実施形態の三相変圧器5Eと同様に構成されている。
第7の実施形態の静止電磁機器は、鉄心内の磁束密度の分布を変えて、内周の磁束密度を減少させることにより、内周部で発生する鉄損を減少させることができる。第7の実施形態の構成は、鉄心の外周部と内周部の磁路長の差が小さい、換言すれば、薄帯状磁性材料の積層厚さが小さい構成の鉄心を用いた静止電磁機器において、内周部で発生する鉄損を効果的に減少させることができる。これにより、鉄心全体で発生する鉄損の量を減少させることができる。
一次コイル1Uの副コイル1bにより、外側巻鉄心32を通る磁束密度が増加する。一次コイル1Wの副コイル1bにより、外側巻鉄心32を通る磁束密度が増加する。これを調整するため、中央の磁脚部の一次コイル1Vは、一次コイル1Uの主コイル1aの巻き数や一次コイル1Wの主コイル1aの巻き数よりも多く巻回されている。これにより、三相の相互の特性を均一にすることができる。
(第8の実施形態)
図17は、第8の実施形態における単相インダクタ6の正面図である。
図17に示すように、第8の実施形態の単相インダクタ6の環状巻鉄心は、薄帯状磁性材料を環状に巻いた外側巻鉄心3と、内側巻鉄心4とを含んで構成される。この環状巻鉄心は、左右の磁脚部に1つ以上のコイルが巻回されている。静止電磁機器である単相インダクタ6は、外側巻鉄心3と、内側巻鉄心4と、これらに巻回した1つ以上のコイルとを有する。単相インダクタ6は、第1の実施形態の単相変圧器5(図1参照)から二次コイルを除去した構成である。
第8の実施形態の単相インダクタ6は、図17の左側の磁脚部に一次コイル1が巻回されている。一次コイル1は、主コイル1aと、この主コイル1aの上部に隣接して配置された副コイル1bとから構成される。主コイル1aと副コイル1bとは電気的に直列接続される。
図18は、第8の実施形態における単相インダクタ6の第1断面図である。図18は、図17の単相インダクタ6をXVIII-XVIII線で切断したときの断面を示している。
図18に示すように、一次コイル1の副コイル1bは、図左側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の間隙を通して、内側巻鉄心4のみの外周に巻回される。
図19は、第8の実施形態における単相インダクタ6の第2断面図である。図19は、図17の単相インダクタ6をXIX-XIX線で切断したときの断面を示している。
一次コイル1の主コイル1aは、図左側の磁脚部に、外側巻鉄心3と内側巻鉄心4の両者を含む外周に巻回される。
第8の実施形態の効果は、第1の実施形態の効果と同様である。
以上、例示した各実施例は、単独で用いてもよいし、複数の実施例を組み合わせて適用しても、本発明が示す効果は同様に得られる。
また、例示した各実施例は、いずれも一次コイル1を主コイル1aと副コイル1bに分けて構成しているが、二次コイル2を主コイルと副コイルに分けてもよい。また、一次コイル1と二次コイル2の両方を、それぞれ主コイルと副コイルとに分けてもよい。
第1〜第7の実施形態は、いずれも一次コイルと二次コイルを持つ、変圧器を構成する例を示している。第8の実施形態は、一次コイルしか持たないインダクタを構成する例を示している。これに限られず、各実施形態は、リアクトル機器などに対してもそのまま適用でき、本発明が示す効果は同様に得られる。
1 一次コイル
1a 主コイル
1b 副コイル
2 二次コイル
3 外側巻鉄心
4 内側巻鉄心
31 環状巻鉄心
32 外側巻鉄心
33r 内側巻鉄心
33l 内側巻鉄心
35,36 単位巻鉄心
5,5A〜5F 三相変圧器
6 単相インダクタ

Claims (13)

  1. 薄帯状磁性材料を巻いた複数の環状巻鉄心と、
    前記環状巻鉄心に巻回した1つ以上のコイルと、を有する静止電磁機器であって、
    前記コイルは、
    前記環状巻鉄心の全周に巻回された主コイルと、前記環状巻鉄心の内周部または外周部に巻回された副コイルとが電気的に直列接続されて構成される、
    ことを特徴とする静止電磁機器。
  2. 前記副コイルは、前記主コイルに隣接して配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の静止電磁機器。
  3. 前記副コイルは、前記主コイルの内側に配置され、前記副コイルと前記主コイルとは一体で構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の静止電磁機器。
  4. 前記環状巻鉄心の断面は矩形である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  5. 前記環状巻鉄心は、複数の単位巻鉄心を組み合わせて構成され、その断面は複数の矩形が略円形に配列する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  6. 前記環状巻鉄心に巻回した1つ以上の前記コイルは、変圧器における一次コイルと二次コイルを構成し、
    前記一次コイルと前記二次コイルの少なくともいずれかは、前記主コイルと前記副コイルとが電気的に直列接続されて構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  7. 前記環状巻鉄心に巻回した1つ以上の前記コイルは、変圧器における一次コイルと二次コイルを構成し、
    前記一次コイルと前記二次コイルとは、いずれも前記主コイルと前記副コイルとが電気的に直列接続されて構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  8. 前記環状巻鉄心に巻回した1つ以上の前記コイルは、インダクタにおけるコイルを構成し、
    前記コイルは、前記主コイルと前記副コイルとが電気的に直列接続されて構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  9. 薄帯状磁性材料を巻いた複数の環状巻鉄心から構成される三相鉄心と、前記三相鉄心の磁脚部に巻回した少なくとも3つのコイルと、を備える三相の静止電磁機器において、
    前記コイルのうち左端と右端の磁脚部に巻回した2つのコイルは、前記環状巻鉄心の全周に巻回された主コイルと、前記環状巻鉄心の内周部または外周部に巻回された副コイルとが電気的に直列接続されて構成される、
    ことを特徴とする静止電磁機器。
  10. 前記環状巻鉄心は、薄帯状アモルファス合金を積層して構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  11. 前記環状巻鉄心は、薄帯状珪素鋼板を積層して構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  12. 前記環状巻鉄心は、薄帯状ナノ結晶合金を積層して構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
  13. 前記コイルは、導電性材料からなる平角線、リッツ線、または薄板を含んで構成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の静止電磁機器。
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