JP2015198909A - 皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カード - Google Patents
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Abstract
【課題】皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードを提供する。
【解決手段】使用者の皮膚特性を使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、使用者の紅斑初期値及び血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、測定した紅斑初期値及び血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、を含み、4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである。
【選択図】なし
【解決手段】使用者の皮膚特性を使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、使用者の紅斑初期値及び血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、測定した紅斑初期値及び血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、を含み、4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである。
【選択図】なし
Description
本発明は、皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードに関する。
スキンケアや皮膚美容においては、通常、各種の計測機器を利用して皮膚の生理パラメータであるメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、 角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色といった各種のパラメータを測定して、使用者の皮膚特性を判断し、さらに使用者に適した化粧品や美容製品を推薦する方法が採用されている(例えば、特許文献1〜3)。
しかしながら、上記の方法では、各種の計測機器を利用する必要があるため、各種の計測機器の使用による操作が煩雑であり、使用者にスキンケアや皮膚美容を簡単且つ快速に提供することができないという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、使用者に適したスキンケアや皮膚美容を簡単且つ快速に提供することができる皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードを提供することに関する。
本発明者らは、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器Mexameterを用いて、標本として抽出された312名の被験者に対しそれぞれ紅斑値を測定する過程において、被験者の測定部位を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定して得られた複数の紅斑値が、異なる折れ線で変化することを発見した。そこで、測定した複数の紅斑値の最小値を紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を血管反応性と定義したところ、そのような紅斑初期値及び血管反応性と被験者の皮膚特性(具体的に、メラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、 角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色など)との間に相関性があることを見出した
すなわち、本発明は、以下の1)〜3)に係るものである。
1)使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、
前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、
測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、を含み、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
皮膚分類方法。
2)使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分析して前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品の推薦方法であって、
前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、
測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、
前記分類した皮膚タイプに基づき、前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品推薦ステップと、を含み、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
化粧品の推薦方法。
3)使用者に自身の皮膚タイプを前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて表示するための皮膚分類カードであって、
前記皮膚分類カードの一方の面に予め作成した4種に分類された皮膚タイプが表示されており、
前記使用者は、前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定し、測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、前記4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定し、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
皮膚分類カード。
1)使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、
前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、
測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、を含み、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
皮膚分類方法。
2)使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分析して前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品の推薦方法であって、
前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、
測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、
前記分類した皮膚タイプに基づき、前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品推薦ステップと、を含み、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
化粧品の推薦方法。
3)使用者に自身の皮膚タイプを前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて表示するための皮膚分類カードであって、
前記皮膚分類カードの一方の面に予め作成した4種に分類された皮膚タイプが表示されており、
前記使用者は、前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定し、測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、前記4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定し、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
皮膚分類カード。
本発明によれば、使用者に適したスキンケアや皮膚美容を簡単且つ快速に提供することができる皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードが提供される。
本発明に係る皮膚分類方法は、使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップとを含み、前記4種類に分類された皮膚タイプが複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである。
上記の皮膚分類方法によれば、従来のようにメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、 角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色という各種のパラメータを測定する必要がなく、紅斑初期値及び血管反応性という2つのパラメータのみによって、皮膚タイプを簡単且つ快速に確定することができる。
また、上記の皮膚分類方法において、前記皮膚特性がメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色であることが好ましい。
また、上記の皮膚分類方法において、前記測定ステップでは、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって前記使用者の皮膚を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定し、測定した複数の紅斑値の最小値を前記紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を前記血管反応性と定義することが好ましい。これにより、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって被験者の皮膚を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定し、測定した複数の紅斑値の最小値を紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を血管反応性と定義することにより、紅斑初期値及び血管反応性という2つのパラメータを容易に得ることができ、それにより、皮膚タイプをさらに簡単且つ快速に確定することができる。
また、上記の皮膚分類方法において、前記測定ステップにおいて、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって押される部位は、額、鼻翼、顔、口元、首部から選ばれる少なくとも任意の一つの部位であることが好ましい。
本発明に係る化粧品の推薦方法は、使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分析して前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品の推薦方法であって、前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、前記分類した皮膚タイプに基づき、前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品推薦ステップと、を含み、前記4種類に分類された皮膚タイプが複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである。
上記の化粧品の推薦方法によれば、従来のようにメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、 角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色といった各種のパラメータを測定する必要がなく、紅斑初期値及び血管反応性という2つのパラメータのみによって、使用者に適した化粧品を簡単且つ快速に推薦することができる。
上記の化粧品の推薦方法において、前記皮膚特性がメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色であることが好ましい。
上記の化粧品の推薦方法において、前記測定ステップでは、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって前記使用者の皮膚を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定し、測定した複数の紅斑値の最小値を前記紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を前記血管反応性と定義することが好ましい。
上記の化粧品の推薦方法において、前記測定ステップにおいて、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって押される部位は、額、鼻翼、顔、口元、首部から選ばれる少なくとも任意の一つの部位であることが好ましい。
本発明に係る皮膚分類カードは、使用者に自身の皮膚タイプを前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて表示するための皮膚分類カードであって、前記皮膚分類カードの一方の面に予め作成した4種に分類された皮膚タイプが表示されており、前記使用者は、前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定し、測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、前記4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定し、前記4種類に分類された皮膚タイプが複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである。
上記の皮膚分類カードにおいて、前記皮膚分類カードの一方の面又は他方の面に「第1の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、皮膚弾性が低い、皮膚の色が暗紅色である;第2の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、経表皮水分蒸散量が小さい、皮脂分泌量が小さい、皮膚弾性が高い;第3の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、皮膚の色がライトイエローである;第4の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、経表皮水分蒸散量が小さい、皮脂分泌量が大きい、皮膚弾性が低い」と表示されていることが好ましい。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は対応する部分に対しては同一の符号を附すこととする。
まず、図1〜図2を参照して、本発明の皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードの基本となる、紅斑値の測定に基づく紅斑初期値と血管反応性の測定法、及び、測定した紅斑初期値と血管反応性と種々の皮膚タイプとの相関を求め、皮膚タイプを4種類に分類する方法について説明する。
本発明に用いる装置は非接触型のプローブを用いて皮膚の紅斑値を測定できるものが好ましい。特に皮膚メラニン色素ヘモグロビン測定器が好ましい。この様な測定器としてはMexameter(Courage + Khazaka electronic GmbH製:商標)が例示される。
皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測器Mexameterによって紅斑値を測定するに際しては、300名以上の被験者により紅斑値及び各種皮膚のパラメータを測定することが好ましい。統計学上の誤差を防ぐためには、距離の離れた複数の都市から均等に被験者を集めることが好ましい。都市の例としては、上海、北京、広州があげられる。各都市から100名以上の被験者を集めることが好ましい。被験者は年齢は18歳から39歳の間の女性が好ましい。各年代の被験者の人数は均等であることが好ましい。
皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測器Mexameterによって紅斑値を測定するに際しては、300名以上の被験者により紅斑値及び各種皮膚のパラメータを測定することが好ましい。統計学上の誤差を防ぐためには、距離の離れた複数の都市から均等に被験者を集めることが好ましい。都市の例としては、上海、北京、広州があげられる。各都市から100名以上の被験者を集めることが好ましい。被験者は年齢は18歳から39歳の間の女性が好ましい。各年代の被験者の人数は均等であることが好ましい。
次に、22±2℃の室温及び50±10%の湿度において、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器Mexameterを利用して被験者の皮膚を複数回(回数は3回以上が好ましく、4回以上がさらに好ましく、5回が特に好ましい)押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定する。測定する箇所は顔が好ましく、額、鼻翼、顔、口元、首部から選ばれる少なくとも任意の一つの部位であることが好ましい。
図1は、代表的な4名の被験者について、その皮膚を各5回押した後にそれぞれ測定された5つの紅斑値の例を示している。図1に示されるように、各被験者の皮膚を5回押した後の5つの紅斑値は、異なる折れ線で変化する。次に、各被験者について、測定した5つの紅斑値の最小値を紅斑初期値と係る定義し、測定した5つの紅斑値の最大値と最小値との差を血管反応性と定義することにより、全被験者の紅斑初期値及び血管反応性を得る。
次に、図2に示されるように、紅斑初期値を横軸とし、血管反応性を縦軸とする直交座標を作成する。なお、座標の原点は被験者の紅斑初期値の平均値と血管反応性の平均値である。この直交座標により、被験者の皮膚タイプは紅斑初期値と血管反応性の測定値により、4つに分類される。本明細書においては、該直交座標系の第1象限Q1を第1の皮膚タイプと定義し、第2象限Q2を第2の皮膚タイプと定義し、第3象限Q3を第3の皮膚タイプと定義し、第4象限Q4を第4の皮膚タイプと定義する。
次に、各種の従来の計測機器を利用して皮膚生理パラメータであるメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色という各種のパラメータをそれぞれ測定する。
後述実施例に示すように、本願の発明者らは、紅斑初期値及び血管反応性によって区分された皮膚タイプと被験者の皮膚特性(具体的に、メラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色など)との間に相関性があることを発見した。
具体的には、該相関性は、第1の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚のメラニン色素含量及びヘモグロビン含量が、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚のメラニン色素含量及びヘモグロビン含量よりも大きく、第2の皮膚タイプの皮膚の経表皮水分蒸散量が、第4の皮膚タイプの皮膚の経表皮水分蒸散量よりも小さく、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚の皮脂分泌量が、第4の皮膚タイプの皮膚の皮脂分泌量よりも小さく、第2の皮膚タイプの皮膚の皮膚弾性が、第1の皮膚タイプ、第3の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚の皮膚弾性よりも大きく、第1の皮膚タイプの皮膚の色が暗紅色であり、第3の皮膚タイプの皮膚の色がライトイエローである。言い換えれば、第1〜第4の皮膚タイプの特性は「第1の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、皮膚弾性が低い、皮膚の色が暗紅色である;第2の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、経表皮水分蒸散量が小さい、皮脂分泌量が小さい、皮膚弾性が高い;第3の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、皮膚の色がライトイエローであり、皮脂分泌量が小さい;第4の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、経表皮水分蒸散量が大きい、皮脂分泌量が大きい、皮膚弾性が低い」となる。測定した被験者の斑初期値及び血管反応性の測定値がどの分類に属するかを判断することで被験者の皮膚タイプを確定する。
以下、図3〜図4を参照して、本実施形態に係る皮膚分類カード1を説明する。図3は、本実施形態にかかる皮膚分類カードの表面(一方の面)を示す図である。図4は、本実施形態に係る皮膚分類カードの裏面(他方の面)を示す図である。
図3及び図4に示されるように、皮膚分類カード1は、使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて該使用者に自身の皮膚タイプを表示するための皮膚分類カードである。
皮膚分類カード1の表面(一方の面)S1に、直交座標系2が描かれており、直交座標系2において、横軸Xは紅斑初期値を表し、縦軸Yは血管反応性を表し、原点の座標は300名以上の被験者を測定した紅斑初期値の平均値と血管反応性の平均値(後述の実施例では290.4、55.6)であり、第1象限Q1は第1の皮膚タイプを表し、第2象限Q2は第2の皮膚タイプを表し、第3象限Q3は第3の皮膚タイプを表し、第4象限Q4は第4の皮膚タイプを表している。第1象限Q1において、紅斑初期値が高く、血管反応性が高い。第2象限Q2において、紅斑初期値が低く、血管反応性が高い。第3象限Q3において、紅斑初期値が低く、血管反応性が低い。第4象限Q4において、紅斑初期値が高く、血管反応性が低い。そのような皮膚分類カードによれば、使用者に自身の皮膚タイプを簡単且つ快速に表示することができる。
図3及び図4に示されるように、皮膚分類カード1は、使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて該使用者に自身の皮膚タイプを表示するための皮膚分類カードである。
皮膚分類カード1の表面(一方の面)S1に、直交座標系2が描かれており、直交座標系2において、横軸Xは紅斑初期値を表し、縦軸Yは血管反応性を表し、原点の座標は300名以上の被験者を測定した紅斑初期値の平均値と血管反応性の平均値(後述の実施例では290.4、55.6)であり、第1象限Q1は第1の皮膚タイプを表し、第2象限Q2は第2の皮膚タイプを表し、第3象限Q3は第3の皮膚タイプを表し、第4象限Q4は第4の皮膚タイプを表している。第1象限Q1において、紅斑初期値が高く、血管反応性が高い。第2象限Q2において、紅斑初期値が低く、血管反応性が高い。第3象限Q3において、紅斑初期値が低く、血管反応性が低い。第4象限Q4において、紅斑初期値が高く、血管反応性が低い。そのような皮膚分類カードによれば、使用者に自身の皮膚タイプを簡単且つ快速に表示することができる。
また、本実施形態では、皮膚分類カード1の裏面(他方の面)S2に、「第1の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、皮膚弾性が低い、皮膚の色が暗紅色である;第2の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、経表皮水分蒸散量が小さい、皮脂分泌量が小さい、皮膚弾性が高い;第3の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、皮膚の色がライトイエローであり、皮脂分泌量が小さい;第4の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、経表皮水分蒸散量が大きい、皮脂分泌量が大きい、皮膚弾性が低い」と記載されていることが好ましい。そのような皮膚分類カードによれば、使用者が自身の皮膚特性を自身の皮膚タイプに基づいて簡単且つ快速に探し出すことが可能になる。
図3と図4の実施形態ではカードの一面(表面)に直交座標系、他の面(裏面)に皮膚タイプの分類が印刷されているが、別の実施形態では、直交座標系と皮膚タイプが同一面(表面又は裏面)に印刷されていても良い。また、他の実施形態では直交座標系の印刷されたカードと皮膚タイプの印刷されたカードの2枚のカードから構成されていても良い。
以下、図5を参照して、本実施形態に係る皮膚分類方法を説明する。
図5は、本実施形態に係る皮膚分類方法を示すフロー図である。該皮膚分類方法は、被験者の皮膚特性を被験者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、使用者の紅斑初期値及び血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップS1と、前述の複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類された皮膚タイプのどのタイプに分類されるかを確定する皮膚タイプ確定ステップS2と、を含む。ステップS2においては、測定値を前述の皮膚分類カードに基づいて皮膚タイプを確定することができる。また、紅斑初期値及び血管反応性によって区分された皮膚タイプと被験者の皮膚特性(具体的に、メラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色など)との間の相関データをたとえばコンピュータの記憶媒体に収容し、被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値を入力することで皮膚タイプを確定することもできる。例えば確定された皮膚タイプは直交座標系とともにコンピュータのモニタ上に映し出すことができる。また、確定された皮膚タイプを紙等の印刷媒体に印刷することもできる。なお、本発明の皮膚分類方法は例えば、化粧品会社の研究開発で使用したり、化粧品販売時の販売促進のために使用される。しかし、本発明の皮膚分類方法には医師による診断又は治療行為は含まれない。
図5は、本実施形態に係る皮膚分類方法を示すフロー図である。該皮膚分類方法は、被験者の皮膚特性を被験者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、使用者の紅斑初期値及び血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップS1と、前述の複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類された皮膚タイプのどのタイプに分類されるかを確定する皮膚タイプ確定ステップS2と、を含む。ステップS2においては、測定値を前述の皮膚分類カードに基づいて皮膚タイプを確定することができる。また、紅斑初期値及び血管反応性によって区分された皮膚タイプと被験者の皮膚特性(具体的に、メラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色など)との間の相関データをたとえばコンピュータの記憶媒体に収容し、被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値を入力することで皮膚タイプを確定することもできる。例えば確定された皮膚タイプは直交座標系とともにコンピュータのモニタ上に映し出すことができる。また、確定された皮膚タイプを紙等の印刷媒体に印刷することもできる。なお、本発明の皮膚分類方法は例えば、化粧品会社の研究開発で使用したり、化粧品販売時の販売促進のために使用される。しかし、本発明の皮膚分類方法には医師による診断又は治療行為は含まれない。
以下、図6を参照して、本実施形態に係る化粧品の推薦方法を説明する。
図6は、本実施形態に係る化粧品の推薦方法を示すフロー図である。該化粧品の推薦方法は、使用者の皮膚特性を分析して使用者に適した化粧品を推薦する化粧品の推薦方法であって、使用者の紅斑初期値及び血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップS10と、測定した前記紅斑初期値と及び前記血管反応性の数値に基づいて、前述の4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップS20と、前記分類した皮膚タイプに基づき、前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品推薦ステップS30と、を含む。上記の化粧品の推薦方法によれば、従来のようにメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色という各種のパラメータを測定する必要がなく、紅斑初期値及び血管反応性という2つのパラメータのみによって、使用者に適した化粧品を簡単且つ快速に推薦することができる。
図6は、本実施形態に係る化粧品の推薦方法を示すフロー図である。該化粧品の推薦方法は、使用者の皮膚特性を分析して使用者に適した化粧品を推薦する化粧品の推薦方法であって、使用者の紅斑初期値及び血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップS10と、測定した前記紅斑初期値と及び前記血管反応性の数値に基づいて、前述の4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップS20と、前記分類した皮膚タイプに基づき、前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品推薦ステップS30と、を含む。上記の化粧品の推薦方法によれば、従来のようにメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色という各種のパラメータを測定する必要がなく、紅斑初期値及び血管反応性という2つのパラメータのみによって、使用者に適した化粧品を簡単且つ快速に推薦することができる。
また、本実施形態に係る化粧品の推薦方法では、測定ステップにおいて、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器Mexameterによって被験者の皮膚を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定し、測定した複数の紅斑値の最小値を紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を血管反応性と定義することが好ましい。こうすることにより、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器Mexameterによって被験者の皮膚を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定し、測定した複数の紅斑値の最小値を紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を血管反応性と定義することにより、紅斑初期値及び血管反応性という2つのパラメータを容易に得ることができ、それにより、皮膚のタイプをさらに簡単且つ快速に確定することができる。
また、本実施形態に係る化粧品の推薦方法では、測定ステップにおいて、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器Mexameterによって押される部位は、額、鼻翼、顔、口元、首部から選ばれる少なくとも任意の一つの部位であることが好ましい。
化粧品の推薦方法とは例えば、化粧品の対面販売などにおいて、販売員が本発明の方法を用いて顧客の皮膚タイプを判断し、顧客に適した化粧品を推薦することである。従って、病院等で医師が患者の皮膚タイプを判断し、化粧品を推薦することは含まない、なぜならこの様な行為は診断又は治療行為に該当するからである。
推薦される化粧品としては、第1のタイプであれば美白作用を有する化粧料、第2のタイプであれば血行促進作用を有する化粧料、第3のタイプであれば(炭酸のような)連用によって血管応答性の改善が期待される化粧料、第4のタイプであれば保湿作用や皮脂吸収能をもつ紛体配合化粧料である。炭酸製剤を第3のタイプに適用する理由は、炭酸は単回使用での血行促進作用と連続使用することで血管の応答性が改善することが知られているからである。
本発明に係る皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードの実施形態において、中国、日本、台湾、韓国など東アジアの国においては以下の実施例にて取得した312名の結果を基にした分類を使用することができる。また、新たに国や地域ごとに被験者を集めて紅斑初期値及び血管反応性と各種パラメータを測定して、新たな分類を作成しても良い。
以上、本発明に係る皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードの実施形態を説明したが、本発明は上記の本実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
以上、本発明に係る皮膚分類方法、化粧品の推薦方法及び皮膚分類カードの実施形態を説明したが、本発明は上記の本実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
以下、実施例として、312名の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値、同被験者の前記皮膚特性はメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色等を測定した結果、相関があることを示し、分類を作成したという実施例が例示されている。
ここで、300名以上の被験者を測定した紅斑初期値の平均値と血管反応性の平均値はそれぞれ290.4、55.6である。
ここで、300名以上の被験者を測定した紅斑初期値の平均値と血管反応性の平均値はそれぞれ290.4、55.6である。
実施例1(紅斑初期値及び血管反応性の測定値とメラニン色素含量との関係)
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、メラニン色素とヘモグロビン含量測定プローブMexameter MX18を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、測定部位である左頬を5回測定し、その平均値をメラニン色素含量の値とする。
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、メラニン色素とヘモグロビン含量測定プローブMexameter MX18を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、測定部位である左頬を5回測定し、その平均値をメラニン色素含量の値とする。
図7は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値とメラニン色素含量との関係を示す図である。ここで、図7において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸はメラニン色素含量を示す。
図7に示されるように、第1の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚のメラニン色素含量が、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚のメラニン色素含量よりも大きい。
図7に示されるように、第1の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚のメラニン色素含量が、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚のメラニン色素含量よりも大きい。
実施例2(紅斑初期値及び血管反応性の測定値とヘモグロビン含量との関係)
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、メラニン色素とヘモグロビン含量測定プローブMexameter MX18を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、測定部位である左頬を5回測定し、その平均値をヘモグロビン含量の値とする。
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、メラニン色素とヘモグロビン含量測定プローブMexameter MX18を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、測定部位である左頬を5回測定し、その平均値をヘモグロビン含量の値とする。
図8は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値とヘモグロビン含量との関係を示す図である。ここで、図8において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸はヘモグロビン含量を示す。
図8に示されるように、第1の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚のヘモグロビン含量が、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚のヘモグロビン含量よりも大きい。
図8に示されるように、第1の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚のヘモグロビン含量が、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚のヘモグロビン含量よりも大きい。
実施例3(紅斑初期値及び血管反応性の測定値と経表皮水分蒸散量との関係)
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、皮膚水分流失測定プローブTewameter TM300を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、測定部位である右側の鼻翼を測定し、経表皮水分蒸散量の値を得る。
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、皮膚水分流失測定プローブTewameter TM300を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、測定部位である右側の鼻翼を測定し、経表皮水分蒸散量の値を得る。
図9は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値と経表皮水分蒸散量との関係を示す図である。ここで、図9において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸は経表皮水分蒸散量を示す。
図9に示されるように、第2の皮膚タイプの皮膚の経表皮水分蒸散量が、第4の皮膚タイプの皮膚の経表皮水分蒸散量よりも小さい。
図9に示されるように、第2の皮膚タイプの皮膚の経表皮水分蒸散量が、第4の皮膚タイプの皮膚の経表皮水分蒸散量よりも小さい。
実施例4(紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮脂分泌量との関係)
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、皮脂測定プローブSebumeter SM815を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、顔を洗う前に、測定部位である左側の鼻翼を測定し、皮脂分泌量(カジュアル皮脂量)の値を得る。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、皮脂測定プローブSebumeter SM815を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、顔を洗った後、測定部位である左側の鼻翼を測定し、皮脂分泌量(回復皮脂分泌量)の値を得る。
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、皮脂測定プローブSebumeter SM815を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、顔を洗う前に、測定部位である左側の鼻翼を測定し、皮脂分泌量(カジュアル皮脂量)の値を得る。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、皮脂測定プローブSebumeter SM815を多機能性皮膚測定器MPA5(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)に接続させ、顔を洗った後、測定部位である左側の鼻翼を測定し、皮脂分泌量(回復皮脂分泌量)の値を得る。
図10は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値とカジュアル皮脂量との関係を示す図である。ここで、図10において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸はカジュアル皮脂量を示す。
図10に示されるように、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚のカジュアル皮脂量が、第4の皮膚タイプの皮膚のカジュアル皮脂量よりも小さい。
図10に示されるように、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚のカジュアル皮脂量が、第4の皮膚タイプの皮膚のカジュアル皮脂量よりも小さい。
図11は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値と回復皮脂分泌量との関係を示す図である。ここで、図11において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸は回復皮脂分泌量を示す。
図11に示されるように、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚の回復皮脂分泌量が、第4の皮膚タイプの皮膚の回復皮脂分泌量よりも小さい。
カジュアル皮脂量及び回復皮脂分泌量の特性が皮脂分泌量の特性と一致しているので、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚の皮脂分泌量が、第4の皮膚タイプの皮膚の皮脂分泌量よりも小さい。
図11に示されるように、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚の回復皮脂分泌量が、第4の皮膚タイプの皮膚の回復皮脂分泌量よりも小さい。
カジュアル皮脂量及び回復皮脂分泌量の特性が皮脂分泌量の特性と一致しているので、第2の皮膚タイプ及び第3の皮膚タイプの皮膚の皮脂分泌量が、第4の皮膚タイプの皮膚の皮脂分泌量よりも小さい。
実施例5(紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚弾性との関係)
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、皮膚弾性測定器Cutometer MPA580(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)で測定部位である右頬を測定し、皮膚弾性の値を得る。
図12は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚弾性との関係を示す図である。ここで、図12において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸は皮膚弾性を示す。
図12に示されるように、第2の皮膚タイプの皮膚の皮膚弾性が、第1の皮膚タイプ、第3の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚の皮膚弾性よりも大きい。
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、皮膚弾性測定器Cutometer MPA580(ドイツCourage+Khazaka electronic GmbH社製)で測定部位である右頬を測定し、皮膚弾性の値を得る。
図12は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚弾性との関係を示す図である。ここで、図12において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸は皮膚弾性を示す。
図12に示されるように、第2の皮膚タイプの皮膚の皮膚弾性が、第1の皮膚タイプ、第3の皮膚タイプ及び第4の皮膚タイプの皮膚の皮膚弾性よりも大きい。
実施例6(紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚の色との関係)
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、分光光度計CM2500d(日本KONICA MINOLTA社製)で測定部位である左頬を測定し、皮膚の色を表すL*a*b*値を得る。
まず、被験者に本測定の目的、内容及び測定プロセスを説明する。次に、室内は22±2℃の室温、50±10%の湿度を保持する。次に、洗顔料で顔を洗い、ティッシュペーパー(日本製紙CRECIA株式会社製)できれいに拭く。次に、30分間部屋の環境に馴化させる。次に、分光光度計CM2500d(日本KONICA MINOLTA社製)で測定部位である左頬を測定し、皮膚の色を表すL*a*b*値を得る。
図13は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚の色との関係を示す図である。ここで、図13において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸は紅度(a値)を示す。縦軸について、上方ほど、紅度が高い。
図14は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚の色との関係を示す図である。ここで、図14において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸は黄度(b値)を示す。縦軸について、上方ほど、黄度が高い。
図15は、紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚の色との関係を示す図である。ここで、図15において、横軸は象限(皮膚タイプ)を示し、縦軸は明度(L値)を示す。縦軸について、上方ほど、明度が高い。
図13、図14及び図15に示されるように、第1の皮膚タイプの皮膚の色が暗紅色であり、第3の皮膚タイプの皮膚の色がライトイエローである。
Claims (15)
- 使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分類する皮膚分類方法であって、
前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、
測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、を含み、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
皮膚分類方法。 - 皮膚特性がメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色である、請求項1記載の皮膚分類方法。
- 測定ステップでは、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって前記使用者の皮膚を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定し、測定した複数の紅斑値の最小値を前記紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を前記血管反応性と定義する、請求項1又は2記載の皮膚分類方法。
- 4種に分類された皮膚タイプが、予め測定した複数の被験者の紅斑初期値と血管反応性の平均値を原点とし、紅斑初期値を横軸、血管反応性を縦軸とする直交座標により作成される4つの象限であり、第1象限を第1の皮膚タイプ、第2象限を第2の皮膚タイプ、第3象限を第3の皮膚タイプ、第4象限を第4の皮膚タイプとする、請求項1〜3のいずれか1項記載の皮膚分類方法。
- 第1の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、皮膚弾性が低い、皮膚の色が暗紅色であると定義され、
第2の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、経表皮水分蒸散量が小さい、皮脂分泌量が小さい、皮膚弾性が高いと定義され、
第3の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、皮膚の色がライトイエローであり、皮脂分泌量が小さいと定義され、
第4の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、経表皮水分蒸散量が大きい、皮脂分泌量が大きい、皮膚弾性が低いと定義される、
請求項4記載の皮膚分類方法。 - 測定ステップにおいて、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって押される部位は、額、鼻翼、顔、口元、首部から選ばれる少なくとも任意の一つの部位である、請求項1〜5のいずれか1項記載の皮膚分類方法。
- 使用者の皮膚特性を前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて分析して前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品の推薦方法であって、
前記使用者の前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定する測定ステップと、
測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、予め作成した4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定する皮膚タイプ確定ステップと、
前記分類した皮膚タイプに基づき、前記使用者に適した化粧品を推薦する化粧品推薦ステップと、を含み、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
化粧品の推薦方法。 - 皮膚特性がメラニン色素含量、ヘモグロビン含量、経表皮水分蒸散量、角質層水分含量、カジュアル皮脂量、回復皮脂分泌量、皮膚弾性、皮膚の色である、請求項7記載の化粧品の推薦方法。
- 測定ステップでは、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって前記使用者の皮膚を複数回押し、一回毎に押した後の紅斑値を測定し、測定した複数の紅斑値の最小値を前記紅斑初期値と定義し、測定した複数の紅斑値の最大値と最小値との差を前記血管反応性と定義する、請求項7又は8記載の化粧品の推薦方法。
- 4種に分類された皮膚タイプが、予め測定した複数の被験者の紅斑初期値と血管反応性の平均値を原点とし、紅斑初期値を横軸、血管反応性を縦軸とする直交座標により作成される4つの象限であり、第1象限を第1の皮膚タイプ、第2象限を第2の皮膚タイプ、第3象限を第3の皮膚タイプ、第4象限を第4の皮膚タイプとする、請求項7〜9のいずれか1項記載の皮膚分類方法。
- 第1の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、皮膚弾性が低い、皮膚の色が暗紅色であると定義され、
第2の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、経表皮水分蒸散量が小さい、皮脂分泌量が小さい、皮膚弾性が高いと定義され、
第3の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、皮膚の色がライトイエローであり、皮脂分泌量が小さいと定義され、
第4の皮膚タイプの特性が、メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、経表皮水分蒸散量が大きい、皮脂分泌量が大きい、皮膚弾性が低いと定義される、
請求項10記載の皮膚分類方法。 - 測定ステップにおいて、皮膚メラニン色素・ヘモグロビン計測機器によって押される部位は、額、鼻翼、顔、口元、首部から選ばれる少なくとも任意の一つの部位である、請求項7〜11のいずれか1項記載の化粧品の推薦方法。
- 使用者に自身の皮膚タイプを前記使用者の紅斑初期値及び血管反応性に基づいて表示するための皮膚分類カードであって、
前記皮膚分類カードの一方の面に予め作成した4種に分類された皮膚タイプが表示されており、
前記使用者は、前記紅斑初期値及び前記血管反応性をそれぞれ測定し、測定した前記紅斑初期値及び前記血管反応性の数値に基づいて、前記4種に分類された皮膚タイプのいずれかに分類されるか確定し、
前記4種類に分類された皮膚タイプは複数の被験者の紅斑初期値及び血管反応性の測定値と皮膚特性との相関に基づいて分類されたものである、
皮膚分類カード。 - 4種に分類された皮膚タイプが、予め測定した複数の被験者の紅斑初期値と血管反応性の平均値を原点とし、紅斑初期値を横軸、血管反応性を縦軸とする直交座標により作成される4つの象限であり、第1象限を第1の皮膚タイプ、第2象限を第2の皮膚タイプ、第3象限を第3の皮膚タイプ、第4象限を第4の皮膚タイプとする、請求項13記載の皮膚分類カード。
- 前記皮膚分類カードの一方の面又は他方の面に「第1の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、皮膚弾性が低い、皮膚の色が暗紅色である;第2の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、経表皮水分蒸散量が小さい、皮脂分泌量が小さい、皮膚弾性が高い;第3の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が小さい、皮膚の色がライトイエローであり、皮脂分泌量が小さい;第4の皮膚タイプ:メラニン色素含量及びヘモグロビン含量が大きい、経表皮水分蒸散量が大きい、皮脂分泌量が大きい、皮膚弾性が低い」と表示されている、請求項13又は14記載の皮膚分類カード。
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