JP2015198002A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】端子間の短絡を抑制可能な蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電装置10は、電極組立体14と、電極組立体14を収容するケース12と、電極組立体14に電気的に接続され、ケース12の外側に突出する電極端子22Pと、電極組立体14に電気的に接続され、ケース12の外側に突出する電極端子22Nと、電極端子22P及び電極端子22Nの少なくともいずれかを囲むように設けられた筒状のカバー部26と、カバー部26と螺合し、一端が閉塞された筒状のキャップ部46と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、蓄電装置に関する。
リチウムイオン電池等の蓄電装置では、正極端子及び負極端子が外部の導体に接触して短絡することにより、発熱及び電荷のロス等が生じるおそれがある。このような端子間の短絡を防止するために、特許文献1には、電極端子を覆うように設けられたキャップを備える電池モジュール(蓄電装置)が記載されている。
特許文献1に記載の蓄電装置では、電極端子を囲むように設けられた孔部にキャップが押し込まれることにより、キャップが取り付けられる。しかしながら、このキャップの取付機構では、キャップの取付強度が十分でない。このため、蓄電装置が振動等の衝撃を受けると、キャップが外れてしまい、電極端子が露出してしまうことがある。この場合、正極端子及び負極端子が短絡する可能性がある。
本発明は、端子間の短絡を抑制可能な構造を有する蓄電装置を提供する。
本発明の一側面に係る蓄電装置は、電極組立体と、電極組立体を収容するケースと、電極組立体に電気的に接続され、ケースの外側に突出する第1電極端子と、電極組立体に電気的に接続され、ケースの外側に突出する第2電極端子と、第1電極端子を囲むように設けられた筒状の第1カバー部と、第1カバー部と螺合し、一端が閉塞された筒状の第1キャップ部と、を備える。
この蓄電装置では、第1電極端子は第1キャップ部に覆われ、第1キャップ部は第1カバー部に螺合される(ネジ機構により嵌め合わされる)。このため、第1キャップ部は第1カバー部にしっかりと固定されるので、蓄電装置が振動等の衝撃を受けることによる第1キャップ部の外れる可能性を低減できる。その結果、第1電極端子が露出することを抑制でき、第1電極端子と第2電極端子との短絡を抑制することが可能となる。
本発明の他の側面に係る蓄電装置は、第2電極端子を囲むように設けられた筒状の第2カバー部と、第2カバー部と螺合し、一端が閉塞された筒状の第2キャップ部と、をさらに備えてもよい。この場合、第2電極端子は第2キャップ部に覆われ、第2キャップ部は第2カバー部に螺合される(ネジ機構により嵌め合わされる)。このため、第2キャップ部は第2カバー部にしっかりと固定されるので、蓄電装置が振動等の衝撃を受けることによる第2キャップ部の外れる可能性を低減できる。その結果、第2電極端子が露出することを抑制でき、第1電極端子と第2電極端子との短絡をさらに抑制することが可能となる。
第1カバー部に第1キャップ部を螺合する際の第1キャップ部の回転方向と、第2カバー部に第2キャップ部を螺合する際の第2キャップ部の回転方向とは、互いに反対方向であってもよい。この場合、振動等によって、第1キャップ部と第2キャップ部とがともに外れる可能性を低減することができる。その結果、電極端子間の短絡をさらに抑制することが可能となる。
本発明によれば、端子間の短絡を抑制できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1は、一実施形態に係る蓄電装置の構成を示す斜視図である。図2は、図1の蓄電装置の内部構成を示す模式図である。図3は、図2の蓄電装置のIII−III線に沿った断面図である。図1〜図3に示されるように、蓄電装置10は、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解二次電池である。蓄電装置10は、ケース12と、ケース12内に収容された電極組立体14と、を備えている。
ケース12は、電極組立体14を収容するための部材であり、例えばアルミニウム及びステンレス等の金属によって構成されている。ケース12は、ケース本体16と、蓋部18と、を有し、組立後は例えば略直方体の形状を呈している。ケース本体16は、一端部が開口されており、電極組立体14を収容する。蓋部18は、ケース本体16の開口を閉塞する。蓋部18は、例えば、矩形平板状であり、レーザ溶接等によってケース本体16の開口側の端部に接合されている。ケース本体16と蓋部18とにより、電極組立体14を収容する収容空間が画成されている。ケース12の収容空間には、例えば有機溶媒系又は非水系の電解液20が充填されている。ケース12の形状及び材料は、蓄電装置のケースとして使用可能であれば、例示したものに限定されない。
蓋部18には、一対の電極端子22(第1電極端子、第2電極端子)が互いに離間して配置されている。一対の電極端子22のうちの一方は正極端子であり、他方は負極端子である。一対の電極端子22を区別して説明する場合には、正極端子としての電極端子22を電極端子22Pと称し、負極端子としての電極端子22を電極端子22Nと称する。電極端子22P,22Nの構成要素及び電極端子22P,22Nに対応して設けられる部材などについても同様の表記を採用する場合もある。すなわち、電極端子22Pの構成要素及び電極端子22Pに対応して設けられる部材には、符号に下付きの”P“を付し、電極端子22Nの構成要素及び電極端子22Nに対応して設けられる部材には、符号に下付きの”N“を付す場合もある。電極端子22Pは、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金から構成されている。電極端子22Nは、例えば銅又は銅合金から構成されている。
電極端子22は、それに対応して蓋部18に形成されている挿通孔24を通して、一端部がケース12から外側に突出するように、ケース12と絶縁された状態でケース12に固定されている。つまり、電極端子22Pは、電極組立体14の正極32に電気的に接続され、ケース12の外側に突出している。電極端子22Nは、電極組立体14の負極34に電気的に接続され、ケース12の外側に突出している。電極端子22は、絶縁部材であるカバー部26(第1カバー部、第2カバー部)を介して、固定ナット28によって蓋部18に固定されている。ケース12内において、電極端子22と蓋部18との間には、絶縁性のOリング30が配置されてもよい。さらに、蓋部18には、一対の電極端子22をそれぞれ覆うように設けられた一対のキャップ部46(第1キャップ部、第2キャップ部)が配置されている。電極端子22の周辺構造の詳細は後述する。
蓋部18の略中央部分には、電解液20をケース12内に注入する際に用いられる注入口42が形成されている。注入口42は、例えば封止栓44によって封止されている。
電極組立体14は、正極32と、負極34と、正極32と負極34との間に配置されたセパレータ36とを有する。正極32、負極34及びセパレータ36は、例えばシート状である。この形態では、複数の正極32及び複数の負極34が、セパレータ36を介して交互に積層されてもよい。
正極32は、金属箔と金属箔上に設けられた正極活物質とを備え得る。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウム、硫黄等が挙げられる。複合酸化物には、例えばマンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つと、リチウムとが含まれる。正極32は、一縁部に設けられたタブ32aを有している。タブ32aは、導電部材38を介して電極端子22Pに接続されている。すなわち、電極端子22Pは、タブ32a及び導電部材38を介して、正極32に電気的に接続されている。正極32と電極端子22Pとの接続形態は例示したものに限定されない。
負極34は、金属箔と金属箔上に設けられた負極活物質とを備え得る。負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等が挙げられる。負極34は、一縁部に設けられたタブ34aを有している。タブ34aは、導電部材40を介して電極端子22Nに接続されている。すなわち、電極端子22Nは、タブ34a及び導電部材40を介して、負極34に電気的に接続されている。負極34と電極端子22Nとの接続形態は、例示したものに限定されない。
セパレータ36は、例えば、多孔質フィルム、織布及び不織布等から構成されている。多孔質フィルムの材料は、例えば、ポリエチレン及びポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂である。織布及び不織布の材料は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート及びメチルセルロース等を含む。
次に、電極端子22の周辺構造について説明する。図4は、電極端子22の周辺を示す拡大断面図である。図4に示されるように、電極端子22は、基端部50と、突端部52と、を備えている。基端部50は、電極端子22がケース12に取り付けられた状態で、ケース12の内側に位置する部分である。基端部50は、例えば柱状(例えば、円柱状)形状を呈している。基端部50は、挿通孔24の径より大きい径を有してもよい。
突端部52は、電極端子22がケース12に取り付けられた状態で、基端部50からケース12の外側に突出する部分である。突端部52は、例えば柱状(例えば円柱状)形状を呈している。突端部52は、基端部50の一面から所定方向(突端部52及び基端部50の軸線方向)に延びている。突端部52は、電極端子22に対応する挿通孔24から突端部52が突出可能なように、挿通孔24の径より小さい径を有する。突端部52の側周面(外面)60は、固定ナット28が螺合される雄ネジ部が設けられたネジ領域56を有する。ネジ領域56は、側周面60においてネジ溝が切られた領域であり、側周面60において突端部52の端面58に寄った位置に設けられている。
電極端子22には、突端部52の端面58から基端部50に向けて延びる挿入孔62が設けられている。挿入孔62は、バスバーを電極端子22に固定するためのボルトが挿入される孔である。バスバーは、蓄電装置10を、その外部に配置された装置(例えば、他の蓄電装置)と電気的に接続する板状の接続部材である。挿入孔62の長さ(或いは深さ)は、電極端子22の長さより短い。
挿入孔62は、第1孔部64及び第2孔部66を有する。第2孔部66は、挿入孔62の延在方向(或いは、挿入孔62の軸線方向)において、第1孔部64に対して端面58寄りに位置する。換言すれば、第1孔部64及び第2孔部66は、挿入孔62の延在方向において、第2孔部66及び第1孔部64の順に端面58から配置されている。
第1孔部64は、ボルトのネジ部(雄ネジ部)と螺合するネジ部(雌ネジ部)を有する。すなわち、第1孔部64は、ボルトが螺合するネジ穴である。第1孔部64は、挿入孔62にボルトが挿入された状態で、ボルトと結合し、そのボルトを保持する保持部である。第2孔部66の径は、第1孔部64及びボルトの径より大きい。第2孔部66は、挿入孔62にボルトが挿入された状態で、ボルトとは接触しない。そのため、第2孔部66はボルトを保持しない非保持部である。第2孔部66には、ネジ溝が切られていなくてもよい。
電極端子22は、突端部52がケース12の外側に突出するように、突端部52が挿通孔24に通された状態で、蓋部18に固定されている。具体的には、電極端子22は、突端部52のネジ領域56に固定ナット28を螺合することによって、蓋部18に固定されている。電極端子22と、ケース12との絶縁性を確保するために、突端部52と蓋部18との間には、カバー部26が設けられている。
カバー部26は、電極端子22とケース12とを絶縁するための部材である。カバー部26は、絶縁性を有し、例えば樹脂から構成されている。大径部72と、小径部74と、連結部76と、を有する。大径部72は、蓋部18の外側に位置し、電極端子22を囲むように設けられた筒状(例えば、円筒状)の部分である。大径部72の内径は固定ナット28の外径に略等しい。大径部72の外周面には、キャップ部46が螺合するネジ部78が設けられている。小径部74は、挿通孔24に位置する筒状(例えば、円筒状)の部分である。小径部74の外径は、挿通孔24の内径に略等しく、小径部74の内径は、突端部52の外径に略等しい。連結部76は、大径部72及び小径部74を繋ぐ部分である。
大径部72と連結部76とにより、電極端子22に螺合した固定ナット28が受けられる。よって、固定ナット28とケース12との絶縁性も確保され得る。カバー部26が、固定ナット28と蓋部18との間、及び、突端部52と蓋部18との間に介在することにより、挿通孔24が密閉される。なお、カバー部26Pの大径部72Pの外周面に設けられたネジ部78Pとカバー部26Nの大径部72Nの外周面に設けられたネジ部78Nとは、ネジ溝(ネジ山)の巻き方向が互いに反対である。
キャップ部46は、大径部72に設けられ、一端が閉塞された筒状(例えば、円筒状)の部材である。キャップ部46は、一定の硬度及び絶縁性を有し、例えば樹脂から構成されている。キャップ部46の内周面には、ネジ部82が設けられている。ネジ部82は、ネジ部78と螺合し、ネジ部82とネジ部78とは互いに嵌め合わされている。これにより、キャップ部46は、大径部72と螺合してケース12に固定される。つまり、キャップ部46Pの内周面に設けられたネジ部82Pは、カバー部26Pの大径部72Pの外周面に設けられたネジ部78Pに螺合可能に構成されており、キャップ部46Nの内周面に設けられたネジ部82Nは、カバー部26Nの大径部72Nの外周面に設けられたネジ部78Nに螺合可能に構成されている。このため、ネジ部82Pとネジ部82Nとは、ネジ溝(ネジ山)の巻き方向が互いに反対である。
基端部50と蓋部18との間には、Oリング30が介在していてもよい。Oリング30は、例えば弾性及び絶縁性を有する環状部材であり、突端部52における基端部50との付け根部分を囲むように配置される。Oリング30が、基端部50と蓋部18との間に介在することにより、蓋部18の挿通孔24部分においてケース12が密封される。
図5は、蓄電装置10におけるキャップ部46の取付を示す斜視図である。キャップ部46は、電解液20の注液工程よりも前に蓄電装置10に取り付けられる。図5に示されるように、キャップ部46Pは、キャップ部46Pのネジ部82Pがカバー部26Pの大径部72Pのネジ部78Pに螺合するように、キャップ部46Pの軸を中心として回転方向CPに回されながら、カバー部26Pに嵌め合わされる。
一方、キャップ部46Nは、キャップ部46Nのネジ部82Nがカバー部26Nの大径部72Nのネジ部78Nに螺合するように、キャップ部46Nの軸を中心として回転方向CNに回されながら、カバー部26Nに嵌め合わされる。このカバー部26Pにキャップ部46Pを螺合する際のキャップ部46Pの回転方向CPと、カバー部26Nにキャップ部46Nを螺合する際のキャップ部46Nの回転方向CNとは、互いに反対方向である。このように、ペットボトルの蓋を締めるような簡単な作業で、キャップ部46はカバー部26に取り付けられる。
以上のように構成された蓄電装置10では、電極端子22Pがキャップ部46Pに覆われ、キャップ部46Pはカバー部26Pの大径部72Pに螺合される(ネジ機構により嵌め合わされる)。また、蓄電装置10では、電極端子22Nがキャップ部46Nに覆われ、キャップ部46Nはカバー部26Nの大径部72Nに螺合される(ネジ機構により嵌め合わされる)。このため、キャップ部46P及びキャップ部46Nはそれぞれ、カバー部26P及びカバー部26Nにしっかりと固定されるので、蓄電装置10が振動等の衝撃を受けることによるキャップ部46P及びキャップ部46Nの外れる可能性を低減できる。その結果、電極端子22P及び電極端子22Nが露出することを抑制でき、電極端子22Pと電極端子22Nとの短絡を抑制することが可能となる。
また、蓄電装置10では、電解液20の注液工程よりも前にキャップ部46P及びキャップ部46Nが取り付けられる。このため、電解液20が電極端子22P及び電極端子22Nに付着することを防止でき、電極端子22P及び電極端子22Nの接触抵抗値の増加を抑制することが可能となる。
一般的に、蓄電装置10に振動等が加えられた場合、キャップ部46P及びキャップ部46Nには同じ回転方向の力が働く。蓄電装置10では、カバー部26Pにキャップ部46Pを螺合する際のキャップ部46Pの回転方向CPと、カバー部26Nにキャップ部46Nを螺合する際のキャップ部46Nの回転方向CNとは、互いに反対方向である。このため、振動等によってキャップ部46Pとキャップ部46Nとがともに外れる可能性を低減することができる。その結果、電極端子22Pと電極端子22Nとの短絡をさらに抑制することが可能となる。
また、キャップ部46Pの回転方向CPとキャップ部46Nの回転方向CNとが互いに反対方向であることにより、電極端子22P(正極端子)と電極端子22N(負極端子)とをユーザに識別させることができ、電極端子22の接続間違いを防止することが可能となる。
なお、本発明に係る蓄電装置は上記実施形態に限定されない。例えば、蓄電装置10は、キャップ部46P及びキャップ部46Nの少なくともいずれかを備えていればよい。つまり、電極端子22P及び電極端子22Nのいずれかがキャップ部46に覆われていればよい。この場合でも、いずれかの電極端子22はキャップ部46に覆われ、キャップ部46はカバー部26の大径部72に螺合される(ネジ機構により嵌め合わされる)。このため、キャップ部46はカバー部26にしっかりと固定されるので、蓄電装置10が振動等の衝撃を受けることによるキャップ部46の外れる可能性を低減できる。その結果、一方の電極端子22が露出することを抑制できるので、電極端子22Pと電極端子22Nとの短絡を抑制することが可能となる。
また、カバー部26Pの大径部72Pの外周面に設けられたネジ部78Pとカバー部26Nの大径部72Nの外周面に設けられたネジ部78Nとは、ネジ溝(ネジ山)の巻き方向が同じであってもよく、キャップ部46Pの内周面に設けられたネジ部82Pとキャップ部46Nの内周面に設けられたネジ部82Nとは、ネジ溝(ネジ山)の巻き方向が同じであってもよい。この場合でも、蓄電装置10が振動等の衝撃を受けることによるキャップ部46P及びキャップ部46Nの外れる可能性を低減できる。その結果、電極端子22P及び電極端子22Nが露出することを抑制でき、電極端子22Pと電極端子22Nとの短絡を抑制することが可能となる。
また、キャップ部46Pの色とキャップ部46Nの色とが異なっていてもよい。この場合、電極端子22P(正極端子)と電極端子22N(負極端子)とをユーザに識別させることができ、電極端子22の接続間違いを防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、キャップ部46を固定するために、カバー部26の大径部72の外周面にネジ部78が設けられているが、キャップ部46を固定するための専用の部材が蓋部18の上面18aに設けられてもよい。この場合、専用の部材にネジ部78が設けられる。
10…蓄電装置、12…ケース、14…電極組立体、22,22N,22P…電極端子(第1電極端子、第2電極端子)、26,26N,26P…カバー部(第1カバー部、第2カバー部)、46,46N,46P…キャップ部(第1キャップ部、第2キャップ部)、78,78N,78P…ネジ部、82,82N,82P…ネジ部。
Claims (3)
- 電極組立体と、
前記電極組立体を収容するケースと、
前記電極組立体に電気的に接続され、前記ケースの外側に突出する第1電極端子と、
前記電極組立体に電気的に接続され、前記ケースの外側に突出する第2電極端子と、
前記第1電極端子を囲むように設けられた筒状の第1カバー部と、
前記第1カバー部と螺合し、一端が閉塞された筒状の第1キャップ部と、
を備える、蓄電装置。 - 前記第2電極端子を囲むように設けられた筒状の第2カバー部と、
前記第2カバー部と螺合し、一端が閉塞された筒状の第2キャップ部と、
をさらに備える、請求項1に記載の蓄電装置。 - 前記第1カバー部に前記第1キャップ部を螺合する際の前記第1キャップ部の回転方向と、前記第2カバー部に前記第2キャップ部を螺合する際の前記第2キャップ部の回転方向とは、互いに反対方向である、請求項2に記載の蓄電装置。
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Cited By (2)
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JP2016046107A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 株式会社豊田自動織機 | 蓄電装置 |
JP2018037221A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 株式会社豊田自動織機 | 電池パックの端子取付構造 |
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