JP2015197261A - 空調課金システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の請求先の空調料金を算出する。
【解決手段】計量器4は、熱媒往き配管11とこの熱媒往き配管11から熱媒の供給を受ける複数の空調ユニット2−1〜2−3,3を構成単位として、この構成単位について消費熱量を計測する。空調課金装置9は、空調ユニット2−1〜2−3,3のバルブ開度を基に空調ユニット2−1〜2−3,3を通過する熱媒の流量を算出し、熱媒の往還温度差と流量算出値を基に空調ユニット2−1〜2−3,3の消費熱量を算出し、計量器4から通知された消費熱量計測値を、消費熱量算出値に応じて各空調ユニット2−1〜2−3,3に按分した消費熱量按分値を算出し、空調料金の請求先に属する空調ユニット2−1〜2−3,3の消費熱量按分値の合計値を請求先の消費熱量按分値として算出し、この按分値を基に請求先への請求金額を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱源から熱媒が供給される1つの熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、且つその熱媒系統に複数の請求先が存在する場合において、複数の請求先の空調料金を算出する空調課金システムおよび方法に関するものである。
従来の空調の課金方式、例えばセントラルシステムの課金方式では、賃料や共益費に、コア時間帯内の空調でのエネルギー消費量を含めるようにしている。コア時間外(一般的には、18時から翌朝8時まで)については、空調機の運転時間を積算し、この運転時間の積算値に1時間あたりの空調料金を乗じて時間外空調料金を算出し、追加徴収するようにしていた(図5)。
別の課金方式、例えば従量課金方式は、図6に示すように空調機100毎に熱量計101によって熱量を計量し、積算した熱量に熱量単価を乗じて空調料金を算出し徴収する方式であり、空調料金請求の透明性を重視する場合に用いられるケースが多い方式である。この課金方式では、空調機100毎を最小単位としてテナントに貸すことが基本となるが、1つの空調機100で複数のテナント102−1〜102−3の空調をしているときは、熱量計101で積算した熱量を、床面積、VAV(Variable Air Volume)定格能力、VAV運転時間などで按分して、各テナント102−1〜102−3の空調料金を算出する場合が多い。
別の課金方式、ビル用マルチ方式の課金方式は、図7に示すように室外機200毎に電力量計201によって電力を計量し、積算した電力量に電力単価を乗じて空調料金を算出し徴収する方式であり、ビル用マルチ方式で最も一般的な課金方式である。この課金方式では、室外機200毎を最小単位としてテナントに貸すことが基本となるが、1つの室外機200で複数のテナント202−1〜202−3の空調をしているときは、電力量計201で積算した電力量を、メーカー独自の算定式によって室内機203−1〜203−3毎に按分して、各テナント202−1〜202−3の空調料金を算出する場合が多い。
一方、ファンコイルユニット(Fan Coil Unit、以下FCU)など、室内に個別に空調ユニットが分散設置された場合、各々の空調ユニットに対して個別に課金を行おうとする場合は、それぞれの空調ユニットに特定計量器を設置し課金を行う必要があるが、このような方式では、設置しなければならない計量器の数が多くなり、大幅なコスト負担となるため、現実的でない。上記のセントラルシステムの課金方式では、空調料金課金の透明性を求める要求に応えることができない。熱媒系統毎(フロア単位など)に特定計量器を設置すれば、熱媒系統毎に課金を行うことができるが、その熱媒系統に複数の請求先(テナントなど)が存在する場合には、請求先毎に特定計量器を設置しなければならない。
従来、FCUを備えた空調設備において、省エネルギーのために、FCUのバルブの開時間と、バルブの開度によって定まる容量係数と、FCUの入口と出口における流体の温度差と、FCUの入口と出口における流体の圧力差に基づいてFCUの消費熱量を算出することにより、複数のFCUで消費されるエネルギーを個別に管理する技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示された技術によれば、消費熱量をFCU毎に算出することができるので、請求先に属するFCUの消費熱量を合計すれば、熱媒系統に複数の請求先が存在する場合においても、空調料金を請求先毎に算出することができると考えられる。
特開2008−45855号公報
上記のとおり、特許文献1に開示された技術によれば、熱媒系統に複数の請求先が存在する場合においても、空調料金を請求先毎に算出できると考えられるが、FCUのバルブの開度とFCUの入口と出口における流体の温度差のみからFCUの消費熱量を算出することになるため、消費熱量の算出精度が悪く、空調料金を公平且つ正確に算出することが難しいという問題点があった。算出精度を上げるためにバルブ前後差圧を計測しようとすると、FCU毎に圧力センサを設置する必要があるため、大幅なコスト増となり、現実的には実現が難しい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、熱源から熱媒が供給される1つの熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、且つその熱媒系統に複数の請求先が存在する場合においても、空調ユニット毎に計量器を設置することなく複数の請求先の空調料金を精度良く算出することができる空調課金システムおよび方法を提供することを目的とする。
本発明は、熱源と空調ユニットとの間で熱媒を循環させるための熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、その熱媒系統に複数の請求先が存在する空調システムにおいて、複数の請求先の空調料金を算出する空調課金システムであって、前記熱媒系統に設置された複数の空調ユニットのうちの少なくとも一部に熱媒を供給する熱媒往き配管とこの熱媒往き配管から熱媒の供給を受ける複数の空調ユニットとを構成単位として、この構成単位について消費熱量と熱源から供給される往き熱媒の温度とを計測する計量器と、前記構成単位に属する空調ユニットのバルブから通知された開度値を基に前記空調ユニットを通過する熱媒の流量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する流量算出手段と、前記往き熱媒温度の計測値と空調ユニットのバルブから通知された還り熱媒温度計測値で決まる熱媒の往還温度差と、前記流量算出手段が算出した流量算出値とを基に、空調ユニットの消費熱量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量算出手段と、前記計量器から通知された消費熱量計測値を、前記消費熱量算出手段が算出した消費熱量算出値に応じて各空調ユニットに按分した消費熱量按分値を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量按分値算出手段と、前記構成単位に属する空調ユニットのうち空調料金の請求先に属する空調ユニットの消費熱量按分値の合計値を当該請求先の消費熱量按分値として請求先毎に算出する請求先消費熱量按分値算出手段と、この請求先消費熱量按分値算出手段が算出した消費熱量按分値を基に請求金額を請求先毎に算出する請求金額算出手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の空調課金システムの1構成例は、さらに、前記熱媒往き配管に設けられた圧力調整用バルブと、前記圧力調整用バルブを制御して、前記構成単位に属する複数の空調ユニットのバルブにかかる差圧を一定範囲に抑える調整手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、熱源と空調ユニットとの間で熱媒を循環させるための熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、その熱媒系統に複数の請求先が存在する空調システムにおいて、複数の請求先の空調料金を算出する空調課金方法であって、前記熱媒系統に設置された複数の空調ユニットのうちの少なくとも一部に熱媒を供給する熱媒往き配管とこの熱媒往き配管から熱媒の供給を受ける複数の空調ユニットとを構成単位として、この構成単位について消費熱量と熱源から供給される往き熱媒の温度とを計測する計測ステップと、前記構成単位に属する空調ユニットのバルブから通知された開度値を基に前記空調ユニットを通過する熱媒の流量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する流量算出ステップと、前記往き熱媒温度の計測値と空調ユニットのバルブから通知された還り熱媒温度計測値で決まる熱媒の往還温度差と、前記流量算出ステップで算出した流量算出値とを基に、空調ユニットの消費熱量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量算出ステップと、前記計測ステップで計測した消費熱量計測値を、前記消費熱量算出ステップで算出した消費熱量算出値に応じて各空調ユニットに按分した消費熱量按分値を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量按分値算出ステップと、前記構成単位に属する空調ユニットのうち空調料金の請求先に属する空調ユニットの消費熱量按分値の合計値を当該請求先の消費熱量按分値として請求先毎に算出する請求先消費熱量按分値算出ステップと、この請求先消費熱量按分値算出ステップで算出した消費熱量按分値を基に請求金額を請求先毎に算出する請求金額算出ステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、熱媒系統に設置された複数の空調ユニットのうちの少なくとも一部に熱媒を供給する熱媒往き配管とこの熱媒往き配管から熱媒の供給を受ける複数の空調ユニットとを構成単位として、この構成単位について計量器で消費熱量を計測し、空調ユニットのバルブの開度値を基に空調ユニットを通過する熱媒の流量を算出し、熱媒の往還温度差と流量算出値とを基に空調ユニットの消費熱量を算出し、計量器から通知された消費熱量計測値を、消費熱量算出値に応じて各空調ユニットに按分した消費熱量按分値を空調ユニット毎に算出し、空調料金の請求先に属する空調ユニットの消費熱量按分値の合計値を請求先の消費熱量按分値として算出し、この消費熱量按分値を基に請求先への請求金額を算出するようにしたので、1つの熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、且つその熱媒系統に複数の請求先が存在する場合においても、空調ユニット毎に計量器を設置することなく複数の請求先の空調料金を、公平で透明性が高く且つ低コストで高精度な方法で算出することができる。
また、本発明では、圧力調整用バルブを制御して、構成単位に属する複数の空調ユニットのバルブにかかる差圧を一定範囲に抑えることにより、流量算出値の誤差を最小にすることができる。
本発明の実施の形態に係る空調システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る空調課金装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る空調課金システムの動作を説明するフローチャートである。 バルブ開度とバルブを通過する流量との関係の1例を示す図である。 セントラルシステムの課金方式を説明する図である。 従量課金方式を説明する図である。 ビル用マルチ方式の課金方式を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る空調システムの構成を示すブロック図である。空調システムは、熱媒(冷水または温水)を供給する熱源1と、複数の空調ユニットであるFCU2−1〜2−3と、同じく空調ユニットである外調機3と、FCU2−1〜2−3および外調機3が属する構成単位の消費熱量と熱源1から供給される往き熱媒の温度とを計測する計量器4と、FCU2−1〜2−3のバルブ6−1〜6−3および外調機3のバルブ7にかかる差圧を一定範囲に抑えて、バルブ6−1〜6−3,7に過剰な差圧がかからないように調整する圧力調整用バルブ5と、バルブ6−1〜6−3,7を制御するコントローラ8と、複数の請求先の空調料金を算出する空調課金装置9とから構成される。図1の空調システムにおいて、計量器4と圧力調整用バルブ5と空調課金装置9とは、空調課金システムを構成している。
図2は空調課金装置9の構成を示すブロック図である。空調課金装置9は、熱量取得部90と、往き熱媒温度取得部91と、バルブ開度取得部92と、還り熱媒温度取得部93と、流量算出部94と、消費熱量算出部95と、消費熱量按分値算出部96と、請求先消費熱量按分値算出部97と、請求金額算出部98と、圧力調整用バルブ調整部99とから構成される。
本実施の形態では、空調エリアが10−1,10−2の2つに分かれ、各空調エリア10−1,10−2に1台乃至は複数台の空調ユニットが設置されている例で説明する。図1の例では、空調エリア10−1用の空調ユニットとしてFCU2−1,2−2が設置され、空調エリア10−2用の空調ユニットとしてFCU2−3が設置され、さらに外気を冷却または加熱して空調エリア10−1,10−2に供給する空調ユニットとして外調機3が設置されている。ここでは、1つの空調エリアに1つのテナント(事業者)が入居しているものとする。このテナントが空調料金の請求先となる。
熱源1から供給される熱媒(冷水または温水)は、熱媒往き配管11を経てFCU2−1〜2−3および外調機3に送られ、FCU2−1〜2−3および外調機3を通過して熱媒還り配管12により熱源1に戻される。FCU2−1〜2−3は、空調エリア10−1,10−2からFCU2−1〜2−3に戻る空気(還気)と熱媒との熱交換、または混合気(還気と外調機3から供給される外気とを混合した空気)と熱媒との熱交換を行って、冷却または加熱した空気(給気)を空調エリア10−1,10−2に送る。外調機3は、外気と熱媒との熱交換を行って、冷却または加熱した外気をFCU2−1〜2−3に送る。
FCU2−1〜2−3を通過する熱媒の流量はバルブ6−1〜6−3によって制御され、外調機3を通過する熱媒の流量はバルブ7によって制御される。バルブ6−1〜6−3は、それぞれFCU2−1〜2−3を通過して熱源1に戻る還り熱媒の温度を計測する機能と、還り熱媒温度計測値と自身の開度値とを空調課金装置9に通知する機能とを有している。同様に、バルブ7は、外調機3を通過して熱源1に戻る還り熱媒の温度を計測する機能と、還り熱媒温度計測値と自身の開度値とを空調課金装置9に通知する機能とを有している。
空調エリア10−1,10−2には、それぞれ空調エリア10−1,10−2の室内温度を計測する室内温度センサ(不図示)が設けられている。コントローラ8は、空調エリア10−1の室内温度と室内温度設定値とが一致するようにFCU2−1,2−2のバルブ6−1,6−2の開度を制御し、空調エリア10−2の室内温度と室内温度設定値とが一致するようにFCU2−3のバルブ6−3の開度を制御する。また、コントローラ8は、外気を一定レベルまで冷却または加熱できるように外調機3のバルブ7の開度を制御する。以上のような空調システムとしての動作は従来と同様である。
次に、本実施の形態の空調課金システムの動作を図3を参照して説明する。図1には、熱源1とFCU2−1〜2−3および外調機3との間で熱媒を循環させるための熱媒系統が記載されているが、この熱媒系統には複数の構成単位が接続されている場合がある。ここで、構成単位とは、熱媒系統に設置された複数の空調ユニットのうちの少なくとも一部に熱媒を供給する熱媒往き配管11とこの熱媒往き配管11から熱媒の供給を受ける複数の空調ユニットのことを言う。計量器4は、構成単位毎に設けられる。図1の例は、熱媒系統に構成単位が1つのみ設けられた例であるが、例えばビルの各フロアがそれぞれ構成単位の場合には、1つのフロアに熱媒を供給する熱媒往き配管毎に計量器4が設けられることになる。
計量器4は、構成単位の消費熱量Qmを計測する機能と、熱源1から構成単位のFCU2−1〜2−3および外調機3に供給される往き熱媒の温度TAを計測する機能と、計量器4を通過して熱源1に戻る還り熱媒の温度TBを計測する機能と、計量器4を通過する熱媒の流量Fを計測する機能と、消費熱量計測値Qmと往き熱媒温度計測値TAとを空調課金装置9に通知する機能とを有している。計量器4は、往き熱媒温度計測値TAと還り熱媒温度計測値TBと流量計測値Fと熱量換算係数αとから次式のように構成単位の消費熱量Qmを算出する。
Qm=|TA−TB|×F×α ・・・(1)
熱量換算係数αは、往き熱媒温度計測値TAと還り熱媒温度計測値TBとから決まる値である。計量器4は、往き熱媒温度計測値TAおよび還り熱媒温度計測値TBと、熱量換算係数αとの関係を予め記憶している。計量器4は、式(1)により求めた値を消費熱量計測値Qmとして空調課金装置9に通知する。
空調課金装置9の熱量取得部90は、計量器4から通知される消費熱量計測値Qmを取得する(図3ステップS1)。
空調課金装置9の往き熱媒温度取得部91は、計量器4から通知される往き熱媒温度計測値TAを取得する(図3ステップS2)。
空調課金装置9のバルブ開度取得部92は、各バルブ6−1〜6−3,7から通知される開度値を取得する(図3ステップS3)。
空調課金装置9の還り熱媒温度取得部93は、各バルブ6−1〜6−3,7から通知される還り熱媒温度計測値を取得する(図3ステップS4)。
空調課金装置9の流量算出部94は、各バルブ6−1〜6−3,7から通知された開度値を基に、空調ユニットを通過する熱媒の流量を構成単位に属する空調ユニット毎に算出する(図3ステップS5)。図4に示すようにバルブ開度とバルブを通過する流体の流量との間には既知の関係がある。流量算出部94は、図4のような関係を表すテーブルをバルブ毎(空調ユニット毎)に予め記憶している。そして、流量算出部94は、FCU2−1を通過する熱媒の流量を求める場合、このFCU2−1のバルブ6−1に対応するテーブルを参照し、このテーブルからバルブ6−1の開度値に対応する流量値を取得する。他のFCU2−1,2−2や外調機3についても、バルブ6−1,6−2,7の開度値を基に流量値を求めることができる。こうして、流量算出部94は、空調ユニットを通過する熱媒の流量を構成単位に属する空調ユニット毎に算出する。なお、図4に示した既知の関係が成立するのは、後述のようにバルブ6−1〜6−3,7にかかる差圧が一定範囲に抑えられている場合である。
続いて、空調課金装置9の消費熱量算出部95は、空調ユニットにおける熱媒の往還温度差と、当該空調ユニットを通過する熱媒の流量とを基に、空調ユニットの消費熱量を構成単位に属する空調ユニット毎に算出する(図3ステップS6)。計量器4から通知された往き熱媒温度計測値をTA、バルブ6−1から通知された還り熱媒温度計測値をTB1とすると、FCU2−1における熱媒の往還温度差TDは、次式のようになる。
TD=|TA−TB1| ・・・(2)
流量算出部94がFCU2−1について算出した熱媒の流量算出値をF1とすると、FCU2−1の消費熱量Qc1は次式のようになる。
Qc1=TD×F1×β ・・・(3)
熱量換算係数βは、往き熱媒温度計測値TAと還り熱媒温度計測値TB1とから決まる値である。消費熱量算出部95は、往き熱媒温度計測値および還り熱媒温度計測値と、熱量換算係数βとの関係を予め記憶している。他のFCU2−1,2−2や外調機3についても、同様に消費熱量を求めることができる。こうして、消費熱量算出部95は、空調ユニットの消費熱量を構成単位に属する空調ユニット毎に算出する。
次に、空調課金装置9の消費熱量按分値算出部96は、計量器4から通知された消費熱量計測値Qmを、消費熱量算出部95が算出した消費熱量算出値に応じて各空調ユニットに按分(分配)した消費熱量按分値を構成単位に属する空調ユニット毎に算出する(図3ステップS7)。消費熱量算出部95がFCU2−1について算出した消費熱量算出値をQc1、FCU2−2について算出した消費熱量算出値をQc2、FCU2−3について算出した消費熱量算出値をQc3、外調機3について算出した消費熱量算出値をQc4とすると、消費熱量算出部95が算出した各空調ユニットの消費熱量算出値の合計値ΣQcは次式のようになる。
ΣQc=Qc1+Qc2+Qc3+Qc4 ・・・(4)
消費熱量按分値算出部96は、各空調ユニットの消費熱量算出値の合計値ΣQcに対するFCU2−1の消費熱量算出値Qc1の割合Qc1/ΣQcから、当該FCU2−1の消費熱量按分値Qd1を次式のように算出する。
Qd1=Qm×(Qc1/ΣQc) ・・・(5)
他のFCU2−1,2−2や外調機3についても、同様に消費熱量按分値を求めることができる。こうして、消費熱量按分値算出部96は、消費熱量按分値を構成単位に属する空調ユニット毎に算出する。
空調課金装置9の請求先消費熱量按分値算出部97は、構成単位に属する空調ユニットのうち空調料金の請求先(テナント)に属する空調ユニットの消費熱量按分値の合計値を当該請求先の消費熱量按分値として請求先毎に算出する(図3ステップS8)。図1の例では、空調エリア10−1にFCU2−1,2−2が設置されているので、この空調エリア10−1に入居している請求先の消費熱量按分値Qt1は、消費熱量按分値算出部96がFCU2−1について算出した消費熱量按分値をQd1、FCU2−2について算出した消費熱量按分値をQd2とすると、次式のようになる。
Qt1=Qd1+Qd2 ・・・(6)
また、空調エリア10−2にFCU2−3が設置されているので、この空調エリア10−2に入居している請求先の消費熱量按分値Qt2は、消費熱量按分値算出部96がFCU2−3について算出した消費熱量按分値をQd3とすると、Qt2=Qd3となる。こうして、請求先消費熱量按分値算出部97は、消費熱量按分値を請求先毎に算出する。
最後に、空調課金装置9の請求金額算出部98は、請求先の消費熱量按分値[J]に熱量単価[円/J]を乗じて請求先への請求金額を算出する(図3ステップS9)。空調エリア10−1に入居している請求先の消費熱量按分値をQt1[J]、熱量単価をUP[円/J]とすれば、当該請求先への請求金額Mは次式のようになる。
M=Qt1×UP ・・・(7)
他の空調エリア10−2に入居している請求先についても、同様に請求金額を求めることができる。こうして、請求金額算出部98は、請求金額を請求先毎に算出する。
計量器4および空調課金装置9は上記の動作を一定時間毎に行うので、一ヶ月の請求金額を算出する場合には、請求金額算出部98が算出した請求金額を請求先毎に積算して一ヶ月分の請求金額を算出することになる。
こうして、本実施の形態では、1つの熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、且つその熱媒系統に複数の請求先が存在する場合においても、空調ユニット毎に計量器を設置することなく複数の請求先の空調料金を、公平で透明性が高く且つ低コストで高精度な方法で算出することができる。
なお、FCU2−1〜2−3のバルブ6−1〜6−3および外調機3のバルブ7に過剰な差圧(バルブの入口と出口の圧力差)がかかると、流量算出部94が算出する流量算出値に誤差が生じる。そこで、空調課金装置9の圧力調整用バルブ調整部99は、圧力調整用バルブ5を制御して、バルブ6−1〜6−3,7にかかる差圧を一定範囲に抑えるようにする。
圧力調整用バルブ5は、圧力調整用バルブ5から出てくる熱媒圧力を計測しており、圧力調整用バルブ調整部99は、圧力調整用バルブ5による圧力計測値が、圧力調整用バルブ5が設置されている高さと熱源1からの送水圧力と熱源1から送水されてくる熱媒の圧力損出などから演算される圧力設定値と等しくなるように、圧力調整用バルブ5の開度を調整することで、バルブ6−1〜6−3,7にかかる差圧を一定範囲に抑えるように制御する。また、圧力調整用バルブ5は、圧力調整用バルブ5の差圧を計測しており、圧力調整用バルブ調整部99は、圧力調整用バルブ5による差圧計測値が、圧力調整用バルブ5が設置されている高さと熱源1からの送水圧力と熱源1から送水されてくる熱圧力損出などから演算される差圧設定値と等しくなるように、圧力調整用バルブ5の開度を調整するようにしてもよい。
ただし、圧力調整用バルブ5と圧力調整用バルブ調整部99は本発明において必須の構成要件ではない。リバースレターン方式や、2次ポンプVWV(Variable Water Volume)制御導入時は、バルブ6−1〜6−3,7に過剰な差圧がかかりにくいため、圧力調整用バルブ5と圧力調整用バルブ調整部99が不要となることもある。
また、上記の説明では外調機3の消費熱量については請求先への請求金額に含めていないが、上記と同様に按分値を算出して各請求先に割り当てる方法の他、共益費に含めてしまう方法なども考えられる。各請求先に割り当てる場合には、消費熱量按分値算出部96は、各空調ユニットの消費熱量算出値の合計値ΣQcに対する外調機3の消費熱量算出値Qc4の割合Qc4/ΣQcから、当該外調機3の消費熱量按分値Qd4を次式のように算出する。
Qd4=Qm×(Qc4/ΣQc) ・・・(8)
そして、請求金額算出部98は、外調機3の消費熱量按分値Qd4[J]に熱量単価UP[円/J]を乗じて外調機3の料金を算出し、この外調機3の料金を各請求先の貸床面積比率に応じて按分した按分料金を請求先毎に算出して、この按分料金を各請求先への請求金額に加えるようにすればよい。
また、上記の説明では各空調ユニットに共通のコントローラ8を用いているが、コントローラ8を空調ユニットごとに分散設置してもよい。コントローラ8を分散設置する場合は、空調課金装置9から往き熱媒温度の情報を各コントローラ8に送信して、各コントローラ8で消費熱量算出値を計算し、その消費熱量算出値の情報を空調課金装置9に送信するようにしてもよい。
また、上記の説明では計量器4と圧力調整用バルブ5とを別々に設けているが、計量器4としてバルブ機能を有した熱量計を用いてもよい。バルブ機能を有した熱量計の場合、バルブ前後差圧を計測し流量を求めているため、圧力調整用バルブ5の機能を有しており、圧力調整用バルブ5の設置が必要なくなる。
本実施の形態で説明した空調課金装置9は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、空調料金を算出する技術に適用することができる。
1…熱源、2…ファンコイルユニット、3…外調機、4…計量器、5…圧力調整用バルブ、6,7…バルブ、8…コントローラ、9…空調課金装置、10…空調エリア、11…熱媒往き配管、12…熱媒還り配管、90…熱量取得部、91…往き熱媒温度取得部、92…バルブ開度取得部、93…還り熱媒温度取得部、94…流量算出部、95…消費熱量算出部、96…消費熱量按分値算出部、97…請求先消費熱量按分値算出部、98…請求金額算出部、99…圧力調整用バルブ調整部。

Claims (4)

  1. 熱源と空調ユニットとの間で熱媒を循環させるための熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、その熱媒系統に複数の請求先が存在する空調システムにおいて、複数の請求先の空調料金を算出する空調課金システムであって、
    前記熱媒系統に設置された複数の空調ユニットのうちの少なくとも一部に熱媒を供給する熱媒往き配管とこの熱媒往き配管から熱媒の供給を受ける複数の空調ユニットとを構成単位として、この構成単位について消費熱量と熱源から供給される往き熱媒の温度とを計測する計量器と、
    前記構成単位に属する空調ユニットのバルブから通知された開度値を基に前記空調ユニットを通過する熱媒の流量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する流量算出手段と、
    前記往き熱媒温度の計測値と空調ユニットのバルブから通知された還り熱媒温度計測値で決まる熱媒の往還温度差と、前記流量算出手段が算出した流量算出値とを基に、空調ユニットの消費熱量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量算出手段と、
    前記計量器から通知された消費熱量計測値を、前記消費熱量算出手段が算出した消費熱量算出値に応じて各空調ユニットに按分した消費熱量按分値を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量按分値算出手段と、
    前記構成単位に属する空調ユニットのうち空調料金の請求先に属する空調ユニットの消費熱量按分値の合計値を当該請求先の消費熱量按分値として請求先毎に算出する請求先消費熱量按分値算出手段と、
    この請求先消費熱量按分値算出手段が算出した消費熱量按分値を基に請求金額を請求先毎に算出する請求金額算出手段とを備えることを特徴とする空調課金システム。
  2. 請求項1記載の空調課金システムにおいて、
    さらに、前記熱媒往き配管に設けられた圧力調整用バルブと、
    前記圧力調整用バルブを制御して、前記構成単位に属する複数の空調ユニットのバルブにかかる差圧を一定範囲に抑える調整手段とを備えることを特徴とする空調課金システム。
  3. 熱源と空調ユニットとの間で熱媒を循環させるための熱媒系統に複数の空調ユニットが配置され、その熱媒系統に複数の請求先が存在する空調システムにおいて、複数の請求先の空調料金を算出する空調課金方法であって、
    前記熱媒系統に設置された複数の空調ユニットのうちの少なくとも一部に熱媒を供給する熱媒往き配管とこの熱媒往き配管から熱媒の供給を受ける複数の空調ユニットとを構成単位として、この構成単位について消費熱量と熱源から供給される往き熱媒の温度とを計測する計測ステップと、
    前記構成単位に属する空調ユニットのバルブから通知された開度値を基に前記空調ユニットを通過する熱媒の流量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する流量算出ステップと、
    前記往き熱媒温度の計測値と空調ユニットのバルブから通知された還り熱媒温度計測値で決まる熱媒の往還温度差と、前記流量算出ステップで算出した流量算出値とを基に、空調ユニットの消費熱量を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量算出ステップと、
    前記計測ステップで計測した消費熱量計測値を、前記消費熱量算出ステップで算出した消費熱量算出値に応じて各空調ユニットに按分した消費熱量按分値を前記構成単位に属する空調ユニット毎に算出する消費熱量按分値算出ステップと、
    前記構成単位に属する空調ユニットのうち空調料金の請求先に属する空調ユニットの消費熱量按分値の合計値を当該請求先の消費熱量按分値として請求先毎に算出する請求先消費熱量按分値算出ステップと、
    この請求先消費熱量按分値算出ステップで算出した消費熱量按分値を基に請求金額を請求先毎に算出する請求金額算出ステップとを含むことを特徴とする空調課金方法。
  4. 請求項3記載の空調課金方法において、
    さらに、前記熱媒往き配管に設けられた圧力調整用バルブを制御して、前記構成単位に属する複数の空調ユニットのバルブにかかる差圧を一定範囲に抑える調整ステップを含むことを特徴とする空調課金方法。
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