JP2015196323A - 画像形成装置、印刷システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末装置からから簡単に印刷指示を行うことたでき、更に鍵付き排紙口の解錠において、取り間違いの防止及び確実に自分の出力物を取りだせることができるようにすることを目的とする。【解決手段】無線通信を介して携帯端末装置より印刷指示を受け取ると、携帯端末装置を識別する端末識別情報と、印刷指示に関する印刷ジョブを識別するジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶する記憶手段と、無線通信を介して携帯端末装置より携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取ると、端末識別情報を含むジョブ情報が記憶装置に記憶されているか否かを判定する判定手段と、判定手段により端末識別情報を含むジョブ情報が記憶装置に記憶されていると判定された場合、印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する解錠手段と、を有する。【選択図】図11
Description
本発明は、無線通信技術に係る画像形成装置、印刷システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
携帯端末装置のNFC機能を利用し、同じくNFC機能を有する印刷装置に対して、NFCのタッチによって印刷データを送信して印刷の実行を依頼するシステムが存在する。
また、印刷装置のなかには、セキュリティの観点から出力物を排紙する排紙口、又は排紙トレイに鍵が設けられている印刷装置がある。このような印刷装置では、印刷データを印刷装置に送信した個人を特定する情報が操作パネル等から入力されると、前記鍵を解錠している。
例えば、印刷データを送信した携帯端末装置が印刷装置の無線通信範囲に入ると、印刷物を取得したものとみなして、記録する技術がある(特許文献1参照)。
また、画像データの印刷時等に、外部記憶媒体が接続されると、接続された外部記憶媒体から画像データを取得し、更に携帯端末装置と印刷装置との間で短距離の無線通信のコネクションを確立させる。その後、外部記憶媒体が接続されたままの状態で、印刷装置との無線通信領域外に携帯端末装置が出てしまった場合、携帯端末装置でそれを検知して、取り忘れの警告を行う技術もある(特許文献2参照)。
また、印刷装置のなかには、セキュリティの観点から出力物を排紙する排紙口、又は排紙トレイに鍵が設けられている印刷装置がある。このような印刷装置では、印刷データを印刷装置に送信した個人を特定する情報が操作パネル等から入力されると、前記鍵を解錠している。
例えば、印刷データを送信した携帯端末装置が印刷装置の無線通信範囲に入ると、印刷物を取得したものとみなして、記録する技術がある(特許文献1参照)。
また、画像データの印刷時等に、外部記憶媒体が接続されると、接続された外部記憶媒体から画像データを取得し、更に携帯端末装置と印刷装置との間で短距離の無線通信のコネクションを確立させる。その後、外部記憶媒体が接続されたままの状態で、印刷装置との無線通信領域外に携帯端末装置が出てしまった場合、携帯端末装置でそれを検知して、取り忘れの警告を行う技術もある(特許文献2参照)。
近年、スマートフォンに代表されるように、携帯端末装置からのNFC接続により、有線接続で必要だった複雑な操作を必要とすることなく、印刷データを印刷装置に送信し、出力物を容易に得ることが可能となっている。また、大型の印刷装置等では、鍵付きの排紙口を有しているが、その鍵を解錠するには、物理的な鍵を用いるか、操作パネルからパスワード等の特定のコードを入力することで解錠していた。
しかし、物理的な鍵では、その鍵を保管、管理する必要があり、その管理者等の特定の人物だけしか解錠できない、或いは、操作パネルからの入力では、パネルからの入力操作のわずらわしさ等が課題となっている。
しかし、物理的な鍵では、その鍵を保管、管理する必要があり、その管理者等の特定の人物だけしか解錠できない、或いは、操作パネルからの入力では、パネルからの入力操作のわずらわしさ等が課題となっている。
本発明は、携帯端末装置からから簡単に印刷指示を行うことができ、更に鍵付き排紙口の解錠において、取り間違いの防止及び確実に自分の出力物を取りだせることができるようにすることを目的とする。
そこで、本発明の画像形成装置は、無線通信を介して携帯端末装置より印刷指示を受け取ると、前記携帯端末装置を識別する端末識別情報と、前記印刷指示に関する印刷ジョブを識別するジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶する記憶手段と、無線通信を介して前記携帯端末装置より前記携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取ると、前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されていると判定された場合、前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する解錠手段と、を有する。
本発明によれば、携帯端末装置からから簡単に印刷指示を行うことたでき、更に鍵付き排紙口の解錠において、取り間違いの防止及び確実に自分の出力物を取りだせることができるようにすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
[システム構成]
図1は、印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。スマートフォン等の携帯端末装置101は、無線通信のコネクションにより、印刷装置102に接続される。携帯端末装置101にはオペレーティングシステム(以下、OSという)、アプリケーション及びプリンタドライバのプログラムがインストールされている。図1に示される印刷システムにより、ユーザは携帯端末装置101から印刷データを印刷装置102に送信し、印刷することができる。印刷装置は、画像形成装置の一例である。
[システム構成]
図1は、印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。スマートフォン等の携帯端末装置101は、無線通信のコネクションにより、印刷装置102に接続される。携帯端末装置101にはオペレーティングシステム(以下、OSという)、アプリケーション及びプリンタドライバのプログラムがインストールされている。図1に示される印刷システムにより、ユーザは携帯端末装置101から印刷データを印刷装置102に送信し、印刷することができる。印刷装置は、画像形成装置の一例である。
図2は、携帯端末装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。携帯端末装置201は、携帯端末装置101と同一である。携帯端末装置201は、ハードウェア構成として、中央演算装置(CPU)203、揮発性メモリであるRAM204、不揮発性メモリであるROM205、ディスプレイ206、タッチパネル207、内部記憶装置208、NFCモジュール213を有する。また、携帯端末装置201は、ハードウェア構成として、NFCコントローラ209、無線通信装置210、ネットワークI/Fコントローラ211を含む。なお、図1で説明した無線通信のコネクションはネットワークI/Fコントローラ211によって制御され、無線技術を利用して他の機器と通信が行われる。無線ネットワーク212は無線ネットワークを便宜上図示化したものである。ディスプレイ206は、表示装置の一例である。
通常、携帯端末装置201を起動するための初期プログラムや携帯端末装置201の各モジュールを制御するための基本的なプログラムはROM205に保存されている。またOSやアプリケーション、プリンタドライバのプログラムは内部記憶装置208に保存されている。携帯端末装置の電源が投入されると、まずROM205に保存されているコンピュータを起動するためのプログラムブートローダがCPU203によって実行される。そして、CPU203が内部記憶装置208に保存されているOSのプログラムをRAM204にロードし、その後、OSのプログラム等に基づき処理を実行する。CPU203は、処理に必要なモジュールやドライバのプログラムを更に内部記憶装置208からRAM204に読み込む。更にCPU203は、ユーザの指示により、必要なアプリケーションのプログラムを内部記憶装置208からRAM204に読み込み、実行する。
CPU203がプログラムに基づき処理を実行することによって、携帯端末装置101の機能等が実現される。
CPU203がプログラムに基づき処理を実行することによって、携帯端末装置101の機能等が実現される。
[プリンタドライバインストール及びプリンタ登録]
次に携帯端末装置にインストールされるプリンタドライバについて説明する。
プリンタドライバは図3に示すようなモジュール群で構成されている。プリンタドライバ301は、グラフィックレンダリングモジュール302、UI制御モジュール303、プリンタ仕様記述ファイル304、色処理モジュール305、入出力制御モジュール306から構成される。なお、プリンタドライバの機能によってはこの他のモジュールから構成されることもある。
このプリンタドライバはいくつかの種類がある。例えばひとつのプリンタドライバで複数のプリンタに対応するために、グラフィックレンダリングモジュール302及びUI制御モジュール303を複数のプリンタに対応できるように構成されているものがある。また、プリンタ仕様記述ファイル304に関しては、対応しているプリンタ分、プリンタドライバに同梱しておくように構成されているものもある。このような構成では、UI制御モジュール303は、プリンタ仕様記述ファイル304に合わせてUIを表示、制御する。またグラフィックレンダリングモジュール302は、各プリンタに合わせたページ記述言語及びプリンタ制御コマンドを発行するような構成となる。
次に携帯端末装置にインストールされるプリンタドライバについて説明する。
プリンタドライバは図3に示すようなモジュール群で構成されている。プリンタドライバ301は、グラフィックレンダリングモジュール302、UI制御モジュール303、プリンタ仕様記述ファイル304、色処理モジュール305、入出力制御モジュール306から構成される。なお、プリンタドライバの機能によってはこの他のモジュールから構成されることもある。
このプリンタドライバはいくつかの種類がある。例えばひとつのプリンタドライバで複数のプリンタに対応するために、グラフィックレンダリングモジュール302及びUI制御モジュール303を複数のプリンタに対応できるように構成されているものがある。また、プリンタ仕様記述ファイル304に関しては、対応しているプリンタ分、プリンタドライバに同梱しておくように構成されているものもある。このような構成では、UI制御モジュール303は、プリンタ仕様記述ファイル304に合わせてUIを表示、制御する。またグラフィックレンダリングモジュール302は、各プリンタに合わせたページ記述言語及びプリンタ制御コマンドを発行するような構成となる。
次に、このような構成のプリンタドライバのプログラムを携帯端末装置201へインストールする手順を説明する。図4は、プリンタドライバのプログラムのインストール手順の一例を示したフローチャートである。ユーザはインターネットのダウンロードサイト等からダウンロードする等でプリンタドライバインストーラを入手しているものとする。ステップ401において、画面等を介したユーザからの起動要求に応じて、CPU203は、プリンタドライバのインストーラのプログラムを起動する。ステップ402において、CPU203は、インストーラのプログラムに基づき処理を実行し、プリンタドライバモジュールのプログラムを内部記憶装置208の所定の場所に格納する。格納場所は印刷システムやオペレーションシステムによって異なる。
これでプリンタドライバのプログラムのインストールは完了するが、実際にプリンタに出力するには、ユーザはプリンタドライバを使用してプリンタを登録する必要がある。図5、図6は一般的な使用例における、プリンタを登録する手順を示したものである。この手順に沿って、必要な図を用いながら流れを説明する。
ステップ501において、CPU203は、画面等を介したユーザからの要求に応じて、プリンタ登録のダイアログを開く。より具体的に説明すると、CPU203は、OSのプログラムに基づき、プリンタ登録のためのプログラムを内部記憶装置208からRAM204に読み出して実行することによって図6に示すダイアログを表示する。図6は、プリンタ登録ユーザI/Fの一例を示した図である。このダイアログには、現在登録されているプリンタ一覧を表示するための登録プリンタリスト602、登録プリンタリスト602で選択されているプリンタの詳細情報を表示するプリンタ詳細表示領域603がある。また、このダイアログには、プリンタを登録するためのボタン604、登録プリンタリスト602で選択されているプリンタを削除するためのボタン605、このダイアログを閉じるためのボタン606が含まれる。
ステップ501において、CPU203は、画面等を介したユーザからの要求に応じて、プリンタ登録のダイアログを開く。より具体的に説明すると、CPU203は、OSのプログラムに基づき、プリンタ登録のためのプログラムを内部記憶装置208からRAM204に読み出して実行することによって図6に示すダイアログを表示する。図6は、プリンタ登録ユーザI/Fの一例を示した図である。このダイアログには、現在登録されているプリンタ一覧を表示するための登録プリンタリスト602、登録プリンタリスト602で選択されているプリンタの詳細情報を表示するプリンタ詳細表示領域603がある。また、このダイアログには、プリンタを登録するためのボタン604、登録プリンタリスト602で選択されているプリンタを削除するためのボタン605、このダイアログを閉じるためのボタン606が含まれる。
次にステップ502において、CPU203は、ユーザがプリンタ登録ダイアログ601のボタン604をクリックしたことを検知する。このユーザ操作に応じて、ステップ503において、CPU203は、OSのプログラムに基づき、プリンタ登録ダイアログを表示する。ここで表示されたダイアログに対して、ユーザは、必要な情報を入力、プリンタの追加を行う。そして、ステップ504おいて、CPU203は、入力及び追加を受け取る。図7は、プリンタ登録ダイアログの一例を示した図である。プリンタ追加ダイアログ701には、アドレス702、名前703、場所704、ドライバ705、追加ボタン706、キャンセルボタン707が含まれる。アドレス702は、接続されているプリンタのネットワークアドレス(この例ではIPアドレス)を指定するコントロールである。また、名前703は、プリンタを識別するためのプリンタの名前を入力するコントロールである。場所704は、プリンタが設置されている場所を入力するコントロールである。名前703及び場所704は、登録プリンタリスト602及びプリンタ詳細表示領域603に表示する際に使用される文字列となる。ドライバ705は、プリンタを登録する際に使用するプリンタドライバを指定するコントロールである。図7の例では、アドレス702が192.168.1.10、プリンタの名前703が"PrinterC"、場所704が"2F"、またドライバ705として"ABC PDL1"が選択されている状態である。この状態で706の追加ボタンがクリックされると、CPU203は、プリンタの追加を行う。なお、追加を行わないでこのダイアログを閉じるときはキャンセルボタン707か、ダイアログクローズボタン708の何れかがクリックされる。最後にステップ505において、CPU203は、ユーザが指定したプリンタ等をシステムに登録する。
但し、上記説明は一般的に有線で接続された印刷装置に対してのプリンタ登録に関するものであり、以下、本実施形態におけるNFC等の無線接続を利用した印刷開始からの動作について説明する。
但し、上記説明は一般的に有線で接続された印刷装置に対してのプリンタ登録に関するものであり、以下、本実施形態におけるNFC等の無線接続を利用した印刷開始からの動作について説明する。
[プリンタコントローラ]
次にプリンタコントローラについて、図8を使用して説明する。
印刷装置のプリンタコントローラ801は、印刷装置での入出力を管理するネットワークインターフェース(ネットワークI/F)802とNFCの動作を司るNFCモジュール803とを含む。また、プリンタコントローラ801は、WiFi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線通信機能を有する無線通信モジュール804を含む。無線通信モジュール804は、有線における入出力も含め、プリンタコントローラに入出力される印刷データや制御信号等のインターフェース機能を有している。また、プリンタコントローラ801は、更に、印字データ処理部805とモジュール制御部806とを含む。印字データ処理部805は、ネットワークI/F802から入力された印刷データを解析し、印刷装置で印刷可能なビットマップ等のデータに変換する。モジュール制御部806は、プリンタコントローラ内の各モジュールの動作制御を行う。図8に示した構成は、ハードウェアとして実行されてもよいし、ソフトウェアとして実装されてもよい。ソフトウェアとし実装される場合、プリンタコントローラは、ハードウェアとして少なくともCPUやメモリを有する。そして、CPUがメモリに記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、ソフトウェアとしての機能や後述する印刷装置に関するフローチャートの処理が実現される。
次にプリンタコントローラについて、図8を使用して説明する。
印刷装置のプリンタコントローラ801は、印刷装置での入出力を管理するネットワークインターフェース(ネットワークI/F)802とNFCの動作を司るNFCモジュール803とを含む。また、プリンタコントローラ801は、WiFi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線通信機能を有する無線通信モジュール804を含む。無線通信モジュール804は、有線における入出力も含め、プリンタコントローラに入出力される印刷データや制御信号等のインターフェース機能を有している。また、プリンタコントローラ801は、更に、印字データ処理部805とモジュール制御部806とを含む。印字データ処理部805は、ネットワークI/F802から入力された印刷データを解析し、印刷装置で印刷可能なビットマップ等のデータに変換する。モジュール制御部806は、プリンタコントローラ内の各モジュールの動作制御を行う。図8に示した構成は、ハードウェアとして実行されてもよいし、ソフトウェアとして実装されてもよい。ソフトウェアとし実装される場合、プリンタコントローラは、ハードウェアとして少なくともCPUやメモリを有する。そして、CPUがメモリに記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、ソフトウェアとしての機能や後述する印刷装置に関するフローチャートの処理が実現される。
[プリンタ本体]
図9は、印刷装置の全体構成の一例を示す図である。
印刷装置901には、印刷投入用のNFCタグ902が装備されており、携帯端末装置101からの印刷指示等を受け付ける。印刷装置901には、鍵付きの排紙口903及び904がそれぞれ装着されている。
図9は、印刷装置の全体構成の一例を示す図である。
印刷装置901には、印刷投入用のNFCタグ902が装備されており、携帯端末装置101からの印刷指示等を受け付ける。印刷装置901には、鍵付きの排紙口903及び904がそれぞれ装着されている。
[印刷開始から印刷中までの印刷システム全体の動作説明]
図10、図11を用いて、本実施形態に関する、印刷システムにおける情報処理を説明する。なお、図11では印刷装置の動作を主体として説明する。
携帯端末装置101には、NFCコントローラ209が搭載されており、ユーザがブラウザ等のアプリケーション上から印刷するためにプリンタドライバ301の起動を指示する。プリンタドライバ301が起動されている状態で、印刷装置("プリンタX":901)のNFCタグ1002にタッチ(1003、S1101)されると、携帯端末装置A1001は、第一の動作(図10において"1.")として、以下の処理を実行する。即ち、携帯端末装置A1001は、印刷指示(1004、S1102)の通信を行い、印刷データの送信をプリンタドライバ301で準備する。次に第二の動作(図10において"2.":1005)として、携帯端末装置A1001は、NFCコントローラ209のID情報(図10において"携帯ID−A")を印刷装置に送信する(S1103)。NFCコントローラ209のID情報は、端末識別情報の一例である。ID情報を受信した印刷装置は、印刷装置のID情報(図10において"プリンタID−X")と受信した印刷指示に対する印刷ジョブのID情報(図10において"ジョブID")とを携帯端末装置A1001に送信する(S1104)。印刷ジョブのID情報は、ジョブ識別情報の一例である。この時点で携帯端末装置A1001と印刷装置(プリンタX:901)とでNFCの相互検知が確立する。そして、その後の印刷データ送信等の送受信は、携帯端末装置の無線通信装置210と印刷装置の無線通信モジュール804との間で、無線通信によるハンドオーバー(HO)接続によって行われる(1006、S1105)。
図10、図11を用いて、本実施形態に関する、印刷システムにおける情報処理を説明する。なお、図11では印刷装置の動作を主体として説明する。
携帯端末装置101には、NFCコントローラ209が搭載されており、ユーザがブラウザ等のアプリケーション上から印刷するためにプリンタドライバ301の起動を指示する。プリンタドライバ301が起動されている状態で、印刷装置("プリンタX":901)のNFCタグ1002にタッチ(1003、S1101)されると、携帯端末装置A1001は、第一の動作(図10において"1.")として、以下の処理を実行する。即ち、携帯端末装置A1001は、印刷指示(1004、S1102)の通信を行い、印刷データの送信をプリンタドライバ301で準備する。次に第二の動作(図10において"2.":1005)として、携帯端末装置A1001は、NFCコントローラ209のID情報(図10において"携帯ID−A")を印刷装置に送信する(S1103)。NFCコントローラ209のID情報は、端末識別情報の一例である。ID情報を受信した印刷装置は、印刷装置のID情報(図10において"プリンタID−X")と受信した印刷指示に対する印刷ジョブのID情報(図10において"ジョブID")とを携帯端末装置A1001に送信する(S1104)。印刷ジョブのID情報は、ジョブ識別情報の一例である。この時点で携帯端末装置A1001と印刷装置(プリンタX:901)とでNFCの相互検知が確立する。そして、その後の印刷データ送信等の送受信は、携帯端末装置の無線通信装置210と印刷装置の無線通信モジュール804との間で、無線通信によるハンドオーバー(HO)接続によって行われる(1006、S1105)。
印刷装置は、確立された無線通信により印刷データを受信し(S1106)、印刷を開始する(1007、S1107)。印刷装置は、印刷が完了すると(S1108においてYES)、印刷装置内で発行したジョブIDに、取得した携帯端末装置のID情報と、印刷ジョブのステータス情報(例えば、印刷完了等)と、を関連付けて印刷装置の内部記憶装置等に記憶する(S1109)。その後、印刷データの印刷処理が完了した後に、携帯端末装置A1001が再び印刷装置(プリンタX:901)側のNFCタグ1002にタッチ(1009)された場合、印刷装置は、第三の動作(図10において"3.")として以下の処理を実行する。即ち、印刷装置は、NFCモジュール803を用いて、再びタッチされた携帯端末装置A1001内のNFCコントローラ209のID情報("携帯ID−A")を検知する(1010)。そして、印刷装置は、検知したID情報と、前回のタッチ(1003)で印刷指示を出した携帯端末装置のID情報と、を照合する(S1110)。印刷装置は、同じID情報であれば、第四の動作(図10において"4.")として前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する(1011、S1111)。ここで、解錠とは鍵部をOSからの解錠信号を受けてから物理的に給紙口を開ける場合と、電子的に開放してから、取っ手等で開けられるようにする場合等と、がある。
図12は、印刷装置901のRAM、又は内部記憶装置で記録、管理している印刷ジョブごとに管理するジョブ情報1200の一例を示す図である。ジョブID1201は、携帯端末装置から指示された印刷ジョブごとに発行される印刷ジョブを識別するIDである。端末側NFCID1202は、印刷ジョブの印刷指示を出してきた携帯端末装置A1001内のNFCを識別するIDである。ステータス1203は、各印刷ジョブが現時点でどのような状態(ステータス)なのかを表す情報である。ステータス1203の「取得済み」は鍵付き排紙口の鍵を解錠し、排紙口に設けられている紙ありセンサーが紙なし状態である等、印刷装置が既にその印刷ジョブに対する出力物が取り除かれている、と検知した場合の状態である。ステータス1203の「未取得」は印刷装置がまだその印刷ジョブに対する出力物が取り除かれていないと検知している場合の状態である。より具体的には、印刷装置が、印刷ジョブを指示した携帯端末装置A1001がまだ2回目のタッチ(1009)を行っていないと判定している状態である。又は、印刷装置が、鍵付き排紙口の鍵が解錠されたものの、まだ排紙口に設けられている紙ありセンサーが紙あり状態であると検知している場合の状態である。ステータス1203の「印刷中」は、印刷ジョブの印刷指示開始から、図10の1008の状態にまで至っておらず、印刷指示された印刷ジョブをまだ印刷処理中であることを表す状態である。仮に、この状態の時点で印刷指示を行った携帯端末装置A1001が印刷装置にタッチがなされたとしても、印刷装置は、まだ鍵付き排紙口の鍵を解錠することはなく、例えば、同じ携帯端末装置から次の印刷ジョブを受け付ける動作等を行う。
また、図9で表わすように鍵付き排紙口を複数有する印刷装置において、タッチを行った携帯端末装置所有者の印刷物が排紙された給紙口の鍵のみを解錠する際、物理的に給紙口を開ける場合、ユーザは給紙口の動きや解放音で判断できる。しかし、電子的に開放する場合、印刷装置は、操作パネル等においてどの給紙口を解放したかを表示する、又は給紙口に設けたLED等の簡易表示の点灯、点滅でどの給紙口を解放したかを表示するようにしてもよい。
また、図9で表わすように鍵付き排紙口を複数有する印刷装置において、タッチを行った携帯端末装置所有者の印刷物が排紙された給紙口の鍵のみを解錠する際、物理的に給紙口を開ける場合、ユーザは給紙口の動きや解放音で判断できる。しかし、電子的に開放する場合、印刷装置は、操作パネル等においてどの給紙口を解放したかを表示する、又は給紙口に設けたLED等の簡易表示の点灯、点滅でどの給紙口を解放したかを表示するようにしてもよい。
<実施形態2>
図13は、携帯端末装置において表示される表示画面の一例を示す図である。携帯端末装置1300は、インストールされているプリンタドライバのアイコン1301上に現在この携帯端末装置1300からのタッチ操作で印刷指示を行っている最中の印刷ジョブの数をバッジ1302で表示するよう表示制御する。図13の例では携帯端末装置1300から印刷指示を行い、まだ出力物を取得していないものが2つあることを表している。バッジ1302は、印刷中であることを示すオブジェクトや、印刷中の印刷ジョブの数を示すオブジェクトの一例である。
図13は、携帯端末装置において表示される表示画面の一例を示す図である。携帯端末装置1300は、インストールされているプリンタドライバのアイコン1301上に現在この携帯端末装置1300からのタッチ操作で印刷指示を行っている最中の印刷ジョブの数をバッジ1302で表示するよう表示制御する。図13の例では携帯端末装置1300から印刷指示を行い、まだ出力物を取得していないものが2つあることを表している。バッジ1302は、印刷中であることを示すオブジェクトや、印刷中の印刷ジョブの数を示すオブジェクトの一例である。
図14、図15を用いて、本実施形態に関する、印刷システムにおける情報処理を説明する。
携帯端末装置101には、NFCコントローラ209が搭載されており、ユーザがブラウザ等のアプリケーション上から印刷するためにプリンタドライバ301の起動を指示する。プリンタドライバ301が起動されている状態で、印刷装置("プリンタX":901)のNFCタグ1402にタッチ(1403、S1501)されると、携帯端末装置A1001は、第一の動作(図14において"1.")として、以下の処理を実行する。即ち、携帯端末装置A1001は、印刷指示(1404、S1502)の通信を行い、印刷データの送信をプリンタドライバ301が準備する。次に第二の動作(図10において"2.":1405)として、携帯端末装置A1401は、NFCコントローラ209のID情報(図14において"携帯ID−A")を印刷装置に送信する(S1503)。ID情報を受信した印刷装置は、印刷装置のID情報(図14において"プリンタID−X")と受信した印刷指示に対する印刷ジョブのID情報(図14において"ジョブID")とを携帯端末装置A1401に送信する(S1504)。この時点で携帯端末装置A1401と印刷装置(プリンタX:901)とでNFCの相互検知が確立する。そして、その後の印刷データ送信等の送受信は、携帯端末装置の無線通信装置210と印刷装置の無線通信モジュール804との間で、無線通信によるハンドオーバー(HO)接続によって行われる(1406、S1505)。
携帯端末装置101には、NFCコントローラ209が搭載されており、ユーザがブラウザ等のアプリケーション上から印刷するためにプリンタドライバ301の起動を指示する。プリンタドライバ301が起動されている状態で、印刷装置("プリンタX":901)のNFCタグ1402にタッチ(1403、S1501)されると、携帯端末装置A1001は、第一の動作(図14において"1.")として、以下の処理を実行する。即ち、携帯端末装置A1001は、印刷指示(1404、S1502)の通信を行い、印刷データの送信をプリンタドライバ301が準備する。次に第二の動作(図10において"2.":1405)として、携帯端末装置A1401は、NFCコントローラ209のID情報(図14において"携帯ID−A")を印刷装置に送信する(S1503)。ID情報を受信した印刷装置は、印刷装置のID情報(図14において"プリンタID−X")と受信した印刷指示に対する印刷ジョブのID情報(図14において"ジョブID")とを携帯端末装置A1401に送信する(S1504)。この時点で携帯端末装置A1401と印刷装置(プリンタX:901)とでNFCの相互検知が確立する。そして、その後の印刷データ送信等の送受信は、携帯端末装置の無線通信装置210と印刷装置の無線通信モジュール804との間で、無線通信によるハンドオーバー(HO)接続によって行われる(1406、S1505)。
印刷装置は、確立された無線通信により印刷データを受信し(S1506)、印刷を開始する(1407、S1508)。一方、携帯端末装置A1401は、印刷データを全て送信した後に、現在印刷処理中の印刷ジョブが1件あることを、RAM204、又は内部記憶装置208に記憶する。そして、携帯端末装置A1401は、プリンタドライバのアイコンをディスプレイ206等に表示する際に、バッジ1302として表示する(1408:図14では"印刷中"、S1507)。印刷装置は、印刷が完了すると(S1509においてYES)、印刷装置内で発行したジョブIDに、取得した携帯端末装置のID情報と、印刷ジョブのステータス情報と、を関連付けて印刷装置の内部記憶装置等に記憶する(S1510)。その後、印刷データの印刷処理が完了した後に、携帯端末装置A1401が再び印刷装置(プリンタX:901)側のNFCタグ1402にタッチ(1410)された場合、印刷装置は、第三の動作(図14において"3.")として以下の処理を実行する。即ち、印刷装置は、NFCモジュール803を用いて、再びタッチされた携帯端末装置A1401内のNFCコントローラ209のID情報("携帯ID−A")を検知する(1411)。そして、印刷装置は、検知したID情報と、前回のタッチ(1403)で印刷指示を出した携帯端末装置のID情報とを照合する(S1511)。印刷装置は、同じID情報であれば、第四の動作(図14において"4.")として以下の処理を実行する。即ち、印刷装置は、タッチ(1410)で検知した携帯端末装置A1401に対して、既に印刷が完了した印刷ジョブのジョブID("ジョブID")と印刷装置901のプリンタID("プリンタID−X")とを通知する(1412)。更に印刷装置は、第五の動作(図14において"5.")として鍵付き前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する(1413、S1512)。
携帯端末装置A1401は、プリンタドライバのアイコン1301に表示しているバッジ1302の数値を印刷装置より取得した完了した印刷ジョブ(印刷済みのジョブ)のジョブIDの数だけ減数する(1415、S1513)。より具体的に説明すると、携帯端末装置A1401は、1412で受信したプリンタIDに基づいて、印刷装置に印刷指示した複数の印刷ジョブのうち印刷済みの印刷ジョブがあるか否かを判定する。この処理は、ジョブ判定の処理の一例である。そして、携帯端末装置A1401は、複数の印刷ジョブのうち印刷済みのジョブがあると判定した場合、前記印刷中の印刷ジョブの数から印刷済みのジョブの数を引いた数を示すバッジ1302をディスプレイ206に表示させる。なお、印刷装置が印刷処理を完了していない状態で、プリンタX側のNFCタグ1402に携帯端末装置A1401がタッチされた場合、携帯端末装置A1401は、次の印刷ジョブが投入されたものと処理してもよい。つまり、携帯端末装置A1401は、プリンタドライバのアイコン1301に表示しているバッジ1302の数値を一つ増やしてもよい。
図16は、携帯端末装置101のRAM204、又は内部記憶装置208で記録、管理している現在投入中の印刷ジョブごとに管理されるジョブ情報1600の一例を示す図である。ジョブID1601は、携帯端末装置から投入された印刷ジョブごとに印刷装置901で発行され、S1504で送信されたジョブIDを識別するIDである。プリンタ側NFCID1602は、投入された印刷ジョブを処理している印刷装置側のNFCタグ1402を識別するIDである。ステータス1603は、各印刷ジョブが現時点でどのような状態(ステータス)なのかを表す情報である。ステータス1603の「取得済み」はタッチ(1410)から1413までの照合が正しく判断された場合の状態である。ステータス1603の「未取得」は印刷装置からまだその印刷ジョブに対する出力物を取り除かれていない場合の状態である。より具体的には、携帯端末装置A1401がまだ2回目のタッチ(1410)を行っていない、又は3番目の印刷ジョブ(図16ではジョブID:201311061105029000)投入時に、まだ印刷が完了していない等と判定された場合の状態である。ステータス1603の「印刷中」は、印刷ジョブの投入直後で印刷ジョブがまだ印刷処理中であると判定された場合の状態である。図16の状態の場合、バッジ1302では"2"と表示されていることになる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、上述した各実施形態によれば、携帯端末装置からから簡単に印刷指示を行うことたでき、更に鍵付き排紙口の解錠において、取り間違いの防止及び確実に自分の出力物を取りだせることができるようにすることができる。
なお、印刷データは、携帯端末装置から直接、印刷装置に送信される場合に限らず、携帯端末装置からサーバ等を経由して、印刷装置に送信される様な場合であってもよい。このような場合であっても上述した効果を奏することができる。
なお、印刷データは、携帯端末装置から直接、印刷装置に送信される場合に限らず、携帯端末装置からサーバ等を経由して、印刷装置に送信される様な場合であってもよい。このような場合であっても上述した効果を奏することができる。
101 携帯端末装置、102 印刷装置、203 CPU
Claims (12)
- 無線通信を介して携帯端末装置より印刷指示を受け取ると、前記携帯端末装置を識別する端末識別情報と、前記印刷指示に関する印刷ジョブを識別するジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶する記憶手段と、
無線通信を介して前記携帯端末装置より前記携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取ると、前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されていると判定された場合、前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する解錠手段と、
を有する画像形成装置。 - 前記携帯端末装置より前記印刷ジョブを受信する受信手段を更に有する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記憶手段は、所定の領域への前記携帯端末装置のタッチが検知されると、前記無線通信を介して携帯端末装置より印刷指示を受け取り、前記端末識別情報と、前記ジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶し、
前記判定手段は、所定の領域への前記携帯端末装置のタッチが検知されると、前記無線通信を介して携帯端末装置より前記携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取り、前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されているか否かを判定する請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 画像形成装置と、携帯端末装置と、を含む印刷システムであって、
前記画像形成装置は、
無線通信を介して前記携帯端末装置より印刷指示を受け取ると、前記携帯端末装置を識別する端末識別情報と、前記印刷指示に関する印刷ジョブを識別するジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶する記憶手段と、
無線通信を介して前記携帯端末装置より前記携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取ると、前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されていると判定された場合、前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する解錠手段と、
を有する印刷システム。 - 前記携帯端末装置は、
無線通信を介して画像形成装置に印刷指示を送信する送信手段と、
前記印刷指示に関する印刷ジョブが前記画像形成装置で印刷中の間、印刷中であることを示すオブジェクトを表示装置に表示させる表示制御手段と、
を有する請求項4記載の印刷システム。 - 前記表示制御手段は、複数の印刷ジョブが前記画像形成装置で印刷中の間、印刷中の印刷ジョブの数を示すオブジェクトを前記表示装置に表示させる請求項5記載の印刷システム。
- 無線通信を介して前記画像形成装置より受け取ったジョブの情報に基づき、前記画像形成装置で印刷中の複数の印刷ジョブのうち印刷済みのジョブがあるか否かを判定するジョブ判定手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記ジョブ判定手段により前記複数の印刷ジョブのうち印刷済みのジョブがあると判定された場合、前記印刷中の印刷ジョブの数から印刷済みのジョブの数を引いた数を示すオブジェクトを前記表示装置に表示させる請求項6記載の印刷システム。 - 前記ジョブ判定手段は、前記画像形成装置の所定の領域への前記携帯端末装置のタッチが検知されると、前記無線通信を介して前記画像形成装置より前記ジョブの情報を受信し、前記ジョブの情報に基づき、前記画像形成装置で印刷中の複数の印刷ジョブのうち印刷済みのジョブがあるか否かを判定する請求項7記載の印刷システム。
- 画像形成装置が実行する情報処理方法であって、
無線通信を介して携帯端末装置より印刷指示を受け取ると、前記携帯端末装置を識別する端末識別情報と、前記印刷指示に関する印刷ジョブを識別するジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶する記憶ステップと、
無線通信を介して前記携帯端末装置より前記携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取ると、前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されていると判定された場合、前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する解錠ステップと、
を含む情報処理方法。 - 画像形成装置と、携帯端末装置と、を含む印刷システムにおける情報処理方法であって、
前記画像形成装置が、無線通信を介して前記携帯端末装置より印刷指示を受け取ると、前記携帯端末装置を識別する端末識別情報と、前記印刷指示に関する印刷ジョブを識別するジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶する記憶ステップと、
前記画像形成装置が、無線通信を介して前記携帯端末装置より前記携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取ると、前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、
前記画像形成装置が、前記判定ステップにより前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されていると判定された場合、前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する解錠ステップと、
を含む情報処理方法。 - 前記携帯端末装置が、無線通信を介して画像形成装置に印刷指示を送信する送信ステップと、
前記携帯端末装置が、前記印刷指示に関する印刷ジョブが前記画像形成装置で印刷中の間、印刷中であることを示すオブジェクトを表示装置に表示させる表示制御ステップと、
を更に含む請求項10記載の情報処理方法。 - コンピュータに、
無線通信を介して携帯端末装置より印刷指示を受け取ると、前記携帯端末装置を識別する端末識別情報と、前記印刷指示に関する印刷ジョブを識別するジョブ識別情報と、を関連付けてジョブ情報として記憶装置に記憶する記憶ステップと、
無線通信を介して前記携帯端末装置より前記携帯端末装置を識別する端末識別情報を受け取ると、前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記端末識別情報を含むジョブ情報が前記記憶装置に記憶されていると判定された場合、前記印刷指示に関する印刷ジョブの印刷物が出力されている鍵付き排紙口を解錠する解錠ステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014075697A JP2015196323A (ja) | 2014-04-01 | 2014-04-01 | 画像形成装置、印刷システム、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014075697A JP2015196323A (ja) | 2014-04-01 | 2014-04-01 | 画像形成装置、印刷システム、情報処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015196323A true JP2015196323A (ja) | 2015-11-09 |
Family
ID=54546342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014075697A Pending JP2015196323A (ja) | 2014-04-01 | 2014-04-01 | 画像形成装置、印刷システム、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015196323A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018190334A (ja) * | 2017-05-11 | 2018-11-29 | グラドコジャパン株式会社 | ネットプリントシステム |
-
2014
- 2014-04-01 JP JP2014075697A patent/JP2015196323A/ja active Pending
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