JP2015192711A - nerve stimulation device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、神経刺激装置、より詳しくは、脈管(血管、リンパ管)、消化管、気道、尿路等の管腔組織内に留置されて神経刺激治療に使用される神経刺激電極を備えた神経刺激装置に関する。 The present invention includes a nerve stimulation device, more specifically, a nerve stimulation electrode that is used in nerve stimulation treatment by being placed in a luminal tissue such as a blood vessel (blood vessel, lymphatic vessel), digestive tract, airway, urinary tract, and the like. The present invention relates to a nerve stimulation apparatus.
従来、神経組織に電気刺激を与えることによる治療法の研究が行われてきた。その神経刺激用デバイスの1つとして、血管内に電極を備えるデバイスを挿入し、当該電極により血管に隣接する神経を血管壁越しに刺激することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, research on treatment methods by applying electrical stimulation to nerve tissue has been performed. As one of the nerve stimulation devices, it has been proposed to insert a device including an electrode into a blood vessel and stimulate the nerve adjacent to the blood vessel through the blood vessel wall by the electrode (see, for example, Patent Document 1). .
特許文献1に記載の構成では、手術で神経を露出して神経に直接電極を取り付ける場合と異なり、電極周囲の状況を直接見ることができないため、体内に挿入した電極の位置をX線透視等の手段を用いて確認しながら、電極を配置することが現実的である。神経を効果的に刺激可能な位置に電極が配置されたことを確認するためには、試験的に刺激パルスを印加して生体の反応を観察する必要がある。
In the configuration described in
刺激対象の神経、電極の配置位置および電極形状等の条件が同一である場合でも、所望の生体反応が得られる神経刺激の条件は、患者によって異なる。そこで、試験的な刺激パルスを印加して、電極と神経との相対的な位置関係を知るためには、多くの患者で刺激効果が明瞭に現れる刺激強度で、且つ刺激を連続的に出力する。こうすることで、留置手技に要する時間を短縮でき、患者の不快感や術者の手間を低減することも可能である。 Even when the conditions such as the nerve to be stimulated, the arrangement position of the electrode, and the electrode shape are the same, the condition of the nerve stimulation for obtaining a desired biological reaction varies depending on the patient. Therefore, in order to know the relative positional relationship between the electrode and the nerve by applying a test stimulus pulse, the stimulus is output continuously with the stimulus intensity at which the stimulus effect clearly appears in many patients. . By doing so, the time required for the indwelling procedure can be shortened, and the patient's discomfort and the trouble of the operator can be reduced.
一方で、このような、試験的な刺激に適する刺激条件は、確実に生体反応を起こさせるために、治療時よりも強かったり長かったりしがちで、患者によっては神経の過活動による副作用を引き起こす恐れがある。そのため、試験的刺激を必要以上に加えると、患者に予期せぬ負担がかかる可能性がある。 On the other hand, such stimulation conditions suitable for experimental stimulation tend to be stronger or longer than during treatment to ensure a biological response, and cause some side effects due to nerve overactivity in some patients There is a fear. Therefore, adding more experimental stimuli than necessary may put an unexpected burden on the patient.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、試験的刺激が必要以上に加えられることによる不具合を抑制する神経刺激装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the said situation, Comprising: It aims at providing the nerve stimulating device which suppresses the malfunction by adding experimental stimulation more than necessary.
本発明の第一の態様は、生体に留置されて神経に電気刺激を行う神経刺激装置であって、神経に前記電気刺激を印加する刺激電極と、一方の端部が前記刺激電極に接続されたリード部とを有する神経刺激電極と、前記リード部の他方の端部に接続され、前記電気刺激を印加させるための神経刺激信号を生成する刺激発生装置と、操作されることで前記刺激発生装置に前記刺激電極の留置位置を特定するための試験刺激用信号を生成させる試験刺激入力部とを備え、前記試験刺激入力部に対する入力は、前記試験刺激入力部が操作された後所定時間経過すると停止されることを特徴とする。 A first aspect of the present invention is a nerve stimulation device that is placed in a living body and performs electrical stimulation on a nerve, the stimulation electrode that applies the electrical stimulation to the nerve, and one end connected to the stimulation electrode. A nerve stimulation electrode having a lead portion; and a stimulus generator connected to the other end of the lead portion to generate a nerve stimulation signal for applying the electrical stimulus; A test stimulus input unit that causes the apparatus to generate a test stimulus signal for specifying the indwelling position of the stimulus electrode, and the input to the test stimulus input unit is a predetermined time after the test stimulus input unit is operated. Then, it is stopped.
前記試験刺激入力部は、前記リード部に設けられてもよい。
また、前記試験刺激入力部は、前記刺激発生装置に着脱可能に設けられてもよい。
The test stimulus input unit may be provided in the lead unit.
The test stimulus input unit may be detachably provided on the stimulus generator.
前記刺激発生装置は、前記神経刺激電極の留置操作が行われているときのみ前記試験刺激入力部に対する入力を受け付けてもよい。
この場合、前記生体に挿入され、前記刺激電極を留置する際に前記神経刺激電極が挿通される管状部材をさらに備え、前記刺激発生装置は、前記神経刺激電極が前記管状部材に挿通されているときのみ前記試験刺激入力部に対する入力を受け付けるようにしてもよい。
あるいは、前記刺激電極を留置する際に前記リード部に挿入されるスタイレットをさらに備え、前記刺激発生装置は、前記スタイレットが前記リード部に挿入されているときのみ前記試験刺激入力部に対する入力を受け付けるようにしてもよい。
The stimulus generation device may accept an input to the test stimulus input unit only when an operation of placing the nerve stimulation electrode is performed.
In this case, the apparatus further includes a tubular member that is inserted into the living body and into which the nerve stimulation electrode is inserted when the stimulation electrode is placed, and the stimulation generator includes the nerve stimulation electrode that is inserted into the tubular member. Only when the input to the test stimulus input unit may be accepted.
Alternatively, the apparatus further comprises a stylet inserted into the lead portion when the stimulation electrode is placed, and the stimulus generator is input to the test stimulus input portion only when the stylet is inserted into the lead portion. May be accepted.
本発明の神経刺激装置によれば、患者等が意図せず試験的刺激を行う操作入力をしてしまうことによる不具合を抑制することができる。 According to the nerve stimulation apparatus of the present invention, it is possible to suppress problems caused by an operation input for performing a test stimulus unintentionally by a patient or the like.
本発明の第一実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態の神経刺激装置1の全体構成を示す模式図である。神経刺激装置1は、患者P等の迷走神経Vnを電気的に刺激して頻脈や慢性心不全等の治療を行うものであり、神経刺激信号を発生する刺激発生装置10と、刺激発生装置10に接続されて血管Bv内に留置される神経刺激電極20とを備えている。
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a schematic diagram showing an overall configuration of a
神経刺激電極20は患者等の血管内に留置されて、刺激発生装置10で発生された神経刺激信号を生体組織に印加し、神経への電気刺激を行う。
神経刺激電極20は、神経刺激信号を印加する一対の刺激電極30A、30Bを有する電極部30と、電極部30と刺激発生装置10とを接続するリード部21とを備えている。必要に応じて電極部30に血管内における位置ずれを防止する係止部材等をさらに設けてもよい。
The
The
電極部30の材料としては、生体適合性に優れた金属材料が好ましく、例えば、白金イリジウム合金等の貴金属材料を挙げることができる。本実施形態では、先端側の刺激電極30Aが負極、もう一方の刺激電極30Bが正極となっており、それぞれリード部21内を通る図示しない配線によって刺激発生装置10と接続されている。刺激電極の数は一対に限られず、複数設けられてもよい。
As a material of the electrode part 30, a metal material excellent in biocompatibility is preferable, and examples thereof include a noble metal material such as a platinum iridium alloy. In the present embodiment, the
リード部21は、絶縁性被覆およびコネクタを備えた公知の構成を有し、長尺かつ可撓性を有するように構成されている。
The
図2は、刺激発生装置10の外観を示す模式図である。刺激発生装置10は、外面に各種情報を表示する表示部11と、刺激発生装置10の各種操作を行うインターフェース部12とを備えている。表示部11としては、液晶画面やLED等を用いたもの等、公知の構成を適宜選択して用いることができる。インターフェース部12は、各種設定を行うための設定ボタン群13と、設定ボタン群13で設定された条件での刺激を行うための出力ボタン14と、後述する試験的刺激を行うための試験刺激ボタン(試験刺激入力部)15と、出力ボタン14および試験刺激ボタン15の出力を取り消すための停止ボタン16とを備えている。
FIG. 2 is a schematic diagram showing the appearance of the
図3は、刺激発生装置10の機能ブロック図である。刺激発生装置10は、神経刺激信号を生成する刺激生成部41と、心拍数等の生体情報を検知する生体情報検知部42と、刺激発生装置10全体の制御を行う制御部43とを備えている。生体情報検知部42には、図示しない生体情報取得電極が接続され、心電波形を取得するための生体電位情報等が生体情報取得電極から送られる。生体情報取得電極の構成については特に制限はなく、神経刺激電極20上に設けられてもよいし、別途刺激発生装置に接続されてもよい。
制御部43は、表示部11およびインターフェース部12の各ボタンと接続されており、インターフェース部12からの入力と生体情報検知部42からの情報に基づいて、神経刺激信号の各種パラメータ(電圧値、パルス幅、周波数等)を決定し、刺激生成部41に送信する。刺激生成部41は、制御部43から受信した設定に基づいて神経刺激信号を生成し、リード部21経由で電極部30に送る。
FIG. 3 is a functional block diagram of the
The
出力ボタン14を押すと、設定ボタン群13で設定されたパラメータの神経刺激信号が生成される。試験刺激ボタン15を押すと、設定ボタン群13で設定されたパラメータとは関係なく、所定のパラメータの試験刺激用信号が生成される。試験刺激用信号は、後述する神経応答を得られる確率を上げるため、一般的な神経刺激よりも生体にとって強い刺激となるように各種パラメータが設定されている。また、一般的な神経刺激信号は、電気刺激が行われる時間と休みの時間とが組み合わされた単位で構成されるが、試験刺激用信号では、休みの時間があると、配置位置が適正であるか否かの判断が難しくなるため、休みの時間がなく、連続的あるいはごく短い休みを挟んでほぼ連続的に電気刺激が行われるのが好ましい。
なお、試験刺激用信号においては、刺激が段階的に増加して最終的な刺激の強さとなってもよく、具体的な信号の態様としては、適宜設定することが可能である。
When the
In addition, in the test stimulus signal, the stimulus may increase stepwise to become the final stimulus intensity, and the specific signal mode can be appropriately set.
上記のように構成された神経刺激装置1の使用時は、患者の血管に小切開を加え、神経刺激電極20を血管内に挿入し、電極部30を血管Bv内の適切な位置に留置する。その後、刺激発生装置10を皮内、皮膚上、あるいは衣服等に固定する。生体情報取得電極から送られた情報に基づいて、生体情報検知部42が、頻脈等の所定の条件が満たされたと判定すると、制御部43は、刺激生成部41に予め設定された条件で神経刺激信号を生成させる。神経刺激信号は電極部30から生体に印加され、迷走神経Vnが血管壁越しに刺激されて心拍数正常化等の所望の効果が発揮される。
When the
神経刺激装置1では、電極部30が適切な位置に留置されることが治療のために重要であるが、血管内を内視鏡等により直接観察することは容易でない上、血管内を観察しても並走する迷走神経Vnと電極部30との位置関係が直ちに把握できるわけでもない。したがって、一度の配置で適切な位置を特定することは困難であるため、配置した電極部から試験刺激用信号を印加し、これに対する生体反応を確認しながら電極部の適切な留置位置を特定し、留置する。
In the
図4は、上述した適切な位置特定の手順の一例を示すフローチャートである。ステップS10において、術者は、患者の血管に小切開を加えて開口を形成し、筒状のイントロデューサー等を血管内に挿入し、イントロデューサー等を経由して血管内に神経刺激電極20を挿入する。そして、X線透視像等で血管および電極部30を確認しながら、血管内の適切と思われる位置に電極部30を仮設置する。別途患者に心電計を装着し、患者の心電波形を確認できるようにしておく。
FIG. 4 is a flowchart showing an example of the procedure for specifying the appropriate position described above. In step S10, the operator makes a small incision in the patient's blood vessel to form an opening, inserts a cylindrical introducer or the like into the blood vessel, and places the
続くステップS20において、術者が神経刺激装置10の試験刺激ボタン15を押すと、刺激生成部41で試験刺激用信号が生成され、電極部30から生体に印加される。
In the subsequent step S20, when the surgeon presses the
ステップS30において、術者は試験刺激用信号に対する患者の神経応答があったか否かを確認する。神経応答の有無は、心電波形の変化の有無や、咳等の患者の生体反応の有無を確認することにより行う。
ステップS30における判定がNoの場合、処理はステップS31に進み、術者は電極部30を神経刺激電極20の軸線方向や軸線まわりに移動させ、電極部30の位置を調節する。その後ステップS20を再度実行する。ステップS30における判定がYesの場合、適切な位置が特定できたとして処理を終了し、当該位置を留置位置として電極部30を固定する。その後、術者は、神経応答の具体的内容を確認しながら、設定ボタン群13を用いて治療における神経刺激信号のパラメータを設定する。
In step S30, the surgeon confirms whether or not there is a patient's neural response to the test stimulus signal. The presence / absence of a neural response is determined by confirming the presence / absence of changes in the electrocardiographic waveform and the presence / absence of a biological reaction of the patient such as cough.
When the determination in step S30 is No, the process proceeds to step S31, and the operator moves the electrode unit 30 in the axial direction of the
上述のように、試験刺激用信号は、治療に用いる神経刺激信号に比べて、患者に対する負荷が大きくなっている。そこで、本実施形態の神経刺激装置1では、試験刺激用信号の不必要な印加を抑制するために、試験刺激ボタン15に様々な機構を設ける。以下、詳細に説明する。
As described above, the test stimulation signal has a greater load on the patient than the nerve stimulation signal used for treatment. Therefore, in the
パターン1:試験刺激入力部操作時の制御部への入力態様
このパターンでは、試験刺激ボタン15を操作した際の制御部43への操作入力の態様を所定のものにすることで、試験刺激用信号の不必要な印加を抑制する。例えば、試験刺激ボタン15を、手を離すと操作前の位置に戻る構造とし、試験刺激ボタン15が指等で押されているときだけ操作が入力される構成とする。これにより、意図せず患者等が試験刺激ボタン15に触れても、ボタンの押圧が解除されると直ちに入力が切れるため、試験刺激用信号の不必要な印加が抑制される。なお、試験刺激入力部の構成は、本実施形態のボタンには限られず、ダイヤルやレバー、スライド式スイッチなど、各種の入力機構の構造を用いることができるのは当然である。
この他、試験刺激入力部を操作した際に所定時間だけ入力が持続し、その後入力が切れる構成としてもよい。この場合、留置位置の特定においては、試験刺激入力部を繰り返し操作する必要があるが、意図せず患者等が試験刺激入力部に触れた等の場合は所定時間で入力が切れるため、不必要な印加が抑制される。入力が切れるまでの所定時間は、留置部位等に応じて、例えば60秒、180秒等適宜設定されてよい。このような場合、停止ボタン16を押すことで直ちに試験刺激用信号の印加が停止されるよう構成するのが好ましいことは当然である。
Pattern 1: Input mode to the control unit at the time of test stimulus input unit operation In this pattern, the mode of operation input to the
In addition, when the test stimulus input unit is operated, the input may be continued for a predetermined time and thereafter the input may be cut off. In this case, in order to specify the indwelling position, it is necessary to repeatedly operate the test stimulus input unit. However, if the patient touches the test stimulus input unit unintentionally, the input is cut off in a predetermined time, which is unnecessary. Application is suppressed. The predetermined time until the input is cut off may be set as appropriate, for example, 60 seconds, 180 seconds, etc. according to the indwelling site. In such a case, it is naturally preferable that the application of the test stimulus signal is immediately stopped by pressing the
パターン2:試験刺激入力部の位置および構造
このパターンでは、試験刺激ボタン15の配置や構造の態様を所定のものにすることで、試験刺激用信号の不必要な印加を抑制する。
図5に示す本実施形態の変形例では、試験刺激ボタン15をリード部21に取り付け、ケーブル45で刺激発生装置10と接続している。試験刺激入力部を刺激発生装置から離れた位置に配置することで、意図せず患者等が試験刺激ボタン15に触れる可能性を低減し、試験刺激用信号の不必要な印加を抑制する。術者は電極部30の適切な位置を特定する手技において、リード部21を保持して電極部30の位置調節を行うため、この変形例では、術者が当該手技中に試験刺激入力部の操作をしやすいという利点もある。
Pattern 2: Position and Structure of Test Stimulus Input Unit In this pattern, unnecessary application of a test stimulus signal is suppressed by making the arrangement and structure of the
In the modification of the present embodiment shown in FIG. 5, the
図6に示す変形例では、試験刺激ボタン15が刺激発生装置10に対して着脱可能となっている。試験刺激ボタン15を備えた試験刺激ユニット51には、コネクタピン52が設けられ、コネクタピン52が刺激発生装置10に設けられた穴53に刺さり、試験刺激ユニット51が刺激発生装置10に装着される。制御部43は、試験刺激ユニット51が刺激発生装置10に装着されているときのみ、試験刺激ボタン15の入力を受け付ける。この変形例では、術者が電極部30の留置を終えた後に試験刺激ユニット51を刺激発生装置10から取り外すと、試験刺激ボタン15が意図せず操作されることを完全に防止することができる。この態様の変形として、図5に示した試験刺激ボタン15をケーブル45に対して着脱可能、あるいはケーブル45を刺激発生装置10に対して着脱可能とし、電極部30の留置後に刺激発生装置10から取り外し可能な構成としてもよい。
その他、試験刺激入力部自体は刺激発生装置10から取り外しできないが、鍵等の制限解除部材を刺激発生装置10に装着したときのみ制御部43が試験刺激入力部の入力を受け付ける構成としてもよい。このようにすると、術者等の医療従事者のみが制限解除部材を管理することで、患者等による試験刺激入力部の意図しない操作を防止することが可能である。制限解除部材の構成としては特に制限はなく、例えば制御部が制限解除部材の装着を検知して入力受付を切り替える方式でもよいし、制限解除部材を装着したときのみボタンを押す等の試験刺激入力部の操作が機械的に許容される構造としてもよい。
In the modification shown in FIG. 6, the
In addition, although the test stimulus input unit itself cannot be removed from the
以上説明したように、本実施形態の各パターンにおける神経刺激装置1によれば、試験刺激入力部としての試験刺激ボタン15に設けられた種々の機構により、患者に対する試験刺激用信号の不必要な印加が抑制される。その結果、試験刺激用信号による患者の負担を抑えつつ、試験刺激用信号を用いて電極部30を速やかに適切な位置に留置することができる。
As described above, according to the
本実施形態においては、試験刺激入力部が操作されたことを患者や医療従事者が認識しやすくするために、操作された際に光や音を発したり、色が変わったりするように試験刺激入力部を構成してもよい。
また、試験刺激入力部を遠隔操作入力可能な構成として、常に刺激発生装置から離間した構成としてもよい。
In this embodiment, in order to make it easier for the patient or medical staff to recognize that the test stimulus input unit has been operated, the test stimulus is emitted so as to emit light or sound or change color when operated. An input unit may be configured.
Moreover, it is good also as a structure which was always separated from the irritation | stimulation apparatus as a structure which can input a test stimulus input part by remote control.
次に、本発明の第二実施形態について、図7から図11を参照して説明する。本実施形態と第一実施形態との異なるところは、試験刺激入力部に対する入力制限の態様である。なお、以降の説明において、すでに説明したものと共通する構成等については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。 Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The difference between this embodiment and the first embodiment is an input restriction mode for the test stimulus input unit. In the following description, the same components as those already described are denoted by the same reference numerals and redundant description is omitted.
第一実施形態で説明したように、神経刺激電極20はイントロデューサーやカニューレ等の管状部材に挿入されて血管内に導入される。リード部21は、可撓性を有するため、血管内で電極部30の位置を調節する際には、リード部21に金属等からなるスタイレット(芯金)が挿入されることが多い。電極部30の適切な位置が特定された後、管状部材は、抜去されたり引き裂かれたりして除去される。本実施形態では、このような手技の流れを踏まえ、神経刺激電極が留置過程にあるときだけ制御部43が試験刺激入力部の入力を受け付ける構成としている。
As described in the first embodiment, the
パターン3:リード部が管状部材に挿入されているときのみ入力を受け付ける
図7には、本実施形態の神経刺激装置における、神経刺激電極20のリード部61と、リード部61が挿通される管状部材70とを示している。リード部61の外周面上には、リード部61の径方向に移動して外周面に対して突没可能な凸部62が設けられている。凸部62は、突没動作により、リード部61内に設けられた図示しない接点に対して離間および接触可能である。
リード部61が管状部材70に挿入されると、図7に示すように、凸部62が管状部材70の内面と接触して押圧され、リード部61内に没入して接点と接触する。制御部43は、凸部62と接点との接触・非接触を監視し、両者が接触しているときのみ試験刺激ボタン15の入力を受け付ける。
Pattern 3: Accepts input only when the lead part is inserted into the tubular member. FIG. 7 shows the
When the
このパターンでは、凸部62が没入していないときは制御部43が試験刺激ボタン15の入力を受け付けないため、もっぱら神経刺激電極20が管状部材70に挿通されており、留置過程にあるときのみ試験刺激入力部からの入力が可能となる。したがって、第一実施形態と同様に、試験刺激用信号による患者の負担を抑えつつ、試験刺激用信号を用いて電極部30を速やかに適切な位置に留置することができる。
In this pattern, when the
パターン4:リード部にスタイレットが挿入されているときのみ入力を受け付ける
図8には、このパターンの神経刺激電極20におけるリード部71の断面図を示す。なお、図8において、電極部30と接続された配線等は省略している。
リード部71の内面には、一対の接点72が露出しており、リード部71に挿入されるスタイレット75の外周面には、導通部76が設けられている。導通部76は、スタイレット75の外周面において、周方向に連続するように設けられている。スタイレット75の径はリード部71の内径とほぼ同一であるため、スタイレット75がリード部71に挿通されると、導通部76が一対の接点72と接触し、一対の接点72が導通される。制御部43は、一対の接点72の導通・非導通を監視し、両者が接触しているときのみ試験刺激ボタン15の入力を受け付ける。
Pattern 4: Accepts input only when a stylet is inserted in the lead portion. FIG. 8 shows a cross-sectional view of the
A pair of
図9から図11に、このパターンの変形例を示す。図9に示すように、リード部81は基端側において分岐しており、スタイレットの挿入部82が設けられている。図9および図10に示すように、挿入部82には口金83が設けられており、口金83の端面に一対の接点84が設けられている。スタイレット85の基端部には、口金83と嵌合する嵌合部材86が取り付けられている。嵌合部材86の先端側の内面には、リング状の導通部87が設けられており、スタイレット85をリード部81に挿入して嵌合部材86を口金83に嵌合すると、一対の接点84が導通部87により導通される。制御部43は、一対の接点84の導通・非導通を監視し、両者が接触しているときのみ試験刺激ボタン15の入力を受け付ける。
9 to 11 show a modification of this pattern. As shown in FIG. 9, the
このパターンでは、スタイレットがリード部に挿入されていないときは制御部43が試験刺激ボタン15の入力を受け付けないため、パターン3と同様に、もっぱら神経刺激電極20が留置過程にあるときのみ試験刺激入力部からの入力が可能となる。したがって、第一実施形態と同様に、試験刺激用信号による患者の負担を抑えつつ、試験刺激用信号を用いて電極部30を速やかに適切な位置に留置することができる。
In this pattern, when the stylet is not inserted into the lead portion, the
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。 The embodiments of the present invention have been described above. However, the technical scope of the present invention is not limited to the above-described embodiments, and the combinations of the components or the components may be changed without departing from the spirit of the present invention. It is possible to make various changes to or delete them.
例えば、上述の各パターンにおいて、留置後の試験刺激入力部の入力がより確実に抑制されるような補助機構が設けられてもよい。
神経刺激電極は、生体に対して異物であるため、留置中、血栓形成を抑制する薬物が点滴等により血管内に投与されることがある。図12に示す例では、薬物投与に用いるチューブ(点滴ライン)91が刺激発生装置10に固定されており、試験刺激ユニット51が刺激発生装置10に装着された状態では、チューブ91の開口が試験刺激ユニット51に覆われるようになっている。術者が試験刺激ユニット51を刺激発生装置10から取り外し忘れると、留置後も試験刺激ボタン15の操作が可能になってしまうが、この例では、試験刺激ユニット51を取り外さないと薬物投与を行うことができないため、試験刺激ユニット51の取り外し忘れを防止することができる。
For example, in each of the above-described patterns, an auxiliary mechanism that can more reliably suppress the input of the test stimulus input unit after placement may be provided.
Since the nerve stimulation electrode is a foreign substance with respect to the living body, a drug that suppresses thrombus formation may be administered into the blood vessel by infusion or the like during placement. In the example shown in FIG. 12, when the tube (infusion line) 91 used for drug administration is fixed to the
また、図13(a)に示す例では、刺激発生装置10に、衣服等に固定するためのクリップ95が設けられている。固定する際にクリップ95を閉じると、図13(b)に示すように、試験刺激ボタン15がクリップ95で覆われる。この例では、留置後に刺激発生装置10に外力が作用しても、クリップ95が妨げになって試験刺激ボタン15が操作されることが抑制される。
Further, in the example shown in FIG. 13A, the
また、上述の各実施形態では、神経刺激電極が血管内に留置される例を説明したが、リンパ管、消化管、気道、尿路等の他の管腔組織に電極を留置してこれら管腔組織越しに神経を刺激する場合でも、試験刺激用信号を用いて留置位置を特定する必要がある。したがって、これらの場合にも本発明を適用することが可能である。 Further, in each of the above-described embodiments, the example in which the nerve stimulation electrode is placed in the blood vessel has been described. However, the electrode is placed in another lumen tissue such as a lymphatic vessel, digestive tract, airway, urinary tract, etc. Even when the nerve is stimulated through the cavity tissue, it is necessary to specify the indwelling position using the test stimulation signal. Therefore, the present invention can be applied to these cases.
1 神経刺激装置
10 刺激発生装置
15 試験刺激ボタン(試験刺激入力部)
20 神経刺激電極
21、61、71、81 リード部
30A、30B 刺激電極
1
20
Claims (7)
神経に前記電気刺激を印加する刺激電極と、一方の端部が前記刺激電極に接続されたリード部とを有する神経刺激電極と、
前記リード部の他方の端部に接続され、前記電気刺激を印加させるための神経刺激信号を生成する刺激発生装置と、
操作されることで前記刺激発生装置に前記刺激電極の留置位置を特定するための試験刺激用信号を生成させる試験刺激入力部と、
を備え、
前記試験刺激入力部に対する入力は、前記試験刺激入力部が操作された後所定時間経過すると停止される、神経刺激装置。 A nerve stimulation device that is placed in a living body and electrically stimulates nerves,
A nerve stimulation electrode having a stimulation electrode for applying the electrical stimulation to a nerve, and a lead portion having one end connected to the stimulation electrode;
A stimulation generator that is connected to the other end of the lead portion and generates a nerve stimulation signal for applying the electrical stimulation;
A test stimulus input unit that is operated to cause the stimulus generator to generate a test stimulus signal for specifying an indwelling position of the stimulus electrode;
With
The nerve stimulation apparatus, wherein input to the test stimulus input unit is stopped when a predetermined time elapses after the test stimulus input unit is operated.
前記刺激発生装置は、前記神経刺激電極が前記管状部材に挿通されているときのみ前記試験刺激入力部に対する入力を受け付ける、請求項5に記載の神経刺激装置。 A tubular member that is inserted into the living body and through which the nerve stimulation electrode is inserted when the stimulation electrode is placed;
The nerve stimulation device according to claim 5, wherein the stimulation generator receives an input to the test stimulation input unit only when the nerve stimulation electrode is inserted through the tubular member.
前記刺激発生装置は、前記スタイレットが前記リード部に挿入されているときのみ前記試験刺激入力部に対する入力を受け付ける、請求項5に記載の神経刺激装置。 A stylet that is inserted into the lead portion when the stimulation electrode is placed;
The nerve stimulation device according to claim 5, wherein the stimulation generator receives an input to the test stimulation input unit only when the stylet is inserted into the lead unit.
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JP2014071531A JP2015192711A (en) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | nerve stimulation device |
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