JP2015192537A - ケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】任意の本数のケーブルを容易に接続することが可能なケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法を提供する。【解決手段】導体と、導体を覆うように設けられ、ケーブル端末が挿入可能で導体まで到達する複数の挿入孔が設けられる絶縁層と、複数の挿入孔のそれぞれの内部に設けられ導体に接続されケーブル端末の端末導体が嵌合可能である複数の導体嵌合部と、を有する第1分岐接続部と、第1分岐接続部と同一の構成を有する第2分岐接続部と、両端が複数の導体嵌合部のそれぞれに嵌合可能な連結部導体と、連結部導体の外周を覆うように設けられ複数の挿入孔のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層と、を有する連結部と、を有し、第1分岐接続部および第2分岐接続部は、連結部の一端が第1分岐接続部の複数の挿入孔のいずれか1つに挿入され、連結部の他端が第2分岐接続部の複数の挿入孔のいずれか1つに挿入されることにより、互いに連結される。【選択図】図1
Description
本発明は、ケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法に関する。
幹線ケーブルから支線ケーブルを引き出すため、いわゆるY分岐接続部やX分岐接続部などが用いられることがある。Y分岐接続部の場合、連結可能な支線ケーブルの本数は1本であり、X分岐接続部の場合、連結可能な支線ケーブルの本数は2本である。
また、複数のケーブルを接続するため、例えば以下のような接続装置または分岐接続部が開示されている。特許文献1には、ケーブル端末を固定する3つの接合部体を連結する連結部体を有する接続装置が記載されている。また、特許文献2には、幹線ケーブルを長手方向に着脱可能に接続するとともに、分岐ケーブルを着脱可能に接続するT分岐接続ユニットを有する分岐接続部が記載されている。
上記した分岐接続部または接続装置では、接続可能なケーブルの本数が限定されていた。また、幹線ケーブルから任意の本数(例えば3本以上)の支線ケーブルを引き出す場合、分岐接続部ではなく、多回路開閉器を別途設置する必要があった。
本発明の目的は、任意の本数のケーブルを容易に接続することが可能なケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、
導体と、前記導体を覆うように設けられ、ケーブル端末が挿入可能で前記導体まで到達する複数の挿入孔が設けられる絶縁層と、前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に設けられ前記導体に接続され前記ケーブル端末の端末導体が嵌合可能である複数の導体嵌合部と、を有する第1分岐接続部と、
前記第1分岐接続部と同一の構成を有する第2分岐接続部と、
両端が前記複数の導体嵌合部のそれぞれに嵌合可能な連結部導体と、前記連結部導体の外周を覆うように設けられ前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層と、を有する連結部と、
を有し、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部は、前記連結部の一端が前記第1分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入され、前記連結部の他端が前記第2分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入されることにより、互いに連結される
ケーブル分岐接続構造が提供される。
導体と、前記導体を覆うように設けられ、ケーブル端末が挿入可能で前記導体まで到達する複数の挿入孔が設けられる絶縁層と、前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に設けられ前記導体に接続され前記ケーブル端末の端末導体が嵌合可能である複数の導体嵌合部と、を有する第1分岐接続部と、
前記第1分岐接続部と同一の構成を有する第2分岐接続部と、
両端が前記複数の導体嵌合部のそれぞれに嵌合可能な連結部導体と、前記連結部導体の外周を覆うように設けられ前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層と、を有する連結部と、
を有し、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部は、前記連結部の一端が前記第1分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入され、前記連結部の他端が前記第2分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入されることにより、互いに連結される
ケーブル分岐接続構造が提供される。
本発明の第2の態様によれば、
前記複数の挿入孔は、
第1挿入孔と、
前記第1挿入孔と反対の方向に設けられる第2挿入孔と、
前記第1挿入孔および前記第2挿入孔と異なる位置に設けられる第3挿入孔と、
を含み、
前記連結部の一端は、前記第1分岐接続部の前記第1挿入孔に挿入され、
前記連結部の他端は、前記第2分岐接続部の前記第2挿入孔に挿入される
第1の態様に記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
前記複数の挿入孔は、
第1挿入孔と、
前記第1挿入孔と反対の方向に設けられる第2挿入孔と、
前記第1挿入孔および前記第2挿入孔と異なる位置に設けられる第3挿入孔と、
を含み、
前記連結部の一端は、前記第1分岐接続部の前記第1挿入孔に挿入され、
前記連結部の他端は、前記第2分岐接続部の前記第2挿入孔に挿入される
第1の態様に記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
本発明の第3の態様によれば、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部の少なくともいずれかの前記第3挿入孔には、前記第3挿入孔から屈曲した方向にケーブルを連結する屈曲端末が挿入される
第2の態様に記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部の少なくともいずれかの前記第3挿入孔には、前記第3挿入孔から屈曲した方向にケーブルを連結する屈曲端末が挿入される
第2の態様に記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
本発明の第4の態様によれば、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれは、
前記導体を覆うように設けられる内部半導電層を有し、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれの前記内部半導電層は、
前記連結部が前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれに連結される際に、前記連結部導体が前記連結部絶縁層から露出する部分と重なり、前記連結部絶縁層まで達するように設けられる
第1〜第3の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれは、
前記導体を覆うように設けられる内部半導電層を有し、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれの前記内部半導電層は、
前記連結部が前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれに連結される際に、前記連結部導体が前記連結部絶縁層から露出する部分と重なり、前記連結部絶縁層まで達するように設けられる
第1〜第3の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
本発明の第5の態様によれば、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれは、
前記絶縁層を覆い、前記複数の挿入孔のそれぞれの開口端まで設けられる導電性の外部半導電層を有し、
前記連結部は、
前記連結部絶縁層の外周に設けられる導電性の連結部外部半導電層を有し、
前記連結部外部半導電層は、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれの前記開口端における前記外部半導電層に接する
第1〜第4の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれは、
前記絶縁層を覆い、前記複数の挿入孔のそれぞれの開口端まで設けられる導電性の外部半導電層を有し、
前記連結部は、
前記連結部絶縁層の外周に設けられる導電性の連結部外部半導電層を有し、
前記連結部外部半導電層は、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれの前記開口端における前記外部半導電層に接する
第1〜第4の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
本発明の第6の態様によれば、
前記複数の挿入孔のそれぞれの開口径は互いに等しく、
前記複数の導体嵌合部のそれぞれの形状は互いに等しい
第1〜第5の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
前記複数の挿入孔のそれぞれの開口径は互いに等しく、
前記複数の導体嵌合部のそれぞれの形状は互いに等しい
第1〜第5の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造が提供される。
本発明の第7の態様によれば、
第1〜第6の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造に用いられる
分岐接続部が提供される。
第1〜第6の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造に用いられる
分岐接続部が提供される。
本発明の第8の態様によれば、
第1〜第6の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造に用いられる
連結部が提供される。
第1〜第6の態様のいずれかに記載のケーブル分岐接続構造に用いられる
連結部が提供される。
本発明の第9の態様によれば、
導体と、前記導体を覆うように設けられ、ケーブル端末が挿入可能で前記導体まで到達する複数の挿入孔が設けられる絶縁層と、前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に設けられ前記導体に接続され前記ケーブル端末の端末導体が嵌合可能である複数の導体嵌合部と、を有する第1分岐接続部と、前記第1分岐接続部と同一の構成を有する第2分岐接続部と、両端が前記複数の導体嵌合部のそれぞれに嵌合可能な連結部導体と、前記連結部導体の外周を覆うように設けられ前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層と、を有する連結部と、を準備する工程と、
前記連結部を用い、前記連結部の一端を前記第1分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入し、前記連結部の他端を前記第2分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入することにより、前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部を互いに連結する工程と、
を有する
ケーブル分岐接続方法が提供される。
導体と、前記導体を覆うように設けられ、ケーブル端末が挿入可能で前記導体まで到達する複数の挿入孔が設けられる絶縁層と、前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に設けられ前記導体に接続され前記ケーブル端末の端末導体が嵌合可能である複数の導体嵌合部と、を有する第1分岐接続部と、前記第1分岐接続部と同一の構成を有する第2分岐接続部と、両端が前記複数の導体嵌合部のそれぞれに嵌合可能な連結部導体と、前記連結部導体の外周を覆うように設けられ前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層と、を有する連結部と、を準備する工程と、
前記連結部を用い、前記連結部の一端を前記第1分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入し、前記連結部の他端を前記第2分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入することにより、前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部を互いに連結する工程と、
を有する
ケーブル分岐接続方法が提供される。
本発明によれば、任意の本数のケーブルを容易に接続することが可能なケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法が提供される。
<本発明の第1実施形態>
(1)ケーブル分岐接続構造
図1〜図3を用い、本発明の第1実施形態に係るケーブル分岐接続構造について説明する。図1(a)は、本実施形態に係る分岐接続部を示す断面図であり、(b)は、本実施形態に係る連結部を示す断面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係るケーブル端末を示す断面図である。図3(a)は、本実施形態に係るケーブル分岐接続構造を示す断面図であり、(b)は、本実施形態に係るケーブル分岐接続構造の全体像を示す模式図である。
(1)ケーブル分岐接続構造
図1〜図3を用い、本発明の第1実施形態に係るケーブル分岐接続構造について説明する。図1(a)は、本実施形態に係る分岐接続部を示す断面図であり、(b)は、本実施形態に係る連結部を示す断面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係るケーブル端末を示す断面図である。図3(a)は、本実施形態に係るケーブル分岐接続構造を示す断面図であり、(b)は、本実施形態に係るケーブル分岐接続構造の全体像を示す模式図である。
本実施形態のケーブル分岐接続構造は、図3(b)に示されているように、ケーブル100を接続する複数の分岐接続部10が連結部30を介して互いに連結されることにより、任意の本数のケーブル100を連結可能に構成される。以下、詳細を説明する。
(分岐接続部)
図1(a)に示されているように、分岐接続部10は、中心に導体210を有する。導体210は、略T字型であり、導体210の端部には、後述するようにケーブル端末400の端末導体または連結部30の連結部導体310が接続される。導体210は、例えば銅からなる。
図1(a)に示されているように、分岐接続部10は、中心に導体210を有する。導体210は、略T字型であり、導体210の端部には、後述するようにケーブル端末400の端末導体または連結部30の連結部導体310が接続される。導体210は、例えば銅からなる。
導体210の外側には、導電性の内部半導電層220が設けられる。内部半導電層220は、例えば、半導電性のEPゴム(エチレン・プロピレンゴム)、または半導電性のシリコーンゴムからなる。
内部半導電層220は、導体210のT字の断面に垂直な方向から見て、後述する導体嵌合部260と重なるように設けられる。また、内部半導電層220は、後述するように、連結部30が分岐接続部10に連結される際に、連結部30の連結部導体310が連結部絶縁層330から露出する部分と重なり、連結部絶縁層330まで達するように設けられる。これにより、高電圧が印加される部分(分岐接続部10の導体210、後述する導体嵌合部260および連結部30の連結部導体310付近)において電界が集中することが抑制される。
内部半導電層220の外側には、絶縁層230が設けられる。絶縁層230は、絶縁性のゴムからなり、具体的には例えばEPゴム(エチレン・プロピレンゴム)またはシリコーンゴムからなる。絶縁層230は、例えば略T字型に成形されている。絶縁層230の端部は、例えば円錐台状となっており、絶縁層230の端部の直径は、先端に行くにつれて小さくなっている。
絶縁層230の外周を覆うように、導電性の外部半導電層240が設けられる。外部半導電層240は、内部半導電層220と同様の材料からなる。外部半導電層240が絶縁層230を覆うことにより、分岐接続部10が静電的に遮蔽され、絶縁層230にかかっている電界が外部に漏れることが抑制される。なお、外部半導電層240は、後述する複数の挿入孔(251,252,253)のそれぞれの開口端まで設けられる。
絶縁層230には、内部半導電層220を介して導体210まで到達する複数の挿入孔250が設けられる。挿入孔250は、例えば3つ設けられる。具体的には、T字型の分岐接続部10の横画部に沿って第1挿入孔251が設けられ、第1挿入孔251と反対側に第2挿入孔252が設けられる。また、第1挿入孔251および第2挿入孔252と異なる位置には、例えば(T字型の分岐接続部10の縦画部に沿って)第1挿入孔251および第2挿入孔252の延在方向と垂直な方向に第3挿入孔253が設けられる。第1挿入孔251、第2挿入孔252および第3挿入孔253のそれぞれの延在方向に垂直な方向の断面は円形である。第1挿入孔251、第2挿入孔252および第3挿入孔253のそれぞれには、後述するケーブル端末400または連結部30の連結部絶縁層330が嵌合可能である。
第1挿入孔251、第2挿入孔252および第3挿入孔253のそれぞれの内部には、導体210に接続される複数の導体嵌合部260が設けられる。導体嵌合部260は、いわゆるチューリップコンタクト(リング状接触端子)である。具体的には、導体嵌合部260は、筒状(樽状)に束ねられる導電性の複数の接触部(接触片)262を有する。複数の接触部262の一端には、分岐接続部10の導体210が嵌合して接続され、複数の接触部262の他端には、後述するケーブル端末400の端末導体410または連結部30の連結部導体310が嵌合可能である。複数の接触部262の一端側および他端側には、複数の接触部262の外周を囲むように押さえ部264が設けられ、押さえ部264は、複数の接触部262を外側から弾性的に押さえるよう構成される。これにより、導体嵌合部260に挿入される導体210、ケーブル端末400の端末導体410または連結部30の連結部導体310は、押さえ部264の弾性力によって複数の接触部262に固定される。
複数の挿入孔250のそれぞれの開口径は互いに等しく、複数の導体嵌合部260のそれぞれの形状は互いに等しい。これにより、後述する共通のケーブル端末400または連結部30を、どの挿入孔250に対しても同様に嵌合させて接続することが可能となる。
(連結部)
図1(b)に示されているように、連結部30は、中心に円柱状の連結部導体310を有する。連結部導体310の両端は、複数の導体嵌合部260のそれぞれに嵌合可能である。連結部導体310は、例えば銅からなる。
図1(b)に示されているように、連結部30は、中心に円柱状の連結部導体310を有する。連結部導体310の両端は、複数の導体嵌合部260のそれぞれに嵌合可能である。連結部導体310は、例えば銅からなる。
連結部導体310の外周を覆うように、連結部絶縁層330が設けられる。上記した連結部導体310の両端は、連結部絶縁層330から露出される。連結部絶縁層330は、分岐接続部10の絶縁層230と同様に、絶縁性のゴムからなり、具体的には例えばEPゴム(エチレン・プロピレンゴム)またはシリコーンゴムからなる。なお、連結部絶縁層330は、エポキシ樹脂からなっていてもよい。
また、連結部絶縁層330は、第1挿入孔251、第2挿入孔252および第3挿入孔253のそれぞれの内部に嵌合可能である。連結部絶縁層330が分岐接続部10の外側に嵌合するのではなく第1挿入孔251、第2挿入孔252および第3挿入孔253のそれぞれの内部に嵌合することにより、ケーブル分岐接続構造を小さくすることができる。
連結部絶縁層330の外周には、導電性の連結部外部半導電層340が設けられる。連結部外部半導電層340は、例えば、半導電性のEPゴム(エチレン・プロピレンゴム)、半導電性のシリコーンゴム、または半導電性の塗料からなる。
連結部外部半導電層340は、連結部30の軸方向に垂直な方向から見て、連結部絶縁層330の中心の位置の外周を覆うように設けられる。連結部外部半導電層340は、後述するように2つの分岐接続部10が連結部30を介して互いに連結される際に、2つの分岐接続部10のそれぞれの開口端における外部半導電層240に接するように構成される。
(ケーブルおよびケーブル端末)
図2に示されているように、分岐接続部10に接続されるケーブル100は、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(Crosslinked polyethylene insulated PVC sheathed cable:CVケーブル)として構成され、具体的には、中心から外側に向けて、ケーブル導体110、内部半導電層(不図示)、ケーブル絶縁層120、ケーブル外部半導電層130、ケーブル遮蔽層140、ケーブルシース(被覆層)150を有する。ケーブル100のケーブル導体110、ケーブル絶縁層120、ケーブル外部半導電層130、ケーブル遮蔽層140、およびケーブルシース150は、ケーブル100の先端側から段階的に剥離される(段剥ぎされる)。また、ケーブル100のケーブル外部半導電層130およびケーブル遮蔽層140は、接地される。
図2に示されているように、分岐接続部10に接続されるケーブル100は、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(Crosslinked polyethylene insulated PVC sheathed cable:CVケーブル)として構成され、具体的には、中心から外側に向けて、ケーブル導体110、内部半導電層(不図示)、ケーブル絶縁層120、ケーブル外部半導電層130、ケーブル遮蔽層140、ケーブルシース(被覆層)150を有する。ケーブル100のケーブル導体110、ケーブル絶縁層120、ケーブル外部半導電層130、ケーブル遮蔽層140、およびケーブルシース150は、ケーブル100の先端側から段階的に剥離される(段剥ぎされる)。また、ケーブル100のケーブル外部半導電層130およびケーブル遮蔽層140は、接地される。
ケーブル100の端部には、分岐接続部10の挿入孔250に嵌合するためにケーブル端末400が設けられる。ケーブル端末400は、中心側から外側に向けて、端末導体(圧縮端子)410、端末絶縁層420、端末外部半導電層430を有する。
ケーブル端末400の端末導体410には、ケーブル100のケーブル導体110の先端が圧縮接続される。ケーブル端末400の端末導体410の先端は、複数の導体嵌合部260のそれぞれに嵌合可能である。
ケーブル端末400の端末絶縁層420の端末導体410と反対側の外側には、端末外部半導電層430が設けられる。端末外部半導電層430は、例えば、半導電性のEPゴム等からなる。ケーブル端末400の端末外部半導電層430の内周面は、ケーブル100のケーブル外部半導電層130の外周面に接している。ケーブル端末400の端末外部半導電層430は、端末導体410と反対側から端末導体410に向けて径が広がった円錐状に形成されており、いわゆるストレスコーンを形成している。これにより、径が広がるように形成されたケーブル端末400の端末外部半導電層430によって、ケーブル100のケーブル外部半導電層130付近の電界集中が緩和される。
ケーブル端末400の端末外部半導電層430およびケーブル100のケーブル遮蔽層140の外周には、半導電性テープ440が巻き付けられる。これにより、ケーブル端末400の端末外部半導電層430は、ケーブル100のケーブル外部半導電層130およびケーブル遮蔽層140とともに接地される。また、半導電性テープ440の外周には、絶縁テープ450が巻き付けられる。
(ケーブル分岐接続構造)
本実施形態では、ケーブル100を接続する複数の分岐接続部10が連結部30を介して互いに連結される。以下では、一例として、3つの分岐接続部10(第1分岐接続部10a,第2分岐接続部10b,第3分岐接続部10c)が互いに連結される場合について説明する。なお、後述する第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cは、第1分岐接続部10aと同一の構成を有し、後述する第2連結部30bは、第1連結部30aと同一の構成を有する。
本実施形態では、ケーブル100を接続する複数の分岐接続部10が連結部30を介して互いに連結される。以下では、一例として、3つの分岐接続部10(第1分岐接続部10a,第2分岐接続部10b,第3分岐接続部10c)が互いに連結される場合について説明する。なお、後述する第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cは、第1分岐接続部10aと同一の構成を有し、後述する第2連結部30bは、第1連結部30aと同一の構成を有する。
図3(a)に示されているように、第1分岐接続部10aの第1挿入孔251には、第1連結部30aの一端が挿入される。第1挿入孔251の内部には、第1連結部30aの連結部絶縁層330が嵌合し、第1挿入孔251内の導体嵌合部260には、第1連結部30aの連結部導体310が嵌合する。これにより、第1分岐接続部10aの導体210と、第1連結部30aの連結部導体310と、が電気的に接続される。
一方、第2分岐接続部10bの第2挿入孔252には、第1連結部30aの第1分岐接続部10aと反対側の他端が挿入される。第1分岐接続部10aと同様にして、第2挿入孔252の内部には、第1連結部30aの連結部絶縁層330が嵌合し、第2挿入孔252内の導体嵌合部260には、第1連結部30aの連結部導体310が嵌合する。これにより、第2分岐接続部10bの導体210と、第1連結部30aの連結部導体310と、が電気的に接続される。
このようにして、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bは第1連結部30aを介して互いに連結される。これにより、第1分岐接続部10aの導体210および第2分岐接続部10bの導体210は、第1連結部30aの連結部導体310を介して電気的に接続される。
このとき、第1分岐接続部10aの導体210と、第1分岐接続部10aの導体嵌合部260と、第1分岐接続部10a側で連結部導体310が連結部絶縁層330から露出する部分とは、第1分岐接続部10aの内部半導電層220によって覆われる。これにより、高電圧が印加される部分(第1分岐接続部10aの導体210、第1分岐接続部10aの導体嵌合部260、および第1分岐接続部10a側で連結部導体310が連結部絶縁層330から露出する部分)への電界集中が緩和される。また、第1分岐接続部10aと同様にして、第2分岐接続部10bの導体210と、第2分岐接続部10bの導体嵌合部260と、第2分岐接続部10b側で連結部導体310が連結部絶縁層330から露出する部分とは、第2分岐接続部10bの内部半導電層220によって覆われる。
また、このとき、第1連結部30aの連結部外部半導電層340は、第1分岐接続部10aの第1挿入孔251の開口端における外部半導電層240、および第2分岐接続部10bの第2挿入孔252の開口端における外部半導電層240に接する。これにより、第1分岐接続部10aの外部半導電層240、第2分岐接続部10bの外部半導電層240、および連結部30の連結部外部半導電層340は、互いに電気的に接続される。例えば、第1分岐接続部10aの外部半導電層240、第2分岐接続部10bの外部半導電層240、および連結部30の連結部外部半導電層340は、後述するように第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bのそれぞれの外部半導電層240に接続されたケーブル端末400の端末外部半導電層430を介して、ケーブル100のケーブル外部半導電層130およびケーブル遮蔽層140とともに接地される。
図3(b)に示されているように、本実施形態では、さらに第2分岐接続部10bに第3分岐接続部10cが連結される。具体的には、第2分岐接続部10bの第1挿入孔251には、第2連結部30bの一端が挿入され、第3分岐接続部10cの第2挿入孔252には、第2連結部30bの他端が挿入される。これにより、第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cは第2連結部30bを介して互いに連結される。
また、図3(b)に示されているように、第1分岐接続部10a、第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cにおける連結部30が挿入されていない他の挿入孔250には、以下のようにして、ケーブル100のケーブル端末400が挿入される。
第1分岐接続部10aの第2挿入孔252には、一方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aが挿入される。第1分岐接続部10aの第2挿入孔252内の導体嵌合部260には、一方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aの端末導体410が嵌合する。これにより、第1分岐接続部10aの導体210と、幹線ケーブル100aのケーブル端末400aの端末導体410と、が電気的に接続される。また、このとき、一方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aの端末外部半導電層430は、第1分岐接続部10aの第2挿入孔252の開口端における外部半導電層240に接する。これにより、第1分岐接続部10aの外部半導電層240は、ケーブル端末400aの端末外部半導電層430を介して、幹線ケーブル100aのケーブル外部半導電層130およびケーブル遮蔽層140とともに接地される。
一方、第3分岐接続部10cの第1挿入孔251には、第1分岐接続部10aの第2挿入孔252に挿入される一方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aと同様にして、他方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aが挿入される。
また、第1分岐接続部10aの第3挿入孔253、第2分岐接続部10bの第3挿入孔253、および第3分岐接続部10cの第3挿入孔253には、第1分岐接続部10aの第2挿入孔252に挿入される幹線ケーブル100aのケーブル端末400aと同様にして、それぞれ支線ケーブル100bのケーブル端末400bが挿入される。
これにより、幹線ケーブル100aは、第1分岐接続部10a、第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cのそれぞれの第1挿入孔251および第2挿入孔252に沿って直線的に接続され延線される。3つの支線ケーブル100bは、それぞれ、幹線ケーブル100aの延線方向と垂直な方向に沿って、第1分岐接続部10a、第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cに接続される。例えば、幹線ケーブル100aおよび3つの支線ケーブル100bは、同一面を形成するように配置される。
以上のように、第1分岐接続部10a、第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cが第1連結部30aおよび第2連結部30bを介して連結されることにより、幹線ケーブル100aに対して、3つの支線ケーブル100bが接続可能となる。
(具体的寸法等)
例えば、分岐接続部10の挿入孔250の開口径(直径)は、10mm以上150mm以下であり、導体嵌合部260の開口径(直径)は、10mm以上100mm以下である。
例えば、分岐接続部10の挿入孔250の開口径(直径)は、10mm以上150mm以下であり、導体嵌合部260の開口径(直径)は、10mm以上100mm以下である。
また、例えば、連結部30の直径は、10mm以上150mm以下であり、連結部30の連結部導体310の直径は、10mm以上100mm以下である。また、連結部30の軸方向の長さは、80mm以上300mm以下である。
また、例えば、分岐接続部10に接続されるケーブル100の公称電圧は、例えば3.3kV以上33kV以下である。ケーブル100の直径は10mm以上100mm以下であり、ケーブル端末400の直径は10mm以上150mm以下であり、ケーブル端末400の端末導体410の直径は3mm以上60mm以下である。
(2)ケーブル分岐接続方法
次に、本実施形態に係るケーブル分岐接続方法について説明する。上記と同様にして、一例として、3つの分岐接続部10(第1分岐接続部10a,第2分岐接続部10b,第3分岐接続部10c)を連結する場合について説明する。
次に、本実施形態に係るケーブル分岐接続方法について説明する。上記と同様にして、一例として、3つの分岐接続部10(第1分岐接続部10a,第2分岐接続部10b,第3分岐接続部10c)を連結する場合について説明する。
(準備工程)
まず、図1(a)に示されているように、導体210を金型内に固定して樹脂成形することにより、導体210と、導体210を覆う内部半導電層220と、内部半導電層220を覆い複数の挿入孔250が設けられる絶縁層230と、絶縁層230を覆う外部半導電層240と、を有する第1分岐接続部10aを準備する。なお、複数の挿入孔250のそれぞれの内部の導体210には、導体嵌合部260を嵌合させておく。また、第1分岐接続部10aと同一の構成を有する第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cを準備する。
まず、図1(a)に示されているように、導体210を金型内に固定して樹脂成形することにより、導体210と、導体210を覆う内部半導電層220と、内部半導電層220を覆い複数の挿入孔250が設けられる絶縁層230と、絶縁層230を覆う外部半導電層240と、を有する第1分岐接続部10aを準備する。なお、複数の挿入孔250のそれぞれの内部の導体210には、導体嵌合部260を嵌合させておく。また、第1分岐接続部10aと同一の構成を有する第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cを準備する。
また、図1(b)に示されているように、連結部導体310を金型内に固定して樹脂成形することにより、連結部導体310と、連結部導体310の外周を覆う連結部絶縁層330と、連結部絶縁層330の外周に設けられる連結部外部半導電層340と、を有する第1連結部30aを準備する。また、第1連結部30aと同一の構成を有する第2連結部30bを準備する。
(連結工程)
次に、図3(a)に示されているように、第1連結部30aを用い、第1連結部30aの一端を第1分岐接続部10aの第1挿入孔251に挿入し、第1連結部30aの他端を第2分岐接続部10bの第2挿入孔252に挿入する。このとき、第1挿入孔251内の導体嵌合部260に、第1連結部30aの連結部導体310の一端を嵌合させ、第2挿入孔252内の導体嵌合部260に、第1連結部30aの連結部導体310の他端を嵌合させる。このようにして、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bを互いに連結する。
次に、図3(a)に示されているように、第1連結部30aを用い、第1連結部30aの一端を第1分岐接続部10aの第1挿入孔251に挿入し、第1連結部30aの他端を第2分岐接続部10bの第2挿入孔252に挿入する。このとき、第1挿入孔251内の導体嵌合部260に、第1連結部30aの連結部導体310の一端を嵌合させ、第2挿入孔252内の導体嵌合部260に、第1連結部30aの連結部導体310の他端を嵌合させる。このようにして、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bを互いに連結する。
また、図3(b)に示されているように、第2連結部30bを用い、第2連結部30bの一端を第2分岐接続部10bの第1挿入孔251に挿入し、第2連結部30bの他端を第3分岐接続部10cの第2挿入孔252に挿入する。これにより、第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cを互いに連結する。
(ケーブル端末接続工程)
次に、第1分岐接続部10aの第2挿入孔252に、一方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aを挿入し、第3分岐接続部10cの第1挿入孔251に、他方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aを挿入する。また、第1分岐接続部10aの第3挿入孔253、第2分岐接続部10bの第3挿入孔253、および第3分岐接続部10cの第3挿入孔253に、それぞれ支線ケーブル100bのケーブル端末400bを挿入する。
次に、第1分岐接続部10aの第2挿入孔252に、一方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aを挿入し、第3分岐接続部10cの第1挿入孔251に、他方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aを挿入する。また、第1分岐接続部10aの第3挿入孔253、第2分岐接続部10bの第3挿入孔253、および第3分岐接続部10cの第3挿入孔253に、それぞれ支線ケーブル100bのケーブル端末400bを挿入する。
以上のようにして、第1分岐接続部10a、第2分岐接続部10bおよび第3分岐接続部10cが第1連結部30aおよび第2連結部30bを介して連結され、幹線ケーブル100aに対して、3つの支線ケーブル100bが接続される。
(3)本実施形態に係る効果
本実施形態やその変形例によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
本実施形態やその変形例によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
(a)本実施形態によれば、連結部30は、両端が分岐接続部10の複数の導体嵌合部260のそれぞれに嵌合可能な連結部導体310と、連結部導体310の外周を覆うように設けられ分岐接続部10の複数の挿入孔250のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層330と、を有する。第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bは、連結部30の一端が第1分岐接続部10aの複数の挿入孔250のいずれか1つに挿入され、連結部30の他端が第2分岐接続部10bの複数の挿入孔250のいずれか1つに挿入されることにより、互いに連結される。これにより、任意の本数のケーブル100を容易に接続することが可能となる。
ここで、幹線ケーブルから支線ケーブルを引き出すため、いわゆるY分岐接続部やX分岐接続部などが用いられることがある。Y分岐接続部の場合、連結可能な支線ケーブルの本数は1本であり、X分岐接続部の場合、連結可能な支線ケーブルの本数は2本である。
また、複数のケーブルを接続するため、例えば以下のような接続装置または分岐接続部が開示されている。特許文献1には、ケーブル端末を固定する3つの接合部体を連結する連結部体を有する接続装置が記載されている。また、特許文献2には、幹線ケーブルを長手方向に着脱可能に接続するとともに、分岐ケーブルを着脱可能に接続するT分岐接続ユニットを有する分岐接続部が記載されている。
しかしながら、上記した分岐接続部または接続装置では、接続可能なケーブルの本数が限定されていた。また、幹線ケーブルから任意の本数(例えば3本以上)の支線ケーブルを引き出す場合、分岐接続部ではなく、多回路開閉器を別途設置する必要があった。
これに対して、本実施形態によれば、2つの分岐接続部10(第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10b)は、上述のように連結部30を介して互いに連結される。2つの分岐接続部10のそれぞれにおける連結部30が挿入されていない他の挿入孔250には、ケーブル100のケーブル端末400が挿入される。これにより、複数のケーブル100を、2つの分岐接続部10および連結部30を介して接続することができる。また、このような連結部30を介した分岐接続部10の連結構造を複数連鎖させることにより、任意の本数のケーブル100を容易に接続することが可能となる。
(b)本実施形態によれば、連結部絶縁層330は、複数の挿入孔250のそれぞれの内部に嵌合可能である。連結部絶縁層330が分岐接続部10の外側に嵌合するのではなく複数の挿入孔250のそれぞれの内部に嵌合することにより、ケーブル分岐接続構造を小さくすることができる。
(c)本実施形態によれば、分岐接続部10の絶縁層230は、第1挿入孔251と、第1挿入孔251と反対の方向に設けられる第2挿入孔252と、第1挿入孔251および第2挿入孔252と異なる位置に設けられる第3挿入孔253と、を有する。例えば、連結部30の一端は、第1分岐接続部10aの第1挿入孔251に挿入され、連結部30の他端は、第2分岐接続部10bの第2挿入孔252に挿入される。これにより、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bを、それぞれの第1挿入孔251および第2挿入孔252が一直線上に配置されるように、互いに連結することができる。
また、例えば、第1分岐接続部10aの第2挿入孔252に、一方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aを挿入し、第2分岐接続部10b(上記例では第3分岐接続部10c)の第1挿入孔251に、他方の幹線ケーブル100aのケーブル端末400aを挿入する。また、第1分岐接続部10aの第3挿入孔253、および第2分岐接続部10bの第3挿入孔253に、それぞれ支線ケーブル100bのケーブル端末400bを挿入する。これにより、幹線ケーブル100aを、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bのそれぞれの第1挿入孔251および第2挿入孔252に沿って直線的に接続して延線することができ、支線ケーブル100bを第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bのそれぞれの第1挿入孔251および第2挿入孔252と異なる方向に延線することができる。
(d)本実施形態によれば、内部半導電層220は、導体210のT字の断面に垂直な方向から見て、導体嵌合部260と重なるように設けられる。また、内部半導電層220は、連結部30が分岐接続部10に連結される際に、連結部30の連結部導体310が連結部絶縁層330から露出する部分と重なり、連結部絶縁層330まで達するように設けられる。これにより、高電圧が印加される部分(分岐接続部10の導体210、導体嵌合部260および連結部30の連結部導体310付近)において電界が集中することが抑制される。
(e)本実施形態によれば、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bのそれぞれの外部半導電層240は、複数の挿入孔250のそれぞれの開口端まで設けられる。連結部30の連結部外部半導電層340は、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bが連結部30を介して互いに連結される際に、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bのそれぞれの開口端における外部半導電層240に接する。これにより、第1分岐接続部10aの外部半導電層240、第2分岐接続部10bの外部半導電層240、および連結部30の連結部外部半導電層340を、互いに電気的に接続することができる。例えば、第1分岐接続部10aの外部半導電層240、第2分岐接続部10bの外部半導電層240、および連結部30の連結部外部半導電層340を、第1分岐接続部10aおよび第2分岐接続部10bのそれぞれの外部半導電層240に接続されたケーブル端末400の端末外部半導電層430を介して、ケーブル100のケーブル外部半導電層130およびケーブル遮蔽層140とともに接地することができる。
<本発明の第2実施形態>
図4を用い、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係るケーブル分岐接続構造を示す斜視図である。図5は、本実施形態に係る屈曲端末を示す断面図である。
図4を用い、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係るケーブル分岐接続構造を示す斜視図である。図5は、本実施形態に係る屈曲端末を示す断面図である。
本実施形態は、支線ケーブル100bの接続態様が第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる要素についてのみ説明し、第1実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)ケーブル分岐接続構造
(屈曲端末)
図4に示されているように、本実施形態では、支線ケーブル100bのケーブル端末の位置に、L字状に屈曲した屈曲端末500が設けられる。屈曲端末500は、例えば直角に屈曲する。
(屈曲端末)
図4に示されているように、本実施形態では、支線ケーブル100bのケーブル端末の位置に、L字状に屈曲した屈曲端末500が設けられる。屈曲端末500は、例えば直角に屈曲する。
図5に示されているように、屈曲端末500は、中心側から外側に向けて、L字状の端末導体(圧縮端子)510、端末内部半導電層512、端末絶縁層520、端末外部半導電層530を有する。
屈曲端末500のL字状の端末導体510には、ケーブル100のケーブル導体110の先端が圧縮接続される。屈曲端末500の端末導体510の先端は、複数の導体嵌合部260のそれぞれに嵌合可能である。
屈曲端末500の端末導体510およびケーブル100のケーブル導体110の外側には、端末内部半導電層512が設けられる。なお、端末導体510の先端は、端末内部半導電層512から露出している。
屈曲端末500の端末内部半導電層512の外側には、端末絶縁層520が設けられる。端末絶縁層520は、端末内部半導電層512およびケーブル100を覆うようにL字状に設けられる。端末内部半導電層512は、例えば、半導電性のEPゴム等からなる。
屈曲端末500の端末絶縁層520の外側には、端末外部半導電層530が設けられる。端末外部半導電層530は、例えば、半導電性のEPゴム等からなる。端末外部半導電層530の内周面は、ケーブル100のケーブル外部半導電層130の外周面に接している。屈曲端末500の端末外部半導電層530は、端末絶縁層520のケーブル100が挿入される側から端末導体510側に向けて、径が広がった円錐状に形成されており、いわゆるストレスコーンを形成している。
また、端末外部半導電層530は、端末絶縁層520のケーブル100が挿入される側から端末絶縁層520の端末導体510の先端側まで延在して設けられている。これにより、屈曲端末500が分岐接続部10に連結される際に、屈曲端末500の端末外部半導電層530は、分岐接続部10の挿入孔250の開口端における外部半導電層240に接する。
屈曲端末500の端末外部半導電層530およびケーブル100のケーブル遮蔽層140の外周には、半導電性テープ540が巻き付けられる。また、半導電性テープ540の外周には、絶縁テープ550が巻き付けられる。
(ケーブル分岐接続構造)
図4に示されているように、例えば、第1分岐接続部10aの第1挿入孔251には、第1連結部30aの一端が挿入され、第2分岐接続部10bが、第1連結部30aを介して第1分岐接続部10aに連結される。第1分岐接続部10aの第2挿入孔252には、幹線ケーブル100aのケーブル端末400aが挿入される。
図4に示されているように、例えば、第1分岐接続部10aの第1挿入孔251には、第1連結部30aの一端が挿入され、第2分岐接続部10bが、第1連結部30aを介して第1分岐接続部10aに連結される。第1分岐接続部10aの第2挿入孔252には、幹線ケーブル100aのケーブル端末400aが挿入される。
第1分岐接続部10aの第3挿入孔253には、屈曲端末500の一端が挿入される。このとき、上述のように、屈曲端末500の端末外部半導電層530は、第1分岐接続部10aの第3挿入孔253の開口端における外部半導電層240に接する。これにより、第1分岐接続部10aの外部半導電層240は、屈曲端末500の端末外部半導電層530を介して、支線ケーブル100bのケーブル外部半導電層130およびケーブル遮蔽層140に接続される。
ここで、図4に示されているように、例えば、複数の幹線ケーブル100aが併設される。このとき、第1分岐接続部10aの第3挿入孔253は、複数の幹線ケーブル100aの併設方向に垂直な方向に向けられる。第1分岐接続部10aの第3挿入孔253には、L字に屈曲した屈曲端末500の一端が挿入され、屈曲端末500は、第3挿入孔253から屈曲した方向に支線ケーブル100bを連結する。支線ケーブル100bは、幹線ケーブル100aから第1分岐接続部10aの第3挿入孔253の方向に、屈曲端末500の支線ケーブル100bの延線方向に垂直な方向の長さだけ、ずらした位置に配置される。これにより、屈曲端末500に接続された支線ケーブル100bを、併設された幹線ケーブル100aに干渉することなく、延線することができる。
(2)本実施形態に係る効果
本実施形態によれば、支線ケーブル100bは、屈曲端末500によって、第3挿入孔253から屈曲した方向に延線される。これにより、例えば、複数の幹線ケーブル100aが併設されるとき、屈曲端末500に接続された支線ケーブル100bを、併設された幹線ケーブル100aに干渉することなく、延線することができる。
本実施形態によれば、支線ケーブル100bは、屈曲端末500によって、第3挿入孔253から屈曲した方向に延線される。これにより、例えば、複数の幹線ケーブル100aが併設されるとき、屈曲端末500に接続された支線ケーブル100bを、併設された幹線ケーブル100aに干渉することなく、延線することができる。
<本発明の他の実施形態>
以上、本発明の実施形態および変形例について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態および変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以上、本発明の実施形態および変形例について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態および変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上述の実施形態では、分岐接続部10が3つの挿入孔を有するT字型である場合について説明したが、分岐接続部は2つ、または4つ以上の挿入孔を有していても良い。
また、上述の実施形態では、導体嵌合部260がチューリップコンタクトである場合について説明したが、導体嵌合部はルーバー方式などの差し込み式であってもよい。
また、上述の実施形態では、分岐接続部10の絶縁層230が絶縁性のゴムからなる場合について説明したが、分岐接続部の絶縁層はエポキシ樹脂から形成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、連結部30が内部半導電層を有していない場合について説明したが、必要に応じて、連結部は、連結部導体の外周を覆うように内部半導電層を有していても良い。
また、上述の第1実施形態では、ケーブル端末400が内部半導電層を有していない場合について説明したが、必要に応じて、ケーブル端末は、ケーブルの外周を覆うように内部半導電層を有していても良い。
また、上述の第2実施形態では、第1分岐接続部10aの第3挿入孔253に屈曲端末500の一端が挿入され、屈曲端末500は、第3挿入孔253から屈曲した方向に支線ケーブル100bを連結する場合について説明したが、第2実施形態において、第1分岐接続部の第3挿入孔にI字状のケーブル端末の一端が挿入され、I字状のケーブル端末は、第3挿入孔に沿った方向に支線ケーブルを連結しても良く、すなわち幹線ケーブルに対して垂直な方向に支線ケーブルが引き出されても良い。
また、上述の実施形態では、準備工程、連結工程、ケーブル端末接続工程の順で行う場合について説明したが、準備工程、ケーブル端末接続工程、連結工程の順で行っても良い。
10 分岐接続部
10a 第1分岐接続部
10b 第2分岐接続部
10c 第3分岐接続部
30 連結部
30a 第1連結部
30b 第2連結部
100 ケーブル
100a 幹線ケーブル
100b 支線ケーブル
110 ケーブル導体
120 ケーブル絶縁層
130 ケーブル外部半導電層
140 ケーブル遮蔽層
150 ケーブルシース(被覆層)
210 導体
220 内部半導電層
230 絶縁層
240 外部半導電層
250 挿入孔
251 第1挿入孔
252 第2挿入孔
253 第3挿入孔
260 導体嵌合部
262 接触部
264 押さえ部
310 連結部導体
330 連結部絶縁層
340 連結部外部半導電層
400,400a,400b ケーブル端末
410 端末導体(圧縮端子)
420 端末絶縁層
430 端末外部半導電層
440 半導電性テープ
450 絶縁テープ
500 屈曲端末
510 端末導体(圧縮端子)
512 端末内部半導電層
520 端末絶縁層
530 端末外部半導電層
540 半導電性テープ
550 絶縁テープ
10a 第1分岐接続部
10b 第2分岐接続部
10c 第3分岐接続部
30 連結部
30a 第1連結部
30b 第2連結部
100 ケーブル
100a 幹線ケーブル
100b 支線ケーブル
110 ケーブル導体
120 ケーブル絶縁層
130 ケーブル外部半導電層
140 ケーブル遮蔽層
150 ケーブルシース(被覆層)
210 導体
220 内部半導電層
230 絶縁層
240 外部半導電層
250 挿入孔
251 第1挿入孔
252 第2挿入孔
253 第3挿入孔
260 導体嵌合部
262 接触部
264 押さえ部
310 連結部導体
330 連結部絶縁層
340 連結部外部半導電層
400,400a,400b ケーブル端末
410 端末導体(圧縮端子)
420 端末絶縁層
430 端末外部半導電層
440 半導電性テープ
450 絶縁テープ
500 屈曲端末
510 端末導体(圧縮端子)
512 端末内部半導電層
520 端末絶縁層
530 端末外部半導電層
540 半導電性テープ
550 絶縁テープ
Claims (9)
- 導体と、前記導体を覆うように設けられ、ケーブル端末が挿入可能で前記導体まで到達する複数の挿入孔が設けられる絶縁層と、前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に設けられ前記導体に接続され前記ケーブル端末の端末導体が嵌合可能である複数の導体嵌合部と、を有する第1分岐接続部と、
前記第1分岐接続部と同一の構成を有する第2分岐接続部と、
両端が前記複数の導体嵌合部のそれぞれに嵌合可能な連結部導体と、前記連結部導体の外周を覆うように設けられ前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層と、を有する連結部と、
を有し、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部は、前記連結部の一端が前記第1分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入され、前記連結部の他端が前記第2分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入されることにより、互いに連結される
ことを特徴とするケーブル分岐接続構造。 - 前記複数の挿入孔は、
第1挿入孔と、
前記第1挿入孔と反対の方向に設けられる第2挿入孔と、
前記第1挿入孔および前記第2挿入孔と異なる位置に設けられる第3挿入孔と、
を含み、
前記連結部の一端は、前記第1分岐接続部の前記第1挿入孔に挿入され、
前記連結部の他端は、前記第2分岐接続部の前記第2挿入孔に挿入される
ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル分岐接続構造。 - 前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部の少なくともいずれかの前記第3挿入孔には、前記第3挿入孔から屈曲した方向にケーブルを連結する屈曲端末が挿入される
ことを特徴とする請求項2に記載のケーブル分岐接続構造。 - 前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれは、
前記導体を覆うように設けられる内部半導電層を有し、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれの前記内部半導電層は、
前記連結部が前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれに連結される際に、前記連結部導体が前記連結部絶縁層から露出する部分と重なり、前記連結部絶縁層まで達するように設けられる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のケーブル分岐接続構造。 - 前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれは、
前記絶縁層を覆い、前記複数の挿入孔のそれぞれの開口端まで設けられる導電性の外部半導電層を有し、
前記連結部は、
前記連結部絶縁層の外周に設けられる導電性の連結部外部半導電層を有し、
前記連結部外部半導電層は、
前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部のそれぞれの前記開口端における前記外部半導電層に接する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のケーブル分岐接続構造。 - 前記複数の挿入孔のそれぞれの開口径は互いに等しく、
前記複数の導体嵌合部のそれぞれの形状は互いに等しい
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のケーブル分岐接続構造。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のケーブル分岐接続構造に用いられる
ことを特徴とする分岐接続部。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のケーブル分岐接続構造に用いられる
ことを特徴とする連結部。 - 導体と、前記導体を覆うように設けられ、ケーブル端末が挿入可能で前記導体まで到達する複数の挿入孔が設けられる絶縁層と、前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に設けられ前記導体に接続され前記ケーブル端末の端末導体が嵌合可能である複数の導体嵌合部と、を有する第1分岐接続部と、前記第1分岐接続部と同一の構成を有する第2分岐接続部と、両端が前記複数の導体嵌合部のそれぞれに嵌合可能な連結部導体と、前記連結部導体の外周を覆うように設けられ前記複数の挿入孔のそれぞれの内部に嵌合可能な連結部絶縁層と、を有する連結部と、を準備する工程と、
前記連結部を用い、前記連結部の一端を前記第1分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入し、前記連結部の他端を前記第2分岐接続部の前記複数の挿入孔のいずれか1つに挿入することにより、前記第1分岐接続部および前記第2分岐接続部を互いに連結する工程と、
を有する
ことを特徴とするケーブル分岐接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014068389A JP2015192537A (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014068389A JP2015192537A (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015192537A true JP2015192537A (ja) | 2015-11-02 |
Family
ID=54426660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014068389A Pending JP2015192537A (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ケーブル分岐接続構造、分岐接続部、連結部およびケーブル分岐接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015192537A (ja) |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014068389A patent/JP2015192537A/ja active Pending
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