JP2015192514A - 電圧平衡継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出機能を向上させることができる電圧平衡継電器を得る。
【解決手段】電圧平衡継電器本体120は、図示しない発電機に接続されたA系及びB系の計器用変圧器から入力されるA系及びB系の電圧VA,VBの不平衡を検出するが、第一及び第二計器用変圧器に設けられた同相のヒューズが同時に断線したときは検出不能なので、ヒューズ断線検出装置110を設けて検出機能を補完し向上させる。ヒューズ断線検出装置110において、第一及び第二電圧比較器5,6は電圧VA,VBが設定値VSよりも低くなったとき信号S1,S2を発し、第一及び第二論理和回路7,8は図示しない発電機の励磁信号SCの存在を条件に論理値1を出力し、論理値1の状態が所定時間継続すると第一及び第二閉路遅延タイマ9,10が信号SX1,SX2を発し、第一及び第二継電器41,42を励磁し、外部に信号SA,SBを出してヒューズ断線を報知する。
【選択図】図1

Description

この発明は、二つの電圧系統の電圧平衡を検出する電圧平衡継電器の改良に関する。
従来の電圧平衡継電器を発電機に適用したものとして、発電機の端子電圧を二つの系統の電圧に変換するための第一及び第二計器用変圧器が設けられ、第一及び第二計器用変圧器で検出された電圧は、目的別に分けて使用される。例えば、一方の系統の電圧は発電機の自動電圧調整器へ導入され、他方の系統の電圧は計器及び保護継電器に導入される。そして、計器用変圧器の一次側及び二次側に過電流保護用のヒューズが設けられている。第一及び第二計器用変圧器で検出される電圧は当該計器用変圧器の不良やヒューズの断線により変化するため、保護継電器や自動電圧調整器等が誤動作する場合がある。電圧平衡継電器は、これら機器の誤動作を防止するために使用され、電圧平衡継電器に導入された二つの系統の電圧を比較し、その差電圧が所定値以上となった時に信号を出力する(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−261849号公報(段落番号0035〜0037及び図1)
従来の電圧平衡継電器は以上のように構成され、一方の系統のヒューズ断線の直後に他方の系統の同相のヒューズが断線した場合、第一及び第二計器用変圧器で検出された電圧の差は発生せず0Vで平衡するため、二つの系統の同相のヒューズ断線を検出できず、本来の差電圧検出機能を充分に果たせないという問題点があった。また、両系の同相のヒューズが同時に断線した場合、同様にヒューズ断線を検出できないという問題点があった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされたものであり、二つの系統の電圧を得るための第一及び第二計器用変圧器に設けられたヒューズの断線を確実に検出でき、検出機能の向上が可能な電圧平衡継電器を得ることを目的とする。
この発明に係る電圧平衡継電器においては、
ヒューズ断線検出装置と電圧平衡継電器本体とを有する電圧平衡継電器であって、
前記ヒューズ断線検出装置は、三相交流電力線の電圧を変圧して検出電圧として出力する第一計器用変圧器及び第二計器用変圧器の各相に設けられたヒューズの断線を検出するものであって、前記第一計器用変圧器の一つの相に設けられたヒューズと前記第一計器用変圧器の一つの相に対応する前記第二計器用変圧器の相に設けられたヒューズが同時に断線したとき断線信号を発するものであり、
前記電圧平衡継電器本体は、前記第一計器用変圧器及び第二計器用変圧器から出力される前記検出電圧を比較して差電圧を検出するものである。
この発明に係る電圧平衡継電器は、以上のように構成されているので、第一計器用変圧器及び第二計器用変圧器に設けられた同相のヒューズが同時に断線した場合でもその断線を検出でき、検出機能の向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1である電圧平衡継電器の構成を示す構成図である。 図1の電圧平衡継電器の接続例を示す単線結線図である。 実施の形態2である電圧平衡継電器の構成を示す構成図である。 実施の形態3である電圧平衡継電器の要部である継電動作部の構成を示す構成図である。 実施の形態3である電圧平衡継電器の接続例を示す単線結線図である。 実施の形態3である電圧平衡継電器の構成を示す三線結線図である。
実施の形態1.
図1、図2は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1は電圧平衡継電器の構成を示す構成図、図2は電圧平衡継電器の接続例を示す単線結線図である。なお、図1は一相分の構成を示すものであり、他の二相分は図示を省略している。まず、図2において、発電機101は界磁巻線101aを有し、界磁巻線101aに界磁遮断器102を介して励磁電源103から供給される直流電力により励磁される。発電機101の図示しない電機子巻線に三相交流電力線としての発電機母線104が接続されている。発電機母線104には、A系の計測や制御用の電圧VAを得るための計器用変圧器106が、一次側ヒューズ105を介して接続され、計器用変圧器106の出力がA系の電圧VAとして二次側ヒューズ107を介して出力される。同様に、B系の計測や制御用の電圧VBを得るための計器用変圧器106が、一次側ヒューズ105を介して接続され、B系の計器用変圧器106の出力がB系の電圧VBとして二次側ヒューズ107を介して出力される。また、界磁遮断器102が閉路されているとき界磁遮断器102の図示しない補助接点から閉路信号SCが出力される。
図1に戻って、電圧平衡継電器100は、ヒューズ断線検出装置110と電圧平衡継電器本体120を有する。ヒューズ断線検出装置110は、以下のように構成されている。A系の計器用変圧器106(図2)からのA系の電圧VAが、B系の計器用変圧器106(図2)からのB系の電圧VBが、電圧平衡継電器本体120に入力され、電圧平衡継電器本体120は従来の電圧平衡継電器と同様に差電圧を検出する。ヒューズ断線検出装置110は、基準電圧設定部としての電圧設定器4、第一電圧比較部としての第一電圧比較器5、第二電圧比較部としての第二電圧比較器6、第一論理積回路7、第二論理積回路8、第一閉路遅延タイマ9、第二閉路遅延タイマ10、第一継電器41、第二継電器42を有する。電圧設定器4は予め決められた基準電圧VSを設定する。なお、基準電圧VSは、第一電圧比較器5用の基準電圧VSと第二電圧比較器6用の基準電圧VSとを異なる値に設定してもよい。なお、第一論理積回路7、第二論理積回路8、第一閉路遅延タイマ9、第二閉路遅延タイマ10、第一継電器41、第二継電器42がこの発明における断線判定部である。
次に動作について説明する。界磁遮断器102(図2)が投入され、発電機101の電圧が出力される。このとき、第一電圧比較器5はA系の一次側ヒューズ105からの電圧VAと電圧設定器4に設定された基準電圧VSとを比較する。電圧VAが基準電圧VSよりも低いとき、第一電圧比較器5から第一信号としての信号S1が第一論理積回路7へ発信される。第一論理積回路7は、界磁遮断器102が閉路されていること示す閉路信号SC及び前記信号S1の両者が出力されているとき論理値1を第一閉路遅延タイマ9へ出力する。第一閉路遅延タイマ9は、論理値1の出力状態が一定時間継続すると信号SX1を発し、第一継電器41を励磁する。第一継電器41は、励磁されるとA系のヒューズ断線を示す断線信号としての信号SAを外部へ出力し、報知する。
第二電圧比較器6はB系の一次側ヒューズ105からの電圧VBと電圧設定器4に設定された基準電圧VSとを比較する。電圧VBが基準電圧VSよりも低いとき、第二電圧比較器6から第二信号としての信号S2が第二論理積回路8へ発信される。第二論理積回路8は、界磁遮断器102が閉路されていること示す閉路信号SC及び前記信号S2の両者が出力されているとき論理値1を第二閉路遅延タイマ10へ出力する。第二閉路遅延タイマ10は、論理値1の出力状態が一定時間継続すると信号SX2を発し、第二継電器42を励磁する。第二継電器42は、励磁されるとB系のヒューズ断線の断線信号としての信号SBを外部へ出力し、報知する。これによりA系及びB系の計器用変圧器106の一次側あるいは二次側に挿入された一次側ヒューズ105、二次側ヒューズ107が相次いで、あるいは同時に断線した場合でもその断線を確実に検出できる。このため一次側ヒューズ105、二次側ヒューズ107が断線して正常な電圧が得られない状態を検出することが可能であり、電圧平衡継電器本体120の弱点を補完して電圧平衡継電器100の差電圧の検出機能を向上させることができる。
実施の形態2.
図3は実施の形態2である電圧平衡継電器の構成を示す構成図である。なお、図3は一相分の構成を示すものであり、他の二相分は図示を省略している。図3において、電圧平衡継電器200は、電圧平衡継電器本体120とヒューズ断線検出装置210を有する。上記実施の形態1では、基準電圧VSに対してA系の電圧VA及びB系の電圧VBを比較する場合について述べたが、この実施の形態においては、図3に示すように、ヒューズ断線検出装置210に第三電圧比較部としての第三電圧比較器25、第四電圧比較部としての第四電圧比較器26、第一論理和回路27、第二論理和回路28を設けたものである。なお、第一論理積回路7、第二論理積回路8、第一閉路遅延タイマ9、第二閉路遅延タイマ10、第一論理和回路27、第二論理和回路28、第一継電器41、第二継電器42がこの発明における断線判定部である。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に、動作について説明する。第三電圧比較器25は、電圧VBを基準にして電圧VAを比較してその差(VB−VA)が第一設定値としての所定値δ1よりも大きいとき第三信号としての信号S21を第一論理和回路27へ発する。第一論理和回路27は、第一電圧比較器5からの信号S1と第三電圧比較器25からの信号S21との論理和を求め、少なくとも一方の信号が存在するとき論理値1を第一論理積回路7へ出力する。第一論理積回路7は、第一論理和回路27からの論理値と界磁遮断器102の閉路信号SCとの論理積を求め、両者が存在するとき論理値1を第一閉路遅延タイマ9へ出力する。第一閉路遅延タイマ9は、第一論理積回路7からの論理値が1である状態が所定時間継続すると信号SX1を第一継電器41へ発し、第一継電器41を励磁する。第一継電器41は、励磁されるとA系のヒューズ断線を示す信号SAを外部へ出力し、報知する。
第四電圧比較器26は、電圧VAを基準にして電圧VBを比較してその差(VA−VB)が第二設定値としての所定値δ2よりも大きいとき第四信号としての信号S22を第二論理和回路28へ発する。第二論理和回路28は、第二電圧比較器6からの信号S2と第四電圧比較器26からの信号S22との論理和を求め、少なくとも一方の信号が存在するとき論理値1を第二論理積回路8へ出力する。第二論理積回路8は、第二論理和回路28からの論理値と界磁遮断器102の閉路信号SCとの論理積を求め、両者が存在するとき論理値1を第二閉路遅延タイマ10へ出力する。第二閉路遅延タイマ10は、第二論理積回路8から出力論理値が1である状態が所定時間継続すると信号SX2を第二継電器42へ発し、第二継電器42を励磁する。第二継電器42は、励磁されるとB系のヒューズ断線の信号SBを外部へ出力し、報知する。これにより、A系及びB系のヒューズ断線を第一継電器41、第二継電器42により外部へ信号SA,SBを発して報知することができる。
実施の形態3.
図4〜図6は、実施の形態3を示すものであり、図4は電圧平衡継電器の要部である継電動作部の構成を示す構成図、図5は電圧平衡継電器の接続例を示す単線結線図、図6は電圧平衡継電器の構成を示す三線結線図である。なお、図4は一相分の構成を示すものであり、他の二相分は図示を省略している。図6において、電圧平衡継電器300は、継電動作部320とヒューズ電流検出部としての電流検出部340を有する。継電動作部320は図4に示すように電圧平衡継電器本体120とヒューズ断線検出装置310を有する。上記実施の形態1では、基準電圧VSに対してA系の電圧VA及びB系の電圧VBを比較する場合について述べたが、図5、図6に示すように、A系及びB系の計器用変圧器106の二次側に抵抗を接続して微小電流を流し、これを検出することで、ヒューズ断線を検出する。
まず、図6によって電流検出部340の構成を説明する。図6において、A系及びB系の計器用変圧器106の二次巻線側に設けられた二次側ヒューズ107の負荷側にインピーダンス要素としての抵抗301がΔ結線で接続され、各抵抗301を流れる電流を検出する変流器302が三相分設けられている。なお、一次側ヒューズ105、二次側ヒューズ107の断線を検出するために流す電流は非常に小さい電流で足りるので、抵抗301は抵抗値の大きなものが使用されている。電流検出部340で検出されたA系及びB系の各相電流JAA,JAB,JAC,JBA,JBB,JBCは、各相電圧VAA,VAB,VAC,VBA,VBB,VBCとともに、詳細を後述する継電動作部320へ出力される。
次に、ヒューズ断線検出装置310の構成を図4により説明する。なお、図4は一相分の構成を示しているので、前記電流検出部340からの各相電流JAA,JAB,JACを区別しないでJAで表し、各相電流JBA,JBB,JBCを電流JBで表して説明する。電圧についても同様に各相電圧VAA,VAB,VAC,VBA,VBB,VBCを、A系の電圧VA、B系の電圧VBにて表すことにする。図4において、ヒューズ断線検出装置310は、基準電流設定部としての電流設定器34、第一電流比較部としての第一電流比較器35、第二電流比較部としての第二電流比較器36を有する。電流設定器34は、基準電流JSを設定する。なお、基準電流JSは、第一電流比較器35用の基準電流JSと第二電流比較器36用の基準電流JSとを異なる値に設定してもよい。なお、第一論理積回路7、第二論理積回路8、第一閉路遅延タイマ9、第二閉路遅延タイマ10、第一論理和回路27、第二論理和回路28、第一電流比較器35、第二電流比較器36、第一継電器41、第二継電器42がこの発明における断線判定部である。その他の構成については、図3に示した実施の形態2と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に、動作について説明する。第一電流比較器35は、A系の計器用変圧器106の電流JAと基準電流JSとを比較し、JA<JSであると第一電流信号としての信号S31を第一論理和回路27へ出力する。第一論理和回路27は、第一電流比較器35からの信号S31と第三電圧比較器25からの信号S21との論理和を求め、少なくとも両信号の一方が存在するとき論理値1を第一論理積回路7へ出力する。第一論理積回路7は、第一論理和回路27の論理値と界磁遮断器102の閉路信号SCとの論理積を求め、両信号が存在するとき論理値1を第一閉路遅延タイマ9へ出力する。第一閉路遅延タイマ9は、第一論理積回路7から出力される論理値が1である状態が所定時間継続すると信号SX1を第一継電器41へ発し、第一継電器41を励磁する。第一継電器41は、励磁されるとA系のヒューズ断線を示す信号SAを外部へ出力し、報知する。
第二電流比較器36は、B系の計器用変圧器106の電流JBと基準電流JSとを比較し、JB<JSであると第二電流信号としての信号S32を第二論理和回路28へ出力する。第二論理和回路28は、第二電流比較器36からの信号S32と第四電圧比較器26からの信号S22との論理和を求め、少なくとも両信号の一方が存在するとき論理値1を第二論理積回路8へ出力する。第二論理積回路8は、第二論理和回路28の論理値と界磁遮断器102の閉路信号SCとの論理積を求め、両信号が存在するとき論理値1を第二閉路遅延タイマ10へ出力する。第二閉路遅延タイマ10は、第二論理積回路8から出力される論理値が1である状態が所定時間継続すると信号SX2を第二継電器42へ発し、第二継電器42を励磁する。第二継電器42は、励磁されるとB系のヒューズ断線を示す信号SBを外部へ出力し、報知する。
このように二次側ヒューズ107を介して第一計器用変圧器及び第二計器用変圧器から電流を流すようにして流れる電流の大きさを監視することにより、A系及びB系の同相でのヒューズ断線を検出できる。
なお、前記実施の形態3における第三電圧比較器25、第四電圧比較器26、第一論理和回路27、第二論理和回路28を省略することもできる。
また、本発明は、その発明の範囲内において、上述した各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変更、省略したりすることが可能である。
4 電圧設定器、5 第一電圧比較器、6 第二電圧比較器、7 第一論理積回路、
8 第二論理積回路、9 第一閉路遅延タイマ、10 第二閉路遅延タイマ、
25 第三電圧比較器、26 第四電圧比較器、27 第一論理和回路、
28 第二論理和回路、34 電流設定器、35 第一電流比較器、
36 第二電流比較器、41 第一継電器、42 第二継電器、
100 電圧平衡継電器、101 発電機、102 界磁遮断器、104 発電機母線、105 一次側ヒューズ、106 計器用変圧器、107 二次側ヒューズ、
110 ヒューズ断線検出装置、120 電圧平衡継電器本体、
200 電圧平衡継電器、210 ヒューズ断線検出装置、300 電圧平衡継電器、
301 抵抗、302 変流器、310 ヒューズ断線検出装置、320 継電動作部、340 電流検出部。

Claims (6)

  1. ヒューズ断線検出装置と電圧平衡継電器本体とを有する電圧平衡継電器であって、
    前記ヒューズ断線検出装置は、三相交流電力線の電圧を変圧して検出電圧として出力する第一計器用変圧器及び第二計器用変圧器の各相に設けられたヒューズの断線を検出するものであって、前記第一計器用変圧器の一つの相に設けられたヒューズと前記第一計器用変圧器の一つの相に対応する前記第二計器用変圧器の相に設けられたヒューズが同時に断線したとき断線信号を発するものであり、
    前記電圧平衡継電器本体は、前記第一計器用変圧器及び第二計器用変圧器から出力される前記検出電圧を比較して差電圧を検出するものである
    電圧平衡継電器。
  2. 前記ヒューズ断線検出装置は、基準電圧設定部と第一電圧比較部と第二電圧比較部と断線判定部とを有するものであって、
    前記基準電圧設定部は、基準電圧を設定するものであり、
    前記第一電圧比較部は、前記第一計器用変圧器から出力される前記検出電圧が前記基準電圧よりも低いとき第一信号を発するものであり、
    前記第二電圧比較部は、前記第二計器用変圧器から出力される前記検出電圧が前記基準電圧よりも低いとき第二信号を発するものであり、
    前記断線判定部は、前記第一信号が発された相と前記第二信号が発された相とが同じ相であるとき前記断線信号を出力するものである
    請求項1に記載の電圧平衡継電器。
  3. 前記ヒューズ断線検出装置は、第三電圧比較部と第四電圧比較部とを有するものであって、
    前記第三電圧比較部は、前記第二計器用変圧器から出力される前記検出電圧から前記第一計器用変圧器から出力される前記検出電圧を引いた電圧が第一設定値よりも大きいとき第三信号を発するものであり、
    前記第四電圧比較部は、前記第一計器用変圧器から出力される前記検出電圧から前記第二計器用変圧器から出力される前記検出電圧を引いた電圧が第二設定値よりも大きいとき第四信号を発するものであり、
    前記断線判定部は、前記第一信号が発された相または前記第三信号が発された相と前記第二信号が発された相または前記第四信号が発された相とが同じ相であるとき前記断線信号を出力するものである
    請求項2に記載の電圧平衡継電器。
  4. 前記ヒューズ断線検出装置は、ヒューズ電流検出部と基準電流設定部と第一電流比較部と第二電流比較部と断線判定部を有するものであって、
    前記基準電流設定部は、基準電流を設定するものであり、
    前記ヒューズ電流検出部は、前記第一計器用変圧器と前記第二計器用変圧器の出力側に接続されたインピーダンス要素を流れる電流を検出するものであり、
    前記第一電流比較部は、前記第一計器用変圧器に接続された前記インピーダンス要素を流れる電流が前記基準電流よりも小さいとき第一電流信号を発するものであり、
    前記第二電流比較部は、前記第二計器用変圧器に接続された前記インピーダンス要素を流れる電流が前記基準電流よりも小さいとき第二電流信号を発するものであり、
    前記断線判定部は、前記第一電流信号が発された相と前記第二電流信号が発された相とが同じ相であるとき前記断線信号を出力するものである
    請求項1に記載の電圧平衡継電器。
  5. 前記ヒューズ断線検出装置は、第三電圧比較部と第四電圧比較部とを有するものであって、
    前記第三電圧比較部は、前記第二計器用変圧器から出力される前記検出電圧から前記第一計器用変圧器から出力される前記検出電圧を引いた電圧が第一設定値よりも大きいとき第三信号を発するものであり、
    前記第四電圧比較部は、前記第一計器用変圧器から出力される前記検出電圧から前記第二計器用変圧器から出力される前記検出電圧を引いた電圧が第二設定値よりも大きいとき第四信号を発するものであり、
    前記断線判定部は、前記第一電流信号が発された相または前記第三信号が発された相と前記第二電流信号が発された相または前記第四信号が発された相とが同じ相であるとき前記断線信号を出力するものである
    請求項4に記載の電圧平衡継電器。
  6. 前記三相交流電力線は、発電機の出力線である
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電圧平衡継電器。
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