JP2015192359A - 無線通信端末、無線基地局および無線通信方法 - Google Patents

無線通信端末、無線基地局および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】RACHトラフィックのオフロードを実現すること。
【解決手段】非ライセンスバンドを含む接続するキャリアとは異なるキャリアを用いて無線基地局と通信を行う無線通信端末は、クロスキャリアRACHを前記非ライセンスバンドを含むキャリアで送信する送信部と、前記クロスキャリアRACHを受信した無線基地局から送信されるランダムアクセスレスポンスを受信する受信部と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおける無線通信端末、無線基地局および無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1参照)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
LTEからのさらなる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムが検討されている。このLTEの後継システムを、たとえば、LTEアドバンストまたはLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」と記す)。近年、LTE−Aシステムにおいては、人間の操作を介さない小型モジュール向け通信端末(MTC:Machine Type Communication端末)の需要が高まっている。MTC端末は、たとえば電気メータ、ガスメータ、自動販売機、車両、その他産業機器などでの利用が考えられる。
将来的にMTC端末数が増大すると、ネットワークは大量の無線通信端末の接続をサポートする必要が生じる。これにより、無線通信端末が発信時に無線基地局と接続を確立する場合に行うランダムアクセスにおけるRACHリソース数が増加し、上り共有チャネルのリソース量が減少するという課題が生じる。
したがって、RACH相当を実現するために、新たな無線アクセス技術が必要となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、RACHトラフィックのオフロードを実現できる無線通信端末、無線基地局および無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信端末は、非ライセンスバンドを含む接続するキャリアとは異なるキャリアを用いて無線基地局と通信を行う無線通信端末であって、クロスキャリアRACHを前記非ライセンスバンドを含むキャリアで送信する送信部と、前記クロスキャリアRACHを受信した無線基地局から送信されるランダムアクセスレスポンスを受信する受信部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、RACHトラフィックのオフロードを実現できる。
衝突型ランダムアクセス手順を説明する図である。 RAプリアンブルの構成を示す図である。 クロスキャリアRACHの概念を説明する図である。 クロスキャリアRACHのフレーム構成の一例を説明する図である。 クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセス手順の一例を説明する図である。 クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセス手順の一例を説明する図である。 クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセス手順の一例を説明する図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線通信端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線通信端末の機能構成の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
将来的にMTC端末数が増大し、ネットワークはHTC端末とMTC端末とをあわせて、大量の端末の接続をサポートする必要がある。ここで、HTC端末とは、人間の操作により信号の伝送が決定される通信端末(HTC:Human Type Communication端末)を指す。
HTC端末と比較して、MTC端末ではパケットサイズが小さく、相対的に各レイヤにおけるオーバーヘッドの割合が多くなるため、その簡易化が検討されている。
ランダムアクセス(RA:Random Access)は、無線通信端末UEが発信時やハンドオーバなどにより、無線基地局eNodeB(eNB)と接続を確立する場合や再同期を行う場合に行われる。無線通信端末UEは、初期接続などのランダムアクセス制御を行う際に、最初にRAプリアンブル(preamble)を送信する。ランダムアクセスにおいて最初にRAプリアンブルを送信するためのチャネルを、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)とよぶ。
ランダムアクセスは、衝突型と非衝突型の2種類のタイプに分けることができる。本発明においては、衝突型のランダムアクセスを対象として検討する。衝突型のランダムアクセスにおいて、無線通信端末UEは、セル内に用意された複数のRAプリアンブル(contention preamble)からランダムに選択したプリアンブルをPRACHで送信する。この場合、無線通信端末UE間で同一のRAプリアンブルを使用することにより、衝突(Contention)が発生する可能性がある。
図1は、衝突型ランダムアクセスのプロシージャ(手順)を示す図である。無線通信端末UEは、セル内に用意されたランダムアクセス(RA)プリアンブルからランダムに選択したプリアンブルを、メッセージ1としてPRACHで無線基地局eNBに送信する。無線基地局eNBは、ランダムアクセス(RA)プリアンブルを検出すると、その応答情報であるランダムアクセス(RA)レスポンスを、メッセージ2として無線通信端末UEに送信する。ランダムアクセス(RA)レスポンスを受信した無線通信端末UEは、コネクション要求信号(RRC(Radio Resource Control) connection request)を、メッセージ3として無線基地局eNBに送信する。無線基地局eNBは、メッセージ3受信後にコネクション確立のためのセル設定情報などを含むコネクション設定信号(RRC connection setup)を、メッセージ4として無線通信端末UEに送信する。
図2は、ランダムアクセス(RA)プリアンブルの構成を示す。図2に示すように、ランダムアクセス(RA)プリアンブルには、上りチャネルの無線リソースとして、PRACHが割り当てられている。
PRACHは、6RB分の帯域幅を使用する。PRACHに関する情報は、報知情報(SIB:System Information Block)あるいはRRCメッセージとして通知される。PRACHの周波数方向のリソースの位置は、PRACH Frequency Offsetによって指定される。PRACHの時間方向のリソースの位置は、PRACH configuration indexによって指定される。
RACHの場合、プリアンブルを衝突型のマルチアクセスで送信するため、送信する情報の削減は困難である。したがって、端末数の増加に伴いRACH送信が増加した場合、RACHのリソース量を増加させる以外の対策は有効ではない。
一方、PRACHのリソース量は報知情報で構成を通知するため動的に変更することは困難である。また、RACHリソース量が増加することは、上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)のリソース量が減少することにつながるため、両者はトレードオフの関係にある。
したがって、RACH相当を実現するために、新たな無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)が必要となる。
本発明者らは、ランダムアクセスプロシージャにおけるRACH送信だけを、たとえば非ライセンスバンド(Unlicensed band)などの別バンドで行うことにより、RACHオフロードを実現する方法を見出した。
非ライセンスバンドとは、通信事業者(オペレータ)にライセンスされた周波数帯域(Licensed band)に対して、ライセンス不要の周波数帯域(Unlicensed band)を指す。ライセンスバンド(Licensed band)は特定の事業者が独占的に使用することを許可された帯域であり、非ライセンスバンドは特定事業者に限定されずに無線局を設置可能な帯域である。非ライセンスバンドとしては、たとえばWiFiやBluetooth(登録商標)を使用可能な、2.4GHz帯、5GHz帯またはミリ波レーダを使用可能な60GHz帯などの利用が検討されている。
本実施の形態では、ランダムアクセスプロシージャにおけるRACH送信だけを、たとえば非ライセンスバンドなどの別バンドで行うクロスキャリアRACH(Cross carrier RACH)について説明する。
図3は、クロスキャリアRACHの概念を説明する図である。図3において、キャリアLはライセンスバンドのキャリアを示し、キャリアUは非ライセンスバンドのキャリアを示す。ただし、キャリアUは必ずしも非ライセンスバンドのキャリアでなくてもよく、キャリアLとキャリアUの周波数が異なっていればよい。無線基地局eNBにおけるキャリアLとキャリアUの受信機は併置(Co-location)されていることを想定する。また、キャリアLとキャリアUとは、理想的バックホール(ideal backhaul)で接続されていることを想定する。
無線基地局eNBは、キャリアL上の報知チャネルまたはRRC(Radio Resource Control)を含む上位レイヤシグナリングでクロスキャリアRAのケーパビリティ(capability)およびクロスキャリアRACHを送信可能なキャリアUを、無線通信端末UEに通知する。キャリアUは、LTEキャリアでなくてもよいし、下りリンク信号の送信がなくてもよい。
無線通信端末UEは、無線基地局eNBから通知された情報に基づき、クロスキャリアRACHをキャリアUで送信する。なお、クロスキャリアRACHは、RACHないしRACHに類似した信号、WiFiの信号でもよい。無線通信端末UEは、クロスキャリアRACHを用いて、接続したいキャリアLの情報、すなわちセルIDやバンドなどを通知する。
無線基地局eNBは、キャリアUでクロスキャリアRACHを受信し、キャリアLでRACHレスポンスを送信する。
以降のランダムアクセスプロシージャは、すべてキャリアLで行われる。ただし、ランダムアクセスプロシージャのすべてまたは一部をキャリアUで行ってもよい。
クロスキャリアRACHは、Rel.8−12 LTEで規定されるRACHであってもよいし、全く異なる構成を有するRACHであってもよい。
クロスキャリアRACHのフレーム構成は、たとえば図4に示すように、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)、プリアンブル、制御フィールド、データフィールド、ガードタイム(GT:Guard Time)のいずれかまたはこれらの組み合わせで構成されてもよい。制御フィールドは、データフィールドの受信に要するパラメータを無線通信端末UEおよび無線基地局eNBにあらかじめ設定しておくか、または無線基地局eNBがRACH構成として無線通信端末UEにシグナリングしておくことで省略可能である。データフィールドでは、任意のビット列を送信することができる。
クロスキャリアRACHのフレーム構成は、たとえば、IEEE802.11シリーズで規定されるフレームであってもよい。具体的には、たとえば、プローブ要求(Probe request)のような管理フレーム(Management frame)であってもよい。この場合、プリアンブルがLTEの場合とは異なるため、ランダムアクセスプロシージャに必要なプリアンブルインデックスなどをデータフィールドで通知してもよい。また、プリアンブルインデックスの代わりにSSID(Service Set IDentifier)やアドレスなどを通知するフィールドで任意のビット列を通知してもよい。この場合、ランダムアクセスレスポンスではプリアンブルインデックスの代わりにそのビット列を返してもよい。
クロスキャリアRACHのフレーム構成において、プリアンブルの繰り返し送信により信号品質を確保してもよいし、CP長を長くすることでより大きな伝搬遅延を解消可能としてもよい。
キャリアUが非ライセンスバンドである場合、クロスキャリアRACHを用いて接続先のオペレータIDやキャリアID、無線通信端末UEのLTE−Uケーパビリティ(capability)などを識別可能としてもよい。オペレータIDやキャリアID、無線通信端末UEのLTE−Uケーパビリティなどは、クロスキャリアRACHがデータフィールドを含む場合にはデータフィールドにより通知してもよい。あるいは、クロスキャリアRACHに用いる時間、周波数または系列により暗黙的に識別してもよい。LTE−Uケーパビリティにより、クロスキャリアRACHを受信した基地局は、メッセージ2を非ライセンスバンドで送信するか、無線通信端末UEが接続するライセンスバンドで送信するかを決定してもよい。
クロスキャリアRACHの構成、すなわち送信リソース、送信電力制御パラメータ、系列またはフレーム構成などは、キャリアLまたはキャリアUの報知またはRRCを含む上位レイヤシグナリングにより通知される。
続いて、クロスキャリアRACHを用いるランダムアクセスプロシージャの例について説明する。
クロスキャリアRACHのケーパビリティおよび構成(configuration)は、キャリアLから送信してもよいし、キャリアUから送信してもよい。図5Aに示す例では、クロスキャリアRACHのケーパビリティおよび構成をキャリアLから送信している。図5Bに示す例では、クロスキャリアRACHのケーパビリティおよび構成をキャリアUから送信している。図5A,Bに示す例では、クロスキャリアRACHのケーパビリティおよび構成を受信した無線通信端末UEは、クロスキャリアRACHをキャリアUに送信する。無線基地局eNBはキャリアUでクロスキャリアRACHを受信し、キャリアLでランダムアクセスレスポンスを送信する。
ランダムアクセスレスポンスはキャリアLから送信してもよいし、キャリアUから送信してもよい。図6Aに示す例では、ランダムアクセスレスポンスをキャリアLから送信している。図6Bに示す例では、ランダムアクセスレスポンスをキャリアUから送信している。
なお、図5および図6に示した例は適宜組み合わせることができる。図示していないが、たとえば、クロスキャリアRACHのケーパビリティおよび構成をキャリアUから送信し、かつ、ランダムアクセスレスポンスをキャリアUから送信する構成とすることもできる。
図7に示すように、ランダムアクセスレスポンスの後、衝突型ランダムアクセスプロシージャと同様に、メッセージ3,4を送受してもよい。
図3に示す例において、キャリアLとキャリアUとがたとえばX2インタフェースなどの遅延の無視できない非理想的バックホール(non-ideal backhaul)で接続されている場合には、クロスキャリアRACHは以下の方法で実現できる。
第1の方法として、遅延レスポンスにより、クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセスプロシージャを行うことが想定される。この方法では、ランダムアクセスレスポンスをキャリアL側から送信する。そして、クロスキャリアRACH送信後にランダムアクセスレスポンスの検出を行う時間ウィンドウをバックホール遅延および無線通信端末UEのキャリア切り替え時間よりも遅くまたは大きくする。このウィンドウ定義はあらかじめ無線基地局eNBおよび無線通信端末UEに記録されていてもよいし、キャリアLまたはキャリアUの報知信号で通知されてもよい。
第2の方法として、衝突型RACHを、キャリアUを介することで非衝突型RACHに置き換えることが想定される。この方法では、クロスキャリアRACHをキャリアUに送信し、ランダムアクセスレスポンスでTA(Timing Advance)コマンドおよびキャリアLのRACH系列を受信した後に、キャリアLに対して非衝突型のRACHを送信する。
続いて、クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンスの構成例について説明する。
ランダムアクセスレスポンスは、下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を用いてもよいし、IEEE802.11シリーズで規定されるフレームを用いてもよい。
ランダムアクセスレスポンスには少なくともTAコマンド、識別子であるC−RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)、上りリンクスケジューリンググラント、受信したランダムアクセスプリアンブルのインデックスまたはこれらの情報の組み合わせが含まれる。ランダムアクセスレスポンスにPDSCHを用いる場合には、MAC PDU(Media Access Control Packet Data Unit)にこれらの情報が含まれる。
キャリアUが非ライセンスバンドである場合、RACHの衝突確率は非常に小さいため、受信したランダムアクセスプリアンブルのインデックス情報は省略してもよい。
ランダムアクセスレスポンスを非ライセンスバンドで送信する場合、上りリンクスケジューリンググラントは省略してもよい。上りリンクスケジューリンググラントのかわりに、ランダムアクセスレスポンスIDを通知してもよい。このランダムアクセスレスポンスIDをメッセージ3で通知することで、無線基地局eNBはランダムアクセスレスポンスとメッセージ3との対応関係を確認することができる。
ランダムアクセスレスポンスの受信サブフレームはクロスキャリアRACHの送信後Xサブフレーム以内とし、Xサブフレーム以内にランダムアクセスレスポンスが受信できない場合は、無線通信端末UEはクロスキャリアランダムアクセスプロシージャ失敗とみなす。あるいは、最大試行回数までクロスキャリアRACHの送信を試みてもよい。
従来のRACHとクロスキャリアRACHとの選択方法について説明する。
無線通信端末UEは、キャリアUの下りリンク信号が受信できる場合のみキャリアUを用いてクロスキャリアRACHを送信するとしてもよい。この場合、セル中心の無線通信端末UEのRACHがキャリアUにオフロードされる。
または、特定のUEカテゴリやケーパビリティを持つ無線通信端末UEのみがクロスキャリアRACHを用いたランダムアクセスプロシージャを行うとしてもよい。
または、無線通信端末UEの動作として、従来のRACHに失敗した場合のみクロスキャリアRACHを送信するとしてもよい。
クロスキャリアRACHの送信電力制御には、キャリアUのパスロスに基づいて所要受信電力を実現する送信電力制御を用いてもよい。この場合、キャリアUに下りリンクが必要となる。
または、クロスキャリアRACHの送信電力制御は、キャリアLのパスロスに基づいた送信電力制御であってもよい。
または、クロスキャリアRACHの送信電力制御では、キャリアUが非ライセンスバンドである場合、無線通信端末UEが自律的に送信電力を決定してもよいし、無線基地局eNBからシグナリングされた送信電力を用いてもよい。
または、クロスキャリアRACHの送信電力制御では、パワーランピングは適用しなくてもよい。
クロスキャリアRACHの送信タイミングは、キャリアLが下りリンク信号を受信したタイミングまたはキャリアUが下りリンク信号を受信したタイミングとする。キャリアUが非ライセンスバンドである場合には、無線通信端末UEはキャリアセンスの後にクロスキャリアRACHを送信する。
無線通信端末UEは、キャリアUでクロスキャリアRACHの送信後、ランダムアクセスレスポンスが受信できない場合には、異なるキャリア、たとえばキャリアLや他のキャリアでRACHを送信してもよい。
以上説明したように、容量バンドに対してクロスキャリアRACHを送信し、カバレッジバンドに対するタイミングアドバンスを実現することにより、RACHトラフィックのオフロードが実現できる。特に、衝突型RACHによるRACHの衝突確率を低減させることができる。
特に、非ライセンスバンドを用いた場合、非ライセンスバンドにおける直交マルチアクセスとランダムアクセスにおける衝突型RACHとの親和性を活かすことができる。ライセンスバンドでは実質的にランダムアクセス専用に時間および周波数リソースを確保するため、RACH容量とPUSCH容量との間にトレードオフの関係があるが、非ライセンスバンドでは全リソースをランダムアクセス用に用いることが可能である。
クロスキャリアRACHとハンドオーバにおけるRACHとの違いについて説明する。
ハンドオーバにおけるRACHにおいて、無線通信端末UEは、サービングセルに対してRRC接続状態(RRC connected)であり、ハンドオーバ元無線基地局(source eNB)のRACH構成情報(RACH config)に従い非衝突型RACHを送信する。ハンドオーバ先無線基地局(destination eNB)側でRACHを受信し、ハンドオーバ元無線基地局からランダムアクセスレスポンスを送信する。
これに対して、クロスキャリアRACHにおいては、無線通信端末UEは、初期接続の場合もある。RACH構成は、RACH送信先(キャリアU)または接続先(キャリアL)のいずれかから通知される。RACHは、初期接続の場合には、衝突型RACHである。無線通信端末UEが送信するRACHはRel.8−12 LTEで規定されるRACHとは異なる信号フォーマット、フレーム構成を有していてもよい。ランダムアクセスレスポンスは、RACH送信先(キャリアU)または接続先(キャリアL)のいずれかから通知される。
このように、クロスキャリアRACHとハンドオーバにおけるRACHとは、異なるセルからトリガをかけてRACHを送信させるという点では似ているが、それ以外は全く異なる方法である。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上記クロスキャリアRACHを用いてランダムアクセスを行う無線通信方法が適用される。
図8は、本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略構成図である。図8に示す無線通信システムは、非ライセンスバンド(LTE−U基地局)を有している。
図8に示すように、無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12aおよび12bと、を備えている。
無線通信システム1において、たとえば、マクロセルC1をライセンスバンドで利用し、スモールセルC2を非ライセンスバンド(LTE−U)で利用する形態が考えられる。あるいは、無線基地局11が、ライセンスバンドおよび非ライセンスバンドを利用する形態であってもよい。この場合、無線基地局11が形成するライセンスバンドのセルと非ライセンスバンドのセルのサイズが異なっていてもよい。
ユーザ端末20は、無線基地局11および無線基地局12の双方に接続することができる。ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(たとえば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(たとえば、3.5GHz、5GHz等)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。無線基地局11と無線基地局12間、または、無線基地局12間は、有線接続(Optical fiber、X2インタフェース等)または無線接続した構成とすることができる。
無線基地局11および各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、たとえば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置30に接続されてもよい。
無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB(eNB)、無線基地局、送信ポイント(transmission point)などと呼ばれてもよい。無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、RRH(Remote Radio Head)、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、送信ポイント、eNodeB(eNB)などと呼ばれてもよい。ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システム1では、マクロセルごとに形成されるネットワーク間が非同期となる場合(非同期運用)を想定している。また、無線通信システム1では、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。
無線通信システム1では、下りリンクの通信チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)と、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)が伝送される。
また、無線通信システム1では、上りリンクの通信チャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)や、送達確認情報(ACK/NACK)等が伝送される。
図9は、本実施の形態に係る無線基地局10の全体構成図である。図9に示すように、無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、インタフェース部106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30からインタフェース部106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、たとえば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナごとにプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
各送受信部103は、ユーザ端末20がキャリアUで送信するクロスキャリアRACHを受信する受信部として機能する。各送受信部103は、キャリアLまたはキャリアUでランダムアクセスレスポンスを送信する送信部として機能する。また、各送受信部103は、クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセスのケーパビリティおよびクロスキャリアRACHを送信可能な非ライセンスバンドの情報をキャリアLまたはキャリアUで送信する送信部として機能する。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、インタフェース部106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
インタフェース部106は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して隣接無線基地局と信号を送受信(バックホールシグナリング)する。あるいは、インタフェース部106は、所定のインタフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。
図10は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。図10に示すように、無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104は、制御部301と、下り制御信号生成部302と、下りデータ信号生成部303と、マッピング部304と、デマッピング部305と、チャネル推定部306と、上り制御信号復号部307と、上りデータ信号復号部308と、判定部309と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部301は、PDSCHで送信される下りユーザデータ、PDCCHと拡張PDCCH(EPDCCH)の両方、またはいずれか一方で伝送される下り制御情報、下り参照信号などのスケジューリングを制御する。また、制御部301は、PRACHで伝送されるRAプリアンブル、PUSCHで伝送される上りデータ、PUCCHまたはPUSCHで伝送される上り制御情報、上り参照信号のスケジューリングの制御(割り当て制御)も行う。上りリンク信号(上り制御信号、上りユーザデータ)の割り当て制御に関する情報は、下り制御信号(DCI)を用いてユーザ端末20に通知される。
制御部301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて、下りリンク信号および上りリンク信号に対する無線リソースの割り当てを制御する。つまり、制御部301は、スケジューラとしての機能を有している。
下り制御信号生成部302は、制御部301により割り当てが決定された下り制御信号(PDCCH信号とEPDCCH信号の両方、またはいずれか一方)を生成する。具体的に、下り制御信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下りリンク信号の割り当て情報を通知するDLアサインメントと、上りリンク信号の割り当て情報を通知するULグラントを生成する。
下りデータ信号生成部303は、制御部301によりリソースへの割り当てが決定された下りデータ信号(PDSCH信号)を生成する。下りデータ信号生成部303により生成されるデータ信号には、各ユーザ端末20からのCSI等に基づいて決定された符号化率、変調方式に従って符号化処理、変調処理が行われる。
マッピング部304は、制御部301からの指示に基づいて、下り制御信号生成部302で生成された下り制御信号と、下りデータ信号生成部303で生成された下りデータ信号の無線リソースへの割り当てを制御する。
デマッピング部305は、ユーザ端末20から送信された上りリンク信号をデマッピングして、上りリンク信号を分離する。チャネル推定部306は、デマッピング部305で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を上り制御信号復号部307、上りデータ信号復号部308に出力する。
上り制御信号復号部307は、上り制御チャネル(PRACH,PUCCH)でユーザ端末から送信されたフィードバック信号(送達確認信号等)を復号し、制御部301へ出力する。上りデータ信号復号部308は、上り共有チャネル(PUSCH)でユーザ端末から送信された上りデータ信号を復号し、判定部309へ出力する。判定部309は、上りデータ信号復号部308の復号結果に基づいて、再送制御判定(A/N判定)を行うと共に結果を制御部301に出力する。
図11は、本実施の形態に係るユーザ端末20、すなわちMTC端末あるいはHTC端末の全体構成図である。図11に示すように、ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。図11において、送受信アンテナ201は複数本示されているが、ユーザ端末20が備える送受信アンテナ201の数は1本であってもよい。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などがなされる。この下りリンクのデータのうち、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(HARQ:Hybrid ARQ)の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
各送受信部203は、クロスキャリアRACHをキャリアUで送信する送信部として機能する。各送受信部203は、無線基地局10からキャリアLまたはキャリアUで送信されるランダムアクセスレスポンスを受信する受信部として機能する。
図12は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204の主な機能構成図である。図12に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、PRACH生成部402と、上り制御信号生成部403と、上りデータ信号生成部404と、マッピング部405と、デマッピング部406と、チャネル推定部407と、下り制御信号復号部408と、下りデータ信号復号部409と、判定部410と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部401は、無線基地局から送信された下り制御信号(PDCCH信号)や、受信したPDSCH信号に対する再送制御判定結果に基づいて、上り制御信号(A/N信号等)や上りデータ信号の生成を制御する。無線基地局から受信した下り制御信号は下り制御信号復号部408から出力され、再送制御判定結果は、判定部410から出力される。
PRACH生成部402は、制御部401からの指示に基づいてPRACHを生成する。上り制御信号生成部403は、制御部401からの指示に基づいて上り制御信号(送達確認信号やチャネル状態情報(CSI)等のフィードバック信号)を生成する。上りデータ信号生成部404は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。なお、制御部401は、無線基地局から通知される下り制御信号にULグラントが含まれている場合に、上りデータ信号生成部404に上りデータ信号の生成を指示する。
マッピング部405は、制御部401からの指示に基づいて、PRACHと、上り制御信号(送達確認信号等)と、上りデータ信号の無線リソース(PUCCH、PUSCH)への割り当てを制御する。
デマッピング部406は、無線基地局10から送信された下りリンク信号をデマッピングして、下りリンク信号を分離する。チャネル推定部407は、デマッピング部406で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を下り制御信号復号部408、下りデータ信号復号部409に出力する。
下り制御信号復号部408は、下り制御チャネル(PDCCH)で送信された下り制御信号(PDCCH信号)を復号し、スケジューリング情報(上りリソースへの割り当て情報)を制御部401へ出力する。また、下り制御信号に送達確認信号をフィードバックするセルに関する情報や、RF調整の適用有無に関する情報が含まれている場合も、制御部401へ出力する。
下りデータ信号復号部409は、下り共有チャネル(PDSCH)で送信された下りデータ信号を復号し、判定部410へ出力する。判定部410は、下りデータ信号復号部409の復号結果に基づいて、再送制御判定(A/N判定)を行うとともに、結果を制御部401に出力する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…無線基地局(マクロ基地局)
12,12a,12b…無線基地局(スモール基地局)
20…ユーザ端末(無線端末装置)
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…インタフェース部
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
301…制御部(スケジューラ)
302…下り制御信号生成部
303…下りデータ信号生成部
304…マッピング部
305…デマッピング部
306…チャネル推定部
307…上り制御信号復号部
308…上りデータ信号復号部
309…判定部
401…制御部
402…PRACH生成部
403…上り制御信号生成部
404…上りデータ信号生成部
405…マッピング部
406…デマッピング部
407…チャネル推定部
408…下り制御信号復号部
409…下りデータ信号復号部
410…判定部

Claims (10)

  1. 非ライセンスバンドを含む接続するキャリアとは異なるキャリアを用いて無線基地局と通信を行う無線通信端末であって、
    クロスキャリアRACHを前記非ライセンスバンドを含むキャリアで送信する送信部と、
    前記クロスキャリアRACHを受信した無線基地局から送信されるランダムアクセスレスポンスを受信する受信部と、を有することを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記クロスキャリアRACHは、サイクリックプレフィックス、プリアンブル、制御フィールド、データフィールド、ガードタイムのいずれかまたはこれらの組み合わせで構成される信号であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記クロスキャリアRACHは、IEEE802.11シリーズで規定されるフレーム構成を有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  4. 前記受信部は、前記クロスキャリアRACHを送信する前に、クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセスのケーパビリティおよびクロスキャリアRACHを送信可能な非ライセンスバンドの情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  5. 前記クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセスのケーパビリティおよびクロスキャリアRACHを送信可能な非ライセンスバンドの情報は、ライセンスバンドのキャリアから送信されることを特徴とする請求項4に記載の無線通信端末。
  6. 前記クロスキャリアRACHを用いたランダムアクセスのケーパビリティおよびクロスキャリアRACHを送信可能な非ライセンスバンドの情報は、前記非ライセンスバンドを含むキャリアから送信されることを特徴とする請求項4に記載の無線通信端末。
  7. 前記ランダムアクセスレスポンスは、ライセンスバンドのキャリアから送信されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  8. 前記ランダムアクセスレスポンスは、前記非ライセンスバンドを含むキャリアから送信されることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  9. 非ライセンスバンドを用いて無線通信端末と通信を行う無線基地局であって、
    前記無線通信端末が非ライセンスバンドを含む前記無線通信端末が接続するキャリアとは異なるキャリアで送信するクロスキャリアRACHを受信する受信部と、
    前記クロスキャリアRACHを受信した後、ランダムアクセスレスポンスをライセンスバンドのキャリアで送信する送信部と、を有することを特徴とする無線基地局。
  10. 非ライセンスバンドを含む接続するキャリアとは異なるキャリアを用いて無線基地局と通信を行う無線通信端末の無線通信方法であって、
    クロスキャリアRACHを前記非ライセンスバンドを含むキャリアで送信する工程と、
    前記クロスキャリアRACHを受信した無線基地局から送信されるランダムアクセスレスポンスを受信する工程と、を有することを特徴とする無線通信方法。
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