JP2015190529A - ハンドル付き機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルの誤操作によっても所定の変位の状態の維持が損なわれないハンドル付き機器を提供する。
【解決手段】軸体121を回転操作するハンドル122と、軸体121に対してハンドル122を係脱させるハンドルロック機構13と、軸体に接続し軸体の回転によって操作される本体部11と、を備え、ハンドルロック機構13により、ハンドルが軸体に係合するとハンドルの回動によって軸体が回転し、ハンドルが軸体と離脱するとハンドルの回動によっては軸体が回転しないハンドル付き機器1であって、ハンドルロック機構13は、ハンドル内に、軸体に達するように軸体の方向に設けられた挿通孔132の内部に収容するハンドル側係合部133と、ハンドルと軸体との離脱状態を保持する離脱状態保持部135と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばハンドル操作により流体の流量を規制し制御するバルブ装置などに適用し得るハンドル付き機器に関する。
例えば真空装置に接続されるバルブ装置として、軸体と、軸体を回転操作するためのハンドルとを備え、ハンドルの回動によって軸体を回転操作し、軸体の回転操作によって操作される本体部を有するハンドル付き機器が広く使用されている。
このようなハンドル付き機器では、ハンドルの回動による軸体の回転操作をさらに逆回転操作、角速度増減操作、軸体に角度を有する方向へのスライド操作、軸体の方向に沿った上下動操作等の前記回転操作と異なる操作に変換する操作変換部を備えていることも多い。
図7に、ハンドル付き機器の例として、ハンドルの回動によって軸体を回転操作し、本体部を上下動させる手動操作式の流体制御機器6を示す。
流体制御機器6は、本体部61と本体部61を操作するハンドル部62とハンドル部62の操作を本体部61に伝達する軸体621とで構成されている。
本体部61は、流路611aを備えた弁箱611と、弁体612と、弁体612が接続される上下動部613と、これらを内蔵するハウジング614とから構成されている。ハンドル部62は、ハンドル622の回転操作により連動して回転する軸体621と接続され、軸体621は本体部の上下動部613に対して接続されている。ハンドル622と軸体621とは、ネジ623の螺合によって係合されている。
この流体制御機器6によれば、ハンドル操作により、軸体621を回転させると、上下動部613によってこの回転運動を上下運動に変換して弁体612を上下させ、流体の流量を規制する。例えば、ハンドル622を時計又は反時計周りに回動すると、軸体621の時計又は反時計回りの回転に連動して、操作変換部613aを介して上下動操作に変換し、上下動部613を下降又は上昇させて、弁体612を、流路611aを塞ぐようにその内壁611bに当接させるか又は離間させて、流路611aを閉鎖又は開放する。
ハンドル622と軸体621とを係合するネジ623を螺合すること以外のハンドルロック機構は、特許文献1に記載の手動切換弁にも開示されている。
特許文献1に記載の手動切換弁では、弁体が全閉又は全開しているときに、作業者が誤って過大なトルクでハンドルを回動させることで過剰な押圧が加わって弁体又は弁座が損傷しないようにするために、ハンドルの回動により軸体に伝達される回転力が過大である場合に、軸体への回転力の伝達が遮断されるようになっている。
特許文献1には、軸体への回転力の伝達の遮断方法として、軸体側に向かって変位自在に設けられるボールと、ボールを軸体側に向かって付勢するスプリングと、軸体の外周面に、ボールが係合される複数の歯部とを備え、ボールは、スプリングの弾発力によって歯部の凹部に向かって押圧されて係合し、ハンドルの回転力がスプリングの弾発力より小さい場合に軸体に回転力を伝達し、ハンドルの回転力がスプリングの弾発力より大きい場合には、ボールが隣接する凹部の境を形成する歯部の凸部に乗り上げて、ボールが凹部から外れることによって、ハンドルから軸体への回転力の伝達を遮断することを開示している。
特開2008−089103号公報
一方、例えば、化学工業プラント等の厳密な流量コントロールが要求される分野では、流体制御機器の厳密な上下動操作により流量コントロールが可能で、流路の開放度合いを長時間にわたって安定に維持するハンドル付き機器が要求される。
例えば、手動操作式の流体制御機器6の場合でいえば、流路の開放度合いがハンドルのわずかな回動によっても変動するため、作業者が誤ってハンドルを回動させた場合でも、流量が容易に変動しないようにしなければならない。
このような要求に対して、例えば、ネジの螺合でハンドルと軸体を係合するハンドルロック機構では、ハンドルの所定の回転角度のときに、ネジを外してハンドルと軸体のネジの螺合による係合を解除しておけば、ハンドルの回転操作が軸体の回転と連動せず、作業者が誤ってハンドルを回転しても、流路の開放度合いは変動しない。
しかし、ハンドルと軸体のネジ螺合による係合では、ネジの螺合操作によって生じる軸体への変則的な外力により、軸体の回転が誘引されて流路の解放度合いが変動したり、ネジの螺合部分の磨耗により、ハンドルと軸体の係合が不安定になったりする。また、ネジを螺合するのに別途、ドライバー等の作業器具を用いなければならないため、作業が煩雑である。
さらに、特許文献1のハンドルロック機構を有する手動切換弁では、弁体が弁座に対して完全に弁閉状態になるか、完全に弁開状態になって、ハンドルの回転に伴うトルクが所定の値を超えなければ、軸体への回転力が遮断されない。そのため、例えば、所定の中間開の状態に弁体を保持したい場合には、その中間開の状態に達した後は、ハンドルの回転を停止しつづけなければならないが、作業者が誤操作によりハンドルを回転すると、軸体が回転して弁体の中間開の状態が維持できない。
本発明は、ハンドルの回動に伴う軸体の回転操作を遮断して、ハンドルの誤操作により所定の操作状態の維持が損なわれないようにしたハンドルロック機構を備えるハンドル付き機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるハンドル付き機器は、軸体と、軸体を回転操作するためのハンドルと、軸体に対してハンドルを係脱させるハンドルロック機構と、を備え、ハンドルロック機構により、ハンドルが軸体に係合すると該ハンドルの回動によって軸体が回転し、ハンドルが軸体と離脱すると該ハンドルの回動によっては軸体が回転しないハンドル付き機器であって、
ハンドルロック機構は、ハンドル内に、軸体に達するように該軸体の方向に設けられた挿通孔の内部に収容するハンドル側係合部と、ハンドルと軸体との離脱状態を保持する離脱状態保持部と、を備えている。
ここで、軸体とは回転軸の周りで自在に回転する柱状体を指し、例えば多角柱でも円柱でもよいが、ハンドルによって加わるトルクが等方的に作用して応力集中を低減する観点から円柱体であることが好ましい。
上記軸体は、ハンドルと係合したときにハンドルの回動によって回転するため、軸体とハンドルの回転軸が一致していることが好ましく、従って、軸体は、ハンドル内の回転軸を含む孔内に配置されていることが好ましい。
本発明において、ハンドルと軸体が係合するとは、ハンドルを回動すると軸体の回転が連動するように、ハンドルと軸体とが結合している状態をいう。
本発明において、ハンドルと軸体が離脱するとは、ハンドルと軸体との係合が解除され、ハンドルと軸体とが結合した状態でなくなり、ハンドルを回動しても軸体の回転が連動しなくなることをいう。
本発明において、ハンドルと軸体を係合し又は離脱することを係脱するといい、ハンドルと軸体の係脱は、ハンドルロック機構によって行われる。
本発明によれば、ハンドルの回動に伴う任意の操作状態において、ハンドルの回動に伴う軸体の回転操作を遮断して、簡易に且つ確実にハンドルの誤操作を防止し、所定の操作状態の維持が損なわれないようにしたハンドルロック機構を備えるハンドル付き機器を提供することができる。
本発明のハンドル付き機器を流体制御機器に使用した場合の基本構成を示し、(a)はハンドルロック時の側断面図、(b)はハンドルロック時のA−A線平断面図である。 図1の流体制御機器で使用する可倒部材を示し、(a)は可倒部材を接続したロックピンのハンドルロック時の平面図、(b)はハンドルロック時の側面図、(c)はハンドルフリー時の側面図である。 本発明のハンドル付き機器を流体制御機器に使用し、弁体としてニードル弁を用いた第1の実施形態を示し、(a)はハンドルロック時の側断面図、(b)はハンドルフリー時の側断面図である。 本発明のハンドル付き機器を流体制御機器に使用し、弁体としてダイヤフラムを用いた第2の実施形態を示し、(a)はハンドルロック時の側断面図、(b)はハンドルフリー時の側断面図である。 本発明のハンドル付き機器を流体制御機器に使用し、バーハンドルを用いた第3の実施形態を示し、(a)はハンドルロック時のA−A線平断面図、(b)はハンドルロック時のB−B線側断面図、(c)はハンドルロック時の正面図、(d)はハンドルフリー時の側断面図である。 本発明のハンドル付き機器を流体制御機器に使用した第4の実施形態を示し、(a)はハンドルロック時のA−A線平断面図、(b)はハンドルロック時の側断面図、(c)はハンドルフリー時の側断面図である。 従来の流体制御機器の側断面図である。
以下、本発明に係るハンドルロック機構を備えるハンドル付き機器の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明のハンドル付き機器を、真空装置に接続するバルブ装置に適用したものである。
図1に、本発明のハンドル付き機器の基本構成として、ハンドルの回動による軸体の回転操作を上下動操作に変換する手動操作式の流体制御機器1を示す。この流体制御機器1は、基本的には、本体部11とハンドル部12とハンドル部12の回転操作を本体部11に伝達する軸体121と、からなる。
本体部11は、流路111aを備える弁箱111と、ダイヤフラム形態の弁体112と、ハウジング114に収容され、弁体112が接続する上下動部113とを備えている。上下動部113は、軸体121に接続し軸体121の回転操作を上下動操作に変換する操作変換部113aを備える。
ハンドル部12は、軸体121を回転操作するハンドル122を備え、軸体121はこのハンドル122を軸方向に貫通してハンドルの直上まで突出し、その位置で軸体121とハンドルとを係合することで、ハンドル122と一体化されている。
ハンドル122と軸体121とが、後述するハンドルロック機構の操作によって係合すると、ハンドル122の回動により軸体121の回転が連動して、軸体121に接続する操作変換部113aが上下動部113を上下動させ、上下動部113の上下動に伴って弁体112が上下動し、流路111aを流動する流体の流量が調整される。
一方、ハンドル122と軸体121とが後述するハンドルロック機構の操作によって離脱すると、ハンドル122を回動しても軸体121が連動せず、軸体121に接続する操作変換部113aが上下動部113を上下動させないため、弁体112が上下動することなく、閉又は開の状態に保持される。これにより流路111aを流動する流体の流量が一定に維持される。以下、本実施形態の要素を個別に説明する。
〔ハンドル〕
ハンドル122は、好ましくは、回転軸に対して回転対称の形態を有し、ハンドル122の回転軸から最短の側面(以下、内側面という)122aから最遠の側面(以下、外側面という)122bまでの間の部分が把持部となる。
ハンドル122の内側面122aは、好ましくは、回転軸に沿った方向に孔を形成し、その孔内に、軸体121の回転軸がハンドル122の回転軸と同一となるように、軸体121が配置されている。
ハンドル122は、外側面122bがほぼ平面又は浅い凹凸が設けられる。把持部は、ほぼ円柱体とみなせる丸ハンドルの場合と、把持部が内壁面から半径外方向に複数の突出した凸部(以下、突出凸部という)を形成している場合がある。
後者の場合、最長の突出凸部の先端を通過する回転軸を中心とする外接円の半径に対して、突出凸部の半径方向への突出長さが大きければ、ハンドル122はバーハンドルと呼ばれ、突出凸部が1つだけ設けられている場合、又は、ハンドル122の回転軸に対して互いに180°の位置に突出凸部が2つ設けられている場合が多い。
図1ではハンドル122を丸ハンドルとして図示し、図6に丸ハンドル122Aの一例を、図5にバーハンドル122Bの一例を示す。
ハンドル122が、軸体121の上方に抜け外れてしまうことを防止するための抜け防止部材、例えば、軸体121の先端にナット、好ましくは袋ナット137が設けられている。
ハンドル122は、さらに、ハンドル122内に、軸体121に達するように軸体121の方向に設けられた挿通孔132を備える。この挿通孔132は、ハンドル122の外側面122b側の外部と軸体の側部121aとの間で連通している。挿通孔132は、図1の丸ハンドルに1個所設けられていればよいが、放射状に2個所以上に設けられていてもよい。バーハンドルの場合も同様で、左右何れかに設けられていればよいが、対向して2個所に設けられていてもよい。
(軸体)
軸体121は、ハンドル122に直交して中央から垂下し、操作変換部113aに接続され、通常はハンドルの旋回に連動して回転する。この軸体121には、側部121aにおいて、ハンドル側係合部と係脱自在に係合する軸体側係合部として、ロックピン133の嵌合凸部133aと嵌合できる位置に、嵌合凹部131が設けられている。嵌合凹部131は少なくとも一つ設けてあればよいが、嵌合凸部133aと嵌合凹部131の嵌合が可能であれば、軸体の側部121aに沿って1箇所以上、何箇所設けてあってもよい。図1では、嵌合凹部131は、軸体の側部121aに沿って4箇所設けてある。
〔ハンドルと軸体の係合〕
この流体制御機器1では、軸体121は、例えば、ハンドル122の中央部で上下に貫通する貫通穴内に、回転軸がハンドル122の回転軸と同一になるようにハンドルに直交して設けられている。
このような構成において、後述するハンドルロック機構によって、ハンドル122を軸体121に係合させることで、ハンドル122の回動により軸体121を連動させて回転運動を伝達する。一方、ハンドル122を軸体121と離脱させることで、ハンドル122の回動による軸体121の回転の連動を遮断する。
〔ハンドルロック機構〕
本発明の基本的構成として、ハンドル122と軸体121とを係脱するためのハンドルロック機構13が、ハンドル122の内部に設けられている。
図1に示す手動操作式の流体制御機器1において、ハンドルロック機構13は、ハンドル122内に、前記軸体121の側面に達するように前記軸体の方向に設けられた挿通孔132の内部に収容されるハンドル側係合部133を備えている。さらに、このハンドルロック機構13は、前記ハンドル122と前記軸体121との離脱状態を保持する離脱状態保持部135を備える。
図1において、挿通孔132は、ハンドル122の内部に、ハンドルの外側面側の外部と軸体121の側部とに連通するように構成される。
このハンドルロック機構13では、挿通孔132内に収容されるハンドル側係合部133が軸体121と当接して係合し、ハンドル側係合部133が軸体121からの離脱により離間して、ハンドル122と軸体の係合が解除される。ハンドル側係合部133は、従来技術で示す螺合ネジと異なり、係脱を容易にする観点から、挿通孔132内で自在に変位可能であることが好ましい。
ハンドル側係合部133と軸体121の離間距離は、ハンドル122を回動したときに、少なくともハンドル側係合部133が軸体121の側部と接触しない程度に離隔している。
ハンドルロック機構13の離脱状態保持部135は、例えば、ハンドル側係合部133と軸体121の非係合状態を維持することで、ハンドル122と軸体121との離脱状態を保持する。
(ハンドル側係合部)
図1では、ハンドル側係合部133の一例として、ロックピン133が使用されており、挿通孔132にロックピン133が収容されている。ロックピン133は、好ましくは、先端にフランジ133cから突出して球状の嵌合凸部133aを有し、軸体121は、嵌合凸部133aに対応する軸体の側部121aに、少なくとも一つの嵌合凹部131を有する。
ロックピン133は、挿通孔132内で軸体121に向かって自在に変位可能、すなわち、進退可能である。ロックピン133の進退は、挿通孔132内で、弾性体の一例であるコイルバネ134による付勢力で変位される。ハンドル122の軸体121への係合は、ロックピンの嵌合凸部133aがコイルバネ134の付勢力で軸体121の嵌合凹部131に進出することで嵌合する。また、ロックピン133をコイルバネ134の付勢力に抗して軸体の嵌合凹部131から後方へ退出させることで、係合が離脱する。なお、図1では、挿通孔132の外部側端部にガイドネジ132aが螺合して設けられ、コイルバネ134の基端がこのガイドネジ132aに固設されている。ガイドネジ132aは円筒状で、その内径は、ロックピン133のフランジ133cの外径よりも小さく、ロックピン133の円柱状本体133dの外径よりも大きい。
(離脱状態保持部)
図1では、ハンドル側係合部の離脱状態保持部135の一例として、可倒部材が、ロックピン133と連結部133eで折り曲げ自在に接続している。離脱状態保持部135は、ロックピン133の軸体からの離脱状態を維持し、不用意に軸体への係合が生じないように確実にこれを保持するもので、ロックピン133が軸体121から離脱した状態を保持するように、ロックピン133の変位を規制する。
図1では、挿通孔132の内部で、コイルバネ134がロックピン133を軸体の側部121aの向きに付勢し、嵌合凸部133aと嵌合凹部131が嵌合して、常態では、ハンドル122と軸体121の係合状態が形成されている。
ここで、ハンドル122と軸体121の係合状態を切り替える場合、離脱状態保持部135によりその切り替えを行うと共に、切替状態を保持することが必要である。そのため、軸体の側部121aから離間した位置で、ロックピン133の後端側に可倒部材が設けられ、これが離脱状態保持部135として機能する。この可倒部材135は、ロックピン133を弾性体の付勢に抗して後退させたときに、ハンドル122の外部で外側面122bに向けて折れ曲がり、この折曲部が固定されることで、上述の離脱位置が固定されて、ハンドル122と軸体121が離脱している状態が保持される。折曲部は、ロックピン133の後端側の連結部133eで可倒部材135を回動可能に連結することで形成される。
可倒部材135がロックピン133の長さ方向と同一方向に延出している場合、可倒部材135の外部側末端を自在に引き出せるようにする観点から、ロックピンの嵌合凸部133aから可倒部材135までの長さが、好ましくは、挿通孔132の長さよりも長く、且つ、嵌合凸部133aが軸体の側部から離間する位置に固定して、ロックピン133の変位を規制する観点から、好ましくは、嵌合凸部133aから連結部133eまでの長さは、挿通孔132の長さよりも短く設計される。
可倒部材135には、連結部133eよりも可倒部材135の中央寄りに、ロック用穴135aが設けられ、さらに外部側寄りに、引出操作用穴135bが設けられている。引出操作用穴135bには、可倒部材を指の操作で引き出せるような、例えばリング136が挿通されている。
上述した各構成部材の組み付けを図1及び図2を用いてさらに説明する。
先ず、ロックピンのフランジ133cの外径よりも大きい内径を有する挿通孔132が、ハンドル122の把持部の内部に、軸体の側部121aとハンドル122の外部に連通するように設けられる。そして、可倒部材135を連結したロックピン133を、嵌合凸部133aを上記挿通孔132に軸体の側部121aに向けて挿入し、次いでコイルバネ134を、円柱状本体133dを内包するように挿入してフランジ133cと固定し、ガイドネジ132aを挿通孔132の外部側端部に螺合する。このようにしてロックピン133は、挿通孔132内で、軸体の側部121aの方向に、コイルバネ134によるバネ付勢の下で進出し、ロックピン133の嵌合凸部133aが軸体121の嵌合凹部131と加圧下で係合する。
〔流体制御機器1の作用〕
(1)ハンドルフリー状態
流体制御機器1において、ロックピン133に連結する可倒部材135の連結部133eが、ハンドル122の挿通孔132の外部に露出し、連結部133eでハンドルと直角に折り曲げられて固定されている場合、ロックピン133の嵌合凸部133aは、軸体121の側面から離間した位置に固定するようにロックピン133の変位が規制されて、ハンドル122と軸体121が離脱した状態(以下、ハンドルと軸体の離脱状態を、ハンドルフリー状態ともいう。)になる。
連結部133eの折り曲げを固定するには、例えば、ロック用穴135aを介して施錠してもよく、可倒部材135側面とハンドル122の外側面122bを、スナップ式に係合できるように構成し、または磁力で係合することで固定できる(図示省略)。これらの係合は、暗号等により係合を解除できないように施錠してもよい。
ハンドルフリー状態では、ハンドル122と軸体121が係合していないため、作業者がハンドル122を回動しても、軸体121の回転が連動しないため、本体部による上下動操作に変換されない。
(2)ハンドルロック状態
ハンドルフリー状態において、作業者が、ロックピン133のリング136をつまんで、可倒部材135を挿通孔132に平行にすると、ロックピン133は、バネ付勢により軸体121の側面に進出する。ロックピンの嵌合凸部133aが軸体121に到達すると、嵌合凸部133aが嵌合凹部131と嵌合して、ハンドル122と軸体121は係合した状態(以下、ハンドルと軸体が係合した状態を、ハンドルロック状態ともいう。)になる。
図1及び、後述する図3(a)及び図4(a)並びに図5(a)〜(c)及び図6(a)〜(b)に、流体制御機器1及び2〜5のハンドルロック状態を示している。
ハンドルロック状態で、作業者がハンドル122の回動操作を行うと、連動して軸体121が回転し、それに伴って、上下動部113の操作変換部113aにより上下動操作に変換される。
作業者が、ハンドルロック状態で、ハンドル122の回転操作を停止し、リング136をつまんで、バネ付勢に抗して可倒部材135が連結部133eで折曲する位置までロックピン133を引き出し、次いで可倒部材135を、ハンドル122の外側面122bに折曲すると、嵌合凸部133aが軸体121の側面から離間した位置でロックピン133は固定され、ハンドルフリー状態になる。
後述する図3(b)及び図4(b)、図5(d)並びに図6(c)に、後述する流体制御機器2〜5のハンドルフリー状態を示している。
作業者は、ハンドルロック状態でハンドル122を回動すると、軸体121の連動した回転を介して、操作変換部113aにより上下動操作がなされ、操作変換部113aと共に上下動するダイヤフラム112を調整して、流路111aの開閉を調整し、流量の規制をすることができる。
作業者は、規制した流量の状態を維持したい場合、手動操作式の流体制御機器1をハンドルフリー状態にして、ハンドル122の回動による軸体121の回転の連動を遮断する。
手動操作式の流体制御機器1に対してロックピン133を引き出すことで、ハンドルロック状態からハンドルフリー状態にすることができ、操作簡易性に優れ、一度ハンドルフリー状態にしてしまえば、作業者が誤ってハンドル122を操作しても、規制した流量の状態を安定に維持することができ、対誤操作安定性が高い。
さらに、手動操作式の流体制御機器1は、ハンドル122の把持部に収まる程度のロックピン133と可倒部材135によって、ハンドル122の把持部の近傍のスペースで全ての作業を行うことができ、機器のコンパクト性に優れるので、省スペースの観点からも好ましい。
本発明のハンドル付き機器を、流体制御機器1を例にして説明したが、本発明のハンドル付き機器はこれらに限られず様々な形態をとりうる。
ハンドル122と軸体121の係合は、ハンドル側の嵌合凸部133aと軸体側の嵌合凹部131の嵌合に限らず、ハンドル側係合部に嵌合凹部を、軸体側係合部に嵌合凸部を設けることで、互いに係合してもよい。
ハンドルと軸体の係合は、ハンドル側係合部の嵌合凸部133aの突出高さが軸体121の直径よりも長く、嵌合凹部131が軸体121の外側面の反対側まで貫通する貫通穴131Aに置換してもよい(図6を参照して後述する。)。
流体制御機器1では、ハンドル側係合部を、バネ付勢を介して軸体側係合部に押圧しているが、バネ付勢ではなく、他の弾性体、例えば挿通孔132に圧搾気体を圧入して気体の圧力で押圧し、当該気体を排気して押圧を解除してもよい(図示せず)。
流体制御機器1では、可倒部材135を離脱状態保持部として使用したが、可倒部材135を使用せず、ロックピンの円柱状本体133dの長さを伸ばし、ハンドル把持部の外側面から円柱状本体133dの側周面に到達するようにネジ孔を穿設し、円柱状本体133dの固定用ネジをネジ孔に螺合して円柱状本体133dの側面を締付けて、ロックピン133の位置を固定することで、離脱状態保持部としてもよい。
図1に示すバネ付勢によることなく、例えば、嵌合凸部133aと嵌合凹部131を磁石で構成し磁力で引き合うようにして、軸体側係合部の係合がハンドルの回転操作に対して解除されないようにしてもよい。この場合、どちらも凸凹のない平滑面にして面同士で当接してもよく、磁力を電磁的に調整して引力をオンオフしてもよい(図示せず)。
ハンドル付き機器の各部材の材質は、用途によって適宜選択すればよいが、機器全体の強度と耐久性を確保する観点からは、ステンレス等の金属やセラミックスが好ましく、軽量化する観点からは、樹脂、とくに高強度樹脂が好ましい。
樹脂しては、アラミド等の芳香族ポリアミド、ケプラー(デュポン)等のパラ型芳香族ポリアミド、ノメックス(デュポン)等のメタ型芳香族ポリアミド、テクノーラ(帝人)等のコポリマー型芳香族ポリアミド、カプトン(デュポン)等の芳香族ポリイミド、ダイニーマ(東洋紡)等の高強度ポリエチレンを挙げることができる。
繊維強化樹脂としては、上述した高強度樹脂からなる繊維、ガラス等のセラミックス繊維及び炭素繊維からなる群から選ばれる少なくとも1種の繊維を、樹脂に混在させたものが好ましく、曲げ強度の観点から、炭素繊維を、樹脂に混在させた炭素繊維強化樹脂がより好ましい。
繊維強化樹脂、好ましくは炭素繊維強化樹脂に使用する樹脂としては、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂及びフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、或いは、ナイロン66、ポリアセタール、ポリカーボネート、PET、メチルメタアクリレートなどの熱可塑性樹脂が使用できるが、軽量化と曲げ強度の確保の観点から、エポキシ樹脂が好ましい。
本発明のハンドル付き機器は、ハンドルの回動によって規制された所定の操作状態を、ハンドルの誤動作によって変動しないように維持することができるので、流体制御機器以外のさまざまなハンドル付き機器に適用することができる。
例えば、ハンドル操作で所定の運転又は停止状態に調整する必要がある自転車、車、船、列車、航空機、これらの模型等の移動体、ハンドル操作で所定の音や映像の状態に調整する必要がある音響機器又は映像機器、ハンドル操作で所定の計量を調整する必要のある計量機器、子供の誤動作で破損しないように調整する必要がある玩具等が挙げられる。
〔実施形態1〕
本発明のハンドル付き機器を用いた流体制御機器1は、ハンドルの形態、上下動する弁体の形態、流体の種類によって、様々な形態をとりうる。
図3〜6に、本発明の実施形態1〜4(流体制御機器2〜5)を示す。各図面において、図1の各部材に相当する部材には同じ番号を付している。
〔実施形態1〕
図3に、ハンドル122が丸ハンドルで、弁体212がニードル弁でかつ中間開の状態で、流体が気体状である場合の流体制御機器2を示す。
流体制御機器2は、流体が水平方向に流入して鉛直上方に移動できるように、水平方向から鉛直上向きに曲がっている流路211a、流路211aに接続する流体溜まり空間211s、空間211sに接続する、鉛直下向きから水平方向に曲がっている流路211bを備える。
流路211aの鉛直上向き端部の内径は、弁体212の先端外径よりも大きく、弁体212が中間開の状態では、弁体212の先端と流路211aの鉛直上向き方向の端部の間に間隙211gが形成され、弁体212が下降して、流路211aの鉛直上向き方向の端部の中に貫入すると、弁体212の外径が流路211aの鉛直上向き端部の内径と同じになったときに、間隙211gは完全に閉ざされ、全閉の状態になる。
弁体の中間開の状態では、流体は、流路211aから間隙211gを通過して空間211sに移動する。弁体212が上下動することによって、間隙211gの大きさが変化して、流路211aから空間211sへの流量が制御される。流体は、間隙211gが全閉している場合以外は、流路211aから空間211sを経て流路211bから流出する。
図3(a)では、ハンドル122がハンドルロック状態になっており、かつ、間隙211gは中間開、即ち、弁体212は中間開の状態にあるので、ハンドルを回転させると、弁体212は上昇又は下降する方向に移動することができる。
図3(b)では、ハンドル122がハンドルフリー状態になっており、かつ、間隙211gは中間開、即ち、弁体212は中間開の状態にあるので、ハンドルを回転させても、弁体212は上昇も下降もしないため、流量は一定の状態を維持する。
〔実施形態2〕
図4に、弁体312がダイレクトダイヤフラムでかつ中間開の状態で、流体が気体状である場合の流体制御機器3を示す。
流体制御機器3は、流体が水平方向に流入して鉛直上方に移動できる流路311a、流路311aに接続する流体溜まり空間311s、空間311sに接続する鉛直下向きから水平方向に曲がっている流路311bを備える。
弁体312(ダイヤフラム)は、流路311aの鉛直上向き端部の内径よりも大きく、弁体312が、流路311aの鉛直上向き端部から離間していると間隙311gが形成され弁体312の中間開の状態となり、弁体312が流路311aの鉛直上向き端部を完全に塞いだ状態が弁体312の全閉状態となる。
流体は、流路311aから流入して弁体312と流路311aの鉛直上向き端部の間の間隙311gを通過して空間311sに移動する。弁体312が上下動することによって、間隙311gの大きさが変化して、流路311aから空間311sへの流量が制御される。流体は、間隙311gが全閉している場合以外は、流路311aから空間311sを経て流路311bから流出する。
図4(a)では、ハンドル122がハンドルロック状態になっており、かつ、間隙311gは中間開、即ち、弁体312は中間開の状態にあるので、ハンドルを回転させると、弁体312は上昇又は下降する方向に移動することができる。
図4(b)では、ハンドル122がハンドルフリー状態になっており、かつ、間隙311gは中間開、即ち、弁体312は中間開の状態にあるので、ハンドルを回転させても、弁体312は上昇も下降もしないため、流量は一定の状態を維持する。
〔実施形態3〕
図5に、弁体412がニードル弁でかつ中間開の状態で、気体状の流体である場合の本発明の流体制御機器4を示す。流体制御機器4は、ハンドル122Bが、円柱状のバーハンドルであること以外は、流体制御機器2と同じである。
図5(a)〜(c)では、ハンドル122Bがハンドルロック状態になっており、かつ、間隙411gは中間開、即ち、弁体412は中間開の状態にあるので、ハンドル122Bを回転させると、弁体412は上昇又は下降する方向に移動することができる。
図5(d)では、ハンドル122Bがハンドルフリー状態になっており、かつ、間隙411gは中間開、即ち、弁体412は中間開の状態にあるので、ハンドル122Bを回転させても、弁体412は上昇も下降もしないため、流量は一定の状態を維持する。
〔実施形態4〕
図6において、流体制御機器5は、上述したように、ハンドル側係合部のロックピン133の嵌合凸部133aが長く、軸体側係合部が、軸体121を貫通する貫通穴131Aで置換されていることを除き、流体制御機器2と同じである。
図6(a)及び(b)では、ハンドル122Aがハンドルロック状態になっており、かつ、間隙511gは中間開、即ち、弁体512は中間開の状態にあるので、ハンドル122Aを回転させると、弁体512は上昇又は下降する方向に移動することができる。
図6(c)では、ハンドル122Aがハンドルフリー状態になっており、かつ、間隙511gは中間開、即ち、弁体512は中間開の状態にあるので、ハンドル122Aを回転させても、弁体512は上昇も下降もしないため、流量は一定の状態を維持する。
このような液状又は気体状の流体の流量を中間開の状態で微小調整し、その調整状態を安定に維持する上で、本発明におけるハンドルと軸体の係合手段は、操作簡易性及び対誤操作安定性に優れ、さらに、コンパクト性に優れるので、ニードル弁又はダイヤフラムを使用する流体制御機器に好ましく適用できる。
1 流体制御機器
11 本体部
111 弁箱
111a 流路
112 弁体(ダイヤフラム)
113 上下動部
113a 操作変換部
114 ハウジング
12 ハンドル部
121 軸体
121a 軸体の側部
122 ハンドル
122a ハンドルの内側面
122b ハンドルの外側面
13 ハンドルロック機構
131 嵌合凹部
132 挿通孔
132a ガイドネジ
133 ハンドル側係合部(ロックピン)
133a 嵌合凸部
133b 蓋体
133c フランジ
133d 円柱状本体
133e 連結部
134 コイルバネ
135 離脱状態保持部(可倒部材)
135a ロック用穴
135b 引出操作用穴
136 リング
137 袋ナット
2 流体制御機器
122A 丸ハンドル
211g 間隙
211a 流路
211b 流路
211s 流体溜まり空間
212 弁体(ニードル弁)
3 流体制御機器
122A 丸ハンドル
311g 間隙
311a 流路
311b 流路
311s 流体溜まり空間
312 弁体(ダイヤフラム)
4 流体制御機器
122B バーハンドル
411g 間隙
411a 流路
411b 流路
411s 流体溜まり空間
412 弁体(ニードル弁)
5 流体制御機器
131A 貫通穴
122A 丸ハンドル
511g 間隙
511a 流路
511b 流路
511s 流体溜まり空間
512 弁体(ニードル弁)
6 流体制御機器
61 本体部
611 弁箱
611a 流路
612 弁体(ダイヤフラム)
613 上下動部
613a 操作変換部
614 ハウジング
62 ハンドル部
621 軸体
622 ハンドル
623 ネジ

Claims (9)

  1. 軸体と、軸体を回転操作するためのハンドルと、軸体に対してハンドルを係脱させるハンドルロック機構と、軸体と接続され軸体の回転操作によって操作される本体部と、を備え、
    前記ハンドルロック機構により、前記ハンドルが前記軸体に係合すると該ハンドルの回動によって該軸体が回転し、前記ハンドルが前記軸体と離脱すると該ハンドルの回動によっては該軸体が回転しないハンドル付き機器であって、
    前記ハンドルロック機構は、
    前記ハンドル内に、前記軸体に達するように該軸体の方向に設けられた挿通孔の内部に収容するハンドル側係合部と、
    前記ハンドルと前記軸体との離脱状態を保持する離脱状態保持部と、を備えるハンドル付き機器。
  2. 前記ハンドル側係合部は、前記ハンドル内の挿通孔に挿通したロックピンと、前記ロックピンを前記軸体の方向に付勢する弾性体と、を備え、
    前記挿通孔内のロックピンを前記軸体に係合させることで、前記ハンドルが前記軸体に係合する、請求項1記載のハンドル付き機器。
  3. 前記ロックピンは、先端に嵌合凸部を有し、
    前記軸体は、前記嵌合凸部に対応する軸体側部に少なくとも一つの嵌合凹部を有し、
    前記弾性体の付勢力で前記ロックピンの前記嵌合凸部を前記軸体の嵌合凹部に嵌合させることで、前記ハンドルが前記軸体に係合する、請求項2記載のハンドル付き機器。
  4. 前記軸体は、軸径方向に貫通穴を有し、
    前記ロックピンを前記弾性体の付勢力で前記軸体に嵌合させることで、前記ハンドルが前記軸体に係合する、請求項2記載のハンドル付き機器。
  5. 前記離脱状態保持部は、前記ロックピンの後端に接続され、
    前記ロックピンが前記弾性体の付勢力に抗して前記軸体から離脱した状態を保持するよう前記ロックピンの変位を規制する、請求項2〜4のいずれか1項記載のハンドル付き機器。
  6. 前記離脱状態保持部は、前記ロックピン後端に折り曲げ自在に接続された可倒部材で構成され、
    前記ロックピンが前記軸体から離間した位置で、前記可倒部材が前記ハンドルの外部で前記ハンドルの外側面の向きに折り曲げられてロックピンの変位を規制する、請求項5記載のハンドル付き機器。
  7. 前記離脱状態保持部は、前記ハンドルの外側面上で施錠される、請求項5又は6記載のハンドル付き機器。
  8. 前記本体部は、前記軸体の回転操作を上下動操作に変換する操作変換部を備える、請求項1記載のハンドル付き機器。
  9. 前記ハンドル付き機器は、流体が流動する流路が設けられた弁箱と、前記流体の流量を規制する弁体とを備え、前記弁体が前記本体部の上下動操作に連動して前記流路を規制する流体制御機器である、請求項1記載のハンドル付き機器。
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