JP2015187861A - ドキュメント提供システム、提供側装置、表示側装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上できるドキュメント提供システム、提供側装置、表示側装置、及びプログラムを提供する。
【解決手段】提供側装置1が指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストし、表示側装置2が、提供され得るドキュメントを保持しており、ブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信すると、保持しているドキュメントのうち、受信した情報によって特定されるドキュメントを検索し、当該検索により見出されたドキュメントを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドキュメント提供システム、提供側装置、表示側装置、及びプログラムに関する。
講義や会議等において、近年では、プレゼンテーションソフトウエアが広く利用されている。具体的には、利用者はプレゼンテーションソフトウエアを用いて表示するべきスライドを選択し、選択したスライドをプロジェクタ等で上映する。
しかし会場が広い場合や遠隔地において参加者がいる場合など、プロジェクタで上映したものを参加者全員が明瞭に見えるようにすることが困難な場合もある。
特許文献1には、会議参加者が資料を共有し、同じ箇所を参照できるようにした技術が開示されている。この特許文献1に開示された技術では、1台の端末が親端末となり、親端末において資料のページや表示倍率が変更されると、その変更状態が子端末側の資料表示に反映される。
特開2013−211675号公報
しかしながら、上記従来の技術では、会議参加時の設定が煩雑で、利便性が低い。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、利便性を向上できるドキュメント提供システム、提供側装置、表示側装置、及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するため本発明は、提供側装置と、表示側装置とを含むドキュメント提供システムであって、前記提供側装置は、提供用のドキュメントを保持する保持手段と、前記保持するドキュメントのうち、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストする手段と、を含み、前記表示側装置は、提供され得るドキュメントを保持する保持手段と、ブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信する受信手段と、前記保持手段が保持するドキュメントのうち、受信した情報によって特定されるドキュメントを検索する検索手段と、前記検索により見出されたドキュメントを表示する表示手段と、を有することとしたものである。
また本発明の一態様に係る提供側装置は、提供用のドキュメントを保持する保持手段と、前記保持するドキュメントのうち、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストする手段と、を含むこととしたものである。ここで前記ドキュメントを特定する情報は、当該情報で特定されるドキュメントの内容の情報に基づいて演算される値であることとしてもよい。
また本発明の別の態様に係る表示側装置は、提供側装置と通信可能に接続され、前記提供側装置から提供され得るドキュメントを保持する保持手段と、前記提供側装置によりブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信する受信手段と、前記保持手段が保持するドキュメントのうち、受信した情報によって特定されるドキュメントを検索する検索手段と、前記検索により見出されたドキュメントを表示する表示手段と、を有することとしたものである。
さらに本発明の別の態様に係るプログラムは、コンピュータを、提供用のドキュメントを保持する保持手段と、前記保持するドキュメントのうち、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストする手段と、として機能させることとしたものである。
また本発明のさらに別の態様に係るプログラムは、提供側装置と通信可能に接続されるコンピュータを、前記提供側装置から提供され得るドキュメントを保持する保持手段と、前記提供側装置によりブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信する受信手段と、前記保持手段が保持するドキュメントのうち、受信した情報によって特定されるドキュメントを検索する検索手段と、前記検索により見出されたドキュメントを表示する表示手段と、として機能させることとしたものである。
本発明によると、会議参加時に煩雑な設定を行なわずとも、ブロードキャストが受信可能であればよく、利便性を向上できる。
本発明の実施の形態に係るドキュメント提供システムの例を表す構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る提供側装置の例を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る表示側装置の例を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るドキュメント提供システムにおけるドキュメントの保持例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係るドキュメント提供システムの動作例を表す流れ図である。 本発明の実施の形態に係るドキュメント提供システムにおいて利用されるアノテーションの情報の表示例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係るドキュメント提供システムにおいて用いられるアクセスポイントの構成例を表すブロック図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係るドキュメント提供システムは、図1に例示するように、提供側装置1と、表示側装置2とを含んで構成される。また提供側装置1は、制御部11,記憶部12,操作部13,表示部14,第1の通信部15,及び第2の通信部16を含んで構成され、表示側装置2は、制御部21,記憶部22,操作部23,表示部24,第1の通信部25,及び第2の通信部26を含んで構成される。
制御部11は、CPUなどのプログラム制御デバイスであり、記憶部12に格納されたプログラムに従って動作する。本実施の形態では、制御部11は、提供の対象となるドキュメントを記憶部12に保持する。またこの制御部11は、利用者から保持したドキュメントのいずれかの指定を受け入れる。そして制御部11は当該指定されたドキュメントを特定する情報を、第2の通信部16を介して、ブロードキャストにて送出する。ここでブロードキャストとは、宛先を指定せずに、受信可能な相手すべてに受信され得る態様で情報を送出することをいう。この制御部11の動作については、後に詳しく述べる。
記憶部12は、メモリデバイス等であり、制御部11によって実行されるプログラムを保持している。この記憶部12には、提供の対象となるドキュメントが保持される。本実施の形態の一例では、ドキュメントは、ページ単位、またはスライド単位など、予め定められた単位に分割されて保持される。またこの記憶部12は制御部11のワークメモリとしても動作する。本実施の形態のある態様では、制御部11によって実行されるプログラムは、DVD−ROM等、非一時的(Non-Transitory)で、コンピュータ可読な記録媒体に格納されて提供され、この記憶部12に格納される。またこのプログラムは、ネットワークを介して配信され、この記憶部12に格納されてもよい。
操作部13は、キーボードやマウス、タッチパネルなどであり、利用者の指示操作を受け入れて、当該指示操作の内容を制御部11に出力する。表示部14は、ディスプレイ等であり、制御部11から入力される指示に従って情報を表示する。
第1の通信部15は、例えば有線LANインタフェースやWi-Fiインタフェース等の、ネットワークインタフェースであり、制御部11から入力される指示に従って、ネットワークを介して情報を送出する。またこの第1の通信部15は、ネットワークを介して受信される情報を制御部11に出力する。
第2の通信部16は、例えばブルートゥース(登録商標)等、いわゆる近接通信インタフェースであり、制御部11から入力される指示に従って情報を送出する。またこの第2の通信部16は、対応するプロトコルに従って送信された信号を受信し、当該受信した信号が表す情報を制御部11に出力する。
また表示側装置2の制御部21もまた、CPUなどのプログラム制御デバイスであり、記憶部22に格納されたプログラムに従って動作する。本実施の形態では、この制御部21は、提供側装置1より提供され得るドキュメントを、例えば第1の通信部15を介してネットワーク上のサーバ装置等からダウンロードし、記憶部22に格納して保持しておく。またこの制御部21は、第2の通信部16を介して、提供側装置1によりブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信する。制御部21は、記憶部22に保持しているドキュメントのうち、当該受信した情報によって特定されるドキュメントを検索し、検索によりドキュメントが見出されると、当該検索により見出したドキュメントを表示する。この制御部21の動作については、後に詳しく述べる。
記憶部22は、メモリデバイス等であり、制御部21によって実行されるプログラムを保持している。この記憶部22には、提供の対象となり得るドキュメントが保持される。本実施の形態の一例では、このドキュメントは、ページ単位、またはスライド単位など、予め定められた単位に分割されて保持される。またこの記憶部22は制御部21のワークメモリとしても動作する。本実施の形態のある態様では、制御部21によって実行されるプログラムは、DVD−ROM等、非一時的(Non-Transitory)で、コンピュータ可読な記録媒体に格納されて提供され、この記憶部22に格納される。またこのプログラムは、ネットワークを介して配信され、この記憶部22に格納されてもよい。
操作部23は、キーボードやマウス、タッチパネルなどであり、利用者の指示操作を受け入れて、当該指示操作の内容を制御部21に出力する。表示部24は、ディスプレイ等であり、制御部21から入力される指示に従って情報(ドキュメント等)を表示する。
第1の通信部25は、例えば有線LANインタフェースやWi-Fiインタフェース等のネットワークインタフェースであり、制御部21から入力される指示に従って、ネットワークを介して情報を送出する。またこの第1の通信部25は、ネットワークを介して受信される情報を制御部21に出力する。
第2の通信部26は、例えばブルートゥース(登録商標)等、いわゆる近接通信インタフェースであり、制御部21から入力される指示に従って情報を送出する。またこの第2の通信部26は、対応するプロトコルに従って送信された信号を受信し、当該受信した信号が表す情報を制御部21に出力する。
ここで本実施の形態の提供側装置1の制御部11の動作について説明する。本実施の形態の以下の説明では、制御部11は、記憶部12に格納するドキュメントを次のようにして得る。すなわち制御部11は、米国アドビ社が定めるPDF(Portable Document Format)により記述された複数ページのデータ等、ドキュメントの元となる情報(ドキュメント元情報と呼ぶ)を取得する。制御部11は当該取得したドキュメント元情報の各ページのデータを、予め定められたサイズのPNG等、予め定められたフォーマットのビットマップ画像にレンダリングして、ドキュメントとして記憶部12に格納する。
もっとも本実施の形態はこれに限らず、例えばドキュメント元情報は、マイクロソフト社のパワーポイント(登録商標)等のプレゼンテーションソフトウエアを用いて作成された複数ページ(スライド)のデータであってもよい。また処理対象であるドキュメントとなる各ページのデータは、PNGだけでなくアニメーテッドGIFその他の静止画像または動画像のビットマップ画像にレンダリングしたものでもよい。本実施の形態においては、記憶部12が、提供用のドキュメントを、提供単位ごとに保持する保持手段として機能する。また本実施の形態の一例では、このドキュメント元情報は、提供側装置1において利用者の操作によって生成されたものであってもよいし、ネットワークを介して取得されたものであってもよい。このドキュメント元情報は本実施の形態では、予め定められたサーバ装置(例えばウェブサーバ)に格納され、当該サーバ装置により提供されるものとする。なお提供側装置1がこのサーバ装置を兼ねても構わない。
提供側装置1の制御部11は、本実施の形態では、保持するドキュメントのうち、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストする手段として機能する。制御部11は機能的には、図2に示すように、ドキュメントの指定を受け入れる指定受入部31と、指定されたドキュメントを表示するドキュメント表示部32と、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストするブロードキャスト部33とを含んで構成される。
指定受入部31は、表示可能なドキュメントの一覧を表示する。提供側装置1の利用者が操作部13を操作してこの一覧から提供するドキュメントを指定する操作を行うと、指定受入部31は、当該指定されたドキュメントを特定する情報を出力する。ここでドキュメントを特定する情報は例えば、指定されたドキュメントの内容情報に基づいて演算される値であり、具体的にはドキュメントの内容の情報のハッシュ値(SHA-1やMD5等でよい)とすればよい。ドキュメント表示部32は、指定受入部31が出力する情報で特定されるドキュメントを記憶部12から読み出して、表示部14に表示する。
ブロードキャスト部33は、指定受入部31が出力する、ドキュメントを特定する情報を第2の通信部16を介してブロードキャスト(宛先を指定せず、すべての受信可能な端末により受信される情報として送出)する。本実施の形態の一例においてこの第2の通信部16はブルートゥース規格による通信を行うもので、ブロードキャストの信号としてここでは、BLE(Bluetooth Low Energy(Bluetoothは登録商標))として策定されている技術における、アドバタイズメント・パケットを用いるものとする。なおこのブロードキャストの方法としてはBLEのアドバタイズメント・パケットに限られず、認証や接続の処理を必要とせずに送受可能な信号であればよい。
また表示側装置2の制御部21は、機能的には図3に例示するように、ドキュメント取得部41と、特定情報生成部42と、ブロードキャスト受信部43と、検索部44と、ドキュメント処理部45とを含んで構成される。
ここでドキュメント取得部41は、表示側装置2の利用者の操作により、取得するドキュメントの格納されている場所を表す情報(ネットワーク上にあるサーバ装置内の場所を表す情報、例えばURL(Uniform Resource Locator)で記述されたものでよい)を受け入れる。ドキュメント取得部41は、当該受け入れた情報で特定される場所(サーバ装置等)から、第1の通信部25を介してドキュメント元情報をダウンロードし、記憶部22に格納する。ここでダウンロードするドキュメント元情報は、米国アドビ社が定めるPDFにより記述された文書の情報でよい。
特定情報生成部42は、ドキュメント取得部41が取得したドキュメント元情報の各ページの情報に基づいて、ドキュメント元情報が表す各ページの画像を、予め定められたサイズのPNG等、予め定められたフォーマットのビットマップ画像としてレンダリングする。ここでの予め定められたフォーマットは、提供側装置1の記憶部12に格納されたドキュメントのフォーマットと同じものとする。またこの特定情報生成部42は、レンダリングして得られた各ページのビットマップ画像に基づいてドキュメントを特定する情報を生成する。このドキュメントを特定する情報も、提供側装置1が得るドキュメントを特定する情報と同じものを用いる。
特定情報生成部42は、記憶部22に格納されたレンダリングされたドキュメントの各々について、それぞれに基づいて生成したドキュメントを特定する情報を関連付けて記録する(図4)。
ブロードキャスト受信部43は、提供側装置1がブロードキャストした情報を受信する。本実施の形態においては、提供側装置1はBLEのアドバタイズメント・パケットを用いて、提供側装置1の利用者が指定したドキュメントを特定する情報を送信している。そこでこのブロードキャスト受信部43は、提供側装置1が送出した当該ドキュメントを特定する情報を受信することとなる。
検索部44は、ブロードキャスト受信部43が受信した情報で特定されるドキュメントを、記憶部22に格納されているドキュメントのうちから検索する。具体的にこの検索部44は、ブロードキャスト受信部43が受信した情報に関連付けられたドキュメントを記憶部22から検索する。ここでブロードキャスト受信部43が受信した情報に関連付けられたドキュメントが記憶部22に格納されていなければ、検索部44は、その旨(検索失敗)を表す情報をドキュメント処理部45に出力する。また、ブロードキャスト受信部43が受信した情報に関連付けられたドキュメントを記憶部22から見出したならば、検索部44は、当該見出したドキュメントをドキュメント処理部45に出力する。
ドキュメント処理部45は、検索部44が出力するドキュメントを表示部24に表示出力する。この際、ドキュメントにアニメーテッドGIF等、動画像が含まれていれば、ドキュメント処理部45は、当該動画像を再生して表示出力してもよい。またこのドキュメント処理部45は、検索部44が検索失敗を表す情報を出力している場合は、その旨を表す情報を表示部24に表示出力してもよいし、何もしないこととしてもよい。
本実施の形態の一例に係るドキュメント提供システムは、以上の構成を備え、次のように動作する。なお、以下の説明では、表示側装置2は、提供側装置1が送出するBLEのアドバタイズメント・パケットを受信可能な範囲(アドバタイズメント・パケットが放射される位置から100メートル程度の範囲)に在圏するものとする。
また表示側装置2の利用者は、予め指示されたURL(提供側装置1がこのURLを送信し、それを受信してもよいし、電子的でない態様、例えば印刷物として配布された資料に記載のURLを表示側装置2の利用者が入力してもよい)からドキュメントの元となるドキュメント元情報(例えばPDFにて記述された文書の情報)をダウンロードしておくものとする。表示側装置2では、ダウンロードされたドキュメント元情報の各ページの情報に基づいて、ドキュメントの各ページを、予め定められたサイズのビットマップ画像にレンダリングする。また表示側装置2は、ここでレンダリングして得られた各ページのビットマップ画像の内容のハッシュ値を演算し、当該演算したハッシュ値を、ドキュメントを特定する情報として、それぞれ対応するページのドキュメント(ビットマップ画像)に関連付けて記憶部22に記録する。
一方、提供側装置1の利用者もまた、提供の対象となるドキュメントと、それぞれのドキュメントを特定する情報とを得ておく。具体的には、ドキュメントの元となるPDFフォーマットのドキュメント元情報をダウンロードし、当該ドキュメント元情報の各ページの画像をレンダリングして得ておく。
ここで図5に例示するように、提供側装置1の利用者が、提供の対象となるドキュメントを指定する操作を行うと(S1)、提供側装置1は、当該指定されたドキュメントを特定する情報を取得する。ここでドキュメントを特定する情報は、提供の対象とするドキュメントが指定された時点で提供側装置1が演算して得てもよいし、指定を受ける前に、記憶部12に格納されたドキュメントごとに演算しておくものであってもよい。
提供側装置1は、利用者により指定されたドキュメントを特定する情報を取得すると、当該情報をBLEのアドバタイズメント・パケットに含めて送出する(S2)。このアドバタイズメント・パケットは、複数のアドバタイズメント要素(ADk(k=1,2,…))を含んで構成される。ここで各アドバタイズメント要素は、要素長(1バイト)を先頭として、要素のタイプを表す情報(AD Type)と、内容データ(AD Data)とを含んで構成される。本実施の形態では、要素のタイプは予め適宜定めておくものとし、この内容データとしてドキュメントを特定する情報を含める。またこのとき提供側装置1は、当該指定されたドキュメントを表示する(S3)。
表示側装置2は、提供側装置1が送出したアドバタイズメント・パケットを受信する。表示側装置2は、当該受信したアドバタイズメント・パケットからドキュメントを特定する情報を取り出し(S4)、当該取り出した情報で特定されるドキュメントを記憶部22から検索する(S5)。表示側装置2は記憶部22から当該取り出した情報で特定されるドキュメントを見出すと、当該ドキュメントを表示する(S6)。
このようにして提供側装置1の利用者がドキュメントを指定すると、表示側装置2において同じドキュメントが表示されることとなる。また、提供側装置1が送出した情報で特定されるドキュメントが表示側装置2に格納されていなければ、表示側装置2においては指定されたドキュメントは表示されない。従って本実施の形態のシステムでは、ドキュメントを表示させるべきでない相手に対しては、ドキュメントを配布しておかなければよいこととなる。また、受信した情報で特定されるドキュメントがない場合に、表示側装置2においてその旨を表示させることとすれば、例えばドキュメントが更新されて新しいドキュメントになっているときに、当該ドキュメントの更新を示唆することも可能となる。
またここでは、表示側装置2においてドキュメント元情報の取得元であるURLは利用者が入力するなどして取得するものとしていたが本実施の形態はこれに限られない。例えばこのURL等のドキュメント元情報の取得元を表す情報を、提供側装置1がアドバタイズメント・パケットに含めて送出してもよい。この場合、表示側装置2は、当該URL等を提供側装置1からブロードキャストにて受信し、当該受信したURL等からドキュメント元情報を取得する。
またここではドキュメント元情報を、指定されたURLからダウンロードすることとしていたが、本実施の形態ではこれに代えて提供側装置1がドキュメント元情報やドキュメントそのもの(ドキュメント元情報からレンダリングして得られた提供の対象となるドキュメントそのもの)をアドバタイズメント・パケットに含めて送出してもよい。この場合、一般にはアドバタイズメント・パケットに含めることのできるデータサイズよりもドキュメント元情報のサイズが大きいのが普通である。そこでこの場合の提供側装置1は、送信する情報(ドキュメント元情報やドキュメントそのもの)を、複数の部分に分割して、当該分割して得られた各部分をそれぞれアドバタイズメント・パケットに含めて送出する。
このように情報を分割したときには、表示側装置2では、受信したアドバタイズメント・パケットに含まれる分割された情報に基づいて、元の情報(分割前のドキュメント元情報やドキュメントそのもの)を生成して利用する。具体的に表示側装置2ではドキュメント元情報を受信したときには、当該ドキュメント元情報の各ページの画像をレンダリングしてドキュメントを得ておく。また表示側装置2はドキュメントそのものを受信したときには、当該ドキュメントをそのまま記憶部22に格納する。そして得られた、または受信したドキュメントの各々について、それぞれ内容のハッシュ値を演算し、当該演算したハッシュ値をドキュメントを特定する情報として、それぞれ対応するページのドキュメントに関連付けて記憶部22に記録する。この場合においても、提供側装置1と表示側装置2によるその後の動作は既に図5を用いて説明した例と同様となる。
[指示をブロードキャストする例]
またここまでの説明では、提供側装置1がブロードキャストにてドキュメントを特定する情報を送出し、これを受信した表示側装置2では、当該情報で特定されるドキュメントを表示することとしていた。しかしながら本実施の形態はこれに限られず、提供側装置1がドキュメントを特定する情報とともに、当該情報で特定されるドキュメントに対する処理の内容を表す情報(処理指示情報)をブロードキャストにて送出する(例えば上記のアドバタイズメント・パケットに含めて送出する)こととしてもよい。
ここでの処理指示情報としては例えば、ドキュメントを記憶部22から削除させる指示(削除指示)や、表示の態様を変更する指示(具体的には回転、拡大縮小、一部をズームして表示するなどの指示)など種々のものがある。このような指示を提供側装置1が送信する例では、提供側装置1の制御部11は、指定受入部31としての動作として、表示可能なドキュメントの一覧を表示する。
提供側装置1の利用者が操作部13を操作してこの一覧から提供するドキュメントを指定する操作と、当該ドキュメントに関して表示側装置2にて行われるべき処理を表す処理指示情報との入力とを行うと、指定受入部31は、当該指定されたドキュメントを特定する情報と、当該入力された処理指示情報とを出力する。ここで処理指示情報が例えば拡大縮小の指示などである場合、指定受入部31は、拡大縮小率など処理のパラメータも併せて利用者から受け入れて、当該パラメータも処理指示情報に含めて出力する。そしてドキュメント表示部32が、指定受入部31が出力する情報で特定されるドキュメントを記憶部12から読み出して、表示部14に表示する。
ブロードキャスト部33は、指定受入部31が出力する、ドキュメントを特定する情報と、処理指示情報とを第2の通信部16を介してブロードキャストする。ブロードキャストの方法は、この例においてもBLEのアドバタイズメント・パケットを用いる方法でよい。
この例における表示側装置2の制御部21は、ドキュメント取得部41及び特定情報生成部42としての処理は、既に説明した例と同様であるが、その他の処理が少々異なる。すなわちこの例では、ブロードキャスト受信部43は、提供側装置1が送出したドキュメントを特定する情報及び処理指示情報を受信することとなる。
また検索部44は、ブロードキャスト受信部43が受信した情報で特定されるドキュメントを、記憶部22に格納されているドキュメントのうちから検索する。具体的にこの検索部44は、ブロードキャスト受信部43が受信した情報に関連付けられたドキュメントを記憶部22から検索する。ここでブロードキャスト受信部43が受信した情報に関連付けられたドキュメントが記憶部22に格納されていなければ、検索部44は、その旨(検索失敗)を表す情報をドキュメント処理部45に出力する。
ドキュメント処理部45は、提供側装置1から受信した情報で特定されるドキュメントが検索部44により見出されると、当該見出したドキュメントに対して、提供側装置1から受信した処理指示情報に従った処理を行う。例えば当該処理指示情報が、表示の指示であれば、当該ドキュメントを表示部24に表示出力する。また処理指示情報が削除の指示であれば、当該ドキュメントを記憶部22から削除する。さらに処理指示情報が拡大縮小して表示する処理の指示(この場合、拡大縮小率等のパラメータも、処理指示情報に含められている)であれば、ドキュメント処理部45は、検索部44が見出したドキュメントを、指定された拡大縮小率のパラメータに従って拡大縮小した結果を、表示部24に表示出力する。また処理指示情報が、表示範囲を表す情報をパラメータとして含む、ズームの指示であれば、ドキュメントのうち当該パラメータによって指定された表示範囲の部分を、表示部24に表示出力する。この際、表示側装置2は、表示部24にて表示可能な範囲で、当該部分を拡大縮小して表示出力してもよい。さらにドキュメントに動画等、複数の静止画像のフレーム、あるいは複数の動画像の再生開始点が含まれる場合は、提供側装置1が当該静止画像等のコマ送り(次のフレームや次の再生開始点、または前のフレームや前の再生開始点への移動)や、指定したフレームまたは指定した再生開始点への移動を指示し、このドキュメント処理部45が、当該指示に従って動画像のコマ送り再生や、指定されたフレームの静止画の表示、指定された再生開始点からの動画像の再生などの処理を行うこととしてもよい。
またこのドキュメント処理部45は、検索部44が検索失敗を表す情報を出力している場合は、その旨を表す情報を表示部24に表示出力してもよいし、何もしないこととしてもよい。
[アノテーションの提供]
さらに本実施の形態のこの例では、処理指示情報はアノテーション(注釈)等の付加的な画像を合成して表示させる指示を表すものであってもよい。この場合、提供側装置1の制御部11は、ドキュメント表示部32が、利用者の指定したドキュメントを表示しているときに、利用者からアノテーションを特定する情報として、アノテーションに含めるべき画像を表す情報(例えばアノテーションとして表示されるべき文字列と背景色などといった情報でよい)と、当該アノテーションを表示するべき位置の入力とを受け入れる。
ドキュメント表示部32は、当該入力された情報に従い、アノテーションの画像を生成する。一例としてアノテーションの画像は、図6に例示するように、ドキュメント(D)に重ね合わせて表示されるもので、背景色で塗りつぶした矩形の図形内に、入力された文字列を表示したものでよい(A)。ドキュメント表示部32は、生成したアノテーションの画像を、利用者が入力した、表示するべき位置(図6のP)に表示する。具体的にこの位置は、アノテーションの画像である矩形の図形の対角線の交点が位置する点、あるいは、図6の点Pのようにアノテーションの画像である矩形の図形のいずれかの頂点など矩形の図形内の点(あるいは矩形から所定の画素数だけ離れた点)など、アノテーションに関係して定められた所定の点が位置するべき点として入力されてもよい。ドキュメント表示部32は、当該入力された点に、アノテーションに関係して定められた所定の点が位置することとなるようアノテーションの表示位置を調整して、生成したアノテーションの画像を、ドキュメントの画像に重ね合わせて表示する。この重ね合わせの表示方法はアルファブレンドなど、種々の広く知られた方法を用いることとすれよいので、ここでの詳しい説明を省略する。
そしてブロードキャスト部33が、ドキュメント表示部32が表示しているドキュメントを特定する情報と、利用者が入力したアノテーションに含めるべき画像を表す情報と、アノテーションを表示するべき位置とを第2の通信部16を介してブロードキャストする。ブロードキャストの方法は、この例においてもBLEのアドバタイズメント・パケットを用いる方法でよい。
この例における表示側装置2の制御部21は、ブロードキャスト受信部43としての処理において、提供側装置1が送出したドキュメントを特定する情報及びアノテーションに含めるべき画像を表す情報と、アノテーションを表示するべき位置とを受信してドキュメント処理部45に出力する。
ドキュメント処理部45は、現在表示しているドキュメントが、ブロードキャスト受信部43から入力された情報で特定されるドキュメントであるか否かを調べる。ここで現在表示しているドキュメントが、ブロードキャスト受信部43から入力された情報で特定されるドキュメントでなければ、ドキュメント処理部45は何もせずに処理を終了する。
また、現在表示しているドキュメントが、ブロードキャスト受信部43から入力された情報で特定されるドキュメントであれば、ドキュメント処理部45は、ブロードキャスト受信部43から入力されるアノテーションに含めるべき画像を表す情報に基づいて、アノテーションの画像を生成する。アノテーションの画像は、図6に例示したように背景色で塗りつぶした矩形の図形内に、入力された文字列を表示したものなど、提供側装置1におけるのと同じものとすればよい。ドキュメント処理部45は、当該生成したアノテーションの画像を、ブロードキャスト受信部43から入力された、表示するべき位置に表示する。このアノテーションの画像の表示方法も、提供側装置1におけるドキュメント表示部32での表示例と同じであるので、繰り返しての説明を省略する。
[認証を行う例]
さらに本実施の形態のある例では認証の処理を行って、認証した表示側装置2の利用者に対してのみ、ドキュメントが提示されるようになっていてもよい。認証を行う場合、例えば提供側装置1がその利用者から予めパスワードの入力を受け入れておき、ドキュメントを特定する情報やドキュメント元情報のURL等の情報を送出するときに、併せてパスワードの情報を送出するようにしてもよい。
この場合、表示側装置2では、ドキュメントを特定する情報等とともにパスワードの情報を受け入れたときに、予め利用者から入力されたパスワードが、当該受け入れたパスワードの情報と一致しているか否かを調べ、一致していなければ、以降の処理を行わないこととして利用者へのドキュメントの提供が行われないよう制御する。また一致していれば、当該提供側装置1から受け入れた情報を用いた処理(当該情報で特定されるドキュメントを表示する処理など)を行う。
また認証の方法は利用者から入力されたパスワードを利用する例に限られない。例えば認証サーバとして、提供側装置1または表示側装置2からネットワークを介して位置情報(GPS(Global Positioning system)により取得された情報であってもよいし、現在通信中の携帯電話基地局や無線LANのアクセスポイントを特定する情報であってもよい)の入力を受けて、当該位置情報が所定の範囲内にある提供側装置1または表示側装置2に対して共通するパスワードを発行して送出するようにしてもよい。
具体的にこの認証サーバは、受け入れた位置情報と、当該位置情報の送信元に対して送出したパスワードとを関連付けて、所定の時間(例えばパスワード送出後10分など)だけ保持しておく。認証サーバは、位置情報を受け入れるごとに、保持している位置情報(過去にパスワードを送出した先から受け入れた位置情報)と、新たに受け入れた位置情報とを比較して、保持している位置情報のうち、それが表す位置と、新たに受け入れた位置情報が表す位置との差が所定の範囲の差であるような条件を満足する位置情報を検索する。ここで保持している位置情報からそのような位置情報が見出されたならば、認証サーバは、当該見出した位置情報に関連付けられたパスワードを、新たに受け入れた位置情報の送出元に対して送出する。また、保持している位置情報から上記条件を満足する位置情報が見出せなければ、認証サーバは新たなパスワードを発行して、当該発行したパスワードを、新たに受け入れた位置情報の送出元に対して送出する。
この例では、提供側装置1の制御部11及び表示側装置2の制御部21は、利用者が所定の操作を行うと、上記認証サーバに対して位置情報を送出する。そして認証サーバが送出するパスワードの情報を取得する。その後、提供側装置1は、ドキュメントを特定する情報やドキュメント元情報のURL等の情報を送出するときに、併せて認証サーバから受け入れたパスワードの情報を送出する。
またこの場合、表示側装置2も認証サーバから受け入れたパスワードの情報を保持しておき、提供側装置1からドキュメントを特定する情報等とともにパスワードの情報を受け入れたときに、保持しているパスワードの情報と当該受け入れたパスワードの情報とが一致しているか否かを調べ、一致していなければ、以降の処理を行わないこととして利用者へのドキュメントの提供が行われないよう制御する。また一致していれば、当該提供側装置1から受け入れた情報を用いた処理(当該情報で特定されるドキュメントを表示する処理など)を行う。
さらに近年では、表示側装置2の制御部21が実行するプログラムは、表示側装置2の利用者を認証してプログラムを提供するサイト(米アップル社のアップストアなど)からダウンロードしてインストールされることがある。この場合には、当該プログラム側においてダウンロード元サイトにおける利用者の認証情報(ユーザ名等)を保持しておくことが可能になる。
そこで提供側装置1において、ドキュメントを特定する情報やドキュメント元情報のURL等の情報を送出するときに、併せて、当該情報を利用可能な表示側装置2の利用者の認証情報(上記ダウンロード元サイトにおける認証情報)を送出することとしてもよい。この認証情報は、予め利用者から入力を受けるか、表示側装置2からネットワークを介して受信しておくものとすればよい。
この例では、表示側装置2では、ドキュメントを特定する情報等とともに認証情報を受け入れたときに、プログラム側で保持している認証情報が、当該受け入れた認証情報に含まれているかを調べ、含まれていなければ、以降の処理を行わないこととして利用者へのドキュメントの提供が行われないよう制御する。またプログラム側で保持している認証情報が、当該受け入れた認証情報に含まれていれば、当該提供側装置1から受け入れた情報を用いた処理(当該情報で特定されるドキュメントを表示する処理など)を行う。
[変形例]
さらにここまでの説明においては、ブロードキャストは、提供側装置1の第2の通信部16と表示側装置2の第2の通信部26との間の通信により行われるものとしていたが、第1の通信部15及び第1の通信部25との間のネットワークを介した通信により行われても構わない。この場合、無線LAN等におけるブロードキャストの通信が利用されて、提供側装置1から表示側装置2に対してドキュメントを特定する情報等が送出される。
また、ドキュメントを特定する情報の別の例は、ここまでに述べたようなドキュメントの内容に基づく値に限られず、例えばドキュメントのファイル名や、ドキュメント元情報のURLとページの情報等であっても構わない。
さらに、本実施の形態のある例では、表示側装置2においてPDF等のドキュメント元情報からビットマップ画像を得るのではなく、PDFやプレゼンテーションソフトウエアのファイルをそのままドキュメントとして表示等の処理の対象としてもよい。プレゼンテーションソフトウエアのファイルは一般に、複数のスライド情報を含んだスライド情報の順列を有する、また各スライド情報には、静止画像、動画像、文字列情報等の情報要素が含まれる。
この態様においては、表示側装置2が、提供側装置1からドキュメントを特定する情報として例えばプレゼンテーションソフトウエアのファイルを特定する情報を受け入れて当該情報出特定されるファイルをダウンロードするなどして取得する。そして、当該取得したファイルをドキュメントとして、表示等の処理に供する。
また、この際には、提供側装置1がドキュメントに対する処理の内容を表す情報(処理指示情報)をブロードキャストにて送出する(例えば上記のアドバタイズメント・パケットに含めて送出する)。すなわち提供側装置1は、ドキュメントであるプレゼンテーションソフトウエアのファイルに含まれるスライド情報について、次のスライド情報を表示する(順列上、次にあるスライド情報を表示する)旨の指示や、特定の位置のスライド情報を表示する(順列の特定の位置にあるスライド情報を表示する)旨の指示を、ブロードキャストにて送出する。
そして表示側装置2において、当該指示に従い、ドキュメントであるプレゼンテーションソフトウエアのファイルに含まれるスライド情報のうち、当該指示により特定されるスライド情報を表示するよう制御する。
[アクセスポイントへのキャッシュ]
またここまでの説明で、表示側装置2は、予め指示されたサーバ装置のURLからドキュメントの元となるドキュメント元情報(例えばPDFにて記述された文書の情報)をダウンロードしておく(ダウンロードのタイミングは、ドキュメント元情報が提供可能となっていれば、提供側装置1からブロードキャストを受ける以前であれば、いつであるかは問わない)ものとしていた。しかしながら例えば表示側装置2の第1の通信部25が、Wi-Fiインタフェースであり、表示側装置2が無線LANアクセスポイント(以下単にアクセスポイントと呼ぶ)を介してネットワーク上のサーバ装置との間で通信を行う場合であって、このアクセスポイントがドキュメント元情報等のキャッシュを行うことができるものである場合、アクセスポイントにドキュメント元情報をキャッシュさせておくことで、通信の効率化を図ることも可能である。
このようなアクセスポイント3は、図7に例示するように、制御部51、記憶部52、無線通信部53、及び広域側通信部54を含んで構成される。この制御部51は、CPU等のプログラム制御デバイスであって、記憶部52に格納されたプログラムに従って動作する。
制御部51は、無線通信部53を介して通信する通信先と、広域側通信部54を介して接続可能な通信先との間の情報の送受を仲介するといった一般的なアクセスポイントとしての機能を提供するよう動作するほか、無線通信部53または広域側通信部54を介して、情報のキャッシュの指示とともに、キャッシュの対象となる情報の格納場所を表す情報(URL等)を受信して、次のように動作する。すなわちこのときには制御部51は、当該受信したURL等の情報で表される格納場所から、キャッシュの対象となる情報を取得する。そして制御部51は、当該情報の取得元のURL等の格納場所を表す情報に関連付けて、当該取得した情報を、記憶部52に格納しておく。
制御部51は、無線通信部53を介して、情報の格納場所を表すURL等の情報とともに、当該情報で特定される格納場所から情報を取得する要求(取得要求)を受信すると、当該受信したURL等の情報に関連付けられた情報が記憶部52に格納されているか否かを調べる。ここでそのような情報が記憶部52に格納されていなければ、制御部51は通常の動作として、当該URL等の情報と、情報の取得要求とを広域側通信部54を介して送出する。その後、制御部51は、当該取得要求に対する応答(情報の提供)があれば、当該提供された情報を、要求元に対して、無線通信部53を介して送出する。
また、受信したURL等の情報に関連付けられた情報が記憶部52に格納されていたときには、制御部51は、当該記憶部52に格納されている情報を読み出して、要求元に対して、無線通信部53を介して送出する。
記憶部52は、メモリデバイス等である。本実施の形態のこの例では、この記憶部52はSSD(Solid State Drive)等のディスクデバイスを含んでもよい。記憶部52には制御部51によって実行されるプログラムが格納される。またこの記憶部52は、制御部51のワークメモリとしても動作する。
無線通信部53は、Wi-Fiインタフェース等であり、所定の通信可能圏内にある端末、例えば本実施の形態の表示側装置2等との間で無線にて情報を送受する。広域側通信部54は、無線通信部53の通信可能圏よりも広域の通信網、例えば有線のネットワーク(組織内のローカルエリアネットワーク等を含む)に接続され、有線のネットワーク上にあるサーバ装置等との間で情報を送受する。
このようなアクセスポイント3を用いる場合、提供側装置1の利用者は、ドキュメント元情報をサーバ装置に格納するとともに、その格納場所を表すURLの情報と、情報のキャッシュの指示とをアクセスポイント3へ有線または無線にて送出する。このようにしておくと、アクセスポイント3においてドキュメント元情報が、サーバ装置のURLに関連付けて格納される。そして表示側装置2からアクセスポイント3へ、当該URLからのドキュメント元情報の取得要求があると、アクセスポイント3が表示側装置2へ、アクセスポイント3にて格納(キャッシュ)しているドキュメント元情報を提供する。
[表示側装置の移動を予測する例]
このようにアクセスポイント3にてキャッシュする例は、例えば学校の教室内や講演会場など、表示側装置2が通信を行うアクセスポイント3が予め分かっている場合(授業時間割と使用教室が定められているようなケース)に有効である。しかし例えば学校等の組織であっても、表示側装置2の利用者が教室間を移動してしまったり、キャンパス内を移動してしまう場合には、情報のキャッシュが可能なアクセスポイント3が多数配置されている場合でも、表示側装置2が通信を行うアクセスポイント3が変わってしまうので、どのアクセスポイント3へキャッシュをさせるかを提供側装置1側の利用者が判断しなければならない。
そこで本実施の形態のある例では、提供側装置1がドキュメント元情報を提供するサーバ装置(ウェブサーバ)として動作する。この場合、表示側装置2にはドキュメント元情報の格納場所を表すURLとして提供側装置1のウェブサーバのURLが提供される。提供側装置1は、アクセスポイント3を介して表示側装置2からドキュメント元情報が要求されたときには、当該要求元の表示側装置2に固有な情報を取得して(例えば表示側装置2のMACアドレスをARP等を用いて取得して)、表示側装置2が通信を行っている、アクセスポイント3を特定する情報(例えば当該アクセスポイント3の有線側IPアドレス等)に関連付けて、要求元情報として蓄積して記憶しておく。
この処理を行うことで、時間経過とともに、表示側装置2が通信を行うアクセスポイント3を特定する情報が蓄積されることとなる。提供側装置1は、要求元情報に含まれるアクセスポイント3を特定する情報を参照し、同じアクセスポイント3を特定する情報ごとに、出現回数をカウントする。これにより例えばアクセスポイント3aを介して要求を受けた回数がNa、アクセスポイント3bを介して要求を受けた回数がNb…というように、アクセスポイント3ごとに、当該アクセスポイント3を介してドキュメント要求元情報を要求した回数がカウントされる。
提供側装置1は、この回数が、予め定めた回数しきい値を超えたアクセスポイント3を特定する情報(例えば当該アクセスポイント3の有線側IPアドレス等)を、キャッシュ先データベースに蓄積して記憶する。
提供側装置1は、この後、利用者が新たなドキュメント元情報をサーバ装置の提供の対象とするごとに、当該提供の対象となったドキュメント元情報を、キャッシュ先データベースに記録されている情報で特定されるアクセスポイント3(複数あってもよい)に対してキャッシュさせる。
こうして過去の利用実績に基づき、表示側装置2が通信を行うアクセスポイント3を予測して、キャッシュさせることで、ドキュメント元情報のキャッシュ先をどこにするかといった判断が支援される。
[表示側装置とともに移動する例]
さらに本実施の形態の別の例に係るアクセスポイント3は、図示しない移動手段(移動機能部)を備えてもよい。具体的にこの移動機能部は、いわゆるラジオコントロール・カー等におけるような、地上を移動するタイヤとそれを駆動するモーターとを含むものでもよい。また、この移動機能部は、ラジオコントロール・ヘリコプターのように、回転翼を備えて空中を浮遊して移動するものであってもよい。
本実施の形態のこの例に係るアクセスポイント3の無線通信部53は、アレイアンテナ等、通信先となった表示側装置2等の無線信号の放射方向を検出可能なものとしておく。また本実施の形態のこの例に係るアクセスポイント3では、広域側通信部54は携帯電話通信網を介して通信を行うインタフェース等、無線通信部53よりも通信可能範囲の広い無線通信手段であるものとしておく。
制御部51は、無線通信部53によって通信先の無線信号の放射方向が検出されると、当該方向の情報を取得し、この情報で特定される方向へ移動するよう移動機能部を制御する。
なお、複数の通信先と通信を行っている場合には、制御部51は、より多くの通信先が存在する方向へ移動するよう制御してもよいし、いずれかの通信先をターゲットとして選択し、当該ターゲットの方向へ移動するよう移動機能部を制御することとしてもよい。ここでターゲットの選択は例えば、キャッシュしている情報を要求した通信先を選択することとしてもよい(キャッシュしている情報を要求した通信先が最も多く存在する方向へ移動するよう制御してもよい)。
本実施の形態のこの例では、アクセスポイント3が通信対象側へ移動するので、表示側装置2を持った利用者が移動しても、アクセスポイント3との通信が維持され、アクセスポイント3にてキャッシュされた情報を要求したときには、当該情報を比較的安定して受信できるようになる。
1 提供側装置、2 表示側装置、3 アクセスポイント、11,21,51 制御部、12,22,52 記憶部、13,23 操作部、14,24 表示部、15,25 第1の通信部、16,26 第2の通信部、31 指定受入部、32 ドキュメント表示部、33 ブロードキャスト部、41 ドキュメント取得部、42 特定情報生成部、43 ブロードキャスト受信部、44 検索部、45 ドキュメント処理部、53 無線通信部、54 広域側通信部。

Claims (6)

  1. 提供側装置と、表示側装置とを含むドキュメント提供システムであって、
    前記提供側装置は、
    提供用のドキュメントを保持する保持手段と、
    前記保持するドキュメントのうち、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストする手段と、
    を含み、
    前記表示側装置は、
    提供され得るドキュメントを保持する保持手段と、
    ブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信する受信手段と、
    前記保持手段が保持するドキュメントのうち、受信した情報によって特定されるドキュメントを検索する検索手段と、
    前記検索により見出されたドキュメントを表示する表示手段と、
    を有するドキュメント提供システム。
  2. 提供用のドキュメントを保持する保持手段と、
    前記保持するドキュメントのうち、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストする手段と、
    を含む提供側装置。
  3. 請求項2記載の提供側装置であって、
    前記ドキュメントを特定する情報は、当該情報で特定されるドキュメントの内容の情報に基づいて演算される値である提供側装置。
  4. 提供側装置と通信可能に接続され、
    前記提供側装置から提供され得るドキュメントを保持する保持手段と、
    前記提供側装置によりブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信する受信手段と、
    前記保持手段が保持するドキュメントのうち、受信した情報によって特定されるドキュメントを検索する検索手段と、
    前記検索により見出されたドキュメントを表示する表示手段と、
    を有する表示側装置。
  5. コンピュータを、
    提供用のドキュメントを保持する保持手段と、
    前記保持するドキュメントのうち、指定されたドキュメントを特定する情報をブロードキャストする手段と、
    として機能させるプログラム。
  6. 提供側装置と通信可能に接続されるコンピュータを、
    前記提供側装置から提供され得るドキュメントを保持する保持手段と、
    前記提供側装置によりブロードキャストされた、ドキュメントを特定する情報を受信する受信手段と、
    前記保持手段が保持するドキュメントのうち、受信した情報によって特定されるドキュメントを検索する検索手段と、
    前記検索により見出されたドキュメントを表示する表示手段と、
    として機能させるプログラム。
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