JP2015187546A - 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015187546A
JP2015187546A JP2014064309A JP2014064309A JP2015187546A JP 2015187546 A JP2015187546 A JP 2015187546A JP 2014064309 A JP2014064309 A JP 2014064309A JP 2014064309 A JP2014064309 A JP 2014064309A JP 2015187546 A JP2015187546 A JP 2015187546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interest
region
value
image data
midline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014064309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6253474B2 (ja
Inventor
井上 武
Takeshi Inoue
武 井上
由武 高橋
Yoshitake Takahashi
由武 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm RI Pharma Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm RI Pharma Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm RI Pharma Co Ltd filed Critical Fujifilm RI Pharma Co Ltd
Priority to JP2014064309A priority Critical patent/JP6253474B2/ja
Publication of JP2015187546A publication Critical patent/JP2015187546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6253474B2 publication Critical patent/JP6253474B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Nuclear Medicine (AREA)

Abstract

【課題】被検者が悪性腫瘍である可能性を判定する。【解決手段】コンピュータが、腫瘍シンチグラムに関する画像データから、所定時間の放射線のカウント値の大きさに基づいて1又は2以上の関心領域を抽出し、画像データにおける正中線の一方の半身に位置する各関心領域について、その正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第1の値を算出し、当該画像データにおける正中線の他方の半身に位置する各関心領域について、その正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第2の値を算出し、第1の値と第2の値とに基づいて正中線の一方の半身と正中線の他方の半身との間のバランスを表す値であるバランス値を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、腫瘍に関する診断を支援する情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体の技術に関する。
専門医師は、全身FDG−PET(Positron Emission Tomography)で撮像されたPET画像を見て、被検者が悪性腫瘍であるか否かの判定を行う(非特許文献1)。また、パターン認識によって、腫瘍に係る特徴領域の位置と大きさを評価するパターン認識方法が知られている(特許文献1)。
特表2003−500776号公報
「がんFDG−PET/CT撮像法ガイドライン」、日本医学技術学会、核医学技術、Vol.29 No.2.2009、195−235ページ
しかし、腫瘍シンチグラムにおいて撮像されたPET画像から被検者が悪性腫瘍であるか否かを診断することは、豊富な経験を積んだ専門医師であっても難しい。
そこで、本発明の目的は、腫瘍シンチグラムに関する画像データを解析して悪性腫瘍の診断を支援する情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体を提供することにある。
本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに実行されると、
腫瘍シンチグラムに関する画像データから、所定時間の放射線のカウント値の大きさに基づいて1又は2以上の関心領域を抽出し、
その画像データに撮像されている人体に対して設定された正中線であって、その画像データにおける正中線の一方の半身に位置する各関心領域について、その正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第1の値を算出し、
その画像データにおける正中線の他方の半身に位置する各関心領域について、その正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第2の値を算出し、
第1の値と第2の値とに基づいて正中線の一方の半身と正中線の他方の半身との間のバランスを表す値であるバランス値を算出する。
本発明によれば、腫瘍シンチグラムに関する画像データを解析して悪性腫瘍の診断を支援することができる。
腫瘍に関する診断を支援するコンピュータ支援診断システムの構成例を示す図である。 画像データから判定値を算出する処理例を示すフローチャートである。 画像データにマスク領域を設定するUI(User Interface)の一例を示す図である。 正中線の設定および関心領域の抽出に関するUIの一例を示す図である(被検者は陽性)。 正中線の設定および関心領域の抽出に関するUIの一例を示す図である(被検者は陰性)。 判定値S1及びS2の算出方法を説明するための表である。 陽性の被検者の判定値S1と陰性の被検者の判定値S1とを対比した検証結果を示すグラフである。 陽性の被検者の判定値S2と陰性の被検者の判定値S2とを対比した検証結果を示すグラフである。 判定値S1及びS2のROC(Receiver Operating Characteristic analysis)曲線を示すグラフである。 判定値S3及びS4の算出方法を説明するための表である。 陽性の被検者の判定値S3と陰性の被検者の判定値S3とを対比した検証結果を示すグラフである。 陽性の被検者の判定値S4と陰性の被検者の判定値S4とを対比した検証結果を示すグラフである。 判定値S3及びS4のROC曲線を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、腫瘍に関する診断を支援する情報処理装置およびコンピュータプログラムに係る実施形態を説明する。
図1は、腫瘍に関する診断を支援するコンピュータ支援診断(CAD)システム1の構成例を示す。
CADシステム1は、例えば、情報処理装置2と、院内画像システム3と、入出力装置5とを有し、これらの装置2、3、5は、所定のケーブル又は通信ネットワーク等で接続されており、相互にデータを送受信できる。情報処理装置2、院内画像システム3および入出力装置5は、同じ施設内に設置されても良いし、それぞれが異なる遠隔地の施設に設置されても良い。情報処理装置2、院内画像システム3がそれぞれ異なる遠隔地の施設に設置される場合、情報処理装置2は、所定の通信ネットワーク(例えば、インターネット網または専用線)を通じて、遠隔地の院内画像システム3を遠隔処理しても良い。
院内画像システム3は、腫瘍シンチグラムに関する画像データ31を撮像するシステムである。院内画像システム3は、例えば、18F−FDG−PET装置(X線CT組み合わせ型ポジトロンCT装置(以下「PET/CT装置」という)を含む)である。
入出力装置5は、情報処理装置2に指示を入力したり、情報処理装置2からの出力を表示したりするための装置である。入出力装置5は、例えば、キーボード、マウス、ディスプレイ等である。
情報処理装置2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メインメモリおよび記憶デバイス等を備えるいわゆるコンピュータであって、記憶デバイスやメインメモリに記憶されたコンピュータプログラムをCPUが実行することにより、後述する各種機能を実現する。情報処理装置2は、各種機能の全部又は一部を所定の電子回路で実現してもよい。
情報処理装置2は、機能として、画像データ取得部11と、マスク処理部12と、正中線設定部13と、関心領域抽出部14と、判定値算出部15と、判定部16と、UI部17とを有する。判定値算出部15は、指標算出部と言ってもよい。
画像データ取得部11は、例えば、院内画像システム3から、その院内画像システム3により生成された腫瘍シンチグラムに関する画像データ31を取得する。画像データ31を構成する各ピクセルのピクセル値は、例えば、所定時間に測定された放射線のカウント値に相当する。画像データ取得部11は、その取得した画像データ31を所定の記憶デバイスに格納してもよい。本実施形態は、被検者の上半身を撮像した画像データ31を対象とする。
マスク処理部12は、画像データ31から判定対象の領域以外の所定の領域を取り除く。例えば、肺門縦隔リンパ節に関する悪性腫瘍を判定する場合であって、画像データ31には、肺門及び縦隔等以外に、腸管等の他の臓器も撮像されているとする。FDGは、悪性腫瘍に限らず腸管等の他の所定の臓器にも正常に集積する。そこで、マスク処理部12は、FDGが正常に蓄積する腸管等の他の臓器が撮像されている領域を取り除く。これを、マスク処理という。マスク処理後の画像データをマスク後画像データ32という。マスク処理は、手動で行われても良いし、所定のアルゴリズムに基づいて自動で行われても良い。マスク処理の詳細については後述する(図3及び図4参照)。
正中線設定部13は、マスク後画像データ32(マスク前の画像データ31であっても良い。以下同じ)に正中線を設定する。正中線は、手動で設定されても良いし、所定のアルゴリズムに基づいて自動で設定されても良い。以下、手動で設定する場合について述べる。
正中線設定部13は、UI部17を通じて、マスク後画像データ32に基づく画像を表示させ、正中線の入力を受け付ける。情報処理装置2のオペレータは、マスク後画像データ32に基づく画像に撮像されている人体に対して、正中線を入力する。正中線設定部13は、正中線を、マスク後画像データ32に基づく二次元の画像空間において、縦軸(Y軸)となるように設定する。例えば、入力された正中線がY軸となるように、マスク後画像データ32に基づく画像を傾けて(少し回転させて)もよい。また、正中線設定部13は、正中線を、マスク後画像データ32に基づく二次元の画像空間における横軸(X軸)の原点(X=0)に設定する。マスク後画像データ32に基づく二次元の画像空間において、X軸及びY軸によって特定される座標はピクセルの単位であってよい。例えば、正中線からX軸の正の方向に3ピクセル進んだ座標は「X=3」となり、正中線からX軸の負の方向に3ピクセル進んだ座標は「X=−3」となる。
関心領域抽出部14は、マスク後画像データ32における各ピクセルのカウント値の大きさに基づいて1又は2以上の関心領域を抽出する。関心領域抽出部14は、カウント値が所定の閾値以上のピクセルで構成される領域を関心領域として抽出してもよい。又は、関心領域抽出部14は、マスク後画像データ32内において規格化された各ピクセルのカウント値が所定以上の領ピクセルで構成される領域を関心領域として抽出してもよい。関心領域を示す画像データを関心領域画像データ33という。
例えば、関心領域抽出部14は、マスク後画像データ32内の最大のカウント値と最小のカウント値との間(例えば中間)に閾値を設定し、その設定された閾値以上のカウント値を有するピクセルを関心領域として抽出する。この閾値は、オペレータによって手動で設定されてもよい。この閾値を変更すると、抽出される関心領域の大きさ及び数も変化し得る。
以下、複数の関心領域のそれぞれを区別するため、1つの関心領域を関心領域i(iは1以上の正の整数)と表現する。例えば、3つの関心領域が抽出された場合、それぞれを関心領域1、関心領域2、関心領域3と表現する。また、抽出された関心領域の数をN(Nは1以上の正の整数)と表現する。
判定値算出部15は、画像データ31に撮像されている被検者が悪性腫瘍(陽性)であるか否か(陰性)を判定するための指標の一種であるバランス値を算出する。例えば、判定値算出部15は、正中線の一方の半身に位置する各関心領域について、その正中線からの距離及びその関心領域の特徴量に基づいて第1の値を算出する。また、判定値算出部15は、その正中線の他方の半身に位置する各関心領域について、その正中線からの距離及びその関心領域の特徴量に基づいて第2の値を算出する。そして、判定値算出部15は、第1の値と第2の値とに基づいて、正中線の一方の半身と正中線の他方の半身との間のバランスを表す値であるバランス値を算出する。バランス値は、例えば、正中線の一方の半身の各関心領域の第1の値の総和と、正中線の他方の半身の各関心領域の第2の値の総和との比較結果に基づく値であってもよい。バランス値は、その第1の値の総和とその第2の値の総和との差に基づく値であってもよい。判定算出部15は、画像データ31に係る被検者のバランス値の一種として判定値34を算出する。
例えば、正中線の一方の半身は、マスク後画像データ32に設定された正中線の左半身の領域であり、正中線の他方の半身は、その正中線の右半身の領域である。したがって、判定値算出部15は、正中線の左半身に1又は2以上の関心領域が存在する場合、その1又は2以上の関心領域の各々について第1の値を算出する。同様に、判定値算出部15は、正中線の右半身に1又は2以上の関心領域が存在する場合、その1又は2以上の関心領域の各々について第2の値を算出する。
関心領域の正中線からの距離は、正中線から関心領域の中心までの距離であってもよいし、正中線から関心領域までの最短距離であってもよいし、正中線から関心領域までの最長距離であってもよい。関心領域の中心は、その関心領域の面積に基づいて算出した重心であってもよいし、その関心領域のカウント値に基づいて算出した重心であってもよい。正中線から遠くの位置に存在する関心領域は、正中線の近くに位置する関心領域と比較して、判定値に与える影響が大きい。
関心領域の特徴量は、その関心領域の面積であってよい。関心領域の面積は、その関心領域に含まれるピクセル数であってもよい。面積の大きい関心領域は、面積の小さい関心領域と比較して、判定値に与える影響が大きい。
若しくは、関心領域の特徴量は、その関心領域に含まれる各ピクセルのカウント値(又はピクセル値)の総和であってよい。カウント値の総和の大きい関心領域は、カウント値の総和の小さい関心領域と比較して、判定値に与える影響が大きい。
次に、判定値34の算出方法の具体例について詳細に説明する。判定値算出部15は、例えば、以下の何れかの方法で判定値34を算出する。
(方法1)
判定値算出部15は、正中線を、マスク後画像データ32に基づく二次元の画像空間における横軸(X軸)の原点(X=0)とする。判定値算出部15は、関心領域iの中心のX軸における座標X(Xは0、正数又は負数)を算出する。判定値算出部15は、関心領域iの面積P(Pは正数)を算出する。すなわち、正中線よりも左側の画像空間に位置する関心領域iの座標Xは負数となり、正中線よりも右側の画像空間に位置する関心領域iの座標Xは正数となる。そして、判定値算出部15は、以下の式1によって判定値S1を算出する。Nは、マスク後画像データ32から抽出された関心領域の数である。
(方法2)
判定値算出部15は、正中線を、マスク後画像データ32に基づく二次元の画像空間における横軸(X軸)の原点(X=0)とする。判定値算出部15は、関心領域iの中心のX軸における座標X(Xは0、正数又は負数)を算出する。判定値算出部15は、関心領域iに含まれる各ピクセルのカウント値の総和T(Tは正数)を算出する。上記方法1と同様、正中線よりも左側の画像空間に位置する関心領域iの座標Xは負数となり、正中線よりも右側の画像空間に位置する関心領域iの座標Xは正数となる。そして、判定値算出部15は、以下の式2によって判定値S2を算出する。
判定部16は、判定値算出部15によって算出された判定値34に基づいて、画像データ31に係る被検者が悪性腫瘍である可能性(陽性の可能性)を判定する。判定部16は、例えば、上述の判定値S1又は判定値S2に基づいて、画像データ31に係る被検者が悪性腫瘍である可能性(陽性の可能性)を判定する。
UI部17は、情報処理装置2からの出力を表示すると共に、情報処理装置2への指示の入力を受け付けるUIを提供する。例えば、UI部17は、画像データ31にマスク領域を入力するためのUIを提供する。UI部17は、マスク後画像データ32に正中線を入力するためのUIを提供する。UI部17は、マスク後画像データ32から関心領域を抽出する際の各種パラメータを入力したり、関心領域画像データ33を表示したりするUIを提供する。UI部17は、判定値および判定の結果等を表示するUIを提供する。
図2は、画像データに基づいて悪性腫瘍(陽性)の可能性を判定する処理の一例を示すフローチャートである。図3は、マスク領域を設定するUIの一例である。図4及び図5は、マスク後画像データに正中線を設定し、関心領域を抽出するUIの一例である。なお、図4の画像データは、悪性腫瘍について陽性の被検者のものであり、図5の画像データは、悪性腫瘍について陰性の被検者のものである。
画像データ取得部11は、院内画像システム3から画像データ31を取得する(S101)。次に、オペレータは、画像データ11にマスク領域を設定する(S102)。
図3に示す画像100には、被検者の上半身が撮像されている。肺門縦隔リンパ節に関する悪性腫瘍の可能性を判定する場合、マスク処理によって、FDGが正常に集積する他の臓器が撮像されている領域を取り除く。例えば、オペレータは、図3に示す画像100を見ながら、取り除きたい領域を線101で囲む。マスク処理部12は、画像データ31から線101で囲まれた領域を取り除いたマスク後画像データ32を生成する。
次に、オペレータは、マスク後画像データ32に基づく画像に正中線を設定する(S103)。例えば、オペレータは、マスク後画像データ32に基づく画像120a(120b)を見ながら、この画像120a(120b)に撮像されている人体に対する正中線121a(121b)を入力する。このとき、正中線設定部13は、正中線121a(121b)がマスク後画像データ32に基づく画像に対する縦軸(Y軸)となるように、正中線121a(121b)の入力をサポートしてもよい。または、正中線設定部13は、入力された正中線121a(121b)が縦軸(Y軸)となるように、マスク後画像データ32に基づく画像を傾けて(少し回転して)もよい。
次に、オペレータは、マスク後画像データに基づく画像に対して、関心領域を抽出する範囲を設定する(S104)。例えば、オペレータは、画像130a(130b)を見ながら、画像130a(130b)から関心領域を抽出する範囲131a(131b)を入力する。例えば、肺門縦隔リンパ節に関する腫瘍を判定する場合、オペレータは、脳及び膀胱等が含まれないようにその範囲131a(131b)を入力する。このとき、正中線121a(121b)が、その範囲131a(131b)で抽出された二次元の画像空間におけるY軸であり、X軸の原点132a(X=0)となるように、入力をサポートしてもよい。画像140a(140b)は、その範囲131a(131b)を抽出した画像である。
次に、オペレータは、この抽出された画像140a(140b)から関心領域を抽出するためのパラメータを設定する(S105)。各種パラメータとは、例えば、この抽出された画像140a(140b)に含まれるカウント値に対する閾値である。閾値は、オペレータが手動で設定してもよいし、自動的に設定されてもよい。
次に、関心領域抽出部14は、この抽出された画像140a(140b)に係る画像データから、設定されたパラメータに従って、関心領域を抽出する(S106)。例えば、関心領域抽出部14は、設定された閾値以上のカウント値を有するピクセルで構成される領域を、関心領域として抽出する。抽出される関心領域の数は、閾値の大きさによって増減し得る。
例えば、画像150a(150b)は、画像140a(140b)から関心領域を抽出した画像(関心領域画像データ33)である。関心領域画像データ33は、閾値によって二値化されたデータであってもよい。画像150aには、4つの関心領域201〜204が抽出されている。画像150bには、5つの関心領域221〜225が抽出されている。
次に、判定値算出部15は、各関心領域について、関心領域の中心の正中線基準の座標Xと、関心領域の特徴量を算出する(S106)。
例えば、画像160a(160b)において、縦軸161a(161b)は、正中線を示す。すなわち、縦軸161a(161b)の座標Xは「0」(X=0)である。
例えば、画像160aにおいて、縦線210と横線211との交点が関心領域201の中心である。関心領域201の中心は正中線(縦軸161a)よりも左側に位置しているので、関心領域201の中心の座標Xは負数(X<0)となる。関心領域201の中心と正中線との距離は、関心領域201の中心の座標Xの絶対値となる。
例えば、画像160aにおいて、関心領域201の特徴量は、関心領域201に含まれるピクセル数となる。又は、関心領域201の特徴量は、関心領域201に含まれる各ピクセルのカウント値の総計となる。
画像160bにおいて、縦線230と横線231との交点が関心領域221の中心である。関心領域221の中心は正中線よりも左側に位置しているので、関心領域221の中心の座標Xは負数(X<0)となる。また、画像160bにおいて、縦線240と横線241との交点が関心領域222の中心である。関心領域222の中心は正中線よりも右側に位置しているので、関心領域222の中心の座標Xは正数(X>0)となる。
例えば、画像160bにおいて、関心領域221の特徴量は、関心領域221に含まれるピクセル数となる。又は、関心領域221の特徴量は、関心領域221に含まれる各ピクセルのカウント値の総計となる。
次に、判定値算出部15は、判定値を算出する(S107)。
ここで、図6に示す表300aを参照しながら、この判定値の算出方法の具体例を説明する。なお、この表300aは、情報処理装置2の所定の記憶デバイスに格納されてもよい。
表300aは、例えば、項目として、被検者301と、関心領域302と、中心の画像位置X303と、中心の画像位置Y303と、ピクセル数305と、カウント値総和306と、中心の正中線基準の座標X307と、第1関心領域算出値308と、第2関心領域算出値309と、第1判定値310と、第2判定値311とを有する。
被検者301には、被検者を識別するための情報(氏名又は識別番号等)が格納される。関心領域302には、関心領域iを識別するための情報が格納される。関心領域の中心の横方向位置303には、関心領域iの中心の横軸方向のピクセル位置が格納される。関心領域の中心の縦方向位置304には、関心領域iの中心の縦軸方向のピクセル位置が格納される。ピクセル数305には、関心領域iに含まれるピクセルの数(P)が格納される。カウント値総和306には、関心領域iに含まれる各ピクセルのカウント値の総和(T)が格納される。関心領域の中心の正中線基準の座標X307には、正中線をX=0とした場合の関心領域iの中心の座標X(X)が格納される。第1関心領域算出値308には、関心領域iの「X×P」が格納される。第2関心領域算出値309には、関心領域iの「X×T」が格納される。第1判定値310には、被検者301に対して、上記式1に基づいて算出された判定値S1が格納される。第2判定値311には、被検者301に対して、上記式2に基づいて算出された判定値S2が格納される。
関心領域抽出部14は、例えば、被検者A(被検者301)に係る画像データ31から、関心領域1〜8(関心領域302)を抽出する。そして、関心領域抽出部14は、関心領域1〜8についてそれぞれ、関心領域の中心の座標X〜X(関心領域の中心の正中線基準の座標X307)を算出する。次に、方法1と方法2とを適用した場合に分けて説明する。
(方法1を適用した場合)
判定値算出部15は、関心領域1〜8の各々について、ピクセル数P〜P(ピクセル数305)を算出する。そして、判定値算出部15は、これらの値を式1に代入し、以下のように判定値S1(第1判定値310)を算出する。
(方法2を適用した場合)
判定値算出部15は、関心領域1〜8についてそれぞれ、カウント値総和T〜T(カウント値総和306)を算出する。そして、判定値算出部15は、これらの値を式2に代入し、以下の様に判定値S2(第2判定値311)を算出する。
同様に、判定値算出部15は、被検者B(被検者301)に係る画像データ31から、判定値S1=931(第1判定値310)、判定値S2=167701(第2判定値311)を算出できる。
次に、判定部16は、判定値算出部15で算出された判定値にも基づいて、画像データ31に係る被検者が悪性腫瘍である可能性(陽性であるか、それとも陰性であるか)を判定する(S107)。
図7は、陽性の被検者の画像データから算出された判定値S1と陰性の被検者の画像データから算出された判定値S1とを対比した検証結果を示すグラフ400である。
図7のグラフ400は、陽性の被検者の判定値S1と、陰性の被検者の判定値S1との間に、誤差を含めても十分な有意差を有することを示す。したがって、判定部16は、適切に設定された閾値に対して、判定値S1の絶対値がその閾値よりも大きい場合は陽性の可能性が高く、判定値S1の絶対値がその閾値よりも小さい場合は陰性の可能性が高いと判定してもよい。
図8は、陽性の被検者の画像データから算出された判定値S2と陰性の被検者の画像データから算出された判定値S2とを対比した検証結果を示すグラフ420である。
図8のグラフ420は、陽性の被検者の判定値S2と、陰性の被検者の判定値S2との間に、誤差を含めても十分な有意差を有することを示す。したがって、判定部16は、適切に設定された閾値に対して、判定値S2の絶対値がその閾値よりも大きい場合は陽性の可能性が高く、判定値S2の絶対値がその閾値よりも小さい場合は陰性の可能性が高いと判定してもよい。
図9は、判定値S1および判定値S2のROC(Receiver Operating Characteristic analysis)曲線を示すグラフ440である。図8のグラフ440において、横軸はFPF(False Positive Fraction)、縦軸はTPF(True Positive Fraction)を示す。
図9のグラフ440において、判定値S1のROC曲線下の面積は「0.902」である。また、判定値S2のROC曲線下の面積は「0.955」である。したがって、判定部16は、判定値S1およびS2の何れを用いても、被検者が肺門縦隔リンパ節に関する悪性腫瘍について陽性であるか陰性であるかを高い精度で判定することができる。また、判定部16は、判定値S2を用いることで、判定値S1を用いた場合よりも比較的高い精度で判定することができる。
したがって、本実施形態に係る情報処理装置は、判定値S1又はS2を算出することにより、被検者が肺門縦隔リンパ節に関する悪性腫瘍について陽性であるか陰性であるかを高い精度で判定することができる。よって、本実施形態に係る情報処理装置は、医師等の悪性腫瘍の診断を支援することができる。
次に、上述の方法1及び方法2とは異なる判定値の算出方法について説明する。
上記の方法1及び方法2では、正中線基準の座標Xiをそのまま用いて第1判定値S1及び第2判定値S2を算出する。これに対して以下では、正中線基準の座標Xiを正規化した値を用いて判定値を算出する。以下にその方法3及び方法4について説明する。
(方法3)
判定値算出部15は、複数のXのうち絶対値が最大のXを|Xmax|とし、各Xを|Xmax|で除算して正規化する。そして、判定値算出部15は、その正規化した値を上記の方法1に適用して判定値S3を算出する。つまり、判定値算出部15は、以下の式3によって判定値S3を算出する。
(方法4)
判定値算出部15は、複数のXのうち絶対値が最大のXを|Xmax|とし、各Xiを|Xmax|で除算して正規化する。そして、判定値算出部15は、その正規化した値を上記の方法2に適用して判定値S4を算出する。つまり、判定値算出部15は、以下の式4によって判定値S4を算出する。
方法1及び方法2の場合、体格の大きい(例えば横幅の大きい)被検者ほど左右のバランスが崩れ、判定結果にバラツキが発生しやすい。しかし、上記の方法3及び方法4は、被検者自身の体格と対応関係を有する|Xmax|で正規化しているため、被検者の体格の違いによる判定結果のバラツキをキャンセルすることができるのである。
次に、図10に示す表300bを参照しながら、上記方法3及び方法4に基づく判定値の算出方法の具体例を声明する。なお、表300bの項目301〜309は、図6に示す表300aの項目301〜309と同じである。
関心領域抽出部14は、例えば、被検者C(被検者301)に係る画像データから、関心領域1〜4(関心領域302)を抽出する。そして、関心領域抽出部14は、関心領域1〜4についてそれぞれ、正中線基準の座標X〜X(関心領域の中心の正中線基準の座標307)を算出する。次に、方法3と方法4とを適用した場合に分けて説明する。
(方法3を適用した場合)
判定値算出部15は、X〜Xの内から絶対値が最大のX=28.5を|Xmax|(項目321)とする。そして、方法1と同様に、判定値算出部15は、関心領域1〜4の各々について、ピクセル数P〜P(ピクセル数305)を算出する。そして、判定値算出部15は、これらの値を式3に代入し、以下のように判定値S3(第3判定値322)を算出する。
(方法4を適用した場合)
判定値算出部15は、方法3と同様に、X〜Xの内から絶対値が最大のX=28.5を|Xmax|(項目321)とする。そして、方法2と同様に、判定値算出部15は、関心領域1〜4の各々について、カウント値総和T〜T(カウント値総和306)を算出する。そして、判定値算出部15は、これらの値を式3に代入し、以下のように判定値S4(第4判定値332)を算出する。
同様に、判定値算出部15は、被検者D(被検者301)に係る画像データ31から、判定値S3=30.52(第3判定値322)、判定値S4=5498.37(第4判定値323)を算出できる。
図11は、陽性の被検者の画像データから算出された判定値S3と陰性の被検者の画像データから算出された判定値S3とを対比した検証結果を示すグラフ500である。
図11のグラフ500は、陽性の被検者の判定値S3と、陰性の被検者の判定値S3との間に、誤差を含めても十分な有意差を有することを示す。したがって、判定部16は、適切に設定された閾値に対して、判定値S3の絶対値がその閾値よりも大きい場合は陽性の可能性が高く、判定値S3の絶対値がその閾値よりも小さい場合は陰性の可能性が高いと判定してもよい。
図12は、陽性の被検者の画像データから算出された判定値S4と陰性の被検者の画像データから算出された判定値S4とを対比した検証結果を示すグラフ520である。
図12のグラフ520は、陽性の被検者の判定値S4と、陰性の被検者の判定値S4との間に、誤差を含めても十分な有意差を有することを示す。したがって、判定部16は、適切に設定された閾値に対して、判定値S4の絶対値がその閾値よりも大きい場合は陽性の可能性が高く、判定値S4の絶対値がその閾値よりも小さい場合は陰性の可能性が高いと判定してもよい。
図13は、判定値S3および判定値S4のROC曲線を示すグラフ540である。図13のグラフ540において、横軸はFPF、縦軸はTPFを示す。
図13のグラフ540において、判定値S3のROC曲線下の面積は「0.948」である。また、判定値S4のROC曲線下の面積は「0.979」である。したがって、判定部16は、判定値S3およびS4の何れを用いても、被検者が肺門縦隔リンパ節に関する悪性腫瘍について陽性であるか陰性であるかを高い精度で判定することができる。また、判定部16は、判定値S4を用いることで、判定値S3を用いた場合よりも比較的高い精度で判定することができる。
上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をその実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、本実施形態は、肺門縦隔リンパ節に関する悪性腫瘍以外にも適用されてよい。例えば、左右対称性を有する他の臓器等に関する悪性腫瘍について、上述の実施形態に従って判定値を算出することにより、被検者が陽性であるか陰性であるかを判定し得る。
1…コンピュータ診断支援システム 2…情報処理装置 11…画像データ取得部 12…マスク処理部 13…正中線設定部 14…関心領域抽出部 15…判定値算出部 16…判定部

Claims (11)

  1. 腫瘍シンチグラムに関する画像データから、所定時間の放射線のカウント値の大きさに基づいて1又は2以上の関心領域を抽出し、
    前記画像データに撮像されている人体に対して設定された正中線であって、前記画像データにおける前記正中線の一方の半身に位置する各関心領域について、前記正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第1の値を算出し、
    前記画像データにおける前記正中線の他方の半身に位置する各関心領域について、前記正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第2の値を算出し、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて前記正中線の一方の半身と前記正中線の他方の半身との間のバランスを表す値であるバランス値を算出する
    ことをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  2. 前記画像データには肺門及び縦隔が撮像されており、前記バランス値は肺門縦隔リンパ節における悪性腫瘍の可能性を判定するための値である
    請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記画像データは、前記肺門及び縦隔が撮像されている領域以外の所定の臓器が撮像されている領域が取り除かれている
    請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記関心領域の正中線からの距離とは、前記関心領域の中心と前記正中線との間の距離であり、前記関心領域の特徴量とは、前記関心領域の面積である
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記画像データは、複数のピクセルで構成されており、
    前記画像データから抽出された1又は2以上の関心領域の数を「N」(Nは1以上の正の整数)、前記1又は2以上の関心領域の各々を「i」(iは1以上の正の整数)、前記正中線のピクセル単位の座標Xを「0」、関心領域iの中心におけるピクセル単位の座標Xを「X」(Xは0、正数又は負数)、関心領域iのピクセル単位の面積を「P」(Pは正数)とした場合に、下記の式1に従って前記バランス値に対応するS1を算出する
    請求項4に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記画像データは、複数のピクセルで構成されており、
    前記画像データから抽出された1又は2以上の関心領域の数を「N」(Nは1以上の正の整数)、前記1又は2以上の関心領域の各々を「i」(iは1以上の正の整数)、前記正中線のピクセル単位の座標Xを「0」、関心領域iの中心におけるピクセル単位の座標Xを「X」(Xは0、正数又は負数)、関心領域iのピクセル単位の面積を「P」(Pは正数)、Xiの絶対値の内で最大の値を|Xmax|とした場合に、下記の式3に従って前記バランス値に対応するS3を算出する
    請求項4に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記関心領域の正中線からの距離とは、前記関心領域の中心と前記正中線との間の距離であり、前記関心領域の特徴量とは、前記関心領域に含まれる所定時間の放射線のカウント値の総量である
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記画像データは、複数のピクセルで構成されており、
    前記画像データから抽出された1又は2以上の関心領域の数を「N」(Nは1以上の正の整数)、前記1又は2以上の関心領域の各々を「i」(iは1以上の正の整数)、前記正中線のピクセル単位の座標Xを「0」、関心領域iの中心におけるピクセル単位の座標Xを「X」(Xは0、正数又は負数)、関心領域iに含まれる各ピクセルのカウント値の総量を「T」(Tは正数)とした場合に、下記の式2に従って前記バランス値に対応するS2を算出する
    請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記画像データは、複数のピクセルで構成されており、
    前記画像データから抽出された1又は2以上の関心領域の数を「N」(Nは1以上の正の整数)、前記1又は2以上の関心領域の各々を「i」(iは1以上の正の整数)、前記正中線のピクセル単位の座標Xを「0」、関心領域iの中心におけるピクセル単位の座標Xを「X」(Xは0、正数又は負数)、関心領域iに含まれる各ピクセルのカウント値の総量を「T」(Tは正数)、Xiの絶対値の内で最大の値を|Xmax|とした場合に、下記の式4に従って前記バランス値に対応するS4を算出する
    請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  10. 腫瘍シンチグラムに関する画像データから、所定時間の放射線のカウント値の大きさに基づいて1又は2以上の関心領域を抽出する関心領域抽出部と、
    前記画像データに撮像されている人体に対して正中線を設定する正中線設定部と、
    前記画像データにおける前記正中線の一方の半身に位置する各関心領域について、前記正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第1の値を算出し、前記画像データにおける前記正中線の他方の半身に位置する各関心領域について、前記正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第2の値を算出し、前記第1の値と前記第2の値とに基づいて前記正中線の一方の半身と前記正中線の他方の半身との間のバランスを表す値であるバランス値を算出するバランス値算出部と
    を有する情報処理装置。
  11. 腫瘍シンチグラムに関する画像データから、所定時間の放射線のカウント値の大きさに基づいて1又は2以上の関心領域を抽出し、
    前記画像データに撮像されている人体に対して設定された正中線であって、前記画像データにおける前記正中線の一方の半身に位置する各関心領域について、前記正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第1の値を算出し、
    前記画像データにおける前記正中線の他方の半身に位置する各関心領域について、前記正中線からの距離及び当該関心領域の特徴量に基づいて第2の値を算出し、
    前記第1の値と前記第2の値とに基づいて前記正中線の一方の半身と前記正中線の他方の半身との間のバランスを表す値であるバランス値を算出する
    ことをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。


JP2014064309A 2014-03-26 2014-03-26 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体 Active JP6253474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014064309A JP6253474B2 (ja) 2014-03-26 2014-03-26 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014064309A JP6253474B2 (ja) 2014-03-26 2014-03-26 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015187546A true JP2015187546A (ja) 2015-10-29
JP6253474B2 JP6253474B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=54429849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014064309A Active JP6253474B2 (ja) 2014-03-26 2014-03-26 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6253474B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026144A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Fujifilm Ri Pharma Co Ltd 画像診断支援システム及び方法
US20100032575A1 (en) * 2008-08-08 2010-02-11 Andrei Iagaru Methods and systems for pet/ct scanning for evaluation of malignancy
JP2013250085A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Fujifilm Ri Pharma Co Ltd 画像処理装置、方法及びコンピュータプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026144A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Fujifilm Ri Pharma Co Ltd 画像診断支援システム及び方法
US20100032575A1 (en) * 2008-08-08 2010-02-11 Andrei Iagaru Methods and systems for pet/ct scanning for evaluation of malignancy
JP2013250085A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Fujifilm Ri Pharma Co Ltd 画像処理装置、方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6253474B2 (ja) 2017-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107886508B (zh) 差分减影方法和医学图像处理方法及系统
JP2015154918A (ja) 病変検出装置及び方法
JP6273291B2 (ja) 画像処理装置および方法
US20190080500A1 (en) Deformation field calculation apparatus, method, and computer readable storage medium
EP2987114B1 (en) Method and system for determining a phenotype of a neoplasm in a human or animal body
JP6442311B2 (ja) 核医学画像中の腫瘍輪郭を抽出する技術
JP6185262B2 (ja) 核医学骨画像解析技術
US20180064409A1 (en) Simultaneously displaying medical images
JP2017534316A (ja) 画像レポート注釈同定
CN105684040B (zh) 支持肿瘤响应测量的方法
WO2015040547A1 (en) Method and system for spine position detection
EP3047455A1 (en) Method and system for spine position detection
JP2016174656A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP5961512B2 (ja) 画像処理装置およびその作動方法並びに画像処理プログラム
US10249050B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP6827786B2 (ja) 輪郭抽出装置、輪郭抽出方法およびプログラム
JP6745268B2 (ja) シンチグラフィー画像の正規化技術
JP6253474B2 (ja) 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP6677711B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
WO2016125349A1 (ja) 核医学画像解析技術
US20160350947A1 (en) Method and apparatus for reducing variability of representations of regions of interest on reconstructions of medical imaging data
JP6386629B2 (ja) 核医学骨画像解析技術
JP7154012B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置、および画像処理方法
JP6286606B1 (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置、および画像処理方法
JP2016142665A (ja) 核医学画像中の腫瘍領域を抽出する技術

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6253474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250