JP2015185903A - 通信装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システム及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高速通信を行うことができる通信量の最大通信量が定められている場合に、ユーザのサービスに対する満足度の低下を解決する通信システムを提供すること。
【解決手段】本発明にかかる通信システムは、第1のWAN回線を用いて通信事業者ネットワーク1と接続する通信装置10と、第2のWAN回線を用いて通信事業者ネットワーク2と接続し、さらに、第1のLAN回線を用いて通信装置10と接続する通信装置20と、を備える。通信装置10は、第1のLAN回線を用いて通信装置20と接続した際に、通信装置20と通信事業者ネットワーク2との間の通信量が閾値を超えているか否かを判定する通信量判定部11と、通信装置20の通信量が閾値を超えている場合、第1のWAN回線を用いて、通信装置20と、通信事業者ネットワーク1との間の通信を中継する通信制御部12とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は通信システム、通信装置、通信システム及び通信方法に関し、例えばWAN回線及びLAN回線を介した通信を行う通信装置、通信システム及び通信方法ムに関する。
携帯電話端末等を用いた通信量が増大していることもあり、携帯電話端末における通信速度の高速化が望まれている。一般的な携帯電話端末は、3GPP(3rd Generation Partnership)において規格化されているいわゆる3G通信を実行しており、数Mbps程度の通信速度にて通信を行っている。
また、無線LAN通信もしくはWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信等の高速通信回線をサポートし、携帯電話端末とインターネット等の公衆ネットワークとの間の通信を中継するモバイルルータが普及している。無線LAN通信もしくはWiMAX通信等の高速通信回線は、数十Mbps程度の通信速度を実現している。携帯電話端末と、モバイルルータとは、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信方式もしくは無線LAN通信方式等を用いて、他の端末と直接接続する。携帯電話端末を有するユーザは、モバイルルータを介してインターネットにアクセスすることによって、3G通信を用いる場合よりも高速通信を実行することができる。特許文献1には、基地局が、モバイルルータに対して効率的に無線リソースを割り当てる処理が開示されている。
特開2013−219519号公報
近年、LTE(Long Term Evolution)等の高速無線アクセス方式をサポートするスマートフォン端末(高機能携帯電話)が急速に普及している。LTEは、移動通信システムの標準規格を定める3GPPにおいて定められた通信方式である。スマートフォン端末は、LTE通信を行うことによって、無線LAN通信もしくはWiMAX通信等よりも高速な通信を行うことができる。スマートフォン端末は、様々なアプリケーションを搭載して通信を行うことによって、一般的な携帯電話端末と比較して通信量が増大する。
さらに、LTE通信を提供する通信事業者は、一般的に、一か月間における最大通信量を規定しており、スマートフォン端末における通信量が最大通信量に達した後は、速度制限を設け、スマートフォン端末を低速通信に移行させる。そのため、ユーザは、通信量が最大通信量に達した後は、満足するサービスを受けることができないという問題がある。また、早々に最大通信量に達してしまった場合、その後に低速通信を行う期間が長くなり、ユーザのサービスに対する満足度はさらに低下するという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題である、高速通信を行うことができる通信量の最大通信量が定められている場合に、ユーザのサービスに対する満足度の低下を解決する通信装置、通信システム及び通信方法を提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる通信装置は、第一の通信装置と通信を行う第一の通信手段と、前記第一の通信手段を介して、前記第一の通信装置が第二の通信装置と行う通信の通信状況を取得し、前記通信状況に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の通信経路を変更させる変更指示を出力する制御手段とを有するものである。
本発明の第2の態様にかかる通信システムは、第一の通信手段を有する通信装置と、第二の通信手段と、第三の通信手段を有する第一の通信装置と、前記第一の通信装置の前記第三の通信手段と通信を行う第二の通信装置とからなり、前記通信装置は、前記第一の通信手段を介して、前記第一の通信装置の第三の通信手段による通信状況を取得し、前記取得した結果に基づいて、前記第一の通信装置に対して、前記第三の通信手段による通信に替えて、第二の通信手段によって、前記第二の通信装置と通信させることを特徴とする、通信システムを備えるものである。
本発明の第3の態様にかかる通信方法は、第一の通信手段を介して、第一の通信装置が第二の通信装置と行う通信の通信状況を取得し、前記通信状況に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の通信経路を変更させる変更指示を出力する、ものである。
本発明により、高速通信を行うことができる通信量の最大通信量が定められている場合に、ユーザのサービスに対する満足度の低下を解決する通信装置、通信システム及び通信方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるモバイルルータの構成図である。 実施の形態2にかかるモバイルルータにおいてパケット数カウント切替モードが設定されている場合の処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるモバイルルータにおいて強制切替モードが設定されている場合の処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるモバイルルータにおいて固定モードが設定されている場合の処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるモバイルルータにおいてアプリケーションに応じた切替処理の流れを示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1の通信システムは、通信装置100、通信装置101及び通信装置102を有している。通信装置110の構成例について説明する。通信装置110は、通信手段101及び制御手段105を有している。また、通信装置111は、通信手段102及び通信手段103を有している。
通信装置110は、通信手段101を用いて通信装置111と通信を行う。制御手段105は、通信手段101を介して、通信装置111が通信装置112と行う通信の通信状況を取得する。通信状況は、例えば、通信装置111と通信装置112との間の通信量、通信パケット数等であってもよい。
制御手段105は、取得した通信状況に基づいて、通信装置111と通信装置112との間の通信経路を変更させる変更指示を出力する。例えば、制御手段105は、通信装置111が、通信手段103を用いて通信装置112と通信している場合に、変更指示を出力することによって、通信手段102を用いて通信装置112と通信させてもよい。通信装置111が、通信手段102を用いる場合、通信装置110が、通信装置111と通信装置112との間の通信を中継する。
以上説明したように、図1の通信システムを用いることによって、通信装置111と通信装置112との間の通信状況に応じて、通信装置110を経由させて、通信装置111と通信装置112との間の通信を行うことができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、ネットワーク1、ネットワーク2、通信装置10及び通信装置20を有している。ネットワーク1及びネットワーク2は、通信事業者が提供するネットワークである。ネットワーク1を提供する通信事業者は、ネットワーク2を提供する通信事業者と異なる通信事業者であってもよい。ネットワーク1及びネットワーク2は、例えば、WiMAX通信方式を用いるネットワークもしくはLTE通信方式を用いるネットワークであってもよく、他の通信方式を用いるネットワークであってもよい。
通信装置10は、WAN(Wide Area Network)回線を用いてネットワーク1と接続する。通信装置20は、WAN回線を用いてネットワーク2と接続する。また、通信装置20は、LAN回線を用いて通信装置10と接続する。つまり、通信装置20は、通信装置10を介してネットワーク1に接続することができる。ここで、通信装置20は、携帯電話端末もしくはスマートフォン端末等の、通信機能を有するコンピュータ装置であってもよい。通信装置10は、ネットワーク1に接続するとともに、ネットワーク1と通信装置20との間の通信を中継することができる装置である。具体的には、通信装置10は、モバイルルータ等であってもよい。通信装置10と通信装置20とは、例えば近距離無線通信を用いて接続する。近距離無線通信は、例えば、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)通信もしくは無線LAN通信等であってもよい。
続いて、通信装置10の構成例について説明する。通信装置10は、通信量判定部11及び通信制御部12を有している。
通信量判定部11は、LAN回線を用いて通信装置20と接続した際に、通信装置20の通信量が閾値を超えているか否かを判定する。通信装置20の通信量は、通信装置20とネットワーク2との間で通信されるデータの通信量である。通信量は、例えば、パケット数もしくはフレーム数であってもよく、ビット数もしくはバイト数等であってもよい。また、ネットワーク2において高速通信を行うことができる最大通信量が定められている場合、通信量は、最大通信量に対する現在までの通信量の割合であってもよい。
通信装置10を操作するユーザが、通信装置10に閾値を入力してもよく、通信装置20が、閾値を設定したメッセージを通信装置10へ送信してもよい。
通信制御部12は、通信量判定部11において通信装置20の通信量が閾値を超えていると判定された場合、ネットワーク1と通信装置20との間の通信を中継するように制御する。つまり、通信制御部12は、通信装置20のネットワーク2と通信を行う通信手段103をオフとし、無線LAN通信を行う無線LAN通信手段102を起動させる。そして、無線LAN通信手段を用いることで、LAN回線を介して通信装置20から送信されたデータを、WAN回線を介してネットワーク1へ送信する。もしくは、通信制御部12は、WAN回線を介してネットワーク1から送信されたデータを、LAN回線を介して通信装置20へ送信する。
以上説明したように、通信装置10は、通信装置20の通信量が閾値を超えているか否かを判定することができる。さらに、通信装置10は、通信装置20の通信量が閾値を超えている場合、ネットワーク1と通信装置20との間の通信を中継することができる。これによって、通信装置20は、例えばインターネットを介した通信等を行う場合に、通信装置10及び通信装置20を介してインターネットへ接続することができる。つまり、通信装置20は、ネットワーク2との間の通信量が、ネットワーク2において高速通信を行うことができる最大通信量に近づいた場合に、ネットワーク2を介してインターネットへ接続するのではなく、ネットワーク1を介してインターネットへ接続することができる。
例えば、ネットワーク2を介した高速通信の通信速度は、ネットワーク1を介した通信の通信速度よりも速いとし、ネットワーク2を介した低速通信の通信速度は、ネットワーク1を介した通信の通信速度よりも遅いとする。このような場合に、通信装置20は、通信量が最大通信量に近づいた場合に、ネットワーク2を介した通信を継続すると、最大通信量を超えてしまう。通信装置20は、通信量が最大通信量を超えると、高速通信から低速通信へ移行する。
しかし、通信装置20は、通信量が最大通信量に近づいた場合に、通信装置10を介してネットワーク1を介した通信に切り替えることによって、低速通信の使用を回避することができる。そのため、通信装置20は、低速通信よりも通信速度が速いネットワーク1を介した通信を実行することができる。これによって、通信装置20を操作するユーザは、通信量が最大通信量に達する前に、ネットワーク1を介した通信を行うことができるため、低速回線の使用を回避もしくは、低速回線を使用する機会を遅らせることができる。これによって、ユーザの満足度を向上させることができる。
続いて、図3を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの具体的な構成例について説明する。図3の通信システムは、モバイルルータ30、スマートフォン端末50、WiMAXネットワーク60及びLTEネットワーク70を有している。モバイルルータ30は、図2の通信装置10に相当し、スマートフォン端末50は、図2の通信装置20に相当し、WiMAXネットワーク60は、図2のネットワーク1に相当し、LTEネットワーク70は、図2のネットワーク2に相当する。スマートフォン端末50は、WiMAXネットワーク60もしくはLTEネットワーク70を介して、いわゆるインターネット上のサーバ装置等へアクセスする。
図3の通信システムにおいては、LTEネットワーク70における高速通信の通信速度は、WiMAXネットワーク60における通信速度よりも早く、LTEネットワーク70における低速通信の通信速度は、WiMAXネットワーク60における通信速度よりも遅いとする。また、LTEネットワーク70は、スマートフォン端末50が、あらかじめ定められたパケット上限数までの通信においては、高速通信を適用し、パケット上限数を超えた後の通信においては、低速通信に移行する。また、WiMAXネットワーク60においては、パケット上限数の設定はないとする。
図3の通信システムは、スマートフォン端末50が、モバイルルータ30を介してWiMAXネットワーク60へ接続している様子を示している。つまり、スマートフォン端末50は、WiMAXネットワーク60を介して、インターネット等の公衆ネットワークへ接続する様子を示している。この場合、モバイルルータ30は、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継する。
これに対して、図4の通信システムは、スマートフォン端末50が、LTEネットワーク70を介して、インターネット等の公衆ネットワークへ接続する様子を示している。つまり、スマートフォン端末50は、モバイルルータ30を介することなく、LTEネットワーク70へ接続する。図3及び図4において示したように、スマートフォン端末50は、WiMAXネットワーク60もしくはLTEネットワーク70を介してインターネット等の公衆ネットワークへ接続する。
続いて、図5を用いて本発明の実施の形態2にかかるモバイルルータ30の構成例について説明する。モバイルルータ30は、通信量判定部31、通信制御部32、モード管理部33、WiMAX通信部34、NFC通信部35、無線LAN通信部36、電源管理部37及び電池38を有している。
通信量判定部31は、図2の通信量判定部11に相当する。通信量判定部31は、パケット上限数格納部39及び通信パケット数カウント部40を有している。パケット上限数格納部39は、スマートフォン端末50がLTEネットワーク70と高速通信を行うことができる上限のパケット数を示すパケット上限数に関する情報を格納している。パケット上限数格納部39は、モバイルルータ30を操作するユーザによって入力されたパケット上限数の情報を保持してもよく、スマートフォン端末50から送信されたメッセージに設定されているパケット上限数の情報を抽出し、抽出したパケット上限数の情報を保持してもよい。
通信パケット数カウント部40は、スマートフォン端末50から通知された通信パケット数に関する情報を保持する。通信パケット数に関する情報は、スマートフォン端末50がモバイルルータ30に接続したタイミングにおける、スマートフォン端末50とLTEネットワーク70との間において現在までに通信されたパケット数であってもよい。つまり、通信パケット数は、スマートフォン端末50が、LTEネットワーク70へ送信したパケット数及びLTEネットワーク70から受信したパケット数を合計した数である。さらに、通信パケット数カウント部40は、スマートフォン端末50における通信パケット数が、閾値を超えているか否かを判定する。
閾値は、例えば、通信パケット数÷パケット上限数、により算出される割合が90%と設定されてもよい。このような場合、通信パケット数カウント部40は、パケット上限数格納部39からパケット上限数に関する情報を取得し、通信パケット数÷パケット上限数×100が、90を超えるか否かを判定する。つまり、通信パケット数カウント部40は、スマートフォン端末50から通知された通信パケット数のパケット上限数に対する割合が90%を超えているか否かを判定し、判定結果を通信制御部32へ通知する。閾値は、90%以外に、任意の値に設定することができる。
NFC通信部35は、NFC通信方式を用いてスマートフォン端末50と接続する。NFC通信部35は、例えば、NFC通信を行う際に用いるアンテナ、及びデータの変調及び復調を行う回路等を含んでもよい。NFC通信部35は、NFC通信方式を用いてスマートフォン端末50と接続すると、スマートフォン端末50から、スマートフォン端末50における通信パケット数に関する情報を受け取る。NFC通信部35は、スマートフォン端末50における通信パケット数に関する情報を、通信制御部32を介して通信パケット数カウント部40へ出力する。なお、NFC通信で種々の情報を送受可能であり、例えば、ここでは、通信代理の可否の確認用信号を含ませて送出させてもよい。そして、端末50は、この信号を受け取った場合に限り、通信パケット数に関する情報を受け取る。
無線LAN通信部36は、無線LAN通信方式を用いてスマートフォン端末50と接続する。無線LAN通信部36は、例えば、無線LAN通信を行う際に用いるアンテナ、及びデータの変調及び復調を行う回路等を含んでもよい。無線LAN通信方式は、例えば、IEEE802.11において定められている複数の標準規格が用いられてもよい。無線LAN通信部36は、スマートフォン端末50と接続する際に、AP(Access Point)として動作する。また、無線LAN通信部36は、子機として動作し、光通信回線等を介して通信事業者ネットワークへ接続するAPと接続してもよい。
WiMAX通信部34は、WiMAX通信方式を用いて、WiMAXネットワーク60と接続する。WiMAX通信部34は、例えば、WiMAX通信を行う際に用いるアンテナ、及びデータの変調及び復調を行う回路等を含んでもよい。WiMAX通信部34は、電源管理部37を介して電池38から通信制御部32へ電源が供給されている場合に、常にWiMAXネットワーク60に接続していてもよく、送信データが存在しない場合にはWiMAXネットワーク60との切断し、送信データが発生した場合にのみWiMAXネットワーク60と接続してもよい。
モード管理部33は、パケット数カウント切替モード、強制回線切替モード及び固定モードのいずれかを、モバイルルータ30の動作モードとして設定している。モード管理部33は、設定している動作モードに関する情報を通信制御部32へ出力する。
パケット数カウント切替モードにおいては、モバイルルータ30は、スマートフォン端末50における通信パケット数をカウントする。さらに、モバイルルータ30は、通信パケット数に応じて、スマートフォン端末50の通信事業者ネットワークへの接続先を、LTEネットワーク70からWiMAXネットワーク60へ切り替える。
強制回線切替モードにおいては、モバイルルータ30は、スマートフォン端末50の通信手段103を、通信手段102に切り替えるように指示を行う。これにより、端末50は、無線LAN通信を行い、モバイルルータ30と接続確立する。モバイルルータ30は、端末50の通信データを送受し、送受した通信データをモバイルルータの接続先ネットである、WiMAXネットワーク60に対し送受する。
このように、端末50による通信ネットワークとの通信は、モバイルルータ50が代理することで、端末50から見ると、通信事業者ネットワークへの接続先を、強制的にLTEネットワーク70からWiMAXネットワーク60へ切り替わることとなる。固定モードにおいては、モバイルルータ30は、スマートフォン端末50の通信事業者ネットワークへの接続先を、LTEネットワーク70からWiMAXネットワーク60へ切り替えない。
通信制御部32は、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継するか否かを制御する。通信制御部32は、設定されているモードに応じて動作が異なる。はじめに、パケット数カウント切替モードが設定されている場合について説明する。パケット数カウント切替モードが設定されている場合、通信制御部32は、通信パケット数カウント部40から、スマートフォン端末50の通信パケット数÷パケット上限数(以下、通信パケット数割合と称する)が、閾値を超えているか否かの判定結果を用いて、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継するか否かを決定する。
具体的には、通信制御部32は、スマートフォン端末50の通信パケット数割合が、閾値を超えているとの判定結果を受け取ると、無線LAN通信方式を用いて、無線LAN通信部36とスマートフォン端末50とを接続させる。つまり、通信制御部32は、無線LAN通信部36へ、スマートフォン端末50との間の通信を確立することを指示するメッセージを出力する。
通信制御部32は、無線LAN通信部36とスマートフォン端末50との間において無線LAN通信が確立すると、WiMAX通信方式を用いて、WiMAX通信部34とWiMAXネットワーク60とを接続させる。つまり、通信制御部32は、WiMAX通信部34へ、WiMAXネットワーク60との間の通信を確立することを指示するメッセージを出力する。
通信制御部32は、スマートフォン端末50との間に無線LAN通信を確立し、WiMAXネットワーク60との間にWiMAX通信を確立すると、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継する。つまり、通信制御部32は、無線LAN通信部36を介してスマートフォン端末50から送信されたデータをWiMAX通信部34を介して、WiMAXネットワーク60へ送信する。もしくは、通信制御部32は、WiMAX通信部34を介してWiMAXネットワーク60から送信されたデータを無線LAN通信部36を介して、スマートフォン端末50へ送信する。
通信制御部32は、WiMAX通信部34及び無線LAN通信部36を用いた通信を確立すると、スマートフォン端末50へ、LTEネットワーク70との接続を切断することを指示するメッセージ(切断指示メッセージ)を送信する。通信制御部32は、切断指示メッセージを、NFC通信部35を介してスマートフォン端末50へ送信してもよく、無線LAN通信部36を介してスマートフォン端末50へ送信してもよい。
通信制御部32は、スマートフォン端末50の通信パケット数割合が、閾値を超えていないとの判定結果を受け取ると、無線LAN通信部36及びWiMAX通信部34を用いた通信の確立を行わない。つまり、通信制御部32は、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継しない。
強制切替モードにおいては、通信制御部32は、NFC通信部35とスマートフォン端末50とが接続されると、スマートフォン端末50における通信パケット数割合が閾値を超えているか否かを判定することなく、無線LAN通信部36及びWiMAX通信部34を用いた通信を確立する。つまり、NFC通信部35とスマートフォン端末50とが接続されると、通信制御部32は、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継する。
固定モードにおいては、通信制御部32は、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継するための処理を実行しない。つまり、通信制御部32は、無線LAN通信部36及びWiMAX通信部34を用いた通信の確立を行わない。
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態2にかかるモバイルルータ30においてパケット数カウント切替モードが設定されている場合の処理の流れについて説明する。
はじめに、NFC通信部35は、スマートフォン端末50とNFC通信を開始する(S11)。具体的に、NFC通信部35は、スマートフォン端末50との間の通信を確立し、スマートフォン端末50とデータの送受信を行う。モバイルルータ30及びスマートフォン端末50を有するユーザは、モバイルルータ30とスマートフォン端末50とを接触させる、もしくは、NFC通信を行うことができる程度の距離まで近づけることによって、NFC通信部35とスマートフォン端末50との間の通信を確立してもよい。
次に、NFC通信部35は、例えば、通信代理の可否の確認用信号を含ませて送出し、スマートフォン端末50から、スマートフォン端末50の通信パケット数及びパケット上限数に関する情報を受信する(S12)。ユーザ等が、モバイルルータ30にパケット上限数に関する情報を入力する場合、NFC通信部35は、スマートフォン端末50からパケット上限数に関する情報を受信しなくてもよい。
なお、通信代理の可否の確認用信号と共に、強制切替モードとするか固定モードとするかを設定するためのモード変更の情報を含ませてもよい。
次に、通信パケット数カウント部40は、スマートフォン端末50における通信パケット数割合が、閾値以上であるか否かを判定する(S13)。通信パケット数カウント部40は、通信パケット数割合が閾値より小さいと判定した場合、処理を終了する。
通信制御部32は、通信パケット数カウント部40において通信パケット数割合が閾値以上であると判定された場合、無線LAN通信部36から、スマートフォン端末50へ無線LAN通信切替メッセージを送信する(S14)。無線LAN通信切替メッセージは、無線LAN通信切替フレームと称されてもよい。無線LAN通信切替メッセージは、無線LAN通信部36とスマートフォン端末50との間において無線LAN通信を確立するために用いられる。
次に、無線LAN通信部36は、無線LAN通信切替メッセージに対する応答メッセージとして、スマートフォン端末50から送信された無線LAN通信接続メッセージを受信する(S15)。無線LAN通信部36が、無線LAN通信接続メッセージを受信することによって、無線LAN通信部36とスマートフォン端末50との間の無線LAN通信が確立する。
次に、通信制御部32は、WiMAX通信部34とWiMAXネットワーク60との間の通信を確立し、WiMAXネットワーク60と接続する(S16)。次に、通信制御部32は、スマートフォン端末50へ、スマートフォン端末50とLTEネットワーク70との間に確立された通信を切断することを指示する切断指示メッセージを送信する(S17)。モバイルルータ30がスマートフォン端末50へ、切断指示メッセージを送信することによって、スマートフォン端末50は、LTEネットワーク70との間の通信を切断し、モバイルルータ30を介してWiMAXネットワーク60と接続する。
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態2にかかるモバイルルータ30において強制切替モードが設定されている場合の処理の流れについて説明する。
はじめに、NFC通信部35は、スマートフォン端末50とNFC通信を開始する(S21)。パケット数カウント切替モードにおいては、この後に、通信パケット数割合と閾値とを比較したが、強制切替モードにおいては、NFC通信部35とスマートフォン端末50とが接続すると、通信制御部32は無線LAN通信部36から、スマートフォン端末50へ無線LAN通信切替メッセージを送信する(S22)。つまり、通信制御部32は、NFC通信部35とスマートフォン端末50とが接続したことを契機として、無線LAN通信切替メッセージを送信する。ステップS22〜ステップS25は、図1のステップS14〜ステップS17と同様であるため詳細な説明を省略する。
強制切替モードにおいては、モバイルルータ30とスマートフォン端末50とが接続すると、モバイルルータ30は、強制的に、スマートフォン端末50とLTEネットワーク70との間の通信を切断させ、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継する。
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態2にかかるモバイルルータ30において固定モードが設定されている場合の処理の流れについて説明する。
はじめに、NFC通信部35は、スマートフォン端末50とNFC通信を開始する(S31)。ステップS31の後に、パケット数カウント切替モードにおいては、通信パケット数と閾値とを比較する処理を実行し、強制切替モードにおいては、モバイルルータ30とスマートフォン端末50との間に無線LAN通信を確立する処理を実行していた。しかし、固定切替モードにおいては、スマートフォン端末50とLTEネットワーク70との間の通信を継続させ、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継しない。そのため、ステップS31以降、モバイルルータ30は、スマートフォン端末50とWiMAXネットワーク60との間の通信を中継するための処理を実行しない。つまり、モバイルルータ30は、NFC通信によってスマートフォン端末50から送信されたデータを、WiMAXネットワーク60へ転送することはなく、スマートフォン端末50との間に無線LAN通信を確立することもない。
以上説明したように、実施の形態2にかかる通信システムを用いることによって、モバイルルータ30は、設定した動作モードに応じて実行する処理を変更することができる。
パケット数カウント切替モードにおいては、スマートフォン端末50における通信パケット数が、パケット上限数に達する前に、スマートフォン端末50の通信先をWiMAXネットワーク60に切り替えることができる。WiMAXネットワーク60における通信速度は、LTEネットワーク70における高速通信の通信速度よりも遅いが、LTEネットワーク70における低速通信の通信速度よりも速い。スマートフォン端末50は、通信パケット数割合が閾値を超えた場合に、通信先をLTEネットワーク70からWiMAXネットワーク60へ切り替えることによって、LTEネットワーク70の低速通信を行わなければいけない状況へ遷移するタイミングを遅らせることができる。つまり、スマートフォン端末50を保持するユーザは、LTEネットワーク70における低速通信よりも速い通信速度のWiMAXネットワーク60を利用することによって、低速通信を長い期間行う場合と比較して、通信速度に対する満足度を向上させることができる。
強制切替モードにおいては、スマートフォン端末50が、モバイルルータ30とNFC通信を行う距離に存在する場合には、LTEネットワーク70との通信を切断し、無線LAN通信を用いてモバイルルータ30と接続する。つまり、スマートフォン端末50は、モバイルルータ30を介してWiMAXネットワーク60と通信を行うようにする。このように使用することによって、パケット数カウント切替モードよりも、LTEネットワーク70の低速通信を行わなければいけない状況へ遷移するタイミングをさらに遅らせることができる。
なお、実施の形態2においては、NFC通信を用いてモバイルルータ30とスマートフォン端末50とを接続した後に、無線LAN通信を用いてモバイルルータ30とスマートフォン端末50とを接続する例について説明したが、無線LAN通信の代わりにBluetooth(登録商標)が用いられてもよい。Bluetooth(登録商標)を用いることによって、無線LAN通信を用いる場合と比較して、低消費電力化の実現が可能となる。
(実施の形態3)
続いて、図9を用いて本発明の実施の形態3にかかる切替処理の流れについて説明する。実施の形態2のパケット数カウント切替モードにおいては、スマートフォン端末50における通信パケット数割合と閾値とを比較して、スマートフォン端末50の通信先をLTEネットワーク70からWiMAXネットワーク60へ切り替えるか否かを判定した。実施の形態3においては、モバイルルータ30が、スマートフォン端末50において使用されているアプリケーションに応じてスマートフォン端末50の通信先をLTEネットワーク70からWiMAXネットワーク60へ切り替えるか否かを判定する。
モバイルルータ30は、スマートフォン端末50において使用されるアプリケーションが、高速通信を必要とするか否かをあらかじめ定めてもよい。例えば、ストリーミング動画を再生するアプリケーションは、高速通信を必要とし、Webページへのアクセスを行うアプリケーションは、高速通信を必要としない等と、アプリケーションごとに、高速通信を必要とするか否かを定めてもよい。
モバイルルータ30は、スマートフォン端末50において高速通信を必要としないアプリケーションが使用されている場合には、スマートフォン端末50の通信先をLTEネットワーク70からWiMAXネットワーク60へ切り替えるように処理を実行し、高速通信を必要とするアプリケーションが使用されている場合は、スマートフォン端末50の通信先をLTEネットワーク70のままとするようにしてもよい。
続いて、図9における切替処理の流れについて説明する。はじめに、NFC通信部35は、スマートフォン端末50とNFC通信を開始する(S41)。次に、NFC通信部35は、スマートフォン端末50から、スマートフォン端末50において使用されているアプリケーションに関する情報を取得する(S42)。
次に、通信制御部32は、スマートフォン端末50において使用されているアプリケーションが、高速通信を必要とするアプリケーションとして予め定められたアプリケーションであるか否かを判定する(S43)。
通信制御部32は、スマートフォン端末50において使用されているアプリケーションが、高速通信を必要とするアプリケーションとして予め定められたアプリケーションではないと判定した場合、ステップS44以降の、切替処理を実行する。ステップS44〜ステップS47は、図6のステップS14〜ステップS17と同様であるため詳細な説明を省略する。通信制御部32は、スマートフォン端末50において使用されているアプリケーションが、高速通信を必要とするアプリケーションとして予め定められたアプリケーションであると判定した場合、処理を終了する。つまり、この場合、通信制御部32は、スマートフォン端末50の通信先を切り替える処理を実行しない。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる切替処理を実行することによって、スマートフォン端末50は、LTEネットワーク70における高速通信を行う必要がないアプリケーションを使用している場合には、WiMAXネットワーク60を利用することによって、LTEネットワーク70における通信パケット数の増加を防止することができる。これによって、LTEネットワーク70の低速通信を行わなければいけない状況へ遷移するタイミングを遅らせることができる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、モバイルルータ30における処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
(付記1)第一の通信装置と通信を行う第一の通信手段と、前記第一の通信手段を介して、前記第一の通信装置が第二の通信装置と行う通信の通信状況を取得し、前記通信状況に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の通信経路を変更させる変更指示を出力する制御手段とを有する、通信装置。
(付記2)前記制御手段は、前記第一の通信装置が有する、前記第一の通信手段に対応する第二の通信手段から、前記通信状況を取得する、付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記制御手段は、前記第一の通信装置の有する第二の通信手段とは異なる第三の通信手段による通信状況を取得することを特徴とする、付記1又は2に記載の、通信装置。
(付記4)前記制御手段は、前記通信状況が所定値以上である場合には、前記変更指示に、前記第三の通信手段による通信を制限する制限指示を行う、付記3に記載の通信装置。
(付記5)前記制御手段は、前記通信状況が所定値以上である場合には、前記第一の通信装置に対し、前記第三の通信手段に替えて、前記第二の通信手段による通信を継続する継続指示を行う付記3又は4に記載の通信装置。
(付記6)前記制御手段は、前記通信状況を取得した後に行われた前記第一の通信手段による通信において、前記通信状況を取得する、付記1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記7)前記制御手段は、前記通信状況を取得するための機能を有し、前記機能を起動した状態において行われた前記第一の通信手段による通信において、前記通信状況を取得する、付記1乃至5のいずれか1項に記載の、通信装置。
(付記8)前記第一の通信手段は、非接触ICタグを利用した通信であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の、通信装置。
(付記9)第一の通信手段を有する通信装置と、第二の通信手段と、第三の通信手段を有する第一の通信装置と、前記第一の通信装置の前記第三の通信手段と通信を行う第二の通信装置とからなり、前記通信装置は、前記第一の通信手段を介して、前記第一の通信装置の第三の通信手段による通信状況を取得し、前記取得した結果に基づいて、前記第一の通信装置に対して、前記第三の通信手段による通信に替えて、第二の通信手段によって、前記第二の通信装置と通信させることを特徴とする、通信システム。
(付記10)第一の通信手段を介して、第一の通信装置が第二の通信装置と行う通信の通信状況を取得し、前記通信状況に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の通信経路を変更させる変更指示を出力する、通信制御方法。
(付記11)第一の通信手段を介して、第一の通信装置が第二の通信装置と行う通信の通信状況を取得し、前記通信状況に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の通信経路を変更させる変更指示を出力することをコンピュータに実行させるプログラム。
(付記12)第一のWAN回線を用いて第一の通信事業者ネットワークと接続する第一の通信装置と、第二のWAN回線を用いて第二の通信事業者ネットワークと接続し、さらに、第一のLAN回線を用いて前記第一の通信装置と接続する第二の通信装置と、を備え、前記第一の通信装置は、前記第一のLAN回線を用いて前記第二の通信装置と接続した際に、前記第二の通信装置と前記第二の通信事業者ネットワークとの間の通信量が閾値を超えているか否かを判定する通信量判定部と、前記第二の通信装置の通信量が閾値を超えている場合、前記第一のWAN回線を用いて、前記第二の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する通信制御部とを有する、通信システム。
(付記13)前記通信制御部は、前記第二の通信装置の通信量が閾値を超えている場合、前記第一のLAN回線とは異なる第二のLAN回線を用いて前記第二の通信装置と接続し、前記第二のLAN回線及び前記第一のWAN回線を用いて、前記第二の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する、付記12に記載の通信システム。
(付記14)前記通信制御部は、前記第二の通信装置と前記第二のLAN回線を用いた通信を確立したことを契機として、前記第一の通信事業者ネットワークと前記第一のWAN回線を用いた通信を確立する、付記13に記載の通信システム。
(付記15)前記第二の通信装置は、前記第一の通信装置と、前記第二のLAN回線を用いた通信を確立すると、前記第二のWAN回線を用いた前記第二の通信事業者ネットワークとの接続を切断する、付記13又は14に記載の通信システム。
(付記16)前記第一の通信装置は、通信量判定切替モード及び強制切替モードを管理するモード管理部をさらに有し、前記通信量判定切替モードが設定されている場合、前記通信制御部は、前記通信量判定部において前記第二の通信装置の通信量が閾値を超えていると判定された場合に、前記第一のWAN回線を用いて、前記第二の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継し、前記強制切替モードが設定されている場合、前記通信制御部は、前記第一のLAN回線を用いて前記第二の通信装置と接続した際に、前記通信量判定部における前記第二の通信装置の通信量が閾値を超えているか否かを判定することなく、前記第一のWAN回線を用いて、前記第二の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する、付記12乃至15のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記17)前記モード管理部は、固定モードをさらに管理し、前記固定モードが設定されている場合、前記通信制御部は、前記第一のLAN回線を用いて前記第二の通信装置と接続した際に、前記通信量判定部における前記第二の通信装置の通信量が閾値を超えているか否かを判定することなく、前記第二の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継しない、付記16に記載の通信システム。
(付記18)前記通信制御部は、前記第一の通信事業者ネットワークと、WiMAX通信方式を用いて通信を確立する、付記12乃至17のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記19)第一のWAN回線を用いて第一の通信事業者ネットワークと接続するWAN回線通信部と、LAN回線を用いて他の通信装置と接続するLAN回線通信部と、前記LAN回線を用いて他の通信装置と接続した際に、前記他の通信装置と第二の通信事業者ネットワークとの間の通信量が閾値を超えているか否かを判定する通信量判定部と、前記他の通信装置の通信量が閾値を超えている場合、第二の通信ネットワークと前記他の通信装置との間の接続を切断させ、前記第一のWAN回線を用いて、前記他の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する通信制御部と、を備える通信装置。
(付記20)通信量判定切替モード及び強制切替モードを管理するモード管理部をさらに有し、前記通信量判定切替モードが設定されている場合、前記通信制御部は、前記通信量判定部において前記他の通信装置の通信量が閾値を超えていると判定された場合に、前記第一のWAN回線を用いて、前記他の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継し、前記強制切替モードが設定されている場合、前記通信制御部は、前記第一のLAN回線を用いて前記他の通信装置と接続した際に、前記通信量判定部における前記他の通信装置の通信量が閾値を超えているか否かを判定することなく、前記第一のWAN回線を用いて、前記他の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する、付記19に記載の通信装置。
(付記21)前記モード管理部は、固定モードをさらに管理し、前記固定モードが設定されている場合、前記通信制御部は、前記第一のLAN回線を用いて前記他の通信装置と接続した際に、前記通信量判定部における前記他の通信装置の通信量が閾値を超えているか否かを判定することなく、前記他の通信装置と、前記第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継しない、付記20に記載の通信装置。
(付記22)第一のWAN回線を用いて第一の通信事業者ネットワークと接続する他の通信装置とLAN回線を用いて接続するLAN回線通信部と、第二のWAN回線を用いて第二の通信事業者ネットワークと接続するWAN回線通信部と、前記LAN回線を用いて前記他の通信装置と接続した際に、前記他の通信装置において自装置と前記第二の通信事業者ネットワークとの間の通信量が閾値を超えていると判定され、前記他の通信装置から送信された切替メッセージを受信すると、前記第二の通信事業者ネットワークとの間の接続を切断し、前記他の通信装置を介して前記第一の通信事業者ネットワークと接続する通信制御部と、を有する、通信装置。
(付記23)LAN回線を用いて他の通信装置と接続し、前記LAN回線を用いて他の通信装置と接続した際に、前記他の通信装置と、前記他の通信装置とWAN回線を介して接続している第二の通信事業者ネットワークとの間の通信量が閾値を超えているか否かを判定し、前記他の通信装置の通信量が閾値を超えている場合、第二の通信事業者ネットワークと前記他の通信装置との間の接続を切断させ、前記他の通信装置と、第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する、通信方法。
(付記24)LAN回線を用いて他の通信装置と接続させ、前記LAN回線を用いて他の通信装置と接続した際に、前記他の通信装置と、前記他の通信装置とWAN回線を介して接続している第二の通信ネットワークとの間の通信量が閾値を超えているか否かを判定し、前記他の通信装置の通信量が閾値を超えている場合、第二の通信事業者ネットワークと前記他の通信装置との間の接続を切断させ、前記他の通信装置と、第一の通信事業者ネットワークとの間の通信を中継することをコンピュータに実行させるプログラム。
1 ネットワーク
2 ネットワーク
10 通信装置
11 通信量判定部
12 通信制御部
20 通信装置
30 モバイルルータ
31 通信量判定部
32 通信制御部
33 モード管理部
34 WiMAX通信部
35 NFC通信部
36 無線LAN通信部
37 電源管理部
38 電池
39 パケット上限数格納部
40 通信パケット数カウント部
50 スマートフォン端末
60 WiMAXネットワーク
70 LTEネットワーク
101 通信手段
102 通信手段
103 通信手段
105 制御手段
110 通信装置
111 通信装置
112 通信装置

Claims (10)

  1. 第一の通信装置と通信を行う第一の通信手段と、
    前記第一の通信手段を介して、前記第一の通信装置が第二の通信装置と行う通信の通信状況を取得し、前記通信状況に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の通信経路を変更させる変更指示を出力する制御手段とを有する、通信装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第一の通信装置が有する、前記第一の通信手段に対応する第二の通信手段から、前記通信状況を取得する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記第一の通信装置の有する第二の通信手段とは異なる第三の通信手段による通信状況を取得することを特徴とする、請求項1又は2に記載の、通信装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記通信状況が所定値以上である場合には、前記変更指示に、前記第三の通信手段による通信を制限する制限指示を行う、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記通信状況が所定値以上である場合には、前記第一の通信装置に対し、前記第三の通信手段に替えて、前記第二の通信手段による通信を継続する継続指示を行う、請求項3又は4に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記通信状況を取得した後に行われた前記第一の通信手段による通信において、前記通信状況を取得する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記通信状況を取得するための機能を有し、前記機能を起動した状態において行われた前記第一の通信手段による通信において、前記通信状況を取得する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の、通信装置。
  8. 前記第一の通信手段は、非接触ICタグを利用した通信であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の、通信装置。
  9. 第一の通信手段を有する通信装置と、
    第二の通信手段と、第三の通信手段を有する第一の通信装置と、
    前記第一の通信装置の前記第三の通信手段と通信を行う第二の通信装置とからなり、
    前記通信装置は、
    前記第一の通信手段を介して、前記第一の通信装置の第三の通信手段による通信状況を取得し、前記取得した結果に基づいて、前記第一の通信装置に対して、前記第三の通信手段による通信に替えて、第二の通信手段によって、前記第二の通信装置と通信させることを特徴とする、通信システム。
  10. 第一の通信手段を介して、第一の通信装置が第二の通信装置と行う通信の通信状況を取得し、
    前記通信状況に基づいて、前記第一の通信装置と前記第二の通信装置との間の通信経路を変更させる変更指示を出力する、通信方法。
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