JP2015184753A - 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置に対する効果的な広告情報の表示制御が可能な表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを提供する。
【解決手段】表示制御装置1は、アンケート配信部31と、回答取得部36と、表示制御部35とを備える。アンケート配信部は、広告情報に続いて端末装置に表示される第1のコンテンツ情報の表示終了後に、端末装置に広告情報に関連する質問情報を配信する。回答取得部は、質問情報に対する回答情報を端末装置から取得する。表示制御部は、回答取得部により取得した回答情報に基づいて第1のコンテンツ情報に続く第2のコンテンツ情報の表示を端末装置に実行させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及および配信技術の向上により、インターネットを介して多様なコンテンツの閲覧が可能になっている。それに伴い、インターネットを介した広告配信も盛んに行われるようになってきた。
例えば、動画などのコンテンツ情報に広告情報を含ませて、動画閲覧中のユーザに広告情報を提供することが行われている。動画などのコンテンツ情報を広告媒体とし、かかるコンテンツ情報に広告情報を含ませる技術として、コンテンツ情報内に含ませた広告挿入ポイントと、広告情報に含ませた広告タグとを関連付け、広告挿入ポイントを判定した場合に所定の広告情報を表示可能としたものがある(例えば、特許文献1を参照。)。
特表2012−526321号公報
しかしながら、上述の従来の技術などでは、動画などのコンテンツを閲覧中に広告が表示されるのみであり、かかる広告をより確実にユーザに視聴させようとする技術思想はなかった。そのため、例えば広告主(スポンサ)が期待するほどの広告効果が得られない場合がある。また、広告配信業者や広告媒体を有する媒体社からすれば、広告料の増収を図るためにも、広告情報をユーザにより確実に視聴させることのできる技術の開発が望まれる。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、端末装置に対する効果的な広告情報の表示制御が可能な表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る表示制御装置は、質問配信部と、回答取得部と、表示制御部とを備える。質問配信部は、広告情報に続いて端末装置に表示される第1のコンテンツ情報の表示終了後に、当該端末装置に前記広告情報に関連する質問情報を配信する。回答取得部は、前記質問情報に対する回答情報を前記端末装置から取得する。表示制御部は、前記回答取得部により取得した前記回答情報に基づいて前記第1のコンテンツ情報に続く第2のコンテンツ情報の表示を前記端末装置に実行させる。
実施形態の一態様によれば、端末装置に対する効果的な広告情報の表示制御が可能な表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る表示制御処理の一例を示す概要説明図である。 図2は、実施形態に係る表示制御装置の構成の一例を示す図である。 図3は、配信要求に含まれる情報の一例を示す図である。 図4は、ユーザ情報の一例を示す図である。 図5は、広告情報の一例を示す図である。 図6は、質問情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る表示制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、広告情報の視聴時間とアンケート内容との関係の一例を示す図である。 図9は、表示制御装置による表示制御処理結果の一例を示す概要説明図である。 図10は、他の実施形態に係るシステムに含まれる端末装置の構成の一例を示す図である。 図11は、他の実施形態に係る表示制御装置を含むシステムの一例を示す図である。 図12は、表示制御装置などの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムが限定されるものではない。
[1.表示制御処理の概要]
以下、実施形態に係る表示制御処理の概要について説明する。実施形態に係る表示制御処理は、後述する表示制御装置で実行される。本実施形態における表示制御処理では、視聴者(以下「ユーザ」とする場合がある)が端末装置を利用してコンテンツを無料で視聴できるかわりに、コンテンツ表示前に表示される広告に関連するアンケートをコンテンツの中途でユーザに求めるようにしている。そして、表示制御装置は、ユーザによるアンケートへの回答に基づいて、コンテンツの続きの表示をユーザ端末に実行させる。つまり、ユーザからすれば、アンケートに答えなければ、コンテンツの続きが視聴できないように表示制御される。
実施形態に係る表示制御処理について、より具体的に説明する。図1は、実施形態に係る表示制御処理の一例を示す概要説明図である。
図1に示すように、第1の動画コンテンツ101と第2の動画コンテンツ102とから構成された動画コンテンツ100を、ストリーム配信やダウンロード配信によってパソコンなどのユーザ端末のディスプレイで表示しているとする。動画コンテンツ100が例えば映画であれば、映画の前編が第1の動画コンテンツ101であり、映画の後編が第2の動画コンテンツ102である。なお、図1では、動画コンテンツ100の中で未表示部分を反転表示で示す。
動画コンテンツ100が配信されると、第1の動画コンテンツ101に先立って、先ず広告情報である動画広告110が表示される。ここでは、動画広告110を、例えば、自動車の15秒広告とする。そして、かかる動画広告110が終了してはじめて映画の前編である第1の動画コンテンツ101が表示される。
第1の動画コンテンツ101の表示が終わると、映画の後編となる第2の動画コンテンツ102ではなく、質問情報として所定のアンケート120が画面表示される。アンケート120に含まれるアンケートは、第1の動画コンテンツ101の前に表示された自動車の15秒広告である動画広告110に関連した設問から構成される。
表示されたアンケートに対する回答をユーザが送信すると、映画の後編である第2のコンテンツ102が表示され、ユーザは、映画全編を無料で視聴することができる。このとき、本実施形態における表示制御処理では、アンケート結果(ユーザの回答)によっては、第2の動画コンテンツ102の表示を制限することができる。
すなわち、ユーザからすれば、アンケートに対する自分の回答結果によって視聴制限を受けることになるため、アンケートに対して真摯に答えるようになる。また、アンケートに対して真摯に答えるためには第1の動画コンテンツ101に先立って表示される動画広告110についても真剣に視聴するようになる。したがって、動画広告110を動画コンテンツ100に単に付加する場合に比べて広告効果を向上させることができる。
ここで、表示制限とは、例えば、第2の動画コンテンツ102が全く表示されない状態にする、第2の動画コンテンツ102の冒頭場面の静止画のみの表示とする、表示画面にノイズを加える、音声出力を停止するなど、さまざまな制限が考えられる。
また、例えば、ユーザのアンケート結果として、設問に対する回答率が著しく低い場合は、設問を変えた他のアンケートを配信することもできる。
また、動画広告110は、ユーザ属性に対応付けられたものとすれば、ユーザの興味、関心などに合致した広告となるため、広告効果をさらに高めることができる。ユーザ属性とは、例えば、性別、年齢、職業、趣味などであり、ユーザIDと対応付けられ、ユーザ情報として表示制御装置に備えられる。なお、ユーザ情報は、必ずしも表示制御装置が備えるのではなく、他のサーバなどに備えられていてもよい。
ところで、ここでは、動画広告110やアンケート120は、動画コンテンツ100と同じ表示領域に表示されるものとしているが、動画コンテンツ100とは別枠の表示領域に表示させてもよい。その場合、動画広告110やアンケート120の表示中は、動画コンテンツ100は表示が停止されるように制御されるものとする。また、アンケート120は、必ずしも動画広告110と1対1で対応する必要はない。例えば、アンケート120は、広告情報の属性と対応してテーブル化されており、広告情報の属性に応じてアンケート120が選択されるものであってもよい。また、質問情報をアンケートとして説明したが、例えば、動画広告110に関連するクイズなどであっても構わない。
[2.表示制御装置1]
次に、上述した表示制御処理を行う表示制御装置1について説明する。図2は、実施形態に係る表示制御装置1の構成の一例を示す図、図3は、配信要求に含まれる情報の一例を示す図である。
図2に示すように、実施形態に係る表示制御装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを有する。通信部2は、通信ネットワーク6との間で情報の送受信を行う通信インターフェースである。表示制御装置1は、通信部2および通信ネットワーク6を介して端末装置(以下「ユーザ端末5」とする)との間で各種の情報を送受信することができる。例えば、通信部2は、ユーザ端末5からユーザIDを含んだコンテンツの配信要求を受信し、ユーザの要求に応じたコンテンツ情報をユーザ端末5へ送信する。
ここで、ユーザ端末5は、例えば、ユーザによって利用されるPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォンなどの端末装置であり、ブラウザアプリケーション(以下、ブラウザと記載する)がインストールされている。
記憶部4は、各種情報を記憶するデバイスである。例えば、記憶部4としては、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。記憶部4は、制御部3で実行されるOS(Operating System)や表示制御プログラム41、情報配信プログラム46などの各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部4は、アンケートDB42、ユーザDB43、広告DB44、コンテンツDB45を有する。なお、DBとは「データベース」を指す。
ここで、ユーザDB43、広告DB44、コンテンツDB45、アンケートDB42に格納されたユーザ情報、広告情報、コンテンツ情報、アンケート情報について説明する。図4は、ユーザ情報の一例を示す図、図5は、広告情報の一例を示す図、図6は、アンケート情報の一例を示す図である。
ユーザDB43に記憶されたユーザ情報は、ユーザに関する情報を記憶したテーブルである。図4に示すように、ユーザ情報を示すテーブルには、ユーザIDやユーザ属性などの項目が含まれ、ユーザIDとユーザ属性とが関連付けられている。ユーザ属性の項目には、ユーザの性別、年齢、職業、趣味などが含まれる。
図4に示す例では、ユーザID「00001」は、ユーザ属性として、性別は「女性」であり、年齢は「19才」であり、職業は「学生」であり、趣味は「旅行」であることを示す。また、ユーザID「00002」は、ユーザ属性として、性別は「男性」であり、年齢は「35才」であり、職業は「会社員」であり、趣味は「ドライブ」であることを示す。
広告DB44に記憶される広告情報は、動画広告110(図1参照)などの広告情報を記憶したテーブルである。図5に示すように、広告情報を示すテーブルには、広告項目とこれに対応付けられたユーザ属性の項目が含まれ、広告とユーザ属性とが関連付けられている。ユーザ属性の項目には、ユーザの性別、年齢、趣味などが含まれる。
図5に示す例では、「車」の広告には、ユーザ属性として、性別は「男性」および「女性」の両方が対応付けられ、年齢は「30代」が、趣味は「ドライブ」が対応付けられていることを示す。また、「化粧品」の広告には、ユーザ属性として、性別は「女性」が対応付けられ、年齢は「20代」が対応付けられていることを示す。また、「酒」の広告には、ユーザ属性として、性別は「男性」が対応付けられ、年齢は「40代」が対応付けられていることを示す。
アンケートDB42に記憶されるアンケート情報は質問情報の一例であり、動画広告110(図1参照)に関連する設問が設けられたアンケートである。質問情報としてのアンケートには、図6に示すように、1つの動画広告110に対してQ1〜Q9までの9つの設問が記載される。
ところで、アンケート情報は、動画広告110に関連付けられてアンケートDB2に格納されているものとしたが、広告DB44に記憶されるようにしてもよい。また、アンケート情報は、例えば、広告主が入稿してきてもよいし、例えば、表示制御装置1が所定のフォーマットをもっており、表示制御装置1を運用する広告配信事業者などが自動生成してもよい。
図6に示す例では、例えばQ1では「この商品を知っていましたか?」、例えばQ4では「BGMは、この商品のイメージに合っていましたか?」、例えばQ9では「商品の色は、何色がよいですか?」などの設問が用意されている。設問への解答は、基本的には答えやすいように選択式としているが、記述式の設問があっても構わない。設問内容や設問数は、広告主や広告制作者、広告媒体社などの広告配信側が入手したい広告関連情報が効果的に得られるように、適宜設定される。
図2に戻り、表示制御装置1の説明を続ける。制御部3は、表示制御装置1を制御するデバイスであり、ユーザ端末5へコンテンツや広告の配信、およびユーザ端末5の表示制御処理を行う。制御部3は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
制御部3は、内部のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)によって、表示制御プログラム41、情報配信プログラム46などの各プログラムがRAMを作業領域として実行されることによって、各種の機能部としての役割を果たす。例えば、制御部3は、表示制御プログラム41がRAMを作業領域として実行されることによって、アンケート配信部31、回答取得部36、表示制御部35として機能する。また、制御部3は、情報配信プログラム46がRAMを作業領域として実行されることによって、配信要求受付部33、コンテンツ配信部34、広告配信部32として機能する。なお、アンケート配信部31については、情報配信プログラム46によって機能する構成としてもよい。
配信要求受付部33は、ユーザ端末5からのコンテンツ配信要求や広告配信要求を受け付ける。コンテンツ配信要求を受け付けた場合、配信要求受付部33は、図3に示す情報を取得する。図3に示すように、ユーザ端末5からのコンテンツ配信要求には、コンテンツID、ユーザID、IPアドレスなどが含まれる。そして、配信要求受付部33は、コンテンツ配信要求をコンテンツ配信部34および広告配信部32に送信する。
コンテンツ配信部34は、配信要求受付部33で得られた情報に基づいて、要求されたコンテンツ情報をコンテンツDB45より取得して、配信要求元のユーザ端末5へ配信する。ここで配信されるコンテンツ情報としては、前述したように、映画やドラマなどの動画コンテンツ100である。
広告配信部32は、配信要求受付部33で受付けたユーザ端末5からのコンテンツ配信要求に応じた広告情報を広告DB44から取得して配信する。このとき、広告配信部32は、コンテンツ配信部34から配信される動画コンテンツ100に対して提供される広告情報の中でも、ユーザDB43を参照することにより、ユーザ属性に対応した広告情報を配信することができる。
このように、表示制御装置1は、図1に示す動画コンテンツ100の配信要求を配信要求受付部33が受け付けると、動画コンテンツ100に対応する動画広告110を、動画コンテンツ100に先立って広告情報として配信することができる。すなわち、表示制御装置1は、コンテンツ配信部34および広告配信部32による処理によって、動画広告110、第1の動画コンテンツ101、アンケート120、第2の動画コンテンツ102などを所定のタイミングで配信するストリーム配信ができる。
また、広告配信部32は、ユーザ端末5へ配信した広告情報、もしくは当該広告情報に関する識別情報をアンケート配信部31へ送信する。
アンケート配信部31は、広告配信部32から受信した広告情報もしくは識別情報から、ユーザ端末5へ配信されている動画広告110を識別する。そして、アンケート配信部31は、動画広告110に続いてユーザ端末5に表示される第1の動画コンテンツ101の表示終了後に、当該ユーザ端末5に動画広告110に関連するアンケート情報を配信する。すなわち、コンテンツ配信部34は、図1における第1の動画コンテンツ101の表示が終わると、第2の動画コンテンツ102の配信は停止する。それに代わり、アンケート配信部31がアンケート情報をユーザ端末5に送信する。このときにアンケート配信部31から配信されるアンケートは、図1に示すように、例えば、映画の前編である第1の動画コンテンツ101の表示終了後であれば、自動車の15秒広告に関連するアンケート120である。
回答取得部36は、アンケート120に対する回答をユーザ端末5から取得する。すなわち、ユーザ端末5を利用するユーザが、アンケート120に対する回答を記入し、回答情報としてユーザ端末5を介して送信すると、その回答情報をユーザIDとともに受付ける。そして、回答取得部36は、ユーザ端末5から受け付けた回答情報を、表示制御部35へ送信する。
また、回答取得部36は、ユーザ端末5から取得した回答を集計する機能を有する。回答取得部36は、ユーザ属性毎に回答を集計することで、たとえば、男女別や年代別の回答率を算出することが可能となる。広告主や広告制作者側は、表示制御装置1を有する広告配信側から、かかる集計結果や当該集計結果から導出した広告認知度などのレポートを受けることで、今後の広告戦略などに必要な広告関連情報を効果的に得ることができる。
表示制御部35は、回答取得部36により取得した回答情報に基づいて第1の動画コンテンツ101に続く第2の動画コンテンツ102の表示をユーザ端末5に実行させる。すなわち、ユーザは、アンケートに回答することによって、映画の前編に引き続き、映画の後編の視聴が可能となり、映画全編を無料で視聴することが可能となる。
[3.表示制御の一例]
ここで、実施形態に係る表示制御装置1の表示制御処理の流れについて説明する。図7は、実施形態に係る表示制御装置1の処理の一例を示すフローチャートである。かかる動作は、表示制御装置1の制御部3において繰り返し実行される処理である。
図7に示すように、表示制御装置1の制御部3は、ユーザ端末5からの配信要求を受付けるまで待機しており(ステップS101:No)、配信要求を受け付けると(ステップS101:Yes)、配信要求されたコンテンツ情報に対応する広告情報を、コンテンツ情報に先立ってユーザ端末5に表示されるように配信する(ステップS102)。
続いて、制御部3は、広告情報に続いてユーザ端末5に表示されるように、第1のコンテンツ情報を配信する(ステップS103)。そして、ユーザ端末5に表示された第1のコンテンツ情報の表示終了後に続いてユーザ端末5に表示されるように、広告情報に関連するアンケート情報を配信する(ステップS104)。
次に、制御部3は、ユーザ端末5からアンケートに対する回答情報が取得できたか否かを判定し(ステップS105)、取得したと判定すると(ステップS105:Yes)、制御部3は処理をステップS106に移す。
ステップS106において、制御部3は、取得した回答情報が有効であるか否かを判定する。ここで、有効であると判定する場合としては、アンケートの設問に対し、少なくとも1つの回答が記されていることなどである。
制御部3は、ステップS106において、有効回答であると判定すると(ステップS106:Yes)、第2のコンテンツ情報を配信する(ステップS107)。一方、ステップS106において、有効回答ではないと判定すると(ステップS106:No)、制御部3は、第2コンテンツ情報の表示制限を行う(ステップS108)。
そして、所定時間に達するまで表示制限を継続し(ステップS109:No)、所定時間が経過すると(ステップS109:Yes)、制御部3は、この表示制御処理を終了する。
また、ステップS105において、回答情報を取得していないと判定した場合(ステップS105:No)、制御部3は、処理をステップS110に移し、所定時間経過するまで回答情報の取得処理を行う(ステップS110:No)。そして、回答情報を取得できないまま所定時間が経過すると(ステップS110:Yes)、制御部3は、この表示制御処理を終了する。
上述の処理において、ステップS102で配信される広告情報と、ステップS104で配信されるアンケート情報は、互いに関連して(紐付けられて)いる。したがって、ユーザ端末5からの配信要求を受付けると、互いに関連している広告情報と質問情報とが、第1のコンテンツ情報を挟むように配信される。なお、これら広告情報、第1のコンテンツ情報、質問情報が所望の順序で配信されるのであれば、配信処理については特に限定されるものでもない。
上述してきたように、本実施形態に係る表示制御装置1によれば、動画などのコンテンツ情報を視聴したいユーザの心理を利用して、ユーザが利用するユーザ端末5に対し、より効果的に広告情報を視聴させることのできる表示制御処理を行うことができる。
また、上述してきた実施形態によれば、コンピュータが実行する広告表示方法であって、アンケート配信工程と、回答取得工程と、表示制御工程とを含む表示制御方法が実現される。アンケート配信工程は、動画広告110に続いてユーザ端末5に表示される第1の動画コンテンツ101の表示終了後に、当該ユーザ端末5に動画広告110に関連するアンケート120を配信する。回答取得工程は、アンケート情報に対する回答情報をユーザ端末5から取得する。表示制御工程は、回答取得工程により取得した回答情報に基づいて第1の動画コンテンツ101に続く第2の動画コンテンツ102の表示をユーザ端末5に実行させる。
また、上述してきた実施形態によれば、コンピュータに、アンケート配信手順と、回答取得手順と、表示制御手順とを実行させる表示制御プログラム41を提供することができる。アンケート配信手順は、動画広告110に続いてユーザ端末5に表示される第1の動画コンテンツ101の表示終了後に、当該ユーザ端末5に動画広告110に関連するアンケートを配信する。回答取得手順は、アンケートに対する回答をユーザ端末5から取得する。表示制御手順は、回答取得手順により取得した回答に基づいて第1の動画コンテンツ101に続く第2の動画コンテンツ102の表示をユーザ端末5に実行させる。
[4.その他の実施形態]
ところで、第1のコンテンツ情報の配信に先立って配信され、第1のコンテンツ情報よりも前に表示される広告情報は、ユーザ端末5側の操作により、スキップ可能な動画広告情報とすることもできる。その場合、表示制御装置1の制御部3におけるアンケート配信部31は、スキップされるまでの動画広告情報の内容に関連した設問を含むアンケート情報をユーザ端末5に配信するようにしてもよい。
図8は、広告情報の視聴時間とアンケート内容との関係の一例を示す図である。図示するように、動画広告情報が、前述したような自動車の15秒広告である場合、例えば、動画広告情報を5秒単位で3分割する。
そして、分割された各分割広告情報の内容に関連付けた設問を用意しておくのである。例えば、図8において、表示時間が00:00〜00:05の第1の分割広告情報には、動画広告情報の開始から5秒の間に表示される内容を見ていれば答えられるQ1〜Q3の設問からなる第1のアンケートが配信される。
また、表示時間が00:06〜00:10の第2の分割広告情報には、動画広告情報の開始から10秒の間に表示される内容を見ていれば答えられる設問Q4〜Q6を含むQ1〜Q6の設問からなる第2のアンケートが配信される。
また、表示時間が00:11〜00:15の第3の分割広告情報には、動画広告情報の内容を終わりまで見ていれば答えられる設問Q7〜Q9を含むQ1〜Q9の設問からなる第3のアンケートが配信される。
このように、スキップされるまでの動画広告情報の内容に関連したアンケートをユーザ端末5に配信するようにすれば、広告に対するユーザの感心度合いや、視聴した範囲に限られるものの、広告に対するユーザ評価などを得ることができる。例えば、第1の分割広告情報の表示中にスキップ操作をしたユーザは、この動画広告情報に全く感心がないと判断することができる。他方、スキップ操作することなく最後まで動画広告情報を視聴したユーザは、この動画広告情報に対して少なくとも何らかの感心があると判断することができる。
また、上述してきた実施形態においては、広告配信部32は、第1の動画コンテンツ101に先立つ動画広告110を配信するのみであった。しかし、広告配信部32は、回答取得部36によって取得された回答情報に応じて、動画広告110とは異なる属性の広告情報を、第2の動画コンテンツ102よりも前にユーザ端末5に配信することもできる。
図9は、表示制御装置1による表示制御処理結果の一例を示す概要説明図である。図示するように、アンケート120の後には、第1の動画コンテンツ101の前に表示された動画広告110とは異なる他の動画広告111が表示される。
例えば、ユーザ端末5から送信されてきたアンケート結果が、設問に対する回答率が著しく低いような場合、ユーザは、動画広告110には興味がなかったものと推定される。そのため、表示制御装置1は、アンケート終了後、動画広告110とは異なる属性の動画広告111をユーザ端末5に表示させるのである。
このようにすることで、ユーザが興味を示す広告を提供することができ、ユーザの購買意欲を引き出す可能性が高まる。なお、図9においても、図1同様に、動画コンテンツ100の中で未表示部分は反転表示で示している。
また、ユーザ端末5から送信されてきたアンケート結果が、設問に対する回答率が著しく低いような場合、異なる属性の動画広告111ではなく、第1の動画コンテンツ101に先立って配信した動画広告110を再配信してもよい。
このようにすることで、動画広告110を何気なく見過ごしていたユーザに対し、広告対象である商品を深く理解してもらうことが可能となる。
また、上述してきた例では、表示制御装置1が、コンテンツ配信部34、広告配信部32を備える構成とした。しかし、図10に示すように、コンテンツ配信装置7、広告配信装置8を別途備えるシステムを構築することもできる。図10は、他の実施形態に係る表示制御装置1を含むシステムの一例を示す図である。
すなわち、表示制御装置1は、コンテンツ配信部34、広告配信部32は備えることなく、アンケート配信部31、配信要求受付部33、回答取得部36、表示制御部35を備える構成とするものである。また、コンテンツ配信部34を残した表示制御装置1と、広告配信装置8とを通信ネットワーク6で接続する構成でもよい。あるいは、広告配信部32を残した表示制御装置1とコンテンツ配信装置7とを通信ネットワーク6で接続する構成でもよい。
また、上述してきた例では、表示制御装置1による表示制御として説明したが、ユーザ端末に表示制御をさせることもでる。その場合、表示制御装置1は、動画コンテンツ100の中に、ユーザ端末5に表示制御処理を実行させる所定のプログラムを埋め込んでおけばよい。例えば、ユーザ端末5の制御部が、ダウンロードした動画コンテンツ100を再生するために読み込んだ際に、アンケート120に対する回答を送信する操作を検出しなければ、動画再生を実行しないように設計されたプログラムである。
ここで、かかるプログラムとしては、例えば、回答取得手順と、送信手順と、第2コンテンツ表示手順とをユーザ端末5に実行させる表示制御プログラムが考えられる。回答取得手順では、第1のコンテンツ情報が表示部に表示される前に表示される広告情報に関連し、第1の動画コンテンツの表示終了後に表示される質問情報への回答情報を取得する。また、送信手順では、回答情報または回答情報に応じた情報を含む表示制御要求を、サーバ装置へ送信する。第2コンテンツ表示手順では、表示制御要求に応じてサーバ装置から送信される表示制御情報に基づき、第1のコンテンツ情報に続く第2のコンテンツ情報を表示する。
具体的には、回答取得手順では、第1の動画コンテンツ101が、表示部に表示されるよりも前に表示される動画広告110に関連し、第1の動画コンテンツ101の表示終了後に表示されるアンケート120への回答を取得する。また、送信手順では、回答情報または回答情報に応じた情報を含む表示制御要求を、表示制御装置1などのサーバ装置へ送信する。第2コンテンツ表示手順では、表示制御要求に応じて表示制御装置1から送信される表示制御情報に基づき、第1の動画コンテンツ101に続く第2の動画コンテンツ102を表示する。
あるいは、プログラムとして、第1コンテンツ表示手順と、質問情報表示手順と、回答取得手順と、送信手順と、第2コンテンツ表示手順とをユーザ端末5に実行させる表示制御プログラムでもよい。ここで、第1コンテンツ表示手順では、動画広告110に続いて第1の動画コンテンツ101を表示部に表示する。質問情報表示手順では、第1の動画コンテンツ101の表示終了後に動画広告110に関連するアンケート120を表示部に表示する。回答取得手順では、アンケート120への回答情報を取得する。以下の送信手順、第2コンテンツ表示手順は上述したとおりでよい。
こうして、動画コンテンツ100をダウンロードしたユーザ端末5は、動画コンテンツ100の中に含まれるプログラムを読み込み、動画広告110と、これに関連するアンケート120との配信要求を実行する。これにより、第1の動画コンテンツ101の表示前に動画広告110が表示部に表示され、第1の動画コンテンツ101の終了後にはアンケート120が表示される。そして、回答情報に応じて第2の動画コンテンツ102が表示される。なお、動画広告110やアンケート120は、動画コンテンツ100の中途に埋め込まれたものであってもよい。
上記のプログラムを読み込み、端末側で表示制御を行うユーザ端末500の構成の一例を図10に示す。図10は、他の実施形態に係るシステムに含まれる端末装置の構成の一例を示す図である。
図10に示すように、ユーザ端末500は、通信部52と、表示部50と、入力部51と、記憶部54と、制御部53とを有する。
通信部52は、通信ネットワーク6に接続され、この通信ネットワーク6を介して、表示制御装置1との間で情報の送受信を行う。かかる通信部52は、通信ネットワーク6との接続を有線又は無線で行う。
表示部50は、各種情報を表示するための表示デバイスであり、例えば、液晶ディスプレイ等である。入力部51は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスであり、例えば、キーボードやマウス等である。
記憶部54は、動画コンテンツ100などをはじめとする各種の様々な情報を記憶するデバイスである。記憶部54としては、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が用いられる。記憶部54は、制御部53で実行されるOSや表示制御プログラムなどの各種プログラムも記憶する。
制御部53は、例えば、CPUやMPU等によって、ユーザ端末500内部の記憶装置に記憶されているウェブブラウザ等と呼ばれるアプリケーションプログラム(表示制御プログラムの一例にも相当する)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部53は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
かかる制御部53は、図10に示すように、表示制御部531と、回答取得部532と、リクエスト送信部533とを備える。そして、制御部53は、以下に説明する情報処理の機能や表示制御処理の作用を実現または実行する。なお、制御部53の内部構成は、図10に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部53内部の各処理部の接続関係は、図10に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
リクエスト送信部533は、入力部51を用いたユーザ操作や表示制御プログラムに従って、動画コンテンツ100の取得要求を表示制御装置1に送信する。また、リクエスト送信部533は、動画コンテンツ100に先立って表示する動画広告110の取得要求を表示制御装置1に送信する。また、リクエスト送信部533は、動画コンテンツ100として取得した第1の動画コンテンツ101の表示が終了する前に、アンケート120の取得要求を表示制御装置1に送信する。また、リクエスト送信部533は、回答取得部532で取得した回答情報または当該回答情報に応じた情報を含む表示制御要求を表示制御装置1に送信する。また、リクエスト送信部533は、表示制御要求に応じて表示制御装置1から送信される表示制御情報に基づき、第1の動画コンテンツ101に続く第2の動画コンテンツ102の取得要求を表示制御装置1に送信する。さらに、リクエスト送信部533は、かかる取得要求に応答して表示制御装置1から送信される情報を取得する。
表示制御部531は、リクエスト送信部533によって取得された動画コンテンツ100や動画広告110などを表示部50に表示する。また、表示制御部531は、表示制御プログラムにしたがって、表示中の動画コンテンツ100の表示を制限したり、制限を解除したりする処理などを行う。
回答取得部532は、リクエスト送信部533で取得したアンケート120への回答情報を取得する。また、回答取得部532は、取得した回答情報から、例えば回答数、テキスト回答であれば文字数などからその内容を解析して、ユーザ端末500を利用しているユーザによる動画広告110の理解度や認知度などを判定することができる。
上述してきた例では、動画コンテンツ100はユーザ端末5にストリーム配信されるものとして説明したが、ダウンロード配信であっても構わない。
[5.ハードウェア構成]
なお、実施形態における表示制御装置1は、例えば、図11に示すような構成のコンピュータ90によって実現される。図11は、表示制御装置1の機能を実現するコンピュータ90の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ90は、CPU(Central Processing Unit)91、RAM(Random Access Memory)92、ROM(Read Only Memory)93、HDD(Hard Disk Drive)94、通信インターフェース(I/F)95、入出力インターフェース(I/F)96、およびメディアインターフェース(I/F)97を備える。
CPU91は、ROM93またはHDD94に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM93は、コンピュータ90の起動時にCPU91によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ90のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD94は、CPU91によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェース95は、通信部2に対応し、通信ネットワーク6を介して他の機器からデータを受信してCPU91へ送り、CPU91が生成したデータを、通信ネットワーク6を介して他の機器へ送信する。
CPU91は、入出力インターフェース96を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU91は、入出力インターフェース96を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU91は、生成したデータを、入出力インターフェース96を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェース97は、記録媒体98に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM92を介してCPU91に提供する。CPU91は、当該プログラムを、メディアインターフェース97を介して記録媒体98からRAM92上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体98は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ90が表示制御装置1として機能する場合、コンピュータ90のCPU91は、RAM92上にロードされたプログラムを実行することにより、アンケート配信部31、広告配信部32、配信要求受付部33、コンテンツ配信部34、表示制御部35、回答取得部36の各機能を実現する。また、HDD94は、記憶部4の機能を実現し、アンケートDB42、ユーザDB43、広告DB48およびコンテンツDB45などが格納される。
コンピュータ90のCPU91は、これらのプログラムを、記録媒体98から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信ネットワーク6を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[6.効果]
実施形態に係る表示制御装置1は、アンケート配信部31と、回答取得部36と、表示制御部35とを備える。アンケート配信部31は、広告情報に続いてユーザ端末5に表示される第1のコンテンツ情報の表示終了後に、ユーザ端末5に広告情報に関連するアンケート120を配信する。回答取得部36は、アンケート120に対する回答情報であるアンケート結果をユーザ端末5から取得する。表示制御部35は、回答取得部36により取得した回答情報に基づいて第1の動画コンテンツ101に続く第2の動画コンテンツ102の表示をユーザ端末5に実行させる。
このように、表示制御装置1は、ユーザ端末5を利用してコンテンツを閲覧しようとするユーザに対し、先ず広告を閲覧させた後に第1の動画コンテンツ101を閲覧させ、次いで、アンケート120の入力を求める。そして、表示制御装置1は、ユーザからのアンケート結果に基づいて、第1の動画コンテンツ101に続く第2の動画コンテンツ102の表示をユーザ端末5に実行させるため、第1の動画コンテンツ101に先立ってユーザ端末5に表示される動画広告110を、より確実にユーザに閲覧させることが可能となる。したがって、広告の訴求効果をより高めることができる。
また、表示制御装置1の表示制御部35は、回答取得部36によって取得された回答情報に応じて、ユーザ端末5による第2の動画コンテンツ102の表示を制限する。
したがって、ユーザのアンケート120への真摯な回答が期待でき、例えば広告主は所望する広告関連情報の取得を図ることができる。
また、実施形態に係る表示制御装置1では、広告情報は所定のタイミングでスキップ可能な動画広告110であり、アンケート配信部31は、スキップされるまでの動画広告110の内容に関連した設問を含むアンケート120をユーザ端末5に配信する。
これにより、例えば、広告に対するユーザの感心度合いや、視聴した範囲に限られるものの、広告に対するユーザ評価などを得ることができる。
また、実施形態に係る表示制御装置1は、回答取得部36によって取得された回答情報に応じて、第1の動画コンテンツ101の前に表示された動画広告110とは異なる属性の動画広告を、第2の動画コンテンツ102よりも前にユーザ端末5に配信する広告配信部32を備える。
そのため、例えば、ユーザが当初の動画広告110にさほど興味がないと判断された場合などは、引き続いて異なる属性の動画広告を配信できるため、改めて購買意欲を引き出すことが可能となる。
また、実施形態に係る表示制御装置1は、回答取得部36によって取得された回答情報に応じて、動画広告110を、第2の動画コンテンツ102よりも前に、ユーザ端末5に再配信する広告配信部32を備える。
そのため、動画広告110を何気なく見過ごしていたユーザに対し、広告対象である商品を深く理解してもらうことができる。
また、実施形態に係る表示制御装置1の回答取得部36は、取得した回答情報を集計可能である。
したがって、集計結果や当該集計結果から導出した広告認知度などを知ることで、今後の広告戦略などに必要な広告関連情報を効果的に得ることができる。
また、表示制御装置1の広告配信部32は、第1のコンテンツ情報を表示中のユーザ端末5を利用するユーザの属性に対応付けられた広告情報をユーザ端末5に配信する。
したがって、より訴求効果の高い広告情報を配信することができ、広告効果を高めることができる。
また、実施形態に係る表示制御装置1が表示制御する第2のコンテンツ情報は、第1のコンテンツ情報の続きである。
これにより、コンテンツ情報全編の視聴を願うユーザであれば、第1のコンテンツの前に表示される広告情報を真摯に閲覧する可能性が高くなるため、広告効果を高めることができる。
[7.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
上述した表示制御装置1は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 表示制御装置
5 ユーザ端末(端末装置)
6 通信ネットワーク
31 アンケート配信部
32 広告配信部
34 コンテンツ配信部
35 表示制御部
36 回答取得部

Claims (11)

  1. 広告情報に続いて端末装置に表示される第1のコンテンツ情報の表示終了後に、当該端末装置に前記広告情報に関連する質問情報を配信する配信部と、
    前記質問情報に対する回答情報を前記端末装置から取得する回答取得部と、
    前記回答取得部により取得した前記回答情報に基づいて前記第1のコンテンツ情報に続く第2のコンテンツ情報の表示を前記端末装置に実行させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、
    前記回答取得部によって取得された前記回答情報に応じて、前記端末装置による前記第2のコンテンツ情報の表示を制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記広告情報は所定のタイミングでスキップ可能な動画広告情報であり、
    前記アンケート配信部は、
    スキップされるまでの前記動画広告情報の内容に関連した設問を含む質問情報を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記回答取得部によって取得された前記回答情報に応じて、前記広告情報とは異なる属性の広告情報を、前記第2のコンテンツ情報よりも前に前記端末装置に配信する広告配信部を備える
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の表示制御装置。
  5. 前記回答取得部によって取得された前記回答情報に応じて、前記広告情報を、前記第2のコンテンツ情報よりも前に、前記端末装置に再配信する広告配信部を備える
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の表示制御装置。
  6. 前記回答取得部は、取得した前記回答情報を集計可能である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  7. 前記広告配信部は、
    前記第1のコンテンツ情報を表示中の前記端末装置を利用するユーザの属性に対応付けられた広告情報を前記端末装置に配信する
    ことを特徴とする請求項4、5または6に記載の表示制御装置。
  8. 前記第2のコンテンツ情報は、前記第1のコンテンツ情報の続きである
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  9. コンピュータが実行する表示制御方法であって、
    広告情報に続いて端末装置に表示される第1のコンテンツ情報の表示終了後に、当該端末装置に前記広告情報に関連する質問情報を配信するアンケート配信工程と、
    前記質問情報に対する回答情報を前記端末装置から取得する回答取得工程と、
    前記回答取得工程により取得した前記回答情報に基づいて前記第1のコンテンツ情報に続く第2のコンテンツ情報の表示を前記端末装置に実行させる表示制御工程と
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  10. コンピュータに、
    広告情報に続いて端末装置に表示される第1のコンテンツ情報の表示終了後に、当該端末装置に前記広告情報に関連する質問情報を配信するアンケート配信手順と、
    前記質問情報に対する回答情報を前記端末装置から取得する回答取得手順と、
    前記回答取得手順により取得した前記回答情報に基づいて前記第1のコンテンツ情報に続く第2のコンテンツ情報の表示を前記端末装置に実行させる表示制御手順と
    を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  11. 広告情報に続いて第1のコンテンツ情報を表示部に表示する第1コンテンツ表示手順と、
    前記第1のコンテンツ情報の表示終了後に前記広告情報に関連する質問情報を前記表示部に表示する質問情報表示手順と、
    前記質問情報への回答情報を取得する回答取得手順と、
    前記回答情報または前記回答情報に応じた情報を含む表示制御要求をサーバ装置へ送信する送信手順と、
    前記表示制御要求に応じて前記サーバ装置から送信される表示制御情報に基づき、前記第1のコンテンツ情報に続く第2のコンテンツ情報を表示する第2コンテンツ表示手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム
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