JP2015184305A - 投写型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型の投写型表示装置とする。
【解決手段】光源部101と、光源部101からの光束が入射する第1光学系103と、第1光学系103からの光束が入射する第2光学系104と、第2光学系104からの光束が入射する画像表示素子106と、画像表示素子106により光変調された光束による光学像をスクリーン108上に拡大投写する投写レンズ107とを有し、第2光学系104が、画像表示素子106から出射した光束を再び透過させ、投写レンズ107に入射させる構成となっている投写型表示装置100であって、第1光学系103のパワーを有する光学素子は、光源部101側から順に、負レンズL11、正レンズL12、正レンズL13からなるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、反射型ライトバルブ、特に微小ミラーが配列されその微小ミラーを偏向させることで変調するDMDを用いた投射型表示装置に関するものである。
近年、プロジェクタ市場はパソコンの普及とともに大きく伸びてきている。このプロジェクタに用いられるライトバルブ(画像表示素子)としては、透過型や反射型の液晶表示素子や微小ミラーが規則的に配列されたDMD(Digital Micromirror Device)素子等が知られているが、特に微少ミラーを用いたDMD素子は応答速度が高く、RGBそれぞれの照明光を時分割で順次単板のライトバルブに照射する構成が可能なため、小型化に向いている。
プロジェクタにおいて、DMD素子をライトバルブとして用いた光学系では、大きく3つのタイプが知られている。1つ目は、全反射プリズムを用いて照明光束と投写光束とを分離するタイプであるが、全反射プリズムを用いるため、装置の大型化やコストアップにつながるという問題がある。2つ目は、投写レンズ縮小側を入射瞳位置とし、投写レンズをライトバルブに対し大きくシフトさせることにより照明光束と投写光束とを分離するタイプであるが、照明光束と投写光束とを完全に分離できないため、照度ムラが起こり、さらに拡大側への瞳位置が投写画像の中心に対し対称にならないという問題がある。
従って、プロジェクタの小型化を図る場合には、3つ目の、ライトバルブ近傍にフィールドレンズを配置して照明光と投写光とを分離するタイプが好ましい。このような構成を持つ投射型表示装置としては、特許文献1〜3に記載のものが知られている。
特許第4159840号明細書 特許第4599391号明細書 米国特許第7204613号明細書
しかしながら、特許文献1〜3に記載されている投射型表示装置では、いずれも装置全体の小型化についての方策が提案されていない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、小型の投写型表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明の投写型表示装置は、光源部と、光源部からの光束が入射する第1光学系と、第1光学系からの光束が入射する第2光学系と、第2光学系からの光束が入射する画像表示素子と、画像表示素子により光変調された光束による光学像をスクリーン上に拡大投写する投写レンズとを有し、第2光学系が、画像表示素子から出射した光束を再び透過させ、投写レンズに入射させる構成となっている投写型表示装置であって、第1光学系のパワーを有する光学素子は、光源部側から順に、負レンズ、正レンズ、正レンズから実質的になることを特徴とする。
本発明の投写型表示装置において、第1光学系は、少なくとも1つの反射光学素子を含むことが好ましい。
また、第2光学系は、2枚の正レンズから実質的になることが好ましい。
また、第2光学系の最も投写レンズ側の面が凹形状であることが好ましい。
また、光源部と第1光学系との間に、光源部からの光束の光軸と垂直な断面における光量分布の均一化を図るインテグレータ部を有することが好ましい。
なお、上記「〜から実質的になる」とは、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやマスクやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
また、上記のレンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれている場合は近軸領域で考えるものとする。
本発明の投写型表示装置は、光源部と、光源部からの光束が入射する第1光学系と、第1光学系からの光束が入射する第2光学系と、第2光学系からの光束が入射する画像表示素子と、画像表示素子により光変調された光束による光学像をスクリーン上に拡大投写する投写レンズとを有し、第2光学系が、画像表示素子から出射した光束を再び透過させ、投写レンズに入射させる構成となっている投写型表示装置であって、第1光学系のパワーを有する光学素子は、光源部側から順に、負レンズ、正レンズ、正レンズから実質的になるものとしたので、小型の投写型表示装置とすることが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる投写型表示装置(実施例1と共通)の構成図 本発明の実施例2の投写型表示装置の構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる投写型表示装置の構成図である。図1に示す構成例は、後述の実施例1の投写型表示装置の構成と共通である。
この投写型表示装置100は、光源部101と、光源部101からの光束の光軸と垂直な断面における光量分布の均一化を図るインテグレータ部102と、インテグレータ部102からの光束が入射する第1光学系103と、第1光学系103からの光束が入射する第2光学系104と、第2光学系104からの光束が入射する画像表示素子としてのDMD106と、DMD106の前方に配置される各種フィルタやカバーガラス等を想定した平行平面板状の光学部材105と、DMD106により光変調された光束による光学像をスクリーン108上に拡大投写する投写レンズ107とを有し、第2光学系104が、DMD106から出射した光束を再び透過させ、投写レンズ107に入射させる構成となっている。
第1光学系103のパワーを有する光学素子は、光源部101側から順に、負レンズL11、正レンズL12、正レンズL13からなる。インテグレータ部102と第1光学系103との間隔を狭くした場合でも、第1光学系103の最も光源部101側のレンズL11を負レンズとすることでインテグレータ部102からの光束をまず拡散した後、正レンズL12および正レンズL13で収束させることで照明光束(DMD106への入射光束)を良好な状態とすることができる。従って、第1光学系103のレンズ配置を上記のような態様とすることで、光源部101から第1光学系103までの距離を短くすることが可能となるため、光学系全体を小型化することができる。
また、像面湾曲抑制のためにフィールドレンズの焦点距離を長くすると、第1光学系103から第2光学系104までの距離が長くなるが、第1光学系103のレンズ構成を上記のように光源部101側から順に負・正・正とすることで、第1光学系103から第2光学系104までの距離が長くなっても、光源部101から第1光学系103までの距離は短く保つことができるため、光学系全体が大型化するのを抑制することができる。
また、第1光学系103の最も第2光学系104側には、反射光学素子としてのミラー103Mが配されている。このように、ミラー103Mを用いて光源部101からの光束を曲げることにより、照明光束(DMD106への入射光束)と投写光束(DMD106からの出射光束)との角度を小さくした状態で、第1光学系103と投写レンズ107とを物理的に干渉させることなく配置することができるので、光学系全体を小型化することができる。
本実施形態の投写型表示装置100において、フィールドレンズとして機能する第2光学系104は、2枚の正レンズL21,L22からなることが好ましい。このように2枚の正レンズから構成することによって、正レンズ1枚のみで構成した場合に比べて正のパワーを分散することができるため、像面湾曲を小さくすることができる。
なお、フィールドレンズにおいて特に投写レンズ107と対向する面に強いパワーの凸面があると、第1光学系103からの光束がこの凸面で反射して投写レンズ107へ入射し迷光となってしまうおそれがある。従って、これらのレンズL21,L22を縮小側(DMD106側)に曲率半径の絶対値が小さい面を向けた正の屈折力を有するレンズとし、各レンズの投写レンズ107側面の凸のパワーを小さくすることで、迷光を少なくすることができる。
また、第2光学系104の最も投写レンズ107側の面が凹形状であることが好ましい。このような構成とすることで迷光をさらに少なくすることができる。
この投写型表示装置100においては、光源101R,101G,101Bから各々出射された3原色光(R、G、B)が光源部101より時分割で順次出射され、光源部101より出射された光束はインテグレータ部102によって光束の光軸と垂直な断面における光量分布の均一化が図られ、第1光学系103内のミラー103Mで反射されDMD106に照射される。このとき、第1光学系103から出射した光は、投写レンズ107のフィールドレンズとして機能する第2光学系104を透過してDMD106に入射する。DMD106においては、入射光の色の切り替わりに応じて、その色光用への変調切替が行われる。DMD106により光変調された光は、第2光学系104を透過して投写レンズ107に入射する。投写レンズ107はDMD106により光変調された光による光学像をスクリーン108上に投写する。
なお、DMD106に代えて他のライトバルブを用いることも可能であり、例えば、ライトバルブとして透過型液晶表示素子や反射型液晶表示素子を用いることも可能である。
次に、本発明の投写型表示装置の実施例について説明する。まず、実施例1の投写型表示装置について説明する。実施例1の投写型表示装置の構成図を図1に示す。また、実施例1の投写型表示装置における第1光学系のレンズデータを表1に示す。なお、表1に示す数値は、第1光学系のみの焦点距離が1.0となるように規格化されたものである。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2についても同様である。
表1のレンズデータにおいて、面番号の欄には最も光源部側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加する面番号を示し、曲率半径の欄には各面の曲率半径を示し、面間隔の欄には各面とその次の面との光軸Z上の間隔を示す。また、ndの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。ここで、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。
次に、実施例2の投写型表示装置について説明する。実施例2の投写型表示装置の構成図を図2に示す。また、実施例2の投写型表示装置における第1光学系のレンズデータを表2に、非球面係数に関するデータを表3に示す。なお、表2,3に示す数値は、第1光学系のみの焦点距離が1.0となるように規格化されたものである。
表2のレンズデータでは、非球面の面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表3の非球面係数に関するデータには、非球面の面番号と、これら非球面に関する非球面係数を示す。非球面係数は、下記式で表される非球面式における各係数KA、Am(m=4,6…12)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−KA・C・h1/2}+ΣAm・h
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、Am:非球面係数(m=4,6…12)
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、本発明の投写型表示装置としても、上記構成のものに限られるものではなく、例えば、用いられるライトバルブや、光束分離または光束合成に用いられる光学部材は、上記構成に限定されず、種々の態様の変更が可能である。
100 投写型表示装置
101 光源部
102 インテグレータ部
103 第1光学系
104 第2光学系
105 光学部材
106 DMD
107 投写レンズ
108 スクリーン
L11〜L22 レンズ

Claims (5)

  1. 光源部と、
    該光源部からの光束が入射する第1光学系と、
    該第1光学系からの光束が入射する第2光学系と、
    該第2光学系からの光束が入射する画像表示素子と、
    該画像表示素子により光変調された光束による光学像をスクリーン上に拡大投写する投写レンズとを有し、
    前記第2光学系が、前記画像表示素子から出射した光束を再び透過させ、前記投写レンズに入射させる構成となっている投写型表示装置であって、
    前記第1光学系のパワーを有する光学素子は、前記光源部側から順に、負レンズ、正レンズ、正レンズから実質的になる
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 前記第1光学系は、少なくとも1つの反射光学素子を含む
    請求項1記載の投写型表示装置。
  3. 前記第2光学系は、2枚の正レンズから実質的になる
    請求項1または2記載の投写型表示装置。
  4. 前記第2光学系の最も投写レンズ側の面が凹形状である
    請求項1から3のいずれか1項記載の投写型表示装置。
  5. 前記光源部と前記第1光学系との間に、前記光源部からの光束の光軸と垂直な断面における光量分布の均一化を図るインテグレータ部を有する
    請求項1から4のいずれか1項記載の投写型表示装置。
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